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新企画スタート!皆様の投票でロケが変わる?!投票受付中!

新企画スタート!皆様の投票でロケが変わる?!投票受付中!

マップカメラ公式YouTubeチャンネルでは新春を彩る特別動画として「写真対決」を制作中です!
今回の対決に10枚の写真がエントリー。投票は簡単!お気に入りの写真を選ぶだけ!
新春企画を一緒に盛り上げましょう!

 投票はこちらから

大きな写真で確認したい場合は投稿フォーム後に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
・投票方法
①「お気に入りの写真を1枚チェック」
②「送信」にて完了です!
・投票期間:12月27日(金)まで

皆さまの一票が勝者を決める鍵になります!

 

 

ここからは写真を大きくご確認いただけますので投票の参考にしていただければと思います。

テーマ:冬を感じる写真
『はやくあったまれ〜』

テーマ:空
『空×ポートレート』

テーマ:夏らしい写真
『青のグラデーション』

テーマ:食べ物を美味しそうに
『感動ピッツァ』

テーマ:機材愛のある写真
『俺のM9』

テーマ:花を美しく
『スポットライト』

テーマ:テーブルフォト
『いつもの画材』

テーマ:目で見えないもの
『時の流れ』

テーマ:マジックアワー
『カモメと夕焼け2024』

テーマ:長秒露光
『佇む人』

お気に入りの1枚はあったでしょうか。
公開予定の動画では10人のYouTube撮影スタッフが「あるモノ」を手に入れるために奮闘しています!
あなたの1票が結果をどう左右するのか!ぜひ、ご投票とチャンネル登録をして楽しみにお待ちください。

【チャンネル登録はこちら】

[ Category:YouTube | 掲載日時:24年12月20日 18時36分 ]
【Leica】SL2とズミルックス50mmで撮影の楽しさを味わう

【Leica】SL2とズミルックス50mmで撮影の楽しさを味わう

今年も残すところ10日余り。この1年、どんな思い出を残されましたか。
撮り納めに行くべく、今の季節にぴったりの場所に出かけてきました。
掲載写真は全て『Leica SL2 』にM/SLアダプターを付けて『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) 』で撮影しています。
クリスマスシーズンにぴったりなボディもレンズもシルバーカラーで組み合わせました。

『Leica SL2 』は没入感の高い、高精細な576万ドットのEVF搭載されています。
さらに3.2インチの背面液晶もあり、今回はせっかくのロケーションをEVF越しではなく
肉眼で堪能したかった為、撮影のほとんどを液晶モニターで行いました。
設定についても夕景や夜景は暖色なイメージを演出したいためWBを曇りに合わせて適宜、露出を調整しています。

『Leica SL2』に純正のM/SLアダプターを付けるとレンズの6bitの情報を自動認識してくれます。
『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) 』はズミルックス M50mmのシリーズでは初の非球面レンズを取り入れ、
繊細な描写に加えシャープさとコントラストも合わせ持つ良いとこ取りのレンズです。
こちらの1枚は絞り開放で撮影していますが背景が柔らかに溶けつつも光源も崩れず、色乗りとコントラストもしっかりと出ています。

信号待ちをしていてふと上を見上げると目に入り、外観の曲線と内部の階段、柔らかな光が気に入って撮影した1枚。
F5.6まで絞っていますがカリカリしすぎず、自然な解像感で描写され、ガラスの質感が気に入っています。
『Leica SL2』の4700万画素のイメージセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」の描写力も
合わさって自然な解像感と色のりを演出してくれていると感じました。フィルムモードはSTDで撮影しています。

すすきが丁度良いところに生えていたので、水面に反射する光源とボケ味を見るために撮影した1枚。
アウトフォーカスにはなっていますが、とろりとした水面の質感も筆者は好みです。
夕景、夜景のシーンではF1.4の絞り開放で撮ると画になりやすいので、つい絞り開放を多用してしまいます。

クリスマスシーズンはイルミネーションが身近な被写体になります。
F値の小さな明るい単焦点レンズで点光源をボカして撮影すると個性が見えてきます。
『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) 』は非球面レンズを使いながらも球面レンズの良さである
自然な玉ボケを残した写りのため、輪郭が硬すぎたり色付くこともありません。

大賑わいのクリスマスマーケット。ファインダーを覗いてがっちり構えるには気が引けますが、
コンパクトデジカメのように背面モニターで撮ると気楽に撮影できます。
レンズで絞りとピント、本体で露出補正をかけるだけのシンプルな撮影スタイルが楽しくシャッターを切る枚数が自然と増えていきます。

50mmの画角は人がパッと見たときの視界に近い標準レンズだと筆者は感じます。
ゆえに引きでも寄りでもシーンを選ばずに使え、明るいレンズも多いためボケを活かした撮影もできます。
『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) シルバー』は真鍮製のビルドクオリティが高い鏡胴です。
細身でフード一体型のため実用性にも優れ、シルバーの『Leica SL2』とのマッチングは見た目もお洒落です。

今回、撮影に出かけた際にストラップを付けずに片手で街を歩きながらスナップをしていました。
SL2のグリップは握りやすく休憩時に機材を両手で支えた際も収まりが良く持ちやすいと感じました。
『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) 』の手の中に納まるコンパクトさは安心感があり、
付けっぱなしの常用レンズとして最高の組み合わせだとしみじみ実感しました。

過去掲載のLeica SL2SL2-Sの記事もぜひご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:24年12月20日 18時00分 ]
【Nikon】DXフォーマットにおすすめのレンズvol.3 ~SIGMA C56mm F1.4 DC DN編~

【Nikon】DXフォーマットにおすすめのレンズvol.3 ~SIGMA C56mm F1.4 DC DN編~

12月13日に発売したNikon Z50II。
Nikon Z DXフォーマットに合わせたいオススメレンズを連載形式でご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、「SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN (ニコンZ/APS-C用)」です。


クリスマスも間近ということで撮影地は横浜のクリスマスマーケットへ。
APS-Cセンサーを搭載した「Nikon Z30」と、小型軽量かつ高画質を実現したAPS-C用中望遠レンズ「SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN (ニコンZ/APS-C用)」を持ち出しました。

私の好きな画角は中望遠。しかしそれと反比例して大きかったり重い機材はとても苦手です。
そんな私にぴったりだったのがこのレンズ
SIGMAはこれまでF1.4DCDNシリーズとして、広角の16mm・標準の30mmが発売しておりその3本目となるのがこのクラス最小の中望遠レンズになります。

Z30に取り付けても手にすっぽり収まるコンパクトサイズ。質量は約295gと重すぎず軽すぎずなボディとバランスがいい質量です。
9枚羽根の円形絞りを採用したことにより純正顔負けのボケを楽しめるものとなっております。
最短撮影距離は50cm、中望遠をいかしたぐっと寄った撮影も楽しめます。

スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時やクリスマスのきらきらした装飾、イルミネーション撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。
またこういった人が多い場でも画角が切り取りやすく取りたい部分をピンポイントでおさえることができます。
木々の葉や、装飾の質感もしっかり描写してくれます。

焦点距離85mmの単焦点レンズは、代表的なポートレートレンズとして挙げられております。
物撮りからポートレートまで幅広く活躍できるレンズです。

自分に合った好きな画角。
中望遠ならではの楽しみ方をぜひお試しくださいませ


いかがでしょうか。今回は「SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN (ニコンZ/APS-C用)」のご紹介でした。
次回もお楽しみに!
バックナンバーはこちらから。



[ Category:Nikon SIGMA | 掲載日時:24年12月19日 16時00分 ]
【SONY】α7Ⅳのクリエイティブルックで思いのままに画作りを

【SONY】α7Ⅳのクリエイティブルックで思いのままに画作りを

高性能で使用感の良い人気のボディ、α7IV。
今回は、そんなα7Ⅳに搭載されている便利で楽しい機能、クリエイティブルックを活用して、細かいディテールまで画作りをしていきます。

まずはクリエイティブルックを使用したことのない方もいらっしゃるかと思いますので、どのような機能か簡単にご紹介いたします。

クリエイティブルックの‘ルック’は映像用語で、静止画と動画の見た目や印象をあらわす言葉です。
この‘ルック’がプリセットで10種類登録されているのが、クリエイティブルックです。
スタンダード、ポートレート、ニュートラル、ビビッド、ビビッド2、フィルム、インスタント、ソフトハイキー、ブラック&ホワイト、セピアからシーンに合わせて選ぶだけで、映像の印象がガラッと変化します。

初期設定でクリエイティブルックは‘スタンダード’に設定されています。

例えばこれをビビッドに変更すると、彩度とコントラストが高く、色彩豊かな表現になります。

まずはこのプリセットの10種類から選ぶだけでも写真が大きく変化するので、より撮影を楽しめるかと思います。


クリエイティブルックの面白いところは、選択したモードをベースに、コントラスト、ハイライト、シャドウ、フェード、彩度、シャープネス、シャープネスレンジ、明瞭度を微調整できるところです。
α7SⅢより前の機種にはクリエイティブスタイルという機能が搭載されていまして、こちらは調整できる項目がコントラスト、彩度、シャープネスの3項目のみなので、クリエイティブルックになり、より細かく調整が可能になりました。

以前より多くの項目から調整できるようになったといえど、フェードやシャープネスレンジなど、あまり馴染みのない項目に関してはどう調整すればよいのかわからないかと思うので、まず簡単にそれぞれの項目の説明をさせていただきます。

 

実際に設定すると、どう変化するのか比較してみました。

まずはコントラストです。

明暗差が強調されるので、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなります。
明るさの強調は雲の下の方に注目していただくと、-9に比べると+9はより白く表現されているのがわかります。
暗さの強調は画面左下の水面の影に注目していただくと、-9では木々が緑色に反射していますが+9では黒く表現されています。

コントラストを強調しすぎると、黒つぶれや白飛びの原因となります。
また、弱くしすぎると、メリハリがなくなり眠い画になってしまうので、注意が必要です。

ハイライト、シャドーはそれぞれ明るさのみ、暗さのみが調整できます。

次はフェードです。

黒の強さの強弱によって写真の雰囲気が変わります。
スタンダードのフェードの設定は5になっており、ここから調整を行います。
フェードの適用量を減らすと黒の度合いが強くなり、0のようにメリハリのある画に、適用量を増やすと、9のように色あせたような、フィルムライクな画になります。

