【SONY】「小型&高画質&コスパ良し」3拍子揃った名機~α7C+FE PZ16-35mm F4 G~
ミラーレス一眼を購入するときに必ず考える事。
サイズ、重さ、画質、価格、デザイン等々・・・
特に今回ご紹介するモデルはどちらかと言うと
常に最新のモデルを求める方というよりも、実用性を求める方、
あまりカメラに詳しくないけど写真は本格的なクオリティを求める方におすすめのモデルです。
SONY α7C ILCE-7C(以下α7C)
ソニーのフルサイズモデルα7シリーズでもコンパクトさに特化したモデルです。
今回はα7Cのサイズに合うレンズとしてFE PZ16-35mm F4 Gを使っています。
SONYのEマウントレンズには数多くの魅力的なレンズがありますが
α7Cにおいてはせっかくのコンパクトさを損なわないように比較的小型のレンズを選ぶことをお勧めします。
超広角で開放F4通しのズームレンズではありますが大きすぎないサイズでα7Cにはしっくりきます。
ここからは実際に撮影した写真をご紹介します。
広角レンズは背景をぼかすのが難しい印象があるかと思いますが、
ズームの望遠側で絞りを開放値F4にすることによってボケをしっかり作ることができます。
望遠側といっても最大で35mmの画角ですので景色次第で広い範囲の背景をぼかすことができるのが魅力です。
レンズの性能に加えて、α7Cが小型ボディながらもフルサイズセンサーを搭載しているカメラということもあり、より綺麗なボケを作ることが出来ます。単焦点レンズとまでは言えませんが広角ズームレンズでも十分な働きをしてくれます。
広角レンズは人間の視野には収まらないダイナミックな描写を切り抜いてくれます。
標準~望遠レンズに比べて画面に入ってくる被写体の情報量が多く、構図を決めるのがなかなか難しいですが
大きな建造物や広大な土地を間近で見た時に綺麗に画面に収めてくれますので、1本は必ず持っておくべきレンズだと思います。
α7Cは一般的な使用で考えれば解像感も十分ですので、細かい描写を要する風景写真を安心して撮影することができます。
35mm側で使えばスナップ撮影に適した画角にもなりますので思っていた以上に扱いやすいレンズです。
α7Cとの組み合わせであれば重さも気になりませんので、この1本を装着して鞄に忍ばせておくのもおすすめです。
最後にお伝えしなければならないのが、α7Cのコストパフォーマンスの高さ。
現行モデルでありがなら、中古であれば高性能なフルサイズモデルがお手頃な価格で
手に入れられるという好条件は何よりも魅力だと思います。
最新モデルにこだわらず実用性重視の方にはかなりおすすめのモデルです。
▼今回使用した機材はこちら▼
CP+2024でも軽量な望遠単焦点レンズ「Sports 500mm F5.6 DG DN OS」やフルサイズ対応の対角魚眼レンズ「Art 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」等でユーザーをわくわくさせてくれるSIGMA。
今回はそんなSIGMAの機材と共に、ランダムで行き先が決まる旅行プランを利用して盛岡へ小旅行にいってまいりました。
せっかくなので思い出をVlog風に残したら楽しそうだと思いコンパクトなものを中心に下記の機材を選びました。
〇使用機材
SIGMA fp:
静止画と動画をコンパクトなボディで撮影できるフルサイズミラーレスです。
レンズを工夫すればポケットに入ります。
SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN (ライカSL/TL用):
35mm、50mm、65mmなどさまざまなレンズをfpで試しましたがやはり1本だけ持っていくとなると筆者の中ではこのレンズになりました。
レンズキットとしてラインナップされているのも嬉しいです。
ZHIYUN CRANE M2S:
コンパクトなfpにはちょうど良いサイズのジンバルです。
もちろんもっと大がかりなジンバルを使用すれば安定感も増しますが、今回は軽快に旅行するのがめあて。
鞄にすっと差し込めるので必要に応じて撮影するのにぴったりです。
セッティングしてみるとこの様にとてもコンパクト。
片手で持てるほどです。
カラーモードは全編「パウダーブルー」を使用しております。
ぜひ動画をご覧ください。
今回は新幹線で盛岡へとむかいます。
リュックにジンバルとfp、レンズを詰めて綺麗な景色が見えたら組み立て、撮影をしようと意気込んでいました。
新幹線に乗るや否や流れる車窓がきれいでさっそくジンバルをセット、良く晴れた日でパウダーブルーの色味に非常によく合いました。
ピントはMFにして遠景にのみ合わせ撮影を始めました。
落ち着いたコントラストでやさしい色合いのカラーモード「パウダーブルー」はfp Lの登場と共に登場しました。
既に適応されているものがほとんどかと思いますが、その後のアップデートでfpでも使用することができるようになりました。
動画の切り抜きのため若干荒いですが、快晴の冬の空の下、すれ違う電車や移り変わる景色にぴったりなカラーモードだと思います。
残念ながら雪は積もっていなかったのですが、その分足元も良くたくさん散歩することができました。
その場で具を詰めてくれる地元のパン屋さんに立ち寄ることもでき、ボリューム満点のパンをほおばることができました。
今回使用した「ZHIYUN CRANE M2S」は大ぶりなコッペパンをほおばりながらでも難なく操作できました。
ご飯を食べながらジンバルを使うというのはあまり行儀が良くないですが、もしそのような機会があるという方にはおすすめだと思います。
盛岡城址公園は非常に見晴らしも良く、日当たりも最高だったので散歩の休憩にぴったりでした。
自分のペースでのんびり撮影をするということが多い一日でした。
動画と静止画のモードを物理的なボタンで切り替えることができ、そのうえシンプルなメニューのため自分がしたいことを忠実にかなえてくれるカメラだと思います。
メカシャッター非搭載のため素早く動く被写体は苦手ですが、風景やスナップであればまったく問題なく使用することができました。
また、持ち歩いている時のコロっとした姿が愛らしく、1人旅でもさみしい気持ちになりませんでした。
これは性能以上に魅力的なポイントでした。ぜひお供に。
今回は車窓と盛岡でのお散歩を記録してみました。
コンパクトなfpとジンバルのセットだからこそ疲れずに撮影ができたと思っています。
今回使用したものたちはこちらから! 当社インターネットからのご購入の場合は「【ネット限定】新品2年保証つき」です!
【Canon】EOS R7で撮影された「野鳥写真」をご紹介!
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約40万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。
本日はご投稿いただいた『Canon EOS R7』の作品の中から6作品をご紹介! 新開発の有効画素数最大約3250万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により、APS-CサイズCMOS センサー搭載のEOS史上最高解像性能を実現した『Canon EOS R7』で撮影された、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】公園の仲間493-② <投稿作品を見る>
【投稿者】ichiishi 様
【投稿者コメント】公園で出会いました(ウメジロウ)。
【使用機材】Canon EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】公園の仲間486-① <投稿作品を見る>
【投稿者】ichiishi 様
【投稿者コメント】公園で出会いました(モズ)。
【使用機材】Canon EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】カワセミ① <投稿作品を見る>
【投稿者】fwnh5018 様
【使用機材】Canon EOS R7 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM
【作品名】カメラ目線のユリカモメ <投稿作品を見る>
【投稿者】タケシ 様
【使用機材】Canon EOS R7 + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM(マウントアダプター使用)
【作品名】飛翔 <投稿作品を見る>
【投稿者】タケシ 様
【投稿者コメント】SIGMAの望遠レンズで初めて挑んだ野鳥撮影でした。
【使用機材】Canon EOS R7 + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM(マウントアダプター使用)
【作品名】春が来た <投稿作品を見る>
【投稿者】riki 様
【使用機材】Canon EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(マウントアダプター使用)
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。
Leica製品以外で撮られた作品もご参加いただける「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest 」開催中!
累計投稿枚数40万枚突破記念!「カメラを楽しもう!ストックフォト コンテスト」開催中!
