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【OM SYSTEM】OM-1 Mark II先行展示開始&ご予約受付中!

【OM SYSTEM】OM-1 Mark II先行展示開始&ご予約受付中!

発売日まであと1週間!
2024年2月23日(金)に発売予定のOM SYSTEMフラッグシップモデル『OM-1 Mark II』が現在ご予約受付中です。
この度は発売日に先立ちまして、マップカメラ本館4階OM SYSTEMコーナーでは、実際にお手にとってお試しいただける『OM-1 Mark II 12-40mm F2.8 PRO II キット』の先行展示を実施中です。

近くにお越しの際にはぜひ実際に『OM-1 Mark II』に触れてみて、カメラの質感や重さ、操作感などをご体感ください。

ここで『OM-1 Mark II』についてご紹介いたします。
ハーフNDフィルター効果をコンピュテーショナルフォトグラフィ機能で再現した、世界初「ライブGND(グラデーション ND)」機能が新搭載されました。「AI被写体認識AF」が進化した最新AF、強力な手ブレ補正、ライブND、OM-1から引き続きコンピュテーショナル撮影機能が充実。さらには最大8.5段の驚異の手振れ補正、手持ちで5000万画素、三脚ありで8000万画素のハイレゾショット、マクロ撮影で有効な深度合成、星空撮影で有効な星空AFなど便利な機能が盛りだくさんです。

従来機のOM-1から進化したポイントは以下のとおり。

【NEW!新機能】
●ピントを合わせたい被写体を選べる、被写体選択機能
●ライブGND機能 GND2~GND8
●縦位置動画
●USBビデオクラス / オーディオクラス対応
PCにUSB接続するだけでWEBカメラとして使用可能
●ゴミ箱ボタンをMENUボタンとして設定可能

【性能向上】
●AI被写体認識AF
●SH2連写 25fps / 50fpsに「12.5fps」「16.7fps」追加
●連続撮影枚数 120fps時 JPEG約219枚 / RAW約213枚
●5軸手振れ補正効果 ボディ単体8.5段 / レンズシンクロ手振れ補正時8.5段
●ライブND ND2~ND128
●ハイレゾショットRAW記録bit数(12bitに、「14bit」追加)
●OM Capture 無線(Wi-Fi)にカメラコントロール(テザー)追加

「OM-1 Mark II」の注目ポイント①
新機能ライブGND(グラデーションND)機能!
主に自然風景を撮影する際に、明暗差の大きいシーンでも美しく表現することが可能です。
GNDの段数はGND2~GND8、フィルタータイプはSoft、Medium、Hardを選択でき、境界線の位置と角度をダイヤルとボタンで自在に設定することができます。また従来機より性能が向上した最大約8000万画素の超高解像写真を生成するハイレゾショット機能や、スローシャッター効果を実現するライブND、光や動くものの軌跡を表現できるライブコンポジット機能、天体撮影をサポートするナイトビューモード / 星空AFなど、自然風景を撮影される方に嬉しい機能が盛りだくさん!

「強力な手振れ補正とライブGND機能に迫る」の先行レビューはこちら

「OM-1 Mark II」の注目ポイント②
常識を覆す「AI被写体認識AF」の進化!
「AI被写体認識AF」の正確さ、圧倒的な判断能力の高さが向上したことで、従来から人気の高い機能である「プロキャプチャーモード」が合わさるとその真価を発揮します。今まで撮れなかった写真が簡単に撮れてしまう、何とも魅力的な響きです。

「進化したAI被写体認識AF/プロキャプチャーモード」の先行レビューはこちら

「OM-1 Mark II」の注目ポイント③
より強力になった「最大8.5段の驚異の手振れ補正」!
10秒を超える手持ち長秒撮影も可能となり、星景写真も手持ちで手軽に撮影することができるようになりました。
マップカメラでは「手持ち撮影 シャッタースピード10秒縛り」で先行レポートブログを公開中ですので、ぜひご覧ください。

「手持ち撮影 10秒露光縛りに挑戦!史上最高峰のブレないカメラ」の先行レビューはこちら

マップカメラではフォトレビューサイト Kasyapaにて作例を交えたファーストレビューを行っております。

■「OM SYSTEM OM-1 Mark II」Kayapaのプレビューはこちら

OM-1 Mark IIの開発者と往く実際のフィールドで体験してきたYouTube動画も公開中!

現在、メーカーでは「OM-1 Mark II」の発売を記念して各キャンペーンが開催中です!

\ OM-1 Mark II 発売記念キャンぺーン! /
詳細は下記リンクよりご確認ください。

\ OM-1 Mark II いいねキャンぺーン! /
詳細は下記リンクよりご確認ください。

今回、他社メーカーからOM SYSTEMへのお買い換えや、今まで使用していたOLYMPUS / OM SYSTEMのカメラからのグレードアップを検討されている方は当社ネット限定の【お買い換え応援キャンペーン】のご利用がおすすめです!
ぜひこの機会にお求めください。

今なら「OM-1 Mark II」をご予約いただくと、下取りが最大5%UPするチケットを配布中です。
※2024年2月22(木)15:00ご注文分までが対象です。

『OM-1 Mark II』各種のご予約はこちら!
当社インターネットサイトからのご注文は【ネット限定 マップカメラ2年保証】付きです。

【2024年2月23日発売予定】
『M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II』ご予約受付中!

【2024年3月発売予定】
『M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS』ご予約受付中!

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年02月17日 11時01分 ]

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【SONY】最初の組み合わせにお勧め!『α7C』と『FE 24-105mm F4 G OSS』を1日使ってみた 後編

【SONY】最初の組み合わせにお勧め!『α7C』と『FE 24-105mm F4 G OSS』を1日使ってみた 後編

久しぶりにカメラを持って1日過ごそうと思い、まずは機材選び。重視したいのは色々な場所に行きたいから「軽量」であること。
そして「軽量」のためにはレンズを複数持っていきたくない!ということで…
本日のカメラは後継機が発売されてもなお、お手に取りやすくなったお値段で大人気の小さなオールマイティ機「SONY α7C」と広角域から中望遠域までカバーする万能な一本「FE 24-105mm F4 G OSS」を持って、その便利さを語ります。

今回は後編です。前編はこちら

前編で、下山してミュージアムに立ち寄り山にまつわる展示を鑑賞したところまでお話をしました。
被写体にズームで寄る撮影から、広角端を使って広い画角で撮影をすることができる「FE 24-105mm F4 G OSS」は本当に便利です。

さて、後編は山を後にして牧場とカフェで遅めのランチ。

牧場に到着して、沢山の牛がいる厩舎横を抜けていくと日向ぼっこ中の立派な乳牛がお尻を向けてお出迎え。
見事に牛も羊もお尻しか見えません…。

カフェは焼き菓子、ケーキ、様々な食事などを楽しめるようになっており
乳製品はこちらの牧場の乳牛から採れたものを使用して作られているようでした。

「牛乳コーヒー」というメニューを発見して、早速頼んでみました。
案の定、コーヒーを自分で加えるタイプのカフェオレです。牛乳もそのまま味わえ、美味しいコーヒーも楽しめる正に一石二鳥!
アプリコットチーズケーキと一緒に美味しく頂く前に着席したまま1枚撮影。最短38cmまで寄れる「FE 24-105mm F4 G OSS」ならテーブルフォトもバッチリです。

テラス席もあり、テラスからは羊や牛が放牧されている牧場の様子を眺めながら食事ができます。

この牧場は、住宅街の中にある東京都内の牧場。背景に街並みを背負いながら闊歩する羊の姿が少しばかり珍しいものを見ている気分にさせられます。
羊たちは人懐こく、干し草を与えることもできるようでした。

牧場の周りで写真を撮影していると餌場の方の密度が高いことに気づいて見に行ってみたのですが、同じ箱から牛と羊が干し草を奪い合って食べているではありませんか…。
動物も人間も少しのきっかけで争いが起きます。特にお腹を空かせた同士の争いは熾烈を極めます。
隣の餌箱は干し草が沢山入った状態で空いています。こちらは満員です。

ズームして寄ってみると、柔らかそうな牛の毛足の長さに気付かされます。
柔らかそうで触って見たくなりましたが、一向に食事が終わらない様子なのでやめておきます。

動物の表情が分かる中望遠域にもでき、牧場を広く撮影する広角域にもできるレンズとフットワークの見方、軽量コンパクトな「α7C」は本日の散歩にぴったりです。

この日は快晴だったのですが夕方から少しだけ靄が出てきてしまい、遠景がはっきりしません。
いつもなら富士山が綺麗に見えるのですが、この日はシルエットが辛うじて見える状態でした。

最後は、手持ちで夜景撮影をして締めたいと思います。
コンパクトなボディながら5段分相当のボディ内手ブレ補正を搭載。またレンズ側にも光学式手ブレ補正を搭載しているので、遅い時間でも光量不足を気にせず撮影できるのです。

丸一日、「SONY α7C」に「FE 24-105mm F4 G OSS」という構成で写真撮影を行いました。
重いと感じることは特になく快適にスムーズに撮影ができる組み合わせでした。
レンズ1本で色々撮影できるので、この構成を旅行のお供やお出かけのお供に選ぶのはとても良いです。

価格も手が届きやすくなった「SONY α7C」と「FE 24-105mm F4 G OSS」なので、普段使いの候補として選択肢の一つとして是非ご検討下さい。

α7C今が買い時!

今回使用した機材はこちらです


[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月17日 10時15分 ]

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【Panasonic】気になる、LUMIX S_Vol.1
LUMIX S 全シリーズについてご紹介していく連載、「気になる、LUMIX S」です。
単焦点から望遠、そして話題の新シリーズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」まで計15本をご紹介いたします。LUMIXシリーズが気になる方はもちろん、既に愛用している方にも必見です。

気になる、LUMIX S_Vol.1

今回ご紹介するのは、「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」「LUMIX S PRO 50mm F1.4」です。
このレンズは、LUMIX 初のフルサイズミラーレス一眼「LUMIX DC-S1R」「LUMIX DC-S1」の2機種を発売するにあたり第一弾として発売された2本です。
Vol.1にふさわしいこちらのレンズで撮影をしました。是非、ご覧ください。

標準ズームで欠かせない撮影領域。そしてマクロ機能も備わっている優れものです。

一般的に焦点距離が長くなるほど、色収差が大きくなり、コントラストの低下や色の滲みが出てしまいますが、
特殊低分散レンズを使用しているため、撮影領域全域で解像度の高い撮影ができます。

LUMIXの色づくりは忠実であり、とくに低照度の色情報が豊富だと感じます。

室内で撮影を行いましたが、レンズのキレと相まって、シックに仕上がりました。

高い手ブレ補正効果を実現するDual I.S. 2に対応しているので開放でも手振れ補正によって、シャッタースピードを稼がなくても被写体を捉えることができます。

最短撮影距離30cm、ハーフマクロでも撮影しました。

マクロへの切り替えなしにハーフマクロ撮影が可能です。

畳縁の刺繍の細かさそして質感が伝わってきます。

これもまた、手振れ補正のおかげでぐっと寄って撮影してもしっかり写してくれました。

「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」第一弾のレンズにふさわしく、頼もしいレンズです。

LUMIX フルサイズシステムのマスターレンズとなる「LUMIX S PRO 50mm F1.4」

このレンズを通してボディの画質設計等決めていく重要なレンズとして開発されました。

「S」のレッドエンブレムは、性能を追求したS PROレンズシリーズを意味します。

F1.4の単焦点レンズとなるとボケ感が気になります。

このレンズを開発するにあたり、ボケ表現を考えなおしたそうです。

後ボケを柔らかくすると前ボケが固くなり、その逆もしかりなのですが、

マスターレンズということもありどちらもボケのクセがないレンズの開発に力を入れています。

よくみてみると色収差なく、自然なボケです。

自然なボケに魅了され、見返すとどれも開放で撮影していました。

このレンズさえあれば、どんな被写体でも際立たせて立体感ある描写を可能にしてくれます。

LUMIXのマスターレンズ、ぜひ体感していただきたい1本です。

 

