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【Nikon】Z7×Creative Picture Control vol.3

写真や映像をイメージ通りに仕上げるピクチャーコントロール。
今回は基本となるピクチャーコントロールから更に追及されたクリエイティブピクチャーコントロールをご紹介いたします。

D780やZ シリーズには、基本の8つのピクチャーコントロールに加えて20種類の「クリエイティブピクチャーコントロール」が新たに搭載されました。
色合いや階調、彩度などを細やかに作り込み、撮影したときの気持ち、空気感や温度といった微妙なニュアンスも写真に込めて表現できそうな多彩なモードになっています。

今回ご紹介させていただくクリエイティブピクチャーコントロールは「デニム」「トイ」です。

Nikoの公式にて「デニム」「トイ」は下記のように説明されています。

『デニム』
青味の強い深い色合いに。彩度を高めにして、青をシアン方向に表現。被写体の青色を、より際立たせることができます。

『トイ』
トイカメラをイメージした、味わいのある一枚に。彩度を高めにして、青を藍色方向に表現。一般的なトイカメラ画像よりも、深みと落ち着きの感じられる表現になります。

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Creative Picture Control:デニム

Creative Picture Control:トイ

すっかり秋めいたきた気持ちの良い日、この日は国営昭和記念公園を訪れました。

Nikon Z7に合わせたのはNikon Z40mm F2。軽量コンパクトなレンズと共にスナップ撮影を行います。

Creative Picture Control:デニム

Creative Picture Control:デニム

青の深い表現をしてくれる「デニム」は、落ち着いたクールな印象を与えてくれます。

個人的には人間の肌や動物よりも、青空や植物、風景写真などの雰囲気を変えて味わいたい時に特におすすめです。

随分と冷え込むことも多くなったここ最近のひんやりとした空気まで強調してくれるようなそんな色味です。

Creative Picture Control:トイ

Creative Picture Control:トイ

どこか懐かしみのある写真を撮りたいときは「トイ」。

デニムと比べるとやわらかな表現をしてくれるので、今回は差し込む日の光や花の撮影をメインに行ってみました。ポートレートや街角でのスナップフォトなどもノスタルジックで雰囲気のある写真が撮れます。

Creative Picture Control:デニム

Creative Picture Control:トイ

比較するとこのように。

冒頭でご紹介したように青の表現の方向が異なるピクチャーコントロールですので、とくに青空の撮影に関してはかなり雰囲気が変わってきます。筆者はあたたかみを感じられるトイの空の色が好みでした。

以下作例をご紹介いたします。

Creative Picture Control:デニム

Creative Picture Control:トイ

Creative Picture Control:デニム

Creative Picture Control:トイ

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「デニム」 「トイ」

どちらもしっとりとした落ち着きのある表現と、その場の空気まで捉えてくれるような色味がおすすめのクリエイティブピクチャーコントロールをご紹介しました。

本連載ブログにて各クリエイティブピクチャーコントロールの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。


[ Category:Nikon | 掲載日時:23年10月24日 17時00分 ]

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【マップカメラ情報】マップカメラでのお買い物はネットがおススメ!

【マップカメラ情報】マップカメラでのお買い物はネットがおススメ!

いつもマップカメラをご利用いただきありがとうございます。
今回は、マップカメラで安心してお買い物をしていただくための情報をお伝えいたします!

まず、「マップカメラ」と検索いただくとこのようなインターネット検索画面が表示されます。(画面はPC版となります。スマートフォンでは画面表記が若干異なる場合があります。)
画面上部には、その時行われているお得なイベント一覧がございますのでチェックください。

インターネットでお買い物した場合、到着まで時間がかかるのではないか…。
そう心配される方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ご安心ください。
マップカメラでは、12時までのご注文・15時までに弊社で決済の確認が出来たものは、当日発送可能です!
最短で翌日の午前中にはお客様のお手元にお届けします。

さらに、インターネットでのお買い物には特典がございます。
通常は新品の場合メーカー保証1年間のみとなりますが、インターネットでご購入いただくと特別なお手続きなく、メーカー保証に準ずる保証をマップカメラでお付けします。
そのため、1年延長され合計2年間の保証となります。
対象となる商品に関しては上の写真のように青い「2年保証」のタグが付いておりますのでご確認ください。

また、新品・中古に関わらず、商品ページを下にスクロールしていただくとこのようにレンズフィルターやバッテリーチャージャーなど合わせて買いたい商品が紹介されます。
1回ずつ検索してカートに入れる必要なくまとめてカートに入れることも可能です。

中古商品のお買い物でもお得な情報がございます。
中古商品をご購入の場合、通常は税抜き価格の1%のポイントが付与されます。
※ポイントを使用したお支払いや、下取交換でのご購入など一部対象外となるお支払い方法がございます。
詳しくはこちらをご覧ください。

付与されたポイントは次回以降のお買い物で1ポイント=1円としてご利用いただけます。
インターネットからのお買い物の場合期間限定でポイント増額など、キャンペーンを行っている場合もございますので目が離せません。

商品をお選びいただく際にどんな写真や動画が撮れるのか。気になるお客様も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、マップカメラでは2つの作例紹介サイトをご用意しております。
1つ目は「Kasyapa」
こちらは、カメラ・レンズの機材性能より撮影した写真に焦点をおき、クオリティにこだわり、作例というよりも作品として楽しめる写真を掲載しているものとなります。
下の写真をクリックいただくと、Kayapaにアクセス出来ますのでぜひ一度ご覧ください。

Kasyapaでは、思わずカメラ・レンズが欲しくなるような作例が多数掲載されております。
また、新製品の作例も掲載しておりますので、ご購入をご検討されている際は参考になれば幸いです。

もう1つは「The Map Times」です。
こちらは、作例写真はもちろん、機材性能や機材選びにもフォーカスした記事も多数ございます。
下の写真をクリックいただくと、The Map Timesへアクセス出来ますのでぜひ一度ご覧ください。

また、各記事にはタイトルの下にいくつかタグ付けされております。
こちらのタグをクリックしていただきますと該当タグの記事の一覧を表示できます。

例えば、α7Ⅳご購入を検討されていて、いくつか作例などを見てみたい場合は、「#α7Ⅳ」をクリックいただきますと
α7Ⅳに関する記事の一覧が出てくる仕組みです。

 

このように数多くのタグがあり、機材名いがいでも焦点距離やメーカー、季節に関するタグがございます。
メーカーから検討されている方は気になる焦点距離などクリックいただければと思います。
上の写真からタグリスト一覧につながりますのでぜひ一度ご覧ください。

さらに、マップカメラのYouTubeチャンネルもございます!

YouTubeでは、機材作例動画はもちろんのこと新製品の先行体験の様子なども随時公開しています。

実際のシャッター音など文章では伝えきれない魅力を動画でお伝えしており、カメラ・レンズの魅力を深堀するようなYouTubeとなっております。

これらのように、インターネットでのお買い物でもお求めいただく機材の使い心地が事前に分かるようなコンテンツを日々充実させておりますので安心してインターネットでのお買い物をお楽しみください!

今後ともマップカメラのご利用お待ちしております!

[ Category:etc. | 掲載日時:23年10月24日 11時00分 ]

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【SONY】旅行におすすめ、α7C!

旅行に持っていくカメラはどれがよいだろうか。画質を妥協したくない、でも出来るだけ身軽で行きたい…。

そんなあなたにおすすめなカメラがあります。

それは「SONY α7C」です。小型軽量で持ち運びがしやすいので気軽にフルサイズを楽しむことができます。

今回は実際に旅行での写真をご紹介しつつも、旅先でなぜα7Cをおすすめするのかお伝えできましたら幸いです。

α7Cの最大の魅力はフルサイズかつ瞳AFが使用できる高性能ボディであるにも関わらず小型軽量であることです。

重量約509g、レンズによっては片手でスナップ撮影が楽しめてしまう程の軽さ。筆者にとってグリップの大きさは丁度良く、握りやすさを感じました。

急ぎの場面でない撮影であれば最新機種でなくともα7Cで全く問題ございません。α7Cよりも古い世代のカメラボディとなると、ピント合わせが難しい場面が出てきやすくなることが想定されるため、はじめてカメラを使用したり、カメラ操作に自信がないユーザーはα7Cをおすすめします。

そしてその気軽さを忘れてしまうほどの解像力には驚きを隠せません。上記の写真はまるで目の前に鹿がいるかのような立体感、毛並みがわかる解像力には驚かされました。

α7C・フルサイズだからこその解像力を味わう事が出来ます。

暗所能力もフルサイズ・α7Cだからこそポテンシャルの高さが伺えます。光が少ない場所での撮影となるとノイズが乗りやすくなることが多くありますが、上記の写真は比較的ノイズが目立つことなく撮影ができました。

店頭にて「APS-Cとフルサイズはどちらがよいか」というご質問をよく頂きます。上記のような暗所での撮影がある際は間違いなくフルサイズをおすすめいたします。旅先ですとふとしたタイミングで室内の撮影を行ったり、日が暮れてきた後も撮影する機会に恵まれることが多くありませんでしょうか。ダイナミックレンジも広いので暗いところも明るいところもしっかり写ってくれております。

またSONYミラーレスカメラは、フルサイズ用レンズが多彩にあります。そこも他社ではなくSONYをおすすめする理由のひとつです。EマウントにはSONY純正レンズは勿論、TAMRONやSIGMAなどのサードパーティー製レンズも充実しております。

ボケを生かした写真が撮影しやすい単焦点レンズ、レンズ交換せずに近くから遠くまで撮影できる高倍率ズームレンズなど、ご自身に合ったレンズを選ぶことが出来ます。

またα7Cはバリアングルモニターですので、モニターを自由に動かして撮影することができます。こちらも旅先ではメリットでしかありません。

上記の風情ある小道もバリアングルモニターを使用して撮影しました。少しばかり水溜まりが出来ていたところにタッチでピントを合わせて撮影。簡単にピントを合わせる事ができます。セルフィーも行うことができますので、スマートフォンよりもより高画質で思い出を残す事が出来ます。

