夏が終わり、秋の気配を感じるようになった10月中旬のこと。お散歩がてらカメラを片手に代々木まで足を延ばしました。今回使用した機材はフラッグシップモデルに匹敵する高速連写や高感度撮影などの性能を小型・軽量ボディーに凝縮したミラーレスカメラ「Canon EOS R6」と、どのようなシーンでも広角から遠景まで1本のレンズで対応できる「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」を使用しました。ぜひそんな作例をご覧ください。
今回セレクトした軽量かつ万能な撮影用途でどんなシーンでも活躍してくれる「Canon EOS R6」「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」ですが、色々撮影をしていると「望遠レンズでこんな被写体を撮ってみたい」「マクロレンズがあると蝶をもっと鮮明に」と写欲が高まる1日でした。ぜひ休日のパートナーとしてこの1台を選んでみてはいかがでしょうか。
『Nikon NIKKOR Z 40mm F2』が写し出す描写は、新品で3万円台で購入できるレンズとは思えない描写をしてくれます。全長約45.5mmとパンケーキとまではいきませんが、とても薄くバッグから取り出すときに引っかからずサッと取り出せるので「あっ、撮りたい!」と感じた時にシーンを選ばず撮影を愉しむことができました。
今回は「Canon EOS R5」で撮られた皆さまの素敵な作品をご紹介します。「EOS R5」と言えば約4500万画素という高画素でありながら最高20コマ/秒の高速連写を可能とした人気のミラーレスカメラです。世界最高となる8段もの手ブレ補正に対応しており、夜間など暗所での手持ち撮影にも対応する一台です。それではどうぞご覧ください。
今回、使用したPENTAXのレンズはPENTAXの『HD D FA★ 70-200mm F2.8ED DC AW』と『HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE』。70-200mmは画角がピッタリということで選んでみましたが、『HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE』のように開放F値が必ずしも明るくなくても十分撮れることがお分かりかと思います。PENTAXに限らず、どのメーカーもレンズキットに付随している望遠レンズでも撮影は可能です。
8月30日に発売し、前回のランキングでは3位に入った『Canon EOS R5 Mark II』。今回ひと月遅れで、ついに1位獲得となりました。
とはいえ、手放しで喜べる状況とは言い難いところが…
前回お話ししましたが、発売に当たり大変な数のご予約を承りました。Canonユーザーにとって待ちに待った待望の新機種、当然注目度・期待度とも非常に高いものでした。
ところが、メーカーから早々に供給不足の告知が。初回入荷で入手出来た方は、ご予約者のほんの一部という結果になってしまいました。
ご予約数でいけば当然断トツの1位獲得のはずが、結局8月は3位に甘んじることに。お客様の期待を裏切る結果に、我々スタッフもなんとも歯がゆい気持ちになりました。
そして、2位には同じく『Canon EOS R6 Mark II』が入りました。そう、Canonがワン・ツーを達成。実に久しぶりの光景です。
EOS R5 Mark IIに追随する形で、前回8位から順位を上げてきたEOS R6 Mark II。新型機登場により、Canon機への注目度が上がったことが大きな要因と言えそうです。
新型機との価格差は20万円以上。さらに4万円のキャッシュバックキャンペーンの対象でもありました。(キャンペーンは10月7日終了。)
そこまでの高画素を必要としない方には最適の1台。長くCanonを孤軍奮闘で支えてきた実績もあります。
ここに来ての再評価、在庫は潤沢にあるだけに次回以降も上位維持を期待できそうです。
3位には『FUJIFILM X-T5』。前回久々の返り咲き1位を獲得しましたが、今回はCanon勢に順位を譲る結果になりました。
それでも人気の高さは相変わらずです。入荷も安定しているので、今後も上位に名を連ねることでしょう。
前回は新しくラインナップに加わった「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」とのレンズキットの売れ行きが好調で、販売数全体の半分以上を占めました。今回はボディ単体が総数の3分の2以上を占める結果となりました。
4位は『SONY α7C II』。EOS R5 Mark IIの登場もありランキングの変動が著しいなかにあって、前回7位から順位を取り戻してきました。
キャッシュバックキャンペーンの対象にもなっていますが、キャッシュバック額は10,000円と他機種ほど高くはありません。(キャンペーンは10月15日まで。)
α7IVやα7RVなど他機種が、キャンペーンのあるなしで販売数が大きく左右される傾向にあるなか、唯一安定した人気を誇っています。
外国人観光客の方からの支持も集めています。α7IVと機能は同等ですが、より軽量のα7C IIの方が人気が高いようです。
5位に『FUJIFILM X-T50』。
前回6位でしたから、ランキング中位の位置に安定してきたか。
今回もX-T5との兄弟対決は、兄貴分のX-T5に軍配があがりました。やはり両者の価格差がそれほど大きくないことが影響しているようです。
対象レンズ(XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR)との期間内同時購入で、35,000円のキャッシュバックが行われるメーカーキャンペーンを実施中(2024年12月31日購入分まで)。ですが、X-T5のXF16-50mmレンズキットとの価格差も、計算上そこまで大きくありません。
実際、X-T50の購入を検討して来店されたお客様がX-T5に変更されていったケースもあるようです。機能的な部分で選ぶか、あるいは質量や装着レンズとのバランス等を考慮するか、なかなかに悩ましい選択といえるでしょう。
6位は『Nikon Z f』。Nikon勢は他に、同数9位で『Z6III』が入っています。
…と、ここで「あれっ?」と思う方も多いことでしょう。
まずは前回8月のNikonの新品ランキングをおさらいしておきます。4位Z8、9位Z f、10位Z6IIIです。
そう、ここまでランキングの常連となっていたZ8が、突然姿を消してしまったのです。しかも、前回4位から…
特に供給不足に陥ったということもないので、本当に突然の出来事という感じです。
2位には、『Canon EOS R5』。前回7位からジャンプアップです。
新型機が売れれば、先代モデルの価値も改めて見直され注目度も高まります。加えて下取交換で中古商品数が増え価格帯も下がり、お買い得感が一気に増すことに。
EOS R5 Mark IIが供給不安定に陥ったことで心配されましたが、EOS R5に限って言うと良い循環が進んでいるようです。
このままα7IIIの牙城を崩すところまでいくか、つい期待してしまいます。
また、欲を言えば他のCanon勢にも頑張ってほしいところ。
以前は中古ランキングの常連であったEOS R6やEOS RPなども商品数は潤沢。再び脚光を浴び、中古ランキングでもCanonを盛り上げてくれると良いのですが。
ランキング7位は、『OM SYSTEM OM-1』。
前回4位より順位を下げてしまいましたが、唯一のマイクロフォーサーズ機ということを考えると奮闘していると言えます。
今年2月にOM-1 Mark IIが発売されて以来、先代機OM-1への注目度が高まりました。
順位の上下動は激しいですが、何とか人気を保ち続けています。
このままランキングへの定着を期待したいところです。