「気になる、LUMIX S」次回もお楽しみに。

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年02月16日 17時55分 ]

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【特別企画】結局どちらも良い!? 気になる2本撮り比べしてみました

【特別企画】結局どちらも良い!? 気になる2本撮り比べしてみました

Leica Boutique MapCamera Shinjuku は皆様の多大なる「ライカ愛」のおかげで11周年を迎えることができました。
そして、今回は「究極の1本」と称された 『アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.』とその対抗馬ともいえる『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM』の描写を撮り比べしました。
その描写などを動画でご紹介いたします。是非ご覧ください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
03:33 さっそく撮影スタート
06:09 ボケ味と描写をみる
09:48 モノクロの描写をみる
12:09 逆光耐性をみる
13:52 ポートレート撮影での描写をみる
17:35 発色と周辺の描写をみる
21:11 1日を終えて
24:28 エンディング

 Leica M11と共に

2013年に登場した 『アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.』と
2021年に登場した『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM』。
今回はそれぞれのレンズをLeica M11に装着するという贅沢な環境で撮り比べに臨みます。

三脚を使い位置を固定してカメラの設定を合わせて撮影していきます。
どちらも開放から繊細なピント面の描写を見せてくれますが、ボケ味であったり色味の風合いなど見比べてみると個性があり
早々から関心させられます。

Leica M11 + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. 1/250 F2 ISO100

Leica M11 + APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM 1/250 F2 ISO100

 

 逆光耐性を見る

すこし意地悪な構図で光源を取り込んだ写真を撮ってみます。
フレアなどがほとんど発生せず、逆光耐性の高さが垣間見えました。また光源周辺の発色からそれぞれの特色も感じられます。

Leica M11 + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. 1/750 F2 ISO100

Leica M11 + APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM 1/750 F2 ISO100

 

 最短撮影距離でポートレート

F値開放かつ最短撮影距離でポートレート撮影をしてその描写を見てみます。両レンズとも最短撮影距離は0.7mです。
被写体のきめ細かい描写を実現しながらも、木漏れ日の質感や瑞々しいボケ味を堪能することが出来ました。
また、馴染みがよく心地の良い描写が空気感まで写し取っているように感じます。

Leica M11 + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. 1/180 F2 ISO100

Leica M11 + APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM 1/180 F2 ISO100

 

 発色と描写

描写だけでなく発色を見るべく緑の映える場所で同じ被写体を撮影してみました。
「緑」だけではなく、細かいところの「黒」であったり「赤」であったり、色滲みすることないシャープな発色、描写にアポクロマート設計の真髄を感じることが出来ました。

Leica M11 + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. 1/1000 F2 ISO100

Leica M11 + APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM 1/1000 F2 ISO100

 

 おわりに

撮影環境を変えつつ、2本のレンズを撮り比べたからこそ見えてきたレンズの個性。
描写だけでなく、操作性の違いや見た目の違いなど、どちらにも魅力的なポイントが多くありました。

動画本編ではここでご紹介しきれなかった撮り比べ写真や、所感などもご紹介していますので是非お楽しみください。
「この商品が気になる」「この描写が気になる」などありましたら、コメント、高評価、チャンネル登録お待ちしております!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:24年02月16日 16時07分 ]

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【DJI】気軽に動画を始めるならとにかくオススメ、Osmo Pocket3

【DJI】気軽に動画を始めるならとにかくオススメ、Osmo Pocket3

旅行先などで、この瞬間をいつでも振り返れるようにVlogなどで残したいと思うことが増えました。
しかし、手振れの心配など動画は写真よりも考えることが多いように感じます。
気軽に動画を始めたい。出来れば、電源入れたらすぐ簡単に綺麗で手振れもない動画を撮りたい。願わくば、軽い機材で身軽に。

そんな願いを叶えてくれる、カメラを見つけました。
DJI Osmo Pocket 3です。
今回はそんなポケットジンバルカメラ、DJI Osmo Pocket 3をご紹介したいと思います。

まずはこちらの動画をご覧ください。

ここからは、動画にでてきた画像を元にさらにDJI Osmo Pocket 3の魅力に迫りたいと思います。



まず、魅力的なところはその起動時間の速さです。
動画を撮りたい、と思った時は背面の回転式スクリーンを90°回転させるだけですぐに起動します。起動したら、赤いボタンを押せば楽々動画撮影スタートです。
予め動画の設定などを決めてから出かけてしまえば、動画に残したい瞬間に出会った次の瞬間には動画撮影をスタート出来ます。
反対に、動画撮影を終えた時もスクリーンを元の位置に指一本で戻せば約2秒で電源がOFFになります。
電源が切れるとカメラ部分も元の位置に収納されます。カメラはOsmo Pocket3の内側に向くように収納されるのでレンズ面が傷つく心配もありません。


動画撮影で一番気になるのが、ブレではないでしょうか。
手ブレを起こさない方法として、ジンバルにカメラを乗せて撮影を行う、ということがまず思い浮かびます。
しかし、ジンバルはそれ自体だけで1キロ近くあるものが多く、カメラやレンズと合わせると2キロを超えてしまう場合が多いです。もちろん手ブレは徹底的に抑えてくれますが持ちなれていない場合かなり重いです。
少しの撮影なら大丈夫ですが、半日を超えてくると重さが堪えてくるというものも事実です。
動画メインでしたら頑張ろう、と思いますが観光のついでにジンバルを持って…とは厳しい場合も多いのではないでしょうか。

Osmo Pocket3はポケットジンバルカメラというジャンルに位置するカメラです。
片手で楽々持ち運べるサイズと重さでありながらジンバル機能もついている嬉しいカメラとなります。
今回の映像では、とくに自分の重心を下げて軸がぶれないように気を付けては歩いていません。あくまでもいつもと同じように歩いています。
動画をご覧いただいてわかる通り、全く手ブレを感じさせないスムーズな動画となっています。
途中からは少しだけ走ってみました。歩いた場合に比べると上下の動きが激しくなるので、画面上も動きが出ていますが、写っている木々がブレブレになり見にくい、ということはありませんでした。

今回は特にデフォルトから変更していませんが、ジンバルのフォロー速度を調整することも可能です。
画面を下にスワイプすると設定画面となります。人が走っているアイコンをタッチすると「低速」「デフォルト」「高速」の3つから選ぶことが出来ます。
車やスポーツをしている人など、動きの速い対象を撮影する場合は「高速」にすることで、より追従に適した動きを取ることが出来ます。
それぞれを選ぶと下に簡単な説明文も表示されるため、初めてでもどれを選んだらいいのか分かりやすい仕様となっています。


画面左下にあるビデオアイコンをタッチすると様々な画像設定が出来ます。
まずは、「タイムラプス」機能をチョイスしました。こちらもアイコンをタッチして簡単に挑戦が出来ます。
設定場面で詳細な秒数などはそれぞれ設定できますが、今回はタイムラプスを選びそのまま画面に指示が出た通りに12分間ジンバルを固定し車の往来の様子を動画に収めました。
タイムラプス映像は、どれくらい動画をまわしたらいいのかレンズの設定はどうしたらいいのか難しいところが多くあります。
しかし、今回は文字通りボタンを押すだけで簡単にトライできました。
詳細な設定をすることも可能なため、気軽に撮影してから段々と本格的な動画にもチャレンジできるカメラだと感じました。


パノラマ写真モードにすることもできます。
180°のパノラマか3×3×2という2種類のパノラマ写真モードを選ぶことが出来ます。
180°の場合、左から右へ水平方向に4枚の写真を撮影し一枚のパノラマ写真とします。
3×3×2の場合、様々な方向の9枚を撮影し一枚のパノラマ写真に合成します。
今回は3×3×2の写真にしてみました。こちらもカメラ側から「上の写真を撮ってください」などと撮影方向の指示をしてくれるため指示の通りに撮影していくだけで簡単に写真が撮れました。


設定を変えるだけでスローモーション映像も撮れてしまいました。
音声は収録されず、映像のみとはなりますが、片手でカメラをもってこれまでと同じように撮影しただけでスローモーション映像があっさり撮影できます。

今回、この動画を撮影しながら何気なくビデオのアイコンをタッチしたところこのような様々な機能が選択できることが分かり、挑戦してみました。
事前準備など特にしなくとも、「この機能なんだろう。気になるから撮ってみよう」というちょっとした気持ちだけでこのように綺麗で楽しい映像や写真を撮ることが可能です。
感覚としてはスマートフォンなどと同等の気軽さとわかりやすい操作性、しかしそれを上回る描写が両立しているいいとこどりの嬉しいカメラです。


唯一の欠点は、フレアやゴーストが出やすいということでしょうか。
しかし、明るい場面ではエントリーモデルランクのレンズではほとんどの場合フレアやゴーストは発生してしまいます。高性能のレンズでも全くでないレンズはほぼなく、条件によっては出てしまうものになっているため許容範囲ではないかと思います。

むしろ、効果的に動画に取り入れて「この日はいい天気だったな」という思い出の一助としてもいいかもしれません。



電子ズームが搭載されており、4Kで撮影した場合は2倍のズームとなります。(写真では2倍、動画撮影時は設定によってそれぞれ1080pの時は4倍、2.7Kの時は3倍となっています。)
上下の写真はそれぞれ定位置からそのまま撮影した画像と2倍の電子ズームをした画像です。
2倍にしても画質の乱れはありません。ジョイスティックを操作することで簡単にズームが出来ます。
動画を撮影しながらズームインすることもできるため、動画の幅が広がっていくように思います。



上下左右にそれぞれ最大180°可動します。
こちらは上下にそれぞれどこまで動くのかを確認した際の画像です。
こちらもジョイスティックを操作することでカメラがゆっくりと移動していきます。
それぞれきっちり90°ずつ、下に稼働させたときはOsmo Pocket3を持つ私の手が写り込んでしまうほどでした。

もしも、カメラが真上や真下をむいたままになってしまう、急いで従来の位置にレンズを戻したいといった場合はジョイスティック中央を2回押すことで元の位置に戻すことが出来ます。
また、ジョイスティックを3回連続押した場合はカメラの向きが変わります。例えば風景を紹介しながら自分のコメントも残したいといった場合にすばやく3回押すことで自撮りモードにすることが出来ます。
このように動画を撮影しながらストレスなく画面の向きの切り替えが片手で出来ます。


Osmo Pocket3になってこれまでのモデルとはことなり1インチのセンサーが搭載されました。
ついているレンズは35mm換算20mm、F2のレンズです。
そのためこのように背景がしっかりボケた写真を撮ることも難なく可能です。
小さいボディでは考えられないようなしっかりとした癖のないボケとなっています。


最後に、私が最も便利だと思ったアクティブトラック機能についてです。
アクティブトラックをONにし、追従した対象を液晶上で2回タップするとトラッキングが開始されます。
動画の中ではテクテク歩き回る鳩をトラッキングしています。
ちょこまかと予測不能な方向にジグザグ歩く鳩にも関わらず、きっちり追従しています。
追従している間は画像のように緑のフレームで表示され、追従出来ていることが分かりやすく表示されます。
もし、画面から対象がフェードアウトしてしまうとどうしても一度追従できなくなりますが、また画面に現われた際は再びトラッキングを開始してくれます。
トラッキングを解除したい場合は同様にタップすれば解除されます。

一番、性能の高さに驚いたのはアクティブトラックをONにした状態でジンバルを動かしてもきっちりカメラは対象から目を離さないところです。
動画でお分かりいただける通り、左右にOsmo Pocket3を動かしてもカメラ部は微動だにせず対象部を見続けます。それは怖いほど正確でした。
そのため、お散歩中のペットの動画を撮影したい場合などで大活躍してくれる機能だと思います。

このように、機能満載・魅力満載のDJI Osmo Pocket3。気軽に旅行に持って行って旅の思い出を残したい方、そこまで動画に詳しくないけれどチャレンジしてみたい方にオススメです。スマートフォン感覚でサクサク使いこなせる分かりやすい機能性や、それに反比例するかのような高画質な映像に一度使ったら虜になること間違いありません。


▼今ならネット限定でポイント5倍!▼


[ Category:etc. | 掲載日時:24年02月16日 12時00分 ]

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【SONY】αスプリングキャッシュバックキャンペーンスタート!

