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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.12    ~SL2 + SUMMILUX SL50mm F1.4 ASPH.編~

【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.12    ~SL2 + SUMMILUX SL50mm F1.4 ASPH.編~

2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えました。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
この連載ではフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。
ライカの魅力を一人でも多くの方に知って頂けるれば幸いです。
ぜひお楽しみください!

私の普段使いのライカは、もっぱらレンジファインダー機のM型です。
常用レンズとして標準50mm、また時に広角28mmに付け替えて、街中でのスナップ撮影を愉しんでいます。
ミラーレス機SLシリーズも魅力的だと思いながらも、つい持って歩くのにはためらいを感じていました。
その最大の理由が「重い!」。
なんとも情けない理由ですが、最近めっきり体力の衰えを感じ…

ところが先日、このSLシリーズを持ち出す機会がありました。
先月掲載したブログ『【Leica】軽さが撮影欲を生む! ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.という選択』がそれです。
この時はタイトルにあるように、SL50mmレンズのラインナップの中では最軽量のズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.をSL2に装着して街中を歩きました。
その軽快さと言ったら! SL2のホールド性の良さもあって、それまでSLシリーズに抱いていたイメージが大きく覆る経験をすることができました。

さて、今回のテーマは『新感覚』。
これまでとは違った体験を、となればもう避けては通れません。
SL2にズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.を装着して、いざ出陣です。

ど~ん、とまさに重量級!
ボディがおよそ915g、レンズは約1065gですから、総質量およそ1980g。2kgに迫ります。
前述のズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.がおよそ400gですから、差にして650g以上となります。

肩に掛けたカメラバッグに普段とは異なる重量感を感じながら、降り立ったのはJR京葉線 葛西臨海公園駅。大きな観覧車があることで知られています。
冬の平日、それもすでに午後4時くらいの時間帯。駅前には人もまばら、迎えてくれたのは日向ぼっこ中の鳩でした。

いきなり絞り開放での撮影。およそ2mくらいの距離から。眼にピントが来ているのですが、その脚はボケています。

公園へと向かう道、樹上には何やら球状のものが。暗くなるとライトが灯るようです。
こちらも開放に近い絞りで。画面中央やや左の玉あたりにピントを合わせました。よく見ると、合焦面と前後の枝との重なりがボケによって美しく表現されています。

大口径レンズということで、つい開放時のボケ描写を気にしてしまいますが、F4に絞っただけで背景はここまで表現されます。
僅かにボケた感じが自然な遠近感を醸し出してくれます。

撮影中はカメラをずっと首から提げていました。およそ2kgの重量は手に持たずにいると、やはり首にずっしりときます。
ところがいざカメラを構えてみると、グリップの握り具合の良さと、左手をレンズの下部に添えた時のバランスの良さが相まって、そこまで重さを感じなくなりました。
勿論、前回ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.を装着した時の軽快さとまではいきませんが、どうしてどうしてズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.も結構取り回しの良いレンズではないか、と感じるようになってきました。
そうなると撮影にも熱が入ってきます。

観覧車の全景が見える所まで来たところで、既に50mmの画角では全体が収まり切らなくなっていました。仕方なく部分を切り取ることに。
それにしても人のなんて小さなことか。

傾いてきた陽がゴンドラを照らします。乗っていたらかなりの眩しさでしょう。

絞りF2での撮影。背景のゴンドラがもっとボケるかと思ったのですが…
それでいながら、よく見ると枝々が合焦しているところとボケたところでその重なり具合をよく表現しています。

そして観覧車のほぼ真下に立ち、頭上を見上げての撮影。
これはさすがに首にきました…
ちょっと休憩、地面に目を移します。
観覧車の下には、スイセンの花畑が広がっていました。


絞り開放で撮影。画面上部に口径食による楕円形の玉ボケが盛大に出ました。
さすが大口径レンズ、いたし方ないところか。
でも個人的にはオールドレンズを思わせるような描写、嫌いではありません。

観覧車を離れ、もう少し公園内を散策することにしました。

絞りF2で何気なく撮ったものですが、ピントの合った手前の物体(ゴミ箱ですが…)から奥になだらかにボケていき、物体が背景から浮き上がるように写し出されました(ゴミ箱ですが…)。

こちらも同様にF2で。実際の明るさに合わせたくて2/3段ほどマイナス補正をかけています。

気が付くと辺りの明るさもだいぶ落ちてきました。
せっかくなので海の方へと向かうと、ちょうど海浜公園へと渡る橋の入り口が閉じられたところでした… あらら…
仕方ないので水辺沿いに夕景の撮影を楽しむことに。

空に露出を持っていったら、こんな具合に。実際はもっと明るかったですが。

同じ場所で何カットもシャッターを切っていました。それもずっと縦位置で。
SL2のホールド性の良さに改めて感謝です。もうすっかりレンズの重さを忘れていました。

穂先の細かな毛まで鮮鋭に写っています。背景のボケは… 滲んで絵画のようになりました。

すっかり暗くなり引き上げ時です。
駅への帰り道、気持ちばかりのライトアップが。


観覧車もでした。寄っていけばよかったか…

2時間ほどの短い撮影でしたが、カメラのホールド性の良さ・バランスの良さのおかげで重量級機材に対する苦手意識を取り除くことが出来ました。
一眼カメラの大口径レンズというと真っ先にポートレート撮影用と考え、特に手を出してきませんでした。
しかし絞りの違いによる描写の変化を楽しみたいなら、やっぱりズミルックスは最強のレンズです。
今回はのんびり撮れる風景撮影でしたが、次は街中のスナップ撮影にも挑戦してみようかと。
その前にもう少し首周りを鍛えておく必要はありそうですが…

その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年02月27日 16時45分 ]

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【Canon】パンケーキレンズの実力。①EF40mm F2.8 STM編

パンケーキレンズとは
パンケーキのように薄い一眼カメラ用のレンズ


CANONには3本のパンケーキレンズがあるのはご存知でしょうか。

・CANON EF40mm F2.8 STM(2012年6月発売
・CANON EF-S24mm F2.8 STM(2014年11月発売)
・CANON RF28mm F2.8 STM(2023年7月発売)

EF40mm F2.8 STM / RF28mm F2.8 STM / EF-S24mm F2.8 STM

パンケーキレンズと聞いて中には不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

もしかして小さいレンズは描写がいまいちなのではないか…

しかし心配はご無用。

実はこのパンケーキレンズ達、かなりの実力の持ち主なのです。
なので今回はそれぞれのレンズの良さを3編に分けて紹介していきたいと思います。

まず今回ご紹介するレンズはEF40mm F2.8 STMです。

こちらのレンズにはカラーがブラック、ホワイトの二種類あります。

通常の単体販売されていたのがブラックのみとなっており、ホワイトに関してはEOS Kiss X7(ホワイト)ダブルレンズキットとして販売された限定レンズでした。
こちらの「白」レンズが欲しくてこちらのキットを購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は筆者もこちらの「白」レンズ所有者でして、家族と出かける時にはほとんどの確率でこのレンズをカメラにくっつけています。

第一弾EF40mm F2.8 STM、第二弾EF-S24mm F2.8 STMの記事は下のバナーリンクからご確認ください。


ここでスペックの確認をしていきましょう。

CANONパンケーキレンズシリーズの重量は約120〜130gとかなり軽く、当レンズは厚さがわずか22.8mm。
ほぼ装着しているか分からないレベルです。

実際に「ボディキャップの代わり」としてこちらのレンズを常に装着されている方もいらっしゃるので、常用レンズとしては最適なポジションと言えるでしょう。

CANON EOS 5D MarkⅣ + EF40mm F2.8 STM

そんな「軽い」「薄い」という強みを持った当レンズにはまだ優れた点があります。

それは圧倒的な「描写力」です。

以前撮影した作例で是非確認してみていただければと思います。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ

F2.8の絞り開放からシャープネスがかなり高く、画面全域で解像する実力の持ち主です。
筆者も家族との日常を撮影しておりますが肌の質感も写し取る描写力にいつも惚れ惚れしています。

これからの季節、様々な花で彩られていきますが、ちょっとした散歩やお出かけ、旅行などでとりあえずこちらのレンズを付けておけば軽快に写真撮影を楽しむことが出来るでしょう。

そしてこちらのレンズは絞り開放から解像力が高く、絞っても解像力の変化が大きく見られるわけではないため、F値の設定は被写界深度の調整として考えていただくと問題ないかと思います。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F11 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ

こちらは昨年、桜の時期にスカイツリーの近くで撮影した写真です。

まずは撮りたいと思った所を上手く切り取れる画角に大満足でした。
そしてF2.8という絞りが良い具合のボケ感を表現してくれていて良い遠近感を出してくれます。

更に素晴らしいのが逆光での撮影です。
桜の間から見える太陽を写し込み撮影したのですが、ゴーストも発生すること無くしっかり描写してくれています。

場面を選ぶことのないレンズ性能には感服です。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F8 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:320 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ

