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【Nikon】Z30と北海道の思い出

先日北海道を訪れた時のことです。

荷物は最小限にしたかったので、使用機材はNikon Z30にNIKKOR Z DX 24mm F1.7を選びました。

手持ちの鞄の中にも入る、筆者の中のコンパクトセットです。

まずは北海道で食べた美味しい食べ物の写真から紹介いたします。

千歳空港から札幌に移動し、札幌ラーメンを食べました。癖のない味噌スープとおろし生姜のアクセントがやみつきになる味でした。

チャーシューは口に入れた瞬間にホロホロととろけて、あっという間になくなり驚きました。

ピント面からゆるやかにボケていて癖のない扱いやすい写りです。

札幌発祥のスープカレー。大きめにカットされた野菜がごろごろ入っていました。

最短撮影距離は約18cmと短く、被写体によく近づくことが可能です。フルサイズ換算で36mmとテーブルフォトでもちょうどいい画角です。

硫黄の香りが立ち込める登別地獄谷。日和山の噴火活動によってできた爆裂火口跡です。ここから毎日温泉が1万tも湧出し、周辺のホテルや旅館に給湯されているそうです。

登別地獄谷から少し歩いて大湯沼までやってきました。山道でしたのでZ30の軽量システムに助けられました。

今年は暖かい日が多く、残念ながらまだ紅葉はしていませんでしたが迫力のある景色でした。

近くまで行けるスポットもありぐつぐつと湯気が立ち上がる様子を間近でみることができました。


いかがでしょうか。

レンズ交換式ですが軽量のZ30、これからの行楽シーズンにおすすめです。



[ Category:Nikon | 掲載日時:23年11月12日 15時30分 ]

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2023年10月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ10月ランキング
1位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
3位 Panasonic LUMIX G9PROII ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7C R ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
7位 DJI Osmo Pocket 3 デジタルムービーカメラ
8位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
10位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ


Nikon Z f
新製品の発売ラッシュに沸いた10月のランキングをご紹介いたします。
上位3機種は順調にと言いますか、話題の新製品が占めました。

中でも断トツの人気を誇ったのが、10月27日発売の『Nikon Z f』。2位以下に大差をつけ、圧巻の初登場1位です。
歴史あるNikonフィルム一眼レフ機の中でも、幅広い層の支持を得、愛されてきた銘機Nikon FM2。その機能美溢れるフォルムを現代に蘇らせたZ fはしかし、ノスタルジックな外観とは裏腹に最新鋭の機能を盛り込んだ熱いカメラでした。

ボディは堅牢でありながら、ダイヤルの操作感やレリーズの感触など細部にわたり徹底的にこだわり抜いて製作されています。
AF性能も上位機に迫るもので、ディープラーニング技術を用いたAFの優れた被写体検出能力に併せ、Z9やZ8にも搭載されている画像処理エンジン EXPEED 7により高い追従性を発揮します。
また世界初のフォーカスポイントVRによって、被写体が画面内のどこにあっても、フォーカスポイント付近のブレを抑えることが可能になりました。ボディー内手ブレ補正機能は、Z シリーズで最も優れた8段分という高い効果を実現しています。
モノクロ撮影に対するこだわりも強く、ピクチャーコントロールには通常の「モノクローム」に加え、グラデーションが滑らかで中間調が豊かで温かく柔らかい印象の「フラットモノクローム」、中間調は暗めながらシャドー部の黒つぶれを抑えてダークトーンを再現する「ディープトーンモノクローム」を搭載。瞬時にモノクローム撮影に切り換えられる専用のレバーを備えています。
レトロな外観からは想像しがたいですが、動画撮影機能も新機能を搭載するなど充実。新旧の目の肥えたカメラ愛好家が、是非とも所有したくなる1台に仕上がっています。
今回圧倒的強さを誇ったZ f。勿論予約開始から大変な人気ぶりで、大量の初回入荷があったにもかかわらず、ご希望される方全員に行き渡ることが出来ませんでした。現在納品に長期のお時間がかかってしまうことがメーカーから伝えられています。

1位とはかなりの差が出来てしまいましたが、2位に10月13日発売『SONY α7C II』が入りました。小型軽量で人気を博したα7Cの後継機です。
有効約3300万画素のフルサイズイメージセンサーを搭載し、最新の静止画・動画撮影機能を有しながら約514gという軽量ボディを実現しています。
α7RVと同じAIプロセッシングユニットを搭載、ディープラーニングを含むAI処理により「リアルタイム認識AF」と「リアルタイムトラッキング」の性能が格段に向上しました。
より最新の機能を搭載していることもあり、α7Cからのお買い替えだけでなく、α7IIIからα7IVに行かずこちらへ買い替えた方も多かったようです。

3位に入ったのは、10月27日発売の『Panasonic LUMIX G9PROII』。2位とは大きく水をあけられてしまいましたが、こちらも注目の新型機です。
LUMIX S5IIで話題になった像面位相差AFをGシリーズで初めて採用。高い描写性能と高速性能を両立させ、さらに被写体への認識精度も向上したリアルタイム認識AFを実現しました。
秒間約60コマのAF追従超高速連写とバッファーメモリ強化による3秒間継続撮影や最大1.5秒前から記録開始しレリーズから遡って約113コマの連写撮影が可能なSHプリ連写など決定的瞬間を撮り逃さない機動力を備えています。
コンパクトにシステムを形成できるマイクロフォーサーズ機ならではの利点を活かし、超望遠レンズと組み合わせて野鳥撮影や航空機の撮影などを楽しみたいという方も多いそうです。
LUMIX DC-G9 PROなど先代機からのお買い替えが多いようですが、メーカーはレンズとの同時購入特典も加えた大胆なキャッシュバックキャンペーンを発売記念として展開(2024年1月14日まで)、新規ユーザー獲得にも力を注いでいます。

『SONY α7RV』が4位にランキング、同じ高画素センサーを搭載し10月13日に発売されたα7C Rを抑える形になりました。

先に今回5位に入った新型機『α7C R』のご紹介から。
有効最大約6100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーだけでなく、AIプロセッシングユニットにより認識性能を向上させた高速・高精度なAFや高性能な手ブレ補正機構など、α7RVに極めて近いスペックを小型軽量ボディに惜しみなく詰め込んだ高解像・高画質モデルです。
正直なところ、5位という順位は決して悪いものではありませんが、α7C IIと同時発売という話題性の高い登場を飾ったにしては予想外れな感が否めません。
スタンダードモデルであるα7C IIが先代α7Cの正統な後継機として旧型からのお買い替えが多かったのに対し、高スペックモデルα7C Rは同じ高スペック機α7RVと人気を二分する形になってしまったようです。

実際、店頭でも小型軽量のα7C Rを選ばれる方がいる一方で、大型の高性能FEレンズを装着した時のバランスを考慮したり、デュアルスロットやAFポイント操作が可能なマルチセレクターなど高画素・高機能撮影に必要な装備面の充実ぶりを重視されα7RVを選択される方も多いとのこと。
またα7RVは海外での知名度も高いのか、最近外国人観光客からの問い合わせも非常に多いそうです。
今後この2機種が上手く住み分けされてさらに販売数を伸ばすか、需要を奪い合うことになってしまうのか注目したいところです。

6位に『Canon EOS R6 Mark II』。
今回は新製品組に順位を譲る形になりましたが、安定した人気を保っているように見えます。
実は好評だったキャッシュバックキャンペーンが10月10日で終了し、大幅なランクダウンも心配されました。しかし、外国人観光客からの人気が高いこともあり、インバウンド需要の伸びにより順位を維持することができました。

7位にはこれまた初登場、10月25日発売の『DJI Osmo Pocket 3』。
3軸手ブレ補正機能を搭載したポケットサイズの小型ジンバルカメラ、そのシリーズ3代目になります。
センサーサイズがそれまでのモデルより大型化、1インチCMOSセンサーを搭載し、より高精細な動画撮影を手軽に楽しめます。
また2インチ回転式タッチスクリーンを装備し、これを回転させることにより横向き・縦向きの撮影を瞬時に切り替えることが出来ます。
通常セットの他に、広角レンズやバッテリーハンドル、ワイヤレスマイク等が付属するCreator コンボもあり、通常セットの2倍の販売数を挙げています。
旧モデルからのお買い替えの方も多いですが、新規でのご購入も目立ち、知名度が上がれば今後ますます人気が出そうな1台です。

8位に『FUJIFILM X-T5』がランクインしました。
前回同様、まとまった入荷があり10位以内をキープすることが出来ましたが… 
すでにご存じの方も多いと思いますが、10月27日メーカーより衝撃の発表がありました。X-T5とX-S20の受注を一時停止するというものです。
販売好調に加えてインバウンド需要の急増などにより、予想を大幅に上回る注文があり製品の供給が追いつかない状況であるためということ。
FUJIFILMカメラの中でも特に高い人気を誇る2機種が、それもよりによって今回圧倒的な人気で1位を獲得したZ fの発売と同日の発表とは… なんとも明暗がはっきり分かれるような事態となってしまいました。
店頭でも最近海外からのお客様のお問い合わせが増えていたのですが、ご予約もできないということで皆様がっかりされています。

8月、9月と2ヶ月連続でランキングから姿を消していた『Nikon Z8』が、今回9位に復活。
ようやく入荷も安定してきたようですが、はたして以前のような人気を取り戻すことが出来るか。
Z fが想像以上の高性能で登場したこともあり、人気の座を奪われかねない状況です。次回以降の順位にも注目してみましょう。

最後10位には『OM SYSTEM OM-1』が入りました。
これまた最近、海外からのお客様のお問い合わせが増えてきているとのこと。
小型軽量は海外旅行のお供ににピッタリというところでしょうか。

今回もランク外の動きが活発なのでご紹介しておきます。
7月の発売から2ヶ月連続1位を獲得した『SONY α6700』が11位と、早くもランク外に。
これはスタイルの似たフルサイズ機α7C II・α7C Rの登場が少なからず影響しているような気もします。やはりフルサイズ機の方が人気が高いか。

