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【Nikon】Z5紅葉狩り

普段使いにこのレンズ、と決めているレンズが
誰しもあると思います。

私は普段は単焦点を使用することがほとんどなのですが
この度の撮影は、ズームレンズ。

今年の冬至時は12月22日だそうです。
もうずいぶん寒いですが、
「Nikon Z5」に「Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S」をつけて、
今季最後の紅葉狩りへ。

全域F4通しのズームレンズは、ズーム域によって
解放F値が変動することなく、単焦点メイン使用の自分にも
抵抗感なく使いやすいです。

望遠+解放は、大きくボケて気持ちがいいです。
画質に関しても不満なく、解放から十分に解像してくれます。

冬の澄んだ空気の中にある残り僅かな紅葉も、また味わい深いものです。

 

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[ Category:Nikon | 掲載日時:23年12月09日 17時38分 ]

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【SONY】コンパクトを楽しもう『DSC-RX100M7』編

【SONY】コンパクトを楽しもう『DSC-RX100M7』編

『コンパクト』とは、「小さくまとまっており、ギッシリと詰まっている様子」を意味する単語です。
この単語は様々な製品にこの単語が使われています。

もちろんカメラも例外ではありません。
フィルムカメラが主だった時代では「コンパクトカメラ(コンパクトフイルムカメラ)」、
デジタルカメラが広く普及している現在では「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」が
「コンパクト」の名を冠して普及されています。

技術の向上により、デジタルカメラの性能が伸びると同時に、
カメラメーカー各社が販売しているコンパクトデジタルカメラの性能もあがり、
「スマホで十分!」と言わせない、写真撮影に興味を持ったユーザーを
納得させるようなコンパクトデジタルカメラが次々と登場しています。

この記事では『コンパクトデジタルカメラ』を実際に使ってみた使用感を紹介します。

今回のコンパクトデジタルカメラは『SONY Cyber-shot DSC-RX100M7』

2019年の8月に発売したソニーのコンパクトデジタルカメラです。
2012年から続くRX100シリーズは、センサーの変更やファインダーの追加、焦点距離や絞りの変更など、
長くにわたり改良が施されてきました。
RX100M7は前機のM6と比較するとAF性能、連写性能などが向上しています。

焦点距離はRX100M6と同じく24~200mm。
200mmの状態はレンズがかなりくり出します。

RX100M6からの改良点としてマイク端子が追加されています。
動画でも使用しやすいカメラとなりました。

RX100M7の特徴の一つとして「リアルタイム瞳AF機能」があります。
こちらは人物だけでなく動物も選択することができます。

人物を選択していると、左右の瞳も選択することもできるため、
思い通りにオートフォーカスを楽しむことが出来ます。

RX100M7では「タッチトラッキング」機能も追加されました。
動く被写体を撮影するときに活躍する機能で、
液晶を直接タッチして、被写体にピントを合わせると、
自動でピントがその被写体に会い続ける機能です。
カメラが初めての方でも感覚的に使いやすい機能です。

ここからは実際に本機を使用して撮影した写真を紹介します。

いかがでしたでしょうか。

RX100M6の後継機に当たるRX100M7。
性能が向上し、更に期待に応えられるコンパクトデジタルカメラになりました。
使用するコンデジにお困りの方は是非とも検討していただければ幸いです。
それでは、次回の「コンパクトを楽しもう」をお楽しみに!

[ Category:SONY | 掲載日時:23年12月09日 17時00分 ]

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【Canon】EOS 5D Mark IVで撮影された「この季節ならではの写真」をご紹介!

【Canon】EOS 5D Mark IVで撮影された「この季節ならではの写真」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約39万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。

本日はご投稿いただいた『Canon EOS 5D Mark IV』の作品の中から5作品をご紹介! 2016年に発売され、今でも人気が絶えることなく現行モデルとして愛される名機。先代モデルと比べ2230万画素から3040万画素へと進化!新開発のCMOSセンサーは、解像力を重視するためにローパス効果が従来機よりも弱めに設定されているというこだわり。それではさっそく皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】-2℃ <投稿作品を見る

【投稿者】Nishimasa 様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L III USM



【作品名】登山中の癒し <投稿作品を見る

【投稿者】Nishimasa 様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L III USM



【作品名】空からの感情 <投稿作品を見る

【投稿者】ハルニレ 様

【投稿者コメント】この写真1枚で色んな感情が思い浮かべられると思います

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + Art 35mm F1.4 DG HSM



【作品名】ヤマガラ <投稿作品を見る

【投稿者】Nishimasa 様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM



【作品名】新雪の日 <投稿作品を見る

【投稿者】toooi 様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + Art 14-24mm F2.8 DG HSM


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。

「撮ったら投稿!」オールジャンルでみなさまのスナップ写真を大募集!街で出会ったその瞬間や、日々変わる光景など皆さまからのご投稿をお待ちしています!


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[ Category:Canon SIGMA | 掲載日時:23年12月09日 14時25分 ]

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【Nikon】Ai-S Nikkorレンズで動画撮影したら最高だった

近年のミラーレスカメラは動画性能がかなり高いことに加え、レンズの性能もたかく正確なオートフォーカスが使えます。
ジンバルと一緒に運用している方は特にその恩恵を感じる事ができると思います。
しかしオートフォーカスというものはフォーカスする所に撮影者の意図を反映しずらいというデメリットもあります。
そのデメリットを解消するのがマニュアルフォーカスになりますが、せっかくマニュアルフォーカスで撮影するなら少し前の世代のレンズを使ってフレアや滲みを作風として活かしてみるのはいかがでしょうか。

オールドレンズとも呼ばれるフィルムカメラ用に生産されていたマニュアルフォーカスのレンズは現代のレンズよりもフレアやゴースト、色収差などが多い物が多く、レンズによって様々な特徴が見られます。
当時は良しとされなかった現象でも、最近ではレトロっぽくて良いと前向きに捉えられ人気が出てきています。

今回は、数あるオールドレンズの中からAi-S Nikkorレンズを三本選びポートレートムービーを製作しました。
撮影にはジンバルやフォローフォーカスは用いず三脚と手持ちで撮影をしています。

使用した機材は下記の通りです。
SONY α7IV
Nikon Ai-S Nikkor 105mm F1.8
Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.4
Nikon Ai-S Nikkor 24mm F2

SONY α7IVは手ブレ補正が強く、写真から動画までオールマイティにこなせる機種で写真も動画も撮影したい方にオススメです。
これらのレンズは勿論写真でも良い雰囲気の写りをしてくれます。
105mmは基本的に三脚を使って撮影をしました。
105mmのような中望遠以上のレンズだと、手振れを感じやすくなりますので息を止めて完全に体を止める気持ちで臨まなくてはなりません。

では、撮影した動画をご覧頂きたいと思います。

マニュアルフォーカスやオールドレンズの特徴を使って撮影出来たのではないかと思います。
動画を見てわかる通り、Ai-s Nikkorレンズはオールドレンズとしてはかなり画質が良いです。
さすがはNikonだと感動しました。

こちらの3カットですが描写の柔らかさやフレアによるエモーショナルな雰囲気が特に感じられるのではないでしょうか。
ピントの危うさはまるで自分の眼だけでなく心や頭の中で見る映像のようです。
このレンズで映像を撮る最大の目的は目の前の景色をそのまま映すのではなく、ピントズレやゴースト、フレア等で世界観を脚色して記憶の中で再生されている映像に近づけることにあると筆者は考えています。

こちらの2カットは105mmで撮影しました。
中望遠ならではな圧縮感とボケが魅力的です。
一つの映像の中に中望遠で撮影したカットがあると一気に作品の雰囲気が変わるのがお分かりいただけると思います。
作品の中に様々な焦点距離のレンズを使うと見ていて飽きの来ない作品にしやすいと思います。

しかし正直に申し上げると、いくつも単焦点レンズを自前で用意するのって大変です。
ただ、その悩みを救ってくれるのがオールドレンズでもあるんです。
オールドレンズであれば現行のレンズと比べて安価なものが多く、初めての単焦点レンズにもおすすめです。