以前、鬼怒川へ旅行に行った際も大活躍でした。

自然の風景を上手く切り取るこのちょうど良さ。
そしてなによりもこれらの写真に関しては岩や木のシャープネス感をかなり感じていただけるのではないでしょうか。
しかも川の写真に関しては絞り開放でもこの描写。驚異的です。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:1600 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:1600 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ

この日はチェックアウトまでの時間を使って家族と鬼怒川を散歩して撮影していたことを思い出します。

こういった思い出を辿れるのもこの軽快さあってこそです。
撮影の際はストラップをつけて首からぶら下げていたのですが特に苦になること無く持ち歩けたので撮影もかなり捗りました。

CANON EOS R6 / EF-EOS R / EF40mm F2.8 STM

こちらのレンズはEFマウントなのでデジタル一眼レフ用レンズとして作られておりますが、筆者は是非ミラーレスカメラのEOS Rシリーズでも使っていただきたいと思っています。

RFマウントにはパンケーキレンズのRF28mm F2.8 STM。
そして、似た焦点距離のレンズとしては単焦点のRF35mm F1.8 MACRO IS STMがあります。

しかしながら「28mmは広角過ぎる」「できるだけ安く買いたい」「軽く持ち歩きたい」
このような気持ちをお持ちの方にはCANONのマウントアダプター『EF-EOS R』と『EF40mm F2.8 STM』を手にしていただくのが最適解となるでしょう。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:160 / 焦点距離:40mm/EOS R6

EF-EOS RはCANON純正のマウントアダプターで、デジタル一眼レフ用のEFマウントレンズをEOS Rシリーズのボディに取り付けることが可能となります。

コントロールリングなどが付いていない通常のタイプのEF-EOS Rであれば重さも約110gなので、レンズと合わせても250gいかないセットの出来上がりです。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm/EOS R6

そんな軽快スナップセットで、家族とラーメン屋さんに行ったときに撮影したものがこちらです。

こういったご飯なども気軽に撮影できる画角で日常使いには抜群です。
そして、撮影するか分からないようなお出かけでも「とりあえず持っていく」ということがしやすくなりますので撮影の機会を増やしてくれる最高のレンズだと感じます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:3200 / 焦点距離:40mm/EOS 5D MarkⅢ

現在、新品の生産は終了しているため手に入れる方法は中古品のみとなっております。
現在マップカメラでも中古商品を取り揃えておりますので是非チェックしてみてください。

そして、ここまでEF40mm F2.8 STMの魅力についてお話していきましたが、まだCANONにはパンケーキレンズが2本あります。

改めてのお伝えとなりますが第二弾EF-S24mm F2.8 STM、第三弾RF28mm F2.8 STMについての記事も下のバナーリンクから是非チェックしてみてください。

最後まで御覧いただきありがとうございました。


▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼




[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年02月27日 11時00分 ]

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【Voigtlander】CP+2024でも注目された『NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount』をα7RVで撮る!

【Voigtlander】CP+2024でも注目された『NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount』をα7RVで撮る!

連載中の「カメラを愉しむ」vol.86は「CP+2024でも注目されたVoigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mountをα7RVで撮る!」をご紹介いたします。

今回はCP+2024のコシナブースでも注目を集めた話題の新製品「Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical E-mount」にスポットを。組み合わせるボディは有効約6100万画素のセンサーによる高解像と豊かな階調性能を実現する「SONY α7RV」をセレクトいたしました。それではどうぞご覧ください。

α7シリーズボディとのデザインの相性も良く、ちょっぴりクラシカルな雰囲気が首からカメラをぶら下げていてもオシャレ。そんな写欲が高まる組み合わせで空を見上げながらシャッターを切ります。花だけでなく葉のディテールが表現できるように絞りはF2.8を選び撮影しました。

クラス最高の解像度約944万ドットの電子ビューファインダーはさすが、鳥が飛び立つところが見えたのでマニュアルフォーカスですぐに無限遠にピント調整し撮影しました。α7RVのファインダーの見やすさはもちろんですが、レンズそのもののピントの山がとても掴みやすく鳥の飛び立つ一瞬をとらえることができました。

こちらは絞り開放F1.0で撮影、オシャレな電球のフィラメントにピントを合わせました。優しい空気感が伝わる一枚に仕上がりました。

敢えてレンズの癖が出やすいよう露出はプラス補正、ガラス越しの華やかなディスプレイにピントを合わせ絞りはF2で撮影しました。煩さもなく適度に引き締まった前ボケはさすがフォクトレンダー!

発色は実にニュートラルで見たままを再現。F1.2まではとても柔らかくほんわかした表現、F1.4から絞り込んでいくとピント部が徐々に引き締まった印象で「透明感」を感じるヌケの良さ。操る楽しさを教えてくれるレンズだと実感しました。

徐々に暖かさを感じるようになった2月。河津桜を見かけたので絞りはF2.8で撮影しました。F2.8よりも絞り込んでいくと徐々にシャープになり「クール」な印象に仕上がるため、このような被写体では絞り F1~F2.8がこのレンズに適していると感じました。

洗練されたアートな街並みでは「絞りは開け気味」が愉しい。
下町のような建物が密集するような光景では「絞り込んだ」方がその独特な雰囲気が表現できる。

絞りを操る愉しさを強く感じるレンズに久しぶりに出会った気がします。これは街並みスナップに欠かせないレンズになりそう。

『ボケを愛するすべての方に』

そんなメッセージを伝えたくなるレンズ、1本のレンズを持っていれば絞り値を変えるだけでここまで多彩な表現ができるレンズもなかなかないのではないか。そう感じさせるレンズです。

「VMマウント用」「ニコンZマウント用」「キヤノンEOS Rマウント用」は既にリリースされておりますが、ソニー特有の引き締まった表現とも相性が良く、またそこがこのレンズの魅力をさらに引き出してくれているのではないか。ぜひスナップ撮影が好きな方は手に取ってみてはいかがでしょうか。高額なレンズだからこそ安心感が違う!マップカメラネット限定2年保証付きでご予約を承っております。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:24年02月26日 19時38分 ]

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【Canon】EOS 5D Mark IVと、広角と、海辺の景色。

【Canon】EOS 5D Mark IVと、広角と、海辺の景色。

まだまだ寒い日も多いですが、暖かい気温の日が徐々に増えつつあり、だんだんと春が近づいてきたような実感が湧いてきます。
ミラーレスカメラが主流となりつつ昨今、一眼レフカメラでしか得られない光学ファインダーのクリアな視界やカシャン、と心地よく鳴り響くシャッター音が恋しくなり、久しぶりに「Canon(キヤノン) EOS 5D Mark IV」を手にとりました。
一眼レフ、ミラーレス、コンデジとなんでも使いますが、ここ暫くはRシリーズを使用する機会が多かったため、久しぶりに握ったときの重量感に「こんなに重かったかな……」などと思ってしまいました。しかし少し時間が経てばすぐに感覚を思い出して手に馴染んできました。やはりこのしっかりと固定ができるホールド感、安心感はそれなりに重量がないと得られないものだと私は思います。
撮影に行くのが楽しみになったところで、EOS 5D Mark IVのお供に今回私が選んだレンズは広角単焦点の「EF24mm F1.4L II USM」です。一般的な標準ズームで24-70mmや24-105mmの広角側の焦点距離です。ズームと比べて利便性は劣りますが、全域で高画質かつF1.4という単焦点ならではの明るい開放F値が魅力的。
風景、夜景、星景などの景色全般の撮影をする方が多い焦点距離ですが、被写体に近寄って撮影すると背景が歪んでダイナミックな写真を楽しむことができます。またポートレート撮影では風景と馴染ませたり、ハイまたはローアングルにすると脚長に見えてスタイリッシュな人物が撮れたりと表現の幅は広いです。

今回はお台場へ赴き、海辺の景色を撮影しました。


さすがLレンズ。青空の諧調表現が爽やかで繊細な写りに撮影開始から楽しい気分にさせてくれます。


光の色の表現に定評のあるキヤノン。白の部分も白飛びせずに木材の模様やビニールの質感まで丁寧に描写してくれるので安心感があります。


レンズを絞り込んで水面の光の反射をキラキラした八芒星にしました。昼間ですが夜空が地面に広がっているようで綺麗です。


ウミネコたちが羽休めをしていました。思わず望遠レンズが欲しい!と叫んでしまいましたが、今日は24mm一本縛りで来ているので望遠はありません。望遠と広角、逆も然りでこのような経験をされたことがある方はおそらく多くいらっしゃると思います。
悔やんでも仕方がないので24mmで撮れる画を、と思いじりじりとにじり寄ったら思いのほか近づくことができて、満足いく写真が撮れました。広角ならではの画角でしっかりと背景にレインボーブリッジも入りました。


