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ちょっとだけタイムマシン

ちょっとだけタイムマシン

夕暮れ時、自宅近くの酒屋で飲みながら店員さんとカメラの話をしました。特に盛り上がったのはフィルムカメラについてだった気がします。曖昧な表現に留めたのは酔っていたから。翌日は幸いなことに二日酔いも無く、また一夜明けても覚えていた店員さんの言葉をそのままタイトルにお借りしてパソコンに向かいます。「フィルムって、デジタルと違ってちょっとだけタイムマシンみたい」と。誘われて遡る時の流れ。

フィルムカメラは撮った写真を目にするまでにいくつかの行程を踏まなければなりません。現像もそうですが、そもそもフィルム一本分撮りきらないと基本的には現像に出せませんし、その後もパソコンやスマートフォンで見て楽しむにはデータ化が必要です。慣れてしまえばなんてことはないのですが、便利なデジタルカメラに日々触れていると少し億劫な時間であることも事実。

しかしそれは捉え方を変えれば過去に戻ることができる素敵な機会。昨日飲んだお酒のラベル、一昨日見た波のかたち、先週の旅行、先月の宿、去年の今日の景色は?果たして覚えているでしょうか、私は到底、およそカンペキには覚えていません。そんな自分にあの日からの贈り物。135判フルサイズであればパトローネ1本で約36の景色に、一般的な中判であれば1ロール10~16ショット分タイムスリップすることができるのです。

前置きが長くなってしまいました。
それではいざ過去から未来へ、ちょっとだけ時間旅行。

デジタル写真やスマホの写真であっても過去の情報を覗くことは可能です。カメラロールにある限り、クラウドにある限り。それは日々生活の中にすでに溶け込んだ事実である事でしょう。異なるのは確認までに要する時間や、36、16、12といった撮影枚数の区切り、そしてフィルムカメラで撮るぞという気合いだと思います。デジタルカメラ世代に突入するより前からフィルムで写真を撮られている方にとっては当たり前すぎて感じにくいかもしれませんが、デジタルに慣れた私たち若造にとっての初フィルムは格別な感動を伴いました。この1本を自分が撮りきって、自分が現像に出して、その結果をいま目にしている。いとも簡単に想像を超えるデジタルテクノロジーからは感じ得ない感動が、物理的な重さを伴って知覚できる手のひらの上の感動が、そこにはあるのです。

フィルムの高騰とデジタルの台頭によってこの感覚はより特別なものになり、少し手を出しにくくなるのと反比例して価値は上がっているようです。今やフィルムカメラで全ての記録を行おうとする人は少ないでしょうし、メモ代わり、記録代わりになんとなく切ることができるほどシャッターは軽いものではなくなりました。フィルム全盛期、それこそフジフイルム、コダックはもちろんアグファ製もコニカ製もまだあったころ、もはや体感できないその時代に生まれて居たかったと思わない日はありませんが、それと同時に現代の価値観で楽しむフィルムもまた、深い意味を持つ奇跡的な体験だと感じています。

若いデジタルカメラ好きの方も、とっくにフィルムを引退した当時を知る方も、ランニングコストが高い今だからこそ、スマホやデジカメがあるからこそ、より洗練されつつあるフィルム体験をぜひ。そのモチベーションに誤りも正解もありません。

ブレていても、ちゃんと写っていなくても、ボケていても、撮ったか撮らなかったで言えばそれは撮った方。
撮らなければ勿体ないので、スペックも大事ですが自分が使いたいと思えるカメラ選びをおすすめします。

・・・

カメラは撮影者のあなたにとってだけ輝く小さなタイムマシン。
できるだけ多く、未来の自分へ今を伝えてください。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年04月12日 18時25分 ]

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【TAMRON】こんな晴れの日に、とっておきズームレンズ17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD B070X

【TAMRON】こんな晴れの日に、とっておきズームレンズ17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD B070X

先日、友人の結婚式に参列しました。

悪天候が続いていた中で、この週末の天気予報だけは目立っていた太陽マーク。

きっと新郎新婦の日頃の行いが良いのだと思います。

大切な友人の晴れの日をどの機材で思い出に残そうか。

悩んだ末に持ち出したのはTAMRON  17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD B070X (フジフイルムX用)+FUJIFILM  X-T4の組み合わせです。

35mm判換算25.5-105mm相当F2.8通しの実用性に富んだレンズと、写真/動画ともに汎用性高く根強い人気を誇るX-T4 。

筆者自身、結婚式への参列は幼少期に1度あったようななかったような。式場の規模感であったり被写体との距離感など全く掴めなかったので、とにかく重過ぎず明るいズームレンズを、と思いました。

今回の撮影ではフィルムシミュレーションのクラシックネガを使用しています。

 

白と緑のよく映える式場。光がたっぷり降り注ぐ中で、挙式がはじまりました。

祝福の言葉に包まれながら新郎新婦が入場します。

2人の後ろ姿は縦構図で。

少し距離のあった場所に着席したため、参列者たちの隙間を見つけて撮った構図もなんだかドラマチックに見えませんでしょうか。

挙式を終え、フラワーシャワーの際には空を彩る無数のシャボン玉。拡大して見てみると玉のひとつひとつが景色を写し、想像以上の解像力に驚かされます。

目玉のブーケトスで新婦の手元から宙に放られたブーケは3束。ブーケを手に和気あいあいとする姿にシャッターを切りました。

結婚式が終わり披露宴へ。

参列者にとっては華やかな食事も楽しみのひとつです。

本レンズの最短撮影距離は広角側19cm、望遠側39cmとかなり寄ることができます。

食材の瑞々しさや立体感を申し分なく写してくれました。

普段使いに便利なズームレンズ、「寄れる」までカバーできるのはどんな撮影環境においても心強いです。

昼過ぎからスタートした式ももう終盤、お色直し後に登場した花嫁はブルーのドレス。

あたたかな陽が差していた時間帯から、イルミネーションが煌びやかに映える時間帯へと変わります。異なった2つの雰囲気を楽しめる演出に絶えずわくわく。

どうしても望遠側を使うことが多い撮影環境の中で、開放F2.8通しのレンズであることはやはりマストでした。


このレンズを選んで大正解。

ズーム域や重量を含めた使い回しの良さから、ピント面の解像感、文句なしの本レンズ。TAMRONならではの柔らかな描写もよく合いました。

この日の写真の使用許可をくれたお2人にも感謝。

日常使いはもちろん、こんな晴れの日まで印象深く残してくれるとっておきの1本です。

ぜひ、お試しください。

 

↓※4月12日現在、ご予約承り中です↓

[ Category:FUJIFILM TAMRON | 掲載日時:24年04月12日 17時00分 ]

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【人気の秘密に迫る】はじめてのカメラにおすすめな『Nikon Z50』について動画でご紹介します

【人気の秘密に迫る】はじめてのカメラにおすすめな『Nikon Z50』について動画でご紹介します

Nikonからエントリーモデルとして発売されている『Nikon Z50』。今回はこれからカメラをはじめてみたい方や、『Nikon Z50』が気になっているという方に向けて、その魅力を動画でご紹介しています。

 本編動画

 動画チャプター

0:00  オープニング
01:00 Nikon Z50の主なスペック
01:48 コンパクトなキットレンズで早速撮影
03:38 軽量な望遠ズームレンズを使って撮影
06:31  撮影設定やモードについて
08:28 後半はスタッフおすすめレンズを使って撮影
10:55  本格的な動画撮影も簡単
11:34  スマートフォン転送も簡単
12:03 チェックしておきたいポイント
13:24  エンディング

 主なスペック


『Nikon Z50』は約450gというコンパクトなサイズのボディでありながら、2088万画素で連写性能は最大約11コマ/1秒、動画撮影の面では4K30p/フルHD120pの撮影が可能です。コンパクトで手軽に持ち歩けるカメラですが、必要な性能はしっかりと搭載されています。

 キットレンズを使って撮影してみます



Wズームレンズキットで一緒になっている「NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR」を使って撮影をしてみました。カメラをはじめる時にはボディと一緒にレンズも買われると思いますが、一体どういったレンズがいいのかと悩まれる方もいらっしゃると思います。そんな時に提案したいのは、こちらのキットレンズです。
それぞれのレンズの良さや、使い心地を動画本編でご紹介しています。

 撮影設定やモードについて


カメラを扱う際に行う設定ですが、どう設定したらよいかわからない…という方にオススメしたいのはP(プログラムオート)モードです。カメラ側が自動的に値を調整してくれるので、難しい設定の必要がなく簡単に撮影することができます。

 本格的な動画撮影も簡単


『Nikon Z50』は写真だけではなく、動画も手軽に撮影することができます。4K30p/フルHD120pの撮影が可能なので、写真だけではなく動画も楽しみたい方や、ご家族の動画を撮影してみたい方にもオススメな1台です。動画本編では、実際に『Nikon Z50』を使って動画撮影をしている様子もご紹介しています。

 まとめ


今回はエントリークラスで人気のモデル『Nikon Z50』のご紹介をさせていただきました。
小型軽量で扱いやすく、しっかりした性能も備わっているので、はじめての1台としてご提案したいカメラです。
動画本編ではスタッフが実際に撮影している様子もありますので、ご検討の材料になると幸いです。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:24年04月12日 16時16分 ]