-にすると落ち着いた色合いに、+にすると鮮やかな色合いの画になります。

印象的な写真にするためについ+にしがちですが、赤や青の被写体を撮影する際に色飽和が起こることがあります。
色飽和が起こると、その部分が絵具をべたっと塗ったようになり、ディテールが損なわれてしまうので注意が必要です。

次はシャープネスです。

中央の花の部分を拡大して比較します。

9にすると、輪郭が強調されくっきりと描写されます。
0にすると、線が柔らかく優しい印象の描写になります。
質感のコントロールが可能なので、被写体や表現したい雰囲気に合わせて調整すると、より印象的な写真が撮影できます。

シャープネスを上げすぎると、ノイズが目立ちやすくなったり、画がうるさく感じることもあるので、確認しながら調整する必要があります。

シャープネスレンジはシャープネスの適用範囲を調整ができます。

明瞭度は、色彩の変化でメリハリをコントロールする項目です。
コントラストやシャープネスに比べると、変化が分かりにくいですが、白飛びや黒つぶれ、エッジの強調が起こらないので、状況によって使い分けるとより好みの表現に近付きます。


クリエイティブルックを活用して、自分好みの画作りをしてみました。
設定と一緒にご紹介いたします。


空の青と木々の緑、コスモスのオレンジの色が印象的だったので、色が鮮やかに出るようビビッド2に設定しました。
彩度を+4にしてより鮮やかにしましたが、印象がきつくなってしまったので、コントラストを-4に下げることで柔らかさを出しました。


フィルムに設定すると、何気ない日常もドラマチックに表現できます。
更にフィルムライクな表現にするためにフェードを4に設定して、少し色も褪せて見えたので彩度を+6に設定しました。

陽が落ち始め寂寥感があったので、スタンダードから彩度を-9にさげました。
少しメリハリがなくなってしまったので、コントラストを+3にあげて調整しました。

また、同じシチュエーションで寂寥感や懐かしさを表現するのに、セピアやブラック&ホワイトを使用しても印象的になります。

また、セピアとブラック&ホワイト設定時にも、彩度以外の設定の調整ができます。

いかがでしょうか。
クリエイティブルックを活用することで現像をすることなく、好みの画作りを楽しむことができます。
今α7Ⅳをお使いの方、検討されている方の参考になれば幸いです。

 

期間限定!中古全品10倍キャンペーン中!

[ Category:SONY | 掲載日時:24年12月19日 11時30分 ]
【Canon】~逗子~EOS R3と超望遠レンズRF200-800mmを担いで海岸へ

【Canon】~逗子~EOS R3と超望遠レンズRF200-800mmを担いで海岸へ

12月上旬
久々に「EOS R3」を持ち、自身がまだ撮影したことのないレンズ「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」の組み合わせで撮影に行ってきました。
当日の天気は雲がまったく無い快晴で、海岸へはお昼時から数時間滞在しましたが上着を脱いで、歩きながら撮影してても寒くなく、絶好の撮影日和でした。

以前辻堂にて撮影した時は、「RF70-200mm F4 L IS USM」を持ち運んで海岸を歩いていました。
今回は焦点距離をグンと伸ばしたので、気軽に気になる物を撮影する事が出来ました。

広い海岸について驚いたのが
この日ウィンドサーフィンやサーフボードをされている方々を見かけました。

『12月に…海』と当然思いましたが
寒さより暑いと筆者も感じていたので、天候的にも恵まれてサーファーの方も楽しそうだなと思いつつ、練習風景を撮影してみました。

サーフボードと色被りする事無く、描写していました。
細かいディテールもばっちり捉えています。

・・・

試写をしているとヘリコプターがよく飛んでいたので、どんな風に撮影できるか期待しながらシャッターを切ってみました。
何枚か撮影して確認してみると、なんとびっくりJAXAのロゴを見かけ、幸先いいスタートとなりました。

~ちょっとBreak~
※ちなみにこのブログを書いている際に、JAXA【宇宙航空研究開発機構】のこちらのヘリコプターについても調べてみました。驚いた点が2つあります。
筆者は過去に航空祭のイベントなどで、展示飛行での撮影や機体について調べたりして愉しんでいた身なので
馴染みある(もしくは調べるポイント)機体記号です。

①今回の機体番号JA21RH
⇒JAXAのHPトピックスを読むまでは、“よくある振り当てなんだろう”と思っていましたがまったく違っていました。
そもそも「実験用ヘリコプター」なのですが、これまたマニアな話を一つ、過去は三菱重工/現在は川崎重工の製造にわかれています。この2社は私にとっては聞き馴染みしかないです。

ーー以下HPトピックスより要約抜粋ーー
航空法施行規則で決められていて、JAは日本国籍、そのあとの4桁は登録記号(機番)です。使用できる文字にルールはあるものの自由に選べるようになっています。
車の希望ナンバーのように決められるのです。

21→21世紀
RH→Research Heli(研究のためのヘリ)
というように決められたそうです!

>しっかりと意味を込めて選ばれていたことに驚きでした。

②飛行実験中など以外は、オートパイロット

撮影したこの時も、パイロットの方は搭乗してましたが
もしかすると自動操縦だったかもしれません。別の搭乗員もカメラで何か撮影している様子もうかがえました。

・・・

次はより速い動きものを撮影しました。
あまり撮影したことがない、鳥の撮影となりました。

近くでカモメの大群が、水中にダイブしているのを発見しました。
こちらは悠々と飛行中のシーンです。


今まさに羽ばたこうとしているシーンでは
水滴の描写を捉えていました。

三羽集団で行動している所でシャッターを切ってみました。
海岸から少し離れていましたが、RF200-800mmを選んでよかったと思いました。

限界まで距離を伸ばし、こちらも今まさにもう一羽も飛び立とうとしている瞬間を撮ることが出来ました。

・・・

~ちょっとBreak②~
筆者は小さめのカメラバッグはいくつか手にしているのですが、所謂バックパック/リュックサックを長らく所持していませんでした。
いつか今回紹介したRF200-800mmのような、首から掲げたりするのも身体に負担がかかる。またお散歩用などの小さめのカメラバックだと圧倒的に入らないだろうと懸念していました。
半年ほどかけて、自分に合いそうなモノ・メーカーを調べていると、「thinkTANKphoto」のカメラバック達に辿り着きました。

★ワンポイント★
thinkTANKphotoから幾つか種類が出ています。筆者の拘りに限りなく近いものですが、選んだ理由をご紹介できればと思います。

①容量多く入り、中の仕切りを運ぶ物によってカスタマイズできる事
⇒今回はボディとレンズ一本をメインに収納していましたが、かなりゆとりがあり、貴重品や物撮り用の三脚など、あらゆる物をしまっていました。
縛着している大きい三脚も背負って移動出来るので大変便利です。

②リュックとしても使え、出来るならキャリーしたい。
⇒出来ます!筆者の要望に十分に応えてくれていて、重宝している理由です。
ジッパーになっているので、展開したい時に開け、戻したいときにはスムーズになるのとコンパクトに。


今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年12月18日 18時00分 ]
【特別企画】あの人に贈りたい!クリスマスプレゼントを動画でご紹介します!

【特別企画】あの人に贈りたい!クリスマスプレゼントを動画でご紹介します!

もうすぐクリスマス!ということで今回はいつも一緒にいる他のYouTubeスタッフに向けて、プレゼントを選んでみました。
普段一緒にいてスタッフの人となりや趣味を知っているからこそ、こういう人にはこういうプレゼントを贈りたいという商品をご提案いたします。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:49 赤好きスタッフに向けて
05:03 多趣味なスタッフには
11:01 自分へのご褒美プレゼント!?
14:24 まとめ
14:43 エンディング

 赤好きなスタッフにプレゼントしたいもの

男性スタッフにプレゼントしたいものを考えた時に、一番初めに思い浮かんだのは普段愛用している「Leica ゾフォート2」のこと。このカメラと一緒に使えるものとして、「Leica メタルボックス入マーカー ゾフォート用」を選びました。
こちらの商品は、ライカのロゴがエンボス加工されたグレーのメタルボックスに線幅の異なる2種類の油性マーカーが入っています。
ゾフォートで撮影した写真のフレーム部分に、こちらのペンでイラストやメッセージを残すことができます。

そして毎日持ち歩いてる「Leica ゾフォート2」をおしゃれに安全に持ち運ぶための「M.I.star ラウンドステアレザーポーチ」も一緒に選んでみました。
外装のレザーはオイルソフトステアを使用して、円形のデザインを採用することで包み込んだ際のフィット感もよく、ポーチの止口にエンベロープ(封筒)巻きを採用することで撮影の際に素早く出し入れが行えます。
ゾフォートの他にも、M型ライカカメラに標準レンズを装着したサイズ感のカメラをしまうことができます。

 多趣味なスタッフには

カメラの他にもアウトドアの趣味があったりと、多趣味なスタッフにプレゼントしたいのは「Kodak マルチカメラストラップ」です。
簡単に取り外しができるアタッチメントで、カメラ以外にも普段使っているポーチ等にも装着することができます。スマートフォンに装着できるアタッチメントも付属しているので、プレゼントした相手に日常的に使ってもらえるような商品です。
カラーバリエーションもたくさんあるので、相手のファッションや好きな色のプレゼントをすると喜んでもらえると思って選んでみました。

先ほどご紹介したストラップの他にも、もう一つ候補としてカメラストラップを考えてみました。
それが「INDUSTRIA 別注 写真家萩庭桂太氏が理想とするショートストラップ」です。こちらがショートストラップとなっていて、一般的な長さのカメラストラップよりも短く作られています。
ストラップが短いことによってすぐにカメラを構える事ができ、移動中も体にしっかり密着してくれます。
こちらのストラップもカラーバリエーションが4色あり、ストラップによってステッチのカラーが異なるのでワンポイントになってくれます。

 まとめ

クリスマス直前となりますが、まだプレゼントが決まっていない方も、もう決まったという方も、ぜひ皆様動画をご覧いただいて参考にしていただければと思います。
動画内でより詳しい紹介や、スタッフが自分にご褒美プレゼントを買うなら!?というご紹介もしています。ぜひ最後までご覧ください!

