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【OLYMPUS】PEN-Fと始める大人のカメラ遊び

デジタルカメラが普及し、誰もが気軽に写真を撮れるようになった今、カメラに求めるものはまさに人それぞれでしょう。もし、単なる記録以上の「感性を刺激する体験」や「所有する喜び」を求めているのなら、『OLYMPUS PEN-F』はまさに理想の一台です。往年のフィルムカメラを思わせる美しいデザインと、現代のデジタル技術が融合したこのミラーレス一眼カメラは、みなさまの写真ライフに新たな扉を開いてくれるでしょう。

今回は、その『PEN-F』を『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』と組み合わせて、どのように「大人のカメラ遊び」を楽しめるのか、作例を交えながらご紹介します。

1. 触れるたびに心ときめく、唯一無二のデザイン

「カメラは道具であると同時に、美しくなければならない」。『OLYMPUS PEN-F』は、この哲学を体現したかのようなカメラです。そのデザインは、1963年に登場した世界初のハーフサイズ一眼レフ「ペンF」からインスピレーションを受けており、レトロでありながらも、現代のデジタルカメラとしては異例なほど洗練された佇まいを誇ります。ボディをじっくりと見れば、こだわりが宿っていることがわかります。このカメラを手に取るたび、単なる道具以上の「愛着」や「所有する喜び」が湧き上がってくるのは、まさに『PEN-F』ならではの魅力でしょう。

しかし『PEN-F』の魅力は外観だけにとどまりません。そのクラシカルなボディの中には、OLYMPUSの現代のデジタル技術が惜しみなく投入されています。約2030万画素のLive MOSセンサーは、細部までシャープに描写し、高精細な画像を実現します。また、暗い場所や望遠撮影時でも手ブレを強力に補正する5軸手ぶれ補正機構は、手持ち撮影の可能性を大きく広げます。さらに、一瞬のシャッターチャンスを逃さない高速AFや、高精細なEVF(電子ビューファインダー)も搭載。フィルムカメラのような操作感と、最新のデジタル技術による確かな描写力が融合することで、『PEN-F』は撮る人を飽きさせない、奥深い写真体験を提供してくれるのです。まさに、アナログとデジタルが美しく調和した、唯一無二の存在と言えるでしょう。

『PEN-F』は、カメラを「単に写真を撮るための機械」としてではなく、「感性を刺激し、創作意欲を掻き立てるパートナー」と捉える人にとって、最高の選択肢となります。その存在自体が、写真ライフをより豊かで深みのあるものへと導いてくれるはずです。


 

2. 『PEN-F』の魅力を引き出す相棒レンズ

『PEN-F』のクラシカルな美しさを最大限に引き出し、その真価を発揮させるには、相性の良いレンズ選びが不可欠です。今回、私が『PEN-F』の最高のパートナーとして選んだのが、『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』です。このレンズは、35mm判換算で24mm相当の画角を持つ広角単焦点レンズであり、そのF2.0という明るい開放F値が、『PEN-F』の表現力を飛躍的に向上させます。OLYMPUSがレンズキットととして一緒に売り出したのも納得の、まさにベストパートナーです。

このレンズの最大の魅力は、その圧倒的な描写力にあります。開放F値から非常にシャープな描写を実現し、被写体の細部まで精密に描き出します。それでいて、開放F値で撮影した際の背景のボケ味は、広角レンズとは思えないほど美しく、なめらかに被写体を際立たせてくれます。これにより、奥行きのある立体感豊かな写真を簡単に撮影することが可能です。また、暗い場所での手持ち撮影でも、F2.0の明るさと『PEN-F』の強力な5軸手ぶれ補正が相まって、ノイズを抑えたクリアな写真を量産できます。

金属製の堅牢な作りと、精緻な操作感も魅力です。特に、フォーカスリングをスライドさせることで瞬時にMF(マニュアルフォーカス)に切り替わる「スナップショットフォーカス機構」は、『PEN-F』のレトロな操作感と見事にマッチし、直感的で心地よい撮影体験を提供します。『PEN-F』のコンパクトなボディに装着しても、レンズとのバランスが非常に良く、まるで一体型カメラであるかのような完成形の様相を呈します。この組み合わせは、スナップ撮影はもちろん、風景、建築物、そしてテーブルフォトなど、幅広いシーンで活躍し「大人のカメラ遊び」をより深く、楽しくしてくれること間違いなしです。『PEN-F』の持つ描写ポテンシャルを最大限に引き出し、かつ撮影体験そのものを豊かなものにする、まさに理想的な相乗効果を生み出すレンズと言えるでしょう。


 

3. 作例:このカメラとレンズで織りなす世界とは

それでは、実際に『OLYMPUS PEN-F』と『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』で撮影した作例を解説付きでご覧ください。日常の何気ない風景や瞬間が、この組み合わせによってどのように特別な一枚へと昇華されるのか、ぜひその目で感じ取ってください。私が撮影時に感じたインスピレーションや、『PEN-F』のカスタム機能の活用についても触れていきます。

光が降り注ぐスプリンクラー:非日常の発見

庭園を歩いていたところ遠くで散水が始まりました。その存在感に惹かれてすぐに近づくと、光を受けキラキラ輝く様子に魅了されました。手前には低いところまで枝が下りてきていて陰になっており、それを画角に入れることでより水の輝きを感じられ、低いアングルから広角レンズで捉えて非日常的な一枚に仕立てました。一滴一滴が精細に写し出され、『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』の解像度の高さを物語っています。日常の中に潜む「ハッとする瞬間」を切り取るのがスナップ写真の醍醐味ですが、この組み合わせは、そうした瞬間を確実に捉えてくれます。
 
 

歴史を刻む壁紙:モノクロームの表現

『PEN-F』の「モノクロプロファイルコントロール」を使い、コントラストを高めに設定。まるでフィルムで撮ったかのような、深みのあるモノクロームの世界を表現しました。単なる彩度を落としたモノクロではなく、フィルムの種類を選ぶかのように粒状感や階調を細かく設定できるのは、『PEN-F』の大きなアドバンテージです。『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』の広角は、屋内での大きく壁紙を写すにも最適です。
 
 

陽を浴びる主役と背景:シャープネスと繊細なボケ味

昼時、庭やテーブルに陽が差し込む瞬間を撮影。カップの中の泡にピントを合わせ、奥の背景を大きくボカすことで、被写体の存在感を強調しました『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』のF2.0という明るい開放F値が生み出す、柔らかく、且つ、とろけるような美しいボケ味が際立っています。広角レンズでありながらも、これほど美しいボケ味を表現できるのは、『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』の大きな特徴です。『PEN-F』の正確なAFと相まって、狙った場所にピントを合わせ、背景を意図通りにぼかすことで、作品としての完成度をぐっと高めることができます。
 
 

美しい並木道:広角レンズらしいパースペクティブ

幹が天へとまっすぐ伸び、その葉はなんとも美しい緑色。まるで避暑地で撮ったかのようななんとも爽やかな一枚に仕上がりました。道を歩く人に浅くピントを合わせた写真も撮ったのですが、木が精細に写っているこちらのカットを採用したのは、この写真が「iAUTO」モードで全自動で撮影したからです。カメラ任せでもこのように、日陰の温度や湿度まで感じるような一枚が撮れるのは、参考になるのではないでしょうか。意図的に撮ることもできますし、何気なく撮ってもきちんと完成する。『PEN-F』ならそれが叶います。
 

4. クリエイティブダイヤルが拓く、無限の表現力

『PEN-F』が単なる高性能なデジタルカメラではない、真の「大人のカメラ遊び」を追求できる理由の一つが、その前面に配置された「クリエイティブダイヤル」です。このダイヤルを回すだけで、アートフィルター、カラープロファイルコントロール、モノクロプロファイルコントロール、カラークリエーターといった多彩な表現機能を瞬時に切り替えることができます。物理ダイヤルによる直感的な操作は、いちいちメニュー画面を深く潜る手間を省き、「撮りたい」と思った瞬間のイメージを、素早く写真に反映させることを可能にします。先ほどの撮影の設定と、いま撮りたい表現が必ずしも同じとは限りません。撮影者は自由に、簡単にそれを選ぶことができるのです。

特に『PEN-F』の真骨頂とも言えるのが「モノクロプロファイルコントロール」と「カラープロファイルコントロール」です。これらは、単なるフィルター機能とは一線を画す奥深さを持っています。

  • モノクロプロファイルコントロール:
    単に色を失うだけでなく、フィルムの種類を選ぶかのように、粒状感(フィルムグレイン)の強弱、コントラスト、シャープネス、ハイライト・シャドウの調整を細かく行うことができます。赤、黄、緑などの色フィルター効果も適用でき、まるで暗室で印画紙を現像するような感覚で、自分だけのモノクローム表現を追求できます。被写体の質感や光の陰影を際立たせ、より感情的な一枚を生み出すことが可能です。
  • カラープロファイルコントロール:
    色相、彩度、明度をそれぞれ12段階で調整できるため、写真の色のトーンを自由自在にコントロールできます。例えば、青空の色だけを強調したり、肌のトーンをより健康的に見せたりと、思い通りのカラーイメージを作り出すことができます。特定のカラーを抜き出して強調したり、逆に抑制したりすることも可能で、写真全体の色味から受ける印象を大きく変えることができます。

これらの機能は、まさに「感性をダイレクトに写真に表現する」ための強力なツールです。デジタルカメラでありながら、まるでフィルムを選び、現像方法を調整するかのような、アナログ的な創作のプロセスを楽しむことができるのです。クリエイティブダイヤルがあることで、『PEN-F』はただの記録装置ではなくまるで「絵筆」や「楽器」のように、感性をダイレクトに表現するパートナーへと変わります。これにより写真表現の幅は無限に広がり、撮影するたびに新しい発見と感動が生まれるでしょう。


 
 

5. まとめ:『PEN-F』で、写真ライフを豊かに

『OLYMPUS PEN-F』は、その唯一無二の美しいデザイン、最新のデジタル技術に裏打ちされた卓越した描写力、そして直感的に操作できるクリエイティブダイヤルによって、私たちに「写真を撮る喜び」を再認識させてくれる特別なカメラです。そして、『M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0』との組み合わせは、その『PEN-F』の魅力を最大限に引き出し、日常の何気ない瞬間を、まるでアート作品のように切り取ってくれます。

このカメラを手にすれば、ただシャッターを切るだけでなく、ファインダーを覗き込み、光の当たり方や構図をじっくりと考え、クリエイティブダイヤルで色やトーンを調整する。そんな「プロセスそのもの」を楽しむ豊かな時間が生まれるでしょう。心地よいシャッター音、カチッと響くダイヤルのクリック感、そして液晶に映し出される自分の作品。その一つ一つが、あなたの写真ライフをより深く、そして楽しくしてくれるはずです。