12位には『FUJIFILM instax Pal』が。
プリント機能を切り離したINSTAXシリーズ初の「撮影」に特化したカメラ。ついにカメラもここまで来たかと思わせるようなフォルム、手のひらサイズのコンパクトさを実現しています。
CMでも話題のカメラですが、それ故か残念ながら入荷数が少なく、オーソドックスな?色味のジェムブラック以外は早々にお取り寄せとなってしまいました。

13位に『Leica Q3』。
前回ご紹介したように、全世界で入手困難に陥っている機体。海外からのお客様に、毎日のように在庫の有無を尋ねられます。
当初の予想よりは多い数の入荷があるのですが、それでも…

 
 

中古デジカメ10月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-H2 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
6位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
8位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III
『SONY α7III』が、6月以来4か月ぶりの中古ランキング1位を獲得。
ここ2ヶ月はα7IVが1位になり世代交代が進んでいるようにも感じましたが、まだまだ簡単には座を譲らないといったところか。
特にこれからカメラを本格的に始めようとお考えの方には、機能的にも価格的にもお薦めやすい1台と言えます。

今回2位に甘んじた『α7IV』ですが、1位との差はそれほど大きくありません。
どちらも中古在庫は豊富にあります。ただ使用感の少ない「美品」クラスの在庫が多いのはα7IV。
このあたり価格差との兼ね合いも含め、ご購入の際の決め手となりそうです。
今後も熾烈な首位争いが展開されそうな雰囲気です。

α7IVと同数2位にNikon Z fcが入りました。前回6位からジャンプアップ。
Z f登場が少なからず影響したか? 購買層は大きく異なりますので、判断の難しいところです。
今まで新品がかなり売れたこともあり、中古商品の在庫数は前記の2機種同様豊富にあります。
やはりこれからカメラを始めようという方で、ビジュアル的なところも気にされる方などに好評なようです。

前回同様4位に『FUJIFILM X-H2』がランキング。
前回は中古ランキング初登場で上位にランクインしたことに驚きましたが、どうやら人気は確かなようです。
店頭では、特に海外のお客様にも人気が高いとのこと。メーカー保証が国外だと適用されないので、新品より安価な中古に人気が集中しているそうです。

ちなみに前回X-H2の上をいった『X-S10』は今回9位に。
人気が高くよく売れていましたが、X-S20の入荷が止まってしまったこともありお買い替えを控える方が増えたのか、中古の商品数がかなり減ってしまったことが要因。現在も品薄状態で次回のランクインは厳しい状況です。

順位を戻して、5位は『SONY α7C』。
次世代機が出たこともあり、中古在庫数が飛躍的に増えました。
α7IIIと比較検討される方も多いようです。今後両者の価格の差が広がるようなら、α7Cを選択される方が増える可能性もあります。

6位に『Nikon Z6』。
前回まで4~5機種をランクインさせていたNikonですが、今回は2機種に。とはいえ、ランク外すぐの同数11位に『Z6II』と『Z5』がきていますので、まだまだ好調ぶりは持続していると言えそうです。

対してこのところ深刻な状況と言えるのがCanon。前回1機種もランクインしませんでした。
今回Canon勢のトップとなる7位にランクインしたのは、『EOS 5D Mark IV』。なんと一眼レフ機がきてしまいました。
実は海外からのお客様のお問い合わせが多い機体。店頭でも陳列を増やし展開したことが功を奏したようです。
発売から7年以上経ちながら、豊富な在庫数があり、しかも状態を選べることに驚かれる方も多いとか。
今後もインバウンド需要の伸びが予想されるなか、一眼レフ機のランキング復活が進む可能性を感じさせる事態となりました。

肝心のと言いますか、ミラーレス機でCanon勢がランキングに名を入れたのは10位の『EOS R6』。
かつては中古ランキングでも絶大な人気を誇ったCanonですが、復活の糸口はどこにあるのでしょうか。

今回の中古ランキング最後の紹介は、8位の『SONY α7RIII』。
新品ランキングではα7RVが好調ですが、中古市場では価格の面もあってか2世代前のα7RIIIの方がα7RIV(今回17位)より順位的にかなり上に位置しています。

さて、今回のランキング分析のなかでも何度か言及してきました通り、当マップカメラの販売実績においても昨今のインバウンド需要の伸びは大きな影響力を持つに至っています。
実際、JR新宿駅西口に位置する店舗にも連日多くの外国人観光客の方の来店があり、フロア一が海外からのお客様だけで埋め尽くされてしまうケースも日常的な情景となっています。
さまざまなSNSでも紹介してくださっているようで、日本に来日し東京に来たら是非とも立ち寄りたい場所の一つだったと仰ってくださるお客様も多くいらっしゃいます。
家族や知人から頼まれてのお買い物といった方も多く、日本国内での人気とは異なる機種の購入も目立ちます。
秋の行楽シーズンが本格的にスタートしたなか、さまざまな旅行先で出会う外国人観光客の方がどんなカメラを手にしているのか注目してみるのも楽しいかもしれません。
新製品発売ラッシュに沸いた今回のランキングですが、その先にどんな順位の動きがあるのか、全く予測のつかない状況と言わざるを得ません。
次回のランキングも激しい順位の変動が起こることは必至、是非お楽しみになさってください。

 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:23年11月12日 11時40分 ]

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【SONY】α7Ⅳ×FE 50mm F1.2 GM

Beyond basic「次代の、新基準へ」———。

新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。

今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。

 

ソニーの最新技術を一切の妥協なく注ぎ込んだ、G Master初となる開放F値1.2の大口径標準単焦点レンズ

今回はFE 50mm F1.2 GMをご紹介します。
重量は約780g、最新の技術が詰め込まれたSONYの標準単焦点レンズで、初の開放F値1.2となる大口径のフラッグシップレンズです。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

絞り:F11 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:1000 / 焦点距離:50mm

標準画角の中の王道、定番の画角として挙げられる50mm。画角による使い勝手は特に書く必要はないでしょう、それくらい50mmは標準単焦点として多くの方から親しまれているレンズです。

その中でも今回は開放F1.2という明るさを持つレンズ。大口径単焦点の開放はどうしても描写が甘くなりがちな印象を受けると思いますが、本レンズは開放からピント面がシャープな抜群の高い描写力を魅せてくれました。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:125 / 焦点距離:50mm

ところで、なぜ50mmが標準画角といわれているのか。理由は様々諸説あり、一番多くの人から認識されていてなおかつ語られている説としては「人間が注視していない時の画角がこの50mmに近いから」というのがあります。

実際この説は少し曖昧で個人の感じ方で変わってくる部分が大きいので、人によっては28mmや35mmだったり、昨今人気の40mm辺りが上記の人間が注視していない時の画角に近いと感じる方もいます。現に筆者も35mmくらいが近いなと思っている一人です。

ただし、歪みであったりパース効果がほぼ出ない画角の中では50mmが一番近いと感じます。28mmや35mmは視野のように広く写ってるように見えることは事実ですが、その反面周辺部はパース効果が付き見たままの像にはなりにくいです。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:640 / 焦点距離:50mm

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 焦点距離:50mm

この歪み・パース効果のほぼ無い50mmという画角は非常に使い勝手が良く、特にポートレート撮影においては構図(被写体の顔の位置)の制限をほぼ受けなくなり自由な撮影を楽しむことが出来ます。
35mmや40mm辺りではダメというわけではないですが、被写体の人の顔が画面端の方にあると現像作業を行う時やはりどうしても僅かにパース効果、レンズによっては歪曲収差が出て顔が伸びてしまい、その処理のひと手間が加わってしまいます。顔が大きくアップになっているような構図だとその辺は顕著になってきます。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:500 / 焦点距離:50mm

開放がF1.2のフラッグシップレンズとは言え、今までの感覚で言うとF1.2はあれどF1.2を使う事はほとんど無く、多くの方はF2.0程度まで絞って解像度とボケ感を両立させることが出来る点に大口径単焦点レンズの魅力を感じていたのではないかと思います。
かくいう筆者もその一人。ググっと最短撮影距離まで近づくと、ポートレート等においてはF1.2の強いボケ感と開放の緩いとも言える描写感が相まって冒頭部でも少し触れたようにピント面が甘く全体的にソフトな写りになったりする経験がありました。

しかし、いかがでしょうか。撮影した写真は全て開放F1.2で撮影されたものですが、ピント面(瞳)は非常にシャープ。それでいてF1.2の豊かなボケが写真にしっかりと立体感と奥行きを与えてくれます。

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1600 / 焦点距離:50mm

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:1000 / 焦点距離:50mm

ボケ感に関してだけ言えば、F1.4やF1.8でも極端な差は出にくいです。しかし、シャッタースピードを稼ぐ点においてはこの僅かな差がじわじわと効いてくると感じました。
今回のシチュエーションとしては片手にカメラ、もう片方にLEDライトを持ち撮影を行いました。薄暗い夕方~夜にかけての撮影にだったので夜間は特に少しでもシャッタースピードを稼ぎたい・・・そんな時に開放F1.2で撮影を行うと控えめなISO感度の設定で容易にシャッタースピードが稼げて手ブレ写真を大幅に減らすことが出来ました。

いかがでしょうか。今回はFE 50mm F1.2 GMをご紹介しました。
SONYには純正だけでも、50mmは4本販売されています。その内の2本、SEL50F12GM(本レンズ)とSEL50F14GMはG Masterという最上位の位置づけに当たるグレードのレンズです。このG Masterの特徴の一つはSONY機に最適化され発色・コントラストが他のグレードの物より優れており非常に正確な発色をしてくれます。さらに開放時でもほとんどフリンジや収差が抑制されており明暗差のある環境でもほとんど見受けられません(少なくとも筆者の作例には1枚もありませんでした)

さすがG Masterと感じさせてくれる1本。ぜひ、手に取って試してみてください。

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[ Category:SONY | 掲載日時:23年11月11日 17時31分 ]