最初にお話ししたマニュアルフォーカスは撮影者の意図を反映しやすいというメリットが活かされたカットになっていると思います。
オートフォーカスのみだとA地点からB地点へフォーカスをゆっくり動かすことや、わざとフォーカスをずらすということがしにくい仕様になっているものが多いです。
また、やり直しの効かないシーン等でオートフォーカスを使う事は意外とリスクにもなります。
皆さん経験のある事かと思いますが、オートーカスは低コントラストなシーンや、被写体の前後に別の被写体として認識されるものがあるシーンで大きくフォーカスが外れる事があります。
その様なことを考えると一発撮りではマニュアルフォーカスのほうが安心とも言えます。
勿論オートフォーカスのレンズもマニュアルで使用する事はできますので是非試してみて下さい。


これらのシーンは50mmで撮影しています。
どちらも手持ち撮影ですが、本当にボディ内手ブレ補正には助けられることが多いです。
この手ブレ補正があるからこそ勇気をだしてオールドレンズで動画撮影ができています。
素晴らしい時代にカメラやレンズを手にしているのだと感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も様々なレンズなどで撮影をしていきますので、これからもTHE MAP TIMESをよろしくお願いいたします。


 


 


 


 


 

[ Category:Nikon SONY | 掲載日時:23年12月08日 19時00分 ]

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【SONY】Plus「α」Vol.17 -SEL1635GM-

SONYのミラーレス一眼の「α」シリーズ。
初めての方でも使いやすく、カメラの操作に慣れたハイアマチュアの方でも満足行く優れた操作性、そしてスタンダードモデルの位置づけでありながら妥協なき画質・優秀なボディ内手振れ補正を搭載した「α7Ⅲ」
発売当初から今日まで人気のα7Ⅲ。このカメラをきっかけにフルサイズデビュー・カメラデビューされた方も少なくないと思います。

本記事ではその人気のα7Ⅲにぜひ合わせて手に入れて欲しい、使って欲しいもう一本、+αをご紹介したいと思います。

今回ご紹介しますのは、SEL1635GM。
GMズームレンズシリーズにおける広角ズームで同GMシリーズにあるSEL2470GM/SEL70200GM、そして本レンズはまとめて通称「大三元」と呼ばれており使用頻度の高い画角に多く対応出来なおかつ高画質でF2.8通しの明るいレンズ。
SONYのGM大三元は、2023年9月22日に発売したSEL1635GM2を持って全てⅡ型が揃いました。しかし、今回あえて旧型をご紹介させて頂こうと思います。



なぜ、最新のⅡ型ではなく旧型であるⅠ型をオススメするのか、決してⅡ型が人気過ぎてⅡ型の在庫がないからではありません。
発売日以降、前評判を裏切らない性能の高さに問い合わせが非常に多く人気のレンズであるのは事実なのですが、用途を絞って考えるとコスパの面でⅠ型でも素晴らしいということが分かるからです。

まずⅠ型とⅡ型の大きい違いについて、簡単に記載しますと・・・、

・小型化と軽量化
・ズームの繰り出し量減少
・AF速度の向上
・最新のコーティングにより、フレアやゴーストを更に低減
・レンズ鏡筒部に、絞りリング追加

ざっくりと書き出すと違いはこの5点。


まずは重量。本レンズの重量は680g。こういった大三元レンズの中ではかなり軽量な部類で、α7Ⅲの組み合わせでハンドリングした時はレンズの重さや重量感をさほど感じませんでした。
α7Ⅲの深めのグリップのおかげで、カメラをグッと握り込むことが出来るためそれにより新旧の差を感じにくかったのではないかと筆者は考えています。
Ⅱ型は547gとかなり軽いレンズですが、Ⅰ型の680gでも明るいズームの中では相当軽い部類だと感じるので、どちらも素晴らしいレンズだと思います。


小型・軽量化は言わずもがな全てのシーンにおいてメリットではあるのは間違いありません。
しかし、AF速度やズーム繰り出し量は主にスチル撮影を主としている方であれば、さして気になるポイントでは無いと言えます。むしろ広角ズームにおいてはⅠ型でもAF速度は全くもって申し分ない性能でこれ以上求める必要が無いくらいです。

本レンズを片手に街中を撮影して回りましたがAF速度が足りずに困ったシーンはありませんでした。

新しいⅡ型と比較をすると、ゴースト・フレアの更なる低減、と記載されております。
Ⅰ型はどれほど出るのか試してみましたがご覧の通りの結果をなりました。リング状のフレアが出ているのが分かると思います。しかし、どうでしょうか?このフレアに関しては筆者は個人的にアリだと感じました。むしろ、このモロの逆光を真正面から受けるシチュエーションでの撮影なのでここまであからさまな環境で撮ること自体が稀有であるとも言えます。複数枚撮影を行いましたが、すべてこのようにリング状のフレアが再現できました。もしこのフレアがコントロール出来れば、風景のみならずポートレート撮影でも活かすことが出来るくらい綺麗なフレアだと感じました。



広角特有のダイナミックなパース感は言わずもがな、さすが16mm始まりの広角ズームです。
加えてこの青空の発色、とても自然でさらに緑のコントラストや、水の細かな波紋もしっかりと描写してくれていることが分かります。アンダー気味に撮らないとこういった青空はどうしても白んだ写りになりやすいのですが、さすがG Master。しっかりと雲と空の境目が描写されていて立体感が凄いです。

いかがでしょうか。
SONYの純正大三元レンズの中で今回は広角ズームにあたるSEL1635GMをご紹介させていただきました。
広角レンズというと、ものすごく頻繁に使うシーンは多くないレンズかもしれませんがあって困ることは無いレンズでもあります。Ⅱ型はちょっとコスト的が、金額が大きすぎるな・・・と感じているのであれば、是非中古のⅠ型もご検討ください。コスパの高い非常に素晴らしいレンズであることが分かると思います。

[ Category:SONY | 掲載日時:23年12月08日 17時40分 ]

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【Nikon】NIKKOR Z 40mm F2 で撮影された「スナップショット」をご紹介!

【Nikon】NIKKOR Z 40mm F2 で撮影された「スナップショット」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約39万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。

本日はご投稿いただいた『Nikon NIKKOR Z 40mm F2』の作品の中から6作品をご紹介!ボケを活かした表現が気軽に楽しめる、散歩、スナップにおススメの一本。皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】夏空に歓声と笑顔 <投稿作品を見る

【投稿者】orzirou 様

【使用機材】NIKON Z 6 + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】世界でいちばん欲しいもの。 <投稿作品を見る

【投稿者】moco 様

【投稿者コメント】どこでもドア、永遠の憧れ^^

【使用機材】NIKON Z 5 + NIKKOR Z 40mm F2


【作品名】大じゃんぷ! <投稿作品を見る

【投稿者】Taro 様

【使用機材】NIKON Z 5 + NIKKOR Z 40mm F2


【作品名】travel <投稿作品を見る

【投稿者】KENTO 様

【使用機材】NIKON Z 5 + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】茅ヶ崎写真 <投稿作品を見る

【投稿者】山田分多 様

【使用機材】NIKON Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】リフレクション <投稿作品を見る

【投稿者】太陽大地 様

【投稿者コメント】地元の自然公園内にある池で、水面に映り込む木々達が綺麗で撮りました。

【使用機材】NIKON Z 6 II + NIKKOR Z 40mm F2


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。

「Nikon Zf発売記念!Zシリーズフォトコンテスト」を開催中!Zユーザーの皆さまからのご投稿をお待ちしています!

「撮ったら投稿!」オールジャンルでみなさまのスナップ写真を大募集!街で出会ったその瞬間や、日々変わる光景など皆さまからのご投稿をお待ちしています!