「大人のカメラ遊び」とは、単に高価なカメラをコレクションすることではありません。それは、カメラという道具を通じて、世界との新しい対話を発見し、自分だけの視点で感動を切り取る、感性豊かな時間の過ごし方を指します。『PEN-F』は、まさにそんな「大人のカメラ遊び」にふさわしい、最高の相棒となることでしょう。

デジタルカメラでありながら、まるでフィルムカメラのような温かみと、写真一枚一枚に魂を込めるような喜びを感じさせてくれる『OLYMPUS PEN-F』。さあ『PEN-F』を手に、新しい写真の旅に出てみませんか。きっと、今まで気づかなかった日常の美しさを捉え、ご自身でも知らなかった秘められた感性が次々と花開くことでしょう。どうぞお試しください。


 
 


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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年07月18日 11時00分 ]

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創業祭 創業祭セール

【OLYMPUS/OM SYSTEM】まるで往年のフィルムカメラのようなデジカメでオールドレンズを楽しんでみる

【OLYMPUS/OM SYSTEM】まるで往年のフィルムカメラのようなデジカメでオールドレンズを楽しんでみる

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。

新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。

 

今年2025年3月に発売した「OM SYSTEM OM-3」は、往年のフィルム一眼レフカメラ「OLYMPUS OM-1」の特徴的なペンタ部やカメラボディー両サイドのデルタカット、軍艦部のダイヤル形状といった洗練された美しいデザイン・設計思想を継承しており、最新のミラーレスデジタルカメラなのに外観に受ける印象はとてもクラシカルです。このようにマウントアダプターを使用して OLYMPUSの OMレンズを装着してみると一気にフィルムカメラ感が増し、当然の如くしっくりくるお似合いの組み合わせとなります。今回は手持ちのOMレンズを中心に、何本かオールドレンズを装着してスナップを楽しんでみました。

■オールドレンズ使用時におすすめの設定
早速撮影に向かいたいところですがその前に準備しておくと助かる機能を紹介します。まず電子接点のないオールドレンズはカメラに撮影情報が反映されません。せっかく撮影したのに後から画像整理をする際にこの画像はどのレンズだったんだろうと考えこむことにならないようにしておきたいものです。そんな時にメニュー内の「レンズ情報登録」をしておくと、撮影した画像のEXIF情報にもレンズ名称や焦点距離を記録することができます。大文字小文字のアルファベット、数字、記号を使用してわかりやすいように登録しておき、撮影時には装着したレンズ情報を選択すればいいのでとても簡単です。

今回使用したレンズは当然ですがオートフォーカスレンズとは違い、自身でフォーカスリングを回してピント合わせを行う必要があります。そういった場合にお役立ちな設定を紹介させていただきます。カメラのメニュー内の「MFアシスト」や「ピーキング」といった設定をONにしただけではいざ撮影しようとしても機能が働かないといったことがあるため、今回ご紹介する「ボタン機能の割り当て」が必要です。

背面十字ボタン中央のOKボタンを押し、クイックメニューから歯車マーク(=「ボタン機能割り当て」)を選択します。あとは好きな場所のボタンに任意の機能を割り当てます。

おすすめの機能を3つ下記画面画像で紹介します。
①どのレンズなのか登録しておくと画像情報に反映される「レンズ情報登録メニュー」。最初にメニューで登録しておいた情報を呼び出すことも、その場で新たに登録することも可能です。

②ピント合わせがしやすくなる「拡大」。
ピントを合わせたい部分を拡大すれば一生懸命に目を凝らさなくても大丈夫です。

③どの部分にピントがきているか輪郭を強調して表示してくれる「ピーキング」。
色は白、黒、赤、黄の4色から選択。ピーキングのレベルは弱、標準、強の3つから選択。ピーキング背景の輝度調整のON/OFFを選択できます。

■作例1(OLYMPUS OM 50mm F1.4 ※アルファベットD~H.ZUIKO表記)
ここから実際の作例をご紹介していきたいと思います。開放F値1.4の明るい標準単焦点レンズですが、ここでは100mmの中望遠レンズとなります。せっかくなので開放撮影とF5.6やF8に絞った時の描写を確認しようと被写体を続けて撮影してみました。

まずは訪れた公園で周囲に甘く爽やかな香りをさせていた花です。開放時はなんというかふわふわに感じる柔らかい描写です。コントラストも甘めでソフトフィルターがかかっているようですが、購入時からクモリのあるレンズを使用しているのでシチュエーションによって強調されているかもしれません。背景はといえば綺麗にボケてくれて被写体が浮き上がるとはいえませんが幻想的な雰囲気で合焦部分はシャープなのでポートレートも合いそうです。2枚目はF8ですが先ほどまでボケて色味しかわからなかった背景まで程よく描写され、コントラストも上がって全体的にシャープな写りになりました。


続けて明るい場所に生えた猫じゃらしにレンズをむけてみました。風にあおられる猫じゃらしをボタンに割り当てた拡大やピーキングといった機能を駆使してピントを合わせます。2枚目はF5.6、やはり背景のボケの量の変化やコントラストの違いが明確です。


明るい日向の暑さに負けて涼しい木陰へ移動するとちょっとした花壇にキキョウが咲いていました。薄紫や白の星のような花びらが特徴的で蕾も紙風船のようでかわいらしかったです。日陰で光量が少ないと一層ソフトな描写になりますが、2枚目F5.6まで絞るとやはりだいぶ解消されます。


ボケの変化以外にや玉ボケに関しても確認してみます。開放時の玉ボケは完全な円というわけではなさそうでF5.6くらいだと多角形のようになり、2枚目のようにF8以上に絞るとまた細かく小さな円に近付きます。ここまで絞ると樹皮も陰になっている部分から光が射す部分まで細かく描写してくれました。

ここからは普通にスナップ撮影です。アメンボが水面を滑る小川は大きな石で渡れるようになっている箇所があります。川の付近も拳大の石でごろごろしていて足元が不安定なので注意が必要ですが、小型のカメラボディに加え、OMレンズも全体的にコンパクトな作りをしているので、移動の際も邪魔にならずに持っていることができます。

この時期に咲くミソハギにもレンズを向けます。背景も含めてなんだか水彩画のような淡さを感じます。

最後は頭上へ、少し絞り込んでわざと太陽を入れるようにしてシャッターを切ってみました。綺麗な放射線状とはなりませんがゴーストやフレアもあまり感じられず葉っぱのシルエットも綺麗です。クモリのあるレンズだと差し引いても開放と絞り込んだ状態でだいぶ二面性を感じられる描写のレンズでしたが、そこはオールドレンズということで表現の一つとしてだいぶ楽しめそうなレンズでした。

■作例2(OLYMPUS OM 50mm F3.5 MC Macro)
次は同じ焦点距離ながら開放F値3.5のマクロレンズを使用した画像を続けて紹介します。
ほぼ最短撮影距離で紫陽花を撮影、これで開放ですがだいぶ緻密な描写のようです。とはいえ撮影は大変で風に揺られる紫陽花にカメラを向け、息を止めてなんとかといったところでした。

次はトケイソウをいつも通り撮影し、2枚目は最短撮影距離で撮影しました。スナップ撮影だと開放時から緻密な描写だと余計にわかりやすい気がします。ふわふわになることもなく素直な写りで、マクロレンズとしてだけでなくコンパクトで軽い中望遠レンズとしても使いやすそうです。
一気に花に近づいてマクロ撮影だとここまで寄れて大きく写せます。先ほどの紫陽花と違って風に負けずにしっかり咲いているので撮影しやすかったです。

■作例3(OLYMPUS OM 24mm F2.8 ※アルファベットD~H.ZUIKO表記)
次は広角単焦点レンズ、ここでは換算48mmでほぼ標準単焦点レンズとして使用できます。
〈Nostalgia〉は郷愁、懐古、懐かしさといった意味ですが、クラシカルな外観はもちろんのこと、この外観で写し出すどこか淡く滲むような描写がなんだか懐かしいような気にさせてくれます。最新のレンズの現代的ですっきりとした鋭利といえるような描写もいいですが、たまにはコントラストが甘くてふんわりしていてゴーストもフレアもあるような描写を楽しむのもいいものです。

■作例4(番外編:ロシア ミール 1B 37mm F2.8 (M42))
ここからは番外編として換算74mmの中望遠レンズとして使用できるロシアレンズで撮影した画像を紹介します。レンズ自体は小さく細身で正直にいうと装着した見た目はいいとはいえません。ただまさにオールドレンズといった描写は好みだったのでせっかくだからと使用してみることにしました。全て絞り開放での撮影ですが、描写はといえば全体的に白っぽくコントラスト淡めで好みが分かれそうです。個人的にはこういう雰囲気がオールドレンズっぽいと感じます。
日陰のおかげかまだ色味を残す紫陽花、日向の玉ボケは細かくシャボン玉のような感じです。

前ボケを入れつつ遠景も撮影してみます。輪郭のふんわりとした写りは昔の記憶や思い出といった印象でいっそ懐かしさを感じます。

日向の見ごろを終えた紫陽花たちが剪定されていました。がっつり刈り込まれた紫陽花たちはまた来年綺麗な姿で咲いてくれることでしょう。

切り絵、影絵といった芸術性を感じる葉っぱを見つけて撮影してみました。

最新のミラーレスデジタルカメラに往年のレンズたち、数十年の隔たりがあるように思えないマッチング具合です。レンズに関しては状態の良いものを探すのは大変かもしれませんが、たとえ曇っていても楽しめるのでオールドレンズの味と受け止めてどこか懐かしさを感じさせる描写を味わってみてはいかがでしょうか。

スタッフおすすめの「BEST BUY」お楽しみいただけましたでしょうか。
次回もぜひ期待ください。

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[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年07月17日 19時00分 ]

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【Canon/SONY】ポートレートを撮っている私がこのカメラを選んだ理由

【Canon/SONY】ポートレートを撮っている私がこのカメラを選んだ理由

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。

新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。


今回はポートレート撮影におすすめしたい「BEST BUY」のカメラをご紹介します。
今まで撮影・使用してきた中で、個人的に感じた便利な点、おすすめポイントみたいなのを交えながら書いていけたらと思います。筆者の用途の中で感じたBEST BUYポイントなので多くの方とは異なるかもしれませんが、機材選びの参考になれば幸いです。

 

 EOS R5

 
本格的にカメラを始めたのはだいぶ前ではあるのですが、以前の筆者が主に撮影していた被写体は動物と、風景。いわゆる作品撮りみたいなことはあまり行っておらず、どちらかと言えば記録写真としての用途が主でした。
そんな中、ポートレート撮影をするようになり改めてカメラ選びをしようと思ったときに出会ったのがこのカメラでした。