【SONY】αスプリングキャッシュバックキャンペーンスタート!

2024年2月16日(金)より、SONYのウインターキャッシュバックキャンペーンが開始されました!
今回こちらのブログでは、注目の対象商品をご紹介いたします。

※対象商品をすべてご覧頂きたい方は下記バナーからご確認ください※

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「α7RⅤ+FE 35mm F1.4 GM」
今回のキャンペーンでも前回のウインターキャッシュバックキャンペーンに引き続き人気機種のα7RⅤがボディご購入で50,000円のキャッシュバックとなっております。α7RⅤは2022年に発売されてから今も継続的に人気を誇る機種となっております。
AIプロセッシングユニットを搭載しより高性能・高速度でのAFが実現できる人気モデルとなっています。
高画素モデルをお探しの方はもちろん、人物・動物・鳥へのAF追従に優れておりますのでそのような動く対象を撮影したい方にも人気のカメラです。

今回のキャンペーンでは最大額である50,000円のキャッシュバック額となっております。
こちらの写真のようにキャッシュバック対象のレンズと同時にご購入いただいた場合は60,000円のキャッシュバックとなります。
FE 35mm F1.4 GMとのセットで組み合わせてみました。
GMレンズの中でも随一の軽量レンズ。重量はなんと524gとなります。
ユーザーの多い35mmという焦点距離にF1.4の明るさを実現。それでいてこのコンパクトさ、描写はGMの名に相応しいはっきりとした描写ですので人気の理由も納得です。

▼ILCE-7RM5の作例はこちら!▼

 

▼SEL35F14GMの作例はこちら!▼

・・・


「α7IV ズームレンズキット+FE 50mm F2.5G」
この春からカメラデビューを飾りたい方にもこのスプリングキャッシュバックキャンペーンは良い機会になるのではないかと思います。
カメラを最初に始めた際、レンズキットにするかボディとレンズを別々にご用意するかということではないでしょうか。
しかし、このスプリングキャッシュバックキャンペーンなら普段よりお得にお買い物が出来るため、キットレンズも単焦点レンズもどちらも購入してしまう、という選択肢もあります。
この一台さえあれば、写真も動画も何でも撮れてしまう万能機として名高いα7Ⅳはボディ単体・レンズキットそれぞれどちらも30,000円のキャッシュバックとなっております。
レンズキットについているレンズは、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS。広角域から中望遠域まで備え、さらにレンズ内手振れ補正も搭載されておりますのでこの一本さえあれば一通りのものは撮れてしまう最初にふさわしいレンズであると言えます。

+1の単焦点レンズには、FE 50mm F2.5Gを選びました。
最初の単焦点レンズで選ばれる方の多い50mmの焦点距離です。F2.5の明るさですので背景もしっかりとボケます。なんといってもこのレンズの魅力は小さくて持ち運びがしやすいこと。全長45mmという短さです。大人の手のひらよりも小さいサイズです。
FE 50mm F2.5Gなどの対象のレンズと同時にご購入いただくと40,000円のキャッシュバックとなります。

 

・・・


「α7C+FE 20-70mm F4 G」
今回のスプリングキャッシュバックキャンペーンでは、前回では対象となっていなかったα7Cが対象となっています。
α7Cとレンズキットがそれぞれ対象商品となっており、それぞれ10,000円のキャッシュバックとなります。
後継モデルも発売されたα7Cですが、今なおその人気は劣ることはありません。
スナップ撮影中心で動体撮影はあまりしない・ファインダーではなく背面をみて撮影することが多いなどといった日常や旅行先の風景を小型軽量にて気軽に撮影したいという方を中心に人気のカメラです。

今回は、こちらも広角域から中望遠域でのズームレンズで人気の高い、FE 20-70mm F4 Gを一緒に組み合わせました作例写真をご紹介いたします。
このようにシャボン玉の細かい部分まではっきり写るシャープで解像度の高い描写となっております。
こちらのレンズは、その使い勝手の良い焦点距離やF4通しであるためズームしてもF値が変動しない為安定して撮影ができる事も人気の理由となりますが、0.3mという最短撮影距離も魅力の一つです。
テーブルフォトなどの近接撮影も難なくこなす人気のレンズです。

・・・

 


「α7CⅡ+FE 24-105mm F4 G OSS」
最後に、α7CⅡとFE 24-105mm F4 G OSSの組み合わせを紹介いたします。
今回のキャッシュバックキャンペーンではα7CⅡのみのご購入ではキャッシュバックキャンペーンの対象商品となっておりません。
しかし、対象レンズと同時にご購入いただいた場合に10,000円のキャッシュバックがございます。

その同時購入キャッシュバックキャンペーンの対象レンズは全部で3本あります。
まずは写真にも登場してもらった、FE 24-105mm F4 G OSS。レンズ内手振れ補正もある万能ズームレンズです。
2本目は、FE 24-70mm F2.8 GM。GMレンズの高い描写力とキリリとしたピント面の持ち味のあるレンズです。
3本目は、Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS。Zeissならではの油絵のようなどっしりした色味とボケ感がファンの多いレンズです。
これら3本のレンズと対象ボディをご一緒にご購入いただいた場合10,000円のキャッシュバックとなります。

 

さらに嬉しいことに、これらのレンズはいずれも単品購入の場合も10,000円のキャッシュバックとなります。
そのため、α7CⅡなどの対象ボディとこれら3本のレンズをご購入された場合、総額20,000円のキャッシュバックとなります。

対象ボディは多岐にわたりますが、2023年に発売されたばかりのα7CⅡとα7CRも対象となっているところが嬉しいポイントです。
発売日より人気を博しているAIプロセッシングユニットが搭載されているコンパクトなカメラボディが早速同時購入キャンペーン対象商品になっているところも嬉しい、今回のスプリングキャッシュバックキャンペーンです。

・・・

今回ご紹介しきれなかった他の多くのレンズも今回の対象レンズとしてラインナップされています。

例えば、FE 14mm F1.8 GMです。広角レンズのGMレンズとして、星景写真を中心に風景写真を撮影する方に人気のレンズです。
こちらも今回10,000円のキャッシュバック対象となっております。
他にも、マクロレンズで一度試すと味のあるソフトな描写に虜になってしまうFE 90mm F2.8 Macro G OSSも対象レンズとなっております。

このように、広い広角レンズから、ぎゅっと寄ったマクロレンズまで。フルサイズだけでなくAPS-Cボディのα6400や動画撮影に特化したVLOGCAMのZV-E1なども対象となります。
様々なユーザーの需要を捉えた幅広いラインナップは全てのSONYユーザーにとって「ちょうど気になっていたものがちょうどキャッシュバック対象になっている!」という喜びがあるはずです。

今回ご紹介したスプリングキャッシュバックキャンペーン、お客様ご自身で期限内にお申し込みいただけましたら必ず指定のキャッシュバック金額をお客様の指定口座に振り込まれます。他メーカーの多くは商品券などが多いため使用用途が限られてしまいます。ですが、SONYは現金で戻ってくるため、次回の機材購入の際にマップカメラでのお買い物に使用できるなど、キャッシュバックされた金額に使用用途が問われないことがメリットです!

SONY新品製品をご検討されるのであれば今がお買い得となります。お得なスプリングキャッシュバックキャンペーンは5月7日まで!この機会をお見逃しなく!

▼詳しい応募方法などは下記メーカーキャンペーンサイトはからご確認くださいませ▼

[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月16日 11時00分 ]

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【SONY】最初の組み合わせにお勧め!『α7C』と『FE 24-105mm F4 G OSS』を1日使ってみた 前編

【SONY】最初の組み合わせにお勧め!『α7C』と『FE 24-105mm F4 G OSS』を1日使ってみた 前編

久しぶりにカメラを持って1日過ごそうと思い、まずは機材選び。重視したいのは色々な場所に行きたいから「軽量」であること。
そして「軽量」のためにはレンズを複数持っていきたくない!ということで…
本日のカメラは後継機が発売されてもなお、お手に取りやすくなったお値段で大人気の小さなオールマイティ機「SONY α7C」と広角域から中望遠域までカバーする万能な一本「FE 24-105mm F4 G OSS」を持って、その便利さを語ります。

まずは早朝から登山へ。登山といっても、ケーブルカーに乗って悠々と行けるところまでいって絶景を見ようという算段です。
ケーブルカーの勾配は31度、当然乗っている車内も傾いているのですが手すりにしっかりつかまりながら片手で外の様子を1枚。
グリップが深く、持ちやすいコンパクト設計のα7Cなら、女性の私でもしっかりと持つことができて片手でシャッターを切ることができました。

ケーブルカーを降りて、少し登っていくと寺院の参道に着きました。
この辺りからは、2月初めに降った雪がちらほら残っていて空気もひんやりしていますが、平日とはいえ参拝の方々が沢山いました。

更に暫く登っていき、軽く疲れたところでタイミング良く現れる食事ができる茶屋。
ここで一旦休憩をとる参拝客も多く見受けられ、香ばしく食欲がそそる匂いを漂わせていた大きな団子を受け取り頬張る姿がありました。
私はというと、この誘惑から逃れようと足早にここを去ることにしました。

いつ見てもかっこいい天狗様を105mmで下から撮影。筆者は、普段ズームレンズを使用しないのですがレンズを交換する手間がない上に、
楽ちんで被写体にここまでズームできるのが楽しくなってきてしまい、歩きながらどんどん撮影枚数が増えていきます。

24mmの広角端でこの通り、天気が味方してくれた甲斐あってか絶景を撮影することができました。
雪化粧をしている南アルプスの山々が綺麗に見えています。
青空と山脈の風景というのは、眺めていてとても気持ちが良いものです。

下山して次の目的地に向かおうと歩いていると、道すがら視界に入ってきた折れた大木。
先日の雪の重みで折れたのだと思うのですが、太さ的にも元々は見上げても見えないくらいとても背が高い木だったのでしょう。
登山やアウトドアをしていると、時折自然の凄さを目の当たりにして驚くと共に恐ろしくもなります。

下山して登山口近くのミュージアムに立ち寄りました。山にまつわる展示が沢山あり、その中からいくつかご紹介します。
この写真に写っているのは一見何だろうとお思いかもしれませんが、良く見ると沢山の木の実が敷き詰められた展示だということがわかるでしょうか。
山に生息する楢や樫、いわゆる「どんぐり」が集められた展示になっています。

宝石のように美しい展示だったのは、アクリル封入された山の草花。野草が多く見受けられました。
個人的な話にはなりますが、祖母が趣味で野草鑑賞をしていたので自宅に沢山の野草の書籍があります。
そのおかげで、いくつかの野草は分かりました。こうしてアクリル封入されていると、野に咲く花がまた違う雰囲気に感じます。

山散歩からミュージアム内まで、レンズ交換なしの「FE 24-105mm F4 G OSS」1本で過ごした半日。本当に”万能”と言っても過言ではない画角なので、風景からポートレートまで満足がいく撮影ができました。
筆者は「RX1」、「α7II」、「α7III」、「α7IV」と乗り換えてきた生粋のSONYユーザーなのですが今回初めて使用した「α7C」の軽さには、持ち歩き用のカメラとして欲しくなってしまうほどでした。

次回はこの続き、ランチと癒しを求めて牧場に向かいます。
後編はこちらから

α7C今が買い時!

今回使用した機材はこちらです


[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月16日 10時15分 ]

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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力Vol.7 ~M11 + APO-SUMMICRON-M35mm F2.0 ASPH.編~

【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力Vol.7 ~M11 + APO-SUMMICRON-M35mm F2.0 ASPH.編~

2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えます。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
本日より始まる連載ではフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。
ライカの魅力を一人でも多くの方に知って頂ければ幸いです。
ぜひお楽しみください!

