【Canon】EOS R100 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回の主役はキヤノンの「EOS R100」です。
そして組み合わせるレンズには「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を選びました。
合わせると18mmから210mmまでカバーすることになり、これは35mm判換算で29-336mm相当ととても幅広い焦点距離で撮影できることを意味します。
何でも撮れそうでワクワクします。
「EOS R100」はEOS Rシリーズ最小・最軽量で、間違いなく携行性ナンバーワンの一台です。
小さくてもレンズ交換式でAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、スマートフォンよりも綺麗に写すことができます。
せっかく写真を撮るのであれば、スマホ画質よりもこのくらい綺麗な方がいいと個人的には思います。
遠くの人物の瞳を高精度に捉えて追い続けたり、最高約6.5コマ/秒の連続撮影ができるなど、本格的な写真・動画の撮影が可能です。
撮った写真はWi-FiやBluetoothでスマホに転送できるので、楽しいイベントや感動した景色などもすぐにSNSで共有できるのです。
「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」もまた小型・軽量でわずか約130gしかありません。
それをうまく例えられないかと調べたところ、単1電池がおよそそのくらいとのことでした。
手ブレ補正も付いていますから、さまざまな撮影を安心して行うことができます。
「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の望遠端は、先述のとおり35mm判換算で336mm相当です。
超望遠といわれる焦点域までカバーするにもかかわらず、わずか92.9mm、270gに収まっているのですから驚きです。
こちらも手ブレ補正がついており、同じく手ブレ補正がついたボディと組み合わせることで7.0段分の補正が得られます。
最大撮影倍率は0.28倍なので、小さなものを大きく撮ることもできます。
それではどうぞご覧ください。
まるで煙の中から現れたよう。
実は手前に網があり、そこに光が当たっているので、白い煙のようになって映り込んだのです。
位置合わせはモニターを見ながらすれば簡単です。
カラフルな布が風に揺れているのを撮りました。
だらんと垂れている時と比べてプリーツも広がって動きがあります。
暑いのでレインボーのかき氷をいただきます。
最近は一杯で千円札が何枚も飛ぶようなかき氷もありますが、こちらは小銭で買えるものでした。
「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の最短撮影距離まで寄って撮ったところ、氷の粒ひとつひとつが見えるまで精細に写りました。
マクロレンズでなくてもこのように望遠レンズで大きく写すことを「望遠マクロ」などと言ったりしますが、こちらはまさにその手法で撮りました。
三体の白いお地蔵さん。
数センチメートルととても小さいのですが、こちらも大きく写しました。
蜘蛛の糸がかかっていることまで、精細に写し出されています。
引いたおみくじを結ぼうと思ったのですが、場所が空いていなかったいなかったので持ち帰ることにしました。
天気がよく太陽が強く当たり、濃い影ができています。
せっかくのズームレンズですから、どの範囲を画面に入れるかをじっくり定めて撮りました。
光、水、金属、木・草、石と色々な要素が詰まった一角を見つけました。
しかもその水には室外にある木が映っています。
それぞれの素材の質感がよく伝わってきます。
怪しげな斜光が当たったキツネのお面と目が合ってハッとします。
目に穴が開いているので、その向こうに目玉がある気がして神秘的です。
ピントは目に合わせているのですが、少しの距離しか離れていない壁紙がボケていて立体感があります。
いかがでしたでしょうか。
「EOS R100」は初心者に優しいカメラですが、それは初心者のみならず、カメラ任せで撮りたい人、綺麗に写したい人、本格的な撮影にチャレンジしたい人などにもピッタリな一台です。
今回使用した「EOS R100」「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の3点がセットになった「ダブルズームキット」もありますので、これさえあればばっちりなこのセットは大変おすすめです。
ぜひお手にとっていただきたいです。
ミラーレス一眼の先駆者であるSONY! なかでもAPS-Cセンサーサイズは歴史も古く、多数の名機をこれまでも世に送り出してきました。
これだけ種類が多いと「結局、自分にはどのカメラが一番あっているのだろう?」そのように迷ってしまう方も多いかと思います。
そこでマップカメラYouTubeスタッフがAPS-Cモデルを一挙に紹介します!
過去に登場したα6000シリーズから、VLOGCAMまで!自分にあった1台を探すお手伝いとなれば幸いです、ぜひ動画をご覧ください。
動画チャプター
00:00 オープニング
00:50 α6000シリーズとは
11:37 最新モデルの提案
17:11 Vlog用カメラの提案
24:21 エンディング
α6000シリーズとは
SONYのAPS-Cモデルは「NEXシリーズ」から、より本格性を増した「α6000シリーズ」へと進化してきました。
どの機種も名前やデザインが似ているため、どれを選んだらよいか分からないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、動画の前半ではこの「α6000シリーズ」が今まで辿ってきた軌跡を振り返りながら選ぶポイントをスタッフが説明しています。見応えたっぷり!
【エントリークラス】
手にしやすい価格と使いやすい性能で人気の「α6000」と「α6100」⇩
【ミドルクラス】
価格とコストのバランスが取れたスタッフもイチ押しの「α6300」と「α6400」⇩
【ハイエンドクラス】
手ブレ補正内蔵!しっかりしたグリップ感で大きなレンズとも組み合わせたい「α6500」と「α6600」⇩
最新モデルの提案
α6000シリーズのラインナップや各モデルの特徴を見て頂いた後は、最新モデルである『SONY α6700』の紹介です。
発表当時から、大きく話題になったオススメのポイントなどをスタッフが熱く語っています。
Vlog用カメラの提案
近年、SONYが力を入れているのが「VLOGCAM」のシリーズ。気軽且つ本格的な動画撮影を楽しめるとあって、人気が出ています。
そのラインナップの中から唯一のAPS-Cモデルである『SONY ZV-E10』の魅力を紹介しています。
この動画をご覧いただければ、あなたに合ったSONYのAPS-Cモデルが見つかるはずです。
動画内ではここでご紹介しきれなかった各ボディの特徴や、より詳細な魅力に触れるトークをしておりますので是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願い致します!
とある休日、埼玉県にある宮沢湖へ。
せっかくなのでと持って行ったのはLUMIX DMC-GX8とLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.
ここ最近はあまり持ち出していなかった機材たちです。
普段カメラを持って出かけると、持ってきたからには何か良い写真を撮って帰らないと…
という気持ちになってしまうんですが、このボディとレンズのセットは手軽なので
スマホで写真を撮るような感覚で気軽に持ち出すことができます。
散歩をしながらスナップをしていると、どこからかシャボン玉が飛んできました。
宮沢湖は小さめな湖ですが周辺に温泉などの観光施設がいくつかあって活気があります。
この日は、湖畔周辺にたくさんの雨傘で装飾がされていました。定期的に噴出するシャボン玉も演出の一つのようです。
改めてこのレンズを使ってみると、明るさや美しいボケ味が魅力的なレンズだということが分かります。
難しい操作もなく、加えてこのコンパクトさ、これ一つで自然と良い写真が撮れてしまう魔法みたいなレンズです。
リフレッシュしながら写真もたくさん撮れて、さらにはレンズの魅力を再確認できた良い休日でした。
これからはもう少しこのレンズを連れ出してみようと思います。
【SONY】α6400 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回取り扱うのは「SONY α6400」です。
α6000シリーズらしい小型・軽量という特長を引継ぎつつ、中身は上位機種で培った技術をふんだん取り入れることで、高精度・高追従のリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングなど、AF性能に優れます。
特に速さについては、APS-Cセンサー搭載ミラーレスカメラとしては世界最速となる0.02秒のAFを当時叩き出したほどです。
モニターが180度回転するので、瞳にピントを合わた自撮りも可能です。
レンズは「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650」「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210」を使用しました。
いずれもダブルズームレンズキットでセットになっているものです。
2本合わせることで35mm判換算で24-315mm相当となり、まさに何でも撮れることでしょう。
それではどうぞご覧ください。
青い空、そして気持ちの良い風が吹く時間を公園で過ごすのは贅沢なものです。
カメラ位置をグッと下げて、芝生を入れながら空を写します、
使ったのはもちろん広角端16mm(35mm判換算24mm相当)です。
暑いのでさっそくアイスクリームを食べながら一休み。
外での休憩も気持ちがよいものです。
線が並んでいるような被写体はレンズの性能が試されるところですが、見たままの素直な写りだと思います。
吊灯篭にピントを合わせて、続く回廊の奥行を感じられる一枚を撮りました。
絞り開放でもピント面は非常にかっちりとした写りで、金色の細工も精細に写っています。
面白いおじさんがいる、と思ってスナップしたのですが、あとで写真を見て、それだけではなかったと気付きました。
実は左下には道の向かい側に立っている人の顔があり、上の旗にもまた顔があり、よく見るとおじさんと合わせて3つの顔があるのです。
人の多い日に街中で写真を撮るのが苦手な性分ですが、α6400の高速AFのおかげで意図通りに速やかに撮影できました。
光がまだらに当たっているのが面白いと思って、望遠レンズを伸ばしてシャッターを切りました。
綺麗な黄色い壁にはエンボスのような模様があり、より視界を複雑にしてくれています。
向かいのビルの2階には飾られた木が鎮座しています。