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[ Category:Nikon | 掲載日時:23年12月08日 14時16分 ]

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【Nikon】季節を共にしたい単焦点レンズ ~NIKKOR Z DX 24mm F1.7~

【Nikon】季節を共にしたい単焦点レンズ ~NIKKOR Z DX 24mm F1.7~

下がったり、上がったり、気温が不安定な今年の秋冬。

もう12月なのにそこまで寒くならないな。とぼんやりしていたら、この日は突然気温が10℃を下回りました。

ダウンとマフラーを着こんで立川にある昭和記念公園へ。

園の方によれば見頃はもう過ぎてしまったとのことでしたが、今年最後の秋を楽しもうとイチョウ並木を歩いていきます。

この日持ち出したレンズはNIKKOR Z DX 24mm F1.7。Zレンズ初APS-C単焦点レンズとして発売された本レンズは35mm判換算で36mmの使い勝手の良い焦点距離を持ち、開放F値1.7の明るさと小型軽量まで両立した新進気鋭のレンズです。

ボディはクラシカルな見た目と高性能を兼ね備え、根強い人気を持つNikon Zfcと組み合わせました。

たしかにもうほとんど裸になってしまっている木の枝も目立ちましたが、足もとには一面に広がる黄色の絨毯。
今年の紅葉を見逃し続けた筆者にとっては贅沢な景色です。私と同じようにこのイチョウを目的にカメラを構えている来園者もたくさん見受けられました。

黄色の絨毯の上は銀杏の独特な匂いが立ち込めていて、この時期が来たなという感じがします。

最短撮影距離の短さというのも本レンズの重要ポイント。18cmという最短撮影距離は数字だけ見てもそうですが、撮影中も自分が想像している以上に寄っていくことができるので少し驚きます。マクロ撮影のように植物に近づいてじっくり観察するのにも持ってこいです。

紅葉した葉や緑の中で華やかに色を付ける花を見つけました。あまり植物の種類に詳しくはないので初めはツバキかと思いましたが、どうやらこちらはサザンカ。2種の見分け方は、ツバキは丸々花ごと落ちるのに対し、サザンカは1枚ずつ花びらが散るそうです。

冷えた体を温めるべくカフェへ向かいます。さっきまでの秋の景色から一転、店内はクリスマスの装飾が彩ります。

私はアプリコットの酸味がよくきいたチーズケーキを注文しました。

先述した通り最短撮影距離の短いレンズのため、躊躇せずに食べ物に寄っていけるのはテーブルフォト撮影の多い筆者にとってストレスがありません。ケーキのしっとりとした質感もよく伝わってきます。

いかがだったでしょうか。

撮った写真を通して見ると比較的すっきりと癖のない自然な色味であると感じました。ピント面は開放から解像度は高く、ボケ感もなめらか。コンパクトさを思うと画質面を犠牲にしなくてはならない場合もありますが、このレンズであればそんな部分もパスできます。

次はどこに連れて行こうか。どんな季節でも持ち歩きたい、万能すぎる1本です。



[ Category:Nikon | 掲載日時:23年12月07日 17時00分 ]

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Bird Shooting【Extra:Vixen ATERA II H】

Bird Shooting【Extra:Vixen ATERA II H】

今年も様々な野鳥たちが日本に訪れる季節がやってまいりました。
筆者の感覚ではありますが、今年は寒さを感じるのが遅めな気がしました。

訪れた先で撮影できた野鳥を主に紹介しておりますが、今回は撮影もしましたが観察を中心に堪能しました。
もちろんカメラを置いてさえずりを聞いたり自分の目で観察するのも一興ですが、見つけたからには大きくみたい気持ちもありましたので、今回は双眼鏡をご紹介したいと思います。

今回使用したのは Vixen ATERA II Hです。
3種のラインナップで、14×42はブラック、12×30はチャコール、10×21はグレージュとなっております。
筆者は14×42で野鳥観察をしました。

観察した野鳥の写真も交えつつこの双眼鏡をご紹介していきます。
双眼鏡は接眼レンズを自分の目の幅に合わせて、見たい被写体にピントを合わせて観察するというのが基本ですが、ATERA II Hはもう一つ準備があります。
ATERA II Hはいわゆる防振双眼鏡であり、手ブレ補正機能が搭載されております。
動く対象を追う際に発生しやすい小刻みな揺れに対応した「V1モード」、止まった対象を狙う際に発生しやすいゆっくりとした大きな揺れに対応した「V2モード」まさにハイエンドのデジカメに搭載されているような手ブレ補正があります。
手ブレ補正機能を使用する際は単4電池が2本必要ですのでお忘れなく。

V1とV2のモード切り替えもシンプルで、電源を入れる前に、使いたいモードの方向に傾けた状態で電源を入れれば完了です。
V1なら左に、V2なら右に傾けます。電源を入れた際に、ランプの色がV1なら緑、V2ならオレンジになります。
筆者はV2に設定していざ野鳥観察を始めます。

OM-1 – M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

本来であれば覗いている時の見えている状態を写真でお届けしたかったですが、実際に観察した野鳥たちとともに使用した所感をお届けできればと思います。
覗いた時の見た目はとてもクリアで、覗く前と覗いた後での明るさはほとんど変わりませんでした。
朝イチの日陰は暗いですが、双眼鏡越しでも気にせず観察できました。

OM-1 – M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

手ブレ補正機能はメーカー公称「2軸ジンバル制御方式」と言っても難しいですが、筆者の所感で言うと、片手で覗きながらピントリングを回していてもブレずに野鳥を見ることができました。
カワセミやシジュウカラなどの小鳥が好きな筆者にとって高倍率で片手で簡単にブレずにピントを合わせて確認できるのは、撮影する際にもとても助かり、双眼鏡の倍率と実際に撮影する際のレンズの焦点距離を揃えておけば、より快適な撮影の手助けになることは間違いありません。

OM-1 – M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

今回は300mm(換算600mm)のレンズでしたので、レンズの方が少し引いた状態で撮影になりました。
ご紹介した写真よりも実際にみた拡大のサイズはもっと近くにいるような感覚で楽しむことができました。
特にカワセミは目の前にいるのではと思うほどの大きさでくっきり観察できました。

今回は野鳥観察でしたので、一番倍率の大きい14×42を使用しましたが、12×30と10×21がATERA II Hシリーズにありますので、スポーツ観戦や劇団・ライブ鑑賞など、用途に応じてお求めできるのもおすすめです。

筆者はサッカー観戦も好きですので、今度はこのATERA II Hでより試合を楽しんでみようと思います。

 

[ Category:etc. | 掲載日時:23年12月07日 11時00分 ]

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【SIGMA】12月7日 発売!Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS (ライカSL/TL用)

【SIGMA】12月7日 発売!Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS (ライカSL/TL用)

SIGMAのSportsラインから70-200mm F2.8 DG DN OS (ライカSL/TL用)が12月7日に発売されます。

全ズーム、フォーカス域で高い描写性能をもち、デュアルHLAによる高速AF、最大7.5段の手ブレ補正機構を有しています。

2つのフォーカス群を互いに逆方向へ動かす構造をしているため、移動量を約半分に短縮しています。そのため高速AFを実現しています。

空を飛び回る鳥を撮影するチャンスがありましたが、急な動きにも素早く応えてくれました。

また予測不可能な動きをする動物を手持ちで撮影するのは手振れが気になりますが、高水準の手振れ補正機能で気にせず撮影できました。

また近距離性能に優れているフローティングフォーカスの採用により、

最短から無限遠の全域で高い解像度です。天気が良くかなり陽射しが強い日でしたが、

フレア・ゴーストがでにくい印象です。

 

レンズ内の性能だけではなく、撮影をアシストする機能も豊富です。

Sports 70-200mm F2.8 DG DN OSには、スチル用ズームレンズでは初となる絞りリングが搭載されています。

Lマウントの単焦点レンズにはついているものが多く、個人的にカチカチと変わる瞬間が好きで、撮影中も迷わずレンズの中心にあるリングを使って瞬時に変えることができて使いやすかったです。

また、ズームリングの下に3か所ボタンがあり、そこではカメラ側から任意の設定を割り当てられます。

どのような構え方やセッティングでも操作が簡単です。

そしてSIGMA USB DOCK UD-11を使用することでカスタムモードスイッチに任意のOSの動作やフォーカスリミッター範囲を設定することも可能です。

細かく設定できるので、自分オリジナルのレンズに仕上げることができます。

新開発の三脚座はアルカスイス対応のマグネシウム合金が組み込まれています。

主流であるクイックシューに対応しているのは、三脚などのアクセサリーの幅が広がります。

LUMIX S5II×Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS


fp×Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS

SIGMA の持てる全技術を詰め込んだフラグシップの名にふさわしいSports 70-200mm F2.8 DG DN OS。

動きものだけではなく風景にも、オールラウンダーに楽しみたい方におすすめの1本です。

 

 

[ Category:SIGMA | 掲載日時:23年12月06日 12時12分 ]

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【SONY】Sports70-200mm F2.8 DG DN OS EマウントをAPS-Cで

