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【OM SYSTEM】「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」からのステップアップにおすすめレンズ

【OM SYSTEM】「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」からのステップアップにおすすめレンズ

8月に入り、夏本番。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。

今回ご紹介するのは、OM SYSTEMの大三元望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」からのステップアップレンズ。
すでにこのレンズをお使いの方に向けて、さらなる描写力・焦点距離の拡張を実現できるおすすめレンズをご紹介いたします。

目次
  1. ≪CASE1≫ M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
    1. ポイント①:圧倒的な焦点距離
    2. ポイント②:手ぶれ補正&超望遠の両立
    3. ポイント③:防塵防滴・高い耐久性
  2. ≪CASE2≫ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
    1. ポイント①:圧倒的な解像力と描写性能
    2. ポイント②:F4.0×手ぶれ補正=実用性の高い望遠撮影
    3. ポイント③:PROレンズらしいコンパクト設計
  3. ≪まとめ≫

  ~驚異の超望遠1200mmへの飛躍~
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS

  ポイント①:圧倒的な焦点距離

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」が35mm判換算で80-300mmの画角であるのに対し、本レンズはなんと300-1200mm相当(35mm判換算)をカバー。
これにより、野鳥や飛行機、スポーツ観戦など、これまで届かなかった被写体を余裕でフレームインできます。

  ポイント②:手ぶれ補正&超望遠の両立

5軸シンクロISに対応し、手持ちでもブレを抑えた撮影が可能。
開放F値はやや暗いものの、近年のOM SYSTEMのボディ性能と組み合わせれば、実用性の高い超望遠域を気軽に楽しむことができます。

  ポイント③:防塵防滴・高い耐久性

アウトドア環境での使用が前提となる超望遠領域ですが、防塵・防滴・耐低温設計で安心。
まさに「撮るために持ち出せる」超望遠レンズです。

こんな人にオススメ
○ 「野鳥」「飛行機」「鉄道」などの撮影をメインにしている
○ 40-150mmでは物足りなさを感じている
○ 望遠側でもAF性能・手ぶれ補正を妥協したくない

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
その他の作例はこちら

 

2025年8月4日現在の下取り見積金額

ワンプライス買取価格:¥92,000~102,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥9,200~10,200
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥2,760~3,060
最大買取見積合計金額:¥103,960~115,260
※お手持ちレンズがOM SYSTEMロゴOLYMPUSロゴかにより買取額が変わります。

>M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISへのお買い替えはおおよそ¥205,840~¥280,740のお支払いで購入可能です!


  ~単焦点ならではの解像感と描写力を~
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

  ポイント①:圧倒的な解像力と描写性能

40-150mm F2.8 PROも非常に優秀な描写力を誇りますが、単焦点ならではのキレのある解像感・ボケ味をさらに実感できるのがこのレンズ。
細部の描写力やコントラストの再現力は、まさにプロレベルです。

  ポイント②:F4.0×手ぶれ補正=実用性の高い望遠撮影

F4.0という絶妙な明るさに加え、5軸シンクロISで最大6段分の補正効果を実現。
風景や動物、飛行機撮影などで「手持ちでも狙える単焦点」として圧倒的な存在感を放ちます。

  ポイント③:PROレンズらしいコンパクト設計

超望遠レンズでありながら、約1270gと軽量。40-150mm F2.8 PRO(880g)よりも重くはなりますが、携帯性は維持されており、長時間の持ち出しも苦になりません。

こんな人にオススメ
○ 解像感を追求したい
○ 超望遠単焦点の世界を体感してみたい
○ 野鳥や月、ポートレートの切り取りにもこだわりたい

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
その他の作例はこちら

 

2025年8月4日現在の下取り見積金額

ワンプライス買取価格:¥92,000~102,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥9,200~10,200
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥2,760~3,060
最大買取見積合計金額:¥103,960~115,260
※お手持ちレンズがOM SYSTEMロゴOLYMPUSロゴかにより買取額が変わります。

>M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROへのお買い替えはおおよそ¥162,840~¥260,940のお支払いで購入可能です!


  まとめ

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」は汎用性・描写力に優れた名レンズですが、被写体や表現の幅をさらに広げたいという方には、
ズームで万能感と超望遠を両立する「150-600mm F5.0-6.3 IS」
単焦点で描写力と携帯性を極める「300mm F4.0 IS PRO」
という2つのステップアップが選択肢となります。

どちらも“次の一歩”として非常に魅力的なレンズです。
用途や被写体に応じて、あなたにぴったりの一本を見つけてください。


本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年08月04日 12時00分 ]

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【Leica】M10-Pとズミクロン M50mmと感じる夏

【Leica】M10-Pとズミクロン M50mmと感じる夏

日も伸び、日中の暑さも高くなってきたこの頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか。
セミの声が響き渡り思わず目をつぶってしまうほどの日差しの中、夏休みが始まる方も多いのではないでしょうか。

そんな日差しの強い日に「Leica(ライカ)M10-P」と「Leica(ライカ)ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」と共に、緑の多い地を散歩してきました!

M型Leica の現行ボディといえばM11-Pですが、現在でもなおM10やM10-Pの色味を気に入って買いに来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。
そんな高い人気を誇る「M10-P」は、プロフェッショナルモデルということもあり静かなシャッター音やM型カメラで初のタッチパネル機能が搭載されています。

そして「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」は、50mmズミクロンの初代であり現在でもその解像力の高さは評判です。
前期から含めると12年間も製造された人気モデルともいえるのではないでしょうか。

それでは撮影した写真とともに美しい夏を感じていただければ幸いです。

 

今回の撮影は、緑の多い場所で行いました。
当初、夏をテーマにするつもりもなかったのですが、あまりの暑さとライカが写し出すフレアやゴーストの美しさに日本の美しい夏を感じて心が躍りました。

太陽の光の力強さと植物の迫力をフレアやゴースト、そして前ボケで表現しています。
ライカの多くのレンズと同様にズミクロンの最短撮影距離は0.7mととても寄れるというわけではありませんが、その分前ボケの表現のしやすさやボケを抜けた先にある被写体の解像力、そしてその場の雰囲気を鮮明に写してくれます。

私は夏になると鮮やかな花がたくさん咲き、視覚的に気分を上げてくれるので季節の中でも好きな季節ランキング上位に入ります。
ただ常に外にいる動物はこの暑さの中、地面に近い場所でよく頑張っているなと常々感じております。

たまたま良い抜け感のある所にハトが来てくれました。
撮影できたのはこの1枚だけですが、ピント面のこの解像力であればポートレート撮影にも問題無く使えるのではないでしょうか。

続いては奥の方にピントを合わせて撮影してみました。
目線を低くし遠くを見ている、子供のころに見ていた世界はこんな感じだったように思います。
どこか懐かしさを感じさせてくるボケ感は、このレンズが長年愛されてきた理由の一つなのでしょう。

川沿いを歩いていると、生い茂った草の為に作業されている方々を見かけました。
そしてぽつんと水筒が一つ。
この夏の必須アイテムも汗をかきそうなほど照らされていました。

M10やM10-Pに搭載されているセンサーは、やや緑や青に偏った色が出ると聞きていました。
実際に撮影してみて、この写真も影の部分や草木の色味や全体的に落ち着いた雰囲気が良く出てると感じました。
そのため実際には汗だくだくでしたが、見返してみるとより美しい夏を感じることができます。

白は200色あると聞きますが、緑も200色ほどあるのではないでしょうか。
濃い緑、明るい緑、優しい緑、、、この2枚の写真だけでもそれはもうたくさんの緑を発見できます。
これはM10-Pのセンサーの良さでもあると言えると思います。

そしてこのセンサーにはもう一点、明るい部分の諧調表現が現行品ほど豊かではないという特徴があるそうです。
しかし今回、それによって撮影しにくいと感じる事はありませんでした。
夏の高いコントラストを上手く表現してくれました。

暑さにやられてしまったのでカフェで小休憩をはさみました。
被写体を少し離した位置に置きF値を絞って撮影すると、座ったままでもテーブルフォトが出来ました。

日常の一コマのの雰囲気までも映し出してくれるカメラです。

皆さんも熱中症には気を付けて、カメラと過ごすこの夏を楽しんでください!

[ Category:etc. | 掲載日時:25年08月04日 11時00分 ]

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【SONY】旅行におすすめコンデジZV-1II

夏真っ盛り。日々猛暑が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はというと、夏休みをいただき沖縄へ行ってまいりました。

お供に持って行ったのはVLOGCAMシリーズの中でもAPS-C機でズームレンズと一体型になっているコンパクトデジタルカメラ『SONY VLOGCAM ZV-1 II ボディ ZV-1M2』
2023年6月に発売され、使いやすさと見た目の可愛さからとても人気が高いカメラです。

腹ごしらえにとファストフードレストランへ。カメラの設定などを見ながら試し撮り。

上記写真はクリエイティブルックのFLを使用。ネオン看板や夏の空とマッチした色合い。
全10種類の中から思い通りの雰囲気に仕上げることができ、好みの色づくりで撮影することができます。選択したモードをベースにさらに8項目の詳細設定で独自の画作りを楽しむことも可能です。

難しい設定や編集もいらず撮って出しでまるでフィルムのような落ち着いた発色が出せるのはとてもありがたいです。

場所はジンベエザメの世界長期飼育記録を更新中の美ら海水族館へ。
館内は生き物の為にほとんどの場所が暗がりになっております。
そんな時でも役に立つのが有効約2010万画素のメモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmor RS(R)を搭載したこのカメラ。暗所の場合でもその高い解像性能・高感度性能を実感することが出来ます。
ISO感度は静止画、動画撮影時ともに125から12800と幅広く設定が可能です。動き回るフグやクラゲもノイズを抑えシャープに映し出してくれます。

レンズ先端からの撮影距離は、広角側なら約5cm望遠側なら約15cmと、水族館のガラス面にくっつけても撮影することができます。
18-50mmの光学ズームに加えて、「超解像ズーム」機能も搭載。超解像ズームをONにすれば上記のように画質の劣化を抑えながらスムーズに拡大して撮影できます。
親指サイズのウミウシもしっかりと柔らかさやもようまで写し取ってくれます。

レンズはZEISS(R)Vario-Sonnar T* 18-50mmF1.8-4.0。
人の目より広い広角側18mm(35mm判相当)で全体の空間を切り取ることが可能。美ら海水族館のメイン、大水槽全体を収めることもできます。
また望遠側50mm(35mm判相当)はググっと被写体に寄ることもでき、歩き撮りや手持ち撮影も手軽にでき使いたい画角をレンズ交換が必要なく用いることができるのも旅行にぴったりです。

私がカメラを選ぶ中で重要視している部分の一つがバリアングル液晶モニターかどうか。
アングルの自由度が高く、自撮りや縦位置でもモニターの角度を調整でき、人が多い場面や身動きがとりずらい観光地などではとても重宝します。
また迷わず操作できる直感的なメニューとタッチ操作もこのカメラの押しポイントの一つです。
スマートフォン出慣れているスワイプ操作が導入されているため初心者の方でも簡単に設定変更が可能です。

歩きながらや片手での撮影もブレを抑える動画専用電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」搭載
手持ち撮影に特に有効な5.5段分の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能を搭載しておりよりノンストレスで撮影が出来ます。

光学ワイドズームを搭載しながらも、ポケットや小さなバッグに入れて手軽に持ち運べる小型・軽量デザインが特徴のこのカメラ。
カメラ本体が約292gと軽量なので荷物の心配もいらずどこへでも一緒に持ち運ぶことが出来ます。
専用アプリでデータをすぐに送ることが出来るので写真をすぐSNSに投稿したり、友達とシェアが出来ます。またモバイルバッテリーを使ってカメラに給電しながら記録ができるところも旅行に持ってく上で魅力の一つです。
是非今年の夏の思い出はZV-1IIでいかがでしょうか。

▼今回使用したカメラ・レンズはこちら!▼


▼ネット限定ポイント還元!▼




[ Category:SONY | 掲載日時:25年08月03日 17時00分 ]

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【Canon】「RF28-70mm F2.8 IS STM」からのステップアップにおすすめレンズ

【Canon】「RF28-70mm F2.8 IS STM」からのステップアップにおすすめレンズ

ついに8月に突入し、暑い夏も更なる盛り上がりを見せていると思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。

本日はRF28-70mm F2.8 IS STMからステップアップにおすすめなレンズをご紹介いたします。
RF28-70mm F2.8 IS STMは、軽量・コンパクトながら標準域をカバーしつつF2.8という明るさを実現した標準ズームレンズとして人気があります。
しかし中には、「描写性能やAF性能に優れた、ワンランク上のレンズが欲しい!」
「24mmスタートでもう少し広い範囲の焦点距離をカバーできるレンズに買い替えたい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて、RF24-70mm F2.8 L IS USMのレンズの魅力や特徴を改めてご説明いたします。

 RF28-70mm F2.8 IS STMからステップアップにおすすめレンズ

 