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2024年3月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ3月ランキング
1位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
2位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
8位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
9位 OM SYSTEM OM-1 Mark II ミラーレス一眼カメラ
10位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ


FUJIFILM X100VI
3月28日発売の『FUJIFILM X100VI』が、2位以下を引き離して初登場1位を獲得しました。
発売前から大変な話題になっていた機種だけに、当然と言えば当然の結果なのですが…

メーカーの発表前から様々な噂が飛び交い、マップカメラにもたくさんのお問い合わせがありました。
メーカーから正式にX100VIが発売される旨発表があったものの、肝心の発売日・予約開始日が未定の状態で、人々をさらにヤキモキさせることに。
そして、ついに予約開始となりましたが… 本当にあっという間でした。すぐに発売予定数に達し、それ以上は注文の受付が出来ない状態になってしまいました。いつ受注受付が再開されるのか、全くの未定となっています。

コンパクトカメラのカテゴリーに属しながら25万円を超える価格設定のカメラに、なぜこれほど話題が集中したのか、そのスペックを知れば納得です。
シリーズ歴代モデルを継承する小型軽量ボディに、なんとX-T5と同じ「Xシリーズ」第五世代の裏面照射型約4020万画素「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサー・高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。
さらに5軸・最大6.0段のボディ内手ブレ補正システムを組み入れるなど、そのサイズからは想像もできない高機能をこれでもかと詰め込んだモンスターカメラです。

発表直後に開催されたCP+2024でも人々の注目を一身に集めていた感のあるX100VI。今回見事初登場1位を獲得しましたが、発売開始前に受注受付を停止してしまった状況を考えると今後には不安しか浮かびません。
まずは一日も早く予約の受付を再開できるようになってほしいところです。

メーカーからの供給が安定し、前回4ヶ月ぶりに1位に返り咲いた『Nikon Z f』でしたが、今回は2位に。ですが、X100VIの話題性を考えれば、これは致し方ないところか。
3位に大きく水を開けていることから、新製品に首位を譲ったとはいえ、相変わらずの人気の高さを感じることができます。
ボディ単体とZ 40mm F2(Special Edition)レンズキットとの比率を見ると、レンズキットの方がボディ単体の倍近い販売数をあげています。
新規のニコンユーザーも多いのでしょうが、既にZシリーズのユーザーでも、ノスタルジックなフォルムのボディには同じくフィルム一眼時代のレンズを思わせるデザインのSpecial Editionレンズを組み合わせたいとキットをご購入される方も多いようです。
次回以降のX100VIの動向が不透明なだけに再度の返り咲きも十分あり得ます。

3位に『SONY α7RV』、昨年12月7位以来のランキング入りです。
2月16日より始まったメーカーのキャッシュバックキャンペーンは、ボディ単体での購入でも5万円、対象レンズとの同時購入ならさらに2万円、計7万円のキャッシュバックが行われるという大掛かりなものです。(2024年5月7日購入まで)
今回の上位進出は、勿論このキャッシュバックキャンペーンの効果が大いにあると思われます。ですが、最近は外国からのお客様の購入もかなり増えているようです。
ご存知の方も多いと思いますが、日本で販売されるSONYカメラはメニュー画面が日本語表記のみで、英語等の外国語に切り替えることが出来ません。そのせいで、これまで外国のお客様はボディの購入を諦める方が多かったのですが… 
昨今の為替の状況からか、店頭ではメニュー画面が日本語表記のみとあらかじめ知っていてもご購入されていく方が増えたとのことです。

4位は『FUJIFILM X-T5』。
昨年12月に受注受付を再開して以来、常にランキング中段に位置しています。まだ潤沢な供給とは言えない状況下でのことなので、供給が安定すればもっと上位も狙えるかと思われます。
となると、気になるのは同じく人気が高く問い合わせも多いX-S20。こちらも2月に受注受付を再開しましたが、依然深刻な供給不足が続いています。
先のX100VIの状況とあわせて、このあとしばらくはX-T5の孤軍奮闘状態となってしまいそうです。

このあと4位から僅差で、5位に『α7C II』、6位に『α7IV』とSONY勢が並びました。
昨年10月の発売以来、常に上位3位以内をキープし人気の高さを示していたα7C IIですが、徐々にその人気が落ち着いてきてしまった感もあります。
供給が増え復活してきたNikon Z fやFUJIFILM X-T5と肩を並べ続けることが出来るか、今後の動向に注目です。

α7IVはここ2ヶ月新品ランキングから姿を消していました。
新たなキャッシュバックキャンペーンが始まり、中古商品との価格差がほとんどなくなるというところでの復活。息の長さを感じさせます。

ここで少し差が開いて、7位に『Nikon Z8』。
Z fが復活し入れ替わるように順位を下げているZ8ですが、それでもこの価格帯のカメラがランキング10位内をキープし続けているのは凄いことです。
今回この2024年3月のランキングを発表したのち、2023年度の年度ランキングも掲載する予定でいますが、はたしてZ8が何位に入っているか、ご期待ください。

前回と順位変わらず、8位に『Canon EOS R6 Mark II』。相変わらず孤軍奮闘の苦しい状況が続いています。
2月下旬に開催されたCP+2024でも新型機の発表はなく、ヤキモキされている方も多いはず。このままでは他メーカーへ心移りしてしまうファンも出てくるのではと心配です。
この状況を打開するのは、やはり新型機の登場しかないように思われます。発表が待ち遠しい限りです。

9位には『OM SYSTEM OM-1 Mark II』。なんと前回初登場2位から大きく順位を落としてしまいました。
前回は返り咲き1位のZ fに阻まれ、惜しくも初登場1位を逃してしまったOM-1 Mark II。久々にマイクロフォーサーズ機が上位を獲得し、次回はさらに上をと期待もしていましたが…
軽量にシステムを組め、さらに最大8.5段の手ブレ補正機構を備えていることからも桜シーズンの花見旅行などにも最適かと思われるのですが、マイクロフォーサーズ機が上位を維持するのは難しいのでしょうか。

最後10位には『RICOH GR IIIx』が入りました。兄弟機GR IIIもランク外13位につけるなど、相変わらずのロングセラーぶりを見せています。が…
昨年9月、およそ2年ぶりに返り咲き1位に輝き私たちを驚かせたGR IIIx。供給不安定な状況が長く続いているにもかかわらず、何度もランキングに顔を出し、根強い人気を示していました。
しかし3月8日、メーカーが受注過多を理由にGR III・GR IIIxを始めとするGRシリーズの受注一時停止を発表。現在もまだ再開未定の状態が続いています。「RICOHよ、お前もか!」そんな叫びが聞こえてきそうな状況、一刻も早い受注再開が待たれるところです。

 
 

中古デジカメ3月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
5位 Nikon Z5 ミラーレス一眼カメラ
6位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
6位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
8位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
9位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ


SONY α7III
前回中古ランキング1位から5位までを独占し、圧倒的強さで我々を驚かせたSONY。
今回はそこまでの勢いはなく順位もばらけましたが、それでも10位以内に4機種を入れてきています。

今回も1位を獲得したのは『α7III』、2か月連続となります。
過去、次世代機α7IVに順位を抜かされることもありましたが、何度も1位に返り咲いています。
実はこのTHE MAP TIMESで年度ランキングを掲載し始めた2020年度から、α7IIIはなんと3期連続で中古部門1位を獲得しています。
はたして今回、2023年度は? 4期連続も十分ありえるところです。

2位に『OM SYSTEM OM-1』が入りました。
新型機OM-1 Mark IIの登場により、前モデルOM-1の中古在庫が潤沢になったことが要因と思われます。
搭載されるセンサーや画像処理エンジンは変わらないので、新機能を特に必要としない方には前モデルはお買い得に映ったことでしょう。

3位には『SONY α7C』。
このところα7IIIと順位を争う形で、ランキング上位にしっかり定着した感があります。
こちらも年度ランキングでどのくらいの位置につけるか、楽しみです。

4位『Z fc』、5位『Z5』、同数6位に『Z6』とNikon勢が続きました。
前回は1位から5位までを占めたSONY勢の後塵を拝する形に終わりましたが、今回は少し順位を上げています。
Z fの新品供給が安定し販売数を伸ばしていることが、中古の伸びに繋がっているようです。

同数6位に『GR III』、その下8位に『GR IIIx』とRICOH勢。
先に述べたように新品の受注受付が止まってしまいました。
今から購入を検討される場合は、中古を選択するしかありません。
しかしその中古も今や完全に品薄状態、入荷したそばからSOLD OUTと争奪戦の様相を呈しています。

9位に『SONY α7IV』。前回3位から大きく順位を落としましたが、これは新品のキャッシュバックキャンペーンのせい。実質的な価格差が非常に小さくなっています。
α7IIIやα7Cもキャンペーン対象品ですが、こちらはそれでも価格差が大きく中古を選ぶ方が大半を占めるようになっています。

10位には久しぶりの登場、『SONY VLOGCAM ZV-E10』、昨年9月の5位以来となります。
実は新品部門でもランク外ながら12位につけています。
ムービー系というと、最近はDJIのOsmo Pocket 3に注目が集まっていましたが、それよりお手頃な価格で気軽に本格的な動画撮影が楽しめる点が受けているようです。