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これは筆者がLeica M3を購入し、のんびりと歩いていくお話です。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
海辺が好きです。
以前述べたように、私が海無し県出身で今は山の麓に住んでいるからでしょう。
M3を手にしてから早1年、東西南北様々な海を見に行きました。
英虞湾のリアス式海岸、千里浜、外房、氣比の松原、ほかにも色々。
ここで「1年でやっと水平の出た写真を撮れるようになりました」なんて言えればよいのですが、まだまだ鍛錬が足りないようです。
秋田のウユニ塩湖とも呼ばれる遠浅の海岸で、長い間波に曝された岩の模様が素敵です。
しっかりと絞り込み、抜けの良い描写を愉しみます。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
夕暮れの海岸線をのんびりと走っていましたが、この風景を見て車を停めました。
水平線に反射する太陽と、その光を受ける防風林というには少し心許ない並木が美しいです。
M3を手にした当初は絞りを変えて何枚か同じ構図で撮影していました。
しかし、ようやくどの絞りでどう映るのかが分かるようになり最近ではそういったことはしなくなりました。
少し太陽の位置が低かったので、手でハレ切りしつつ1枚だけシャッターを切ります。
少しフレアが出てしまいましたが、やさしい雰囲気になっています。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
ズミクロンはただただ質感描写に優れています。
モノクロと一口に言ってもコントラストの強弱、粒状感、ハイライトからシャドーまでの階調、様々な要素があります。
筆者はモノクロと言えば中間階調に優れ粒状感の細かいある種”眠たい”写真が好みですが、人によってはコントラストが高くメリハリがあり、暗部の粒状感が目立つようなモノクロが好きな方も多くいらっしゃるかと思います。
自分好みのフィルム、現像方法、それに合うレンズ、構図や被写体。
たった数年ではモノクロのモの字も理解したことにはならないのでしょう。先は長いです。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
季節外れの菜の花畑へ。
しっかりと絞りつつも判の大きさから被写界深度から出てしまう手前の花々。
カラーならボカしきってしまいますが、色情報がないので輪郭を伴った前ボケを愉しんでみます。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
恐山に来ました。人は多くいるものの皆どこか神妙な面持ちをしています。
青緑の大きな湖があり、真っ白な地面と相まってこの世ではないようです。
風が強く吹いており、風車が一輪だけ回っていました。
この動きを残したいと絞り込みシャッタースピードを限界まで落とします。
Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2
最後はどこまでも続くような地平線、水平線を。
細波と西日の反射を美しく描いてくれました。
やっと1年、まだ1年。
この1年で様々なことが変わりましたが、M3を首から提げてふらふらと歩みを進めていることは変わりませんでした。
この先も同じように歩んでいけることを願って。
【Nikon】『にーよん』から始める新年度【Z 14-24mm F2.8 S】
少しづつではありますが、春の足音が聞こえてきました。
新生活が待っている新年度に向けて、機材を新調したい方もいらっしゃると思います。
今回は『2024年』の『24』にかけまして、
スタッフがお勧めする『24』の数字を含めたカメラ、レンズを全5回に分けて紹介していきます。
新しい機材選びの参考にしていただければ幸いです。
今回、紹介するレンズは
Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S です。
2020年10月に発売された広角ズームです。
約1kgの重さがあった『AF-S 14-24mm F2.8G ED』から、
約650gへの軽量化に成功しています。
個人的な感想ではありますが、
広角レンズはやはり広いシーンを撮影するのが気持ちいいです。
物がある程度密集している場所ならば、広角レンズ特有の歪みが強調されます。
ズームレンズの利点は構えたその場で微調整する事で
映り込む被写体を切り取れる点にあります。
広角レンズで広い空間を撮影する際は余計なものが入りやすい為、
ズームで微調整できるのは助かります。
もう一歩進みたいけれども進めない、後退も難しいといった足場での撮影状況でもズームレンズは活躍します。
最短撮影距離はズーム全域が撮像面から0.28m
接写するとZ 14-24mm F2.8 Sのコントラストが高めでシャープな絵がわかります。
ボケの形は綺麗な円形で、ハッキリとした円形が重なって出ます。
ある程度自由が利く14-24mmレンズなので、スナップショットも楽しめます。
いかがでしたでしょうか。
絞り値や露出補正、ISO感度等を設定できるコントロールリングもある為、レンズ側で素早い設定変更ができます。
また、レンズ駆動音や操作音が非常に静かなので、動画撮影にも適しています。
14から24mmのズームは被写体を広範囲に撮影する際には微調整しやすく、
レンズの重量や使い勝手も良かった為、ストレス無く撮影を楽しめました。
次回もお楽しみに!
【SONY】高画素カメラ×ZEISS Batis
ソニーEマウント用に設計されたオートフォーカスを使用できるZEISSレンズシリーズ「Batis」。その中でも特にBatis 40mm F2 CFはBatisシリーズの中でも一番人気があるレンズです。
今回は大人気レンズBatis 40mm F2 CFと有効約4240万画素であるSONY α7RⅢと共に街中を散歩して参りました。
散歩当日は生憎の雨模様でしたが、ボディ、レンズ共に防塵・防滴に配慮した設計であるため、多少の雨なら問題ありません。
SONYミラーレスカメラは完全なる防塵防滴性能ではありません。傘を差しながら、なるべく雨に濡れないよう気を付けつつ撮影を楽しみました。
一昔前では「雨だから撮影はできない」という考え方でしたが、昨今は防塵・防滴に配慮したカメラ・レンズが多い事もあり「雨だからこそ撮れる景色がある」という気持ちになれますので、雨でも億劫な気持ちになる事が少なくなりました。
Batis 40mm F2 CFの魅力の1つは最短距離が24cmであることからクローズフォーカス撮影に適しております。マクロレンズまで被写体を大きく写すことは出来ませんが、他の標準レンズよりは寄って被写体を大きく写すことが出来ます。
上記の写真も雨粒が乗っている植物に出来るだけ近寄って撮影してみました。最短撮影距離が長い標準レンズでしたらこのような写真は撮影が出来ません。Batis 40mm F2 CFで良かったと感じた事と同時に、雨粒の立体感に思わず息を吞んでしまいました。さすが、Batis。α7RⅢの高画素の描写をしっかり表現できております。
高画素機であるが故、より繊細なピント合わせが必要となります。絞って撮影する際も写真内どこに視線誘導をさせたいか考え、主題にピントをしっかり合わせます。
今回ピント合わせは全てカメラ任せ。雨の為傘を差しながらの撮影でしたが、素早いオートフォーカスのおかげで合わせたいピント位置にストレスなく撮影を楽しむことが出来ました。また、カメラにあるマルチセレクターのおかげで自分がピントを合わせたい位置へ正確に合わせられます。
高画素機シリーズの前モデルであるα7RⅡ、α7Rにはこちらのマルチセレクターはありません。マルチセレクターがあるおかげで素早くAFポイントを選択する事ができますので、片手での操作も可能でした。レスポンス良く操作が出来る事はα7RⅢを選択している理由の1つでもあります。
今回使用しているBatis 40mm F2 CF。人間の視野に近いと言われている50mmよりも少し広い画角で、街中でのお散歩で使用する撮影に丁度良い単焦点レンズです。
上記のように良いと思った被写体の全体を写す事がその場から行うことが概ね可能な画角です。
その上近くに寄って大きく写す事もできます。臨機応変に楽しみやすく、万能な画角ですのでお散歩にピッタリです。
またα7RⅢの忠実な色表現、Batis 40mm F2 CFの発色やコントラスト表現の素晴らしさ、この組み合わせだからこそ撮れた写真たちだと感じます。
印象的な彫刻があり、それぞれ瞳にピントを合わせて撮影してみました。
凛とした空気感が写真から伝わってきます。まるで目の前にあるかのような立体感ある描写に感激しました。ボケ味もとても綺麗です。
