いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!
本日のテーマは「SONY α1」x「野鳥」の写真です。
プロの創造性に応えるフルサイズミラーレス一眼カメラ「α1」。
有効約5010万画素という高解像にもかかわらず、AF/AE追従しつつ最高30枚/秒のブラックアウトフリー連続撮影を実現した一台です。
またαシリーズ初となる8K30p動画対応機種でもあり、静止画・動画のどちらでも大活躍の人気機種です。
つい先日「α1II」が発売されましたが、そのおかげで値ごろ感がある「α1」はいま最も狙い目のカメラであることは間違いありません。
そんな本カメラで撮影された、みなさまの美しい作品をご覧ください。
現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ30周年を記念したフォトコンテスト『Map Camera AWARD 2024-2025』を開催しています!
グランプリに輝いた方にはなんと30万円相当のお買い物にお使いいただけるポイントを贈呈いたします。
エビフォトに投稿していただくだけでフォトコンテストへのエントリーも完了となりますので、下記のバナーから詳細をご覧のうえ奮ってご参加ください!
【作品名】晩秋のノビタキ<投稿作品を見る>
【投稿者】Take様
【投稿者コメント】そろそろ南の越冬地へ旅立つ時が来ました。
【使用機材】SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
【作品名】オジロビタキの飛翔<投稿作品を見る>
【投稿者】West様
【使用機材】SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
【作品名】シマエナガ祭り<投稿作品を見る>
【投稿者】イマヒデ様
【投稿者コメント】久しぶりに10羽以上のグループで飛んで来てくれました
【使用機材】SONY α1 + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G
【作品名】ジョウビタキ<投稿作品を見る>
【投稿者】空白寺様
【使用機材】SONY α1 + FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
【作品名】誰かな?<投稿作品を見る>
【投稿者】kingfisher様
【投稿者コメント】今夏の雛です
【使用機材】SONY α1 + FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
【作品名】エレガンス<投稿作品を見る>
【投稿者】diuao様
【投稿者コメント】羽がゴーーージャスなオナガさん。
【使用機材】SONY α1 + FE 600mm F4 GM OSS SEL600F40GM
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるとても愉しいコンテンツです。地図でお気に入りのスポットを探すもよし!投稿するもよし!年間を通してさまざまなフォトコンテストと共に思う存分コンテンツをお愉しみください!
2024年も残り1日と少し!ということで、毎年恒例マップカメラ販売数ランキングをお届けいたします。新品中古それぞれのランキングをレンズ編・カメラ編にわけてお送りするこの特別企画。本ブログでは動画でご紹介しきれなかった「BEST6〜10」をご紹介します。
今年も皆様からのご愛顧のおかげで大いに盛り上がったマップカメラの販売数ランキング、まずはレンズ編をご覧ください。
新品 2024年 レンズランキング | |||
1位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
2位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
3位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
4位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
5位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
6位 | Nikon | NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR | ミラーレス用レンズ |
7位 | Canon | RF100-400mm F5.6-8 IS USM | ミラーレス用レンズ |
8位 | Nikon | NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR | ミラーレス用レンズ |
9位 | Canon | RF50mm F1.8 STM | ミラーレス用レンズ |
10位 | SONY | FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 | ミラーレス用レンズ |
新品のランキングは以上のような結果となりました!
「BEST5」は動画にて発表しておりますので、是非あわせてご覧ください。
それでは「レンズ編 BEST6〜10」の新品ランキングからご紹介します!
6位 Nikon NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR
ズーム倍率は驚きの14.2倍。幅広い焦点域をカバーしつつ、約725gと軽量な超望遠高倍率ズームレンズ。最短撮影距離は20cmと近接撮影もできる優れものです。
7位 Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM
ズーム全域で高画質と携帯性を両立させた超望遠ズームレンズ。別売りのエクステンダーとの併用も可能で、最大800mmの焦点距離でダイナミックな撮影ができます。
8位 Nikon NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR
軽量かつ5.5段の強力な手ブレ補正で、手持ちでも鳥や動物、飛行機などを快適に撮影できる超望遠ズームレンズ。回転角70°のズームリングが、レンズを持ち直すことなく、素早いフレーミングを可能にしてくれています。
9位 Canon RF50mm F1.8 STM
誰もが認めるCanonの銘レンズ「EF50mm F1.8」のRFマウント版単焦点レンズ。手軽に撮影を楽しむことができる大口径レンズは、撮影者にとって一生ものです。
10位 SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
プレミアムレンズシリーズである「Gマスター」の称号を獲得したSONYの大三元レンズ。描写性・操作性ともにこだわり抜かれた素晴らしいレンズです。
中古 2024年 レンズランキング | |||
1位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
2位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
3位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
4位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
5位 | ??? | 動画をチェックした後に!! | ??? |
6位 | TAMRON | 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD/Model A071SF | ミラーレス用レンズ |
7位 | Nikon | NIKKOR Z 40mm F2 | ミラーレス用レンズ |
8位 | SONY | FE 85mm F1.8 SEL85F18 | ミラーレス用レンズ |
9位 | Nikon | NIKKOR Z 50mm F1.8 S | ミラーレス用レンズ |
10位 | FUJIFILM | フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS | ミラーレス用レンズ |
中古のランキングは以上のような結果となりました。
「BEST6〜10」の中古ランキングもご紹介していきます。
6位 TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD/Model A071SF
広角端では開放F値2.8で撮影可能なフルサイズ用高倍率ズームレンズ。モデル名に高倍率ズームの先駆けである「71」のモデル名を冠した、万能レンズです。
7位 Nikon NIKKOR Z 40mm F2
汎用性の高い40mmの画角と開放値F2がもたらす美しいボケが人気の小型・軽量単焦点レンズ。[絞り値][露出補正][ISO感度]の割り当てが可能なコントロールリングが快適な撮影をサポートします。
8位 SONY FE 85mm F1.8 SEL85F18
ポートレート撮影を手軽に楽しめる純正の大口径中望遠単焦点レンズ。F1.8から生み出されるボケ味は柔らかく優しい描写を楽しませてくれます。
9位 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
高い描写性能と使いやすいサイズ感が両立されたS-Lineの単焦点レンズ。絞り開放からキレキレの描写は、人気も納得の1本です。
10位 FUJIFILM フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
広角27mmから中望遠84mmまでカバーする標準域を、小型設計で実現させたズームレンズ。望遠端でもF4の明るさを誇り、4段分の手ブレ補正も併せ持つ、万能レンズです。
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気になるランキング結果はいかがでしたでしょうか。
2024年を彩ったレンズ達が出そろい、今年もカメラ専門店らしい、ランキング結果をお送りいたしました。
気になるカメラボディのランキングは次回発表となりますのでご期待下さい。
2024年はマップカメラにとって、30周年と大きな節目の年になりました。この記念すべき本年を無事に迎えられたのは、他ならぬ皆様からのご愛顧のおかげでございます。来たる2025年も皆様のカメラライフに寄り添えるよう、様々な企画をお届けしていきますので、是非お楽しみにお待ちください!