2023年度の締め、2024年3月のランキングをお送りしました。
当初、去年並みの早さで桜の開花が始まるなんて言われてもいましたが、ふたを開けてみたら東京でも3月末まで延びてしまいました。
予定が狂ってせっかく準備した計画が… なんて方も多かったのでは。逆に、間に合わないと思っていた予約品が手に入って満開の風景を新しいカメラで残せたという方もいらっしゃるかもしれません。
新年度にずれ込み、我々を右往左往させた桜のシーズンも後半戦。しかしすぐに美しい新緑のシーズン、さらに嬉しい行楽シーズンが続きます。
新しい年度をともにするカメラはもうお決まりでしょうか。貴方の新たな相棒が、是非このランキングを盛り上げてくれる1台でありますように。
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年04月12日 12時18分 ]

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【FUJIFILM/Carl Zeiss】GFX50SIIで使うCarl Zeiss ~Milvus 135mm F2 ZF.2~

【FUJIFILM/Carl Zeiss】GFX50SIIで使うCarl Zeiss ~Milvus 135mm F2 ZF.2~

高画質を求めた先で邂逅する約44mmx約33mmのラージフォーマットセンサー。
35mm判の約1.7倍となるセンサーは、35mm判センサー搭載のデジタルカメラと比べて1画素あたりの受光面積が大きく、広いダイナミックレンジと高いノイズ耐性を有しています。
そのため白飛びや黒つぶれを抑えた豊かな階調表現や、ノイズの少ないクリアな被写体の質感や、その場の空気感まで描写できます。
その中でもFUJIFILMの『GFX 50S II』はラージフォーマットセンサーのカメラとして約5,140万画素をもちながらお手頃な価格で扱いやすいカメラとなっております。

レンズも現在はFUJIFILMの高性能なフジノンGFレンズをはじめ、マウントアダプターを使用することで様々なレンズを使うことができます。
そこで今回は私のお気に入りであるCarl Zeiss『Milvus 135mm F2 ZF.2』をご紹介いたします。

マウントが異なるため、Fringerから出ている『電子マウントアダプター ニコンFレンズ/フジフイルムGFXボディ用 FR-NFTG1』を用いて『GFX 50S II』に装着します。

デジタル撮像素子に最適化されたハイアマチュア・プロフェッショナル向けのレンズとして設計されたCarl ZeissのMilvus(ミルバス)シリーズ。
上記の写真はいずれも開放F値のF2.0で撮影しております。
約5,140万画素の高画素センサーでもその類まれな描写性能が発揮されているのが分かります。

そうなのです。
このCarl Zeiss『Milvus 135mm F2 ZF.2』は35mm判センサー用レンズでありながらラージフォーマットでもクロップせずにそのまま使用ができてしまうのです。

『GFX 50S II』はボディ内で「35mmフォーマットモード」というものが存在しており、マウントアダプターで35mm判センサー用レンズを使用する時に中央部36.0mm×24.0mm(30.5M)のみをトリミング、記録できるモードがあります。
しかし、今回は「35mmフォーマットモード」を使用せずに、約5,140万画素のラージフォーマットセンサーをフルに使用しています。
ラージフォーマットセンサーよりも小さいセンサーサイズ向けに作られたレンズですが、驚くことに装着しても周辺が真っ暗になる「ケラレ」が生じずそのまま使用することができるのです。

ピント面の解像感はさすがと言わんばかりの高解像力。
それでいてラージフォーマットセンサーならではの浅い被写界深度により、奥行き感が増し、被写体が際立った立体的な表現ができます。
あまりのボケ量に背景に距離があると、何が写っているのか識別が難しいほどです。

ただ、本来はレンズの使用しない場所まで使用しているため、周辺部は減光しており、同時に円周上にボケが流れています。

上が絞りF2.0、下が絞りF4.0です。
いかかでしょう。上記で挙げた減光もボケの流れもF4.0辺りでもう弱まっているのがお分かりになりますでしょうか。
それでいてもこのボケ感です。
多少暗くなっても高性能ジャイロセンサーと加速度センサーを採用した、5軸・最大6.5段の強力な手ブレ補正機構があるのであまり撮影に影響はありません。
とはいえ周辺減光も完全な悪ではなく、視線の誘導を助けたり、被写体を際立たせたりとその効果を効果的に使うこともできるので完全に取り除かなくても良いように思います。

恐ろしいほどの描写能力。
細部の質感や立体感は1度味わったら忘れられません。
硬すぎず、それでいて艶やかに滑らかにボケていく様はこのレンズだからこそなような気がします。

焦点距離135mmのレンズを35mm判センサーより大きなラージフォーマットに装着しているため、普段使い慣れている135mmとは距離感が異なってきます。
GFXは焦点距離を約0.8倍することで35mm判換算を求めることが出来ます。
そのため今回の場合は35mm判換算約108mmとして使用していることになるのです。
そう思うと135mmという焦点距離に馴染みがない方でも100mmであれば馴染みがある方ももしかしたら多いのでは無いでしょうか。
その上、アダプターは電子接点付き。
撮影中に絞りを変えてもExif情報にきちんと反映されるので、後々データを見返してもその写真の撮影設定を振り返ることが出来ます。

35mm判センサーの1.7倍のセンサーを有しながら、その価格は35mm判センサーの高画素機と変わらないほどのFUJIFILM『GFX 50S II』。
画素数だけを見れば上回っている他の35mm判センサー搭載カメラもありますが、画素のピッチ数が異なるせいかやはり『GFX 50S II』には余裕がいつも見られました。
そのようなカメラボディに純正レンズももちろん良いのですが、あえてマウントアダプターを付けて様々なレンズをつけてみるのも楽しいかもしれません。
今回はその中から、Carl Zeissの『Milvus 135mm F2 ZF.2』をご紹介いたしました。
ご参考にいただけますと幸いです。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年04月10日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1と望遠レンズで撮る4月の風景

関東地方各地で桜が咲き始めています。この時期、朝の通勤の風景もいつもとちょっと違います。どこかに遊びに行くと思われる方をたくさん見かけます。そしてみなさん、着ている服も春っぽくなってきているのがわかります。そんな私も春を感じようと先日、自宅付近の川沿いを自転車で撮影の散歩にでました。

今回はOM SYSTEM OM-1 と M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを持っていきました。どんな春らしい写真を撮れるか楽しみです。

 

せっかくの超望遠ズームレンズなので、まず野鳥を撮ってみようと自転車で遊歩道をゆっくり走りました。写真だけ見るとちょっと寂しい景色に見えるかもしれません。でもここの遊歩道は釣り、ジョギング、徒歩、犬の散歩などを楽しむ方が大勢訪れます。実際、この先に向かって走っていくとそんな方たちがたくさんいらっしゃいました。

 

遊歩道と川の間にある枯草が生い茂っているエリア(ここの川沿いにはそんな場所がたくさんあります)でシジュウカラが遊んでいるところを撮ることができました。野鳥撮影をしているとよく見かける鳥ですが、実際撮影できたのは恐らく今回が2回目です。400mm (換算800mm)で撮影しています。かわいらしい外見ですが、前から見る姿と・・・・・

 

横から見る姿でちょっと印象が変わります。羽の色が素敵です。白黒の前身からは想像できない、その意外性のある後ろ姿がとてもかわいくて好きです。

400mm (換算800mm )で撮っています。被写体とその背景の距離がある程度離れていることもあって、この2枚の写真は背景のボケがとてもきれいです。望遠レンズならではの写りがとても気に入っています。

 

そこからさらに先に進んで野鳥を探しました。遊歩道沿いに公園があるのですが、そこにある大きな木に鳥が止まっているのが見えました。20メートルくらいは離れていたと思います。肉眼だと鳥がいる、ということくらいしかわからないのでファインダーを覗いて、レンズを望遠にズームすることでどんな鳥がいるのかを確認します。初めて見る鳥です。家で鳥の名前を調べました。カワラヒアという鳥です。

 

木や葉の色に近い鳥で、距離もちょっとあったのですが、見つけられてよかったです。またひとつ野鳥の名前を覚えました。

 

AFの被写体検出は「鳥」を選択して撮影しました。結論から言うとかなり高い確率で検出してくれたように思います。例えば上の写真の枯草の向こうを泳ぐカモを撮るときも検出してくれてました。

 

野鳥撮影を切り上げて桜を見に遊歩道沿いを自転車で15分くらい走りました。桜はまだ三分咲きくらいでしょうか。これから段々ときれいになっていくでしょう。望遠レンズは画角が狭いので良い部分だけを切り取れるのが強みです。

 

背景のボケがとてもきれいです。後ろの菜の花畑が見事に溶けています。ちなみに写真には写っていないですが、親子連れ、春休み中のちびっ子達やお年寄りの方々など多くの方が花見を楽しんでいました。

OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS の組み合わせの撮影は快適でした。AFの反応は速いですし、レンズの焦点距離はフィルム換算で200-800mmになるのでとても心強いです。小さな野鳥など、遠くの被写体を捉えられる可能性が増えるのはありがたいです。そして手持ち撮影でそれを可能にするのがマイクロフォーサーズセンサーを搭載したカメラの強みです。もちろん小さな野鳥を望遠端で捉えても撮れた被写体はやはり小さい(ことが多い)です。なので、今回ご紹介した野鳥の写真は少なからずどれもトリミングしています。それでもカメラのセンサーのサイズからするとその画質は本当に素晴らしいと思います。