まるで特別に選ばれたかのように、そこだけに陽が降り注いでいたのです。
輝いていたのは極わずかな時間で、光はすぐに去ってしまいました。
あ、と思った時にすぐ撮れる。
「α6400」はスナップシューターとしての役割を果たしてくれました。
街を眺めるシンプルな写真。
歩道橋からの眺めは思わず撮ってしまうという方も多いかもしれません。
まっすぐ伸びる道路は気持ちがいいものです。
心のままに撮影できる「α6400」の手軽さは、一度使うと病みつきになりました。
いかがでしたでしょうか。
「α6400」はストレスなく思うままに撮影できるのが魅力でした。
それは小型・軽量なだけでなく、AFをはじめ動きがきびきびとしていることで、カメラに気を取られずに撮れるということなのだと思います。
せっかくのレンズ交換式ですから、キットレンズである「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650」「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210」を使いわけて、あらゆる被写体を捉えという使い方がベストかもしれません。
もちろん明るい単焦点レンズやマクロレンズなど、いろいろとレンズを変えて楽しむのもよいでしょう。
ぜひお試しください。
【SONY】マクロレンズでアクセサリーを撮る。
かわいいアクセサリーがあるとついつい買ってしまいます。
そんなこんなでいまや数えきれないほどのアクセサリーをコレクションしています。
せっかくたくさんのアクセサリーがあるので撮影してみようと思います。
ボディは普段から使用しているα7Ⅳがあるため、レンズはSONYのEマウントレンズで考えてみます。
実際に身につけた写真もアクセサリーのイメージがしやすい写真になりますが、今回はマクロレンズを使って近くで見たときのアクセサリーの魅力を写真に収めてみようと思います。
SONYが現在販売しているフルサイズ用のレンズの中でマクロレンズは2つあります。
FE 50mm F2.8 MacroとFE 90mm F2.8 Macro G OSSです。
今回はこの2つのレンズをどちらも使いながらアクセサリー撮影をしてみようと思います。
まずはこちらのイヤリング。
廃材となったガラスを熱することで重ねて独創的な形にしているイヤリングです。手作業のため1つとして同じ形、色のものは存在しません。
どちらもFE 50mm F2.8 Macroで撮影しています。
また、背景を白一色にすることでアクセサリー自体を強調したかったためホワイトのスタジオボックスに入れて撮影を行っています。
背景も写真の一部として撮影することも一つの方法ですが、このようなボックスにいれるのもアクセサリー自身の魅力がそのまま伝わるのでオススメです。
まず一枚撮影した時にガラスの気泡にもう少し注目したいと思いました。
そのためより接写を試みます。FE 50mm F2.8 Macroの魅力の一つは最短撮影距離が0.16mでかなり近くまで寄れることです。
テーブルフォトなど近くに被写体があるものの接写をしたい方など便利に感じる点だと思います。
気泡はよく見ると三角形のような形をしており、アクセサリーの良いアクセントになっています。
こちらの2枚はどちらもF5.6で撮影しました。より近くに寄ったことで2枚目は背景がボケています。全体をしっかり描写したい場合はF11くらいまで絞っても良かったかもしれません。
続いて、同じリングをほとんど同じ位置からそれぞれFE 50mm F2.8 MacroとFE 90mm F2.8 Macro G OSSで撮影してみました。
水晶の中に黒い線がいくつも入っているブラックトルマリンインクォーツのリングです。
友人にオススメしてもらったアクセサリーショップに行った際、一目惚れして購入したものです。
このリングも一つ一つ手作業で作られています。石の模様もそれぞれ異なるためこのリングはこの機会を逃したらもう出会えないと思いました。
どちらも硬い石のはずなのに石の中に別の石が入り込んでいるのはとても不思議です。どのような過程でこのような模様になったのでしょうか。
そもそも、自然石はそれぞれどんな過程で作られたのでしょうか。手のひらに収まる小さいサイズから不思議はどんどん広がっていきます。
さて、やはり焦点距離がそれぞれ50mmと90mmのため同じ位置から撮影した場合はFE 90mm F2.8 Macro G OSSの方がより被写体を大きく撮影出来ます。
マクロレンズということもあり、この2本でどちらにしようか迷ってしまいますがどれくらい被写体を大きく描写したいかがまず一つ考えるべきポイントのようです。
このようなアクセサリーや料理など自分がある程度近づいて撮影が出来る場合は自分が動くことで被写体の大きさを変更するは勿論可能です。
しかし、お花などある程度撮影出来る位置が定まっている場合は遠くからでも被写体がより大きく撮影出来るFE 90mm F2.8 Macro G OSSが良いかと思いました。
神保町の古本屋で見つけた「吉」の字が入ったリングです。
身に着けていると吉が転がり込んでくるのではないかと思い思わず自分のものにしました。
贔屓にしているスポーツチームの応援に行く時などに勝利を祈願して指にはめることが多いです。勝率は現在6割程度です。
こちらはFE 50mm F2.8 Macroで撮影しました。
撮影しながら感じたこのレンズの魅力は、その軽さです。約236gのため手持ちで撮影している時も全く疲労感が無く様々な角度からの撮影が出来ます。
他のSONYの単焦点レンズを考えてみてもトップを争う軽さなのではないかと思います。
ヨルダンへ留学していた友人からお土産でもらったイヤリングです。
片方はラオスの川で落としてしまいましたが片耳だけつけたり、両耳で異なるイヤリングをつけて遊びたい時にデザインもシンプルなため重宝しています。
このイヤリングは、FE 90mm F2.8 Macro G OSSで撮影しました。
先ほどの「吉」リングとこのイヤリングはどちらもF8まで絞って撮影しています。
被写体が異なるため、一概に比較は出来ませんがFE 90mm F2.8 Macro G OSSで撮影したものの方がピントが当たっている面のシャープさが際立っているように感じます。
FE 50mm F2.8 Macroの描写が甘い、ということではありません。しかし、細部まで細かく描写を際立たせたい場合やスタイリッシュな被写体を撮影したい場合は
FE 90mm F2.8 Macro G OSSを使用していただくのが良いかもしれません。
もう一つのこのレンズも魅力はレンズに手振れ補正が搭載されていること。
F8まで絞ったことでシャッタースピードは1/30で撮影しています。手持ち撮影で手振れを起こすかなりギリギリのシャッタースピードとなりましたがブレはありません。
アクセサリーなどはあまり開放では撮影せず絞っての撮影が多いかと思います。ISOをあまりあげたくない場合、どうしてもシャッタースピードは遅くなっていきます。
手持ち撮影を行う場合はレンズ内手振れ補正のあるFE 90mm F2.8 Macro G OSSの方がボディの手振れ補正と合わせてより強固な手振れ補正となりますのでより安心して撮影が可能です。
倉敷の織物の様式を用いたイヤリングです。
手触りがすべすべとしていていつまでも触っていたい心地よい肌触りです。
これら2本のレンズは最新モデルのレンズと比較してしまうとあまりAFスピードが速いわけではありません。
少し、AFに迷いがあると思った場合はどちらのレンズにも側面にある「フォーカスレンジリミッター」でAF駆動範囲の制限をまず行います。
「Full」が選択されている場合は接写範囲から通常の範囲までカメラが広くAFを動いてしまうためリミッター右端にある、FE 50mm F2.8 Macroは0.16m-0.3mまで、FE 90mm F2.8 Macro G OSSは0.28m-0.5mまでの接写範囲のみにレバーを動かすことでAFスピードを速めることが可能です。
もしくはMFで細かいピント合わせをしてしまうことも一つの方法です。
FE 50mm F2.8 Macroはレンズ脇のフォーカスモードスイッチを切り替えることで、90mm F2.8 Macro G OSSはレンズ上部のフォーカスリングを上下することで
それぞれ簡単にフォーカスの切り替えが可能です。
池袋で見つけた餃子イヤリングです。餃子が大好物のため思わず購入しました。
宇都宮に餃子を食べに出かけた際も着けていき、その愛をアピールした思い出があります。
今回ご紹介した2本のレンズはどちらも等倍マクロレンズと呼ばれるものです。
等倍マクロとは、被写体を撮影する場合被写体と同じ大きさでフルサイズセンサー上にも写すことが出来るということです。
今回はフルサイズカメラを使用しているため、等倍マクロレンズの場合被写体と同じ大きさの写真が撮影出来るということになります。
また、FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIなどをはじめとしたハーフマクロと呼ばれるレンズは、被写体が約50%縮小された大きさでセンサー上に写る、ということになります。
金沢に一人でふらりと旅行した際に出会ったイヤリングです。
金沢の名産である水引をモチーフにしたデザインです。
天気の良い日に付けると鞠が弾むように耳元ではね、とても晴れやかな気持ちになります。
1つ1つのアクセサリーをああでもない、こうでもないと角度を考えながら撮影していく過程はそれぞれ思い入れのあるイヤリングをじっくり思い出すいい機会となりました。
FE 50mm F2.8 MacroもFE 90mm F2.8 Macro G OSSそれぞれ甲乙つけがたい魅力的なレンズでした。
これからアクセサリー撮影をしてみたい方、マクロ撮影をしてみたい方にぜひオススメしたい2本です。
▼アクセサリーなどの物撮りの強い味方!スタジオボックスもオススメです!▼
【Nikon】水族館のお供なら、ニコン最小最軽量ミラーレスで。
まだ5月にも関わらず初夏を感じさせるような晴天の日、涼を感じる水族館へ。
今回持ち出したのはNikon Z30 12-28 PZ VR レンズキット。
最小最軽量をうたうニコンミラーレス機に、35mm判換算18mmから42mm相当をカバーする広角ズームレンズのセット。より動画撮影に特化している組み合わせです。
まず、今回は動画撮影を行ったのでご覧ください。
ここからは動画内の切り抜きでご紹介します。
水族館に到着してちょうど、水中ショーの時間でした。小走りでトンネル水槽に向かうと魚たちとともに頭上を泳ぐダイバーさんの姿。
優雅に泳ぐ魚たちに囲まれて、自分も水中にいるような気分になります。
ふよふよと浮かぶクラゲ。青白く光る水槽内は幻想的で、魅力的です。
水族館での撮影は反射しないようなるべくガラスに近づくことが鉄則。
複数のクラゲたちが円を描くように漂う姿がかわいらしく、水槽に近づいてしっかりカメラを固定して撮影しました。
ペンギンたちに会いに来ました。巣穴にひっそり籠るペンギンに向かってパワーズームの出番です。