1.約4500万画素と絶妙にバランスのいい画素数

 

発売当初は購入できなかったのですが、しばらくしてようやく購入することが出来ました。
約4500万画素、当時では高画素モデルに分類されるこのカメラを選んだ一番最初のきっかけが画素数でした。本格的にポートレートを始めるのであれば、編集もするだろうしトリミングなんかもするかもしれないから、これくらいの画素数が欲しいといった漠然とした想像からでした。次いで以前使っていたカメラの肌色の発色が若干物足りない(少しくすんだ印象になる)と感じていたので、以前からCanonは肌の発色には定評があるためポートレートには向いているかもしれないと思い、それも検討材料の一つになりました。
実際に高画素であるがゆえに、編集耐性がかなり高く引き伸ばして大きく印刷を行うときや切り抜いたりトリミングを行ったりした後のデータを300dpi等で出力しても全然荒くなることなく出力することが出来ました。

2.素早く正確に合わせる瞳AF

 

EOS R5に搭載された「瞳AF」は最終的に筆者の購入の決め手となりました。
最初のきっかけとなった4500万程度の画素を有したカメラ、というのは実のところEOS R5が世に出る前からいくつか選択肢がありました。それらの選択肢はもちろん頭の中にありましたが、EOS R5にしようと決断するに至った機能こそ瞳AFだったのです。カメラを構えて被写体の方に向けるとスッと画面の中に写り込んでいる人物の瞳を検出しそれを四角で囲ってくれます。そのまま半押しすると検出していた瞳にピントが合うのであとは全押ししてシャッターを切るだけ。
撮影時に覗いてフォーカスポイントを操作してピントを合わせるといった作業がほぼなくなり、構図の調整、ライトの調整、被写体とのコミュニケーションに集中することが出来ます。

3.高いノイズ耐性

 

以前使用していたカメラの気になっていたところのもう一つがノイズ耐性の低さでした。
これまでは特に気になっていなかったのですが、スタジオなどの室内での撮影だとISOを上げて撮影することもありました。その時にどうしてもざらっとした印象になってしまうこともしばしば。晴れた屋外であればさほど出ないノイズ、実際に出てしまったとしても今まではそこまで気にかけていなかった部分なのですが、ポートレートとなると顔の部分はじめとした肌の部分にザラっとしたノイズが乗っかってしまうのでどうしても気になってしまいます。R5に買い替えを行ったとき高画素なので、致し方ない部分であると覚悟をしていたのですが実際に大きい画面で出力してみるとほとんど気になりませんでした。

上記の作例はISOを3200に設定し、足元のライトのみでの撮影を行いました。
実はこのシチュエーションでも瞳AFが反応しており、そこも感動しているのですが撮影後にデータを確認したところここまで厳しい条件下の撮影でも、使えないレベルのノイズはほぼ見受けられませんでした。

4.最大で8段の手振れ補正

 

対応するレンズを用いることで、最大で8段の手ブレ補正を得ることが出来るので低照度のシチュエーションのような低速シャッターを使わざるを得ない状況において真価を発揮してくれます。
対応していないレンズを用いた場合でも、5段の補正がかかるのでかなり手ブレによる失敗写真を減らせます。ポートレートにおいてはあまり重要視されない部分かもしれませんが、シャッタースピードを下げて撮影を行うときはどうしても手ブレをしないようにすることに集中してしまいがちなのではないかと思います。筆者の経験談なのですが手振れを気にしすぎて同じカットを何回もリテイクしたり、気にせず撮っていてデータを持ち帰ったら実はブレていた…なんてことが何回かありました。ピンボケと手ブレは後から修正で直すのがかなり難しい(わずかなピンボケ程度なら何とかなったりしますが)ので、ここも心強いポイントです。

 

 

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 α7RⅤ

 
約6100万画素の高画素を有するSONYのαシリーズの中でも解像度に特化させたRが付く最新モデル。
EOS R5の購入から高画素機を好むようになった筆者がSONYを購入したいと思い購入したのがこの一台。

1.AIプロセッシングユニット

 

α7RⅤから搭載された機能の一つがAIプロセッシングユニット。
この機能によりAF性能が飛躍的に向上しました。ただでさえ瞳AFで一世風靡したSONYなのですが、この新しいモデルはただ顔から目を検出するだけではなく、AIを用いて判別・検出し、俯いていたり前髪が目にかかっていたりと如何なる状況でも人体の骨格や姿勢・顔の向きの状況から目の位置を判別し合わせることが出来ます。目が写っていないシチュエーションであればそれ以外の部分(顔の輪郭や身体など)を検出しそこにAFを合わせることが可能です。
ちょっと細かい話なのですが、眼鏡をかけている方を撮影する時、従来の瞳AFだと眼鏡のフレームであったり眼鏡のガラスにピントが合っていることもありましたが、α7RⅤは一回もそういったシチュエーションがありませんでした。

2.Creative lookで現像要らず

 

α7SⅢから搭載されたカラーのプリセットで、筆者がα7RⅤの購入を決めた機能の一つです。
特に「FL」というフィルムライクな発色をしてくれるプリセットが特にお気に入りでして、だいたいこのルックにして撮影しています。画像を切り抜いたりといった大掛かりな編集を必要としない画像編集はFLを使って撮影をした時は明るさの調整を加える程度になりほとんどやらなくなりました。それくらい優秀なルックです。それ以外にも「PT」や「SH」など使い勝手のいいプリセットが10種類入っており、またそれらをさらに自分好みに設定の調整をすることが出来ます。

3.レンズの種類がとにかく豊富

 

これはα7RⅤに限った話ではないのですが、SONYのEマウントはとにかくレンズの種類が豊富です。
サードパーティ製を含めると相当の種類のレンズがあり予算や使用頻度などでレンズのグレードを様々選ぶことが出来るので、自分に合うレンズを探しやすいです。
個人的なおすすめレンズは、TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD今回の作例に使われているレンズで、標準域の35mmから望遠域の150mmの広範囲を一本でカバー出来F値が明るいレンズになっています。
 

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番外編

 
上記の2機種は実際にポートレート撮影をする上で筆者が購入を決めたカメラで「買ってよかった」理由と共にご紹介させていただきました。
以下は番外編として、検討する上でレンタルで借りたりして撮影を行ったものの中でポートレート撮影をするのにいいと感じたカメラもご紹介させていただきます。

1.α7Ⅳ

 


言わずと知れたSONYのαシリーズのベーシックモデルであるα7Ⅳ
筆者が購入を決意したα7RⅤに匹敵するほどの高いスペックを有しており、画素は3300万画素と決して低くはないのも魅力。瞳AFも上位モデルに全く引けを取ることなくとても優秀で、筆者のようにA1サイズに伸ばして印刷をしたりしないような方であれば3300万画素でもむしろ多いくらいで全く申し分ありませんので、フルサイズデビューにもピッタリな一台だと思います。
 

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2.Z7Ⅱ

 

Nikonからもご紹介させていただきます。
Z7Ⅱ、このカメラは他でもない筆者が購入を決めたEOS R5とギリギリまで比較し悩み抜いたカメラです。Z7ⅡのおすすめしたいポイントはISOの低感度設定が高画素機でありながら64スタートであるということ。ポートレート撮影をする上で連写機能であったりAF性能よりも画質を重視する方にこそZ7Ⅱはおすすめだと感じます。
筆者がEOS R5を選んだきっかけになったポイントは瞳AFの性能とストロボのコマンダーを付けた際の最大同調させられるシャッタースピードが1/200秒までしか使えないという点(1/250秒以上はハイスピードシンクロになる)
しかし、その点を除けば出てくる写真はどれもナチュラルな仕上がりで色再現性がとにかく優れている印象。見たままの色味、そのままを表現したい方にも非常におすすめです。

Z7Ⅱキャッシュバックキャンペーン実施中!8/25まで


 

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最後に

 
いかがでしょうか。
今回はポートレート撮影をする上で「買ってよかった」と思えるカメラをご紹介させていただきました。
ポートレート撮影に何を求めるのか、であなたに合うカメラは大きく変わってきます。動きの大きい被写体を撮影するのであればAF性能重視ですし、大きく印刷したりトリミングを行うのであれば画素を重視したカメラを選んだ方が良かったりします。今回の記事がカメラを選ぼうとしている方、ポートレートを始めてみようと思っている方の少しでもタメになる記事になったらうれしい限りです。

[ Category:Canon SONY | 掲載日時:25年07月17日 17時01分 ]

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月17日 12時54分 ]

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【Nikon】万能一眼レフD750×Microレンズの魅力

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧を賜り、今年で31周年を迎えることができました。
創業祭にあわせ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。

新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力あふれる製品の世界へ、ようこそ。

今回は商品写真や至近距離での撮影を可能とするマクロレンズにフォーカスし、Nikonのおすすめレンズとカメラのセットでご紹介いたします!
※Nikonはmacroレンズが等倍以上で撮影できるレンズとしており、今回紹介するものは等倍なためmicroレンズとなります。

今回ご紹介する機材のスペック
~Nikon D750~
有効画素数 2432万画素
SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-I規格)のダブルスロット対応
質量 約840g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)・約750g(本体のみ)
視野率約100%の光学ファインダー
幅広いダイナミックレンジ、豊かで滑らかな階調表現、ノイズが少ない優れた高感度性能をもたらします。
また、画像処理エンジン「EXPEED 4」が、高い鮮鋭感を保ったまま、暗部の黒浮き、静止画の色ノイズ、動画のランダムノイズを効果的に低減します。
高密度51点AFシステム
撮影画面を広くカバーする51点のフォーカスポイントで被写体を的確に捉えます。
-3EV(ISO 100・20℃)という低輝度環境下においてもスムーズなAFが可能です。
また、AFエリアモードには、「D4S」、「D810」同様、グループエリアAFを搭載。
不規則な動きをする被写体を捉える場合でも、ピントが背景に合ってしまうのを防ぎ、より確実に目的の被写体を捉えてシャープにピントを合わせられます。

~AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G IF-ED~
次世代手ブレ補正機能(VRII)を採用し、シャッタースピード約4段分相当※の手ブレ軽減効果を実現(無限遠~約3m[撮影倍率:1/30倍]までの撮影時)。
※メーカー測定条件によります。また、手ブレ補正効果は、撮影者や撮影条件によって異なります。
ニコン独自のED(特殊低分散)ガラスによる色収差の補正とともに、良好なボケ味が得られる円形絞りの採用により優れた光学性能、描写性能を発揮。
ナノクリスタルコート(Nano Crystal Coat)の高度な反射防止レンズコーティング技術により、ゴーストおよびフレアーを低減し、優れた光学性能を発揮。
最大撮影倍率1倍、最短撮影距離0.314mまでの近接撮影が可能。
マイクロレンズということで、自宅簡易ライティングを組んでみて撮影してみました。