 RF24-70mm F2.8 L IS USM

 

今回ご紹介するCanon RF24-70mm F2.8 L IS USMは、Canonの最上位モデルレンズの代名詞である赤いリングが装飾されたLレンズの標準ズームレンズです。
24mmから70mmまでをF2.8通しでカバーをしており、風景はもちろん、スナップ写真やポートレート撮影はたまた動画用のレンズとしても幅広く活躍させることが出来る非常に汎用性の高いレンズです。

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8月1日現在、RF28-70mm F2.8 IS STMのお買い換え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥125,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥12,500
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥3,750
最大買取見積合計金額:¥141,250

>RF24-70mm F2.8 L IS USMへのお買い換えはおおよそ¥138,550~¥165,650のお支払いで購入可能です!
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特長:ズーム全域で高画質、高速AFと優れた手ブレ補正を搭載

3枚の「ガラスモールド非球面レンズ」と3枚の「UDレンズ」を含む15群21枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、ズーム全域での高画質を達成しています。EFマウントの時には大三元レンズにはISが非搭載でしたがRFマウントからISを搭載したことにより、撮影領域をさらに拡大させた標準ズームレンズです。

キヤノン独自開発の超音波モーター「ナノUSM」を搭載し、AFの高速化を実現。「EOS Rシステム」のミラーレスカメラに搭載している各画素が撮像と位相差AFの両機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」との組み合わせにより、静止画撮影時における高速・高精度なAFと動画撮影時における滑らかなAFを可能にし、静止画と動画の両方で快適な撮影を実現します。

さらにお得な情報

今、RF24-70mm F2.8 L IS USM新品でご購入いただくと40,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中です!
新品を購入時の差額が165,650円なので、そこから40,000円のキャッシュバックを加味した場合の差額がなんと「125,650円(8月1日時点)」となり、さらにお得にご購入いただけます!
この機会をぜひお見逃しなく!詳細やその他の対象製品は下記のバナーからご確認いただけます。
キヤノン 夏のキャッシュバック2025


本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

[ Category:Canon | 掲載日時:25年08月03日 11時05分 ]

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【Carl Zeiss】A Piece of PREMIUM COLLECTION -Sonnar 50mm F1.5 Limited-

【Carl Zeiss】A Piece of PREMIUM COLLECTION -Sonnar 50mm F1.5 Limited-

MapCameraで取り扱う中古品の中で、流通数や生産数が少ない希少品や限定モデルなどに与えられる名称、「PREMIUM COLLECTION」。

本シリーズでは、A Piece of PREMIUM COLLECTIONと称し、そんな製品たちを一つずつ紹介いたします。

第一弾は「Carl Zeiss (カールツァイス) Sonnar T* 50mm F1.5 Limited Edition (ニコンS)」。

2000年以降に発売されたレンズとしては珍しい「ニコンSマウント」の本商品がどのようなものか、解説いたします。

 


1.ゾナーについて

 

有名なレンズ構成の一つに、ゾナーという著名なレンズタイプがあります。

カールツァイス財団の光学部門であった「ツァイス・イコン」のルートヴィッヒ・ベルテレ博士が、エルノスターと呼ばれるレンズ構成を改良し、1929年に発明しました。

エルノスター型は、中~望遠レンズ設計において優れたレンズ構成とされましたが、その改良版となるゾナーについてもまた、標準~望遠域の光学設計において大変重要なレンズとなりました。

ゾナータイプの優れている点はいくつかあり、比較的小型でも大口径化しやすいことや、当時のハイスピードレンズでよく見られたような、コマ収差を良好に補正することで、明瞭な画像を得られる点などがありました。

一方で、構成レンズが重いため結果的にレンズ本体の質量も重くなったり、非対称構成から歪曲収差が発生しやすかったり、バックフォーカスが長くなりがちで、標準レンズなどではミラーボックス分の空間を有する一眼レフのシステムなどに採用が不向きだったこともあり、特に後年発展する一眼レフにおいては、プラナーなどのダブルガウス構成のレンズがよく採用されることとなりました。

とはいえ現在でも、中~望遠レンズの設計ではしばしば採用されるレンズで、発明からまもなく100年経つ現在でも、優秀で汎用性に富んだレンズ設計ということは間違いありません。

 

そんなゾナータイプのレンズは数多く存在しているのですが、とりわけライカ向けやコンタックス向けのレンズのうち、標準域のレンズとして多く販売されているものでは、1932年に発売されたボディ「Contax I」と、それに適合するレンズとしての「Sonnar 50mm F1.5 」(いわゆる旧コンタックスCマウント)が個人的にはなじみ深いです。

当時、このSonnar 50mm F1.5は、携帯式カメラの交換レンズの世界では最高速(もっともF値が明るい)レンズとされ、1949年ごろにLeicaからズマリット M50mm F1.5が登場するまで、ながらく最高速の地位であり続けました。

 

 

こちらが一般的にContax Cマウントと呼称されるタイプの、「Sonnar 50mm F1.5」です。

ヘリコイドはなく、ボディ側に搭載されたヘリコイドでピント合わせを行います。このようなレンズタイプを一般的に「内爪」と言います。

 


2.現代のゾナー

 

そんな発売から90年以上経過したSonnar 50mm F1.5ですが、現在でも精神的な後継品ともいえるレンズが販売されており、それが「Carl Zeiss (カールツァイス) C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM(ライカM用)」というレンズ。

レンズ構成は典型的なゾナータイプを踏襲しつつ、コーティングは現代のツァイス独自の「T* コーティング」が施されており、描写性能が底上げされています。

今でも新品で手に入る本レンズは2006年から販売されるロングセラーで、国内外のユーザーからも定評があります。

そして、そんなC Sonnar T* 50mm F1.5 ZMをモディファイした、さらなる変わり種として次のような限定モデルが発売されました。

それが、冒頭にご紹介した「Carl Zeiss (カールツァイス) Sonnar T* 50mm F1.5 Limited Edition (ニコンS)」です。

 

 

本レンズは、光学設計は Sonnar T* 50mm F1.5 ZMと共通ですが、「ニコンSマウント向け」として設計されてたものとなっており、同一の取り付け部形状を持つ、オリジナルの旧コンタックスCマウントと大変よく似たレンズに仕上がっています。

 

同じくゾナー型でSマウントである、1949年発売の NIKKOR S・C 50mm F1.4と並べてみました。

類似したレンズ構成や、どちらも内爪式ということも相まって、よく似た外観になっています。

 

Limited Editionの名の通り、一説によると200本にも達さない本数を受注生産とされたため、流通数が大変少ない逸品となっています。

なぜオリジナルのような旧コンタックスCマウントではなく、ニコンSマウントなのか?という点についての推測ですが、タイミング的に、2000年、2005年に相次いでニコンS3、SPの復刻が行われた為、その流れだったのではないかと想像します。

一応、カールツァイスではなくフォクトレンダーブランドとしては、Bessa R2SやR2Cといったカメラが2002年に発売されており、そちらもそれぞれニコンSマウントやコンタックスCマウントの設計となっていますが、やや時期が離れているため、このカメラが考慮に入っていた可能性は低いかもしれません。

また、非常にContaxの名を関するカメラのうち、旧コンタックスCを採用するカメラボディは1954年発売のContax IIIaが最終となり、ニコンSマウントではなくコンタックスCマウントの採用は、メーカーサポートが難しい範囲として断念した可能性もあるかもしれません。

 

こちらはレンズ構成を同じとする C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM(ライカM用)と並べた様子。

Limited Editionと異なり、フォーカスヘリコイドを内蔵している為、比較すると太めの鏡筒となっています。

 

さて、そんなSonnar T* 50mm F1.5の写りについてですが、レンズの設計上、コマ収差は良好に補正される一方、球面収差と非点収差により、開放では柔らかな描写を楽しむことができます。

特にアウトフォーカス部のハイライトでは、軸上色収差も伴いドリーミーな印象。

とはいえ甘すぎて使いづらいということもなく、クラシックテイストで多少実用的なレンズの選択肢としては、まさにオススメなレンズと言えましょう。

実際に触ってみた印象としても、コントラストの高い光源などの部分は緩めな描写である一方で、画面全体で見た時には不思議とまとまりのよい感触を得ます。

 

 

なお、今回ご紹介したCarl Zeiss (カールツァイス) Sonnar T* 50mm F1.5 Limited Edition (ニコンS)については、内爪タイプに対応したマウントアダプターを用意すれば、現代のミラーレスカメラでも使用可能です。

1930年代から脈々と受け継がれてきた、ゾナータイプの源流の一辺。その目で確かめてみるのはいかがでしょうか。

 

 

■今回ご紹介した機材はこちら↓



■オススメマウントアダプターはこちら↓


[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:25年08月02日 18時30分 ]

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【Nikon】「NIKKOR Z 35mm F1.2 S」からのお買い替えにおすすめレンズ

【Nikon】「NIKKOR Z 35mm F1.2 S」からのお買い替えにおすすめレンズ

照りつける太陽が肌を焼き、通りにはセミの声が溢れる8月。皆様いかがお過ごしでしょうか。
時はまさに夏本番!海や山ではレジャーが、街へ繰り出せばお祭りが待っています。
何を撮ろうか迷ってしまうほど被写体が豊富な夏、この機会にレンズのお買い替えを考えている方へご案内です。

本日はNIKKOR Z 35mm F1.2 Sからお買い替えにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
NIKKOR Z 35mm F1.2 Sは、驚異的な描写力を誇る超高級単焦点レンズです。中央と周辺部の解像度にほぼ違いがないほどのシャープネスは、Zレンズの面目躍如と言えるでしょう。
正直なところ、「このレンズが必要な方」にとってこのレンズ以上の描写力を誇るレンズは思い当たりません。
しかし中には、「持ち出す機会を増やすためにコンパクトなレンズにしたい・・・。」
「なるべく画質を下げず機動力を上げたい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:NIKKOR Z 40mm F2
CASE2:NIKKOR Z 35mm F1.8 S

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 NIKKOR Z 35mm F1.2 Sからお買い替えにおすすめレンズ

 

 CASE1:NIKKOR Z 40mm F2

 

全長約45.5mm、質量約170gと小型・軽量な単焦点レンズです。
え?超ド級な単焦点レンズからパンケーキレンズへ?とお思いの方、本レンズはサイズこそ小さいですが中身は本格派です。
9枚の絞り羽根により円形に近いボケが楽しめますし、絞り羽根の枚数が奇数な為に絞った時は多数の綺麗な光芒が現れます。
フルサイズカメラに使用すれば準標準画角で、APS-Cのカメラに装着すれば標準~中望遠の入り口の画角で使えるので、様々な被写体・シーンに対応できるのもうれしいポイント。
もちろんNIKKOR Z 35mm F1.2 Sの描写力とは大きな違いがありますが、実際に使用したところ「素晴らしくよく写る」と感じました。

合焦点はシャープに、ボケはやわらかく・・・。言うは易く行うは難しですが、そこをしっかりとクリアしているのです。等倍観賞をしても十分な解像力を持っているので、不満が出ることは少ないのではないでしょうか。
暗所でも被写体の描写に曖昧さがないため、積極的にローキーな作品作りを行うこともできます。
更にはフォーカスブリージングを抑制しているため、動画撮影でも活躍が期待できます。

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8月2日現在、NIKKOR Z 35mm F1.2 Sのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥250,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,5000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥7,500
最大買取見積合計金額:¥282,500

>NIKKOR Z 40mm F2へのお買い替えは、レンズ代をお支払いいただいた上でお差額として¥249,830~¥255,700のお受け取りが可能です!
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 CASE2:NIKKOR Z 35mm F1.8 S

Zマウント初期に登場した35mm単焦点です。
特に遠景描写にすぐれ、画面全域で絞り解放からシャープな写りが楽しめます。
大口径単焦点で問題になりがちな軸上色収差(パープルフリンジ)も少なく、仮に目についたとしてもわずかに絞り込むことで急速に消えていきます。

NIKKOR Z 35mm F1.2 Sが「極限の解像力+滑らかかつ量感のあるボケ味」とするなら、本レンズは「究極の質感・コントラスト+癖のないボケ味」とでも言いましょうか。
何を撮ってもシャープかつ高コントラストですが、特に金属を写した時の「煌めき・艶めき」には目を見張るものがあります。

もちろん重量減も見逃せません。
NIKKOR Z 35mm F1.2 Sは約1060gですが、こちらは約370g!690gも軽量化されるのです。言ってしまえばZ7II(705g)1台分軽くなるわけです。
更に直径・全長ともに大幅に小型化されるので、持ち出す機会も圧倒的に増えるでしょう。

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8月2日現在、NIKKOR Z 35mm F1.2 Sのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥250,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,5000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥7,500
最大買取見積合計金額:¥282,500

>NIKKOR Z 35mm F1.8 Sへのお買い替えは、レンズ代をお支払いいただいた上でお差額として¥169,640~¥202,700のお受け取りが可能です!
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本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年08月02日 15時00分 ]

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【Canon】暑い今だからこそフラッグシップを!Canon EOS R1と厳選白レンズ

【Canon】暑い今だからこそフラッグシップを!Canon EOS R1と厳選白レンズ

6月末から様々なメーカーが夏のキャッシュバックと謳いお得なキャンペーンの時期がまさに今です。
夏と言えば、そうCanonです。どこか惹かれる部分があるのですが、それは何なのか。
筆者のこだわりやオススメを交えながらまとめたいと考えました。

キャッシュバックも貰えて、お買い得に購入が出来るサマーチャンス。
夏休みや帰省、旅行など凡ゆる場面で用途に応じて選びやすいCanon製品を是非!