筆者がカメラ選びで大切にしているポイントのひとつとしてファインダーがあるか否か。α7Cはファインダーがあり、四角いボディの左端にバランスよく配置されております。

α7Ⅲと比べ少々小さく見辛くはなりますが、このファインダーに慣れてしまえば問題ありません。今回の旅行でもファインダーを覗きながら撮影した写真がいくつもあります。ファインダーを覗きながら撮影すると構図を決めやすいと筆者は感じます。

ちなみに筆者が思う旅先におすすめなレンズは「SONY FE 20-70mm F4 G」。今回使用したレンズもそちらになります。

旅先ではレンズ交換する手間暇がありませんので1本で広くも近くも撮影出来ることは非常に便利です。

例えば上記の写真は20mm側、一番広く撮影をしました。大仏様含め全体の雰囲気がよくわかる1枚となりました。

上記の写真は70mm側、一番大きく写せる望遠で撮影をしました。先ほどの写真とは違い大仏様の細部までよくわかる写真となりました。

このように写る範囲の変動をその場で行うことが出来ます。なかなか行く機会が少ない旅先で悔いなく写真を残すために、SONY FE 20-70mm F4 Gというレンズの選択肢はいかがでしょうか。

勿論人によって好みのレンズは異なります。全長が短い単焦点レンズを選んだり、F値が低い値のレンズを選んだり、逆にもう少々遠くまで撮影できるレンズを選んだりと、旅先でこんな写真を撮りたい!そのためにはどんなレンズが良いのだろう…とレンズを考えるだけで旅先の妄想が膨らみわくわくします。

どちらにせよα7Ⅲなどといったファインダーが中央にあるボディよりもα7Cは小型軽量でありますので、どのようなレンズを選んだとしても比較的軽く持ち運びが出来る事でしょう。荷物が重たいと旅先で歩くのが億劫になる事もありますので軽い事に越したことはありません。

先日α7CⅡというα7Cの後継機が発売されましたが、筆者個人的にはこのような旅先の撮影であればα7Cで充分だと感じます。そしてそれに伴い中古価格の相場が下がりました。2023年10月23日現在お求めやすいボディではおおよそ15万円台で購入できる個体も。ここまで価格がお求めやすくなった事は過去にないのではないかと感じる程、お買い得です。

そのため今α7Cを購入するのであれば中古がおすすめです。ブラック、シルバー、どちらのカラーも豊富に在庫がございますのでぜひご検討頂けましたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。α7Cの魅力をお伝えできましたらとても嬉しく思います。実際に皆様が旅行へ行かれる際、α7Cと共に素晴らしい旅となることを心より願っております。

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[ Category:SONY | 掲載日時:23年10月23日 18時00分 ]

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【Rollei】今年の秋、二眼レフはいかがですか⁈

10月も終盤に差し掛かってきました。
それはすなわち多くのカメラ好きにとって外せない、紅葉シーズンの幕開けが迫っていることを示します。

すでに北の方や山あいの各所から紅葉の便りも聞かれ始めました。ソワソワ…

お店の常連の方からは「今年の紅葉は良さそうだよ!」 夏が非常に暑く(暑過ぎました…)、それでいて最近急に冷え込むようになりました。寒暖差が大きい時は紅葉の当たり年だとか。ソワソワ…

そう、じっとなんかしていられません。
いざ、日程を決め、カメラをバッグに詰め込んで… ってところで、さて、どんなカメラを持ち出しましょうか?

やっぱり最新鋭の高画素機がいいかな。より大型のセンサーを搭載した中判機も魅力的!
でも荷物のこともあるし、小型ながら高性能の中級機にしておくか… なんて皆さんがカメラバッグを前にあれこれ悩んでいる頃、私はいつものカメラをバッグにしまい込みます。

「ローライフレックス 3.5F」
言わずと知れた中判フィルムカメラ。二眼レフカメラの雄、ローライを代表する銘機です。

えっ、フィルムカメラ? そう思われる方がほとんどでしょう。いまさらフィルムカメラなんて…
でも、このカメラは私にとってバリバリの現役機です。
まぁ、確かに昨今異常なまでのフィルムの高騰から、お留守番していることも増えましたが… それでも、撮影を楽しむ目的の旅行の時は、ローライがメイン機となります。

というのも、ローライで撮った写真は古くならないからです。
どういうこと?
どんなに最新鋭のデジタルカメラで撮影しても、10年後見返した時に「あれ、こんなもんだったっけ⁈」となってしまう可能性があります。
留まることのない進化を続けるデジタルカメラにとって10年という年月は遥か昔のことです。今すごいと思って観ている画も、10年後には上記のようになってしまうかもしれません。
それに対し、進化を止めたフィルムカメラの画は、10年経っても変わりません。今回の作例の中にも10年以上前に撮影したものが何枚かありますが、最近撮ったものと画質上の差はありません。(撮影の腕も進化していませんが…)

屁理屈と言ってしまえばそうですが、何年後にも安心して鑑賞できる写真というのは今となっては貴重な存在なのではないでしょうか。
そんなわけで、私は今年もローライをバッグに詰め、紅葉の地へと向かいます。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)

やっぱり紅葉というと京都は外せません。でも最近は外国からの観光客で大変な賑わいになっているとか…

奈良の鹿にもまた会いにいきたい。

愛媛の大洲にて。逆光に染まる紅葉は見ごたえありますが、はたしてどう撮れているかは現像が上がるまで分かりません。なんともワクワクする時間です。

河口湖にて。下の写真はローライナーを用いて。最短撮影距離1メートルのローライフレックスにとってなくてはならない近接撮影用アクセサリーです。

同じく河口湖。お察しの通り天気は今一つでしたが、だからこそ撮れる写真がある… と思います。手ブレギリギリのところで。

都会の紅葉も忘れてはいけません。最近は結婚写真撮影でごった返している東京駅周辺。

何よりも、クラシカルなフォルムのローライフレックスを提げ美しい紅葉の中を練り歩くのが好きです。
大型のファインダースクリーンに映し出される画は、映画のスクリーンを観ているようで、写真を撮らずじっと眺めいってしまうこともしばしば。
シャッターを切った瞬間も画面が消えることなく、静かなレリーズ音とともに情景をそっと優しくフィルムに閉じ込めたように感じます。

いつまでも変わることないフィルム二眼レフカメラ。
ローライフレックスで今年の紅葉を永遠のものにしてみませんか?

実際はこんな感じで撮影してますが…

 




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[ Category:etc. | 掲載日時:23年10月22日 18時30分 ]

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【FUJIFILM】X-T5とともに冬のシドニーを歩く

久々にパスポートを片手に旅をしました。
このところパスポートを使った旅行は行きたくても行けない状況が長く続いていたため、パスポートの有効期限もそれとともに随分と短くなってしまったとつくづく実感しました。
久しぶりに異国の地に出向くわけなので、今回の旅は自身への挑戦を兼ねて初の一人旅を決行することにしました。

旅の目的地はオーストラリアの首都シドニー。
飛行機で片道9時間半といった長旅です。
シドニーは南半球に位置するため、日本とは季節が逆の冬を迎えていました。
とはいえ、日本のような厳しい寒さとは異なり、最低気温は10℃を少し下回ったぐらいで、最高気温は17〜18℃ほどもあるので過ごしやすかったです。

今回の旅に持って行ったカメラは、FUJIFILMのX-T5とXF18-55mm F2.8-4 R LM OIS、XF35mm F1.4 Rになります。
新世代の画像素子と処理エンジンを搭載し、約4020万画素の高画素を実現したX-T5とワイド端側で開放F値2.8という標準ズームレンズ、神レンズと称されるほど人気で使いやすい単焦点レンズの組み合わせで冬を迎えたシドニーの街を散策してきましたので、その様子をご覧ください。

それでは今回も最後までお付き合いいただけると幸いです。

今回使用した機材
FUJIFILM (フジフイルム) X-T5 ボディ ブラック
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF35mm F1.4 R

 


 

F3.2 , 1/38sec , ISO320 , PROVIA

夜に日本を飛び立ち、早朝にキングストン国際空港に降り立ちました。
到着してカフェで軽く食事を取った後、アーリーチェックインが可能なホテルを予約していたため、ホテルの最寄り駅であるセントラル駅に向かいました。
駅に到着すると近代的な内観のセントラル駅が姿を現しました。
直線と曲線を上手く融合させ、照明の陰影により強調されたパースによりエスカレーターの存在感が強調されていました。

 

F5.6 , 1/500sec , ISO125 , ASTIA

ホテルでシャワーを浴び、長時間のフライトで疲れた身体を休めた後、シドニーの街中へと繰り出しました。
ポート・ジャクソン湾にあるシドニーでも最も有名な観光地に向かう道すがら、その対岸に寄り道して二大建築を一緒に写真に収めてみました。
早朝の時間帯ということもあり、上空には雲がかかり朝靄も発生していたため、きれいな全景を収めることはできませんでしたが、これも旅のご愛嬌といったところでしょうか。
しかしこれはこれで、写真を見返すたびに当時の状況が思い起こされ、旅行写真としてはいい思い出になる1枚となりました。

 

F5.6 , 1/80sec , ISO160 , Classic Chrome

対岸には緑豊かな公園が広がっており、そこでは人々がウォーキングやランニングなど思い思いの時間を過ごしていました。
また、この写真のようにまるで絵画にでも描かれそうな幻想的な風景が見られる場所もあり、日常の中に溶け込んでいる幸せの時間を見つける事ができました。

 

F2.8 , 1/950sec , ISO125 , ASTIA

それではサーキュラー・キー地区へと足を進めていきたいと思います。
歩いていると案内標識が目にとまりました。
一見すると何気ない標識ですが、配色にターコイズブルーが使われ、オーストラリアの青空に映えていました。
また、ユニバーサルデザインやシンプルなイラストを用いて、誰にでも分かりやすくまとめられているところは日本も多く学ぶ点があるように感じました。

 