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【Leica】CLと共に神様の元へ

よく晴れた秋の日、ふと思い立ってお気に入りの神社に行ってきました。

その神社とは「三峯神社」

埼玉県秩父の山奥にある非常に歴史の長い神社です。有名な神社なのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回のお供はLeica CLとエルマリート TL f2.8/18mm ASPH.です。

ボディとレンズ合わせて約480gと軽量でありながら、ライカならではの色味や階調を存分に味わうことができます。

バルナックライカを彷彿とさせるクラシカルなデザインが個人的に一番好きなポイントです。

 

まずは池袋から特急列車に乗り秩父に向かいます。

車窓から差し込んだ光に照らされるLeica CLが画になっていて、思わず一枚。

 

 

そうこうしているうちに電車は秩父に到着し、次はバスに乗りかえて神社に向かいます。

気が付くと4時間半もかかっていましたが、ついに辿り着いたという達成感がありました。

山奥にもかかわらず多くの参拝客でにぎわっており、人気の高さを感じました。

 

 

やっとの思いで着いたらお腹が空いてしまったので、まずは腹ごしらえです。

だんごやみそポテト(秩父の名物料理)など種類が豊富で、ここだけでも十分楽しめるくらいでした。

 

 

紅葉が綺麗に色づいておりました。まずは日本でも数えるほどしかない三ツ鳥居がお出迎えです。

 

 

鳥居をくぐると空気感が変わります。まさに神域。

私がこの神社を好きな理由としてこの空気感があります。神聖な空気で、心と体が浄化されていく気がします。

 

 

 

順に歩いていくと本殿が見えてきます。今回は様々な角度から撮ってみました。

 

 

 

 

 

秋が終わり、これからは厳しい冬が来ます。

この辺りはかなり冷え込むので、一面雪景色になるのでしょう。

春夏秋冬と一年を通して撮ってみたいと思いました。

 

 

 

軽量なLeica CLで終始気持ちよくスナップすることができました。

写真は全てJPGで無加工ですが、ライカらしい色味だと感じます。好みはあると思いますが、自分はかなり好きです。

見て良し、撮って良しのLeica CL

あなたの旅のお供にぜひいかがでしょうか?

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:23年11月11日 15時00分 ]

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【RICOH】GRⅢとMt.Takao 6th Trailを行く

高尾山は、都心からの交通の便にも恵まれ、そのアクセスの良さと自然の豊かさで、
年間300万人もの登山客が訪れる世界一登山客の多い山です。
標高も599mとそれほど高くはなく、日帰りでもゆっくりと山歩きが楽しめる人気の観光スポットになっています。
小さな山ではありますが約1,600もの種類の植物や昆虫も数が多く、またムササビの観察でも有名です。
今回はGRⅢと共に大人気の高尾山へ行って来ました。

高尾山の山頂に行くには、多くの登山道があり1号路から6号路など、全部で10コースの登山道が存在します。
今回は「森と水」をテーマとした6号路のびわ滝コースを選びました。
6号路は完全な山道で、登山の雰囲気を十分に満喫できる沢沿いを歩くコースです。

暖帯林と温帯林とが織りなす広葉樹林に、樹齢数百年もの大杉が林立する高尾山は「明治の森高尾国定公園」として
「東海自然歩道」の東の起点でもあります。
「東海自然歩道」は緑豊かな自然と貴重な歴史に触れることができる総延長1697.2km のロングトレイル。
まさにスタート地点を思わせる地蔵がズラリと並んでいました。

高尾山ケーブルカー清滝駅の左手奥に続く舗装路を歩き、川沿いの道を進めば、やがて対岸に岩屋大師が見え、琵琶滝コース分岐に着きます。
分岐を左に、滝の音に送られるようにして沢の上流に向かって進んでいくコース。
やがて飛び石伝いに沢を渡ると、急な山道となっており、ひと登りすると山頂へ到着します。

高尾山ではあちこちで見ることができるシャガの葉は剣形で、長さは約30~60センチほど、つやつやとした光沢があり鮮やかな緑色をしています。
山麓から頂上にかけて、林の中やふちなど、うす暗いところに生えていて、種をつくることができないため根茎をどんどんとのばして、
増えていく植物。その特徴を利用して、土手道などの土留めによく植えられています。

登山は登って下りてこなければなりませんので、長時間登り続ける、下り続けるような事は、普段の生活ではありえない事。
普段使わない筋肉を、長時間使い続けるのだから筋肉痛にもなります。
体の負担をいかに減らすことができるかはとても重要で軽いにこしたことはありません。

GRⅢの軽さの恩恵はかなりありました。単焦点レンズであること、モニターが動かないこと、
ファインダーやストロボが組み込まれていないことなど、GRⅢは一見不便そうなカメラでもあります。

しかしカメラで大切な要素のひとつでもあります携帯性、GRⅢを手にするとそのサイズと軽さに驚きます。
また撮影している時はほとんど片手でシャッターを切っていることに気づきました。それだけ手軽に写真撮影を楽しんでいる証。
今回もGRⅢの特徴でもあるイメージコントロールはハードモノトーン(HardBW)を選択して撮影しました。

物質的な面だけでなく必要のない機能などを取り除くことで、迷うことなく精神面も軽くしてくれるカメラ。
心まで身軽になれるカメラこそGRの魅力の一つであり、今回の登山で心も体も軽くなるカメラだと改めて気づくことができました。
また次回は違ったコースで、繰り返したずねても飽きることがない高尾山の魅力と心も体も軽くなるGRⅢの魅力をお伝えできれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年11月11日 12時00分 ]

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【特別企画】ポートレート撮影におすすめレンズを3メーカー、動画でご紹介します!

【特別企画】ポートレート撮影におすすめレンズを3メーカー、動画でご紹介します!

今回は特別な時に使いたい単焦点レンズ特集。
SONY・Canon・Nikon各メーカーの純正50mmと85mmでポートレート撮影を行いました。F1.8とF1.2クラスのレンズでは開放F値で撮影すると、描写にどのような違いがでるのでしょうか。
総勢12本のレンズが登場です!ボディは各メーカー、SONY α7IV/Canon EOS R6 MarkII/Nikon Z6IIを使用しました。
ぜひ最後までご覧ください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:07 SONY FE 50mm F1.8
02:43 SONY FE 50mm F1.2 GM
04:24 Canon RF50mm F1.8 STM
06:17 Canon RF50mm F1.2L USM
07:33 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
09:27 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
11:19 ここからは85mmをご紹介します
12:14 SONY FE 85mm F1.8
13:32 SONY FE 85mm F1.4 GM
14:55 Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
16:40 Canon RF85mm F1.2L USM
18:20 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
19:08 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
20:45 85mmF1.2クラスのレンズのみで夕方のポートレートを撮影しました
21:45 総評
22:17 エンディング

 50mm編

・SONY FE 50mm F1.8
携帯性に優れた小型・軽量デザインが魅力。
背景のボケ味など、F1.8でも十分だと感じさせてくれる描写でした。

・SONY FE 50mm F1.2 GM
小型軽量設計ながら開放F値1.2で息をのむような美しいボケ味が特徴です。
FE 50mm F1.8はギュッと締まったようなボケ感だったのに対し、F1.2は全体的にまろやかな印象になりました。

ハイライト側はしっかりと粘ってくれて、立体感もありつつシャープさも感じられる描写です。

・Canon RF50mm F1.8 STM
開放F1.8の単焦点レンズとは思えないほど小型で、撮られているモデル側もあまりのコンパクトさに驚くほどです。
ポートレートだけでなく、スナップや料理撮影など幅広い場で活躍する1本です。

サーボAFで瞳を追いかける際に、コトコト音が感じられるのが若干気になりますが、
F1.8のボケ感はしっかりと感じられました。

・Canon RF50mm F1.2L USM
画面中心から周辺まで高解像度・高コントラストを実現しています。
F1.8の描写も見事でしたが、ファインダーで見た際のピント面の立ちはF1.2のほうが一際優れています。

ピントを合わせる際のコトコト音も感じさせず、すぐにピントが合ってくれました。

・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
今まで紹介してきたF1.8とは異なり少し大ぶりなレンズとなりますが、人物の瞳など、ピンポイントでピントを合わせた部分のシャープな描写と相まって人物を印象的に際立たせることができます。
SONYはライトな色味で、Canonは色鮮やかな色合いだったのに対し、Nikonが一番ナチュラルな発色に感じられました。メーカーごとに特色が出るのも面白いです。

・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
前後の奥行きを感じさせる滑らかなボケ味のグラデーションとのバランスによりドラマティックな表現を得ることができる1本です。
Z 50mm F1.8 Sと同じグレードのレンズですが、F1.2はやはり別格のボケ味を表現してくれます。

近景・遠景の前ボケ後ボケのバランスや雰囲気がすごく良く、空の色の出かたも自然で撮りがいがあります。

 85mm編

※純正レンズに絞ってご紹介しているため85mmに関してはF2やF1.4などF値にばらつきがございます。

・SONY FE 85mm F1.8
シャープな描写と柔らかいボケ味で手軽にポートレート撮影を楽しむことができます。
抜けのあるボケ感も非常にきれいです。85mmは50mmよりも写真のまとまりやすさを感じました。

・SONY FE 85mm F1.4 GM
開放F1.4、高次元の表現力を手に入れたレンズです。
F1.8よりも立体感が気持ちよく、シャープさとボケ味のバランス感が最適でした。
光の捉え方も、さすがGMレンズです。

・Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
マクロ機能搭載なので、様々な場面で活躍する一本です。
さらにハイライトの表現や柔らかな描写も得意としています。

・Canon RF85mm F1.2L USM
ポートレートレンズにふさわしく積極的に絞りを開けた撮影ができます。
とくに点光源を丸くきれいに描写してくれ、先ほどのRF85mm F2 MACRO IS STMでは味わえない写りに感激です。
F1.2かつLレンズ特有の絵作りを実感できました。

・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
開放絞りでの美しい背景ボケとピント面の優れた高解像度がポイント。
ボケ味の雰囲気は、若干硬さを感じますが、光の捉え方がとてもきれいです。

・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
圧倒的な解像力と大きく柔らかいボケ味が特徴。写真だけでなく動画撮影でも活躍すること間違いなしのレンズです。
F1.8と比較するとボケ感の硬さがなく、被写体がより際立ちます。近景と遠景のボケ感も非常に分かりやすいです。

最後に85mmの上位クラスのレンズで夕日ポートレートを撮影したので、ご覧ください。


SONY FE 85mm F1.4 GM


Canon RF85mm F1.2L USM


Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S

F1.8クラスのレンズでもボケ感は申し分なく、AFのスピードも気になりませんでしたので日常使いに向いています。
一方でF1.2、F1.4の上位クラスレンズでのポートレートはとても幻想的な印象に仕上げてくれました。
特別な日や大切な方を撮影される際にはとてもオススメのレンズです。

動画では他の写真も掲載しておりますので気になった方はぜひ本編をご覧ください。
動画を見て、気になる!欲しい!と思った方はぜひチャンネル登録や高評価お待ちしております!!

