
【Nikon】創業30周年 MapCamera PHOTO CONTEST 終了まであと6日! 「Z8」で撮影された絶景写真をご紹介
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 現在たくさんの投稿が寄せられています。ありがとうございます!
現在『2023年以降に発売された新製品』で撮影された作品を大募集しております! 例えばニコン製品であれば「Z8」「Z f」「Z6III」といったボディや、「NIKKOR Z 35mm F1.4」「NIKKOR Z 600mm F6.3 VR S」「NIKKOR Z DX 12-28mm F3.5-5.6 PZ VR」などのレンズもすべて対象です。風景写真、スナップ/モノクロ、ポートレート、ネイチャー、スポーツなど動体撮影まで、オールジャンルで募集中。今回ご紹介する「Z8」も作品募集の対象となりますので、ぜひ奮ってご参加をお待ちしております。
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
「Z9」の優れた性能と機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現した「Z8」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】恩寵<投稿作品を見る>
【投稿者】sugarcage様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-120mm F4 S
【作品名】函館の夜景<投稿作品を見る>
【投稿者】taka-photo様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-120mm F4 S
【作品名】There is the light<投稿作品を見る>
【投稿者】sugarcage様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
【作品名】新緑の朝<投稿作品を見る>
【投稿者】sugarcage様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S
【作品名】無題<投稿作品を見る>
【投稿者】p4430様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
【作品名】一閃<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

【Canon】ライブ撮影が好きなユーザーから見たEOS R5の魅力
Canonの中で「5」は特別輝きを放つ数字。
デジタルカメラでのその系譜は、フルサイズ機として圧倒的な低価格を実現したEOS 5Dから始まり、一眼動画の新時代を切り開いたEOS 5D Mark II、全性能をブラッシュアップしたMark III、熟成のMark IVと着実に進化していきました。
そうして全ての時代で多くのカメラユーザーを魅了してきた「5シリーズ」は、Canonの中核をなす機体として、なくてはならないものとなったのです。
2020年、満を持して登場したEOS R5。
5Dシリーズを大きく超えるハイスペックなカメラの登場によって、世界は沸き立ちました。
Canonの「本気」を感じられるミラーレスは、発売以来ベストセラー機として君臨し続けています。
EOS R5 Mark IIも発売され注目も高まる中で、R5の魅力を語ります。
・・・
今回はライブ撮影という視点からR5の魅力をご紹介いたします。
筆者は学生時代、所属していた軽音サークルでライブフォトの撮影を担当していました。本来耳で楽しむ「音楽」を音のない写真という形で切り取る楽しさがカメラを好きになったきっかけでした。
使用した機材はR5とRF24-105mm F2.8 L IS USM Zです。
学生時代の当時ライブを撮影する際に感じていた悩みも踏まえながら、作例をご紹介いたします。
筆者がライブ撮影で最も楽しいと感じるのはギターソロです。特に下から煽りで撮るのが好きです。
ギターソロは演奏している側も見せ場であることを理解している瞬間なので絶対に撮り逃せません。
個人的な意見ですが、このような場面の撮影は「カメラを構えられている」ことが演者側に伝わっているほうが良い動きや表情をしてくれます。そのため意識的にファインダーを覗いて撮影するようにしているのですが、R5は約576万ドット高精細のOLED電子ビューファインダーを搭載しており、とても快適に撮影ができます。
また、ステージとフロアの両方を収めた写真もライブで撮影したい構図の1つかと思います。
学生時代に使用していた機材では撮りたい画角をカバーできていなかったので、今回撮ることができてうれしかったです。
最前列からの距離でも画面内にバンドメンバー全員を収めることができました。やはりライブフォトにはフルサイズのボディ+広角のレンズが適していると再確認させられます。照明の当たり方が立ち位置によってかなり異なっていたのですが、黒つぶれや白飛びをこの程度に抑えられているのはR5のダイナミックレンジの広さのおかげです。
また、いかに照明のタイミングに合わせてシャッターを切ることができるかがライブハウスでの撮影においてはとても重要です。照明が点滅するような場面では高速連写をして後から写真を選ぶのが確実です。今回はメカシャッターを使用しましたが、最高12コマ/秒でシャッターを切ることができるため安心して撮影できました。
撮りたい被写体との間に障害物が多くあることもライブハウスで撮影する際の悩みの1つでした。以前の機材では特にマイクスタンドにピントを持っていかれてしまうことが頻繁にあったのですが、今回はしっかりと希望の被写体にピントを合わせることができてストレスなく撮影ができました。高速で高精度なR5のAFを体感いたしました。
終演後に集合写真も撮影いたしました。ストロボはスピードライトEL-1を使用いたしました。
筆者は物撮り以外でストロボを使うのが初めてだったのですがオートで簡単に発光することができました。
久しぶりのライブ撮影でしたが、最高の機材で楽しく行うことができました。
後輩たちの思い出作りの一助になれていれば幸いです。
R5 Mark IIが登場したことにより、R5の中古品は新品との価格差が開いてきております。
この機会にぜひR5をお手に取ってみていただければと思います。
▼これまでの記事はコチラからご覧ください!▼
【中古商品もカメラ専門店品質】はじめて中古商品を買われるお客様にも安心してお求めいただけます。
中古商品はこちらからご覧ください。
新品は当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

【FUJIFILM】GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRで水族館を歩む
東京では秋の訪れる頃になると、雨が絶え間なく降り続くこともよくあります。
この日も天気予報に並ぶ雨を示す青い傘のアイコンを見て、今日も雨かと少し残念な思いでしたが、例え雨だったとしてもどうしても撮影に行きたくなる日もあると思います。
今回、持っていくカメラとレンズはFUJIFILM GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRです。
今回は室内で撮影が楽しめる水族館へと足を運びました。
水族館は非常にリラックスできる場所ですので他の人に迷惑をかけないよう、カメラのシャッター音を無音にして撮影に臨みました。
FUJIFILM GFX 100Sは、ラージフォーマットデジタルミラーレスカメラです。
2021年にFUJIFILMはGFX100という1億画素のカメラをベースに、軽量でコンパクトなデザインのGFX 100Sを発表しました。
ラージフォーマットカメラは大きいという常識を壊したという点で、これは画期的な製品でした。
約1億画素のラージフォーマットセンサーだけでなく6軸のボディ内手ブレ補正、迅速で正確なオートフォーカス、19種類のフィルムシミュレーションモードなど、これほど高性能であるにもかかわらず本体重量は900gです。
GFX100が1,320gあったことを考えるとこれは驚きの軽さと言えます。
ラージフォーマットセンサーは44mm×33mmは、フルサイズ36.0mm×24.0mmと比べて、浅い被写界深度、ダイナミックレンジ、色再現性において優れています。
さらに、富士フイルムの高性能X-Processor 4によって生成される1.02億画素の写真品質は驚異的です。
GF80mm F1.7 R WRは、35mm判換算が約63mmで、最大絞りがF1.7です。
F1.7の大口径により、室内撮影でも良好な光量と美しいボケ効果が得られます。
ボディ同様このレンズもコンパクトで軽量設計であり、重さは795gです。
また、全天候型と防塵設計を採用しているため、-10℃の低温下でも使用可能です。光学性能において、GF80mm F1.7 R WRは、各絞りでの解像度が優れており、周辺減光や歪みはほとんどありません。
高品質で優れた設計の傑出したレンズです。
この比類のないラージフォーマットミラーレスカメラは、優れた動画撮影機能も備えています。
4K DCI 30pの動画録画機能をサポートし、高効率なH.265/HEVCコーデックを使用し、広いダイナミックレンジを持つガンマ曲線の「F-Log」および「ハイブリッドログガンマ」(HLG)形式でHDR動画を簡単に録画できます。
ラージフォーマットで写真も動画もこの一台で楽しむことが出来るカメラだと思います。
持ち運びが便利な高画素のラージフォーマットカメラを選ぶ場合、FUJIFILM GFX 100Sとフジノン GF80mm F1.7 R WRは間違いなく検討する価値のある選択肢です。

