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【SIGMA/Panasonic】数多の選択肢から選び取る、軽量カジュアルに野鳥まで撮れる組み合わせ

【SIGMA/Panasonic】数多の選択肢から選び取る、軽量カジュアルに野鳥まで撮れる組み合わせ

3月になって早々また雪が降るとは思いませんでした。
そろそろ上着も薄手の出番かと思っていた矢先、毎度のことながらのんびりとした衣替えの筆者ですが今回は仕舞い込まずにおいて救われた思いです。

一般的に立春から3月はじめを指すことが多い早春、温かく包み込んでくれる布団に暁を覚えずといきたいところ朝から電話がかかってきました。
「ニュースで梅が見頃だと流れていたから一緒に見に行こう!」という元気な第一声。三十年来の幼馴染とは定期的に交流を持ち、特に春には花見が定番なのですがまさか梅から誘われるとは思いませんでした。とはいえ遡ること奈良時代には花見といえば梅だったようです。

今回はがっつり撮影ではなくカジュアルに楽しみながら撮影しようと持ち出したのは 「SIGMA fp ボディ」、あわよくばウメジローが撮れないかと小型軽量高倍率ズームレンズの「Panasonic LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S. S-R28200 」を選択しました。

電車に揺られること約1時間弱、到着した広大な公園はお互い小学生以来に訪れることになりました。大きな案内看板を見上げつつ、お目当ての梅林はというと一番奥まった場所にあるようです。他に椿・山茶花園、ボートにも乗れる池があるようだったので、道中撮影したり昼食をとったりしつつのんびり散策することにしました。

まず向かったのはこれまた奥の方にある椿・山茶花園。緩やかな坂が見えた時点で嫌な予感はしていましたがちょっとした丘を登るように向かい、椿・山茶花園自体も傾斜した曲がりくねった小道となっていました。もっと整備された歩きやすい道もありましたが、小道にある花の方が見頃だったのと、ちょっと童心にかえったような気持ちでした。望遠レンズの圧縮効果もあってか秘密基地にでも続いていそうです。

あたたかみを意識して撮影した1枚。なかなか見ない種類だと思いつつシャッターをきりましたが後から調べてみればここが誕生したのは1971年、元は個人所有だったものを企業が買い取り、寄贈されてきたそうです。現在では合わせて約600種、7,000本ほどあるのだとか。

歩きにくい斜面を撮影しつつ近況など話し合っていたら少し疲れたので小休憩。あちこちベンチやテーブルがあり、家族連れが多いのも頷けます。ふと上を見上げてみたら不思議な形の木の実がありました。小さな松ぼっくりのような硬そうな実です。

椿と山茶花を存分に楽しんだあとは池へ向かいます。日曜だからかボートに乗る人たちの姿も多かったです。太鼓橋やいかだ橋があったのでそちらを渡りつつ、少し離れた池へ向かえば白鳥の姿がありました。飼育されているようで白鳥注意の看板が。うかつに手を伸ばせば噛まれるようです。こんなに優美な姿の白鳥ですがなかなか気性が荒いのかもしれません。もちろんそんなことはせずここでも望遠ズームレンズが役立ちます。

そうこうしている間に1時間ほど経過したでしょうか。やっとお目当ての梅林に到着しました。少し離れたところからでも梅の良い香りがしてきます。満開の梅林を広角側で撮影。

ふと花びらが落ちてきたので見上げるとメジロも梅の花を楽しんでいました。あちこち短距離を飛んだり跳ねたりしつつ蜜を吸っているようです。

撮影できたら良いなくらいの気持ちでしたが今日選択したレンズはこの時のためです。梅に夢中なメジロは思ったより近くにきてくれることも多く、ぴょんぴょん動き回る小柄な姿をフレームに収めようとひたすらシャッターを切っていました。

ここまで気付けば2時間半ほど、椿や山茶花、梅にメジロと想像以上に撮影するものが多く旧交をあたためつつも楽しんで散策することができました。

2018年結成時のライカ、シグマ、パナソニック3社に加え、現在では全8社がLマウントアライアンスに参入しています。
ボディ、レンズと幅広い選択肢から自分に合った組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月17日 19時00分 ]

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【SONY】α7C IIとクリエイティブルック!優しい印象の写真を楽しむ

【SONY】α7C IIとクリエイティブルック!優しい印象の写真を楽しむ

今回撮影に使用したSONY「α7CII」には「クリエイティブルック」と呼ばれる機能が搭載されています。「クリエイティブルック」はカメラにプリセットされている10種類の個性的なルック(色味など画像の雰囲気のこと)です。カメラ側で設定できるので、撮影後にすぐにSNSにアップロードしたい方にもおすすめです。
まず、クリエイティブルックが分かりやすいように通常撮影の写真と比較してみます。

クリエイティブルック未使用

カメラ側では適正露出でしたが室内撮影だったので、のっぺりとした写真となってしましました。同じ設定のまま、クリエイティブルック「SH」で撮影してみます。レンズはSEL50F14GMを使用しました。

クリエイティブルック「SH」

一気に雰囲気が変わり、明るい印象となりました。色味がパステルカラーで可愛らしい印象です。SNSやブログなど撮って出しでも十分に楽しめます。

このルックは空や海などの青が水色に変化するので可愛らしい印象の写真となります。シャドウ部も持ちあがるので明るい雰囲気です。

曇り空での撮影でも試してみました。曇りだと雰囲気が暗くなってしまうので撮影時の露出や編集が難しいのですがこのルックはとてもいい雰囲気に仕上げてくれました。晴天から曇り、室内など幅広く楽しむことができました。

被写体や天候、ユーザーによっても好みが分かれると思いますがクリエイティブルックは現在10種類あるので、きっと好みの色味が見つかると思います。また、コントラスト、シャープさ等は調整可能なのも自由度が高く扱いやすいポイントだと思いました。

ちなみに、今回使用したα7CIIはキャッシュバック金額¥20,000円となります。これから写真を本格的に始めたい方、フルサイズデビューなど多くのユーザーの方へオススメできる一台となっています。今回紹介したクリエイティブルックを活用して楽しい写真ライフをお過ごしください!

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今回ご紹介したカメラ・レンズ以外にもたくさんの魅力的な対象商品があり、レンズの他いマイクもキャッシュバックを受けていただく事ができます。
さらに対象ボディとの同時購入であれば、バッテリーを購入いただいた場合、バッテリーもキャッシュバックを受けることが出来るようになっております。
上のバナーリンクから対象商品一覧を確認していただきお求めの商品があるかご確認下さい。

更にマップカメラではインターネットからのご購入で安心の新品2年保証サービスをご用意しています。
お買い得なメーカーキャッシュバックは2025年5月7日まで!ぜひこの機会をお見逃しなく!

[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月16日 12時00分 ]

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【Canon】誰もが待っていた理想のカメラ。実現したのはCanonでした。

【Canon】誰もが待っていた理想のカメラ。実現したのはCanonでした。

昨年11月29日。
カメラメーカーの巨匠Canonが、フラッグシップミラーレス EOS R1を発売しました。
プロの方はもちろん、写真を趣味として楽しむ方にも好評いただいている本機。
いつ触れるかウズウズしていましたが、その機会が訪れたため数日間にわたり試用してきました!

・・・

さて、まずは画質から見ていきます。
搭載されたセンサーは約2420万画素の為、高画素化が進む昨今においては決して大きな数字ではありません。
しかしこのセンサーには「GDローパスフィルター」が搭載され、モアレや偽色の抑制と高解像を高いバランスで両立しています。
今まで一眼レフのEOS-1D X Mark IIIにしか採用されていなかったのですが、とうとうミラーレス機にも搭載されました。
以前EOS-1D X Mark IIIを試写した際、それまでのEOSとは違う、まるでヴェールを1枚取り去ったかのような写りに感銘を受けたのですが、今回もしっかりと効果が感じられ、ミラーレス機の中でも一段とクリアな写りが楽しめました。

RF28-70mm F2L USM

組み合わせたレンズの力によるところも大きいとは思いますが、このヌケ、この立体感!
ボート付近のロープやシャフトがしっかり分離し、被写界深度内なのにも関わらず手前と奥がしっかり判るのです。
圧縮された画像しかご覧いただけないのが悔しくなるくらいの高画質。
ただシャープなだけではこうはなりません。

RF28-70mm F2L USM

グラデーションを見るために狙ってみたカットですが、非常にきれいです。
普段EOS R6 Mark IIを使っている筆者からするとナチュラル寄りの色味かつ高コントラストに感じ、「ああ、EOS-1Dシリーズの頃も下位機種と比べると少し彩度が低めでコントラストが高めの画作りだったなあ」と懐かしくなりました。スポーツフォトの現場で「撮って出し」納品をする場合は非常に良い塩梅です。
また、R1はどのピクチャースタイルを選んでも色ごとのつながりが良くなった気がします。

RF28-70mm F2L USM

この撮影は寒さの堪える2月でしたが、それでも海は少しずつ春めいてきていました。
真冬の透き通るような透明感・・・というよりは少しだけ眠さを感じる色味の渚、掛値なしにきれいです。
以前のEOSシリーズなら色相を調節して水色を強調したものですが、もうそんな必要もないのだな・・・と少しばかり寂しくなりました。
本当に進化している。それはもう、嬉しいほどに。

RF28-70mm F2L USM

EOSのミラーレスカメラの中でもずば抜けて大きいファインダーは、上質な撮影体験を与えてくれます。
シルクのように清らかな大デフォーカスの中、視線入力でモニュメントにカーソルを合わせる。
シャッターを半押しすればリングUSMが強烈なトルクでフォーカスレンズを動かし、瞬く間に合焦。
制振の聞いたメカシャッターがシャコンと切れて、あとには思い描いた通りの写真が残る・・・。

普段は背面ディスプレイで撮影画像のチェックをするのですが、このカメラはファインダーでそのまま確認してしまいます。
なぜなら、画質が美しいから。
「アフタービューをファインダー内に表示したくなる」カメラはこれが初めてでした。

RF28-70mm F2L USM

ここで一旦、話を冒頭のセンサーに戻します。
以前からCanonが採用し続けてきた表面照射型CMOSは、白の表現が得意なイメージがありました。
自動車メーカーそれぞれのパールホワイトの色味の違い(青っぽい白や黄色っぽい白)や、白い服の影になっている部分と日の当たっている部分の描きわけが上手いのです。
他社の裏面照射型CMOS機と比べると結構なアドバンテージを感じていたこともあり、「R1の裏面照射CMOSはどうかな・・・」と少し不安に思っていたのもまた事実。
ところがそれはまったくの杞憂だったようです。
様々な白をちゃんと描いてくれているのですから。

RF28-70mm F2L USM

ひとしきり海を練り歩き、日が暮れてからも感動は止まりません。
何とはなしに撮った1枚に再び驚かされてしまいました。
今までのEOSでは暗くなりすぎるか、過剰に明るく補正されてコントラストの低い眠い画になりがちなシーンにもかかわらず、ちょうど良い塩梅のコントラストに仕上げてきたからです。
オートライティングオプティマイザの制御上手くなったか?と言葉に漏れてしまいました。

ーさすがのフラグシップ機だ。
この日は大満足で帰路に就き、ルンルン気分で車を運転して・・・。
「あ、動きもの撮るの忘れた」

そんなわけで後日改めて動きものを撮りに行ってきました。

・・・

さて、動きものと言えば。
EOS R1は縦線検出と横線検出のフォトダイオードを規則的に配置し、クロスAFを実現しています。
もともとCanonのAFは高速・高精度でしたが、それが更にレベルアップしているわけで、それ相応に難しいものを撮りたいと考えました。
そこで「枝や草がいっぱいで縦線と横線まみれの茂みや物陰」など、一筋縄ではいかない場所にいる小鳥を狙いに川へと出かけたのです。
レンズはRF200-800mm F6.3-9 IS USMを選びました。

野鳥撮影で大切なことは、
①まず目当ての鳥に出会うこと(一番難しい)
②プリ連写系の機能があること
③被写体認識が高性能なこと
だと思っておりますが、今回はカメラが高性能なので②と③は余裕でクリアしています。
行ってみましょう!