まずはほぼ最短撮影距離での撮影
62mmレンズフィルターのNikonのiにピントを合わせて撮影。
105mm最短撮影ではF11でも被写界深度はそこまで深くありません。
少しパープルフリンジが気になりますが、2006年発売のレンズと考えるととても良好ではないでしょうか。

少し引いて商品写真のような撮影をしてみました。
レンズの性能もそうですが、D750のダイナミックレンジの広さや黒の階調が綺麗に出てくれます。

Rollei 35 S、軍幹部の銘板の少しざらざらした質感も表現できています。
もちろん絞り開放側での撮影も行ってみます。
F3.5での撮影もとろけるようなボケ感で見ていてほれぼれします。
余談ですが、このRollei35シリーズ様々なモデルがいます。

ベーシックなのがTessarレンズ搭載のモデル
GERMANY製のRollei 35
SINGAPORE製のRollei 35
Sonnarレンズが付いたRollei 35 S
Rollei 35 S 登場後、それと区別するためTessarレンズ搭載モデルはRollei 35 T と名づけられました。
そのほかにも細文字の最初期GERMANY製だったり、Schneider社のS-Xenar搭載モデルだったり、Rollei 35 TEやRollei B35・Rollei C35等々たくさんの種類があります。
コンパクトかつ、様々な種類があるのでお気に入りの個体を探してみるのも楽しいです。
また、近年では目測式だったRollei 35 にAF機能を加え現代によみがえらせたRollei 35 AFも登場し、人気を博しています。

Rollei35のお話はこのくらいにしておき、D750とAF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G IF-EDのお話に戻ります。

とある日に夏っぽい風景を求め、散策してきました。
この何とも言えない遠景の写りが最高です。




何気ないこういう道に入り込みたくなるのは私だけでしょうか。
好奇心が掻き立てられます。



樹の幹の質感や影のディティールをしっかり残してくれるのはD750の表現力の高さだと感じます。

D750はフルサイズ機としてはそこまで大きくありません。
グリップもしっかりしており、握った際の安定感が良く、しっかり構えることができる形になっています。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G IF-EDは鏡筒部分は太くて大きいですが、レンズ径としては62mmと比較的小さくなっています。
最大撮影倍率1倍、最短撮影距離0.314mまでの近接撮影が可能なため、どんな被写体でも対応ができます。
バックの中にズームレンズとプラスして持つことで、ズームレンズでは撮れないイメージの違う写真を撮ることができる、そんなレンズです。

新たな発見と、楽しさを見出すことができるボディーとレンズです。
暑い夏外の撮影だけでなく、涼しい室内でライティングを組んで
マイクロレンズでの撮影を楽しんではいかがでしょうか。

スタッフおすすめの「BEST BUY」お楽しみいただけましたでしょうか。
次回もぜひ期待ください。

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年07月16日 17時01分 ]

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マップカメラのご利用が初めての方へ|ショッピングガイド

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ショッピングガイド
  1. マップカメラの魅力
    1. たくさんの品揃え
    2. お得な下取り・先取り交換!
    3. お得なキャンペーンが盛りだくさん!
    4. 業界最高峰の配送で安心して商品を受け取りができる
  2. ご注文の流れ
    1. マップカメラにログイン
    2. 欲しい商品を探す
    3. カートへ入れる
    4. 注文手続きをする
    5. 商品をお届け

 マップカメラの魅力

 

1.新着中古が毎日更新!豊富な品揃え

日本最大級のカメラ専門店『Map Camera(マップカメラ)』は最新のデジタルカメラから希少なフィルムカメラ、各種交換レンズ、アクセサリーまで、幅広い製品を取り扱っております。全ての商品をネットで簡単にお求めいただくことができます。

 

2.お得な下取り・先取り交換!

マップカメラでは商品をお得にお買い替えいただけるサービスも充実しております。すべてweb上で完結!ご自宅に居ながら簡単にお買い替えができます。

 

 

3.当社ならではのキャンペーンが盛りだくさん!お得なポイントプログラムも充実!

対象製品をwebでご購入いただくと、次回のお買い物から1ポイント1円として使用することが出来るポイントを進呈!

 

 

4.業界最高峰の配送で安心して商品を受け取りができる

1,000円以上のお買い上げで送料無料!!梱包のプロフェッショナルであるマップカメラのスタッフが心を込めて商品をお包みいたします。

 

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 ご注文の流れ

 

1. マップカメラにログイン

まずはマップカメラにログインしていただきます。ログインすると便利な機能が使えたり、お得な最新情報を入手できます。

 

 

2. 欲しい商品を探す

商品名などのキーワードを入力する、商品のカテゴリー、ランキングなどから気になる商品を探すことができます。

 

3. カートへ入れる

商品写真下部のカートに入れるボタンから商品をカートに追加することができます。
カート内では下取交換品の選択も行うことができます。

 

4. 注文手続きをする

カートに入れた商品のお支払方法をお選びいただきます。

 

5. 商品をお届け

ご購入いただいたものは迅速に丁寧にお届けいたします。

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初めての方でも安心してご購入ご購入いただけます。
ぜひこの機会にマップカメラをご利用いただけましたら幸いです。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月16日 15時58分 ]

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創業祭 創業祭セール

【Leica】時を超えて愛される銘玉を再現したレンズが最高だった話

【Leica】時を超えて愛される銘玉を再現したレンズが最高だった話

マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。

新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。

Light Lens Labからリリースされている「Light Lens Lab M 50mm f/2 Rigid」をご紹介。ライカファンに限らず、オールドレンズを日頃楽しまれている方にも馴染み深いであろうSummicron M 50mm F2の初代、その中でも固定鏡筒と呼ばれるタイプを復刻した本レンズ。カラーバリエーションはシルバー、ブラックペイント、ブラスゴールドの3種類。今回はLeica M11 ブラックペイントにレンズもブラックペイントの物で合わせて撮影して参りました。どうぞ、ご覧ください。


Summicron M 50mm F2の初代と言えば当時の写真界では「空気まで写る」などと評されるほど、高い描写性能を誇っていました。特に、被写体の立体感や、空間の奥行きを鮮明に表現する能力がずば抜けていたとされています。
様々な逸話が残る初代ですが、本レンズにおいてもオリジナル同じ6群7枚のレンズ構成を踏襲しつつ、使用しているガラス材に至るまで出来るだけ当時の物を再現しているそう。記憶を頼りに絞り値を記載しておくと基本的にはF2とF8を往復していたので、こちらはF2で撮ったショットかと思います。オリジナルの雰囲気を感じていただけますでしょうか。


こちらはF8での描写。絞りを開け切った状態とは違ってソリッドな印象になりましたが、「空気まで写る」を体現するかのような湿度を感じる一枚になりました。手に取り触っているとオリジナルとの細かな違いを感じる事はあるのですが、撮れた写真を見るとオリジナルを使っているのかと錯覚するほどに再現されています。



絞りを開けた際の滲みがかえって心地よく、それでいて日本のじっとりとした夏を感じさせるような雰囲気を匂わせます。この日は生憎の曇り空でしたが、夏真っ盛りという事もありじんわりと汗ばむような気温に。アーバンな雰囲気の集合住宅を抜け、目的地を目指します。
こう見ると周辺光量落ちが結構あるように感じられますが、筆者にとっては寧ろ大好物です。

ほどなく歩くと今回の目的地にたどり着きました。マンモス団地の中に併設された商店街なのですが、建物自体の老朽化や団地住民の高齢化なども伴いシャッターを下ろしている建物も少なくありません。活気を彩るように街灯に結ばれた国旗達も色あせ、この空間が歴史から取り残されてしまったような感覚に陥ります。

照明器具を取り付けるための配線類でしょうか。束ねられているとまた印象的。以前は方々に張り巡らせ、商店街を明るく照らしていたに違いありません。ふと目についてフォーカスしたものではありますが、このくらいの距離感で見られる、浮き上がるような立体感はこのレンズならではかもしれません。

からしのような色合いの瓦屋根に落ちる光と影。まるで時代の移ろいを思わせる明暗のグラデーションをなだらかに描いてくれました。

こんな空間にもぽつぽつと未だに営業を続けているお店もありました。駄菓子というワードを見かけると、子供の頃に食べたやけにしょっぱいラーメンスナックや、ヨーグルトの様な風味の小さなお菓子を思い出します。古き良き時代の面影を残しながらも、今はただ静かに取り残された駄菓子屋。それを写すのはかつて一世を風靡した銘玉の特徴を現代の技術で再現し、復刻されたレンズ。そんな対比を感じつつ柔らかな描写をそのままに、鮮やかに切り取ってくれました。


左からSummicron M50mm F2 固定前期、Summicron M50mm F2 固定後期、Light Lens Lab M50mm F2 Rigid

さて、製品の特長にも触れておく事としましょう。オリジナルのSummicorn 50mm F2の初代はレンズをコンパクトに収納できる沈胴タイプと、より堅牢度を高めた固定タイプが存在していますが、本レンズは冒頭にも触れているように固定タイプの外観を持っています。更にライカのレンズにお詳しい方ならご存じかとは思われますが、実は固定タイプの中にもいわゆる前期型と後期型があり、一目で分かる外見的特徴としてはローレットと呼ばれるピントリングの滑り止め加工が、山側にあるか谷側にあるかという点。本レンズは後期型のデザインを再現しています。


オリジナルは最短撮影距離が1.0mだったのに対して、本レンズは最短0.7mまでの近接撮影が可能となっている点も嬉しいところ。


オリジナルとなるSummicron 50mm F2の固定鏡筒と言えば、現代においても比較的多く流通しておりマップカメラでももちろんお取り扱いがございます。また、様々な個体の中から出来るだけ状態の良いものを探し、これだと思える1本に出会うまで根気よく探す事もレンズ選びの楽しみであると思います。実際、筆者もオールドレンズに関してはどちらかと言えばそういうタイプです。

しかしながら、ある程度の目利きが必要だったり良い状態のものは珍しさから非常に高価に取引されています。そこに一石を投じるかのようなLight Lens Labのレンズ達。高価で手が届く事のなかった、届きづらかった往年の銘レンズを高いクオリティで現代に再現し、オリジナルと比べれば安価に手に取る事が出来ます。再現かオリジナルかの是非についてを考える人もおられるかとは思いますが、往年の写りを再現したレンズが今、新品で手に入れられる。その写りを手軽に楽しむ事が出来るという事は素晴らしい事だと思います。

ライカレンズの魅力をより身近に、そして手軽に味わえるようになった今、この新しい選択肢があなたの写真体験をさらに豊かなものにしてくれるはずです。さあ、「手の届く銘玉」の世界へ踏み出してみませんか?