【SONY】Sports70-200mm F2.8 DG DN OS EマウントをAPS-Cで

SIGMAから新たな望遠レンズが12月7日に発売されます。
「Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS」です。シグマの高い描写力とスポーツラインの高速AFこの1本に集約させたレンズとなっており、SONY用の他にも、ライカSL/TL用が同時に発売されます。

SONYのEマウント用の「Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS」を発売前にレビューをさせていただく機会をいただいたので、ご紹介させていただきます。

色付いた紅葉を撮影しに、水元公園へ赴きました。

公園はすっかり秋の装いです。

野鳥が沢山いる公園なので、身近な鳥も撮影出来たらいいなという期待を込めて、ボディはα6700を持っていきました。
SONYはマウント部が統一されておりますので、アダプターなどは必要なく、簡単に付け替えて使用することが出来ます。

強みのHLAを用いたAFも問題なく使用できました。

公園に到着すると早速鴨の群れが枯れ葉をつつきながらご飯を探し回っていました。

α6700の鳥の動体認識をオンにしてみます。

サードパーティ製での動体認識の相性は気になるポイントだと思いますが、しっかりと捉え追従してくれています。

みんな下に落ちた葉に夢中で中々こちらを見てくれませんでしたが、動体認識が片時も離れなかったおかげで、一瞬こちらに気が付いた時の可愛らしい顔を逃さず撮影出来ました。

陸の上の鴨は結構すばしっこく、なかなか立ち止まってくれません。一瞬のシャッターチャンスを逃がさないようファインダーを覗き続けます。

SIGMAはシャープネスな写りをする為、ボケ自体も少し硬い印象がありましたが、柔らかな光が差し込み秋の暖かさが伝わってくる素敵な写真が撮れました。

テレ側で撮影していますが、手振れ補正もしっかり効いています。

サギが川沿いで獲物が来るのをじっと待っていました。F2.8の200mm(換算で300mm)で撮影しています。

開放で、さらにテレ側でのこの写り、とても衝撃を受けました。
羽の質感、硬すぎないボケもとても気に入っています。

ピント面の写りもとてもシャープで、SONYの純正レンズのFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIにとても近い写りをするように感じました。

開放時のボケもさることながら、ピント面は驚くほどシャープです。

少し絞った時の解像度も素晴らしいです。細かな葉の1つ1つが綺麗に描写されています。

撮影した画像を見た時は思わず「すごい」と口ずさんでしましました。

立体的でありながら、木々や水面の細部まで、全てが繊細に写っています。

草木が色付くこの季節が大好きなので、この綺麗な景色を写真を撮影できてうれしいです。

鏡胴部には絞りリングが付いています。

同重量のSONYのFE 70-200mm F2.8 GM OSS 初代や、FE 70-200mm F4 G OSS 初代も鏡胴に絞りリングはなく、この操作性を望遠レンズで叶えてくれるのはうれしいポイント。

更にカスタムボタンがレンズに3つついているので、自分の好みをたくさん詰め込めます。

オートフォーカスの速度が向上し、さらにボタンにリミッターを割り当てることで、自由自在に高速なオートフォーカスを操ることが出来るようになります。

今回はフルサイズ用のレンズをセンサーサイズがAPS‐Cのα6700に装着しています。

AFの速度、写り、劣るところは何一つありませんでした。

むしろレンズ中心部のみ使えるという点と、少しでも重量を軽くできるという点ではとてもいい組み合わせだと私は思います。

明日の12月7日発売です。現在マップカメラでは絶賛ご予約受付中です。お手元に1本、高解像な高速AF望遠レンズはいかがでしょうか。

[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:23年12月06日 11時00分 ]

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【Nikon】Z f、Sマウントニッコールと晩秋

 

先日満を持して発売となった新型ミラーレスカメラ「Nikon Z f」。

おかげ様で大変ご好評をいただき、いまも多くのお客様にご予約をいただいております。

 

Z fの魅力といえば、オールラウンド的な機能もさることながら、なんといってもそのルックスです。

ヘリテージデザインとも呼ばれるそのフィルムカメラライクな外観は、

古くからのフィルムカメラユーザーから、リバイバルトレンドに敏感な若い方まで、

多くの方がグっとくるようなデザインに仕上がっているのではないでしょうか。

 

今回は、そんなZ fを試用する機会に恵まれたのですが、

せっかくZ fを使うなら、ぜひやってみたいと思っていた組み合わせを試すことに…。

どのような組み合わせかといいますと…以前、私は下記のような記事を執筆しておりまして

【私のお気に入り】復刻版・Nikon ニコニコニュース!!

Z fのクラシカルな外観に、絶対「ニコンSマウント」のレンズが似合うだろうな…と考えていました。

今回は、以前ご紹介した黒鏡筒のレンズではなく、

比較的リーズナブルなレンズの多いシルバー鏡筒のレンズで構成、ご紹介したいと思います。

 

 

まず全体のご紹介です。

今回ご用意したレンズは、ボディに装着されている「NIKKOR-H.C (S) 50mm F2」のほか、

画像左から順番に、「W-NIKKOR (S) 35mm F2.5」、「W-NIKKOR (S) 28mm F3.5」、「NIKKOR-P (S) 85mm F2」

以上の合計4本となります。

マウントアダプターには、フォクトレンダー製の「マウントアダプター ライカMレンズ/ニコンZボディ用(VM-Z クローズフォーカスアダプター) 」と、

Amedeo Muscelli(アメデオムシェリ)製 「マウントアダプター ニコンS/ライカM用」を重ねて装着しています。

 

ニコンSマウントのレンズは、おおむね、ライカMマウントのレンズと比較すると価格帯が比較的リーズナブルなものが多く、

上記のレンズたちについてもその例に漏れません。ニコンSマウントで初めて買うレンズとして、どれもおすすめです。

ただし、注意点として、同じSマウント内でも、ピント用ヘリコイドをレンズに内蔵している「外爪」と、

ヘリコイドを内蔵していないため、本来ボディ側に内蔵されたヘリコイドでピント合わせを行う「内爪」が存在しており、

この仕様により、内爪、外爪どちらのレンズも対応できるマウントアダプターはあまり存在しないことが、現代のカメラで使用するうえで、ネックとなっております。

マウントアダプターを使用すること自体が、ボディとレンズ双方にとって本来想定している使用の仕方ではないため、

ご自身の責任の範囲内で、よく調べてからお使いいただければと思います。

 

 

・「W-NIKKOR (S) 28mm F3.5」

以前執筆した記事でも、黒鏡筒のものをご紹介しました。

オルソメター型を採用するレンズで、使用している印象としては歪みが少なく、非常に扱いやすい広角レンズです。

上記の作例ではいずれも開放で撮影していますが、歪曲が極めて少ない一方、周辺減光が目立ちます。

これがスナップ撮影をした際のアクセントになって面白く、個人的に好きなポイントの一つです。

Sマウントレンズについては35mm未満の広角レンズの選択肢が少なく、この28mmを除くと、

大変希少でもっぱらプレミア価格な「NIKKOR.O (S) 21mm F4」か、同じく少々希少かつ、ヘリコイドがレンズ鏡筒外部に存在しないため、

ニコンSシリーズのボディ本体に内蔵されたギアがないとピント合わせができない「W-NIKKOR (S) 25mm F4」などしかありません。

そのため、中古市場において、多くのSマウントユーザーの現実的な選択肢の筆頭が、この28mmと言えます。

 

・「W-NIKKOR (S) 35mm F2.5」

 

ニコンSマウントでは、35mmの選択肢はいくつかあり、前回はW-NIKKOR (S) 35mm F1.8をご紹介しました。

W-NIKKOR (S) 35mm F1.8は開放では大変やわらかい描写をしており、これはこれで大変楽しいのですが

今回使用しているW-NIKKOR (S) 35mm F2.5は、開放から比較的芯のあるような描写をする印象です。

また、開放F値のさらに暗いW-NIKKOR (S) 35mm F3.5は、テッサー型のレンズ構成で、開放から硬調でシャープな印象である一方、

変形ガウスタイプの本レンズ、W-NIKKOR (S) 35mm F2.5は、開放では適度な立体感と、いい塩梅の柔らかさが魅力的です。

 