また、このカメラとレンズの組み合わせで撮る花や風景も楽しいです。今回のように、まだじゅうぶんに花開いていない桜なども、レンズの画角が狭いという特徴を活かした撮り方ができます。

人や花など、改めていろんなものが活動を始めたと感じた今回の撮影でした。

 

今回使用した組み合わせです。 新品商品は当社インターネットサイトからのご注文で【ネット限定 マップカメラ2年保証対象】です。

中古商品はこちらからご覧ください。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年04月09日 17時01分 ]

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【FUJIFILM】しだれ桜を追い求めて【X-Pro3】

【FUJIFILM】しだれ桜を追い求めて【X-Pro3】

4月に入り、心地よい陽気に包まれる日が増えてきました。今年は桜の開花が例年よりも遅れ、4月に入ってからが見頃な場所も多いかと思います。

今回はソメイヨシノより一足早く開花する「しだれ桜」を追い求めて、各地へ赴き撮影してきました。

使用したのは愛機「X-Pro3」、それといくつかの単焦点レンズを持ち出し、いざ出陣。


 X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F2, SS1/7000, ISO640)

目的地に着く前の道中で、しだれ桜を発見。まだつぼみのようです。先行きが不安になってきました。

X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F2, SS1/12000, ISO640)

ここはしっかりと咲いていました。希望が持てます。

X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F8, SS1/600, ISO640)

X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F11, SS1/450, ISO640)

目的地に到着。満開とまでは行かないものの、十分見ごたえのある景観です。

X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/32000, ISO640)

X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F11, SS1/280, ISO640)

快晴の中咲き誇るしだれ桜に圧倒されながら、何度もシャッターを切ります。

普段はクラシックネガやクラシッククロームをカスタムしたものを常用していますが、途中からはVelviaを使用して撮影しました。鮮やかな発色とメリハリのある階調が、しだれ桜の魅力をさらに引き出してくれます。

X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/17001, ISO640)

X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/10000, ISO640)

普段の撮影ではOVF派の筆者ですが、狙った枝を撮る時や、逆光時の露出合わせなどではEVFに軍配が上がります。

色味も自然で、撮影した写真と差も無く、人によってはEVFしか使用しない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F2.8, SS1/4700, ISO640)

頭上から垂れ下がる枝にピントを合わせて一枚。自分の思い描いた以上の写真と出会えました。

思いもよらない出会いをさせてくれる、それがX-Pro3というカメラだと思います。


X-Pro3+XF16mm F2.8 R WR(F2.8, SS1/2800, ISO160)

こちらは別日に別場所で撮ったもの。この日はあいにくの空模様でしたが、晴れの日とはまた違った表情のしだれ桜を撮ることができました。

XF16mm F2.8 R WRでは木全体と枝をダイナミックに切り取ることができ、標準域のレンズとは違った表現を楽しむことができます。

X-Pro3+XF90mm F2 R LM WR(F4, SS1/80, ISO160)

X-Pro3+XF90mm F2 R LM WR(F2, SS1/250, ISO160)

こちらはXF90mm F2 R LM WRで撮影したもの。ピント面のシャープさが他のレンズとは段違いでありながら、ボケは絹のような滑らかさです。

広角や望遠レンズを使うことでまた違った切り取り方が出来るため、もし桜を撮りに行かれる際は選択肢の候補としてご一考ください。


 

いかがでしたでしょうか。

マップカメラでは、今回使用したX-Pro3のような生産終了してしまったカメラでも、中古にて入手する機会をお手伝いさせて頂いております。

春本番を迎え、カメラを持ち出す機会が増えてくるこの頃ですが、ぜひお気に入りの一台と過ごす日々をお送りいただければと思います。

 


▼ 今回の使用機材(ボディ) ▼

 

 

 


▼ 今回の使用機材(レンズ) ▼


 


 

 

 

 

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年04月09日 14時00分 ]

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【FUJIFILM 】Xシリーズ史上最高画質 X-H2を使ってみた。

【FUJIFILM 】Xシリーズ史上最高画質 X-H2を使ってみた。

東京では桜が咲き始め春らしい暖かい陽気になってきました。多くの人が桜でにぎわっている中、今回のブログでは冬を振り返るような写真を集めてまいりましたので最後までご覧いただければと思います。
使用した機材は下記の通りです。
FUJIFILM X-H2 ボディ
FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro
TAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD B070X
「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサーを搭載し「Xシリーズ」史上最高画質を実現し裏面照射型約4020万画素を有し「Xシリーズ」史上最高画質を実現している本機種。早速作例をご覧ください。

道中でほっこりするシーンに遭遇したので記録しました。
AFも迷うことなくビシッと合ってくれました。


目的地に到着するととても眺めが良く気持ちのいい場所でした。
晴れた時にもう一度リベンジしたいです。


この日は特に雪予報もなく雪を撮影するつもりではなかったのですが大雪が降ってきました。
プロの過酷な撮影にも対応する高剛性ボディ、79点のシーリングを施した防塵・防滴・耐低温-10℃構造で過酷な状況下でも撮影をすることが出来るので安心感は強いです。


最短撮影距離約25cmでマクロ撮影が可能なフジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macroですがボディ内の5軸・最大7.0段の強力な手ブレ補正のおかげで手ブレを抑えることが出来ます。レンズ単体でもCIPAガイドライン準拠で5.0段分の手ブレ補正性能を兼ね備えているので手持ちでも扱いやすいです。


35mm判換算122mm相当になるのでポートレート撮影にもオススメできるレンズです。寄っても引いても撮影できるレンズは場所にあまり縛られず使用できるメリットがあります。今の桜の時期にも必ず役に立ってくれるレンズである事間違いなしです。

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

中古はこちらから!

[ Category:etc. | 掲載日時:24年04月08日 18時15分 ]

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【FUJIFILM】X-T4で撮影された「ストリートスナップ写真」をご紹介!

【FUJIFILM】X-T4で撮影された「ストリートスナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではフォトコンテストを常時行っています!
開催中の「PHOTOGENIC SPRING PHOTO CONTEST」では春から初夏にかけての季節感のある魅力的な作品を大募集しています!
ブログの最後にあるバナーをクリックしてぜひご参加ください!

さて、本日ご紹介するのは「FUJIFILM X-T4」で撮影された作品です!
独自の色再現技術による卓越した画質と小型軽量を実現するXシリーズのミラーレス一眼カメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】謎店<投稿作品を見る

【投稿者】minoru0084 様

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD



【作品名】日田の風景<投稿作品を見る

【投稿者】Teruo Koyama 様

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR



【作品名】躍動<投稿作品を見る

【投稿者】ひださん 様

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD



【作品名】結婚記念日<投稿作品を見る

【投稿者】chelsea 様

【投稿者コメント】大切な人と。神戸にて。

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD



【作品名】赤いスプレーで落書きされた電話ボックス<投稿作品を見る

【投稿者】minoru0084 様

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + Voigtlander ULTRON 27mm F2 X-mount



【作品名】「いつものアレちょうだい」<投稿作品を見る

【投稿者】minoru0084 様

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + Meyer Optik Gorlitz Primoplan 75mm F1.9 II


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年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


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春から初夏にかけての季節感ある風景を大募集!「PHOTOGENIC SPRING PHOTO CONTEST」開催中!


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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年04月08日 17時00分 ]

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【Leica】ズミルックスM 50mm F1.4 後期型で掬い上げる光

【Leica】ズミルックスM 50mm F1.4 後期型で掬い上げる光

ライカ社のレンズの中では一般的にF1.4の明るさを持つものに与えられている、ズミルックス(Summilux)という名称。
その名称についてはラテン語でそれぞれSumma「最高のもの」Lux「光」が由来だとされています。

各社が開放F値の小さないわゆるハイスピードレンズをリリースする中、ズミルックスM 50mm F1.4は前身であるズマリット(Summarit)から光学系を改良したレンズとして1959年に生まれます。
その優れた光学性能と優美なデザインで写真家たちの心を掴み、今日でもなお称賛されています。

今回はその中でも「ズミルックスM 50mm F1.4 後期型」と呼ばれ、1961年以降に改良された第2世代に当たるレンズをLeica M11に合わせて撮影してきました。

初代よりもフレアを抑え、コントラストが向上したとされていますが、昨今のレンズの様にスッキリシャッキリとした描写ではなく、絞りを開ければフォーカスを合わせたところもヴェールを纏った様に滲む、優しい描写が特徴となっています。

今回の撮影においては全てDNG形式で行っていますが、ホワイトバランスはカメラ任せとなっています。
またLightroomに取り込み後、RAW現像を行っていますがやや暖色に寄せたカラープリセットを適用したところ、なかなかマッチしてくれた様に感じます。
シャープネスについては特に加えずそのままとしておりますので、描写の柔らかさについては素の写りをお楽しみください。

初代からコントラストが向上しているとはいえ、はっきりと描き分けてしまうのではなくちゃんと階調を残しています。
ボディ側のセンサー特性もあるとは思うのですが、ハイライトもシャドウもスコンと抜けてしまう事が無く、心地よい描写です。
今回はカラーでの撮影となっていますが、モノクロで真価を発揮しそうなコントラスト表現です。


