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【ずぶ濡れのOM-1 MarkIIでイルカ撮影!?】カメラ専門店スタッフが高速連写で最高の瞬間を捉える!inアドベンチャーワールド

【ずぶ濡れのOM-1 MarkIIでイルカ撮影!?】カメラ専門店スタッフが高速連写で最高の瞬間を捉える!inアドベンチャーワールド

マップカメラ×アドベンチャーワールド スペシャルコラボレーション企画 第2弾!
今回はビックオーシャンを舞台に繰り広げられるイルカ達のマリンライブ「Smiles」を高速連写で激写します。どんなカメラで撮影に挑むのか、イルカの素早い動きをスタッフ達は捉えることができるのか!?動画本編の感動のラストまでお見逃しなく!!!
本ブログでは、実際に激写したイルカ達や躍動感溢れる水しぶきを捉えた写真をご紹介します。こちらも是非お楽しみください。

 本編動画

 動画チャプター

0:00 オープニング
1:50 使用機材・意気込み
3:01 マナーについて
4:46 おすすめの撮影設定・撮影のコツについて
6:22 いよいよ撮影開始
10:41 撮影を振り返って
12:08 エンディング

 動画概要

 

イルカをばっちりと写真におさめるべく4人のスタッフがそれぞれチョイスした機材は、以下ご覧の通りになります。

1人目:Nikon Z9 + NIKKOR Z135mm F1.8 S Plena
2人目:OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
3人目:Nikon Z6Ⅲ + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S(1台目)、SONY α9Ⅲ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(2台目)
4人目:Canon EOS R3 + RF70-200mm F2.8L IS USM

各々の狙いと意気込み、マリンライブを楽しむためのマナーや撮影のコツなどをチェックして、撮影に臨みます。
それでは、実際に撮影した写真をご覧ください。

Nikon Z9 + NIKKOR Z135mm F1.8 S Plena

開放F値1.8でばっちりと捉えられた宙を舞うイルカは、艶やかな質感と尾ひれや顔立ちのシャープさが両立されて映し出されています。
観客席の滑らかなボケ感も主役を引き立たせる重要な役割を担っています。

OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

「OM SYSTEM」だからこそ撮れる瞬間の1枚です。ホースの噴水もイルカの叩く水しぶきも全く恐れることはありません。
他のカメラでは撮影できない躍動感に満ちた世界を撮影することができました。

SONY α9Ⅲ + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

「G Master」の素晴らしい光学設計は、望遠レンズで発生しがちな軸上色収差を抑えます。
優秀なAF駆動は、ピントを合わせ続ける高精度な追従性を備えており、この日の撮影の最適解だったのではないでしょうか。

Nikon Z6Ⅲ + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S

焦点距離を1.4倍に拡大するテレコンバーターを内蔵した「NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S」。
持ち運びを考慮したサイズ感とウエイトは高い機動力を発揮し、被写体に近づけないシーンでもより一歩ダイナミックな画作りが楽しめます。
上記写真でも、テレコンバーターを使用して換算560mmで撮影しています。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F2.8L IS USM

視線入力AFが採用されている「Canon EOS R3」。あらかじめ撮影者の瞳の動きをキャリブレーションさせることによって、撮影時は撮りたいものに視線を送るだけ。より直感的に動体撮影を楽しむことができます。

同じ会場でこれだけ多くのカメラとレンズが一堂に会する機会は、貴重だったのではないでしょうか。笑顔溢れる素晴らしいライブパフォーマンスを体験させていただきました。
今回ご紹介したカメラとレンズは、すべてマップカメラでご覧いただけます。新品対象商品ではネット限定2年保証、落下や水濡れなどの事故にも対応したオプション「安心サービス」などもございます。動画と合わせてチェックしてみてください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価お待ちしております!

[ Category:Canon etc. Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM SONY YouTube | 掲載日時:24年08月10日 16時05分 ]

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2024年7月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2024年7月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ7月ランキング
1位 Nikon Z6III ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X-T50 ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
5位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
9位 Panasonic LUMIX S9 ミラーレス一眼カメラ
10位 Panasonic LUMIX GH7 ミラーレス一眼カメラ


Nikon Z6III
異常ともいえる猛暑が続く今年の夏、新製品が続々と登場している新品ランキングでも熱い戦いが繰り広げられています。

7月12日発売の注目モデル、『Nikon Z6III』が初登場1位を獲得。2位以下に圧倒的大差をつけてのデビューとなりました。
6月17日夜メーカーからの正式な発表があり19日予約開始という慌ただしいスケジュールにもかかわらず、予約を開始するや大変な数の注文が入りました。
一時供給不足が懸念されることもありましたが、メーカーの頑張りにより潤沢に入荷があり販売数を伸ばすことが出来ました。

イメージセンサーの上下の積層部に高速処理回路を多数配置した、世界初の部分積層型CMOSセンサー(有効画素数2450万画素)を搭載。
上位機Z9やZ8と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用することにより、動く被写体の捕捉性能を大幅に向上させました。
また、様々な映像制作のニーズに応えられる多彩な動画撮影機能も搭載し、さらには上位機を上回る明るさ・解像度・広色域を実現した電子ビューファインダーを採用するなど、最新の機能・性能を惜しみなく詰め込み、上位機をも凌駕するような超高性能機に仕上がっています。

Z8やZ fも相変わらず高い人気を誇っているNikon。新型機の登場でますます活気づいてきました。
このままZ6IIIの供給が安定していれば上位安泰は間違いないところでしょうが、そうなるとこの3機種が今後どのような住み分けがされていくのか気になるところです。
どれも負けず劣らずの高性能を有するがゆえに、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も出てくるのでは。同胞同士でつぶし合いなんてことが起こらなければよいのですが。

2位には、前回初登場1位を飾った『FUJIFILM X-T50』。
一時供給が滞ることもありましたが、すぐに回復。新発売のZ6IIIには差をつけられましたが、3位以下を引き離ししっかり2位の位置につけました。
このまま安定した供給を維持し、次に控えたCanonの新型機を迎え撃つ態勢を整えたいところです。

同じくFUJIFILM、上位機のX-T5は… 今回、同数12位に。
7月末にXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRとのレンズキットがラインナップに加わり、それに合わせるように供給不足も解消されるようになりました。
しかしそれまでの長い品薄状態が影響し、今回はランク内への復活はならず。
供給不足に苦しんでいる間に新製品が続々と登場しました。はたして次回以降ランキングに再び名前を連ねることが出来るか、注目です。

3位には、今回も高い人気を保持した『SONY α7C II』が入りました。
SONYお得意のキャッシュバックキャンペーンが7月22日まで行われていましたが、今回はこのα7C IIもキャンペーンの対象に加わっていました。そのことも大きく影響したと思われます。
となると、キャンペーンの終了してしまった8月、このまま上位をキープ出来るか、それとも他メーカーの攻勢に飲み込まれてしまうのか、これまた目の離せないところです。

4位『Z f』、5位に『Z8』とNikon勢が並びました。
Z6IIIが爆発的な売り上げを記録するなか、こちらも高い人気を維持。完全復活したNikonの勢いが強く感じられる結果となりました。
先にも述べましたが、今後Z6IIIを含めた3機種がランキング内でどのような並びになるのか、他メーカーを引き離しNikonの牙城を築くのか楽しみです。

続く6位に入ったのは、『Canon EOS R6 Mark II』。
上昇気流に乗ったNikonとは対照的とも言える苦しい状況がひたすら続いていたCanon。
そのなかでEOS R6 Mark IIが孤軍奮闘の頑張りを続けていたことは、このランキングの読者の方ならよくご存じのはず。
新型機の噂は早くからありながら、一向にメーカーからの発表はなし。選択肢はこのEOS R6 Mark IIのみでした。
優れた性能を持つ機体だけに高い支持を受けCanonを支え続けてきましたが、続々と登場する他メーカーの新型機に目移りし乗り換えてしまうユーザーも。
その長くつらい戦いもついに終わる時が来るか、次回待望の新型機がいよいよ登場。Canonの巻き返しに期待しましょう。

7位に『α7RV』、8位には『α7IV』とSONY勢が並びました。Nikonと同じく3機種のランクイン、並び方も似かよっていますが、それだけに今回Nikonに上をいかれた印象が強く出る結果となりました。
前回もお話ししましたが、α7IVの新品販売数はキャッシュバックキャンペーンの有無に大いに左右される状況。
キャンペーンが終了してしまっている次回8月は中古購入に流れることが予想されます。

9位10位には、Panasonicの2機が並びました。
Panasonicの機体が2機同時にランクインというのも、最近ではかなり珍しい現象かと。

まず9位に、前回初登場2位を記録した『LUMIX S9』が。ランキング的には2ヶ月目にして大きくダウンした形となりました。
フルサイズセンサー搭載機にして約486gと、同じく小型軽量で知られるSONY α7C IIよりさらに軽いボディを実現。その中にLUMIX S5IIに匹敵するスペックを詰め込んだ機体は、Panasonic以外のL-Mountカメラユーザーからも注目を受けました。
様々なコンテンツでも、その小型軽量ぶりを中心に話題に上がっていました。
しかしサブ機としての購入も含め、ブームは2ヶ月目にして早くも落ち着いてしまった感があります。次回以降もランキングに留まれるか、気になるところです。

最後10位に滑り込んだのは、7月26日発売の『Panasonic LUMIX GH7』。GHシリーズとしては2年4ヶ月ぶりの新型機登場です。

Panasonic GHシリーズと言えば、今でこそ当たり前になっている一眼カメラでの動画撮影を、プロのみならず一般カメラマンの間にまで普及させることに貢献した、カメラ史において重要な意味を持つ系譜。
Panasonicは、大きなセンサーサイズのカメラより動画撮影時に熱を持ちにくく、より長時間の撮影が可能だというマイクロフォーサーズセンサーの利点を最大限に活かし、動画撮影に特化した機能を併せ持つカメラを次々と輩出しました。それまで動画撮影にはビデオカメラを用いていたファミリー層にまで一眼カメラでの撮影を浸透させることに。