・「NIKKOR-H.C (S) 50mm F2」

35mmと同じく、50mmにもいくつかの選択肢があります。

いちばん市場で多く見かけるのは、ゾナータイプの NIKKOR-S (S) 50mm F1.4でしょうか。こちらは開放ではかなりやわらかい描写のレンズです。

また、同じ 50mm F1.4でも、ガウスタイプを採用したNIKKOR-S (S) 50mm F1.4 (オリンピック)あるいは

50mm F1.4 (S3リミテッド)もあり、前回使用したレンズはこちらでした。

また、もっと希少なレンズでは、NIKKOR-N (S) 50mm F1.1 なんていうものや、

F1.1ほどではないですが、あまり見かけないMicro-NIKKOR (S) 50mm F3.5なんてものもあります。

そんな中であえてNIKKOR-H.C (S) 50mm F2を選ぶ理由は何ぞやと問われると、

個人的には、価格帯もさほど高級ではなく、開放から柔らかすぎず、適度に立体感のある描写で使いやすいから、と考えています。

また、上記の作例であるように、虹色のフレアも出しやすいので、いわゆるオールドレンズ然とした写りも楽しみやすいのではないかなと思います。

 

・「NIKKOR-P (S) 85mm F2」

このレンズは、前回の記事では黒鏡筒のモデルを使用しました。

非常に個人的な感覚なのですが、やはり黒鏡筒より白鏡筒のほうが、開放で撮影した際にハイライト部でフレアが巻く印象を感じます。

ただ明確に根拠がないので、じっくりと比較して撮影してみたいところです。コーティングの違いなのでしょうか?気になります。

Sマウントの85mmといえば、言わずと知れたこのF2か、比較的希少なNIKKOR-S (S) 85mm F1.5があります。

後者は実は触ったことがありません…。どんな写りをするのか、とても気になっています。

さて、F2の描写ですが、前述したハイライト部の柔らかさ、なんとも言えない透明感が魅力的だと感じます。

背景が抜けている写真や、アウトフォーカス部に点光源が多くある撮影などにお勧めです。

これからのイルミネーションの季節にも、とても合っていると思います。

 

・「Z f」と使ってみて

もともと、ニコンZマウントでは、レンズ情報を手動設定する機能や、

それをもとにボディ内手振れ補正を効かせることができ、オールドレンズとの組み合わせにお勧めしやすかったのですが、

Z fはそのルックスも相まって、マウントアダプターを介した撮影をする場合の、かなり有力な選択肢になるのではないかと感じています。

個人的な見解も混じりますが、ニコンZマウントのカメラは、ハイライトからシャドーに至るまでの色づくりがかなり素直な感じがして、

ニコンの味付けが入っていながらも、なんだか見たままに忠実な画を出力してくれる印象があり、オートホワイトバランスも一定の信頼がおけると感じます。

また、EVFも、スペック上ドット数が他社と比較してきわめて高いといったことはないのですが、

接眼レンズに至るまでの光学系がとてもよくできている為、スペック以上に見やすいと感じます。

そして、Z fの特徴といえる物理ダイヤルで構成された軍幹部は、ビジュアル面での格好良さもさることながら、

特にフィルムカメラなどを頻繁に触る方にとって、直感的な操作のアクセスに寄与していると感じました。

上記をまとめると、気合が入った余所行きの写真を撮るぞ!という心持で臨むというよりかは、

どちらかというとラフに、カジュアルに写真を撮りたいシーンにおいて、唯一無二の性能を発揮できるのではないか、というのが私の感想です。

 

以前、高精細な写真を撮ることが自分の写真の本懐だと考えていたことがありました。

いまもたまに、そのようなどこまでも情報量のある写真を撮りたい気持ちになることも、もちろんあります。

素晴らしいスペックの機材たちを追いかける一方で、すこし追いかけることに疲れ立ち止まったとき、

往年の美しいカメラやレンズたちがふと目に留まり、彼らを少しでも使いたいという気持ちがあふれるようになりました。

Z fは、その人の個性ととも、日常の断面を記録するのに、うってつけのカメラだと考えます。

多くのご予約をいただいている為、ご用意にはお時間を頂戴しておりますが、

この記事が、ニコンユーザー、もしくはこれからニコンユーザーとなる方にとって、ご参考の一助となれば幸いです。

 

 

■今回ご紹介したカメラ↓

 


■Z fに組み合わせている新品アクセサリー↓

 


■今回ご紹介した中古商品↓


[ Category:Nikon | 掲載日時:23年12月05日 18時00分 ]

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【CONTAX】使ってみようオールドレンズ。Planar T*85mm F1.4 AE

カメラをされている方ならば、この単語を耳にしたことがあるかと思います。

―オールドレンズ―

かくいう私もいろんなレンズを試す中でオールドレンズに興味を持った一人です。
今回はオールドレンズの魅力を皆様にお伝えすべく、様々なオールドレンズがある中でこちらを選んでみました。

レンズ:CONTAX Planar T*85mm F1.4 AE Germany

ボディ:SONY α7IV ILCE-7M4

マウントアダプター:RAYQUAL ヤシカコンタックスレンズ/ソニーEボディ用

クリスマスも近付き街も色付く中、イチョウ並木を目指して渋谷から歩いてみました。
普通に歩くだけでも30分以上かかる道のりでしたが、この日は晴れていたのでいい撮影日和でした。

今回は作例と共にオールドレンズの良さを感じて頂ければ幸いです。

F値:F1.4
F値:F1.4

街中を歩きながら撮影していたのですがショーウィンドウの中もクリスマスに向けて彩られておりとても綺麗でした。

こういったガラス越しの撮影だとオートフォーカスが迷ったり、思ったところにピントが合わないこともありがちですが、そもそもマニュアルフォーカスなので自分の思うところピント合わせができ、撮影に集中できるメリットがあります。

F値:F1.4

こちらのレンズは電子接点がないのでフォーカスリングを回すだけではピント拡大が行われません。
なので、個人的にはシャッターボタンの近くにあるカスタムボタンのC2にピント拡大を割り当てるのをオススメします。

こちらの設定をする事により撮影時の操作を人差し指のみで行えますのでスムーズな撮影を行う事ができます。
是非お試しください。

F値:F1.4
F値:F1.4
F値:F1.4

お目当てのイチョウ並木に辿り着く前にいい紅葉を見つけたので歩道橋の上から撮影をしてみました。
こちらのレンズは85mmという中望遠と、F1.4という開放F値により主題を浮き上がらせることができます。

筆者の大好物な写真です。

F値:F1.4
F値:F1.4
F値:F1.4

続いてこちらはオールドレンズらしい描写の写真です。

昨今のレンズでは基本的に逆光耐性が強くコントラストがしっかり出る傾向にあります。

性能が良いのは間違いないのでオススメではありますが、このようなハレーションとゴーストの合わせ技はオールドレンズならでは表現ですのでこちらの写真に魅力を感じた方はオールドレンズを是非使って頂きたいです。

絞り:F5.6
F値:F1.4

歩いているとお花を見つけましたので逆光で撮影しました。

1枚目の写真はF5.6まで絞り、2枚目の写真は絞り開放です。

1枚目の写真で開放時は全体にハレーションを起こしていたのですが、絞ると中心のみに色付いたハレーションが発生して面白い表現が出来ました。
このような表現は現代レンズではまず見られないでしょう。

2枚目の写真は家と家の隙間から差した光が上手く花のみに当たってくれていたので明暗差の出たいい写真が撮れました。
この写真は今回撮影した中でかなりお気に入りの写真です。

絞り:F8
絞り:F2.8

ついにイチョウ並木に到着しました。

撮影当時はまだ完全には紅葉しておらず残念ではありましたが圧巻の風景でした。

絞りは1枚目がF8、2枚目がF2.8です。
どうしても開放だと甘めの描写になりますがF2.8まで絞るとかなりシャープネス感が増し、描写力が非常に増します。
このように絞りで大きく描写の変わるというのもオールドレンズの魅力かと思います。