[ Category:Canon Nikon SONY YouTube | 掲載日時:23年11月11日 11時00分 ]

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【紅葉の撮り方】紅葉撮影のポイントをカメラ専門店スタッフが動画で解説!

【紅葉の撮り方】紅葉撮影のポイントをカメラ専門店スタッフが動画で解説!

だんだんと気温が下がり始め本格的な秋の足音を感じながら、色づき始めた木々を撮りに行ってきました。
来たる紅葉シーズン、秋の行楽がもっと楽しくなる紅葉の撮り方を動画で解説します。

カメラボディは2台使用しました。
Canonから『EOS R8』と『EOS R50』です。ボディ内に手ブレ補正機構を持ち合わせない機種ですが、その分コンパクトな筐体とコストを抑えた価格帯の機種というチョイスです。
IS(レンズ内手ブレ補正機構)を備えたRFレンズを使って実際にどのような写真が撮れるのか、いくつかレンズを使用しながら撮影のポイントをご紹介します。是非最後までお楽しみください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:53 まずは標準ズームで撮影
04:53 光の向きを意識して撮影
07:02 使用機材:EOS R8/EOS R50 について
09:51 日陰での撮影ポイント
10:38 高倍率ズームレンズで撮影
12:00 マクロレンズ/広角ズームレンズで撮影
16:02 1日を振り返って
17:59 エンディング

 光の向きを意識してみる

すっきりと晴れ渡る湖から撮影を始めます。移動しながら写真を撮ったり、一緒に行楽する仲間たちとの時間も楽しむためにコンパクトな機材選定をした2人。
ここでは「標準ズームレンズ」を使用して足取り軽く撮影を楽しみます。

Canon EOS R50 + RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM

水の透明感と瑞々しさを見事に表現できています。キットレンズとは思えない描写に感心しながらシャッターを切ります。

Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

紅葉だけでなく、ススキが風に靡く姿も秋を感じる事のできる光景と言えるでしょう。

Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

太陽に透かした紅葉の葉は色鮮やかな表情を見せてくれます。逆光での撮影ではレンズを長時間太陽に向けないようにするなど、センサー焼けには注意が必要ですがいろいろな光の方向性を意識しながら撮影すると、写真表現のバリエーションが増えこれまで以上に写真を楽しめるようになるはずです。

 

 彩度を上げて撮影

日陰に入り発色が弱く感じるシーンではカメラの設定で彩度を上げてみるとよりはっきりと印象的な発色を得られやすいです。
レンズを交換して『EOS R50』にフルサイズ用のレンズ『RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』。

Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

画角が1.6倍となりますので望遠端を使用した際には48mm相当となり、広角すぎて持て余すということはなさそうです。

 

一方こちらは『EOS R8』に『RF24-240mm F4-6.3 IS USM』の組み合わせに変更。
背の高いところにある紅葉を狙って撮影してみます。

Canon EOS R8 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM

日が当たって明るくなっている所に露出を合わせます。陰って暗くなった所とのコントラストの差を活かして紅葉にフォーカスした写真を撮ることができました。

Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 マクロ撮影で切り取る紅葉

次に登場するのはマクロ機能を持ったレンズです。最短撮影距離がグッと短くなり表現のバリエーションが増えます。
『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』はマクロ機能や、その確かな描写力だけでなく、コンパクトなサイズ感も魅力的な1本です。

Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM

Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM

マクロレンズならではの印象的な写真。広い景色の紅葉を楽しむのも良し、クローズアップした紅葉を楽しむも良し、カメラがあると楽しみ方が広がります。

『RF85mm F2 MACRO IS STM』に交換しました。中望遠域でマクロ機能を持つレンズです。本レンズはフォーカスリミッタースイッチを備えており、近接撮影を行う際にもAFを活用して迷うことなくスムーズに写真を撮ることができます。

Canon EOS R50 + RF85mm F2 MACRO IS STM

Canon EOS R8 + RF85mm F2 MACRO IS STM

近接撮影だけでなく、遠景、風景写真も確かな描写で楽しむことができます。夕焼けの時間帯には綺麗なグラデーションを切り取ることもできました。

一面を覆うような紅葉とはなりませんでしたが、さまざまな撮影ポイントを活用して楽しく紅葉を撮影することができました。
動画内ではここでご紹介しきれなかった写真や、撮影風景、ポイントを押さえつつ解説しておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月10日 18時34分 ]

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【SONY】α7Cで東京都北区スナップ

すっかり秋らしい気候になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など、きっと様々な秋を思い描いている事でしょう。
ちょうど良い気候となる事から「〇〇の秋」とよく呼称されていますが、写真を撮るのにも最適な季節です。
ギラギラとした夏の日差しは和らぎ、陰影も階調を感じやすくなります。

そんな季節ですから何を撮っても楽しいものですが、今回はスナップと洒落込みたいと思います。

赴いたのは東京都の中でも埼玉県寄りとなる、東京都北区の赤羽近辺。
この辺りは住宅街が広がっていますが、高低差が大きく独特の地形を成しています。


あまり機材はかさばらせたくないなあという事で、α7CにVoightlanderのAPO-LANTHAR 35mm F2 ASPH.を組み合わせます。
ボディが約500g、レンズは約350gとなりますので余裕を持って1kgを下回る、取り回しやすいセットです。

あいにくの曇天ではありますが、今でも根強い人気を誇るα7III譲りのセンサーを搭載していますので、
豊かな階調でグレートーンを描いてくれました。


住宅地にはもちろん車通りの可能な道もありますが、そうではない細い道も網の目の様に広がっています。
どこに続くのか分からないワクワク感と、こういった路地ならではの身近な生活感がたまりません。


人の行き来出来る道はありますが、雑草などの手入れはなかなか難しいのでしょう。
パイプに絡まって背を伸ばしつつある、つる植物が印象的です。

こちらは金網越しに一枚。
今回初めてこの辺りをスナップで歩いたのですが、赤羽といえば比較的都心にも近く交通機関等を使えば数駅の距離です。
そんな数駅しか離れていないところに、ここまで高低差を持つ地形があるというのも、なんとも不思議な感覚に陥ります。


35mmといえば準広角にあたる画角となりますが、こういった街中でのスナップには空間の切り取りにうってつけなレンズです。
勿論構図を切るにあたって、ある程度必要な情報のみが画角に入るようにアングルなどのコントロールは行いますが、
被写体との距離感や、主役に対しての背景の割合がちょうどいいのです。


また、今回使用したAPO-LANTHAR 35mm F2 Aphericalはフォクトレンダー史上最高性能の準広角を謳うだけあり、
特に色滲みの少なさやピント面の解像力は目を見張るものがあります。
絞りを開けることで発生する周辺光量落ちが心地よく、今回の撮影においてもほぼ全てのカットを絞り開放で終えています。



麗らかな午後。ピントを置いた場所に猫でもいれば良かったのですが、あいにくそこには何も居らず。
しかしながら鋭いピントの立ち上がりのせいか、視線が吸い込まれ、そこには何かいるのではないか?と錯覚してしまいます。


MFレンズではありますが、ピント拡大を使う事で苦なく撮影に臨む事が出来ました。
片手でずっと持っていても気にならないサイズ感、重量感でありながら、申し分のない写りでまた持ち出してみたくなる組み合わせでした。

ミニマルな機材でも妥協したくない方へオススメのセットです。



[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:23年11月10日 16時00分 ]

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【SONY】FE PZ 16-35mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

【SONY】FE PZ 16-35mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い換えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載してまいります!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
 
今回扱う「SONY FE PZ 16-35mm F4 G」はソニーのミラーレス一眼カメラ「αシリーズ」に装着できるレンズです。
「αシリーズ」は、α7などの「フルサイズ」センサータイプと、α6700などの「APS-Cサイズ」タイプがあります。
本レンズの名前にある「FE」は、フルサイズにもAPS-Cサイズにも付けられることを意味します。
(ただしAPS-Cサイズに付けた場合は、35mm換算で24-52.5mm相当になります。)
 
それでは作例とともに魅力をお伝えしていきます。
組み合わせたボディは、フルサイズでありながらコンパクトな「α7C」です。
 

まずは水滴のついた綺麗な植物を一枚。
本レンズはレンズ名に「G」とあります。
これは昔から培われた技術を継承しつつ進化させてきた「高性能レンズの証」です。
Gレンズならではの解像性能やボケ味、優れた操作性を、本レンズはクラス世界最軽量で実現しています。
  

ガラス張りのカフェに行きました。
中は緑で溢れ、とてもいい雰囲気。
1枚目の写真は、その特徴的な大きな窓とテーブルの上のピザの両方を一度に写しました。
そしてこちらはピザのアップ。
オーガニックのニンジンが入った赤いピザがまるで目の前にあるかのよう。
どちらの写真も椅子に座ったまま、悪目立ちすることなく撮れました。
素敵なカフェでおいしいものを食べたことを雄弁に語ります。
 