1枚目は広角側12mm、2枚目は望遠側28mmになります。
やはりパワーズームによる、なめらかなズームは動画内のクオリティを高めてくれるように思います。
最後に、隣接のレストランで昼食を。
こちらは動画の切り抜きとはまた別にスチルで撮影しています。
ピント面の立体感や質感は申し分なく、テーブルフォト撮影にもピッタリな画角にまたお腹が空いてきそうです。
今回はNikon Z30 12-28 PZ VR レンズキットの組み合わせで水族館を訪れました。
今回のような決まったシチュエーションや環境下に限った撮影ではなく、自撮りをしたり旅先に連れてVlog撮影をしてみたり。この軽さはシーンを選びません。
この夏の良い相棒になるのではないでしょうか。みなさんもぜひ試してみてください。
【Canon】ワンランク上の優しいカメラ EOS R10 with RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
今回ご紹介するカメラは、Canon EOS R10です。Canonのミラーレス機のラインナップも豊富になり、どれを買えばいいのやら…とお悩みになられる方もいらっしゃるかと思います。カメラ好きの方もこれからカメラを始めたい方にも、おすすめの1台となっていますので、さっそく魅力をお伝えしてまいります。
2022年7月に発売されたCanon EOS R10。組み合わせたレンズはレンズキットとして販売されている、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMです。ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広い撮影ニーズに応える本機は、シンプルな操作性とカスタマイズのおもしろさを絶妙なバランスで融合させた一台になっています。本レンズもとてもハイスペックな仕上がりで、一本でどんなシーンにも活躍してくれる優れ者です。
この日は東京タワーをお目当てに電車に揺られて出発しました。電波塔の役目を終えた今も尚、求心力を放ち続けて多くの人に愛されている東京のシンボルです。少し残念な曇り空でしたが、青空よりも東京タワーの紅白を目立たせた写真を撮ることができました。
有効画素数約2420万画素、APS-C サイズのCMOS センサーが搭載されている本機。映像エンジン「DIGIC X」との組み合わせにより、解像性能は有効画素数約3250万画素のCMOSセンサーを搭載する「EOS 90D」や「EOS M6 Mark II」と同等、筆者個人的にはそれ以上の描写を楽しむことができます。
曜日感覚が乏しい筆者。なぜこんなに人が多いのだろうかと考えてみれば、この日は日曜日。
人混みから早々に退散して芝公園に避難します。大賑わいの隣にはとても静かな緑が広がっていました。
広角端18mm(35mm判換算約29mm)
望遠端150mm(35mm判換算240mm)
大きなメタセコイヤの木に包まれてお散歩を楽しみます。同じ場所から見上げて広角側・望遠側、それぞれの写真を撮ってみました。
非常にコンパクトなRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMですが、ほぼ10倍の高倍率ズームと綺麗な描写性能を兼ね備えています。
またレンズ単体で4.5段の手ブレ補正効果を有します。
真上に掲げた不安定な姿勢でも被写体を捉えることができました。
薄く細長い特徴のメタセコイヤの葉をどちらの写真からもしっかりと観察することができる、とても万能なレンズです。
緑の続くままに足を運んで、ようやく東京タワーが広角側でもすっぽりと収まる場所までやってきました。
雲が活発に動き出し濃淡を感じられたので、ピクチャースタイルをモノクロに変更して撮影してみます。
メニューからシャープネスやコントラストなど自分好みに細かく設定することもできるので、自分だけのお気に入りの雰囲気を作り出せます。
またモードダイヤルをクリエイティブフィルターにしてラフモノクロを選ぶことで、もっと簡単にモノクロ写真を楽しむことができます。こちらはフィルター効果(ラフモノクロの場合はコントラスト)を3段階で調整できるので、初めてカメラをさわる方でもスマートフォンの写真アプリに近い感覚で撮影を行えるオートモードのお手軽機能です。
日常生活にたたずむ電波塔も私達を見守ってくれているようで、一段と魅力に惹き付けられます。
バスに揺られて竹芝橋にやってきました。いろいろな灰色の階調が伺えます。風が強く海が時化る様子もしっかりと捉えてくれました。
EOS R10は動きものの撮影も得意としていて、ハイスペックな高速連写と高精度なAFが搭載されています。
メカシャッター/電子先幕での撮影時は最高約15コマ秒、電子シャッター撮影時は最高約23コマ/秒の高速連写をAF/AE追従で実現されています。加えて上位モデル「EOS R3」のAF被写体検出技術を継承しており、被写体に合わせて高い精度で検出・追従をしてくれます。
水上バイクが走っていることを期待して向かった竹芝橋でしたが、残念ながらその姿を高速連写で納める機会には恵まれませんでした。
高速連写を楽しめず少し悔しい気持ちをすぐに切り替えて、別の機能で遊びます。
モードダイヤルをスペシャルシーン(計15種類のシーンや被写体を適切な設定でオート撮影することができます。)に切り替えて、パノラマショットを選択します。Canon EOSに初めて搭載された、広角レンズでも収まりきらない範囲を高画質なパノラマ画像として記録することができるおもしろい機能になっています。
最初は「BUSY」の文字を3連発させてしまいましたが、慣れてしまえばやみつきになるとても楽しいおすすめの機能です。シャッターボタンを全押ししたままカメラを一定方向(右/左/上/下)に動かすことで、高画質なパノラマ画像を作成できます。
気を付けることは2点だけです。想像以上にゆっくり、そして真っ直ぐ動かすと、スマートフォンでは得られない最高のパノラマ写真が完成です。
後日、同じ組み合わせで植物園に遊びに行きました。コンパクトなボディとレンズの恩恵を存分に受けて、一日中撮影に没頭することができます。
元気にブンブン飛び回る蜂達をEOS R10が素早く追いかけて捕まえてくれたり、20cmを下回る最短撮影距離とハーフマクロ撮影も可能な本レンズで、ここまで大きく写真に収めることができました。
虫が苦手な筆者ではございますが、この日は蝶や蜂をずっと追いかけて過ごしました。
この度ご紹介したCanon EOS R10とRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM。
人も場所も選ばない、とても優しいカメラになっていますので、初めての一台をお悩みの方、サブ機をお探しの方、多くの方にご検討いただければ幸いです。
マップカメラではネット限定で、新品商品2年保証や中古のお得なキャンペーンなど開催しております。ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
はるか(?)昔、学生時代写真部に在籍していた私は、フィルム一眼レフカメラに単焦点50mmレンズを付けて毎日撮影に明け暮れていました。
「ズームレンズなんて邪道だ!」と勝手に自分に言い聞かせて…
まぁ、当時貧乏学生が手にできるズームレンズは単焦点レンズに比べかなり画質が落ちましたし、劣化の少ないズームはとてもじゃないけど高嶺の花という状況でしたので。
食費を削り貯めた小遣いで広角28mmレンズを手に入れると、そのセットが学生時代の私のメインシステムとなりました。
あれから幾年月…
今やすっかりズームレンズ頼りの日々です。旅行へは勿論、普段の撮影散歩も標準ズーム1本を付けっぱなしという有様。
まぁ、画質も良いですし…
でも、たまに単焦点レンズ1本で街に繰り出すと、「やっぱ、これだよね!」とカメラ小僧の血がふつふつと湧き上がることも…
最近ピント合わせにも不安を抱くようになった私が、撮影散歩のお伴にするのが「Leica SL2」。
4700万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載し、Leica SLシリーズを一躍メジャーなものにした名機です。
そのSLシステムにラインナップされたSL50mmの3本を持ち歩いて撮ったのが以下の記事になります。
『【Leica】軽さが撮影欲を生む! ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.という選択』
『【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.13 ~SL2 + SUMMILUX SL50mm F1.4 ASPH.編~』
『【Leica】本命⁈ アポズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.と歩く銀座』
そして今回、撮影のお伴に選んだのは「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728」。
そう、SLレンズの次はMマウントレンズに挑戦です。
ズミルックス M50mmの最新版に当たるレンズ。先代のズミルックスはロングセラーを誇った銘レンズですが、この新型は絞り羽根が11枚に増え、最短撮影距離も45cmになるなど、先代をさらに進化させたもの。期待も高まります。
さらに今回、小型なMマウントレンズをチョイスしバッグに余裕があるのをよいことに、「ズミクロン M28mm F2.0 ASPH.」も追加。
こちらは最新「ズミクロン M28mm F2 ASPH. 11618」の一つ前のモデルで生産完了品のもの。
実は今回選んだ2本は、この記事掲載時点(2024年5月21日)でアウトレット品が存在しています。(どちらも数量限定、在庫限りとなります。)
ご存知の方も多いと思いますが、ライカ製品は2024年6月12日に価格改定が予定されています。
「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728」も値上げの対象になっている1本。それを含めて考えると、このセットが現在いかにお得かが分かると思います。
SL2とこの2本をバッグに詰め、向かったのは神奈川県横須賀市の三笠公園です。
日露戦争で活躍した戦艦三笠が保存・展示されています。
私「午後から天気も回復するっていうし、ちょっと撮影に行くけど一緒にどう?」
妻「撮影ですか……、いい写真撮れると良いですね。行ってらっしゃい!」
昔は喜んで付いてきてくれたのですが…
5月半ばのその日は午前中のどんよりした天気が一変、午後から快晴に。ただ風が強く、上空の雲がビュンビュンと流れていきます。
そんな白い雲をバックに、大きな軍艦が横たわっていました。
小学生の頃、遠足で来たような… それとも家族旅行だったか… いずれにせよ、うん十年も昔の話ですが…
SUMMICRON M28mm F2.0 ASPH.