広島へやって来ました。
広島記念資料館など一通り観光終えて、帰りに通りかかった日暮れの原爆ドームはライトアップされ重厚な雰囲気を漂わせていました。
今回の広島旅行に持ち出した組み合わせはSONY α7C IIとFE 35mm F1.8です。
フルサイズながらもAPS-C機さながらのコンパクトさで根強い人気を持つα7Cシリーズから昨年発売された期待の2型。サイズ感はそのままに性能面が大幅にアップしています。レンズはスナップ撮影に持ってこいな1本、明るくよくボケる35mmを選択しました。
さっそくですが、旅といえば欠かせないのはその土地ならではの食事。やはり広島グルメで1番に挙がるのはお好み焼きではないでしょうか。この日は海老とイカのお好み焼きを注文し、友人と食べました。
2枚目はかなり寄って撮影しています。海老もイカも、たくさんの青ネギも驚くほどの立体感。本機は前モデルα7Cの有効画素数約2420万画素から約3300万画素とアップしました。
4000万画素を超えてくると高画素機と呼称され用途や環境によってはノイズがのりやすいなど高画素機ならではのデメリットも現れますが、そんな中でベーシックタイプの3300万画素は”ちょうど良い”画素数だと感じます。
青の映える快晴の中、宮島へと出航です。まだまだ気温30℃を上回るような日ではありましたが、風も心地良し、景色も良し、約10分ほどの船旅を楽しみます。船体や飛沫は繊細に、ボケは柔らかく表現されました。
到着時間帯的にすぐ足元までは行けませんでしたが、圧巻の厳島神社 大鳥居です。周りに人も多かったのでバリアングルモニターを利用し少し下から煽るように撮影。35mmという焦点距離で抜けの良い1枚になりました。
宮島探索中、通りかかったお店で休憩。この日は暑かったので練乳のかかったイチゴのかき氷を注文しました。特徴的な匙も可愛らしいです。全体的に発色が良く、コントラストの強いイメージを受けます。歴史ある宮島の雰囲気に、しっとりとした色乗りがよく合いました。
あるお店の前に鹿が。思いがけない場所でじっととどまる姿は観光客たちの注目の的です。
α7CIIは被写体検出が、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機に対応になりました。AF性能の向上により、多種多様な撮影環境で快適な撮影が楽しめます。
最後は帰りのフェリーの中から1枚。今回は広島旅行を通してSONY α7C IIをご紹介しました。
フルサイズなのにコンパクト、軽くて高性能を叶える唯一無二の本機。今回はスチル撮影のみでお送りしましたが、昨今需要の高い動画撮影にも適しています。旅の思い出をより鮮明に彩ってくれた今回の組み合わせ、本機購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

【SONY】ZV-1と手賀沼「北岸編」
今回もこれからカメラを始める方にお勧めしたい1台、「SONY VLOGCAM ZV-1」で撮影してきました。
「Vlog」に特化したカメラとして2020年に発売され、日本のカメラメーカーとして初の「Vlog用」を前面に打ち出したカメラです。
手軽に持ち出して簡単に写真撮影を楽しむことができるカメラと実感できましたので是非、最初のカメラとしてお勧めしたいモデルです。
前回に続き、千葉県北部に位置する手賀沼の北側の「北岸」をメインに撮影してきました。
今回の北岸側は住宅街や一般道も含まれたコースとなります。こちらの手賀あけぼの橋からスタートしました。
手賀沼の最下流、手賀川への出口のところにある水門で、ここから西方向に、手賀沼が広く見渡せます。
手賀沼フィッシングセンターやnuma cafeなどが併設された複合レジャー施設です。
2階にある「numa cafe(ヌマカフェ)」は手賀沼を望む湖畔の隠れ家的カフェで、建物の中はお洒落なカフェ風インテリアでした。
ゆっくりと長い時間くつろげるので、まったりとした時間を楽しむことができました。
このZV-1は35mm判換算24-70mm相当のズームレンズを備えているので、とてもワイド感のある撮影ができると感じます。
手賀沼フィッシングセンターはニジマスやアユなどを養殖している、手賀沼の最西端にあるフィッシングセンターです。
ZV-1はタッチパネル式のバリアングルモニターを搭載しているので、こちらの写真のようにカメラを持ち上げて上から下を見下ろすような撮影も可能です。
手賀沼を南北に横断する手賀大橋は、南のたもとに道の駅があり北側には、
北岸で最も印象的な建造物、手賀沼のシンボルともなっている「水の館」があります。
1階の手賀沼ステーションでは手賀沼に暮らす鳥や魚、植物といった生き物が展示されていて、
3階にはプラネタリウム、4階の展望室は手賀沼とその周辺をはじめ天候が良ければ、東京スカイツリーや富士山まで見ることができます。
手賀沼に生息する鳥の中で、必ず見ることができる白鳥に出会えました。真っ白な羽が美しい白鳥は近くで見ると意外と大きいと感じます。
とても静かな鳥として知られる白鳥は人に慣れていて写真を撮りやすい鳥ではありますが、
近づくと威嚇しながら追いかけてくることもあります。
ZV-1の液晶モニターは広げると電源が入り、液晶モニターを閉じると電源がOFFになる便利な機能がありますので、
このような突然の瞬間にすぐに対応できます。
手賀沼のほとりにある緑豊かな公園は湖畔の遊歩道や公園の突端に周囲を一望できる公園岬があります。
手賀沼の風景をゆっくりと見られるようにベンチもあり、水鳥や魚もときおり見ることができます。
ZV-1では、ほぼオートで撮影することになるので、難しいことは考えずにシャッターを切っていると言えます。
写真を撮る上でとても大事な感覚で撮影することができます。
今回も「SONY VLOGCAM ZV-1」を使ってみて、手軽に簡単に写真を撮ることができました。
動画に特化したこともあり、写真を撮るための露出を考えながら絞りとシャッタースピードをダイレクトに変えることはできませんが、
スマートフォン感覚で液晶画面を見ながら撮影することができるカメラです。
これからコンパクトデジタルカメラを検討している方にぜひお勧めしたい一台です。

【Leica】小型で力強い描写が魅力のスーパーエルマー M21mm F3.4 ASPH.
10月に入りようやく暑さが落ち着いてきました。
今年も残すところ3ヶ月となり秋の訪れが待ち遠しく思います。
一足早く秋の気配を感じるべくコスモスを撮りに出かけて参りました。
作例は全て『Leica M11-P』と『Leica スーパーエルマー M21mm F3.4 ASPH. 』で撮影しています。
絞り開放で最短撮影距離付近まで寄って撮影した1枚。
光学ファインダーでピントを合わせ、ライブビューで構図作りをしています。
21mmの超広角の画角なのに加え開放F値3.4と被写界深度が深くなりがちですが、
構図を工夫することで背景のボケ感と奥行きの両方を出すことができました。
クリアで素直なボケ味がコスモスを引き立たせています。
同じ場所からローアングルでカメラを構え、見上げるスタイルで撮影しました。
『Leica M11-P』は液晶固定式のカメラなので外付けファインダーのビゾフレックス2を使用すれば
さらに効率良く撮影ができたと執筆しながら改めて気が付きました。
フィルムモードはSTDで設定していますがコスモスの草花と青空の色乗りが良く、
ハイコントラストで抜けが良い描写だと感じました。
撮影している最中は露出と構図の確認ぐらいしかしない筆者なので、PCに取り込んだ後に
画面上で拡大すればする程、ディティールが精細に出てくることに驚きました。
筆者はこの木のような生命力を感じる被写体を見ると思わず撮影したくなります。
21mmの超広角レンズは一般的なスマートフォンよりも画角が広いので
あまり後ろに下がらなくても全体が画角に収まりやすいことが気に入っています。
揺れる葉っぱや横に伸びている細い小枝よりも、縦に太い木の幹の方が
レンジファインダーカメラではピント合わせがしやすく快適に撮影ができました。
紅葉の時期になると、どのように色付くのか今から楽しみになります。
超広角レンズでも構図次第ではワイドレンズで撮ったことを感じさせないスナップが可能です。
抜けるような青空とベンチに垂れ下がってきそうな葉っぱに目を引かれてシャッターを切りました。
『スーパーエルマー M21mm F3.4 ASPH.』は解像感と質感描写に優れたレンズということを
改めて実感した1枚で、ベンチの茶色い部分の硬さや写真左上の葉っぱの精細さには驚かされました。
紅葉の季節になり夕方の時間帯にベンチに佇む人がいたら、もっとフォトジェニックになっていたと想像します。
『スーパーエルマー M21mm F3.4 ASPH.』の逆光耐性を見るために真正面に太陽を入れて撮影しました。
写真全体が白っぽいフレアになったり盛大に目立つゴーストが出ることなく現行Mレンズのコーティングの良さを実感いたします。
先ほどの写真は多分割測光に設定して逆光の耐性を確認しました。
『Leica M11-P』はタッチパネルに対応しているためスポット測光を選択するとライブビュー上に白い丸枠が出るので、
ドラッグして測光したい被写体に合わせるだけで、手軽に露出を合わせてくれるのは個人的に思わぬ発見でした。
背面ダイヤルを回すだけで手軽に露出補正もできますし使いやすいカメラだと思います。
いかがでしたでしょうか。
コンパクトなサイズで279gと軽量なレンズながら6000万画素の『Leica M11-P』の解像力を余すところなく発揮。
ハイコントラストで色ノリが良く、逆光でも気になるフレアやゴーストも無し。
21mmは極端に広すぎず、ワイド感に物足りなさも感じさせない絶妙な画角です。
ファインダー内にブライトフレームは出ませんが、構図作りはライブビューやビゾフレックス2を使うことで補えます。
F3.4という明るさもレンズの大きさと重さを考えた絶妙なバランスだと感じました。
これから本格的な紅葉のシーズンを迎えるのにまた1本、持ち出したくなるレンズが増えました。