[ Category:etc. Leica | 掲載日時:25年07月16日 11時00分 ]

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【Nikon】夏こそ持ち歩きたくなる実力派ボディと欲張りキットレンズ

【Nikon】夏こそ持ち歩きたくなる実力派ボディと欲張りキットレンズ

今年の夏は去年とまた違った印象を受けます。
連日茹だるような熱気に晒されたかと思えば、気付けば梅雨がうやむやになり、まれに涼しく過ごしやすい日が挟まりもします。とはいえこれから夏本番が始まるに間違いなく、なるべく少ない荷物で軽い機材であれこれ撮りたいと思う人におすすめな機材のひとつが Nikon Z50II です。名称のとおり後継機である Z50II は、2019年11月に登場した Z50 から実に4年の歳月を経て発売されました。

小型とはいいつつ前モデルより重厚感が増したのはフラッグシップモデルである Nikon Z9 と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用したことや APS-Cサイズ/DXフォーマットカメラとしてはじめて「イメージングレシピ」に対応したことなどもあるのでしょうか。さらに便利にパワフルになって撮影体験をサポートしてくれるようになりました。
Z9 同等の被写体検出や優れたAF性能を実現しているうえ、「ニコン Zシリーズ」ではじめてピクチャーコントロールボタンを設置し、カメラ初心者でも安心して画作りに集中できるようになっています。
今回はキットレンズでもある NIKKOR Z DX 18-140mm F3.5-6.3 VR を装着し、35mm版換算で27-210mmという幅広い焦点距離をカバーするいっそ欲張りともいえる高倍率ズームレンズでスナップに出かけました。

冒頭にも記述したように気温の関係なのかこの時期のわりに蝉の声が少なく感じます。虫より小鳥の鳴き声が響くなか、以前訪れた際には蕾のままだったユリはちょうど見ごろを迎えていました。下にある花は満開で、真ん中の開花が近い蕾はオレンジにうっすらと色づき、上の蕾はまだまだ咲く気配がなく緑色をしています。望遠側で絞り開放、背景はほどよくボケて夏の濃い緑の中でオレンジの花弁が際立っていました。

よく見ればもう少し近づける場所に咲いていたので、ちょうどよくおさまるように立ち位置や露出設定、焦点距離を変更してみます。足元は狭い段差でしたがボディとレンズを合わせて865gと軽量なうえ、しっかりと握れる深いグリップは握りやすくて実際の重さより軽く感じられます。しゃがみこめないためバリアングルモニターを活用し、立ったままここだというタイミングでシャッターをきりました。しっとりと落ち着いた雰囲気を表現してみます。

暑い中せっせと蜜集めに勤しむキムネクマバチも発見しました。大きさと羽音には驚きますが大人しくずんぐりとした姿かたちが可愛らしく、静かに撮影する分にはいいモデルになってくれます。高倍率ズームレンズということもあり遠くから撮影していましたが、蜜に夢中なのかあちらから近づいてきたところを撮影。
広角端で0.2m、望遠端で0.4mの最短撮影距離を実現しているため意外とテーブルフォトのような場面でも重宝します。望遠端では0.33倍の高い最大撮影倍率により被写体を大きく捉えることも可能です。

くるくるとあちこちに伸びる細い茎にリボンのように白い花がついていました。大きな猫じゃらしのような植物も暑さに負けずに風にそよいでいました。背景にほかの花や植物の存在が感じられるようにどちらも少し絞って撮影しています。

上位モデルから継承したAF性能に加えて、撮影の心強い味方となる被写体認識は人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の9種類。この時はムクドリが群れで地面に降りて餌を探しているところでした。被写体認識:鳥を使用して道を歩くムクドリを観察しつつレンズを向けます。あちこちに散らばりつつ飛び立つタイミングは一緒で、休日に散策を楽しむ人が通りかかっては飛び立ち戻りを繰り返していました。

ここからは蝶を続けて撮影しました。まずは鮮やかなオレンジに黒い斑点が目立つベニシジミ。色鮮やかで見つけやすく、あまり飛び立たない撮影しやすい蝶ですが、体長2cm程度しかないので今回のような望遠レンズやマクロレンズが良さそうです。

こちらは少し翅が欠けてしまったツバメシジミでしょうか。これでほぼ最短撮影距離だと思いますが小さな蝶も大きく切り取ってくれました。先ほどのベニシジミと合わせて同じような場所に生息するようで、畑や川の堤防などでよく見かけます。

最後はアカボシゴマダラ、後翅外縁の鮮やかな赤い斑紋が特徴的です。あまり見かけたことがないと思えば、明るく開けた場所よりは林のなかにいることが多いようで、散策場所をそれたことで出会うことができました。休日のこの日は家族連れが多く、みんな虫かごや虫取り網を片手に蝶やトンボを追いかけ、水辺ではスルメイカをつけた釣り竿でザリガニ釣りを楽しむ姿もあり、みな思い思いに夏を満喫しているようでした。

池の石垣というか岩場と呼ぶべきかにたくましく咲いていたランタナは七変化とも呼ばれ、咲き進むにつれて花の色が変わることからこの名がついたそう。身軽な子どもの頃ならまだしもごろごろとした岩場は辛いものがありますが、こういった場面でも望遠ズームレンズに助けられます。

前モデルであるZ50の頃から期待以上の撮影体験を提供してくれていたと感じていましたが、後継機となってさらに頼もしくなりました。「クリエイティブピクチャーコントロール」などあらかじめ搭載された31種類のカラープリセットはリアルタイムに画像や映像に反映できるうえに自分好みのカスタマイズも可能。また有名クリエイターが作成した「ピクチャーコントロール」もNikon Imaging Cloudから無料で直接Z50IIに送信可能で自分にぴったりの表現を探すのも楽しそうです。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月15日 19時00分 ]

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【SONY】便利ズームと歩く北千住

【SONY】便利ズームと歩く北千住

今回私は、α7IIIとFE24‐240 F3.5-6.3 OSSを持って北千住の街を散歩しました。

FE24-240 F3.5-6.3 のレンズは広角側24mmから10倍までの倍率まで一本でこなせて見せる、何本もレンズを持ち運ぶのは大変と思う方にはとてもうれしいレンズです。レンズの重さは約780g、全長は118.5mmというものになっていて重さは感じてしまうものですが一本でこの域をこなしてこなしてしまうレンズとしてはコンパクトなものに感じました。

北千住には学生の頃からよく遊びに行っていたのですが、久々に来てみるとお店の雰囲気がだいぶ変わったなと感じました。上記の写真は昔からよく寄っていた古着屋さんですが、テレ側240㎜で撮影をしても服のしわの感じや服の鮮やかな色味を損なわず写し出してくれました。

古着屋がある細道を抜けると宿場町通り商店街に出ます。この場所は江戸時代の日光街道の最初の宿場町「千住宿」で、幕末の頃には1万人もの人々が住む江戸郊外近郊最大の宿場だったと言い伝えられています。

そんな宿屋の面影は今でもたくさん残っており時代を感じれるものがたくさんあります。

商店街の入り口は和の雰囲気を感じるような提灯から始まります。

商店街のシャッター部分にも様々な絵が描いており、歩いていながらとても楽しい場所だと体感しました。シャッターについている砂埃の質感や細かい傷の様子までしっかりと写してくれていて平面的ではないリアルな凹凸さを感じました。

下町情緒のある不思議なお店を見つけたので撮ってみました。バイクに空が反射するつやの感じまでしっかり写っています。

背後に動物の絵が描いてありますが猫と鳩のような動物と犬にもウサギにも見える不思議な看板です。独創的な感じもレトロな雰囲気も個人的にはとても好みでした!

 

日の入り時間も近付いてきたので河川敷に向かいました。今回はWBを太陽光に変更をして撮影をしています。WBを変更することで撮影場所の光の状況に合わせて色合いを調節します。マジックアワーの時間に向けて河川敷に向かったので時間が経過するとともに太陽の色ももともと薄いわけではなかったですが、綺麗な赤みがかった色合いを表現してくれました。露出を-0.3に補正をしてでの撮影をしたので夕日の光が白飛びすることなく撮影をすることが出来ます。

 

 

望遠域が240mmまであるレンズなのでだいぶ大きい夕日も撮影することが出来ました。遠くから撮った写真なのに、色濃く染まっていく夕日のグラデーションも、滲むような光の表情も、ここまで鮮明に捉えられていて驚きました。手前を走る高速道路の影とのコントラストも際立っていて、思わず見入ってしまうほど印象的な一枚になりましたこの撮影した。日は雲の数がっけこう多かったので、この時間以降太陽が下に下がった時にすぐに雲に隠れて光が薄れていきました。

 

今回24‐240mmの一本のレンズだけで持ち歩いてみましたが、広角から望遠域まで一本で撮れるのはかなり優秀だと感じました。望遠域でも広角側でも歪みや解像感の落ちも特に感じなかったので使い勝手がとてもいいなと思います。ただ、コンパクトではありますがずっしりとした重さはあるので、持ち運ぶ距離などは考えるかなと個人的には感じる部分もありました。

しかし私自身、このα7IIIとFE24‐240 F3.5-6.3の組み合わせのおかげで、とっても楽しく撮影できました。正直、この一本があれば、広角も望遠もカバーできるから、あれこれ悩まずに「撮りたい!」と思った瞬間にシャッターを切れるのが最高なんです。α7 IIIの高感度性能と手ブレ補正が、夕暮れのちょっとした光でもしっかりと捉えてくれるから、撮り逃しも少ない。重いレンズを何本も持ち歩かずに、こんなにも多様なシーンを切り取れるのは本当に魅力的です。

【α7IIIはキャッシュバック¥30,000-対象!】
詳しくはこちら



[ Category:SONY | 掲載日時:25年07月15日 17時30分 ]

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【SONY/TAMRON】この季節に咲く花(97)間違って素手で掴むと大変な帰化植物

関東地方は、猛暑日が続く、梅雨となって体調管理に難しい天気となっております。

そんな天気の合間に、いつもの都市公園に撮りに出かけました。

SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影しております。

15年くらい前から関東でも見かけ始めた帰化植物です。

「アメリカオニアザミ」と言います。

アメリカとありますが、元々はヨーロッパ原産です。日本では1960年頃に北海道で初めて確認され、北アメリカから輸入された穀物や牧草に混じって持ち込まれたと考えられています。