F2.8 , 1/1400sec , ISO125 , ASTIA

シドニー湾への玄関口となっているサーキュラー・キーへとやってきました。
この地区には世界遺産になっているオペラハウスやシドニーの街の象徴になっているハーバーブリッジ などがあります。
シドニーの街はここを起点として形成されていき、オーストラリアの歴史を語る上では欠かすことのできない重要な場所です
現代では超高層のビルが建ち並び、近代的な建築と移民当初のヴィクトリア様式の建築が融合した地域となっています。
またこの地区には、古くから路面電車の拠点が置かれていたこともあり、現在ではシドニーの足となっている鉄道やバス、フェリーの結節点として、交通の要衝ともなっています。

 

F3.2 , 1/2700sec , ISO125 , Classic Chrome

朝の出勤風景。
ようやくシドニーの街も少しづつ動き始めたようです。
ハーバーブリッジとそこで生活する人々を階調豊かなコントラストで写し出すことができました。

 

F2.8 , 1/950sec , ISO125 , PRO Neg.Std

この時間になると朝霧もすっかりなくなり、きれいな青空が広がってきました。
シドニーの超高層ビル群から見上げる空は、狭く角張っており、現代アートを鑑賞しているかのような気分になります。

 

・・・

F6.4 , 1/1250sec , ISO125 , ASTIA

シドニー中心部からバスに乗り込み今回の旅で一番行きたかった場所へとやってきました。
美しい弧を描いた海岸線と青く透き通った海が特徴的なボンダイビーチです。
この日は最高気温が25℃まで上昇したこともあり、サーファー以外にも遊泳などを楽しむ人も多く見受けられました。

 

F5.0 , 1/1600sec , ISO125 , ASTIA

ここは世界有数のサーフポイントであり、年間を通して良質な波が訪れます。
ビーチブレイクの波が楽しめるボンダイビーチは初心者からでもサーフィンを楽しめるため、多くの子どもたちがサーフィンを満喫していたのがとても印象的でした。
自然の恩恵を受けながら楽しむ人々の光景とその背後の丘に建つ住宅で暮らす人々との対比が、なんとも形容し難い景観を生んでいます。

 

F5.6 , 1/640sec , ISO125 , ASTIA

ボンダイビーチから少し南下したところにタマラマビーチがあります。
ここは切り立った岩場や海岸線の形状から、ボンダイビーチよりうねりが強く高さのある強い波が押し寄せるため、プロや経験値のあるサーファーに人気があるポイントです。
日本でもこれまでに色々な波を見てきましたが、ここまで高くて勢いのある波を見たことがなったので、世界有数のサーフポイントを訪れたのだという実感が今でも鮮明に蘇ってきます。

 

・・・

F5.0 , 1/80sec , ISO640 , PRO Neg.Hi

海に入るわけでもなくビーチを後にし、シドニーの中心部へと帰ってきました。
時刻は夕刻を迎え、少しづつ肌寒くなってきました。
シドニー庁舎や有名なクイーンビクトリアビルディングなどが建ち並ぶタウンホール駅の近くで撮った1枚です。
多くの人々が行き交う雑踏の中、一人の女性が振り返り、その場に立ちすくんでいた姿がとても印象的でした。
旅先でストリートスナップを撮る利点は、旅先で感じた街の記憶を視覚的に残しておけることにほかなりません。
数年経ってから写真を見返した際に、その街の風土やそこに生きづく人々の人間模様などを感じられるストリートスナップは旅写真の醍醐味です。

 

F1.4 , 1/38sec , ISO3200 , ASTIA

陽も落ち、シドニーの街に明かりが灯りました。
昼間とは違う夜の街並みも見てみたかったので、早朝にも訪れたサーキュラー・キー地区へと再び足を運びました。
早朝の雰囲気とは異なり、ほの暗さも相まってなのか大人の空気感を漂わせた街並みへと姿を変えていました。
日本で生活している私たちにとって他国で見る街の明るさは、この写真からも分かる通り少々薄暗く感じますが、その明るさで十分に生活できるということを海外に行く度に実感させられます。
そうした様々な地域の環境の違いを自らの目で発見し、それをスナップする楽しさは海外旅行の魅力の一つです。

 

F1.4 , 1/40sec , ISO3200 , Nostalgic Neg.

路面電車に乗ってシドニーの繁華街にあたるウィンヤード駅に向いました。
電車を降りるとすぐ目の前にパブがあり、10℃前後の寒さにも関わらずテラス席で美酒を堪能している光景が広がっていました。
英国領であるオーストラリアではパブ文化も色濃く残っているため、街中には多くのパブがあります。
日本の居酒屋とはスタイルが異なり、パブでは食事のメニューはあまり提供されていないため、先に食事を済ませパブへと入りました。
そこでは仕事を終えた人々が次々に訪れ、仲間と素敵な時間を共有している姿が印象的でした。
また、イギリスを訪れた際にもパブへ行きましたが、オーストラリアのパブとでは大きく異なっている点がありました。
それはテレビがあまり設置されていないことでした。
イギリスではテレビでサッカー中継を見ながら一喜一憂して飲むのが一般的でしたが、オーストラリアではどちらかというと会話をしながらゆっくりと時間を楽しむ姿が多く見られました。

 

F1.4 , 1/52sec , ISO2500 , Nostalgic Neg.

パブをあとにし、ほろ酔いになりながらも撮影は続きます。
人々が帰宅し始めた時間帯になり、ぶらぶらと街を彷徨っていた時にふと目に留まったのが歩行者用信号機のボタンです。
各国で色々な形式の信号ボタンを目にしますが、こうした違いもまた面白く、ついつい写真に収めてしまいます。
ボタンを押す時間帯の注意書きが書かれているであろうシールが半分剥がれているところにストリートスナップの面白みが垣間見れます。

 

F1.4 , 1/52sec , ISO1250 , ASTIA

最後に世界遺産に登録させているオペラハウスの全景…ではなく。
特徴的な屋根を写した一枚になります。
闇に浮かぶオペラハウスの全景もとても幻想的でしたが、船の帆が重なったようなとも貝殻のようなとも言われる屋根の立体感に目を奪われました。
日中にも訪れましたが、ライトアップされ陰影がついた屋根はさらにダイナミックさを増し現代建築にも関わらず歴史のある教会や寺院を彷彿とさせる重厚さを感じました。

こういった明暗差があるような被写体を撮る場合には、スマートフォンで写すとダイナミックレンジが狭く、ノイズも出やすくなってしまいますが、大きなセンサーを搭載したカメラではシャドウ部からハイライト部まで諧調豊かに描写することができ、かつノイズの発生も抑えることができます。
確かに今のスマートフォンは、AI技術を活用したコンピュテーショナルフォトグラフィーの進化によって凄まじい進歩を遂げているのも事実です。
しかし、望遠域の表現力やボケ表現などに関してはまだ不自然な表現が見られ、デジタル処理した写真表現と光学的な技術を使ってその場の空気を写した写真表現との差が顕著に表れているため、ここにカメラの優位性があると思います。
また旅行に大きなカメラを持ち出すことに抵抗がある方も多いとは思います。
スマートフォンのように指一つでパシャパシャと撮れるのも気軽に「記録」に残せますが、撮るための道具としてカメラを持ち出すことで旅を「記憶」として残すことができます。

旅の相棒として持ち出したX-T5(557g)、XF18-55mm(310g)、XF35mm F1.4 R(187g)は小型軽量のため、旅の中でも取り回しは大変良く、一日中肩に背負っても疲れることなく観光地をめぐることができました。
それに加え、X-T5は有効画素数が約4020万画素の高画素となっているため、旅行で撮る機会が多い風景撮影に向いているカメラに仕上がっています。
そのほかにも、X-T5には1.4xと2.0xのデジタルテレコンバーターが搭載されているため、いざという時には望遠域を伸ばして撮影することも可能になり旅行などでレンズを最小限にしたい時には大変重宝する機能です
実際にこの旅の中でも多用しており、XF18-55mmのレンズであれば、テレ端を1.4x時に77mm(換算118mm相当)、2.0x時に110mm(換算170mm相当)まで撮影距離を伸ばすことができます。
新世代の画像素子と処理エンジンを搭載したX-T5の実力に今後ますます期待が高まります。

さて、今回のシドニーの旅では初めて海外を一人で巡ってきましたが、予想していた以上に楽しむことができました。
これも旅の相棒としてX-T5という頼もしいカメラの存在があったおかげかもしれません。
皆様、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様の好奇心を刺激し、そしてご購入のきっかけの一助となればと思います。
それではまたお会いしましょう。

 


ー 編集後記 ー

F5.0 , 1/60sec , ISO800 , PRO Neg. Hi

タウンホール駅周辺を散策していると「Fujifilm House of Photography」と書かれた看板を目にしました。
シドニーに来てまでもサービスストアに入って店内を巡った経験もまた、知らない土地に来たからこそ味わうことのできる一つの楽しみ方ですし、それと同時に世界中の人々にFUJIFILMの製品が受け入れられていることにささやかな喜びを覚えました。

 


▼ 今回使用した機材はこちら ▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年10月22日 12時00分 ]

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【先行レポート】新次元10mmの世界へ!「Canon RF10-20mm F4 L IS STM」が欲しくなるポイントを動画でご紹介します

【先行レポート】新次元10mmの世界へ!「Canon RF10-20mm F4 L IS STM」が欲しくなるポイントを動画でご紹介します

絶賛予約受付中のキヤノン新レンズ『Canon RF10-20mm F4 L IS STM』
今回はマップカメラスタッフが一足先に外観の特徴や新機能などを体験してきたので、その魅力をご紹介します!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:56 外観をチェック
02:17 買いたくなる3つのポイント
04:50 類似レンズとの比較
07:25 総評
08:26 エンディング

 動画の概要について

世界初の超広角ワイド端10mmズームレンズ。撮り手の想像力次第で、映像表現の可能性をどこまでも広げてくれるような革新的な1本が登場します。超広角ながらも歪みを限りなく抑えることで、建造物や自然風景もありのままに描写することが可能。狭小空間など物理的に引いて撮影できないシーンでも活躍します。

最も注目すべきポイントはワイド端10mmという超広角ズームレンズながら、光学式のレンズ内手ブレ補正機構が搭載されている事。これにより、今までより手軽に撮影が出来ます。また、動画撮影にも活躍してくれそうな予感もします。レンズ側のスイッチでON/OFFが可能です。

同じくRFマウントの「RF14-35mm F4 L IS USM」と比較してみました。同じF値のLレンズという事で設計思想が似ているのかな、という感じがします。使いやすい画角の14-35mmと、独創的な撮影が楽しめそうな10-20mm、どちらを選ぶか嬉しい悩みが増えました。

元となっているであろうレンズ「EF 11-24mm F4L USM」とも並べてみました。重量比でみるとおよそ倍ほども違うレンズですが、いまだに人気の高い1本です。

手ブレ補正の搭載や、新しく「周辺協調制御」など気になる機能を搭載した新レンズでこれから秋~冬の風景撮影などをお楽しみください!
超広角の新しい世界を覗くことが出来る『Canon RF10-20mm F4 L IS STM』是非マップカメラでのご予約をお待ちしております。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いいたします!