船のすぐ横の遊歩道から撮影したため、28mmでも全体は収められず。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
全体は諦め、すぐに50mmに付け替え、部分を切り取ることに。
中央の砲塔にピントを合わせました。ちょっと距離があったのでバックと混じりそうですが、それでも合焦面の浮き上がりが感じられます。
公園入口付近に券売機が設置されていて、「艦内入場料600円」とありました。
最初はスルーしたのですが、やっぱり乗船してみたくなり戻って券を購入。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
入って正解。強い日差しが注ぐ甲板の上は光と影のコントラストが絶妙で、写欲を一気に掻き立てられました。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
腐食部分の描写がなんとも…
光が強すぎて眼では認識できない部分まで、忠実に再現してくれています。
金属の質感描写に拘り暗室に籠っていた学生時代の熱が再燃するような感覚が…
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
というわけでフィルムモード設定を「STD 標準」から「BW Nat モノクロ」へ。
学生時代なら「BW HC」、ハイコントラスト モードを選んでいたと思います。
でもあえて「Nat」、よりグラデーションを重視してみました。
金属自体の地の違い、影の濃淡もこちらの方が繊細に表現されています。
暗室作業でここまで表現させるのは至難の業かと。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
絞り開放から1段絞ったF2での撮影ですが、背景のボケはきちんと形を残しています。その分、奥行き感が出ました。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
SUMMICRON M28mm F2.0 ASPH.
甲板の上は撮影の宝庫。ひとりしゃがみこんで撮影に没頭していました。
なるほど、妻が付いてきたがらないわけです…
SUMMICRON M28mm F2.0 ASPH.
昔から広角レンズを用いた縦位置撮影が好きなのですが、私の眼鏡との相性が悪いのか、縦位置で構えるとEVFからモニターへ勝手に切り替わってしまうことが多々あります。
そんな時はアイセンサーの感度を変更するとよいとあるのですが、そのことを思い出すのは大抵撮影が終了してからです…
SUMMICRON M28mm F2.0 ASPH.
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
50mmでも同様に。やはり広角よりボケは大きくなりますが、前ボケも自然な感じです。
気がつくと、艦橋から賑やかな声が。遠足でしょうか、小学生の集団が狭い階段を上ったり下りたり… しばし撮影はお休みです。
自分もうん十年前はあんなだったのでしょうか。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
集団が去ると、静かさが強調されます。
夢中になって撮影を続けていましたが、一角でこんな銘板を。
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
そうでした、今や静かにこの地に佇んでいますが、戦争の遺物であることを忘れてはいけません…
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
逆光の過酷な条件下で。多少白っぽくなりましたが、目だった破綻はありませんでした。
ひとりでかなりな時間、甲板を彷徨っていました。艦内にも見学コースがあることをすっかり失念…
様々な展示がありそうですが、次回妻と来た時にとっておきましょう。まぁ、来てくれたらですが…
SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH. 11728
外の明るさに対し、かなり暗い状況。でも暗部が潰れることなく再現されました。
結局、公園内には2時間近く滞在。予定を大幅に修正することになりました。
それというのも、今回の相棒「SL2」に「ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728」と「ズミクロン M28mm F2.0 ASPH.」の組み合わせが、予想以上にしっくりきたから。
SLレンズ2本持ちよりはるかに軽く、マニュアルフォーカスも快適。
学生時代の情熱が戻ってくるようでした。
私にとっての新たな定番になる予感大です!
2024年6月12日ライカ価格改定! その前に是非!!
アウトレットも数量限定、在庫限りです!
【Nikon】雨の日も晴れの日も手放せない高倍率ズームレンズ
今年は昨年よりも梅雨入りが遅れるそうですが、偶然にもここ最近撮影に出かける日は雨の日が続いています。
それなのに大雨の次の日はからっと気持ちよく晴れたりして、せっかくなら今日撮影に行きたかったなどと思うこともしばしば。
そんな最近の撮影模様ですが、筆者が雨の日も晴れの日も手放せないレンズがあります。
それが2020年7月に発売した「Nikon NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR」です。
先月もっと超高倍率な便利ズームが発売したのでは、なんて声が聞こえてきそうですがこのレンズの程よい大きさと焦点距離がぴったりくるのです。一緒に使用したボディは「Nikon Z f」、グリップ力向上の為にスモールリグのL型グリップを装着しています。
この日は想像よりも雨が降っていましたが、大きな傘を持ちつつ片手撮影でも手ブレ補正効果5.0段のレンズシフト方式VR機構のおかげで失敗を恐れず撮影できます。このレンズはレンズ鏡筒の可動部分をはじめ各所に埃や水滴の侵入を防ぐシーリングが施された防塵防滴に配慮された設計となりますが、そこはそれとして愛着のある機材なのでなるべく大幅に濡らさないようにしつつ撮影を楽しみます。
バラも見ごろで花びらが重たげに雨の雫を滴らせていました。晴れの日に撮る植物はもちろん好きなのですが、雨の日の植物もみずみずしくて好きだったりします。こういった雨の日にしか撮影できない瞬間もこれからは撮影する機会が多くなりそうです。
雨の日の撮り方として好きなものにモノクロ撮影があります。曇天や雨の日などカラーではしっくりこない時にはモノクロームにすると撮りたかったものが撮れる気がします。この雨は前日の夜中から降っていたからか翌日にはカラッと晴れていました。
少し前の大雨が嘘のような快晴の日、変わらない組み合わせで撮影に向かいます。朝の家事をささっと終えて向かう緑豊かな公園の癒し効果は抜群です。
期待しながら向かった小鳥の水浴びスポットではシジュウカラが水浴びをしていました。数日前の雨の日は増水していましたが、この日は小鳥が水浴びするのにちょうどいい水深だったようです。
ハーブ園では赤い花が咲きだしていました。種類は分かりませんが満開になったらだいぶ華やかになりそうです。まだ花は少なめでさみしかったので赤を前ボケとして入れてみました。
小川沿いの小道を進んだ先、鳴き声を頼りに見回すとよく見かける場所とは違う場所にカワセミの姿がありました。相変わらずの愛らしい姿に魅了される人が多いのにも頷けます。
この公園ではあちこちに紫陽花が植えられているのですが、日当たりのいい場所では早くも花びらのようなガクが成長しツボミをつけはじめていました。まだまだ白いですがここから色づいていくのかと思うとすでに次の撮影日をいつにしようか考えてしまいます。
まさにちょうどいい焦点距離と重さのレンズ、これからもこの組み合わせでどんな天気の日でも撮影に出かけたいと思います。
コンパクトデジタルカメラ、いわゆる「コンデジ」。レンズ一体型のカメラであるため、一眼レフカメラやミラーレスカメラのようにレンズを交換する事はできません。ですがその分コンパクトかつ軽量なカメラですので、ポケットに入れられる程気軽に持ち運びをする事ができます。
動画も写真も気軽に撮影を楽しみたい、そんなユーザーにオススメなコンパクトデジタルカメラ【SONY VLOGCAM ZV-1Ⅱ】をご紹介いたします。
VLOGCAMという名前ですので動画しか撮れないと想像されがちですが、写真も簡単・綺麗に撮影する事が出来ます。
ボケを簡単に操作できるボタンやタッチで直感的な操作ができる等、難しい操作をする事をなく気軽に撮影が楽しめる細かな配慮がされております。そのため初心者ユーザーにも安心して使っていただけます。
以前発売されていたZV-1からの進化点として、モード変更のレスポンスの良さ、メニュー項目の改善、充電方式がTypeCが採用された事に加え、写真の仕上がりをより細かく設定できるように改善されました。より使用しやすく、本格的な細かい設定にこだわる事も出来るようになっております。
ZV-1Ⅱでは今回のために新開発された35mm換算18-50mm相当のレンズが搭載されてます。標準的な画角よりも広く撮影できる広角レンズが搭載されているので、概ね一般的なスマートフォンより広く撮影をすることができます。そのため風景撮影やセルフィーなどに向いておりますので、旅行で大活躍してくれます。
望遠側は50mmまで、人間の視野に近いと言われている標準画角までアップして撮影する事が出来ます。近くにいる人や物の撮影であれば充分足りる撮影距離です。もしもう少し遠くまで撮影したいと思えば画質の劣化を抑えながらズーミングができる「超解像ズーム」機能もあるので安心です。