今回の撮影スポットですが、すっかり撮影して愉しめる事が分かったズーラシアこと「よこはまズーラシア」へお邪魔しました。

ボディはタイトルにもあるように「EOS R1」を選び、
レンズは「RF70-200mm F2.8L IS USM」「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」を持って撮影を行いました。

・・・

今回の内容ですがいつもは「軽さ」重要視する筆者が何故、ずっしりした所謂“縦グリップ一体型”のEOS R1を手にしたのか。また3種の白レンズとCanonのフラッグシップ機が融合した先に何が見えるのか。といった独自目線で見所満載でご紹介を続けたいと思います。

レンズですが、このように見出しにしてみます。

①Z襲名、動画も静止画も二刀流。新たにカラー展開(白/黒)もされた最新「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」
②軽量・コンパクトそれに高性能。王道大三元の「RF70-200mm F2.8L IS USM」
③距離のお悩み、心配ご無用。何でも熟す「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」

この3種の白レンズを束ねる今回のボディ「EOS R1」
Canonにとって「1」への拘りは、今もなお発売されている一眼レフ【EOS-1D X Mark III】、そして今回のミラーレス【EOS R1】でも同じといえるでしょう。もちろんは幅広い層から支持されプロの方からも愛され筆者のようなカメラ歴が長くないスタッフでも取り扱える、それがCanon機です。

だからこそその期待に応えて貰うべく、日本最大規模の動物園で満遍なく楽しみたいと筆者はひっそりと企画していました。

・・・

前置きがかなり長くなってしまいました。それでは各レンズで撮った作例を並べたいと思います。
①まずは実践投入が初になる「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」

Canonが得意とするインナーズーム型で、「70-200mm F2.8」の最新モデル。
Zが付くので動画にフォーカスといわれていますが静止画でも動画でも、両方熟るので実践で注目です!
別売りの「パワーズームアダプター」が取り付ける事もでき、悲願の「エクステンダー」対応可になったのが大きな特徴です。

撮って確認した写真がどれも「シャープ」な写りに率直に驚き、これは凄いなと感じました。
今回入園3回目で初めて、“世界一美しい猿”と呼ばれている絶滅危惧種「アカアシドゥクラングール」を見ることが出来ました。諦めずに通ったのと、持って来て大正解でした。

別スタッフが『このレンズ欲しい…』と呟いていたのが、自分にも降り掛かってきました。
「そうか、こういう事か」とすぐに理解が出来たからです。

※筆者は以前EOS R1とお取り寄せがずっと続いている「RF100-300mm F2.8 L IS USM」を使用した事がありますが、あの時の想像を超えた解像度に惚れ、重さが苦にならないような今回も似た感動でした。

・・・

②お次は「RF70-200mm F2.8L IS USM」

先にご紹介したRF70-200mm F2.8 L IS USM Zと比較をしたい目的でこちらを持ってきました。
インナーズームのRF70-200mm F2.8 L IS USM Zですが、RF70-200mm F2.8L IS USMは伸縮ズームを採用しています。

コンパクトで軽量が特徴ですので、初めて白レンズを購入する方・望遠レンズをお探しの方にかなり人気で、万能レンズと位置付けています。

「ズームロックスイッチ」が備わっているので、カメラバックに収納する際など重宝します。また使用しない際のロック機能は埃混入や傷防止にもなるので安心できる丁寧なデザインには感心します。

二つのレンズを比べて、解像力に対しても遜色無いと思ったのが本音であり、
展示スペースで身動きが取れなかったり狭い時には「RF70-200mm F2.8L IS USM」を使い鏡筒部分を伸ばして被写体撮影をしたり、手を大きく広げても苦じゃないスペースがあるのであれば、左手で直感的な操作できる「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」を選んで使用していました。

サイズが小さいのでコンパクトなので、取り回しが良い点。また携帯性に優れているので総合的につかいやすいレンズです。
今回の夏のキャッシュバック期間であれば、よりお得にお買い物ができるのも手に取る方が多い理由の一つだと考えています。

・・・

③最後は「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」

より遠くを取りたい。誰しも思う事もあるでしょう。
そんなCanonユーザーからずっと選ばれているのがこの一本です。

収納時は長さが大体RF70-200mm F2.8 L IS USM Zと同じなので、今回の携帯する際にはバッチリです。
動物たちの表情を知りたいと思った時にこのレンズを使用しますので、今回一番使用したレンズです。

500mmでも距離が足りない場合は、ボディ内クロップ(×1.6倍)を活用して撮影も可能です。
AF性能も申し分なく、Lレンズの貫禄を味わえる事でしょう。

・・・

~ちょっとbreak~

筆者の一度はこれをやってみたかった“欲張りセット”とばかりのラインナップです。
白レンズ群が並んでいる光景は圧巻なのと同時に、これがあれば撮影していて大丈夫/どれか1本レンズがあれば問題ないといった安心感もあるので、これぞまさしく折り紙付きです。

準備が出来たら、広すぎる園内をこれらを持って歩くだけです。酷暑ですので体調管理だけは気をつけて挑みます。
さてそんな幸せを届けてくれるレンズたちを携帯するカバンですが、こちらになります。

「peak design エブリデイスリング 10L」

マジックテープでカスタマイズできるので仕切り板を上手く配置して、ストレス無く取り出せる隙間を確保しつつ3本収納出来ました。筆者は園内を回る際、アッシュの10Lをレンズ用として携帯しブラックの6Lをモバイルバッテリーや500mmペットボトル、財布など小物用として持ち歩いていました。

用途に併せて、peak designのバリエーションやサイズを選ぶのも楽しいですが6Lや10Lが
筆者が感じるちょうど良い・使い易いラインナップなのです。

旅やちょっとしたお出かけの際に便利なのは間違い無いので
カメラ用品では無くてもタブレットやノートPC、ゲーム機など日常使いに長けているのが筆者の一番のおすすめです。だから同シリーズのサイズ違いを購入、使用しては気に入っている理由でもあります。

・・・

続けてボディをまとめて締めたいと思います。

EOS R1の推しポイント① 〜アッと驚く視線入力、他機種と見比べても感じるより見やすいEVF〜

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

モニターを見ながらの撮影も、やはり電子ビューファインダー(EVF)が搭載されていると活用するものです。
EOSシリーズの中でも群を綺麗に見える約944万ドット OLEDを新たに搭載。
EOS R3よりも見やすくなり覗いて見ている風景、動物などの撮影時はストレスを感じさせません。

EOS R5 Mark IIにも搭載された「視線入力」が活躍します。
瞳を動かし、AFポイントを動かすCanon独自の機構です!

 

EOS R1の推しポイント② 〜簡単にボディ内で解像度そのまま高画素へ!〜

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

ミーアキャットも暑さからか、お気に入りの小屋下に篭っている様でした。
そこでこの元データ約2400万画素を高画素化してみたいと思います。

画像編集にある「カメラ内アップスケーリング」で、約9600万画素の高解像な画像を生成し、トリミングを行なってみました。トリミングしたら…といった従来の不安要素を見事覆してくれた画期的な機能であり面白いです。

ズーラシアで飼育されているミーアキャットたちは、観察しているとかなり活発的で砂遊び(砂かき)を頻繁にしている姿が印象的でした。

筆者も使用しながらハッとした、これは意識して気を付けないといけない注意点を記載します。

  • 撮影静止画クロップ/アスペクト]が[フルサイズ]以外の設定で撮影された画像
  • RAW画像

被写体との距離が足りない際に、便利なボディ内クロップ(×1.6倍)をした際には注意が必要です。
上記の場合のデータアップスケーリング選択の際、選べる写真として表示はされませんのでデータの生成も考えている方はクロップ機能を外しての撮影が必要となります。

 

EOS R1の推しポイント③ 〜持ちやすい、そして操作しやすい〜

カメラは持っていて楽しいと感じるのが一番と思います。
重たくて疲れちゃう、グリップが持ちづらいなど、ユーザーとボディの相性問題は必ず一度は経験があると思います。デザインが好きで実際に握ってみたが、あれ?っと感じた事もあるかもしれません。

グリップの良さを気にして、EOS R3やEOS R1を持ち比べた時に両方とも持ちやすいのは勿論ですが、やはり持っていてよりしっくりくるのはEOS R1です。

歴代Canon一眼レフから比較すると、重すぎないのもポイントが高いです。
これぞ巨匠ともいえる洗練されたデザインを継承していますので、安心して使用できます。

・・・

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

RF70-200mm F2.8 L IS USM Z

お昼過ぎから園内を回ってみましたが、暑さにやられて動物と同じく炎天下の2〜3時間は体に堪えます。
それでもやはりCanonが好きな自分がいるので、ファインダーから見る風景、どんな描写かと現地でモニターで見るワクワク感は撮影の醍醐味です。

初めてカメラを検討されている方・新しくボディやレンズ購入検討されている方は、
ぜひキャンペーンをまとめたブログ記事がございますので、こちらも併せてご覧頂ければと思います!

クリックすると専用ページに飛びます!

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

▼今回使用した機材はこちら▼
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[ Category:Canon | 掲載日時:25年08月01日 19時00分 ]

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【Panasonic】「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」からのステップアップにおすすめレンズ

【Panasonic】「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」からのステップアップにおすすめレンズ

間もなく8月に入り、暑い夏も本番となります。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。

本日はPanasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. H-X015からステップアップにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.は、ライカの厳しい光学基準をクリアし、F1.7「SUMMILUX(ズミルックス)」の明るさを実現したコンパクトで高性能な単焦点レンズです。35mm判換算で30mmの焦点距離は風景写真やスナップ写真といった撮影シーンで使いやすく、高画質で柔らかいボケ味を楽しめます。

しかし中には、「もっと広角な焦点距離で建造物や風景撮影、ダイナミックで印象的な構図のスナップ撮影をしてみたい!」や「もっと明るいF値でヌケのよく高精細な描写のポートレート撮影やスナップ撮影を楽しみたい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:Panasonic LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09
CASE2:Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. H-XA025

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. H-X015からステップアップにおすすめレンズ

 

 CASE1:Panasonic LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09

LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. は、同じくライカの厳しい光学基準をクリアし、F1.7「SUMMILUX(ズミルックス)」の明るさを実現した35mm判換算で18mmの超広角単焦点レンズです。
また最短撮影距離を9.5cm、最大撮影倍率を0.25倍(35mm判換算:0.5倍)としたハーフマクロを実現することで、LUMIX初の超広角ハーフマクロ撮影が可能となっています。

明るさと超広角を活かした夜景や遠近感を強調したダイナミックな構図のスナップ、または被写体に寄って得られるボケを活かして花や料理などのクローズアップ撮影にもおすすめです。
インナーフォーカスの採用による高速で高精細なAF、またブリージング現象の抑制や絞りマイクロステップ制御により自然な映像表現を楽しめます。超広角レンズながら軽量コンパクトでフィルターが装着可能な部分も魅力的です。
この一本で、より広角のダイナミックな世界を味わい、ワンランク上の撮影体験を手に入れること間違いありません。
ぜひ先取・下取交換で手に入れてみてください。
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8月1日現在、LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. H-X015-K ブラックのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥28,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,800
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥840
最大買取見積合計金額:¥31,640

>LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09へのお買い替えはおおよそ¥18,300~¥25,500のお支払いで購入可能です!
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 CASE2:Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. H-XA025

LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. は、ライカの厳しい光学基準をクリアし、開放F値1.4「SUMMILUX(ズミルックス)」の大口径を実現した35mm判換算で50mmの標準単焦点レンズです。
II型となりAFも240fps AF制御と大幅に進化。スムーズで素早い合焦で被写体を捉え、駆動音も静かになりました。また非球面レンズを2枚採用し球面収差や歪曲収差などの諸収差を抑制するとともに、UHRレンズを1枚採用し、コンパクトながらも高い描写性能を発揮。クリアでヌケの良い質感描写が大口径の明るさと相まってポートレート撮影に最適です。
それだけでなくマウント部をはじめレンズ全体に防塵防滴処理を施すことで、屋外での幅広い撮影シーンにも対応できるようになりました。また、後部筒を従来の樹脂からアルミへと新調することで、耐久性の向上とともに高品位な外装へと生まれ変わっています。
この一本で、より明るいレンズのボケみや高精細な描写を味わい、ワンランク上の撮影体験を手に入れること間違いありません。
ぜひ先取・下取交換で手に入れてみてください。
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8月1日現在、LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. H-X015のお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥28,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,800
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥840
最大買取見積合計金額:¥31,640

>LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH. H-XA025へのお買い替えはおおよそ¥16,300~¥21,800のお支払いで購入可能です!
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本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年08月01日 12時45分 ]

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【FUJIFILM】この夏の旅行に最高の一台を。X-S20の魅力

【FUJIFILM】この夏の旅行に最高の一台を。X-S20の魅力

大変な暑さが続き、「もうどこにも出かけずエアコンの効いた部屋で過ごしたい」と思う毎日ですが、不思議なものでカメラを持つとつい小旅行やお散歩に繰り出してしまいます。
そんなとき、少しでも軽快に機材を持ち運べれば、この暑さの中でも撮影が楽しくなるはずです。
今回は、気温35℃に迫るような真夏日でも撮影を楽しむための心強い相棒、FUJIFILM X-S20をご紹介します。

今回はレンズキットにもなっている「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」をチョイス。
ストラップはマップカメラ特別仕様の「ARTISAN&ARTIST  別注シルクストラップ 京紫」を合わせてみました。

私がこのカメラをすばらしいと感じる点は、ジョイスティックのように自在に動かせるフォーカスレバー、旅先で便利なUSB充電、強力な手ブレ補正といった充実した機能を備えながら、非常にコンパクトであることです。
「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」を付けたとしても約626g。キャンペーンで増量しているときのペットボトル飲料ほどの重量で移動も全く苦になりません。
センサーはX-T4やX100Vなど名機が多く存在する約2610万画素の「X-Trans CMOS 4」、画像処理エンジンはX-T5やX-H2シリーズと同じ「X-Processor 5」が搭載され、画素数は抑えつつも最新のエンジンを積んだ唯一のモデルです。
前機種となるX-S10もたいへん良いカメラですが、X-S20になりバッテリーが大容量になったというのは遠出の際にはうれしいポイント。
記録メディアも高速なUHS-IIに対応したため、たくさん撮影した後、自宅での写真転送がスピーディーなのも嬉しい限りです。

外に出るか悩んだものの家を出てこの空を見たときに出かけてよかったと思います。

百日紅(さるすべり)が咲き誇り、本格的な夏の到来を感じます。

「百日紅」という漢字は、百日間も花が咲き続ける様子に由来し、「さるすべり」という読み方は、猿も滑るほどつるつるした幹の肌を表しているそうです。

たった三文字にこれほどの情景が詰め込まれているとは、ロマンにあふれたお花だと感じます。

「思い立ったが吉日」と、すぐさま新幹線の切符をとって静岡へ。流れゆく車窓の景色を眺め、駅弁を味わい、時に写真を撮る。そんなひとときが、たまらなく好きです。手前の景色はあっという間に過ぎ去るのに、遠くの景色はゆっくりと動かない。この静と動が混在する風景は新幹線での移動の楽しみの一つです。

東京から1時間程度で静岡駅に到着。

駅前で完全にお眠りになられている鳩を発見。
起こさないようにそっと撮影します。
とんでもなく暑い中にこの様子で寝ているのを見ると本当にすごいと感じます。
パワーズームレンズはズーム時の音が気になるという方もいらっしゃるとは思いますが、鳩も起こさぬまま写真を撮ることができます。

旅先では、まず街を見渡せる高い場所にのぼり、そこから景色を眺めて次に行く場所を決めることにしています。景色の中で「あれは何だろう?」と気になった場所を地図で確認する作業がまた面白いのです。

高い場所から見つけた目的地に実際に行ってみると、遠くから見た印象とは全く違っていたりして、そのギャップも楽しみの一つです。

今回は駿府城跡を見に行くことに決めました。
2016年から2022年の間に行われた発掘調査を経て現在は埋蔵文化財の活用が行われています。
発掘が行われた巨大な天守台跡もロマンたっぷりなのですが、外側の堀に沿ってのんびりするのも気持ちがいいです。

たゆたう水面の表現がきれいです。目を凝らすと鯉がその揺らぎを作り出してるのがわかり、どこか愛嬌を感じます。

今回の旅行では一貫してフィルムシミュレーションの「クラシックネガ」で撮影してみました。

普段はフィルムカメラも持ち歩きたい私にとって、この暑さの中でカメラを使い分けるのは一苦労です。フィルムカメラには少しお休みをしてもらい、その独特の雰囲気を味わいつつ、デジタルで軽快に撮影できる。この手軽さが、「クラシックネガ」が楽しく、お気に入りである理由です。

風にそよぐ柳、ハート形のようにも見えます。
こちらはフィルムシミュレーション「ACROS」を使用。

さて、弾丸のような速度で決めた今回の旅行ですが、もうそろそろ帰るころになりました。
この後はゆったりと食事をして帰路につきました。

まさに手のひらサイズ。暑い夏も吹き飛ばしてくれる絶好の相棒です。
カメラに初めて触れる方には優しく、サブカメラをお探しの方には心強く、旅先の良き仲間としてぜひお手元に加えていただきたい一台です。

【中古商品もカメラ専門店品質】はじめて中古商品を買われるお客様にも安心してお求めいただけます。

 

ひとつ前の機種であるX-S10もコストパフォーマンスに優れたおすすめの一台です。

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年07月31日 20時52分 ]

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【Leica】光のヴェールに包まれて。復刻スチールリムとM11で横浜スナップ

【Leica】光のヴェールに包まれて。復刻スチールリムとM11で横浜スナップ

歴史の長いLeicaのレンズの中でも、銘玉と呼ばれるものは、個々人の考え方が絡む部分ではある為、一概には言えない。

とはいえ、Leicaユーザーの世間的には、ある程度収束するだろう。

例えばいわゆる8枚玉と呼ばれる、ズミクロン M35mm F2 1stや、貴婦人の異名を持つズミルックス M50mm F1.4 1st。

他にも、ノクティルックス M50mm F1.2や、スクリューマウントのズマロン L28mm F5.6など。

これらのオリジナルのレンズたちは、中古市場でも価値が高く、今なお憧れの的としてとらえられている。

 

近年、Leicaはこういったレガシーな逸品たちを、復刻として再構築し発売してきた。

ノクティルックス M50mm F1.2 ブラックアルマイトや、ズマロン M28mm F5.6、最近登場されたズミルックス M50mm F1.4 11714等が、この流れの一環となる。

 

その中でも、2022年発売の「ズミルックス M35mm F1.4 11301」を今回はピックアップし、M11との組み合わせでスナップ撮影に臨む。

 

組み合わせたデジタルカメラは、Leica M11 シルバークローム。

スチールリムの「リム」は、梨地のシルバーの多いLeicaの中では珍しく、きらびやかな光沢感が目を引く。

当然ブラックのボディにも申し分なくマッチするのだが、今回は敢えてボディもシルバーをチョイス。

M11のシルバーは、クラシックなスタイルを踏襲しているデザインでありながら、どことなくモダンな印象を受ける。

赤いLeicaのロゴも、目立つのを嫌ってM11-Pを選ぶ方も多いが、私はアイコニックな印象を受けて好きだ。

 

ストラップには、ARTISAN & ARTISTから栃木レザーストラップ ACAM-287 ダークブラウンを装着。

シルバーのボディにはキャメル(Leicaで言うところのコニャック)カラーも悪くないのだが、ダークブラウンも引き締まってよい。

ブラックカラーのストラップも好きで良く使うが、ブラウンにはブラウンの複雑な良さがあるのだ。

 

さて、準備もできたところで撮影開始。今回撮影地に選んだのは、横浜、とりわけ元町の方面だ。

電車を降りた時、既に陽が傾いてきていたが、じっとりとした湿度を伴い、熱気がこみあげてくる。

 

JR石川町駅を出ると、独特な景色が広がっている。

山手町という地域が小高い山の上に広がっていて、そこには明治~昭和ごろの外交官旧邸宅が残っている。

山手町のふもとには、元町があり、そこでは様々な横浜を象徴するブランド店やブティックが軒を連ねている。

 

元町の周辺では、首都高狩場線や、石川町ジャンクションがあり、立体的で絡み合うような都市構造だ。

 

汗ばみながら、山手町まで上がると、稜線に沿って出来上がったような町並みが広がる。

途中、いくつもの分かれ道があり、東西へと下ることができる。この道をたどったらどこへ行くのだろうかという、冒険心がくすぐられる。

 

外国産の高級車の音が聞こえ、シャッターを切る。逆光の斜陽が、周辺の構造ごと浸食するように降りかかる。

現代のコーティングが施された本レンズだが、大きなゴーストの発生を確認することができる。

オリジナルのシルバーリムは、1960年頃に世の中に送り出されたレンズとのことで、1960年代の、焦点距離 35mm F1.4といえばかなりのハイスピードレンズだ。

その明るさとのトレードオフで、盛大なコマ収差を伴う描写を堪能できる。

 

 

港の見える丘公園から、ベイブリッジを臨む。ベイブリッジの先には、大黒PAや、京浜工業地帯がある。夜のドライブにうってつけだ。

それにしても、かなり派手な周辺減光である。

 

スナップをしながら練り歩く。

山下町を下り、元町を超え、山下公園を横断する。横浜、とりわけみなとみらい地区の観光名所はぎゅっと圧縮されており、日が傾き始めてからでも問題なく横断することができるのが好きなポイントだ。

 

ところで、かなり柔らかな描写をする本レンズは、コントラストが明瞭な被写体については使いやすい。一方で、全体的な濃度が比較的一定な構成をとると、やや眠い印象になりがちだ。

 

 

遠くの点光源が扇状に広がっているのが確認できる。

コマ収差のコマとは、彗星が語源となる。彗星のように尾を引く収差だから、コマ収差なのだ。わかりやすい。

 

帰りしな、ふと空を見上げると、オレンジとピンク、青が複雑にまじりあった空模様だった。

まもなく完全に夜になってしまう前に、急ぎ足で帰路に就いた。

 

ズミルックス M35mm F1.4 11301を使ってみた感想は、とても柔らかいレンズ、これに尽きる。その柔らかさのクセはかなり独特で、光のヴェールが降りかかっているように感じるほどだ。

この独特な柔らかさは、周辺減光と相まって、特有の視線誘導や視覚効果をもたらす。つまり、レンズの描写を味方につけられるシチュエーションと、そうではない場合がかなり分かれると言える。

あるいは、夏の高いコントラストの中で持ち出すレンズとしては、最適なレンズの一つと言えるだろう。

同梱する2種のレンズフードやレンズの外観そのものも、ドレスアップ性に優れ、愛着がわく。

当時の光学系を模した復刻版という立ち位置の本レンズは、万人受けするような描写ではないが、特にデザインが好きな方や、柔らかな描写が好みの方には、ぜひともオススメしたいレンズである。

 

 

■今回ご紹介した機材はこちら↓



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【Canon】「RF100-400mm F5.6-8」からのステップアップにおすすめレンズ

【Canon】「RF100-400mm F5.6-8」からのステップアップにおすすめレンズ

間もなく8月に入り、暑い夏も本番となります。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。

本日はCanon RF100-400mm F5.6-8からステップアップにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
RF100-400mm F5.6-8は、軽量・コンパクトながら400mmまで届く望遠ズームレンズとして人気があります。
しかし中には、「描写性能やAF性能に優れた、ワンランク上の望遠レンズが欲しい!」
「400mm以上の焦点距離をカバーできるレンズに買い替えたい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
CASE2:Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 RF100-400mm F5.6-8からステップアップにおすすめレンズ

 

 CASE1:Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

 

 
Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMは、400mmよりも遠くの被写体まで捉えられる500mmをカバーする高性能な望遠ズームレンズです。
Lレンズならではの高い描写力と優れた耐候性を兼ね備えており、野鳥やスポーツ、航空機など、屋外での過酷な撮影環境でも安心して使用できます。
さらに、強力な手ブレ補正を搭載しているため、手持ち撮影でも安定したシャープな描写が可能です。
RF100-400mm F5.6-8から買い替えることで、焦点距離の拡張に加えて、Lレンズならではの質感や操作性の向上も体感できます。
この一本で、撮影の幅を大きく広げ、ワンランク上の撮影体験を手に入れること間違いありません。
ぜひ先取・下取交換で手に入れてみてください。
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7月31日現在、RF100-400mm F5.6-8のお買い換え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥60,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥6,000
買取優待チケットお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,800
最大買取見積合計金額:¥67,800

>RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMへのお買い換えはおおよそ¥307,000~¥270,000のお支払いで購入可能です!
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 CASE2:Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

 

 
Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USMは、200mmから驚異の800mmまでをカバーできる超望遠撮影の世界を広げるズームレンズです。
RFレンズとして初めて800mmを実現し、野鳥や航空機、遠距離の被写体など、これまで届かなかった被写体もしっかり捉えることができます。
比較的軽量で取り回しやすく、強力な手ブレ補正も備えているため、手持ち撮影でも安定したシャープな写真が撮影可能です。
RF100-400mm F5.6-8からの買い替えでは、焦点距離の大幅な拡張によって、よりダイナミックな構図や被写体に迫る撮影が楽しめます。
この1本があればこれまでの撮影スタイルを大きく変え、新たな体験を手に入れることできます。
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7月31日現在、RF100-400mm F5.6-8のお買い換え時の買取見積金額!