おいしいものをいただいたあとに歩いていると、おや、こんなところに!
柑橘系の実が成っているのを見つけました。
もしかしたらカフェで登場するのかもしれません。
本レンズの特長は広く撮れるだけではありません。
寄れるのも大きなポイント。
望遠端の35mmで最短撮影距離24cmで撮りました。
24cmはセンサー面からの距離なので、レンズ先端からだと15cmほどまで寄れることになります。
実の表面の凹凸がよく描写されています。
 

こちらは広角端で撮った一枚。
実際にはそこまで広くないのですが、本レンズのおかげでとても広がりを感じます。
向こう側からこちらへ流れてくる光が綺麗です。
AFも合わせたい場所にスッと合焦してくれてとても快適です。
  

広角レンズは狭い場所も得意。
乳児なら通れそうな穴にカメラを突っ込んで撮影してみると、中を垣間見ることができました。
このように不安定な姿勢をとるときも、ボディ、レンズともに軽量なのでバランスを崩すこともありません。
 

光と緑がまさに輝いていると感じて撮った一枚。
とても美しいです。
画質も周辺部まで嫌な崩れがなく、さすが「G」レンズです。
 


外に出てしばらく行くと、ビルの隙間から工事現場が見えたので、広角端と望遠端の両方で撮りました。
広角端で撮るとより覗いている感じが伝わり、望遠端では工事の機械をより主役にすることができます。
さらにフルサイズのαならクロップ機能を使うことで、52.5mm相当までアップにすることもできます。
超広角ズームというと取っ付きにくく感じる方もいるかもしれませんが、いざというときは標準域までカバーできると考えれば、トライしやすくなるかもしれません。

このように「SONY FE PZ 16-35mm F4 G」はGレンズならではの高画質と小型・軽量という特長があるレンズです。
ズームしてもレンズの長さが変わらないので、ジンバルに付けて動画撮影する際にもバランスが変わることなく活躍します。
超広角の評者を楽しむもよし、いつも持ち歩いて日常スナップを撮るもよし、動画撮影で便利に使うもよし。
持ち歩きやすい上に活躍の幅が広いので、みなさまにおすすめできるレンズです!
もしこれからカメラを始めるからボディも必要という方には、「α7C」シリーズのような小型のαをおすすめいたします!
  

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[ Category:SONY | 掲載日時:23年11月10日 13時51分 ]

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【実機レビュー】Leica M11-Pを選りすぐりのレンズで堪能!動画でご紹介します。

【実機レビュー】Leica M11-Pを選りすぐりのレンズで堪能!動画でご紹介します。

歴史を写す孤高の写真機『Leica M11-P』と選りすぐりのレンズを携えて撮影にいってきました。
マップカメラスタッフが使用感やルックス、レンズの描写などを体験してきたので、その魅力をご紹介します!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:00 Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.
02:59 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
05:50 シャッターフィーリングについて
06:19 Light lens lab M 50mm F2 (周エルカン)
07:59 「周エルカン」の描写について
10:35 Leica ズマール L50mm F2 ニッケル
13:09 スナップに適したカメラ
14:55 Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト
16:55 外観がマッチするレンズは?
17:35 選ぶポイントは外観だけ?
19:14 エンディング

 Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.

6000万画素のセンサーをフルに生かすべく最初に選んだのは「Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」。高解像とライカレンズらしい“写真描写”を体現してくれる現代の銘玉と呼べる本レンズは、最短30cmから使える近接性能も持ち合わせています。『Leica M11-P』と組み合わせる事でトリミングの許容も広がり、最も優秀な万能レンズと言っても過言ではありません。

最高峰の解像力を持ちながらピント面がザラつくような硬さは感じられません。「Leica アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.」もライカレンズの長い歴史の中にある1本だという事を実感させてくれます。

 Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM

『Leica M11-P』に組み合わせたいレンズとして選んだのが「Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM」です。Voigtlander史上もっとも解像力の高い1本と名高い当レンズとの組み合わせでは、いったいどんな描写を見せてくれるでしょうか。

何気ないスナップ撮影でも、高い解像力が写真にチカラを与えてくれると感じます。水の質感が肉眼で見るよりも克明に伝わってくるかのようなカットになりました。

 Light lens lab M 50mm F2 (周エルカン)

「知る人ぞ知るレンズ」との組み合わせも今回は行っています。軍用ライカ向けに少数生産された希少なレンズ「ELCAN 50mm F2」を、中国の投資家である周氏が復刻させた「Light lens lab M 50mm F2」という1本です。再現性の高いハイレベルな復刻により愛好家から「周エルカン」の愛称で呼ばれています。

4群4枚のエルノスター型を採用した当レンズは、味わい深い独特の「クセ」を持っているのが特徴です。『Leica M11-P』との組み合わせで他にない描写を楽しむことが出来ました。

 Leica ズマール L50mm F2 ニッケル

最新のM型デジタルで、歴史あるライカレンズを使うのも趣があります。続いて選んだレンズは「Leica ズマール L50mm F2 ニッケル」です。レンジファインダーのスクリューマウント用に作られたズマールですが、変換リングを装着することで『Leica M11-P』でもその写りを味わうことが出来ます。

モノクロ時代のレンズなのでモノクロで撮影してみました。カラーで撮っても優しい描写を見せてくれる1本なのですが、モノクロでは柔らかく豊かな階調のある画を写し出してくれました。

 Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト

世界で初めて非球面レンズを採用したレンズとして注目を集めた「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」をベースに復刻されたこのレンズ。『Leica M11-P』に組み合わせることで、気品すら感じさせる佇まいとなりました。

繊細な線と、色気を感じさせるような写り。些細な光のニュアンスさえも捉えるような「Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH. ブラックアルマイト」の魅力を、『Leica M11-P』は余すことなく引き出してくれるのです。

待望される声を受けて、ついに登場した『Leica M11-P』は、まさに至高のスナップシューターと言えるでしょう。
本編動画内では実際に使った感想や熱い想いを語り尽くしておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Leica | 掲載日時:23年11月09日 19時28分 ]

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【Nikon】Df と秋を探しにちょっとそこまで

【Nikon】Df と秋を探しにちょっとそこまで

とある休日、近所にある里山へ行ってきました。

この日のお供はレトロスタイルで人気の一眼レフカメラNikon Df とAF-S NIKKOR 35mm F1.8G ED の単焦点レンズを組み合わせて持っていきました。

訪れたのは午後の時間帯、少し日が傾いていました。
周辺には田んぼや山が広がり、ススキが風に揺れています。

散策を始めると畑の中に井戸がありました。
現役の井戸のようで、周辺には水筒や道具が置かれています。

上を見上げると柿がなっていて、その重みに枝がしなっていました。

散策を進めると、谷の奥に向かって未舗装の道が伸びていました。谷の間には静かな時間が流れています。

刈り取りが終わっていない田んぼに、ビニールシートに包まれた稲刈機が止まっていました。

足元を見るとどんぐりが落ちていました。写真を撮っている間にも、風に揺られどんぐりが頭の上に落ちてきます。

少し歩いて暑くなってきたので、里山の真ん中にあるコーヒー屋でアイスカフェオレを頼んでみました。
田んぼを眺めながらゆっくりとアイスカフェオレを楽しみます。

コーヒーを飲み終わるころには、あたりは夕暮れの気配に包まれていました。
干された稲の束が、夕日に照らされて輝いていました。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、秋を感じに出掛けてみませんか。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心の2年保証付き!▼

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[ Category:Nikon | 掲載日時:23年11月09日 19時10分 ]

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【SONY】α SPECIAL EVENT 2023 で「α9III」「FE 300mm F2.8 GM OSS」を体験!

【SONY】α SPECIAL EVENT 2023 で「α9III」「FE 300mm F2.8 GM OSS」を体験!

2023年11月7日 23時 インターネットライブ配信でSONY(ソニー)の新製品発表が行われました。

いち早くマップカメラ取材班も「α9III ILCE-9M3」「FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM」を実際に手に取って撮影してみたいという想いを胸に横浜ぴあアリーナMMで開催された『α SPECIAL EVENT 2023』に参加してまいりました。

さっそくYouTube動画も公開いたしましたので、操作性や性能の魅力は動画レポートを、ブログでは実際に撮影した作例などをご覧いただければと思います。

 SONY α9III ILCE-9M3


長時間の撮影でも疲れづらく操作しやすい丸みを帯びたデザインに変更され、フルサイズミラーレスカメラとしてはじめてグローバルシャッターを採用することでブラックアウトせずに最大約120コマ/秒のAF AE追随での連写撮影が可能となっています。スチル撮影はもちろん、動画においてもディストーションフリー!ゴルフや野鳥などスポーツ撮影などにも適したスペックになったことが大きなポイント。

シャッター速度「1/80,000秒」で対応ストロボで全速同調できるようになり、日中シンクロなどポートレート撮影でも大きく注目を集めていました。それではさっそくポートレート撮影での実写をご覧いただきましょう。※F1.8よりも明るい設定など特定の条件では最高1/16,000秒となります。

水たまりの上で軽やかに舞い踊るモデルさんを約3分間で約100枚程度撮影を行いました。画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)の高速リアルタイム処理とAIプロセッシングユニットの組み合わせにより、狙った被写体を高精度に認識しながら、ブラックアウトフリーでAE/AF追随してくれる頼もしさを実感。目で見たままの光景を美しく鮮明な944万画素のOLED EVFで撮影できました。

そしてラストカットはシャッター速度「1/80,000秒」で対応ストロボで同調撮影した1枚。屋外でのポートレート撮影でもNDフィルターを装着せずに日中シンクロ撮影ができるのではないかと期待が膨らみます。早く屋外ポートレート撮影にもチャレンジしてみたいと感じました。

 SONY FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM

そしてもう一つ。2023年1月に開発発表が行われていた「G Master」サンニッパも実際に手に取ることができました。
まず感じたことは『軽い』!!「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」に近い重量感で世界最軽量 約1,470gを実現したサンニッパ、会場で多くの方が手に取った瞬間驚きの表情をされておりました。

それでは「α9III」に「FE 300mm F2.8 GM OSS」を装着してバトミントンプレイヤーたちの表情を捉えてみましょう。長玉を構えると気になるのが重心の前後バランス、グリップなしでもとても安定したホールディングが印象的でした。