その中でもGHシリーズは高機能・高性能を誇り、より高度な動画撮影を望むカメラマンから厚い支持を受けています。
今回のLUMIX GH7も最新の撮影・編集技術に対応し、作業の効率化まで図れるよう機能が詰め込まれています。
Cinema4K60p以下なら動画記録時間は無制限。フルサイズセンサー搭載機とは比べ物にならないくらい小型軽量にシステムを組めるのもマイクロフォーサーズ機ならではです。重い機材の扱いに辟易していた方にも検討の余地ある1台となり得るか。
次回LUMIX S9ともどもPanasonic機の順位も注目していきましょう。

新型機が次々と登場し、俄然盛り上がりを増してきた新品ランキング。次回も注目機のデビューが控えています。
上位が新型機で占められてしまうのか、既存の人気機種が割って入るか、今後のランキングの動向が今から楽しみです。

 
 

中古デジカメ7月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
5位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ
8位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-E4 ミラーレス一眼カメラ
10位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III
中古ランキング1位は、相変わらずの強さを見せた『SONY α7III』、これで6ヶ月連続です。
2024年に入って1月こそRICOH GR IIIにトップを譲りましたが、それ以降は首位を守り続けています。
今回も2位以下に少し差をつけての1位。今後、α7IIIに代わる機体が何になるのか、全く予測がつきません。

2位は『Nikon Z fc』。4ヶ月連続2位と、α7IIIの後塵を拝し続けています。
前回も述べましたが、中古商品の在庫数がα7IIIほど潤沢ではありません。また、新品との価格差がそれほど開いてはいないことも影響しているようです。
ただ現在、人気のブラックモデルの新品在庫がボディ単体・レンズキットとも品薄状態となっているので、中古在庫数が増えれば販売数も伸びていく可能性があります。

2位に僅差の3位となったのは、『SONY α7C II』と『RICOH GR III』の2機。

α7Cではありません。なんと、α7C IIが突然3位に躍り出てきました。新品・中古ともに3位ということに。
いやぁ、驚きました。ちなみに、いつもランキング上位に位置するα7Cは今回ランク外に沈んでしまいました。
そのα7C II、新品はキャッシュバックキャンペーンの対象だったのですが、ブラックボディが在庫薄に。代わりに中古をご購入された方が多かったようです。
ブラックのボディ単体が、レンズキットやシルバーモデルをはるかに上回る販売数をあげました。

同数3位のRICOH GR III、ご存知のように新品が受注受付停止となっていました。
中古も商品として出ればすぐに売れてしまうという状況が続いていますが、買取強化のおかげもあり前回以上に商品数を増やすことが出来ました。

前回同様5位に入ったのは『Nikon Z f』。
まだ新品との価格差は小さいですが、ネット購入でのポイントアップなどもあり好調です。
新型機Z6IIIの登場で中古商品数や価格がどのように変動するか、それによっては上位進出も十分に期待できるところです。

6位には『SONY α7IV』。α7IIIとの代替わりはまだまだ先か。
キャッシュバックキャンペーンが終わり、次回は中古購入に流れるでしょうから順位が上がることも予想できますが、どうなるでしょうか。

そしてそして、7位『Z6II』、8位『Z6』とNikonの2機種が。これは勿論Z6IIIの登場によるものと考えてよいでしょう。
結果として今回、Nikonは中古ランキングに4機種を入れてきました。新品ランキングともども好調です。
Z6・Z6IIとも発売当時大変な話題になり、新品ランキングを大いに賑わせた機体。その高性能機が、新型機の登場により再び注目を集めることに。
Z6が美品で14万円前後、Z6IIが20万円弱といった価格帯。今後またランキングに定着することとなるのか、楽しみです。

9位『X-E4』、10位に『X-T5』とFUJIFILM勢が並びました。

X-E4は小型軽量の高性能機として、生産完了後も大変人気の高い機体。
中古も常に品薄状態が続いていましたが、X-T50の登場や買取強化もあって在庫が増えてきました。
X-Eシリーズの後継機は全くの未定となっていますから、今後販売数を伸ばす可能性もあります。

長く新品の供給不安定が続いていたX-T5、欲しい方は中古の購入を余儀なくされていました。
先に述べたように、ここに来て新品の供給もようやく増えてきました。
これからは新品・中古どちらに購入が流れるか、次回のランキングでそのあたりが見えてきそうです。

新型機の登場で、新品・中古ともに俄然勢いの出てきたNikonですが、次回はいよいよCanonからもニューモデルが。
これまで長く低迷の続いていたCanon。Nikon同様、新品・中古での巻き返しを期待したいところです。
次回のランキングも猛暑以上の熱さが期待できそうです。
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年08月10日 13時57分 ]

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【SIGMA】単焦点ズームレンズ!SIGMAは我々に本気を見せた。Art 28-45mm F1.8 DG DN

【SIGMA】単焦点ズームレンズ!SIGMAは我々に本気を見せた。Art 28-45mm F1.8 DG DN

単焦点レンズは楽しい。
なぜなら良くボケるから。
そしてなにより画質が綺麗だから。

そんな理由から本数が増えるのは仕方ないと自分に言い聞かせながら様々な画角の単焦点レンズを集めていませんか?
かくいう筆者も28mm、40mm、50mmの単焦点レンズを所有しており、その日の気分や用途に合わせて持ち出したり、時には全部持ち出してカメラバッグに詰めてみたり…

そんな単焦点に魅せられた我々にSIGMAは圧倒的なワクワクを与えるズームレンズを提供してくれました。

それがこちら…

ー SIGMA ART 28-45mm F1.8 DG DN ー

驚愕のF1.8通しのフルサイズ用ズームレンズを満を持して発売したSIGMA。

結論から申し上げるとまったくもって妥協はなく『単焦点ズームレンズ』と呼びたいほどのクオリティでした。
これから作例とともに素晴らしいレンズ性能について深掘りしていきたいと思いますので是非最後までお付き合いください。

そして、今回の記事とは別に動画撮影で利用した際の記事も掲載しておりますので、気になる方はこちらもご確認頂ければと思います。

【SIGMA】Art 28-45mm F1.8 DG DNは動画のためのレンズかもしれない


まず今回は約6100万画素のフルサイズセンサーを持つSONY屈指の高画素機であるα7RⅤと組み合わせて撮影をしてきました。

レンズの解像性能を引き出すには高画素機は最適なペアかと思います。
更にα7RⅤにはAF性能を飛躍的にさせたAIプロセッシングユニットか搭載されておりますのでそちらの実力も併せて確認していきましょう。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:160 / 焦点距離:28mm

まずは描写についてですが絞り開放からシャープネスが非常に高く素晴らしい立体感を見せてくれます。
標準的な焦点距離である45mmで主題の外灯をうまく切り取り、尚且つF1.8のボケ感で主題を更に際立たせることができました。
どうしてもパンフォーカスになりそうな場面でもこのような表現ができるのは驚異のF1.8の開放絞りのおかげです。

28mmも絞り開放で描写は抜群なのですが、ここはF8まで絞り逆にパンフォーカスにし、中央に収束していくパースペクティブ効果を活かしてショッピングモールの立体駐車場の隙間を撮影しました。
もともと歪みも少ない画角なので広角レンズとして使いやすい焦点距離となっております。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:28mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm

当レンズで気になる事と言えばやはり約15cmの大きさ、そして950gという重さになるかと思います。
大口径ズームレンズというスペックを実現するためにトレードオフとなっている部分ですが、それを解消してくれているのがα7RⅤのグリップの良さになります。

α7Ⅳ以降からグリップが大きく深くなったことにより大型のレンズを利用した際にも安定して撮影できるようになりました。
実際私も今回2日間ガッツリ持ち歩いて撮影をしてみたのですが、カバンのスペースは取るもののレンズ自体が気持ちマウント側に重心がくるような設計となっているためフロントヘビー感は軽減されています。

そして最短撮影距離はズーム全域で30cmと高い近接撮影能力を持っておりますのでテーブルの肉うどんを撮影するのも楽勝でした。
例えばSONYのGMレンズでもFE 50mm F1.4 GMで41cm(AF時)、FE 35mm F1.4 GMで27cm(AF時)となっており、安定して寄れるレンズとして作られていることがよく分かるかと思います。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:28mm

今回上手く晴れた日に撮影ができたため青空を頻繁に含めていたのですが、F1.8の絞り開放で利用しているとさすがに露出がギリギリになる場面が多くありました。

これは大口径レンズの素晴らしい恩恵なので露出オーバーの場合は絞れば問題ないのですが、ここで有難いと感じたのは絞りリングが搭載されているというところでした。
ズームリングで画角を整えたそのままの手で絞りリングを回し露出や被写界深度の調整もできるのでAモード(絞り優先モード)で撮影している際には特に管理がしやすくなります。
そして電源オフの状態でも現在の絞り設定がどうなっているか確認できるのでそういった面でも利便性の高さを感じます。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:4000 / 焦点距離:45mm

次に逆光耐性についてですがゴーストは発生するもののフレアはかなり抑制されており、コントラストの高い描写をしてくれます。
これも極限までフレア、ゴーストを抑制するために採用したスーパーマルチレイヤーコートやナノポーラスコーティングのおかげでしょう。

それ以外にもSLDガラス5枚、非球面レンズ3枚を含む事で諸収差が補正されておりクリアな描写を実現しています。
二枚目のネコジャラシ(エノコログサ)のピント面のシャープネス感でも感じていただけるかと思います。

そしてα7RⅤの高感度耐性の強さも感じる一枚となりました。
有効約6100万画素の高画素機であるが故に高感度ノイズが出やすい仕組みとなっているのですがISO4000でありながらノイズ感も少なくディテールもしっかり残しているのが分かります。

とは言うもののISOが低いことに越したことはないのでボディ内手ブレ補正も活用してシャッタースピードを遅くするのも一つの方法でしょう。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm

当レンズはインナーズーム設計で鏡筒の長さが変わらないため撮影時の重量バランスも変化せず、レンズが大きいのは間違いないですが取り回しがよかった印象を受けております。
どの焦点距離でも鏡筒が伸び縮みしないので撮影時に広角端に戻してバッグに片づける必要もないのでワンステップ省略できるのも好印象です。

そしてなんといってもジンバルでの動画撮影時も焦点距離の変更でバランスが崩れることもないので安定して利用できるのはとてもありがたいこと。
写真も動画もしっかりこなせる隙の無さ、流石です。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:28mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm(APS-Cクロップ:約67.5mm)

ここで画角チェックを行いたいと思います。

最短撮影距離である30cmから焦点距離を「28mm」「45mm」「45mm+APS-Cクロップ(35mm判換算:約67.5mm)」での撮影をそれぞれ行いました。

α7RⅤは約6100万画素のフルサイズセンサーを搭載しておりますので、APS-Cクロップを行っても約2600万画素も残る形となります。
最新のAPS-C機であるSONY α6700も画素数が約2600万画素となっておりますので、通常のAPS-C機と変わらない画素数で利用できる最強カメラと言っても過言ではないでしょう。

そして、この考え方でいくと実質28-70mm F1.8のレンズとして活用できるということなので異次元のスペックを持ったレンズが爆誕します。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm

では、ここでAIプロセッシングユニットの力を見ていきましょう。
歩きながら鳩がいるのを見つけたのでそのままカメラを向けてシャッターを切りました。

ちょうど羽ばたいた瞬間だったのですが、F1.8という被写界深度の浅さでありながらしっかり瞳にピントが来ております。
被写体認識能力も素晴らしいですがトラッキング性能の素晴らしさ、そしてそれについてこれるフォーカス性能を持ったSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNの実力にも感服です。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:28mm

当レンズの周辺減光についても触れておきたいと思います。

自分が使用していて感じたのはF5.6くらいまで絞ると周辺減光は完全になくなっておりました。
ただ嫌な減光ではないためいい意味で中央に置いた主題を際立たせてくれます。

そして、動画撮影時の場合上下が切り取られる格好となるためこの周辺減光もそもそも気にならない状況になるでしょう。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:200 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:1000 / 焦点距離:45mm

F1.8という開放絞り値のおかげで受けられる恩恵はボケ感だけではありません。

なんと言っても暗所撮影時にシャッタースピードを速くできる&ISO感度を下げられるというメリットです。

F4通しのレンズと比較すると2段分以上の違いがありますので、例えばシャッタースピードでいうと1/50が1/250、ISO感度ではISO6400がISO1250になるということなのでかなりの違いがあることをご理解いただけるかと思います。

なので高感度耐性にハンデがある高画素機とは更に相性抜群となっておりますので、より一層オススメしたいセットとなります。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:800 / 焦点距離:45mm

最後に当レンズのフォーカスブリージングについてですが、ブリージングの少なさは素晴らしいものでした。

動画撮影時に役に立つのはもちろんのことですが写真撮影時も画角の安定に繋がります。
ピント位置の変更により画角変動が起きてしまうと「写したくないものまで入る」「写したいものが見切れてしまう」なんてことが起きる場合があります。
そういった余計な事を考えずにシンプルに撮影に没頭できるのも当レンズの素晴らしいポイントです。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:45mm

『単焦点ズームレンズ』の名を我が物にしたSIGMAの最高峰のレンズSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNについて語り尽くしていきましたがいかがでしたか。

真骨頂を極めし当レンズ、撮影意欲を駆り立ててくれる最高のレンズであると使用していて身に沁みて感じました。
一本持っておけばレンズ交換の必要なく28mm、35mm、40mm、45mmと主な焦点距離を網羅してくれているので速射性を向上させてくれること間違いなしでしょう。

みなさまのレンズ群にSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNを追加しFun to Photoしてみませんか。

【SIGMA】Art 28-45mm F1.8 DG DNは動画のためのレンズかもしれない

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[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:24年08月10日 12時00分 ]

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【Nikon】単焦点に夢中 ~ NIKKOR Z 85mm F1.8 S編 ~

【Nikon】単焦点に夢中 ~ NIKKOR Z 85mm F1.8 S編 ~

レンズには画角を変更できるズームレンズと決まった画角で固定化されている単焦点レンズが存在します。
それぞれメリットとデメリットがあり、レンズ交換式カメラを使用するユーザーにとってのレンズを選ぶ際の最初の選択肢です。

今回は今スタッフが夢中になっている単焦点レンズを全3回にわたりご紹介します。

最後にご紹介するのは『Nikon』の『NIKKOR Z 85mm F1.8 S』です。
ボケの美しさを追求した大口径中望遠単焦点レンズで、2019年9月と比較的初期に登場しました。
AF駆動系にマルチフォーカス方式を採用したことで収差を大幅に抑制し優れた結像性能を実現。開放絞りからシャープなピント面が得られるので、ボケとあいまって被写体の存在感が際立ちます。

最短撮影距離は撮像面から0.8m、近寄れない時や程よい距離感で撮影に集中したい時にはちょうどいいかと思います。ドライフラワーの中央あたりにピントを合わせていますが、前後のボケもとても綺麗です。

中望遠レンズはポートレート撮影にうってつけではありますが、筆者はスナップ撮影に使用することが多いです。
出かけた先のその時々で気に入ったものをクローズアップして切り取りたい、そんな思いに存分に応えてくれるレンズだと感じています。

穏やかな室内灯をかすかに照り返す古いアンティーク時計の雰囲気、後から見返してもその場面を思い出しますし、たとえ忘れていたとしても感じさせてくれるものがあります。

こちらも開放絞りでの撮影ですが、けして明るいとはいえない室内ながら繊細なテーブルクロスを精細に描写してくれています。
窓から差し込む穏やかな日差しを感じさせるガラスの花瓶、存分にボケつつ静謐な空間を演出してくれます。

花のような貝殻のような室内灯はあたたかみのある明るさでどこか懐かしい雰囲気です。
ちなみにナノクリスタルコートの採用と光学設計での配慮により、ゴーストやフレアを効果的に抑制してくれるので、例えば画角内に太陽などの強い光源が入るシーンでもクリアーな画像が得られます。

こちらはおそらくラタンのテーブルセットでしょうか、ガラスのテーブル面と合わさって光を取り込むサンルームで爽やかさを感じさせます。
自宅にこんな贅沢な空間があればと思わず夢想してしまいました。

最寄り駅周辺では毎月第3土曜日の7時から骨董市が開催されているのですが、このアンティークな天使像を見て思わずその骨董市を思い出しました。いつも骨董市を横目にそのうち見に行きたいと考えつつ出勤しているので、今度こそ骨董市をぶらぶらと見に行って掘り出し物と出会ってみたいものです。

また別のサンルームではちょうど眩しいほどの日差しが差し込んでいました。
艶々と輝く木製の床に光が反射していて夏を感じさせてくれます。

ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケと、シャープに描写された被写体の立体感は目をみはるものがあります。
布の質感まで伝わってくるような描写なので、実際には触っていないのですが手で触った感触まで想像できるほどです。

今回はすべて室内での撮影ですがこのレンズは埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分をはじめとして随所に施された防塵防滴に配慮した設計となっています。ちょっとした天候の変化なら安心して撮影を続行できるレンズです。また幅広なコントロールリングは[絞り値][露出補正]のいずれかを割り当て可能となっており、レンズフードを逆向きに装着している時でもコントロールリングを操作することができます。

木目の美しさと装飾が際立つ木製のイス。
ピント面のシャープな描写やなめらかなボケはもちろん好きではあるのですが、どこに着目して撮影しているのか撮影者の意図を反映してくれる点、クローズアップすることで何気ない被写体でも何かしら想像する余地がある点が筆者を夢中にさせてくれるのかもしれないと感じました。

次回からは、今スタッフが夢中になっている高倍率ズームレンズをご紹介いたします!
お楽しみに!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月09日 19時00分 ]

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【楓浜をα7IVで激写!】カメラ専門店スタッフが直伝!かわいいパンダの撮り方 in アドベンチャーワールド

【楓浜をα7IVで激写!】カメラ専門店スタッフが直伝!かわいいパンダの撮り方 in アドベンチャーワールド

Map Camera YouTubeチャンネルがついに初コラボ!和歌山県にある「アドベンチャーワールド」を舞台に、様々な動物写真の撮影に挑戦します。

第1弾として、よりかわいく撮れるのはどちらだ!パンダポートレート対決を行って参りました。「アドベンチャーワールド」の飼育員さんにパンダのかわいいポイント等もお聞きしましたので、ぜひ動画もご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:02 ルール説明・機材紹介
03:26 撮影時のマナーについて
05:02 撮影開始
12:49 結果発表
17:34 撮影を終えて
18:23 エンディング

 ルール説明・機材紹介


20分という限られた時間の中で、パンダ撮影を行っていきますが、まずは両者が持ってきた機材をご紹介したいと思います。
1人目のスタッフが持ってきたのは、SONY『α7IV』とSIGMA『Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS (ソニーE用/フルサイズ対応)』です。
被写体と距離がある場合でもズームして切り取ることができる広い焦点域のレンズを選択しました。

2人目のスタッフが持ってきた機材は、FUJIFILM『GFX 100S』とCarl Zeiss『Otus 100mm F1.4 ZE(キヤノンEF用)』です。
Fringer『電子マウントアダプター キヤノンEFレンズ/フジフイルムGFXボディ用 絞りリング付き』を使用してラージフォーマットのカメラにフルサイズ用のレンズを装着しています。
好きな機材を…ということでこちらの機材を選択しましたが、これが吉と出るか凶と出るか。
フルサイズ用のレンズをラージフォーマットのカメラに装着して使用する場合の注意点は、動画内ご紹介しています。