【動画内で使用した商品はこちら】

 

[ Category:Canon | 掲載日時:23年10月21日 18時45分 ]

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【Leica】今日もM2といっしょ

涼しくなってやっと秋らしくなったな、と思ったのも束の間、またここ数日気温が高くなってきました。
今年の秋は何で写真を撮るか。
皆さんはもう相棒は決めたでしょうか。

本題から入ってしまうと最近ズマリットを買いました。
50mmはズマールに続いての2本目です。

本当は固定鏡胴のズミクロンを買おうと検討もしていたのですが、家族に先を越されまして。
以前から検討していたズマリットにしてみました。
前玉のガラスに少し気泡があるのがなんとも可愛らしい、チャームポイントです。

写真を用意するのを忘れてしまったのですが、シルバー鏡胴のレンズはやはりクロームのM2によく映えます。
いつもはズマールか6枚玉なので、少し重量も感じますが。全然悪くない。
ズマールも意外と重いですしね。

今回はズマールの写真も混えつつ、
M2で撮った写真を振り返ってみようかと思います。

 

 

日中に1.5はやはり明るく、基本的には絞って撮影をしていました。
絞り込むとそれなりにシャープでピント面の描写は良好です。

また私が今回迎えたズマリットは前期型なのですが、
絞りリングの方にF値表記をさす矢印がついており、数字表記が通常と逆なので少し不思議な感じがします。

町中を歩いていると夏の終わりと、秋の香りを感じます。
今町中で感じる金木犀の香りも、気がづけば消えてしまうのでしょう。

 

ズマールで撮影した一枚。
私のズマールはバルサムが切れていることもあり、比較してみるとコントラストが低く感じます。
個人的にはそんな写りが心地よくもあります。

 

個人的な意見ですが、秋はフィルムとの相性がいい季節、そう感じます。
秋の空が魅力的に写るといえばいいのか、色づいた葉の色が愛おしく写るというか。
うまく言葉にはできないのですが。
この季節の日の光を上手く表してくれる、そんな気がします。

服の衣替えさえまともにできていないのに、秋を撮るための準備はバッチリ。
さぁ次の休みはどこにいきましょうか。

 

 

 

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:23年10月21日 18時19分 ]

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【SIGMA】SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN とα6500で巣鴨を歩く

【SIGMA】SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN とα6500で巣鴨を歩く

今月26日に発売が開始されるSIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN 。
発売日に先立ち、レンズを持って撮影する機会に恵まれました。


選んだボディはα6500。
ボディ内手振れ補正も入っているため、スナップ撮影でサクサク写真を撮って行きたい時には重宝するカメラです。

そんな組み合わせで今回は、巣鴨に降り立ちました。
巣鴨のシンボル的なお寺、高岩寺。
換算で15‐23mmと広角ズームの本レンズ。
15mmの広さで撮影すると、このように商店街のアーケードとお寺の入口がどちらも入れることが出来ました。

最近よく目にするガチャガチャが沢山あるお店。
お店の前には小学生用の自転車が3台並べてありました。
小学生の頃は、自転車を友達と乗りながら毎日のように遊びに行ったことを思い出しました。

広角の場合、広すぎてこのような構図は向かないかと思いましたが、商店街の奥行きが表現できこれもいいなと思いました。


恵比寿様を真ん中にして撮影しました。
いぶし銀のような輝きまでしっかり表現されています。
2016年に発売されたα6500ですが、このような静物を撮影する分には最新機と遜色ないのではないか、というほどのAFの素早さです。


道を歩いていたら鳩がいました。
巣鴨の鳩は心なしか、他の都心部に比べてシュッとしているように思います。

鳩の事を考えていると急に飛び立ってびっくりしました。
びっくりしたのでファインダーや背面液晶を覗くことなく、思わずシャッターを切りました。

このレンズの特徴の一つに軽さが挙げられます。
F2.8の明るさでなんと260g。
今回半日ストラップを首から下げて歩いていましたが全く首が疲れることがありませんでした。
この鳩の写真のように急に思いついてカメラを構えて写真をとる、という動きも楽々出来ました。


カメラを持っていないかのような軽快さで歩きながら気になるものをどんどん写真に撮影していきます。
これは、「氷」の旗が2つ掲げられていることが面白く、店主がかき氷が好きなのかなと思ったので写真を撮りました。
もちろん、じっくり構図などを考えながら時間をかけて1枚写真を撮ることも楽しいですが、直感的にあまり考えずにどんどんシャッターを切っていくのも楽しい写真の撮り方だなと思いました。
Contemporary 10-18mm F2.8 DC DNはどちらの楽しみ方も実現してくれる頼もしいレンズです。


ぶらぶら歩いていたら小腹が減ったので抹茶あんみつを食べました。
最短撮影距離は、広角10mmの時に、11.6cm・望遠18mmの時には19.1cm
テーブルフォトもこのように撮影出来ます。
手前の抹茶アイスにピントを合わせて撮影してみました。
アイスの冷たさまで伝えてくれます。

軽快に、いつものお出掛けにプラスで持って行っても苦にならない。
それでいて正確な描写をしてくれる、F2.8通しの頼れるレンズです。
動画向きのレンズかと思っていましたが、今回のようなスナップ撮影でも活躍してくれることが分かりました。
この一本があればいつものお出掛けがさらに楽しくなりそうです。

▼ネットからのご予約でマップ保証2年に!!今なら発売日にお届け!▼



[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:23年10月21日 18時00分 ]

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【SIGMA】Artの秋〜fp L & Art 70mm F2.8 DG MACRO〜

【SIGMA】Artの秋〜fp L & Art 70mm F2.8 DG MACRO〜

Artの秋
〜fp L & Art 70mm F2.8 DG MACRO〜

 

涼しくなった風、夕暮の早まり、金木犀の香り、皆様はどんな時に秋の深まりを感じますか。
私は食や花粉に秋を感じます。”芸術の秋”も楽しみたい!感じたい!と思い立ち、向かった先は「八芳園」。
芸術にちなんで、SIGMA Artライン 70mm F2.8 DG MACROと出掛けました。

 

白金台駅を降りてすぐの場所に、大きく立派な銘板がありました。綺麗に剪定された樹々に包まれています。

「四方八方どこを見ても美しい」と名付けられた、江戸時代より続く伝統的な庭園、「八芳園」。その名の通り、日本特有の美が凝縮されていました。

早速お目当ての盆栽を発見し、シャッターをきります。鉢の中で力強く根を張り日を浴びる姿は、大木にも負けず劣らずの迫力を感じられます。

木目が美しくシャープに撮影できました。質感を想像させる写りではないでしょうか。
約6100万画素のフルフレームセンサーが搭載されたミラーレス一眼カメラ、「 fp L 」。解像能力はもちろんのこと、画に厚みを感じます。

数枚の葉が、赤く色づいています。紅葉の兆しです。
ピントが合った被写体の輪郭部分を強調するフォーカスピーキングは、全4色(白・黒・赤・黄色)から選べます。上記の写真では、色づいた葉にピントを合わせるべく、赤から白に設定を変更して撮影しました。

庭師の方が芝生を手作業で剪定していました。
「カミソリマクロ」の異名で愛されているArt 70mm F2.8 DG MACRO。抜群の切れ味と色にじみのないボケが由来で、初代カミソリマクロ MACRO 70mm F2.8 EX DG をブラッシュアップし、2020年に登場しました。特有の描写力は近接撮影に限らず、上記写真のような風景写真やポートレートなど、シーンを問わず存分に遊べる1本です。

水分補給をしていた盆栽達。この盆栽は枝葉の雰囲気が柳と似ていることから、御柳(ギョリュウ)と呼ばれています。
雫の反射と玉ボケが美しい一枚になりました。絞りの形が真円になるよう設計されているので、解放値より少し絞って撮影すると、より綺麗な玉ボケを味わえます。

スポットライトのような木漏れ日が差し込む幻想的な空間がありました。
特殊なガラスをふんだんに使って構成されたこのレンズは、色収差を徹底的に補正してくれます。発色の良さが人気の1つでもある、fp L。忠実に色を再現してくれる最強のコンビネーションです。

アリが忙しなく働いています。素早く動き回るアリの撮影には少し難しさを感じましたが、小指の爪ほどの被写体達をここまで大きくとらえることができます。等倍撮影ができるところは、マクロレンズの最大の魅力と言っても過言ではありません。

今回は外付け電子ビューファインダーEVF-11とハンドグリップ HG-11を装着し、庭園を満喫しました。高画素機ゆえの手振れは、ハンドグリップを付けることによって大きく軽減されます。ビューファインダーで覗くとより固定され、撮影に没頭することが可能です。等倍撮影時はビューファインダーのチルト機構が大活躍してくれました。

マクロレンズは特殊なレンズというイメージがあるかもしれません。Art 70mm F2.8 DG MACRO はそんなイメージを払拭してくれます。遠景から等倍まで、用途を問わず撮影距離を気にすることなく何でも撮影できるレンズです。最後まで読んでくださった皆様も、SIGMAのマクロレンズと秋を探しにお出かけになってはいかがでしょうか。

 

 





[ Category:SIGMA | 掲載日時:23年10月21日 13時13分 ]

