StockShot

  • タグ一覧
  • 検索

【RICOH】GRⅢとMt.Takao 6th Trailを行く

高尾山は、都心からの交通の便にも恵まれ、そのアクセスの良さと自然の豊かさで、
年間300万人もの登山客が訪れる世界一登山客の多い山です。
標高も599mとそれほど高くはなく、日帰りでもゆっくりと山歩きが楽しめる人気の観光スポットになっています。
小さな山ではありますが約1,600もの種類の植物や昆虫も数が多く、またムササビの観察でも有名です。
今回はGRⅢと共に大人気の高尾山へ行って来ました。

高尾山の山頂に行くには、多くの登山道があり1号路から6号路など、全部で10コースの登山道が存在します。
今回は「森と水」をテーマとした6号路のびわ滝コースを選びました。
6号路は完全な山道で、登山の雰囲気を十分に満喫できる沢沿いを歩くコースです。

暖帯林と温帯林とが織りなす広葉樹林に、樹齢数百年もの大杉が林立する高尾山は「明治の森高尾国定公園」として
「東海自然歩道」の東の起点でもあります。
「東海自然歩道」は緑豊かな自然と貴重な歴史に触れることができる総延長1697.2km のロングトレイル。
まさにスタート地点を思わせる地蔵がズラリと並んでいました。

高尾山ケーブルカー清滝駅の左手奥に続く舗装路を歩き、川沿いの道を進めば、やがて対岸に岩屋大師が見え、琵琶滝コース分岐に着きます。
分岐を左に、滝の音に送られるようにして沢の上流に向かって進んでいくコース。
やがて飛び石伝いに沢を渡ると、急な山道となっており、ひと登りすると山頂へ到着します。

高尾山ではあちこちで見ることができるシャガの葉は剣形で、長さは約30~60センチほど、つやつやとした光沢があり鮮やかな緑色をしています。
山麓から頂上にかけて、林の中やふちなど、うす暗いところに生えていて、種をつくることができないため根茎をどんどんとのばして、
増えていく植物。その特徴を利用して、土手道などの土留めによく植えられています。

登山は登って下りてこなければなりませんので、長時間登り続ける、下り続けるような事は、普段の生活ではありえない事。
普段使わない筋肉を、長時間使い続けるのだから筋肉痛にもなります。
体の負担をいかに減らすことができるかはとても重要で軽いにこしたことはありません。

GRⅢの軽さの恩恵はかなりありました。単焦点レンズであること、モニターが動かないこと、
ファインダーやストロボが組み込まれていないことなど、GRⅢは一見不便そうなカメラでもあります。

しかしカメラで大切な要素のひとつでもあります携帯性、GRⅢを手にするとそのサイズと軽さに驚きます。
また撮影している時はほとんど片手でシャッターを切っていることに気づきました。それだけ手軽に写真撮影を楽しんでいる証。
今回もGRⅢの特徴でもあるイメージコントロールはハードモノトーン(HardBW)を選択して撮影しました。

物質的な面だけでなく必要のない機能などを取り除くことで、迷うことなく精神面も軽くしてくれるカメラ。
心まで身軽になれるカメラこそGRの魅力の一つであり、今回の登山で心も体も軽くなるカメラだと改めて気づくことができました。
また次回は違ったコースで、繰り返したずねても飽きることがない高尾山の魅力と心も体も軽くなるGRⅢの魅力をお伝えできれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年11月11日 12時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【特別企画】ポートレート撮影におすすめレンズを3メーカー、動画でご紹介します!

【特別企画】ポートレート撮影におすすめレンズを3メーカー、動画でご紹介します!

今回は特別な時に使いたい単焦点レンズ特集。
SONY・Canon・Nikon各メーカーの純正50mmと85mmでポートレート撮影を行いました。F1.8とF1.2クラスのレンズでは開放F値で撮影すると、描写にどのような違いがでるのでしょうか。
総勢12本のレンズが登場です!ボディは各メーカー、SONY α7IV/Canon EOS R6 MarkII/Nikon Z6IIを使用しました。
ぜひ最後までご覧ください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:07 SONY FE 50mm F1.8
02:43 SONY FE 50mm F1.2 GM
04:24 Canon RF50mm F1.8 STM
06:17 Canon RF50mm F1.2L USM
07:33 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
09:27 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
11:19 ここからは85mmをご紹介します
12:14 SONY FE 85mm F1.8
13:32 SONY FE 85mm F1.4 GM
14:55 Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
16:40 Canon RF85mm F1.2L USM
18:20 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
19:08 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
20:45 85mmF1.2クラスのレンズのみで夕方のポートレートを撮影しました
21:45 総評
22:17 エンディング

 50mm編

・SONY FE 50mm F1.8
携帯性に優れた小型・軽量デザインが魅力。
背景のボケ味など、F1.8でも十分だと感じさせてくれる描写でした。

・SONY FE 50mm F1.2 GM
小型軽量設計ながら開放F値1.2で息をのむような美しいボケ味が特徴です。
FE 50mm F1.8はギュッと締まったようなボケ感だったのに対し、F1.2は全体的にまろやかな印象になりました。

ハイライト側はしっかりと粘ってくれて、立体感もありつつシャープさも感じられる描写です。

・Canon RF50mm F1.8 STM
開放F1.8の単焦点レンズとは思えないほど小型で、撮られているモデル側もあまりのコンパクトさに驚くほどです。
ポートレートだけでなく、スナップや料理撮影など幅広い場で活躍する1本です。

サーボAFで瞳を追いかける際に、コトコト音が感じられるのが若干気になりますが、
F1.8のボケ感はしっかりと感じられました。

・Canon RF50mm F1.2L USM
画面中心から周辺まで高解像度・高コントラストを実現しています。
F1.8の描写も見事でしたが、ファインダーで見た際のピント面の立ちはF1.2のほうが一際優れています。

ピントを合わせる際のコトコト音も感じさせず、すぐにピントが合ってくれました。

・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
今まで紹介してきたF1.8とは異なり少し大ぶりなレンズとなりますが、人物の瞳など、ピンポイントでピントを合わせた部分のシャープな描写と相まって人物を印象的に際立たせることができます。
SONYはライトな色味で、Canonは色鮮やかな色合いだったのに対し、Nikonが一番ナチュラルな発色に感じられました。メーカーごとに特色が出るのも面白いです。

・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
前後の奥行きを感じさせる滑らかなボケ味のグラデーションとのバランスによりドラマティックな表現を得ることができる1本です。
Z 50mm F1.8 Sと同じグレードのレンズですが、F1.2はやはり別格のボケ味を表現してくれます。

近景・遠景の前ボケ後ボケのバランスや雰囲気がすごく良く、空の色の出かたも自然で撮りがいがあります。

 85mm編

※純正レンズに絞ってご紹介しているため85mmに関してはF2やF1.4などF値にばらつきがございます。

・SONY FE 85mm F1.8
シャープな描写と柔らかいボケ味で手軽にポートレート撮影を楽しむことができます。
抜けのあるボケ感も非常にきれいです。85mmは50mmよりも写真のまとまりやすさを感じました。

・SONY FE 85mm F1.4 GM
開放F1.4、高次元の表現力を手に入れたレンズです。
F1.8よりも立体感が気持ちよく、シャープさとボケ味のバランス感が最適でした。
光の捉え方も、さすがGMレンズです。

・Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
マクロ機能搭載なので、様々な場面で活躍する一本です。
さらにハイライトの表現や柔らかな描写も得意としています。

・Canon RF85mm F1.2L USM
ポートレートレンズにふさわしく積極的に絞りを開けた撮影ができます。
とくに点光源を丸くきれいに描写してくれ、先ほどのRF85mm F2 MACRO IS STMでは味わえない写りに感激です。
F1.2かつLレンズ特有の絵作りを実感できました。

・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
開放絞りでの美しい背景ボケとピント面の優れた高解像度がポイント。
ボケ味の雰囲気は、若干硬さを感じますが、光の捉え方がとてもきれいです。

・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
圧倒的な解像力と大きく柔らかいボケ味が特徴。写真だけでなく動画撮影でも活躍すること間違いなしのレンズです。
F1.8と比較するとボケ感の硬さがなく、被写体がより際立ちます。近景と遠景のボケ感も非常に分かりやすいです。

最後に85mmの上位クラスのレンズで夕日ポートレートを撮影したので、ご覧ください。


SONY FE 85mm F1.4 GM


Canon RF85mm F1.2L USM


Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S

F1.8クラスのレンズでもボケ感は申し分なく、AFのスピードも気になりませんでしたので日常使いに向いています。
一方でF1.2、F1.4の上位クラスレンズでのポートレートはとても幻想的な印象に仕上げてくれました。
特別な日や大切な方を撮影される際にはとてもオススメのレンズです。

動画では他の写真も掲載しておりますので気になった方はぜひ本編をご覧ください。
動画を見て、気になる!欲しい!と思った方はぜひチャンネル登録や高評価お待ちしております!!

[ Category:Canon Nikon SONY YouTube | 掲載日時:23年11月11日 11時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【紅葉の撮り方】紅葉撮影のポイントをカメラ専門店スタッフが動画で解説!

【紅葉の撮り方】紅葉撮影のポイントをカメラ専門店スタッフが動画で解説!