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ここでタイトル回収をさせていただきます。
「誰もが待っていた理想のカメラ」それはR1だと。
順番に理由をお話しさせていただきます。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

本ブログに登場する野鳥の写真は、すべて「プリ連続撮影」を使用しています。
EOS R5 Mark IIから搭載されているこの設定は、以前の「RAWバースト」と違いJPEGで記録ができる目玉機能。
連写したカット1枚1枚が独立した普通のJPEGなので、RAWバーストとは扱いやすさが段違いなのです。
シャッターボタンを押したタイミングよりも、最大20コマ分さかのぼって記録ができるので、鳥が飛び立ってからシャッターを押せば飛翔の瞬間が撮れます。
JPEGで撮影しているので、DLO(デジタルレンズオプティマイザ)が適用された状態なのも嬉しいポイントです。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

この次に活躍するのが「プロテクト」と「この画像を含む連写画像全てを消去」です。
プリ連続撮影で撮影した後に、メイン電子ダイヤル(背面の大きなダイヤル)を回して1番良いカットを選んだら、すかさずプロテクト。
そのあとは削除ボタンを押して「この画像を含む連写画像全てを消去」を選ぶと、プロテクトした画像以外の1連の連写画像が一瞬で全部消せるのです。
他メーカーでも搭載されている機能ではありますが、これは凄まじい作業効率化です。
画像のピント確認がしたければ、あらかじめシャッターボタン脇のM-Fnボタンに等倍拡大を割り当てておけば一瞬でピント位置を等倍拡大。
これらを組み合わせれば選定から削除までわずか3~4秒で終わりました。

この流れで選び出された、川の中から様々なものを引っ張りだすセグロセキレイ君をご覧ください。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

さて、まだまだ終わりません。
上記一連の流れが終わったら次の鳥を探しに行くわけですが、歩いている間にカメラ内アップスケーリングをかけておけば9600万画素相当の画像が生成されます。
1枚10秒程度で仕上がるので、移動中にすぐ終わります。
アップスケーリングをすれば、「フルサイズ機なのでマイクロフォーサーズ等のように焦点距離が稼げない」という弱点をしっかりカバー。
大きくトリミングしても画素数をキープできるので好きな構図を作ることが可能です。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

元画像を大きくトリミングしても・・・この通り!

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

そして当然のように被写体認識AF性能も上がっており、以前の機種でよくあった「カワセミを見つけてロックしたが、待っている間に緩やかにピントがずれていく」といった事は大幅に減りました。
飛翔の瞬間を待つ間はずっとAFを喰いつかせているわけですが、そこで外れないという事は決定的瞬間を逃さないという事につながります。
下のカットはどれも待ちからの飛翔なのですが、全くのストレスフリーで撮れました。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

ダイブから帰ってきて、水を振るい落とすためにブルブル。
目が瞬膜で覆われた瞬間もこの通り。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

そしてそして、今回一番感動した写真がコチラ。

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

のんびり歩いていたところ、突如目の前をカワセミが横切ったことに気づき、大慌てで腰だめでカメラを構えて(本当に余裕がなかったのです)連写したら写っていました。
しかもピントがちゃんと来ている!
若干緩い描写なのは私の腕のなさが原因ですが、それにしたってこんなに酷い構え方・振り方でこんな写真が撮れるだなんてあり得ませんでした。
少なくとも今までは。

この次の写真ではとうとうダイブの瞬間に立ち会えたのですが・・・

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

流石にご覧の有様です。
もちろんこれは私の技量不足。
秒間40コマ連写ですら2カットほどしかカワセミが写っていないので、どれだけブレながらカメラを振っているかが良くわかります。
(本来はドットサイトを装着しビデオ雲台付き三脚に据え、ひたすらに練習をして撮るべきものなのです。。。)

RF200-800mm F6.3-9 IS USM

今回モデルを務めてくれたカワセミ君。
嘴の下部が黒いのでオスでしょうか?(自信がありませんが・・・)
凛々しい顔に反して鳴き声は「チーーーー☆」。
そのギャップに何度も癒されました。

閑話休題。
そろそろまとめに入ります。
総括すると
①プリ連続撮影が便利
②メイン電子ダイヤルを活用した画像選定が一瞬
③カメラ内アップスケーリングで超高画素化
④そもそもAF性能が圧倒的
となります。
これ以外にも
⑤縦位置グリップ一体型のボディなので握りこみやすく、超望遠を長い時間構えても疲れにくい
⑥長いバッテリーライフで安心
⑦ピント位置の等倍確認がシャッターボタン脇のM-Fnボタンですぐできる
⑧キヤノンならではの温かみのある鮮やかな色味
⑨JPEGで撮影しているので、DLO(デジタルレンズオプティマイザ)が適用される。(対応の純正レンズならすべて高画質化されている状態で撮影できる)
⑩読み出し速度が速いためローリングシャッターがほぼ皆無
という特徴が合わさり、非常に快適に撮影ができるのです。
1つ1つの特徴は他メーカーでも当てはまるものがありますが、すべてを合わせたトータルバランスがとにかく高く、使っていて夢のようでした。

撮影を便利にする各機能がてんこ盛りで、AFが速くて、高画質で、使いやすい。
少し前には夢物語だったような事が現実になったことに嬉しさを隠せません。
これぞ誰もが望んだ理想のカメラだと思うのは、きっと大げさではないでしょう。

・・・

ただいまキヤノン春のキャッシュバックが開催中です。
今回使用した機種ではRF200-800mm F6.3-9 IS USMが対象!
ご案内の記事はこちらをクリック。

詳しいキャンペーン内容に関しましては下記メーカーサイトからご確認ください。

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中古商品も見逃せません。




[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月15日 18時13分 ]

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【Canon】『キヤノン春のキャッシュバック2025』スタート!

【Canon】『キヤノン春のキャッシュバック2025』スタート!

日中の日の暖かさや、肌をなでる優しい風に春の足音を確かに感じる今日この頃。
春の気配とともに、『キヤノン春のキャッシュバック2025』がスタートしました!
こちらは、2025年3月14日(金)~2025年5月7日(水)の期間内に対象商品をご購入しご応募いただくと最大5万円のキャッシュバックを受けられるという大変お得なキャンペーンです。
気になる対象商品は下のバナーをクリックしてご確認ください。

数多くの対象商品の中からオススメのカメラとレンズを、魅力の伝わるMapTimesの記事とともにご紹介いたします。
※画像をクリックしていただくと、該当の記事にジャンプします。

1.EOS R3

2021年に発売されたR3。今回のこのキャンペーンでは最大額である50,000円のキャッシュバック対象となっております。
R3より搭載された「視線入力」。フォーカスを合わせたい箇所に視線を向けるとフォーカスポイントがその場に移動するため、一瞬も見逃せないシーンで最高の瞬間を逃すことなく撮影することが可能です。
さらに、ハイエンド機の名にふさわしい高速連写にも対応。電子シャッター撮影時において、AF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立しています。
静止画はもちろんのこと、動画性能も6K/60PのRAW動画内部記録や、4K/120Pハイフレームレート動画撮影を実現。さらにクロップなしのオーバーサンプリングによる4K/60P動画撮影も可能です。
動画も静止画も最高ランクのカメラです。

こちらのMapTimesでは、R3と一緒にRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMで動物園でアニマルフォトを撮影した記事となっております。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMも今回のキャッシュバックキャンペーンで45,000円のキャッシュバック対象ですのでこのセットですと95,000円のキャッシュバックとなります。
動物の毛の質感の違いや鮮やかな色彩の細部までしっかり描写するCanonの力に驚きが隠せません。

RF200-800mm F6.3-9 IS USMと共に逗子の海岸沿いにて撮影を行ったこちらのMapTimes。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMもこちらのキャンペーンで40,000円のキャッシュバック対象商品となっております。
水面から今まさに飛び立とうとしている瞬間もR3の高性能なAFでしっかりと捉えられている写真は必見です。

2.EOS R6 MarkⅡ

続いて紹介しますのはEOS R6 MarkⅡです。今回のこちらのキャンペーンでは30,000円のキャッシュバック対象となっております。
優れた被写体検出性能とトラッキング性能を持つこのカメラ。人物や動物はもちろんのこと飛行機や鉄道もAF検出対象となっているため撮影したいものは何でもフォーカスを合わせることが可能です。一度検出したAFはしっかり追従するため途中でフォーカスが被写体を見失う心配もありません。
Canonのカメラの中でも屈指のオールラウンダー。日常の撮影から作品撮りまでなんでも任せられるすべての人にお勧めしたいカメラです。

こちらのMapTimesでは、Canon RF24-70mm F2.8 L IS USMを組み合わせて、春の陽気の中で動画撮影を行いました。
Canon RF24-70mm F2.8 L IS USMも今回のキャッシュバック40,000円の対象レンズとなっています。
さらに春が待ち遠しくなる柔らかい河津桜の動画は見たら動画に挑戦したくなります。

RF28mm F2.8 STMと組み合わせ、冬のある日に撮影に出かけたこちらのMapTimes。
RF28mm F2.8 STMは今回のキャッシュバックで5,000円の対象レンズとなっております。
駅前のイルミネーション動画は見ているだけでほのぼのとした気持ちになります。

3.PowerShot V10

2023年に発売されたVlog カメラであるPowerShot V10も今回のこちらのキャンペーンではキャッシュバック対象商品です。ブラック・シルバー・ホワイトの3色展開されており、すべてのカラーで5,000円のキャッシュバック対象となっております。
近年ますます人気の高まり、旅行の思い出で動画を残す方も多くなってきました。そのようなユーザーに向けてキヤノンが新たに立ち上げた、『PowerShot V シリーズ』。
その第1弾として発表、発売されたVlog カメラです。
写真撮影も快適でポケットサイズでいつでも持ち運び可能です。さらにマイクの品質は高く、綺麗な音を残すことが出来るためコンパクトなボディの中に高い性能を詰め込んだ機種となっています。


先ほど簡単に記載したPowerShot V10ですが、このMapTimesを読めば魅力が存分に感じられ、一度PowerShot V10を使用してみたいと感じられます。
ぜひご一読ください。

4.RF24-105mm F4 L IS USM

ここからはレンズのご紹介となります。まずはRF24-105mm F4L IS USMです。20,000円のキャッシュバック対象のこちらのレンズは、R6MarkIIでキット販売されている標準ズームレンズです。
広角から中望遠域までF4通しでカバーしているこのレンズは、どんなときでも「持っていれば安心」なLレンズです。
RFレンズで最初に持つレンズを迷っている方にまず候補として挙げたい万能レンズです。


いわゆる「小三元標準ズーム」と呼ばれることもあるこちらのレンズ。
こちらのMapTimesでは、ミラーレスカメラとともに携帯することを考えたときになぜこのRF24-105mm F4L IS USMをおすすめ出来るのかという理由を多くの作例写真とともに紹介しております。
Lレンズらしい収差のほとんど見られない隙のない描写と論理的に展開されるRF24-105mm F4L IS USMの素晴らしさは必読です。

5.RF100-400mm F5.6-8 IS USM

続いてご紹介するレンズはRF100-400mm F5.6-8 IS USMです。今回のキャンペーンでは10,000円のキャッシュバック対象となっております。
このレンズの魅力はなんといっても小型軽量、高画質であること。400mmまでの望遠ズームレンズでありながらその重さは約635gです。
手持ちで一日撮影を行っていも苦にならず快適に撮影が可能です。また軽量であるため、どのボディで使用しても重量のバランスが良いこともストレスフリーで撮影できる理由です。
更に高速AFで撮影したい瞬間を逃すことはありません。携帯性と性能。2つの妥協できない点をクリアしている大人気望遠ズームレンズです。


手持ち撮影が快適に行えるRF100-400mm F5.6-8 IS USMが活躍する場面の1つに野鳥撮影が挙げられます。
こちらのMapTimesではR6MarkIIとともに野鳥撮影に挑みました。カワセミをはじめとするたくさんの野鳥の表情も魅力的ですが、それだけでなく
R6MarkIIで撮影しクロップしても確認できる解像力の高さはレンズの性能の高さを表しています。

 