F値:F1.4
F値:F1.4

この日は平日だったのですが観光客の方々も訪れていてたくさんのカメラユーザーを見かけました。

マニュアルフォーカスの大変さをこのショットでは痛感しましたが、しっかりピント合わせができたと自分を褒めていこうと思います。

そしてこの時もカスタムボタンのC2に割り当てたピント拡大を使いました。
C2ボタンに大感謝です。

F値:F1.4
F値:F1.4

次は地面スレスレ枯葉ショットです。

被写界深度の浅さにより主題が際立つのでついつい枯葉を見つけると地面スレスレ撮影をしてしまいます。
このような場面ではチルト液晶もいいですが、α7Ⅳのようにバリアングルだと縦アングルでも撮影しやすいのでオススメです。

ちなみに2枚目の写真は芝生の上に落ちていた落ち葉を撮りました。
逆光で撮影するとこのようなたくさんの玉ボケで包むことが出来ますので是非お近くの芝生で試してみてください。

絞り:F8
F値:F1.4

1枚目は最短撮影距離1mからF8に絞り光芒を発生させてみました。
葉の隙間や端から見える太陽を狙ってあげると光芒が出やすくなります。

2枚目のような絞り開放でもいい雰囲気の光の漏れ方をするので皆さんがお持ちのレンズでもどんな写りをするのか是非試してみてください。

最後にこのレンズの特徴について触れたいと思います。
こちらは「手裏剣ボケ」と呼ばれています。

F1.4・・・円形絞り

F2~4・・・手裏剣型

F5.6~16・・・8角形(絞り羽根枚数:8枚)

このように絞り方により様々な顔を見せてくれます。

F値:F1.4

ここまでたくさんの作例を見て頂きましたがオールドレンズの魅力は伝わりましたでしょうか。
CONTAX Planar T*85mm F1.4 AEの実力もありますが筆者自身はしっかり虜になりました。

我が家のレンズ家族に加えようか検討中です。

SONY Eマウント用のマウントアダプターは様々なメーカーからたくさん出ていますので皆さんも是非オールドレンズの世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

 

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:23年12月05日 18時00分 ]

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【Leica】M11で味わう憧れのノクティルックス M50mm F0.95 ASPH.

【Leica】M11で味わう憧れのノクティルックス M50mm F0.95 ASPH.

本格的に寒さを感じる季節になりながらもまだ紅葉が楽しめる季節。
秋の昭和記念公園を『Leica M11』と『ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH.』で撮影して参りました。
ノクティルックスといえば開放F0.95の明るさが強味でありライトアップ期間に訪れたため
写真は全て絞り開放F0.95でJPEG撮って出しで撮影しています。

駅の改札を出て公園入場前に目についた夕暮れのススキが映えていたので撮影しました。
絞り開放かつ最短撮影距離付近で撮影しているのでピントが紙のように薄く
ピントの位置をより意識して撮影する必要があります。合焦面は硬すぎず軟らかすぎず絶妙な解像感です。

ピント面から前後が素直にアウトフォーカスになり開放F0.95でも被写体の人物を立体感と解像感で写し出します。
カメラのカラー設定はスタンダードモード、ホワイトバランスは晴天に変え温かみを演出していますが
Leica M11が作り出す自然な色の描写で人物の服の色もハッキリと識別できる1枚となりました。

絞り開放時の玉ボケの描写が見れる1枚。
ボケの輪郭に目立った色付きは感じないものの拡大すると非球面レンズを使ったレンズ特有の小さなリングが玉ボケの中心部に見受けられます。
設計が古く球面レンズのみで作られた時代のノクティルックスと好みで使い分けができそうです。

1枚目はオートホワイトバランスをで撮影し、2枚目は晴天モードで撮影しました。
目で見たままだと1枚目が実際の色になりますが冷たい色の仕上がりとなるので
筆者としては2枚目のウォームトーンを出した写真の方が紅葉らしく好みです。
ライトの輪郭に紫の色収差が出ていますが、大口径レンズの開放付近ではありがちで
アポクロマート補正が入ったアポノクチルックスが出たらどんな大きさとお値段になってしまうのかと夢想してしまいます。

足元を照らす強い光源をあえて画面に入れて逆行の描写を見てみました。
画面の隅に出やすい気になるゴーストや画面全体がフレアっぽくなることもなく
大きく綺麗な円型の逆行描写が写真に独特の雰囲気を出すことができました。
絞り開放はピントが浅いですがバチっと決まった時の人物の線が細く自然に解像する様には驚きます。

暗いシーンが多い夜間撮影では開放F0.95の明るさとライブビューが頼りになります。
手前の人物2人にフォーカスをあわせることで左手の3人と画面奥の紅葉のライトアップが
良い引き立て役になり雰囲気が感じられる1枚が撮影できました。

都会の道端に落ちていたどんぐりをたまたま見つけ、新鮮に感じ撮影した1枚。
どんぐりの皮の滑らかな質感が伝わり無数に落ちている様が新たな生命の息吹を思わせます。
Leica M11のフルサイズセンサーとノクチルックスの自然なボケ味と解像感は何気ないものでも
ついシャッターを押したくなる魔力を秘めています。

いかがでしたでしょうか。
M型レンズは味わい深いオールドレンズから非球面レンズを使った現代のレンズまで数多くの種類があり、
なかでも50mmの焦点距離は明るさの種類も豊富で気が付いたら防湿庫に50mmが何本もいた、という方も多くいらっしゃると思います。
今回使用した『ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH.』は現代レンズの中で常用できる決め打ちの1本で
持ち出す頻度が多くなるほど撮影者の技量も上げられ、素敵な瞬間を切り取れる可能性が増えることを感じさせられました。


[ Category:etc. | 掲載日時:23年12月05日 13時00分 ]

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マクロで切り取る-総集編-

普段目にしている世界とちょっと違った世界を楽しめるマクロレンズ。
本ブログではスタッフおすすめのマクロレンズをご紹介させていただきました。
今回は総集編をお送りいたします。

レンズ名を押していただくと、その記事に飛びますので気になるレンズがあった方は是非ご覧ください。

———————————————————————————————

Vol.1【FUJIFILM フジノンXF30mm F2.8 R LM WR Macro】

コンパクトながら等倍マクロである本レンズは最短撮影距離が10cmでぐっと被写体に寄ることができます。


Vol.2【Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X mount】

【Voigtlander】マクロで切り取る-2-

クリアで鮮明な写りを堪能できます。サイズ感もコンパクトで取り回しも良く、標準レンズとしてもおすすめです。


Vol.3【PENTAX HD DA35mm F2.8 Macro Limited】

色乗りが良く高い解像力を持つレンズです。AFで合わせたのちに微調整できる「クイックシフト・フォーカス・システム」も便利です。


Vol.4【Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8】

ススキ

S-Lineではないものの、ピント面のシャープさ、美しいボケ感のレンズです。小型軽量設計なので、フルサイズボディはもちろん、APS-Cのボディにも最適です。


Vol.5【Carl Zeiss Milvus 50mm F2 M ZF.2】

ミラーレスが主流になり、MFのレンズがより使いやすくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。MFでピントを追い込んでいくことを楽しめる1本となっております。


Vol.6【SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO】

Artラインらしい解像感を得られるレンズです。ボケ感も非常に滑らかで思わずうっとりしてしまいます。


 

Vol.番外編【RICOH WG-80】

マクロ機能の付いたコンデジです。RICOHのWG-80は他のコンデジとは違い、「デジタル顕微鏡モード」を搭載しています。明るさ調整のできるLEDライトが付いていて撮影の幅を広げることが可能です。

Vol.7【SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM】

2011年発売のレンズですが、現行レンズと比べても見劣りしない描写力です。薄暗い水族館の中でもクラゲの質感を正確に捉えています。

———————————————————————————————

「マクロで切り取る」は今回の総集編で最終回とさせていただきます。
普段見ている世界を違う角度で切り取ることのできるマクロレンズ。是非皆様もお楽しみください。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM Nikon PENTAX & RICOH SIGMA | 掲載日時:23年12月04日 15時00分 ]

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【SONY】α7IIIと秋を感じにちょっとそこまで

とある休日、近所の公園を散歩してきました。

この日のお供は人気のミラーレスカメラα7III とCarl Zeiss Batis 40mm F2 CF の単焦点レンズを組み合わせて持っていきました。

自然の地形を活かした公園で、丘の上にある広場の下には弥生時代後期から古墳時代後期の集落が眠っています。

ちょうど紅葉の時期で色とりどりに染まった葉が迎えてくれました。

午後の柔らかい日差しを感じながら、公園の中を進みます。
軽量なα7III とCarl Zeiss Batis 40mm F2 CFの組み合わせは、画角も使いやすくお散歩にはうってつけです。

谷筋にそって小さく水の音を立てながら、小川が流れていました。

足元には落ちた葉が広がり、午後の光を浴びています。時折吹く風に落ち葉が音を立てながら揺れます。

Batis 40mm F2は最短24cmまで寄ることが出来るので、葉っぱに近づいて撮影してみました。
この近接能力もBatis 40mm F2 CFの魅力です。

尾根の上に道が整備され、木々の間に光が降りてきていました。静かな道を楽しみながら公園を後にしました。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、秋を感じに出掛けてみませんか。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:23年12月03日 17時00分 ]

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あたらしいフィルム、HARMAN 「Phoenix 200 」発売!