だんだんと気温が下がり始め本格的な秋の足音を感じながら、色づき始めた木々を撮りに行ってきました。
来たる紅葉シーズン、秋の行楽がもっと楽しくなる紅葉の撮り方を動画で解説します。

カメラボディは2台使用しました。
Canonから『EOS R8』と『EOS R50』です。ボディ内に手ブレ補正機構を持ち合わせない機種ですが、その分コンパクトな筐体とコストを抑えた価格帯の機種というチョイスです。
IS(レンズ内手ブレ補正機構)を備えたRFレンズを使って実際にどのような写真が撮れるのか、いくつかレンズを使用しながら撮影のポイントをご紹介します。是非最後までお楽しみください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:53 まずは標準ズームで撮影
04:53 光の向きを意識して撮影
07:02 使用機材:EOS R8/EOS R50 について
09:51 日陰での撮影ポイント
10:38 高倍率ズームレンズで撮影
12:00 マクロレンズ/広角ズームレンズで撮影
16:02 1日を振り返って
17:59 エンディング

 光の向きを意識してみる

すっきりと晴れ渡る湖から撮影を始めます。移動しながら写真を撮ったり、一緒に行楽する仲間たちとの時間も楽しむためにコンパクトな機材選定をした2人。
ここでは「標準ズームレンズ」を使用して足取り軽く撮影を楽しみます。

Canon EOS R50 + RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM

水の透明感と瑞々しさを見事に表現できています。キットレンズとは思えない描写に感心しながらシャッターを切ります。

Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

紅葉だけでなく、ススキが風に靡く姿も秋を感じる事のできる光景と言えるでしょう。

Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

太陽に透かした紅葉の葉は色鮮やかな表情を見せてくれます。逆光での撮影ではレンズを長時間太陽に向けないようにするなど、センサー焼けには注意が必要ですがいろいろな光の方向性を意識しながら撮影すると、写真表現のバリエーションが増えこれまで以上に写真を楽しめるようになるはずです。

 

 彩度を上げて撮影

日陰に入り発色が弱く感じるシーンではカメラの設定で彩度を上げてみるとよりはっきりと印象的な発色を得られやすいです。
レンズを交換して『EOS R50』にフルサイズ用のレンズ『RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』。

Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

画角が1.6倍となりますので望遠端を使用した際には48mm相当となり、広角すぎて持て余すということはなさそうです。

 

一方こちらは『EOS R8』に『RF24-240mm F4-6.3 IS USM』の組み合わせに変更。
背の高いところにある紅葉を狙って撮影してみます。

Canon EOS R8 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM

日が当たって明るくなっている所に露出を合わせます。陰って暗くなった所とのコントラストの差を活かして紅葉にフォーカスした写真を撮ることができました。

Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 マクロ撮影で切り取る紅葉

次に登場するのはマクロ機能を持ったレンズです。最短撮影距離がグッと短くなり表現のバリエーションが増えます。
『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』はマクロ機能や、その確かな描写力だけでなく、コンパクトなサイズ感も魅力的な1本です。

Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM

Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM

マクロレンズならではの印象的な写真。広い景色の紅葉を楽しむのも良し、クローズアップした紅葉を楽しむも良し、カメラがあると楽しみ方が広がります。

『RF85mm F2 MACRO IS STM』に交換しました。中望遠域でマクロ機能を持つレンズです。本レンズはフォーカスリミッタースイッチを備えており、近接撮影を行う際にもAFを活用して迷うことなくスムーズに写真を撮ることができます。

Canon EOS R50 + RF85mm F2 MACRO IS STM

Canon EOS R8 + RF85mm F2 MACRO IS STM

近接撮影だけでなく、遠景、風景写真も確かな描写で楽しむことができます。夕焼けの時間帯には綺麗なグラデーションを切り取ることもできました。

一面を覆うような紅葉とはなりませんでしたが、さまざまな撮影ポイントを活用して楽しく紅葉を撮影することができました。
動画内ではここでご紹介しきれなかった写真や、撮影風景、ポイントを押さえつつ解説しておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月10日 18時34分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】α7Cで東京都北区スナップ

すっかり秋らしい気候になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など、きっと様々な秋を思い描いている事でしょう。
ちょうど良い気候となる事から「〇〇の秋」とよく呼称されていますが、写真を撮るのにも最適な季節です。
ギラギラとした夏の日差しは和らぎ、陰影も階調を感じやすくなります。

そんな季節ですから何を撮っても楽しいものですが、今回はスナップと洒落込みたいと思います。

赴いたのは東京都の中でも埼玉県寄りとなる、東京都北区の赤羽近辺。
この辺りは住宅街が広がっていますが、高低差が大きく独特の地形を成しています。


あまり機材はかさばらせたくないなあという事で、α7CにVoightlanderのAPO-LANTHAR 35mm F2 ASPH.を組み合わせます。
ボディが約500g、レンズは約350gとなりますので余裕を持って1kgを下回る、取り回しやすいセットです。

あいにくの曇天ではありますが、今でも根強い人気を誇るα7III譲りのセンサーを搭載していますので、
豊かな階調でグレートーンを描いてくれました。


住宅地にはもちろん車通りの可能な道もありますが、そうではない細い道も網の目の様に広がっています。
どこに続くのか分からないワクワク感と、こういった路地ならではの身近な生活感がたまりません。


人の行き来出来る道はありますが、雑草などの手入れはなかなか難しいのでしょう。
パイプに絡まって背を伸ばしつつある、つる植物が印象的です。

こちらは金網越しに一枚。
今回初めてこの辺りをスナップで歩いたのですが、赤羽といえば比較的都心にも近く交通機関等を使えば数駅の距離です。
そんな数駅しか離れていないところに、ここまで高低差を持つ地形があるというのも、なんとも不思議な感覚に陥ります。


35mmといえば準広角にあたる画角となりますが、こういった街中でのスナップには空間の切り取りにうってつけなレンズです。
勿論構図を切るにあたって、ある程度必要な情報のみが画角に入るようにアングルなどのコントロールは行いますが、
被写体との距離感や、主役に対しての背景の割合がちょうどいいのです。


また、今回使用したAPO-LANTHAR 35mm F2 Aphericalはフォクトレンダー史上最高性能の準広角を謳うだけあり、
特に色滲みの少なさやピント面の解像力は目を見張るものがあります。
絞りを開けることで発生する周辺光量落ちが心地よく、今回の撮影においてもほぼ全てのカットを絞り開放で終えています。



麗らかな午後。ピントを置いた場所に猫でもいれば良かったのですが、あいにくそこには何も居らず。
しかしながら鋭いピントの立ち上がりのせいか、視線が吸い込まれ、そこには何かいるのではないか?と錯覚してしまいます。


MFレンズではありますが、ピント拡大を使う事で苦なく撮影に臨む事が出来ました。
片手でずっと持っていても気にならないサイズ感、重量感でありながら、申し分のない写りでまた持ち出してみたくなる組み合わせでした。

ミニマルな機材でも妥協したくない方へオススメのセットです。



[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:23年11月10日 16時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】FE PZ 16-35mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

【SONY】FE PZ 16-35mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い換えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載してまいります!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
 
今回扱う「SONY FE PZ 16-35mm F4 G」はソニーのミラーレス一眼カメラ「αシリーズ」に装着できるレンズです。
「αシリーズ」は、α7などの「フルサイズ」センサータイプと、α6700などの「APS-Cサイズ」タイプがあります。
本レンズの名前にある「FE」は、フルサイズにもAPS-Cサイズにも付けられることを意味します。
(ただしAPS-Cサイズに付けた場合は、35mm換算で24-52.5mm相当になります。)
 
それでは作例とともに魅力をお伝えしていきます。
組み合わせたボディは、フルサイズでありながらコンパクトな「α7C」です。
 

まずは水滴のついた綺麗な植物を一枚。
本レンズはレンズ名に「G」とあります。
これは昔から培われた技術を継承しつつ進化させてきた「高性能レンズの証」です。
Gレンズならではの解像性能やボケ味、優れた操作性を、本レンズはクラス世界最軽量で実現しています。
  

ガラス張りのカフェに行きました。
中は緑で溢れ、とてもいい雰囲気。
1枚目の写真は、その特徴的な大きな窓とテーブルの上のピザの両方を一度に写しました。
そしてこちらはピザのアップ。
オーガニックのニンジンが入った赤いピザがまるで目の前にあるかのよう。
どちらの写真も椅子に座ったまま、悪目立ちすることなく撮れました。
素敵なカフェでおいしいものを食べたことを雄弁に語ります。
 

おいしいものをいただいたあとに歩いていると、おや、こんなところに!
柑橘系の実が成っているのを見つけました。
もしかしたらカフェで登場するのかもしれません。
本レンズの特長は広く撮れるだけではありません。
寄れるのも大きなポイント。
望遠端の35mmで最短撮影距離24cmで撮りました。
24cmはセンサー面からの距離なので、レンズ先端からだと15cmほどまで寄れることになります。
実の表面の凹凸がよく描写されています。
 

こちらは広角端で撮った一枚。
実際にはそこまで広くないのですが、本レンズのおかげでとても広がりを感じます。
向こう側からこちらへ流れてくる光が綺麗です。
AFも合わせたい場所にスッと合焦してくれてとても快適です。
  