【SONY】この季節に咲く花(87)暑さのせいで、10日~7日開花が遅れてる花
event-campaignSONYTAMRONα7R Vこの季節に咲く花スタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむネイチャーフォトマクロ撮影彼岸花昆虫撮影秋、色撮りどり花火
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、まさにその通り、すごい暑さも落ち着いてきました。
散歩、散策、行楽に行くには、良い季節となって来ました。
特に、この花でお祭りや催事をしてるところでは、この暑さのせいで、咲いてなくてちょっと寂しいところもある様でした。
ちょうど、近所の公園に咲くところがありまして、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)を持って行きました。
「ヒガンバナ・彼岸花」です。
この時期カメラ雑誌のフォトコンテストで、お馴染みの花です。
別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)梵語(サンスクリット語)で赤い花の意味、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナとも呼ばれてます。
蕾です。
開花途中です。
花です。
上から見ると花火の様です。
火が付いた様にも見える。
又の名を火事花(かじばな)とも呼ばれ、その地方独特な名前を多く持ちます。
葉っぱが無い。
花が終わると線形の葉が出てきます。
この赤い花は、蝶を引き付けます。
アゲハチョウの雌が夢中で蜜を吸っておりました。
蜜には毒がありませんが全草に毒があります。
特に鱗茎(球根)には、アルカロイド系の毒がありますので注意が必要です。
水田の畦や墓地に多く見られます。
球根の毒を利用して、畦の場合はネズミ、モグラなど、水田に穴を作って水漏れを起こさせるなど、水田を荒らす動物が毒を嫌って避ける為や、
墓地の場合は虫除けおよび土葬の後、死体が動物によって荒らされるのを防ぐために意図的に植えているところがあります。
直に茎など触るとかぶれますので、取り扱いに注意が必要です。
又、鱗茎(球根)は、救荒植物として利用され毒を抜いて、残ったデンプンで飢えをしのいだとされました。
原産地は中国、日本には古代(弥生時代頃)やって来た帰化植物です。
その時来た株が三倍体(基本染色体が三倍ある)だった為、交配せず種ができない、稀にできますが発芽しません。
その代わり、土の中で球根を旺盛に分球して繁殖してきたため、遺伝的には同一遺伝子を有たクローンなのです。
中国の原種は2倍体で他の種との交配ができて、様々な園芸品種を作出する元に使用されています。
その中で最も有名なヒガンバナベースの園芸植物は、「シロバナマンジュシャゲ」があります。
ちなみに、アニメで話題になった「青いヒガンバナ」存在しません。品種改良でも難しい様です。
ここからは、公園で逢った生物、植物の紹介です。
足元には「ヤブラン」が咲いてました。
詳しくは、この季節に咲く花(59)こちらで。
「ススキ」は別名、尾花(おばな)・萱(かや)です。
秋の七草のひとつです。
詳しくは、この季節に咲く花(9)で。
「ウスバキトンボ」です。
三年前と同じ木に止まっておりました。
違う個体ですが、不思議です。
詳しくは、この季節に咲く花(36)で。
足元に、真っ赤なトンボがいました。
「ショウジョウトンボ」です。別名「イチゴトンボ」とも言います。
オベリスク姿勢になっておりました。
まだ、残暑も厳しい時があります。
体調管理に気を付けて撮影を楽しみましょう。
【参考文献】
色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム
フィールドベスト図鑑16巻日本の有毒植物 佐竹元吉 (その他) 学研
フィールドガイド 日本のチョウ 日本チョウ類保全協会 株式会社誠文堂新光社
東京都のトンボ喜多 英人 (著), 須田 真一 (監修)出版社 : いかだ社
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

【SONY】ブラックアウトフリーでAE/AF追随・最高約120コマ「α9III」で撮影された決定的瞬間
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。
特に現在『2023年以降に発売された新製品』で撮影された作品の募集を強化しております!風景写真、スナップ/モノクロ、ポートレート、ネイチャー、スポーツなど動体撮影まで、オールジャンルで募集中。今回ご紹介する「SONY α9III」も作品募集の対象となりますので、ぜひ奮ってご参加をお待ちしております。
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
世界初グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサー搭載デジタル一眼カメラ「SONY α9III」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】α9Ⅲ本格始動<投稿作品を見る>
【投稿者】イマヒデ様
【投稿者コメント】ワンハンドキャッチ後颯爽と飛んで行きました
【使用機材】SONY α9III + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
【作品名】逃げろー<投稿作品を見る>
【投稿者】stonecoldcrazy様
【投稿者コメント】大磯の岩場に海水を飲みに来るアオバトたちの一コマ。
【使用機材】SONY α9III + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
【作品名】地上最速!<投稿作品を見る>
【投稿者】空白寺様
【投稿者コメント】横浜の動物園「ズーラシア」で開催されたチーターランの一コマです
【使用機材】SONY α9III + FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
【作品名】20240915 2024 WEC Rd.7 FUJI<投稿作品を見る>
【投稿者】takesi0702様
【使用機材】SONY α9III + FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
【作品名】20240915 2024 WEC Rd.7 FUJI<投稿作品を見る>
【投稿者】takesi0702様
【使用機材】SONY α9III + FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