「さあ帰ろう」とカメラをカバンに入れようとした瞬間、雨が上がりかけた光の反射が綺麗だと感じ、ローアングルから上記の写真を撮影しました。
行きも帰りも、見慣れた光景も知らない光景も、写真は普段は見過ごしてしまうような細かいところに気付く事ができると感じます。いつもであれば足早に立ち去ってしまう景色でしたが、カメラを持って歩いていたおかげで写真を撮ることが出来ました。
目に留まらぬようなちょっとした美しい景色も気付くきっかけを与えてくれる、そんなところも写真の良い所の1つだと感じます。
雨の日に撮影した際は、より入念なカメラのお手入れを忘れずに。
いつものカバンに入れられるサイズ感の組み合わせα7RⅢとBatis 40mm F2 CFですが、このサイズ感からは想像できない程驚きの表現力で写真を楽しむ事が出来ました。
画素数が多いと画質を落とさずにトリミングが出来たり、A2サイズ等の大きい写真用紙への印刷も綺麗に行うことが出来、高画素機ならではの恩恵を受ける事ができます。
写真一部分を拡大した時に見た表現力の素晴らしさ、高画素機への憧れは誰しも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。有効約4240万画素のモデルも中古であればお求めやすい価格で手に入れられるという点もα7RⅢの魅力の一つです。
Batis 40mm F2 CFも中古であればお得に購入が出来ます。更には今なら中古セール「USED SPECIAL PRICE」を2/26(月) 17:59まで行っている事に加え、ネット限定にて中古全品ポイント5倍キャンペーンも行っています。セール対象品を購入すればダブルでお買い得に!中古がお買い得なこの機会をぜひお見逃しなく。
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【OM SYSTEM】新製品!「OM-1 Mark II」唯一無二、その一瞬は想像を超える。
本日2/23は皆様お待ちかねの「OM-1 Mark II」の発売日です。OM SYSTEMから新たなフラッグシップカメラが登場しました。
マップカメラでは先行レビューにて、一足先に本機を紹介しておりますので、それらも交えて外観をご覧ください。まだご存知ない方も、既にご存知の方も、この機会に本機の素晴らしさを感じていただければ幸いです。
先代「OM-1」からの外観の変更箇所は、2つ。センターファインダー部に彫り込まれているブランドロゴと、センサー右下に配されているロゴです。
センターには〈OLYMPUS〉、右下には〈OM SYSTEM〉と装飾されていた「OM-1」から、それぞれ〈OM SYSTEM〉〈II〉に変更されました。
ブランドの確立を感じます。今までの伝統的なデザインを踏襲しつつ、統一されたロゴでより一層格好良いカメラになっております。
ボディのサイズや重さはそのままに、優れた新機能や更なる進化を遂げたお馴染みのあの性能が盛り込まれている「OM-1 Mark II」。
触ると感じられる変更点がもう1つあります。グリップ部分のダイヤルの素材です。ダイヤルの操作時、指へのかかりがよりしっかりと感じられる仕様になっています。
グリップの握り具合も向上しています。ほんの少しグリップが太く、溝も深くなっており、右手に一層馴染んでくれました。
撮影時は首からネックストラップを外してしまう筆者としては、とても嬉しい変更点です。
ダイヤルや側面の端子・バッテリーに関しましても、先代「OM-1」と同一のもので構成されています。
『以前と違和感なく、もっと撮影を楽しむことが出来ます!』お買い替えをお悩みの方に、1番にお伝えしたいメリットです。
新たに盛り込まれた機能は、以下の5点。
●被写体選択〈人物〉機能
●ライブGND機能 GND2~GND8
●縦位置動画
●WEBカメラとして使用可能(USBビデオクラス / オーディオクラス対応PCにUSB接続した場合)
●ゴミ箱ボタンをMENUボタンとしてカスタマイズ可能
被写体選択機能に〈人物〉が追加されました。オリンピックイヤーの本年に大活躍間違いなしの機能です。
menuボタンを右下ゴミ箱ボタンに付与することで、ほとんどの操作を親指1本で行える新機能に喜んでいるのは、筆者だけではないはず…
今回の目玉、ライブGND機能。カメラ1台であんなことやこんなことまで出来てしまうこの機能については、先行レビュー第2弾にて魅力をご堪能ください。
【先行レビュー第2弾】OM SYSTEM OM-1 Mark II を深堀り!~強力な手振れ補正とライブGND機能に迫る~
進化した性能は、以下7点。
●AI被写体認識AF
●SH2連写 25fps / 50fpsに「12.5fps」「16.7fps」追加
●連続撮影枚数 120fps時 JPEG約219枚 / RAW約213枚
●5軸手振れ補正効果 ボディ単体8.5段 / レンズシンクロ手振れ補正時8.5段
●ライブND ND2~ND128
●ハイレゾショットRAW記録bit数(12bitに、「14bit」追加)
●OM Capture 無線(Wi-Fi)にカメラコントロール(テザー)追加
撮影の幅が広がる進化が盛り沢山です。
驚異のAI被写体認識AFについては先行レビュー第1弾を、史上最強の手ブレ補正については、先行レビュー第3弾で詳しく紹介しております。是非こちらもご覧ください。
【先行レビュー第1弾】打倒フルサイズ機!「OM-1 Mark II」は最高峰の野鳥撮影機 -進化したAI被写体認識AF/プロキャプチャーモード
【先行レビュー第3弾】手持ち撮影 10秒露光縛りに挑戦!「OM-1 Mark II」は史上最高峰のブレないカメラ
最後までご覧頂きありがとうございます。本記事ではまだまだお伝えしきれない魅力が、「OM-1 Mark II」には凝縮されています。気になる方は是非当店までお問い合わせください。心よりお待ちしております。
発売記念キャッシュバックキャンペーン!!!
↓ 詳細はこちらから ↓
当社インターネットサイトからのご注文で【ネット限定 マップカメラ2年保証】つきです!
【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.10 ~M11-P + Summilux M35mm F1.4 2nd編~
event-campaignLeicaLeica Boutique 11th AnniversaryLeicaのある日常M11 / M11-P / M11-Dライカ好きスタッフが語るライカの魅力単焦点を楽しむ
2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えました。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
今年はフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。ぜひお楽しみください!
・・・
今回ご紹介するのは『Summilux M35mm F1.4 2nd』。普段は『M6』にマウントして近所を歩いてみたり家族を写してみたり。そのハンドリングの良さと、あらゆる環境下でも確実にチャンスをモノにするタフさに大きな信頼を寄せています。逆光下での被写体を覆い隠すようなフレアや色や形を変えて現れるゴースト、柔らかい滲みのなかにある確かなピント面。個性豊かな描写で知られる本レンズは『クセ玉』の愛称で知られ、使う者もクセになるライカの歴史に必要不可欠な存在です。今回は『新感覚』ということで最新の『M11-P』に装着、ゆるりと撮り歩いてまいりました。
意識を中央に向けさせるほど良い周辺減光、背景はナチュラルで解放付近の撮影であれば大きく被写体を浮き立たせることも可能です。状況によっては暴れ放題なフレアやゴーストとは打って変わって、フリンジの類がほとんど見られないのもこのレンズの大きな特徴。甘くなりすぎず、周辺が落ちすぎずというところで筆者はF値を2まで絞って使うことが多い気がしています。
こちらの2カットはF8まで絞って撮影。遠景描写は得意ではありませんが、硬すぎず写したいものをしっかり描き切る力は年代を感じさせません。
逆光に向けたくなるレンズです。美しいフレアとゴーストに包まれるピント面は柔らかくもしっかりと解像しています。
スポーツ観戦に持ち出しましたが臨場感もよく表れています。照明をフィルターなしでこんな風に楽しめるのも、このレンズの魅力の一つ。
少し格好つけて切り撮るイメージの50ミリと違い、視野に近く少し肩の力を抜くことのできるこの画角。休みたいけど歩きたい、そんな休日にぴったりです。
・・・
「ハレ(晴れ)の日に、太陽に向けたくなるレンズ」ランキングがあるとするならば、個人的ナンバーワンはこのレンズです。角度や撮影距離、絞りによって表情を変えるその描写に、途方に暮れることもあれば息を飲むこともある。手を焼きながらも手を離すことのできない、そんな魔力を持った逸品だと思います。