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年12月18日 15時42分 ]
【Kodak】撮影の初心へ~PIXPRO FZ55で写真の原点に返る~

【Kodak】撮影の初心へ~PIXPRO FZ55で写真の原点に返る~

12月に入り、今年も残り1ヶ月もない程になりました。
気温も下がり段々と家で過ごす方も多いのではないかと思います。今回は「写真撮影の楽しさ」に立ち戻る為、選んだカメラはこちら

Kodak PIXPRO FZ55。実は今年話題になりマップカメラでも密かに人気の高かったカメラと言っても良いでしょう。
ハッキリ言えば非常に不便で、今のデジタルカメラを使い慣れた人からみれば驚くほどにスローな動きのカメラ。
それでもこのPIXPRO FZ55が爆発的な人気に至ったのは、近年のカメラにまつわる諸事情から生まれたものだといえます。

デジタルカメラやスマートフォンの進化に伴い、画質や性能は大きく向上しました。
今ではAI技術なども盛り込まれ、写真を撮影するという行為は誰でも日常的に行えます。
その反動か、技術の進歩に抗うようにフィルム撮影が再評価されています。

フィルムやフィルムカメラはカウンタームーブメントのように、若い人を中心に新たな視点で撮影されています。
その影響なのかフィルムカメラの高騰が相次ぎ、原材料等の環境的背景も重なってフィルムは生産が難しくなっていきます。
昔あった銘柄やプロの仕事にも耐え得るフィルムは次々と生産終了になると共に、残った銘柄も価格が2倍3倍と値上がりしていく様をこの何年も見てきました。

その後に発生したのがオールドコンデジブーム。
「CCDのデジタルカメラ」、いわゆる90年代末期から00年代で発売された昔のコンパクトデジタルカメラです。
このブームにより、以前はカゴの中やまとまったコーナーに並んでいたコンパクトデジタルカメラが注目されます。
こちらもやはり人気機種は値段も高騰していますが、壊れてしまったらそれっきりでフィルム機と同じかそれ以上にリスクも高いです。
更には現行のコンパクトデジタルカメラにおいてもスマートフォンとの差別化をするべく、高画質高機能になり、比例して高価な機種に販売が絞られています。
こういった経緯を反映してかオールドコンデジ需要にはまったPIXPRO FZ55が、お求めやすく新品で買える「オールドテイストのデジタルカメラ」として
SNSをきっかけに大きく話題になったのが経緯と考えられます。

実際にこの画像を見ると「昔のデジタルカメラ」のような写りです。
1/2.3型とかなり小型なCMOSセンサーですが、裏面照射型で1635万画素…端的に言えば「スマートフォンのカメラと同じくらいのセンサー」です。その為アスペクト比も4:3になっています。

操作も最小限で、モードもいくつか用意されているもののプログラムオートで使用する事を前提に造られています。
記録形式はJpegのみ(!)という非常に潔い仕様も衝撃的です。
撮って出し一本勝負、気軽ながらもストイックな仕様は現代ではなかなか珍しいです。

最初はあまりにスローな動きと画質に驚きを感じます。
しかし撮影を続けていくと、このカメラで撮影をする事がとても楽しい事に気付きました。
言葉として明確にする事が難しいですが、ノスタルジックな感触は間違いなくあります。
解像感も高いとは言い難いものの、シーンによっては画の厚みのようなものがあります。
そして光の条件次第でたまに驚くような画も現れてくると何故だか不思議な感動を覚えます。

PIXPRO FZ55は35mm換算:28mm-140mm/F3.9-6.3の光学5倍ズームを搭載。
センサーサイズやF値の通り、このカメラにボケ味というものはほぼ存在しません。
多少はボケる事もあるものの、基本的には大体がパンフォーカスのような写りは誤魔化しが殆ど効かず撮影者の構図感覚や撮影方法を改めて意識させられます。
そして気が付けば次々と目に入ったものを撮影していく感覚は、童心に返るような気持ちで「見たものが写る」という楽しさを思い出させてくれました。

どうしてもしっかりしたカメラを持つと気合いが入る分、その気合いで物凄く肩肘を張ってしまい空回りしてしまうような…
撮影していてちょっと疲れてしまう時もあるのではないでしょうか。
目的を持った撮影であれば適材適所の機材を使うものの、日常的に持ち歩いて撮影するだけとなると手軽なものは1台は持っておきたいところです。
「ならスマートフォンで良いじゃないか」とツッコミどころもあったりはしますが、カメラである事がとても重要なのです。

また個人的には4:3というアスペクト比はフォーサーズや今では中判デジタルのイメージが強く撮影する時もどうしても中判のようなアプローチになってきます。
3:2は動くものを少しラフに撮影できるのですが、4:3という画角だと「眺めているような視線」で撮影する事が多くなります。コンパクトで軽快なカメラでありながら、感覚的には中判で撮影するような気分に。
何もかもスローな感触やレンズのF値を見て、FUJIFILMのGA645Ziというズームレンズ搭載の645サイズのカメラを思い出します。とても不思議です。

好奇心のままに散歩しながら撮影をする。写真を撮り始めた時に誰もが入口としていたはずです。
今では気軽に撮影するにも難しい時代になりつつありますが、その背景にあるのはやはり高画質化が進んだ事やSNSの発達も大きいと感じています。
その中で「写り過ぎない」カメラにもしかすると皆回帰しているのかもしれません。
よく話していると「最近のカメラ写り過ぎるんだよなぁ~」という言葉も耳にします。
それでもスマートフォンでは何か物足りない。だからこそカメラという機材に惹かれる人が未だに多いのではないでしょうか。
アクセサリーとして持つ方もいれば、仕事道具として、後は趣味として楽しむ人も勿論います。

何故、「初心に立ち戻る」としたのか。
最近のカメラは便利で高性能な分、何でも撮れてしまう事で「1枚を撮る」事に希薄さを感じる人も多いのかもしれません。
失敗も余程でなければカメラが全力でフォローしてくれます。スマートフォンでもそれは同じです。
このPIXPRO FZ55は実は手ブレ補正も無く、内蔵フラッシュも大体1m以内の範囲しか光が届きません。
つまりフォローしてくれる要素が何も無い。それでもこのノスタルジックな写りは代えがたい大きな魅力。
1枚1枚が「写っている」事に画像を読み込むと感動すら覚えます。その過程の楽しさもこのカメラの楽しい部分です。
同時にカメラそのものの癖を活かして「どうやって撮影するか」を探っていくのもなかなか現代では貴重な体験にも思えます。

使ってみると「これだけでもいいかもなあ」と思わせる位の持ち歩きのしやすさで、
なかなか同じような立ち位置のカメラがないこともあり、ずっとポケットにしまい込んでいます。
おまけにカメラを向けても威圧感も全くありません。FZ=Friendly Zoomの略称らしい…?のですがその名の通りで記録用に毎日の気が付いたところをひたすらに撮る事ができます。

それはどんなカメラでも勿論可能です。
しかしPIXPRO FZ55のなんだか懐かしい写りは、より「思い出としての機能」を果たしてくれるのかもしれません。

ここまでコンパクトで軽量ながら、記録媒体はSDカードと安心感があります。
勿論ワイヤレス転送といった機能も持ち合わせていません。市販のカードリーダーでお手持ちのスマートフォンやPCに転送する方法になります。
こちらも途中で途切れたりもしないので安心して転送が可能です。
画像の容量も少ない為、転送もそこまで時間はかからず快適に保存する事ができます。

最近ではカメラもなかなか価格が上がり、気軽に始めるには少し抵抗がある時代。
このPIXPRO FZ55は2万円弱と「カメラを始めてみよう」と考える人にも手が出しやすい値段だと思います。
但しとってもスローで制約が多いので、初めはスマートフォンと併用するのも良いでしょう!
先述した通りカメラを長く使っている方にもこの潔い仕様は是非とも挑戦頂きたいところ。
入荷するとすぐに無くなってしまう為、ご注文はお早めに。
プレゼントやお揃いで色違いを2人で使うのもオススメです。

実はもう1つあるPIXPRO FZ45という機種はバッテリーも乾電池で動くという珍しいモデル。
レンズのF値やズーム倍率なども少し変わっていますが、画作りの傾向はそこまで大きく変わりません。
手軽さという意味ではFZ45のが強いとも言えます。こちらも併せてチェックしてみて下さい!!

<こちらもおすすめ!初心者にも上級者にも!今こそ始めたい、コンパクトデジタルカメラのおすすめ4選>

<こちらもおすすめ!予算20万円以下で選ぶ!初心者におすすめのカメラ9選>

[ Category:etc. | 掲載日時:24年12月17日 19時00分 ]
【FUJIFILM】誰もが知るロングセラーキットレンズでイルミネーション撮影

【FUJIFILM】誰もが知るロングセラーキットレンズでイルミネーション撮影

2012年に発売された FUJIFILM 「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」、キットレンズとして、標準ズームレンズとして使用したことがある方も多いと思います。後継というべき「フジノン XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」が登場したことで10年以上に渡るロングセラーモデルである本レンズも生産終了となりました。
改めて簡単に情報を羅列すれば、35mm判換算で27-83mm、質量約310g、F値はF2.8-4、手ブレ補正は3.5段分。こうしてみると長らく活躍してきたレンズだけに必要十分なスペックです。

世間はクリスマスに向けてボルテージを上げているような気がします。点灯式が行われ各地では店先や街路樹をイルミネーションが飾り、煌びやかなクリスマスツリーが置かれて町を彩りはじめました。筆者の地元でも駅前の街路樹や流線型のモニュメントに青と白のLEDが巻かれ、足早に帰路につく人々の目を楽しませてくれています。

そんなわけで早速カメラ片手に町に繰り出すことにしました。マフラーを忘れたことに後悔しつつ持ち出したのはFUJIFILM「X-T5」、レンズはもちろん「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」です。冬の寒さもなんのその、いまの季節しか撮れないものを撮りに行くんだと自分に言い聞かせつつクリスマスソングの流れる煌びやかな通りを歩きます。