「EF24mm F1.4L II USM」の最短撮影距離は0.25m。砂場にあった大きな足跡をダイナミックに寄って撮影しました。


「EOS 5D Mark IV」の約3040万画素の高画素で細かい砂の粒子が緻密に描写されて高画質な写真を楽しめます。


屋内にいた招き猫のディスプレイ。反射した照明の光を浴びて顎のラインが強調されて陶器のつやつや感がよく伝わってきます。


曇りガラスの背景に木の枝のシルエットがかかり水墨画のような雰囲気に惹かれました。


普段はあまり撮らない抽象的な被写体。F1.4の明るいボケ味でよりふんわりとした抽象的な印象に。

できる限り小型・軽量のものがいいという方にはミラーレスカメラがおすすめですが、重量重視ではなく、手にしたときのホールド感や安心感、一眼レフカメラ特有の心地よいミラーのシャッター音、素通しのレンズで覗けるクリアな視界の光学ファインダーに心惹かれる方にはデジタル一眼レフカメラがおすすめです。その中でも、「EOS 5D Mark IV」は有効画素数約3040万画素、最高約7コマ/秒の高速連写、4K/30P FUll HD/60P動画、デュアルピクセル CMOSで高速かつ滑らかなAFなど、最新のミラーレスにも負けない、まだまだ現役で活躍するスペックを備えたEOSのフラッグシップカメラです。
「EOS 5D Mark IV」は発売から約8年が経ちますが、2024年2月現在で新品の取り扱いもあるカメラなので、キヤノンのサポート面においてもまだまだ安心してお使いいただけます。

当社インターネットサイトからのご注文の場合、
新品は【ネット限定 マップカメラ2年保証】付きです。

[ Category:Canon | 掲載日時:24年02月26日 17時17分 ]

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【OM SYSTEM】初代OM-1で話題の新レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」を試す!

連載中の「カメラを愉しむ」vol.85は「初代OM-1で話題の新レンズOM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISを試す!」をご紹介いたします。

今回はCP+2024のOM SYSTEMブースでも賑わいをみせていた話題の新製品「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」にスポットを。組み合わせるボディは最新モデルでもあるOM-1 MarkII!と思いましたが、「初代 OM-1」と当レンズの相性も気になりセレクトいたしました。それではどうぞご覧ください。

この日の東京は朝まで雪が降っており、午後になって天候が回復。都内を一望できる地上200メートルまで一気にのぼり撮影をスタートしました。

人生の大半は準広角単焦点レンズと標準単焦点レンズの2本で生活している筆者にとって、フルサイズ35mm判換算で1200mm相当の画角は実に新鮮。

新宿から1200mm相当で撮影すると東京湾を挟んで千葉県市原市まで撮影することができます。「5軸シンクロ手ぶれ補正」のお陰で手持ち撮影で身構えることなく撮影できました。

肉眼では見ることのできない世界。ファインダー越しの世界は驚くほど美しい。シャッターボタンを半押しすることでファインダー像も安定するのでピント合わせをするときにも撮影に集中することができます。

地上200メートルから首都高を眺めます。雪の影響で首都高は通行止めとなっており、普段なら交通量の多いこの場所も誰も走っていません。望遠レンズ越しの世界で眺めていると普段気にもしていなかった美しさに気が付くことがあります。
首都高速のカーブや合流、そして上下線で道路が折り重なるなどその造形美に魅了されてしまいました。そんな気づきを与えてくれるのも1200mmの世界があるからこそ。
このレンズでしか味わえない特別な世界を体験することができました。

  続いて超望遠といえば「野鳥撮影」。普段から野鳥を見かけることはありますが、フルサイズ35mm判換算で1200mm相当ともなるとファインダー越しにバードウォッチングができるのが非常に愉しい。

撮影はもちろん愉しいのは言うまでもありませんが、ファインダー越しにシャッターボタンを半押しすると手振れ補正機能が働き、像が安定しますのでじっくりシャッターチャンスを狙います。

この超望遠レンズの世界観を一度体験してしまうと「この軽さとサイズ感で・・・マイクロフォーサーズ最高」という心の声が。鳥の可愛らしい表情や毛並み、そしてオリンパスブルー(OM SYSTEMブルー)の美しさと相まって写欲が増してきます。

シャープさだけでは語れない「立体感」。ただシャープなだけのレンズは世の中に山ほどあります。大切なのはシャープかつ奥行きを感じさせる描写か。

超望遠レンズならではの圧縮感、そして奥行きのある表現をしてくれる実に素晴らしいレンズであると感じました。そして、このような車の塗装面を撮影すると「黒」を「黒」できちんと再現できるOM-1の色再現はとても信頼できる1台であることを再確認いたしました。

徐々に日も暮れはじめ、かもめたちもどこか慌ただしく飛んでいます。薄暗いシーンでしたが、しっかりと1,053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF方式のオートフォーカスは食らいつきシャッターを切るだけで思い通りの撮影ができました。

「手持ちを恐れずに望遠撮影ができる」これはまさにOM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS の組み合わせの最大の強みだと思います。

最後のワンショットは東京タワー。普段なら東京タワー全体を写るように撮影したり、東京の街並みのワンポイントとしてポツンと美しく輝く東京タワーをファインダーに収める。しかし今回は超望遠レンズ、増上寺付近から上を見上げ明らかに周囲のカメラマンたちとは違う風景を筆者はみていたことでしょう。

「一度使うと病みつきになる超望遠」

使えば使うほど手に馴染み、OM-1 MarkIIはもちろんのこと先代モデル「OM-1」でも相性抜群であることがわかりました。野鳥撮影を本格的に始めたい、モータースポーツを撮りたい、飛行機や鉄道を大迫力で撮りたい。どんなシーンでもド迫力の1枚を。ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。2024年3月発売!OM-1 MarkIIを購入して準備するもよし、OM-1 MarkII登場でお求め易くなった「OM-1」と組み合わせるもよし。ぜひ異次元の望遠域を。

高額なレンズだからこそ安心感が違う!マップカメラネット限定2年保証付きでご予約を承っております。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年02月25日 19時20分 ]

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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol. 11~SL2-S(動画撮影)編~

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ぜひお楽しみください!

 

・・・

今回はSL2-Sを使用して動画撮影をしてきました。
普段ライカを使用するときは写真がメインなのでライカで動画を撮影するのは新鮮な思いです。

SL2-Sと一緒に使用したレンズは下記の2本です。
バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.
アポ・バリオ・エルマリート SL90-280mm F2.8-4.0

主にバリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.を手持ちで撮影しました。
アポ・バリオ・エルマリート SL90-280mm F2.8-4.0を使用する際は三脚を使用し撮影をしました。



フォーカスモードはフォローフォーカスを用いて全てマニュアルで行いました。
リグですがSL2-S用ではなくPanasonic S1H用を使用しました。
大きさは問題ないのですが使用していると若干ズレてしまいますのでフォローフォーカスとの併用は厳しそうです。

SL2-Sはモニターがチルトしませんので外部モニターがあると撮影しやすいと思います。

動画の雰囲気はデジタルっぽさを感じさせないようなものにしたかったので動画編集ソフトDavinch Resolveを使用してフィルムチックなテイストにしました。

では動画をご覧ください。


今まで望遠域を使って動画撮影することは少なかったのですが、使ってみると普段自分が見ている景色とは異なった表現ができる魅力に気付き、よく使うようになりました。
アポ・バリオエルマーSL90-280mm F2.8はアポクロマート塗装されたレンズで色収差が抑えられており見たままの景色を写すには持ってこいです。
今回はフィルムをイメージして撮影したので少し荒く見えますが編集前はかなり綺麗です。



バリオ・エルマーSL24-70mmF2.8は言うまでもなく万能なレンズです。
ボケ感に関してもF2.8であればしっかりと出せますし、手持ちでマニュアルフォーカスであれば丁度良いくらいです。


最短撮影距離は24mmで18cm,75mmで38cmまで寄ることができ近接撮影にも重宝します。
Mマウントレンズは被写体に寄れないレンズが多いですがSLレンズでは寄れるレンズが多いので助かります。

動画撮影をしてみて手振れ補正の強さには驚きました。
勿論、ジンバルのようにはいきませんが程よいブレに収まります。
更に編集ソフトのスタビライズを使用するとかなり安定感がありました。

Leicaで動画撮影。
筆者にとっては新たな試みでしたが、これからもお世話になりそうです。

 

その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。


 


 


 


[ Category:etc. Leica | 掲載日時:24年02月25日 19時06分 ]

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【CP+2024】現地レポート!話題の新製品と注目ブースを動画でご紹介します!