その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。
【FUJIFILM】牡丹とX-H2。
寒い日が続く中、この日は暖かい日差しが差し込み心地のよい1日でした。
暖かい気温に感謝して、上野まで牡丹を見に出かけました。
今回持ち出したカメラは、FUJIFILM X-H2とCarl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロという組み合わせです。
X-H2はXシリーズ史上最高画質のフラッグシップモデルで、約4020万画素の圧倒的な解像力を楽しめるボディとなっております。
初めて牡丹の蕾を見ました。これから咲く花びらに心が躍り、ハイキー気味に撮影した1枚です。
蕾を際立たせるなめらかなボケ感に引き込まれます。
華やかな花手水。フォトジェニックな被写体に多くの人がカメラを構えていました。
周りに多くの人がいて中々近寄れないなという時にも便利なデジタルテレコン機能を使ってみました。
ファンクションキーに割り当てておくと簡単に切り替えることができ、かなり便利でした。
元が高画素なので1.4倍で撮影しても約2000万画素と、画質の劣化もそこまで気になりません。
高発色な色のりとディテールの表現力に魅了されます。
牡丹の花びらの柔らかさをしっかり描写しています。
近くに梅の花も咲いていました。濃いピンクの梅の花と青い空のコントラストが印象的です。
今回使用したCarl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロは中望遠のスナップレンズとしても使いやすいレンズでした。
いかがでしょうか。
高画素機でマクロレンズを使用するのは初めてでしたが、リアルな質感の描写が得られて楽しい撮影となりました。
【Canon】 EOS R7を使って考えたCanon人気の理由に関して
「カメラが欲しかったから”なんか良いらしい”Canonのカメラを買ってみた」
最近、カメラを購入した友人たちは口をそろえてそう言いました。
そうでなくとも、Canonのカメラをまず使ってみる人が多いようです。
最初に白状してしまうと、私自身はNikonのカメラを愛用しています。
家族もNikonを使っていたこともあり、最初のカメラのメーカー選びで迷うことなくNikonを選びました。
だからこそ、気になります。
なぜ、私の友人たち含め多くの人にCanonは選ばれているのか。
Canonを使ってみて、その理由を考えたいと思います。
今回選んだボディはEOS R7。レンズは迷いましたが、まずは基本のレンズキットを使ってみようと思いました。
R7のレンズキットには、「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズがついています。
R7はAPS-Cのカメラのため、35mm判換算で29-240mmとなります。広角から望遠までカバーしているため、このレンズさえあればほとんど撮りたいものは撮れてしまう焦点距離のレンズです。
「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズの名称の意味について簡単に説明しますと、「RF-S」はCanonのミラーレスのRFマウントの中でもAPS-C用に作られたレンズのことです。EFレンズとは異なり、フルサイズボディにもクロップはされますが装着することが可能です。
「IS」は手振れ補正が搭載されていること、「STM」はステッピングモーターが搭載されているとう意味です。静音のモーターが特徴のモーターです。
レンズについている英字は意味を抑えてしまえばレンズ選びの頼もしい味方になってくれます。
まず、このカメラを使ってみて驚いたのがとにかく軽いということ。
R7自体は612gですが特筆すべきはレンズの重量です。レンズは310gしかありません。
レンズのマウントをプラスチック製にすることで軽量化を実現しています。
今回は、片手にカメラを持って撮影していますが一度も重さを感じたことはありませんでした。
Canonのカメラは、どのスペックのものでも同レベルの他メーカーのカメラと比べると軽さが際立つものが多いと思います。
カメラを選ぶ決めては色々ですが、まずは持ち運びしたいと思う軽さであるか、という点も重要だと思います。ここもCanonの人気の一助だと思われます。
モーニングでも食べようと思い、カフェに行きました。
ラムバターを挟んだバゲットが美味しそうだったので注文してしばらく待ちます。
到着して、まず食べる前に一枚写真を撮りました。
このレンズは最短撮影距離が0.17mのレンズです。例えば、SONYの似た焦点距離のAPS-C用レンズであるE 18-135mm F3.5-5.6 OSSは0.45mですので、かなり近くまで寄れるレンズであることが分かります。
このバゲットは皮がパリパリで中はしっとりで非常においしいものでした。
写真に写すと、その皮のパリッとした質感がしっかりと表現されています。
軽いレンズとなると、描写は今一つなのではないか…そのようなことは全くありませんでした。
用事があったので久しぶりに実家へ帰りました。
知り合いから冷凍しらすを1キロもらったとのことで、この日のランチはしらすたっぷりのランチでした。
実家で作ってもらったごはんは、当たり前のように食べてしまいますが年々食べる機会は減っていくものです。
いい機会なので写真に撮りました。
EOS R7は、新開発の有効画素数最大約3250万画素APS-Cサイズ CMOSセンサーを搭載しているハイエンドモデルとなります。
機能が最先端のカメラであることは間違いありませんが、まず最初に使ってみて感動したことはカメラを使う人が使いやすいようなデザインになっていることです。
一つ目は、グリップです。
手にしっくりくる形状をしているため、力を入れやすく握りやすい形になっています。
なぜ、こんなに手にしっくりくるのか。グリップを握りながら考えてみました。
グリップとカメラ本体が直角90度になっていることが分かりました。
90度にたっていると、中指・薬指・小指といったカメラ前面に出てくる指に力が入りやすくなるように感じました。
グリップとカメラ本体がなだらかになっている場合、中指や薬指などよりも親指を中心としてカメラを持ちます。
そのため、他のカメラと比べて親指の自由度が高くなっています。
これが、二つ目のデザイン性に繋がると考えられます。
使いやすいと感じたデザインの二つ目は、コントロールホイールがファインダー近く、親指の伸ばした範囲にあることです。
コントロールホイールでは、F値やシャッタースピードの変更などが可能です。
さらに、中心部ではピント位置の移動を行うことが出来ます。
そのため、ファインダーを覗き撮影を行いながら親指で露出の調整、ピント位置の調整を行うことが可能なデザインとなっております。
この写真はファインダーを覗きながら親指で露出を調整し、少しアンダーにして撮影しました。
季節柄、お雛様を飾ってくれていました。
私が小さいころから飾られている思い出のお雛様です。
こちらもファインダーを覗いて一枚写真を撮りました。
お人形の肌がつやつや輝いているところや、着物の布の手触り、髪の毛の一本一本まできめ細やかに描写されています。
手を伸ばせば、届くのではないかと思ってしまうほどです。
これまで、きままにスナップや食べものやお雛様の写真を撮っていきました。
写真を見返してみると、「生活」がきちんと写真に写り込んでいることに気が付きます。
モーニングを食べてしみじみと美味しいなあと思ったことや、久しぶりの実家で羽根が伸びていく感じがしたこと、そういった空気感を肩ひじ張らずに写真に取り込んでいくようです。
暖かみのある写真が他のカメラと比べて得意なようです。
一般的に、Canonはポートレートなど人肌の写真を得意としている、と言います。
それは赤系統の色の出方が得意である、ということもあるかと思いますが、このような暖かい空気感まで撮り込めることも人物の写真を得意とする所以かと思いました。
この出てくる写真の暖かさをみてもCanonの人気の理由が分かります。
R7の特徴として、CanonのフルサイズハイエンドモデルEOS R3と同等のAF被写体検出技術を継承していることが挙げられます。
片手ですっぽり収まるコンパクトなカメラながら最高レベルのカメラと同じAFが使えてしまう、ということです。
AF検出では、人物の瞳・顔・頭部・胴体、犬・猫・鳥の瞳・顔・全身、乗り物の検出に対応しています。
小さい鳥を見つけたため、さっそく撮影してみます。
お米一粒よりも小さい瞳にも瞬時に対応。鉄橋を散歩する鳥の撮影に成功しました。
先ほどのデザイン性と重なる部分にもなりますが、R7では撮影画像の再生や削除、撮影設定が出来るINFOボタンも全てカメラの右側にあります。