言うまでもなくボディとのバランス感は抜群、ひやりとした金属の質感を感じつつ目にとまった被写体にレンズを向けます。広角から中望遠をカバーするので頭上の離れた被写体も楽々撮影できます。

時刻は17時過ぎ、平日でしたが道行く人は多くイルミネーションを楽しんでいるようでした。

一面のイルミネーションは光の奔流のようで圧倒されます。
個人的に青色LEDは寒さが倍増するような気分になるのですが本当に綺麗でした。

イルミネーション撮影といえばの玉ボケも撮影してみました。
もちろん綺麗な玉ボケ写真を撮るならもっと明るい単焦点レンズが向いているのは重々承知のうえです。遠くの強い点光源を大きくボカすと玉ねぎボケが目立ちだしますが、少し絞ってみた時など条件によるものかあまり気にならない場合もあります。このあたりは工夫次第でしょうか。

紅葉の木もライトアップされていました。特徴的な葉は夜も主役級です。

夢中になって撮影していると目についた曲線が美しい建物。全面ガラスで中も螺旋階段のようになっているようでなんだか巻貝のような印象です。普段は朝から昼をメインに撮影しているのでこのような時間帯の撮影は新鮮でもあります。

いかがでしたでしょうか。もし手にしたことがない、手放してしまったということであれば今後中古品が多く出回るであろうことを踏まえ、手頃な価格になった本レンズの状態のいいものを入手してみてもいいかもしれません。

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年12月16日 19時00分 ]
待望の復刻!マップカメラ別注ACAM-301R京紫

待望の復刻!マップカメラ別注ACAM-301R京紫

皆様大変お待たせいたしました。
人気のマップカメラ別注ARTISAN&ARTIST ACAM-301R 京紫の再販売が決定いたしました。
12月20日12時00分より販売開始です。

京紫はマップカメラ別注の名の通り、マップカメラでしか買えないオリジナルカラーです。

初代京紫は2016年に発売され、その後多くのご要望をいただき2021年に復刻。
その際にACAM-301からACAM-301Rへとリニューアルされました。
今回再販売となったのも301Rで、カメラボディに傷がつかないようストラップリングの付け根とレザーのあて革が一体となったモデルです。

よろしければYouTubeでも特集をしておりますので、ご覧ください。

紫と言えば、古の時代より高貴な色として扱われており、冠位十二階でも(特に濃い紫は)最高位を表す色として知られています。
京紫はそんな品格漂う紫と絹の持つ光沢が合わさり、老若男女問わずお使いいただけます。

多くのストラップメーカーではなぜか作られない紫ですが、こうして見るととてもカメラにも合う色だと思います。

次回生産は未定ですので、まだ使ったことがない方も、そろそろ買い換えたいという方も、是非この機会をお見逃しなく。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年12月16日 11時35分 ]
【Nikon】使うたびに気分の高まるクラシックデザイン「Z f」で撮影した日本の旅写真

【Nikon】使うたびに気分の高まるクラシックデザイン「Z f」で撮影した日本の旅写真

いつもTHE MAP TIMESをご覧いただきありがとうございます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にユーザー様からご投稿いただいた作品の数々をご紹介いたします。

今回ご紹介する機材は、普遍的な魅力ある外観で、触れた瞬間からカメラ表現への探求心を掻き立ててくれる『Nikon Z f』。待ち望まれたフルサイズセンサー搭載機で、往年の銘機FM2の流れをくんだクラシカルなデザイン、細部までこだわられた金属パーツによるずっしりとした存在感に加えて中身はZ8やZ9同等の機能が搭載されている、話題性抜群の一台です。そんな本機で撮影された皆さまの素敵な作品をご覧ください。

マップカメラのフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では、マップカメラ創業30周年を記念したフォトコンテスト「Map Camera AWARD 2024-2025」を開催中。現在は、「和 JAPAN」部門、「黒 MONOCHROME」部門、「写 STREET SNAP」部門、「人 PORTRAIT」部門、「新 NEW MODEL」部門という5つの部門で作品を大募集しています。入選作品にはお買い物で使えるポイントをプレゼント。スポーツ、ポートレート、風景写真など、ぜひ下のバナーから皆さまの最高の一枚をお待ちしています!

▼▼▼ 新規会員登録と投稿はこちら ▼▼▼
EP

▼▼▼ 『Map Camera AWARD 2024-2025』の詳細はこちら ▼▼▼



【作品名】worlds end<投稿作品を見る

【投稿者】sugarcage様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 24-120mm F4 S



【作品名】舟屋群<投稿作品を見る

【投稿者】nawaya様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 24-120mm F4 S



【作品名】もみじキラリ<投稿作品を見る

【投稿者】hasubow様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR



【作品名】静岡県夜景スポット<投稿作品を見る

【投稿者】hasubow様

【使用機材】Nikon Z f



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】かえ様

【使用機材】Nikon Z f



【作品名】reflection<投稿作品を見る

【投稿者】YOH様

【使用機材】Nikon Z f



【作品名】晩秋の白糸<投稿作品を見る

【投稿者】runa様

【使用機材】Nikon Z f


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年12月16日 11時33分 ]
【TAMRON】たった2本で17mm〜300mmまでを完全カバーした企業努力の詰まったオススメレンズセット。

【TAMRON】たった2本で17mm〜300mmまでを完全カバーした企業努力の詰まったオススメレンズセット。

目次
  1. レンズの概要
  2. 画角の比較
  3. レンズの描写
    1. 夜間撮影での例
    2. 解像性能
    3. オートフォーカス性能
    4. 逆光耐性
    5. マクロ撮影の例
    6. 2本のレンズの違い
  4. まとめ

 レンズの概要

 

カメラを始める際、最初にキットレンズなどの標準ズームレンズを購入される方も多いかと思います。
そんな標準ズームレンズを使っていろいろな撮影体験をしていくと、もっと広角を、もっと望遠を、と欲が出てくる事もしばしば。
よし!と心に決めて広角レンズと望遠レンズを買い足しても常に3本も持ち歩くのは大変。という事でなかなか欲望と現実の両立は難しいと感じます。

しかし、実はTAMRONから出ている2本のレンズを揃える事で超広角から望遠まで撮影できるようになる画期的なセットがあるのです。

2本のレンズを並べた様子

ご覧の通り17mm〜300mmまでをたった2本でまかなえてしまうのですが、これらのレンズには焦点距離以外にもたくさんのオススメポイントがありますので、まずはそれぞれのスペックを確認しておきましょう。

2本のレンズのスペック比較表

今回は2018年発売時から不動の人気を得ているSONY α7Ⅲと合わせて撮影を行いました。

そして見た目も使い心地も相性抜群で筆者自身も非常にオススメしたいと思うセットですので作例と共に魅力についてお話していきたいと思います。

円形の屋根の作例

絞り:F11 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 
木の葉を逆光で撮影した様子

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:500 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

まず注目すべきはまるでAPS-Cレンズかと勘違いしてしまう程の特徴的な焦点距離ではないでしょうか。

一般的な広角ズームレンズ16-35mmの望遠端、望遠ズームレンズ70-300mmの広角端をそれぞれ標準域に近づける努力をした事でお互いの手が届くようになり実現した2本のレンズセットで今までの常識を覆す設計となっています。

筆者自身も広角・望遠ズーム使用時に標準域まで使いたいと感じたシーンは何度もあり、こういったレンズラインナップが出てきてくれた事で撮影時のストレスも無くなり快適な写真ライフを送れることでしょう。

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 レンズの画角比較

 
17mm、50mm、300mmの焦点距離ごとの画角比較

とは言うものの17mm〜300mmがどれ程の違いがあるのか、想像しにくい方もいらっしゃるかと思いますので焦点距離の比較をしていきましょう。
画像の通り17mm、50mm、300mmのそれぞれのレンズの広角端と望遠端で撮影してみました。

誰がどう見ても違いは歴然で、様々な表現力を与えてくれること間違いなしです。

焦点距離17mmで撮影したカラーボールの写真

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1250 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

焦点距離50mmで撮影したカラーボールの写真

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1600 / 焦点距離:50mm(17-50mm)

 

広角と標準の写りの違いについて分かりやすいようにカラーボールを使って撮影してみました。

50mmで撮影したボールは周辺を含む全体でキレイな円形を保っていますが、17mmで撮影すると端に行けば行くほど放射状に伸びているのが分かります。
こちらは広角レンズならではの写りで、広角になればなるほど中央に収束していくような効果を得られるため地面に近づけて撮影するとよりその効果を得られます。

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 レンズの描写

 

 夜間撮影での例

 
スローシャッターで撮影した浦和駅の様子

絞り:F4 / シャッタースピード:1/15秒 / ISO:320 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

スローシャッターで撮影した道路の写真

絞り:F5.6 / シャッタースピード:10秒 / ISO:100 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

広角レンズの醍醐味と言えばスローシャッターではないでしょうか。

手ブレが起きない基準として「1/焦点距離」秒というのは昔から良く言われている事ですが、α7Ⅲにはボディ内手ブレ補正が入っているため更に手持ちスローシャッターに挑戦しやすくなっています。
流石に二枚目の写真は手持ちではありませんがこういったレーザービームなど楽しみの幅は増えると思います。

シャッタースピードを落とすことでISO感度が下がりノイズの少ない写真を暗所でも撮影できるメリットもありますので撮影シーンに合わせて活用してみてください。

ILCE-7M3のISO感度を高くして撮影した写真

絞り:F4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:6400 / 焦点距離:50mm(17-50mm)

 

ILCE-7M3のISO感度を高くして撮影した写真

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:8000 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

ただα7Ⅲは高感度耐性も素晴らしく上のようなISOが上がった状態でもディテールが崩れる事なくうまくノイズを処理してくれています。

α7Ⅱの時は常用ISOが25600まででしたが、α7Ⅲは51200まで上がりスペック上でも見て分かる通り高感度耐性が進化しています。
更に50-300mm F4.5-6.3 Di III VC VXDは名前の通りレンズ内に手ブレ補正(VC)が搭載されていますのでシャッタースピードを下げ気味にしてISOを上がりすぎないようにできますので夜間でも心強いスペックの持ち主です。

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 解像性能

 
望遠レンズで蛇口を撮影した写真

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

標準域でススキを撮影した写真

絞り:4.5 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm(50-300mm)