【CP+2024】現地レポート!話題の新製品と注目ブースを動画でご紹介します!

「CP+2024」
カメラと写真のワールドプレミアショー、ついに今年もこの時期がやってきました!!

マップカメラYouTubeスタッフも初日から駆けつけ、大注目の新製品にも一足先に触れてきました。
詳細は動画で公開しているので是非そちらもあわせてご覧ください。

※右上の三本線「≡」をクリックすると再生リストが表示されます
今回のブログではスタッフが気になった新製品や、撮影のオフショットなど会場での様子をお届けします!

 FUJIFILM X100VI

2024年3月下旬発売予定

2011年3月に登場した初代X100から、13年の時を経て6世代目へと進化したモデルです。
新モデルを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?
今後もマップカメラではX100VIのコンテンツを作成予定ですので乞うご期待です!

 SONY FE 24-50mm F2.8 G

2024年5月17日発売予定

35mmフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズが登場。
実際にボディと組み合わせて持ってみると、こんなにコンパクトサイズ!
普段使いはもちろん旅行に持っていくにも最適です。

 SIGMA Sports 500mm F5.6 DG DN OS(ソニーE/ライカLマウント)

2024年3月14日発売予定

技術の集積が到達した新しい超望遠体験ができるこちらの1本。
あまりの小型・軽量サイズに驚くスタッフ。
手持ち撮影ができるハンディサイズの500mmがいよいよ登場です!

また、さまざまなメーカーのブースでは、SNSフォローやアンケートに答えるともらえるオリジナルグッズも多数ありました。
グッズがもらえるのもCP+ならではの醍醐味です。

他にも様々なメーカーが目白押しでスタッフ一同、熱が入ります。
実際に手に取れるのはもちろん、展示などもメーカーによって個性があり、より一層楽しむことができました。
カメラ愛が止まらず、物欲も刺激される1日となりました。

YouTubeチャンネルでは、ここでは紹介しきれなかったより詳しい新製品情報や会場での様子を公開中です。
CP+2024に行かれた方はもちろん、来年こそは行ってみたい!という方もぜひご覧ください。
「この新製品が気になった」「欲しい」という方はぜひコメント欄で教えてください!チャンネル登録・高評価もお待ちしています。

CP+2024での新製品情報はこちらをクリック↓

[ Category:未分類 | 掲載日時:24年02月25日 18時29分 ]

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【Voigtlander】NOKTON D35mm F1.2と雨の2月を行く

2月の中旬、目的地に到着して最初に目に入った梅たちはモコモコと見頃を迎えていました。
考えてみれば毎年桜を見に行く計画はあっても、梅を見る機会というのは街中で遭遇出来たら、程度です。

撮影の日はあいにくの雨でしたが、今年は歴史ある湯島天神梅まつりへ。

今回持ち出したレンズはVoigtlander NOKTON D35mm F1.2(ニコンZ/APS-C用)。
DXフォーマットの本レンズは35mm判換算50mmの焦点距離に、F1.2の明るさを持ちながら手のひらサイズに収まる使い勝手の良いマニュアルフォーカスレンズになっています。今回ボディはNikon Z50を使用していますが、クラシカルなZ fcとの組み合わせはよくなじみます。

1枚目は開放F1.2、2枚目はF4に絞って撮影したものになります。
開放のときは輪郭が滲むような描写に、徐々に絞っていくと現れるピント面のシャープさ。
被写体によって合わせていくのも楽しい、絞り値で顕著に表情が変わるレンズです。

    

天候の影響か、この日は境内の屋台はほとんどがお休みでした。
厳かな空間に並ぶ、色とりどりの屋台は夏祭りのような賑やかさはありませんが、本レンズのしっとりとした色のりがこの日の空気を表してくれるように思えました。

真っ白で小振りの梅も可愛らしい。
こまごまとした背景になるとオールドレンズライクなざわつきのあるボケが際立ちます。
縦構図で前後ボケを利用して、奥行きある1枚に。

冬の雨は体に堪えるので湯島天神を後にしてひとやすみ、喫茶店へ。
友人はアイスカフェラテ、私はティーフロートを注文しました。何歳になっても、寒くても、つい欲張ってアイスクリームの乗ったものを選んでしまいます。
最短撮影距離は30cmですが先述したように換算50mmのレンズのため、テーブルフォトでは一部分を切り取るような画角になります。開放の特徴的で柔らかな描写がお店の雰囲気とよくマッチしました。

傘で両手がふさがる中での撮影でしたが、マニュアルレンズ、またフォクトレンダーレンズの”味”をしっかり楽しめる1本でした。

NOKTON D35mm F1.2、また今度は晴れの日に連れ出したいレンズです。

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:24年02月25日 16時00分 ]

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【Nikon】Z5で撮影された「美しい日本の風景写真」をご紹介!

【Nikon】Z5で撮影された「美しい日本の風景写真」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約40万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。

本日はご投稿いただいた『Nikon Z5』の作品の中から6作品をご紹介! 本格的な画づくりと高いコストパフォーマンスを両立したフルサイズミラーレスカメラ『Nikon Z5』で撮影された、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】京都 八坂スナップ3 <投稿作品を見る

【投稿者】Imoke_pi 様

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(マウントアダプター使用)



【作品名】宇治 塔の島 <投稿作品を見る

【投稿者】Imoke_pi 様

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR


【作品名】パッと光って咲いた <投稿作品を見る

【投稿者】KENTO 様

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR


【作品名】彩色千輪菊 <投稿作品を見る

【投稿者】Taishi Wajima 様

【投稿者コメント】住宅地から花火を撮影しました。

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR



【作品名】宇治平等院ライトアップ1 <投稿作品を見る

【投稿者】Imoke_pi 様

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR Z 24-70mm F4 S



【作品名】昼間の東京駅2 <投稿作品を見る

【投稿者】Imoke_pi 様

【使用機材】Nikon Z5 + NIKKOR Z 28mm F2.8


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年02月25日 12時00分 ]

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【SONY】「小型&高画質&コスパ良し」3拍子揃った名機~α7C+FE PZ16-35mm F4 G~

【SONY】「小型&高画質&コスパ良し」3拍子揃った名機~α7C+FE PZ16-35mm F4 G~

ミラーレス一眼を購入するときに必ず考える事。
サイズ、重さ、画質、価格、デザイン等々・・・
特に今回ご紹介するモデルはどちらかと言うと
常に最新のモデルを求める方というよりも、実用性を求める方、
あまりカメラに詳しくないけど写真は本格的なクオリティを求める方におすすめのモデルです。

SONY α7C ILCE-7C(以下α7C)
ソニーのフルサイズモデルα7シリーズでもコンパクトさに特化したモデルです。

今回はα7Cのサイズに合うレンズとしてFE PZ16-35mm F4 Gを使っています。
SONYのEマウントレンズには数多くの魅力的なレンズがありますが
α7Cにおいてはせっかくのコンパクトさを損なわないように比較的小型のレンズを選ぶことをお勧めします。



超広角で開放F4通しのズームレンズではありますが大きすぎないサイズでα7Cにはしっくりきます。

ここからは実際に撮影した写真をご紹介します。

広角レンズは背景をぼかすのが難しい印象があるかと思いますが、
ズームの望遠側で絞りを開放値F4にすることによってボケをしっかり作ることができます。
望遠側といっても最大で35mmの画角ですので景色次第で広い範囲の背景をぼかすことができるのが魅力です。


レンズの性能に加えて、α7Cが小型ボディながらもフルサイズセンサーを搭載しているカメラということもあり、より綺麗なボケを作ることが出来ます。単焦点レンズとまでは言えませんが広角ズームレンズでも十分な働きをしてくれます。




広角レンズは人間の視野には収まらないダイナミックな描写を切り抜いてくれます。
標準~望遠レンズに比べて画面に入ってくる被写体の情報量が多く、構図を決めるのがなかなか難しいですが
大きな建造物や広大な土地を間近で見た時に綺麗に画面に収めてくれますので、1本は必ず持っておくべきレンズだと思います。




α7Cは一般的な使用で考えれば解像感も十分ですので、細かい描写を要する風景写真を安心して撮影することができます。





35mm側で使えばスナップ撮影に適した画角にもなりますので思っていた以上に扱いやすいレンズです。
α7Cとの組み合わせであれば重さも気になりませんので、この1本を装着して鞄に忍ばせておくのもおすすめです。

最後にお伝えしなければならないのが、α7Cのコストパフォーマンスの高さ。
現行モデルでありがなら、中古であれば高性能なフルサイズモデルがお手頃な価格で
手に入れられるという好条件は何よりも魅力だと思います。
最新モデルにこだわらず実用性重視の方にはかなりおすすめのモデルです。

▼今回使用した機材はこちら▼







[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月25日 11時30分 ]