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年07月31日 11時00分 ]

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【SONY】FE 85mm F1.4 GM II で写す昼下がり

【SONY】FE 85mm F1.4 GM II で写す昼下がり

SONYの中でもトップクラスの画質を誇るレンズ「FE 85mm F1.4 GM II」

すっきりとした青空が広がる中、人気機種α7IVと組み合わせて昼下がりの公園を撮り歩いてみました。

最新のレンズならではの開放からシャープな写り、ピントが合っている部分はしっかりとディテールを残しつつもF1.4の浅い被写界深度で滑らかなボケ具合を残してくれています。

また自然界の物、とりわけ植物の緑は彩度が高いと不自然に見えてしまう事が多いのですが、このレンズは植物の生き生きとした緑を鮮やかな状態で捉えつつ、リアルな色合いやコントラストを映してくれている点がとても素晴らしいと感じました。

85mmという焦点距離に加えF1.4の浅い被写界深度、木々の間を縫って差し込む木漏れ日も相まって落ち葉が主役の構図を作ることができました。

前後の深いボケはこのレンズあってこその画になっていると言えます。

綺麗なボケはもちろんのこと、落ち葉や奥の緑も非常に良い色合いで描写されている所がとても好印象に感じられました。

ガラスに反射した鮮やかで明るい景色が建物に落ちた影で引き締まり、光の表現がいい塩梅にまとまりました。

レンズ自体が85mmという中望遠の画角の為、建物などを撮っても歪みが気にならない点も非常に良かったです。

途中でバラ園にも寄ってみました。

花を撮った際には色の鮮やかさはもちろん、花弁や葉の質感もしっかりと描写した上で綺麗な背景ぼけを描いてくれました。

前作のFE 85mm F1.4 GMは8群11枚のレンズ構成だったのに対し、今作は11群14枚という構成に進化しています。
画質など光学性能も良くなり、背景の玉ボケはより円形に近い綺麗な形を描いてくれるようになりました。

玉ボケ自体も輪郭の柔らかいボケが撮れるようになっていて、収差などもあまり気ならず綺麗なボケでした。

人工物を撮った際には被写体の輪郭がシャープネスの強さで引き立っており、レンズに秘められた解像性能が余すことなく発揮されていると感じられます。

フォーカスの合っている部分はキレの良い描写で捉え、手前や奥のフォーカスが外れている部分を滑らかなボケを描けるのはこのレンズならではの写りと感じさせてくれます。

レンズの最短撮影距離はAF時で0.85m、mf時で0.80mと数字だけで見た場合あまり寄れる印象ではなかったのですが、実際使用してみると表面の質感を残した写真を撮ることも可能で私個人としてはそこまでデメリットのように感じませんでした。

ローアングルでの画角も試してみました。

しっとりとした落ち着いた緑で画面が満たされ、前後の滑らかなボケが良い雰囲気を醸し出してくれています。

SONY屈指の解像力と綺麗なボケを併せ持つレンズ「FE 85mm F1.4 GMII」のご紹介でした。

次に購入するレンズとしてより写真体験を楽しむことができる一本です。

▼今回使用したカメラ・レンズはこちら▼


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[ Category:SONY | 掲載日時:25年07月30日 18時00分 ]

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【Nikon】Z50の楽しみ方 Z 40mm F2/Z 26mm F2.8

【Nikon】Z50の楽しみ方 Z 40mm F2/Z 26mm F2.8

エントリーユーザーから高い人気を誇るNikonミラーレスAPS-C機。クラシカルなデザインが魅力の「Zfc」、動画撮影にも強い「Z30」、そしてその中でも最もベーシックなモデルが「Z50」シリーズです。昨年末にはAF性能や動画性能が向上したII型も発売され、本機の人気は相変わらず衰えません。

旅先やちょっとした出かけ先でのスナップをメインとする筆者にとって、機材選定の際に優先されるのはやはり”持ち運びやすさ”です。毎度少しでも移動が苦にならないものを、と考えるとおのずとAPS-C機を選ぶ機会が増えます。各メーカー様々なAPS-C機が存在する中で、筆者が特に気に入っているボディがこのZ50。有効画素数約2088万画素、画像処理エンジンにはZ7、Z6と同じ EXPEED 6が採用され、質量約450gとコンパクトさに高性能を詰め込んでいます。また3機種の中で唯一グリップを搭載しており、しっかりとホールドして撮影に臨めるのも個人的に好きなポイントです。

しかしNikon ZマウントAPS–C用設計の純正レンズに関してはまだあまり選択の幅がありません。そこで今回はZ50の軽量コンパクトを損なわずに使えるフルサイズ用レンズを2本、旅のお供に撮影を行いました。Z50の魅力、またレンズ選びの参考になったら幸いです。

まずひとつめのレンズは「NIKKOR Z 40mm F2」。Z50に装着すると換算約60mm相当の中望遠レンズとして使用することが可能です。一般的に中望遠と呼ばれる焦点距離のレンズの場合は自ずとレンズのサイズ感も大きくなるものが多いですが、本レンズであれば全長約45.5mm、質量約170gと片手サイズのコンパクトさで楽しめます。

この日はバスツアーを利用して山梨へ。はじめの目的地は忍野八海でしたが、渋滞の影響で予定より到着が遅れ滞在時間が短縮。バタバタの中であまり見慣れない夏仕様の富士山を撮影いたしました。ひらけた場所からの富士山であれば広角レンズを使用しその雄大さを表現することも可能ですが、にぎやかな観光地で建物や人込みを縫った中での撮影であれば、60mmという焦点距離は望んだ被写体にフォーカスすることが可能です。

続いて氷穴へ。富士山の噴火による溶岩によって作られたこの洞窟は、平均気温が約3℃ほど。この日もじめじめと蒸し暑い日でしたが、涼む、という表現よりまるで冷蔵庫に閉じ込められているような極端な寒さを味わえました。洞窟内を奥へと進んでいくと見どころの氷柱が現れます。ツアーガイドの方によると「実はここ数年この時期はまったくみることができなかった」とのこと。青白くライトアップされ、神秘的な空間に感嘆の声が上がります。氷に近寄るのには限界があるので、60mm相当の焦点距離が私の目に代わって氷の質感をリアルに捉えてくれました。

洞窟内は狭く屈んで通らなくてはならない場面もありましたが、Z50ほどのコンパクトさであれば苦ではありません。

最後に桃狩りを体験を行いました。太陽の光を浴びて青々とそよぐ緑の中に、沢山の食べ頃の桃たち。鮮やかなももいろが自然に映える発色です。漂う甘い匂いと相まって、はじめてのその光景にうっとりしました。夏の暑さを忘れるほどお腹も視覚的にも満たされた記憶がこの日の写真たちを振り返ると蘇ります。観光の要素が強い1日だったので、自分が触れられない範囲のものを本レンズによってしっかりと収めることができました。

続いて2本目のレンズは「NIKKOR Z 26mm F2.8」。質量はわずか約125g、全長約23.5mmといわゆるパンケーキレンズと呼ばれるかなり薄いレンズになっています。近しい焦点距離でもあるAPS-C用設計レンズ「NIKKOR Z DX 24mm F1.7」と比べると、F値は劣るものよりコンパクトさを重視される方にはおすすめの1本です。

この日は三浦半島方面へ行きました。あいにく午前中の空はどんよりと暗く、年月を感じる岩肌と相まって厳かな雰囲気を感じられました。本レンズをZ50に装着した場合、35mm版換算で約39mm。風景写真やテーブルフォトなどより手軽なスナップ撮影に合う焦点距離として使用が可能です。本レンズであれば現地で自分の目で見たままの風景を写真に残すことができます。

旅の醍醐味といえばご飯。ランチは有名なまぐろ定食を、また昼過ぎの小休憩にはドーナツ屋さんへ。ピント面、しっかりと表現された立体感は感動を覚えます。また開放F2.8のボケ感もとても自然です。やはり温かいご飯が冷める前に、また一緒にいる友人を待たせる前に、さっと撮影ができるのはテーブルフォトを撮りたい方にとって大きなポイントではないでしょうか。薄くスリムなレンズなので、こういったテーブル上のものをはじめとした被写体との距離も気にせずに撮影に挑むことができます。

最後は青空の三崎港から。今回はお気に入りの「Z50」と合わせて「NIKKOR Z 40mm F2」と「 NIKKOR Z 26mm F2.8」の組み合わせを紹介いたしました。手軽なコンパクトさは旅の邪魔どころか、体になじむような快適さでした。

もちろんフルサイズ機に使用しても抜群な2本のレンズたち。Z50を楽しむ上で新しいレンズの選択の幅を広げるお手伝いができたら嬉しく思います。ぜひ、お試しください。

 



↓後継機種「Z50II」はこちらから↓

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月30日 16時30分 ]

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【FUJIFILM】小型軽量ボディー×中望遠×ぷらっと旅

【FUJIFILM】小型軽量ボディー×中望遠×ぷらっと旅

小型軽量かつ、防塵防滴のボディーと聞いて皆様は何を思い浮かべるでしょうか。
私は『FUJIFILM X-Pro3』を思い浮かべました。
チタン+マグネシウムボディーで耐食性に優れ、もちろん防塵防滴も完備。
質量も約497g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)と小型軽量になっております。
このボディーにつけていたのが、XF50mm F2 R WRです。
こちらのレンズも約200gの軽量となっております。

~X-Pro3のスペック~
「Xシリーズ」第4世代の裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載
「アドバンスドハイブリッドビューファインダー」を搭載。被写体をありのままに捉えることができる光学ファインダー(OVF)と、露出などの撮影条件を確認しながら撮影できる電子ビューファインダー(EVF)を、レバー操作で瞬時に切り替えることができます。
質量:約497g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)

 

背面液晶には今使用しているフィルムシミュレーションを表示できます。
フィルムの一眼レフカメラでは、フィルムの外箱を切り取って今使用しているフィルムが分かるようにしていました。
懐かしさと遊び心を感じます。

 

~フジノン XF50mm F2 R WRのスペック~
ED 非球面レンズ1 枚を含む7 群9 枚のレンズ構成を採用
質量:約200g
鏡筒の10 ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用
金属パーツにより、高級感と堅牢性を確保しています。

 

そんなセットを持ってぷらっと鉄道旅に出かけてきました。
行先は小湊鐵道。
昭和レトロな車両や沿線の田園風景は古き日本の里山そのものです。

 


レトロな駅舎に2両編成の列車が来ました。
のんびり旅のスタートです。
 
 
山の中を分け入り走ります。
様々な緑の描き分けは流石FUJIFILMだと感じました。
 


質感やディテール感に富み、とても良い写りをしてくれます。
せっかくなので列車を降りて少し散策も楽しもうと思いました。
 


なんてことはないあぜ道の雰囲気も、FUJIFILMの色味であれば鮮やかに再現できます。
 


駅先にヒマワリが咲いており、丁度列車も来たのでパシャリ。
ツートンカラーの気動車でとてもレトロな雰囲気です。
 
 
駅長の看板もホーローでノスタルジックな雰囲気を残しています。
その横でまた良い味を出している時計は、いつから止まったままなのでしょうか。
 
 


海土有木駅のホームもなんとも言えない雰囲気が漂っています。
 
 

X-Pro3ではOVFでもEVFでも撮影でき、様々な撮影体験をすることができます。
軽やかにスナップ撮影ができるカメラになっているので、旅のお供にぴったりです!