カメラ専門店スタッフがお送りするメーカー別販売数ランキング
↑気になる結果はこちらから↑
今回はCanon RF16mm F2.8 STMをEOS R5に装着して、試し撮りをしていました。
まず、RF16mm F2.8 STMの特徴はその軽さとコンパクトさです。
重量は165gと非常に軽量で、EOS R5との組み合わせでもバランスが良く、長時間の撮影でも負担を感じません。このサイズ感は、気軽に外に持ち出して撮影を楽しみたい人には魅力の一つだと思います。
実際に撮影してみると、16mmの超広角らしい迫力ある画が撮れました。広がりのある風景やダイナミックな建築物を撮影するのに最適です。
EOS R5の高解像度センサーとの相性も抜群で、細部までしっかり描写されるのが印象的でした。
ダイナミックな風景や建築物の広大さなど表現したい場面でこのレンズのポテンシャルを実感しました。
明るいF2.8の開放値も見逃せないポイントです。
今回撮影は叶いませんでしたが、夕暮れや夜景の撮影でも、ISO感度をあまり上げずにクリアな写真を撮ることができると思います。
高い解像度と自然なボケ味を兼ね備えた描写性能は、映像制作やVlog撮影にもぴったりです。
一方で、16mmという画角特有の歪みは感じられます。ただし、EOS R5の内蔵補正機能を使えば、気になる部分をしっかりと補正できます。以前このレンズで動画撮影にも挑戦しましたが、軽快なAF性能と広い画角のおかげで、手持ち撮影でも安定した映像が撮れる点は魅力的でした。
RF16mm F2.8 STMは、広角撮影の楽しさを気軽に味わえるレンズだと感じます。EOS R5をお使いの方にとって、この軽量コンパクトなレンズはきっと写真や動画の可能性を広げてくれます。
この冬、新たな視点で創作を楽しみたい方は、ぜひこのセットで撮影の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
【Nikon/RICOH】Z fとオールドニッコール、尾道と倉敷(時々GR1S)
いつの間にやら年の瀬が迫り、着実に新年に向けた装いを深める街中ですが、
私はどこか季節感が追いつかず、いまだに着る服すらも悩みながら日々を過ごしております。
季節感なしついでに、さらに季節感のない記事を一本したためてみました。
しばしお付き合いください。
まだ夏もこれからといった頃合いの、今年の7月。
日々の仕事を行う中で、少し息抜きをしたくなり、何かできないか考え込んでいた時
自身がずいぶん長い間、旅行に行っていないことにふと気が付きました。
ここでいう旅行というのは、国内の地方都市に行ってぶらぶらするようなこじんまりとしたもので、
学生時代や社会人はじめのころは、しばしばそんな小旅行を楽しんでいましたが
ふと思い返してみると、昨今のウィルスの蔓延や、それに伴う自宅趣味への投資も相まって、長らく旅行なんて行けておらず。
ここはひとつ、リフレッシュも兼ねてどこか旅行に行こうと思い立ったのでした。
そうして、山陽新幹線の車窓を眺めながら約4時間、降り立ったのが広島県尾道市です。
RICOH GR1S デート + Kodak GOLD200
RICOH GR1S デート + Kodak GOLD200
かねてより興味があったこの町に伴うカメラは、RICOH GR1S、Nikon Zfと、Sマウントのニッコールレンズたちです。
さっそく、写真を…とその前に。長い間列車に揺られて空腹が限界に。
最寄りで有名な尾道ラーメンを食べる為にお店の前に向かうと、なんと長蛇の列が…。
小一時間耐え忍び、濃厚ながらもさっぱりいただけてしまう背油醤油に舌鼓を打ちます。
RICOH GR1S デート + Kodak GOLD200
さて、おなかも満たし、準備は万端。路地裏に迷い込んで、足の赴くまま、シャッターを切り始めました。
Nikon Z f + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5
ちなみに、今回持ち込んだレンズは、W-NIKKOR (S) 35mm F2.5、NIKKOR-H.C (S) 50mm F2、NIKKOR-P (S) 85mm F2の3本。
レンジファインダーカメラであるNikon S2用に買ったものですが、Z fほかZマウントをはじめとするミラーレスカメラであれば、
マウントアダプター(ニコンZからライカM、ライカMからニコンSなど)を使用することである程度転用可能です。
※マウントアダプターとの組み合わせは個体差が生じやすく、十分な性能が得られない場合がありますのでご注意ください。
Nikon Z f + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5
いずれのレンズも開放の描写では、特に周辺部が年代相応に柔らかい写りとなります。
しかしながら、いずれも1940~50年代のレンズとして描写力は申し分が無く、現代のカメラであるNikon Z fと見た目・性能ともにマッチします。
逆に、補正されてない各種収差も、現代のキビキビと写る高性能なレンズたちと比較すると、それぞれ顔色があって楽しい使い心地です。
Nikon Z f + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5
尾道は対岸に向島を臨む沿岸部から、内陸部にかけて小高くなり、入り組んだ土地となっています。
レンズの描写として、同心円状にアウトフォーカス部がぐるぐると流れるような感触がありますが、
入り組んだ道を撮影するにはなんだか相性がよい気がしてきます。(なんどか本人も道に迷っていました。)
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
息を切らしながら坂を登りきり、開けた場所から尾道を一望できました。
この時は確か、F8~11程度まで絞り込んで撮影しています。
流石に周辺部には若干の甘さが残りますが、ここまで絞ってしまえば70年前後も前のレンズといえど、かなりシャープに写ります。
Nikon Z f + NIKKOR-P (S) 85mm F2
登り切った坂を、また別の坂から下ります。
道半ば、木々の合間から見えたドックのような施設を、85mmで切り取ってみます。
おそらく開放での撮影だと思いますが、さすがにかなり柔らかい描写。
周辺減光が強めに感じられるのが、個人的に好きです。
Nikon Z f + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5
Nikon Z f + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
そのままぐるぐるとまた細い道を下り続け、気が付けばあっという間に駅ちかくまで戻ってきていました。
既に陽も傾き始めたころ合い。そろそろ広島までやってきた一番の理由を解き明かすときかもしれません。
そう、それは、牡蛎が食べたかったからです———
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
今見ても、よだれが止まりません。
この日は一人で飲み始めたにもかかわらずたいそう酔っ払い、足早にホテルまで帰り、一夜を明かしました。
翌朝、小旅行の終わりの足音が近づく2日目。
尾道駅から山陽本線に乗り込み、向かったのは倉敷市。
水路沿いに昔ながらの古い建物が建ち並ぶ美観地区を散策します。
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
小雨の降るあいにくの天気ではありましたが、傘もささずにシャッターを切りまくります。
Nikon Z f + NIKKOR-H.C (S) 50mm F2
ひとしきり歩き終えたのち、駅近くの古いたたずまいの喫茶店に飛び込みました。
店員さんが優しく応対してくださり、いくばくか雑談にもお付き合いいただきました。
旅先のこういった喫茶店なんかで得られるコミュニケーションが好きで、個人的に旅行の醍醐味の一つだと思っています。
年々、喫茶店が減っていって、このような機会が失われていくのはさみしいですね。
尾道も倉敷も、思う存分満喫させてもらい、東京駅へと帰ります。
疲れと共に残る充実感。久々の小旅行でくたびれた半面、またどこか遠くへ行こう、と
次の計画を練りながら帰路に就くのでした。
早いもので、Z fが昨年発売してから既に1年以上が経過しました。
もっぱらマウントアダプターを介してオールドレンズで遊ぶために手に入れたといっても過言ではない本機ですが、
その堅実な性能と、見た目も相まって、所有欲をたいへんよく満たしてくれます。
特に、私のようにあちこちぶらぶらしながら、オールドレンズなんかもとっかえひっかえするような方には、
是非ともおすすめしたい機材の一つです。
また、GR1Sを始めとするGR1シリーズのフィルムカメラも、気にいって長い間使っています。
こちらは修理ができない為、デリケートな接し方が必要な場面もありますが、
毎日持ち歩くくらい、私にとって日常に根差したカメラです。
是非皆様も、お好きなカメラと旅行し、息抜きをお楽しみください。
■今回ご紹介した機材はこちら↓
普段はFUJIFILM Xシリーズのミラーレス一眼機に標準ズームレンズを装着したものを常用しています。
APS-Cサイズセンサー機ならではのコンパクトさが、気軽な撮影にはちょうど良いかなと。
ところが、最近ラージフォーマット機GFXシリーズを持ち出す機会が増えて、「これは…」と考えを改めている次第です。
「FUJIFILM GFX 100S」
横43.8mm×縦32.9mm、対角線の長さが55mmと、35mmフルサイズ判の約1.7倍の面積を持つイメージセンサーを搭載。
実に1億2百万画素という超高画素を誇ります。
それでいながら、バッテリー等を含めても約900g。35mm判フルサイズ機のフラッグシップモデルと同等の質量です。