広角レンズは狭い場所も得意。
乳児なら通れそうな穴にカメラを突っ込んで撮影してみると、中を垣間見ることができました。
このように不安定な姿勢をとるときも、ボディ、レンズともに軽量なのでバランスを崩すこともありません。
 

光と緑がまさに輝いていると感じて撮った一枚。
とても美しいです。
画質も周辺部まで嫌な崩れがなく、さすが「G」レンズです。
 


外に出てしばらく行くと、ビルの隙間から工事現場が見えたので、広角端と望遠端の両方で撮りました。
広角端で撮るとより覗いている感じが伝わり、望遠端では工事の機械をより主役にすることができます。
さらにフルサイズのαならクロップ機能を使うことで、52.5mm相当までアップにすることもできます。
超広角ズームというと取っ付きにくく感じる方もいるかもしれませんが、いざというときは標準域までカバーできると考えれば、トライしやすくなるかもしれません。

このように「SONY FE PZ 16-35mm F4 G」はGレンズならではの高画質と小型・軽量という特長があるレンズです。
ズームしてもレンズの長さが変わらないので、ジンバルに付けて動画撮影する際にもバランスが変わることなく活躍します。
超広角の評者を楽しむもよし、いつも持ち歩いて日常スナップを撮るもよし、動画撮影で便利に使うもよし。
持ち歩きやすい上に活躍の幅が広いので、みなさまにおすすめできるレンズです!
もしこれからカメラを始めるからボディも必要という方には、「α7C」シリーズのような小型のαをおすすめいたします!
  

▼▼▼今回使用した機材の「新品」はこちら▼▼▼
▼▼▼マップカメラのネット購入なら2年保証付きで安心!▼▼▼


 
 

▼▼▼今回使用した機材のお得な「中古」はこちら▼▼▼
 

[ Category:SONY | 掲載日時:23年11月10日 13時51分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【実機レビュー】Leica M11-Pを選りすぐりのレンズで堪能!動画でご紹介します。

【実機レビュー】Leica M11-Pを選りすぐりのレンズで堪能!動画でご紹介します。

歴史を写す孤高の写真機『Leica M11-P』と選りすぐりのレンズを携えて撮影にいってきました。
マップカメラスタッフが使用感やルックス、レンズの描写などを体験してきたので、その魅力をご紹介します!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:00 Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.
02:59 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
05:50 シャッターフィーリングについて
06:19 Light lens lab M 50mm F2 (周エルカン)
07:59 「周エルカン」の描写について
10:35 Leica ズマール L50mm F2 ニッケル
13:09 スナップに適したカメラ
14:55 Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト
16:55 外観がマッチするレンズは?
17:35 選ぶポイントは外観だけ?
19:14 エンディング

 Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.

6000万画素のセンサーをフルに生かすべく最初に選んだのは「Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」。高解像とライカレンズらしい“写真描写”を体現してくれる現代の銘玉と呼べる本レンズは、最短30cmから使える近接性能も持ち合わせています。『Leica M11-P』と組み合わせる事でトリミングの許容も広がり、最も優秀な万能レンズと言っても過言ではありません。

最高峰の解像力を持ちながらピント面がザラつくような硬さは感じられません。「Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」もライカレンズの長い歴史の中にある1本だという事を実感させてくれます。

 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

『Leica M11-P』に組み合わせたいレンズとして選んだのが「Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM」です。Voigtlander史上もっとも解像力の高い1本と名高い当レンズとの組み合わせでは、いったいどんな描写を見せてくれるでしょうか。

何気ないスナップ撮影でも、高い解像力が写真にチカラを与えてくれると感じます。水の質感が肉眼で見るよりも克明に伝わってくるかのようなカットになりました。

 Light lens lab M 50mm F2 (周エルカン)

「知る人ぞ知るレンズ」との組み合わせも今回は行っています。軍用ライカ向けに少数生産された希少なレンズ「ELCAN 50mm F2」を、中国の投資家である周氏が復刻させた「Light lens lab M 50mm F2」という1本です。再現性の高いハイレベルな復刻により愛好家から「周エルカン」の愛称で呼ばれています。

4群4枚のエルノスター型を採用した当レンズは、味わい深い独特の「クセ」を持っているのが特徴です。『Leica M11-P』との組み合わせで他にない描写を楽しむことが出来ました。

 Leica ズマール L50mm F2 ニッケル

最新のM型デジタルで、歴史あるライカレンズを使うのも趣があります。続いて選んだレンズは「Leica ズマール L50mm F2 ニッケル」です。レンジファインダーのスクリューマウント用に作られたズマールですが、変換リングを装着することで『Leica M11-P』でもその写りを味わうことが出来ます。

モノクロ時代のレンズなのでモノクロで撮影してみました。カラーで撮っても優しい描写を見せてくれる1本なのですが、モノクロでは柔らかく豊かな階調のある画を写し出してくれました。

 Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト

世界で初めて非球面レンズを採用したレンズとして注目を集めた「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」をベースに復刻されたこのレンズ。『Leica M11-P』に組み合わせることで、気品すら感じさせる佇まいとなりました。

繊細な線と、色気を感じさせるような写り。些細な光のニュアンスさえも捉えるような「Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト」の魅力を、『Leica M11-P』は余すことなく引き出してくれるのです。

待望される声を受けて、ついに登場した『Leica M11-P』は、まさに至高のスナップシューターと言えるでしょう。
本編動画内では実際に使った感想や熱い想いを語り尽くしておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Leica | 掲載日時:23年11月09日 19時28分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Nikon】Df と秋を探しにちょっとそこまで

【Nikon】Df と秋を探しにちょっとそこまで

とある休日、近所にある里山へ行ってきました。

この日のお供はレトロスタイルで人気の一眼レフカメラNikon Df とAF-S NIKKOR 35mm F1.8G ED の単焦点レンズを組み合わせて持っていきました。

訪れたのは午後の時間帯、少し日が傾いていました。
周辺には田んぼや山が広がり、ススキが風に揺れています。

散策を始めると畑の中に井戸がありました。
現役の井戸のようで、周辺には水筒や道具が置かれています。

上を見上げると柿がなっていて、その重みに枝がしなっていました。

散策を進めると、谷の奥に向かって未舗装の道が伸びていました。谷の間には静かな時間が流れています。

刈り取りが終わっていない田んぼに、ビニールシートに包まれた稲刈機が止まっていました。

足元を見るとどんぐりが落ちていました。写真を撮っている間にも、風に揺られどんぐりが頭の上に落ちてきます。

少し歩いて暑くなってきたので、里山の真ん中にあるコーヒー屋でアイスカフェオレを頼んでみました。
田んぼを眺めながらゆっくりとアイスカフェオレを楽しみます。

コーヒーを飲み終わるころには、あたりは夕暮れの気配に包まれていました。
干された稲の束が、夕日に照らされて輝いていました。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、秋を感じに出掛けてみませんか。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心の2年保証付き!▼

▼中古品も1年保証付きで安心です!▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年11月09日 19時10分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】α SPECIAL EVENT 2023 で「α9III」「FE 300mm F2.8 GM OSS」を体験!

【SONY】α SPECIAL EVENT 2023 で「α9III」「FE 300mm F2.8 GM OSS」を体験!

2023年11月7日 23時 インターネットライブ配信でSONY(ソニー)の新製品発表が行われました。

いち早くマップカメラ取材班も「α9III ILCE-9M3」「FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM」を実際に手に取って撮影してみたいという想いを胸に横浜ぴあアリーナMMで開催された『α SPECIAL EVENT 2023』に参加してまいりました。

さっそくYouTube動画も公開いたしましたので、操作性や性能の魅力は動画レポートを、ブログでは実際に撮影した作例などをご覧いただければと思います。

 SONY α9III ILCE-9M3


長時間の撮影でも疲れづらく操作しやすい丸みを帯びたデザインに変更され、フルサイズミラーレスカメラとしてはじめてグローバルシャッターを採用することでブラックアウトせずに最大約120コマ/秒のAF AE追随での連写撮影が可能となっています。スチル撮影はもちろん、動画においてもディストーションフリー!ゴルフや野鳥などスポーツ撮影などにも適したスペックになったことが大きなポイント。

シャッター速度「1/80,000秒」で対応ストロボで全速同調できるようになり、日中シンクロなどポートレート撮影でも大きく注目を集めていました。それではさっそくポートレート撮影での実写をご覧いただきましょう。※F1.8よりも明るい設定など特定の条件では最高1/16,000秒となります。

水たまりの上で軽やかに舞い踊るモデルさんを約3分間で約100枚程度撮影を行いました。画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)の高速リアルタイム処理とAIプロセッシングユニットの組み合わせにより、狙った被写体を高精度に認識しながら、ブラックアウトフリーでAE/AF追随してくれる頼もしさを実感。目で見たままの光景を美しく鮮明な944万画素のOLED EVFで撮影できました。

そしてラストカットはシャッター速度「1/80,000秒」で対応ストロボで同調撮影した1枚。屋外でのポートレート撮影でもNDフィルターを装着せずに日中シンクロ撮影ができるのではないかと期待が膨らみます。早く屋外ポートレート撮影にもチャレンジしてみたいと感じました。