XF50mm F2 R WRはAPS-C機に装着すると35mm版換算75mmとなり、構図を整理し被写体を“引き抜く”楽しみが味わえるうえ、中望遠のボケ感も堪能できます。
普段の標準レンズにプラス1本という構成で旅に出るのも楽しいのではないでしょうか。
是非、夏の鉄道旅を楽しいカメラと共にお楽しみください!
 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年07月29日 17時00分 ]

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【Canon】被写体を選ばない私の強い味方「EOS 5D Mark IV 」

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。


今回、当記事では「BEST BUY Traveling」というテーマを元に「EOS 5D Mark IV 」(以下5D4)を紹介いたします。

筆者が実際に所有する5D4

では、私がなぜ旅行にこの5D4を紹介するのか。それは3点の理由があります。

  1. コストパフォーマンスが非常に優れている
  2. 卓越した信頼性
  3. どの場面においても安定した画質

筆者が5D4を使用してからそろそろ4年が近づこうとしています。筆者が行く旅行先で1度もトラブル無く本当に良く活躍してくれています。プロフェッショナルユースの方々と比べるとまだまだ未熟ではありますが、筆者が感じたことを出来るだけ正直に述べたいと思います。

1.コストパフォーマンスが非常に優れている

私が5D4をオススメする理由の1番です。現在(2025年7月)において弊社サイトでは20万円を上回るものはなくおおよそ15-17万円で掲載されています。約3000万画素、CF+SDのダブルスロット機能、外装ボディのほぼ全てにマグネシウム合金の採用、EOS 1DXシリーズから踏襲された高性能、高精度AFといったこの価格からは考えられないほど良いスペックを搭載しています。

Planar T* 50mm F1.4 ZE

NYエンパイアステートビルからの一枚。独特な雰囲気がありグラデーションの描写も非常に優れています。お手頃で価格以上の描写性能があるカメラだと感じました。

2.卓越した信頼性

一眼レフカメラらしいタフな外装をしており、長らく続くEOS”5D”シリーズの4世代目として重量、AF性能、耐久性など素晴らしいブラッシュアップを達成しています。これはあらゆる被写体・ロケーションに対して安心して撮影に挑めることを意味します。ボディ全体は強固で熱放熱性に定評のあるマグネシウム合金を多く採用しています。ミラーレス一眼カメラが苦手とする高温・低温の場所でも安心して撮影が可能です。これは旅行先の天候に左右されることなく撮影することができるでしょう。

EF24-105mm F4L IS USM

気温が氷点下近くなる環境下で初日の出の撮影6時間以上行いました。三脚に置いたまましばらく放置をしたりしながらの撮影でしたが終始問題なく動作していました。

EF24-105mm F4L IS USM

今度は逆に気温が30度を超える環境の中での撮影を行いました。長時間の間、何百枚もバルブモードで撮影をしていたのですがこちらも全く問題なく動作をし続けてくれました。

EF70-200mm F4L IS USM

上記のシチュエーションよりもさらに厳しい炎天下の中でレースの撮影を行いました。外気温とアスファルトの照り返しでいつも以上に暑い中、数千枚レース車両を流し撮りしてもエラーを起こさず完璧に動作してくれました。(バックアップ機で持参したミラーレス機は早々に熱暴走を起こしました。)
このように5D4はメーカーのカタログスペック以上に高い信頼性を有しており旅先でも安心して使用できます。

また、発売してから9年目に達しようとしている5D4ですが、未だに現行機種として発売されており、未だに新品としても取り扱いがあります。これはメーカーの保守・点検をしっかり受けられることを意味するのに加えて各修理業者が部品を手配することが可能であり、仮に万が一動作に問題があっても大金を払って機材を新調するのではなく、修理で対応できます。(筆者も昨月オーバーホールを依頼しました。)

3.どの場面においても安定した画質

5D4は常用ISO32000を達成しています。現代のミラーレス一眼カメラではスタンダードになりつつある数字ですが、2016年発売の5D4でも搭載しており、夜間でもノイズを心配することなく撮影出来ます。ISO32000までISOを上げるとさすがにノイズが目立ちますが、スマートフォンで閲覧するような用途であれば全く問題ありません。ISOを上げてシャッタースピードを稼ぐのもよし、いつもより1/2段、1段絞り込んでもよし、撮影の幅が一気に広がります。

Sigma Art 70mm F2.8 DG MACRO

夜間でも安定した作画性を兼ね備えています。

Planar T* 50mm F1.4 ZE

ポートレートもしっかり撮影できます

EF24-105mm F4L IS USM

現行の最新ミラーレスと比較すると少し線が太い描写の様な気がしますが豊かな階調表現をしていると思います。

EF70-200mm F4L IS USM

薄暗い難しいシチュエーションでの流し撮りも安定しています。

Planar T* 50mm F1.4 ZE

どんな環境の場所で撮影しても必ず撮ることのできる”実績と信頼感”があります。

いかがでしたしょうか。今回はマップカメラ31周年を記念して「BESTBUY Traveling」というテーマを元に5D4がなぜ旅行にオススメできるのかを筆者が実際に撮影した画像を紹介しつつ説明しました。結論として5D4は絶対的な信頼感、画質の安定性、スペックに対してのコストパフォーマンスの良さがあります。これは筆者が実際に購入して国内外の旅行で証明することができたと思います。ミラーレス一眼と比べて重量的なデメリットや現行のミラーレス機のような高度なAI被写体認識AFといった最新機能はありませんが、それ以上のメリットが多くあると筆者は考えます。5D4は間違いなく旅行に「BEST BUY」なカメラと言えるでしょう。そして私はこの5D4でカメラの基礎知識とカメラに頼らない技術を学ぶことができた私の強い味方でもあります。

マップカメラスタッフが選ぶ「BEST BUY」シリーズ。次回もどうぞご期待ください。

筆者がオススメするストラップ(5D4を購入してからずっと愛用しています。)

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander SIGMA | 掲載日時:25年07月29日 11時00分 ]

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【FUJIFILM】「ちょっと狭い」画角で街を切り取る。フジノン GF80mm F1.7 R WR

【FUJIFILM】「ちょっと狭い」画角で街を切り取る。フジノン GF80mm F1.7 R WR

『「暑い…」
このところ、外を歩いている時にはこの言葉しか出ません。
毎年夏の暑さにはうんざりしていましたが、やはり今年の暑さは格別です。
ニュースでも「不要不急の外出は避けましょう!」と連日のように呼びかけが。』

…と、実はこの冒頭文、去年8月のブログ「【FUJIFILM】いつものバッグに隙間が出来てしまう?! GFX 50S II + GF50mm の組み合わせ」の書き出しをそのまま持ってきました。
昨年「今年の暑さは格別…」などと書きましたが、今年2025年の夏は7月にしてそれを軽く上回るような厳しさ! 猛暑なんて言葉では追いつかないような灼熱の暑さです。

こんな時はおとなしくクーラーの効いた部屋でのんびりと… そう思うのも山々なのですが…
でも、それでもやはり、カメラを持つとフツフツと写欲が疼くんです。同じく去年の文章を引用。

『…でも、大人しくクーラーの効いた部屋で1日を過ごしていると、夕方くらいに「やっぱり出掛ければよかった~」となるのが常です。
後悔とストレスを残さないためにも、カメラを持って出掛けることは決して「不要」ではありません。
汗拭きタオルとこまめな水分補給、塩飴も持った。なるべく日陰を歩き、途中涼しそうな建物内に身を寄せ休憩を。
万全な態勢を整え、いざ!』

そう、いざ! と、出かけたバッグの中には、FUJIFILM GFX 100S II と フジノン GF80mm F1.7 R WR の組み合わせ。
暑さに比例するように、写欲も機材も去年よりもスケールアップしました。

1億2百万画素ラージフォーマットセンサーを搭載しながら、初代GFX 100Sよりも軽量の約883gという質量を実現したGFX 100S II。
操作性は先代機や弟分GFX 50S IIからほとんど変わらず、違和感なくステップアップできるのも嬉しいところ。
グリップも大きいので大口径レンズを装着してもホールド性がよく、取り回しのよいカメラです。

そしてこのGFX 100S IIに組み合わせるのは、フジノン GF80mm F1.7 R WR。
35mm判換算で63mm相当の焦点距離を持つ、大口径標準単焦点レンズです。
GFシリーズの標準系レンズには、フジノン GF50mm F3.5 R LM WRやフジノン GF63mm F2.8 R WRといった軽量コンパクトなレンズもありますが、1億200万画素のGFX 100S IIを手にしたら、やはり大口径レンズにもチャレンジしたいところ。
写欲の命ずるがままの選択です。

標準単焦点レンズというと、35mm判換算でいうところの35mmや50mmを思い浮かべる方が多いはず。大抵の方が、そのどちらかを「自分の標準」とされていることでしょう。
かくいう私は、もっぱらの50mm派。35mmだとちょっと中途半端な広がりを感じてしまう向きです。
35mm派の方に言わせると、50mmの画角は「ちょっと狭い」と感じられるようですが、50mm派の私がフジノン GF80mm F1.7 R WRを装着しファインダーを覗いた時の最初の印象も「ちょっと狭い」でした。

さて、今回撮影地に選んだのは、渋谷駅周辺と東京駅~銀座の辺り。
どちらも人の多いところ。35mm判換算63㎜という自分にとって「ちょっと狭い」画角で、街中の風景を切り取ってみようと思い立った次第です。
自分には、あまり馴染みのない画角。果たしてどんな画が撮れるか、楽しみに出かけました。

FUJIFILM GFX 100S II + FUJINON GF80mm F1.7 R WR(以下、同じ)
(f1.7,1/125秒,+1/3補正,ISO80,REALA ACE)

まずはやはり、開放F1.7で。被写体との距離は3mくらいだったと。葉の中央あたりにピントを持ってきたのですが、その奥の茎や少し飛び出た葉の先端は柔らかくボケています。
背景も形を崩さず残していて、被写体が背景から優しく浮かび上がっている感じがします。バキバキにシャープなレンズとは一線を画す描写です。

(f1.7,1/640秒,+1/3補正,ISO80,REALA ACE)

強い陽が差し込んでいましたが、フィルムシミュレーション「REALA ACE」により見た目通りの色味で描き出してくれました。

(f4,1/500秒,+1/3補正,ISO80,REALA ACE)

続いて街中の風景を。F4と大きく絞ったわけではありませんが、建造物の外壁からマンホールの模様や道路上のゴミまで緻密に描写しています。
1億200万画素という超高画素の細密さ。それでいながら目に刺さるようなドギツサがないのが印象的です。

(f2,1/2400秒,-1/3補正,ISO80,PROVIA)

前景が柔らかくボケてくれたおかげで、奥の人物の存在感が増しました。
バランス的にも丁度よく、50mm相当では表現できなかったかと。「ちょっと狭い」画角が功を奏した1枚。

(f3.6,1/60秒,+2/3補正,ISO125,PROVIA)

(f2,1/800秒,ISO80,ACROS)

モノクロモードの「ACROS」で。雑踏を撮る時は、ついモノクロに切り替えてしまいます。
特にグラデーション豊かな「ACROS」は、こちらの期待以上にドラマティックな印象を演出してくれます。

ところ変わって、夕暮れ時の東京駅周辺。
渋谷ほどの人混みはなく、のんびりと被写体に向き合えました。

(f1.7,1/100秒,ISO80,クラシッククローム)

(f4,1/60秒,ISO1000,クラシッククローム)

普段の画角より狭い分、より切り取ってる感が出したくなってくるから不思議。
前ボケを入れたくて、カメラを下ろし背面液晶をチルトさせての撮影。

(f5.6,1/60秒,-1/3補正,ISO640,クラシッククローム)

(f1.7,1/60秒,-1/3補正,ISO100,REALA ACE)

すぐに暗くなってきました。大きなグリップと手振れ補正機構のおかげで、夜景撮影も苦になりません。

(f1.7,1/125秒,-1/3補正,ISO80,クラシックネガ)

(f4,1/10秒,ISO1600,クラシックネガ)

気が付けば、かなりの撮影量に。
35mm判換算63㎜相当という「ちょっと狭い」画角が街中スナップに最適で、暑さを忘れての撮影となりました。

(f2.8,1/38秒,ISO400,REALA ACE)

今回撮影に使用したフジノン GF80mm F1.7 R WRは、メーカーのキャッシュバックキャンペーン対象レンズ。
なんと50,000円のキャッシュバックが受けられます。中古商品との価格差もぐっと縮まることに。

2025年8月17日(日)ご購入までが対象。(応募は2025年9月30日(火)当日消印分まで)
この機会に是非!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年07月28日 19時32分 ]

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【Nikon】Z6IIは「賢い選択」!コスパ最強の中古フルサイズミラーレスカメラで、色彩表現を極める

【Nikon】Z6IIは「賢い選択」!コスパ最強の中古フルサイズミラーレスカメラで、色彩表現を極める

デジタル一眼レフで築き上げたニコンのDNAと、ミラーレスの未来が交差する『Nikon Z6II』。そして、そのポテンシャルを最大限に引き出す『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』。この組み合わせはレンズキットでありつつ、あらゆるジャンルの撮影に対応できる、まさにオールマイティなパートナーです。高精細な描写力、卓越した操作性、そして多彩な表現を可能にする機能の数々が搭載されています。特に「Creative Picture Control」は、あなたの写真に独自の色彩と感情を吹き込む強力なツールです。後継機の登場で価格がこなれてきており、今最も熱い「コスパ最強の中古カメラ」が『Z6II』なのです。

本記事では、この魅力的なカメラシステムがもたらす感動的な体験を、豊富な作例と共にご紹介します。さあ、あなたの写真表現の可能性をどこまでも広げる旅に出かけましょう。