6.RF70-200mm F2.8 L IS USM

最後にご紹介するレンズはRF70-200mm F2.8 L IS USMです。40,000円のキャッシュバック対象レンズとなっています。
F2.8通しの望遠ズームレンズであるこのレンズは大三元の常識を覆すコンパクトさを誇ります。70mmから200mmまで全域でピント面はシャープに高い解像度を、ボケは柔らかくとろけるような描写のため結婚式など人物撮影があるシーンで特におすすめしたいレンズです。
レンズ内に手振れ補正も搭載されているため手ブレの心配もなく使用できます。


F2.8の明るさを持つ望遠ズームレンズ=重い。
そのイメージを覆すRF70-200mm F2.8 L IS USMをこのMapTimesではスナップ撮影で使用しています。
R6MarkIIと合わせて使用しても20cm程度で収まるため、用途を問わず様々なシーンで持ち出したくなります。

今回のこちらのキャッシュバックキャンペーンでは、対象期間内に対象商品をご購入後、
2025年5月21日(水)までにご応募いただいた方全員に銀行振込でのキャッシュバックとなります!
また、今回ご紹介いたしましたカメラ、レンズのほかにもまだまだ多くのキャッシュバック対象商品がございます。
心機一転、新たな環境で新しい生活を始める方もそうでない方も、背筋が伸びる思いがする季節、春。
何か新しいことや、以前から気になっていたことを始めたい。そんな思いのする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな背中を押してくれるようなキャンペーンが始まります。
カメラを始めてみたい。気になっていたカメラやレンズに買い換えたい。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
また、マップカメラのインターネットからご購入いただくと新品2年保証!さらに安心してご利用いただけます。
詳しいキャンペーン内容に関しましては下記メーカーサイトからご確認ください。

[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月14日 18時00分 ]

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【FUJIFILM】XF35mm F1.4 王道レンズが王道たる理由

【FUJIFILM】XF35mm F1.4 王道レンズが王道たる理由

今回はFUJIFILM X-T4とXF35mm F1.4 Rを使用して撮影いたしました。
X-T4は画素数約2610万画素でフジフイルムのX-Tシリーズの中では初めて手振れ補正が搭載されたボディになります。フジフイルムらしいクラシカルな見た目で持っているだけでも楽しいです。
レンズのXF35mm F1.4 Rはコンパクトかつ明るさのあるレンズで、発売されたのは2012年ですが今もなお多くの方に親しまれているレンズです。

そんな組み合わせを持って伊豆のシャボテン公園に行ってまいりました。

まだ冬の寒さの残るこの日は温泉にはたくさんのカピバラが集まって入っておりました。
今でこそ、様々な場所で温泉に入る姿が見られますが、この場所は元祖カピバラ温泉としても有名なようです。

XF35mmのレンズはフルサイズ換算で約50mmくらいの画角になります。
動物を撮影するのには少し足りないのではないかと不安でしたが、ここは動物との距離感がかなり近かったため満足のいく撮影ができました。AFもきちんと捉えてくれ、被写体をしっかりと描写してくれます。

眠っているフェネックを撮影しました。
ガラス越しでしたが反射もあまりなく綺麗に抜くことができました。
趣を変えてフィルムシミュレーションをクラシックネガに。

シャボテン公園のシャボテンとはサボテンのことです。
園内には大小たくさんのサボテンがありましたが、鉢に植えられているものは可愛らしく目に留まりました。

フクロウがじっと一点を見つめていました。
逆光でしたがあえて光をいれ、露出を高めに設定しました。背景のボケと相まって柔らかい写りになっています。

XF35mm F1.4 Rのレンズは、使いやすい画角と安定した写りで人気の理由がよく分かりました。
スナップに向いている一本あるとたくさんのシーンで活躍するレンズです。
レンズキットのズームレンズからのステップアップでの初めての単焦点としてもおすすめです。

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年03月14日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】白い月と大空を見上げて – 「OM-1」で紡ぐ空の物語

【OM SYSTEM】白い月と大空を見上げて – 「OM-1」で紡ぐ空の物語

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「OM SYSTEM OM-1」×「空がある風景」です。

空は、私たちのすぐ頭上にありながら、その姿を留めることなく常に変化し続ける存在です。
広がる空の下には無数の風景があり、飛行機が大空を横切り、白い月が静かに佇む瞬間が存在します。
そんな一瞬の美しさを切り取るために「OM-1」があります。

「OM-1」は、コンパクトでありながらプロフェッショナルな性能を備えたミラーレスカメラです。
その最大の魅力のひとつは、高性能な有効約2037万画素裏面照射型Live MOSセンサーを搭載している点にあります。
このセンサーは、広いダイナミックレンジを持ち、明暗差の大きい風景でも細部まで鮮明に描写することが可能です。
空のグラデーションや雲の柔らかな質感、そして飛行機が残す飛行機雲の一本一本まで、緻密に捉えることができます。

また「OM-1」のオートフォーカス性能は驚くべき速さと正確さを誇ります。
特に、動体を認識するAI被写体認識AFは、飛行機の撮影においても大きな力を発揮します。
高速で移動する飛行機も瞬時に捉え、シャープな描写でその存在感を際立たせることができます。

「OM-1」は優れた防塵・防滴性能を備えており、天候の変化が予測しにくい屋外撮影にも最適です。
空を主題にした撮影では、突然の雨や風に遭遇することも珍しくありません。
しかし、このカメラならばそうした環境でも安心してシャッターを切ることができます。

空が広がる風景、飛行機が飛ぶ瞬間、白い月の静寂——それらはどれも一瞬の出来事であり、見逃してしまえば二度と同じ光景には出会えません。
「OM-1」とともに空の美しさを感じながらその一瞬を残された、皆さまによる素敵な作品をどうぞご堪能ください。

現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では「OM SYSTEM OM-3」の発売を記念したフォトコンテストを開催中!
「OM-3」だけでなく、「OM SYSTEM または OLYMPUSのマイクロフォーサーズ」を使って撮影された作品すべてが対象となります。
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【作品名】大都会の空から<投稿作品を見る

【投稿者】ninoran様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】じゅんいち様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】BLUE IMPULSE<投稿作品を見る

【投稿者】kurapon2様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO



【作品名】雨上がりの朝の羽田第2ターミナル C滑走路から離陸。スカイツリーを添えて。ANA787<投稿作品を見る

【投稿者】cattyspring様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7



【作品名】朝7時過ぎの月(10/24)<投稿作品を見る

【投稿者】SHIGERU様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】cou様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO


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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年03月13日 19時32分 ]

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【CONTAX/RICOH】TVS IIIと、これからのコンパクトフィルムカメラ

【CONTAX/RICOH】TVS IIIと、これからのコンパクトフィルムカメラ

つい先日、フィルムカメラ TVS IIIを伴って、雪の降る温泉街を旅しました。

その時の事を、これまでの、そしてこれからのフィルムカメラに対する雑感を交え、お伝えしたいと思います。

 


コンパクトフィルムカメラは、後どれくらい使うことができるだろうか。

原材料費の高騰や、ユーザーの減少により、フィルムそのものも値段が上がる今、

多くの方にとって、フィルムカメラは、より趣味性の高い道具として認知されているかもしれない。

中でもコンパクトフィルムカメラは、その利便性や携帯性も相まって、簡単にフィルムの雰囲気を味わうことに最適だ。

その結果か、コンパクトフィルムカメラ全体の相場がここ数年で顕著に引きあがってきている。

とはいえ、コンパクトフィルムカメラの課題は、それだけではない。

フィルムカメラ全体にも言える話だが、修理保守期間が終了した機種も多くなってきた。

つまり、修理ができる機種もあれば、できない機種もあるということだ。

 

去年の暮れに、使っていたGR1S デートが故障し、レンズバリアの開閉ができなくなってしまった。

GR1Sは、以前はシルバーを使ってたが、その後一度手放して、縁があり、今度はデート付のブラックを購入した2代目であった。

使用頻度こそ、そこまで多くはなかったものの、どこへ行くにもとりあえず伴うような、正に愛機だった。

 

RICOH GR1S デート + Kodak GOLD200

【Nikon/RICOH】Z fとオールドニッコール、尾道と倉敷(時々GR1S)

 

普段飽き性で、すぐにカメラを買い替えてしまう私だが、GR1Sは、随分使った。

私が手にした時は既に中古で、カウンター表示不良の難有品だったが、1990年代も後半の発売のカメラである。

むしろよく、複雑な電子部品を内包しながら、20年間も動き続けてくれたと思う。

ちょうど、GR1Sのデート機能は、2024年末をもって、内部に記録されたカレンダーが終端になってしまい、

2025年からは日付が初期設定まで戻ってしまうという。

日付機能は使用しないまま、使い続けようと考えていたが、本体の不具合も重なり、

何とか修理できないかと、見積もとってみたが、部品払底の為不可とのことだったし、

活用方法が見つかる方に手放した方が良いのかもしれないと感じ、放出したのだった。

 

しかし、GR1Sがない生活は、思っていたよりさみしいものだった。

私にとってGR1Sは、他人に見せる様な写真を撮るカメラではなく、

肩の力を抜き、仲の良い家族や友人を撮り、みんなに見せて笑いあうような、日常に根差したカメラであったのだ。

その穴を埋めるため、同じように日常に根差すカメラを代わりを探し始めたが、中々見つからない。

コンパクトカメラで、広角が使えて、日付が焼き込めて…。

一つ一つの要素を満たすカメラはそこそこあるものの、しっくりくるものが見つからず、時間が流れていった。

それだけ、私にとって、GR1Sは完成されたカメラだった。今もなお、中古を探してしまう自分がいる。

 

RICOH GR1S + Kodak PORTRA 400

【RICOH】今日も今日とて、GR1S

 

そんなある日、見つけたのが、うってかわって、CONTAX TVS IIIだった。

1999年に発売された、ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ CONTAX TVS シリーズの3代目に当たる機種だ。

偶然見つけたTVS IIIは、2000年を記念したミレニアムモデルである。

ミレニアムモデルにはいくつかカラーバリエーションがあるが、私が購入したのはきらびやかなマーブル塗装が目を引くモデルだった。

GR1シリーズを買い戻すのではなくCONTAXを選んだ理由は、その美しいルックスと、

当時Tシリーズなど名立たる名機を発売していたCONTAXブランドの描写力を、この目で見たくなったためである。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

余談だが、このカメラ、現在大変な人気を誇るCONTAX T2やT3シリーズと比較し、当時は不人気の機種だったようだ。

その理由とは、このクラスでは当時めずらしかったボタン押下式の電動ズームを採用していた事や、

毎回起動時にフラッシュ発光設定がリセットされてしまうなどいった操作系の煩雑さなどから来ているようだったが、

実際のところ、使用してみると、この辺りの操作がやや撮影のテンポの悪化を招いていることは否めないが、

コントラストが高く明瞭な、30-60mmという絶妙な焦点距離のレンズや、愛くるしくも洗練された筐体を触っていると、些末な問題に思えてくる、大変よいカメラである。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

何より魅力的なのは、日付の焼き込みが2099年頃までメモリーされているということだった。

その時まで自分が生きて使っているかはさておき、日付の焼き込みは私にとってかなり重要な機能だ。

何故か、と言葉にするのは難しいが、例えば、日付が焼き込まれることで、現像し、仕上がったフィルムが

まるで思い出がそのまま形になったような、不思議な感覚になることが、一つの理由だったりする。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

ところで、デート(日付焼き込み)機能のあったフィルムカメラには、2019年問題と呼ばれるものがあった。

多くのカメラが有するデート機能のメモリーが、2019年末を境に終端を迎え、それ以上の日付を記録することができないというものである。(機種によって終端はまちまちで、例外も沢山ある)

日付機能を使用さえしなければ写真は問題なく撮影することから、差し支えないユーザーも多くいるものの、

光でフィルムに直接写真を焼き込むというのは、デジタルで日付を後処理で記録するのとは異なるように、私は感じる。

使う事ができるなら、ぜひ使いたい機能だ。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

このCONTAX TVS IIIも、はたしていつまで使うことができるだろう。

いまはまだありがたい事に、修理などに対応ができる機種ではあるが、

全体として、コンパクトだけではなく、多くのフィルムカメラは、当然ながら長い年月を経て、徐々に数を減らしていっている。

点検や清掃であればまだしも、ヴィンテージのクルマと同じで、修理部品がなくなってしまうと、修理を行う事が出来ない。

特に、電子基板を内包するカメラは、その難易度が飛躍的に上がってしまうと聞く。

技術発展と共に、今後願わくば、このような製品の修理対応が再開されたりしないものかと

淡い期待を抱いてしまうこともあるが、難しいというのが現状だ。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