そのため撮影した後で画像を確認したり、という動作がすべて右手で完結させることが可能です。
また、R7より電源のON/OFFボタンもカメラ右上部に移動されました。
さらに動線がコンパクトとなり、撮影に集中できる仕様となっています。
R7はメカシャッター使用時、AF/AE追従で最高約15コマ/秒の高速連写が可能です。
シャッターボタンも軽い押し心地のため、簡単に押しただけで連写をすることが可能です。
連写モードへの変更も背面液晶をタッチすることで簡単に変更可能です。
今回はスナップ撮影をする目的でこのカメラを持ち出してみましたが、かわいい鳥を見つけた時など急遽連写モードにして野鳥撮影を行うことも出来ます。
幅広い使用用途に瞬時に切り替えが出来るカメラです。
ここまで、Canon EOS R7を使ってみました。
どこにでも持っていきたい軽く、コンパクトなボディ。
自然で暖かい描写が大切な思い出をどんどん残していきたくなります。
撮影者のことを考えたデザイン性の高さ。
ハイエンドモデルに遜色ないAFと連写機能。
多くの人が魅了されていくのも納得です。
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気温が高い日が続き、待ちに待ったお花のシーズンがやってきました。2月に見頃を迎える花と言えば…梅です。梅林の開花状況をしっかりと事前にチェックして、カメラを持って向かいます。
今回の撮影のお供にはNikon Z8とNikon NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plenaを連れてきました。2023年10月に発売したPlena。発売前からNikonから出る2つ目の固有名詞を持つレンズとして話題になっていました。発売後も大人気で色々な方の作例を見てはうっとりとしていました。発売からまだ半年も経っていませんが、圧倒的な描写力とボケ感で、既に憧れのレンズという地位を確立しているように思います。
今回はそんな憧れのレンズを持って出掛けた、とある日の写真です。
梅林に到着して何の気なしに撮った一枚。プレビューを見ると後ろの丸ボケがすべて綺麗な真ん丸なことに感動。そして立体感と描写力に感動。背景がごちゃついたシーンでしたが、それでも中央の梅の花が主題ということがわかるくらいに写しとってくれました。
今回はPlenaの性能をしっかりと発揮できるようにと思い、ボディはZ8をチョイスしました。普段コンパクトなカメラを使っている筆者にとっては重量級の組み合わせでしたが、重さを帳消しにしてくれるくらい良いと思える写真が撮れました。
梅林の端っこで見つけた水仙の写真は、色ノリが良く、前ボケも後ろボケも美しくお気に入りの一枚です。
せっかくの中望遠レンズなので、ポートレート撮影もしてみました。普段からポートレートをよく撮りますが、専ら50mmのレンズで撮ることが多く、
135mmで撮るのは初めての経験。いつもと違うレンズで撮ってみるとわかったことがありました。135mmだと被写体からしっかりと距離を取って撮影することになるので、初対面のモデルさんを撮る時には相手の緊張感を和らげることができそうだということ。仲の良い友人であれば近い距離でレンズを向けてもいいかもしれませんが、これから関係性を築くような相手だとこれくらいの距離感からスタートするのがちょうどいいような感じがしました。
また、135mmで撮ることによって得られるボケ感は、他の50mmや85mm等のレンズでは得難いものです。くっきりと被写体を際立たせてくれます。前ボケの梅もかなりとろけているので、ふんわりとした印象の写真になりました。
梅の蜜を食べに来ていたメジロ。普段は野鳥撮影をしない筆者ですが、中望遠レンズを持っているのだからと撮影にチャレンジしてみました。135mmなので遠くにいるメジロはなかなか狙えません。ここにいたメジロたちは蜜を食べるのに夢中なのか、人慣れしているのか、近い距離に人がいても飛び立つことなくその場所に留まってくれました。
陽が傾いて良い時間になってきたので、招き猫がたくさんいる場所に行ってみました。招き猫がたくさんいるこの場所、写真では見たことがあったのですが実際に訪れるのは初めてで、想像以上の数にびっくりしてしまいました。招き猫を撮っただけなのに、なんだかいい感じになるこの写真でもPlenaの凄さが伝わっていますでしょうか。
ラストカットはちょっと意地悪なシチュエーションでの一枚。段々と沈んでいく太陽の方にレンズを向け、逆光気味で撮ってみました。悪条件ということもありフレアが出ていますが、これもまたアクセントになっているとプラスに捉えられる一枚です。太陽と木の枝の間のキラキラしている感じが、とても好きです。
Plenaで写真を撮ると、想像以上の写りで撮影者を楽しませてくれます。自分の期待を軽々と超えてくる、このレンズの虜になってしまいました。
皆様に少しでもPlenaの魅力が伝わっていれば幸いです。
↓今回使用した機材はこちら↓
数年前からアウトドアアクティビティを楽しむようになっています。そして回数こそ少ないですが、寒い季節には焚き火をして温かいものを食べたりするのが我が家の楽しみのひとつになっています。この日は天気もよく、風もなく絶好の焚き火日和でした。荷物をまとめて飯能河原に行ってきました。カメラはSONY VLOGCAM ZV-E10です。それなりの量の荷物になるこんなときこそ、小さなミラーレスカメラの良さを実感します。良い休日になりそうです。
春から秋にかけてバーベキュー、そして夏は河原での水遊びをしに多くの人がここ飯能河原を訪れます。寒い時期に来たのは初めてです。さすがにこんな真冬に遊びに来る人はそうそういない、ということが今回来てみてわかりました。ときどき近くに住んでいると思われる人々が犬の散歩で通りかかるくらいで、我々以外に焚き火をしていたのは2人ほどでした。こんな静かな光景はとても新鮮です。
静止画撮影に関しては普段、一眼レフカメラに望遠レンズをつけて使用しているのがメインなので、ZV-E10のキットでついてくるE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSを使って撮影すると空が入った風景写真を撮れるのが嬉しいです。
ここにあるイスやテーブルもすべて組み立て式で畳むとびっくりするくらい小さくなります。カメラもどんどん進化していっていますが、アウトドアグッズも本当に良く研究されているなと感心させられます。
薪を河原沿いにあるお店で購入してさっそく始めます。薪を一本一本焚き火台に入れていくのが楽しいです。
この日は節分、ここに来る途中で恵方巻きを買ってきました。恵方巻きを外で食べるのは初めてのような気がします。天気が良かったこともあって、カップラーメンと一緒に食べたらおいしかったです。
今回は焼き芋をやってみることにしました。新聞紙とアルミホイルに包んで火の中に入れます。考えてみると焼き芋を食べるなんて子供の頃以来です。家から持ってきた水でさつまいもを洗った後の写真ですが、恵方巻きのパッケージも写りこんでいるのに気づかないままシャッターをきってしまいました。うっかりしていました。さつまいもしか見えていませんでした。
それにしても熱々のさつまいもは甘くておいしかったです。
のどかな雰囲気の中で冬の休日を過ごす様子を短い動画にまとめてみました。
天気にも恵まれ、おいしいものも食べられて楽しい休日を過ごすことができました。こんな遊びができる場所が自宅からそんなに離れていないところにあるのはとてもありがたいです。たまにでもこんなことができると、冬の外出もより楽しいものになります。
ここ飯能河原は春は桜がきれいに咲くところです。その頃になったらまたここを訪れたいです。SONY VLOGCAM ZV-E10を持って、春色に染まった河原の風景を画面いっぱいに収めるのが今から楽しみです。
今回使用した組み合わせです。 新品対象品は【ネット限定 マップカメラ2年保証】つきです。
中古商品はこちらからご覧ください。
【SONY】Eマウント用レンズ比較!広角ズーム編
皆様、レンズ選びでお困りなことはございませんか?
私も日々、レンズ選びに悩んでおります。
僭越ながら同じ画角にお悩みの皆様に、よくご質問をいただくレンズを純正やサードパーティ問わず比較しながらご紹介させていただきます。
今回はタイトルに書かせていただいた通り・・・
・SONY FE 12-24mm F4 G (2017年7月7日発売)
・SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN (2019年8月23日発売)
・SONY FE 12-24mm F2.8 GM (2020年8月7日発売)。
上記3本のレンズの比較を ①外観 ②描写比較 ③最短撮影距離 の3つに絞りご紹介させていただきます!