茎です。

高さは50 – 100cm ほどになるが大きいものは200 cmにもなります。

全体に鋭いトゲがあります。

このトゲは枯れても鋭いままなので、注意が必要です。触れたりしたら怪我をします。

葉っぱです。

葉の表面は緑色で硬い短毛があり、下面は綿毛が多く白色をしてます。

花です。
まさしく、アザミの花。
花は紅紫色で、タンポポのような頭状花をつけます。

日本には150種類のアザミが生息してますが、判別付きやすいです。

葉は総苞片、その集合は総苞ともよばれる。

花が終わると写真ような総苞になります。

最後に割れてタンポポの様に、綿毛を飛ばして繁殖します。

在来種の生育場所を奪うなど、生態系に影響を与える可能性があり「生態系被害防止外来種」に指定されています。

これを撮ってると出会いました。

シジュウカラの幼鳥です。

私に何かを言って去っていきました。

【参考文献】

持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 ‏ : ‎ 西東社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

日本帰化植物写真図鑑―Plant invader600種 清水 矩宏 (著), 広田 伸七 (著), 森田 弘彦 (著)出版社 ‏ : ‎ 全国農村教育協会; 1部改訂版

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:25年07月14日 18時30分 ]

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【OM SYSTEM】OM-3 × ARTISAN&ARTIST イタリアンレザーストラップセットのご紹介

【OM SYSTEM】OM-3 × ARTISAN&ARTIST イタリアンレザーストラップセットのご紹介

フラッグシップモデルの性能を内蔵しつつ、ノスタルジックな雰囲気をまとった美しいフォルムのカメラ「OM-3」
今回そんなOM-3をご購入ご検討の方にお勧めするマップカメラオリジナルのセットをご用意いたしました。

今回ご用意いたしましたセットは洗練されたデザインのストラップ『ARTISAN&ARTIST イタリアンレザーストラップ』とのセット。
OM-3との組み合わせも抜群で、スタイリッシュな組み合わせを楽しめるストラップです。


OM-3 x イタリアンレザーストラップ

 

 イタリアンレザーとは

OM-3 x イタリアンレザーストラップ
経年変化を五感で楽しむ、「革を育てる」という唯一無二の体験。
届いたばかりの状態、新品の状態が完成形ではなく、使い込むほどに色艶が増し手触りが柔らかく変化していく過程を楽しむことが出来ます。
日々の使い方や手入れによって一つとして同じものはない、自分だけの風合いに育っていきます。使い込まれたイタリアンレザーには一つとして同じものはありません。このパーソナライズされていくような感覚、自分だけの唯一無二のアイテムになることであなたの個性をより表現してくれるストラップになることでしょう。

 

 調整可能な長さ


ギボシパーツ(固定金具)2つを穴にはめ込んで3段階(900mm / 1025mm / 1150mm)の長さに調整が可能です。
もちろんデザイン性を損なわない美しい仕上がりなので、ファッションや装着するカメラに合わせ好みのスタイルにすることができます。

 籠められた日本の職人の技術

革を使用した製品ならば気にするところの一つ、それがステッチです。ステッチとは「縫い目」の事で、仕上がりの印象が変わります。
細いテープ部との連結部にも美しいスティッチが施されており、強度はもちろんハンドメイドならではのディティールも楽しむことができます。
また、コバ(側面)も丁寧に磨き上げられており、引っかかることがない滑らかな触感が出ており、着用者の肌を痛めることはありません。
細部にわたるまで職人の技が光る一品です。

 OM-3との調和


プリズムを思わせるファインダー部や正面に指かけが無いフラットなデザイン、軍艦部分にまとめられた巻き上げ式のフィルムカメラを連想させるダイヤルなど、クラシックカメラを連想させるコンパクトなボディと洗練されたデザインのOM-3。
今回ご用意いたしました「ACAM-284 Three-length Adjustable Italian Leather Strap」との親和性も高く、非常にセンスの良い「大人のカメラファッション」を演出します。


ふとした日常の一瞬を丁寧に写しとってくれるOM-3。今回はそのやさしい写りとともにレザーのストラップを組み合わせたセットをご用意しました。手になじむ革のストラップは持ち歩くたびに風合いが深まり、カメラとの時間をさらに心地よくしてくれます。日常も旅先も、肩にかけてそっと出かけたくなるような、そんな組み合わせです。

 今回ご用意させていただきましたセット

今回ご用意させていただきましたセットは以下の2セットになります。
この夏をスタイリッシュな組み合わせのセットで楽しんでみてはいかがでしょうか。

OM-3 ボディ + イタリアンレザーストラップ ACAM-284 ブラック

商品単体はこちらから▼

OM-3 12-45mm F4.0 PRO レンズキット + イタリアンレザーストラップ ACAM-284 ブラック

商品単体はこちらから▼

 


OM-3 x イタリアンレザーストラップ

[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年07月14日 11時10分 ]

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【SONY】α9III 実力徹底検証:なぜプロはα9IIIを選ぶのか?その理由を作例付きで解説

【SONY】α9III 実力徹底検証:なぜプロはα9IIIを選ぶのか?その理由を作例付きで解説

写真の世界に革命をもたらした『SONY α9III』。その圧倒的な性能は多くのプロフェッショナルを魅了し、撮影の常識を塗り替えています。今回は、なぜプロが『α9III』をこぞって選ぶのか、その理由を作例と共にご紹介します。

1. グローバルシャッターがもたらす “歪みフリー” の世界

『α9III』の最も革新的な特長の一つが、世界初のフルサイズグローバルシャッター方式CMOSセンサーの搭載です。従来のローリングシャッター方式では、高速で動く被写体を撮影する際に歪んで写ってしまうことがあるという難点がありました。例えば、スポーツ撮影でのボールの歪み、高速で移動する鉄道車両の傾き、航空機のプロペラの奇妙な形などがその典型です。

しかし『α9III』のグローバルシャッターは、センサー全面で同時に露光を開始・終了するため、この歪みを排除します。どんなに速い動きでも、被写体をありのままに、完璧な形で捉えることが可能なのです。プロの現場で求められる正確な描写に大きく貢献し、特に報道、スポーツ、野生動物撮影などにおいて、この “歪みフリー” は絶大なアドバンテージとなっています。

プロの舞台を多く撮ってきた筆者は、常にシャッターと闘ってきました。ロングラン公演中に新キャストがステージに立つとなれば、お客様が入った本番を撮らなければならないことも多く、フィルム一眼レフの時代には不便な消音ケースに入れてなんとか撮ったものでした。デジタルカメラが出回り、電子シャッターのサイレントモードが搭載されたときには大喜び。しかし早く動く被写体はローリングシャッター故の歪みが生じてしまうので、引き続き音が出るメカシャッターも併用せざるを得ませんでした。しかしついにそれを解決してくれる『α9III』が登場したのです。筆者の周囲にはそのためにソニーに乗り換えたフォトグラファーもいるほど、一部にとっては非常に重要な機能なのです。

 
 

左上から右下に向かって飛び込んでエサを捉えた海鳥

 
 

上の写真が少しわかりにくかったかと思いますので、海鳥の写真を。人懐こくて近付いてきます

2. シャッターチャンスを、被写体を、圧倒的に逃さない

『α9III』はAI処理に特化した専用プロセッシングユニットを搭載し、リアルタイム認識AFが大幅に進化しています。これにより、人物、動物、鳥、昆虫、列車、飛行機といった多岐にわたる被写体を高精度に認識するようになりましたし、瞳AFもさらに強化されています。動きの予測が難しい野生の野鳥や、めまぐるしく展開するスポーツシーンといった被写体が不規則に動く場面でも、一度捉えたら粘り強く追従し続けます。

このリアルタイム認識AFは、被写体の形状や姿勢の変化にも即座に対応し、複雑な状況下でも狙った被写体に確実にピントを合わせ続けることができるので、決定的な瞬間を逃しません。ピント合わせに神経をすり減らすことなく表現に集中できるため、よりクリエイティブな撮影が可能になるのです。

また『α9III』はAF/AE追従で秒間120コマという驚異的な超高速連写を実現。ここぞという場面で最大限の威力を発揮します。プリキャプチャー機能を使えば、シャッターボタンを全押しする前の最大1秒間まで遡って画像を記録できるため、予測が難しい被写体の動きでもシャッターチャンスを逃す心配がありません。

グローバルシャッターセンサーはその構造上、高感度性能が課題となることもありますが、『α9III』はソニーの培ってきたセンサー技術と画像処理エンジン「BIONZ XR」の組み合わせにより、常用感度ISO 250-25600、拡張でISO 125-51200を実現しています。これにより、光量が限られた暗所での撮影やシャッタースピードを稼ぎたい状況でも、ノイズを抑えつつ高い画質を維持します。

飛んでいる鳥の瞳にもすばやく合焦

 
 

帆の間を飛ぶ飛行機にフォーカス

 
 

水槽を泳ぎ回る魚の瞳も捉え続けます

 
 

AF位置を変えて表現にバリエーションを

 
 

3. 『TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD』との組み合わせ

『α9III』に最適なレンズとしてまず思い浮かべるのは、ソニーの白い望遠ズームレンズたちかもしれません。しかし今回選んだのは『TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD』です。フルサイズ対応でありながら、焦点距離は50mmから400mmという驚異のズーム域。望遠撮影のためにレンズ交換を強いられていた場面が、この1本で完結します。動体にですら強い無敵の『α9III』は、言わば究極の「便利なカメラ」です。使い勝手のいい『TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD』とは互いに魅力を引き出し合う存在なのです。

まず特筆すべきは、そのコンパクトさです。400mmまでカバーできるレンズとしては非常に軽量で、フットワークを妨げることがありません。『α9III』の高速連写と組み合わせても、取り回しは良好。手ブレ補正(VC)も効果的で、望遠端400mmの手持ち撮影でも問題ありません。グローバルシャッターによって高速シャッターが切りやすいことも相まって、動体撮影が本当に“気持ちよく”決まるのです。

AFもキビキビと反応します。TAMRON独自のVXDリニアモーターは『α9III』のAI処理と見事に連携して、動く被写体への追従性能も非常に高いです。野鳥、子ども、走る犬、水族館で泳ぐ魚——どんなシーンでも迷わず、静かに合焦してくれます。

また意外なほど寄れるのも魅力です。最短撮影距離はなんと25cm。センサーからの距離ですから、レンズ先数センチまで寄れることを意味します。座ったままテーブルフォトも撮れますし、近づいてくる動物の近接撮影もお手の物。文字どおり、1本で何でも撮れる万能ズームレンズなのです。『α9III』はプロも唸る高性能ですが、それは便利で失敗しにくい万能カメラとも言えます。万能カメラと万能レンズの組み合わせは、まさに無敵というわけです。