ぴあアリーナMMの2階席からバトミントンコートを狙います。バトミントンコートのネットにピントを引っ張られやすいシーンですが動きの速い被写体をリアルタイム認識AFにより正確に追随。撮りたい光景を思いのままに撮影することができました。

今度は至近距離に移動。距離が近くなった分、撮影したい被写体に向けて機材を動かす機会が増えます。
このような時に軽量化の恩恵を大きく受けることができ、OSS 光学式手ブレ補正を搭載しておりますので、不規則で激しい被写体に最適なMode3も積極的に活用したくなることでしょう。

動画レポートと実写作例をご覧いただきましたが「α9III ILCE-9M3」「FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM」は11月16日AM10時よりご予約受付を開始いたします!ネット限定 マップカメラ2年保証の対象商品となりますのでぜひご予約開始までお待ちください。

[ Category:SONY YouTube | 掲載日時:23年11月09日 16時33分 ]

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【FUJIFILM】対象レンズご購入でフィルタープレゼント

【FUJIFILM】対象レンズご購入でフィルタープレゼント

ただいま当社ではFUJIFILMの新品対象品をご購入のお客様にフィルターをプレゼントさせていただいております。
今回プレゼントさせていただくのは『marumi EXUS Lens Protect Mark II』
弊社スタッフも愛用者の多いおすすめのフィルターです。
そんなmarumi EXUS Lens Protect Mark IIとは、以下のブログをご参考にください。

梅雨の説明書 vol.13 EXUS MarkIIの撥水性能に迫る

【marumi】EXUS Lens Protect Mark IIの実力に迫る

数に限りがありますので、詳しくは商品ページをご確認ください。

上記の商品写真の下に「プレゼント対象」の記載があれば、フィルターをプレゼントいたしております。
カートに入れていただいただけでは確定しておりませんので、必ず注文確定までお進み下さい。

フィルタープレゼント対象の製品は以下の通りです。

Xマウント

単焦点レンズ

フジノン XF14mm F2.8 R フジノン XF16mm F1.4 R WR
フジノン XF18mm F1.4 R LM WR フジノン XF18mm F2 R
フジノン XF23mm F1.4 R LM WR フジノン XF30mm F2.8 R LM WR MACRO
フジノン XF35mm F1.4 R フジノン XF50mm F1.0 R WR
フジノン XF56mm F1.2 R WR フジノン XF60mm F2.4 R Macro
フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro



ズームレンズ

フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR
フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
フジノン XF18-120mm F4 LM PZ WR フジノン XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
フジノン XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR フジノン XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR
フジノン XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR フジノン XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR



Gマウント

単焦点レンズ

フジノン GF23mm F4 R LM WR フジノン GF30mm F3.5 R WR
フジノン GF45mm F2.8 R WR フジノン GF50mm F3.5 R LM WR
フジノン GF63mm F2.8 R WR フジノン GF80mm F1.7 R WR
フジノン GF110mm F2 R LM WR フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro
フジノン GF250mm F4 R LM OIS WR



ズームレンズ

フジノン GF20-35mm F4 R WR フジノン GF32-64mm F4 R LM WR
フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR
フジノン GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR


フィルターに加えて、インターネットからのご注文でマップカメラ2年保証付き!
最新の情報は商品ページをご覧ください!

また本日発表されましたFUJIFILMの価格改定。
明日(2023年11月10日)より価格が上がりますが、店舗閉店後もインターネットから本日のご注文分までは現在の価格でのご販売となりますので、どうぞお急ぎください。

↓新品でなくてもマップカメラの中古なら1年間の保証付き↓
↓さらに+3%の金額で安心サービスにもご加入いただけます↓

Xマウント 単焦点レンズ











Xマウント ズームレンズ










Gマウント 単焦点レンズ










Gマウント ズームレンズ





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年11月09日 16時30分 ]

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【Nikon】今Nikonのフィルムカメラを楽しむ。

先日Nikonから「Zf」が発売されて大きな話題となっています。

Zfの最大の特徴はなんといってもNikonのフィルムカメラFM2からインスピレーションを受けた外観のデザインとダイヤル類かと思います。

そんなZfが発売された今だからこそNikonのフィルムカメラで撮影してみました。

話の流れから今回の機材はFM2と言いたいところですが今回撮影に持って行ったのは、Nikon New F 。レンズはVoigtlander Color-Skopar 28mm F2.8です。

まずは外観をご覧ください。


Nikonのフィルムカメラのデザインはシンプルで洗練されていると思います。これぞカメラという見た目で非常にかっこいいです。

Voigtlander Color-Skopar 28mm F2.8 との相性も非常にいいと思います。

今回は新宿をスナップしてきました。作例をご覧ください。

フィルム独特の色味やザラツキはデジタルで表現するのは難しいなと改めて感じます。

普段見ている景色でもフィルムで撮るとなんだか非日常を感じることができます。

モニターはおろか、手振れ補正などの便利な機能は何一つついていないのがこの年代のフィルムカメラなわけですが、故に、機械を動かしているという感覚をより強く感じることができ、撮影がとても楽しいです。

今回使用した、Nikon New Fは露出計が付いていないので、露出計を用意する必要がありますが最近では露出計アプリなどがあるのでより手軽に楽しむことができます。

自分の感を頼りに露出を決めて撮影するのも楽しいのでオススメです。

現像に出して、初めてどんな写真が撮れているかがわかるのもフィルムの楽しみと言えます。

筆者は何を撮ったか忘れた頃に現像に出すことが多く、戻って来る度にそういえばこんなの撮ったなと撮影時の事を思い出しています。

 

今回現像はお店にお願いして、デジタイズはNikonのデジタイズアダプターES-2を使って行いました。

手軽にデジタイズができるキットなのでこちらもオススメです。(ただデジタイズした写真にごみやチリが紛れ込むことがあります。)

ES-2に関してはこちらもどうぞ↓

『フィルムをデータ化! フィルムデジタイズアダプターのすゝめ 【準備編】』

 

いかがでしたでしょうか。今回はあえてフィルムカメラを持って撮影に出かけてみました。

普段はデジタルで撮ることが多い筆者にとって非常に新鮮な体験になり、これからはもっとフィルムで撮ってみようかなと思いました。

皆さんもニコンのフィルムカメラを使った撮影はいかがでしょうか。

 




今回使用したフィルム ↓


今回デジタイズに使用した機材 ↓




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:23年11月08日 18時00分 ]

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【Canon】ENJOY!「EOS」~“R”の高画素モデル EOS R5~

カメラ界において長い歴史を持ち、愛されているCanon。

1987年3月に発売された「EOS 650」が「EOS SYSTEM」の初号機となります。

それからカメラには一眼レフシステムの開発コード「Electro Optical System」を略した「EOS」が刻まれました。

2018年には、新たにRFマウントを採用したミラーレスシステム「EOS R SYSTEM」が誕生し、今年で5周年となります。

そこで今回は「EOSを楽しもう」と、数ある中からオススメのボディをピックアップ。

このブログを通して、ピッタリな一台を見つけていただけると幸いです。

~“R”の高画素モデル EOS R5~

2020年7月30日にキヤノンのRシリーズから登場した、高画素モデルのミラーレス一眼カメラ「EOS R5」。

約4500万の高画素を搭載したEOS R5は、高画質・デュアルピクセルCMOS AF II・連写撮影約20コマ/秒・高感度耐性常用ISO100〜51200・画像処理エンジンDIGIC X・ボディ内手ぶれ補正搭載(光学式手ぶれ補正との協調制御で最大8段)・動画8K/30P撮影、4K/60P撮影対応など、一眼カメラにおけるあらゆる機能が高い水準を実現しているRシリーズの万能カメラです。

今回は撮影のお供にズームレンズの中でRF24-70mm F2.8 L IS USMを選択。EOS R5の解像力を余すことなく堪能できるRF24-70mm F2.8 L IS USMは全域で24mmから70mmまで全焦点域で高画質を実現しております。


とある休日に動物公園へ訪れました。この日は10月にもかかわらず半袖で過ごしても問題ないくらいの暖かい陽気でした。
ここで「動物園へ行くのに標準ズームでは距離が足りないのでは…」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
今回は高画素という点を活かして必要なときだけ1.6倍クロップを使用し標準ズームのみで撮影する、という縛りを設けてみました。
動物園で暮らす動物たちと風景をともに撮影してまいります。


木陰で微睡んでいそうなアリクイを発見。
触れてみたいけど触れられないのでどんな感触がしそうかなどと想像するのが楽しいです。
このアリクイの体は若干ごわついていそうですが実際に触れてみたら温かくて意外と柔らかい毛をしていそうです。


瞑想に耽っているのか、ただぼんやりと過ごしているのか、気持ちよさそうに日向ぼっこしているのか、その場にちょこんと座っているカンガルーが風景に馴染みいい味が出たように感じます。

1.6倍(クロップ)

カンガルーの表情をもう少し近くで見たくなり、静止画クロップ/アスペクトの設定を1.6倍(クロップ)に変更し撮影したものです。
EOS R5に搭載されている約4500万の画素数を1.6倍にクロップすると約1730万画素が残ります。
EOS R6で約2010万画素、一般的なカメラでも2000万画素前後の機種が多く1.6倍にクロップをすると約770万画素しか残りません。
高画素モデルなら画素数に余裕があるため、トリミングを行ってもある程度の画素数を維持することができるので撮影の幅を広げることが可能です。

1.6倍(クロップ)


日を改めて訪れた神社。色づく前の緑の紅葉が心地よい風に揺られていました。
単焦点レンズで撮ったかのような柔らかなアウトフォーカスと仄かに透き通った葉の明暗のグラデーションが綺麗です。


ここ豪徳寺はたくさんの招福猫児(まねきねこ)を拝める寺院。
たくさんの目がこちらを見ているような気がしますが、きっと気のせいでしょう。

1.6倍(クロップ)