・・・

ライカといえば「質実剛健」というイメージがあります。

製品のビルドクオリティや、伝統を重んじるクラフトマンシップが私の中でそう印象付けているのだと思われますが、決して守りに入ってるのではなく、その時々で新しい要素を取り込み進化をしつつも、以前のユーザーを置いてけぼりにしないブランドであると感じます。

今回はそんなライカが打ち出してきた、全ての35mm単焦点レンズを置き去りにしそうなハイスペックレンズ、
APO-SUMMICRON-M 35mm F2.0 ASPH.を付け撮影に臨んでまいりました。

普段はSUMMICRON-M 35mm F2.0 2nd(通称:6枚玉)を使っている筆者からすると、全てが新しく新感覚であった事は言うまでもありませんが、
おっかなびっくり使っていたわけでもなく、基本的な所作はいつものレンズと変わりません。おかげで飾らずに、気取らずに撮影に臨むことが出来ました。

ひとつ大きな要素を挙げるとすれば最短撮影距離の部分でしょうか。
その辺りを含め何枚かの写真で綴って参りますので、どうぞご覧ください。

アポズミクロンと言えば2015年に発売となったAPO-SUMMICRON-M 50mm F2.0 ASPH.が強く印象に残っていたかと思いますが、その流れを汲む本レンズ。
鮮烈な解像感に加えて、パープルフリンジ等の原因となる軸上色収差を徹底的に排したアポクロマート仕様のレンズとなります。

特に白色はフリンジが気になりやすい被写体ですが、色が濁らなくなる事で同じ白でもシミやひび割れ、光と影で生まれるトーンをより克明に描いてくれます。

嫌な脚色が無く、レンズの味が介在しない描写と表現するのがよいでしょうか。

また、最短撮影距離が従来のライカレンズよりも短くなっている点も特筆事項と言えるでしょう。

距離計機構の関係でファインダー上でのピント合わせは0.7mまでとなりますが、レンズのフォーカシングノブ側ではそこで一度クリック感があり、更に近接方向へ回すことが可能となっています。

そこから先はライブビューもしくはVISOFLEXでのピント合わせにはなりますが、最短0.3mまでの近接撮影が可能です。

従来のレンズも「マクロアダプターM Typ240」というアクセサリーを噛ませる事で、無理やりに近接撮影を行う事は可能でしたが、設計上の最短撮影距離を大きく割り込むがために接近するにつれ解像力は低下していくという制約がありました。

ですので、0.7mを気にせず近接撮影が可能で、更に描写が乱れる事がないという事は新感覚な体験です。

前ボケも嫌味になる事はなく大変スムーズな印象です。周辺減光はそれなりにありますので、そこに何かあるような存在感を演出してくれます。

そして、中距離くらいでピントを置いた時の背景との分離はさすがのアポズミクロンだなという印象です。

F1.4クラスのレンズでも似たような状況は作り出せるとは思うのですが、F2.0でもここまで分離してくれるのはピント面の立ち上がりの良さと、アウトフォーカスへ続いていく部分の収差のコントロールが良いのでしょう。

また、これだけ立ち上がりが良いと後ボケはもっとざわつきそうなものですが、気になるほど乱れてはいません。

8枚玉から始まるズミクロン35mmですが、6枚玉、7枚玉辺りまではこういった被写体を捉えた時に良い意味で軟調だったかと思います。

その軟調さ故に儚さを感じる事が多かったのですが、こうもスパスパと切れ味の良い写りをするとリアリティーが勝ってくるなと感じます。

佳い光です。いただきます。

休日の観光地でしたので多くの人で賑わっていましたが、こちらのお店はなんと大正3年の創業だとか。のれんにも汚れが見え年季が入っています。

いわゆる4thや5thと呼ばれている非球面レンズを導入したSUMMICRON-M 35mm F2.0 ASPH.では、ストリートスナップやルポルタージュに向いたやや力強い描写をしていた印象がありますが、APO-SUMMICRON-M 35mm F2.0 ASPH.では線が細かくフラットな印象を受けます。
肩の力を抜いている、と表現するとイメージしやすいでしょうか。実に良い塩梅です。


ハイライト側が飛ばないように露出を合わせ、手前の建物をストンとシャドウ側へ落としていますが、シャドウもよく粘っています。


今回はLeica M11と共に撮影を行いましたが、被写体をどこにおいても画作りが成立するような安心感がありました。
また、6000万画素でもまだまだ余裕を感じる圧倒的描写力であった事は間違いないでしょう。

強いて何か申し上げるとするならば、流通量の少なさ故に手に入れる事が困難である事でしょうか。
しかしながら、マップカメラであれば中古商品が入荷する事もございますので、お探しの方は是非。

ひとつの最高到達点として、この記事をお読みの皆様にも新感覚を体験していただければと思います。
今回はこの辺りで。

その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。


[ Category:Leica | 掲載日時:24年02月15日 17時00分 ]

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【Panasonic】本日発売!世界最小「LUMIX S 100 mm F2.8 MACRO」

【Panasonic】本日発売!世界最小「LUMIX S 100 mm F2.8 MACRO」

本日、2月15日(木)にPanasonic(パナソニック)から「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」が発売されました。

実はLUMIX Sシリーズの中では今まで単焦点マクロレンズが出ておらず、今回が初登場です。

世界最小、最軽量という本レンズは298gでとてもコンパクトです。

※AF対応フルサイズミラーレス用交換レンズ、焦点距離90mm以上の等倍マクロレンズにおいて、世界最小・最軽量です。

持った瞬間、驚くほどの軽さでした。

他のメーカーのマクロレンズを比べると、このレンズは半分ぐらいの大きさです。

ダブルフォーカス構成、中望遠マクロというカテゴリーでかなりチャレンジングな試みである非球面レンズ3枚の光学設計、

そして新開発のモーター採用により小型が実現しています。

この新モーターは、F1.8単焦点シリーズでおなじみの「レンズ径も長さも全部一緒」に近づけるために搭載されました。

最初に見たときにこの形、サイズがF1.8シリーズに似ているなと思った方もいらっしゃるかと思います。

ということで、実際にF1.8シリーズのレンズを並べてみました。

高さ、大きさまでほとんど一緒です。性能に妥協せずにここまでコンパクトにできることに驚きです。

フィルター径もすべて67mmです。

一番左にあるのがLUMIX S 100mm F2.8 MACROですが、異なる点をあげるとしたら製品名の文字がグレーとなっているところです。

マクロレンズのため被写体に寄ることが多く、なるべく被写体に反射する印字を目立たなくなるよう採用されています。小さなこだわりも素敵です。

 

LUMIX S 100mm F2.8 MACROを使用して、実際に撮影をしてみました。

まずは、LUMIX の文字にグッと寄ってみました。

サイズが小さいため、距離切り替えスイッチを追加するのが非常に難しいようですが、3段階スイッチで細かく設定できます。

AFでの近接撮影は、マクロ域に切り替えれば迷うことなく合わせられます。

MFは、往来のフォーカスリングからマクロ用にアップデートしています。ピント送りをかなり細かく調整できるようになりました。

等倍マクロなので、被写体を写真いっぱいに写すことができるのが魅力です。前後のボケも柔らかくとても自然に写してくれました。

待望の寄れる等倍マクロレンズ、本日発売です!

当社インターネットからのご注文は「ネット限定 2年保証対象」です!

今回使用したボディはこちら↓

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年02月15日 16時55分 ]

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【Nikon】Z6IIと夜更けに散策を inいばらきフラワーパーク

【Nikon】Z6IIと夜更けに散策を inいばらきフラワーパーク

今回は11月に撮影した写真からご紹介いたします。

昨年のことになりますが、いばらきフラワーパークにて『Moonlight Rose Garden2023』が開催されていた時期に訪問しました。
ここはペット同伴が可能なフラワーガーデンなので私がよく訪れる場所になります。
愛犬TOTOの散歩がてらに撮影してみました。

冬に入り寒い時期が続いていますが季節の移り替わりを表す花々のうつろいは時期が変われどもみられるようです。
初冬に入るこの時期になるといばらきフラワーパークで行われているのがイルミネーション
夜のローズガーデンを彩る光の装飾を楽しむのは10月から1月半ばまでとなります。
イルミネーションの点灯時刻は17:00以降、いつもならば昼頃に訪れるのですが今回は少し遅い時間帯の訪問となります。
11月の茨城のこの地域は日が落ちるとすぐに寒くなります。冬の今の時期となれば相当寒くなるかと思います。

この時間帯に訪れたことはなかったのですが、レエストラン脇に焚き火テラスが設置されており
寒い時期に、ここで購入したマシュマロやベーコンをあぶっていただけるのですが、それだけでも楽しいかと思います。
冷たく澄んだ空気の中で焚火を囲みながら夜ふけのバラ園を楽しむのも良い体験です。

いばらきフラワーパークにはボタニカルなクラフトワークなどが展開されており
絵になるドライフラワー等の展示など、ただ眺めるだけでも素晴らしいアートを楽しめる空間が用意されています。
天然の素材を使用したボタニカルなデザインの作品を楽しみたい方はぜひ、訪れてみていただきたい場所かと思います。

今回使用している機材はNikon Z6IIとNikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S
Z6IIはデュアルEXPEED6を搭載しマルチに使用できる汎用性の高い機種であります。
高感度にも強く気軽に持ち出させるフルサイズのミラーレス機としてよく選ばれている機種ではないでしょうか。
Zマウントを採用しているので暗所にも強い高画質が期待でき、豊富な光を確保できるという前提がとても心強い機体です。
暗いシーンのAF撮影に効果的な低輝度性能を発揮するため今回のような状況にはとてもマッチしているかと思います。

Z 24-70mm F2.8 Sは高い解像力をもち、開放F値2.8ならではの大きく美しい自然なボケを得られる素晴らしいレンズです。
Z6IIとの組み合わせで使用した際にはボディー内センサーシフト方式VRとF2.8という明るい開放値にくわえ、
近距離の被写体の撮影時も、収差の少ない高い解像力を期待できるレンズなので今回のような厳しい条件でも十二分に性能を発揮してくれます。

冬の澄んだ空気感を感じながら皆様も夜の情景をうつしとる撮影を楽しまれてはいかがでしょうか。

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年02月15日 16時00分 ]

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【SONY】α7SIII と FE 24-105mm F4 G OSS で動物園へ

【SONY】α7SIII と FE 24-105mm F4 G OSS で動物園へ

大好きな羊に会いに小さな動物園に行ってきました。
持参した機材はソニーの「α7SIII」と「FE 24-105mm F4 G OSS」。
「α7SIII」は映像クリエーターの創造力を突き動かすフルサイズミラーレスカメラで、最高感度はISO409600で、高精細な4K120p映像も撮ることができます。
そして「FE 24-105mm F4 G OSS」はズーム全域での高い描写性能と高速・高精度なAF性能に高い機動力も併せ持つ、小型で高性能な標準ズームレンズです。

まずは動物園の手前にある神社でお参り。
狐さんがお参りを終えて去る人をあたかかく見守っています。
本レンズは開放F値が4で、F2.8などと比べてどうなのか気になる方もいらしゃるかと思います。
こちらの2枚は開放で撮影しましたが、癖のない綺麗なボケ味を得られました。

神社の傍らにある梅をパシャリと撮って、次へ向かいます。
アップで撮ろうと最短撮影距離である38cm付近まで寄りました。
等倍で見てみるとおしべの先の細かな凹凸が見て取れます。

雲が多くて少し天気が心配なときもありましたが、それが功を奏してアニメの世界のような写真が撮れました。
F14まで絞り、鉄塔や電線のシャープな線や、雲の絶妙な質感を写しました。
カラー写真なのにモノクロのようです。

動物園に行く前に牧場にも立ち寄りました。
動物を見る前でも動物がいれば見てしまうこの行動。
動物好きの方なら気持ちを理解してくださると信じています。
羊の毛は身体のあたりは表面が少し硬い感じで、頭の上のあたりは柔らかそう。
そんな質感がよく伝わってきます。

最初は遠くにいた羊さんが近寄ってきたところでシャッターを切りました。
近づく速度が速いので慌ててズームリングを広角側に回しましたが、スムーズに回ってくれたおかげでシャッターチャンスに間に合いました。
こちらに向かってきている中でも、ビシッと瞳にピントが合っています。
「α7SIII」の動物瞳AFのおかげです。