個人的にオススメしたいポイントの一つとして、最短撮影距離の近さが挙げられます。被写体に寄って撮影ができる距離はレンズ先端から広角側であれば約5cmとかなり近寄って撮影することができます。
そのため行き先々での食事風景も簡単に撮影可能です。上記の写真はメインのケーキと共にテーブル全体の雰囲気も撮影してみました。その場から違和感なく1枚の写真に収める事が出来ました。
勿論動画機能も充実しています。新搭載されたZV-1Ⅱの「シネマティックVlog設定」というモードでの動画撮影がオススメです。動画撮影時のサイドにあるボタンをワンタッチするだけでまるで映画のような雰囲気で撮影する事ができます。
シネマティックVlogの設定にすると自動的にアスペクト比が16:9となり、上記の動画のように黒い帯が映像に記録されます。そのため映画館でよく見るシネマスコープサイズに映像を仕上げてくれます。更にフレームレートは映画でよく使用される24pに設定してくれる所も魅力の一つ。
後は映像を見ながらご自身の直感で好きな雰囲気の5つの「Look」と4つの「Mood」を選ぶだけ。難しい知識要らず簡単に撮影する事ができます。
今回撮影した動画にて音声は収録しませんでしたが、ZV-1Ⅱはカメラ上部中央にある新開発されたマイクも魅力の一つです。
オートに設定した際はカメラが自動的に人や被写体を認識してマイクの指向性を変更してくれます。難しい操作や外部マイクを購入しなくともクリアな音声が収録可能です。
加えてZV-1Ⅱにはアクティブ手ブレ補正という、動画時に起きてしまう手ブレを抑えてくれる機能があります。
今回の動画もアクティブ手ブレ補正を使用しました。どうしても手持ち撮影だと起きてしまう手ブレを極力抑えてくれるので安心して撮影が出来ます。
このようにVLOGCAM ZV-1Ⅱは別のアクセサリーを買う事なく、カメラ1台で本格的な撮影を楽しむ事が出来るのです。難しい事を考えずに作品作りを楽しみたい、より簡単手軽にスマートフォンよりもよい画質と信頼できるオートフォーカス性能で本格的な写真・動画の撮影が可能なカメラでオススメです。
昨今コンデジの需要が非常に高く、お取り寄せとなってしまっている機種が多くありますが、VLOGCAM ZV-1Ⅱは比較的在庫は安定しており、新品は勿論、中古でもご購入がしやすくなっております。
旅先は勿論、日々過ごす日常においても、自分が過ごした日々の記録をスマートフォンではなくカメラで残してみてはいかがでしょうか。VLOGCAM ZV-1Ⅱで写真も動画も難しい設定を考えず、直感的に楽しく思い出を残せる事を願っております。最後までご覧頂きありがとうございました。
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【Voigtlander】NOKTON 50mm F1.2 X-mountと共に
VoigtlanderからFUJIFILM Xマウント用で発売されているNOKTON 50mm F1.2。
マニュアルフォーカスのレンズでありながら、電子接点を搭載しているためExif情報、フォーカスチェック、撮影距離連動表示に対応しています。
※電子通信ができるボディは限られています。詳しくは商品ページをご覧ください。
今回の使用ボディはFUJIFILM X-T3です。
X-T3はファームウェアをV4.12以上にアップデートすることで、電子通信が可能なボディです。
初夏の風が心地よい中、スナップ撮影をしてまいりました。
FUJIFILMならではの緑の発色と絞り込んで撮影したときのシャープな描写に引き込まれます。
公園の石柱にビー玉のようなものが埋め込まれていました。涼しげな青い色が綺麗です。
爽やかで明るい午後の空気感を上手く切り取っています。
本レンズの絞り羽根は、ボケの形状に配慮した12枚構成であるためふわっと柔らかいボケが得られます。
この柔らかなボケは、パンジーの繊細な印象とマッチしています。
絞って撮影した1枚。夕暮れの少し肌寒い気温と金属の冷たさが伝わってきます。
フィルムシミュレーションは、「クラシッククローム」を使用しています。彩度が低く、色味の少ないシーンで活躍します。
いかがでしょうか。今回は電子通信が可能なX-T3を使用いたしましたが、電子通信非対応の機種でもご使用いただけます。
多彩な表現が可能な中望遠レンズとしてオススメの1本です。
【蔵Cura】ポケットにフィルムカメラ
「蔵Cura Reto Ultra wide and slim」
名前の通り広角で小型軽量の初心者向けフィルムカメラです。
筆者は普段デジタルカメラを使用しておりますが、おもちゃのような見た目の可愛さに一目惚れし購入しました。
同類のコンパクトフィルムカメラは焦点距離が32mm程度のものが多いですが、こちらは22mmと広角のレンズがついております。
現像するまでどのように撮れているか心配でしたが、出来上がった写真は想像より広い範囲が切り取られており、周辺減光が強く新鮮でした。
フラッシュがついていないので同類のコンパクトカメラと比較しても非常に小型軽量、手のひら程のサイズ感のため、
出番がなくてもとりあえず持ち歩いてみることが苦になりません。
ポケットにも入ります。
太陽に向けて撮るとプラスチックレンズらしい盛大なゴーストが発生しました。
フィルムの最後の一枚は写真が切れてしまいましたが、フィルムカメラならではの一枚になりました。
このカメラはF値やシャッタースピードが固定のため、設定不要でフィルムを巻き上げてシャッターを押すだけで
手軽にフィルムカメラらしさを楽しむことができます。
また価格もお求めやすいので、普段スマートフォンで写真を撮る方や、
これからフィルムカメラを初めてみたい方に、とりあえずお試しで使ってみる一台としておすすめしたいカメラです。
『Leica Q3』が発売になってから来月で1年が経とうとしています。
発売当初から今でも人気でお問い合わせが絶えないカメラです。
普段、レンズ交換式カメラを使うことが多い筆者がレンズ一体型カメラである『Leica Q3』に触れてみて感じた魅力についてお伝えします。
気持ちが良い青空と雲が目に入りシャッターを切った1枚。
28mmF1.7のズミルックスのレンズが付いていますが、レンズ一体型のため、
さっとカバンから出して撮り終わったらすぐしまえる手軽さが、カメラを持ち出す意欲を向上させます。
576万ドットのEVFは色味がとても自然で、小さな内蔵式とは思えない見やすさです。
天気が良い日だと背面液晶モニターでは構図や露出、色等が分かりにくいですが、
『Leica Q3』の見やすいファインダーがあるので快適に撮影できました。
奥に細長く続く、抜けが良い道がお気に入りの筆者。
普段50mmのレンズで絞り開放で撮ることが多い習慣で開放F1.7で撮った1枚。
ピントは手前の標識に合わせて撮影しましたが、PCのモニタで拡大してみて驚きました。
開放F1.7から葉っぱの1枚1枚を鮮明に解像しながら、画面中央奥の人と車は筆者の思惑通りアウトフォーカスになっています。
6030万画素のフルサイズセンサーとズミルックスレンズの描写力の高さに感心いたしました。
ライカの最新画像処理エンジンである「Maestro IV」が作り出す色味は自然で肉眼で見た印象に近いと感じます。
今回『Leica Q3』で多用したのは撮影時のトリミング機能であるクロップです。写真は75mmの画角で使用しています。
背面に2つ、上部に1つ好きな機能を割り当て可能で、筆者は背面左のボタンにトリミング機能を割り当てました。
元の28mmの画角から35mm、50mm、75mm、90mmと1回ボタンを押すごとに画角を表示するフレームの幅が狭まっていきます。
フレームの外を見ながら構図をその場で整えられる機能はM型ライカのレンジファインダーゆずりで、
初めてQシリーズを使用される方にも違和感なく使えると感じました。
クロップと『Leica Q2』からの進化点であるチルト液晶を使った写真です。
主にファインダーをのぞいて撮る方も、一度使うと改めてその便利さに気付くと思います。
この日は都内のバラが綺麗な庭園で撮影したのですが、今が見頃で鑑賞している方も多く、
撮影できる道幅も狭いのでなかなかしゃがんで撮るのが難しかったです。
中腰の状態で撮るにも暑さと合わせてなかなかハードなので、チルト液晶のありがたみを感じました。
28mmの単焦点だと花壇にさえぎられ、なかなか寄れませんが、カメラ内トリミングで75mm相当で撮影ができました。
ファインダーをのぞく時と普段のきき目が違う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう筆者も普段は右目がきき目で、ファインダーをのぞく時は左目がきき目です。
ですので、縦位置にカメラを構えた時でもちょうど左目の位置にファインダーがくるので
のぞきやすく撮影に集中することができました。
ファインダーは被写体への没入感を高め、構図に集中できるメリットがあります。
レンズをMACROモードに切り替え、できる限り近づいて撮影した1枚。
通常時でも最短撮影距離が30cmとだいぶ寄れますが、マクロモードに切り替えると17cmまで接写可能です。
マクロレンズに交換することもなく、クローズアップレンズを付ける手間なく、
リングを回すだけで接写できるのでとても便利です。
28mmと画角が広いレンズで、なおかつ寄れるのでテーブルフォトにも最適で普段使いから旅行にも最適です。
上から28mm、75mm、90mmと画角を変え撮影しました。
90mmになって画素数が落ちても葉っぱの質感や解像感は損なわれず、十分鑑賞に堪えうると思います。
ベースが28mmのレンズなので開放F1.7で90mm相当のトリミングで撮影しても
90mmの単焦点レンズほど背景がボケすぎないのも良いところです。
いかがでしたでしょうか。