 SONY FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM

そしてもう一つ。2023年1月に開発発表が行われていた「G Master」サンニッパも実際に手に取ることができました。
まず感じたことは『軽い』!!「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」に近い重量感で世界最軽量 約1,470gを実現したサンニッパ、会場で多くの方が手に取った瞬間驚きの表情をされておりました。

それでは「α9III」に「FE 300mm F2.8 GM OSS」を装着してバトミントンプレイヤーたちの表情を捉えてみましょう。長玉を構えると気になるのが重心の前後バランス、グリップなしでもとても安定したホールディングが印象的でした。

ぴあアリーナMMの2階席からバトミントンコートを狙います。バトミントンコートのネットにピントを引っ張られやすいシーンですが動きの速い被写体をリアルタイム認識AFにより正確に追随。撮りたい光景を思いのままに撮影することができました。

今度は至近距離に移動。距離が近くなった分、撮影したい被写体に向けて機材を動かす機会が増えます。
このような時に軽量化の恩恵を大きく受けることができ、OSS 光学式手ブレ補正を搭載しておりますので、不規則で激しい被写体に最適なMode3も積極的に活用したくなることでしょう。

動画レポートと実写作例をご覧いただきましたが「α9III ILCE-9M3」「FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM」は11月16日AM10時よりご予約受付を開始いたします!ネット限定 マップカメラ2年保証の対象商品となりますのでぜひご予約開始までお待ちください。

[ Category:SONY YouTube | 掲載日時:23年11月09日 16時33分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【FUJIFILM】対象レンズご購入でフィルタープレゼント

【FUJIFILM】対象レンズご購入でフィルタープレゼント

ただいま当社ではFUJIFILMの新品対象品をご購入のお客様にフィルターをプレゼントさせていただいております。
今回プレゼントさせていただくのは『marumi EXUS Lens Protect Mark II』
弊社スタッフも愛用者の多いおすすめのフィルターです。
そんなmarumi EXUS Lens Protect Mark IIとは、以下のブログをご参考にください。

梅雨の説明書 vol.13 EXUS MarkIIの撥水性能に迫る

【marumi】EXUS Lens Protect Mark IIの実力に迫る

数に限りがありますので、詳しくは商品ページをご確認ください。

上記の商品写真の下に「プレゼント対象」の記載があれば、フィルターをプレゼントいたしております。
カートに入れていただいただけでは確定しておりませんので、必ず注文確定までお進み下さい。

フィルタープレゼント対象の製品は以下の通りです。

Xマウント

単焦点レンズ

フジノン XF14mm F2.8 R フジノン XF16mm F1.4 R WR
フジノン XF18mm F1.4 R LM WR フジノン XF18mm F2 R
フジノン XF23mm F1.4 R LM WR フジノン XF30mm F2.8 R LM WR MACRO
フジノン XF35mm F1.4 R フジノン XF50mm F1.0 R WR
フジノン XF56mm F1.2 R WR フジノン XF60mm F2.4 R Macro
フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro



ズームレンズ

フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR
フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
フジノン XF18-120mm F4 LM PZ WR フジノン XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
フジノン XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR フジノン XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR
フジノン XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR フジノン XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR



Gマウント

単焦点レンズ

フジノン GF23mm F4 R LM WR フジノン GF30mm F3.5 R WR
フジノン GF45mm F2.8 R WR フジノン GF50mm F3.5 R LM WR
フジノン GF63mm F2.8 R WR フジノン GF80mm F1.7 R WR
フジノン GF110mm F2 R LM WR フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro
フジノン GF250mm F4 R LM OIS WR



ズームレンズ

フジノン GF20-35mm F4 R WR フジノン GF32-64mm F4 R LM WR
フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR
フジノン GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR


フィルターに加えて、インターネットからのご注文でマップカメラ2年保証付き!
最新の情報は商品ページをご覧ください!

また本日発表されましたFUJIFILMの価格改定。
明日(2023年11月10日)より価格が上がりますが、店舗閉店後もインターネットから本日のご注文分までは現在の価格でのご販売となりますので、どうぞお急ぎください。

↓新品でなくてもマップカメラの中古なら1年間の保証付き↓
↓さらに+3%の金額で安心サービスにもご加入いただけます↓

Xマウント 単焦点レンズ











Xマウント ズームレンズ










Gマウント 単焦点レンズ










Gマウント ズームレンズ





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年11月09日 16時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Nikon】今Nikonのフィルムカメラを楽しむ。

先日Nikonから「Zf」が発売されて大きな話題となっています。

Zfの最大の特徴はなんといってもNikonのフィルムカメラFM2からインスピレーションを受けた外観のデザインとダイヤル類かと思います。

そんなZfが発売された今だからこそNikonのフィルムカメラで撮影してみました。

話の流れから今回の機材はFM2と言いたいところですが今回撮影に持って行ったのは、Nikon New F 。レンズはVoigtlander Color-Skopar 28mm F2.8です。

まずは外観をご覧ください。


Nikonのフィルムカメラのデザインはシンプルで洗練されていると思います。これぞカメラという見た目で非常にかっこいいです。

Voigtlander Color-Skopar 28mm F2.8 との相性も非常にいいと思います。

今回は新宿をスナップしてきました。作例をご覧ください。

フィルム独特の色味やザラツキはデジタルで表現するのは難しいなと改めて感じます。

普段見ている景色でもフィルムで撮るとなんだか非日常を感じることができます。

モニターはおろか、手振れ補正などの便利な機能は何一つついていないのがこの年代のフィルムカメラなわけですが、故に、機械を動かしているという感覚をより強く感じることができ、撮影がとても楽しいです。

今回使用した、Nikon New Fは露出計が付いていないので、露出計を用意する必要がありますが最近では露出計アプリなどがあるのでより手軽に楽しむことができます。

自分の感を頼りに露出を決めて撮影するのも楽しいのでオススメです。

現像に出して、初めてどんな写真が撮れているかがわかるのもフィルムの楽しみと言えます。

筆者は何を撮ったか忘れた頃に現像に出すことが多く、戻って来る度にそういえばこんなの撮ったなと撮影時の事を思い出しています。

 

今回現像はお店にお願いして、デジタイズはNikonのデジタイズアダプターES-2を使って行いました。

手軽にデジタイズができるキットなのでこちらもオススメです。(ただデジタイズした写真にごみやチリが紛れ込むことがあります。)

ES-2に関してはこちらもどうぞ↓

『フィルムをデータ化! フィルムデジタイズアダプターのすゝめ 【準備編】』

 

いかがでしたでしょうか。今回はあえてフィルムカメラを持って撮影に出かけてみました。

普段はデジタルで撮ることが多い筆者にとって非常に新鮮な体験になり、これからはもっとフィルムで撮ってみようかなと思いました。

皆さんもニコンのフィルムカメラを使った撮影はいかがでしょうか。

 




今回使用したフィルム ↓


今回デジタイズに使用した機材 ↓




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:23年11月08日 18時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Canon】ENJOY!「EOS」~“R”の高画素モデル EOS R5~

カメラ界において長い歴史を持ち、愛されているCanon。

1987年3月に発売された「EOS 650」が「EOS SYSTEM」の初号機となります。

それからカメラには一眼レフシステムの開発コード「Electro Optical System」を略した「EOS」が刻まれました。

2018年には、新たにRFマウントを採用したミラーレスシステム「EOS R SYSTEM」が誕生し、今年で5周年となります。

そこで今回は「EOSを楽しもう」と、数ある中からオススメのボディをピックアップ。

このブログを通して、ピッタリな一台を見つけていただけると幸いです。

~“R”の高画素モデル EOS R5~

2020年7月30日にキヤノンのRシリーズから登場した、高画素モデルのミラーレス一眼カメラ「EOS R5」。

約4500万の高画素を搭載したEOS R5は、高画質・デュアルピクセルCMOS AF II・連写撮影約20コマ/秒・高感度耐性常用ISO100〜51200・画像処理エンジンDIGIC X・ボディ内手ぶれ補正搭載(光学式手ぶれ補正との協調制御で最大8段)・動画8K/30P撮影、4K/60P撮影対応など、一眼カメラにおけるあらゆる機能が高い水準を実現しているRシリーズの万能カメラです。

今回は撮影のお供にズームレンズの中でRF24-70mm F2.8 L IS USMを選択。EOS R5の解像力を余すことなく堪能できるRF24-70mm F2.8 L IS USMは全域で24mmから70mmまで全焦点域で高画質を実現しております。


とある休日に動物公園へ訪れました。この日は10月にもかかわらず半袖で過ごしても問題ないくらいの暖かい陽気でした。
ここで「動物園へ行くのに標準ズームでは距離が足りないのでは…」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
今回は高画素という点を活かして必要なときだけ1.6倍クロップを使用し標準ズームのみで撮影する、という縛りを設けてみました。
動物園で暮らす動物たちと風景をともに撮影してまいります。


木陰で微睡んでいそうなアリクイを発見。
触れてみたいけど触れられないのでどんな感触がしそうかなどと想像するのが楽しいです。
このアリクイの体は若干ごわついていそうですが実際に触れてみたら温かくて意外と柔らかい毛をしていそうです。