1. バランスの取れた進化!『Z6II』が“賢い選択”である理由

『Nikon Z6II』は、ニコンのフルサイズミラーレスカメラとして、そのバランスの取れた性能で多くの写真愛好家から支持を集めています。前モデル『Z6』の優れた基本性能を受け継ぎつつ、ユーザーからのフィードバックを元に、さらなる進化を遂げました。

まず、特筆すべきは「デュアルEXPEED6」画像処理エンジンの搭載です。デュアル、つまり「EXPEED6」を2基備えているのです。これにより処理速度が飛躍的に向上。連写性能の向上はもちろんのこと、より高精度なAF性能と優れた高感度ノイズリダクションを実現しています。暗所での撮影や動きの速い被写体にも、これまで以上に対応できるようになりました。

AF性能においても『Z6II』は大きく進化しました。瞳AF・動物AFの精度と追従性が向上し、ポートレート撮影やペット撮影において、ピント合わせに集中することなく構図や表現に専念できます。また追加機能であり個人的にも便利に使っているのが、ワイドエリアAF(L)における被写体検出です。AFエリア内で検出した被写体を優先的にAFする設定が可能になり、より意図通りのピント合わせが可能なのです。これは動画においても有効でなので、静止画・動画のハイブリッド機としてさらに磨きがかかりました。

そして、SDカードとCFexpress(Type B)カードのデュアルスロットを採用したことも大きな進化点です。プロフェッショナルな現場でも安心して使用できるよう、信頼性がさらに増したと言えます。堅牢なマグネシウム合金ボディと防塵防滴性能も、過酷な撮影環境下での信頼性を高めています。

ボディ内手ブレ補正機構も引き続き搭載されており、手持ちでのスナップ撮影から、低速シャッターでの表現まで、幅広い撮影シーンでブレを最小限に抑え、クリアな画像を生成します。

『Z6III』という後継機種が登場しましたが、『Z6II』は新品が売られている現行機あり、それでいて中古市場も賑わせています。機能面、価格面のいいとこ取りという、絶妙なポジションに位置しています。まさに「賢い選択」というわけです。
 
 

2. 多様なシーンを彩る『Z6II』実写ギャラリー

さっそく『Z6II』と『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』の組み合わせで撮影した作例を掲載します。標準ズームレンズの汎用性と、『Z6II』が持つ描写力をぜひご覧ください。今回は、カメラの標準機能であるピクチャーコントロールや、より表現の幅を広げる「Creative Picture Control」も積極的に活用し、多様な色表現に挑戦しました。
 
 

Creative Picture Control: Denim

都会に開いた光の四角い穴を、広角24mmでダイナミックに切り取りました。床の反射が美しく、影の中に立つ人がどこか意味深です。
デニムは、青味の強い深い色合いが特長のカラー。
 
 

Creative Picture Control: Melancholic

数年前、女子がこぞってピンクがかった写真をSNSにアップロードしていた時期がありました。ピクチャーコントロールでメランコリックを選ぶだけで、すぐにおしゃれな感じのする写真を作ることができます。柔らかくどこかレトロなこの表現は、ポートレートにもいいかもしれません。
 
 

Creative Picture Control: Graphite

最短撮影距離で花のマクロ撮影。F4という開放F値は、暗くはありませんがとても明るいというわけではないと思います。つまりあまりボケないのではないかと心配な方もいることでしょう。しかしご覧ください。なんとも美しいボケ味ではありませんか。それでいて花脈が精細に写っています。
花脈を硬調なモノクロームで表現をするために、グラファイトをチョイス。
 
 

Creative Picture Control: Red

味のある後ろ姿が重なっています。生々しい色で撮るより、色を整理したかったのです。男性の背中にノスタルジーを感じましたが、鏡に映るということはある程度のコントラストがある方がいいので、セピアではなくレッドを選びました。
 
 

Creative Picture Control: Charcoal

実はこれはガラス越しに撮影した閉店後の店内。暗い小道沿いにあり、ステンドグラスのような灯りと、それがテーブルに映る様が綺麗でした。
チャコールは墨絵のように繊細な濃淡を楽しめるピクチャーコントロールです。
 
 

Creative Picture Control: Monochrome

突然現れたスポーツカー。ナンバープレートがついていたので、おそらくこのまま公道を走れるのだと思います。こんな対向車がきたらビックリして見とれてしまうことでしょう。
建物の縦のラインが膨らんだりしておらずまっすぐで、車体の美しいラインとの対比になっています。ラインを強調するために色は排除して、モノクロにしました。
 
 

Creative Picture Control: Drama

ゼッケン「55」の格好よさは格別です。ボンネットやフロントガラスの質感、そこに当たる光、そして「55」が目立つようにするのが正解。
暗めの画調、しかしハイライト部はより明るいというドラマの設定は、その意図にピッタリです。
 
 

Creative Picture Control: Dream

ショーウィンドーに珍しいホットソースが並んでいます。手前にある白い曲線はガラスに貼られているカッティングシート。つまり外です。白いカッティングシートは白く、奥の白いタイルは白熱灯の影響で黄色くなっています。ドリームなら明部の階調が豊かなので、さまざまな白を表現できます。
 
 

Creative Picture Control: Silence

何気ない写真は、このくらいの軟調、このくらいの彩度の低さがちょうどいいのです。押しつけがましいのはよくありません。主役は向こう側にあるポスター。さらっと、がいいです。そんな気分のときも『Z6II』ならぴったりの色を選べます。
 
 

Creative Picture Control: Sunday

まるで黄金の屏風のような壁。近づいて見てみると、そのようなキラキラした素材ではなさそうでした。そんな不思議な壁を、床の柄を意識しながら撮影しました。
サンデーは壁が映えて、床のラインも沈まないカラーリングです。
 
 

Creative Picture Control: Toy

たくさんの点光源があって、その中のひとつをクローズアップ。奥には丸ボケが柔らかに重なり合って、冬に白い息を吐いているときのような印象を受けました。
トイはトイカメラをイメージした表現です。彩度が高いので赤い差し色が効いています。
 
 

Creative Picture Control: Standard

夜遅くに行われている工事現場、安全のためか階段や通路に線状のLEDライトが取り付けられていて、それが暗くても建物の形を浮かび上がらせてくれています。それをスタンダードで撮りました。さして特長のない色合いですが、形状の美しさは見て取れるかと思います。
筆者の横にいた人が上に向かって「鳶さん!」と呼んで会話していました。なんという格好いい呼び名なのでしょう。
 
 

Creative Picture Control: Morning

中央の駅舎、手前の橋、奥の尖がったピンク、それぞれ場所は離れているのですが、こうしてみるとどこか一体化していて、夢に出てくる工場みたいだと思いました。それを思って、暗部が明るめでふんわりした描写のモーニングを選びました。
ISO32000と結構感度を上げていますが、このサイズであればザラつきや色の破綻はあまり感じません。『Z6II』は優秀です。

 
 

Creative Picture Control: Sunday

赤く加工しているのではありません。この場所は本当に赤いのです。その証拠に、左奥はナチュラルな色になっています。階段に座る女性の髪は赤いネオンサインを受けて燃えるような赤色になっています。
ビビッドを選べばもっと鮮やかになります。加工ではなく、この場所が赤いということを少し自然に表したかったので、ナチュラルさの残るサンデーで仕上げました。
 
 
このように、多彩なピクチャーコントロールを活用することで、撮影後の編集なしでも、みなさまのイメージに近い表現をJPEG撮って出しで実現できます。『Z6II』が持つ表現力の大きな魅力の一つです。
 
 

3. Zマウントシステムの真価『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』の魅力

『Z6II』のポテンシャルを最大限に引き出すのが、標準ズームレンズ『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』です。このレンズは、F4通しという使いやすい明るさを持ちながら、驚くべき光学性能を実現しています。このレンズが『Z6II』のキットレンズになっているということは、この組み合わせは「ニコンのお墨付き」であり、ニコンとしてもおすすめだと言えるのではないでしょうか。

まず、その描写力は「S-Line」の名に恥じません。なおこのSは「優れた(Superior)」、「特別な(Special)」、「精緻な(Sophisticated)」を意味します。非球面レンズやEDレンズを最適に配置することで、ズーム全域で周辺部まで高い解像力を維持し、色収差も徹底的に補正されています。これにより『Z6II』の約2450万画素センサーから得られる情報を余すことなく引き出し、細部までシャープでクリアな画像を実現します。前述の作例でもその描写力は明らかでしょう。

F4通しという開放F値は、明るすぎず暗すぎず、様々なシーンで使いやすいバランスの取れた選択です。屋内や薄暗い場所でも手持ち撮影が可能であり、適度なボケ味も得られます。また、開放F値が固定されているため、ズーム操作をしても露出が変わらず、快適な撮影が可能です。

小型・軽量であることも、このレンズの大きな魅力です。Zのミラーレスシステムに最適化された設計により、『Z6II』との組み合わせでも非常にバランスが良く、長時間の手持ち撮影でも負担になりません。広角24mmから望遠70mmまでをカバーする汎用性の高い焦点距離は、風景、ポートレート、スナップ、旅先での撮影など、あらゆるシーンに対応できます。これ一本で、ほとんどの撮影をカバーできるため、レンズ交換の手間を省き、機動性を高めることができます。

他のZレンズと同様に、静粛性の高いSTM(ステッピングモーター)が採用されており、AF駆動音が非常に静かです。これにより、動画撮影時においても駆動音を気にすることなく、クリアな音声を収録できます。防塵防滴性能も備えており、『Z6II』の堅牢性と合わせて、悪条件下でも安心して撮影に臨むことができます。

『Z6II』のボディ内手ブレ補正と『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』の組み合わせは、まさにベストマッチと言えるでしょう。レンズ側での光学手ブレ補正がなくても、『Z6II』の5軸手ブレ補正が効果的にブレを抑制し、低速シャッターでの手持ち撮影の可能性を広げてくれます。
 
 

4. まとめ:『Z6II』で広がる、あなたの写真表現の世界

『Z6II』と『Z 24-70mm F4 S』の組み合わせは、写真表現の幅を広げたいと願うすべての人におすすめできる、非常に完成度の高いカメラシステムです。

『Z6II』は、高速な処理能力、進化したAF性能、優れた高感度耐性、そして充実した動画性能を備えた、まさにオールラウンダーなカメラです。どのような撮影シーンにおいても、高い信頼性と安定した性能を発揮し、撮影者の意図を忠実に再現します。

そして『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』は、その『Z6II』の性能を最大限に引き出す、高画質かつ汎用性の高い標準ズームレンズです。優れた描写力、使いやすいF4通しの明るさ、そして小型・軽量なボディは、このシステムの魅力を一層高めます。

後継機の登場により『Z6II』は中古市場でお手頃な価格で手に入るチャンスが広がっています。『Z6II』の持つ基本的な性能は現代においても十分な実力を備えており、日常の撮影から本格的な作品制作まで、幅広いニーズに対応できます。特に、本記事でご紹介した「Creative Picture Control」をはじめとする多彩なピクチャーコントロール機能は、撮影者の個性を手軽に、そして豊かに表現できる強力なツールです。

この組み合わせがあれば、広大な風景から、感動的なポートレート、そして日常の一コマまで、あらゆる被写体を美しく、そして鮮やかに切り取ることができます。写真初心者の方から、ステップアップを目指す中級者の方、さらにはプロのサブ機としても十分な性能と信頼性を備えています。

あなたのクリエイティブな好奇心を刺激し、写真撮影の楽しさを再発見させてくれる『Z6II』と『NIKKOR Z 24-70mm F4 S』。この素晴らしいパートナーと共に、あなただけの感動的な瞬間を未来へと残しましょう。きっと、あなたの写真ライフは、これまで以上に豊かなものになるはずです!
 