発売から多くのお問い合わせを頂いている『Leica Q3』。
手に入りにくいものだからこそ欲しくなるのが人の性ではありますが、
筆者はレンズ一体型のカメラに対してどこか一歩距離をとって見ていました。
ところが今回、初めて『Leica Q3』に触れ、その使い勝手の良さと画質、
気軽に持ち運べ、鞄から出し入れできるサイズ感に欲しくなるのもうなずけると身をもって実感しました。
カタログスペックをながめたり、作例を見ているだけでなく
実際に持ち歩いてフィールドで撮影してみて良さが分かるカメラだと改めて思いました。
【Canon】EOS R6 markⅡが価格改定!値下がりした分の金額でおすすめしたい「RF28mm F2.8 STM」
この度、新品のEOS R6 Mark IIおよびレンズキットが3万円程お求めやすくなりました。
2月にEOS R3やEOS R5の価格改定があったことも記憶に新しいですが、筆者はお手頃になった分レンズにまわせる予算が増える!とついつい考えてしまいます。
そんな今回は浮いた予算で筆者が推したい「RF28mm F2.8 STM」についてご紹介したいと思います。
浮いた分でぴったり。という訳にはいかないのですが、少し追い金をすることで手に入れることができるこちらのレンズ、
今回おすすめしたい理由はとてもコンパクトで描写も良好、今後使用するであろうレンズと競合しない可能性が高いということです。
浮いた分とはいえひとまず手ごろなレンズに。という訳にはいきません。筆者としては納得できるレンズであるかということが非常に重要だと考えています。
まず今後揃えるかもしれない標準、広角、望遠レンズとあまり被らないもの、そして使い分けがしっかりできるものが良いと思っています。
やはり候補に挙がるのはコンパクトな単焦点、16mmや24mm、35mm、50mmも良いですが今回は28mmをチョイスしました。
昨今はサブ機にコンパクトデジタルカメラを使用して撮影に臨まれる方も多くいると思います。筆者もそのうちの一人です。
そんな中、小さなレンズを一つ携帯することでその代わりができるとしたらとても素敵だと感じているのです。
お散歩にも手軽な旅行にもコンパクトに、そして描写に妥協のないレンズが今回ご紹介する「RF28mm F2.8 STM」なのです。
最短撮影は23cmから。テーブルフォトにも使いやすいです。
小さいながらもCanonの光学技術が詰め込まれたレンズでもあります。
プラスチックモールドの非球面レンズが構成に入っており歪曲収差とサジタルコマフレアを補正しているとのこと。
さらに写真の通りMF/AF切り替えのスイッチ部周辺の溝の数も異なり、レンズの着脱時に使用することが多い部分の溝を多くするという工夫も凝らされています。
付け外しの機会が多いレンズとしては非常に嬉しいポイントだと思います。
このレンズを選んだ理由のひとつでもある描写力を試すため気持ちの良い陽気に包まれた公園で撮影をしてみましたのでご覧ください。
「28mmといえばモノクロスナップ」という言葉がおぼろげながら頭に浮かんできました。
今回はモノクロメインで撮影してみることにします。
なんとなく「いい感じ」と思うことは日々においてたくさんあります。
そのすべてを記録することは難しいですが、コンパクトなカメラシステムであればあるほどこれが可能になる気がしています。
葉のきめ細かい描写も感じることができ、暗部のディティールもきれいです。
EOS R6 Mark IIの優秀なセンサーのおかげもあり、全くストレスなく撮影することができました。
モノクロでひと通り撮影したのち、もう一周ということで今度はカラーで。
池にいた錦鯉たちです。
自分が写り込まないように悪戦苦闘しながら撮影しました。
眺めているだけで気持ちが癒されます。
とても首が伸びた亀がいました。
柔らかそうな弱点をそんなに出していていいのかと心配になりましたが、せっかくなので撮らせてもらいました。
歩き疲れてお昼ご飯を食べ撮影は終了としました。
写真は見事な羽根つきの餃子です。
筆者は無類の餃子好きで、この羽根つき餃子を再現するため長いリーチをもつフライ返しを購入するか悩んでいます。
フライ返しとこのレンズを天秤にかけてもきっとレンズが勝ってしまうような気がします。
カモメレンズとも呼ばれているプラスチックモールドの非球面レンズすらも餃子を包むしわに見えてきます。
実際のところ、この非球面レンズのおかげでこのサイズと良好な収差の補正が効いているわけなので、そういった意味では餃子を包むときのしわのように大切な存在だと言えます。
お腹がへっているのかもしれません。
いかがでしょう。きっといろんな方を幸せにすることができるレンズだと思っています。
特に持ち歩きに大変ぴったりでカメラを持ち出すのが楽しくなるとおもっています。
あたらしくEOS R6 Mark IIをお求めになられる方にも、Rシリーズをお使いの方にも自信をを持っておすすめできる逸品です。
当社インターネットからのご購入の場合は「【ネット限定】新品2年保証つき」です!
Nikonから発売されている『Nikon Z30』。エントリー層に人気の本機、その人気の秘密と魅力を動画でご紹介しています。
本編動画
動画チャプター
0:00 オープニング
01:10 外観と主なスペック
03:01 動画機能に注目
06:53 写真撮影もしていきます
08:45 動画撮影がより楽しめる便利機能付きレンズ
12:49 コンパクトで写真撮影を楽しめるレンズ
17:03 1日を振り返って
18:18 エンディング
外観と主なスペック
『Nikon Z30』は約405gというコンパクトなサイズのボディです。ファインダーがないので、カバンの中に入れた時や、持ち運びの時にかさばらないサイズ感です。
小型なカメラですが、しっかりと握りやすいグリップがついているので片手で持ってもしっかりとホールドすることができます。
2088万画素で連写性能は最大約11コマ/秒、動画撮影の面では4K30p/フルHD120pの撮影が可能です。
動画機能に注目
『Nikon Z30』は「Nikon Z50」と似たカメラですが、より動画撮影をしやすいように作られたカメラです。
高性能マイクを搭載していたり、長時間録画が可能になったり、より動画撮影を楽しむことができるので、これから動画撮影をはじめてみたい方におすすめしたいカメラです。
バリアングルモニターになっているので、ハイアングルやローアングル、自撮り撮影も難なく行えます。
Vlog撮影や自撮り撮影の時に、「Nikon SmallRig トライポッドグリップ 3070 ML-L7セット」を使うと、安定してカメラを持つことができ、三脚の機能も果たしてくれます。
写真撮影もしていきます
『Nikon Z30』のボディには写真撮影と動画撮影をすぐに切り替えられるスイッチがあるので、動画撮影をしていて、今は写真を撮りたい!と思ったらすぐに切り替えて写真を撮ることができます。
動画性能の面で注目をされている本機ですが、写真性能も優れていて「Nikon Z50」と同等の画質やAF性能を持っています。
今回の動画ではコンパクトな『Nikon Z30』と相性がいい小型のレンズ「Nikon NIKKOR Z 26mm F2.8」と組み合わせて写真撮影を行ってみました。
レンズの厚みが約2.3cmと超薄型設計なので、カバンの中でもかさばりません。
単焦点レンズなので画質も良く、F2.8なのでボケを活かした写真を撮ることもできます。
動画撮影がより楽しめる便利機能付きレンズ
動画撮影をより楽しめるレンズとして「Nikon NIKKOR Z DX 12-28mm F3.5-5.6 PZ VR」でも撮影してみました。
レンズ名にある“PZ”とは、パワーズーム機能のことです。電動でズームを行うことができる機能なので、滑らかなズームの映像を撮ることができます。
また、パワーズーム機能があるレンズなら片手でカメラを操作していてもズームをすることができます。
まとめ
今回はエントリークラスで人気のモデル『Nikon Z30』のご紹介をさせていただきました。
動画本編ではスタッフが実際に『Nikon Z30』で撮影した動画もありますので、ぜひご覧ください。
動画を見て「気になる!欲しい!」
公園の桜も終わり、ほんの一、二週間咲く時期の植物に着目しました。
この季節、公園の花壇、路地裏園芸などで見かける花です。
花はSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
「シラン・紫蘭」と言います。
花です。
シンビジュームやカトレアを知っている人なら、まさしく蘭の花の形です。
紫色の花をつけるラン科の植物なので、「シラン・紫蘭」と呼ばれるようになりました。
葉っぱです。
蘭は普通、温室で育てる植物のように思いますが、これは日当たりのよい湿原、崖上などに自生しランの仲間では最も育てやすい花の一つです。
色変わりや変化花も多く見いだされており、タネからもふやしやすいため、育種家によって新しい花づくりが行われてます。
これもその一つ「白花シラン」と言います。
そして、「シラン・紫蘭」は漢方薬でもあります。
9月、10月に根茎を掘り、茎、葉っぱ、根を取り除いたものを水洗い、熱湯につけて日干したものを白及(びゃっきゅう)と言います。
これを粉末にし煎じて飲んだり、塗布します。
胃カタル、胃潰瘍による出血、軽いやけど、鼻血、あかぎれに効きます。
野生のものは準絶滅危惧種になり珍しいのですが、
園芸品種として普及しており、種子が飛散して栽培逸出することもあるため、野生状態のものも本来の自生個体かどうか判別が難しくなっております。
撮影も終わり、公園の池を眺めていました。
とすると。
SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
春の運動会の季節?