皆様、レンズ選びでお困りなことはございませんか?
私も日々、レンズ選びに悩んでおります。
僭越ながら同じ画角にお悩みの皆様に、よくご質問をいただくレンズを純正やサードパーティ問わず比較しながらご紹介させていただきます。
今回はタイトルに書かせていただいた通り・・・
・SONY FE 50mm F1.8 2016/04/28発売
・SAMYANG AF 45mm F1.8 2019/06/21発売
・七工匠 7Artisans 50mm F1.8 AF 2024/04/05販売
上記3点を比較しながらご紹介させていただきます。
標準画角の単焦点を楽しんでみたいという意見を聞く一方で、なかなか勇気が出ない。手が出せないという方もいらっしゃいます。
そんな方々に、オートフォーカスの利く標準画角の単焦点で、新品3万円台でご購入いただけるレンズの3本を比較を行いながらご紹介させていただきます。
それぞれの強みや個性について、①サイズや基本性能②解像度③玉ボケ④逆光耐性⑤最短撮影⑥動画使用時の動作 の6つの項目を比較しながらご紹介させていただきます。
①サイズや基本性能
1 SONYレンズスペック 画角:50mm 最短撮影距離:0.45m 高さ:59.5 mm 重さ:約186g 絞り羽根:7枚
2 SAMYANGレンズスペック 画角:45mm 最短撮影距離:0.45m 高さ:56.1mm 重さ:約162g 絞り羽根:9枚
3 七工匠レンズスペック 画角:50mm 最短撮影距離:0.5m 高さ:約98mm 重さ:約424g 絞り羽根:11枚
中でも一番重いのは七工匠です。高さもあり標準単焦点の大口径レンズその物です。この中では唯一絞りリングもついており直観的な操作が可能となります。レンズの構成としては、非球面レンズ2枚、EDレンズ1枚、高屈折レンズ2枚の特殊レンズを含む9群11枚で構成されているためサイズが他のレンズより大きくなってしまっています。
サイズが一番小さく重量も軽いのは45mmの画角を持つSAMYANGのレンズです。持ち運びに便利なのはもちろんのことEDレンズも使用されています。
SONYはSAMYANGと違い金属素材が使用されているため比べてみると重さを感じますが質感がしっかりしており、SONY αシリーズとの質感の相性がいいと感じました。
②解像度
開放
1 SONY 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/640 ISO:100
2 SAMYANG 焦点距離:45mm F値:1.8 ss:1/500 ISO:100
3 七工匠 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/640 ISO:100
まずは開放F1.8での描写力を見ていきます。どのレンズも中央部の描写は非常に高く単焦点のメリットが最大限生かされているように感じます。SONYと七工匠は白い花と背景の境目に緑色のフリンジ(色収差)が発生していますが、SAMYANGが一番小さいように感じます。拡大したときの些細な差でもあるので、実際に使っていて気になることはあまりなさそうです。
F8
1 SONY 焦点距離:50mm F値:8 ss:1/50 ISO:200
2 SAMYANG 焦点距離:45mm F値:8 ss:1/40 ISO:200
3 七工匠 焦点距離:50mm F値:8 ss:1/20 ISO:200
F8まで絞るとどのレンズもシャープでカリッとした描写となり、色収差も感じられません。
50mmの明るいレンズはスナップ撮影などでボケを活かした撮影をイメージしがちですが、壮大な風景の一部を切り取ったりと無限遠での撮影を楽しむこともできます。そんな時はF8程度まで絞ると非常にシャープで高画質な得られることができ、より鮮明に風景を写しこむことが出来るようになります。
③玉ボケ
1 SONY 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/500 ISO:100
2 SAMYANG 焦点距離:45mm F値:1.8 ss:1/500 ISO:100
3 七工匠 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/500 ISO:100
絞り開放値でのボケも比較してみました。どのレンズも素直なボケですが、SONYと七工匠の方がSAMYANGに比べると若干ではありますがボケが柔らかくてきれいに感じます。好みではありますが個人的には七工匠が一番素直で綺麗なボケに感じます。単焦点レンズの醍醐味はボケを活かした撮影ですが、どのレンズも思う存分楽しむことが出来そうです。
④逆光耐性
1 SONY 焦点距離:50mm F値:5 ss:1/80 ISO:5000
2 SAMYANG 焦点距離:45mm F値:5 ss:1/80 ISO:5000
3 七工匠 焦点距離:50mm F値:5 ss:1/80 ISO:6400
逆光耐性については描写の差が大きく出ました。SONYは少しゴーストが発生していますがフレアも少なく綺麗です。低価格レンズとは思えない耐性です。SAMYANGもゴーストはあまり発生していませんが、SONYと比べるとフレアの発生が目立ちます。そして七工匠についてはフレアは抑えられているものの、ゴーストが多く発生していました。とはいえ逆光耐性が低いから悪いということでは決してなく、ゴーストやフレアを活用した撮影ができるという面では、SAMYANGや七工匠は撮影アプローチによって人とは違った写真を生み出すことが出来そうです。
⑤最短撮影
1 SONY 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/1000 ISO:100
2 SAMYANG 焦点距離:45mm F値:1.8 ss:1/800 ISO:200
3 七工匠 焦点距離:50mm F値:1.8 ss:1/640 ISO:100
最短撮影距離はSONYが45cm(0.14倍)、SAMYANGが45cm(0.14倍)、七工匠が50cm(公式データなし)となっております。一般的な50mm単焦点と最短撮影距離は同程度。最短撮影距離が同じSONYとSAMYANGは被写体の大きさもおおよそ一致します。七工匠は5cmだけ最短撮影距離が長いのですが、実際に撮影してみるとその差を感じさせられます。いろいろな場所に持ち出しやすいレンズでもあるので、テーブルフォトなど被写体に近づいて撮影するようなことが多い方にはSONYとSAMYANGがおすすめです。
⑥動画使用時の動作
ここでは大きく違いが出てきました。SONYのレンズのAF速度は他2本と比べるとゆったりと動きブリージングの幅も大きいです。
SAMYANGのレンズのAF速度は七工匠よりは移動速度がなだらかなものの、音も静かで被写体やシーンを選ばず使えます。
七工匠のレンズは驚くほど静かで全くモーターが動いている音がしません。
さらにピント移動の速度も速くストレスの感じない動きをしています。3本の中でも開発が新しいレンズなので随所に技術の進化を感じます。
まとめ
どのレンズも3万円代とは思えないパフォーマンスを持っているレンズたち。SONYのレンズは発売から日が経っており搭載されているモーターは他レンズと比べると見劣りするものの、安定の描写力や逆光耐性、SONY機と合わせた時の一体感など総合的にポイントが高い一本。SAMYANGは何よりコンパクトさが魅力ですが、小さいからといって描写が悪いということは一切なくしっかりとした光学性能を有しています。さらにAF音がしないので撮影するときに気にならないのもメリットの一つ。七工匠はサイズが大きいもののその分光学設計が贅沢でボケ味も美しく、AFの速度も速く動きものにも向いているかもしれません。その点逆光耐性が低い部分についてはウィークポイント、光の入り方には気を配る必要がありそうです。
三者三様ではありますが標準単焦点レンズとしてしっかりとした性能を有しているので、どのレンズを選んでも悔いはないのではないかと思います。
サイズ感で選ぶならSONYかSAMYANG、AF性能を求めるなら七工匠など、長所と用途が一致するレンズを選ぶのが間違いないのかもしれません。
▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼

【SONY】カールツァイスレンズの描写をもっと身近に「Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z」で撮影されたネイチャーフォト
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。
野鳥写真をはじめ、草花や動物、昆虫、そして大自然の写真などが対象となるネイチャーフォト部門が締め切り間近です。ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
非球面レンズ搭載やEDガラスを採用した高性能レンズでありながらもコンパクトで携行性に優れるズームレンズ「SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】庭のハイビスカスの花をバッタが食べてた!!<投稿作品を見る>
【投稿者】けんじい様
【投稿者コメント】前日は咲く寸前の膨らんだ蕾でした。
もうすぐ咲きそうだなぁ・・・と。
この日の朝(7時前)は開く途中の状態で、暫くしたら見てみようと思ってました。
約4時間後、見に行くと見事に咲いていました!
パッと見て、花びらの上に何か葉っぱのような物がのっている?
除けようと思って、花を揺すったのですが、取れない・・・
よく見ると、葉っぱと思ったものは実はバッタで、大変驚きました!
写真を撮っておこうとカメラを持ち出し、パチリ。
バッタのいない写真も撮っておこうと、追い出してパチリ。
撮った写真を見ると、バッタの口が有った辺りの花びらに穴が・・・
どうも食べていたようで、バッタが花を食べるのに驚きました。
咲いた翌日、花は萎んでいました。
たった一日の楽しみでした。
【使用機材】SONY α6000 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
【作品名】ダブルダイヤモンド富士<投稿作品を見る>
【投稿者】Any(エニー)様
【投稿者コメント】ダブルダイヤモンド富士
【使用機材】SONY α6600 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
【作品名】夏の昇仙峡<投稿作品を見る>
【投稿者】Any(エニー)様
【投稿者コメント】夏の昇仙峡仙娥滝です。普段よりも水量が多い感じでした。
【使用機材】SONY α6600 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
【作品名】夏の青空と池のリフレクション<投稿作品を見る>
【投稿者】Any(エニー)様
【投稿者コメント】乗鞍高原まいめの池にて。高原の夏空とリフレクションがとても鮮やかでした。
【使用機材】SONY α6600 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
【作品名】悪沢岳を進む 遠くに富士山<投稿作品を見る>
【投稿者】sunsun fine様
【投稿者コメント】南アルプス悪沢岳 富士山を見ながら下山します
【使用機材】SONY α6700 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
【作品名】避暑地<投稿作品を見る>
【投稿者】waiwai様
【使用機材】SONY NEX-5T + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