 


✤✤✤ 使用機材はこちら ✤✤✤

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年07月28日 17時27分 ]

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【SONY】VLOGCAM ZV-E10 IIと都会をのんびりお散歩

【SONY】VLOGCAM ZV-E10 IIと都会をのんびりお散歩

今回紹介する機材は、VLOGCAM ZV-E10 IIです。

VLOGCAM ZV-E10 IIは小型軽量にも関わらず、描写性に優れたAPS-Cセンサーを搭載しており、写真も動画も美しい描写で撮影が可能です。リアルタイムトラッキングや顔・瞳AFなどのAF性能も優れているので、愛犬や愛猫の撮影にもおすすめします。

モニターが180°回転するので、モニターを確認しながら簡単に自撮りをすることができます。美肌モードも使用することでよりクオリティの高いVlogに。写真の雰囲気を簡単に変えられるクリエイティブルックも搭載しています。写真も動画もどちらも撮りたい方におすすめの機材です。

とある休日の日、アフタヌーンティーに行ってきました。ダークチェリーをメインとしたスイーツをお腹いっぱい味わいました。

左の愛くるしいクマも食べられます。紅茶も香りがよく、何度もおかわりしてしまいした。かわいくておいしくていい匂いで、全てが満たされた気分で幸せなひと時を過ごしました。

薄いピンク色のトランクを際立てさせたかったので、小さめの絞り値で撮影しました。

たくさんのお花に囲まれた華やかな店内でも、ボディの色がホワイトなので馴染んでいました。今回は女子2人でのお出かけだったので、美肌モードが使えるのも嬉しいポイントでした。

アフタヌーンの後はゆっくりとお散歩する予定だったので、小型で軽量であり気軽に持ち運ぶことができるVLOGCAM ZV-E10 IIを選びました。質量が約377 gと、とても軽く手が小さい自分でも片手で楽に持つことが出来ます。

カフェから出た後は、表参道から原宿までお話しながらまったり歩きました。

遠くのビルをアップで撮影したかったのでレンズは、TAMRON (タムロン) 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD を持って行きました。こちらのレンズは、300mと望遠で撮れるにも関わらずコンパクトで質量約620gと軽いです。

ボディもレンズも軽量なので傘をさすことも可能です。とても暑い日だったので実際に日傘をさしながら撮影しました。

段々と日が落ちていくのを感じながら進みました。まだまだ涼しさは感じられません。

元々田舎育ちで常に田んぼに囲まれていた自分が、憧れであった街を気軽に散歩しているのが信じられません。

都会ではなんてことない建物も煌びやかに見えてきます。

自然も程よくあって落ち着きます。

最後のカットがこちら。

日本をテーマとしたファッションの展示をやっていました。Kawaii文化の中心を感じることができました。
今回は軽さ重視の組み合わせ、VLOGCAM ZV-E10 IIとTAMRON (タムロン) 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXDのご紹介でした。
次回もお楽しみに。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:25年07月27日 18時01分 ]

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【Nikon】旅だからこそ、重量級レンズを連れていきたい理由。

【Nikon】旅だからこそ、重量級レンズを連れていきたい理由。

初夏の東北へ旅に出ました。
今回旅に連れ出したのは「Nikon Zf」と「NIKKOR Z 50mm F1.2S」。

ボディは最新世代の映像エンジン「EXPEED7」を搭載した信頼あるZf。
そしてレンズは1kgを超える重量級単焦点のZ 50mm F1.2Sを装着しました。
この組み合わせを見ることはあまりないかもしれませんが、最近筆者のお気に入りのボディとなっているZfと、Zレンズ1番のお気に入りである50mm F1.2。筆者の好きな機材同士を掛け合わせたこのセット。どんな写真を撮ることができるのか、ワクワクしながら撮影に出向きました。

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/500,F1.2,ISO100

 

都心からは列車とバスを乗り継ぎおよそ6時間をかけ、第一の目的地である出羽三山へ。
湯殿山にある2446段の石段を登っていきます。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/1000,F1.2,ISO100

 

こちらが有名な国宝の五重塔です。50mmの標準レンズでは、山の緑に囲まれてそびえる五重塔を前ボケとともに写すことができます。
また広角レンズで見上げるよりも塔の構造が分かりやすくなります。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/250,F1.2,ISO100

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/1000,F1.2,ISO180

 

道中はおよそ1時間。普段運動に触れていない筆者には堪える道のりですが、目についたものにカメラを向けていきます。
このレンズは空気感を捉えるのが上手いなと感じます。
写真という平面に3次元空間をいかに落とし込むか。解像度だけでは測ることのできない魅力を、このレンズは持っています。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/1600,F1.2,ISO180

 

途中何度かの小休止を挟みながら、ようやく頂上へたどり着きました。山中よりも光が届いて明るく、開放感を覚えます。
個人的にこのレンズは、前ボケを入れたら右に出る者はいないと思っています。ボケ量が大きいのはスペックを見れば想像に難くありませんが、それと同時にボケ質についてもうるさくならず、主張が強くないので自然に見えます。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/125,F2.5,ISO100

 

梅雨の最中ながら夏真っ盛りとなったこの日。あまりの暑さにたまらず、下山後すぐ柿のシャーベットをいただきました。
あまりこのレンズで物撮りをする機会はないかもしれませんが、約2段絞ったF2.5では近接でも文句のつけようのない写りになります。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/400,F1.2,ISO100

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/640,F1.2,ISO100

 

今度は海まで足を伸ばしました。梅雨時ということで実は夕焼けには期待をせずに出発したのですが、日本海に沈む夕日を目にも写真にも焼き付けることができました。
夕焼けを撮影していて気になるのはゴーストやフレアですが、このレンズにはその心配は無用です。構図を縛られることなく撮影を楽しむことができます。ハイライトからシャドウまで、Zfのセンサーなら階調広く撮影することができます。被写界深度の浅さと相まって、あたかも中判カメラで撮影した写真かのようです。

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/250,F1.2,ISO180

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/30,F1.2,ISO100

 

2日目はクラゲで有名な水族館へ。昨日とはうってかわって室内の暗い環境での撮影です。F1.2の明るさの本領発揮といったところでしょうか。
またボディについてもZfの高感度耐性は折り紙付きでNikon機の中でも最高クラス。優秀なボディ内手ブレ補正も相まって、実は暗所での撮影が非常に得意なのです。

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/250,F1.2,ISO500

 

水槽がどこまでも続いていきそうなほどの立体感です。ピント面を浮き立たせそのほかの部分を大きくぼかすという大口径単焦点レンズならではの撮影方法を存分に楽しむことができます。

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/8000,F1.2,ISO100

 

少し足を伸ばして新潟県まで向かいました。
Exifを見返すと、シャッタースピードはZfの最高速度である1/8000となっていました。ISO感度も常用の最低感度である100で、F1.2という明るさを日中に使用するためにほかの設定を突き詰めています。そうして撮影できたのがこちらのカットで、ハイライトの部分も色が飛んでしまうことなく透明感の高い写りとなりました。
元々解像度を追求して設計されたレンズではないのですが、それでも建物の頂上にある飾りの模様まではっきりと描き分けてくれる性能を持っています。安心してレンズの性能に身を委ねられます。

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/25,F1.2,ISO100

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/6,F1.2,ISO100

 
この日も夕焼けが綺麗な日でした。シャッタースピードはそれぞれ1/25秒と1/6に設定しています。レンズの性能を最大限まで引き出せるように最低感度で撮影したかったのでシャッタースピードを遅く設定していますが、Zfの最大8段分のボディ内手ブレ補正はとても強力で、ファインダーの像でも分かるほど被写体が止まってくれます。三脚を据える必要がなく手軽にクリアな画像を得られます。


 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/1000,F1.2,ISO100

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/200,F1.2,ISO250

 

Nikon Zf+NIKKOR Z 50mm F1.2S SS1/500,F1.2,ISO100

 

解像度とボケ味を高度に両立したその光学性能は、50mm単焦点としては規格外の1kg以上というその重さも自然と受け入れてしまえるほど。
ただ「写りがいい」という一言で片づけられない、「このあと何かが起こりそう」という空気感までも写真に写し出してくれます。
せっかくの旅行だからこそその思い出を、一生に一度しか見ることのないかもしれないその風景を、最高性能のレンズで残したい。
その結果両肩が筋肉痛になったとしても、その痛みに満足感すら覚える。そう思える数少ないレンズです。

▼新品はキャッシュバック対象でさらにお得に!▼

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月27日 17時00分 ]

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【Nikon】重さも価格もヘビー級。それでもこのレンズを「最高の買い物」と断言する理由

【Nikon】重さも価格もヘビー級。それでもこのレンズを「最高の買い物」と断言する理由

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。


今回ご紹介するのは、望遠レンズ。
それまで広角レンズ一辺倒だった筆者が何故ここまで沼ってしまったのか。

私が手にしたのは『Nikon AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR』。一眼レフマウント時代に登場したレンズです。使用カメラは『Z9』。ミラーレスマウントのZマウントのため『FTZ』を使用して撮影しています。

『AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR』は2015年7月16日発売の所謂“ロクヨン”と呼ばれる600mm 開放F値F4の大口径望遠単焦点レンズです。蛍石レンズ、EDレンズおよびナノクリスタルコートを採用し色収差の少ない高い光学性能を誇るレンズとして、また先代の“ロクヨン”から約25%(約1250g)軽量化して約3810gを実現したレンズでした。鏡筒にマグネシウム合金製部品を採用することで、軽量化と堅牢性を両立させております。レンズ前面にフィルターは装着できませんが汚れが付着しにくいフッ素コートをレンズ前面の保護ガラスに採用しており、口径の大きなガラスですが汚れを気にしたことがありません。
この手のレンズ(600mm F4や500mm F4、400mm F2.8等)は各メーカーから出ておりますが、いずれも各メーカーの技術力の結晶とまでも言っても過言ではないレンズ達だと思います。なかなか一般大衆向けというようなレンズではなく、価格も大きさも超弩級ではありますが、一般的でないからこそ、必要として求めるのはプロユースだからこそ、描写、レスポンス、機動力、全てにおいて力が注がれているようです。

絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:200 Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:64 / DXクロップ Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

オオワシ Haliaeetus pelagicus

新品販売価格は150万円近いレンズでしたが、ミラーレスカメラへの変遷、加えてミラーレス用の新しいロクヨンが登場することもあり(当時)、中古価格相場が落ち着いたところで一念発起して中古の『AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR』をお迎えをしました。世代としては最新ではないですが先にも述べたようにその時代の最高のレンズには変わらないので、今でもその性能は色褪せません。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:6400  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:6400  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:6400  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

シマフクロウ Bubo blakistoni

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:90  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:125 / DXクロップ  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

タンチョウ Grus japonensis

生き物の世界に入るには接近するのが一番早いですが、野生生物となるとそう簡単にいきません。人間もある一定の距離に他人が入ると少し嫌だなと感じるように、動物たちも警戒する距離があります。その距離に入ろうものなら大抵の動物たちはあっという間に逃げ去ってしまいます。しかし、それを可能にするのが望遠レンズ。あくまで近づかず、向こうを引き寄せる。そして動物たちの生活圏を覗き込む、いわば飛び道具的な戦法です。距離をとってしまえばこちらのもの。警戒はされますが、「嫌だな、逃げようかな」という間合いまで近付く必要がないのでお互いにストレスがかかりすぎないで撮影が可能なのです。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:400 / DXクロップ  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:560  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR 絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:250 Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

カワセミ Alcedo atthis

時に600mmでも足りないときは多々あります。その時に活躍するのがテレコンバーターですが、都度カメラとレンズの間に装着する必要があります(ニコンZマウント用のNIKKOR Z 600mm F4 TC VR Sはテレコンが内蔵され、装着したままONOFFの切り替えができるようになりました)。その為、前もって撮影するには良いのですが、咄嗟に被写体が現れた場合等には対応がしきれません。
ではどうするのか。ここで活きるのが高画素機です。クロップ機能(いわゆるトリミング)を使用することで大きく写すことができます。Nikonの場合、DXモード(APS-C)にすることで焦点距離1.5倍相当にすることができるのですが、当然トリミングなので画素数は落ちます。しかし、高画素機であれば画素数が落ちても元々が高いので精細さは保たれます。約4571万画素のセンサーを持つ『Z9』のDXクロップ時の画素数は約1900万画素と十分にあります。

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:740 / DXクロップ  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

メジロ Zosterops japonicus

私のスタートはバードウォッチング。双眼鏡で覗くのも良いけどせっかくなら記録として撮影がしたい→せっかく遠方まで赴いて撮影するからしっかり撮りたい→ロクヨンへの憧れ。というような気持ちの流れで購入しました。写真家ではなく鳥を見ることが目的のため、同じ場所で三脚を構えてじっと待つ、というよりかは様々な観察地を訪れて歩いてそして出会った鳥達にフォーカスを当てることがほとんど。そのため持ち歩く時間が多いので重さについては重要でした。筆者は30代前半で撮影はほとんどを手持ちで撮影していますが長時間でなければ一脚がなくとも余裕があります。

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:180  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:800 / DXクロップ  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

ムラサキサギ Ardea purpurea

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:3200  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

リュウキュウコノハズク Otus elegans

絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:560 / DXクロップ  Nikon Z9 + FTZ + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR

カンムリワシ(幼鳥) Spilornis cheela

憧れから手にしたロクヨンですが、やはりその存在感と価格は超弩級。決して安くは無い買い物でしたが、その所有欲と性能は大いに満たされました。防湿庫の中に見えるロクヨンも可能であれば、居間に飾る刀掛けと日本刀のように室内に横向きに置きディスプレイをしておきたいほどです。

購入までは清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちでしたが、今ではすっかり購入して良かったと思える一本です。最新のレンズも良いですが、世代を重ねることで中古の選択肢も多くなりました。最高峰のレンズは時代を経ても衰えない。それをまさに体感いたしました。

かつて人間が翼を求めたように、人間が野鳥の空間に入り込むためのマストアイテム。
このレンズがあるからなのか、まだ見ぬ生き物たちを見つけに各地へと旅に出るのです。


スタッフおすすめの「BEST BUY」お楽しみいただけましたでしょうか。
次回もぜひ期待ください。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月26日 19時30分 ]

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