歩いているといろんなところに猫がおり、「あ、ここにもいた!」と発見したときの小さな喜びを感じられる素敵な寺院でした。

EOS R5とRF24-70mm F2.8 L IS USMの組み合わせは、風景・スナップ・ポートレートなどさまざまなシーンに対応できるため非常に重宝します。
心地よい秋の陽気が続く行楽シーズン。新品は当社ネットサイトでの購入で2年保証つき、中古は新品との価格差があるのでお買い得に入手することができます。

▼ENJOY!「EOS」のバックナンバーはこちら▼

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月07日 16時16分 ]

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【SONY】最適解。お出かけには『E18-135mm F3.5-5.6 OSS』

【SONY】最適解。お出かけには『E18-135mm F3.5-5.6 OSS』

近頃、気候も良くなりお出かけ日和になってまいりましたが、旅行などに出かける際にどの様なカメラやレンズを買えばよいのか悩まれたことがあるのではないでしょうか。
できれば軽く、そして小型、更に言うなら高画質。
そこで今回ご紹介したいレンズがこちら。

『E18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135』

ボディはα6400を使用し浅草へ撮影してきました。
作例を交えながらおすすめポイントについてお話をしていきたいと思います。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

まず、それぞれの重量ですが。

α6400・・・約403g
E18-135mm F3.5-5.6 OSS・・・約325g

合計約728gという軽さでカバンの中に入れていても苦になることは無いでしょう。
今回二時間ほど撮り歩いていたのですが手に持った状態でも疲れることなく気軽に持ち歩けました。

そしてこのレンズの素晴らしいところはやはりこの高倍率ズームです。
18-135mmはフルサイズ換算で27-203mmですので広角から望遠までしっかりことが出来ます。

早速気になる焦点距離比較が下の画像でございます。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

上が18mm、下が135mmで同じ場所から撮影したスカイツリーの写真になります。

ここまでの幅広い焦点距離をカバーできる段階でかなり使い勝手の良さを感じていただけるのではないのでしょうか。
一般的な撮影では十分すぎるほどの焦点距離をカバーしております。

そして、倍率が大きければ大きいほど画質劣化がどうしても起きてしまうのですがシャープネス感を損なうことなく撮影出来ておりますので優秀なレンズである事が分かります。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:250 / 焦点距離:135mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:250 / 焦点距離:100mm

今回の撮影に利用したα6400は 2019年に発売された機種で高速処理を実現する最新のBIONZ Xを搭載し、正確で高速なAFを実現出来ております。
そのため、ピンボケや見当違いのところにピントが合っていたりなどの失敗写真が今回は全くありませんでした。

じっくり撮影する時間が無かったり、素早く撮影したい時に対応できる実力を持っているのは心強いです。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:135mm

ついにやって参りました浅草寺。
今回も18mmと135mmを使って比較撮影をしてみました。
18mmでは空も入れながらダイナミックな撮影、135mmでは圧縮効果を活かした奥行き感を出した撮影をしてみました。

一つのレンズで色んな撮影手法を試す事が出来るので撮影の練習にもなりそうです。

α6000シリーズではキットレンズとしても馴染みのある本レンズですが、自然なボケ感を出してくれます。
どうしてもボケ感が強くなると情報量が減ってしまいますので思い出を記録するという意味では最適なレンズだと思います。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 焦点距離:18mm

こちらは広角で絞り込んでパンフォーカスで撮影をしてみました。
周辺部もしっかり解像しており、空の青も綺麗に表現してくれています。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:640 / 焦点距離:78mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:1000 / 焦点距離:135mm

こちらはシンプルに白い鳩が珍しくコッソリ撮影してしまいました。
この時にチルト液晶の恩恵を大いに受けました。
バリアングル液晶ではない為、撮影軸がズレることなく撮影ができます。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:84mm

夕方になり新宿へ戻って撮影をしてみました。
夕焼け空を背景に街灯を狙ってみましたがいい色味を出してくれています。
このように建物の間から切り抜く撮影をする場合、望遠側のレンズが必須となりますので高倍率ズームの力を見せつけてくれました。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/10秒 / ISO:6400 / 焦点距離:18mm

こちらは手持ち撮影でF値を絞って光芒を出してみました。
ISOが6400まで上がっている為、ノイズが出ているのは間違いないですが、嫌なノイズ感は無く十分使えるレベルであると感じました。

そしてレンズ側の手ブレ補正が実力を発揮してくれたことによりシャッタースピードを落としてもブレることなく撮影ができました。
α6400がボディ内手振れ補正非搭載の機種ですので、レンズ側に手振れ補正が付いているかが重要になる場面も多くあります。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:320 / 焦点距離:135mm

こちらの写真では焦点距離を135mmにしてシャッタースピードを1/50まで下げてみました。
理容室特有のサインポールが被写体ブレしてしまっているのですが、手ブレはなくしっかり撮影ができております。

ISOを抑えて撮影したい場面では手振れ補正が大活躍です。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:500 / 焦点距離:69mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:1000 / 焦点距離:70mm

今回様々な状況で撮影を行いましたが、シンプルに持ち歩きやすく、撮りたいと思ったものをしっかり撮影できるベストマッチなボディとレンズだと感じました。
お出かけの際、どれだけ日常にカメラが溶け込むかが重要だと思います。
そう考えるとこちらのセットは大きな荷物になることはなく利用ができるので一本持っておいて損のないレンズだと思います。

SONYのAPS-Cカメラをお持ちの方はまず検討してみてはいかがでしょうか。
そして、今回の記事で高倍率ズームだからこそ即座に写し出せる様々な写真を体感頂けたのであれば嬉しいです。

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:23年11月06日 18時30分 ]

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【FUJIFILM】秋彩る「紅葉の軽井沢」をX-H2で撮る

連載中の「カメラを愉しむ」vol.84は「秋彩る紅葉の軽井沢をFUJIFILM X-H2で撮る」をご紹介いたします。

今回は旅の思い出をワイドに残したい!そう思いボディは約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」のセンサーを搭載したX-H2に、話題の新製品「SIGMA (シグマ) Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN (フジフイルムX用)」を装着して撮影に出かけました。それではどうぞご覧ください。

普段は標準単焦点レンズを片手に出かけることが多く、久しぶりの超広角レンズでの撮影に少し戸惑うもファインダーを覗くと開放感溢れる光景に気持ちが高鳴ってまいりました。

青い空と紅葉、ノスタルジックネガのどこか懐かしく雰囲気のある仕上げがとても魅力的です。

木造の教会を訪れます。今にも讃美歌を歌う声が聞こえてきそうな雰囲気、広角側で窓ガラスの映り込みを意識しながら撮影しました。第5世代センサーになりシャドー部分の深みをより体感できる表現力はさすがです。

せっかくなので教会の中へ。学生時代クリスチャンの学校で過ごしたこともあり昔の記憶がよみがえってきました。外から差し込む光がまた神々しく素敵な雰囲気です。

森の中にあるレストランをモノクロームで撮影。レンガ造りの建築物とポルシェパナメーラ、森林をバランスよく1枚に収めました。

月に2回ほど森の中でゆっくり過ごす時間を取るようにしています。森の香りはその季節ごとに違いがあり、その変化がとてもたのしみ。秋になると少し苔の色も薄くなりそんな光景を広角で撮影しました。

「SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8」は手のひらサイズで嵩張ることがなく、森の中を歩きながら思うがままにシャッターを切ることができます。普段は広角28mm相当のレンズでいつも入りきらず苦戦していたのですが、さすが超広角レンズ。

超広角側で被写体に寄ったときのボケ味もナチュラルで好印象。周辺部分の流れなども気になりません。

木造の洋風建築。壁には電線が張り巡らされており、光が差し込んでいる光景を一枚。望遠側で撮影しましたが隅々までシャープで立体感のある描写はさすがシグマレンズ。

せっかく撮影旅に来たのだからと、あの絶景を超広角レンズで撮影してみたいと草津温泉に立ち寄りました。高台にあるお寺の階段から温泉街を眺めてみます。土曜日ということもあり大変にぎわっており、温泉施設のくつろぎスペースで寝転がる人、湯畑で記念撮影をする人、巡回バスから降りてきて温泉街を満喫する人。そんな光景を1枚に収めることができるのは超広角ズームレンズならではでしょう。

実際に目で見ている光景よりも「広大」に感じるその光景!湯畑から立ち上る湯気、そして硫黄の香り。X-H2の強力な手振れ補正と、開放F2.8の明るさを誇るレンズで三脚を使わなくとも手持ちでその光景を撮影することができました。

広角レンズにも標準レンズにも、望遠レンズでは撮ることのできない特別な世界観。

日常を撮影するだけで「非日常」に変えてくれるレンズ。しかも手のひらサイズで「開放F2.8」。
旅のお供にこのレンズなしで出かけることは考えられなくなるくらい手放せないレンズであると感じます。

今回はX-H2で撮影をいたしましたが、ボディサイズとのバランスを考えると「X-E4」「X-E3」「X-T30」「X-T20」などとも相性が良いのではないかと思います。FUJIFILMのカメラと旅のお供に超広角!という選択肢はいかがでしょうか。

[ Category:FUJIFILM SIGMA | 掲載日時:23年11月06日 11時00分 ]

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【Canon】20本以上Lレンズを使ってきた私の、最推し単焦点

【Canon】20本以上Lレンズを使ってきた私の、最推し単焦点

大仰なタイトルで始まったこのブログ、昨今流行りのショート動画よろしく結論から申し上げます。
私が一番感動した単焦点はEF50mm F1.0L USM
感動した点は唯一無二のその写り。
具体的には【超強烈な周辺光量低下】と絞り開放からの【十分なシャープネス】、そして他では得られない【派手なゴースト】同居していることです。
以上です。

 

・・・お時間のある方、是非この下もお付き合いください。

 

前職でカメラマンをしていたこともあり、Canonの機材はなじみ深い存在です。
勤めていた会社には相当数のLレンズが取り揃えられており、広角・標準・望遠、ズームと一通りそろっていました。
勤続中はそれらを振り回し様々な撮影をこなしてきたわけですが、使った事のあるLレンズが20本以上なかったらこの記事、大噓になってしまいます。
念のため実際に撮影の仕事で使っていたLレンズをリストアップしてみました。