【Canon】港町YOKOHAMAを写すEOS R5の魅力
Canonの中で「5」は特別輝きを放つ数字。
デジタルカメラでのその系譜は、
そうして全ての時代で多くのカメラユーザーを魅了してきた「
2020年、満を持して登場したEOS R5。
5Dシリーズを大きく超えるハイスペックなカメラの登場によって
Canonの「本気」を感じられるミラーレスは、
EOS R5 Mark IIも発売され注目も高まる中で、R5の魅力を語ります。
・・・
今回ご紹介する前に
『わが日の本は島国よ ~』
このフレーズでピンときて、曲をパッと思い出せる方は、横浜に馴染み深い方だと思います。
とあるテレビ番組でも、ピックアップされていたのを見ました。
こちらは「横浜市歌」の冒頭で、実はカラオケにも収録されていたりと出身者が居ると歌って盛り上がったりします。
>学校で歌う機会が多いこと、成人式でも歌うということで馴染み深いです。
有名な理由の一つに、作詞が実は森鴎外という事もあります。
もう一つ、皆さんこんなご経験はありませんか。
どこ出身?と聞いてみて
「横浜の〇〇~」と、なんで“神奈川県”と言わないのかと不思議がられることがあります。
かく言う筆者も生まれも育ちも、ずっと横浜で
かれこれ20年以上ずっと住んでいます。
Canonフルサイズ機を手にして横浜周辺をグルグル回ることが多く、新しい発見もある為、面白い限りです。
さて今回は8月末に撮り溜めていたものを選んでいます。まだまだ蒸し暑い日が多いですが、この時もかなり暑かったのを写真を見返しながら思い出しました。
ベイサイドエリアを歩こうと思い
昼時の横浜駅を出発拠点とし、みなとみらい周辺を巡りました。
みなみ東口からプラプラとBAY QUARTERにて。
帷子川が流れており、右側にずっと進むと横浜港へと繋がります。
「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を通して、空のこの色【青色】の描写が個人的にとても好きです。風景を精緻に描き出していることを実感します。
さらに「EOS R5」の最大の魅力は何と言っても、Canonフルサイズ機最高画素であり解像力の高い写真が撮れることです。
真っすぐ、道なりに進みます。「臨港パーク」へと向かいます。
筆者が訪れることが多いのが、日本郵船「氷川丸」がある山下公園です。
しかしこちらもかなり良い場所です!何といっても天気が良ければここにずっと入れるのとゆっくりと風に当たりながら読書もできます。
また撮影したモノのディテールが細かい部分までしっかりと描写されており、岩のゴツゴツさ、浮き輪の汚れなども伝わってきます。
「臨港パーク」に到着するや、アーチ橋近くにあるモノを長い時間撮影してました。
少しマニアックな話ですが、この日は近くに海上保安庁の巡視船「いず」/米海軍の高速輸送船「GUAM」&音響測定艦「Impeccable」が船舶しており、
高速輸送船は艦のフォルムに特徴があったので気になって、とりあえず望遠レンズで撮影していました。
・・・
陽が落ちてきました。時間が経つのが早く予定していたコースを回ることができず、このまま夜景を撮ってみよう!とお決まりの考えに至りました。
普段「三脚」を愛用しない筆者ですが、一日通して持って行った「RF24-70mm F2.8 L IS USM」でも、使用することなく気軽に写真を撮っていました。
高画素であるがため、ブレしてしまう事を恐れますが、そこは強力な「手ブレ補正」が活躍してくれます。
手ブレ補正のおかげで、今回の様に移動を徒歩で行う際に荷物の軽減にもなる事。
レンズとボディの協調による最大8段の手ブレ補正は、風景撮影のスタイルに大きな変化をもたらしていることに変わりないと思います。
以上、Canonを愛してやまないスタッフがご紹介しました。
ぜひご機材検討の参考になれば幸いです。
今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
▼キャッシュバックキャンペーン終了迫る!購入期間10/7 (月)まで▼
▼これまでの記事はコチラからご覧ください!▼
▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!
▼今なら中古がお買い得!▼

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。
野鳥写真をはじめ、草花や動物、昆虫、そして大自然の写真などが対象となるネイチャーフォト部門が締め切り間近です。ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
一眼レフならではのクリアなファンダーで見た景色を高精細に切り取るフルサイズ4575万画素。ベース感度ISO 64から始まる高画質に特化した「Nikon D850」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】小千谷市池ケ原のパッチワーク <投稿作品を見る>
【投稿者】Mischabel様
【使用機材】Nikon D850 + SIGMA Sports 70-200mm F2.8 DG OS HSM
【作品名】初秋の蕎麦畑に秋鳳蝶(あきあげは) <投稿作品を見る>
【投稿者】Mischabel様
【使用機材】Nikon D850 + SIGMA Sports 70-200mm F2.8 DG OS HSM
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】SUISHIN様
【使用機材】Nikon D850 + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
【作品名】威風堂々 <投稿作品を見る>
【投稿者】MK様
【投稿者コメント】桜島の夕景を撮影 雲を冠に太陽の光芒が入って風格のある桜島を見ることができた
【使用機材】Nikon D850 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD
【作品名】刻 <投稿作品を見る>
【投稿者】セイ公様
【投稿者コメント】橅、春、緑、
【使用機材】Nikon D850
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】furusan様
【使用機材】Nikon D850
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

【Nikon】いつもの毎日が愛おしい、いま改めて見つめ直す Nikon Z f
猛暑なんて言葉もぬるいほどだった真夏も過ぎ去り、残暑がしばらく続くと覚悟していればここ最近で急激に秋の気配が濃くなったように感じます。これからは撮影に向かうのも気軽になりそうだと、もっと早く一段と涼しくならないかと毎朝の天気予報を眺めています。
素敵なキャッチコピーとともに、2023年10月に登場した Nikon Z f 。Z fcの頃から待ち望まれたフルサイズセンサー、往年の銘機FM2の流れをくんだクラシカルなデザイン、細部までこだわられた金属パーツによるずっしりとした存在感に加えて中身はZ8やZ9同等の機能が搭載されていたりと発売前から話題性抜群でした。
話題性の代償か発売日以降も品薄が続き、予約から入手まで半年近く待つなんてこともありましたが現在は在庫も安定しております。新品、中古共に入手しやすくなったいま、これまで撮影してきた画像を紹介するとともに改めてZ fを見つめなおしてみたいと思います。
予約段階から気になってはいたものの手を出せずに発売日から約1ヶ月。新品は入荷待ちの状態で中古もほぼ入ることはなく、入っても瞬時に売れていました。ここまで気になっているのだからと遅ればせながら予約してから約4ヶ月、手元には新品の Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキットが。思い切って予約したものの自分には扱いきれないのではないか、本当に必要なものなのかと心配していましたが結果的に言うならば全くの杞憂でした。
■NIKKOR Z 40mm f/2(SE)とおでかけ
FM2時代のマニュアルレンズにインスパイアされたデザインを採用した「NIKKOR Z 40mm f/2(SE)」は重さ約170g。小型軽量で取り回しやすくスナップにはちょうど良い画角、最短撮影距離0.29mとテーブルフォトにもおすすめです。
■NIKKOR Z 85mm F1.8 S と洋館へ
カメラの楽しみの一つにドレスアップがあるかと思いますが、本機もまたドレスアップが楽しい機種です。グリップ、革製のプロテクターやストラップ、レリーズボタンにホットシューカバーなどを装着して愛でている方も多いのではないでしょうか。この洋館へ向かった時は購入したばかりのレザーストラップをつけていたことを思い出しました。レザーのアクセサリーは経年の変化が楽しみのひとつです。
■NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S と紫陽花の里へ
駅でたまたま見かけた広告で知った紫陽花の里へは次の休日に向かっていました。普段づかいのトートバッグにカメラとお財布、スマホだけを持ち散歩がてら駅から歩くこと30分ほどだったでしょうか。道中も撮影しながら楽しく向かい、撮影後には紫陽花イメージのカフェメニューを楽しみました。
■NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR と散歩していたら……
近所の自然公園は定番の撮影場所なのですが、どちらかといえばZ fを持っていくことは少なかったりします。この時は近付けない場所に珍しい被写体の組み合わせでしたが、使用する機会のあったレンズのおかげで遠くからでも撮影することができました。これからの行楽シーズンにもぴったりのレンズです。
■NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR で野鳥撮影もできる
キットレンズに大満足している筆者が個人的に手に入れたいレンズのひとつがこの望遠ズームレンズです。Z fで野鳥撮影をしてみたらどうなんだろうという思いから挑戦してみました。結果的には向いているとはいえませんが想像以上に撮れることがわかりました。
■NIKKOR Z 24-120mm F4 S と探す秋の訪れ
筆者が個人的に手に入れたいレンズのふたつめが大人気のこのレンズ。新品中古ともによく売れている印象でしたが、実際に使用してみると絶妙な大きさと重さでボディとのバランス感も良く描写も素晴らしいの一言で納得しかありません。今回はせっかくなので動画も撮影してみました。

いつもより枚数多めとなりましたが、いかがでしたでしょうか。
本機の大きな魅力のひとつとしてクラシカルなデザインが挙げられますが、こちらはもうひとめ見ていただければ言葉はいらないかと思います。これまで軽量の機材をメインとしてきた身で、いまではどちらもメインといえるほど使い分けられていませんがそれだけの魅力があるカメラです。
購入してから変わった点のひとつとして撮影がもっと生活の中の一部になりました。肩肘はることなく良いなと思った瞬間を、記念日だけじゃない普段の家族の姿を撮影することが増えました。
あの時購入する決断をして本当に良かったと思っています。