 撮影開始

FUJIFILM GFX 100S + Carl Zeiss Otus 100mm F1.4 ZE  PROVIA

FUJIFILM『GFX 100S』を使用して撮影をするということで、フィルムシミュレーションブラケットを使って写真を撮ってみました。
フィルムシミュレーションブラケットで撮影をすれば、1枚の写真に3つのフィルムシミュレーションをあてることができるので、撮影時間の短縮にも繋がります。
多くの方が動物たちの観覧をしている場合は、譲り合っての撮影がマナーとなりますので是非活用していただきたい機能です。
SONY α7Ⅳ + SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS

もうひとりのスタッフが驚いたのは、SIGMA『Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS』の広範囲をカバーする焦点距離です。引いた写真から寄った写真まで、こちらのレンズ1本で様々な画角の写真を撮ることができます。
パンダだけではなく、いろいろな動物を撮りたい場合でも、こちらのレンズがあればどんな被写体にも対応してくれる頼もしいレンズだと感じました。

 結果発表


20分という短い時間の中での対決を終え、撮影した写真の中からそれぞれ渾身の1枚を選びます。
審査をしてくれるのは、パンダのことを知り尽くしたパンダ担当の飼育員さん。パンダをよりかわいく撮れたのはどちらなのか!?気になる結果はぜひ本編動画でお楽しみください。

動画をご覧になってパンダに癒された、ここが面白かった等ございましたらコメントを頂けると幸いです。アドベンチャーワールドに行ってみたくなりましたら、高評価・チャンネル登録をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:YouTube | 掲載日時:24年08月09日 16時05分 ]

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【SONY】コンパクトでバランスの取れた一眼ミラーレス「α7C」で撮影されたスナップ写真

【SONY】コンパクトでバランスの取れた一眼ミラーレス「α7C」で撮影されたスナップ写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『スナップ・モノクロ部門』の作品募集期間も「2024年8月11日(日)まで」と残り僅かとなりました。 風景スナップ、街中スナップ、ポートレートスナップやモノクローム作品などぜひこちらからご参加をスタッフ一同お待ちしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になってスナップ/モノクロ撮影をしましょう!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「SONY α7C」で撮影されたスナップ作品です!
どこへでも手軽にフルサイズの描写力を持ち運ぶことができるシステムでありながら、性能に一切妥協することなく、ソニーが培ってきた最先端技術を惜しみなく搭載した万能モデルで撮られた皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】自らを隠して生きる<投稿作品を見る

【投稿者】hideθ 様

【投稿者コメント】顔の部分だけ偶然暗く撮れました。現代社会を表しているような印象を受けています。

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 
 

【作品名】誘う<投稿作品を見る

【投稿者】hideθ 様

【投稿者コメント】モニュメントを覗いたら近未来感がありおもしろかった

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD


 

【作品名】伝統文化<投稿作品を見る

【投稿者】Yalang 様

【投稿者コメント】台湾の伝統的な祭りでの一枚です。一歩引いた位置から撮影することで周りの人の様子を写るようにしました。

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD

 
 

【作品名】The Clachan<投稿作品を見る

【投稿者】だいふく 様

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD


 

【作品名】Banksy<投稿作品を見る

【投稿者】だいふく 様

【使用機材】SONY α7C + SIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN


 

【作品名】老骨<投稿作品を見る

【投稿者】Seki 様

【使用機材】SONY α7C + FE 24-105mm F4 G OSS


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月09日 13時22分 ]

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【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。

【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。

マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

・・・

夏真っただ中!今日ご紹介するのは「Leica M10-P」です。買いたい人もまだそうでない人も一読の価値あり。マップカメラライカフロア担当かつ現役「Leica M10-P」ユーザーでもある私の目線から、魅力をたっぷりと、多すぎるくらいにお伝えいたします。

2024年8月現在、M型ライカの現行機種としてラインナップしているカメラは「M11」「M11-P」そして「M11モノクローム」の3機種。いつかを夢見る人にとっても、いつまでもファンの人にとっても、燦然と輝くこれらの“最新ライカ”は存在も金額も驚くほどビッグなカメラであることは言うまでもありません。

さてそんな時期にありながら今回取り上げる「Leica M10-P」というカメラ。2018年に登場したLeica M10のマイナーチェンジモデルで、実は根強いファンを抱えている一台。ことM型ライカにおいて旧モデルが一部熱狂的に支持されるのは今に始まった事ではないものの、まさに最近ふつふつと大きく燃え上がりつつあるM10-Pの火。いざ解き明かした暁にはきっとあなたも虜、いえ、「夢中」になってしまうこと間違いなし。まずは外観、仕様からユーザーだからこそ語ることができる必見ポイントを総ざらい。ご堪能あれ。

ライカM型のデジタルモデルでは「Leica M9-P」に事を発する“P(professional)”の称号。その特徴はなんといってもマウントの上部辺り、フロントの赤バッジが無い事とトップカバーに筆記体のロゴがあしらわれている事。世代ごとにその他の変更点は異なれど、M240世代、M10世代、そしてM11世代と、もうかれこれデジタルだけでも4世代に渡る“P”の継承はこのデザインと共に脈々と受け継がれているのです。つまり何が言いたいのかと言うとまずは見た目がカッコいい。カメラってそこからでいいんです。いえ、むしろそれが大事なんです。

ライカのカメラである以上このデザインについては賛否両論があって然るべきこと。象徴ともいえる赤バッジが無い事によって感じるおでこらへんの寂しさは納得、また個人的に何かゾッとするものを感じないでもないですが、例えば私の持っているシルバーボディに同じくシルバーのオールドレンズを装着したならばいかがでしょう。言いようのない統一感たるや。こうしてしまうともはや他では滅多に手に入らない組み合わせなのです。古くは1954年の「Leica M3」を彷彿とさせるシルバークロームとグッタペルカの佇まい、どちらかと言うとブラック優勢のこの時代にあえてシルバーボディもおつなもの。

カメラとしての詳細なスペック説明に入る前にまだもう少し語らせてください。まだまだ推したいM10-Pの素敵なところ、例えばM11からはなくなった「ベースプレート」の存在。バッテリーがダイレクトに取り出せるうえ、M11最大の特徴とも言うべきUSB充電の為の端子も装備する必要があることから致し方ない変化。言ってしまえばこれこそが改良進化であることは言うまでもないのですが、ここにライカマニアの神髄とも言うべき拘りが消えた瞬間なのです。何を隠そうこのベースプレートは初代M3はおろかバルナックライカ時代からもう100年も続く伝統でもあったわけです。Leica M8のナンバリングからデジタルになってさえも(おそらく不必要な機構として)残され続けたベースプレート。それがこの代でついに無くなってしまいました。分かります、元々はそうせざるを得なかったから産まれた機構、必要が無くなれば無くすのが自然な進化というもの。でもなんだか、私はちょっとまだ寂しいので親ベースプレート派。

もっと言えばレンジファインダーファインダーのフレームもLEDではなくて採光窓から照らしてほしいのが正直な気持ち。ここはどこで折り合いをつけるかが大事なので、私が諦めた採光窓がどうしても欲しい方はせひ、M9以前のカメラへと歩みを遡ってください。

ではカメラの肝心かなめである「センサー」のお話。スペックで言えば「約2400万画素のフルサイズセンサー」と、その他メーカーもまだまだしのぎを削る高画素戦争下においてはやや物足りないとも思える数字。かと言ってずば抜けた高感度耐性があるわけでもないのですが、見方を変えればここも魅力にはや変わり。例えばデータサイズで考えるとハイスペックPCの購入がチラつく大きさに比べると幾分か扱いは楽なのは言うまでも無く、ではその代償に描写力が下がっているのかと言えば、当然数字相応の差はあります。しかしある程度拡大をしてもすぐに画素ドットが目立つほどではないと感じているのが正直なところ。下は拡大のサンプルです。例えばSNSに投稿する時点では失われることも多い解像感、いちユーザーとしての意見ではこれくらいが必要十分。


センサー画素数について話しておいてようやく色の話に移るのですが、そもそも私がこのカメラに惚れ込んでいる要因が1つここにあります。いくつか特徴的な写真をピックアップしたのでご覧ください。




全てJPEG撮って出し、ですが色が少し現実とはかけ離れているように見えます。具体的には空の青がやや転んだ色合いに。かと思えば肉眼では緑色が優勢に見える植物はやや黄色に傾いている様子。「つくりものみたい」と言うと大雑把が過ぎますが、この言葉の通り何かの作品であるかのような色合いが何もせずとも統一感を持って出力される事が私にとっての魅力ポイント。ただひたすらに正しく写す。それこそが正義であるような風潮も昨今ではなりを潜め、やや厚遇されつつもある世の中においてはこれこそがむしろ鬼に金棒なのです。なんだかだんだん欲しくなってはきませんでしょうか。一度当社在庫を覗いていただいてからでも構いません。まだまだ続けます。

・・・

皆様はカメラを選ぶ時、最も大事にするポイントが何なのか考えた事はありますか?たとえば「描写がいいこと」、たとえば「とにかく見た目がかっこいいこと」、はたまたたとえば「コンパクトで素早く軽快な撮影が出来ること」などなど。さて、かく言う私は「それら全部の要素を過不足なく備えていること」です。ズルい回答ですが、これくらい注文が多いからこそ自分にとっての最高を見つけられました。

挙げ続ければ条件はまだまだあります。
Mマウントレンズがネイティブで装着できる事。フルサイズセンサーであること。1000万画素以上4000万画素未満であること。メカシャッターを搭載していること。好きな色でJPEGが出力されること。外観を構成する色が3色未満であること。持った時主観で大きすぎないこと。起動が早いこと。欲しい機能だけが過不足なく採用されていること。100万円以下で買えること。かっこいいと思えること。まだ修理ができること。どんなに暑くても、どんなに寒くても、毎日持ち出して撮影したくなるカメラであること。むむ、きっとまだまだあります、参考程度に。

・・・

「描写がいい」それはつまりカメラの醍醐味である“写真”が自分好みに、または何らかの目的通りに仕上がることをこの場では指すこととします。こう条件付けた以上(筆者にとってM10-Pはさぞ理想的な写真を生むのでしょう!)とおそらく皆様お思いでしょうが、その答えは「半分はそう」と言うに留めます。その心はズバリ、もう半分はレンズが担っているから。カメラだけで写真はできあがりません。ではここで効いてくるのが「ライカMマウントが装着できる」というM型ライカでは当然と言えば当然の特徴。何を隠そう私が“いい”と定義する写真は所謂オールドレンズの個性を伴った写真である事が多いからです。いくつか写真を用意しました。