そんな状況の中、昨年にはPENTAXから17というハーフ判のコンパクトフィルムカメラが発売されたりもした。

よもや2024年にコンパクトフィルムカメラの新製品など、10年前なら誰が想像できたであろうか。

聞けば、様々な同社の名機の設計者に話を聞き、考えを織り交ぜ、開発されたそうだ。

まさに、フィルムカメラを作りたいという熱意が、一つのカメラを、本当に作り上げたのだ。


 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

このような動きは局所的かもしれないが、新製品が発売したということには大変意味があると思う。

新製品が発売すれば、市場にその分新たなユーザーが生まれ、

フィルムカメラを取り巻く環境に、新しい循環が発生する。

徐々に数を減らしていくフィルムカメラ市場に、新しい機種が誕生するのは、

それだけ、素晴らしい意味があると、私は考えている。

 

古いスキャナーで、ネガを取り込みながら、待ち時間にそんな雑感を並べ立てながら、取り込まれた写真を眺めてみる。

雪の降りしきる温泉地は、硫黄のにおいと湯気が立ち込めていて、

多くの人で賑わい、皆一様に滑りやすい足元に気をしながら歩いていた。

行の特急列車や、バスでのこと。その日に食べた食事のこと。泊まった宿のこと。

ここに載せていない写真も沢山写ったネガが、思い出を形にしたまま、手元に残っている。

いまもなおフィルムカメラを使えることに感謝をしながら、

出会ったCONTAX TVS IIIこれからも大切に使いたいと、改めて感じた。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 


 

修理面などのリスクはあるものの、それをなげうってでも使いたい魅力が、コンパクトフィルム機にはあります。

こぢんまりとしたボディに凝縮された、当時の最先端技術の粋。

そしてそこから写し出される、形の残る写真達。フィルムでしか出せない色。

しかし操作は簡単で、どこでも、誰でも使う事が出来る利便性。

私が手にしたカメラは、CONTAX TVS IIIという一つの機種ではありますが、

皆様にもベストマッチする素晴らしいカメラがこの世界のどこかに眠っているかもしれません。

 

皆様も是非、ライフスタイルにマッチしたコンパクトフィルムカメラを探してみてはいかがでしょうか。

 

■中古コンパクトフィルムカメラはこちら↓

 






[ Category:etc. PENTAX & RICOH | 掲載日時:25年03月13日 19時00分 ]

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【Panasonic/SIGMA】この季節に咲く花(93)春、先ずは咲く花

【Panasonic/SIGMA】この季節に咲く花(93)春、先ずは咲く花

だいぶ日が、長くなりました。

屋外で撮影していると時間を忘れさせる季節となってきました。

ただ気候は突然、4月の中旬くらいの暖かさになったり、次の日は7~10度くらい低くなり体調が優れない

季節でもあります。

十分、対策をして撮影に臨みましょう。

撮影カメラ・レンズは、Panasonic LUMIX S5IIX ボディ DC-S5M2X ブラックに

SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ライカSL/TL用)をつけて春を撮りに行きました。

前回、この季節に咲く花(92)で咲いていなかった。

枝垂れ梅もこの通り。

ほぼ、満開となりました。

最初の「枝垂れ梅」とは、違って地味ですが、「マンサク・満作・万作」と言います。

花弁です。

まるで、インスタントラーメンの麺の様です。

あまり知られていないですが、良い香り(無香のものもあります)がします。

名前の由来は、山で最初に咲くのが「先ず咲く」の言葉が転じたとされてます。

又は、「真っ先」、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」、

花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説があります。

先ずは、春の良い香りをお楽しみください。

私個人は、春と言うとこの植物。

「ホトケノザ・仏の座」です。

咲くのが遅いと思っていたのですが、今が本当の季節なのです。

【SONY】この季節に咲く花(43)で掲載した時は、特別早かった様です。

今年は桜の開花が早いと聞きます。

皆様の春をお楽しみ下さい。

【参考文献】

改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

フィールド・ガイドシリーズ23 葉で見わける樹木 増補改訂版林 将之 (著)出版社 ‏ : ‎ 小学館

フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 西田 尚道 (監修) 学研

ウメハンドブック 大坪 孝之 (著), 亀田 龍吉 (写真)出版社 : 文一総合出版

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

持ち歩き! 野草・雑草の事典532種 金田 洋一郎 金田 初代 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月12日 18時45分 ]

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【Canon】EOS R5で撮る、早春の公園の移ろい

【Canon】EOS R5で撮る、早春の公園の移ろい

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「Canon EOS R5」×「早春の公園」です。

春の訪れとともに、公園には桜や梅が咲き誇り、野鳥たちのさえずりが響き渡ります。
梅の花はまだ寒さが残る早春を、桜は暖かな春の到来を告げるように咲き、季節の移ろいを感じさせてくれます。
「EOS R5」は高解像度センサーを活かして、繊細な花びらの質感や、鳥たちの羽の細かなところまで鮮明に撮影することができます。

特に野鳥が枝にとまる瞬間を花と一緒に映る姿を狙うことで、春らしい生命感あふれる作品が撮れることでしょう。
「EOS R5」は検出する被写体を指定できるので、野鳥であれば「動物優先」を選択しておくことで素早くピントを合わせてくれます。
キヤノンのサイトには、とまっている野鳥を撮る際のおすすめの設定が書かれています。
AF動作「サーボAF」、AFエリア「フレキシブルゾーンAF/1点AF」、縦位置/横位置のAFフレーム設定「別々に設定」、サーボAF中の全域トラッキング「する」、検出する被写体「動物優先」、瞳検出「自動」、サーボAF特性「Case オート」、Case オート特性「0/-1」、サーボAF1コマ目レリーズ「バランス重視」、レンズの電子式手動フォーカス「可能(等倍)」がよいとのことです!

また満開の桜などの植物と人物を印象的に撮るのも素敵です。
その時期ならではの作品となり、被写体の方にとっても特別な思いでとなるでしょう

皆さまが撮られた、自然の美しさと生命の息吹が調和する早春ならではの公園の風景を、どうぞご堪能ください。

現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では EOS R1 / EOS R5 Mark II / RF70-200mm F2.8 L IS USM Z の発売を記念して「Canon EOS Rシリーズ」のユーザー様だけがご参加いただける特別なフォトコンテストを開催しています。
締切は今週の土曜日、2025年3月15日(土)までとなっております!
エビフォトに投稿していただくだけでフォトコンテストへのエントリーも完了となりますので、下記のバナーからぜひ何枚でもご投稿ください!

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EP

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【作品名】河津桜とメジロ<投稿作品を見る

【投稿者】hiro様

【使用機材】Canon EOS R5 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM



【作品名】公園の仲間1002-⑨<投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi様

【投稿者コメント】公園で出会いました。(メジロ)。

【使用機材】Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM



【作品名】公園の仲間1005-⑤<投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi様

【投稿者コメント】公園で出会いました(コゲラ)。

【使用機材】Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM



【作品名】公園の仲間1007-②<投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi様

【投稿者コメント】公園で出会いました(シロハラ)。

【使用機材】Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM



【作品名】白梅一輪<投稿作品を見る

【投稿者】t.kumada21様

【投稿者コメント】蝋梅が終わるころ梅が咲き始めて行きます。やっと一輪咲きました。

【使用機材】Canon EOS R5 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】たなうさ様

【使用機材】Canon EOS R5 + RF70-200mm F4 L IS USM


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[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月12日 16時56分 ]

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【SONY】改めて、α7Ⅳを買ってよかったなという話

【SONY】改めて、α7Ⅳを買ってよかったなという話

発売から4年が経過して5年目を迎える人気のミラーレスカメラのα7Ⅳ。

筆者もその大人気カメラのユーザーの一人。
改めて、買ってよかったなと感じる部分について書いていこうと思います。

まず人気の理由はエントリーモデルという位置づけでありながらチープさが全くない本格的な外観ではないかと感じます。
念願のフルサイズ!と感じるような、手にした時のいい意味での重量感・重厚感を十二分に感じられるサイズ感でありながら、ミラーレスならではの軽さの絶妙なマッチングがこのカメラにはあります。
筆者は一眼レフ→一眼レフと同じ会社のミラーレス→α7Ⅳと機材を買い替えてきた経緯がありますが、それでも初めて手にしたときは、カメラ然としたその見た目に非常に満足した記憶があります。

有効3300万画素の裏面照射センサーから書き出される写真はフルサイズを持った感動をさらに高めてくれることでしょう。
本機を皮切りにEマウントへと本格的にマウント替えを行いSONYに参入した筆者ですが、α7Ⅳの書き出すこの色再現性の高い色味がすごく好みの発色をしてくれます。

本機に搭載されている機能の中で筆者が特に気に入っている機能の一つが「Creative Look」
この機能はα7SⅢ(2020年10月)以降に発売されたαに搭載されている色のテンプレートのようなもので、様々な特徴を持ったカラープロファイルが10種類あらかじめ登録されております。この機能は多くのカメラ系YouTuberの方に紹介されるような、非常に使い勝手のいいカラープロファイルでユーザーから筆者同様愛用している方も多くいます。
最初の1枚は「FL」、次の写真が「IN」で、どちらも落ち着いた色合いが筆者の撮る風景写真やスナップにフィットしており、最近は専らこの設定で撮影を行っております。

前のメーカーを使っていた時は基本的には色味の調整は撮影後に都度考えたりしていたので、購入してしばらくの間は自分の好みの色味を模索しており様々なレタッチのレシピを考えてlightroomと睨めっこしながら試行錯誤をしてきました。
レタッチが上記作例のようにバチっと自分好みに決まるとすごくすっきりするのですが、何とも上手くハマりきらなかった時は勿論もやもやしてしまいます。
そんなときに、物は試しと思いCreativeLookを試してみたところ「FL」と「IN」が自分の好みに大ハマり。最近ではJPEGはとりあえずそのどちらか2つで撮影をしてしまいます。

さらに、もう一つ決定的な理由の一つが「瞳AF」の精度の高さ。
以前使用していたメーカーの機種を選んだ一番の理由が瞳のAFがとにかく正確だったから。人物は勿論のこと、動物や鳥類にもα7Ⅳは正確に瞳を検出して素早くAFを合わせてくれます。
個人的に特に感激したのが、このシーン。雪が降る中で瞳AFを作動させると以前は雪に引っ張られてしまいAFが合わないなんてことが何回かありました。そんな中α7Ⅳは瞳AFを作動させている間、一度も雪に引っ張られることなく終始このレッサーパンダの瞳を追従してくれました。
ちなみに瞳AFではなく通常のAFを作動させたらものすごいスピードで手前の降る雪に合焦したので、瞳AFを作動させているときとそうでないときの動作の違いにさらに感動をしました。

どんなシチュエーションでもAFは早くて正確なことに越したことはありません。
一瞬をどれだけ正確に切り取れるかで、撮影の満足感は大きく変わってきます。筆者はα7Ⅳに買い替えてから数多くの撮影でこういった成功体験を積み続けることが出来ているので、こうして今もカメラを続けられているのだと思います。

これはα7Ⅳに限った話ではなく、Eマウント全般の話なのですがレンズの種類が非常に豊富です。
純正レンズは勿論なのですが、サードパーティ製のレンズメーカーレンズやいわゆる中華レンズなんて呼ばれるものまで、その多くのレンズのほとんどにEマウントタイプが存在します。
なので、自身の用途・予算・使用頻度などなど様々な事情にフィットするレンズが断然見つかりやすいです。
例えば、マクロレンズ。SONYからはフルサイズ対応のものでもFE 50mm F2.8 MacroとFE 90mm F2.8 Macro G OSSの2種類純正としてラインナップしておりますが、その他にSIGMAから2種類、タムロンから1種類。代表的なメーカーを含めただけでも5種類選択肢があります。
今まで使っていたメーカーだと基本は純正のみ、且つそれなりに金額の大きいレンズしかないため気軽に試してみることが出来ません。使用頻度が低いとわかっているのであれば尚更手を出しづらいです。
そういったレンズの選択肢が豊富な部分も選んでよかった要因の一つです。