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【SIGMA】fpと過ごすコンパクトな旅行

CP+2024でも軽量な望遠単焦点レンズ「Sports 500mm F5.6 DG DN OS」やフルサイズ対応の対角魚眼レンズ「Art 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」等でユーザーをわくわくさせてくれるSIGMA。
今回はそんなSIGMAの機材と共に、ランダムで行き先が決まる旅行プランを利用して盛岡へ小旅行にいってまいりました。
せっかくなので思い出をVlog風に残したら楽しそうだと思いコンパクトなものを中心に下記の機材を選びました。

〇使用機材
SIGMA fp:
静止画と動画をコンパクトなボディで撮影できるフルサイズミラーレスです。
レンズを工夫すればポケットに入ります。

SIGMA Contemporary 45mm F2.8 DG DN (ライカSL/TL用):
35mm、50mm、65mmなどさまざまなレンズをfpで試しましたがやはり1本だけ持っていくとなると筆者の中ではこのレンズになりました。
レンズキットとしてラインナップされているのも嬉しいです。

ZHIYUN CRANE M2S:
コンパクトなfpにはちょうど良いサイズのジンバルです。
もちろんもっと大がかりなジンバルを使用すれば安定感も増しますが、今回は軽快に旅行するのがめあて。
鞄にすっと差し込めるので必要に応じて撮影するのにぴったりです。

セッティングしてみるとこの様にとてもコンパクト。
片手で持てるほどです。

カラーモードは全編「パウダーブルー」を使用しております。
ぜひ動画をご覧ください。

映像記録設定は、手軽にVlogということで、フォーマット:MOV、圧縮形式:GOP、解像度:UHD、24フレームで撮影しています。
今回は新幹線で盛岡へとむかいます。
リュックにジンバルとfp、レンズを詰めて綺麗な景色が見えたら組み立て、撮影をしようと意気込んでいました。

新幹線に乗るや否や流れる車窓がきれいでさっそくジンバルをセット、良く晴れた日でパウダーブルーの色味に非常によく合いました。
ピントはMFにして遠景にのみ合わせ撮影を始めました。

落ち着いたコントラストでやさしい色合いのカラーモード「パウダーブルー」はfp Lの登場と共に登場しました。
既に適応されているものがほとんどかと思いますが、その後のアップデートでfpでも使用することができるようになりました。
動画の切り抜きのため若干荒いですが、快晴の冬の空の下、すれ違う電車や移り変わる景色にぴったりなカラーモードだと思います。

残念ながら雪は積もっていなかったのですが、その分足元も良くたくさん散歩することができました。
その場で具を詰めてくれる地元のパン屋さんに立ち寄ることもでき、ボリューム満点のパンをほおばることができました。
今回使用したZHIYUN CRANE M2Sは大ぶりなコッペパンをほおばりながらでも難なく操作できました。
ご飯を食べながらジンバルを使うというのはあまり行儀が良くないですが、もしそのような機会があるという方にはおすすめだと思います。

盛岡城址公園は非常に見晴らしも良く、日当たりも最高だったので散歩の休憩にぴったりでした。
自分のペースでのんびり撮影をするということが多い一日でした。
動画と静止画のモードを物理的なボタンで切り替えることができ、そのうえシンプルなメニューのため自分がしたいことを忠実にかなえてくれるカメラだと思います。
メカシャッター非搭載のため素早く動く被写体は苦手ですが、風景やスナップであればまったく問題なく使用することができました。
また、持ち歩いている時のコロっとした姿が愛らしく、1人旅でもさみしい気持ちになりませんでした。
これは性能以上に魅力的なポイントでした。ぜひお供に。

今回は車窓と盛岡でのお散歩を記録してみました。
コンパクトなfpとジンバルのセットだからこそ疲れずに撮影ができたと思っています。

 

今回使用したものたちはこちらから! 当社インターネットからのご購入の場合は「【ネット限定】新品2年保証つき」です!

中古はこちらからどうぞ!

[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年02月24日 18時13分 ]

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【Canon】EOS R7で撮影された「野鳥写真」をご紹介!

【Canon】EOS R7で撮影された「野鳥写真」をご紹介!

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本日はご投稿いただいた『Canon EOS R7』の作品の中から6作品をご紹介! 新開発の有効画素数最大約3250万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により、APS-CサイズCMOS センサー搭載のEOS史上最高解像性能を実現した『Canon EOS R7』で撮影された、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】公園の仲間493-② <投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi 様

【投稿者コメント】公園で出会いました(ウメジロウ)。

【使用機材】Canon EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM


【作品名】公園の仲間486-① <投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi 様

【投稿者コメント】公園で出会いました(モズ)。

【使用機材】Canon EOS R7 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM



【作品名】カワセミ① <投稿作品を見る

【投稿者】fwnh5018 様

【使用機材】Canon EOS R7 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM



【作品名】カメラ目線のユリカモメ <投稿作品を見る

【投稿者】タケシ 様

【使用機材】Canon EOS R7 + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM(マウントアダプター使用)


【作品名】飛翔 <投稿作品を見る

【投稿者】タケシ 様

【投稿者コメント】SIGMAの望遠レンズで初めて挑んだ野鳥撮影でした。

【使用機材】Canon EOS R7 + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM(マウントアダプター使用)



【作品名】春が来た <投稿作品を見る

【投稿者】riki 様

【使用機材】Canon EOS R7 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(マウントアダプター使用)


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[ Category:Canon | 掲載日時:24年02月24日 13時36分 ]

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【Leica】M3と歩む 7

これは筆者がLeica M3を購入し、のんびりと歩いていくお話です。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

海辺が好きです。

以前述べたように、私が海無し県出身で今は山の麓に住んでいるからでしょう。

M3を手にしてから早1年、東西南北様々な海を見に行きました。

英虞湾のリアス式海岸、千里浜、外房、氣比の松原、ほかにも色々。

ここで「1年でやっと水平の出た写真を撮れるようになりました」なんて言えればよいのですが、まだまだ鍛錬が足りないようです。

秋田のウユニ塩湖とも呼ばれる遠浅の海岸で、長い間波に曝された岩の模様が素敵です。

しっかりと絞り込み、抜けの良い描写を愉しみます。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

夕暮れの海岸線をのんびりと走っていましたが、この風景を見て車を停めました。

水平線に反射する太陽と、その光を受ける防風林というには少し心許ない並木が美しいです。

M3を手にした当初は絞りを変えて何枚か同じ構図で撮影していました。

しかし、ようやくどの絞りでどう映るのかが分かるようになり最近ではそういったことはしなくなりました。

少し太陽の位置が低かったので、手でハレ切りしつつ1枚だけシャッターを切ります。

少しフレアが出てしまいましたが、やさしい雰囲気になっています。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

ズミクロンはただただ質感描写に優れています。

モノクロと一口に言ってもコントラストの強弱、粒状感、ハイライトからシャドーまでの階調、様々な要素があります。

筆者はモノクロと言えば中間階調に優れ粒状感の細かいある種”眠たい”写真が好みですが、人によってはコントラストが高くメリハリがあり、暗部の粒状感が目立つようなモノクロが好きな方も多くいらっしゃるかと思います。

自分好みのフィルム、現像方法、それに合うレンズ、構図や被写体。

たった数年ではモノクロのモの字も理解したことにはならないのでしょう。先は長いです。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

季節外れの菜の花畑へ。

しっかりと絞りつつも判の大きさから被写界深度から出てしまう手前の花々。

カラーならボカしきってしまいますが、色情報がないので輪郭を伴った前ボケを愉しんでみます。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

恐山に来ました。人は多くいるものの皆どこか神妙な面持ちをしています。

青緑の大きな湖があり、真っ白な地面と相まってこの世ではないようです。

風が強く吹いており、風車が一輪だけ回っていました。

この動きを残したいと絞り込みシャッタースピードを限界まで落とします。

 

Kentmere Pan100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

最後はどこまでも続くような地平線、水平線を。

細波と西日の反射を美しく描いてくれました。

 

やっと1年、まだ1年。

この1年で様々なことが変わりましたが、M3を首から提げてふらふらと歩みを進めていることは変わりませんでした。

この先も同じように歩んでいけることを願って。

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:24年02月24日 12時40分 ]

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【Nikon】『にーよん』から始める新年度【Z 14-24mm F2.8 S】

【Nikon】『にーよん』から始める新年度【Z 14-24mm F2.8 S】

少しづつではありますが、春の足音が聞こえてきました。
新生活が待っている新年度に向けて、機材を新調したい方もいらっしゃると思います。

今回は『2024年』の『24』にかけまして、
スタッフがお勧めする『24』の数字を含めたカメラ、レンズを全5回に分けて紹介していきます。
新しい機材選びの参考にしていただければ幸いです。

今回、紹介するレンズは
Nikon NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S です。


2020年10月に発売された広角ズームです。
約1kgの重さがあった『AF-S 14-24mm F2.8G ED』から、
約650gへの軽量化に成功しています。

 