 

望遠域でカメを撮影した写真

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:640 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

通常よりも焦点距離を伸ばした当レンズですが、実は解像力が他のレンズと比べてもとても良好で絞り開放から中心・周辺共に素晴らしい描写です。

筆者はプライベートで家族との写真を日常的に撮るのですが、あまりに背景がボケすぎると情報量が減ってしまい記録写真としての役割を果たしにくくなりますのでF4以上で撮ることが多くあります。
なので設定を特に気にせず撮っていれば「画質もいい」「被写界深度もちょうどいい」「焦点距離も自由自在」と至れり尽くせりなのです。

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 オートフォーカス性能

 
道路を望遠レンズで撮影した写真

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 焦点距離:214mm(50-300mm)

 

雲のかかった満月を望遠レンズで撮影した写真

絞り:F13 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

街灯にとまる鳥を撮影した写真

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm(17-50mm)

 

昨今のTAMRONレンズのオートフォーカスは非常に優秀で手前から奥にピント移動させてみてもほぼ瞬間移動と言っても過言ではないレベルです。
これもフォーカス駆動がRXDからVXDに進化した事が大きく関係しておりシャッターチャンスを逃す事はほぼ無いでしょう。

静音性も非常に高く、更に両レンズ共にピント移動時の画角変化(フォーカスブリージング)がほとんど起こりません。
加えて17-50mmに関してはインナーズーム機構を採用しているためレンズの重心が変わりませんので動画撮影でも大活躍してくれます。

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 逆光耐性

 
カメラを太陽に向けて撮影した写真

絞り:F11 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

カメラを太陽に向けて撮影した写真

絞り:F11 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

カメラを太陽に向けて撮影した写真

絞り:F4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm(17-50mm)

 

昨今のTAMRONはコーティング技術が進化したことにより逆光耐性がかなり向上しております。

上の写真はすべて17-50mmで撮影したのですが完全に太陽にカメラを向けた状態で撮影してもフレアゴーストが発生することは少なく、更にコントラスト低下も抑えられている事が分かります。

広角レンズはF値を絞って光芒を楽しむ場面も多いかと思いますのでこの逆光耐性は大活躍する事間違いなしでしょう。
更に絞り羽根が9枚と奇数枚数なので光芒が倍の18本になりダイナミックな撮影が可能となります。

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 マクロ撮影の例

 
最大撮影倍率の比較

最大撮影倍率比較

 

50-300mmレンズの50mmでマクロ撮影をした作例

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm(50-300mm)

 

50-300mmレンズの300mmでマクロ撮影をした作例

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:6400 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

近接撮影能力が非常に高い事も特徴であるこの2つのレンズですが、特に50-300mmが50mmの時にハーフマクロまで寄れます。
焦点距離の使いやすさだけでなくマクロ撮影までできてしまうので、あえてマクロレンズを買って持ち歩かずともいつでもマクロの世界を楽しむことができるのです。

17-50mmに関しても最短撮影距離が広角端で19cm、望遠端で30cmと日常生活で利用しやすいスペックですのでこちらもオススメポイントになります。

マクロ撮影の作例

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:125 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

マクロ撮影の作例

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

300mmの時にF6.3だとあまりボケないのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが焦点距離が長ければ長い程ボケますので上の作例のようにトロトロにボカすことができます。

更に被写体に寄れば寄るほどボケるという法則がありますので、当レンズの最短撮影距離が短さが上の写真でも活きました。

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 2本のレンズの違い

 
α7IIIにTAMRON 17-50mmを装着した様子

α7IIIに50-300mmを装着した様子

この二つのレンズの違いは主にズームリングとフォーカスリングの位置の違いです。

しかし、この違いはデメリットではなくレンズの構え方を考えると理に適った設計となっております。

基本的に操作の頻度が高いのはズームリングかと思いますが、17-50mmは手前、50-300mmは奥側に配置されており、実際に構えた時に左手を添えた場所に上手くズームリングが来るようになっているのです。
このリングの場所の違いで操作がややこしくなるような事は一切ありませんのでご安心ください。

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 まとめ

 
17mmで撮影した作例

絞り:F11 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:17mm(17-50mm)

 

300mmで撮影した作例

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:1250 / 焦点距離:300mm(50-300mm)

 

17-50mm F4 Di III VXD / Model A068Sが2023年10月に登場した時には「動画ユーザー向きの広角〜標準まで使える便利なレンズが出ているのだなぁ」と正直軽く考えていました。
ところが2024年6月に50-300mm F4.5-6.3 Di III VC VXD / Model A069Sが登場するとどうやら画質がかなり良いらしいという噂を耳にし、実際に使ってみると抜群の解像力を見せつけてくれました。

それに感動していたある日ふと「このペア、実は最強ではないか!?」と思い立ったのが今回ご紹介したセットになります。
なんとしてもこの2本のレンズの優位性を示さねばと使命感を勝手に抱えて執筆しました。

是非皆様もこのセットを揃えていただき、日々の全てを撮り尽くしてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:24年12月15日 11時30分 ]
【Nikon】DXフォーマットにおすすめのレンズvol.2~NIKKOR Z 26mm F2.8編~

【Nikon】DXフォーマットにおすすめのレンズvol.2~NIKKOR Z 26mm F2.8編~

ついに12月13日に発売となったNikon Z50II。
Nikon Z DXフォーマットに合わせたいオススメレンズを連載形式でご紹介いたします。


今回ご紹介するのは、「NIKKOR Z 26mm F2.8」です。
NikonのZマウントのレンズの中では最も薄いパンケーキレンズで、全長はレンズマウント基準面からレンズ先端までで23.5mmです。
レンズに合わせて使用したボディはAPS-C機のZ50。レンズの焦点距離をフルサイズ換算すると約39mmとなり標準域の使いやすい画角となります。

撮影日は巣鴨に用事があったので、周辺を散策しました。
平日に行きましたが商店街はたくさんの人で賑わっていました。

街路脇に花が咲いていました。
よくAPS-C機はボケが出にくいと言われますが、F2.8の開放で撮影すればしっかりとボケ感を出すことができます。

お昼ご飯を探して歩いていると美味しそうな匂いにつられてカレー屋さんに入店。
最短撮影距離が0.2mなのでテーブルフォトでも使用できるのが嬉しいところです。

少し歩いて六義園を訪問しました。

水から反射した光が小屋に映っていました。
ふとレンズを向けると天井に紅葉の模様がありました。よく見たら蜘蛛の糸に葉が引っかかっていたようです。

冬らしい寒さになってきましたが、今年は秋が長く紅葉の赤い葉も残っていました。
後から画像編集せずとも見たままの色で出せるので、Nikonのカメラで撮影するのは気持ちがいいです。

今回のレンズはコンパクトで機動性に優れ「今撮りたい」に応えてくれると一日撮影していて感じました。
NikonのAPS-C機に合わせる単焦点を探している方に是非オススメしたいレンズです。

 


いかがでしょうか。今回は「Nikon NIKKOR Z 26mm F2.8」のご紹介でした。
次回もお楽しみに!
バックナンバーはこちらから。

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年12月14日 18時00分 ]
【Nikon】海と緑の街散策

【Nikon】海と緑の街散策

待ちに待った冬という事で、活動量が増えつつある筆者ですが、皆様はいかがでしょうか。

最近はミラーレス機で撮影をしていますが、ふと一眼レフを使いたくなりましたので愛機のD750を引っ張り出してきました。

使用機材
Nikon D750
Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL IIs

友人の展示を観るために訪れた海と緑の街で撮影をしました。

今回は全てモノクロで撮影しています。

普段カラーで撮影をしているので、モノクロと決めて撮影するのは随分久しぶりで、光をみる力がより鍛えられるような気がします。

筆者は葉が落ちてからの木の枝をみていると系統樹という言葉を思い出します。

人工物から植物が生えている様が好きなため、こういうものはついつい撮影してしまいます。

モノクロは、質感を表現するのに向いていますので、木の肌やコンクリートなどは相性が良いなと思います。

平日のためか、人が少なく、鳶の鳴き声が遠くから聞こえるのどかな場所でした。

カメラを構えてシャッターを切るときの音をはっきり耳にして、手に振動を感じながらの撮影は久しぶりで、「撮っている」ことを強く実感しました。

この広場までの道のりが想像より険しく、運動不足の身体に堪えましたが、不思議とカメラの重さは気になりませんでした。

普段使いのミラーレス機の2倍以上の重さはあったはずですが、撮影への満足感が重さを感じさせなかったのかもしれません。

最後は海辺に戻り、ベンチに座って船の移動を眺めたり、海に近付いて波を見たり、のんびりと時間の流れを感じていました。

 

10年以上前のカメラですが、まだまだ現役として使えるのは嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:24年12月14日 15時00分 ]
【Voigtlander】至高の準広角レンズが、装いを新たに帰ってきた。

「Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II Z」が本日発売となりました。

まずは外観から見ていきます。
他のフォクトレンダー製Zマウントレンズと共通化された、大口径のZマウントにマッチするような太い鏡筒にリニューアルされました。F値はレンズ側の絞り環のみで操作する形です。

APO-LANTHARの象徴である、光の三原色を表現したマークがいいアクセントになっています。

旧型の「APO-LANTHAR 35mm F2」と外観を比較してみます。
光学系や絞りの形状などはそのままに、外観がリニューアルされた本レンズ。鏡筒が一回り太くなっているのが分かるかと思います。また、フードに関しては従来はねじ切り式の短いものが付属していましたが、新型ではバヨネット式になり、かつフード全長が長くなったため遮光性も高くなっています。

早速ではありますが、絞りを変化させた際の描写の変化を見ていきます。
上の作例がF2、下の作例がF4での撮影です。

2枚の作例の違いはほとんど周辺減光の強さだけと言ってもいいかと思います。
木々の枝という高周波成分の多い被写体ではありますが、開放から抜群の解像度で枝の1本1本まで描き分けることができます。
F4まで絞ると周辺まで余裕のある描写となります。今後より高画素のセンサーを積んだボディが登場しても十分に対応できそうな画質です。


開放から抜群の解像度を誇るレンズを使うと、どうしても絞りを操作することを忘れてしまいます。ここから先の作例はすべて開放で撮影したもの。
開放から抜けのよい画になるため、被写界深度と相まって唯一無二な写真になります。