いかがでしょうか。
今回はいまだに高い人気を誇るα7Ⅳの魅力について改めて1ユーザーとしてお話しさせていただきました。
これからカメラを始めようとしている方もそうですし、マウント替えしようかなと悩んでいる方、SONYが気になっている方にもα7Ⅳはぜひ使ってほしい一台です。

▼今ならなんと新品¥50,000のキャッシュバック対象!▼

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月11日 11時01分 ]

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2025年2月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2025年2月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ2月ランキング
1位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
2位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
4位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
5位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
6位 FUJIFILM X-T50 ミラーレス一眼カメラ
7位 Panasonic LUMIX DC-TZ99 コンパクトデジタルカメラ
8位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
9位 Leica D-LUX8 コンパクトデジタルカメラ
10位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ


FUJIFILM X100VI
寒い日々が続き、各地で大雪にも見舞われた2025年2月。
マップカメラのランキングは、今回も熱い戦いを繰り広げています。

『FUJIFILM X100VI』が1位を獲得。2024年5月以来の首位となります。
発売は2024年3月末。発売前から大いに話題となり、大変な注目を集めました。
当然のようにお問い合わせも殺到したのですが、メーカーからの供給が全く追いつかず…
初回入荷予定数分のみご注文を受け、それ以上は新規にご予約すら承れないという異例の状況に。
その後も入荷がある度にその分のご注文を承るという形で販売を続け、現在に至っている次第です。

入荷数も徐々に増え、ランキングの上位に名を連ねることも多くなりました。そして今回の1位獲得。
ご注文のタイミングが合わず、未だ手に入れることができていない方も多いなかでの1位に、私達も複雑な心境です。
発売開始から間もなく1年が経ちますが、全く衰えることのない人気ぶり。
これまで様々なコンテンツでその魅力が取り上げられてきました。入手が困難という状況も、その人気に拍車をかけているようです。
供給が安定し、通常通りのご注文を承れるようになった時に果たしてどんな順位につくのか、早く見てみたいものです。

1位に大きく差をつけられてしまいましたが、2位に『Nikon Z50II』が入りました。
昨年12月発売時、2位に大差をつけ堂々の初登場1位に輝いたZ50II。
1月は3位、そして今回2位と、首位は逃しているものの上位をキープしています。
前回順位を落とした時に心配していた供給不足は、今回もまだ完全に解消されたわけではありません。ですが深刻な状況にまでは至っていないようなので、この後続々と登場する予定の新製品にどこまで太刀打ちできるか注目の存在です。

3位に『GR IIIx』、4位『GR III』とRICOHのロングセラー機が仲良く並びました。
1位X100VI同様、新規のご予約を承れない2機なのですが、揃って一定数以上の入荷がありました。
どちらも発売からかなりの年月が経っていますが、依然上位にランキングする人気ぶり。
ただこれが純粋に衰えない人気なのか、入手困難なことが後押ししての現象なのか、判別の難しいところでもあります。

5位に入ったのは『SONY α7C II』。
前回2位という高い順位を叩き出したα7C II。1月14日で終了したキャッシュバックキャンペーンの駆け込み需要もあったのではと解説しました。
今回それほど間を開けず、再び2月14日から新たなキャッシュバックキャンペーンがスタートしました。(2025年5月7日まで)
買う側にとってはやはりうれしい企画。今回もα7C IIは2万円のキャッシュバックが受けられます。

6位には『FUJIFILM X-T50』、前回4位から順位を落としました。
順位的には2つですが、販売台数は前回に比べかなり減っています。
最近シルバーの供給が少し不足気味なようですが、そのことを加味しても減り方が大きく、今後他メーカーの新型機の登場が控えているだけに心配なところです。

7位には、2月20日発売の『Panasonic LUMIX DC-TZ99』が初登場でランクイン。
約2030万画素、1/2.3型高感度MOSセンサーを採用。35mm判換算で24~720mm、実に30倍という高倍率ズームを搭載したコンパクトカメラです。
価格は6万円台と、先に名前の挙がっているX100VIやGRシリーズとは異なる価格帯。
これまでマップカメラのランキングをよくご覧くださっている方ならお気づきかもしれませんが、このクラスのコンパクト機がランキングに入ることは極めて稀なことです。
一眼機と肩を並べランクインするのは、その一眼機に準ずる、もしくはそれ以上の性能を有した高価格帯のコンパクト機が主でした。
極たまに2万円前後という低価格帯のエントリー機がランキングに顔を出すこともありましたが、その間のクラスとも言える今回のような機種がランクインしたケースは久しく記憶していません。

ただここ最近の風潮として、コンパクトカメラに再び注目が集まっているというニュースもよく目にするようになりました。
これまでスマホに完全に座を奪われてしまった感のあるコンパクトカメラですが、若者を中心に人気が再燃しているとか。
カメラを構えるという行為が、また見直されてきているようです。

今回惜しくもランクインを果たせませんでしたが、Nikon COOLPIX P1100が同数11位にランキングされたこともお伝えしておきます。
35mm判換算で24mm~3000mm相当までをカバーする、実に125倍という高倍率ズームを搭載した機体です。
なんと2月28日の発売、もう少し前の発売なら絶対にランクインしていたことでしょう。

話をランキングに戻します。8位に『Nikon Z f』。
最近ランキングの後半に名前が挙がることが多くなってしまいましたが、それでもランク内に留まり続けるだけの人気を維持しています。
3月までで締め切られる2024年度ランキングでの順位も楽しみです。

続く9位にランクインしたのは『Leica D-LUX8』。2024年7月発売のコンパクトカメラです。
2100万画素(有効1700万画素)の4/3CMOSセンサーを搭載。レンズには「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」(35mm判換算:24~75mm相当)を採用しています。
このD-LUX8、発売前から大きな話題に。基本的な性能は先代D-LUX7と大きく違わないのですが、外装が人気のQシリーズと同じになり、よりLeicaらしさを醸し出すようになりました。
ご予約数も大変な数だったのですが、Leicaの新製品の常として初回入荷数は極僅か。当初は1年待ちと言われる事態に。
それが発売から半年経過した最近になって入荷数も大幅に増え、現状まだ「お取り寄せ」ですが、ご予約された方には大分行き渡っている状況です。
今回もその入荷数の多さから、ついにランクインを果たすまでになったというわけです。

このD-LUX8を含め、今回結果としてランキング10台中なんと5機ものコンパクトカメラがランクインしました。なかなかに異例の出来事です。
供給不足が続いていた機種の入荷が多かったこと、先に挙げたようなコンパクトカメラの人気復活といった理由の他に、ここ最近の寒さも少なからず影響しているのではないかと思います。
これだけ寒い日が続くと、大きなカメラを提げて撮影に出るというのも大変です。
ポケットにも収まるような機体は、この時期まさにうってつけのような気がするのですが、いかがでしょう。

新品ランキング最後は、10位に入った『SONY α7IV』。
前回キャッシュバック終了間際であったにもかかわらずランキングから外れてしまっていたので、今度こそ中古に購入が移ったかとお伝えしましたが、再び復活。
前回は4万円だったキャッシュバックが今回はなんと5万円に。こうなると中古との価格差がなくなり、また新品購入が増えることとなりました。
今後各メーカーの新製品にどこまで立ち向かうことができるかも注目していくことにしましょう。

と、ここまで新品ランキングをご覧になってお気づきの方も多いかと。Canon EOS R5 Mark IIがランキングから姿を消してしまっています。
実は今回、同数の11位に。あと僅か及ばずでしたが、ランク外に落ちてしまったというのはCanonファンにとってはショッキングなことかも。
2024年8月発売後、翌9月から3ヶ月連続で1位を獲得。首位から陥落した12月でも3位と上位をキープしていたのですが、前回は8位と失速。
欲しい方に既に行き渡ってしまったのかと心配していたのですが、今回ついにランキングから外れる結果に。
次回以降の動向や如何に。
 
 

中古デジカメ2月ランキング
1位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z50 ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α1 ミラーレス一眼カメラ
4位 Canon EOS R3 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
6位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
8位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ



前回4位まで順位を落とした『Canon EOS R5』が首位に返り咲きました。
新品ランキングではEOS R5 Mark IIがランク外に沈んでしまいましたが、こちらはまだまだ元気。
中古在庫も豊富で、「並品」クラスの中には30万円ほどのものも。高画素機を実用的に使いたい向きにはうってつけのモデルとなっています。

2位には前回1位だった『Nikon Z50』が。新型機Z50IIともども好調です。
EOS R5以上に中古商品の在庫は豊富。「美品」クラスも多数揃っていて、これから本格的にカメラを始めようという方の購入も多いようです。

そして3位からオッと驚く機体が続きます。

まずは3位の『SONY α1』。
2021年3月発売。その月の新品ランキングで初登場1位を獲得した機体が、中古ランキングに3位で登場しました。
新型機α1IIがSONYの新しいフラッグシップ機として、2024年12月に満を持して発売されたのは記憶に新しいところ。
しかし発売月こそ初登場4位に入りましたが、当初から供給不足に苛まれ翌月にはランキングから外れることに。ご予約の方全員に行き渡るにはまだまだ時間がかかる事態となっています。
そんな状況ですが、先代であるα1を先に下取に出された方は多く、中古商品の在庫状況は潤沢となっています。
先代モデルとはいえ、それまでのSONYカメラにおいて最高峰の性能を誇っていた機体。ここに来て一気に注目が集まったというわけです。

続く4位には『Canon EOS R3』。
2021年11月発売。しかしこちらも発売当初からの供給不足が祟り、新品ランキング初登場は2カ月遅れの2022年1月に8位という成績でした。
EOS R1が登場するまでEOS Rシリーズのトップに位置していた機体ですが、ここに来て中古ランキングで4位という好成績を収めることに。ここにもEOS R5 Mark IIの登場が関わっていると思われます。
現在EOS R3の中古販売価格は、「美品」で50万円前後、「良品」では45万円前後といったところ。EOS R5 Mark IIの新品価格よりも低くなっています。
そこまでの高画素は必要としない、でもスポーツ撮影や野鳥・航空機の撮影などで高速連写機能は欲しいという向きには狙い目の1台と言えます。

α1、EOS R3といった高価格帯の機種、それもこれまで名前の挙がっていなかった機体が2台続けて上位にランキングされるというのは、なかなかに珍しい現象です。
このままランキングに定着したら面白いのですが。

5位には『SONY α7III』。こちらは定番中の定番。とはいえ5位というのは、この機体にとっては珍しい順位。これまでの王者も徐々に力を落としている印象です。
後を継ぐ存在となるのは、α7IVや今回10位につけた『α7C II』といったところでしょうが、どちらも先に挙がっているように、まだ新品購入も多い機体。
中古ランキングでのSONYの復権は少し後になりそうです。

6位『Z fc』、7位『Z f』とNikon勢が続きました。
そのノスタルジックなフォルムで人気を博していたZ fcですが、Z50II登場以降、中古ランキングでZ50に上をいかれています。
そしてFXフォーマット機Z fが、DXフォーマット機2機より下位に来るのも前回同様。
新型機の登場が、こんな形で中古ランキングに影響を及ぼすというのも面白いところ。はたしていつまで続くでしょう。

8位に『Canon R7』。これまた珍しい機体が出てきました。
2022年6月発売。EOS Rシリーズ初のAPS-Cサイズ機で、発売月に見事初登場1位を獲得しています。
今回ランキングされたEOS R5やEOS R3が高価格帯モデルだっただけにEOS R7のランクインは異質な気がします。
Z50やZ fcの対抗馬としてでしょうか。それはそれで楽しみな存在です。

今回の中古ランキング、随分様変わりしたラインナップとなりました。
この後控えている新製品の登場により、もっと異なる機体の登場もあるかもしれません。
はたしてどんなカメラが皆様の支持を得、ランキングに定着するのか非常に楽しみです。