普段は現代レンズばかり使っている為、60年以上前のレンズともなればあれやこれやと状況を整えながら使ってあげないといけないかなと思っていました。
しかしながらそんな事はなく、杞憂であった事は言うまでもありません。


少し絞って中遠距離でピントを置いてみましたが、さすがはズミルックス。
ダブルガウスに近いレンズ構成を取っているからか、アウトフォーカス部も急速にボケて拡散してしまう事がなく、量感のあるボケが画にまとまりを生み出してくれているように感じます。

斜陽によって伸びる光と影。良い光です。いただきましょう。


沈みゆくシャドウを掬うように露出を決めて一枚。パイプにまとわりつく影の滲み方が印象的です。

ついつい陰影を探してしまう筆者です。高架下に差し込む光でもう一枚。

年代を考えると光が回っている部分はもっと暴れそうなものですが、そういった気配も無くとても上品な印象ですし、改めて見てみると前ボケが非常にスムースなレンズだなと感じます。

高架の緑と、車高制限のための支柱の黄色のツートーンが印象的。
決定的瞬間でもなんでもないシーンではありますが、こういった日常の中にある対比を探してしまいます。

こちらはF4~5.6位まで絞った状態だったとは思いますが、ここまで絞るとさながら現代レンズのような写りになってきます。
画面左上に向かい青と陽、右下に黄と影を置いてみました。そこに満ちているのは車ではなく、影でしょうか。

古いズミルックス M50mm F1.4の中でも比較的手に入りやすい第2世代。
数枚の写真で綴ってみましたがいかがでしたでしょうか。強烈なクセは特になく、それでいて取り回しやすい50mmという画角ですが、
光の回り方によってはフレアを纏い、絵画的な画作りが楽しめます。 

オールドレンズらしさを味わえつつも、使いづらい段階へ踏み込んでしまう事がなく、実に良い塩梅です。。
初めての1本にも、巡り巡って帰ってくる1本にもオススメのレンズ。ぜひ一度手に取ってみて下さい。





[ Category:Leica | 掲載日時:24年04月07日 18時00分 ]

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【Nikon】渚の駅のたてやまで海を臨む

4月に入り、雨の多い日々が続いております。
陽の日差しがある日中ならば暑さを感じるほどとなり
少し遠出をするにもよい季節になってきました。

今回は愛犬・TOTOの散歩がてら房総半島に足を運びました。
ふらふらといろんなところに立ち寄ってみたのですが
その際に立ち寄った一つが「“渚の駅”たてやま」になります。

ふと車を走らせているときに見えたので立ち寄ったのですが
なかなか興味深い場所でした。

みなとオアシス“渚の駅” たてやま
ここは水槽で海の魚を手に届くほどの近さで観察できる「海辺の広場」
館山湾が一望でき、海の広大さを満喫できる「展望デッキ」
ほかにも、渚の博物館やさかなクンギャラリー、客船ターミナル、レストランなどの魅力あふれる海辺の施設です。

「展望デッキ」からの見晴らしは、素晴らしく休憩がてらにのんびりと海を眺めていました。

最初は道の駅の港版なのかと思いましたが、なかなか楽しめる場所でありました。
地元の農産物や海産物、土産物なども購入できるスペースもあります。

港側には「館山夕日桟橋」があり海岸通りから先端まで500mもあるそうで
大型客船や高速ジェット船、海中観光船も着岸する海の玄関口でもあるようです。

旧桟橋跡と思われるところです。あまり見ない光景でこれはこれで興味を惹かれます。

なんでも月中旬、7月中旬に「ダイヤモンド富士」が撮影できるとのこと。
館山湾の夕景に訪れれば素晴らしい光景に出会えそうです。
今回は日中に立ち寄ったのですが、機会を見て再度訪れてみたいです。

この“渚の駅”たてやまは、かの有名なさかなクンが名誉駅長を務めているそうで
さかなクンギャラリーは剥製標本が展示やイラストなどが展示しており
視覚的に楽しみながら学べる興味深いところでした。

「海辺の広場」にはおぼれているように水面にちょこちょこと顔を出しながら泳ぐコブダイという魚がいました。
説明書きにはこれでも問題のない泳ぎ方だそうですが、初めて見るとかなり奇妙に思える光景でした。

屋外にはクジラ漁に使用する銛打ち機や名前だけは聞いたことのある「焼玉エンジン」などもありました。

ちなみに「みなとオアシス」と駅名の前に表記があったのですが、後で調べたところ
海浜・旅客ターミナル・広場など、みなとの施設やスペースを活用して、住民参加型の継続的な地域振興に係わる取り組みが行われる交流拠点だとのことです。
国土交通省港湾局長が登録したものなのだそうで関東には10か所あるようです。
面白いのは内陸の佐野にもあるそうです。

皆様も各地を回られた際には訪れてみるのも面白いかと思います。

今回使用した機材はこちら
Nikon Z7
Nikon NIKKOR Z 70-180mm F2.8

大きなボケと明るさを活かして日常シーンで活用できる小型・軽量の開放F値2.8一定の望遠ズームレンズです。
焦点距離は70-180mm。
開放F値2.8一定でカバーしながら、小型・軽量を実現した望遠ズーム。

大きな背景ボケを活かしたポートレートや、明るさを活かした速いシャッタースピードでの撮影など、開放F値2.8の望遠ズームレンズならではの使い方ができます。
全長は約151mm、質量は約795gと小型・軽量。

日常のスナップ撮影や旅行に持ち出して気軽に撮影に向いていると思います。
最短撮影距離は0.27m、最大撮影倍率は0.48倍。 クローズアップ撮影にも活用できます。

興味を持たれた方は是非ご検討頂ければと思います。

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年04月07日 16時00分 ]

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【Canon】APS-Cで感じていた不満を、全て解消した大満足のフルサイズ機。

【Canon】APS-Cで感じていた不満を、全て解消した大満足のフルサイズ機。

去る2024年2月。
惜しまれつつも生産完了となった私の愛機EOS 6D Mark IIは、フルサイズ一眼レフのエントリー機として沢山の人に愛されてきました。
10万円代前半で購入できることもあり、中古商品は今でも人気を集めています。

私はこのカメラを購入する前、EOS 60DというAPS-Cの一眼レフを使っていました。2010年発売の、1800万画素CMOSセンサーを搭載した中級機です。
低感度で撮影しても暗部にノイズが乗る事が気になっており、「もう少し綺麗に撮れないか」と悩んでいたところ、「6DのMark IIが発売するって!」とカメラ仲間から聞いて飛びついたのでした。

買い換えの結果は大満足!
それまで9個しかなかったAFポイントが45個に増えたため、構図の自由度が増しました。
気になっていたノイズも大きく減り、彩度や明度をいじっても破綻しづらくなったため、画像編集もはかどります。
とりわけフルサイズ一眼レフならではのファインダーの大きさには感動を覚えました。
それまでAPS-Cの小さなファインダーしか覗いてこなかったため、まるで大きな部屋に引っ越したかのような解放感を感じ大喜びしたことを覚えています。

 

そのファインダーですが、透過型の液晶を配置している為、様々な情報をファインダー内に表示できます。
風景撮影では、傾きの度合いをドットの数で表してくれる水準器が大活躍!これを見ながら撮影すれば、水平が取れずに失敗することはありません。
更にグリッド(格子)も出せるので、黄金分割やシビアな構図決めに役立ちます。

測光をスポットにすれば測光範囲がサークルで示されますし、果てはバッテリー残量や現在の撮影モード、フリッカーの有無まで表示できます。
素通し像の光学ファインダーに様々な情報が表示されるその様は、まるで戦闘機のヘッドアップディスプレイのよう。
カメラと一体になって被写体を狙う高揚感が味わえます。

ファインダーを覗きづらい被写体には、バリアングルディスプレイが大活躍します。
パカッと広げてタッチで撮影、気分はもはやスマートフォン。
誤動作が怖い場合はタッチ操作を切る事も出来ますし、「シャッターを切らずAF動作のみをさせる」等も設定可能。
勿論メニュー操作もタッチで可能です!!
物理ダイヤルとタッチ操作を併用すれば、すさまじい速度で設定を変更することも可能です。

ライブビューでの撮影では、デュアルピクセルCMOS AFによる高速AFのおかげでテンポよくシャッターが切れます。
その構造上、横一文字の被写体(水平線など)にはピントが合わないこともありますが、ほとんどのシーンでファインダーと同等以上の合焦精度を誇ります。
開放f値の小さい大口径単焦点(例えばEF85mm F1.2L II USM等)でも、バシバシとピントを決めてくれるのは頼もしいの一言。
現行のRシリーズのように「スポット一点AF」が出来ず、AF枠が大きいため「ピンポイントで合わせる事は苦手なのでは?」と心配になりますが、そんなことはありません。
AF枠の中に対象物が何個か存在していても、自分が「合わせたい」と思ったところにピントが合うのです。このあたりは何か良いアルゴリズムが組まれているのかもしれません。
6D MarkII七不思議のひとつです。