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【Nikon】Z fcと吉祥寺散歩

とある秋晴れの日、Nikon Z fcを持って吉祥寺に出かけた時のことです。

使用したレンズはNIKKOR Z レンズ初の、APS-Cサイズ/DXフォーマットの単焦点レンズであるNikon  NIKKOR Z DX 24mm F1.7。

開放F値1.7でありながら小型軽量なレンズなので、Z fcのクラシカルな外観を損ねることなく撮影を楽しめます。

まずは開放で1枚。自然なボケ味で使いやすいと感じました。

木の間から明るい太陽の光が漏れていて心地よい暖かさが伝わってきます。

池に橋や木が綺麗にリフレクションしていました。雲一つない空の自然な青のグラデーションも見たままの色で描いています。

カフェを探し歩いていると、ハロウィンの装飾を見つけました。パンプキン達がクリアに描写されていました。

可愛らしい装飾を見つけるとつい写真を撮ってしまいます。

  

駅に向かう道で思わず見入ってしまうシャッターがありました。

道端で立ち止まって写真を撮る瞬間が楽しいなと改めて感じました。

この日は3時間ほど歩きましたが、軽量のカメラだと重たくて疲れるといった心配がないので筆者にはありがたいです。

 

さらに2023年10月27日には、同じくFM2からインスパイアされた待望のフルサイズ機、Z fが発売予定となっております。

こちらも是非チェックしてみてくださいませ。

▼<ネット限定>新品商品は2年保証付き!▼




[ Category:Nikon | 掲載日時:23年10月20日 16時30分 ]

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【SONY】α7Ⅳ×FE 16-35mm F2.8 GMⅡ

Beyond basic「次代の、新基準へ」———。

新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。

今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。

 

世界最小・最軽量、G Masterならではの高い解像性能を実現。圧倒的進化を遂げた第2世代大口径F2.8広角ズームレンズ

今回はFE 16-35mm F2.8 GMⅡをご紹介します。
このSEL1635GM2の登場でSONYの大三元はついに全て二世代目が出揃った形になります。大きく変わったのは、軽量化と解像性能の向上。そして何よりも最短撮影距離が短くなった点です。

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

ハンドリングをした際にまず感じたのは軽さ。重量としてはおよそ20%の軽量化されているそうですが、筆者の個人的な感覚だとそれ以上、α7Ⅳの深く持ちやすいグリップと相まって本レンズの重量感はGMの小型単焦点レンズと大差ないくらいに感じました。

一般的には、写りを取るか、軽さ・取り回し易さを取るか。例えば、重さを我慢してここぞの時に素晴らしい写りの写真が欲しい!のか、どんな時でも気軽に持ち出せて撮りたいシーンを逃したくない!なんていう究極の二択を我々はレンズ選びにおいて、常に迫られています。
しかし、本レンズにおいては単焦点に匹敵する軽快さとG Masterに相応しい高い描写力を兼ね備えた素晴らしいレンズなのでどっちも叶えることが出来ます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

新世代のⅡ型になって大きく変わった点は、開放時の描写です。F2.8の開放時周辺部に出ていた色収差や球面収差といった部分はしっかり補正されるよう改善されており、日中の明るい明暗差の出にくいシチュエーションの対しても気にせず開放で撮っていくことが出来るようになりました。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

そして上記で記載した最短撮影距離、本レンズはワイド端(16mm)/テレ端(35mm)共に0.22m。旧モデルは0.28m、差としては6センチも新型の方が近寄ることが出来ます。
それにより、上記作例のように今まで以上に被写体にグッと近付いて撮影をすることが出来るようになりました。本レンズの最大撮影倍率は0.32倍。
ハーフマクロは0.5倍、等倍マクロは1.0倍、なので数字だけ聞くとそうでもないような印象を受けると思いますが、寄れる標準レンズと名高いCarl Zeissの「Batis 40mm F2 CF」があります。そのBatis 40mm F2 CFの撮影倍率は0.3倍。そう聞くと本レンズが非常に寄れるレンズであることが分かると思います。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:1600 / 焦点距離:35mm

筆者の個人的な感覚ではあるとは思いますが、スナップや風景の撮影において割り切って単焦点一本!というのは少し不安に感じてしまう部分があります。
もう少し広く、もう少し寄りで、もう少し近づいて、と撮りたい被写体に応じて、その被写体をどのように写すか何を写すか写さないか、そんな細かい部分のもう少し!をズームであれば補えたりすることが多いです。その代わり単焦点特有のボケ感はレンズによっては劣ってしまうケースはあると思いますが、写りの質、描写力においてはG Masterである本レンズは全く引けを取りません。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

いかがでしょうか。
新型の大三元のうち、広角ズームレンズをご紹介させて頂きました。本体の小型・軽量なカメラボディが増える昨今の需要に合わせて写りの素晴らしいレンズも多くが小型・軽量化をしております。今までは考えられない軽快な組み合わせで高画質・高精細な撮影が行えるようになりました。ご多分に漏れず本レンズもその高画質・高精細な撮影が行える軽いレンズの一本です。ぜひ広角ズームをお探しの方ご検討ください。軽さに驚くこと請け合いです。

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[ Category:SONY | 掲載日時:23年10月19日 18時45分 ]

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【Nikon】Z6IIと春夏秋冬を巡る ~秋~

季節は巡る。
残暑が長引くかと思えば、一転して秋まっしぐらな今日この頃。
早いことに春夏秋冬も折り返しの頃となりました。

そして発売から3年目を迎えようとするNikon Z6II。
写真も動画もオールラウンダーとして何でもこなせるフルサイズミラーレス機です。
彼もまた共に四季を巡ってまいりました。

春夏秋冬をNikon Z6IIと巡る旅。

今回は『秋』編です。

秋の被写体というと何を思い浮かべるでしょうか。
秋ならではの草花や山々を赤く染める紅葉の様子。外に出ても汗ばむことが少なくなるので外でのアクティビティや運動も良いかもしれません。

Nikon Z6II + FTZ + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

8月が終わり、お彼岸が近づくと一斉に花を開かせるヒガンバナもその一つ。
ヒガンバナは名の通り秋の彼岸頃、突然に花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花する事に由来します。別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、古くから親しまれていることが分かります。アゲハチョウは赤色を認識することができ、ヒガンバナは赤く大きく見つけやすい。そのため、チョウの中でも大型なアゲハチョウが良く蜜を吸いに訪れているのを見かけます。Z6IIの連写速度は約5.5コマ/秒、拡張モードで約14コマ/秒なので、アゲハチョウが狙った場所を通った一瞬も逃しません。

Nikon Z6II + FTZ + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

一斉に咲くため群生地はまるで赤い絨毯が敷き詰められているようです。日本で繁殖しているヒガンバナは、染色体が三倍体であり、正常な種子が作れないため球根の分球によって増えます。そのため、基本的には遺伝子なので開花時期が揃いやすいようです。
他にもこの時期になってくると、バラであったり、秋桜とも書かれるコスモスであったり、様々な草花も大きくその魅力的な花を咲かせます。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 40mm F2

Nikon Z6II + FTZ + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

夕陽が綺麗に見えるのも秋ならでは。日射が夏に比べて弱くなり、大気の状態が安定していたり、空気が澄んでいたり、また湿度も下がることで見通しが良くなります。そうすることで散乱を受けにくい赤色がより届くことで綺麗な夕陽が見られるそうです。カメラにとってこの色合いというのは何とも難しいものです。表現できる色相の階調と人間の目で見る階調には差があるためです。しかし、Z6IIは小型ながらFXフォーマットのフルサイズセンサーを搭載していて光を多く取り込むことができるため、夕焼けのグラデーションも綺麗に撮影することができます。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 28mm F2.8

Nikon Z6II + NIKKOR Z 40mm F2

ボディは約705g。一見重たく見える数値でも深めの握りやすいグリップからは全く重さを感じません。『NIKKOR Z 28mm F2.8』や『NIKKOR Z 40mm F2』との組み合わせではフルサイズセンサー搭載カメラながら気軽に撮影を楽しむことができます。顔検出AFはもちろんのこと瞳AFを搭載しているのでお出掛け先でのご友人等もしっかり写すことができます。また動物AFも搭載しているので旅先で出会った動物やペットも簡単にピントの合った写真を撮ることができます。

Nikon Z6II + Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

空気が澄んでくると、どこか哀愁漂う雰囲気を感じます。そんなときにはオールドレンズやマニュアルフォーカスレンズを使ってじっくり撮影してみたくなります。これはファインダーを覗いてみないと分からないところですが、電子ファインダーということを忘れてしまうぐらいモニター感のないクリアな見え方です。そのためピントの山を掴みやすくマニュアルフォーカスレンズであっても狙ったところにフォーカスを合わせることが可能です。加えてファインダーを覗きながらピーキングを使用したり、ピント面を拡大したりすることが可能なのでより一層撮影を楽しむことができます。上の2枚の写真はいずれも開放F値のF1.2で撮影したものです。F1.2の被写界深度をもってしてもZ6IIとの組み合わせであれば抵抗感なくボケを活かした写真をたくさん撮ることができます。

Nikon Z6II + FTZ + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

Nikon Z6II + NIKKOR Z 24-70mm F4 S

次第に紅葉は山々から平地へと降りてきます。すでに標高の高い山々の紅葉は見頃を迎え、テント場を覆いつくすような数のテントが張られた写真をお見掛けします。高画素機が増えつつある昨今、Z6IIはというと有効画素数が2450万画素と多くもなく少なくもありません。しかしそのおかげで、暗所性能や高感度耐性が高いのはやはり魅力的です。オートフォーカスの検出範囲は-4.5~19 EVで、ローライトAFをONにするとさらに-6~19 EVまで範囲を広げることができます。Z6IIは常用ISO感度がISO 100〜51200まで使えます。兄弟機種のZ7IIと比較するとZ6IIはISO感度1段分高感度であることが分かります。

使い勝手の良いオールラウンド型ミラーレスカメラNikon『Z6II』。
「Zは、新境地へ。」まさに新しい境地のスタンダードになっております。
さらには「最高の一瞬を逃さない、高い捕捉力」。気付けば私の心も捕捉されてしまい、ますます愛着が深まってきました。