画面右側から光が差し込んできています。一本の木にも葉の色づきに差がありますが、これを見ればなぜ色づきの差が出るのか、一目で分かります。

いずれの写真も、空の青と色づいた葉の赤のコントラストが美しいです。フォクトレンダーのレンズで空を写したときの青色が好きです。

細かなテクスチャやわずかなコントラストの差まで拾ってくれるので、目の前にある被写体が質感そのままに写真という二次元空間に落とし込まれたように感じます。

日が暮れ、イルミネーションが点灯されました。
開放F2は大口径と言えるスペックではありませんが、開放でも十分な画質が引き出せるというのはアドバンテージです。画質の低下を考えることなく、機材のスペックに表現を制約されず、積極的に開放が使えるレンズは写真を撮っていて楽しいです。

今回使用したNikon Z8の有効画素数は約4571万画素。その高画素センサーのスペックを最大まで引き出すことができます。奥に見えるメリーゴーランドの部分を拡大すると、周りを囲う柵や装飾まで確認することができます。等倍で鑑賞しても全く画質のほころびが見られないので、画素数という制約を超え、どこまでも写せてしまうのではないか、そう錯覚させられます。

 


フォクトレンダー史上最高性能を誇る35mmレンズが帰ってきたことを、一介のカメラファンとして嬉しく思います。最高性能と聞くとガラスの詰まった大型のレンズを想像しますが、このレンズは身構えるような大きさではありません。クラシカルなデザインのZfに装着してもよし、APS-Cセンサー搭載の機種と合わせてもバランスは良好かと思います。ボディを選ばず使用できるので活躍の幅が広いレンズです。

▼レンズは本日発売です!▼

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:24年12月13日 17時00分 ]
【HASSELBLAD】光と色で魅せるX2D 100C ②

【HASSELBLAD】光と色で魅せるX2D 100C ②

東京でも秋が深まり冬の足音が聞こえ始めています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回の『XCD 75mm F3.4 P』に引き続き、ボディは『X2D 100C』を使用しつつ、
レンズについては『XCD 90mm F2.5 V』と『XCD 20-35mm F3.2-4.5 E』で撮影に行ってまいりましたので、どうぞ御覧ください

16bitの色深度と、最大15ストップにもなるダイナミックレンジについては様々なシーンで写真へ恩恵をもたらすと思いますが、
光と影が交差する晴天下の日中においても、センサーサイズによる恩恵を感じる事があったように思えます。

それではどうぞ。

まずは『XCD 90mm F2.5 V』から。
35mm判換算で71mmとなる中望遠レンズですが、標準域から1~2歩踏み込んだ焦点距離になるためポートレート撮影に最適です。
開放F値についてはF2.5とやや小口径に感じられるかもしれませんが、44×33の中判向けとしては充分に大口径なレンズと言えるでしょう。
距離感の演出にも優れる焦点距離で、これだけ大口径なら前ボケも有効に使っていきたいところです。

最短撮影距離については0.67m、撮影倍率にして1:5.8と、近接撮影に向いているわけではないのですが、
71mm相当に対しての最短撮影距離と考えれば思っている以上に寄れると感じるのではないでしょうか。
近接域でも絞りを開けきった状態から破綻のない描き込みはさすがの一言です。

設計時もポートレート用を意識して開発していたのでしょうか。あとボケについても嫌味なねじれ方等はなく、かなり素直な印象を受けます。

前ボケを大きく入れつつ、赤が印象的な千両を捉えます。
X1Dの頃から感じていた事ですが、XシステムになってからのHASSELBLADについては特に緑の表現がリッチで素晴らしいなと感じます。
このあたりは16bitの色深度とHASSELBLADナチュラルカラーソリューションの影響が大きいのでしょうか。

今回のお気に入りショットです。

・・・

続いて『XCD 20-35mm F3.2-4.5 E』に参りましょう。
35mm判換算で16-27mmのレンジとなる広角ズームレンズとなり、開放F値はワイド端F3.2から始まり、テレ端ではF4.5となります。
XCDレンズの中ではそれまで最広角だったXCD21mmF4(35mm判換算17mm)より更に1mm広くなったワイド端の存在でしょう。
空間を飲み込むように写し取ることができるのは広角域ならではの効果だと思いますが、歪みについても電子補正が入っている状態であれば殆ど気にならないかと思います。縦横のラインがスパッと出るのがとても気持ちが良いです。

床に敷き詰められたタイルを真俯瞰(まふかん)で捉えます。こちらはテレ端での撮影。
同系色でも色の濃淡の異なるタイルをしっかり描き分けつつ、解像感もしっかりとしているのはさすがの一言。

また、中判センサーのおかげもあるとは思うのですが、ハイライトからシャドウに至るまでしっかりと階調が感じられるのも素晴らしいです。明暗差の激しいシーンではありますが、難なくこなしてくれました。

下から大きく仰いでの撮影です。F11まで絞った状態でしたが、比較的低い感度を使いたかったためシャッタースピードは1/15秒とかなり低速の状態でも、ボディ内手ぶれ補正のサポートもあってかブレなく撮影ができました。
また、現在の鏡筒のデザインになってからは殆どのレンズにおいてレンズシャッターのショックが小さくなっており、ショックを気にせず撮影出来たこともよかったのかもしれません。

目が痛くなりそうなほどびっしりと枯れ木の枝を描いています。
ブログ用に縮小をかけてしまっているため損なわれてしまっているディティールもありますが、光と影の濃淡の描き分けがしっかりしているからこそ背景ともしっかり分離してくるのだと思います。

さて、何枚かの写真とともに綴らせていただきました。
どちらのレンズも素晴らしかったですが、個人的に好みだったのは『XCD 90mm F2.5 V』です。
理由はボディと合わせても取り回しが良いサイズ、重量感で使いやすかった事とそのサイズ感からは想像も付かない描写力です。
近接、中遠距離問わず使っていけるポテンシャルは目を見張るものがあります。

また、X2D 100Cを触って改めて感じたのはリッチな階調表現と誇張することのない自然な色表現がもたらす心地よい撮影体験。
特に階調についてはミッドトーンからシャドウへ沈んでいく移り変わりや、ハイエストライト付近の光のいなし方など、普段なら表現しきれずに埋もれてしまっていたような部分を描いてくれること。
そしてその撮影をサポートしてくれる高精細なEVFや背面液晶のおかげで、光の機微により気が付けたような気もしています。
なかなか手の届きづらい価格帯のカメラシステムではありますが、得られる撮影体験にはそれ以上の価値があるかもしれません。

使用した機材はコチラ



[ Category:etc. | 掲載日時:24年12月13日 16時30分 ]
【Canon】大は小を兼ねるということを体現するCanon EOS R3

【Canon】大は小を兼ねるということを体現するCanon EOS R3

寒くなり手もかじかみますが、カメラが欲しい季節になってまいりました。
スナップ写真やポートレート、スポーツなど幅広い被写体も撮影したいという方も増えてくるころです。
なかなかそんな便利なカメラは無いのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、今回はひとつの考え方として「大は小を兼ねる」というのをご紹介しようと思います。

持ち歩きやすいコンパクトなカメラも冬のお散歩には最高ですが、最近は必要に応じて数台持ち歩かなくてはいけない場面も増え、荷物の増加は筆者にとって悩みのひとつでした。
そうなれば大きなメイン機のカメラを持ち歩くのが一番なのではないかと思い、フラッグシップクラスのカメラを持ち歩くようにしてみました。

今回は実際にコンパクトデジカメ+EOS R10からEOS R3一台に置き換えてみた際の感想をご紹介できればと思います。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

今回撮影地に選んだのは植物園のある大きな公園です。
EOS R3の大きなボディに合わせるのは軽量な望遠レンズ、RF70-200mm F4 L IS USMです。
F4通しながらも695gと軽量で小回りが利くため気に入って持ち歩いています。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

モノクロで目に留まったものを撮影しました。
スナップ撮影ではレスポンスの良さを筆者は重視しています。
何かを見つけた時カメラを構えて逃さないうちにそれをとらえるというのはもちろんAFのスペックや起動速度もポイントですが、いかに手になじむというのが重要です。
EOS R3は縦位置グリップ一体型のためカメラ自体が特に大きいですが、やはりプロユースを想定しているという事もあり操作性やグリップ感等カタログスペック以上の使い心地の良さを感じることができました。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

今年はあまり秋を感じることなく冬が来てしまったような感じがしますが、すこしでも秋を感じる色を探して散歩をしました。
スマートフォンもデジタルカメラも高画素化が進む中ですが、やはり2400万画素程度のセンサーが落ち着きます。
優れたダイナミックレンジ、連写性、程よいデータサイズ、普段使いにぴったりです。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

秋といえばおばけかぼちゃ、ニスをかけたのではないかと思うほどつやのあるオレンジの表皮がかわいらしいです。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

青くひらけた空に向けてカメラを構えているとファインダー内に謎の被写体認識の四角い枠が動き始めました。
まさかUFOかおばけ…と思いましたがしっかりズームしてみると航空機でした。
ここまで小さな被写体も認識してくれるのは本当に驚きでした。

Canon EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

水面に合わせようと茂みの中から狙った一枚。
手前の葉っぱに引き寄せられることなくしっかり水面の反射を写し出してくれました。

今まで持ち歩いていた、
FUJIFILMのX100VI(約520g)
Canon EOS R10(約430g)
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM(約310g)
RF50mm F1.8 STM(約160g)で合計約1420g

今回持ち歩いた、
Canon EOS R3(約1015g)
RF70-200mm F4 L IS USM(約695g)は合計約1710g
やはり少し重くなりますが1台で完結していたため非常に撮影のストレスが減り撮影したいものに対する目に磨きがかかったような感じがしました。

写真撮影というものはカメラによってすべてが決まるというものではありませんが、カメラと息を合わせる必要があると思っています。
今回ご紹介した EOS R3は大きく頼もしいボディですが多くの方の手になじむ名機であると思っています。
冬のお供にぜひご検討ください。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年12月13日 16時01分 ]
2024年11月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2024年11月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ11月ランキング
1位 Canon EOS R5 Mark II ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
3位 FUJIFILM X-M5 ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
5位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS R1 ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T50 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
10位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6III ミラーレス一眼カメラ