露出決定が難しい場所では、オートライティングオプティマイザが良い具合にコントラストや明るさを調整してくれるので安心です。
普段から入れっぱなしにしておきたい機能の1つ。
これがあれば安心して薄暗いシーンに挑めます。


一見黒つぶれを起こしているような場所でも、しっかりと情報が残りました。
暮れなずむ町の微妙な濃淡を見事に再現しています。
現行商品のEOS RPが本機と同じセンサーを搭載していることを鑑みても、2024年現在でも十分に通用する画質だと思います。


多くの人が好ましいと感じる色やコントラストで写真を仕上げてくれるEOS 6D Mark II。
カメラを始めたてで「どんな写真が好みかわからない」といった方にも安心しておすすめできます。
メインとなる被写体が風景や町のスナップであれば、ミラーレス機との性能差も大きく響きません。
むしろ高額なボディを買う場合との差額で、良いLレンズを買って楽しむ選択肢もありだと思います。

自分が愛用しているカメラが生産完了になるのは寂しいものですが、私自身いつまでもこのカメラを使っていきたいと思っていますし、気になっているお客様には自信を持っておすすめできます。

1枚1枚を大切に、本気で写真を楽しむ。
そんなあなたのそばにEOS 6D Mark IIがいてくれたら、私は本望です。

▼EOS 6D Mark IIの中古在庫はこちら▼

▼今回使用したレンズはこちら。
新品の場合は、当社インターネットサイトでご購入いただくと【ネット限定 マップカメラ2年保証対象】です!▼

▼今回使用したレンズにおすすめの保護フィルター・予備バッテリーを添えて▼

[ Category:Canon | 掲載日時:24年04月06日 17時01分 ]

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【OLYMPUS/Panasonic】カメラと歩く、春の道

4月になり、あたたかい陽気に誘われてたくさんの花が色づき始めています。
満開の桜まではもう少し時間がかかりそうですが、春の訪れを感じに散歩に出かけました。

今回は都会の街並みから少し外れて、多摩市を流れる乞田川を通りつつ、鶴牧西公園で撮影を行いました。
機材は『OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 』と『Panasonic  LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.』を使用しています。
カメラを片手に気軽に散歩ができる、マイクロフォーサーズの機動性の高さがお気に入りです。

乞田川では桜まつりを前に提灯も並び始め、わくわく感が募ります。
今回は昼間に撮影しましたが、夜になると提灯の明かりが灯され、また違う景色を見ることができるので
満開になったら次は夜の桜を撮影しに足を運びたいと思います。

レンズは35mm判換算で24-70mm相当の広角から中望遠まで幅広い領域をカバーしているため
被写体を全体だけでなく、部分的に切り取って撮影することもできる点が魅力的です。

鶴牧西公園には天然記念物に指定された都内最大級とも言われる枝垂桜があり、
枝垂桜が春の風になびく姿は圧巻です。

天気もよく、桜の木の前で記念撮影をする方も多く見られました。


徐々に植物たちが色づいている姿を見ると、気持ちも明るくなります。

これから本格的な春に向けて、色鮮やかになっていく景色を撮影するのがとても楽しみです。
いつも通っている何気ない道も、カメラと一緒に歩くことで少し違った景色に見えるのではないでしょうか。

 

[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic | 掲載日時:24年04月06日 12時03分 ]

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【OM SYSTEM】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROで撮影された「 菜の花と桜ある風景写真 」をご紹介!

【OM SYSTEM】M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROで撮影された「 菜の花と桜ある風景写真 」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではフォトコンテストを常時開催しております!
開催中の「OM-1 MarkII発売記念 OM SYSTEM フォトコンテスト」では、OMシリーズをはじめ、PENシリーズ、OM SYSTEM(OLYMPUS)マイクロフォーサーズレンズを使って撮影された作品を大募集!
オリンパスブルーを感じさせる写真からスポーツ、ポートレート、街中スナップ写真まで渾身の作品をお待ちしております。

さて、本日ご紹介するのは「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」で撮影された作品です!
6.5段分の手ぶれ補正に加え、最大撮影倍率0.6倍のマクロ機能を搭載した便利な高倍率ズームレンズで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】吾妻山公園にて<投稿作品を見る

【投稿者】SC93Trojan 様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】瀬上沢の春<投稿作品を見る

【投稿者】SC93Trojan 様

【投稿者コメント】明日からしばらく天気が悪いみたいなので今日のうちに何か撮りに行こうと思い、いつもルリビタキの写真を撮っている家の近くの瀬上沢に行ってみたら、もう桜が満開どころか散り始めてるではないですか!鳥を撮るための長い望遠レンズしか持って行っていなかったので、一度家に帰って短いズームレンズを持って再度瀬上沢へ行きました。

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】華やぎ<投稿作品を見る

【投稿者】hgtr2600 様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】春の彩り<投稿作品を見る

【投稿者】hgtr2600 様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】マーチン 様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】大きな桜の樹の下で<投稿作品を見る

【投稿者]clubman394 様

【使用機材】OLYMPUS E-M1 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO


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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年04月06日 11時00分 ]

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【FUJIFILM】フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WRで撮影された「 桜ある風景写真  」をご紹介!

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街なかに咲く色とりどりの花々や、暖かな日差しを感じられる若葉がある風景などを是非ご投稿ください。

さて、本日ご紹介するのは「FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」で撮影された作品です!
ズーム全域で画面の隅々まで高い解像力を実現したXF標準ズームレンズのフラッグシップモデルで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】torachanpapa818 様

【使用機材】FUJIFILM X-S10 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR



【作品名】伏見十石舟<投稿作品を見る

【投稿者】Masanori Ueda 様

【使用機材】FUJIFILM X-S10 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR



【作品名】満開の桜と一緒に<投稿作品を見る

【投稿者】star4u 様

【使用機材】FUJIFILM X-H1 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR



【作品名】古都の春<投稿作品を見る

【投稿者]cewe rugrand 様

【投稿者コメント】枝垂れさの中からなまこ壁をバックに

【使用機材】FUJIFILM X-H1 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR



【作品名】300年の牛代水目桜、見た瞬間、息止め!<投稿作品を見る

【投稿者]star4u 様

【使用機材】FUJIFILM X-H1 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR



【作品名】西都原古墳群の桜と菜の花<投稿作品を見る

【投稿者】HM☆PHOTOS 様

【投稿者コメント】宮崎県西都市の西都原古墳群。春は一面の菜の花と桜並木のコラボレーションが美しく、大人気のスポットです。
フィルムシミュレーション:Velvia

【使用機材】FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR


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【SONY】カメラをはじめてみたいあなたに、α6400を。

【SONY】カメラをはじめてみたいあなたに、α6400を。

カメラを始めてみたい。
本格的でなくても、旅行やお出かけの際に少し綺麗な風景を撮ってみたい。
しかし、カメラを少し調べてみると世界にはたくさんのカメラがあるようで、自分にぴったりの一台を見つけるのは難しく感じる。

そんなあなたにオススメしたいカメラがあります。
それは、【SONY α6400】です。

最初のカメラでは、ボディとレンズを別々で購入するよりもレンズキットを購入いただくことがオススメです。
もちろん、撮りたい写真がある程度決まっている場合や、使ってみたいレンズがある場合は別々にご購入いただいても問題ございませんが、まずは色々な写真を撮ってみたいという方にはレンズキットがオススメです。
α6400には、パワーズームレンズキット・高倍率ズームレンズキット・ダブルズームレンズキットの3つのレンズキットが発売されています。
それぞれの違いはキットでついてくるレンズの種類の違いです。
・パワーズームレンズキットには【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
・高倍率ズームレンズキットには【E 18-135mm F3.5-5.6 OSS】
・ダブルズームレンズキットには【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】と【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】の2本がそれぞれ付いてきます。

その中でも今回ご紹介したいのが、ダブルズームレンズキットです。

まずは、カメラボディであるα6400についてです。
とにかく一番は軽いということ。ボディだけで約403gの軽さです。
SONYの他カメラボディで人気のα7Ⅲは約650g・よく比較検討されるα6600は約503gですのでかなりの軽さであることが分かります。
カメラ選びにおいて大切なことは、性能や機能ももちろん重視すべきことではありますが一番は「実際にそのカメラを持ち運び使用するイメージが出来るか」ということだと思います。
決して小さいお買い物ではないからこそ、せっかく高性能モデルを買っても重くて段々持ち運ぶのが億劫になっていく…ということは避けたいものです。
自分が長く使い続けられるデザインか、重さは持ち運びしやすいか、楽しく使っていくイメージがしっかり出来るかということを想像してみることが大切です。


今回オススメしたいダブルズームレンズキット。
なぜオススメなのかというとレンズが2本ついているからです。
少し拍子抜けかもしれませんが、詳しくご説明します。

キットレンズとしてついてくる2本のレンズ。【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】と【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】。
最初のE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSは広角から中望遠までをカバーし、広い景色から人物まで幅広くなんでも撮れる万能レンズです。
2本目のE 55-210mm F4.5-6.3 OSS。こちらは望遠レンズで遠くの景色を拡大して撮影できるようなレンズです。