最短撮影距離付近で赤いさやを捉えます

 
 

近寄ることができない池の中ほどで巣を作ろうとするアオサギを望遠端で

 
 

何やらしゃべっているカモ

 
 

ピンクのふわふわした植物を望遠で。繊維一本一本がきちんと解像しています

 
 

水槽のガラス近くを揺蕩うクラゲを精細に

 
 

水族館でのちょっとしたスナップも自由自在

 
 

4. まとめ

『α9III』は、まさに「撮る行為」を再定義するカメラです。ブラックアウトフリー、フリッカーフリー、高速連写、それらすべてがシームレスにつながり、撮影者にとってのストレスを極限まで減らしてくれます。ただ“便利”や“万能”というと、どこか合格ではあるけれどナンバーワンではないような印象を受けるかもしれませんが、『α9III』は違います。すべての指標において最高クラスである、究極の万能さなのです。だからこそプロに信用され、選ばれるのです。

その革新性を実用レベルで支えてくれるのが『TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD』というバランスの取れたレンズです。この組み合わせによって「撮れる被写体」が確実に広がるのです。この組み合わせは、“今”という瞬間に全力で応えてくれる最強のタッグです。

自由になった撮影者の手には、広がる世界があります。スポーツ、野鳥、旅行、水族館、家族の記録まで。すべてのシャッターチャンスを逃したくない人へ。どうぞお試しください。
 
 

日が傾いてきた空に、天使のハシゴ

 
 

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:25年07月13日 18時30分 ]

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【Canon】夜景を撮影しに行こう

【Canon】夜景を撮影しに行こう

蒸し暑い日が続き、カンカン照りの外に出るのも億劫に感じてしまう・・・

ならば日が出ていない夜に外出すればいいのでは?

そんな思いから愛機のEOS R8を夜の街に持ち出しました。

EOS R8の特徴は何といっても『フルサイズセンサー搭載機で非常に軽量』ということでしょう。
その重さなんと約461g
かなり軽量で、同じくRシリーズの軽量機種『EOS RP』の約485gよりもさらに軽い重さです。
今回はとにかくラフな格好で撮影に出たかったため、軽量のレンズ『RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM』を使用しました。
レンズキットのレンズで、約210gのレンズなので組み合わせで700g以下になります。
ストレスのない撮影を楽しむことができました。

R8は上位機種であるEOS R6 Mark IIと同等のセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載しています。
これにより高画質を実現していて、高感度性能も高く、暗所での撮影にも強いのが特徴です。

EVF(電子ビューファインダー)の表示はラグが少なく、高い実用性を体感できます。
特に手振れを気にするシーンでは、ファインダーを覗くとカメラを支えられる部位が増えるため、スムーズな表示のファインダーは大活躍します。

EOS R8の弱点の一つとしてカメラ内手振れ補正が搭載されていないという点。
そのため手振れ補正はレンズで補う必要があります。
レンズキットのレンズRF24-50mm F4.5-6.3 IS STMにはレンズ内手ブレ補正(IS)を搭載しており、4.5段分の手ブレ補正効果があるため、ボディ内手ブレ補正がないR8との組み合わせでも手ブレを抑制できます。

EOS R8はフルサイズとは思えない軽さと、R6 Mark II譲りの高画質・高性能AFの組み合わせにより、気軽に高品質な写真が撮れる最高の町撮りスナップ機として活躍できるカメラで、サイズや重量的にサブ機としても優秀で、初心者からお勧めできるカメラです。
夏に向けての思い出を残すカメラとしていかがでしょうか。

 


[ Category:Canon | 掲載日時:25年07月13日 17時00分 ]

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2025年6月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2025年6月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ6月ランキング
1位 FUJIFILM X half X-HF1 コンパクトデジタルカメラ
2位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
3位 FUJIFILM X-M5 ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z5II ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
10位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ


FUJIFILM X-half
6月26日発売の『FUJIFILM X half X-HF1』が、2位以下に大差をつけて堂々初登場1位を獲得しました。

現在でも若い世代を中心に人気の高いハーフサイズフィルムカメラをモチーフにした機体。フィルムライクな写真表現をデジタルの時代に蘇らせたFUJIFILMならではの意欲作です。
往年のハーフサイズカメラのように縦構図で撮影できるよう設計。横3:縦4のアスペクト比を採用し、縦型の光学ファインダー・液晶モニターを装備しています。
また、2枚の縦構図の写真を組み合わせて1つの画像として撮影できる「2in1」機能や、光線漏れやハレーションを表現として取り入れた撮影フィルターの採用、フィルムカメラの撮影所作を再現した「フィルムカメラモード」の搭載など、遊び心あふれたカメラとなっています。

古くて新しいカメラ、「Camera is Fashion」を謳うマップカメラとしてもX half X-HF1に大注目。発売前から様々なコンテンツでその魅力を発信してきました。
その甲斐もあり、ご予約も膨大な数を承ることとなりました。特にチャコールシルバーモデルが大変な人気で、ブラック・シルバーを合計した数より多いご予約をいただきました。
しかし残念ながら初回入荷ではご予約者全員には行き渡らず、メーカーはまたしても供給不足に陥ってしまい、今後の入荷予定が見通せない状況となっています。
これからの入荷次第では、次回早々にランク外なんてことも。これまでのFUJIFILM機と同じ運命を辿ってしまうのか、そうならないことを切に願うばかりです。

2位に『X100VI』、3位『X-M5』とFUJIFILMがワン・ツー・スリーを独占する形となりました。強い!
1位X half X-HF1にはかなりの差をつけられてしまいましたが、X100VI・X-M5ともに高い人気を維持していることが分かります。
依然新規のご予約が承れず、入荷した数だけご注文をお受けする状況が続いています。そのためタイミングが合わず、なかなか手に入れられないといった方も多いようです。
そんな入手困難な状況がかえって人気に拍車をかけているようで、連日のように問い合わせをお受けしています。

4位に『Nikon Z5II』。前回2位からランクダウン、FUJIFILM勢の人気に押されてしまう結果となりました。
こちらは4月の発売以来、メーカーから潤沢な供給を受けています。Z9・Z8の性能を継承した中級機として、Nikonの強い意気込みが感じられます。
ただ発売月、そして翌月までの勢いからは少し減速してしまったか。販売数が落ち着いてきてしまったのが気がかりです。
同じ中級機、価格帯も近いZ fは長い期間人気を維持していました。性能面だけでなく、フィルム一眼カメラを思わせるデザインも支持を集めた要因の一つでした。
今回のZ5IIは、より機能面を重視したZシリーズの正統な後継者ともいえる機種。
FUJIFILMやRICOHといった長く人気を維持しているライバルにどこまで立ち向かい支持を保てるか、今後のNikonを占ううえでも重要な機体です。

『GR IIIx』が5位、『GR III』が10位と、RICOHの超ロングセラー機2台は、今回も揃ってランクイン。
他メーカーにどんな新機種が出ようとも、さらには自身でも新型機の登場を発表しているにもかかわらず高い人気を維持しています。
FUJIFILM同様、入荷した分だけご注文を承る形態となっていて、GR IIIが前回4位から10位にランクダウンしているのも今回の入荷数が前回より少なかったから。
入荷が多ければ、もっと上位に位置していたことでしょう。

6位には『Nikon Z50II』が、前回7位から1つ順位を取り戻してきました。
フルサイズ/FXフォーマット機Z5IIの登場で一時順位を大きく下げたZ50II。ですが、フラッグシップ機Z9の高性能をAPS-Cサイズ/DXフォーマット機のコンパクトなボディに詰め込んだハイスペック機として、また人気を盛り返してきました。
Z5IIへの買い替えのためか中古在庫が増え、前回異例の早さで中古ランキングの上位に登場し驚きました。
今回も同様の状況なのですが、もしこの分が新品購入に流れていたらランキングももっと上位、Z5IIと肩を並べていたかもしれません。
いずれにせよ、そのくらい需要が高いということ。次回以降も動向が気になるところです。

7位に『SONY α7C II』。このところちょっと元気のないSONY勢の中にあって孤軍奮闘しています。
前回から少し間を置いて始まったメーカーのキャッシュバックキャンペーン。今回α7C IIは、ボディ単品で3万円のキャッシュバックと額を上げています。(2025年7月28日購入まで)
もともと中古との価格差がわずかだっただけに、期間中は新品購入に流れることが予想されます。
今回中古ランキングではランク外12位だったα7C IIですが、その分が新品購入へと流れればランキングでより上位にいく可能性も高いです。

さらには、このところランク内に姿が見えないα7IV(今回15位)。なんとボディ単品で6万円という高額のキャッシュバックが組まれています。
こちらも久々のランキング返り咲きが期待できそうです。

8位に『FUJIFILM X-T5』。2025年1月に5位に入って以来のランクインです。その間もFUJIFILMの話題は尽きなかったので、こんなにも久しぶりだとは思いませんでした。
他の機種に比べ供給は安定していたのですが、やはり発売からかなりの時間が経っていることもあり順位を落としていました。
今回Xシリーズのボディの中で唯一キャッシュバックキャンペーンの対象となっています。加えて弊社の下取交換値引きもあり、また需要が戻ってきたようです。(キャッシュバックキャンペーンは、2025年8月17日購入まで。)
このところコンパクトなモデルが人気を博しているFUJIFILMですが、主力機としてまだまだ頑張ってほしいところです。

9位に『Canon EOS R6 Mark II』。前回6位から順位を下げてしまいました。
前回は、5月30日発売のEOS R50 Vも月末の発売ながら9位に入る好調ぶり。少し勢いを取り戻してきたかに見えたのですが…
Canonも月末からキャッシュバックキャンペーンがスタートしました。2025年10月1日購入までと、他メーカーよりかなり長い開催期間を設けています。
EOS R6 Mark IIが3万円、EOS R5 Mark IIは5万円と、いずれも中古との価格差がなくなるようなキャッシュバック額。
はたしてどこまで盛り返すことができるか、次回の順位に期待しましょう。

最後に、ランク外となってしまいましたが、今回発売された新型機のお話をもう一つ。
6月19日発売の『Panasonic LUMIX S1II』、今回12位という結果でした。もう少しでランクインでしたが残念。
新開発の約2410万画素 部分積層型CMOSイメージセンサーを搭載。画素領域の上下に高速処理回路を積層して配置し、高画質と高機能を同時に実現しました。
読み出し速度の大幅な向上により、ローリングシャッター歪みを抑えた忠実な描写、高フレームレートでの滑らかな動画記録を可能としています。
販売のほとんどがボディ単体であったことから、先代機S1などからのお買い替えが多かったと思われます。店頭では動画撮影をメインとされる方のご購入が目立ったとか。
ランキングへの定着がなかなか難しいPanasonicですが、今回はどうでしょうか。
 