瞑想に耽っているのか、ただぼんやりと過ごしているのか、気持ちよさそうに日向ぼっこしているのか、その場にちょこんと座っているカンガルーが風景に馴染みいい味が出たように感じます。

1.6倍(クロップ)

カンガルーの表情をもう少し近くで見たくなり、静止画クロップ/アスペクトの設定を1.6倍(クロップ)に変更し撮影したものです。
EOS R5に搭載されている約4500万の画素数を1.6倍にクロップすると約1730万画素が残ります。
EOS R6で約2010万画素、一般的なカメラでも2000万画素前後の機種が多く1.6倍にクロップをすると約770万画素しか残りません。
高画素モデルなら画素数に余裕があるため、トリミングを行ってもある程度の画素数を維持することができるので撮影の幅を広げることが可能です。

1.6倍(クロップ)


日を改めて訪れた神社。色づく前の緑の紅葉が心地よい風に揺られていました。
単焦点レンズで撮ったかのような柔らかなアウトフォーカスと仄かに透き通った葉の明暗のグラデーションが綺麗です。


ここ豪徳寺はたくさんの招福猫児(まねきねこ)を拝める寺院。
たくさんの目がこちらを見ているような気がしますが、きっと気のせいでしょう。

1.6倍(クロップ)


歩いているといろんなところに猫がおり、「あ、ここにもいた!」と発見したときの小さな喜びを感じられる素敵な寺院でした。

EOS R5とRF24-70mm F2.8 L IS USMの組み合わせは、風景・スナップ・ポートレートなどさまざまなシーンに対応できるため非常に重宝します。
心地よい秋の陽気が続く行楽シーズン。新品は当社ネットサイトでの購入で2年保証つき、中古は新品との価格差があるのでお買い得に入手することができます。

▼ENJOY!「EOS」のバックナンバーはこちら▼

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月07日 16時16分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】最適解。お出かけには『E18-135mm F3.5-5.6 OSS』

【SONY】最適解。お出かけには『E18-135mm F3.5-5.6 OSS』

近頃、気候も良くなりお出かけ日和になってまいりましたが、旅行などに出かける際にどの様なカメラやレンズを買えばよいのか悩まれたことがあるのではないでしょうか。
できれば軽く、そして小型、更に言うなら高画質。
そこで今回ご紹介したいレンズがこちら。

『E18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135』

ボディはα6400を使用し浅草へ撮影してきました。
作例を交えながらおすすめポイントについてお話をしていきたいと思います。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

まず、それぞれの重量ですが。

α6400・・・約403g
E18-135mm F3.5-5.6 OSS・・・約325g

合計約728gという軽さでカバンの中に入れていても苦になることは無いでしょう。
今回二時間ほど撮り歩いていたのですが手に持った状態でも疲れることなく気軽に持ち歩けました。

そしてこのレンズの素晴らしいところはやはりこの高倍率ズームです。
18-135mmはフルサイズ換算で27-203mmですので広角から望遠までしっかりことが出来ます。

早速気になる焦点距離比較が下の画像でございます。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

上が18mm、下が135mmで同じ場所から撮影したスカイツリーの写真になります。

ここまでの幅広い焦点距離をカバーできる段階でかなり使い勝手の良さを感じていただけるのではないのでしょうか。
一般的な撮影では十分すぎるほどの焦点距離をカバーしております。

そして、倍率が大きければ大きいほど画質劣化がどうしても起きてしまうのですがシャープネス感を損なうことなく撮影出来ておりますので優秀なレンズである事が分かります。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:250 / 焦点距離:135mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:250 / 焦点距離:100mm

今回の撮影に利用したα6400は 2019年に発売された機種で高速処理を実現する最新のBIONZ Xを搭載し、正確で高速なAFを実現出来ております。
そのため、ピンボケや見当違いのところにピントが合っていたりなどの失敗写真が今回は全くありませんでした。

じっくり撮影する時間が無かったり、素早く撮影したい時に対応できる実力を持っているのは心強いです。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

ついにやって参りました浅草寺。
今回も18mmと135mmを使って比較撮影をしてみました。
18mmでは空も入れながらダイナミックな撮影、135mmでは圧縮効果を活かした奥行き感を出した撮影をしてみました。

一つのレンズで色んな撮影手法を試す事が出来るので撮影の練習にもなりそうです。

α6000シリーズではキットレンズとしても馴染みのある本レンズですが、自然なボケ感を出してくれます。
どうしてもボケ感が強くなると情報量が減ってしまいますので思い出を記録するという意味では最適なレンズだと思います。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm

こちらは広角で絞り込んでパンフォーカスで撮影をしてみました。
周辺部もしっかり解像しており、空の青も綺麗に表現してくれています。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:640 / 焦点距離:78mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:1000 / 焦点距離:135mm

こちらはシンプルに白い鳩が珍しくコッソリ撮影してしまいました。
この時にチルト液晶の恩恵を大いに受けました。
バリアングル液晶ではない為、撮影軸がズレることなく撮影ができます。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:84mm

夕方になり新宿へ戻って撮影をしてみました。
夕焼け空を背景に街灯を狙ってみましたがいい色味を出してくれています。
このように建物の間から切り抜く撮影をする場合、望遠側のレンズが必須となりますので高倍率ズームの力を見せつけてくれました。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/10秒 / ISO:6400 / 焦点距離:18mm

こちらは手持ち撮影でF値を絞って光芒を出してみました。
ISOが6400まで上がっている為、ノイズが出ているのは間違いないですが、嫌なノイズ感は無く十分使えるレベルであると感じました。

そしてレンズ側の手ブレ補正が実力を発揮してくれたことによりシャッタースピードを落としてもブレることなく撮影ができました。
α6400がボディ内手振れ補正非搭載の機種ですので、レンズ側に手振れ補正が付いているかが重要になる場面も多くあります。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:320 / 焦点距離:135mm

こちらの写真では焦点距離を135mmにしてシャッタースピードを1/50まで下げてみました。
理容室特有のサインポールが被写体ブレしてしまっているのですが、手ブレはなくしっかり撮影ができております。

ISOを抑えて撮影したい場面では手振れ補正が大活躍です。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:500 / 焦点距離:69mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:1000 / 焦点距離:70mm

今回様々な状況で撮影を行いましたが、シンプルに持ち歩きやすく、撮りたいと思ったものをしっかり撮影できるベストマッチなボディとレンズだと感じました。
お出かけの際、どれだけ日常にカメラが溶け込むかが重要だと思います。
そう考えるとこちらのセットは大きな荷物になることはなく利用ができるので一本持っておいて損のないレンズだと思います。

SONYのAPS-Cカメラをお持ちの方はまず検討してみてはいかがでしょうか。
そして、今回の記事で高倍率ズームだからこそ即座に写し出せる様々な写真を体感頂けたのであれば嬉しいです。

 

▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:23年11月06日 18時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【FUJIFILM】秋彩る「紅葉の軽井沢」をX-H2で撮る

連載中の「カメラを愉しむ」vol.84は「秋彩る紅葉の軽井沢をFUJIFILM X-H2で撮る」をご紹介いたします。

今回は旅の思い出をワイドに残したい!そう思いボディは約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」のセンサーを搭載したX-H2に、話題の新製品「SIGMA (シグマ) Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN (フジフイルムX用)」を装着して撮影に出かけました。それではどうぞご覧ください。

普段は標準単焦点レンズを片手に出かけることが多く、久しぶりの超広角レンズでの撮影に少し戸惑うもファインダーを覗くと開放感溢れる光景に気持ちが高鳴ってまいりました。

青い空と紅葉、ノスタルジックネガのどこか懐かしく雰囲気のある仕上げがとても魅力的です。

木造の教会を訪れます。今にも讃美歌を歌う声が聞こえてきそうな雰囲気、広角側で窓ガラスの映り込みを意識しながら撮影しました。第5世代センサーになりシャドー部分の深みをより体感できる表現力はさすがです。

せっかくなので教会の中へ。学生時代クリスチャンの学校で過ごしたこともあり昔の記憶がよみがえってきました。外から差し込む光がまた神々しく素敵な雰囲気です。

森の中にあるレストランをモノクロームで撮影。レンガ造りの建築物とポルシェパナメーラ、森林をバランスよく1枚に収めました。

月に2回ほど森の中でゆっくり過ごす時間を取るようにしています。森の香りはその季節ごとに違いがあり、その変化がとてもたのしみ。秋になると少し苔の色も薄くなりそんな光景を広角で撮影しました。

「SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8」は手のひらサイズで嵩張ることがなく、森の中を歩きながら思うがままにシャッターを切ることができます。普段は広角28mm相当のレンズでいつも入りきらず苦戦していたのですが、さすが超広角レンズ。

超広角側で被写体に寄ったときのボケ味もナチュラルで好印象。周辺部分の流れなども気になりません。

木造の洋風建築。壁には電線が張り巡らされており、光が差し込んでいる光景を一枚。望遠側で撮影しましたが隅々までシャープで立体感のある描写はさすがシグマレンズ。

せっかく撮影旅に来たのだからと、あの絶景を超広角レンズで撮影してみたいと草津温泉に立ち寄りました。高台にあるお寺の階段から温泉街を眺めてみます。土曜日ということもあり大変にぎわっており、温泉施設のくつろぎスペースで寝転がる人、湯畑で記念撮影をする人、巡回バスから降りてきて温泉街を満喫する人。そんな光景を1枚に収めることができるのは超広角ズームレンズならではでしょう。