春夏秋冬をNikon Z6IIと巡る旅。まだまだ続きます。

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↓撮影に使用したレンズはコチラ↓








[ Category:Nikon | 掲載日時:23年10月19日 15時00分 ]

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【RICOH】コンパクトを楽しもう『RICOH GR IIIx』編

【RICOH】コンパクトを楽しもう『RICOH GR IIIx』編

『コンパクト』とは、「小さくまとまっており、ギッシリと詰まっている様子」を意味する単語です。
この単語は様々な製品にこの単語が使われています。

もちろんカメラも例外ではありません。
フィルムカメラが主だった時代では「コンパクトカメラ(コンパクトフイルムカメラ)」、
デジタルカメラが広く普及している現在では「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」が
「コンパクト」の名を冠して普及されています。

技術の向上により、デジタルカメラの性能が伸びると同時に、
カメラメーカー各社が販売しているコンパクトデジタルカメラの性能もあがり、
「スマホで十分!」と言わせない、写真撮影に興味を持ったユーザーを
納得させるようなコンパクトデジタルカメラが次々と登場しています。

この記事では『コンパクトデジタルカメラ』を実際に使ってみた使用感を紹介します。

今回のコンパクトデジタルカメラは『RICOH GR IIIx』

2021年10月に発売されたカメラです。
2019年3月に発売された『RICOH GR III』のフルサイズ換算28mm相当から40mm相当の画角に変更されたモデルになります。
ボタン配置を含めた基本的な性能は画角以外は『RICOH GR III』と同等なので、
28mmが苦手でGRシリーズに手を出しにくかったユーザーも選択肢に入りやすくなりました。


上記で『ボタン配置を含めた基本的な性能は画角以外はRICOH GR IIIと同等』と書いた通り、
パッと見るだけでは見分けはつきません。
両機体には『GR』のロゴは彫り込んでありますが、『III』や『IIIx』の文字は底面に貼られているシールにしかありません。
区別するにはレンズ前枠の長さの表記か底面のシールで確認する必要があります。


起動時のレンズのくり出し長さの比較ですが、III、IIIxともに同じ長さでした。
こういった面も含めて画角以外は二点とも同等の使い勝手です。

 

今回は『RICOH GR IIIx』と『RICOH GR III』を両方持ち出して撮影を行いました。
やはり外観ではパッと判別できず、IIIxを起動しようとしたらIIIだったといった事もあったため、
途中からは混乱しないように、片方の機体を動作音が鳴るように設定しました。

三脚を持って行かなかったため、
大体の比較になってしまいますが、換算画角28mmと40mmの違いが出るように同じシーンを撮影してみました。

 

比較すると28mmと40mmはかなり違ってきます。
28mmの写真の上に40mmの写真を大雑把にハメてみました。
画角の差が大きい事が良くわかります。

35mmや50mmに慣れ親しんだユーザーは28mmはかなり広く感じてしまうと思います。
40mmの距離感ならば35、50mmに寝れ親しんだユーザーも切り取りやすい画角です。

 

他にGR IIIxを使用して撮影した写真を紹介します。

いかがでしたでしょうか。

GR IIIの換算40mm画角バージョンの本機。
画角の好みに合わせてIIIとIIIXを選択できるため、より広いユーザーにマッチするシリーズになりました。
使用するコンデジにお困りの方は是非とも検討していただければ幸いです。
それでは、次回の「コンパクトを楽しもう」をお楽しみに!

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年10月18日 17時00分 ]

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今、Nikon Z6IIを買うのはアリ・ナシ? おすすめレンズからRAW動画まで本音で語ります!

今、Nikon Z6IIを買うのはアリ・ナシ? おすすめレンズからRAW動画まで本音で語ります!

発売から2年経った今でも人気の高い「Nikon Z6II」。その魅力を写真・動画それぞれの視点から実際に使用したスタッフが紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:16 写真撮影の魅力
01:50 ファインダーについて
02:50 NIKKOR Z F1.8単焦点レンズシリーズ
06:15 改良されたグリップについて
06:40 画素数について
07:23 動画撮影の魅力
08:20 RAW動画について
10:17 作品解説パート
11:42 動画AFについて
13:45 フォーカスブリージング
14:13 カラーグレーディング
16:40 NIKKOR Z 50mm F1.2 Sについて
17:33 エンディング

 動画の概要について

写真撮影の魅力では、NIKKOR Z F1.8単焦点レンズシリーズで撮影した写真を交えてボディの使用感などを話しました。連写時にもさらに見やすくなった電子ビューファインダーや「Z6」より握りやすくなったグリップなどを紹介します。

動画撮影の魅力では、本格的な動画撮影を楽しめる12bit RAW動画出力からカラーグレーディング、動画撮影に最適なZマウントレンズ「S-Line」の使用感(フォーカスブリージング、AF機能)など動画機能を深堀して紹介をしました。

気になった方はぜひ本編をご覧ください。
動画を見て、気になる!欲しい!と思った方はぜひチャンネル登録や高評価お待ちしております!!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年10月18日 16時02分 ]

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【Voigtlander】NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mountを体験する。

【Voigtlander】NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mountを体験する。

VoigtlanderからRFマウントのレンズが登場です。待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。筆者もその中の一人です。そこで本日は2023年10月26日についに発売予定で、既に予約開始されているVoigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mountの特徴や実際に使用してみて感じたことに触れていこうと思います。写りの特徴をご覧頂きたいのでデータはjpeg撮って出しとなっております。


開放ではやや周辺減光が出ています。絞る事で解消しますがこれを上手く利用できたら雰囲気のある写真が撮れると思います。ピントリングはとてもスムーズでEOS R5と組み合わせることでピーキング機能を使用し拡大表示をすればピントを合わせることも容易です。


最短撮影距離0,45mになるので室内の撮影でも問題なく使用できました。店内が暗すぎる。。。という問題もこのレンズなら解決してくれるかもしれません。それ程頼りになります。


暗い場面での撮影では特にF1はとても重宝されるかと思います。アンダー気味に撮影をするとパープルフリンジもあまり目立たないのでオススメな撮影方法です。周辺減光も相まって被写体を際立たせて撮影することが可能です。


夕暮れの暗い時間帯からはとてもこのレンズと相性がいいように感じました。F1からでも使用でき、解像力を体感したいと言う事なら少し絞って撮影ができます。昼間の時間帯だと明るすぎて白飛びしてしまうと言う事も少なくありません。もちろん対策はできるのですが少し暗い時間帯からの撮影にすると気軽にF1を楽しめるのでこれからの時期夕方から夜にかけて涼しくなるので夜の散歩にピッタリです。
本レンズは2023年10月26日に発売予定です。当店でのご予約をお待ちしております。

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

今回使用した機材の中古はこちらから!

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:23年10月17日 17時10分 ]

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【FUJIFILM】理想のレンズの選び方 ~ フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR ~

【FUJIFILM】理想のレンズの選び方 ~ フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR ~

理想のレンズを追い求めて…

何か撮影にアクセントを加えたい。
少し雰囲気を変えたい。
そう感じたら新しいレンズをあれやこれやといろいろ考えてしまいます。
そこで本連載ブログでは様々なメーカーの単焦点・ズームレンズをご紹介いたします。

「X Summit」で発表された、GFX100の後継機『GFX100 II』が発売されたこともあり、Gマウントに興味を持たれた方も多いのではないかということで、今回ご紹介するレンズはラージフォーマットの魅力を存分に感じることができる、「FUJIFILM フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR」になります。

今回ご紹介する『フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR』は焦点距離が35mm判換算で36-79mm相当のズームレンズです。準広角、標準、中望遠というおいしいところをレンズ一本で補うことができ、それでいてズーム全域で開放F値がF4と使い勝手の良さが特徴となっております。
使い勝手の良いズームレンズということで、1億2百万画素のセンサーながら手持ち撮影でも無理のないGFX 100Sと組み合わせて旅に出ました。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

旅の始まりは空港から。
どこに行くにしても空港の雰囲気は格別です。空港に流れるその空気は旅への期待感を増幅させてくれます。人々の会話の音やアナウンスのコール音、様々なものが非日常感を感じさせてくれます。早く着いたときはラウンジでゆっくりするのも良いですし、あえて人通りの多い搭乗口前で待ってみたり、飛行機を眺めてみたりするのも良いものです。ボーディングブリッジから飛行機が離れていったと思ったらすぐさま次の飛行機がやってきます。
写真は搭乗待ちの乗客と折り返し準備中の機体を、GFX特有のアスペクト比65:24で切り取ってみました。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

飛行機は窓際。手元にはカメラ。
日中の便であれば大抵決まってこの組み合わせです。昔から地図を見るのが好きだったこともあり、飛行機の窓から見える景色に胸が高鳴ります。実際に地図で見ていた場所や行った場所、それらを上空から見ると新鮮です。そして今回使用したのはズームレンズなので、特徴的な地形を大きく撮ってみたりちょっと広く俯瞰的に撮影することができました。加えて、GFX100Sはミラーレスカメラなので無音撮影が可能です。そのため、周りの乗客を気にすることなくシャッターが切れるのもうれしいところです。
上段の写真はどこでしょうか。住宅が広がっていながら写真上部には川が見え、その周辺は開けていて河川敷がやたらに広いようです。となると利根川でしょうか。そうするとその手前にある大きな池は手賀沼だろうなどなど。窓下に見える川と緑地がものすごい急カーブを作り出しているのが見えます。つまり特徴的な形の水元公園か、等と思いを巡らせてみます。
本州に沿って北へ進むと次第に航路は太平洋へと向きを変え洋上を飛ぶことになります。そして次に陸地が見えたときはもう北海道。道東へ向かう飛行機は帯広釧路を抜けて内陸へと入っていきます。右側から見えたのは釧路市街。下段の写真の中央左にはまっすぐ伸びた滑走路が見え釧路空港だと分かります。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