ご存知のように、2025年2月27日から3月2日まで、「CP+2025」が横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催されました。
今回も様々な新製品が出展されました。これまで話題だけが先行し謎に包まれていた製品なども登場し、会場は大変な盛り上がりを見せました。
実際に参加し手にされた方も多いと思います。皆様の琴線に触れるような1台はありましたか。
今後続々と発売される新製品、ランキングにどのような風を吹き込んでくれるでしょうか。
次回は春の嵐が吹き荒れるかも!
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年03月11日 10時49分 ]

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【Panasonic】今、語りたい。マイクロフォーサーズの魅力~LUMIX DC-G9 PRO×LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.~

【Panasonic】今、語りたい。マイクロフォーサーズの魅力~LUMIX DC-G9 PRO×LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.~

マイクロフォーサーズカメラ。
「センサーが小さい=写りの精度が低い」?
「フルサイズカメラと比べてボケにくい」?
そんなことはありません!
様々なメーカーから多くのカメラが発売されている今だからこそお伝えしたい、
マイクロフォーサーズの魅力。
多種多様なボディとレンズのラインナップからぜひ使っていただきたいおススメの組み合わせをご紹介いたします。
今回ご紹介する組み合わせは「LUMIX DC-G9 PRO×LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」

・・・

暖かくなったと思えば寒くなったりと、前日と比較して気温差が激しい日が続いています。
筆者はこの時期は特に目が痒く、花粉と生活を供にしている気分です。

雨が続いていましたが、とある休日やっと晴れたので撮影に向かいました。
肝心の場所ですが、今回も何処に行こうか撮影日の正午を過ぎても迷っていました。熟考して鎌倉駅周辺で撮影を楽しもうと決め、その頭のままとりあえず電車に乗ったという次第です。
鎌倉駅周辺は毎年何かしらで何度も訪れていますが、JR鎌倉駅からすぐに乗り換えができる江ノ島電鉄(江ノ電)はというと物心ついてから久しく乗っておらず、より好みのエリアを狭めて撮影できるならと考え実際に乗って移動しながら撮影スポットをさがしてみました。

そう今回は『大仏、見てないなぁ』から始まりました鎌倉プチ散歩です!
今回も使用したそれぞれのカメラとレンズに関して、簡単にご紹介いたします。

①「LUMIX DC-G9 PRO

全長約92mm、重量は約658g
発売日が2018年1月、“静止画のフラッグシップ”と謳われた理由に
6.5段ボディ内手ブレ補正を搭載し、最速AF約0.04秒と発売当時話題になったハイエンド・ミラーレス一眼カメラ。

後継機「LUMIX G9PROII」の発売日は2023年10月で、約5年の時を経てついにG9 PROは最新機種の座を降りました。

※当時の発売価格は筆者調べですが、約21万円前後。中古価格は約9万~約10万円【2025年3月現在】

 

②「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」

全長約128mm、重量は約690g
発売日が2019年8月。キャッチコピーに注目です。

“ズーム全域でF1.7を実現し、単焦点レンズ5本分の焦点距離をカバーした新世代大口径標準ズームレンズ”
こちらもかなり話題となったと先輩スタッフから聞いています。

※(それぞれ35mm判換算)超広角20mm、広角24mm、広角28mm、準標準35mm、標準50mmの代表的な5つの焦点距離。

・まず驚くのがフルサイズレンズのイメージが頭にあった為、持つ前までは「重いんだろうな」と率直に考えていました。しかしながら、マイクロフォーサーズの凄いところです。

さらに実例を一つ、今回の撮影でストラップを忘れてしまいました。
数時間手で持って歩き回っても、肩/手首への抵抗感なくとても扱いやすいのです!

・「絞りリング」がかなり便利。
ファインダーを覗いた状態でも、クリックレスのリング操作で、好みの任意の絞り値を選択できるので撮影が楽しくなります。この機能のおかげで、期待値が増し長時間、一つの場所で過ごすことになりました!

※新品価格は約19万円であり、中古価格は約17万〜約18万円【2025年3月現在】

③今回の組み合わせ「LUMIX DC-G9 PRO」×「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」

全長約192mm 、重量は約1,348g

・・・

さっそく江ノ電 長谷駅を降りて「鎌倉大仏殿高徳院」へ向かいました。
“露坐の大仏”を見たことがある方・鎌倉といえば…と思い浮かべる方、多くいらっしゃるかと思います。
5年ぶりくらいに訪れ、境内を歩いていると以前とは違って観光客の方がかなり多くいる事に驚きました。

普段横置きでの撮影が大半なのですが、何枚かテスト撮影を終えた後に画像を確認したところ
このレンズを使用した時は縦置きでの写真が、筆者には心に刺さりました。その後も横も撮って、縦も撮って比較をして楽しんでいました。

①標準域の25mm(35mm判換算50mm相当)
仏像の近くで撮影してみたものです。ほっこりするような、貫禄を感じるような力強いとも言える描写力です。
撮影した写真は自宅に帰宅後に確認しましたが、鎌倉らしい撮影ができて嬉しい限りです。

被写体をハッキリと引き立たせるように撮影してみました。

数年前に訪れた時は、大学時代でスマホでパッと撮影をしていたのを現地で思い出しましたが
このような高画質かつディテール写真を撮りに来るとは思いませんでした。

天気も味方して、大仏の前で夢中になって撮影していたのがハイライトです。

②超広角の10mm(35mm判換算20mm相当)
仏像から離れ近くにある被写体を中心に撮影してみました。

四隅などもそうですが、想像していなかった描写力に驚きです。

「このレンズすごいな、こんなカバーできるのか」とは現地で筆者が嘆いたのを聞いていた友人談。

鎌倉大仏の歴史について、気になる箇所を高徳院HPから以下原文ママ抜粋します。

当初尊像を収めていた堂宇【※筆者註:四方に張り出した屋根をもつ建物】は、『太平記』と『鎌倉大日記』に、1334( 建武元) 年および1369( 応安二) 年の大風と1498( 明応七) 年の大地震によって損壊に至ったとの記録を見いだすことができます。

幾度の天災に見舞われ、修復を経て現在の露坐となったことが記載されております。

・・・

~ちょっとBreak~

さてここで個人的にPanasonic機材を触るとき、撮影する時に便利と感じる機能が「露出メーター」です。
ボディ画面のモニター/表示の設定でON/OFF切り替え可能です。
ファインダーで見ながらでも、液晶部分を見ながら操作してでもわかりやすい!と、撮影する度に感心します。

上記の「メーター」の視認以外にもシャッターボタンを半押ししたときに、適正な露出が得られない場合は、絞り値とシャッタースピードの数値が赤色で点滅します。

今回の撮影でも筆者は多用してみた、重宝する機能です。

・・・

江ノ電 長谷駅へ戻るように、幾つか気になるお店で、スナップ写真をと撮ったものになります。
それぞれ25mm(35mm判換算50mm相当)

まずはこちらをご覧ください。

一度通り過ごして、頭で何を思ったのか。引き返して撮影しました。
“ポストがへの字口をした顔に見える”のは筆者だけでしょうか。そんな一枚です。

看板に目を惹かれ、撮影した一枚です。

お次は18mm(35mm判換算36mm相当)
コンパクトで扱いやすいマイクロフォーサーズのレンズの中で、使用されている方が多い画角の一つと思います。
撮りたい写真を期待以上に写し出してくれています。背景の温かい描写はほっこりします。

・・・

帰る前の最終地点はやはり何度来ても気分が高まる、海辺での撮影です。
少し日が落ち始めていたので、趣ある写真を狙ってみました。

平日でも海辺には多くの観光客の方が楽しんでいました。筆者のように写真撮影をされていたり、水遊ぶをしていたりなど、ファインダーから覗く景色としては最適といえます。

理科の実験などで川の流れを勉強したように、由比ガ浜へ続く小さな川路があります。
この中に、ほんの小さな流木がありましたので、カメラを近づけて撮影してみました。

このレンズの何でも出来ることに最後まで感動し、今回の撮影は終わりました。
ブログの連載を続けているとマイクロフォーサーズの価格であったり、重さやデザインなど、筆者の好みであるとしみじみと感じさせてくれます。

皆様にも少しでも多くお伝え出来ればと良いなと胸に刻みながら、執筆させていただきました!

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

【中古商品もカメラ専門店品質】はじめて中古商品を買われるお客様にも安心してお求めいただけます。

▼今回使用した機材はこちら▼
ECからのご注文でポイント還元でさらにお得!最大1年のMap保証で安心してご利用いただけます!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年03月10日 17時00分 ]

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【Leica】冬はモノクロで写真を撮りたくなる。

【Leica】冬はモノクロで写真を撮りたくなる。

筆者は日差しが強い日にはモノクロで写真を撮りたくなります。光と影のコントラストが強ければ強いほど、モノクロで撮りたい欲が高まっていくのです。

特に冬特有の浅い角度から差し込んでくる強い太陽光がある日はほとんど無意識にモノクロモードに変更して撮影をしています。

今回の撮影はまさにそんな日でした。

使った機材はLeica M(Typ240) ブラックペイント とLeica アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. です。

それでは作例をどうぞ。

普段何気なくみているビルも光の当たり方、影の落ち方で全く違う印象を受けます。

ビルの写真は非常にコントラストが強い写真をとなっています。人間の目を通して見るとこうは見えないと思います。人間の目では見えない景色を見せてくれるのも写真の面白さの一つだと感じます。

冬の太陽光は浅い角度で差し込み、その分影を長くします。
普段なら高い位置に太陽がある時間であっても特徴的な影を楽しむことができます。

田舎から上京した筆者にとって高層ビルを見るとつい上を見上げてしまいます。

自分が暮らしていた場所ではせいぜい2、3棟の高層ビルがあるくらいでしたが、東京は各地域に数多くの高層ビルが立ち並びます。そんな都会的な情景を切り取るのはなんだか贅沢な気にもなります。

 

今回使用したアポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.は5群8枚とシンプルな構成でありながら、その名の通り色収差を徹底的に抑えるアポクロマート設計を採用しています。またフローティング機構を内蔵しており、非常に高い解像力を持っています。優れた諧調性、高解像、高コントラストまさに最高峰のレンズです。

M Monochromeとの同時発表ということもあり、モノクロ写真との相性も非常にいいレンズだと感じました。

モノクロで撮影していると、色という写真において非常に大きな要素を考えなくてよくなります。それは筆者にとって大きな解放感となり、ついシャッターを多く切ってしまいます。

普段フィルム機を使用している筆者にとってデジタル機というだけでシャッターボタンを押す敷居が低くなっています。それに加え冬の光を纏ったストリートフォトとなるとシャッターボタンを押す指が勝手に動きます。

今回使用したLeica M(Typ240)はLeica初のCMOSセンサーを搭載機です。M9系と比べ、液晶が大型化され、ライブビューや動画撮影に対応したモデルとなっています。

普段フィルム機やライブビューを使用することができない機種を使っている筆者にとってライブビューを使った撮影は非常に新鮮でした。

今回使用した、アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.の様な繊細な描写を可能にするレンズや、ズミルックス、ノクティルックスといった解放時の被写界深度が非常に浅いレンズを使用する際はレンジファインダーだと無理があるケースが多いです。そういった際に積極的にしようしてみようと思います。

以前の筆者ならば気温が低くなるにつれて、写欲も低くなっていっていたことでしょう。それは寒い日にわざわざ家から出ることへの億劫さが写真を撮りたいという気持ちに勝っていたからでした。

しかし、冬の撮影の楽しさを知った今は撮影のために外にでることが増えました。
冬にしか味わうことができない、光に魅了されてしまったのです。

春がすぐそこまで近づいてきていますが、皆様もかすかに残る冬の光を探してみてはいかがでしょうか。

 

↓↓今回使用したボディはこちら↓↓


↓↓今回使用したレンズはこちら↓↓

 

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:25年03月09日 19時00分 ]

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【Tokina】超広角レンズをもっと手軽に、美しく。

【Tokina】超広角レンズをもっと手軽に、美しく。

Tokinaから「atx-m 11-18mm F2.8X」が発売となります。
これまでソニーEマウント用に同スペックのレンズが発売されていましたが、今回満を持してFUJIFILM用が登場した形です。

ボディのマウント部からレンズ先端にかけて徐々に鏡筒が太くなっていきます。
また鏡筒とフードには梨地加工がされており、高級感があります。

(1/75秒 – F3.2 – ISO160 -18mm)
(1/80秒 – F3.2 – ISO160 -11mm)