単焦点(EF)
・EF35mm F1.4L USM
・EF35mm F1.4L II USM
・EF50mm F1.2L USM
・EF85mm F1.2L II USM
・EF85mm F1.4L IS USM
・EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
・EF135mm F2L USM
・EF300mm F2.8L USM

単焦点(RF)
・RF50mm F1.2L USM
・RF85mm F1.2L USM

ズーム(EF)
・EF16-35mm F2.8L II USM
・EF16-35mm F4L IS USM
・EF17-40mm F4L USM
・EF24-70mm F2.8L USM
・EF24-70mm F2.8L II USM
・EF24-70mm F4L IS USM
・EF24-105mm F4L IS USM
・EF24-105mm F4L IS II USM
・EF70-200mm F2.8L IS II USM
・EF70-200mm F4L IS USM
・EF70-300mm F4-5.6L IS USM
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

ズーム(RF)
・RF24-70mm F2.8 L IS USM
・RF28-70mm F2L USM
・RF24-105mm F4L IS USM

合計26本のようです。

さて、上記のラインアップを見ていただくと、基本的にシャープで高性能(「発売当時は高性能だったもの」も含む)なレンズが多いかと思います。
もともとCanonのLレンズは性能を追求したものなので自然とそうなるのですが、その中でも何本か個性的な写りをするレンズがあり、今回私が記事の題材に選んだEF50mm F1.0L USMもその部類。
ご覧ください、この写りです。
(以下の作例、絞りは全て開放のf1。使用カメラはEOS 6D Mark IIです)

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭にて申し上げた
超強烈な周辺光量低下】
十分なシャープネス】
それに追加して【清らかなボケ】【低コントラストゆえのダイナミックレンジの広さ】が非常に魅力的です。
(ゴーストの作例は下にございます)
絞り開放から解像力のピークを迎え、激しい逆光でもコントラストを失わない昨今のレンズと比べると真逆の写りですが、「シャープな写真」を見慣れた眼にはむしろ新鮮に映ります。
撮るたびに新しい発見があるレンズ…とでも言えばよいでしょうか。
様々な被写体を狙って、色々な実験をしたくなります。

 

強い周辺減光を楽しむため、空に向かってアオリでレンズを構えてみました。
しかしながらNDフィルターを使っていない為、最高SSが1/4000のEOS 6D Mark IIでは露出オーバーに。
普段からAvモードのISOオートで写真を撮っていますが、今まで使用していたレンズでは露出オーバーになる事など全く無かったので(1.2のレンズを除く)完全に油断していました。

 

噂に聞いていた逆光耐性の低さを体験する為、室内のライトにレンズを向けてみたカットです。
斜めから入射する強い光にはめっぽう弱いこのレンズ、少しの光源で簡単に根を上げます。
この写真に写っているライトは大した明るさでは無いのですが、それでも写真の大半がフレアやゴーストで埋まってしまいました。
光学ファインダーでさえ容易に確認できるフレア・ゴーストを見ていると、「うわー、もうだめだー!」という声がレンズから聞こえてくるようです。
むしろだめでいい。こんな写り、今のレンズじゃ味わえません。
雨上がりを待たず、室内で虹に出会えるレンズなんて、素敵です。

 

直線的なものを写してボケ味を確認してみましょう。
「写り込みのある窓ガラス越し」という意地悪な条件ですが、ピントピークから少しの間は前ボケ・後ろボケ共にとても滑らかです。
その代わり大きくボケた部分は少しばかり騒がしいでしょうか。
直線的な被写体では二線ボケが目立つかもしれません。

 

さて、最後にこのレンズを使う上で避けては通れないウィークポイントもご説明。
設計が古い大口径単焦点なので、軸上色収差が非常に目立つのです。
写真を画面にフィットさせた、所謂”縮小表示”の状態でも紫や青の色付きが容易に目に入ってしまうほど。
昨今まず見かけないこの収差、久しぶりにお目にかかりました。
私は基本的に収差の少ないレンズが好きなのですが、流石にここまでボケ量が大きいレンズなら、盛大な軸上色収差も“特別感”として許せてしまいそうな気がします。
ボケによる滲みに軸上色収差の滲みがブレンドされているせいで、むしろ独特な味わいを再現しているとさえ思えてきました。
あばたもえくぼ、というものでしょうか。

・・・

本レンズでの撮影中、最初から最後までワクワクしていました。
巨大な前玉、ゆったりと動くAF、覗く度ため息が出るファインダー内の大きなボケ…。
それら全てに写りの良さが相まった相乗効果で、非日常の最高な写真体験が出来ました。
入手性が高いとは決して言えないレンズの上、AFモーターがバイワイヤ式の為故障するとMFも出来なくなってしまいますが、それでも運よく巡り合えた時にはぜひお迎えください。
きっと、あなたを幸せにしてくれる事と思います。

 

 

本記事の作例は、全てEOS 6D Mark IIで撮影しました。
超大口径レンズでのAFをしっかり決めてくれた高性能ボディ、頼りになります。
(周辺部のAFポイントを使うと流石に怪しい時がありますが…)


 

 


 


[ Category:Canon | 掲載日時:23年11月05日 18時00分 ]

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【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDで捉える光が楽しかった話

【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDで捉える光が楽しかった話

TAMRONからリリースされている大三元の望遠ズーム、
刺さる人には刺さるコストパフォーマンス抜群な「70-180mm F2.8 Di III VXD」ですが、
昨今3年ぶりにII型となる「70-180mm F2.8 Di III VC VXD G2」がリリースされたのは記憶に新しいところです。

II型が発売するという事が意味しているのは、I型の中古品のコストパフォーマンスが更に向上してしまう可能性を持っている事。
割り切った仕様さえ許容してしまえば、きっとお値段以上の写りをもたらしてくれる事間違いなしと胸に刻み撮影に臨んでまいりました。

結果から言ってしまえば、大満足だった事は言うまでもありません。
今回はボディにα7IVをチョイス。それでは写真と共にご紹介致しましょう。


中望遠から本格的な望遠域に入って行く辺りの焦点域になりますから、やや離れたポイントから遠くのものを
引き寄せるような撮り方になるかと思いますが、遠景をそのままズバッと切り抜くようにアプローチ。
気持ちの良い秋晴れでしたので、差し込んでいた光が印象的でした。


コスモスに透ける太陽光が美しかったので一枚。
せっかくの望遠レンズなので手前にもコスモスの葉を入れて、エアリーな雰囲気を狙ってみましたが、いかがでしょうか。


また、MFかつワイド端(70mm)での撮影限定ではありますが、最短撮影距離を27cmまで縮めた撮影が可能となっています。
こういったギミックが凝らされているのもサードパーティーならではの面白いポイントでしょうか。
II型ではこの近接撮影においてもAFが使用可能になっているとの事ですが、今回はI型でしたので風に吹かれるコスモスに対して、
ボディのバリアングルを活かしながら連写して、ピントの来ているショットを選ぶ形となりました。

カメラやレンズにとっては風で揺れる花びらの隙間からチラチラと太陽が覗いており、
かなり悪条件の撮影であった事は間違いありませんが、味のあるゴーストが雰囲気づくりに一役買ってくれたように感じます。


ちなみにこの時の装備はボディにレンズをつけっぱなしにした状態で、リストストラップを使用してグリップを常に握る様な形で持ち運びしていました。

大三元クラスのレンズを付けてそんな事をしていると少なからず手首へ負荷がかかり、疲労感を感じるものです。
それもそのはず。70-200mmF2.8通しクラスのレンズであればレンズ単体で約1~1.5kgはある事がほとんどで、いくらボディのグリップ感が良くても、
レンズ側がフロントヘビーになりその分の負荷が発生します。

しかしながら本レンズは810gと非常に軽量になっており、数時間の撮影であれば苦なくグリップし続けることが出来ました。

これはテレ端が20mm短く180mmまでのズームである事や、手振れ補正を搭載せずボディ側の補正に一任している事で、
これだけの軽さを実現しているのだと思われます。
この辺りを割り切ってしまえる方にとってはかなりおススメなレンズと言えます。


格子窓から差し込む光が印象的だったので一枚。
ほんのり光が回って写真右側の壁面もグラデーションを描くようにほのかに明るくなっていますが、
ハイライトからシャドウに至るまで破綻なく描き切っているのはさすがの一言です。

AFのスピードや追従性などについては純正が欲しくなるシーンもあったかとは思いますが、
画に関しては申し分のない写りを見せてくれますので、比較的ゆったりとした撮影スタイルの方などには良いのではないでしょうか。
2023年11月現在の相場はおおよそ10万円と、大三元の望遠ズームでは考えられないような価格が魅力的です。

刺さる人には刺さるレンズですので、望遠ズームをお悩みの方はぜひ検討材料に加えてみてください。
今回はこの辺りで。

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[ Category:etc. SONY TAMRON | 掲載日時:23年11月05日 11時00分 ]

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【RICOH】THETAと秋散歩。

【RICOH】THETAと秋散歩。

お散歩カメラに RICOH THETA を持ち出してみました。
360度全天球カメラですが、撮影者や一脚等の写り込みを気にせず撮り、後から専用アプリで切り出すのが面白いのです。

秋が来たのか夏が戻ってきたのか混乱する日差しの強い日でしたが、
かわいらしく生っていたどんぐりはほぼ落ちてしまっており、
ごろごろと歩きにくい足元に秋を感じました。

紅葉がきらきらときれいなので、上ばかり見てしまいます。

一脚を思い切り伸ばして中に差し込みました。
紅葉に包まれたような気持ちになります。
あまりその場で画像の確認をしないので、
後で見た時にどこで撮ったものわからなくなることもあります。

どうしても一脚や自撮り棒等も併せて持ち歩きたくもなりますが、
コンパクトなカメラなので、お散歩のお供にもおすすめですよ。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年11月04日 19時43分 ]

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