天気が持ち直してきたのが嬉しくて、青空を入れた写真を撮りました。
空の広がりが写っているのは広角端24mmのなせる業。
それでは今度こそ動物園へ。

お待たせしました。
やっと動物園に到着です。
まずはフクロウにご挨拶。
目を閉じているようで、隙間からこっちを見ていました。
このときの感度はISO4000。
拡張ISO感度409600まで拡張できる「α7SIII」ですから、こちらの写真もフクロウの羽の細かいところまできちんと見えています。

うさぎたちの挨拶。
混ざりたいです。
うさぎ業界でも挨拶は大事なようです。

こういった創作物が園内にいくつもあって、それ専用のコーナーではたくさん並んでいました。
中には怖いと感じるものもあったのですが、こちらはほのぼのした作品です。
ピントが合っている部分は木目が緻密なのがわかり、奥にある木は細かい枝の形状がわからないくらい溶けています。

夕方になってきました。
夕日がベンチの座面に反射しているのが面白いと思った一枚。
撮り始めてだいぶ時間が経っていますが、機材が重くて座りたくなるなんてことはありません。

先ほどのベンチがある通路は実は橋の上で、橋の下にはたくさんの猿がいます。
こんなに一度に見たことがないというくらいの数。
常に争っており、ストレスなのか「キー」とか「ミー」とか「ニー」といった高音を発していました。
こちらは売られていた猿用の芋を投げ入れたところ。
大きい猿が駆け寄り、小さい猿たちが争いを諦めた様子です。
猿と土が似た色をしていますが、質感の違いが見事に伝わってくる画質に唸ります。

そしてついに羊コーナーへやってきました!
お久しぶりです!
近くで瞳にピントを合わせたことで口元がふんわりして、この子の愛らしさが伝わってきます。

もっと近づいてみると、柵の間からこんにちは。
首元に植物を飾っているのがなんとも愛嬌があります。
等倍で見ると瞳の複雑な色や模様がよくわかります。

帰ろうとする筆者を見送ってくれる羊。
でも決して懐いてくれているわけではないのです。
どうして見てくれているのか。
それは先ほどまで餌のニンジンをあげていたからに過ぎません。
餌がなくても羊に好かれたいものです。
太陽が木のちょうど向こう側になるよう配置して撮りました。

いかがでしたでしょうか。
動物園での撮影は望遠ズームを使うことが多いかもしれませんが、本レンズは標準域にプラスして105mmまでカバーします。
またフルサイズボディと組み合て、いざというときはAPS-Cサイズクロップに設定をすることで157.5mm相当まで伸びます。
これで近くに大きめの動物が来たときはもちろん、遠くの動物も撮ることができるというわけです。
「α7SIII」と「FE 24-105mm F4 G OSS」はとても扱いやすく、お気に入りの機材です。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月15日 12時53分 ]

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【SONY】α6600で撮影された「野鳥の写真」をご紹介!

【SONY】α6600で撮影された「野鳥の写真」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約40万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。

本日はご投稿いただいた『SONY α6600』の作品の中から4作品をご紹介! APS-Cサイズの有効約2420万画素CMOSメージセンサーExmorと画像処理エンジンBIONZ X搭載のミラーレス一眼カメラで撮影された、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】すくすく <投稿作品を見る

【投稿者】i 様

【使用機材】SONY α6600 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS



【作品名】鷹? <投稿作品を見る

【投稿者】 kazuhiro730 様

【投稿者コメント】堆肥舎に迷い込んだ?

【使用機材】SONY α6600 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS



【作品名】目をつぶるゴジュウカラ <投稿作品を見る

【投稿者】kazuhiro730 様

【使用機材】SONY α6600 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS



【作品名】鴨、夕陽に輝く <投稿作品を見る

【投稿者】 SABO 様

【使用機材】SONY α6600 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。

Leica製品以外で撮られた作品もご参加いただける「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest 」開催中!

累計投稿枚数40万枚突破記念!「カメラを楽しもう!ストックフォト コンテスト」開催中!


ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月14日 12時08分 ]

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【いつもとなりにきっと vol.5】 LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

【いつもとなりにきっと vol.5】 LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

すでに何年もカメラで撮影を楽しんでいる、つい最近カメラを購入した、これからカメラの購入を検討している。様々な状況があるかと思いますが、レンズ交換式のカメラで本当にはじめての購入という場合、多くはレンズキットを購入するパターンが多いのではないでしょうか。

レンズキットは別々で購入するよりもお得に入手でき、使いやすい標準ズームレンズが一緒であることが多く、どのようなレンズを購入すべきか分からない時には大変ありがたい存在です。
今回の連載ブログでは、はじめのパートナーともいえる所謂”キットレンズ”にフォーカスし、改めて”キットレンズ”の魅力をお伝えできればと思います。

第5回目にご紹介するのは「Panasonic LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」です。
コンパクトかつ軽量で、広角から標準域まで幅広い撮影シーンに対応するこのレンズ。
8群12枚の光学構成は高い解像度と歪みの少ない描写を実現してくれます。


この携帯性と優秀さがお気に入りで、旅行や街歩きが趣味の筆者はよくこのレンズを連れ出しています。
広い範囲を歪みなくシャープに写してくれるのは、建物の記録を撮るのにとても助かっています。

風景でも食事でもその他のちょっとしたものでも、気になったものはどんどん撮っておきたいので、接写もできるこのレンズが一本あれば大体のものが撮れます。


また、撮影時のモーター駆動音が静かなのも、その場の雰囲気を壊すことなく撮影ができるのでうれしいポイントだと思います。

スタッフが”キットレンズ”の魅力をご紹介する【 いつもとなりにきっと 】連載は今回でひとまず最後となります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心の2年保証付き!▼






[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年02月14日 12時00分 ]

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2024年1月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ1月ランキング
1位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α9III ミラーレス一眼カメラ
6位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
7位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
8位 Leica M11-P ミラーレスカメラ
9位 Leica Q3 コンパクトデジタルカメラ
10位 DJI Osmo Pocket 3 デジタルムービーカメラ


SONY α7C II
2024年最初のランキング、首位を獲得したのは『SONY α7C II』です。
これで昨年11月より3ヶ月連続1位。今回も2位以下を大きく引き離し、人気の高さを示しました。
2024年もSONY勢の強さは健在といったところでしょうか。
ただ、同レベルのスペックを誇るロングセラー機α7IVが、今回新品ランキング10位以内から姿を消してしまいました。
SONY機のランクイン数も徐々に減ってきており、昨年までのような安定した強さを維持できるか、今が正念場です。
α7C IIがランキング上位を保てないと、他メーカーの影に隠れてしまう可能性もあります。

2位には『Nikon Z8』が入りました。
相変わらずの供給不足が祟り、前回2位から今回6位まで順位を落としてしまったZ fとは対照的に、Z8はこのところ供給がすっかり安定した感があります。
さらに先月から始まった165GB CFexpress メモリーカードプレゼントも大変好評で、人気を後押ししています。(プレゼントキャンペーンは3月31日ご購入まで。)
ノスタルジックなデザインとコストパフォーマンスに優れた点が評価を受けるZ fと、機能性・実用性を重視したデザインを有し堅牢性・信頼性を誇るZ8。昨年、Nikon人気復活の立役者となった2機種が、今年もNikon勢の中心になることは確かなようです。

3位に『Canon EOS R6 Mark II』、2位とは僅差でした。
このところ元気のないCanon勢の中にあって孤軍奮闘中のEOS R6 Mark IIですが、トップ3に入るのは昨年8月の2位以来。
1月9日まで行われていたキャッシュバックキャンペーンへの駆け込み需要が大きかったようです。
店舗スタッフによると、その後は少し落ち着いてしまったとのこと。次回以降が心配です。

4位には『FUJIFILM X-T5』、こちらもFUJIFILM 唯一のランクイン。
昨年12月ブラックボディの受注が再開されたのに続き、今年1月からシルバーボディも受注再開となりました。
大変な人気を誇りながら受注停止の期間が長く続いてしまったことで、購入をあきらめ他メーカーに移ってしまったファンも少なくはないでしょう。
これからどこまで巻き返しをはかれるか注目です。
同じくFUJIFILM人気を支えてきたX-S20の復活も待たれるところです。

そして5位に、やっときました『SONY α9III』。1月26日発売の新製品です。
発売日が月の終盤とはいえ、これまでのSONYの新製品登場に較べると、少々おとなしい印象です。
注目はやはり「グローバルシャッター方式」を世界で初めて採用した点。
新開発の有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーを搭載。全画素を同時に露光・読み出しを行うので、高速で動く被写体を捉える場合でも、ローリングシャッター方式だと発生してしまう画像の歪みが発生せず、肉眼で見た形状のままに撮影が可能となります。
また、ブラックアウトフリーで最高約120コマ/秒という驚異の連続撮影性能を実現しています。
その一方でベース感度がISO250という部分について、一部懐疑的な声も聞かれました。
発表以降大変な話題性を持っての発売だったのですが、月間ランキングとしては5位からのスタートとなりました。
実機が登場した今、実際に手にした感想が多く紹介されることでしょう。高い評価が得られれば、あらためて注目度が増すことも考えられます。
これからどのような情報が広がっていくかが大きなカギとなります。話題の新型機の今後を注意してみていくこととしましょう。

先に紹介した6位Nikon Z fに続き、7位には『OM SYSTEM OM-1』が入りました。
2022年3月に発売を開始したOM-1は、この1月に生産完了となり、同じく1月30日メーカーより新モデルOM-1 Mark IIが発表されたばかりです。
在庫限りとなり価格の抑えられた機体を駆け込みでお求めになられる方や、海外からのお客様の需要も高かったとのこと。
高性能ながらコンパクトにシステムを組めるのが、なんと言っても大きな魅力。2月23日発売予定の新型機がどのような位置にくるか今から楽しみです。

続いて、今回の新品ランキングの一つの目玉とも言える話題を。
8位に『Leica M11-P』、さらに9位に同じく『Q3』と、Leica勢が2機種同時にランクイン。
長くこのランキングブログを担当していますが、こんなことは今までなかったかと。新年最初のランキングに相応しいハプニング(?)となりました。
8位のM11-Pは2023年10月末に発売されたばかり。とはいえ、そこはLeica。全世界的に予約が殺到するため、日本に入ってくる初回入荷数は大変限られたものになってしまいます。
多くのご予約をいただきながら、発売日にお渡しできたのは少数の方になってしまいました。
ただその後は比較的供給数も多く、当初の予想より順調にお渡しが進みました。特に1月はまとまった数の入荷があり、今回のランクインに繋がった次第です。

9位のQ3は2023年6月の発売。こちらはM11-Pよりさらに深刻な状況でした。
2019年3月に発売され、フルサイズセンサーを搭載したレンズ一体型コンパクトカメラとして長く人気を博してきたQ2。Q3はその待望の後継機として、発売前から大変な話題になっていました。
画素数が6030万画素に上がり、液晶モニターがチルト式可変タイプに。さらにUSB充電だけでなく、専用グリップ・チャージャーを用いることでワイヤレスの充電も可能になるなど、ユーザーの期待通りの進化を遂げたQ3。
日本国内だけでも、予約開始初日、それも開始からほんの数時間でメーカーの予想を遥かに上回る数の予約が入り、パンク状態になってしまう状況に陥ってしまいました。
予約開始から数日後のご予約で、入荷まで1年以上かかるのではという話も出るほどでしたが、こちらも最近になり供給数が急増。
まだ多くお待ちの方がいらっしゃる状況ではありますが、当初の見込みよりは早くお渡しできそうな模様です。

そんなこともあり、今回のダブルランクインとなりました。
既に弊社ホームページやStockShotのブログなどを通じてご存知の方も多いと思いますが、MapCamera本館1階にある「Leica Boutique MapCamera Shinjuku」が2月20日で11周年を迎えます。
圧倒的シェアを誇る国産メーカーを押しのけてLeicaブランドが2機種同時にランキングに名を連ねるなんて、MapCameraのランキングだからこその現象かもしれません。
お客様と共に長くLeica愛を貫いてきたご褒美として、スタッフにとって大変喜ばしいお年玉になりました。