35mm判換算で16.5mmから27mmまでの画角をカバーしています。
上の写真は望遠端の18mm(35mm判換算27mm)、下の写真は広角端の11mm(35mm判換算16.5mm)で同じ位置から撮影した写真です。
一般的なキットレンズで撮ることのできる最広角はおよそ27mmであることが多いので、そこからさらに1、2歩広い画角をカバーできるイメージです。ズーム倍率としては2倍以下ですが、11mmと18mmでは実際に撮り比べてみると違いがかなり大きいことが分かります。

(1/60秒 – F2.8 – ISO160 -11mm)

超広角域は、立ち位置での画角調整がしづらい室内撮影でも重宝します。かつ開放F値が2.8と明るいので、薄暗い中でもISO感度を上げず撮影ができるという利点もあります。

(1/15秒 – F2.8 – ISO160 -11mm)
(1/15秒 – F2.8 – ISO320 -11mm)

超広角域での撮影は、普段よりももう一歩被写体に近づいて迫力ある写真を撮ることができます。

(1秒 – F2.8 – ISO160 -11mm)

こちらは水族館でのカット。
今回使用したボディは「FUJIFILM X-T4」。こちらは手持ちでシャッタースピード1秒にチャレンジしてみました。
F値開放の2.8に設定して撮影しました。レンズの本体質量は320gでとても軽量で、ボディ内手ブレ補正機能があるX-T4との組み合わせで、暗所でも十分に広角が楽しめます。

(0.7秒 – F2.8 – ISO160 -11mm)

広角端のF値開放、画面隅に細かなテクスチャとかなり意地悪なシチュエーションですが、画質の劣化を最低限に抑えています。


低ディストーション、周辺部高解像度、良好なカラーバランスを実現しているこのレンズ、今回は水族館で動画撮影もしてみました。フィルムシミュレーションはETERNA、4K30pのフルフレームで撮影しています。

こちらはサムネイルにも使用しているカット。超広角でも被写体に寄ることができるので、よりパースを活かした構図を作ることができます。

暗所でもF2.8の明るさを活かしてノイズの少ない動画となりました。切り出して拡大してもノイズは少なく感じます。
シャドウの部分も黒潰れしづらく、ETERNAの低コントラストな画を支えてくれます。


F2.8通しの超広角ズームというジャンルは、サードパーティーの各メーカーから発売されているいわば激戦区となっていますが、筆者が特に気に入ったのは外観の部分。マウント部からズームリング、フォーカスリング、レンズフードとなだらかに直径が大きくなっていく設計で、レンズフード装着時のスタイルまで考えられています。またズームは広角域で最もレンズが伸びる設計ですが、レンズフードの中で動きが完結するので見た目上インナーズームのように見えます。そして1mm刻みで等間隔に並べられた焦点距離指標。細かな部分まで配慮がされた設計になっています。

もともと超広角レンズのラインナップが幅広いTokinaから登場した、こだわりの詰まった1本。是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

▼レンズは3月14日発売です!▼

▼使用したボディはこちら▼

 

[ Category:FUJIFILM tokina | 掲載日時:25年03月08日 17時00分 ]

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【SIGMA】Light&Smallなレンズをお供に【Contemporary 24mm F3.5 DG DN】

【SIGMA】Light&Smallなレンズをお供に【Contemporary 24mm F3.5 DG DN】

日々の記録や風景をおさめたい
旅行の思い出を残したい
でもスマートフォンじゃ味気ない

そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました
今回紹介するのは、
SIGMA (シグマ)のContemporary 24mm F3.5 DG DN (ライカSL/TL用)
重さ225g
長さ48.8mm
SIGMAのフルサイズ対応レンズ『Iシリーズ』の一本です。


最短撮影距離は約10cm、最大撮影倍率は1:2となっており、
広角レンズならではの風景やスナップ撮影はもちろん、テーブルフォト等の被写体に寄った撮影も楽しめます。


『Iシリーズ』のレンズは外装が金属削り出しパーツでできており、
重すぎず軽すぎないバランスの良い重さです。
また、絞りリングやピントリングは気持ちよく操作でき、美しい外観と操作性を両立させています。
マグネット式のキャップが付属されており、
肌寒い季節でも厚手の手袋をつけたまま気軽に脱着できるため気に入っています。


マウントはソニーEマウントとライカSL/TLマウントが発売されています。
今回使用したのはライカSL/TLマウントで、PanasonicのSL/TLマウントを使用するボディや
シグマのfpシリーズ、ライカのSL2等で使用可能です。

今回使用したカメラはPanasonicの『LUMIX S9』
非常に混みあっていた場所での撮影でしたが、
軽量小型のカメラとレンズだったため、ストレスなく撮影を楽しめました。


春の足音が聞こえてきました。
今年も花見が楽しみです。

いかがでしたでしょうか
首から、肩からぶら下げるのもよし
バックに気軽に入れておくのもよし
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月07日 17時00分 ]

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【徹底比較シリーズ】センサーサイズによって何が変わる!?

【徹底比較シリーズ】センサーサイズによって何が変わる!?

レンズ交換式カメラには様々なセンサーサイズがあります。
その中でも一般的なものが以下の3点です。

・フルサイズ
・APS-C
・マイクロフォーサーズ

では、実際にカメラを買おうと思った際にどれを選べばよいのか…悩まれる方も少なくないはず。
そんな悩みを抱えている方々の為に、それぞれのセンサーサイズでどのような特徴があるのか徹底比較していきたいと思います。

まず今回の比較で使用した機材をご紹介します。

【フルサイズ / SONY】
α7Ⅳ
FE 24-105mm F4 OSS G
FE 50mm F1.4 GM


【APS-C / FUJIFILM】
X-T4
フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR
フジノン XF35mm F1.4 R


【マイクロフォーサーズ / Panasonic】
LUMIX G9PROII
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.

今回はセンサーごとに「便利な小三元標準ズームレンズ」「35mm判換算50mm F1.4単焦点レンズ」をそれぞれのセンサーサイズで集めてみました。

今回は以下の順番で進めていきます。

①ボディ&レンズの大きさ・重量
②焦点距離
③ボケ量
④高感度耐性
⑤最短撮影距離

では、気になるそれぞれの違いについて確認していきましょう。


①ボディ&レンズの大きさ・重量

カメラボディ比較

【α7Ⅳ】
大きさ…131.3×96.4×79.8 mm
重量…約658g

【X-T4】
大きさ…134.6×92.8×63.8 mm
重量…約607g

【G9PROⅡ】
大きさ…134.3×102.3×90.1 mm
重量…約658g

大きさ=(幅×高さ×奥行き )

まずボディのサイズ感や重量は一概にセンサーサイズに由来しない事があります。
もちろん原理上はセンサーサイズが小さければ小さいほど軽量コンパクトに設計しやすくなっております。

しかしご覧いただいて分かるようにマイクロフォーサーズであるLUMIX G9 PROⅡもボディはそれなりの大きさがあり、重量もフルサイズボディと同等の約658gあります。
こちらは通常利用はもちろんのこと、望遠レンズなどの大型のレンズを取り付けた際もグリップ感・ホールド感を良くするためにバランスの取れた設計となっており、今回の使用していてハンドリングの良さは抜群でした。

便利な小三元標準ズームレンズ比較
35mm判換算50mm F1.4単焦点レンズ

ボディと打って変わり、大きな違いがあるのがレンズです。
例えば今回選定した35mm判換算50mm F1.4シリーズでは特に大きさの違いを感じていただけるでしょう。

FE 50mm F1.4 GMは他の2本と比べると倍以上の重量約516g、長さも倍近い約96mmとなっておりフルサイズの存在感を感じます。


②焦点距離の違い

センサーサイズによって焦点距離が変わる仕組みとなっており、フルサイズを基準としてAPS-Cが1.5倍(Canonは1.6倍)、マイクロフォーサーズが2倍の焦点距離になります。

その為センサーサイズが小さければ小さいほど広角から望遠まで撮れる高倍率なズームレンズが使用できるメリットもあります。
更に望遠レンズも本来400mmのレンズが必要なシーンでもマイクロフォーサーズであれば200mmのレンズを使えば約400mmとなりますので、超望遠を気軽に楽しみたい方にもオススメです。

α7Ⅳ + FE 24-105mm F4 OSS G
X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR
LUMIX G9PROII + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.

③ボケ量の違い

先ほどの焦点距離の違いに繋がるお話になるのがボケ量の違いです。

まず原則として焦点距離の数字が大きければ大きいほどボケが強くなります。
それが故にセンサーサイズが小さくなると、より広角側の焦点距離になるためボケが少なくなるのです。

ポートレートなどでより大きなボケを作りたい方はフルサイズの方が向いているでしょう。

しかし被写界深度を深くする必要がある集合写真やパンフォーカスの風景撮影などでは別です。
大きく絞らなくても被写界深度がある程度深くなるマイクロフォーサーズは有利に働いてくれます。

具体的な違いは下の比較写真をご確認ください。


後ボケで違いを強く感じていただけるかと思います。
今回のテストではフルサイズとAPS-Cではそこまで大きな違いを感じませんでしたが、マイクロフォーサーズではボケ量の減りが現れています。

ただ大きなボケが必要ない方はマイクロフォーサーズの取り回しの良さは強みになるでしょう。


④高感度耐性

センサーサイズの違いで多くの方が悩まれるのが高感度耐性。
所謂、ISO感度が上がった時のノイズ量のお話です。

今回はISO3200での比較を行いましたので、まずは写真の確認をしてみましょう。

中央部拡大

被写界深度の違いもそうですが、ISO3200でもノイズによる粒子感やディテールの残り方の違いを感じていただけるのではないでしょうか。

夜間での暗所撮影以外でも子供や動物、室内スポーツなどシャッタースピードを稼ぐ必要のあるシーンでも高ISOになる事がよくあります。
筆者は元々APS-C機を使用しておりましたが、子供のバレーボールを撮影する際にISOが12800〜25600まで上がることも多く、ノイズとディテールの崩れが気になりフルサイズに乗り換えた経験があります。

今回は無難なISO3200でテストを行いましたが、ISO12800で比較するとより顕著に違いが出てきますので高感度撮影が多くなる可能性がある方はできるだけセンサーサイズが大きいカメラを選ぶことをオススメします。

ですが、昨今現像ソフトのAIノイズ除去が非常に優秀ですので、そちらに頼っていくのも一つの方法となるでしょう。


⑤最短撮影距離

センサーサイズが小さくなることで最短撮影距離も短くなります。
これはどういうことかというと、まずレンズの焦点距離と最短撮影距離は比例しており「焦点距離が長くなると最短撮影距離も長くなる」という仕組みとなっております。
ということは35mm判換算で考えた際にセンサーサイズが小さくなると焦点距離よりも短く広角側になりますので最短撮影距離も短くなり、最大撮影倍率が上がります。

所謂、物を大きく写せるようになるということです。
実際に筆者が愛用しているCanon 5D MarkⅣのロゴを最短まで寄って撮影してみましたので御覧ください。

それぞれのレンズの最短撮影距離は以下の通りです。

FE 24-105mm F4 OSS G
最短撮影距離・・・0.38m
最大撮影倍率・・・0.31倍

フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR
最短撮影距離・・・0.35m
最大撮影倍率・・・0.25倍(35mm判換算:0.375倍)

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
最短撮影距離・・・W:0.2m/T:0.24m
最大撮影倍率・・・0.3倍(35mm判換算:約0.6倍)

マイクロフォーサーズは圧倒的な近接性能を発揮しておりハーフマクロを超える0.6倍を実現しています。
カタログスペックでも分かるように35mm判換算の最大撮影倍率だとほとんど変わりませんが、センサーサイズ分クロップされることでマクロ性能がより向上します。

更にレンズの構造上広角になればなるほど最短撮影距離を短くしやすいので、そういったメリットもセンサーサイズによって出てきます。


α7Ⅳ + FE 50mm F1.4 GM
X-T4 + フジノン XF35mm F1.4 R
LUMIX G9PROII + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 II ASPH.