※当記事内の文章では、「SONY FE 12-24mm F4 G」をSONY Gレンズ。
「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN」をSIGMAレンズ。
「SONY FE 12-24mm F2.8 GM」をSONY GMレンズ。と表記を統一させていただきます。
①外観や重さの比較
SONY Gレンズ 重さ約565g
SONY GMレンズ 重さ約847g
SIGMAレンズ 重さ約795g
写真を見ていただくと一目瞭然ですが、軽さや大きさはSONYのFE 12-24mmF4Gに軍配が上がります。
この3本はズーム域を変えてもフード(全て取り外し不可)の中で繰り出されますので、鏡胴部分や全長の長さは変わりません。
少しでも軽く、ということであればSONY Gレンズがオススメです。
②描写比較
では、それぞれの描写力の違いをワイド側、テレ側の絞り開放と、一番レンズのディテールが出やすいF8で写真を撮ってみましたので、ご覧ください。
全て絞り優先オート、ISO感度200固定で撮影しています。
ーーワイド側解放ーー
↓左上を300%拡大↓
やはり開放だけあって、四隅の描写力の差が顕著に出ています。
SIGMAレンズのはっきりとした写りに驚かされますが、SONY GMレンズの「12mm」「F2.8の開放絞り」という条件で考えるとシャープネスをだいぶ保てていると思います。
12mmと14mmの広角の差もはっきりわかります。
たった2mmの差ではございますが、12mmの画角ではビル全体を写せており、14mmでは都庁の棟の1/3程度までしか画角に収める事が出来ていません。
広い範囲を写したいのであれば12mmの画角を備えているSONYの純正2本がオススメです。
ーーワイド側F8ーー
↓左上を300%拡大↓
F8まで絞るとどのレンズも解像度も上がりました。
先程まで差が大きかったSONY Gレンズは解像度の極端な低下もなく絞りをある程度絞れる環境なら全く問題は無いように感じます。
都庁の壁の質感が分かりやすいのはSIGMAレンズという印象です。
ーーテレ側絞り開放ーー
↓左上を300%拡大↓
この比較画像では驚きを隠せませんでした。描写が甘くなりやすいテレ側ですが、間違いなくGMレンズは開放でもディテールを保っています。
ワイド時の比較ではSIGMAレンズの方が解像度が高いようにも思えましたが、同じ24mm同士の条件ではGMの方が解像されているのが分かります。
ーーテレ側F8ーー
↓左上を300%拡大↓
F8まで絞るとSIGMAレンズのレンズの解像度も格段に上がりました。テレ側の写りが良くないという事ではないようです。
SONY Gレンズの解像度が少し気になるところですが、一番端を拡大表示しているので、極端に解像度が低いという事ではございません。ご安心ください。
中心部は問題なく写っており、スナップ写真や物撮りなどのパースを生かした撮影用途でしたら、全く問題はございません。
SONY GMレンズのF2.8 とF8はほぼ違いは感じませんでした。ワイドの方が写りが綺麗なのは間違いありませんが、テレ側でもここまで解像度が一定というのは本当に驚かされます。
ここまで4パターンの隅の解像度を分析して、私自身が感じた事をまとめさせていただきます。
SIGMAのレンズは解放でもGMに負けず劣らずな素晴らしいレンズで、周辺まで高い描写力と高い解像感を感じられました。
しかし、SONYのGMレンズは12mmながらF2.8という大口径。SIGMAの14-24mmレンズより広い2mmの差を、たった50gで体現しているのはさすがGmasterと、言わざるを得ません。
ワイド時の開放では一見解像度がシグマに劣っているようにも見えましたが、GMレンズはズーム全域で高い解像度を常に維持していました。
ただし、このどちらのレンズも、重さがネックに感じられるかもしれません。
SONY GMレンズ約847g。SIGMAレンズ約795gです。広角を活かすネイチャーフォトなどをご旅先で、お出かけで、となると一気にハードルが上がります。SONY Gレンズであれば、約565gです。SONY GMレンズと比べると282gも軽量です!たとえて言うならSONYの Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAが281gですので、単焦点1本分軽いという事に…。
価格も同じ画角のSONY GMレンズとGMとSONY Gレンズとでは新品で14万円以上の価格差があるので、気軽に持ち出したい。荷物の重さを気にしたくない。という方にピッタリです。
③最短比較
最短側の比較をご紹介させていただきます。全てマニュアルで最短に合わせて撮影しております。
最短での撮影はボケ感や被写体の大きさで、どの程度物撮り時に主体を目立たせられるかの違いが出てきます。
まずはワイド側から検証していきます。
手持ちで撮影している為、被写体の位置が若干変わってしまっています。ご了承ください。
SONYのGMレンズとGレンズではF2.8とF4の絞りの違いが分かりやすいです。
F2.8では被写界深度が浅くなり更に玉ぼけも大きくより被写体が際立ちます。
先ほど四隅の解像度を比較した際に、SONY Gレンズの解像度にご不安になられた方も多いかと思いますが、ここでは中心部のパンジーが驚くほどきれいに映っているのが分かるかと思います。
SIGMAレンズの写真をみると1つ気になることがあります。最短撮影距離は全て28cmなのに対して、なぜかシグマだけ28cm以上に寄れていました。
メーカーサイトにもLマウントの数値で統一されているので、SONYのEマウントレンズだと若干違いがあるのかもしれません。※LマウントとSIGMA fpでも合わせてみたところ、26~28cmが最も近寄れる距離でした。
14mmなので撮影倍率も影響していると思いますが、想像以上に被写体との距離が近く、驚きました。
続いてテレ側の比較です。
SONY 12-24mmF4G/24mm/F4/ISO200
24mm側で、更に被写体との距離が近くなり玉ボケに違いが出てきました。
SONY GMレンズの玉ボケは滑らかできれいです。
SIGMAレンズは解像度が高く写りが固い印象を持てます。若干ではありますが、SONY GMレンズと比べても玉ボケも硬くはっきり写っているように見えます。
テレ側もSIGMAレンズがより被写体に寄れています。倍率も3本のレンズが約0.14倍でほぼ一緒ですが、SIGMAレンズはなぜかほかの2本より接写が出来ます。
ただし、このSIGMAレンズには『ブリージング』というピント位置で画角が変わってしまう現象が多くみられるため、もしかしたらその影響で画角が少し変わってこのように見えている可能性もありますので、当ブログはレンズ選びのご参考程度にご閲覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。最後に広角ズームの3本をお悩みされている方にレンズ選びのおすすめを簡単に箇条書きでまとめさせていただきます
・SONY FE 12-24mm F4 Gコンパクトで携帯性重視の方にオススメです。
・SONY FE 12-24mm F2.8GM 重さが許容できるのであれば12mmを撮影できるこのレンズは間違いありません。全画角で高解像な為、スナップやネイチャーフォトなど撮影環境を選びません。画角、解像度、1つも妥協できない!という方はぜひGmasterの称号が付いたこのレンズをお選びください。
・SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN 開放でも収差や解像度の劣化が全く気にならない素晴らしいレンズです。重さはありますが、どこを切り抜いても満足できる写りの為、気合を入れた撮影にピッタリです。
【FUJIFILM】遂にX100VIが発表!スナップでX100シリーズを振り返る。X100V編
本日、X Summit TOKYO2024にてX100シリーズの新機種が発表されました。
このシリーズの登場を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
これまでも小さなボディはそのままに、大きな進化を遂げてきたX100シリーズ。
今回も、高画素化、手振れ補正機構搭載など待望の機能の追加がアナウンスされています。
そんなX100シリーズに焦点をあて、当社スタッフがスナップを通してその魅力をお伝えしていきます。
X100シリーズの魅力はそのコンパクトなボディと美しい写りを両立している点だと思います。
専用設計の薄型23mmF2のレンズを採用することで、レンズ込みの状態でコートのポケットに収まるほど非常にコンパクトにまとまっております。
そこで今回の撮影ではX100Vを持って夜のストリート撮影にでかけました。
X100Vには17種類の豊富なフィルムシミュレーションが搭載されており、その中から100シリーズではVから追加された、「クラシックネガ」「ETERNA/シネマ」の2種類を使用してみました。
まずはクラシックネガを使った作例です。
クラシックネガは、「SUPERIA」の色味をベースに作られた、フィルムシミュレーションです。
ベースになっているSUPERIAもスナップ撮影に非常に人気のネガフィルムだったこともあり、スナップとの親和性が高いフィルムシミュレーションだと思います。暗部の色味が特徴的で立体感をしっかり写すことができます。
次にETERNA/シネマの作例をどうぞ。
ETERNA/シネマは名前の通り映画用フィルムETERNAをベースに作られたフィルムシミュレーションです。
彩度が抑えられており、全体的にすっきりとした色味で撮影することができます。
夜のストリートフォトとの相性が非常に良いと感じました。
コートのポケットやカバンの中に忍ばせていつでも撮影を行えるコンパクトなカメラ且つフィルムシミュレーションを使うことで自分の好みの色味を楽しめます。
何気なく見ていた街や人を思わず撮ってしまう。
そんな日常を楽しくさせてくれるカメラだと感じました。
ついにその全貌が明らかになったX100VI。
本連載を通じてスナップカメラとしてのX100シリーズの魅力が伝われば幸いです。
次回はどのX100シリーズが登場するのでしょうか。乞うご期待!