ランキング最後は、10位『DJI Osmo Pocket 3』。
前回ランキングから姿を消してしまいましたが、1ヶ月で返り咲きを果たすことができました。
様々なコンテンツでも高評価を得ている小型ジンバルカメラ。
そのサイズ感や気軽にブレの少ない撮影が楽しめることから、それまで動画撮影専用機には興味を示さなかった向きにも関心を寄せられているようです。

2024年、意外性のある展開で幕を開けた新品ランキング。
次回、気になるSONY α9IIIの順位は? Leicaの2機種のさらなる躍進はあるか? そして、新型機の動向は?
今年も目の離せない激しい動きが期待できそうです。

中古デジカメ1月ランキング
1位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-E4 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ


RICOH GR III
予めお断りしておきます、これは2024年1月の中古ランキング結果です。誤って前回分をまた載せてしまったわけではございません。
というのも、1位から7位までの結果が前回2023年12月とほぼ一緒。2位・3位が入れ替わっているだけです。ある意味、惜しい…
かく言う私も何度も見返してしまいました。大丈夫、間違ってはいません。

1位は『RICOH GR III』、というわけで昨年から年またぎの2ヶ月連続首位となります。
さらにRICOH勢は5位に『GR IIIx』とこれまた前回と同じ位置に。
実はこの2機種、今回の新品ランキングではランク外11位にGR IIIx、同数12位でGR IIIと仲良く並んでいます。
以前から何度もお話ししていますが、新品のメーカー供給不安定が続く状況下で、ご購入される方も新品在庫があれば新品を、なければすぐに入手できる中古商品をお求めになるというケースが長く続いていました。
今回もそのパターンが踏襲されたものだと考えられます。
とにかく中古商品もネット上で新着中古が掲載された先から即販売となる状態で、店頭に並ぶ暇もない人気ぶりです。

RICOH勢2機種の間に割って入ったのは、前回同様、今回もSONYの3機種。
順位に若干の違いがありますが、2位『α7III』、3位『α7C』、4位『α7IV』というラインナップ。
中級クラスの機種が並んでいることは、新品ランキングで好調のα7C IIの影響が強く感じられます。
世代交代のお買い替えで下取に多くの機体が出され、中古商品数が潤沢になるという仕組み。
新品の人気商品も、一時期の苦境時代を乗り切った後は途切れることなく供給が行き届いているという強みがSONY全体を支えているようです。
このSONYの盤石ともいえる体制を打ち砕くメーカーが現れるのかが、今後の課題と言えるでしょう。

6位に『Nikon Z fc』、中古ランキングの中でしっかり定着してきた感があります。
幅広い世代に受けるスタイリングで、入門機としての位置づけのほかに、往年のカメラファンがサブカメラとして所有するケースも多く見受けられます。
今後も他メーカーにはない個性的な魅力を持つ機体として、ランキングを盛り上げてくれることでしょう。

7位に『FUJIFILM X-T5』が入りました。
新品ランキングでも4位にランクインしているX-T5ですが、そのほとんどがご予約されていた方への分。この時期に新たに購入を考えた方は、中古を選ぶ選択肢しかなかったことになります。
メーカーからの供給が増え今後新品購入に流れることも予想されますが、新品価格が上がってしまったこともあり予測がつきにくい状況です。

FUJIFILMは8位に『X-E4』、同数9位に『X-S10』の2機種もランクインさせています。
メーカー供給が潤沢なら、本来X-T4を含めたこの辺りが中古ランキングでの主力となるところかと。これからの動きを期待しましょう。

同数9位のもう1機種は、『SONY α7RIII』。
新品ランキングでのα7C IIの好調を受けてか、中古ランキングでもスタンダード機の人気ぶりが目立ちます。
高画素機も中古ランキングに定着するようになったら、SONYの強固な体制が築かれることになるのですがどうでしょうか。

中古ランキングは前回とほぼ同じという、こちらもある意味予想できない展開で始まりました。
新品・中古とも、今後も見どころ満載のようです。
果たして今年のランキングを盛り上げてくれるのは、どのメーカー、どんなカメラでしょうか。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年02月13日 19時00分 ]

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【SONY】AIプロセッシングユニットと行く水族館

α7RVより搭載され始め、α7CIIやα6700、α9IIIにも採用されている、「AIプロセッシングユニット」。
それらの機種以前にも搭載されていた「リアルタイム認識AF」や「リアルタイムトラッキング」といった機能が更に強化され、
ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細に基づいた人物認識に加え、動物や昆虫、乗り物など、人物以外の被写体認識が対応できるようになっています。

 

カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機の7種類となっており、
魚類は対応を謳ってはいませんが、実際どの程度の被写体まで対応出来るのか。

今回は久しぶりに水族館で撮影をしたいと思い、撮影がてらAIの力を確認してみたいと思います。

という事でまずはアシカから。

大きな水槽をぐるぐると優雅に泳いでいましたが、撮影ポイントを一定の区画に定め、フレームインしてくるタイミングから追従を行います。水槽の反射もあるため完全に瞳を追い切る事は出来ませんでしたが、比較的反射が少ない角度からの撮影では顔がフレームインしていると見事に追従をしてくれました。

こちらへ一瞥を投げるような凛々しい表情のカット、一枚目の紹介ではありますが今回の撮影でもなかなか気に入っているショットです。

続いては屋外のケープペンギンです。

持って行ったレンズはFE 24-70mm F2.8 GM IIでしたので、目いっぱいズームしつつAFを動かしてみます。

このサイズで写すペンギンの場合、その眼は写真の中でもほんの数%の範囲だと思われますが、このサイズの瞳でもしっかりと検出して追従をしてくれていました。

お次はドクウツボです。

比較的ゆったりとした被写体ですのでAFでの追従は勿論問題ありませんが、鼻、目、エラといくつか引っ張られそうなポイントがあります。

どこに瞳AFが持っていかれるか試してみたところ、キチンとウツボの目を検出していました。それにしてもウツボの何を考えているか分からない顔、筆者はとても好きです。

こちらはバイカルアザラシ。擬氷に寝そべりながら顔だけ水中に潜り込ませて、あたりを観察していました。

照明の関係でちょうど目が影になってしまっているからか、あいにく瞳は検出してもらえませんでしたが、なかなかシュールな写真が撮れたので良しとします。

ピントが合った部分の高画素機らしい解像感はやはり気持ちが良いです。

半透明な身体が美しいトランスルーセントグラスキャットフィッシュです。こちらはかなり近づいて撮影した事もあり、瞳もバッチリ検出していました。

ちなみにこの魚、分類としてはナマズの一種なんだとか。言われてみれば確かにヒゲが生えている辺りはそれっぽさを感じます。

続いてタチウオです。海中に光が差しこむところにちょうどフレームインしてくれました。

水槽のガラスが曲面だったため、強い屈折もあってか解像感は今一つな状態ですが、こういった被写体でも瞳をキチンと検出していたのは意外な発見でした。

たなびく背ビレも綺麗です。

赴いたのは水族館ですが、亜熱帯の環境に住む種の展示もありました。

木の幹に3匹縮こまったカエルが並んでおり、可愛らしいなあと思いつつカメラを向けたのですが、こちらも瞳AFは全く問題ありませんでした。

照明のおかげもあってかなかなか雰囲気のある一枚に。


最後はあまりAIと関係のない被写体になってしまいますが、気に入ったクラゲの写真を一枚。

改めて感じた事ではありますが、動物の撮影において撮影者の意思は被写体の動きへ介在が出来ないので、構図への収まりが良いタイミングをじっくりと待つことになるのですが、暫くこういった被写体の撮影はしていなかったので、新鮮な気持ちで楽しむ事が出来ました。

 

また今回はカメラ側で認識対象として設定できる被写体以外の検出を試してみましたが、思っていた以上にポジティブな結果が得られた点は予想に反していて驚きでした。

以前であれば被写体の追従などは撮影者のカメラに対する使いこなし度合いに依るところが大きかったと思うのですが、カメラに任せる事が増えたおかげで撮影者自身は構図作りに集中する事が出来るようになった事は大きいなあと感じます。

更なる可能性を探るべく、次は爬虫類あたりにチャレンジしてみたいと思います。

 

今回はこの辺りで。

 

 

使用した機材はコチラ


他のAIプロセッシングユニット搭載モデルもご紹介 ※2024年2月現在発売済みの機種となります。





[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月13日 17時00分 ]

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【peak design】カメラのお供に。~peak designストラップ~

【peak design】カメラのお供に。~peak designストラップ~

なにかと必要なカメラアクセサリー。
本ブログでは連載形式でスタッフおすすめのカメラアクセサリーをご紹介していきたいと思います。

今回は、「peak designカメラストラップ」をご紹介いたします。

素早く取り外し長さ調節ができ、見た目も非常に優れているpeak designのストラップ。
マップカメラでも多くのスタッフが愛用しております。

種類はリーシュ・スライド・スライドライト・カフリストストラップの4種類
アッシュ、ミッドナイト、セージ、ブラックの4色展開になります。

1つずつ用途を紹介してまいりましょう。

【スライド】
4種の中で一番大きくしっかりしたストラップ。
一眼レフや超望遠を使用される際にオススメです。
ストラップ裏面には滑り止めが付いており思い機材を使用するときに滑ることなく固定できます。
スライドは、リングストラップ、ショルダーストラップ、ネックストラップなど、多彩な使い方ができるプロカメラ用ストラップです。

ストラップ長:99-145cm
ストラップ幅:4.5cm
重量:148g
同梱物:アンカー × 4、アンカーマウント、4mm 六角レンチ、マイクロファイバーポーチ

 

 

【スライドライト】
スライドの機能はそのままに、ミラーレスや小型一眼レフ用にストラップ幅を細くしたタイプです。
バックル使用もスライドと同様で片手で簡単に長さを調節できます。

ストラップ長:99-145cm
ストラップ幅:3.2cm
重量:104g
同梱物:アンカー × 4、アンカーマウント、4mm 六角レンチ、マイクロファイバーポーチ

【リーシュ】

ネックストラップとして一番細いタイプ、ミラーレスやコンデジにオススメです。
こちらは上記2点とバックル部が異なりますが、アルミニウムとハイパロン製のクイックアジャスターにより、指1本で調整ができます。
スリングストラップ、ショルダーストラップ、ネックストラップとして使用できます。

ストラップ長:83-145cm
ストラップ幅:1.9cm
重量:86g
同梱物:アンカー × 4、アンカーマウント、4mm 六角レンチ、マイクロファイバーポーチ

【カフリストストラップ】
上記3点とは異なり手首に通して使用いただくタイプ、ミラーレスやコンデジにオススメです。
手首の部分は革になっておりとてもおしゃれです。
手首に合わせて調節でき、気軽にポケットやバックにしまうことができます。

ループサイズ:⌀ 4.5-9.7cm
ストラップ幅:1.9cm
重量:36g
同梱物:アンカー × 2、マイクロファイバーポーチ

 

【アンカーリンクス】
全てのストラップに同梱されているアンカーリンクス。
カメラストラップを簡単に取り外せるようにするアイテムです。
これに出会ってからかなりストレスが減りました。

アンカーサイズ :Φ1.7cm
ループ部分長さ :4.3cm
重量 :2g(1個)
耐荷重 :90kg
内容物 :アンカー4個※別売り購入の場合

 

 

 

横掛けにするもよし、首から下げたり、手首に巻き付けたり、ノンストレスを実現した高性能ストラップをご紹介させていただきました。

次回もお楽しみに。

その他の記事はこちらから↓

[ Category:etc. | 掲載日時:24年02月12日 17時00分 ]

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【Nikon】進化を遂げるZ8 Ver.2.00に迫る -モノクローム系ピクチャーコントロール-

【Nikon】進化を遂げるZ8 Ver.2.00に迫る -モノクローム系ピクチャーコントロール-

2024年2月7日、Nikonから驚きのニュースが発表されました。
待ちに待ったNikon『Z8』のファームウェアアップデートのお知らせです。
以前よりNikon『Z9』に搭載された“被写体検出[鳥]モード”が春頃にファームアップで対応することはアナウンスされておりましたが、蓋を開けてみてびっくり。
痒いところに手が届く細かなところから大幅な機能追加等、被写体検出の追加だけでなく、まさにVer.2.00の名にそぐわしいアップデートとなりました。