さらにはそのフォルム。前面から見ると、やたらマウント部の口径の大きさが際立ちます。
特に縦サイズは、マウント部の上にファインダーがちょこんと付け加えられた程度。
横サイズに至っても、グリップ部が少し横に長いくらいの印象です。
このグリップも、カメラの大きさに対してやや細身でありながら握りが深く取れる形状のため、手の小さな方から自分のように指の長い人でもしっかりホールドできるようになっています。
実際、片手で持ってみても、数字ほどの質量を感じないというのが感想です。
新型機GFX 100S IIが登場し、先日ついにGFX 100Sの生産完了が告知されました。
在庫限りとなった新品は、このブログ掲載時点で60万円を切る価格。新型機と15万以上の差があります。また、GFXシリーズのフラッグシップモデルGFX 100 IIのおよそ半値となりますから、いかにお買い得な機体かお分かりになるかと。
さらに中古に至っては、40万円台前半で1億画素機が入手できることになります。
より機能も進化を遂げた新型機が、という方は別ですが、そこまで高度な撮影を求めないのであればGFX 100Sも十二分な性能を持ち合わせたカメラと言えます。
コストパフォーマンスに長けた機体として、選択肢の一つに強く推せる1台です。
今回、そのGFX 100Sに装着するレンズは「フジノン GF63mm F2.8 R WR」。35mm判換算で50mm相当の標準レンズです。
こちらも質量約405gと軽量コンパクトを誇り、ボディと合わせても約1300gとなります。
35mm判フルサイズ機と変わらない感覚でカメラをぶら下げ、いざお散歩へ、と向かったのはお台場海浜公園です。
最近急激に気温が低下し、一気に冬に突入した感のある東京ですが、この日はなぜかぽっかりと気温が上昇。まさにお散歩日和の1日となりました。
意気揚々とお台場の浜辺に到着し、まずは1枚。
FUJIFILM GFX 100S + FUJINON GF63mm F2.8 R WR(以下、同じ)
晴れ渡った青空が広がります。フィルムシミュレーションはスタンダードの「PROVIA」、十分な青さを表現出来ました。
渡り鳥と思しき群れが隊列を組み、はるか上空を何組も通過していきます。
そして、砂浜にはユリカモメの群れ…
近くのテーブルでお弁当を広げていたカップルが襲われています…
何を勘違いしたか、カメラを首から提げた私にも迫ってくる1羽が… いや、食べられないからっ…
とりあえず、離れましょう。
これくらい離れていれば大丈夫。向こうもこちらを気にしているんだか、いないんだか。
安心して波打ち際を撮影していると、後ろからバサバサと羽音が… 完全に油断していました。
横を通過する際、シャッターを切ったのですが、前群繰り出し方式のAFでは対応しきれず…
この後も飛び交う姿を追うには苦労しました。
動きモノは諦めて、波打ち際で物思いに耽る(?) 1羽を。
フィルムシミュレーションを「クラシックネガ」に切り替えて。
空の青さは薄れましたが、ノスタルジックな雰囲気に。
同じく「クラシックネガ」で。
水面の光の揺らめきが絵画調になりました。
白砂に足を取られながら、お台場の名の由来になった砲台跡が残る、突端の台場公園に。
砂浜には多くの人がいましたが、こちらは人も少なく静かです。
入口付近の大木を。上が「PROVIA」、下は「クラシックネガ」です。
空や雲の色味が変わるだけで、時間帯の異なる写真のようになりました。
桜の木にはすでに花の芽が… 冬もこれからですが、もう春の準備も始まっています。
かなり近づいて絞り開放での撮影ですが、バックのボケは少し乱れた感じになってしまいました。
人が少ないと言いましたが、突端まで行くとベンチで語らう人、大きな望遠レンズ付きのカメラを三脚に据えた人、芝生に座り込み談笑するグループなどが。
すでに陽は傾いてきましたが、それでもポカポカした暖かさが感じられる一日。
私も妻を連れてくればよかったと… まぁ、最近は撮影散歩には全然ついてきてくれないのですが…
レインボーブリッジの下を客船が通過していきます。
デッキの上の人の様子から、結構大きな船だと思われるのですが、レインボーブリッジと比較してしまうと小さく感じられてしまいます。
ただこの距離でデッキの上に何人いるかまで分かってしまう細密さには驚かされます。
台場公園は四角くぐるっと高台になっていて砲台跡がありますが、中央部はくり抜かれたように低地に。
その分陽が当たる量が限られているのか、内部の木々はまだ紅葉の盛りでした。
色味を強調したくてビビットな「Velvia」モードに。
普段は鮮やか過ぎてあまり使わないモードですが、紅葉撮影には欠かせません。
背面液晶画面のチルト機構を活かして、ローアングルからの撮影。
今年最後の紅葉撮影かなと思いながら、気が付くと何枚もシャッターを切っていました。
まだ日の入りまでには時間がありそうでしたが、そろそろ帰り道につくことに。
日没を待っている人たちでしょうか、来た時よりも多くの人が思い思いの時間を過ごしていました。
時間にしたら数時間程度のお散歩でしたが、撮影枚数はかなりのものに。
それと言うのも、GFX 100Sとフジノン GF63mm F2.8 R WRの組み合わせが、首から提げていても手に持っていても全く負担を感じさせなかったから。
動きモノの撮影にやや難があるとは感じましたが、通常のお散歩撮影には十分すぎる性能を持ち合わせています。
フィルムシミュレーションをあれこれいじる楽しさもFUJIFILMカメラならでは。
何より1億画素機をここまで気軽に操作できる軽快さは、GFX 100Sをおいて他に無いのでは。
私にとって広角系のレンズはどちらかというと使いこなすのがちょっと難しい類のものです。実際使ってみると、いつもと違うその広々とした画角に苦戦しつつも面白さを感じる瞬間も多々ありました。あまり深く考えずにシャッターを押していきましたが、時々枠内に写りこむ被写体のバランスなどを気にしたり、いつもよりも丁寧に撮影したような気がします。
広い画角のレンズで樹木、建物、山、空に雲などを画面いっぱいに埋めるとちょっと格好いい写真になります。雲の迫力のある写りが気に入っています。
ピントは一羽のサギに合わせていますが、風景スナップの感覚で撮っています。広角レンズならではの写りです。被写体が近くを飛んでいるように見えても、実際ファインダーをのぞくとずいぶんと遠くを飛んでいるように映ります。
それにしてもこの澄んだ青色はまさに冬の空そのものです。強い風が吹いていて気温もかなり低かったと思います。
画角の広いレンズは時に余計なものまで枠内に入ってしまうことがあります。このときは自分の影がファインダー内に入っているのが見えたので、カメラの角度を少し変えて撮影しました。大きな被写体で画面の半分くらいを占めると迫力のある写真になります。
人物スナップも撮ってみました。被写体が小さくなりすぎないよう、感覚的にいつもより1歩前に出るイメージでシャッターをきります。またここには載せていないですが、旅行などの記念写真のように、被写体とその背景を一緒に枠内に入れたい時でも、28mmはバランスよく収めやすい画角だと思います。
ちょっとお腹が空いたので休憩します。冷凍の焼きおにぎりを火で温めるだけですが、これが結構おいしいんです。
話を戻しますが、単焦点レンズなので寄ったり引いたりしながら撮影して、いつもより運動量が多いような気がします。このレンズが写真撮影の本来の姿を思い出させてくれたような気がします。実際、今回撮影してみてこのカメラとレンズの組み合わせは小回りが利く、というかとても動きやすいと思いました。
イルミネーションの光の中に身を置くと、心がぽかぽか温かくなるような気分になります。光の冬景色は年を明けても開催しているところがたくさんあるようです。寒さが厳しくても撮影の楽しみがあるのは嬉しいです。
帰る前に1枚、枠内いっぱいにイルミネーションを詰め込むイメージでシャッターをきりました。
Canon RF28mm F2.8 STMレンズは軽量でコンパクトサイズなので歩きながらのスナップ撮影にぴったりです。撮り方によって写り具合が変わってくるのが面白いです。年が明けて、また違った景色、被写体を探すのが今から楽しみです。
マッププカメラならネット限定2年保証で安心! ぜひお求めください。
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いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!
本日のテーマは「Canon EOS R3」×「生き物」の写真です。
「Canon EOS R3」は約2410万画素のフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」を搭載し、約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立するフルサイズミラーレスカメラです。
高速・高精度・広範囲なAFは作品の幅を広げてくれますし、動画性能にも優れることから、プロフェッショナルやハイアマチュアから信頼を寄せられています。
厳しい条件下で野生動物を捉えるにも、動物園でユニークな表情を撮るにも、また小さな昆虫を撮影するときも「EOS R3」なら頼りになることでしょう。
そんな本カメラで撮影された美しい作品をご覧ください。
現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では EOS R1 / EOS R5 Mark II / RF70-200mm F2.8 L IS USM Z の発売を記念して「Canon EOS Rシリーズ」のユーザー様だけがご参加いただける特別なフォトコンテストを開催しています。
生き物に限らず、スポーツ、ポートレート、風景写真など、ぜひ下のバナーから皆さまの最高の一枚をご投稿ください!