【Canon】元SONYユーザーから見たEOS R5の魅力
CanonCanon L lensEOS R5EOS R5の魅力カメラを愉しむスタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむポートレート単焦点を楽しむ私のお気に入り
デジタルカメラでのその系譜は、
そうして全ての時代で多くのカメラユーザーを魅了してきた「
2020年、満を持して登場したEOS R5。
5Dシリーズを大きく超えるハイスペックなカメラの登場によって
Canonの「本気」を感じられるミラーレスは、
EOS R5 Mark IIも発売され注目も高まる中で、R5の魅力を語ります。
題名にある通り私はもともとSONYのカメラを使っておりました。
ではなぜ、CanonにEOS R5に乗り換えるに至ったのかを今回お話できたらと思います。
R5が発売される以前からこういった高画素機を使っていたかというとそんなことはありませんでした。
カメラを選ぶ上で重視していたポイントは、画素数ではなく連写性能やAF追従の性能といった機能面が主でした。当時メインで撮影を行っていた被写体が動物だった為そのような基準で機材選びをしておりました。
しかしそんな中、ポートレート撮影をする機会があり以前から使っていたカメラでの撮影を行いました。
ポートレート撮影をするようになってから今まで特別気にしていなかった細かい部分が気になってくるようになりました。
気になったポイントの中で特に引っかかって来たのがノイズの部分です。動物の写真を撮っていた頃は基本的には記録撮影に近い感覚で撮っており、更に晴れた屋外での撮影がメインなのもあり、あまり気にしたことはありませんでした。しかし、ポートレートの撮影を行うようになるとISOが不意に上がってしまった時のザラっとした印象がお肌に残ってしまうのが撮っていくうちに気になってくるようになりました。
もう一つが画素数です。ポートレート撮影をするようになり高画素機というのが以前にも増して気になっており一度使っていたいと考えておりました。しかし前述したように、ノイズが気になってしまうのではといった懸念点もありつつ機材を選ぶことにしました。
さて、ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、そういったもろもろの点を含めての買い替えを検討した際に候補に挙がって最終的に買い替えたのが今回のメインテーマであるEOS R5です。
レンズ資産を活かしつつ買い替えを行うことも、もちろん候補ではあったのですがR5になった決め手は「瞳AF」と「低照度AF」そして「手振れ補正」の三点です。
瞳AFに関しては以前から使っていたモデルにも搭載されておりました。しかしR5の精度があまりにも優れており、当時はこれだけで購入を決断したといっても過言ではないほどです。
ポートレート撮影においてカメラを構えてAFを作動させたときに瞳にそのままピントが行ってくれるのは便利なことこの上ないのは周知の事実かと思います。しかし今までのカメラでは特定の条件下においては瞳を検出してくれなくなる場合もあります。
例えば、フレームの厚い眼鏡をかけていたり、髪の毛で片目が見え隠れするような状態だったり、カラコンをしている状態であったり薄暗いシチュエーションなど、いろんなシチュエーションで撮っていると意外とこのシチュエーションだと瞳を検出してくれない、なんてことがありました。
上記以外でも、マスクをしていたり、真横を向いていると外れてしまう場合があります。
そんな時はAFポイントを最小にして都度、瞳の位置にフォーカスポイントをスライドさせておりました。
瞳AFが入る前の頃から考えたらみんなやっていた当たり前の操作なのですが、瞳AFに頼るようになるとそのレスポンスやスピード感に慣れてしまいどうしても依存してしまいます。なので使えないシチュエーションにあたってしまうとどうしても不便さを感じてしまうのです。
また低照度のシチュエーションにおいて以前まで使っていたカメラではAFが合焦しないで迷ったままになってしまうことが多々ありました。瞳AFだけならまだしもAFが合焦しないとなると更にレスポンスが下がります。
EOS R5は目視での被写体の視認が少し難しいシチュエーションでもAFが作動し、しっかり瞳も検出してくれるのでした。
私がR5を購入してから月日は経ち、多くのカメラの瞳AFは進化していき、私が当時抱えていた問題はどのメーカーにおいても問題では無くなりました。
しかし、出戻りを特に考えることはなく、その頃にはR5が手になじみ自分の相棒と言っても差し支えないくらいの存在となっておりました。
最初こそ慣れなかったCanonの発色ですが、今ではこの発色ありきで自分の撮影設定や現像の設定を固めております。
Canonのイメージとして皆様が思うのは、人肌の発色の良さ。特に日本人の肌色の特徴によく見られる少し赤味のあるペールオレンジのような色味の発色は皆様思い描くイメージ通り、素晴らしい発色をしてくれるので非常に重宝しております。強気にストロボ光を使ってオーバー気味に撮ってもベタっと白飛びせず綺麗に描写してくれます。
さらに特に気に入っている色が青。強すぎず弱すぎずという非常に扱いやすい絶妙な発色なので、レタッチ耐性が高いのがとても助かっています。少し黄色が入ったあっさりな青なので風景写真においてもギトギトした色味にならないのが嬉しいポイント。
ちょっと強調したい時は少し彩度を持ち上げてあげると青が主役の一枚に。
本体の高い堅牢性もお気に入りポイント。手にした時のずっしり来る感じと、深いグリップ。購入当初から結構ガシガシ使っているのですが、ボタン類は未だにどこもへたったことがありません。
また、一時期話題になった熱問題ですが、スチル撮影においては全く問題ありません。昨今続いていた猛暑に近い高い気温の日でもR5は動作が怪しくなることは無くずっと安定しておりました。
手放しで褒めてばかりというのもあれなので一応不満点も書いておくことにします。
私が感じている不満は、リモコン使用時に連写が出来ない点。
Bluetooth接続を行うタイプのワイヤレスリモコンが便利で長時間露光や三脚を用いた撮影を行う時は、リモコンを使っているのですが使う時にレリーズモードをリモートタイマー設定にする必要があります。その設定にしていない場合リモコンのボタンを押しても反応しないようになっており、恐らく誤作動防止の為にこのような設定なのだとは思いますが、この点において不便さを感じました。
またこの堅牢性、手軽に持ち出すにはちょっと…と感じるかもしれない大きさです。私の場合はRF24-70mmF2.8を普段マウントしている為なおさらそう感じるのではないかと思いますが、その反面、写真を撮るぞ!と気合いの入った撮影の時はこれ以上ないほど信頼のおける堅牢性なのです。
とはいえ、昨今はRF50mmF1.8の様に小振りなレンズも増えてきたのでこういった小振りなレンズと組み合わせるとさっきまでの話が嘘のように軽やかになるので、是非合わせてご検討ください。
いかがでしょうか。
私がR5に買い替えた理由をお話させていただきました。他社に揺らぐ気持ちがあったかと聞かれて全くなかったというと嘘になります。
しかし、撮影中はこのEOS R5に全幅の信頼を寄せているのは紛れもない事実です。それだけこのカメラの性能に依存してしまっている自分がいます。それだけ信頼できる性能を有していると肌で実感しているからこそ、こうやってオススメ出来る一台にであると断言できます。
ぜひ、皆様も手に取ってその性能をお試し頂けたらと思います。
▼今回の撮影で使用したカメラとレンズはこちら▼
▼今なら中古がお買い得!▼
▼オススメのオールドレンズはこちら▼
▼これまでの記事はコチラからご覧ください!▼

【Nikon】Light&Smallなレンズをお供に【Z 40mm F2】
日々の記録や風景をおさめたい。
旅行の思い出を残したい。
でもスマートフォンじゃ味気ない。
そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ。
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました。
今回紹介するのは「NikonのNIKKOR Z 40mm F2」
重さ170g
長さ45.5mm
使いやすい標準画角の単焦点レンズです。
以前ご紹介いたしました、「Z 28mm F2.8」同様、
切り替えスイッチ等が一切搭載されていないフラットなスタイルと、幅が厚めのコントロールリングで操作がしやすいシンプルなレンズです。
40mmの画角は、以前紹介しましたソニーの「FE 40mm F2.5 G」で経験しております。
35mmや50mmの単焦点レンズを長く愛用しているユーザだと最初はちょっと違和感を感じると思いますが、
個人的な感想ではありますが、スナップショットを楽しむのに丁度良い画角で、35mmよりも狭く、50mmよりも広くシーンを収める事ができます。
位置的にもフォーカスリングと言っていいコントロールリングは、
フォーカス以外にも絞り値や露出、ISO感度、設定なしから選べ、撮影スタイルに合った設定を割り当てることができます。
私はスタンダードにフォーカスリングとして使用していました。
最短撮影距離は撮像面から0.29m。
スナップショット中に被写体を大きく撮影したときはもちろん、テーブルフォトでも活躍します。
いかがでしたでしょうか。
首から、肩からぶら下げるのもよし。
バックに気軽に入れておくのもよし。
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか。
▼今回使用した機材はコチラ!▼
▼新品はインターネットからのお買い物で安心の2年保証付き!▼

【実機レビュー】小型軽量と確かな描写力を両立!『RF28-70mm F2.8 IS STM』を動画でご紹介します
先行レポートでもご紹介させていただいた『Canon RF28-70mm F2.8 IS STM』がついに登場しました。
実際に撮影した写真はもちろん、近しい焦点距離のレンズとの外観や描写の比較をしておりますのでぜひ最後までご覧ください。
動画チャプター
00:00 オープニング
00:44 外観紹介
02:37 描写力について
05:56 AF速度について
08:57 動画性能について
10:24 使用してみて
11:05 エンディング
動画概要
まずは外観の紹介です。
近しい焦点距離のレンズ3本と大きさを比較しましたが、重量を含めて明らかに小さく仕上がっているのが一目瞭然です。
このサイズ感で開放F値2.8を楽しめるのはとても嬉しいです。
次に描写力を見ていきます。
『RF24-105mm F4L IS USM』と描写を比較しました。
特に歪曲収差もなく、「Lレンズ」に引けを取らない描写力です。
異なるモーターを搭載している『RF24-70mm F2.8 L IS USM』とAF速度の検証もしました。
若干、『RF24-70mm F2.8 L IS USM』の方がAF速度が速く感じましたが、遜色ないと言ってもいい程度なので全く不満は感じません。
軽量・コンパクトなのでジンバルに乗せて動画も撮影しました。
AFも高速かつ正確なのでワンオペレーションの動画撮影でも活躍してくれます。
軽量・コンパクトなサイズ感でありながら「Lレンズ」に迫る描写力を持つ『RF28-70mm F2.8 IS STM』。
動画ではより詳しく描写性能などについて話しておりますのでぜひ最後までご覧ください。
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方はぜひチャンネル登録や高評価をお願いします!