Canon EOS R5 Mark II
11月の新品ランキング、1位2位は前回と同じラインナップとなりました。

まずは1位、『Canon EOS R5 Mark II』。これで3ヶ月連続での1位獲得となります。
まだご予約された方全員に行き渡ってはおらず、入荷したものは全てご予約者の手に渡るという状況が続いています。
ただここ最近になって、メーカーからの供給数が増えてきているようです。
次回あたり、これまでご予約された方に全て行き渡り、いよいよ次の段階へ突入しそうな予感がします。
今回はこの後に注目のアレの話が控えていますが、EOS R5 Mark IIは何と言ってもCanonの主力機としての期待を背負った1台。
はたして今後どのように販売数を伸ばしていくか、ランキングの動向から目が離せないところです。

2位は、『FUJIFILM X100VI』。
新規のご予約が承れない状況は今までと変わらず。
入荷数は前回あたりから増えてきているのですが、入荷のあった時点でご注文を承ると一瞬で完売してしまう状態が続いています。
その魅力を様々紹介したコンテンツなどをご覧になって、欲しいなと感じられた方がお気軽に入手できるようになるには、まだまだ時間が掛かりそうです。

11月28日発売の『FUJIFILM X-M5』が、初登場で同数3位に入りました。
2013年発売のX-M1以降、長く途絶えていたシリーズ。その2代目としての突然の登場に驚いた方も多かったはず。
これまでの「Xシリーズ」で最軽量となる、質量約355gの小型軽量ボディを実現しています。
X-T50で好評のフィルムシミュレーションダイヤルを天面左肩に採用。また、動体をAIで検出できる被写体検出AFや6.2K/30Pの動画撮影機能など充実した機能を搭載し、静止画・動画どちらの撮影にも適応できる機体となっています。
特にLCDのタッチ操作で直感的に撮影条件を変更できる「Vlogモード」や、縦型動画を簡単に撮影できる「9:16ショート動画モード」など、SNS向けの動画撮影などに重きを置く向きに注目の機能が各種用意されているのが特徴。
ご予約もやはり動画撮影を意識された方のご注文が目立つようです。
初回入荷では残念ながらご予約された方全員には行き渡りませんでしたが、それでも同数3位に入る人気ぶり。FUJIFILMが、X-T5・X-T50とは異なるターゲット層を、今後どのくらい取り込めるか注目です。

同数3位のもう一方は、『RICOH GR IIIx』でした。
前回はGR IIIが9位にランクインしていましたが、今回はGR IIIx。
どちらもFUJIFILM X100VI同様、新規のご予約が承れない機体。今回はGR IIIよりGR IIIxの方が入荷数が多く、この結果となりました。
日本の方だけでなく、海外からの旅行者からも引き合いが多く、店舗では連日のようにお問い合わせをいただいています。
GR III(2019年3月発売)で5年以上、GR IIIx(2021年10月発売)でも発売から3年の月日が経っていますが、依然人気が衰える気配がありません。

『Nikon Z f』が、前回から1つだけ順位を上げ5位に。しかし、Nikon勢全体で言うと、7月のZ6III登場をピークに下降傾向にあります。
同数10位の『Z6III』は、7月に初登場1位を獲得して以来、8月10位、9月同数9位、10月10位とこれで4ヶ月連続でギリギリのランクイン。なんとも珍しい記録を作っています。
またZ fと共にNikon勢の一角を担っていたZ8は、9月以降ランク外に沈んでいます。

前回、メーカーのキャッシュバックキャンペーンが開始されたことをお伝えしました。
Z fが2万円、Z8は3万円、発売から間もないZ6IIIがなんと4万円のキャッシュバックを受けられるというもの。
期間も10月25日から2025年1月14日までと、他メーカーより開始時期が半月以上早く、この11月は丸々キャンペーン期間中でした。
ただ効果のほどは… まだ、表れているとは言えないようです。
この後、年末年始にかけて盛り返すことが出来るか、キャンペーンが浸透し効果が表れてくることを期待したいところです。

6位に『SONY α7IV』。9位に『α7C II』も入りました。
どちらも11月15日から始まったキャッシュバックキャンペーンの対象です。(2015年1月14日まで)
SONYにとっては恒例とも言えるキャンペーン。頻繁に行われることはお客様もよくご存知で、新品購入を検討される場合は開催まで待ってご購入されているようです。
6万円のキャッシュバックが組まれているα7RVも、13位にしっかり控えています。次回、ランキングに返り咲くか…

と、ここでようやく今回のランキングの目玉中の目玉、カメラファン大注目の機体の紹介となります。
11月29日発売の『Canon EOS R1』が、初登場で同数7位につけました。
EOS R1は、Canon 一眼レフカメラの最高峰 EOS-1D X Mark III(2020年2月発売)の血統を受け継ぐべく登場した、フルサイズミラーレスカメラのフラッグシップ機です。
高い信頼性・耐久性を継承しながら、新たな映像エンジンシステム「Accelerated Capture」やディープラーニング技術の活用により、あらゆるプロフェッショナルのニーズにも対応する撮影性能を持ち合わせています。

Canonユーザー待望のフラッグシップ機、今回のランキングに「なんだ、7位かぁ…」と思われた方も多いことでしょう。
しかし、発売が月末であったこと、また100万円に近い価格ということを鑑みると7位という順位も凄いことです。
予約開始から実に多くの数のご予約をいただきました。予約された方全員に行き渡っていたならば、トップ3くらいの位置に入っていたのですが… 残念ながら初回入荷が限られてしまっていました。
今後どのような動向を見せるか、Canonファンならずとも目の離せない存在です。

そのEOS R1と同数の7位に入ったのが、『FUJIFILM X-T50』。
FUJIFILMは、あと同数10位に『X-T5』が入り、今回4機種がランクインとなりました。

X-T5の供給が安定しだした8月から3ヶ月連続で、X-T5が後発のX-T50より上の順位に入っていました。
両者の間に価格差があまりないことが理由の一つではないかと述べてきましたが、今回は順位が逆転。
ここにはX-M5の登場も影響しているかもしれません。
気軽にVlog撮影などを楽しめる機体としてX-M5を紹介しましたが、手振れ補正に関しては動画撮影時のみ有効な電子式のブレ補正機構を搭載しています。
対してX-T50は、5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載。より本格的な動画撮影を望む向きがX-T50を選んだのでは。
ちなみに同様のボディ内手ブレ補正機構を持つX-T5は、メーカーが「原点回帰」と謳うように、「写真機」つまり静止画撮影に重きを置いたカメラと位置付けられています。
今回、X-M5の登場でフィルムシミュレーションを駆使した動画撮影に関心が寄せられ、かつそれぞれの撮影スタイルによって機体が選定されたのだとしたら、今後この3機種が上手く住み分けられ長くランキングに定着する可能性もうかがえます。

 
 

中古デジカメ11月ランキング
1位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
4位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
5位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ
5位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
8位 Nikon Z30 ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ


Canon EOS R5
中古ランキングに大きな動きがありました。
2024年2月以降、9カ月連続で1位に君臨していたSONY α7IIIが、ついにその座を明け渡しました。
今回その座を射止めたのは、2ヶ月連続で2位に甘んじていた『Canon EOS R5』、2位以下を大きく引き離して文句なしの首位獲得です。
これでCanonは新品・中古ダブルでの1位獲得となりました。

8月末のEOS R5 Mark II発売以来、中古商品数が大きく増え、かつ注目度も俄然上がったEOS R5でしたが、王者α7IIIの牙城はなかなか崩せずにいました。
高画素機ゆえ価格帯がα7IIIよりぐっと上になってしまい、競うにはかなり不利な状況。それでも商品数が増えたことで価格も下降傾向になり、上位機へのステップアップを図る方にも狙い目の機体となりました。
マップカメラとしても新型機が出てなお色褪せない高画素機としての魅力をブログ等様々なコンテンツで紹介してきただけに、1位獲得はスタッフにとっても嬉しいニュースとなりました。
海外からのお客様からも非常に問い合わせが多い機体ですが、そんな方々の中にもマップカメラの作例をご覧になった方もいらっしゃったようです。店頭にずらりと並ぶカメラ群に皆一様に驚かれていたとのこと。
この勢いを維持し、是非2024年度の年度ランキングでもα7IIIと競い合って欲しいところです。

さらに2位には『Nikon Z f』が。こちらもこの2ヶ月3位に位置し、上位を虎視眈々と狙っていました。
新品のメーカーキャッシュバックキャンペーンの話は既にしています。2万円のキャッシュバックにより、新品・中古の価格差はほとんどない状況なのですが、それでも順位を上げてくる人気ぶりには驚きです。
キャッシュバックを受けられない海外からのお客様の需要も高かったようです。
ただこちらは他の2機種に比べ中古商品数がそこまで潤沢ではないので、今後もこの位置をキープし続けることが出来るかは予測が難しいところ。

そして3位に『SONY α7III』がきました。
3位とはいえ、販売数で見ると9月・10月とほとんど変わりません。上位2機種が今回大きく販売数を伸ばした形です。
日本語メニューのみのため海外からのお客様の購入は少な目、それが順位にも影響した模様です。
ただ、人気が落ちたわけではありません。中古商品数も潤沢です。
これから先、特にEOS R5との順位争いは熾烈になりそうです。

販売台数は少し開きますが、4位に『RICOH GR III』が入りました。
前2回は新品ランキングに名を連ねましたが、今回は中古の方に。
新品でも中古でも、在庫があれば売れていくという状況は変わりません。
今回中古商品が多く出たのですが、ネットに掲載されるやSOLD OUTに。店頭に並ぶ暇がないといった状態でした。

同数5位に、『NikonのZ6II』と『Z fc』が仲良く並びました。
Nikonはさらに『Z30』が8位に入り、計4機種がランキング入り。9月6機種、10月5機種と1つずつ減らしているのは気になるところですが…

Z6IIは前回ランク外でしたが、今回復活。
新型機Z6IIIが新品ランキングで伸び悩んでいますが、それでも買い替えなどで中古商品数が増えているZ6II。価格が下がってくれば、Nikonユーザーにとって狙い目の1台となることは確かです。