⇓ 使用機材はこちら⇓
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Leica Boutique MapCamera Shinjuku11周年
本日2024年2月20日、
Leica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えました。
これもひとえに、ご愛顧くださった皆様のおかげと深く感謝しております。
前の10年から次の10年へ新しく踏み出す11年という節目に、スタッフ一同初心に戻り、
皆様にご満足いただけるようなお店作り、コンテンツ作りに邁進してまいります。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。
2/1より11周年を記念して様々なイベントをご用意しております。
まだご覧になられていない方は是非一度ご覧ください!
また、店舗ではマップカメラ1階にあるLeica Boutique MapCamera Shinjukuにて、
ライカの100年を振り返る特別展示を行っております。
0型(レプリカ)からA型、B型、C型、DIIといったM型以前の歴代ライカカメラや、
M3、M2、M4、M5、M6、M7、M8、M9、M(Typ240)、M10まで
M11までの系譜がずらりと勢揃いしています。
お手に取っていただくことはできませんが、B型(コンパ―ライカ)の実機が見られる機会はそうありませんので、是非お近くにお越しの際はご覧ください。
※3月中旬頃まで展示予定
そして地下のTouch the Leicaコーナーでは、M3~M11-Pまでの歴代M型カメラをご自由にお手に取ってご覧いただけます。
レンズは極力当時の組み合わせにできるよう、カタログや取扱説明書の写真を参考にご用意しました。
皆様にぴったりの1台をお探しください。
(デジタルカメラは空のSDカードをお持ち頂ければデータのお持ち帰りも可能です。SDカードの対応についてはお問い合わせください。)
※3月中旬頃まで展示予定
ささやかではございますが、お楽しみいただければ幸いです。
Leica Boutique MapCamera Shinjukuでは、これからもライカに関する有益な情報を発信し続けてまいります。
12年目のLeica Boutique MapCamera Shinjukuにもご期待ください!
【Voigtlander】薄型パンケーキレンズ18mm F2.8を持って旅に出よう
2024年2月9日、Voigtlanderから新たなレンズが登場しました。
その名も『COLOR-SKOPAR 18mm F2.8 Aspherical X-mount』
富士フイルムのXマウント専用として設計された35mm判換算28mm相当の広角レンズ。
開放F値をF2.8とすることで全長はマウントから23.5mmの短さを実現し、薄型パンケーキスタイルとなっております。
携帯性が高いだけでなく、最短撮影距離が17cmなのでスナップショットからテーブルフォトまで幅広い用途に使用できます。
今回はFUJIFILMの『X-T5』を相棒にコンパクトさを活かして旅行のお供として連れだしてみました。
非日常感の漂う早朝の空港から旅は始まります。
大きな荷物は預けてしまい、身軽に貴重品とカメラだけで飛行機へと向かいます。
ボーディングブリッジからの搭乗も良いですが、沖止めされている飛行機へとバスで向かって搭乗するのも好きな筆者。
なぜなら普段見られない角度や距離から飛行機が見られるから。
離陸するとすぐさま高度を上げていきます。
朝方は大気が澄んでいるので広く見渡すことができ、遠くの富士山もはっきりと見ることが可能です。
最短撮影距離が17cmなので、機内の限られたスペースでも周囲に迷惑をかけることなく写真を撮ることができます。
ホッと一息、機内サービスの温かいスープを飲んだらあっという間に目的地目前まで来ていました。
清々しいほどの青空。
サングランスをかけていないと雪の反射で目を開けているのもやっとな程です。
『X-T5』のファインダー越しの景色は一眼レフカメラと異なり、電子ビューを通してのものになります。
適正な露光設定を保っていれば眩しすぎることはありません。
また、違和感の少ないクリアなファインダーは、周りの様子も忘れて映し出される映像に吸い込まれるように集中することが出来ます。
途中立ち寄った道の駅で見たパンフレットに一目惚れして廃蛍光灯のリサイクルガラスを原料としたガラス工房に立ち寄りました。
大きく開いた沢山の窓から光が差し込み、キラキラと硝子たちが光り輝いていました。
流氷や雪、氷、そして自然が生み出美しい形をガラスで表現したガラス細工達。
こういう出会いがあるのも旅ならではないでしょうか。
翌朝は日の出前から港に行き、この時期ならではの流氷を見に行きました。
シベリアから流れ着く流氷。
訪れたのは55年ぶりの暖かさとニュースになるような日でさらに南風があるため流氷が接岸しておらず若干の不安がありましたが沖へと進んでいくと無事に出会うことが出来ました。
暖かいと言っても早朝の冷えに加えて洋上を吹く風により手先はかじかんでしまうので手袋は手放せません。
しかし、本レンズのフォーカスリングには指がかりの良い形状のレバーが装備されているので、操作しやすく船の上からでもしっかりと撮影を楽しむことが出来ました。
18mm(35mm判換算28mm)の1本だと「もう少し寄りたい」場面は少なからず出てくるもの。
『X-T5』は高画素センサーを活かしてデジタルテレコンが内蔵されています。
レンズはそのままに1.4xと2.0xに切り替えができます。
ファンクションキーに当てることでワンタッチで画角の切り替えが可能となっているのです。
咄嗟の“ちょっと足りない”場面では大いに使える機能かと思います。
アクティビティだけではありません。
“食”も旅の醍醐味。
宿でのご飯からお土産、お店での食事まで全てがボリュームたっぷりで美味しいに溢れた食べ物たち。
せっかくですからやはりこちらも写真を撮っておきたくなります。
咄嗟に構えても滑らかなフォーカスリングによりピント合わせもスムーズです。
高い精度で調整された総金属製のヘリコイドユニットと高品質グリースの採用で、この上ない滑らかな操作感覚のフォーカシングを味わうことが出来ます。
35mm判換算28mm相当の画角を持ち、光学設計は富士フイルムXシステムカメラのイメージセンサーに最適化されている『COLOR-SKOPAR 18mm F2.8 Aspherical X-mount』。
電子接点を搭載しているためExif 情報もしっかりと残すことが可能です。
総金属製のレンズはチープさを感じさせず、コンパクトながらも確かな所有感も満たしてくれます。
X-T5との組み合わせは強力なボディ内手ブレ補正が相まってノンストレスで撮影を楽しむことができます。
カラーリングは「ブラック」と「シルバー」の2色。
どちらもブラック仕上げのドーム型の専用ネジ込みフードが付属します。
気軽に持ち出せるからこそしっかりとしたものを。
X-Tシリーズとして性能が向上しながらもより小型化を実現した『X-T5』と、わずか115gで長さ23.5mmのパンケーキレンズ『COLOR-SKOPAR 18mm F2.8 Aspherical X-mount』。
この2つの組み合わせはこれからの旅の相棒として長く活躍してくれそうです。
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【RICOH】GRと自分
こんにちは。皆様良い写真ライフをお過ごしでしょうか。
今回はRICOH GRについて少しお話しできればと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
初めてGRを手にしたのは、写真を学ぶ学生だった頃でした。
写真家を調べている中で森山大道という写真家を見つけ、彼が使用しているカメラというのが知ったきっかけだったと思います。
写真家が使っているカメラに憧れるというのはよくあることで、例にもれず自分もフィルムのGR1sでスナップを撮り始めました。
無論森山大道氏の写真には遠く及びませんでしたが、コンパクトなのにこんなにシャープに写ることに衝撃を受けたのを覚えています。
その後GR(APS-Cの初代)、GRIIIと今に至ります。
ここからは撮った写真をお見せしながらお話しできれば思います。
私が思うGRの良さは、ポケットに入るコンパクトサイズでありながら卓越した描写力を持っているということだと思います。
PCで画像を見てみると、ここまで写っているのかと驚くこともありGR LENSの写りは本当に素晴らしいと思います。
フィルム時代のGR1ではその写りが高く評価されて、1997年にライカLマウントでGR 28mm F2.8としてレンズ単体で発売されたほどです。
この「ポケットに入るコンパクトサイズ」ということが私にとっては重要で、結局シャッターチャンスに巡り合ってもカメラを持っていなければ意味がないと思っています。
ミラーレス一眼カメラは重いので持ち出す際に少し考えてしまいますが、GRはとりあえず持って行くことができます。
とりあえず持って行く→たまたまいい瞬間に巡り合う→いい写真が撮れる ということがよく起こります。
それでいて描写力も卓越している。これほどスナップに適したカメラもそうそうないのではないでしょうか。
GRを使い始めて様々な人との出会いや、ストリートスナップ・写真の面白さを知ることができました。