【作品名】妖艶<投稿作品を見る>
【投稿者】空白寺様
【投稿者コメント】上野動物園のヘビクイワシがとても美しかった
【使用機材】Canon EOS R3 + RF100-300mm F2.8 L IS USM
【作品名】赤とんぼ<投稿作品を見る>
【投稿者】ぜろにゃん様
【使用機材】Canon EOS R3 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】ハシビロコウ飛ぶ!<投稿作品を見る>
【投稿者】ぜろにゃん様
【使用機材】Canon EOS R3 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】-21℃<投稿作品を見る>
【投稿者】Satoru Kobayashi様
【使用機材】Canon EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM
【作品名】冬の馬<投稿作品を見る>
【投稿者】Satoru Kobayashi様
【使用機材】Canon EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM
【作品名】春が来た<投稿作品を見る>
【投稿者】REI_KEVIN様
【投稿者コメント】犬達にも春が来ました。
【使用機材】Canon EOS R3 + RF50mm F1.2L USM
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
動画機として現在も多くのクリエイターから支持を受けているα7の「S」のシリーズ、その最新モデルであるα7SⅢ。
感度を意味する「Sensitivity」から名前を取り「S」という名を冠してα7シリーズで展開され現行モデルは第三世代に当たるα7SⅢ(2020年発売)のみになっております。前の世代のα7SⅡから5年もの歳月が経過している為、第三世代の位置づけでありながらメニューのUIなど機能面や画像処理エンジンやオートフォーカス、連写等の性能面は第四世代以降のモデルと同じになっています。
この高感度のノイズ耐性や約1200万画素という低画素設計、メーカーサイトにも「映像クリエイターの創造力を突き動かすフルサイズ一眼。映像世界を、意のままに」と書いてある通り多くの方には動画機として認識されているミラーレス一眼かもしれません。
今回あえて、このカメラα7SⅢをスチル機としておすすめしたいと思い、その理由を大きく4つに分けてご紹介いたします。
①15+ストップ高ダイナミックレンジで高い諧調表現が可能
高感度時に低ノイズが実現できる点以外の低画素機の魅力の一つとしてダイナミックレンジと呼ばれる、色の諧調表現が豊かになるというメリットがあります。つまり明るいところから暗いところにかけての色のグラデーションがカメラ側で表現できる幅が広くなっている為、光と影や色の変化などの細かい部分を忠実に描写してくれるという事です。
とはいえ、低画素と聞くとどうしても写真としての質が下がってしまうのではないか、なんて気になってしまう方もいると思います。
確かに1200万画素というとA2サイズ以上に引き伸ばして印刷を行ったり、撮影後トリミングを行ったりといった用途ですと、切り出した後どうしても残る画素数が少なくなってしまうので画像データが粗くなってしまいます。
例えば、カメラ内にあるAPS-Cクロップ機能を用いた場合、使用画素領域を減らして手持ちのレンズで1.5倍の焦点距離を得ることが出来ます。そういった用途で使用する場合、2400万画素のモデルであれば約1000万画素で撮影する事が出来ますがα7SⅢだと500万画素未満にまで画素数が減ってしまいます。500万画素くらいまで落としてしまうと昨今のWeb媒体で利用するのも少し物足りないシチュエーションが出て来てしまいます。
なぜ500万画素では物足りないと感じてしまうかもしれないのか、と言いますと昨今高画質の代名詞としてよく出てくるのが「4K」
4K画質は昨今テレビやゲームなどでも広く普及しており一部のSNSでも4K画質を投稿・閲覧することが出来るようになっています。多くのユーザーにとって身近な存在の4Kは画素数に直すと約800万画素。α7SⅢの1200万画素があれば十分に4K画質に届いていることになりますので写真の使用用途の主なところがSNS等への投稿であれば1200万画素でも何ら問題はありませんが、500万画素だと4K画質で使うには少し画素数が足りないというわけです。
なのでもし上記の様な、ある程度画質を残しつつトリミングなどの編集をする必要があったり、大きく引き伸ばしたりして利用するといったり、クロップして利用するかもしれない・・・なんて用途が無い方にとっては、1200万画素は特に不便しない申し分ない画素数だと思います。
②PCのHDDに余裕が出来る上に画像データが軽い為、高性能なPCじゃなくても扱いやすい
先ほどから繰り返しおすすめポイントとして挙げている1200万画素である点は、写真の描写力の他にパソコンのデータ容量を圧迫しにくいというメリットもあります。
PC以外にも、SDカードの撮影枚数も低画素ゆえに一枚のカードでいっぱい記録する事が出来ます。
例えば、SDXCの64GBで記録を行う場合α7SⅢですとRAW+JPEG(圧縮RAW+X.FINEで設定)で約2400枚記録する事が出来ます。一方、α7RV(6000万画素)では同設定で記録する場合記録可能枚数は約500枚前後とおよそ1/5程度にまで記録できる枚数が減ってしまいます。
旅行などで長期間データを貯めこんだり、思い付いたままパシャパシャと撮り歩くスナップ撮影を行う場合高画素機ですと、記録設定を変えるかもっと大容量のSDカードが必要になってしまいます。
③クリエイティブルックが搭載されている
特定のαシリーズに採用されているクリエイティブルック、この機能が低画素機ではα7SⅢとZV-E1に搭載されております。
その中でも特にFLというルックが非常に筆者の好みにドンピシャ。スナップやポートレート、多くの撮影でとりあえずFLで撮ってしまいます。レタッチ不要で理想の色がここまで出てくれることに最初感動を覚え、それ以来常時この設定で撮影を行っております。
FLというルックの特徴は「落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に。」の記載の通りシャドウ部とハイライト部のコントラストに加え落ち着いた色味がフィルム写真のような印象を与えてくれます。
他にもFLを含めた10種類のルックがあり、そのいずれも非常に使い勝手のいい色味が揃っており撮影のシチュエーションに合わせて変える事が出来ます。また、この各ルックを更にシャドウ・ハイライト・シャープネスや明瞭度などを自分好みにカスタマイズをする事が可能なので、設定を変えてさらに自分の好みのルックに寄せて行く事が出来ます。
④レンズが豊富で様々な描写で撮影を楽しむことが可能
最後の4つめの理由は、α7SⅢに限った話ではないのですが非常にたくさんのレンズがフルサイズEマウントから発売されている為、自身の用途や予算、はたまた目指したい作風にピッタリフィットしてくれるようなレンズを見つけやすいです。
例えば、先程から作例として出しているこれらの写真は「Thypoch Simera 28mm F1.4」というマニュアルフォーカスレンズにて撮影されております。電子接点が無いレンズなので、使用する際は「レンズなしレリーズ」をオンにすることで使う事が出来ます。
また、手振れ補正もレンズを付けていないのと同じ状態なので自動で認識する事が出来ないため、マニュアルで手ブレ補正を設定する必要があります。
クラシカルで高級感のある見た目に強く惹かれ試しに使ってみたのですが、程よく周辺減光がありながら目立つ湾曲収差や色収差等が見受けられず、開放時に強い明暗差がある部分にだけ僅かにパープルフリンジ等が確認出来ましたが、それも微々たるものでオールドレンズライクな周辺減光でありながら開放からシャープな描写で、普段マニュアルレンズが苦手な筆者でもピント面が確認しやすいと感じるほど優秀なレンズでした。さらにこのレンズ特有の描写が今回組み合わせたクリエイティブルックのFLと非常に相性抜群で自身の目指すスナップの作風にピッタリとフィットしてくれました。
いかがでしょうか。
今回スチル機として見たα7SⅢの魅力を筆者なりの視点からご紹介させていただきました。
本機は動画性能にかなり重きを置いた性能をしているので、少し贅沢な使い方かもしれませんがそれでも唯一無二の描写感は癖になる事間違いなしです。ぜひスナップ用の一台に、α7SⅢをご検討ください。
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APS-Cセンサーを搭載したZマウントカメラの最新モデル、「Nikon Z50II」がついに発売されました。
前モデル「Nikon Z50」はスタンダードなカメラとして長い間人気の機種でしたが、待望のリニューアルとなりました。
大きな変更点としては、まず映像エンジンが従来のEXPEED6から最新世代のEXPEED7に進化したこと。これにより、オートフォーカス性能が大きく向上するなど性能面で変化が見られます。
今回はそんなZ50IIと、熱海へ旅に出ました。
冬晴れの澄みきった空の色を見事に再現できています。
Z50IIの描写で「おっ」と思ったのがシャドウ部の写り。APS-C機なので明暗差の激しいシチュエーションは得意ではないかと思われましたが、撮影をしてみて思った以上にデータが残っており、ダイナミックレンジの広い画を得ることができました。センサーは前モデルから変わっていませんが、映像エンジンの進化によってセンサーの性能がさらに引き出されています。
ハイライトも、白飛びしないギリギリのところの諧調が非常に広く感じます。
筆者は普段フルサイズ機を愛用しており実は今回もフルサイズボディを1台連れて行ったのですが、思った以上に描写力が高く、結局旅行中ほとんどこのZ50IIで撮影していました。
そしてなんといってもAF性能は試してみたいポイントでした。フラッグシップ機であるZ9と同等の性能を発揮できると聞いて期待していましたが、噂に違わぬ認識・追従性能で、あまりにも簡単にピントが合うので撮影が楽しかったです。
今回は標準キットレンズで撮影してみましたが、従来機種では合わせるのが難しかったであろうシチュエーションも難なくこなしており、性能の進化を身をもって体感しました。
こちらも同じ条件で撮影した写真。ユリカモメの顔を認識し、瞳を追従し続けてくれたので、連写で羽の広がったダイナミックな一瞬を切り取りました。
レンズをダブルズームキットの望遠レンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR」に付け替えて、同じくユリカモメを狙いました。水面に顔を突っ込んだので追尾したところ、魚を捕らえていました。野生動物の捕食シーンは中々出会えない瞬間ですが、Z50IIはその数少ないチャンスを逃さない優れた性能を持っています。
標準キットレンズの「NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR」は、引けばダイナミックなパースペクティブを、寄れば圧縮効果とボケを楽しむことができます。
Z50IIの特長として、動画性能の高さもあります。
前モデルではチルト液晶でしたがZ50IIではバリアングル液晶を採用し、より動画撮影のしやすいボディとなりました。
今回はZ50IIとキットレンズの16-50mmでVlogも撮影してみました。
4K30pでもセンサー全体を使用したフル画角での録画が可能です。
船に乗りながら手持ちで撮影しているカットで、手ブレ補正の優秀さがお分かりいただけるかと思います。
こちらは動画内には入れていませんが、4Kで動画撮影してから画像として切り抜いた写真です。
ユリカモメが自分の頭の上に乗ってきたので、バリアングル液晶を自分の方に向けて自撮りをしてみました。この状況でユリカモメの顔にピントを合わせてくれる被写体認識の性能の高さもさることながら、タリーランプ(録画中を示す赤いランプ)がボディ前面にあり録画中か否かが一目で分かるなど、自撮りの構図でも録画を回しやすいよう設計されています。