2枚の桜をご覧いただければわかるように、木に咲いている花を撮影したい場合などに活躍してくれます。
これからのシーズン、桜をはじめとした色々な花が見ごろを迎えていきます。自分が立っている場所から少し遠くに咲いている花などを撮影したい場合に、広角レンズや標準レンズで撮影しようとすると、これらの写真のように花を大きく撮ることは難しくなります。
そのためこれからの季節は特に望遠レンズが活躍してくれます。だからこそ、最初のカメラ選びに迷っている方にはぜひあらかじめ望遠レンズがついてくるダブルズームレンズキットをオススメします。

散歩中に鳥を見つけた時も、望遠レンズが活躍してくれます。
こちらは今回桜を撮ろうと歩いていたところ、鳴き声がし上を見上げたら凛とした角度で佇んていた鳥です。
望遠レンズを持っていなければ、「鳥がいるけれどもここから遠いから撮れないな」と思いカメラを構えることもなかったかもしれません。
しかし、今回はダブルズームレンズキットを使用していたため手元には望遠レンズがありました。
カメラを構えて鳥を写真に収めようと奮闘することが出来ました。

鳥の撮影は、鳥自身がこちらの都合を考えて止まってくれるわけではないので簡単ではありません。
だからこそ、上手い具合に鳥を写真に収めようとワクワクしました。
自分でも驚くほど楽しかったので、今後鳥撮影をメインに出かけることもあるかもしれません。
最初に自分が持っているレンズの種類が多いと撮ってみたいと思う写真の種類も広がっていきます。

またSONYカメラは、他メーカーの同等ランクのカメラと比べるとAF性能がとても優秀です。
カメラがピントを探して時間がかかることはあまりありません。
AFが優秀なため、撮りたいと思った写真が自分の思った通りにピントが来ることが多いです。イメージ通りにカメラが意図をくんでくれるためストレスなく撮影を楽しむことが出来ます。

カメラならではの写真といって最初に思い浮かぶのが主役以外の背景がボケた写真ではないでしょうか。
そんな写真を撮りたい際にオススメのカメラ設定がAモードでの撮影です。

α6400の上にあるダイヤルをよく見るとPやAなどのアルファベットが書かれておりダイヤルを動かすとそれぞれ設定できるようになっていることが分かります。
それらで変更できるのが、「自分でどこまで絞りやシャッタースピードの撮影の設定を行うか」ということです。
Pモードは絞り値もシャッタースピードも明るすぎる写真や暗すぎる写真にならないようにカメラが適切な数値にしてくれるモードです。
Mモードは反対に、絞り値もシャッタースピードも自分で設定して撮影するモードです。
Sモードはシャッタースピードだけ自分で調整し、それに合わせて絞り値をカメラが設定してくれるモードです。滝や自動車など動く被写体を撮る際にオススメのモードです。
AモードはSモードの反対に絞り値だけ自分で調整し、シャッタースピードはカメラが設定してくれるモードです。

絞り値、F値を調整することで背景のボケをぼかしたり、反対に背景までくっきり写すか変更することが出来ます。
F値を出来るだけ小さくするとピント以外がボケ、大きくすると背景も綺麗に撮影出来ます。
撮りたい写真をイメージした時に「ボケのある写真」が思い浮かんだ方はぜひAモードでの撮影にチャレンジしてみてください。
背景をぼかすことで自分が撮影したいと思った主役をより際立たせることが出来ます。

いざ写真を撮ってみても思ったよりも暗かった・明るすぎた場合があるかもしれません。
そんなときに試して頂きたいのが露出補正です。
これは、カメラが考えた適切な露出から少しだけ明るく・少しだけ暗くという微調整が出来る機能です。
ボケ感はそのままに明るさだけ変えたいときなどにも活躍してくれます。
この桜の写真は、桜が咲き始めた春の訪れを表現したかったのでより明るくなるように+1.7補正しています。

先ほど、α6400のボディの軽さに関してお伝えいたしました。
軽いことの利点は、持ち運びのしやすさだけではなくこの写真のように縦構図写真でも挙げられます。
少し重量のあるカメラの場合縦にした際に重心が移動するため、より重く、バランスが取りにくいように感じることがあります。
α6400は軽量ですので、片手で簡単に縦構図を撮ることが可能でした。

新芽が出てきている植物の、色が年代によって様々なことに春を感じたので撮影した写真です。

こちらはE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSで撮影しました。
一番広角になるよう撮影した写真です。馬の蹄の音が聞こえ、あたりを見回すと馬術部が活動しているようでした。
その様子を鳩が小首をかしげて熱心に見ていたのが楽しくシャッターを切りました。

カメラの機種によっては、ファインダーのあるものとないものがあります。
あった方が良いのか迷うところかもしれません。
私個人としては、ファインダーがあって良かった、と思うこともあります。
例えば、太陽の光がまぶしく背面液晶が見えにくい時。
構図が決まらず少し集中したい時。
そんな時はファインダーを覗くようにしています。
反対に、とにかく気軽にお散歩がてら撮影していきたい、動画をメインで撮っていきたいなどといった場合にはファインダーは特になくても良いかもしれないと感じます。

α6400には、ボディ内に手振れ補正が搭載されていません。
そのため、手振れが心配になるかもしれません。しかし、その心配は必要ありません。
まず、シャッタースピードを1秒などの遅い設定にしない限りカメラを構えて止まってシャッターを切ればめったにブレた写真にはなりません。
また、α6400のレンズキットについてくるレンズは全て、レンズ側で手振れ補正が搭載されています。
SONYレンズに手振れ補正が搭載されているのかの判断は、レンズの名前の中に【OSS】という文字が含まれているかという点で可能です。
この3文字が名前についている場合には手振れ補正が搭載されていますので、また新たにレンズを探したい場合には参考にしてみてください。

小腹がすいてきたので、ホットケーキを食べました。
メープルシロップかはちみつか選べましたが、はちみつが好きなので迷わずはちみつを選択。
我慢できずに一切れ食べてしまいましたが、せっかくなので写真を撮ってみます。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSの最短撮影距離は、ワイド側で25cmテレ側で30cmです。そのため、このようなテーブルフォトも難なく撮影可能です。

撮影した写真を確認してみると、思ったよりホットケーキの色味が黄色っぽいと思いました。
これもこれでおいしそうなホットケーキではありますが、綺麗な小麦色をもう少し出したいな、と思いました。
そんな時はホワイトバランスを調整してみます。
α6400の背面にある【Fnボタン】を押すと主要な撮影メニューが画面下に現れます。
その中のホワイトバランスを確認します。
この時点では【AWB】、つまりオートホワイトバランスが設定されていました。
撮影する環境によってカメラが自動で自然な色味にしてくれるモードです。
ホワイトバランスという名前の通り、白いものが自然な白になることを基準に調整しています。

背面のダイヤルを回すと【太陽光】【日陰】など様々なモードが選択可能です。
ダイヤルを回しながら色味を調整しながら今回は【蛍光灯: 昼白色】を選択しました。
先ほどの写真よりも、より小麦色がはっきりでた印象です。私が食べているものに近い色味です。

普段よくみるガードレールもカメラを通してみると、初めて出会ったかのような新しい発見も生まれます。

カメラに興味があるけれど、難しそう。
どのカメラを選んだらいいのか分からない。
そんなあなたに、軽量でAFも高く、様々なレンズキットのラインナップがあるα6400を。
特に、標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本がついてきて撮影出来る幅が広がるダブルズームレンズキットを。
カメラ選びの1つの選択肢にぜひ。

 

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年04月05日 12時00分 ]

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【Voigtlander】NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 IIで写す春

【Voigtlander】NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 IIで写す春

『NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type II VM』を手持ちの『α6400』に着けて、散歩がてら撮影へ行ってきました。

使用したアダプターはSHOTENの『マウントアダプター ライカMレンズ/ソニーEボディ用 ヘリコイド付 LM-SE M (L)』
今回は花に寄って撮りたかったのでヘリコイド付のものを選びました。
このアダプターはヘリコイドの繰り出し幅が5mmととてもコンパクトなため、軽量なボディに着けても邪魔に感じることがありません。


咲いている桜はかなり少なめでしたが、菜の花畑は満開のところも。
レンズのフォーカスリング自体はスムーズで使いやすいですが、自分自身が普段のデジタルなAFに慣れているとなかなか難しいところ……
これは修業が必要なようです。


α6400のソフトフォーカスエフェクトを使ってちょっと遊んでみたり。
あまり使ったことのない機能でしたが、いつもとは違う雰囲気の写真が撮れて撮影を楽しむことができました。

今年の春は、F1.5の明るく美しいボケ味と解像度をデジタルで楽しんでみてはどうでしょうか。
ボディもレンズもアダプターもコンパクトにまとまっているのでどこに持って行っても楽しめるはずです。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:24年04月04日 12時00分 ]

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【Leica】SL2を連れて春の陽気を感じる

【Leica】SL2を連れて春の陽気を感じる

4月になり、ようやく気温も上がりだしました。
とりわけ日中は初夏を思わせるくらいに暑くなり半袖の姿もちらほら見かけます。
春の季節の花といえば桜。
満開にはあと少しだけかかりそうですが、気分はお花見モードの筆者は
いてもたってもいられず、カメラを連れてお散歩に行って参りました。
写真は全て『Leica SL2』にアダプターを介して『ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH. 』の組合せでJPEG撮って出しで撮影しています。