今回、私が注目したのは新たな「ピクチャーコントロール」の追加です。
フラットモノクローム
ディープトーンモノクローム
・リッチトーンポートレート
Ver.2.00の更新で上記の3つが追加となりました。

なんと3つのうちモノクローム系が2つも追加されています。
今回はこちらの違いに触れていきます。

撮影に使用したレンズはVoigtlander (フォクトレンダー)の『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical』で行いました。
マニュアルフォーカスレンズですが、こちらもファームウェアアップデートで大幅に扱いやすくなりましたので後ほどご紹介いたします。

『Z8』にはもともと「モノクローム」というピクチャーコントロールが搭載されています。
まずはそちらをご覧いただきましょう。

モノクローム

色を使わずに表現するモノクローム。
意味合いとしては「単色」を表しますが、一般的に白黒の意味合いで使用されていることでしょう。
色がないので光の明暗のコントラストや写っている被写体そのものの力などで写真を構成していきます。

さて、モノクローム系、ピクチャーコントロールを比べてみましょう。
写真向かって左側が“スタンダード”、続いてシャープでダイナミックな高コントラストの既存の“モノクローム”、
そして「フラットモノクローム」「ディープトーンモノクローム」と並べています。
比較画像はすべて同一写真をボディ内でそれぞれのピクチャーコントロールに現像したものになります。

【フラットモノクローム】
・シャドー部からハイライト部までゆるやかに表現し、柔らかい印象の モノクロ画像になります。

【ディープトーンモノクローム】
・シャドー部から中間調までは暗めに、中間調からハイライト部は急激 に明るいモノクロ画像になります。

-Nikon HPより-

同一写真でありながらピクチャーコントロールによって雰囲気が変わってくるのです。

色は単色ですが元の色によっても濃淡が異なってまいります。
上の写真はオレンジ色の電車の車体を写したものになります。
“モノクローム”では濃淡が濃くなっていますが、“ディープトーンモノクローム”は反対に濃淡が薄くなっています。
また、下の写真に写るお地蔵さまも頭に赤色の頭巾をかぶっております。
“スタンダード”の部分で木が被さってしまっておりますが、より大きなお地蔵様の頭の頭巾が分かるかと思います。
“モノクローム”ではコントラストがハッキリと出て、“フラットモノクローム”はシャドーが持ち上がりコントラストが緩やかになっています。
“ディープトーンモノクローム”になるとぎゅっと引き締まりながらも硬すぎないのですが、頭巾の部分のコントラストが入れ替わり、より目に留まるようになりました。

モノクローム

フラットモノクローム

ディープトーンモノクローム

“モノクローム”は白黒の表現としてはっきりとしたコントラストの印象を受けました。
“フラットモノクローム”はシャドーが穏やかになるので込み合った場所での撮影に、“ディープトーンモノクローム”は立体感が増すような描写となるため無機物の建造物や雲を撮影するときに使いたくなりました。

そして今回のVer.2.00で嬉しかった更新箇所はこちら↓

「OKボタン」に「拡大画面との切替(等倍100%)」、「サブセレクター中央」で「フォーカスポイント中央リセット」を当てている筆者。
拡大してピントを合わせて撮影したい構図にズラしたり、サブセレクターでピント位置(拡大位置)をズラして構図から直接ピントを合わせたりします。
ですが、ピント位置を拡大してピント合わせを行って撮影をしようとしても、再度「OKボタン」を押したり写真を撮りきらないと画面表示が元に戻りませんでした。
ピントを合わせて撮影前にちょっと構図を確認して写真を撮る場合はもうひと操作が必要だったわけです。
ところが今回「MF時、シャッターボタン半押しでの拡大表示解除に対応」になったことでその煩わしさから解放されました。
拡大した状態でシャッターボタンを半押しすると、自動で拡大が解除されるようになりました。

フラットモノクローム

ディープトーンモノクローム

フラットモノクローム

ディープトーンモノクローム

 

Nikon Z8の最新ファームウェアVer.2.00はまだまだ拡張機能が目白押しです。
今回はその中から「ピクチャーコントロール」にフォーカスしてみました。
Z8に新しく搭載された“フラットモノクローム”と“ディープトーンモノクローム”。
従来からある“モノクローム”と合わせて被写体や環境によって使い分けも楽しいかもしれません。
さらに、それぞれのピクチャーコントロールを基にコントラストや明るさ、シャープネス、明瞭度などもカスタマイズすることができます。
ご自身のお好みを見つけてみるのも良いかもしれません。

↓新品商品はインターネットからのご注文で安心安全の2年間保証付き!↓



↓弊社の中古在庫はファームウェアVer.2.00更新済!↓
ご購入いただいてすぐに3種のモノクローム系ピクチャーコントロールをご使用いただけます。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年02月12日 15時00分 ]

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【Canon】EOS R5とマクロレンズ ~ぷち花写真集~【フラワーセンター】

【Canon】EOS R5とマクロレンズ ~ぷち花写真集~【フラワーセンター】

数年ぶりに関東地方を大雪が襲い、鉄道をはじめ交通機関に多大な影響を及ぼした先日。街中ではカメラやスマートフォンを片手に、幻想的な景色を撮影されていたり楽しんでいる方を見かけてほっこりしました。そんな首都高が閉鎖されるくらい降った雪がまさに解け始めた次の日に、筆者は花を撮影しに行こうと決めました。

園内を歩き回る際に使用したレンズは「RF85mm F2 マクロ IS STM」
こちらを持って撮影をしました。

また今回使用した「EOS R5」は、こちらの別記事にもあるように2月の価格改定対象の商品です。
こちらもご覧いただければと思います。
【Canon】一部ボディが価格改定!

今回撮影でお邪魔した場所のご紹介です。
初めて行く場所でしたので自分なりに下調べをしてから撮影に臨みましたが、予想を遥かに上回るほどの感動がありとても良い体験ができました

園内はとにかく広い。それぞれ場所毎に丁寧に整備されており、見やすく回りやすかったです。
また開花時期にもよりますが【バラ園】に於いても数百種類以上、品種があるとのことです。

入園口を通り、広場から花時計方向へと、まずは一周してみました。
天気がとても良く、本当であれば全てを紹介したいところですが長くなってしまうので見やすいように一部を抜粋することにしました。
それでは色とりどりの綺麗な花々をご覧いただければと思います!(場所の目安は案内図の記載名を参考にしました。)

【入園口付近/広場モニュメント】
横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会『GREEN×EXPO 2027』
日本における国際園芸博覧会としては、平成2年(1990年)の国際花と緑の博覧会(大阪花の万博)以来、37年ぶりの開催とのことです!


「ストック(アラセイトウ)」

【スイレン池付近】

【ツバキ園付近】
筆者が一番多くシャッターを切ったのがここに咲いていました「ハルサザンカ『笑顔』」です。
素敵な品種名と、色鮮やかなものに惹かれ何度も撮影していました。


【玉縄桜広場付近/展示場】
「ナデシコ」

【シャクヤク園付近】
ピンク色の「ヤブツバキ」

「サザンカ『燭光』」

【バラ園付近】
こちらが先に書きました、バラ園です。休憩を挟むために、こちらに立ち寄ってみました。
開花の時期によりますが、このように沢山種類があるようです!
筆者もまた時期を変えて、訪れたいと思いました。




【ウメ付近】
「ウメ『呉服枝垂』」


【グリーンハウス付近(グリーンハウス内)】

「カトレア」
テーブルに置かれており、綺麗に咲いていました。
「シクラメン」をはじめ、美しい花々たち。

いかがでしたか。
撮り歩いた後、撮影した枚数を確認したところ、数時間で400枚を超えており夢中になっていたことがわかりました。
天気が良い日にぜひマクロレンズなどを持って、撮影に行かれてはどうでしょうか!

▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

[ Category:Canon | 掲載日時:24年02月12日 12時12分 ]

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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.6 ~M11+Summilux M50mm F1.4 ASPH.編~

【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.6 ~M11+Summilux M50mm F1.4 ASPH.編~

2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えます。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
この連載ではフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。
ライカの魅力を一人でも多くの方に知って頂けるれば幸いです。
ぜひお楽しみください!

 

今回の記事タイトルを見て、「ん?この組み合わせで新感覚?」と思われた方もいらっしゃると思います。
確かに新感覚というより、「定番」という言葉の方がしっくりきます。
Summilux M50mm F1.4 ASPH.は非常にメジャーな存在ですし、その写りは折り紙付き。
M11も現行商品です。
では何が新感覚なのか。それは6000万画素が故に引き出された、Summilux M50mm F1.4 ASPH.の信じられないシャープさです。

 


何の気は無しにライブビューでピントを合わせて、ディスプレイで拡大して見たところ度肝を抜かれたカットがこれ。
なんと絞り開放です。
ズミルックスってこんなによく写るの!?と思わず声を上げてしまいました。

 


瑞々しい発色と、滑らかな前ボケはまさしくズミルックス。
この印象が強かったために「解放の解像限界はそんなに高くないだろう」という勝手な思い込みがありましたが、その真偽は上の通り。
それにしても日の当たっている場所、黄緑が綺麗です。高輝度かつ高彩度の色を破綻なく描けるのは、流石ライカ。

 

冷たい石の上に反射した紅葉と、前ボケの生垣。そして右上の紅葉…。
RGB三色それぞれに寄った世界が同居しましたが、なんのその。
どこも破綻することなく、シルキーに表現してくれました。

 


季節を少し外してしまいましたが、この青の発色が良いです。
光が当たっているコンクリートの部分が白飛びしていないことも嬉しいポイント。
M11はM10シリーズよりもハイライトが粘るようになったと感じていましたが、その恩恵をしっかり受けることが出来ました。
窓ガラスの中に飾られたツリーも存在感を失わず、ディテールを溶かすことなく描いています。

 


絞り開放で遠景のビルを撮ることなどあまりありませんが、興味に任せて撮ってみました。
結果は上々。線の細さが際立ち、品の良い写りを得ることが出来ました。
特に盛り上がっている窓部分の立体感は、線の太いレンズでは得られないでしょう。
あくまでナチュラルに、でもしっかり解像する。いままで知った気になっていたSummilux M50mm F1.4 ASPH.の真の実力を見せつけられた気がします。

 

メインとなるはずの被写体(電灯)から、あえてピントを外してみました。
ボケの美しさと色収差の少なさから、これでも画として成り立っているように見えます。
しかしこの光の回り方、これぞズミルックスと唸らせられました。
初代から連綿と続く、写真に光があふれる感覚。程度の差こそあれこれがあると「ああ、ズミルックスを使っているんだな」と安心します。

伝統と革新を内包し、いつでもどんな被写体でも美しく切り取ることができるSummilux M50mm F1.4 ASPH.。
まだフィルムカメラがメインの時代に設計されたのにこの写りです。
発売から20年の時が経った今なお、6000万画素のデジタルカメラボディに組み合わせても驚きの高画質を誇るレンズ。
むしろこの驚きこそが、「新感覚」だったのかもしれません。

2024年2月現在、M11のブラックは新品で購入できます!