【Nikon】中望遠マイクロレンズで見える世界
夏の暑さも和らぎ、秋らしい気候になってまいりました。
今回はNikon Z6IIとNIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sを使用して水族館へ撮影に行きました。
淡水魚のコーナーでヤマメとピラニアを撮影しました。
マイクロレンズらしく背中の模様や鱗のキラキラとした反射まで繊細に写っています。
背景のボケが滑らかに出るのもこのレンズの特徴です。
カサゴは筆者のお気に入りの魚です。
なんといっても特徴的なのは長いむなびれで、水の中をゆったりと靡かせながら泳ぐ姿に見とれてしまいます。
綺麗なものには毒があると言いますが、カサゴのひれには毒があるので注意が必要です。
今年2月に生まれたゴマフアザラシ。
まだまだ体も小さくお客さんにも興味津々で人に寄ってきていました。
鼻だけ出して泳いでいる様子が可愛らしいです。
巣穴からこちらを見つめて佇んでいるペンギンと目が合いました。
焦点距離105mmの中望遠なので被写体との距離があっても、寄ったような画角で被写体を撮影することができます。
イルカショーを撮影しました。
マイクロレンズはAFが遅いと言われていますが、ボディにワイドエリアAFと5段の手振れ補正を持つZ6IIを組み合わせることでしっかりとイルカにピントを合わせ水の飛沫一つ一つまできちんと捉えてくれています。
水槽内は明るく動きも素早いため肉眼でははっきり見えなかったイルカの姿も写真に収めることでよく見ることができます。
口の角度が上がっていて笑顔に見えるのもポイントです。
マクロ撮影だけでなく中望遠のレンズとしても使用できる汎用性の高いレンズだと感じました。
スナップを撮るときは目で見えているものを撮影するイメージですが、カメラにマイクロレンズを合わせることで肉眼では見えないものを見ることができるようになります。
いつもとは違った撮影を体感してみてはいかがでしょうか。

【FUJIFILM】標準&広角でコンパクトに愉しむラージフォーマット、GFX 100S
今から35年以上昔の話。
学生時代、写真部に所属していました。愛機は、勿論フィルムカメラ。
一眼レフ機と単焦点レンズ数本をバッグに入れ、あちこちを旅しました。
主に標準50mmと広角28mmの組み合わせが私の主力でした。
それをカバーするズームレンズもありましたが、貧乏学生ゆえ廉価版のもの。画質はお世辞にも褒められたものではなく、作品作りとなると結局単焦点レンズに頼っていました。
時代は移り、レンズ性能も格段に進歩の道を歩み…
今やよほどのエントリーモデルでなければ、ズームレンズでも十二分な画質が得られるようになりました。
私自身、家族と一緒の旅行ではミラーレス一眼機に標準ズームレンズの組み合わせが常になりました。
…とはいっても、なんか疼くんです。どうにも満たされない思いが…
単焦点レンズをとっかえひっかえしながら被写体を追い求めていた頃が、どうにも懐かしくて…
そこで今回手にしたのは、FUJIFILM GFX 100S にフジノン GF63mm F2.8 R WR と、フジノン GF30mm F3.5 R WR の組み合わせ。
ボディは、1億2百万画素のラージフォーマットセンサーを搭載。それでいながら質量約900gと、35mm判ハイエンド機と大差ない大きさにまとまっています。
先日、次世代モデルGFX 100S II が発売になり話題となっていますが、より高度な撮影を求めないのであればGFX 100S でも十二分な性能を持ち合わせています。
逆に次世代モデルが出たこともあり、このブログ掲載時において、新品価格は70万円を切るお値段。かつ下取交換を利用すれば、なんと15万円のお値引きが入るという超お手頃モデルに。
また中古在庫も豊富になり、こちらもお買い得な価格帯になっていて、まさに今一番狙い目の機体と言えます。
フジノン GF63mm F2.8 R WR は、35mm判換算で約50mm。王道の標準レンズです。
質量も約405gと軽量コンパクト。GFX 100S に装着した時の取り回しの良さは、35mm判カメラに引けを取りません。
今回コンビを組むフジノン GF30mm F3.5 R WR も質量約510gという軽量モデル。
35mm判換算で24mm相当の広角レンズです。
広角側は28mmよりさらに広くなりますが、それでも学生時代の主力コンビを思わせる組み合わせに、撮影欲も沸々と湧き上がります。
今回は妻を家に残し、単身撮影に繰り出すことに。
不満を持つかと思いきや、なぜか快く送り出してくれたことに、逆に一抹の寂しさは感じましたが…
向かった先は、お台場。ここから水上バスに乗り、浅草までゆったり船旅を満喫しながら撮影を楽しもうという算段です。
実はつい半月ほど前に、少し短い竹芝から浅草までのコースを妻と水上バスに乗っています。
夏真っ盛りの暑さでしたが、肌に当たる風は心地よく楽しいひと時を過ごしたのですが…
妻が今回あっさり引き下がったのは、きっと前回もう十分船旅を堪能したからでしょう。それとも、その時も私が撮影に夢中になりすぎて、あまり妻の相手をしなかったからか…
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR
お台場の水上バス乗り場に向かう途中、高台からの撮影。左下が船着き場です。
1億画素の緻密さは言うまでもなく… 橋の細部、その奥の建造物に書かれた名称までハッキリ見て取れます。
標準50mm相当ですが、遠景まで細密に描写されたせいか、遠近が圧縮されて感じられます。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
下に降り、GF30mmで。
ご覧のような快晴の空の下ですが、画面四隅も十分な光量を持っています。
解像力もかなりのもの。画面中央に先に出た水上バスが写っていますが、船上だけでなく船内の混み具合もよく分かります。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
フィルムシミュレーションをACROSモードに切り替えて。
モノクロにした時、絞り優先AEで露出をカメラ任せにすると若干明るめに感じられたので、-1/3段の補正をかけました。
撮影後、背面の液晶画面に映し出される画像でもグラデーションの豊かさは十分に判別でき、写真部時代を思い出させてくれます。(といっても、暗室作業でこれだけの色を出すには、かなり覆い焼きを駆使しなくてはなりませんが…)
俄然、撮影欲が高まってきました。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
岸辺には、オブジェとして船の錨やチェーンが置かれていました。
絞り開放で。遠景はボケ過ぎることなく、ほどよく形を残してくれました。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
合焦面の描写の細密さも相まって、その浮き上がり具合は画面から飛び出してくるようです。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR
絞り開放で。少し離れた距離で、開放ながら背景もそれほどボケていません。それでもピントを合わせた電灯近辺は舞台のような感じに。
電灯が灯った夕方や夜などは、さぞや雰囲気のある情景になることでしょう。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR
お昼前の船に乗船することにし、桟橋で待っていると隣の桟橋に浅草からやってきた別会社の船が。有名なアレです。
船上デッキも船内も外国人と思しきお客さんで混んでいるようでした。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR
すぐにこちらも船がやってきました。…意外と少ない。
乗り込む人も少なく、私を含め10名程度。船上デッキに上がったのは私が一番乗りでした。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
レインボーブリッジの下をくぐります。ここはやっぱり30mm。より迫力を出したくてACROSモードで。
船は竹芝へ。ここでも数名が乗船しましたが、混んだ感じはせず。
ここからは数々の橋をくぐりながら隅田川を上ります。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
岸には高層マンションが立ち並んでいました。いわゆるウォーターフロントというやつです。
竹芝を同じタイミングで出港した別会社の船が追い抜いていきました。結構混んでいる模様。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
デッキ後ろの方では外国の女性陣が座り込んでいました。これはこれで気持ちいいか…
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
途中橋げたの低いところでは、スタッフの指示に従い、全員しゃがみこみます。
本当立っていたら激突する高さ、それもかなりのスピードで通過するので迫力があります。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF30mm F3.5 R WR
そして浅草に到着。
全行程1時間ほどですが、感覚的にはあっという間でした。
気が付くと船に乗って以降は、ほとんどACROSモードで。
ウォーターフロントの建造物の重厚感・ドキュメント感を表現するのにモノクロが最適でした。
中判機といえどコンパクトフォルムのGFX 100Sと、同じく小振りで軽量の標準・広角レンズの組み合わせは本当に取り回しよく、頻繁にレンズ交換を繰り返しても全く苦になりませんでした。
おかげでここまでの撮影でバッテリー1つが空に…
予備バッテリーに入れ替えて、浅草の散策に向かうこととします。