「大きさ・重量」「焦点距離」「ボケ量」「高感度耐性」「最短撮影距離」センサーサイズの違いによってこのように様々な違いが生まれてくるからこそ選ぶ楽しさが生まれると筆者は感じます。

それぞれのライフスタイルに合わせたカメラ選びをしていただくために今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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[ Category:FUJIFILM Panasonic SONY | 掲載日時:25年03月06日 19時36分 ]

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【OM SYSTEM】今、語りたい。マイクロフォーサーズの魅力~PEN-F×M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8~

【OM SYSTEM】今、語りたい。マイクロフォーサーズの魅力~PEN-F×M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8~

マイクロフォーサーズカメラ。
「センサーが小さい=写りの精度が低い」?
「フルサイズカメラと比べてボケにくい」?
そんなことはありません!
様々なメーカーから多くのカメラが発売されている今だからこそお伝えしたい、
マイクロフォーサーズの魅力。
多種多様なボディとレンズのラインナップからぜひ使っていただきたいおススメの組み合わせをご紹介いたします。
今回ご紹介する組み合わせは「OLYMPUS PEN-F×M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」

・・・

OM SYSTEMのPEN-FとM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を持って撮影に出かけました。

今回は先に機材を決めてから行き先を決めようと考えておりました。
マイクロフォーサーズの45mmはフルサイズ換算でおよそ90mm。
ポートレート向きの焦点距離ですがこの日は違うものが撮りたいと思い、悩んだ末に水族館に向かいました。

私が水族館で一番見たい生き物はくらげです。ふわふわとのんびり浮いているイメージですが、水の流れに従順なためカメラを向けてみると意外と早くフレームアウトしてしまいます。
PEN-Fはボディ内手振れ補正を搭載しているのでこまめにカメラを動かしてクラゲを追いかけたとしてもぶれずに撮影ができます。

今回使ったレンズは開放からシャープに映ってくれるのが特徴です。クラゲの触手もしっかり写っております。
また、冒頭の分にもあるようにマイクロフォーサーズはフルサイズカメラと比べてボケにくいイメージがある方も多いかと思いますが、F1.8で撮影していることもあり背景がきれいにボケています。

こちらもくらげです。まだらな模様が可愛らしいです。
天井に半球状の水槽がついている不思議な展示のされ方をしていました。

とても暗い環境でしたがISOを高めに設定することでかわいいくらげを撮ることができました。
ISO6400ほどまで上げているにもかかわらずあまりノイズが目立たず、優れた高感度耐性が伺えます。

この写真は低い位置の水槽を撮影したため液晶のバリアングルを利用して撮影しました。
人ごみの中で頻繁にしゃがみ込むのは難しいので、便利な機能です。

また、小さな魚は予想外の方向に機敏に動くため撮影の難易度も上がります。
高速の連写を利用して魚が集まっているタイミングを収められました。
背景の砂がキラキラしているのもきれいです。

お魚だけでなく爬虫類もいました。きりっとした目がかっこいいですね。

目といえば、PEN-Fにはファインダーがございます。PENシリーズの中でファインダーがあるのはPEN-Fのみです。PENシリーズをご検討中でファインダーが欲しい派の方はPEN-Fがおすすめです。
OM-5と同じ画素数のとても見やすいファインダーが搭載されています。

撮影日当日は水族館内がとても混雑しており、機材のコンパクトさがとても活かされました。
換算90mmのレンズも水族館にちょうどいい焦点距離で大正解でした。
みなさまもPEN-Fとどこかへお出かけしてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年03月05日 17時00分 ]

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【Leica】SL2に必要なのは金棒ではないかもしれない

【Leica】SL2に必要なのは金棒ではないかもしれない

「鬼に金棒」ということわざがあります。「強い者に更に強さが加わり、更なる強者となること」といった意味合いですが、例えば「Leica SL2にアポズミクロンSL50mmmF2.0 ASPH」はまさに「鬼に金棒」でしょう。

Leica SL2は4700万画素に約576万画素のEyeRes電子ビューファインダーとボディ内手ブレ補正を備えるミラーレス一眼。アルミ削り出しのトップカバーにベースプレート、更にはIP54相当の防塵防滴性能を持ち合わせており、質実剛健というワードが良く似合うカメラではありますが、裏を返せば同クラスのカメラと比べても重たいという事。

実際「鬼に金棒」の組み合わせで使った場合、「SL2(920g※バッテリー含む)」と「アポズミクロンSL50mmmF2.0 ASPH.(740g)」となり約1.66kgとなります。
本腰を入れて撮影に臨むのであれば、寧ろ軽い組み合わせと感じられるかもしれませんが、普段使いにおいて気軽にスナップをするような心持ちであるならばもう少し取り回しをよくしたいところ。今回も休日のお出掛けに合わせて持っていく想定だったので、そんなに気合いを入れずに持っていける組み合わせはないだろうかと思案していたところです。

そこで今回持ち出したのが「ズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.(370g)」です。アポズミクロンと比べても丁度半分くらいの重量で、SL2と組み合わせた重量も約1.29kgとなるのですが、これがボディ側とのウェイトバランスのおかげも相まってなのか実際に持ってみると想像以上に軽く感じます。

心なしか足取りも軽くなったような気がしますし、撮影に赴くといたしましょう。
アポではないズミクロンですし想像以上に軽かった事もあり、ある程度描写に対しての妥協が見られるかと思っていましたが良い意味で裏切られました。澱みが無くクリアな描写です。
距離にして4-5mくらいでしょうか。畳から反射された光が顔の輪郭を照らしていますが、色の変化も良く捉えています。
質感描写も優れています。ソファーの背もたれと両脇のクッションの素材が異なることが写真から分かってしまうほどに。
シャープネスで立体感を出すのではなく、コントラストで立体感を出しているように見受けられる為、硬い印象はありません。ハイライトからミッドトーン、シャドウと沈んでいく光の移ろいが美しいです。
価格については2025年3月現在の新品価格を比べると、アポズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.は約76万円に対し、ズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.は約31万円と半分以下の値段でお求め頂く事が出来てしまいます。
正直に申し上げると、今回使用したズミクロンについてはかなり侮っていました。しかしながら実際に使ってみると実によく纏まっているのです。更に上位のグレードの製品がある事も感じさせられつつ、それでいてこのレンズでも充分に満足出来るラインを突いているといえば良いでしょうか。

描写を更に追い求めるならアポズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.を選ぶことも出来ますし、価格を抑えたり携帯性を求めるならズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.を選ぶ事も出来てしっかりとすみ分けがされています。

機材の重量というのは意外と撮影のモチベーションにも関わるところで、筆者の場合は日常的にカメラをカバンに入れておいて、撮りたいなと思った時にサッと取り出す事があります。常に肩にかけたり、首からぶら下げたりといった事はありませんが常にカバンの中には入っている状態と考えると重量というのは大事なファクターです。

SL2とアポズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.が「鬼に金棒」なら、
SL2とズミクロンSL50mmF2.0 ASPH.はさしずめ「鬼に小太刀」といったところでしょうか。

取り回しの良さを手に入れたSL2で、桜の季節も駆け抜けたいと思います。




[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月04日 19時30分 ]

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【Leica】 視線の先にある息遣い – 「M11-P」が写す街の表情

【Leica】 視線の先にある息遣い – 「M11-P」が写す街の表情

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「Leica M11-P」×「人が暮らす街スナップ」の写真です。

都市には、歴史と現在が交差する場所がたくさんあります。
古い建物と新しいビルが混在する風景、人々の暮らしが垣間見える路地、誰かの思い出が刻まれた場所。
「M11-P」はその光の微細な変化を驚くほど正確に捉え、ありのままの街の姿を映し出し、印象的な一枚を生み出します。
それぞれの場所での人の息遣いを感じることができ、その姿は美しいもの。
今回はそんな作品をご紹介します。

エビフォトではみなさまのご投稿をお待ちしております!

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EP



【作品名】バスの中で<投稿作品を見る

【投稿者】けんさん様

【使用機材】Leica M11-P + ズミルックス M35mm F1.4 ASPH.


【作品名】ともだち<投稿作品を見る

【投稿者】けんさん様

【使用機材】Leica M11-P + ズミルックス M35mm F1.4 ASPH.


【作品名】回顧<投稿作品を見る

【投稿者】輝-TERU-様

【使用機材】Leica M11-P + ズミルックス M35mm F1.4 11301


【作品名】First Birthday<投稿作品を見る

【投稿者】M.K様

【使用機材】Leica M11-P + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.



【作品名】Traveling with wife<投稿作品を見る

【投稿者】にご様

【使用機材】Leica M11-P + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.


【作品名】Traveling with wife<投稿作品を見る

【投稿者】にご様

【使用機材】Leica M11-P + アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月04日 18時05分 ]

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【FUJIFILM】北風ニモ負ケズ、春ノ嵐ニモ負ケズ

【FUJIFILM】北風ニモ負ケズ、春ノ嵐ニモ負ケズ

3月に入り、寒空が続いていた季節から陽気な日が増してきました。

カメラを持ち出す機会の増える今日この頃ですが、この時期に気をつけたいのが、カメラを襲う砂埃です。お気に入りのカメラやレンズを持ち出したいけれど、内部にチリやゴミが入ってしまうことを懸念して、撮影を控えてしまったりしていませんか。筆者もそのうちの一人です。

そうした不安を払拭してくれるのが、防塵防滴性能を持ったボディやレンズ達です。
今回は「X-T5」と「XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」を組み合わせて、この問題に立ち向かって撮影をして参りました。


この日は晴れてはいましたが、風が冷たくカメラを持つ手が悴んでいました。
澄んだ空気が朝日に照らされて、綺麗だと思った場所でシャッターを切ります。

今回持ち出した「X-T5」は、第5世代のセンサーと画像処理エンジン、557gのコンパクトなボディに5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正を搭載した、高機動・高画質を両立したモデルです。

上の写真でも、細かな部分まで解像していながら、素材の質感はしっかりと再現されているのが分かりますでしょうか。
実はこの2枚は強風に吹かれながら撮った写真でした。手ぶれ補正の効きが素晴らしく、ファインダー内に映った像が揺れずにいたのが印象的でした。

訪れるのも何度目かになる氷川神社です。いつもは初夏や秋口に訪れることが多かったので、この御神木に葉がついていないのが新鮮でした。

寒さに耐えきれず、堪らずカフェへ避難。コーヒー豆の種類がたくさん置いてあるお店で、居心地が良くコーヒーのおかわりをしてしまいました。

今回は第5世代機に搭載されたフィルムシミュレーション「リアラエース」を使用して撮影しています。
使用感としてはプロビアに近い発色ですが、気持ちコントラストが柔らかでいて、アンダーが粘る印象です。
普段使いには最適ではないでしょうか。

自分の中で毎回どう撮るか悩んでいた「時の鐘」ですが、シルエットにして撮影してみました。少し雲がかかって日差しが弱くなったところを狙ったので、影の部分も潰れずに情緒的な写りになってくれました。


ところ変わって梅の花の撮影にも持ち出してみました。春先は様々な種類の花が咲くため、撮影の機会も増えるかと思います。

冒頭にもありましたが、こういった撮影地は公園や自然の多い地域であることが多く、風が吹くと砂埃が舞うこともしばしば。
筆者で言うと、お気に入りの「XF35mm F1.4 R」などはこういった際に持ち出すことが億劫なので、防塵防滴のレンズを1本持っておくことをお勧めしたいです。


本日は3/3のひな祭りということで、撮影地の園内にもつるし雛や雛壇飾りがありました。
今回使用した「XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」ですが、コンパクトなサイズ感ながらインナーズーム機構で全長が変わらず、4000万画素のセンサーにも耐えうる描写力と、次世代のキットレンズとして十分な性能を持ち得ています。

開放からしっかりと描写してくれますが、個人的には1〜2段絞った描写が隅々まで安定して好みでした。

いかがでしたでしょうか。

今回の組み合わせは軽量コンパクトながら、どこにでも持っていける安心感で、カメラを始めたての方から普段フルサイズを使用されてる方までおすすめできる組み合わせです。

防塵防滴は水濡れなどのシーンだけではありません。春の行楽のお供に、防塵防滴のカメラ。おすすめです。


▼ 今回の使用機材 ▼



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年03月03日 16時00分 ]

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