あたらしいフィルム、HARMAN 「Phoenix 200 」発売!

今回ご紹介するのはHARMAN Phoenix 200です。
HARMAN Phoenix 200 はHARMAN Photo によって初めて製造された、C41 / CN16 処理で現像が可能な ISO 200のカラーネガフィルムです。
こちらのフィルムは自社で一から製造したものとなっており、創造と再生を表すフェニックスの名を冠したフィルムとなっています。
まさにHARMAN Photoの新しい時代の幕開けを表すフィルムです。

フィルムネガは黄土色っぽい色をしています。
新たに生産をはじめたHARMAN Photoのフィルムの特徴ともいえます。

早速CONTAX T3につめて写真を撮影してみましたのでご覧ください。

まず撮影に訪れたのは海、冬の濃いブルーを狙いました。
強めの粒状感、高コントラストが特徴的なフィルムです。
明るさの差が激しいシチュエーションだとパキッとしたドラマチックな印象になります。

かなりきれいな二等辺三角形の石を発見、右から差す陽射しに対して陰影がしっかりと出るフィルムであると感じました。

左側に写る車のフロントガラスに反射した光がハレーションを起こしています。
強い光が当たった部分にこのような効果が出るのもこのフィルムの特徴の一つです。
色調は違いますがCinestill 800Tのようなじんわりとした光のにじみがきれいです。
撮影した写真にもこの効果が表れていたものがありましたのでご紹介します。

撮影した写真の中でも個人的に驚いた一枚。
陽の当たっている白い石がハレーションを起こして印象的です。

このハレーションですが、個人的には写りに対してマイナスになるという感じはなく、写真をより印象的に仕上げてくれるようなものだと感じました。
こういった普段予期しないところに現れる魅力的な効果はデジタルにはないフィルムを使う楽しみの一つだと感じます。

直射日光に当たらない場所ではコントラストがありつつも、しっとりとした柔らかな色合いになると感じました。

対して十分に太陽の光を浴びているシチュエーションだと明るくはっきりとした写真に。
様々な写りを楽しめるフィルムだと感じます。

 

風に揺れる赤く色づいた葉、ハレーションの効果もあり、かなり濃い赤になったように感じます。
FUJIFILM VELVIAシリーズなどに代表される色鮮やかなポジフィルムの赤とはまた違った色で新鮮でした。

今回は秋らしい景色を撮影してみましたが、春や夏、そして雪の降る冬などはどんな写りになるか試してみたいと思いました。

偶然起こる印象的なハレーション、そしてコントラストが高く、それでいて粒状感のある質感、今までにないフィルムが登場したのだと確信しました。
何でもない日常を豊かにしてくれるかもしれません。
旅行やお散歩、ポートレートなどいろんなシチュエーションの撮影で楽しむことができるフィルムであると思います。
適正露出で撮影すると本当にドラマチックな写真に仕上がるため、しっかりと露出の設定が可能なカメラと一緒に使うのがおすすめです。

ぜひお手元に手のひらサイズのフェニックスを!

↓今回使用したフィルムはこちら↓

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[ Category:etc. | 掲載日時:23年12月03日 14時12分 ]

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【イルミネーションの撮り方】光を活かす美しいイルミネーションの撮り方やおすすめ機材をカメラ専門店スタッフが動画で紹介します!

【イルミネーションの撮り方】光を活かす美しいイルミネーションの撮り方やおすすめ機材をカメラ専門店スタッフが動画で紹介します!

今回のテーマは「イルミネーションの撮り方」です。
イルミネーションの光を活かした撮り方、ポートレート撮影やフィルターを使った撮影方法に加えて、より撮影が楽しくなるようなレンズの選び方などをカメラ専門店スタッフが実地撮影を行いながら解説します。これからの季節に撮りたくなる冬の風物詩。この動画を参考に色々な撮影にチャレンジしてみて下さい。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:51 イルミネーション撮影の注意点
01:47 さっそく撮影していきます
06:10 ボケを活かした撮影
07:58 望遠ズームレンズを使って撮影
11:57 今回の使用バッグについて
13:26 ポートレート撮影
14:33 BLACK MIST フィルターを使って撮影
16:01 1日を振り返って
17:15 エンディング

 気軽に使えるカメラで撮影

最初にご紹介するカメラは『OM SYSTEM OM-5』です。さまざまな撮影シーンで安心して使える防塵・防滴・耐低温性を備えているミラーレス一眼です。使用しているレンズはキットレンズとしてセットになっている『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』で、広角から中望遠までを1本で撮影可能です。

OM SYSTEM OM-5 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

OM SYSTEM OM-5 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

片手でもすいすいと撮れてしまうのは、ボディの軽量さと強力な手ブレ補正の恩恵です。

OM SYSTEM OM-5 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

 ボケを活かした撮影

続いては、イルミネーション撮影で美しい1枚を撮影するための「ボケの活かし方」をご紹介します。高い描写性能とLUMIX初の像面位相差AFの両立を実現した、オールラウンドなフルサイズミラーレス一眼『Panasonic LUMIX S5II』に、2種類のレンズを組み合わせてそれぞれの方法を実践しています。

まずご紹介するのは標準単焦点レンズでのボケの活かし方。使用するレンズはキットレンズにも選ばれている『Panasonic LUMIX S 50mm F1.8』です。オススメの画角や、失敗しないためのシャッタースピードなどをお話ししています。

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8

続いては望遠レンズで美しいボケを作る方法です。使用したのは『Panasonic LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.』です。“PRO”を冠する大三元望遠ズームで、レンズ内手ブレ補正も強力とあって今回の撮影にぴったりの1本です。玉ボケを活かす構図の作り方などを解説しています。

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.

圧縮効果を使って画面いっぱいに玉ボケを入れ込んでみると、光の密度が高い幻想的な1枚を撮影することが出来るので是非挑戦していただきたいです。

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.

 今回の使用バッグについて

今回の撮影では、マップカメラで取り扱いを始めた『Porter Classic NEWTON』シリーズのリュックをカメラバッグとして使っています。

カメラバッグにおすすめしたい理由は高品質な布団でおなじみ「西川株式会社」と共同開発した肩ストラップ。機材や荷物の重みをかなり軽減してくれます。

 イルミネーションとポートレート撮影

撮影もクライマックス。最後に、イルミネーションを活かしたポートレート撮影を行いました。

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8

プラスαの要素として「marumi MAGNETIC SLIM BLACK MIST」を使用しました。マグネットで付け外しも簡単・便利なアイテムです。シャドウを持ち上げてふわりとした雰囲気を纏わせてくれるので、ポートレートだけでなくイルミネーション撮影全般でおすすめできる逸品です。

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8 + marumi MAGNETIC SLIM BLACK MIST 1/4

光の魔法とも呼べる美しいイルミネーション。また、今回の動画は夜景撮影にも役立つ部分が多々あると思います。
動画内ではここでご紹介しきれなかった写真や、撮影風景、詳しい解説をしておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願い致します!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:YouTube | 掲載日時:23年12月02日 18時32分 ]

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【Canon】単焦点レンズでいろどり散策

【Canon】単焦点レンズでいろどり散策

アウターなしで過ごせる小春日和に、カメラを手に散歩へ出かけました。
最近ようやく朝晩が冷え込んだためか、木々の紅葉が始まっていました。

公園内に小さな滝があり、水量は多くないものの穏やかに流れる滝をどうにか手持ちでも写したいなと、

タッチシャッターを使用し、スローシャッター時のブレを最小限に抑えて撮影をしてみました。

 