池の中にある石の上にミシシッピアカミミガメたちが甲羅干しをしてる、最中の様子でした。
昔、運動会で組体操したことを思い出しました。
その中で「人間ピラミッド」、これは亀ピラミッドですか。
単純に乗っかる場所がないだけではないかと思いますが、面白い光景です。
【参考文献】
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑 高橋修 (著), 藤井伸二 (監修) ナツメ社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ 二宮孝嗣 (著) 出版社 : ナツメ社
持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 : 西東社
持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 : 西東社
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
【Canon】EOS R50 ダブルズームキットの魅力と作例 その2 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回使用するのは、Canonの「EOS R50 ダブルズームキット」です。
本記事はシリーズの2本目となっており、前回の記事「【Canon】EOS R50 ダブルズームキットの魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~」はこちらです。
「EOS R50」と2本のズームレンズがセットになっているまさに始めやすい機材なので、はじめてカメラを使う方や、他社から乗り換える方にもピッタリです。
レンズは2本合わせると35mm判換算で29-336mm相当と大変広い範囲をカバーします。
これらさえあれば何でもとれる、そんな頼りになるキットです。
今回はもう少し機能を深掘りして紹介したいと思います。
このワクワクするような組み合わせで撮影に出てきましたので、どうぞご覧ください。
「EOS R50」には自然でありつつ個性的な表現ができる「A+アシスト機能」が搭載されています。
その機能の中のひとつ「クリエイティブブラケット」を使って4枚の写真を撮りました。
こちらは撮れた写真を比較するために1枚にまとめた画像です。(四分割の写真が撮れるというわけではありません)
色を変えるなんて難しいのでは、という心配は無用です。
これは言ってみればスマホでお馴染みのフィルターのようなもの。
しかも1回シャッターを押すだけで、それぞれ別の表現の写真が複数できあがるという優れものなのです。
1枚は通常の写真で、残りはカメラが提案する味付けがされます。
記事冒頭の写真はそのノーマルバージョンです。
やることは、とにかく1回シャッターを押すだけ。
あとはその場でも、家に帰ってからでも、ゆっくり選ぶだけ。
もちろん全部だっていいのです。
「R50」では白黒写真を撮ることもできます。
その方法はふたつあります。
クリエイティブフィルターモードで「ラフモノクロ」を選ぶと、高感度フィルムのように少しざらついた白黒写真になります。
またピクチャースタイルでモノクロを選ぶという方法もあります。
前者は少し個性があって、後者は上品な印象を個人的には受けます。
調整は加減できるので、きっとお好みのモノクロ作品をつくることができるでしょう。
夜の街で撮影してみます。
こちらはISO6400で撮りましたが嫌なノイズはなく、それでいて奥の地面にあるタイルまでしっかりと解像しており、この組み合わせの描写性能の高さを感じました。
夜間の街ということで明暗差がある状況となり、白を飛ばさないために露出を暗くして撮影しました。
絞りを開放にしていることもあって、背景から主役が分離してとても立体感があります。
ブラウスの生地の模様も精細に写っています。
こちらは噴水で撮影したもの。
ちょうど明るい場所だったので、シャッタースピードは1/4000と速くしました。
折角ならシャープに撮ってみようと思ったからです。
その結果、宝石のような、どこか美味しそうにも感じられる水の塊を写すことができました。
こちらはそらの青さを感じた一枚。
日没から4~5時は経っているのですっかり暗いはずですが、鏡に映った空がこんなにも青いなんて。
目で見たときはこんなに明るくなかったと思いますし、ショーウインドーの明るさに負けそうなはずなのにです。
写真を撮ると新たな気付きがあり、それが楽しいです。
こんなに暗いのに、手ブレしたり写真にノイズが出たりしないのですから、この小さなカメラとレンズの中にはCanonの技術が詰まっているのだと改めて感じました。
いかがでしたでしょうか。
今回は「EOS R50」に「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」がセットになったダブルズームキットで撮影してきました。
ちょっとしたお出かけならば標準ズームレンズ、運動会などのイベントでは望遠ズームが活躍するのではないかと思います。
しかしこの3点全て持ち歩いたとしてもそこまでかさ張らないのが嬉しいところ。
ぜひセットで使用して、さまざまな作品をつくっていただきたいです。
今なお拡張し続けるVoigtlanderのNikon Zマウント用レンズ。
確かな質感と信頼できる描写。
マニュアルフォーカスレンズながら電子接点を搭載しているので、レンズとボディ間での電気通信が可能でExif情報を残したり、手ブレ補正や3種類のピント合わせサポート機能を使用することができます。
数えること9本ものNikon Zマウントレンズが登場していますが、この度10本目のレンズが登場しました。
その名もVoigtlander『NOKTON 75mm F1.5 Aspherical (ニコンZ用)』。
先行してCanonのRFマウントで登場しておりましたが満を持してNikon Zマウント版の発売です。
今年のCP+で参考出品されたあのレンズがついに製品版となりました。
レンズの外観から見ていきましょう。
総金属製のヘリコイドユニットをはじめとした重厚感のあるデザインは、これまでのVoigtlanderのNikon Zマウント用レンズと同様のデザインが踏襲されており、複数のレンズを持っている場合でも統一感が崩れません。絞りリングはレンズ先端に位置し、程よいクリック感があります。絞りは直結のメカニカル制御となっているため、カメラ側のコマンドダイヤルではなく、レンズ側で制御します。ひと際大きなヘリコイドユニットは、高品質グリースによりグリスアップされており、マニュアルフォーカスのシルキーな操作感覚が楽しめます。ひっかかりのない滑らかな操作感は中望遠、開放絞り値F1.5の浅い被写界深度でもスムーズにピントの微調整が可能です。
まさに「質実剛健」といったデザインです。
フルサイズ(ニコンFXフォーマット)対応の大口径中望遠レンズ。開放絞り値F1.5の大口径でありながらコンパクトに収まっています。前玉に円形フィルターを装着することが可能で、径は67mm。扱いやすいサイズなのでNDフィルターやPLフィルター等の運用が容易です。
ピント面のクリアさと背景に溶け込む滑らかなボケはNOKTONらしい描写です。それでいて、75mmの中望遠、開放絞り値F1.5からなる豊富なボケが相まってこれまでのNOKTONシリーズ以上に開放絞り値で撮影したくなります。
大口径のレンズながら光学性能はニコンZシリーズに最適化されており、高画素センサー搭載のカメラでもその性能を遺憾無く発揮してくれます。ところが時に、強い光源下では角度によってゴーストが出現するようです。最新レンズらしいクリアな描写のレンズですが、使い方によってはオールドレンズライクな味わいも出すことが可能なようです。マニュアルレンズとして1本で2つの顔がある本レンズはまさに一石二鳥なレンズと言えるでしょう。
レンズの最短撮影距離は50cm。焦点距離75mmのレンズにしては寄れるイメージです。座った状態でテーブル上の料理をぎりぎり撮影できる距離感、と言ったところでしょうか。旅行の思い出はもちろん、料理のシズル感もしっかりカメラに収めることができるので、撮影データを見返すときは空腹でないときにしましょう。
中望遠域の大口径レンズ。その浅い被写界深度だと気になるのがパープルフリンジ。ところが本レンズは開放絞り値でバシバシ撮影しても出現する気配がありません。レンズを介してしっかりと光をカメラのセンサーに届けます。カメラのセンサーにも由来しますがレンズを通す色彩はややしっかり目。色乗りよくその質感を残すことができます。
開放絞り値F1.5のメリットはボケ感はさることながら、光を多く取り込めるところにもあります。ニコン Z マウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラはいずれもボディ内手ブレ補正が搭載されており、これと組み合わせることで薄暗い環境でもスローシャッターを駆使することで、撮影に十分な光を確保することができます。
適正露出だけでなくアンダー/ハイライト部分のデータも確実に残してくれるNikonのカメラ。光の変化や強弱を意識することで写真がグッと引き締まります。一見黒潰れしているように見える部分でも、明度をあげると確かにそこにあったものがしっかりと記録されています。だからこそ全体がベタっとするのではなく光の当たる部分と当たらない部分の諧調が滑らかに記録され、より自然な見た目となるのです。
夕陽が差し始めたので撮影地をあとにします。硬すぎず柔すぎず、変に誇張のない写りは目の前の空気そのままを収めてくれているようです。