個人的な感想ではありますが、
広角レンズはやはり広いシーンを撮影するのが気持ちいいです。
物がある程度密集している場所ならば、広角レンズ特有の歪みが強調されます。

 


ズームレンズの利点は構えたその場で微調整する事で
映り込む被写体を切り取れる点にあります。
広角レンズで広い空間を撮影する際は余計なものが入りやすい為、
ズームで微調整できるのは助かります。

 


もう一歩進みたいけれども進めない、後退も難しいといった足場での撮影状況でもズームレンズは活躍します。

 


最短撮影距離はズーム全域が撮像面から0.28m
接写するとZ 14-24mm F2.8 Sのコントラストが高めでシャープな絵がわかります。

 


ボケの形は綺麗な円形で、ハッキリとした円形が重なって出ます。

 


ある程度自由が利く14-24mmレンズなので、スナップショットも楽しめます。

 

いかがでしたでしょうか。
絞り値や露出補正、ISO感度等を設定できるコントロールリングもある為、レンズ側で素早い設定変更ができます。
また、レンズ駆動音や操作音が非常に静かなので、動画撮影にも適しています。
14から24mmのズームは被写体を広範囲に撮影する際には微調整しやすく、
レンズの重量や使い勝手も良かった為、ストレス無く撮影を楽しめました。

次回もお楽しみに!

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年02月23日 17時00分 ]

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【SONY】高画素カメラ×ZEISS Batis

ソニーEマウント用に設計されたオートフォーカスを使用できるZEISSレンズシリーズ「Batis」。その中でも特にBatis 40mm F2 CFはBatisシリーズの中でも一番人気があるレンズです。

今回は大人気レンズBatis 40mm F2 CFと有効約4240万画素であるSONY α7RⅢと共に街中を散歩して参りました。

散歩当日は生憎の雨模様でしたが、ボディ、レンズ共に防塵・防滴に配慮した設計であるため、多少の雨なら問題ありません。

SONYミラーレスカメラは完全なる防塵防滴性能ではありません。傘を差しながら、なるべく雨に濡れないよう気を付けつつ撮影を楽しみました。

一昔前では「雨だから撮影はできない」という考え方でしたが、昨今は防塵・防滴に配慮したカメラ・レンズが多い事もあり「雨だからこそ撮れる景色がある」という気持ちになれますので、雨でも億劫な気持ちになる事が少なくなりました。

Batis 40mm F2 CFの魅力の1つは最短距離が24cmであることからクローズフォーカス撮影に適しております。マクロレンズまで被写体を大きく写すことは出来ませんが、他の標準レンズよりは寄って被写体を大きく写すことが出来ます。

上記の写真も雨粒が乗っている植物に出来るだけ近寄って撮影してみました。最短撮影距離が長い標準レンズでしたらこのような写真は撮影が出来ません。Batis 40mm F2 CFで良かったと感じた事と同時に、雨粒の立体感に思わず息を吞んでしまいました。さすが、Batis。α7RⅢの高画素の描写をしっかり表現できております。

高画素機であるが故、より繊細なピント合わせが必要となります。絞って撮影する際も写真内どこに視線誘導をさせたいか考え、主題にピントをしっかり合わせます。

今回ピント合わせは全てカメラ任せ。雨の為傘を差しながらの撮影でしたが、素早いオートフォーカスのおかげで合わせたいピント位置にストレスなく撮影を楽しむことが出来ました。また、カメラにあるマルチセレクターのおかげで自分がピントを合わせたい位置へ正確に合わせられます。

高画素機シリーズの前モデルであるα7RⅡ、α7Rにはこちらのマルチセレクターはありません。マルチセレクターがあるおかげで素早くAFポイントを選択する事ができますので、片手での操作も可能でした。レスポンス良く操作が出来る事はα7RⅢを選択している理由の1つでもあります。

今回使用しているBatis 40mm F2 CF。人間の視野に近いと言われている50mmよりも少し広い画角で、街中でのお散歩で使用する撮影に丁度良い単焦点レンズです。

上記のように良いと思った被写体の全体を写す事がその場から行うことが概ね可能な画角です。

その上近くに寄って大きく写す事もできます。臨機応変に楽しみやすく、万能な画角ですのでお散歩にピッタリです。

またα7RⅢの忠実な色表現、Batis 40mm F2 CFの発色やコントラスト表現の素晴らしさ、この組み合わせだからこそ撮れた写真たちだと感じます。

印象的な彫刻があり、それぞれ瞳にピントを合わせて撮影してみました。

凛とした空気感が写真から伝わってきます。まるで目の前にあるかのような立体感ある描写に感激しました。ボケ味もとても綺麗です。

「さあ帰ろう」とカメラをカバンに入れようとした瞬間、雨が上がりかけた光の反射が綺麗だと感じ、ローアングルから上記の写真を撮影しました。

行きも帰りも、見慣れた光景も知らない光景も、写真は普段は見過ごしてしまうような細かいところに気付く事ができると感じます。いつもであれば足早に立ち去ってしまう景色でしたが、カメラを持って歩いていたおかげで写真を撮ることが出来ました。

目に留まらぬようなちょっとした美しい景色も気付くきっかけを与えてくれる、そんなところも写真の良い所の1つだと感じます。

雨の日に撮影した際は、より入念なカメラのお手入れを忘れずに。

いつものカバンに入れられるサイズ感の組み合わせα7RⅢとBatis 40mm F2 CFですが、このサイズ感からは想像できない程驚きの表現力で写真を楽しむ事が出来ました。

画素数が多いと画質を落とさずにトリミングが出来たり、A2サイズ等の大きい写真用紙への印刷も綺麗に行うことが出来、高画素機ならではの恩恵を受ける事ができます。
写真一部分を拡大した時に見た表現力の素晴らしさ、高画素機への憧れは誰しも一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。有効約4240万画素のモデルも中古であればお求めやすい価格で手に入れられるという点もα7RⅢの魅力の一つです。

Batis 40mm F2 CFも中古であればお得に購入が出来ます。更には今なら中古セール「USED SPECIAL PRICE」を2/26(月) 17:59まで行っている事に加え、ネット限定にて中古全品ポイント5倍キャンペーンも行っています。セール対象品を購入すればダブルでお買い得に!中古がお買い得なこの機会をぜひお見逃しなく。

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▽新品はこちら(α7RⅢの新品は販売終了しております)▽

 

▽クリーニングにオススメなアイテムはこちら▽

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【OM SYSTEM】新製品!「OM-1 Mark II」唯一無二、その一瞬は想像を超える。

【OM SYSTEM】新製品!「OM-1 Mark II」唯一無二、その一瞬は想像を超える。

本日2/23は皆様お待ちかねの「OM-1 Mark II」の発売日です。OM SYSTEMから新たなフラッグシップカメラが登場しました。
マップカメラでは先行レビューにて、一足先に本機を紹介しておりますので、それらも交えて外観をご覧ください。まだご存知ない方も、既にご存知の方も、この機会に本機の素晴らしさを感じていただければ幸いです。

先代「OM-1」からの外観の変更箇所は、2つ。センターファインダー部に彫り込まれているブランドロゴと、センサー右下に配されているロゴです。

センターには〈OLYMPUS〉、右下には〈OM SYSTEM〉と装飾されていた「OM-1」から、それぞれ〈OM SYSTEM〉〈II〉に変更されました。
ブランドの確立を感じます。今までの伝統的なデザインを踏襲しつつ、統一されたロゴでより一層格好良いカメラになっております。

ボディのサイズや重さはそのままに、優れた新機能や更なる進化を遂げたお馴染みのあの性能が盛り込まれている「OM-1 Mark II」。
触ると感じられる変更点がもう1つあります。グリップ部分のダイヤルの素材です。ダイヤルの操作時、指へのかかりがよりしっかりと感じられる仕様になっています。

グリップの握り具合も向上しています。ほんの少しグリップが太く、溝も深くなっており、右手に一層馴染んでくれました。
撮影時は首からネックストラップを外してしまう筆者としては、とても嬉しい変更点です。

ダイヤルや側面の端子・バッテリーに関しましても、先代「OM-1」と同一のもので構成されています。
『以前と違和感なく、もっと撮影を楽しむことが出来ます!』お買い替えをお悩みの方に、1番にお伝えしたいメリットです。

新たに盛り込まれた機能は、以下の5点。

●被写体選択〈人物〉機能
●ライブGND機能 GND2~GND8
●縦位置動画
●WEBカメラとして使用可能(USBビデオクラス / オーディオクラス対応PCにUSB接続した場合)
●ゴミ箱ボタンをMENUボタンとしてカスタマイズ可能