このカメラを持っていなかったら自分は写真を撮るということを続けていなかったかもしれません。
それほどGRには感謝しています。
これからも自分の「眼」として、日々を切り取っていけたらと思います。
【SAMYANG】『にーよん』から始める新年度【AF 24-70mm F2.8 FE】
少しづつではありますが、春の足音が聞こえてきました。
新生活が待っている新年度に向けて、機材を新調したい方もいらっしゃると思います。
今回は『2024年』の『24』にかけまして、
スタッフがお勧めする『24』の数字を含めたカメラ、レンズを全5回に分けて紹介していきます。
新しい機材選びの参考にしていただければ幸いです。
今回、紹介するレンズはSAMYANG AF 24-70mm F2.8 FE です。
このレンズは2022年3月に発売され、SAMYANGブランド初というズームレンズとして登場しました。
ズーム全域で開放F値2.8通しと開放F値も明るく標準ズームレンズとして使いやすいレンズとなっています。
このレンズを持って河津桜を撮影してきました。組み合わせたボディはSONY α7IIIを使っています。
訪れたタイミングは満開の少し手前でしたが、菜の花との対比が美しいタイミングでした。
遠景を入れつつ24mmの広角端を使って、F8に絞って撮影してみました。
富士山をメインに、手前に桜を入れて前ボケを作ってみました。この日は快晴で、青い空に積雪の白が浮かび上がります。
菜の花を中心に画面に入れると、明るい黄色が広がっていきます。
24-70mmの画角を持つSAMYANG AF 24-70mm F2.8 FEは様々な構図が作りやすいです。
シルエットが出るように半逆光で撮影してみました。
いかがでしたでしょうか。SAMYANG AF 24-70mm F2.8 FEは使いやすさを抑えつつ、
防塵・防滴構造や、MF時にズームをしてもピント位置が維持されるパーフォーカル機能などのを搭載し、
大口径ズームレンズの醍醐味を楽しみながら使える常用レンズとしてもおすすめの1本です。
次回もお楽しみに!
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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.9 ~Q2 モノクローム編~
event-campaignLeicaLeica Boutique 11th Anniversaryスナップライカ好きスタッフが語るライカの魅力春の息吹
2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えます。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、
専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
この連載ではフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。
ライカの魅力を一人でも多くの方に知って頂ければ幸いです。
ぜひお楽しみください!
・・・
今回のフォトコンテストのテーマ「新感覚」にちなんだブログということで、初めて使う機材、そしてモノクローム撮影専用機種と私にとって新感覚なQ2モノクロームをチョイスしました。
普段使っているM型とは異なるスタイルのQ2モノクロームですがシックで美しいそのデザインに一瞬で引き込まれてしまいました。モノトーンでまとめられたボディはモノクローム撮影専用機以外にはない非常にかっこいいものになっています。
そんなQ2モノクロームを持ってスナップにでかけました。
モノクローム撮影専用機種ということで、普段撮っている被写体とは少し違うものを撮りたいと思い色々探していると、
線路や石造りの建築物などの乾いた印象の被写体との相性が非常に良いと感じました。
ワイドな28mmの焦点距離とも相まって建物主体の撮影が非常に楽しかったです。
Q2モノクロームのEVFは非常に見やすいので普段通りMFで撮影をしていてもまったく支障はありませんでした。
このカメラを使うにあたって、使ってみたい機能がありました。QシリーズにあってM型にはないもの。そうですAFです。自分の撮影スタイルでAFがあったらいいなと思うことはあまりないのですが、せっかく搭載されている機能を使わない手はありません。
普段使うことのないライカのAF機能に少し戸惑いましたが、慣れてくるとAFってこんなにも便利なのかと、その恩恵を噛みしめながら撮影を楽しみました。
最短撮影距離0.7mや1mの世界で生きている私にとってマクロモードも非常に魅力的な機能だと感じました。
最短17センチまで寄れるのはまさに新感覚でした。
普段だとかなり下がって、時には変な体制を取りながら撮影していた料理の写真もサクッと撮れます。
今回使用したQ2モノクロームは、モノクローム写真専用機種ということでカラー機で撮るモノクロ写真とは違い、すっきりとした黒と白で描かれている印象を受けました。諧調の豊かさはもちろん、描写性も非常に高く様々な場面で使えるカメラだと感じました。
普段M型を使用している私にライブビューやEVF、AF、マクロモードと、沢山の新感覚をもたらしてくれました。ライブビューはM型でも使うことができますが、その他に関しては普段味わうことのできない非常に魅力的な機能かと思います。また防塵防滴も搭載しているので、普段はカメラを持っていくことを躊躇するような日にも気軽に持ち出せる点も非常に魅力的だと感じました。
その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。
【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.8~M11+Summilux M50mm F1.4編~
event-campaignLeica Boutique 11th AnniversaryM11 / M11-P / M11-Dライカ好きスタッフが語るライカの魅力単焦点を楽しむ春の息吹
2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えます。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、
専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
この連載ではフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。
ライカの魅力を一人でも多くの方に知って頂ければ幸いです。
ぜひお楽しみください!
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今回筆者が持ち出したのはM11と現行のズミルックスの50mm。
普段はMデジタルは使わずフィルムばかりなので、
M型でライブビューができてUSB-Cで充電ができてしまうというだけで革命のように感じてしまいます。
普段50mmはズマールとズマリットを使っていますが、現代のズミルックス50mmはどんな写りを見せてくれるのでしょうか。
このレンズの特徴はなんといっても寄れること。
最短撮影距離は0.45mであり、被写体の存在感や質感まで引き出して撮影ができます。
0.7mより距離が短くなるとピントリングを回す際クリック感があるので、あまり意識せずともライブビューへの切り替えが自然とできました。
うーん、これが現行機種、流石です。
M型においては「寄れる」ということは本当に特別なこと。
また被写体にぐっと近づくことでより大きなボケを楽しむことができます。
背景のしっとりとしたボケとM11の出すシンプルながらも整頓された、クリアな色合いが心地よく重なります。
開放値でもピント面の解像度は高く、撮影した写真をついつい拡大して見てしまいます。
ライブビューでの撮影はピーキング機能を使って撮影をしましたが、それでもF1.4の被写界深度の浅さには対応しきれません。
そのような時は液晶をダブルタップすれば拡大ができます。
メニュー画面などでもタッチ操作が使えるため、Mデジタルを使い慣れていない筆者でも感覚的に操作ができました。
個人的にはアンダーの時の色がたまらなく刺さります。
ライカの出す影や黒という色調は、ただの影というよりデザインされた色、計算された黒のように感じます。
これがまた画面全体を引き締めつつ、全体を整えてくれます。
今回前ボケのある環境下であまり撮影をしなかったのですが、前ボケも比較的綺麗な印象を受けました。
雪の中、片手でマニュアルフォーカスは無理があったでしょうか。
でも都内での雪、と言われると気分があがってカメラを持ち出したくなってしまいます。
傘を持っていない方の手でピントリングをくるくると回して。
距離表記を見てこれくらいかな、でシャッターをきります。
さすがに目測で近距離は難しいかもしれません。
発売の際ボディの軽さや底蓋がなくなったことで話題になったM11。
実際に使ってみると実用も考えられた設計となっており、だからこの設計なのかと改めてM11の魅力を感じてしまいました。
気づけば手に馴染み、手から離れると少し寂しくなりました。
オールドレンズばかり使っている方こそ、今のM型を、ズミルックスを体感してみるのはいかがでしょうか。
きっとファインダーを覗くだけで、心が高鳴るはずです。
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