待望の中望遠域の大口径レンズ『NOKTON 75mm F1.5 Aspherical (ニコンZ用)』。Nikonユーザーにはあまり馴染みのない焦点距離70mm台の単焦点レンズですが、臆せず手にしてみると、85mmほど狭すぎず普段使いにもうってつけのレンズだということが分かります。レンズ名のNOKTONとは、Nokt(夜)という単語に由来。それはつまり夜でも撮影が可能なほど絞り開放から優れた描写力を発揮するレンズということでしょう。その名にそぐわしく空気感までも写真に閉じ込める珠玉のレンズ。どうぞお楽しみください。
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【SONY】晩春の花を撮る
春は花の季節。
梅や菜の花、桜にはじまり、チューリップ、藤、ポピー、ネモフィラなど様々な花が次々に見ごろを迎えます。
晩春にかけては色とりどりで鮮やかな花が多いので、撮っていて楽しい気分になります。
今回は、そんな晩春の花、ネモフィラをメインに撮影に行きました。
使用した機材はILCE-7M3とSEL90M28Gの組み合わせです。
私は花を撮影するとなると、SEL135F18GMとSEL90M28Gのレンズで迷うことが多いです。
今回撮影するネモフィラは小ぶりな花なので、大きく撮影できるマクロレンズSEL90M28Gを選びました。
また、ILCE-7M3には最新の機種には入っていない、ピクチャーエフェクトとHDRという機能が入っています。
この機能を使用するためにILCE-7M3を選びました。
公園を進んで行くと、見事な青い花畑が目に入ります。
この日は少し空が曇っていて、綺麗に青が出なかったのですが、HDRを使用して色を調整しました。
SONYの最新の機種には、ダイナミックレンジの調整を行う機能がDレンジオプティマイザーのみとなります。
これはカメラが画質の明暗の差を最適になるように自動補正する機能のことです。
ILCE-7M3には、Dレンジオプティマイザーの他にHDRという機能が入っています。
これは複数枚撮影して合成することにより、Dレンジオプティマイザーよりも強い効果を得ることができます。
また、ノイズが発生する心配もありません。
複数枚撮影して合成するので、動きものには使えませんが、風景を撮影する際は便利な機能です。
お花だけで撮影するときも、いくつかパターンがあります。
このように、1つの花にフォーカスを合わせて、背景を大きくぼかす撮影。
一番メジャーな撮影パターンです。
この撮影をする場合、SEL135F18GMのようなF値が小さく、望遠のレンズを使うと、より背景のボケを大きくすることができます。
ネモフィラの花畑にポピーが混ざっていました。
違う色の花を撮るとまた雰囲気が変わって魅力的に見えます。
マクロレンズならではの近接撮影です。
肉眼だとしっかり見ないとわからない花脈が見えて、普段の撮影とは雰囲気が変わります。
ネモフィラのように、小ぶりで密度が高く咲いてる花でできる撮影です。
露出をマイナスにして、陰になっている葉の部分を沈めると、花が浮き上がっているように見えます。
この時、周辺部にどうしても別の花や、葉が写りこんでしまうので、ピクチャーエフェクトのトイカメラを使用しました。
ピクチャーエフェクトは、様々な効果を選択することにより、より印象的な写真を撮影できる機能です。
トイカメラはおもちゃのカメラのように、周辺を暗くするエフェクトです。
この効果によって、周辺の写りこみを目立たなくして、中央の被写体を目立たせることができます。
他にも様々な効果を選べるピクチャーエフェクトは、ILCE-7M4などの最近発売された機種には搭載されていない、魅力的な機能です。
ポピーほど大きい花だと、少し離れて撮影しなければならないので、SEL90M28Gでは少しボケ感が足りないように感じます。
あとは、状態の良い花が花壇の中央にあって、焦点距離が足りないシーンもありました。
こういった場合は、SEL135F18GMや、SE70200GM2があると便利だと感じました。
今回一番SEL90M28Gでなければ撮れなかったのがこちら。
スズランは花がとても小さいので、マクロレンズでなければ撮影できなかった被写体です。
春の花は見頃を過ぎて、アジサイが咲き始めています。
カメラ片手に季節を感じる花の撮影をしてはいかがでしょうか。
連載中の「カメラを愉しむ」vol.89は「新緑の軽井沢で小型・軽量のミラーレス一眼 Panasonic LUMIX DC-G100 を試す」をご紹介いたします。
今回セレクトしたカメラ機材は、Vlog撮影の幅を広げる充実の動画性能と20.3M Live MOS センサー搭載で優れたスチル性能を誇る「LUMIX DC-G100」と美しいボケ味で被写体を印象的に捉えることができる大口径・中望遠レンズ「LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S.」の組み合わせ。
VLOGカメラとしての知名度は高いものの、静止画撮影での話題が意外と少ないこのカメラ。動画も静止画も1台でこなしたい欲張りな筆者、85mm相当の中望遠レンズ1本勝負で新緑の軽井沢撮影に行ってまいりました。
5月頭にも関わらず、東京都内ではもうすでに夏日。高速のインターチェンジを降り、旧碓氷峠からワインディングロードを走っていくと空気が澄んでくるのがよくわかります。新緑が太陽に照らされて鮮やかに風景を彩る。車のサイドウィンドゥに美しく映り込むその光景を中望遠レンズで撮影しました。
今回ご紹介しているミラーレス一眼カメラ「Panasonic LUMIX DC-G100」は、現行モデル「Panasonic LUMIX DC-G100D」の先代モデルとなり2020年に発売されました。
価格面でもお手頃で、電子ビューファインダーも備えていることからスマートフォンからのステップアップとしてはじめての一眼ミラーレスカメラとして選ばれる方も多い機種。
標準ズームレンズでもある「LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」での作例をお勧めする記事が多いとは思いますが、カメラ専門店として『ほかの人とは違う映え写真がかんたんに撮りたい!』という声にお応えすべくマニアックな組み合わせでご紹介しております。
青い空、そして太陽が注がれる新緑はなんともイキイキとしているではありませんか。中望遠レンズならではの圧縮効果がなければこのような表現はなかなかできません。伝えたいモノを「コレ!」と決めてファインダーを覗くのがまた愉しいレンズなのです。
レンズ構成は非球面レンズを含む8群10枚を採用。球面収差や歪曲収差、さらには色収差の発生を効果的に防ぎ、被写体の輪郭にじみのない立体感のある描写を実現しています。絞り値をF2.8に設定し撮影しておりますが、素直なボケ味と被写体の立体感は単焦点レンズならではでしょう。
中望遠レンズ1本で撮影に行くと良いことばかりではありません。旅先で「建物全体を写したい」というときはこんなはずじゃなかった!と言いたくなるほど、建物の一部分しか撮影できない悔しい思いをすることもあります。「そこも魅力のひとつ」と割り切れる方はこの1本で出かけるとよいでしょう。やっぱり建物はしっかり全体を写したいという方は広角ズームレンズなどをバッグにしのばせておくことをお勧めいたします。
少し小腹が空いてきましたので森の中でランチとしましょう。本レンズの商品キャッチコピーのひとつに「印象的なクローズアップ撮影が楽しめる、最短撮影距離 31cm」ともありましたが、テーブルフォトも自由自在です。想像を超えた扱いやすさに驚きます。
タコライスを注文、タコスチップスにピントを合わせましたが絞りはF2.8でこのくらいのボケ感です。タコスのカリカリ感とレタスの新鮮さを演出したかったのでF2.8をセレクトしましたが、全体的にお料理を見せたいならF5.6程度まで絞るとよいでしょう。
筆者のPanasonic LUMIX遍歴は、初代マイクロフォーサーズの「GF1」からスタート。「GF1」「GX7シリーズ」「GM1/5」「GF9」と愛用してきた中で、他のメーカー製品と比べると被写体によってホワイトバランスの安定性に不満を抱いておりました。今回、本カメラボディを使用して驚いたことは設定変更しなくてもちょうど良い色温度で撮影できること。面倒な設定変更をしなくてもシャッターを切るだけで思い通りの表現ができるのはとても助かります。
ショーウィンドゥやガラスの映り込みなどを撮影すると、レンズが持つ本来の特性。表現の違いがよくあらわれるシーンだとおもいます。Panasonicのレンズに共通して言えることではありますが、透明感があってヌケが良く気持ちが良い写りをしてくれます。窓枠やカーテンの立体感、質感も目で見たままに捉えてくれるのはさすがの一言。
気が付けば撮影に熱中して時を忘れるほどの愉しさ。水分補給ということで長野県で採れたリンゴをその場でジュースに、はちみつも一緒に提供されました。このはちみつが非常にコダワリのある逸品で、梅の花と藤の花から採れるはちみつとのこと。口に含めた瞬間 ホワッと広がる花のかおり。カメラと同じではちみつの世界も奥が深いのだなと。
最新モデルの「LUMIX DC-G100D」か2020年発売の「LUMIX DC-G100」と機材選びに迷われる方も多いと思いますが、大きなリファインポイントとして最新モデルは「約236万ドットのよりキレイなファインダー」になったこと、「USBポートがmicro-BからType-C」に変更となったことが大きな違いです。この点が気にならなければどちらをお選びいただいても納得のいく描写を存分にお愉しみいただけると思います。
普段とは違う一枚を!大口径・中望遠レンズ「LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S.」を装着して撮影旅に出てみてはいかがでしょうか。
最新モデルのLUMIX G100Dは新品もございます。 インターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付きです!
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