被写体選択機能に〈人物〉が追加されました。オリンピックイヤーの本年に大活躍間違いなしの機能です。
menuボタンを右下ゴミ箱ボタンに付与することで、ほとんどの操作を親指1本で行える新機能に喜んでいるのは、筆者だけではないはず…
今回の目玉、ライブGND機能。カメラ1台であんなことやこんなことまで出来てしまうこの機能については、先行レビュー第2弾にて魅力をご堪能ください。

【先行レビュー第2弾】OM SYSTEM OM-1 Mark II を深堀り!~強力な手振れ補正とライブGND機能に迫る~

進化した性能は、以下7点。

●AI被写体認識AF
●SH2連写 25fps / 50fpsに「12.5fps」「16.7fps」追加
●連続撮影枚数 120fps時 JPEG約219枚 / RAW約213枚
●5軸手振れ補正効果 ボディ単体8.5段 / レンズシンクロ手振れ補正時8.5段
●ライブND ND2~ND128
●ハイレゾショットRAW記録bit数(12bitに、「14bit」追加)
●OM Capture 無線(Wi-Fi)にカメラコントロール(テザー)追加

撮影の幅が広がる進化が盛り沢山です。
驚異のAI被写体認識AFについては先行レビュー第1弾を、史上最強の手ブレ補正については、先行レビュー第3弾で詳しく紹介しております。是非こちらもご覧ください。

【先行レビュー第1弾】打倒フルサイズ機!「OM-1 Mark II」は最高峰の野鳥撮影機 -進化したAI被写体認識AF/プロキャプチャーモード
【先行レビュー第3弾】手持ち撮影 10秒露光縛りに挑戦!「OM-1 Mark II」は史上最高峰のブレないカメラ

 

最後までご覧頂きありがとうございます。本記事ではまだまだお伝えしきれない魅力が、「OM-1 Mark II」には凝縮されています。気になる方は是非当店までお問い合わせください。心よりお待ちしております。

発売記念キャッシュバックキャンペーン!!!
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[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年02月23日 11時01分 ]

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【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.10    ~M11-P + Summilux M35mm F1.4 2nd編~

【Leica】ライカ好きスタッフが語るライカの魅力 vol.10    ~M11-P + Summilux M35mm F1.4 2nd編~

2024年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは11周年を迎えました。
THE MAP TIMESでは引き続き、ライカの世界を楽しんでいただけるよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。
今年はフォトコンテストのテーマ『新感覚』にちなみ、ライカ好きスタッフが普段と違った機材に挑戦していきます。ぜひお楽しみください!

 

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今回ご紹介するのは『Summilux M35mm F1.4 2nd』。普段は『M6』にマウントして近所を歩いてみたり家族を写してみたり。そのハンドリングの良さと、あらゆる環境下でも確実にチャンスをモノにするタフさに大きな信頼を寄せています。逆光下での被写体を覆い隠すようなフレアや色や形を変えて現れるゴースト、柔らかい滲みのなかにある確かなピント面。個性豊かな描写で知られる本レンズは『クセ玉』の愛称で知られ、使う者もクセになるライカの歴史に必要不可欠な存在です。今回は『新感覚』ということで最新の『M11-P』に装着、ゆるりと撮り歩いてまいりました。

 

 

 

意識を中央に向けさせるほど良い周辺減光、背景はナチュラルで解放付近の撮影であれば大きく被写体を浮き立たせることも可能です。状況によっては暴れ放題なフレアやゴーストとは打って変わって、フリンジの類がほとんど見られないのもこのレンズの大きな特徴。甘くなりすぎず、周辺が落ちすぎずというところで筆者はF値を2まで絞って使うことが多い気がしています。

 

 

 

こちらの2カットはF8まで絞って撮影。遠景描写は得意ではありませんが、硬すぎず写したいものをしっかり描き切る力は年代を感じさせません。

 

 

 

 

逆光に向けたくなるレンズです。美しいフレアとゴーストに包まれるピント面は柔らかくもしっかりと解像しています。

 

 

 

スポーツ観戦に持ち出しましたが臨場感もよく表れています。照明をフィルターなしでこんな風に楽しめるのも、このレンズの魅力の一つ。

 

 

 

少し格好つけて切り撮るイメージの50ミリと違い、視野に近く少し肩の力を抜くことのできるこの画角。休みたいけど歩きたい、そんな休日にぴったりです。

 

 

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「ハレ(晴れ)の日に、太陽に向けたくなるレンズ」ランキングがあるとするならば、個人的ナンバーワンはこのレンズです。角度や撮影距離、絞りによって表情を変えるその描写に、途方に暮れることもあれば息を飲むこともある。手を焼きながらも手を離すことのできない、そんな魔力を持った逸品だと思います。

その他の『ライカ好きスタッフが語るライカの魅力』はこちらから。どうぞご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:24年02月22日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】牡丹とX-H2。

寒い日が続く中、この日は暖かい日差しが差し込み心地のよい1日でした。
暖かい気温に感謝して、上野まで牡丹を見に出かけました。

今回持ち出したカメラは、FUJIFILM X-H2とCarl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロという組み合わせです。
X-H2はXシリーズ史上最高画質のフラッグシップモデルで、約4020万画素の圧倒的な解像力を楽しめるボディとなっております。

初めて牡丹の蕾を見ました。これから咲く花びらに心が躍り、ハイキー気味に撮影した1枚です。
蕾を際立たせるなめらかなボケ感に引き込まれます。

華やかな花手水。フォトジェニックな被写体に多くの人がカメラを構えていました。
周りに多くの人がいて中々近寄れないなという時にも便利なデジタルテレコン機能を使ってみました。
ファンクションキーに割り当てておくと簡単に切り替えることができ、かなり便利でした。
元が高画素なので1.4倍で撮影しても約2000万画素と、画質の劣化もそこまで気になりません。


高発色な色のりとディテールの表現力に魅了されます。
牡丹の花びらの柔らかさをしっかり描写しています。

近くに梅の花も咲いていました。濃いピンクの梅の花と青い空のコントラストが印象的です。
今回使用したCarl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロは中望遠のスナップレンズとしても使いやすいレンズでした。

いかがでしょうか。

高画素機でマクロレンズを使用するのは初めてでしたが、リアルな質感の描写が得られて楽しい撮影となりました。



[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年02月22日 16時30分 ]

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【Canon】 EOS R7を使って考えたCanon人気の理由に関して

【Canon】 EOS R7を使って考えたCanon人気の理由に関して

「カメラが欲しかったから”なんか良いらしい”Canonのカメラを買ってみた」
最近、カメラを購入した友人たちは口をそろえてそう言いました。
そうでなくとも、Canonのカメラをまず使ってみる人が多いようです。

最初に白状してしまうと、私自身はNikonのカメラを愛用しています。
家族もNikonを使っていたこともあり、最初のカメラのメーカー選びで迷うことなくNikonを選びました。
だからこそ、気になります。
なぜ、私の友人たち含め多くの人にCanonは選ばれているのか。
Canonを使ってみて、その理由を考えたいと思います。


今回選んだボディはEOS R7。レンズは迷いましたが、まずは基本のレンズキットを使ってみようと思いました。
R7のレンズキットには、「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズがついています。
R7はAPS-Cのカメラのため、35mm判換算で29-240mmとなります。広角から望遠までカバーしているため、このレンズさえあればほとんど撮りたいものは撮れてしまう焦点距離のレンズです。
「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のレンズの名称の意味について簡単に説明しますと、「RF-S」はCanonのミラーレスのRFマウントの中でもAPS-C用に作られたレンズのことです。EFレンズとは異なり、フルサイズボディにもクロップはされますが装着することが可能です。
「IS」は手振れ補正が搭載されていること、「STM」はステッピングモーターが搭載されているとう意味です。静音のモーターが特徴のモーターです。
レンズについている英字は意味を抑えてしまえばレンズ選びの頼もしい味方になってくれます。

まず、このカメラを使ってみて驚いたのがとにかく軽いということ。
R7自体は612gですが特筆すべきはレンズの重量です。レンズは310gしかありません。
レンズのマウントをプラスチック製にすることで軽量化を実現しています。
今回は、片手にカメラを持って撮影していますが一度も重さを感じたことはありませんでした。

Canonのカメラは、どのスペックのものでも同レベルの他メーカーのカメラと比べると軽さが際立つものが多いと思います。
カメラを選ぶ決めては色々ですが、まずは持ち運びしたいと思う軽さであるか、という点も重要だと思います。ここもCanonの人気の一助だと思われます。

モーニングでも食べようと思い、カフェに行きました。
ラムバターを挟んだバゲットが美味しそうだったので注文してしばらく待ちます。
到着して、まず食べる前に一枚写真を撮りました。