ここで紹介するどの写真も、現行新品のカメラとレンズだけでは再現しづらい個性を持っています。フレアが出ているだとか、周辺の光量が落ちていることも然り。序盤に紹介したようなM10シリーズ特有の色の出方ももちろん一役買ってようやくこの写真たちが生まれています。MマウントではないレンズやM10-Pではないカメラでも、きっと仕上がりを近付ける事や似せることはできますが、注文の多いカメラマニアの要望を現状すべてクリアして辿り着いたのはこのカメラだけ。ちょっぴり依怙贔屓かもしれませんが、なにせ「夢中」ですから、夢の中、語る人の主観がモノを言うのです。



画面の周辺部光量が落ちていたり、渦を巻くようなボケや、緩い描写感であったり。はたまた最新レンズに取り換えればこんなに小さなボディとレンズで描き出したことが信じられないような写真を写すことも可能。オールドレンズで歴史を感じる、味を楽しむ。最新レンズで進化に唸り、持ち前の軽快さで街を駆ける。レンズの選択が無数にあるだけで使い方、撮り方、楽しみ方まで無限大になり、同じボディでも全然違う趣味に応えられるのです。

・・・

正直に言えばまだまだ語り尽くしたとは言い難い内容ですが、広く浅くお伝えは出来たかと思います。
これからも一人のカメラ好きとして魅力をお伝えしてまいりますのでお楽しみにお待ちください。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。


[ Category:Leica | 掲載日時:24年08月08日 19時30分 ]

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【Nikon】ニコン史上最高の機能・性能を備えた「Z9」で撮影された決定的瞬間!

【Nikon】ニコン史上最高の機能・性能を備えた「Z9」で撮影された決定的瞬間!

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『動体部門』の作品募集を強化しております。モータースポーツやバイク、飛行機、鉄道など動きの早い被写体の作品がありましたら、ぜひこちらからご参加ください。

グランプリ作品には「OMSYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になって動体撮影をしましょう!夏の旅先で見つけた懐かしい鉄道車両や、熱戦が続くスポーツのワンシーンなどの作品ももちろんOK!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Nikon Z9」で撮影された動体作品です!
ファームアップの更新でスポーツ撮影のサポート機能がさらに進化。より便利に進化し続けるニコンのフラッグシップモデルで撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】相馬野馬追5<投稿作品を見る

【投稿者】james 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S

 
 

【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】the the the 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S


 

【作品名】ジャストミート<投稿作品を見る

【投稿者】mTaira 様

【投稿者コメント】高校野球試合風景バッティングシーン

【使用機材】Nikon Z9 + TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2


 

【作品名】雨上がりの伊丹空港<投稿作品を見る

【投稿者】 yoshi 様

【投稿者コメント】雨があがったタイミングで離陸するA350 水しぶきとブラストが湿った空気を見せてくれました。

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR

 
 

【作品名】古徳沼の白鳥4<投稿作品を見る

【投稿者】james 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR


 

【作品名】燃ゆる湘南海岸<投稿作品を見る

【投稿者】N.Kazuki 様

【投稿者コメント】荒々しい海に赤く染まった夕日が差し込みまるで炎のような光景でした。海水浴客と富士山、江ノ島をフレームの中に入れることで湘南の海を演出しました。

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月08日 17時58分 ]

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【Nikon】D5500と夏の水族館

暑い日が続き、清涼感を求めて水族館に訪れました。

持ち出したのは、ボディはNikon D5500、レンズはAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIとAF-P DX NIKKOR 70-300mm F4.5-6.3G ED VRの2本です。

D5500は2015年発売、DXフォーマット(APS-Cサイズ)の一眼レフです。ミラーレスが主流のカメラ市場ですが、D5000シリーズは根強い人気があるカメラです。

まずは、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIで撮影した写真から紹介いたします。

意外と動きの速いタコで少し撮影に苦戦しましたが、なんとか収まりました。水槽ギリギリまで近づいて撮影することで、反射を防ぐことができます。

次は筆者の一番好きなクラゲを見に行きました。ふわふわと水中に漂う様子は見ているだけで涼しくなる光景で、何枚も写真を撮ってしまうスポットでもあります。18-55mmのレンズはキットレンズですがクラゲの水管までしっかりと描写してくれています。

鮮やかなオレンジが目を見張るイソギンチャクの水槽です。ISOを5000まであげての撮影でしたが、ノイズが気にならないのは嬉しいポイントです。

使用レンズをAF-P DX NIKKOR 70-300mm F4.5-6.3G ED VRに変えてペンギンを見に行きました。夏休みということもあり、家族連れがたくさんペンギンの水槽の前にいらっしゃいました。望遠ズームがあるとそのようなシーンでもスムーズに撮影できるので、持っているととても便利です。小型軽量設計なので、プラス1本でも重くありません。

AF駆動にステッピングモーターを採用しており、スムーズで静かなAFが特徴でストレスなく撮影ができました。

いかがでしたでしょうか。

小型軽量ながら、優れた描写をしてくれるNikon D5500は初めての1台にもおすすめです!

 





[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月07日 17時00分 ]

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【 Re:新宿 Vol.1】 新宿と鳩

【 Re:新宿 Vol.1】 新宿と鳩

マップカメラの店舗がある街、新宿。
国内最大規模の繁華街で、世界中からも人が集まる街です。情報量の多いこの街も、筆者にとっては当たり前の光景になっています。
今回は【 Re:新宿 】と題しまして、別の視点で新宿を見つめなおしてみようと思います。
1回目となる今回は、鳩を被写体に選び、新宿のさまざまな場所で鳩を見つけては、「鳩にとっての新宿らしさ」をテーマに撮影してみました。
鳩を選んだきっかけは、通勤中の大勢の人に対して警戒心のない鳩を面白く感じていたからです。自身の何倍も大きい相手が密集して近くを歩いても、鳩は普段通り歩いています。
人の方が道を譲る光景も見ます。野生動物でありながら人との距離感がここまで近いの動物はめったにいません。
人や社会を考える一つの手がかりでもあるのかなと感じます。
今回使用した機材は、ボディに「LUMIX DC-S1 」。レンズに「LUMIX S PRO 50mm F1.4」「 SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS」を使い分けてみました。LUMIX S PRO 50mm F1.4は解像度だけでなく色のりやボケ感など、筆者の特に好みの描写をするお気に入りレンズです。SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OSは高い解像度とコンパクトなサイズ感のバランスが良い望遠レンズです。
LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

JR新宿駅南口。
天気のいい午前は、ここに群れで日向ぼっこをしている印象があります。人通りも多い場所ですが、特に気にせず過ごしている鳩を見ていると人間らしささえ感じます。人と鳩、互いが存在を認知しつつも気にかけていないのが興味深いです。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4

周りに群れや仲間は見当たらず、一羽で散歩をする鳩。
ついばまれたであろう中指やあまり綺麗とは言えない羽毛の見た目に反して、立ち方に強さを感じます。コンクリートジャングルで生活するその強さに惹かれ、サムネイル画像にもこの鳩を選びました。こういった見た目の鳩は新宿でよく見ますので、新宿という個性の表れでもあると感じます。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4
LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

木陰で休息する鳩。構図に入りませんでしたが、どちらの鳩もつがいで仲良く過ごしていました。人の営みとの関係性も表現したかったので、ボケに人のシルエットを取り入れました。鳴き声が聞こえずとも、大きな木があったら覗いてみてください。休息中の鳥は結構います。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4

朝、鳩を追ってみると、景観の悪い場所に辿りつきます。そして出会うのは、街を掃除をする大勢の方々です。新宿が日本屈指の観光地・繁華街としてあり続けられるのは、綺麗にリセットする方々のおかげであることを改めて実感しました。一日でも掃除をしない日があればどうなるのだろうか。都会の景観の危うさを、撮影後にも考えていました。

LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

もともと鳩は、平和の象徴や神の使い等のモチーフであったりと様々な意味を持つ鳥でもあります。人と同じく二本足で重心をとり、無駄のないシルエットからデザインや彫刻のモチーフにもよく使用されます。
しかし、現代では、家に住み着かれる事や衛生面等からマイナスなイメージが増えました。これは、それだけ人と鳩の距離感が以前より近くなったことが理由ではないかと筆者は推測しています。

鳩はどこにでもいます。ですが、本来は崖や岩棚などに巣を作り、植物の種子や穀類を食べるそうです。
鳩たちにとって、この大都会に住み着いたことは本望ではないように思います。

それでも、鳩たちがつがいでとても仲良く過ごしている姿を見るに、住む場所より大切な相手が見つかる方が彼らにとっては重要なことだったのかもしれません。

 

 

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:24年08月07日 16時00分 ]

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【Nikon】カメラと歩いて好きを見つける

夏も盛り、暑い日が続いております。

今回はNikon Zfを持って下北沢の街を歩きました。

レンズはZfとキットになっているNIKKOR Z 40mm F2で見た目がクラシカルな組み合わせです。

Zfは見た目がフィルムライクで可愛いので持っているだけで気分が上がります。

街中で邪魔にならないよう素早く撮影するのにワイドエリア AFが重宝しました。

カメラを持って歩くと日常では目に留まらなかったものに気が付くので、よく行く街でも新たな発見が多いです。

気になったものを写真に収めてきました。

ファインダーから見る景色は色味のあるものに惹かれていたようで、見返すとカラフルな写真がフォルダに並んでいました。

色とりどりの景観に目移りしてしまいます。

椅子は筆者がつい撮ってしまう被写体の一つです。

ディスプレイにはそれぞれのお店の個性が出ていて、店内に入らずとも歩くだけで楽しむことができます。

暑さに負けてカフェで小休止。キャロットケーキとティーソーダをいただきました。

テーブルフォトでも最短撮影距離が0.29mなので寄りすぎなければ問題なく使えます。

ボケもきれいに出るので撮っていて楽しいです。

火照りも落ち着いたので再び外へ。

単焦点レンズは画角が決まっている分の制限はありますが、そこで何をおさめるかを考えるのが面白いところでもあります。

筆者は具体的に撮りたいものが決まっていない散策には単焦点レンズを連れて出かけたいと再認識いたしました。

 