最新機種に求められる性能をコンパクトなボディにぎゅっと詰め込んだ「Nikon Z50II」。APS-C機はボディだけでなくレンズも小型化できるのが強みで、今回持って行ったキットレンズ2本の組み合わせで、35mm判換算約24mmから400mmまでをカバーできます。旅行の際、普段の荷物にプラスアルファで旅の記録を写真でも動画でも美しく残すことができます。ニコンZマウントの最新性能を軽快に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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【BRIGHTIN STAR】MF 7.5mm F2.8 Fish-eye FUJIFILM X-Mount– それは現実をドラマチックに写すレンズ
「BRIGHTIN STAR」連載記事の第5弾では「MF 7.5mm F2.8 Fish-eye」をご紹介します。
35mm判換算約11mm相当で、一般的な魚眼レンズは対角180°のところ190°という広々した画角のフィッシュアイレンズです。
最短撮影距離も15cmと短いことから、こちらのイチョウの写真のようなダイナミックな写真を撮ることができます。
重さは約260gで、これは筆者が使用している大きめのスマホに近い重量です。
フロント側は前玉が丸く突出しているためフィルターを装着できませんが、リア側に装着できるねじ込み式のNDフィルターが同梱されており、これにより明るい場所での長秒露光なども可能になります。
対応マウントは、ソニーE(APS-C)用、フジフイルムX用、マイクロフォサーズ用の3種展開で、本記事ではフジフイルムX用を「FUJIFILM X-T5」で使用しました。
街に出て撮影してきましたので、どうぞご覧ください。
生い茂る木々の隙間から太陽にレンズを向けて撮ると、光芒だけでなく大きな赤いリングが出現しました。
このように円が出現することはありますが、色や形がここまでクッキリしているのは珍しいように思います。
本レンズを用いて条件を整えることで、それをクリエイティブな作品に活かすこともできそうです。
街中の赤色が気になります。
神社の装飾、または国旗と建物など大きめのものを印象的に切り取りました。
目に見える形状とは違う形で写せるのはとても面白く、ついどんどん撮ってしまいます。
せっかく面白く撮れるレンズですから、イチョウの木を遊具越しに撮りました。
遊具の内側がここまで広く写るレンズはなかなかありません。
黄色い鉄の棒を黄色いイチョウに重ねていて、周辺部に若干の減光があるおかげで、主題となる中央部分のカラフルさが際立ちます。
等倍で見てみるとイチョウの枝や葉がきっちり写っており、解像力の高さを見て取れます。
主題となる滝にもう少し近づきたかったものの手前には滝つぼがあったので、ボディの2倍デジタルズームを使って撮りました。
広すぎるのではと入手を迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、デジタルズームやトリミングをしても十分な画質を得られますのでお試しいただければと思います。
大きな建造物を迫力満点に撮るのにピッタリなレンズです。
開放F値がF2.8と明るいので陽が落ちても手持ちで撮影することができます。
いかがでしたでしょうか。
画角の広さから、直感的に撮るというよりは緻密に計算してシャッターを押すレンズです。
ファインダーだけでなくモニターでもリアルタイムで確認できますから、難しいことはありません。
そして後から写真を見返したときに、撮ってよかったと感じる写真を撮影できると感じました。
結果良ければすべてよし、とはよく言ったもので、それがすべてなのです。
満足度の高い写真を、驚きのコストパフォーマンスで撮ることができる「BRIGHTIN STAR MF 7.5mm F2.8 Fish-eye」。
小型・軽量ですので他のレンズとあわせて持ち出すこともおすすめです。
ぜひお試しください。
【BRIGHTIN STAR】MF 35mm F0.95 SONY E-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ
【BRIGHTIN STAR】MF 55mm F1.8 SONY E-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ
【BRIGHTIN STAR】MF 50mm F1.4 II FUJIFILM X-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ
【BRIGHTIN STAR】MF 10mm F5.6 Fish-eye X-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ
とある冬の日、ふと思い立ってカメラを持って散歩に出かけました。
カメラをどうしようかと悩んだ末に持ち出したのはお供はX-pro2とXF18mm F2のコンパクトで機動力の高い組み合わせでした。
この地域はいくつもの公園が小道でつながっていて、散歩にはうってつけとなっています。
ひんやりとした空気を感じながら、のんびりと歩き始めます。
ふと空を見上げると紅葉が真っ赤に染まり空に映えていました。
ミラーレスとしては珍しい光学式ファインダーを使って切り取ってみます。
小道に沿って流れている小川では白鷺が足を器用に使いながら、水の中の虫を取っていました。
広角の為、写真では小さく見えますが実際は、近い距離で観察することが出来ました。
風が少ない1日だったので、池の水が鏡のようになって風景を反射していました。
空の色をX-pro2が、しっかりと写し出してくれています。
開けた場所に出てきました。この下には弥生時代中期の遺跡が眠っているそうです。
小さな小道に見えますが、実は城跡で周りには土塁や空堀が広がっています。
全体の雰囲気を捉えるには、広角レンズがちょうどいい画角となりました。
夕方の気配が近づいてきました。今日の散歩はここまで、自然を感じ、歴史を感じることが出来る時間でした。
お気に入りのカメラとちょっとそこまで、のんびり散歩に出掛けてみませんか。
【Leica】SL2-SでライカMレンズを楽しむオススメセット
あっという間に2024年の年末がやってきました。12月末の東京は、公園を散歩していると木々がまだ真っ赤な紅葉でいっぱいでした。
今年の「最も遅い猛暑日」が原因かもしれません。
本日ご紹介するのは、面白いセット——Leica SL2-S + SHOTENのヘリコイド付きマウントアダプター + Leica ズミルックス M35mm F1.4 11301——です。
既にこの組み合わせをお使いの方も多いかもしれませんが、Leica SLシリーズはまだ持っていないけれど惹かれている方、既にSLシリーズのボディを所有していてLeica Mマウントレンズを使いたいと思っている方もいるでしょう。理由はどうであれ、もし筆者と同じ組み合わせで使ってみると個性的な描写に驚かされること間違いないでしょう。
今回使用したボディはLeica SL2-Sです。
SL2に比べて画素数は少なく、動画撮影に特化しています。SL2の4700万画素のセンサーは使用されておらず、新たに開発された35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、有効画素数は2400万画素です。
しかし、筆者にとってはLeica M10と同じ2400万画素がちょうど良いと思っています。
強力なセンサー性能と高精細なEVFファインダーにより、今回の撮影はとても快適でした。
重さを感じることなく撮影できました。
また、SLシリーズとアダプターを組み合わせることで、長い歴史を持つLeicaの魅力を感じることができました。
・・・
レンズはLeica ズミルックス M35mm F1.4 11301を選びました。
レンズ先端にある金属製ステンレススチールが特徴的で「Steel Rim(スチールリム)」という愛称で呼ばれています。
1961年にLeicaが初めてズミルックスM35mm F1.4を発売して以来、約35年の間にほぼ途切れることなく製造され続け、今日に至るまで高い人気を誇るレンズです。
このレンズは、発売当初、民生用の35mmレンズとして最も明るいF値を誇り、加えてコンパクトで軽量な外観が特徴でした。
当時、F1.4の絞り値と軽量化された構造は、間違いなく写真業界に衝撃を与えました。
今日、この伝説的なレンズが再び現代に復刻され、外観はオリジナルにほぼ忠実であり、特徴的で特別な描写を持っています。
絞り開放で撮影した写真は、特に柔らかく個性的なボケを持ち、デジタル画像処理ではなかなか再現できないような効果を生み出します。
・・・
使用したアダプターもご紹介します。
SHOTEN ライカMレンズ/ライカSL・TLボディ用ヘリコイド付きLM-LSL M IIアダプターです。
こちらはSHOTENが発売したライカMレンズ/ライカSL・TLボディ用アダプターの第2世代です。特筆すべきなのは、6mmの厚みを追加できるヘリコイドを搭載しており、元々のレンズの最短撮影距離を大幅に短縮することに成功している点です。これにより、遊び心が増し、利便性も向上します。さらに、Leicaの古いレンズを使った撮影では、より面白いボケ効果を得ることができます。
このアダプターは素晴らしい作りと正確なピント合わせが特徴で、無限遠のロック機能など、使い勝手が考えられた、お客様思いなデザインも施されています。
・・・
Leica ズミルックス M35mm F1.4 11301は、クラシックな復刻レンズとして、最短撮影距離が1メートルであり、多くの人々にとっては一つの悩みかもしれません。
しかし、今回筆者が使用したLeica SL2-SとShotenのマウントアダプターライカMレンズ/ライカSL・TLボディ用ヘリコイド付きLM-LSL M IIアダプターを組み合わせることで、1メートル以内での近距離撮影がさらに楽しくなり、この「スチールリム」のボケを存分に味わうことができました。
個人の好みによる部分もありますが、筆者はこの面白い組み合わせがとても気に入っています。
ぜひ皆さんも試してみてください。きっと、さまざまな面白いレンズの組み合わせが見つかると思います。
【Canon】Canon RFの望遠レンズをお探しのお客様にお勧めすると、ほぼ即決される決定版ズームレンズ!RF100-400mm F5.6-8 IS USM
小型軽量高画質と三拍子そろった「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」。
Canon RFマウント用の純正望遠レンズとして、優れたコストパフォーマンスで人気のレンズです。
「望遠レンズでスポーツを撮ってみたい」、「野鳥撮影に使いたい」、「ライブで人を撮りたい」といった様々なご用途でお客様に好評を頂いており、非常におすすめの一本です。
筆者も事あるごとに持ち出しており、望遠が必要な時も、そうでもなさそうな時もとりあえずカメラバッグに忍ばせております。
(風景を100-400のズームで切り取る事がとても楽しいので、持っていれば必ずどこかで出番があるのです)
もともとコンパクトな機材での野鳥撮影が好きなのでそのために・・・と購入したのですが、結局今までその用途に使用しないままでした。
先日近所の公園へ行く機会があり、「清流もあるし、今こそ鳥を撮る時!」と意気込んで使用してきたのでご紹介致します。
・・・
今回組み合わせたカメラはフルサイズのEOS R6 Mark II。
フルサイズの400mmと言えば、野鳥撮影ではいわば“入口”の焦点距離です。
小鳥を撮るとなると、一般的には800mm~は欲しいところ、1.6倍クロップを併用し可能な限り大きく写せるように設定してみました。
全域AFで動物認識をONにし、ISOはAUTO、シャッタースピードを1/1000にして公園を練り歩きます。
果たして最初に現れたのはハトでした。中々に荒々しいポーズで登場していますが、EOS R6 Mark IIの被写体認識は危なげなく瞳を捉えます。
少しだけトリミングしましたが、十分以上に解像感が残っていて嬉しい限り。
出だしから面白い写真が撮れたので、幸先が良いと喜んでいたのですが・・・。
ここからしばらく、めぼしい鳥を見つけられない時間が過ぎました。
ちょうどお昼時という事もあり、鳥たちものんびりとしているのでしょうか?