小径を歩いていた際にふと上を見上げると、小さな丸い葉っぱが色づき始めていて

奥の大きな銀杏の木との色合いがとてもきれいです。

 

 

もみじもまだ瑞々しい緑の葉と、紅葉しだした葉が混ざり合いカラフルでした。

 

 

カメラとレンズを組み合わせても500gちょっとと、とても小型軽量な組み合わせのため、

空に向けて手を伸ばし撮影をしても重さに疲れることなく、夢中でシャッターが切れました。

 

 

[ Category:Canon etc. | 掲載日時:23年12月02日 16時00分 ]

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Bird Shooting【09:150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD Vol.2】

Bird Shooting【09:150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD Vol.2】

今年の8月にNIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR、10月27日にはNIKKOR Z 600mm F6.3 VR Sが発売され、Nikon Zマウントの望遠レンズのラインナップも充実してきました。
本シリーズの08でもご紹介しました、TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXDですが、Nikon Zマウントも10月31日に発売されました。
そこで今回はZマウントのレンズを使用してみることにしました。

結論から申し上げますと、Z9で快適に使用できる素晴らしいレンズでした。
恐るべしVXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)のAFモーターでした。

今回出会えた野鳥たちをご紹介します。

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO800 – 500mm

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO4000 – 500mm

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO1400 – 500mm

今回は2箇所公園を訪れました。
どちらも初めて訪れる所で、2箇所ともとても広く、そのうちの片方はおすすめコースを1周すると約2km。
筆者に撮影に意識を向けながら公園を1周できる体力はありませんので、池があるエリアを中心に回りました。

たくさんのマガモとカルガモがお出迎えをしてくれたので、マガモは逆光で緑が綺麗な時に1枚。
カルガモは羽を伸ばしてくれた時に1枚、それぞれ収めることができました。
撮影している途中にコツコツと音がしましたので、上を向いてみるとそこにはコゲラがいましたので、特徴的な背を撮影しました。

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO1400 – 750mm(DX)

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO12800 – 500mm

他にも道中歩いていると様々なさえずりが聞こえてきたので、足を止めてみると筆者の大好きなメジロがいました。飛んでいくまでずっと連写していました。
飛んでいった後に振り返った先にはキセキレイもいましたのでそこでも1枚。

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/800 – F6.7 – ISO9000 – 500mm

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO11400 – 500mm

今回は飛ぶ宝石のカワセミに出会えました。
Nikonボディを使用する際は、3Dトラッキングのオートエリアに被写体野鳥指定、連写はH20で撮影を行いますが、今回はC120を使用してみました。アップデートで搭載されていたことは知っていましたが、機能を使用するのは初めてです。
正直に申しますと、この機能のおかげで2枚目の写真が撮れました。

Nikon Z9 – TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD
1/1250 – F6.7 – ISO12800 – 500mm

プリ記録時間を1秒に設定し、半押しでカワセミを捉えた状態で待ち続けていましたが、全押しで反応できたのはこの時ぐらいだったと思います。
ご愛用の方からしたら今更かと思いますが、これをプレビューで見た時には驚きました。
とても感動はしましたが、被写体までの距離は遠くISOもかなりあげての撮影で少しノイジーになってしまったので、またこの組み合わせでリベンジしてみたいと思います。
他にもマヒワやアオジにも出会いましたが日陰の暗い所でしたので、撮影できたもののディテールが潰れてしまったので今回は割愛しました。

野鳥の動きにまだまだついていけない筆者ですが、このレンズとZ9の組み合わせは撮影の成功率を高めてもらいつつ、機動性に優れた素晴らしい組み合わせを体感することができました。

 

[ Category:Nikon TAMRON | 掲載日時:23年12月02日 15時30分 ]

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【SIGMA】マクロでめぐる植物園


動物園にいくなら望遠レンズですが、水族館や植物園にいくならマクロレンズだと思います。
動物園よりも、より近くに接近できるためマクロレンズを持っていきたくなります。
今回もマクロレンズを持ってお出かけしました。
出かけた先は、植物園。植物園だけでなく、水族館も併設されている一粒で二度おいしい、といった素敵な施設です。
お供は、SIGMA Art 70mm F2.8 DG MACRO。「カミソリマクロ」と名高いレンズです。
ボディは迷いましたが、α7RV。水族館の場合、画素数が高いと高感度撮影でのノイズが少し不安ではありますが、植物園がメインのためそこまで高感度では撮影しないだろうと思いましたのでこちらを選びました。
さらに、AIプロセッシングユニット搭載のカメラのため高精度なAFを期待して選びました。


水族館でよく見るスケルトンの魚です。
トランスルーセントグラスキャットという名前だそうです。
長いひげが特徴的だと思っていましたが、東南アジア原産のナマズの仲間と知って納得です。
ナマズなので肉食らしいですが、この体でご飯を食べた時にどうなるのか興味がわきます。


ゆらゆら泳ぐ熱帯魚は、優雅に見えますが思っていたより泳ぐスピードが速く構図を考えてのんびり構えていると、目の前をどんどん鮮やかな魚たちが泳いでいき、どの魚を写真に撮るか目移りしてしまいます。
もてあそぶような熱帯魚たちが奥に去っていくと、ぬっと大きい魚が現れました。色は虹色ではありませんが、昔よく読んだ絵本の魚に似ていてこの魚の写真を撮りたいと思いました。
α7RVもすぐにピントを合わせてくれます。
フォーカスエリアは、拡張スポットを選びました。こちらは、[スポット]の周囲のフォーカスエリアをピント合わせの第2優先エリアとして、選んだ1点でピントが合わせられない場合に、この周辺のフォーカスエリアを使ってピントを合わせるエリアモードとなります。
動きの不確かな動物などを撮影する時に、およそのピント位置だけ選択しておけばその周辺にうごいてもピントを合わせてくれる便利なモードのため、重宝しているエリアモードです。


水族館エリアに別れをつげ、いよいよ植物園に足を踏み入れます。
インドネシアの伝統的な家屋が中央にあり、ベンチも見えたので一休みしようと中に入ってみました。
家屋の中にはゲージがあり、ヘビがいました。
テングヘビという名前のようです。ぴょんと飛び出した角がテングの鼻のようだからだと思います。
ベトナムや中国で生息しているようです。
ヘビの鱗の一つ一つが細かくハッキリ描写され、解像度が高いレンズと言えます。


テングヘビの隣には、トッケイヤモリが張り付いていました。
東南アジアでは良く見るヤモリで、夜になると「トッケイ、トッケイ」と鳴きます。
目がクリクリしていてとても可愛いです。
頭から尻尾まで写し込みたかったので縦構図で挑戦します。
α7RVはグリップが深く、握り込みがしっかりとしているため、カメラを縦に構えた時でも安定して構えることが出来ます。
前ボケはざわざわとしていながらトッケイのぶつぶつ感はシャープに写っています。


マクロレンズを持っていると一枚はとりたい接写です。
こちらは等倍マクロです。
葉っぱのするどさも相まって「カミソリマクロ」を体現した一枚となりました。


SONYと聞くと「色味が青みが強い」「見た通りの色味にならない」そんなイメージがありました。
しかし、それは昔の話。確かに、2010年代前半に発売されたボディなどではそのような傾向があるかもしれません。
α7Ⅲ以降発売されたカメラは全くそのようなことが無く、新しいボディになるにつれて鮮やかな発色なっていく傾向が感じられます。
この葉っぱの一枚も緑が鮮やかです。


食虫植物です。自らいい香りをさせることで虫をおびき出します。
食虫植物にはいくつか種類があり、落とし穴になるタイプや葉っぱが動いて挟み込むタイプなどがあります。
手を挟まれたくなかったので手を入れることはしませんでしたが、とげが柔らかいように感じられます。



明るいピント面以外は柔らかい光をうまく捉えてくれるレンズです。
口径食も出ていますが葉脈のくっきり感をみても美しい描写をしてくれます。
上の花はチャンパーの花。ほのかな香りがしました。
下の花はイランイランの花。甘い香りが特徴的な花です。
花の香りに誘われるようにふらふらと近寄って写真をとります。
やはり、植物園にはマクロレンズです。



[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:23年12月01日 17時00分 ]

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