実際に目で見ている光景よりも「広大」に感じるその光景!湯畑から立ち上る湯気、そして硫黄の香り。X-H2の強力な手振れ補正と、開放F2.8の明るさを誇るレンズで三脚を使わなくとも手持ちでその光景を撮影することができました。

広角レンズにも標準レンズにも、望遠レンズでは撮ることのできない特別な世界観。

日常を撮影するだけで「非日常」に変えてくれるレンズ。しかも手のひらサイズで「開放F2.8」。
旅のお供にこのレンズなしで出かけることは考えられなくなるくらい手放せないレンズであると感じます。

今回はX-H2で撮影をいたしましたが、ボディサイズとのバランスを考えると「X-E4」「X-E3」「X-T30」「X-T20」などとも相性が良いのではないかと思います。FUJIFILMのカメラと旅のお供に超広角!という選択肢はいかがでしょうか。

[ Category:FUJIFILM SIGMA | 掲載日時:23年11月06日 11時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Canon】20本以上Lレンズを使ってきた私の、最推し単焦点

【Canon】20本以上Lレンズを使ってきた私の、最推し単焦点

大仰なタイトルで始まったこのブログ、昨今流行りのショート動画よろしく結論から申し上げます。
私が一番感動した単焦点はEF50mm F1.0L USM
感動した点は唯一無二のその写り。
具体的には【超強烈な周辺光量低下】と絞り開放からの【十分なシャープネス】、そして他では得られない【派手なゴースト】同居していることです。
以上です。

 

・・・お時間のある方、是非この下もお付き合いください。

 

前職でカメラマンをしていたこともあり、Canonの機材はなじみ深い存在です。
勤めていた会社には相当数のLレンズが取り揃えられており、広角・標準・望遠、ズームと一通りそろっていました。
勤続中はそれらを振り回し様々な撮影をこなしてきたわけですが、使った事のあるLレンズが20本以上なかったらこの記事、大噓になってしまいます。
念のため実際に撮影の仕事で使っていたLレンズをリストアップしてみました。

単焦点(EF)
・EF35mm F1.4L USM
・EF35mm F1.4L II USM
・EF50mm F1.2L USM
・EF85mm F1.2L II USM
・EF85mm F1.4L IS USM
・EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
・EF135mm F2L USM
・EF300mm F2.8L USM

単焦点(RF)
・RF50mm F1.2L USM
・RF85mm F1.2L USM

ズーム(EF)
・EF16-35mm F2.8L II USM
・EF16-35mm F4L IS USM
・EF17-40mm F4L USM
・EF24-70mm F2.8L USM
・EF24-70mm F2.8L II USM
・EF24-70mm F4L IS USM
・EF24-105mm F4L IS USM
・EF24-105mm F4L IS II USM
・EF70-200mm F2.8L IS II USM
・EF70-200mm F4L IS USM
・EF70-300mm F4-5.6L IS USM
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

ズーム(RF)
・RF24-70mm F2.8 L IS USM
・RF28-70mm F2L USM
・RF24-105mm F4L IS USM

合計26本のようです。

さて、上記のラインアップを見ていただくと、基本的にシャープで高性能(「発売当時は高性能だったもの」も含む)なレンズが多いかと思います。
もともとCanonのLレンズは性能を追求したものなので自然とそうなるのですが、その中でも何本か個性的な写りをするレンズがあり、今回私が記事の題材に選んだEF50mm F1.0L USMもその部類。
ご覧ください、この写りです。
(以下の作例、絞りは全て開放のf1。使用カメラはEOS 6D Mark IIです)

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭にて申し上げた
超強烈な周辺光量低下】
十分なシャープネス】
それに追加して【清らかなボケ】【低コントラストゆえのダイナミックレンジの広さ】が非常に魅力的です。
(ゴーストの作例は下にございます)
絞り開放から解像力のピークを迎え、激しい逆光でもコントラストを失わない昨今のレンズと比べると真逆の写りですが、「シャープな写真」を見慣れた眼にはむしろ新鮮に映ります。
撮るたびに新しい発見があるレンズ…とでも言えばよいでしょうか。
様々な被写体を狙って、色々な実験をしたくなります。

 

強い周辺減光を楽しむため、空に向かってアオリでレンズを構えてみました。
しかしながらNDフィルターを使っていない為、最高SSが1/4000のEOS 6D Mark IIでは露出オーバーに。
普段からAvモードのISOオートで写真を撮っていますが、今まで使用していたレンズでは露出オーバーになる事など全く無かったので(1.2のレンズを除く)完全に油断していました。

 

噂に聞いていた逆光耐性の低さを体験する為、室内のライトにレンズを向けてみたカットです。
斜めから入射する強い光にはめっぽう弱いこのレンズ、少しの光源で簡単に根を上げます。
この写真に写っているライトは大した明るさでは無いのですが、それでも写真の大半がフレアやゴーストで埋まってしまいました。
光学ファインダーでさえ容易に確認できるフレア・ゴーストを見ていると、「うわー、もうだめだー!」という声がレンズから聞こえてくるようです。
むしろだめでいい。こんな写り、今のレンズじゃ味わえません。
雨上がりを待たず、室内で虹に出会えるレンズなんて、素敵です。

 

直線的なものを写してボケ味を確認してみましょう。
「写り込みのある窓ガラス越し」という意地悪な条件ですが、ピントピークから少しの間は前ボケ・後ろボケ共にとても滑らかです。
その代わり大きくボケた部分は少しばかり騒がしいでしょうか。
直線的な被写体では二線ボケが目立つかもしれません。

 

さて、最後にこのレンズを使う上で避けては通れないウィークポイントもご説明。
設計が古い大口径単焦点なので、軸上色収差が非常に目立つのです。
写真を画面にフィットさせた、所謂”縮小表示”の状態でも紫や青の色付きが容易に目に入ってしまうほど。
昨今まず見かけないこの収差、久しぶりにお目にかかりました。
私は基本的に収差の少ないレンズが好きなのですが、流石にここまでボケ量が大きいレンズなら、盛大な軸上色収差も“特別感”として許せてしまいそうな気がします。
ボケによる滲みに軸上色収差の滲みがブレンドされているせいで、むしろ独特な味わいを再現しているとさえ思えてきました。
あばたもえくぼ、というものでしょうか。

・・・

本レンズでの撮影中、最初から最後までワクワクしていました。
巨大な前玉、ゆったりと動くAF、覗く度ため息が出るファインダー内の大きなボケ…。
それら全てに写りの良さが相まった相乗効果で、非日常の最高な写真体験が出来ました。
入手性が高いとは決して言えないレンズの上、AFモーターがバイワイヤ式の為故障するとMFも出来なくなってしまいますが、それでも運よく巡り合えた時にはぜひお迎えください。
きっと、あなたを幸せにしてくれる事と思います。

 

 

本記事の作例は、全てEOS 6D Mark IIで撮影しました。
超大口径レンズでのAFをしっかり決めてくれた高性能ボディ、頼りになります。
(周辺部のAFポイントを使うと流石に怪しい時がありますが…)


 

 


 


[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月05日 18時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDで捉える光が楽しかった話

【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDで捉える光が楽しかった話

TAMRONからリリースされている大三元の望遠ズーム、
刺さる人には刺さるコストパフォーマンス抜群な「70-180mm F2.8 Di III VXD」ですが、
昨今3年ぶりにII型となる「70-180mm F2.8 Di III VC VXD G2」がリリースされたのは記憶に新しいところです。

II型が発売するという事が意味しているのは、I型の中古品のコストパフォーマンスが更に向上してしまう可能性を持っている事。
割り切った仕様さえ許容してしまえば、きっとお値段以上の写りをもたらしてくれる事間違いなしと胸に刻み撮影に臨んでまいりました。

結果から言ってしまえば、大満足だった事は言うまでもありません。
今回はボディにα7IVをチョイス。それでは写真と共にご紹介致しましょう。


中望遠から本格的な望遠域に入って行く辺りの焦点域になりますから、やや離れたポイントから遠くのものを
引き寄せるような撮り方になるかと思いますが、遠景をそのままズバッと切り抜くようにアプローチ。
気持ちの良い秋晴れでしたので、差し込んでいた光が印象的でした。


コスモスに透ける太陽光が美しかったので一枚。
せっかくの望遠レンズなので手前にもコスモスの葉を入れて、エアリーな雰囲気を狙ってみましたが、いかがでしょうか。


また、MFかつワイド端(70mm)での撮影限定ではありますが、最短撮影距離を27cmまで縮めた撮影が可能となっています。
こういったギミックが凝らされているのもサードパーティーならではの面白いポイントでしょうか。
II型ではこの近接撮影においてもAFが使用可能になっているとの事ですが、今回はI型でしたので風に吹かれるコスモスに対して、
ボディのバリアングルを活かしながら連写して、ピントの来ているショットを選ぶ形となりました。

カメラやレンズにとっては風で揺れる花びらの隙間からチラチラと太陽が覗いており、
かなり悪条件の撮影であった事は間違いありませんが、味のあるゴーストが雰囲気づくりに一役買ってくれたように感じます。