私もお腹が空いてきましたが、お目当てのカワセミに巡り合えていないので休むわけにいきません。
更に足を延ばし、川をたどって進みます。
以前来た時は、この少し先で出会ったはずなのですが・・・。
いました!木の枝に止まって魚をくわえています。
何度会っても見つけた瞬間は興奮してしまい、盛大に手振れしてしまうのですが今回は無事止められました。
この写真は1.6倍クロップのノートリミング、画素数にすると約930万画素です。
画面全体に占めるカワセミの割合は決して大きくないですが、被写体認識がしっかりと捕捉してくれたので不安はありません。
まれに枝に引っ張られますが、基本的に挙動は安定しています。ボディとの相乗効果で、頼れるAFだと感じました。
こちらも1.6倍クロップのノートリミングです。
飛翔する瞬間を撮りたいがためにシャッタースピードを1/2500に設定していたので、オートだったISOは5000になってしまいました。
RF100-400mm F5.6-8 IS USMは望遠端で開放f値が8となるため、どうしてもISOが上がってしまうのです。
(しかし開放f値を抑えたがゆえのこのサイズ感と価格を見ると、魅力の方が勝っていると感じます)
勿論止まりものを撮るだけなら、大きくISOを下げられるのですが・・・。
そうして逡巡すること暫し。RAWバーストをしながら“その瞬間”を待っていると、とうとう飛び立ちました!
全身がばっちり止まったことで「ISOを上げた甲斐があったぞ!」と心の中でガッツポーズ。
更にカワセミ撮影でRAWバーストが出来る機材を使用したのは初めてなので、いとも簡単にこういった写真が撮れることに感動しました。
この機能は言わば「後出しじゃんけん」のようなものだと感じます。必ず勝てる。必ず撮れる。なんて素晴らしいのでしょう!
ここからはRAWバーストの力で収められたショットをお届けいたします。
今回一番達成感があったカットです。
手前の枝がなければもっと良かったのですが、こればかりは時の運なのであきらめるしかありません。
(元画像を大胆にトリミングをしているため粗さは出ていますが、ネイティブでこの大きさで撮るとなると800~1200mmは必要な距離でした。)
昆虫を口に放り込む瞬間をおさめることができました。
こちらも大きくトリミングしていますが、RF100-400mm F5.6-8 IS USMはもともとの解像力が非常に高いため、鼻先の細かい模様までしっかりと判別できます。
目に付くような軸上色収差も無く、「Lレンズでなくともここまで写るのか」と嬉しくなりました。
嘴についた水を弾き飛ばすカワセミ君。そこまで首が回るとは!
1/2500秒で撮ったにも関わらず、1つ前のカットでは頭がブレているので、すさまじい速度で首を振っていることになります。
年のせいか振り向くのが億劫になってきた私も見習いたいところです。
ひとしきりカワセミを撮影し、心地よい満足感とともに帰路に就くと最後にハクセキレイが表れました。
マーチングバンドの行進よろしく、ダイナミックな歩き方を披露しています。
この鳥は人間に近寄って来る為撮りやすく、1.6倍クロップのみでトリミング無しでもこの大きさで撮影出来ます。
カワセミもこんな感じで簡単に撮れたら苦労はないのですが・・・。
今回野鳥撮影にRF100-400mm F5.6-8 IS USMを使用してみて、予想通り満足の行く結果となりました。
画質やコンパクトネスは期待通りだった上、操作感も非常に良かったのです。
幅広のズームリングはとっさの操作に使いやすく、望遠端で見失ったカワセミを探す際のズーミングで安心感が得られました。
トルク感も丁度よく、硬すぎず緩すぎない絶妙なバランス。もっと言うと、高級感すら感じたのです。
上位機種にRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMがありますが、魅力という点では決して引けを取らない、素晴らしいレンズと思いました。
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【SONY】α1II発売記念!合わせて使うべきGMレンズ特集!
2024年12月13日。SONYは新たな一歩を踏み出す時がやって来ました。
遂にSONYが誇るフラッグシップ機の第2世代『α1II』が発売となりました。
今回は発売を記念してα1IIに合わせて是非使っていただきたいG Masterレンズをご紹介させていただきます。
初代α1を使用して撮影した作例と共にそれぞれのレンズの魅力についてご確認ください。
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ー FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2 ー
最初にご紹介するのが大三元ズームの代表格でもあるFE 24-70mm F2.8 GM IIです。
初代から人気の高いレンズでしたが、II型になり200g弱軽くなり小型軽量化を実現しながら解像力を向上させ、絞り開放から非常にシャープネスの高い描写をしてくれます。
更に最短撮影距離も短くなり、ズーム全域で0.38mだったのが、広角端で0.21m・望遠端で0.3mと大変使いやすい仕様に進化しています。
フラッグシップ機を利用するのであれば持っていないと勿体ないと言っても過言ではないレンズです。
まずは当レンズを基準にして次のレンズを検討してみるのも良いでしょう。
ー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 ー
続いてご紹介するのがFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIです。
基本的にGMレンズのII型は「小型軽量化・最短撮影距離の短縮・解像力向上・AF高速化・絞りリングの搭載」という進化を遂げているのですが、その中でも当レンズは著しく大きな進化をしました。
Ⅰ型から比較すると「約435gの軽量化」「最大約4倍のAF高速化」を実現しており、α1IIの被写体認識性能・AF追従性能を活かすなら是非II型を手にしていただきたいと考えます。
もちろん解像力も最短撮影距離も向上しており、一枚目の写真は望遠端200mmの最短である0.82mで撮影したものになります。
寄れるが故に被写界深度も浅くなりますので、こういったとろけるようなボケ感を味わえるのも寄れる大口径望遠レンズの醍醐味です。
ー FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM ー
GMレンズとして外す事のできない単焦点といえばFE 50mm F1.2 GM。
F1.2という圧倒的なボケ感と解像力を併せ持った当レンズは”GMとは何か…”を我々に教えてくれます。
AF性能も非常に高く、高推力の「XDリニアモーター」を搭載した事で大口径レンズでありながら高速かつ動画撮影でも使用しやすい静音性を兼ね備えており多種多様な場面で活躍してくれる事間違いなしです。
イルミネーションの時期では大口径ならではの大きな玉ボケを楽しめますし、もし口径食が気になるという方は1段程絞っていただくだけでほとんど気にならなくなります。
1段絞ってもF1.8なので大口径だからこその余裕を感じるスペックとなっております。
ー FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2 ー
今回ご紹介する中で一番新しい2023年9月22日発売のFE 16-35mm F2.8 GM II。
Ⅰ型と比べて全長を約10.1mm短くし、質量も約20%軽量化した約547gを実現しています。
近接撮影性能も向上し、最短撮影距離0.22m(ズーム全域)、最大撮影倍率0.32倍となっており、被写体に寄りつつダイナミックな広角レンズならではの撮影も楽しんで頂けます。
更にF2.8という大口径のおかげで広角レンズでありながら大きなぼけを使った表現も可能となります。
当レンズはズーム時の最大繰り出し量を抑えたことにより重心が変わりづらい設計のためジンバルを使用した動画撮影時も活躍してくれることでしょう。
ー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM ー
最後にご紹介するのがFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSです。
SONYの超望遠ズームレンズと言えば当レンズ。
ズーム全域で優れた解像力を持っており、周辺画質も非常に高く、どのようなフレーミングでも被写体を細部までしっかりと写し出してくれます。
ダイレクトドライブSSM(DDSSM)とダブルリニアモーターを組み合わせたフローティング機構を初めてフォーカス駆動で採用しており、スポーツ・野鳥・モータースポーツ・航空機などシビアなピント合わせが求められるシーンでもしっかり被写体を捉えて離さないAF性能の持ち主です。
更に最短撮影距離が0.98mと接写性能が非常に高いため、最大撮影倍率が0.35倍とかなり寄れるレンズであるというのもオススメポイントです。
▼新品購入で10,000円キャッシュバック対象▼
今回は以下5点のレンズをご紹介いたしました。
①FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2
②FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
③FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM
④FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2
⑤FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM
先駆けてミラーレス一眼カメラに力を入れていたSONYだからこそ、これら以外にも魅力的なレンズがたくさんあります。
THE MAP TIMESでは様々なカメラやレンズの組み合わせで作例と共にご紹介をしておりますので気になる方は是非他の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