北海道はお盆を過ぎれば夏が終わる。そんなことをを聞いたことがあります。ところがお世話になった地元の方々は軒並み今年はまだまだ暑いよと仰っていました。確かに30℃は超えてないものの26~27℃位で日差しもありまだまだ半袖でも十分でした。
さて写真に話を戻してみましょう。相変わらず人気の高いClassic Neg.。やや硬い描写も夏の陽炎が無くなり秋に近づくと個人的に使いたくなります。少し張りつめた空気感のようなものが現れるからでしょうか。レンズの焦点域が準広角からカバーしているので風景を撮るにも使いやすいです。絞りに関してはF4と聞くと若干暗い気もしましたが、ボケ感は体感できるほどに程よくボケます。5段分の手ブレ補正も相まって、特段使いにくい印象は受けませんでした。少しばかり後ボケが二重線ボケのようになってしまうようでもありましたが、細かい線状のものがなければ気になりませんでした。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

被写体との距離感を意識すれば十分にボケる。

1枚目の写真、遠方に見えるのは国後島の山々。実際に訪れるとまさに目と鼻の距離なのが分かります。度々この地には訪れていますが、この時は久しく根室海峡が穏やかでした。港周辺にはカモメの仲間やウ、チドリやシギの類が沢山おり、その地の豊かさが分かります。レンズが中望遠までカバーし、場合によっては35mmフォーマットに切り替えることも出来るので、野生動物であってもしっかりと収めることが出来ました。 また、この辺りは海岸温泉が連なります。岬を目指し船に乗り、風に打たれて少しばかり冷えた身体を温めようと思ったら生憎の満潮で海に風呂が浸かってしまい入れませんでした。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

夕暮れ時、町近くの高台から大海原を見渡す。

日没後の水平線に残る赤みと天頂の青までのグラデーションが美しかったです。単調ではない色彩の広さはラージフォーマットらしいダイナミックレンジの余裕を感じます。対岸の山から反薄明光線が伸びておりました。この海峡の間でカマイルカやイシイルカ、シャチからマッコウクジラ、ツチクジラ、ミンククジラ等の多様な動物がみられます。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

この海を目の前にして海鮮を食べないわけにはいきません。生魚は夜においしいお酒と共にたらふく食べたので、朝は火を通したものをチョイス。ホッケやシャケは何度も食べているので今回はサメガレイの煮つけを選択しました。最短撮影距離は広角端で0.65m、望遠端で0.82mです。広角側であればテーブルフォトも座りながらなんとか撮影ができる範囲内でした。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

北海道は広い。ただ道路も比較的真っ直ぐなので走った距離にしては疲労感が少ないこともしばしば。女満別から知床を回って中標津を抜けて帯広方面へ。空港3つを繋ぐ大移動でした。残念ながら天候には恵まれませんでした。晴れていればと思って訪ねましたが、それはそれで人が少なく湖畔でゆっくりすることが出来ました。やはり緑の多い場所ではFUJIFILMが映えます。新緑の緑に深緑の緑。緑一つとっても様々です。加えて、質感や空気感まで写し取るGFX。水面の揺らぎや湖へと続く線路の金属感はさすがと言えるものがあります。

FUJIFILM GFX 100S + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR

さて、旅は終盤。帯広を経由して再び北へと車を走らせます。傾きつつある太陽と空港までの競争です。とは思ったものの途中で先に太陽が沈んでしまいました。東京に比べて東側に位置するため日没の時間が早いのです。丘に植えられた木々。北海道でよく見られる光景であり、北海道らしい光景ともいえます。迫る飛行機の時間に後ろ髪をひかれながら、一路空港を目指します。

使いやすい準広角~標準~中望遠をカバーする本レンズ。レンズ一本で旅に出ても様々なものと向き合い撮影を楽しむことが出来ます。狙ったものを撮影しやすくズーム全域開放F値がF4なので、最初のズームレンズとしても最適です。

いかがでしたでしょうか。
皆様のレンズ選びの一助となれば幸いです。




[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年10月16日 17時00分 ]

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【SIGMA】 マクロで切り取る-7-

【SIGMA】 マクロで切り取る-7-

普段目にしている世界とちょっと違った世界を楽しめるマクロレンズ。本ブログではスタッフおすすめのマクロレンズをご紹介していきます。
本日ご紹介するレンズは、SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSMです。

「カミソリマクロ」の異名を持つ70mmマクロレンズをはじめとして、「ズームマクロ」などの18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM等、昔からマクロレンズに定評のあるSIGMA。
今回はその中から150mmの焦点距離を持つ本レンズをNikonのD850と共に撮影に出かけてみました。

こちらのレンズは、シグマ SA マウント、キヤノン EF マウント、ニコン F マウント、ソニー A マウントで登場しました。発売は2011年。マウントのラインナップを見るとその時間の経過を感じます。今回はその中からニコンFマウント用を選択しました。レンズ内部は13群19枚のガラスが用いられ、絞りは9枚(円形絞り)で開放F値がF2.8と大口径、それでいてOS(シグマ独自の手ブレ補正OS[Optical Stabilizer]機構)搭載と十分なスペックです。

写りは非常にシャープ。AFの合焦も素早く正確で非常に使いやすいです。D850の精細さと相まって薄暗い水族館の照明でも、生き物たちを精細に写すことができます。うろこのざらざら感やひれの尖った様子、そして目の様子など触らなくとも見ただけでその質感が分かるようです。ホウボウはまるで彫刻かのような緻密さ。胸鰭の色彩も鮮やかです。

訪れたのはクラゲの展示で世界的に有名な水族館。様々な種のクラゲがたくさん並びます。クラゲは刺胞動物門に属する立派な動物。一部、有櫛動物門のクシクラゲ等も含まれますが、水中で浮遊生活をする動物です。一体どのようにしてこのようなボディデザインとなったのでしょうか。見ているだけでワクワクしてきます。

触手の形状や長さは種によって異なります。ガラス越しの撮影であっても正面から撮ることを意識すれば、屈折の影響を受けにくくシャープに写すことができます。斜めから撮影するとガラス、水と屈折率の違いでまっすぐ見ているはずにも拘らずボケたようになってしまいます。加えて水族館などの薄暗い場所で撮影する場合は黒目の服を着ていくのがベストです。明るめの服を着ていくと自分の服が反射してガラス面に映ってしまい写真を撮るとそれが写り込んでしまうのです。

最短撮影距離は38cm。ガラスの前にピッタリとくっつかなくても大きく撮影することができるディスタンスと焦点距離です。人の多い水槽でも一歩引いて撮影することができるので、順番待ちの煩わしさもなく軽快に生き物たちをカメラに収めることができました。また、150mmの大口径レンズながら重さはたったの1,150g。もっと大きく重たくてもおかしくないようなレンズですが、これで収まっているのが使いやすさに直結しています。レンズ単体としては数値上の重さがありますが、実際に手にしてみるとカメラのグリップや両手でかまえたときの重心等により、そこまでの重さを感じませんでした。

最後は別場所の金魚をパシャリ。
一眼レフ用のレンズということもあり発売から時間が経過しているものの、現在のレンズと比べても見劣りしない描写のレンズでした。
今回は水族館での使用でしたが、大口径の望遠レンズとしても使い道のあるレンズです。ボディの力もありますが薄暗い環境であそこまで早く正確なAFですから、屋外のポートレート撮影なども楽しめそうです。
既に新品の販売は終了しておりますが、中古価格はそれなりにお手頃になってきたように思います。しかし、あまり多く中古品が出てくるものではありませんが、出てきたときは狙い目かもしれません。ぜひこの描写をお楽しみいただければと思います。

いかがでしょうか。
今回は『SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM』 をご紹介いたしました。
次回もお楽しみに!
バックナンバーはこちらから。




↓SIGMAのおすすめマクロレンズはコチラ↓









[ Category:Nikon SIGMA | 掲載日時:23年10月16日 12時00分 ]

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【SONY】α7Ⅳ×FE 70-200mm F4 G OSS

Beyond basic「次代の、新基準へ」———。

新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。

今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。

高性能化と機動性を両立した開放F値4固定の小型望遠ズームレンズ

今回はFE 70-200mm F4 G OSSをご紹介します。
レンズ内光学手ブレ補正機構、ズームやフォーカス時にレンズの全長が変わらないインナーフォーカス方式を採用したことによりジンバルにも対応しやすいレンズです。
新型のFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIが発売された今、改めて初代の良さに注目していきたいと思います。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:500 / 焦点距離:125mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:200mm

小三元望遠ズームに当たるこちらのレンズですが、F4という程よいボケ感の気持ちよさと、主題を見付け切り取る楽しさを教えてくれるレンズだと感じました。
クレーンを撮るのが個人的に好きでこの日もカメラを向けたのですが、ベストタイミングで飛行機がやってきました。

200mmまであると二枚目の写真のような切り取り方ができるのでいいです。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:8000 / 焦点距離:200mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:500 / 焦点距離:200mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 焦点距離:121mm

街中を歩いていると沢山オシャレなお店を見かけます。
しかし店の目の前でじっくり撮るのは気が引けるという方でも遠目から撮影できます。

そしてインナーズームなので全長が変わらない分、全長を把握しておけばどこかにぶつける心配も減るのではないかと思います。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1600 / 焦点距離:200mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:12800 / 焦点距離:75mm

変わって室内での撮影ですが、どうしても開放絞りの限度がF4、望遠レンズのためある程度シャッタースピードは稼ぎたい。となった時に物を言い始めるのが高感度耐性です。
二枚目の写真に関してはISOが12800まで上がっていますがシャープネス感も損なわれることなく上手く処理してくれています。
これほど心強いことはありません。

実はこの日、屋上の展望エリアで撮影しようと思っていたのですが臨時で閉まっていたので落ち込んでいたのですが、上のような写真が撮れたので気持ちよく撮影を進めることができました。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:4000 / 焦点距離:200mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:320 / 焦点距離:137mm

この日は2時間近く撮り歩いていたのですがα7Ⅳのグリップ感の良さにかなり助けられました。
α7Ⅲの時よりもグリップが深くなったことにより握力というよりも人差し指の引っかかりで支えるイメージになるので手や腕の疲労感に大きな差を感じます。