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月07日 11時00分 ]

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【SIGMA】魅惑のFoveonセンサー

【SIGMA】魅惑のFoveonセンサー

「いつか使ってみたいカメラ」というとどのような機種を思い浮かべますでしょうか。

愛用者のレビューを拝見すると実に愛を感じるものが多く気になっていた『SIGMA DP2 Merrill』を今回撮影に持ち出してみました。

その魅力を写真を交えてご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。

このカメラの最大の特徴はFoveonセンサーを搭載していることです。

ベイヤー配列のイメージセンサーがRGBの3色を1層に並列しているのに対して、Foveonセンサーは1色のみの情報を取り込む層が3層重なる構造をしています。簡単に言うと、全画素で満遍なく色の情報を取り込めるような仕組みです。

また、DP Merrillシリーズには焦点距離が異なる3つのバリエーションがあります。

DP1 Merrillは19mm、DP2 Merrillは30mm、DP3 Merrillは50mmです。

(※それぞれ35mm換算で28mm相当、45mm相当、75mm相当。)

私が撮影に使ったDP2 Merrillはとても汎用性の高い画角です。

今回の写真はすべてSIGMA Photo ProでRAWデータを現像しています。

SIGMA Photo Proでモノクロームモードを使うとモノクロ写真用の編集ができます。試行錯誤する楽しさがありました。

手振れ補正がなく暗いところが苦手なカメラですが、何度も慎重に撮っていると突然きれいな写真が撮れる瞬間が訪れます。ゆっくり向き合って撮影をするのに向いているカメラだと思いました。

この写真はかなり思い切ったトリミングをしているのですが、拡大しても綺麗な状態を保てており驚きました。

1日中散歩しながら使っているうちにあっという間にDP2 Merrillに魅了されてしまいました。

私は普段は撮りたい目的のものがあってその手段としてカメラを使うことが多いのですが、DP2 Merrillは使うこと自体を目的にまたおでかけしたいと感じるカメラでした。回数を重ねてもっと使いこなしてみたいです。

また、現在SIGMA の対象商品を新品でお買い上げのお客様にはマップカメラオリジナルのピンバッチをプレゼントしています。中古でしか手に入らなくなってしまったDP Merrillシリーズは残念ながら対象外ですが、現行機であるfpやfpLなどをご検討の方は是非チェックしてみてください。

当社インターネットからのご注文は「ネット限定2年保証対象」です!

[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年08月06日 17時01分 ]

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【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。

【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。


8月2日に発売された、「SONY VLOGCAM ZV-E10 II」。
大人気のVLOGCAM ZV-E10の後継モデルとして発売前から楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。
そんな新発売の注目カメラを使ってみる機会に恵まれましたので、使ってみての感想をお伝えしていきたいと思います。

まず、驚いたのは前モデルと同じくらい軽量であるということ。
バッテリーが「NP-FW50」から「NP-FZ100」に変更となったことでバランスが変わり少し重くなってしまうのではないか、と思っていましたが
まったくその心配はありません。半日ストラップにかけて首から下げていましたが、まるでスマートフォンを下げているかのように
全く疲労感がありませんでした。

連日続く猛暑の中でも、軽快に持ち運ぶことが出来ますのでこの夏の思い出を残すオススメのカメラとして挙げられそうです。


先ほども少し触れたバッテリーの大容量への変更により、まずバッテリー持ちが大きく向上しました。
夏の外気の暑さなどでもバッテリー消耗はあるため、外での使用でも安心です。
今回は、外の日差しを浴びながら2時間、ほとんど電源を入れっぱなしにして写真のみの撮影を行いましたが、100%の満充電からわずか10%のみのバッテリー使用でした。
静止画のみだったのでより消耗が少なかったと考えられますが、今回のようなバッテリーの使用スピードであれば、屋外での動画撮影も安心して行えそうだと感じました。

使用バッテリーが変化したことで、カメラグリップ部もより深くしっかり握れるように変化しました。
よりしっかりバランスを取れるようになったことで安定して構図を捉えることが出来たように感じます。

今回、カメラを操作する中で特に使いやすいと感じた点は2つあります。
1つ目はタッチ操作対応になったことです。
ZV-E10では、タッチフォーカスなどには対応していましたが、メニュー操作などではタッチでの操作が出来ませんでした。
そのため、設定を変更したい場合は一度カメラを降ろしてメニューボタンを押して変更していました。
しかし、タッチ操作対応になったことでシャッターボタンを押す直前の姿勢を維持したまま、片手で液晶画面をタッチすることで簡単に設定が変更できます。
今回は、マニュアルモードになっていたところをAモードに変更しました。スマートフォン感覚でサクサク操作でき、より快適な撮影を行えました。


2つ目は、電源のON/OFFレバーがシャッターボタン横に移動したことです。
写真に収めたいと思うものを見つけた時にすぐカメラを構える人が多いと思います。
その時にシャッターボタンに指をかける一連の流れの延長で人差し指で電源を入れられ、余計な動きがなくスムーズに写真を撮る事が出来ました。

この日はとにかく日差しが強かったのですが、液晶画面も見やすく「自分が何を撮っているのか液晶が光ってしまって見えない」ということはありませんでした。
また、以前のモデルだとスマートフォンに転送した際やPCで撮影写真を確認した時に、撮影時に背面液晶画面で見た画像よりも思ったより解像力が高く写っていて驚いた、ということがありました。
しかし、このZV-E10Ⅱを使用した時は、その後にPCで表示した時の画像とほとんど遜色がなく、撮影時のものがそのまま画像としても残っていることばかりでした。
そのため、今どんな写真が撮れているのかということがズレなく確認出来ました。


わざと逆光で撮影をしてみて、フレアがどの程度出るのか確認をしてみました。
葉の向こうには強い日光があったため、全くフレアが出ないということはありませんでしたが、
全体的にゴーストがかかってしまうということや葉の色味に何か影響が出てくるということはありませんでした。
太陽光はまっすぐギザギザに写り、夏の強い光がよく表現されていると思いました。



道路標識の上で休んでいた鳩に協力してもらい、ボディにある電子ズームで撮影をしてみました。
上の写真はレンズのズームで最大限の50mm(35mm換算で75mmとなります。)、下の写真はさらに電子ズームで2倍にしました。
電子ズームは撮影画像の真ん中を切り取ってズームするためどうしてもズームすればずるほどノイズが目立ってしまいます。
しかし、ご覧いただいている通り2倍の電子ズームをしても鳩の羽根のしっかりとした質感まで写すことが出来ています。
拡大してみてみると、鳩の目は思いのほか鋭くて思わずたじろいてしまいました。

また、このような縦構図にした時にカメラのインターフェイスも一緒に縦構図となってくれました。
縦にしたまま設定の変更を行う時にとても便利で、思わず理由もなく何度もカメラをたてよこ、たてよこと動かしてしまいました。


他のSONYカメラと同様、クリエイティブルックを変更して簡単にモノクロなどのモードに切り替えることが出来ます。
今回は、SONYユーザーの中でも人気の高いモノクロモードで撮影してみました。
あまり濃淡がハッキリしすぎない、優しい私の好きなSONYのモノクロは健在です。
また、今回ZV-E10 II パワーズームレンズキットでキットになっているレンズも「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」となり、パワーアップしました。
電源を入れた瞬間に勢いよくレンズが出てきてすぐ撮影できます。
AFが高性能にピントを合わせることが出来るようになったのはもちろん、ズームリングも回したときに軽すぎることがなくなり、回したときの手ごたえのようなものがありました。


キットレンズとは思えないほどの、どの画角であってもピント面はしっかりと立体的に映り、細部まで収差もなく描写されています。
「キットレンズ=少し物足りない」というイメージをどうしても持ってしまいがちですがこのレンズの登場でそのようなイメージは完全に払拭されたように感じます。
また、鳩の写真で確認出来たボケも柔らかくボケ、癖のない素直なボケでどんな場面でも使いやすいように感じました。

この夏、注目のVLOGCAM ZV-E10Ⅱ。夏の思い出を軽快にくっきり残したい方に是非使って頂きたいカメラです。

▼ネットからご購入でマップカメラ2年保証!在庫ご用意ございます!▼








[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月06日 15時00分 ]

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【FUJIFILM】第5世代センサーの奥行きある表現力「X-T5」で撮影されたスナップ写真

【FUJIFILM】第5世代センサーの奥行きある表現力「X-T5」で撮影されたスナップ写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『スナップ・モノクロ部門』の作品募集期間も「2024年8月11日(日)まで」と残り僅かとなりました。 風景スナップ、街中スナップ、ポートレートスナップやモノクローム作品などぜひこちらからご参加をスタッフ一同お待ちしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になってスナップ/モノクロ撮影をしましょう!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「FUJIFILM X-T5」で撮影されたスナップ作品です!
洗練されたデザインをブラッシュアップすると同時に、進化した第五世代デバイスを搭載。圧倒的な高画質ながら小型・軽量なカメラへと原点回帰したモデルで撮られた皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】涼<投稿作品を見る

【投稿者】kenshiro 様

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF56mm F1.2 R WR


 

【作品名】TOKYO<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】なんだかNew Yorkで撮ったようなかっこいい写真が撮れました。外国人が写真に入るだけで日本の印象とは違う一枚になります。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN


 

【作品名】rest<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】国立新美術館で撮影。この写真で気に入っているポイントは無機質な中でもカバンや椅子の赤、ズボンの青と色が映えているところ。スタイリッシュにカッコよく撮れました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R

 
 