【BRIGHTIN STAR】MF 10mm F5.6 Fish-eye X-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ
ご好評をいただいている「BRIGHTIN STAR」連載記事の第4弾は「MF 10mm F5.6 Fish-eye」をご紹介します。
35mm判換算で15mm相当となる超広角レンズで、 “Fish-eye” とあるとおり魚眼レンズです。
超広角レンズはパースが効いた撮影ができるなど撮り方次第で表現の妙を愉しむことができますが、その中でも魚眼レンズはさらに遊び心のある描写を得意とします。
本レンズは絞り値F5.6固定とシンプルで、そのおかげで280gの軽量さ、全長37mmのコンパクトネスを実現したと言えるかもしれません。
またコストパフォーマンスの高さも見逃せません。
マウントは、ソニーE(APS-C)用、フジフイルムX用、マイクロフォサーズ用の3タイプがあり、今回はフジフイルムX用を使用しました。
組み合わせたカメラは「FUJIFILM X-Pro3」です。
それではどうぞご覧ください。
街中で一点に立ちながら、行き交う人のせわしなさを見ています。
壁に描かれた矢印に従って急ぐのか、それとも逆へ行くのか。
それを見つめていたら、どこか傍観者のような気持ちになっていました。
自分も同じ場所にいるのに流れに乗らないだけでこうも傍観できるものかと、ちょっぴり不思議な心地です。
広くない通路でも魚眼レンズのおかげで複数の人の動きと大きな壁を捉えることができました。
季節によっては植物が茂りそうなアーチも、この季節は骨組みがむき出しです。
でもそのおかげで空が見えて、レンガの床には骨組みが影を落としています。
まさにこの季節ならではの瞬間です。
こちらもまたそれほど広くない場所を大きく写し出しています。
本レンズを使うと、とにかく遊びたくなります。
こんな風に子どものオブジェと太陽を組み合わせて、その関係を想像して誇張するのも楽しいです。
レンズの位置や角度を少し変えるだけで大きな変化があり、ここだというところを探すことについ夢中になってしまいます。
砂糖をまぶしたカラフルなグミ、光が反射するほどみずみずしいマンゴータルトなど、おいしいものとその特徴的な器を一緒に写すのも面白いです。
また奥にあるマフィンやドリンクもポイントです。
主題も副題も余すことなく画面に入れられるのです。
最短撮影距離20cmまで近付いているので、素直で柔らかなボケ味もご覧いただければと思います。
街にあふれるアルファベットをスタイリッシュに撮影。
混んだ街では人を入れずに撮ろうと思うと被写体に近づくか切り取るかになりますが、本レンズであれば近づいても写る範囲が広く、こうして周辺まで写すことができます。
誇張した描写が目に飛び込んでくるかと思いますが、背景にした空のグラデーションの美しさにもご注目いただきたいのです。
一口に超広角レンズと言っても描写はそれぞれで、暗部が落ち込みがちなレンズが一定数あるように思います。
本レンズのマイルドで美しい描写、それによる情報量の多さは大いなる長所です。
一枚で「記録」より「表現」したいというときには、本レンズはピッタリかもしれません。
毎日通る見慣れた道も、こんな風に少し特別な感じに撮ることができました。
いかがでしたでしょうか。
どちらかというと考えながら撮るレンズかもしれません。
向かい合ったぶん撮り手のその人らしさが反映されるので、心惹かれる写真が撮れるように思います。
本レンズのカラーはブラックとシルバーがあり、どちらもメタリックなオレンジのラインが入っていて高級感があります。
誰かに見せる機会があっても、このルックスはかっこいいと思ってもらえること請け合いです。
これは驚きのコストパーフォーマンスと言えるのではないでしょうか。
ぜひお手元に置いておいてほしい一本です。
【ご好評につき終了いたしました】30th Anniversary マップカメラオリジナル マグカップ プレゼント
日頃よりマップカメラをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始を迎えるにあたり、新しいカメラを手にしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今年はマップカメラ30周年を記念し、日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、
マップカメラドットコムで税込10万円以上お買い物いただいたお客様を対象に、
先着順で今回限定オリジナルデザインの美濃焼マグカップをプレゼントいたします。
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。
※2024年12月23日 午後18時以降のご注文が対象です。
※色の指定はできません。
マップカメラは、2024年8月13日に創業30周年を迎えることができました。
これもひとえに、長年にわたりご利用いただいている皆様の温かいご支援とご愛顧のおかげでございます。
今回ご用意したマグカップは、「Map Camera」のロゴに加え、
カメラのモチーフとして絞り羽をあしらったデザインに30周年記念のロゴを組み合わせた、特別仕様のアイテムです。
カラーはシックなイメージのチョコブラウンとネイビーの2色をご用意いたしました。ランダムでのお届けとなりますが、両カラー共に末永くお楽しみいただける色合いとなっております。
岐阜県東濃地方で製作された美濃焼の伝統工芸品で、一つひとつ丁寧に仕上げられた高級感あふれる逸品となっております。
デザインの加工にもこだわっており、平面的な印刷ではなく立体的な加工を施すことで、浮き上がるような質感を楽しんでいただける仕上がりとなっています。
マグカップの反対面には、「MADE IN MINO」の刻印を施しました。
美濃地方で製造されたことを明記し、国産ならではの高品質を感じていただけます。
寒い季節には、コーヒーや紅茶など温かい飲み物を入れて、ほっと一息つく際にご利用いただければと思います。
もちろん、季節を問わずお使いいただけますので、さまざまなシーンでご活用ください。
スタッフ一同、皆様に末永くご愛用いただけることを願っております。
※1会計につき1点までとさせていただきます。
※12月23日 午後18時以降のご注文が対象です。
【SONY】初めてのカメラに2016年発売のα6500を今もなおオススメしたい。
昨今カメラを始めようとすると予算的に厳しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
ただどれだけお手頃でも機能面で妥協はしたくない…
そんなあなたに今回ご紹介するのがSONY α6500 ILCE-6500です。
EマウントのAPS-C機初代最上位モデルであるα6500の魅力に迫るべくレンズキットでもお馴染みのSONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135と共に撮影してきましたので作例も含めご確認頂ければと思います。
2016年12月に発売されたα6500はEマウントのAPS-Cシリーズとしては初となる”ボディ内手ブレ補正”を搭載した事で話題となり、その後2019年11月に後継機のα6600、2023年7月にはα6700が発売され、APS-Cでボディ内手ブレ補正搭載のαシリーズは3機種となりました。
そして2024年12月現在に何故あえてα6500を皆さんにオススメしようとしているのか。
それは”必要十分な機能を備えた上で安価で購入可能”だからです。
では順番に紐解いていきましょう。
まず、“センサーサイズが小さくなればなるほどボケが少なくなる”という話を聞いたことがある方も多いと思いますが、作例を見て頂くと分かるようにAPS-Cセンサーはこういったキットレンズでもしっかりボケを活かした撮影が可能となっております。
ちなみに何故センサーサイズでボケ量が変わるのかお話しておくと、ボケ量は焦点距離が大きく関わっており望遠になればなるほどボケ量が多くなり、広角になればなるほどボケ量が少なくなります。
そしてセンサーサイズの違いで焦点距離の計算が変わってきており「APS-Cが約1.5倍」「マイクロフォーサーズが約2倍」になりますので、フルサイズで50mmのレンズを使った時の画角をそれぞれのセンサーサイズで得ようとすると「APS-Cは約33mm」「マイクロフォーサーズは約25mm」のレンズを使う必要があるのです。
なので“センサーサイズが小さいと広角側のレンズを使用することになるのでボケ量が少なくなる”という仕組みになっております。
ちなみに筆者が最初に買ったカメラもAPS-Cのカメラで、レンズも18-135mmという全く同じようなセットを利用しておりました。
その際も広角から望遠まで画質劣化無しにズームができ、更に一眼カメラらしいボケも味わわさせてくれたので、スマートフォンの電子ズームでは味わえない一眼カメラの素晴らしさと楽しさを教えてくれました。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSは35mm判換算だと約27-202.5mmとなるのですが、フルサイズ用のレンズで考えると重さが倍くらいになり更に大型化します。
筆者が考えるAPS-Cカメラの強みは、軽量コンパクトでリーズナブルでありながら「一眼カメラを使っているぞ」という楽しみも与えてくれるちょうどいいカメラという所なので、カメラを始める導入として是非オススメしたいと考えます。
α6500というよりもAPS-Cセンサーの魅力についてたくさんお話をしてしまったので話を戻しましょう。
まず、先代のα6000から大きく進化した部分が多くありますので先にお伝えしようと思います。
・APS-C機初の手ブレ補正搭載
・オートフォーカス性能の大幅な向上
・ファインダーの総ドット数アップ
・4K動画に対応
・USB給電に対応
・グリップの大型化
・カスタムボタンの追加
・バッファの増量
このようにユーザーをサポートするために必要な機能をしっかり押さえていて、スナップや家族写真、旅行など様々なシーンで活躍してくれます。
初めてのカメラでα6400が候補に挙がっている方もいらっしゃるかと思いますが、α6500はそちらよりも大きなグリップを搭載しており、更にカスタムボタンが多くなった事でカメラに慣れれば慣れるほどありがたみを感じると思います。