 

中古商品も見逃せません。

 


 


 


 


[ Category:Leica | 掲載日時:24年02月11日 19時00分 ]

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【先行レビュー】手持ち撮影 10秒露光縛りに挑戦!「OM-1 Mark II」は史上最高峰のブレないカメラ

【先行レビュー】手持ち撮影 10秒露光縛りに挑戦!「OM-1 Mark II」は史上最高峰のブレないカメラ

OM SYSTEMから新たなフラッグシップ機「OM-1 Mark II」が発表されました。
「OM SYSTEM特集ページ」にて新製品情報をまとめておりますので、こちらも是非ご覧ください。

今回は【OM-1 Mark II 先行レビュー】第三弾としまして、進化した手振れ補正を題材にご紹介いたします。
第一弾、第二弾はこちらから。
・【先行レビュー】打倒フルサイズ機!「OM-1 Mark II」は最高峰の野鳥撮影機 -進化したAI被写体認識AF/プロキャプチャーモード-
・【先行レビュー】OM SYSTEM OM-1 Mark IIを深掘り!~強力な手振れ補正とライブGND機能に迫る~

「OM-1 Mark II」の進化ポイントの一つに「最大8.5段の驚異の手振れ補正」が挙げられるのですが、OM SYSTEMの公式HPには
【10秒を超える手持ち長秒撮影も可能となり、星景写真も手持ちで手軽に撮影することができるようになりました。】
と、説明されています。

手振れ補正を強化したとはいえ「手持ちで10秒」はインパクトがあります。
さすがに10秒は厳しいのでは!?超広角レンズ限定?そんなに手振れ補正が凄いのか実際に試してみたい。
という事で、今回すべての写真を「手持ち撮影 シャッタースピード10秒縛り」で撮影してみました。
中々ない企画だと思いますので、驚きの結果をお楽しみください。

まず10秒手持ち撮影をどのような環境下で活かそうか考えてみました。
夜景、川の流れ、滝、星空…。
どれも長時間露光を活用する被写体としては定番ですが、今回最初にセレクトしたのは
「旅行中に人混みが多い場所で、不要な映り込みを抑えて街並みの情景をメインに残したい」という場面。
スナップ撮影が好きな筆者にとって、一度試してみたかった撮影条件です。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F22 SS 1/13 ISO 200
人混みといえば渋谷のセンター街ということで、通常の設定で早速一枚撮影してみました。このカットも人々の行き交う動きが表現されており、決して悪いわけではありません。しかしながら日中のスナップとしては在り来たり感は否めません。
15時ごろの撮影でしたが、日も高く絞りF22にしてもシャッタースピードは1/13秒。そもそも日中に手持ちで10秒というのは無茶。と思う方も多いと思います。

しかし、その状況を打破できるのが「OM-1 Mark II」
内蔵減光フィルター「ND128」を使用することにより大幅に露光量をカットできます。
今まで「ND64」までだったものが、一段分進化してしているのもポイント。小さいようで大きな差です。
早速「ND128」にて設定。手持ちでシャッタースピード10秒という異次元の世界に挑戦です。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F16 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

まず結論からお伝えすると
「10秒間手持ちでシャッターを切ってもブレない」
という衝撃の事実。

長時間露光を行う事で行き交う人を消し去り、日中の環境下で人がいない無機質な渋谷を表現できる。
三脚とNDフィルターを持ち運ばないと撮影できないようなカットが、スナップついでに手持ち撮影で撮ることが出来る。今までの考え方を根本的に覆す世界です。

「OM-D E-M1」世代より手振れ補正については他メーカーに比べ頭一つ抜けた性能を搭載しており、当時1~2秒の手持ち撮影が出来ることに驚いていました。
「手振れ補正はOLYMPUS!」というイメージを持っていましたが、10秒の手持ち撮影を経験して「手振れ補正はOM SYSTEM!」に書き換えられました。
「OM-1 Mark II」の手振れ補正機能はすさまじいです。想像をはるかに超えた性能。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F22 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

日が傾いてきて眩しい環境下。このカットも内蔵NDと手振れ補正を活用して手持ち撮影です。
看板の小さな文字までブレることなく解像されており、とても手持ちで撮影したとは思えない一枚。
このような人混みが多い環境下で三脚を立てる事は心情的にもはばかられ、中々挑戦できない方も多いと思います。

海外やちょっと遠出した旅行中にこのような写真を気軽に撮影出来る事、想像してみてください。
三脚なし、フィルター無し。カメラとレンズだけでOK。出来るだけ荷物を減らしたい旅行時にとって、これ以上のメリットはありません。
旅カメラとしてもベストなチョイスになるのではないでしょうか。

10秒間手持ち撮影が成功した!といっても、実際には数十枚撮ったうちの一枚なんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、2~3枚ほど撮影すればブレていない写真を得ることが出来ます。打率でいうと3~5割程度。慣れてくるともう少し精度も上がってきます。
勿論10秒間は極力手をブラさない集中力は必要です。息をひそめ、脇をしっかり締めてトライしてみてください。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F22 SS 1/12 ISO 200

手振れ補正もさることながら、個人的には可変も可能な内蔵NDフィルター機能が素晴らしいと感じました。
通常フィルターを持ち運ばない状態で日の出ている時間に低速シャッターを行おうとすると、限界まで絞って感度を最低にしても1/10秒~1/5秒程度が精いっぱい。
上に挙げた写真のように白飛びも目立ってしまい、思うようなイメージで撮影することが出来ません。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F14 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

そのような環境下でも内蔵NDフィルターを活用することでイメージ通りの撮影を行う事が出来ます。
今回の企画として「シャッタースピード10秒縛り」としたので、このカットも10秒間のシャッタースピードに合わせてF値などを設定していますが、5秒や2.5秒程度に設定することももちろん可能。
広角系のレンズで手持ち露光2~3秒であれば、高い確率でブレのない写真が得られます。
NDも2~128まで可変できるのが大きなポイント。前回公開しているブログでNDフィルターについて詳しく触れていますので、併せてご覧ください。
・【先行レビュー】OM SYSTEM OM-1 Mark IIを深掘り!~強力な手振れ補正とライブGND機能に迫る~

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F20 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

渋谷の交差点を少し高い位置から一枚。ここまで換算24mmの広角域で撮影しており、少し構図にも変化が欲しいところ。
折角ズームレンズを持ち出したので、思い切ってテレ側までズームした構図でも撮影してみました。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 40mm(換算80mm) F16 SS 1/6 ISO 200

まず初めに通常設定にて、テレ側 35mm換算で80mmの中望遠域で撮影してみました。中望遠で情景を切り抜くとまた違った表情を見せてくれます。
80mmで1/6秒という設定の時点でブレが気になるところですが、まったく問題ありません。10秒間の手持ちシャッターに慣れてくるとこの程度のシャッタースピードは撮れて当たり前になってきます。
それではいざ、80mmで手持ち10秒の世界へ挑戦です。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 40mm(換算80mm) F16 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

ブレずに撮れている!
80mmという中望遠域、手持ちで10秒間露光。写真を長らく撮影している方ならこの凄さが伝わるのでないでしょうか。

しかし、一つだけ妥協してしまいました。
確かに「撮れる」のですが、さすがに支え無しの棒立ちで中望遠 手持ち10秒はキツいというのがリアルなレビューです。
3~4カット程度撮影してみましたが、どうしても微細なブレが生じてしまいます。SNSに投稿する程度であれば全く問題ないのですが、些細なブレが気になる。
近くに腰の高さの手すりがあったので、寄りかかって体を支えてもらいながら手持ちで撮影を行いました。
逆に考えてみると「手すりや電柱などのちょっとした支えがあれば手持ちでも撮れる」とも言い換えられます。
さすがに身一つだけでの撮影は厳しかったですが、十分すぎる成果です。

最大8.5段の補正力を考慮すると「10秒 → 1/25~1/50」という計算になるので、大体25~50mm程度の焦点距離であれば手振れを抑えて撮影することが出来そうです。(一般的に1/焦点距離=手振れが起きない基準といわれています)
体感的には公称値に偽りなし、かなり強力な手振れ補正が搭載されていることに間違いありません。

先ほどの写真より隅の部分を等倍トリミングで拡大してみました。いかがでしょうか、本当にブレることなく撮れていることが分かると思います。
80mmという中望遠を10秒間露光。三脚なし、手持ち撮影で撮りました。と言われても信じがたい結果です。
しかしそれを現実にしてくれるカメラ、それが「OM-1 Mark II」。べた褒めですみません、でも本当にもの凄い手振れ補正力です。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 17mm(換算34mm) F3.5 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

撮影場所をガラっと変えて、浅草の方まで足を運びました。ここから夜景スナップをご紹介していきます。
スカイツリーを真ん中に置いた一枚。走る車のライトが綺麗に流れており、水面も長時間露光らしく滑らかな表現になっています。
構図をメインに考えてズーミング。80mmで撮影に挑戦した後だと34mmという焦点距離が可愛く感じれらます。

等倍カットもご紹介いたします。全くブレなし、35mm程度であれば余裕すら感じさせます。このレベルの補正力があれば臆することなく低速シャッターを活用することが出来そうです。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F14 SS 10秒(手持ち) ISO 200

交差点に差し掛かったところで撮影したカット。走り抜ける車のライトに加え、強い光源が多数あったので夜景ならではの光芒(絞りこむと現れる☆のような光)を活かしてみました。
街並みを撮ることはもちろん、工場夜景なども手持ち撮影で光芒を活かした写真を撮ることが出来ると思います。

今回注目頂きたいのがISO感度。夜景で絞り込みが必要な撮影の場合、手持ちであればシャッタースピードを上げなければならない=ISO感度を上げる必要があり、手持ちで撮影すると高感度ノイズが気になる場面。
しかし手振れ補正を最大限生かすことによりISO感度を最低限に抑えることができ、結果としてクリアな写真を得ることが可能となります。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F4.5 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND128

橋の手すりにピントを合わせ、NDフィルターを活用して開放近い設定にて10秒露光。本来であればもう少し左側の車道に車が通り光のライン見える想定だったのですが、残念ながら上手く表現することが出来ませんでした。
しかしこのカットをご紹介したのは手すりの質感が予想以上に艶やかで生々しかったからです。冷え切った手すりの質感が伝わってきます。
内蔵NDフィルターを活用しても画像劣化は起きず手振れも感じられない「OM-1 Mark II」らしい一枚に仕上がりました。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 17mm(換算34mm) F11 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND32 ※トリミング

本ブログの冒頭にも採用した、スカイツリーと交差点のカットを縦撮りで撮影。
本撮影を行う上で最も撮影してみたかったスポットで思い通りの一枚を撮ることが出来ました。
この局面で難儀したのが「縦構図」です。カメラを「横に構える」のか、「縦に構える」のかで大きくバランスが異なるので、体のブレ方にも変化が生じます。
「横構図」であればブレを抑えて撮影できるのですが「縦構図」にするとホールド力が落ち、結果としてブレが大きくなってしまいます。このカットを撮るために5~6枚ほどシャッターを切る必要がありました。
ブレを抑えるには撮影者自身のカメラの構え方にも工夫が必要という事を体感した一枚となりました。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F10 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND32

夜の浅草の路地裏を歩いていると唐突に表れるスカイツリー。少しローアングルな位置から撮影してみました。
人並みも少なくなり、ゆっくりと足を止めて撮影できる時間帯です。

「OM-1 Mark II」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」 12mm(換算24mm) F9 SS 10秒(手持ち) ISO 200 内蔵ND64

最後の締めとして浅草寺を撮影しました。
19時ごろでも観光されている方が多く見受けられましたが、長時間露光を行う事で人が不必要に目立つことなく浅草寺をメインに写し出すことができました。
低速シャッターにも色々なメリットがありますが、観光地での撮影の際は特にメリットが多いように感じます。
そんなカットを三脚を使うことなく撮影できるのが本機最大のメリット。スペースを占領せずスマートに撮影することができます。
(※三脚はなくとも立ち続ける必要があるので、邪魔にならないよう周りの状況については十分気を配って撮影を行ってください。)

以上、いかがでしたでしょうか。
「10秒シャッタースピードを手持ち撮影」
かなりキャッチーで非現実的な内容ですが、本当にここまで撮れるとは正直思ってもいませんでした。
普段三脚を持ち歩くのが面倒で長時間露光を活用した写真をあまり撮影しないのですが、「OM-1 Mark II」を使ってみてその面白さに気づいてしまいました。
手持ちで撮影できる世界が大きく広がる一台。是非体験してみてください。

マップカメラでは先行してYouTube動画とフォトレビューサイト Kasyapaにて作例を交えたファーストレビューを行ってきましたので、そちらも是非ご覧ください。

913: 質実剛健、確かな進化。『OM SYSTEM OM-1 Mark II』

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年02月10日 19時04分 ]

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