【作品名】人行き交う街<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】地元横浜で撮影しました。日が落ちでとても綺麗なシルエットが撮れました。車と人が行き交う街並みをとらえました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R


 

【作品名】賑いの中の静寂<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】2024年のお正月に浅草寺に撮影に向かいました。年が開けて初めての撮影だったのでワクワクした覚えがあります。人が賑わっている中でも祈りを捧げる物静かな感覚に陥りました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF16mm F2.8 R WR


 

【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】ララパパ 様

【使用機材】FUJIFILM X-T5


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月05日 18時47分 ]

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【Leica】これからもフィルムカメラに夢中。

マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

・・・

出かける時にカメラを持ち運ぶようになったのは大学生も終盤の頃です。
初めて手にしたカメラは「OLYMPUS PEN D2」。ハーフサイズのフィルムカメラです。
スマートフォンでただただシャッターボタンを押して写真を撮っていた経験しかなかったので、友人に聞いたり本を読んだりしながら、絞りやシャッタースピードなど露出について一から学びながらでした。

あわててスマートフォンにDLした露出計アプリとにらめっこしながら露出を調整し、シャッターを切る。
それでいて、現像してみないと出てくる写真は分からない。
最初の頃は、手ブレを起こしてボケてしまっていたり、間違えてレンズキャップをつけたままシャッターを切ってしまい真っ暗になってしまった写真もあり、失敗することも多かったです。
それでも現像から戻った写真を見てみると、粒子感のあるざらついたノスタルジックな写真に一気に夢中になりました。

そもそも、フィルムカメラを使ってみようと思ったきっかけは、マップカメラの入社面接です。
面接の最後何か質問はあるか、と聞かれた時にふと思い出したことがありました。

祖父がカメラが好きで、たまに遊びに行く祖父母の家にはたくさんのフィルムカメラやデジタルカメラが防湿庫に並べられていました。
小さい子どもだった私には、触らせてくれなかったので一緒に写真を撮ったことはありませんでしたが
小学校の運動会や習い事の発表会で三脚を片手に大きなレンズを持って見に来てくれました。
「古いカメラやレンズであっても、まだ使うことは出来ますか?」

縁があり入社が決まった後、早速祖母の家に出かけてカメラを使いたいと言ったところ
これなら祖母や母も使ったことがあり比較的操作が簡単、と渡されたのが最初に手にしたフィルムカメラです。
カメラ背面には祖父の名前が刻まれ、今も大切に使っているカメラになっています。


そこから、デジタルカメラを使うようになっても出かける時には一緒にフィルムカメラを使うようになりました。
次に手にしたカメラは「ローライ35」です。
これまでの写真は全て、このローライ35で撮った写真です。
手のひらに収まる小さいフォルムで、レンズは収納可能。
レンズを出すとまるでひょっとこ口のようになり、びっくりしている顔のように見えます。
可愛いフォルムとは裏腹に、写りはシャープで細かい所までしっかり映してくれます。

フィルムカメラの魅力の一つに、フィルムごとに色味の味わいが異なり同じカメラであってもフィルムごとに違うカメラを使っているかのような気持ちになれることです。
もちろん、デジタルカメラでもモードを変更することで色味を変更することは可能です。
しかし、写りを確認しながら撮影できるため、現像してみてこのフィルムは鮮やかでいいな、という驚きはありません。
何気なく購入したフィルムが、自分が好きな色味だと分かった時はとても嬉しいです。
例えばこちらで紹介している写真でも青空を撮影している写真が多いですが、
場所が様々ということを加味しても、青色の出方がまったく違うことがわかります。

飛行機に乗っていく旅行にフィルムカメラを持って行ったこともあります。
ISO感度が高いフィルムでなければ、そのまま手荷物のX線検査に通しても問題はありません。
しかし、心配だったので空港職員の方に手渡しして検査してもらいました。
その際、一枚シャッターを切る必要があり中にフィルムが入っていたのでせっかくならと露出を合わせてシャッターを切りました。
屋内となったため、シャッタースピードは遅くなったため歩行者はブレています。
手ブレも少ししてしまっているのでピッタリとした写りにはなりませんでしたが、旅の始まりのワクワクを感じさせる一枚となりました。



カラー写真の方が好きなので、カラーネガフィルムを使うことがほとんどです。
しかし、たまに趣向を変えてモノクロフィルムを入れることもあります。
カラーフィルムよりも、モノクロフィルムの方がフィルムの種類によって粒子感の違いが顕著にあらわれるように感じます。
こちらの2枚はどちらも、ローライ35にKodak TRI-X 400で撮影しています。
ザラザラした写りではなく、滑らかな一枚です。また、青みも入っており炭で書いたような色味でお気に入りのモノクロフィルムです。

フィルムカメラを始めて以来、憧れていたカメラがあります。
それは、「Leica M4」。
真鍮製のシルバーのずっしりとしたボディは手にした時に静かな緊張感があります。
中に露出計は搭載していませんが、完全機械式のフィルムカメラです。
電池はいつか消耗してしまいますが、完全機械式のカメラは部品さえ壊れていなければ永遠に同じ個体を使うことが出来ます。
また、フィルムの装填はM4からラピッド・ローディングが採用。フィルムを差し込んで数回巻き上げることで簡単に装填することが可能となりました。
カメラ上部にはLeicaのシルバーが刻まれており、M4の静かなLeicaの誇りを感じます。
フィルム装填の簡略化といった実用性、持つだけで楽しくなるようなデザイン、全てに惹かれました。
いつか、LeicaをもつならM4にしようと心に決めていました。


昨年、ついに少し背伸びをすれば手が届く個体と出会いました。
しかも、オーバーホール済みの個体。これは運命、と思ってしましました。
自分の誕生月だったこともあり、「自分への誕生日プレゼント」と言い聞かせて思わず購入してしまいました。

レンズは以前からアダプターを付けて楽しむために持っていた、「Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SC」を使用しています。
シングルコートのレンズのため、あえてフレアやゴーストが出やすいレンズ。使っていてとても楽しいレンズです。

ファインダーを覗いてピントリングを回し、二重像をゆっくり合わせて行きます。
最初の頃は二重像がぴったり重なっているか難しかったですが、使っていくにつれて慣れていきました。
ピッタリ重なった時に少しだけ立体的にくっきり浮かび上がってくるように思います。
レンジファインダーの特質上、近距離撮影が苦手なカメラです。
こちらのレンズは最短撮影距離が70cm。こちらのカレーはテーブルの端に寄せて撮影しました。
少し暗めのカレー屋さんだったため、絞りも開放で撮影しました。
そのため、イスなどの背景はしっかりボケています。
店内の照明の影響で少しオレンジに転んだ一枚になっていますが、
結果的にカレーの雰囲気に合った色になり、満足です。
神保町に行ったときには、よく行くカレー屋さんですが普段はチキンカレーを食べています。
今回はベジタブルカレーとチキンカレーのハーフ&ハーフにしてみました。
ランチ限定でお得な価格設定だったためです。
野菜の甘みが美味しかったです。


会社に入り、働くようになってから夢中になった相棒がフィルムカメラならば、
文字が読めるようになった幼少期から今までずっと夢中の生涯の友は本です。
しかし、休みの日は寝食を忘れて一日本を読んでいたのに年々読書できる時間が減っているのも事実。
とても悲しくなってきたのでブックホテルに泊まり、スマホの電源を切り一日読書を楽しむ事にしました。
全てのフロアがいくつかのテーマに分けられ、テーマに沿った本が壁一面に展示されていました。
とても素敵な空間で久しぶりに時間を忘れ、日々の喧騒も忘れ読書に没頭しました。


普段は、屋外のお出かけで使用することが多くISO100から400のフィルムを使用することが多いです。
しかし、この時は描写や色味にファンが多い、「PORTRA 800」を使用してみました。
ISO800のため、夕暮れ時での撮影も可能でした。
光源の周りにはフレアが発生し、良く知る街がなんだか幻想的になりました。
夕暮れ時の空はグラデーションになっていていつも見る空よりも透き通っているように感じました。
見慣れた景色を新たな魅力を引き出し、新鮮な気持ちにしてくれることもフィルムカメラの楽しいところです。


いくつかの縁とタイミングが重なり、始めたフィルムカメラ。
まだまだ露出計なしでは正確な露出は分からず、今も露出計アプリとにらめっこすることもあります。
そんな私がLeicaを持っていると知ったら「まだ早い」と祖父は言うのでしょうか。
いつも仏頂面で厳しい祖父でしたが、本心ではLeicaカメラで撮影してみたいとうずうずしているはずだと思っています。
そんなカメラ好きな祖父からもらったカメラと、大事にメンテナンスしていけばずっと使える憧れのLeica M4。
これからも、どんな時もフィルムカメラと共に思い出を残していきたいです。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

▼常にストックしてあるオススメのフィルムたちです。▼









[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:24年08月05日 12時00分 ]

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【SONY】数量限定!「オリジナルメディアケース」をプレゼント!

【SONY】数量限定!「オリジナルメディアケース」をプレゼント!