長いレンズや重いレンズをつける場合、このグリップ感の差はストレスなく撮影に集中できるかどうかに大きく関わってきます。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:250 / 焦点距離:151mm

今回撮り歩いていて特に感じたのがAFの速さ。
暗い環境下でも歩く人の足に素早くピント合わせができ、シャッターチャンスを逃すことなく撮影ができました。
そしてレンズ内手振れ補正とボディ内手振れ補正により手振れによる失敗写真が全くと言っていいほどありませんでした。
スナップはスピードが命になることもあり、体勢が定まりきらず撮影に入る場合もあるのですが、そんな場合でも手振れを抑えてくれる安心感があります。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:8000 / 焦点距離:186mm

ボケ味にもこだわっているGレンズですので、玉ボケも程よい感じで自然な写真が撮れます。
個人的に夜になると玉ボケを探す旅が始まるのでついつい撮影枚数が増えてしまいます。
圧縮効果で前ボケ、後ボケを作りやすく、主題を決めたら玉ボケを含ませるように構図を作る事でよいアクセントになります。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:5000 / 焦点距離:200mm

いかがでしょうか。
FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIでは重量、最短撮影距離、解像度、テレコン対応など、I型でリクエストの多かった要素にテコ入れが入り、性能自体はかなり向上しております。
しかしⅡ型が出た今、Ⅰ型との違いを見て必要なスペックがⅠ型で揃っているのであればこちらのFE 70-200mm F4 G OSSを選ぶメリットは大いにあると思います。
正直個人的にはⅠ型で必要十分と感じてしまった程。
望遠ズームレンズをお持ちでない方はこちらのレンズを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:23年10月15日 18時48分 ]

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【FUJIFILM】理想のレンズの選び方 ~ フジノン GF63mm F2.8 R WR ~

【FUJIFILM】理想のレンズの選び方 ~ フジノン GF63mm F2.8 R WR ~

理想のレンズを追い求めて…

何か撮影にアクセントを加えたい。
少し雰囲気を変えたい。
そう感じたら新しいレンズをあれやこれやといろいろ考えてしまいます。
そこで本連載ブログでは様々なメーカーの単焦点・ズームレンズをご紹介いたします。

昨月28日に発売され、既に多方面から高評価をいただいているGFX100 II。
このカメラの登場で、Gマウントのレンズにさらなる注目が集まっております。
今回は、初代GFXであるGFX 50Sの登場と共にデビューしたレンズのフジノン GF63mm F2.8 R WRGFX100Sにマウントし、都市部をスナップしてまいりました。

昨今のデジタルカメラの進化は目覚ましく、本レンズが登場したときは5000万画素であったGFXも、今は1億画素が選べるように。
優に倍の画素数となりましたが、GFレンズは(初期のモデルも含め)設計段階で1億画素に対応している為、ある意味本来の土俵に上がったと言えるかもしれません。
はたして本当に1億画素に耐え得るのか。
その疑問は撮影開始一発目にして消し飛ぶこととなります。

 

2段ほど絞ってf5.6で撮影しました。
曇天の中での撮影でしたが、コントラストを保ったまま超解像しています。
壁面のレンガ1枚1枚の質感が解る事は勿論、面による明暗の描き分けも文句がありません。

 

左端の窓をピクセル等倍で確認してみます。最周辺部にもかかわらず、窓の蝶番までしっかりと解像しています。
雨どいのパイプの立体感も素晴らしく、何も言わずに「フルサイズ一眼で撮影した写真の画像中心部です」と言われれば信じてしまいそうです。
GFレンズの中では比較的お求めやすい価格の本レンズですが、描写力に抜かりはありません。

 

このレンズは前群繰り出し式のAFを採用している為、フォーカシングでレンズ全長が変わります。
最台で1.5cm程鏡筒が伸びる都合上、AF速度は控えめ…なのですが。
ストリートスナップで被写体を追うくらいならば問題ありません。
GFX100Sの像面位相差AFとのコンビネーションで確実に被写体をロックし、狙った場所へしっかりと合焦しました。
(筆者自身が中判に慣れておらず、念のため3カット程連写したのですが、ピントは全てバッチリでした)

 

個人的にこのレンズで気に入っているのが、歪曲収差の少なさです。
マス目のような被写体を狙っても、歪みは微塵も感じられません。
気持ちいいほど直線が直線に写ります。

 

その為、こういった被写体を積極的に撮りたくなります。
都会に溢れるソリッドな線、線、線…。
後補正に頼らなくて良いレンズは、写欲も上げてくれて非常に頼もしい限りです。
どんどん撮りたくなる。撮って笑顔になる。そしてまた撮りたくなる。

 

ヌケ良し、立体感良し、発色良し。
写真最下部の両側に3個ずつある窓の立体感が物凄く、「ここは凹んでいるぞ!」という強い主張が感じられます。
フルサイズではたどり着けない奥行きの表現にため息…。
今すぐ欲しいと思いますが、私のお財布も「凹んでいるぞ!」と主張している為ため息をもう一つ。

 

シャープネスや立体感は非常に高いことが分かったので、ボケの感じをチェックしてみます。
ある程度近距離の被写体をf3.2で狙ってみました。
普段フルサイズ機に単焦点レンズを装着している筆者の感覚では、思ったよりボケ量が少ないと感じました。
「ラージフォーマットならどのレンズでも大きくボケる」という先入観がありましたが、そういった用途ではGF80mm F1.7 R WRが出番のようです。

 

やはりこのレンズは、非常に高い光学性能を存分に生かすような撮り方が似合います。
質感表現を愉しみたくて撮ったカットですが、木は木として、鉄は鉄として写っています。
このレンズの質感描写に曖昧さはありません。
机の左端にひっそりと置かれたインク瓶を是非ご覧ください。
これぞガラスの透明感と、感じて頂けることでしょう。

 

撮影を終えるころ、カメラを握り続けた右手の疲れが、思ったほど多くない事に気付きます。
レンズ側が軽いので荷重バランスが良く、「手のひらで持っていられた」為でしょう。
最後の最後で嬉しいプレゼントでした。ありがとうGF63mm F2.8 R WR。

 

このレンズが向いているのは次のような方

・コンパクトなレンズが欲しい
・解像力には一切妥協したくない
・色収差が少ないレンズが欲しい
・AFの精度が良ければ、速度はそこそこで良い(動き物はあまり撮らない)
・35mm換算50mm付近のレンズを使いたい
・導入コストを抑えたい

 

こんな方には別のレンズが向いています

・動画を撮る方(本レンズはAF駆動音がしますので、動画には向きません)
・コンティニュアスAFで動き物を撮る方(DCモーターによるレンズ駆動なので高速な被写体には向きません)
・フルサイズの50mm f1.4クラスのボケ量が欲しい方
・シルキーなボケ味が欲しい方(ボケは変な癖もなく綺麗ですが、なめらかさで選ぶならGF110mm F2 R LM WR等がおススメです)




 

 


 


 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年10月15日 18時00分 ]

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【Voigtlander】カメラとの相性抜群!高級感溢れる「NOKTON 50mm F1 Aspherical 」

【Voigtlander】カメラとの相性抜群!高級感溢れる「NOKTON 50mm F1 Aspherical 」

 

10月26日にコシナより初のCanon RFマウントの レンズ、Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical が発売されます。Canonが2018年秋に初のフルサイズミラーレスカメラをだして早5年。これまで海外メーカー製のRF用のマニュアルレンズは発売されていましたが、国内レンズメーカー製のものでは今回初のRFマウントレンズの登場となります。NOKTONのRFマウントレンズ、待望の発売の知らせに喜んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。

マニュアルフォーカスレンズといえばやはりオートフォーカスレンズにはない少々粘り気のあるフォーカスリングの感触が大きな特徴であり、魅力でもあります。そして解放絞りF1の大口径レンズです。私は今までこれほどの明るいレンズは使ったことがないので、どんな環境で使うと絞りF1の強み、魅力を感じられるのかとても興味があります。

さらに電子接点が付いているのもこのレンズの特徴です。絞りやシャッタースピードの情報がカメラの液晶画面やファインダーで確認できるのでカメラを操作する上でも、オートフォーカスのレンズを付けているときと同じ気持ちで撮影に臨めそうです。
そして他のマウントのNOKTONレンズでも見られるような、絞りクリック切り替え機構が搭載されています。これは絞りリング開閉の際、クリック音を消すことができるので、動画撮影にも対応した機能です。
今回はこのレンズをカメラに装着したときの外観を見てみたいと思い、いくつかの機種につけて写真を撮ってみました。服やカバンと同様に、カメラやレンズもそれを持ち歩きたくなるかどうかという点で、外観は商品選びの大事なポイントのひとつであると考えます。
Canon EOS R6 MarkⅡにつけてみました。なんの違和感もなく、見事にフィットしています。
Canon EOS R5 につけてみました。レンズフードを取って写してみるとよりすっきりとした外観になります。ちなみにレンズの重さは650gです。CanonのレンズでいえばRF100-400mm F5.6-8 IS USM (約 635g) 、マニュアルレンズでいえば コシナの Carl Zeiss Planar T 85mm F1.4 ZE (680g ) あたりが近い重さです。
Canon EOS R3につけた姿もとても良いです。R3はR6 MarkⅡ、R5 よりボディが大きいせいかレンズとの見た目のバランスがさらに良いと感じました。今回装着した3機種は、どのボディにつけても持ち歩いてみたくなるような素敵な外観です。Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical レンズの高級感のあるルックスはCanonのミラーレスカメラに見事にフィットします。
マニュアルレンズでの撮影はフォーカスリングを回しながら一枚一枚撮っていくのでオートフォーカスレンズとはまた違ったテンポで撮影できるのが魅力です。そしてこのレンズをカメラにつけてピントリングに触れた時のフィーリングがとても良く、まさに「持ち歩いて撮影してみたい!」と思わせるものでした。発売日は2023年10月26日です。

今回ご紹介した機材です。新品はネットからご注文いただきますと2年保証つき!

今回レンズと組み合わせた機材です。

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:23年10月14日 15時15分 ]

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