桜の花は被写体として魅力的ですがいざ撮影しようとなると意外と難しく感じます。
広角で全体を押さえるか、中望遠で桜の花を部分的に切り取るか。
50mmの単焦点レンズだと中間の画角になるので構図を考える力が養われます。

横位置か縦位置で撮影しようか迷う時もあります。
両方撮っておくのがベストではありますが、あとからお気に入りの写真をセレクトすると
無意識のうちに筆者は日本風の絵画のような構図が好きだと再認識いたします。

『Leica SL2』のEVFは自然な色合いで覗いていて気持ちが良く、写欲が高まります。
ファインダーを見ながらMFでピントが立ち上がっていく様子をいつまでも見ていたくなります。

人が構図に入っている写真の方がストーリーが生まれ、あとから見直したくなることが多いです。
50mmの画角は標準域のため被写体にどこまで迫れるかがポイントです。
筆者の場合、被写体との距離を詰め切れずに構図に意図しないものが入ってしまうことが毎度の反省点です。

『Leica SL2』の電子シャッターは最高速度が1/40000と明るいレンズをNDフィルターを
使わずに日中、絞り開放で撮れるのでボケを活かした画面の整理に便利です。 

細い枝と桜の花を硬くなりすぎず、1つ1つ繊細に描くのがノクティルックスの味だと感じます。
写真を拡大すると紫や緑のフリンジとともに柔らかな滲みがあることが分かります。
大きなボケが立体感を生み出す様は花やポートレートでとりわけ実力を発揮します。

『Leica SL2』の大型グリップは重たい大口径レンズを付けてもがっちり握りしめていることを感じられ、
重厚感のあるアルミ削り出しボディは物としての質の良さを感じさせます。
ライカMレンズをSLボディに装着するアダプターがあればヴィンテージレンズから、
非球面レンズを使った最新設計のレンズまで様々楽しめます。
特に明るい大口径レンズは576万ドットのEyeResファインダーでピントが合わせやすく、
M型のズミルックスやノクティルックスを使用してもピントの歩留まりが向上します。
桜が見頃となった春の季節がますます楽しくなりそうです。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年04月03日 17時00分 ]

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【Nikon】マニュアルレンズと共に

【Nikon】マニュアルレンズと共に

4月に入り春らしい暖かい日が続いています。
暖かくなってくると家から出たいと思うのは自然の摂理なのでしょうか。
それと同時に写欲も上がってきます。

そんな春の日にマニュアルフォーカスレンズを持って撮影に行ってまいりました。
機材は、Nikon Z9とVoigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC VMを選びました。
NikonからZマウントのカメラが発売されて以降、フランジバックの制約が無くなり、使用できるレンズが大幅に増えました。
また、アダプターの種類も増えておりAF機構が無いレンズをAF化するものまであります。

沢山の選択肢からこのレンズを選択した理由は、レンズの高性能化が進んでいる今だからこそマニュアルフォーカスのシンプルなレンズを使いたいと思ったから。今回使用したマウントアダプターはヘリコイドを回すことで、最短撮影距離を大幅に短縮することができます。
せっかくの機会なので普段は撮ることのできない、寄りの撮影をしてみました。

Mマウントのレンズは最短撮影距離0.7m以上の物がほとんどなので、とても新鮮です。
Z9の描写力と相まって桜の花粉や、植物の表面に生えている毛もしっかりと描写しています。

開花宣言が出て間もなかったので、蕾のままの桜がほとんどでした。満開が待ち遠しいです。
場所移動しつつモノクロでスナップ撮影をします。

Nikon Z シリーズのEVFは非常に見やすいと評判です。
実際非常にピントの山がわかりやすいので、テンポ良く撮影が可能です。
またファンクションボタンに拡大機能を割り当てることで、マニュアルフォーカスでの撮影が容易になります。

いかがでしたでしょうか。
今回使用したレンズはマニュアルフォーカスのシンプルなレンズ。組み合わせたカメラは高性能化の進むミラーレスカメラでした。
一見、相反する両者ですが組み合わせることでどちらの魅力も引き立ったと感じています。

普段と違う事をすることで新しい発見があり、とても楽しい撮影となりました。今後も積極的にチャレンジしようと思います。
皆様も是非お試しください。

 

 





[ Category:Nikon | 掲載日時:24年04月02日 19時00分 ]

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【Canon】今こそ!初代 EOS R ~with RF24mm F1.8 MACRO IS STM~

【Canon】今こそ!初代 EOS R ~with RF24mm F1.8 MACRO IS STM~

3月某日。不安定なお天気が多く感じられた先月ですが、この日は雲一つない快晴で気温も風も何もかも心地よく過ごせたことを覚えています。
手にしたカメラは、Canon EOS R。6年前に発売された本機はEOS Rシリーズの最初のモデルです。発売当時、キヤノン初のフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラとして大きな注目を集めました。様々なニーズに応えるため、進化と多様化を続けるEOS Rシリーズ。たくさんの選択肢がある中で、今初代を選ぶメリットをご紹介していきたいと思います。

待ち合わせ場所でさっそく撮影した1枚。カメラを手にしていると、普段では見えないもの、見逃しているものを捉えられるように思います。
組み合わせたレンズはCanon RF24mm F1.8 MACRO IS STM。狭い路地のビルを左右いっぱいに写すことができます。
混雑が予想される目的地だった為、軽量小型の大口径・広角単焦点レンズを選択しました。

さっそく目的地へやってまいりました。予想通りの賑わい具合で、多くの人が咲き誇るサクラとミモザに歓声を上げています。筆者もファインダーと肉眼とで、大忙しに春の美しい花々を堪能します。
Canon EOS Rの有効画素数は約3030万画素。フルサイズRシリーズの中で2番目の高画素機です。画面の隅々まできめ細やかな表現を楽しむことができます。
1枚目は少し露出オーバーめに、白昼夢のような光景を意識してシャッターをきりました。さくらとツバキ、よく晴れた空、本当にこの日は絶好の撮影日和でした。

いざ、大賑わいの境内へ。いつか空いている時期にまたお邪魔したいなと考えていると、敷地内の隅でツバキの花弁が目に着きました。ここぞとばかりに、ササッとしゃがんで接写します。
本レンズは最短撮影距離14cmのハーフマクロレンズ。上記2枚でもグッと近くで撮影をしています。
デメリットに上がるブレやすさやピントの速さは全く気にならず、むしろ驚く程、素早く手軽に行えて画作りに集中することができました。

順番待ちをしてミモザにたどり着きました。EVFは0.5型・有効画素数約369万ドット。これは今一番人気のEOS R6 Mark IIと同じものです。
光学ファインダーのようなリアルな見え方や、メガネをかけたままでものぞきやすい約23mmのアイポイントが撮影に没頭させてくれます。
自撮りも縦位置撮影でもモニターの角度を自在に調整することができるバリアングル式液晶は、撮影の幅を広げてくれる重要なポイントのひとつです。
触れられる程近くから咲き誇るミモザと、うっすらと見えるひこうき雲を無理なく安定した姿勢で撮影することができました。
花も綺麗ですが、近くで見ると葉っぱがとても愛らしく感じられます。

ミモザの奥には別の鳥居がありました。正面とは打って変わって、人気も少なくゆっくりとした時間が流れているようです。車、自転車、人力車。新旧の移動手段が勢ぞろいしていました。
手に馴染むカメラグリップと軽くてコンパクトなレンズの今回の組み合わせ。スナップ撮影はもちろん、携帯のカメラと近しい焦点距離なので、初めてのレンズにもぴったりの1本です。
この時間は日陰でしたが、全ての鉢が太陽の光を浴びれるように並べられていて、とても優しい気持ちになりました。

特に目的はなく、川沿いをお散歩することに。日が傾くにつれて、ちらほらと雲も出てきました。あまり身動きが取れない場所や狭い路地で大活躍だったRF24mm F1.8 MACRO IS STM。
広々とした場所でも、高い解像力で楽しませてくれました。「プラスチックモールド非球面レンズ」と「UDレンズ」を含む9群11枚の光学設計が、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、高画質を実現してくれるのです。3枚目の写真は少し距離があるなと感じ、約1.6倍のクロップ撮影を行いました。画素数が減ってしまうので懸念されがちな機能ですが、本機ではその心配は必要ありません。階段の錆び具合までしっかりと確認できます。

橋の赤色がとても綺麗に写っています。この発色の良さが人気のひとつでもあるCanon。カラープリンターで培った色再現の技術は、最新のEOS Rシリーズにもしっかりと受け継がれています。姿かたちが刻々と変化する炎と水。奥行の情報が追加されたAFの追尾性能は捉えたい被写体を素早くキャッチしてくれます。解放F値1.8との組み合わせで速いシャッタースピードを設定し、被写体ブレを抑えつつ美しい玉ボケも得られるEOS R +RF24mm F1.8 MACRO IS STM。
最新機種にも引けを取らない、大満足の撮影を楽しむことができる本機。バッテリーもCanonユーザーお馴染みのLP-E6Nで、充電持ちは申し分がありません。
生産完了品の為、ハイアマチュアモデルでありながら価格も下がりつつあります。今一度カメラ選びの選択肢に入れていただければ幸いです。

 

 




[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年04月02日 18時18分 ]

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