このレンズは最短撮影距離が0.17mのレンズです。例えば、SONYの似た焦点距離のAPS-C用レンズであるE 18-135mm F3.5-5.6 OSSは0.45mですので、かなり近くまで寄れるレンズであることが分かります。
このバゲットは皮がパリパリで中はしっとりで非常においしいものでした。
写真に写すと、その皮のパリッとした質感がしっかりと表現されています。
軽いレンズとなると、描写は今一つなのではないか…そのようなことは全くありませんでした。

用事があったので久しぶりに実家へ帰りました。
知り合いから冷凍しらすを1キロもらったとのことで、この日のランチはしらすたっぷりのランチでした。
実家で作ってもらったごはんは、当たり前のように食べてしまいますが年々食べる機会は減っていくものです。
いい機会なので写真に撮りました。

EOS R7は、新開発の有効画素数最大約3250万画素APS-Cサイズ CMOSセンサーを搭載しているハイエンドモデルとなります。
機能が最先端のカメラであることは間違いありませんが、まず最初に使ってみて感動したことはカメラを使う人が使いやすいようなデザインになっていることです。

一つ目は、グリップです。
手にしっくりくる形状をしているため、力を入れやすく握りやすい形になっています。
なぜ、こんなに手にしっくりくるのか。グリップを握りながら考えてみました。
グリップとカメラ本体が直角90度になっていることが分かりました。
90度にたっていると、中指・薬指・小指といったカメラ前面に出てくる指に力が入りやすくなるように感じました。
グリップとカメラ本体がなだらかになっている場合、中指や薬指などよりも親指を中心としてカメラを持ちます。
そのため、他のカメラと比べて親指の自由度が高くなっています。

これが、二つ目のデザイン性に繋がると考えられます。
使いやすいと感じたデザインの二つ目は、コントロールホイールがファインダー近く、親指の伸ばした範囲にあることです。
コントロールホイールでは、F値やシャッタースピードの変更などが可能です。
さらに、中心部ではピント位置の移動を行うことが出来ます。
そのため、ファインダーを覗き撮影を行いながら親指で露出の調整、ピント位置の調整を行うことが可能なデザインとなっております。

この写真はファインダーを覗きながら親指で露出を調整し、少しアンダーにして撮影しました。


季節柄、お雛様を飾ってくれていました。
私が小さいころから飾られている思い出のお雛様です。
こちらもファインダーを覗いて一枚写真を撮りました。
お人形の肌がつやつや輝いているところや、着物の布の手触り、髪の毛の一本一本まできめ細やかに描写されています。
手を伸ばせば、届くのではないかと思ってしまうほどです。

これまで、きままにスナップや食べものやお雛様の写真を撮っていきました。
写真を見返してみると、「生活」がきちんと写真に写り込んでいることに気が付きます。
モーニングを食べてしみじみと美味しいなあと思ったことや、久しぶりの実家で羽根が伸びていく感じがしたこと、そういった空気感を肩ひじ張らずに写真に取り込んでいくようです。
暖かみのある写真が他のカメラと比べて得意なようです。
一般的に、Canonはポートレートなど人肌の写真を得意としている、と言います。
それは赤系統の色の出方が得意である、ということもあるかと思いますが、このような暖かい空気感まで撮り込めることも人物の写真を得意とする所以かと思いました。

この出てくる写真の暖かさをみてもCanonの人気の理由が分かります。

R7の特徴として、CanonのフルサイズハイエンドモデルEOS R3と同等のAF被写体検出技術を継承していることが挙げられます。
片手ですっぽり収まるコンパクトなカメラながら最高レベルのカメラと同じAFが使えてしまう、ということです。
AF検出では、人物の瞳・顔・頭部・胴体、犬・猫・鳥の瞳・顔・全身、乗り物の検出に対応しています。

小さい鳥を見つけたため、さっそく撮影してみます。
お米一粒よりも小さい瞳にも瞬時に対応。鉄橋を散歩する鳥の撮影に成功しました。

先ほどのデザイン性と重なる部分にもなりますが、R7では撮影画像の再生や削除、撮影設定が出来るINFOボタンも全てカメラの右側にあります。
そのため撮影した後で画像を確認したり、という動作がすべて右手で完結させることが可能です。
また、R7より電源のON/OFFボタンもカメラ右上部に移動されました。
さらに動線がコンパクトとなり、撮影に集中できる仕様となっています。


R7はメカシャッター使用時、AF/AE追従で最高約15コマ/秒の高速連写が可能です。
シャッターボタンも軽い押し心地のため、簡単に押しただけで連写をすることが可能です。

連写モードへの変更も背面液晶をタッチすることで簡単に変更可能です。
今回はスナップ撮影をする目的でこのカメラを持ち出してみましたが、かわいい鳥を見つけた時など急遽連写モードにして野鳥撮影を行うことも出来ます。
幅広い使用用途に瞬時に切り替えが出来るカメラです。


ここまで、Canon EOS R7を使ってみました。
どこにでも持っていきたい軽く、コンパクトなボディ。
自然で暖かい描写が大切な思い出をどんどん残していきたくなります。
撮影者のことを考えたデザイン性の高さ。
ハイエンドモデルに遜色ないAFと連写機能。
多くの人が魅了されていくのも納得です。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年02月22日 12時00分 ]

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【Nikon】憧れのレンズ、Plena

【Nikon】憧れのレンズ、Plena

気温が高い日が続き、待ちに待ったお花のシーズンがやってきました。2月に見頃を迎える花と言えば…梅です。梅林の開花状況をしっかりと事前にチェックして、カメラを持って向かいます。

今回の撮影のお供にはNikon Z8とNikon NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plenaを連れてきました。2023年10月に発売したPlena。発売前からNikonから出る2つ目の固有名詞を持つレンズとして話題になっていました。発売後も大人気で色々な方の作例を見てはうっとりとしていました。発売からまだ半年も経っていませんが、圧倒的な描写力とボケ感で、既に憧れのレンズという地位を確立しているように思います。

今回はそんな憧れのレンズを持って出掛けた、とある日の写真です。

梅林に到着して何の気なしに撮った一枚。プレビューを見ると後ろの丸ボケがすべて綺麗な真ん丸なことに感動。そして立体感と描写力に感動。背景がごちゃついたシーンでしたが、それでも中央の梅の花が主題ということがわかるくらいに写しとってくれました。

今回はPlenaの性能をしっかりと発揮できるようにと思い、ボディはZ8をチョイスしました。普段コンパクトなカメラを使っている筆者にとっては重量級の組み合わせでしたが、重さを帳消しにしてくれるくらい良いと思える写真が撮れました。

梅林の端っこで見つけた水仙の写真は、色ノリが良く、前ボケも後ろボケも美しくお気に入りの一枚です。

せっかくの中望遠レンズなので、ポートレート撮影もしてみました。普段からポートレートをよく撮りますが、専ら50mmのレンズで撮ることが多く、
135mmで撮るのは初めての経験。いつもと違うレンズで撮ってみるとわかったことがありました。135mmだと被写体からしっかりと距離を取って撮影することになるので、初対面のモデルさんを撮る時には相手の緊張感を和らげることができそうだということ。仲の良い友人であれば近い距離でレンズを向けてもいいかもしれませんが、これから関係性を築くような相手だとこれくらいの距離感からスタートするのがちょうどいいような感じがしました。

また、135mmで撮ることによって得られるボケ感は、他の50mmや85mm等のレンズでは得難いものです。くっきりと被写体を際立たせてくれます。前ボケの梅もかなりとろけているので、ふんわりとした印象の写真になりました。

梅の蜜を食べに来ていたメジロ。普段は野鳥撮影をしない筆者ですが、中望遠レンズを持っているのだからと撮影にチャレンジしてみました。135mmなので遠くにいるメジロはなかなか狙えません。ここにいたメジロたちは蜜を食べるのに夢中なのか、人慣れしているのか、近い距離に人がいても飛び立つことなくその場所に留まってくれました。

陽が傾いて良い時間になってきたので、招き猫がたくさんいる場所に行ってみました。招き猫がたくさんいるこの場所、写真では見たことがあったのですが実際に訪れるのは初めてで、想像以上の数にびっくりしてしまいました。招き猫を撮っただけなのに、なんだかいい感じになるこの写真でもPlenaの凄さが伝わっていますでしょうか。

ラストカットはちょっと意地悪なシチュエーションでの一枚。段々と沈んでいく太陽の方にレンズを向け、逆光気味で撮ってみました。悪条件ということもありフレアが出ていますが、これもまたアクセントになっているとプラスに捉えられる一枚です。太陽と木の枝の間のキラキラしている感じが、とても好きです。

Plenaで写真を撮ると、想像以上の写りで撮影者を楽しませてくれます。自分の期待を軽々と超えてくる、このレンズの虜になってしまいました。

皆様に少しでもPlenaの魅力が伝わっていれば幸いです。

 

↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年02月22日 11時15分 ]

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