ちなみにこの時の装備はボディにレンズをつけっぱなしにした状態で、リストストラップを使用してグリップを常に握る様な形で持ち運びしていました。

大三元クラスのレンズを付けてそんな事をしていると少なからず手首へ負荷がかかり、疲労感を感じるものです。
それもそのはず。70-200mmF2.8通しクラスのレンズであればレンズ単体で約1~1.5kgはある事がほとんどで、いくらボディのグリップ感が良くても、
レンズ側がフロントヘビーになりその分の負荷が発生します。

しかしながら本レンズは810gと非常に軽量になっており、数時間の撮影であれば苦なくグリップし続けることが出来ました。

これはテレ端が20mm短く180mmまでのズームである事や、手振れ補正を搭載せずボディ側の補正に一任している事で、
これだけの軽さを実現しているのだと思われます。
この辺りを割り切ってしまえる方にとってはかなりおススメなレンズと言えます。


格子窓から差し込む光が印象的だったので一枚。
ほんのり光が回って写真右側の壁面もグラデーションを描くようにほのかに明るくなっていますが、
ハイライトからシャドウに至るまで破綻なく描き切っているのはさすがの一言です。

AFのスピードや追従性などについては純正が欲しくなるシーンもあったかとは思いますが、
画に関しては申し分のない写りを見せてくれますので、比較的ゆったりとした撮影スタイルの方などには良いのではないでしょうか。
2023年11月現在の相場はおおよそ10万円と、大三元の望遠ズームでは考えられないような価格が魅力的です。

刺さる人には刺さるレンズですので、望遠ズームをお悩みの方はぜひ検討材料に加えてみてください。
今回はこの辺りで。

▼11/13(月)10:59まで!ネット限定中古ポイント5倍キャンペーンをお見逃しなく!▼

▼新品はこちら!ネットからご購入いただきますと2年保証がついております。▼

[ Category:etc. SONY TAMRON | 掲載日時:23年11月05日 11時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【RICOH】THETAと秋散歩。

【RICOH】THETAと秋散歩。

お散歩カメラに RICOH THETA を持ち出してみました。
360度全天球カメラですが、撮影者や一脚等の写り込みを気にせず撮り、後から専用アプリで切り出すのが面白いのです。

秋が来たのか夏が戻ってきたのか混乱する日差しの強い日でしたが、
かわいらしく生っていたどんぐりはほぼ落ちてしまっており、
ごろごろと歩きにくい足元に秋を感じました。

紅葉がきらきらときれいなので、上ばかり見てしまいます。

一脚を思い切り伸ばして中に差し込みました。
紅葉に包まれたような気持ちになります。
あまりその場で画像の確認をしないので、
後で見た時にどこで撮ったものわからなくなることもあります。

どうしても一脚や自撮り棒等も併せて持ち歩きたくもなりますが、
コンパクトなカメラなので、お散歩のお供にもおすすめですよ。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年11月04日 19時43分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Nikon】Z7×Creative Picture Control vol.4

2018年9月ニコンユーザーが待ち望んでいたフルサイズミラーレスカメラ「Z」シリーズの1台目として発売されたZ7。
今もなお高い人気を誇っております。そんなボディを使用してお届けする企画。

写真や映像をイメージ通りに仕上げるピクチャーコントロール
今回は基本となるピクチャーコントロールから更に追及されたクリエイティブピクチャーコントロールをご紹介いたします。

D780やZ シリーズには、基本の8つのピクチャーコントロールに加えて20種類の「クリエイティブピクチャーコントロール」が新たに搭載されました。
色合いや階調、彩度などを細やかに作り込み、撮影したときの気持ち、空気感や温度といった微妙なニュアンスも写真に込めて表現できそうな多彩なモードになっています。

ご紹介させていただくクリエイティブピクチャーコントロールは「メランコリック」「ピュア」です。

Nikonの公式にて「メランコリック」「ピュア」は下記のように説明されています。

『メランコリック』
わずかに気だるさの漂う、レトロ調の表現に。全体的にマゼンダがかった画調になります。彩度と輪郭を弱めているため、柔らかな印象の画像を撮影できます。

『ピュア』
ベールをかけたように柔らかく、無垢なイメージに。全体的に柔らかな印象の青味がかった画調になります。特にハイライト部やシャドウ部から感じられる青味により、静かな雰囲気を演出できます。

------------------------

Creative Picture Control:メランコリック

Creative Picture Control:ピュア

日本有数の繁華街として有名な街、渋谷。
今では賑やかな街ですが、宿場町ではなかったために板橋や新宿とは異なって、街として発展したのは意外と近年のこと。昭和30年代ごろから渋谷の地には高層ビルが次々に建設され、今の光景へと変化を遂げてきました。それでも街はまだまだ再開発中。至るところで工事に使われる重機や資材を見かけます。そんな渋谷は商業の街でもありますが、今となってはカルチャーの発信基地でもあります。この日は『Nikon Z7』と『Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(ニコンZ用)』を持ってお散歩をしました。

Creative Picture Control:メランコリック

Creative Picture Control:ピュア

南中時刻を過ぎ、太陽の高度が下がってくると、建物の間から光が差し込むようになってきます。一見どこもかしこも高層ビルに覆われているように思いますが、この時ばかりは太陽のある空の存在を感じさせられます。太陽の方にレンズを向けますがさすがVoigtlanderのレンズと言わんばかりにゴーストが出現しません。『Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(ニコンZ用)』のレンズはマニュアルフォーカスのレンズですが、『Nikon Z7』のファインダーが優秀でピントの山が見やすく、簡単にピントの調整が可能でした。

比較してみましょう。
一つの写真をボディ内現像でパラメータを変えずにピクチャーコントロールだけを変えて書き出してみました。
「メランコリック」はどこか懐かしさを感じるレトロ調。しかしセピアとは異なり、マゼンタ味が全体を包みます。コントラストが弱く輪郭が硬くないので写真に優しさが感じられます。けれども描写が眠くなることはなく、写すところはしっかりと写し『Z7』の良さはそのまま残っています。
一方の「ピュア」は青~緑色味が全体的にかかります。ハイライト部もそうですが、シャドウ部が顕著な感じがします。実際に撮影したのは午後ですが、どこか朝の雰囲気が感じられるような気がします。賑やかというよりも淡々としたような感じでしょうか。かといって冷たいわけではありません。少し空気がぴりっとしたそんな印象を与えられます。

Creative Picture Control:メランコリック

Creative Picture Control:メランコリック

電車に揺られ、少し離れて今度はサブカルチャーの聖地「下北沢」へと足を運びました。古着屋や雑貨店が軒を連ねる下北沢は他にも演劇や音楽、はたまたカレー等、様々なもので溢れておりまさに「若者のまち」と言ったところでしょう。私も学生時代ライブハウスを訪ねて何回も通っておりました。

Creative Picture Control:メランコリック

Creative Picture Control:メランコリック

皆様はどちらがお好みでしょう。
撮影している私はどちらの良さも感じられ、一方には決められませんでした。

Creative Picture Control:ピュア

Creative Picture Control:ピュア

Creative Picture Control:ピュア

この日も古着屋からカフェ、様々な場所に若者が溢れていました。『Z7』と『NOKTON 40mm F1.2 Aspherical』を合わせた重量は1kg弱ありますが、手にしてみると深めのグリップのおかげか重さを感じるシーンはありませんでした。小型ボディなので人ごみの多いところでも他の人の邪魔にならない程度にサッとカメラを取り出せるので撮影が容易でした。

------------------------

「メランコリック」「ピュア」

どこか懐かしい温かみのある雰囲気と午前中の少しピリッとした引き締まる雰囲気、どちらも程よい懐かしさを感じる写りになりました。
本連載ブログにて各クリエイティブピクチャーコントロールの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。

↓使用機材はこちら↓
↓新品でなくてもマップカメラの中古なら1年間の保証付き↓
↓さらに+3%の金額で安心サービスにもご加入いただけます↓







[ Category:Nikon | 掲載日時:23年11月04日 15時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで魚たちを撮りつくす

日々の疲れを癒すために思い立って水族館へ。
ただ魚を眺めるだけではつまらないので、お供にα7RVとFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIを持っていきました。

水族館の癒しといえばクラゲ。
目を凝らさないと見えないくらいの透明さと小ささに驚きました。
クラゲのコーナーは暗いのでこのレンズちゃんと写るか心配でしたが、思ったよりキレイにおさめることができました。

この地面に沈んでいるのもクラゲ、さっきのクラゲとはまた違った美しさです。
触手の部分だけを切り取るとパッと見はクラゲには見えません。


ここの水族館は金魚も売りのようで、普段は見かけない様々な金魚たちがいました。
水に漂う尾ひれがとても綺麗で思わずシャッターを切りました。


この一台で幅広い場面で使えるレンズなのは知っていましたが、水族館でも活躍してくれるとは予想外でした。
なにより小型で軽量なので持ち歩いて疲れることがなかったのが良かったです。

ぜひ皆さまもこのレンズの使いやすさを体験してみてください。



[ Category:SONY | 掲載日時:23年11月04日 12時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【Canon】ENJOY!「EOS」~EOS R3ならではの楽しさ~