【Nikon】憧れのカメラ『Zf』でスナップを楽しむ
Nikonの人気のミラーレス一眼カメラZf。
Z9やZ8にも搭載の画像処理エンジン、EXPEED 7を搭載しており高性能かつ、フィルムカメラライクな洗練されたデザインで、誰しも一度は持ってみたいと思うカメラではないでしょうか。
今回はそんな憧れのZfを手に、スナップ撮影に出かけました。
一緒に組み合わせたのはNIKKOR Z 85mm F1.8 Sです。
せっかくオシャレなボディを使用するので、写真もオシャレに撮影したいと思い、ボケが大きく作品撮りに向いている85mmをチョイスしました。
撮影に向かった先は神楽坂です。
石畳の趣を感じる小路と、素敵なカフェやレストランが多く立ち並ぶ独特の雰囲気を持ったエリアです。
まずは素敵なカフェに立ち寄りました。
インテリアも素敵で、サボテンのテラリウムが窓際に置いてありました。
おいしいコーヒーとサンドイッチでほっとひと息。
木のコースターやお皿も素敵です。
NIKKOR Z 85mm F1.8 Sは最短撮影距離が80cmなので、テーブルフォトを撮影しようとすると、立ち上がったり食器の位置を調整をするなど工夫が必要です。
お店の雰囲気を撮影する場合は、中望遠ならではの圧縮効果とF1.8のボケ味で雰囲気ある撮影ができます。
被写体と距離をとる必要があるので、スナップ撮影においてはあまり他の方を驚かせずに撮影ができます。
例えばお店のウィンドウがオシャレで撮影したくても、店員さんの目が気になってうまく撮影できないこともあるかと思います。
85mmであればこのような店先も、数メートル離れて撮影できるので、落ち着いて撮ることができます。
上の写真は道路を挟んで撮影したので店先まで3~4m離れており、もう少し寄っても不自然でないと思い店先1mほどの距離でも撮影しました。
引きで店構えごと撮影しても、寄って目にとまったモノにスポットをあてて撮影してもオシャレに撮影できる素敵なお店でした。
カフェでゆっくりした後は、場所を移して神楽坂通りに。
大通りは様々な店舗が立ち並ぶにぎやかな通りですが、一本路地裏に入ると雰囲気ががらりと変わり、歴史を感じさせる石畳の小路があらわれます。
小路にもオシャレなレストランや雑貨屋さんが店を構えており、ついシャッターを切りたくなります。
いかがでしょうか。
スナップ撮影にぴったりなNIKKOR Z 85mm F1.8 Sの魅力が伝わっていたら幸いです。
今回使用した機材はコチラから。
ショッピングクレジット60回まで無金利のお得なキャンペーンが9月30日で終了となります。
キャンペーン詳細は下のバナーからご確認いただけます。

【Voigtlander】VMレンズと歩く~COLOR-SKOPAR 50mm F2.2 VM~
VoigtlanderのVMレンズとライカで歩くこの企画。
今回は軽量コンパクトな50mmとして稀有な存在になるCOLOR-SKOPAR 50mm F2.2。
この「COLOR-SKOPAR」という名を冠したレンズの歴史は遡ると非常に長い伝統が垣間見え、
当時は3群4枚のテッサータイプの構成でした。オリジナルの設計はアルブレヒト・ウィルヘルム・トロニエ。
現在のvoigtlanderレンズに冠しているNoktonやAPO-LANTHAR、ULTRON等も元々は
このトロニエが設計したレンズの名前から由来しています。
では、今回のCOLOR-SKOPAR 50mm F2.2はどうなのかというと別物です。
メーカー動画にもある通り、このレンズはコンパクトに設計できるゾナータイプをベースに
構成枚数の少ないガウスタイプを取り入れたもの。本レンズは6群7枚。
異常部分分散ガラスは赤い部分に3枚使われており、設計としてはかなり現代的なレンズです。
何故この名前が付けられたのか?恐らく先述通り、小さな標準レンズとして
生み出された事から来ているのかもしれません。
本家COLOR-SKOPARはテッサー型をベースにしており、写りはシャープでスッキリしたものです。
しかし本レンズは開放で撮影するとシチューションによって非常に大きな周辺減光が発生します。
ここまで大きく落ちるレンズも珍しいものです。減光部分の階調はVMレンズならでは。
voigtlanderレンズを使用していると御馴染みの階調表現。
近接撮影は0.5mまで。勿論距離計非連動です。
開放で撮影してみましたが少し柔らかめ。しかし陰影に関してはメリハリのある画です。
今回もM11-Pで撮影を行いましたが、画素数の高さも相まって近接域のピント合わせは
F2.2とはいえ想像以上にシビア。息を止めて撮影していると蚊が…
大きな周辺減光はシチュエーションによっては発生しない事も。
中央に明るいものがあると大きく落ちる傾向に見られます。
無論この効果を用いると「撮った対象に視線を誘導する」意図を生み出す事も。
特にモノクロプリントでは四隅を焼き込んで同様の効果を行う人も居ます。
COLOR-SKOPAR 50mm F2.2はカラーだけでなく、モノクロで撮影しても
大きな効果を生み出してくれるでしょう。
レンズを使っていて気になったのは、この光量落ちを活かして光を掬ってみたらどうなるか?
山奥に足を踏み入れて検証してみました。
特に中央に光を入れて撮影すると先述した意図が大きく押し出されます。
このように極端な明暗差はカメラの露出も難しい場所。
使っていると気のせいかこのレンズ、ライカのズミクロンM50mm F2を少し想起させます。
レンズはコンパクトで軽量ながら、画としてはややシリアスな写りです。
実は本レンズも球面構成でボケにも球面レンズ特有のクセがやや見られます。
解像力、というよりは立体感で見せる画作り。個人的には使っていてそのように感じます。
しかしAPO-LANTHARやNokton vintage Lineと比べるとそこまでシャープ過ぎず、
振り切ったHeliar Classicともまた違う写り方。50mmという焦点距離を多数存在するVMレンズは
その1つ1つに個性が振り分けられているのも驚くべき部分。
遠景は撮影してみた限りあまり得意ではなさそうです。
解像感は薄く、遠くの風景を緻密に撮影するというよりはスナップショットの距離感で
撮影するのが得意なレンズにも見えます。しかし不思議なもので見ていると
独特の立体感でなんだか見ていて気持ちの良い写りもまた魅力。
画像で見るよりはプリントして離れて見ると丁度良い様にも見えます。
一見最新のレンズに見えるものの、方向性としては若干ながらオールド寄りという印象。
しかしNokton ClassicやHeliar Classicとはまた別の方向性にも感じられます。
何よりも鏡胴の小ささと軽量さは持ち歩く時間の長い方にも大きなアドバンテージです。
実は以前にスクリューマウントでCOLOR-SKOPAR 50mm F2.5というレンズが発売されています。
こちらも同じく6群7枚。しかし構成はまた別の物です。
ブラックモデルを装着するとこのようなイメージ。
シンプルなデザインの鏡胴は現在のライカMデジタルとも相性も良くモダンな印象を受けます。
Voigtlanderのレンズはクラシックなデザインが多い中、このレンズだけは現代的です。
「小さくて薄い50mmはありませんか?」というお問い合わせを度々頂く事があります。
40mmや45mm等は昔からパンケーキレンズは様々発売されています。但し50mmともなるとなかなか現代では
軽量でコンパクトなモデルを探すとなると非常に限られてきます。その中で生まれたCOLOR-SKOPAR 50mm F2.2 VMは新品で
その要望に応えてくれる頼もしい1本。流石にパンケーキ…とまでは言えずとも小型ながらしっかり写す説得力は
サイズ以上のものです。1本あれば何かと助かる、このCOLOR-SKOPAR50mm F2.2で気ままに撮影してみましょう!