初心者などに人気の高いZ fcは、安定した順位を保っています。
ブラック・シルバーの販売数は、ボデイ単体・レンズキット共にほぼ同数。
商品在庫的にも偏りなく揃っているので、好みに合わせて選択していただくことができます。

新型機Z50IIの登場もあり(12月13日発売)前回順位を上げたZ50でしたが、今回はランク外。代わってZ30が入りました。
より小型軽量で、気軽にVlog撮影などの動画撮影を楽しみたい方に適したモデル。
Z50の代わりというより、FUJIFILM X-M5の発売に触発された感もあります。

話を1つ戻し、7位に『SONY α7C II』。そして10位に『α7IV』とSONY勢が。計3機種のランクインとなりました。
このところ3機種のランクインが続いているSONY。α7III・α7C IIは鉄板といった感じですが、3機目は流動的。
今回ランクインしたα7IVは、11月中旬から始まったキャッシュバックキャンペーンで新品が4万円引き、次回以降どうなっていくか。
それでも中古ランキングに残るようなら、本格的に人々の目が新品より中古購入に移ってきたと判断できます。
そうなると、今回首位から落ちてしまったα7IIIとの世代交代もいよいよ近づいているかもしれません。

最後の紹介は、9位の『Canon EOS R6』。
EOS R5がついに中古ランキングを1位を獲得したCanonですが、それ以外の名前がなかなか出てきませんでした。
EOS R6もかつては中古ランキングの常連でしたが、今回久しぶりのランクイン。実に2023年10月10位以来の登場です。
中古商品数は潤沢にあるので、EOS R5 Mark II・EOS R5の好調に合わせて再び注目を集めて欲しいところです。

気がつけば師走、年の瀬となってしまいました。
次回、2024年12月のランキングははたしてどんなカメラが制するか。新品・中古とも色々な可能性を秘めています。
1年の締めくくりに相応しい熱い競い合いを期待しましょう。
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年12月13日 15時24分 ]
【Carl Zeiss】Batis キャッシュバックキャンペーンは年内まで!

【Carl Zeiss】Batis キャッシュバックキャンペーンは年内まで!

ツァイスレンズ新品のキャッシュバックキャンペーンが年内まで迫っているのでご紹介させていただきます。
対応レンズは下記のバナーからご確認ください。

今回のブログでは普段使いしやすくキャッシュバック対象の中でも人気のあるBatis 40mm F2 CFを使用したので作例をご確認いただきながらレンズの良さをご紹介していきます。

使用した機材は下記をご覧ください。
Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF
SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5
peak design リーシュ L-MN-3 ミッドナイト
※キャッシュバック対象は新品のみとなります。

では作例をご覧ください。

キャッシュバック対象の中で最も金額の大きいのもBatis 40mm F2 CFです。
スナップ撮影に適している40mmという画角も非常に扱いやすいです。

マットな質感の外観が撮影していて気分が上がります。ピントリングも滑らかでMFでもスムーズにピントを合わせることが出来ます。

このレンズの面白いギミックと言えばレンズ上部にある有機ELディスプレイです。
合焦距離と被写界深度を読み取ることができます。ON、OFF、MF時のみの切り替えが出来るので好みに合わせて変更することも可能です。

なんといってもこのレンズとても軽いです。
持ち運びにも適していながら解像力も素晴らしいレンズです。

今回のキャッシュバックは2024年11月1日から2024年12月31日までに購入した方が対象になります。
ご応募した全ての方に該当金額のVISAギフトカードがプレゼントされますのでこの機会をお見逃しなく。

↓キャッシュバック対象レンズ↓

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:24年12月12日 18時20分 ]
【Kenko】イルミネーション撮影がもっと楽しくなる「ブラックミスト/ホワイトミスト」を使ってみた!

【Kenko】イルミネーション撮影がもっと楽しくなる「ブラックミスト/ホワイトミスト」を使ってみた!

すっかり気温は冷え込み、冬がやってきました。

冬の撮影の楽しみといえば、街を彩るイルミネーションです。
ただ、イルミネーションを撮影したときに「見た目の通りに写らない…」と感じることはないでしょうか。

今回使用したのはKenkoの「ブラックミストNo.1」「ブラックミストNo.05」「ホワイトミストNo.1」の3種類。

どちらもソフトフィルターの1種で、幻想的な写りをフィルター1枚で実現するアクセサリーになっています。
カメラは「Nikon Z6II」に「NIKKOR Z 24-70mm F2.8S」と「NIKKOR Z 40mm F2」を装着しました。

早速ですが、フィルターの効果の違いを見るために同じ被写体で比較をしてみました。
左から順に
①フィルターを装着していない状態
②ホワイトミストNo.1を装着
③ブラックミストNo.05を装着
④ブラックミストNo.1を装着
となっています。

まずホワイトミストとブラックミストの違いについてですが、点光源の部分を見ていただけると違いが分かりやすいかと思います。
ホワイトミストは点光源がほとんどにじまないのに対して、ブラックミストは光源を中心ににじみが見られます。

イルミネーション撮影の場合、ブラックミストを装着すると光源1つ1つが滲むことで光が大きく、また柔らかな印象になります。
またNo.05はNo.1の半分の効果量となっており、No.1では効果が大きすぎるようなシチュエーションで有効です。

一方でブラックミストもホワイトミストも、画面全体のコントラストは低くなります。
イルミネーションをカメラで撮影するとどうしても暗い部分の黒が強調されて見えてしまいますが、コントラストを下げて少し露出を上げて撮影することでより明るい印象の写真を撮影できます。

こちらも各フィルターを比較したものです。
このカットで使用したレンズはZ 24-70mm F2.8S。ナノクリスタルコートだけでなくアルネオコートも施されており、レンズそのものの逆光耐性はトップクラスです。1枚目はフィルターを装着せずに撮影したカットで、画面上に強い光源がありますが全く分かりません。

一方で2枚目はホワイトミストNo.1を装着したカット。柱の上方からフレアが注いでおり、光源の存在が分かります。またコントラストも下がり、柔らかな描写になりました。

そして3枚目はブラックミストNo.1を装着したカットで、ホワイトミストフィルターで見られた柔らかさにさらに光源のにじみが足されています。右上の街灯を見ていただくと分かりやすいですが、ホワイトミストでは確認できた輪郭がブラックミストでは分からなくなりました。

一方でいずれのフィルターも、レンズの解像度はそのまま保たれています。特にホワイトミストフィルターではよく「オールドレンズのような描写」という表現がされますが、雰囲気はオールドレンズっぽくなるものの解像度は最新設計のレンズそのものなので、これまでと違った表現が楽しめます。


ここからは、それぞれのフィルターを使い分けながら実際に撮影をしていきます。
使用したレンズはすべて「NIKKOR Z 40mm F2」です。

こちらは「ホワイトミストNo.1」。
イルミネーションを撮影すると、光源を中心にフレアが薄く出ます。

より強い光源に向けると、効果が分かりやすくなります。写真にあたたかな印象を与えてくれます。

もちろんイルミネーション撮影以外でも活躍してくれます。街灯の明かりで強い逆光のシチュエーションですが、光を全体に拡散してくれるので街灯の画面内での主張が弱くなり、またコントラストを下げてくれるので、陰になってしまっている部分も目立たなくなりました。

画面端や画面外に強い光があるシチュエーションで効果が見やすいかと思います。


続いては「ブラックミストNo.1」です。
イルミネーション撮影では光源の周りに独特のにじみができ、光の一粒がより大きく印象的に写ります。
街路樹に施されたイルミネーションを撮影すると、木全体が淡く光っているように撮影できます。

今回使用した3種類のフィルターの中だと最も効果が強く出やすいフィルターなので、意識的に効果を出すことを考えずとも自由な構図で撮影ができます。

ちなみに上のカットをフィルターなしで撮影するとこのようになります。イルミネーション撮影時の写真の物足りなさは、写真で撮影したときにコントラストが肉眼よりも高くなり、また光の粒が小さく写ってしまうため。ブラックミストNo.1を使用すると、この課題が一気に両方解決できます。


最後は「ブラックミストNo.05」です。
ブラックミストNo.1と比べて半分の効果量となっており、ブラックミストNo.1では効果が強すぎる際に活躍してくれます。

こちらのカットも、強い光源の部分にわずかににじみが出る程度で、つけっぱなしにして常用も可能なフィルターだと感じました。

いずれのフィルターもそれぞれ特長があり、被写体に応じて使い分けることで表現の幅がぐっと広がります。
これまで撮影したことのあるイルミネーションスポットも、フィルター1枚で大きく印象が変わるので、この冬はホワイトミスト/ブラックミストと撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼今回使用した機材はこちら▼

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:24年12月11日 17時00分 ]
【Nikon】Light&Smallなレンズをお供に【Z 24-50mm F4-6.3】

【Nikon】Light&Smallなレンズをお供に【Z 24-50mm F4-6.3】

日々の記録や風景をおさめたい
旅行の思い出を残したい
でもスマートフォンじゃ味気ない

そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました
今回紹介するのは、
NikonのZ 24-50mm F4-6.3
重さ195g
長さ51mm
Nikon Z5とともに開発された軽量小型のズームレンズです。

マウントをはじめ、プラスチックパーツを多用している為かなり軽いです。
しかし、マウントにシーリングがあったり、
操作リングラバーもレンズの半分を覆うほど使用しており、
プラスチック製品にみられる安っぽさは感じません。

さらに鏡胴を沈胴させると約5cmまで小さくなります。
軽量と小型を両立させたフルサイズフォーマット対応のレンズです。

 

スイッチの類は一切ない為、AF/MFの切り替えはボディ側で行う必要があります。
このレンズで頻繁に切り替えることはあまりないため、個人的にはあまり困りませんでした。

24から50の広角から標準の画角をカバーできるズームレンズということもあり、
スナップ撮影を楽しむのに丁度良く感じました。
「あの被写体を入れたくない」「もう少しだけ寄りたい」
といった煩わしさを感じさせないため、初心者の方もストレスなく使える一本だと思います。

いかがでしたでしょうか
首から、肩からぶら下げるのもよし
バックに気軽に入れておくのもよし
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年12月11日 17時00分 ]
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