カメラ界において長い歴史を持ち、愛されているCanon。

1987年3月に発売された「EOS 650」が「EOS SYSTEM」の初号機となります。 それからカメラには一眼レフシステムの開発コード「Electro Optical System」を略した「EOS」が刻まれました。

2018年には、新たにRFマウントを採用したミラーレスシステム「EOS R SYSTEM」が誕生し、今年で5周年となります。

そこで今回は「EOSを楽しもう」と、数ある中からオススメのボディをピックアップ。 このブログを通して、ピッタリな一台を見つけていただけると幸いです。

~EOS R3ならではの楽しさ~

Canon EOS R3は2021年11月発売のフルサイズミラーレスカメラです。有効画素数最大約2410万画素の新開発CMOSセンサー搭載で高速連続撮影、画像処理エンジンDIGIC Xが採用され高画質を追求、実現したモデルです。

現時点ではCanonのミラーレスカメラの最高機種といえるだけに風景から動きの速い被写体まで様々な場面で高いレベルでその力を発揮するEOS R3。今回、はじめて撮影してみてその魅力を感じてみたいと思います。

 

大田区にある「京浜島つばさ公園」というところにやってきました。飛行機好きの方には有名な公園のようです。天気も良いのでよい写真が撮れることを期待して公園に向かいました。使用レンズはCanon RF100-400mm F5.6-8 IS USM です。

バスを降りると手前に写っているフェンスと私との間にある運河をはさんで、飛行機はすぐそこに停まっています。ここの公園は道路に沿ってまっすぐ伸びた公園なので、そのまま道なりに歩きます。

 

夏に城南島海浜公園に行ったときは羽田空港に着陸する飛行機がたくさんみることができました。ここ京浜島つばさ公園はこのように次の出発までここで駐機している飛行機を間近で見られます。そして・・・、

 

その向こうにある滑走路から飛行機が気持ちよさそうに続々と離陸していくのが見えます。でも滑走路自体はこの場所からは見えません。この写真でいうと、飛行機が突然右の下から飛び出てくるように現れます。そのためこのように飛行機が地上から少し上がったところからシャッターをきり始めます。

 

望遠ズームレンズなので飛行機を強調したり、背景に青空を大きく入れてみたりしていろんな画角で撮ってみました。どの画角で撮ってもレンズの描写性能は高く、またAFも速いので快適な撮影ができます。そして撮影はテンポよく進んでいきます。

 

サギがいたので飛び立つ瞬間を狙ってみました。約12コマ/秒のメカシャッター(シャッター幕を開閉して撮影する)で高速連写してみました。EOS R3の特徴のひとつに高い連写性能があげられます。この撮影でも追従性などAF性能の高さを感じました。でもインターネットなどで目にするR3関連の記事などを読むと、もう少し薄暗い撮影環境でこそ、他の機種にはないこのカメラのAF性能、ピント精度の高さを感じられるようです。

ちなみに今回は試さなかったのですが、R3は電子シャッター(シャッターの開閉をせずにイメージセンサーが光の情報を読み込んで撮影する)で約30コマ/秒の高速連続撮影も可能です。動きの激しい被写体や大きな音をたてられないような室内での撮影にも対応できそうです。

せっかくなので、静止画の撮影をしている間に動画も撮影してみました。公園で目にした風景を短く、まとめてみました。

今回、動画を撮影するにあたってこの小型軽量の望遠ズームレンズでどこまでできるのか興味がありました。いろいろ試した結果、手持ちでの撮影はちょっと難しかったです。特に400mm側でのぶれはかなりわかりやすいものでした。一方、あまり試したことのないいわゆる”流し撮り”(被写体の動きに合わせてカメラを少しづつ横に振っていく撮り方)は良い感じで撮れているところもあり、今後の撮影にも活かせそうな感触が得られたのは収穫でした。

 

羽田空港からから飛び立つ飛行機、鳥が羽ばたき、蝶々が舞い、そしてジャンプしている魚も見られる京浜島つばさ公園での撮影はシャッターチャンスの連続でした。画質も終始安定していました。少し大きめのボディのCanon EOS R3は操作もしやすく撮影に安心感をもたらしてくれます。そして「写真を撮っている」と実感できるカメラです。秋の心地よい風を浴びながらCanon EOS R3の魅力に少しでも触れることができ、大変有意義な撮影になりました。

▼ENJOY!「EOS」のバックナンバーはこちら▼

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。

 

 

[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月03日 19時18分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

【SONY】旅行にぴったりの小型レンズ『TAMRON 17-50mm F4 Di III VXD/Model A068S』

【SONY】旅行にぴったりの小型レンズ『TAMRON 17-50mm F4 Di III VXD/Model A068S』

長く続いた猛暑日も落ち着き、過ごしやすい季節になりました。この季節になると旅行やアウトドアに出かけたくなります。

せっかく旅行に行くならカメラを持って行きたい。

ですが私はここでいつも大きな悩みが生まれます。

風景はもちろん撮影したいから、広角が欲しい・・・

かといって広角だけでは、食べ物や一緒に出掛けた家族や友人を撮影するときに余計なものも映り込んでしまう・・・

広角はマストだけど標準画角を諦めたくない・・・

電車移動が多いからなるべくレンズは増やしたくない・・・

高倍率レンズでもいいけど、旅行の時に望遠側はそんなに使わないから、サイズを小さくしたい・・・

様々な悩みがある中、そんな気持ちに応えてくれるようなピッタリなレンズがTAMRONから発売されました!
その名も『TAMRON 17-50mm F4 Di III VXD/Model A068S』

17mmの広角から、

50mmの標準まで、『こんな写真が撮りたい』に応えてくれる新星です!
そして、こちらのレンズは広角側で19ⅽmの最短撮影が可能です。狭い室内や、気になる動植物など、構図を生かしたクローズアップ撮影が思い通りです。開放時の気になるピント面は、見とれるほどのシャープな写りでした。丸ボケもきれいです。

旅行のレンズ選びには取捨選択がどうしても必要になってしまいますが、今後このレンズのおかげで私はもう旅行の時に何かを犠牲にする必要はなくなりました。

今回旅行の思い出も交えながら、レンズの良さについてご紹介させて頂ければと思います。

ボディはSONY α7IVを使用しています。ボディのバッテリー込みの重さは658g、TAMRON 17-50mm F4 Di III VXDは460gです。

おおよそ1kgで自分の好きな画角をレンズ交換せずに楽しめます!

今回の旅行は山梨へぶどう狩りへ行ってきました。

気持ちが落ち込んでしまっている時はどうしても都心の騒音から逃れたくなります。
山梨や埼玉は頑張れば日帰りでも行ける自然豊かな場所が多いので、突発的に行きたくなります。

農園にはぶどうだけでなく、いろいろな果物を育てているようで、沢山の設備がありました。

なんの設備なのかは分かりませんでしたが、広い空に向かって無数に立っている様子が印象的でした。

広い空、秋のうろこ雲、広がる山を一緒に撮影する事が出来るのが広角レンズの素晴らしいところです。

このレンズはインナーズーム搭載なので、被写体との距離も掴みやすく、近接撮影もしっかり楽しめます。

描写能力の高さに驚き、時間を忘れてぶどうを撮るのに夢中になってしまいました。

ぶどうの木は背が低いので、少しかがみながら進みます。

その時にこの軽さがとても助かりました。首と肩への負担が少なく、旅行時の一番のストレスであるカメラを持ち歩く時の疲労感は全く感じませんでした。

緑色や黄色、青の発色も綺麗です、自然豊かな色の表現がとても素敵で見入ってしまいます。

水面ギリギリまで手を伸ばして撮影したのですが、ここでも画角を決める時にインナーズームが役立ちました。

川の水につく心配もないので、好きなようにズームリングを回せます。頭の中でイメージした写真にすぐ近づけることが出来てとても便利です。

葉の葉脈がハッキリと写り、開放でもフリンジなども発生していません。褒めるところしか見つからない驚異のレンズに出会ってしまいました。

広角レンズでさえも壮大さが伝わる富士山。何度見てもその迫力に圧巻されます。

秋に咲くきれいな雑草「ブタクサ」です。花粉症の私としては、避けたい存在ではありますが、やはりこの鮮やかな花はどうしても撮影したくなってしまいます。

色の鮮やかさだけではなく、描写力も素晴らしいです。

画面周辺まで驚くほどシャープでクリアに描写されています。逆光で撮影していますが被写体の邪魔になるようなフレアも出ていません。

開放であるF4でも変わらない描写力です。

コスモスはすでに終わりが近づいていて、枯れてしまっている花が目立ちました。

まだまだ暖かいはずなのに、季節は冬に向かっているんだと実感が湧いてきます。

常に旅に思いをはせる私ですが、今まで旅行にはこのレンズ!という決まったレンズはありませんでした。

しかし、この1本は広角標準をカバーしていて本当に気軽に持ち出せるので、これからはこの1本で旅行を楽しむことが出来そうです。

▼マップカメラはインターネットからの予約で新品2保証今なら販売日にお届け可能です!▼

 


[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:23年11月02日 17時50分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

BlackFridaySALE 先取/下取交換15%UP

PAGE TOP