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

マップカメラは今年で30周年を迎えます。
これもひとえに、たくさんのお客様のご愛顧あってのこと。
この場であらためて日頃の感謝を申し上げますとともに、今後も末永くご愛顧くださいますようお願いいたします。

今回は、指定新品ソニー製品お買い上げのお客様へ、マップカメラでしか手に入れることが出来ないプレゼントをご用意いたしました。

今回の為だけに特別にHAKUBAにて製作頂きました。マップカメラのオリジナルデザインとオリジナルカラーの「メディアケース」です!
SONY αシリーズのメインカラーとなるオレンジ色をベースにパッキンやロゴデザインに白を取り入れたことでガジェット感を減らし、軽やかな雰囲気に仕上がっています。

こちらのメディアケースはCFexpress Type Aカード2枚、SDカード2枚、microSDカード8枚を収納可能です。
中にはメディアサイズにピッタリのクッション型緩衝材が敷かれており、外の素材には丈夫なABS樹脂を使用しております。外部からの衝撃を吸収し、大切なデータを守ってくれます。

サイズ感も驚くほどスリムです。持ち運びにもストレスにならないサイズで、お洋服のポケットに入れたり、ポーチにすっぽりと入る厚みで携帯性抜群です。

持ち運びに便利な着脱可能なハンドストラップ付きなので、ポケットがなくてもカバンの持ち手などに付けて持ち運ぶことも可能となっています。

SONYユーザーに愛着を持って使っていただけるデザインで、常に使っていただけるものを目指しました。皆様のカメラライフのお供になれる事を願っております。

こちらのオリジナルメディアケースは、当社指定の新品ソニーカメラボディやレンズをMapCamera.comからご購入いただいたお客様へプレゼントしております。(※店舗/楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承ください。)

無くなり次第終了となりますので、お早めにご検討くださいませ。皆様のご注文をお待ちしております。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月05日 11時00分 ]

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【Light Lens Lab】歴史的な銘玉ノクチ50を再現

【Light Lens Lab】歴史的な銘玉ノクチ50を再現

今回は「周ノクチ」と呼ばれるLight Lens LabのM NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.を使って撮影をしてきました。
F値1.2の非常に大きな開放絞りを持つ本レンズを語るには、Leicaの伝説的なレンズであるNoctilux 50mm f/1.2 非球面を外すことはできません。

1966年、Leicaはこの年のフォトキナで世界初の非球面大口径レンズLeitz Noctilux 50mm f/1.2を発表しました。
当時は非球面レンズ生産における歩留まりが悪かったと言われています。それはすべてのレンズが手作業で研磨されていたためであり、この伝説的なレンズの生産量は非常に少なく、手作業で研磨されたレンズはそれぞれに若干の違いがあると言われています。このような伝説的な背景を持つLeicaのアンティークレンズは、当時から価格が非常に高く手が届きにくいものでした。

そんな今、Light Lens Labから復刻レンズとしてM NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.が発売されました。
「LIGHT LENS LAB」は中国の投資家である周氏によって設立されたメーカーで、近年では入手困難な歴史的な名レンズをできるだけ原材料や製造方法に忠実に復刻することで広く注目されています。
驚くべき再現度と高品質で、多くの写真愛好者から支持されているブランドです。

この日は数日前の38度近い東京に比べれば、涼しく感じる一日でした。
太陽の光が雲の隙間から降り注ぎ、空気はやや湿っていて写真を撮るにはぴったりの日です。
筆者はこんな日が好きです。

今回の撮影では原宿駅付近へやってきました。
相変わらず人が多く、世界中から集まった人々が原宿で色々なお店を巡り、自分が欲しい商品を探しています。

賑やかなショッピングエリアの後ろには静かで穏やかな住宅街がありました。
少し絞って撮影してみるとかなり良く写っているのが分かると思います。


周ノクチは当時のガラス素材を再現し、クラシックな高温研磨で加工しています。これによりガラスの劣化を防ぎ、非球面レンズは72時間以上の手作業による研磨が施されています。オリジナルの光学特性を保持しつつ、性能を若干向上させることで、現代のデジタルカメラに適応できるようになっています。


開放状態ではハイライトに紫のフリンジが発生するものの、F値を考えれば満足のいく結果です。


コントラストはそこまで高くなく全体的には比較的描写が緩いですが、中心部分はしっかりと解像感があります。非常に柔らかく美しさを醸し出していて独特な雰囲気が感じられます。
これがLight Lens Labの魅力かもしれません。

総じて、LeicaのNoctilux 50mm f/1.2 非球面と比べると品質やクラシックな味わいには違いがありますが、お求めやすい価格である点は非常に大きく、比較的楽しみやすいです。また、現代のデジタルカメラに合わせて性能が向上している部分もあります。今を生きるクラシックレンズ好きを唸らせる必携の一本となっています。



 


 


[ Category:etc. Leica | 掲載日時:24年08月04日 18時00分 ]

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単焦点に夢中~Contemporary 35mm F2 DG DN編~

単焦点に夢中~Contemporary 35mm F2 DG DN編~

レンズには画角を変更できるズームレンズと決まった画角で固定化されている単焦点レンズが存在します。
それぞれメリットとデメリットがあり、レンズ交換式カメラを使用するユーザーにとってのレンズを選ぶ際の最初の選択肢です。

今回は今スタッフが夢中になっている単焦点レンズを全3回にわたりご紹介します。

今回紹介するのは『SIGMA 』の『Contemporary 35mm F2 DG DN (ライカSL/TL用)』
スマートな外観でありながら簡易的な防塵防滴も兼ね備え、
ポートレートから風景写真など幅広い場面で活躍してくれる一本です。

ちょっと近所の公園へ散歩に行くのにも、このレンズを一本持っていくだけで
見慣れている風景がいつもよりドラマチックに感じることがあります。


このレンズを使うときは、横長のアスペクト比で撮ってしまいがちです。
レンズコーティング技術と特殊低分散ガラスによって、色収差や歪みが最小限に抑えられています。

横長もいいけど、縦長で撮るのもなかなか楽しくてやめられません。
このレンズは使い心地がストレスになることが一切ないので、写真にじっくりと向き合うことができます。

いかがでしたでしょうか。
この手頃な価格でこのクオリティが手に入ることはなかなかないと思います。
すべてのカメラユーザーの方に一度は使ってもらいたいレンズです。

次回をお楽しみに!


[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年08月04日 12時00分 ]

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【実機レビュー】本格的で多彩な映像表現を楽しめる!『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』を紹介します

【実機レビュー】本格的で多彩な映像表現を楽しめる!『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』を紹介します

SONYのVLOGCAM ZVシリーズに、『VLOGCAM ZV-E10 II』が仲間入りしました。今もなお高い人気を誇る前作「VLOGCAM ZV-E10」からさらなる進化を遂げて、もっと自由に、もっと本格的な映像表現を楽しむことができます。
直感的で簡単な操作性は保ちつつ、より洗練された本機の魅力を余すことなくご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 動画チャプター

0:00 オープニング
0:47 外観紹介
2:25 機能紹介
5:31 撮影していきます
8:46 動画を撮影していきます
10:01 おすすめレンズをご紹介
12:03 シネマティックVlog設定の映像をご覧ください
13:05 1日使ってみて
14:00 エンディング

 動画概要

 


はじめに前モデル「VLOGCAM ZV-E10」と比較しながら、外観について深掘りしていきます。
SONYのフルサイズボディと同じバッテリー「NP-FZ100」が搭載され、ボディ全体のコンパクトさは保ちつつ、グリップのホールド感と電池持ちが大幅にアップしました。
また、この外観紹介の撮影は『VLOGCAM ZV-E10 II』で行い、便利で嬉しい機能や高性能なマイクについてもクローズアップしてご紹介しています。

本機はブラックとホワイト、2つのカラーバリエーションが用意されています。シックでクラシカルなブラック、美しく洗練されたホワイト、どちらも所有欲を存分に満たしてくれるカメラになっています。
プラスのアイテムとしておすすめしたいものが、トライポッドグリップです。手持ちでの撮影もグリップを装着するだけで安定感がグッと増し、よりブレの少ない映像を楽しめます。

キットレンズである「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」。こちらも進化を遂げて再登場しました。
オートフォーカスやブリージング補正の性能が大きく更新され、外装もマットな質感に仕上げることでカメラボディに装着した際の完成度が高まっています。

ここからは実際に撮影した写真を見ていきます。

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

フルサイズ上位モデルで採用された最新の画像処理エンジン「BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)」。
このエンジンを搭載することで静止画・動画撮影における処理能力が大幅に向上し、高い階調表現や忠実な色再現性能、低ノイズ性能などを高画素化が実現されました。撮影の幅がより広がる、大きなポイントの一つです。

E 11mm F1.8 SEL11F18


縦構図好きの方必見なのが、撮影設定が縦構図に構えた際も正位置で表示されるようになったこと。縦横どの構図でも、瞬時に撮影設定を確認できるので作品の自由度が高まります。

今回の『VLOGCAM ZV-E10 II』実機レポートでは、動画後半部分でシネマティックVLOG設定で撮影したショートムービーをご覧いただけます。ご参考までにチェックしてみてください。

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

簡単に直感的に、自由で本格的な撮影を。そんな欲張りな方に大満足いただける『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』。
他にも実際に撮影した写真を紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価お待ちしております!

[ Category:SONY YouTube | 掲載日時:24年08月04日 10時05分 ]

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【Canon】EOS R3とモータースポーツ #2

【Canon】EOS R3とモータースポーツ #2

厳しい暑さに晒される7月中旬、国内最高峰のモータースポーツを観戦するためサーキットを訪れました。
熱い戦いを繰り広げるフォーミュラカーの写真を紹介します。
夏祭りと銘打った今回はレースだけではなく、縁日や屋台も出店され、多くの家族連れでとても賑わっていました。

普段はレンズ交換の時間を惜しんでCanon EOS R3/マウントアダプターEF-EOS R/EF500mm F4L IS USMを
持ち出しレンズ1本勝負での撮影がメインですが、コースまでの距離が足りないと感じるポイントもあり、
今回は上記に加えて「エクステンダー EF1.4X III」も持ち出してみました。

700mmの画角が使えることで、いままでトリミングや引き気味で撮影していた場所でも迫力のあるシーンが撮影でき、
検出する被写体を「乗り物優先」に設定することでヘルメットへのピント合わせも容易なため、
より望遠域での撮影でも流し撮りに不便さを感じずに撮影ができました。

走行距離の短いレースなのでレース中撮影できるカットに限界がありますが、
限られた時間の中でサーキット内を歩き回り様々な場所からの撮影を試みます。

あっという間にゴールを迎えた約180kmのレースでしたが、目の前を駆け抜けるマシンの姿や音に心を打たれました。
モータースポーツなど動きの激しい被写体の撮影にぴったりと常々思うこのカメラ。
組み合わせて使う新しいレンズが欲しいと感じる一日でした。

 

「EOS R3とモータースポーツ」第1回はこちらから

 





[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年08月03日 13時00分 ]

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