サイレント撮影、ピント拡大、手ブレ補正ON/OFFなど撮影環境によって様々な設定を利用する機会が増え、すぐに切り替えたい場面も多くなるでしょう。
そんな時にカスタムボタンが一つでも多いと、すぐに設定変更ができるように自分なりのカスタマイズが可能になりますので利便性が非常に上がります。
ただ個人的にはやはりボディ内手ブレ補正が搭載されていることが大きく、手ブレ補正非搭載のレンズでも気にせず利用できますし、更にオールドレンズで遊んだりするのも最適です。
ちなみに電子接点非搭載のレンズを使用する場合は手動で手ブレ補正の焦点距離設定を行う必要がありますのでご注意ください。
そして実は手ブレ補正搭載レンズ装着時にはボディとレンズで役割分担しており、レンズ側で角度ブレの2軸を補正を行い、残りの3軸(シフトブレの2軸と回転ブレ)はボディ側で補正することで、最適な5軸手ブレ補正を実現できるような仕組みとなっています。
いわゆる、得意な所はお任せするというスタンスです。
そのおかげで強力な手ブレ補正の恩恵を受けられるので、こちらもオススメポイントと言えます。
ちなみに今回の作例とは別に自分の家族写真も撮影していたのですが、そこで役に立ったのがα6000には無かったISO AUTO時の低速限界設定です。
絞り優先モードで撮影していると「手ブレ」を起こしにくいシャッタースピードにカメラ側が自動で合わせてくれるのですが、子供のような動く被写体を撮る時にはどうしても「被写体ブレ」が発生してしまいます。
そういった際に絞り優先の時でもシャッタースピードを1/125や1/250よりも遅くならないようにカメラ側で設定を行うことができるのです。
こちらの設定があることによって屋外屋内に関わらずシャッタースピードを気にせず絞り優先モードで利用ができるので家族写真などをメインで撮られる方には強くオススメしたい設定です。
私が個人的に利用しているカメラでも同様の設定を常に行っています。
では高感度耐性についてもチェックしていきましょう。
常用ISOは100〜25600となっており、拡張でISO51200まで利用できるようになった当カメラですか、同世代のAPS-Cと比べるとノイズ処理も上手くISO6400くらいまでは許容範囲内と感じました。
状況によっては2枚目の写真のように雲の所のノイズが目立つ場合もありますが、そこまでノイズ感を感じずに見れるのではないでしょうか。
ちなみにシャッタースピードが1/125になっている理由は上でお話した低速限界が原因なので、手ブレ補正を有効利用していれば本来はもう少しシャッタースピードを下げてISOを下げれる事ができたかもしれません。
しかし、スナップでも風のある日などは被写体ブレを起こす事もありますので上手く活用して頂ければと思います。
2016年にAPS-C機最上位モデルとして登場したα6500は今もなお、実用的な性能を持っており、初めてのカメラに非常にオススメと言えます。
更にSONYはミラーレスカメラの先陣を切った事で歴史が長く、様々なレンズを純正のみならずサードパーティ製も含めて利用できるので楽しみ方も豊富です。
是非α6500と共にたくさんのレンズラインナップをご堪能ください。
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【Nikon】DXフォーマットにおすすめのレンズvol.4~Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical~
ついに12月13日に発売したNikon Z50II。
Nikon Z DXフォーマットに合わせたいオススメレンズを連載形式でご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、「Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」です。
VoigtlanderからAPS-CのZマウント用に専用設計で発売しているのは、「Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」、「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」、「Voigtlander MACRO APO-ULTRON D35mm F2 」の3本です。どれも標準域のレンズで使いやすいですが、スナップで活躍するのはやはり準広角となる本レンズです。
レトロな外観のレンズですが、電子接点を搭載しているのでボディとの電子通信が可能です。Exif情報が残るので写真の管理がしやすいところ、ボディ内手振れ補正が使用できるところなど便利なマニュアルレンズとなります。
岐阜県下呂温泉での写真をご紹介いたします。
白川郷から移築された合掌造りの民家が集まる合掌村は、家屋に入ることもでき、当時の生活を知ることのできる施設です。
タイムスリップしたような写真が撮影できました。
壁一面に衣服や道具がかかっていました。絶妙な藁の色や質感がしっかり描写できています。
下呂温泉にはあらゆる所にカエルの置物があったりモチーフにしているものがあります。ゲロゲロという鳴き声にちなんで、そういったものが多いそうです。
ふと下を見てみると、道路にもカエルモチーフがありました。
落ち着いた雰囲気の写りで、無機質なコンクリートとの相性がいいように思います。
寒いところで見るイルミネーションはやはり特別感があります。F1.4まで開け撮影した1枚です。開放付近の描写は柔らかい描写となりかっちりしすぎていないので筆者の好みです。明るいF値のおかげで手ブレせずに撮れました。
Voigtlanderのレンズは、マニュアルフォーカスですが写真を撮っていて楽しい気持ちになります。
いかがでしょうか。今回は「Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」のご紹介でした。
次回もお楽しみに!
バックナンバーはこちらから。
【SONY】この季節に咲く花(90)邪気を防ぐ魔除け、「千客万来」の縁起物の植物
SONYTAMRONα7R Vこの季節に咲く花カメラの楽しみ方スタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむ冬の煌めき野鳥撮影
穏やかな秋の季節が、いつの間にか寒い冬となってしまいました。
そんな季節の中、咲いている花も限られてきます。
何かないかなと、探しに千葉の方の公園に出かけました。
今回は、野鳥も撮れたらと欲張りまして、
SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影しております。
まず、足元には「ツワブキ」が咲いてました。
詳しくは、この季節に咲く花(13)で。
見上げると、「皇帝ダリア」がそびえ立ち。
詳しくは、この季節に咲く花(40)で。
「ヤツデ・八手・八つ手」が花を咲かしておりました。
日陰にも建物の影も強く良く育つ植物です。
2~3mもなる樹になります。、
花です。
もう少し近くによって。
冬に花火が上がったような形の花です。
そして、寒いこの時期に昆虫に蜜を供給してくれる貴重な植物で、虫たちに受粉を促してもらう虫媒花です。
今回は花よりも、この葉っぱの方が主役ではないかと私は思うのですが。
光沢があり肉厚の葉で、大きさは葉の直径20cm~40cmになります。
この葉にはサポニンの一種が含まれて去痰作用、入浴剤、リュウマチに効くとされてますが、素人は使わない方がいいでしょう。
とにかくこの形を見てください。
ヤツデの別名(地方名)はテングノハウチワ(天狗の羽団扇)と言われてます。
正に似ています。
この団扇で、
タイトルに書いた通り、人間の手のような葉の形状から、西に置くと「人をたくさん招く」「千客万来」などの縁起を担ぎ、
大きな葉は風水で邪気の侵入を防ぐ風水効果があり、魔除けになる様です。
この植物は、インフルエンザの流行ってる、今の時期に打って付けだと思いました。
この日、野鳥は見かけず、鳴き声は聞こえても姿は見かけない状態でした。
唯一見かけたのは、この二種でした。
先ずは、「セグロセキレイ・背黒鶺鴒」です。
詳しくは、この季節に咲く花(66)で。
「ハクセキレイ」がバッタを啄んでました。
大変、寒くもなり風邪が流行り、インフルエンザも猛威を振るっています。
お気を付けください。
私が、天狗の羽団扇で吹き飛ばしましょう。
今年は、これが最後です。
来年もよろしくお願いいたします。
【参考文献】
改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社
樹皮ハンディ図鑑 梅本浩史 出版社 : 永岡書店
フィールド・ガイドシリーズ23 葉で見わける樹木 増補改訂版23 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ)林 将之 (著)出版社 : 小学館
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版
葉でわかる樹木 625種の検索馬場 多久男 (著)出版社 : 信濃毎日新聞社
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
【Canon】冬の海とカメラ
冬の海を見たくなり、茨城県の大洗まで行ってまいりました。
今回使用したカメラはCanonのR50レンズキットで撮影をしました。 普段フィルムカメラの撮影をすることが多くその場で撮影画像を確認できるのが新鮮でした。 サイズ感が小さめで重さもボディのみで約375gのため 持ち歩きがしやすく撮影がしやすく、とても楽しく撮影ができました。 本体の高速連写機能で撮りたかった動きのある波を撮影することができました。 冬だからなのか、平日だからか、人が少なく落ち着いた空間で撮影を楽しむことができました。 砂浜に波の跡がありついつい撮影してしまいました。 タフォニをしっかり見たのは初めてでしたが自然現象で生まれる模様が面白く感じました。 日が沈むにつれ穏やかだった波が荒くなり落ちてゆく太陽とのコントラストが美しく 撮影ができてとてもよかったです。 ミラーレスカメラを使用するのが初めての方でも操作がしやすくおすすめのカメラとなります。