 

中古デジカメ6月ランキング
1位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
4位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ
5位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
6位 Nikon Z50 ミラーレス一眼カメラ
7位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
8位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
8位 Panasonic LUMIX S9 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ


Nikon Z f
中古ランキング1位は『Z f』、2位に『Z fc』とNikonの兄弟機がワン・ツーを果たしました。
前回もZ fが同数5位、Z fcがそれに次ぐ7位と並んでいたのですが、そのまま2機揃ってのジャンプアップ。
Z5IIやZ50IIといった新型機の登場でお買い替えも増え中古在庫が潤沢になったことに加え、セールでよりお買い得になったことが要因と考えられます。
ただ月末からメーカーのキャッシュバックキャンペーンがスタートし、新品・中古の価格差が小さくなっていますので、新品購入を検討される方が増えることも考えられます。
そうなると次回以降どうなるか、ちょっと予測が難しいところです。

3位に『GR III』、7位に『GR IIIx』と新品ランキングでも依然人気の高いRICOH勢が、中古ランキングでもしっかりランクイン。
買取強化の甲斐もあって、両機ともこのところ中古商品数が順調に伸びているのですが、人気はそれを上回る勢いで、ネットに掲載されるやSOLD OUTになってしまっています。
 
4位は前回同様『Nikon Z50II』。前回突然のランクインで本当に驚きましたが、今回もそのまま上位に。
まだ新品・中古の価格差はわずかですが、こちらもセールによるお値引きやポイント還元率アップなどもあり中古を選ばれる方が多かったようです。
発売開始からそれほど時間が経っておらず、使用感の少ない「美品」クラスが多いもの特徴。最新の高性能機を少しでもお手頃に手に入れたい方にはおすすめの機体です。

そして、前回ランク外になっていた先代機『Z50』も今回6位にランクイン。
今までのランキングの傾向なら、発売から半年ほどのZ50IIはまだ中古ランキングに顔を出すか出さないかといったところで、このZ50が中古ランキング上位に入りそうなものなのですが。
Z50IIが新品でも13万円台と、かなり安く感じられる価格設定だったことが原因かもしれません。
ただZ50も「美品」で7万円台と、お買い得感はかなり強い機体。店頭では特に、これから一眼カメラを始めようという方の購入が目立つとのこと。

Nikonはもう1機、『Z6』を10位にランクインさせています。計5機種をランクイン、絶好調です。
Z6は随分久しぶりの登場となります。Z6IIなら最近でもランクインしているのですが。
10万円前後で購入できるフルサイズセンサー機。マウントアダプターを介してオールドレンズなどを楽しむ方の入門機としての需要もあるようです。

順位を戻し、5位『FUJIFILM X-T5』。
前回は新品がランク外で、中古が同数8位と振るわなかったX-T5。今回は新品がランク内に復活したうえに、中古も順位を上げる結果に。
キャッシュバックと交換値引きを合わせると新品・中古の価格差がぐっと縮まるのですが、次回以降新品購入に流れてしまうでしょうか。

続いて、同数8位に『SONY α7III』と『Panasonic LUMIX S9』が並びました。

まずはα7III。そう、中古ランキングの絶対王者α7IIIがなんと8位に。急落です。
今まで1位の座を譲ることは何度かありましたが、8位まで落ちることはなかったのでは。
他メーカー機の台頭が大きな要因となっていることは確かですが、SONY内の世代交代も進んでいるようです。
今回キャッシュバックキャンペーンで、α7IVが6万円ものキャッシュバックを打ち出しています。
これまでまだまだ開きの大きかったα7IVとα7IIIの価格差が、これにより手の届く範囲に。
実際、α7III購入を予定して店頭に来店された方が、α7IVのキャッシュバック額を知りそちらに気持ちを切り替えたというケースもあったそうです。
今回α7IVは新品・中古ともランク外(新品:15位、中古:11位)でしたが、今後順位入れ替えの可能性も大いにありそうです。

同数8位のもう一方、LUMIX S9。
ちょうど1年前の2024年6月発売。2420万画素のフルサイズセンサーを搭載しながら約486gという小型軽量ボディが受け、初登場で新品ランキング2位を獲得しました。
今回のランクインはLUMIX S1IIの登場に触発されたものと思われます。
Leica L-Mountを気軽に楽しめる機体として、サブ機としての需要もありそうです。

にわかに順位の入れ替えが激しくなり、活況を呈するようになってきた中古ランキング。
順位予測がたたず解説者泣かせとなっていますが、それはそれで面白いもの。
皆様も是非次回の順位予想にチャレンジしてみてください。
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月13日 14時13分 ]

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【MAP CAMERA】OBIストラップ~源氏物語~が新登場!

【MAP CAMERA】OBIストラップ~源氏物語~が新登場!


布素材でとてもシンプルなデザインかつ丈夫でありながら、手に巻き付けやすいやわらかさも嬉しい大人気のMAPCAMERAのオリジナルストラップ「OBIストラップシリーズ」。
綿100%の柔らかい素材であることを活かし、縛って使用することもでき、おしゃれにアレンジすることも可能です。
今回はそのシリーズから新たなラインナップ「OBIストラップ~源氏物語~」が誕生しました!2025年7月16日(水)12:00から発売いたします。

目次
  1. はじめに
  2. ストラップの種類について
  3. OBIストラップ~源氏物語~の魅力
  4. それぞれの色の特徴について
    1. 桜の細長
    2. 浅縹の織物
    3. 濃き織物
    4. 山吹の細長
    5. 柳の織物
  5. ストラップの楽しみ方
  6. 2025年7月16日(水)12:00から発売予定

 はじめに

大人気シリーズ「OBIストラップ」の新たなカラーが誕生いたしました。【MAP CAMERA】OBIストラップ~源氏物語~が新登場! キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」のインクとコラボレーションしたストラップとなっております。
「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」は源氏物語の物語中、光源氏がお正月の装束を女性たちに贈った場面である「衣配り」での衣装をイメージしたシリーズです。

そのシリーズから今回は5色を選びそれぞれストラップを作成いたしました。

 ストラップの種類について

「OBIストラップ~源氏物語~」のストラップは全3種類ありまして、750mmと1000mmの2種類のストラップがあり、斜め掛けも可能な長さとなっております。
Leicaなどの丸リングタイプで使用できる「リングタイプ」はリングに当て革がついているため大切なカメラを保護できます。
大型一眼レフやミラーレスカメラで使用できる「ロープタイプ」は他の2タイプが幅20mmである一方、ロープタイプは幅が10mm広い30mmとすることで、カメラと使用した際に肩の負担が軽減される工夫をしています。
小型ミラーレスカメラやコンパクトデジタルカメラのネックタイプのストラップとして使用できる「松葉紐タイプ」は、ワンタッチで先端部が着脱出来るため、他のカラーのストラップの付け替えが簡単にできるなどコーディネートの幅が広がります。
このように、ストラップの種類を3つご用意したことで、一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ・Vlogカメラ・コンデジ等種類を問わずご利用いただけます。

 OBIストラップ~源氏物語~の魅力

最近のOBIストラップシリーズで展開していたモノクローム系や青系などの同系色でまとめることはせずに水色・緑・ピンク・橙・紫の5色展開で揃えることで、シーンや好みに合わせて多くの方にいいなと思っていただけるカラー展開を目指しました。
さらに、ストラップカラーのモデルとなっている「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」インクと似ている発色となるように工夫しました。
実際に、紙に書いたインクの色をお渡ししそれをもとに染色を行っていただきました。そのため、「OBIストラップ~源氏物語~」でしか出会えないこのストラップオリジナルのカラーとなっております。
さらに、先革をストラップ本体の色よりも少し濃い色にしたことで万年筆で筆記を行った際に起こる「インクだまり」を表現し、モデルとなった「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」とのリンクを楽しめます。
※先革部はオリジナル染色ではございません。

また、ストラップラベルも「SAILOR セーラー ボトルインク キングダムノート別注 源氏物語シリーズ」で使用しているラベルと同デザインのものとなっております。インクを紙に丸く広げたようなデザインで、毛筆でカラーの名前が記されています。
5色それぞれに筆跡が異なり、個性豊かなラベルもこのストラップの魅力の一つです。筆跡が様々な理由は、モデルとなっているインクのラベルもカラーごとにキングダムノートの担当者が実際に書いているからだそうです。

 それぞれの色の特徴について

 

 1.桜の細長

初々しく可愛らしい桜色は、明石の御方と光源氏の一人娘である明石の姫君に贈られた着物をイメージされています。
明石の姫君は、光源氏の正室である紫の上に引き取られて育てられ、後に中宮となり生涯を幸せに暮らしました。
ショッキングピンクに近い鮮やかな色に染まるのかという予想に反して、染め上がりは儚げなピンク色になりました。その名の通り、桜を彷彿とする優しい発色は和菓子のようで心があたたまる色です。

ピンクということで敬遠する方もいるかもしれませんがそんな方にこそ手に取ってほしい優しい色が魅力のストラップです。
ビビットになりすぎない優しいピンク色はコーディネートのワンポイントにもなります。OM SYSTEM OM-3などのマイクロフォーサーズのミラーレスカメラやRICOH GRⅢをはじめとするコンパクトデジタルカメラなどの小型軽量なカメラと合わせて軽やかにカメラを持ち運ぶことも出来ます。

2.浅縹の織物

柔らかく夏らしい水色は、光源氏の側室の一人である花散里に贈られた着物がイメージされています。
花散里は「夏の御方」とも呼ばれ温厚な性格で、光源氏の精神的支柱でもありました。優しい性格のため、子ども達の養育を任されていました。
今回のこの「OBIストラップ~源氏物語~」はいくつかの候補の中からマップカメラスタッフ内でアンケートを実施して選びました。その中でも一番の人気の色だったのがこの浅縹の織物です。

明るすぎず暗すぎず、落ち着きのある色はありそうでなかった青のストラップとなりました。大人っぽく他にないカラーをお探しの方におすすめです。
浅縹は、日本の伝統色の一つで明るく柔らかな青色。柔らかい水色は爽やかながら落ち着きのある色です。
オールマイティに使いこなせるCanon EOS R6 Mark IIから、日常の思い出を動画に残せるSONY VLOGCAM ZV-1 IIまで多くのカメラでシーンを選ばずご利用いただけます。

 3.濃き織物

気品があり洗練された艶やかな紫色は、光源氏が明石に居を移した際に出会った女性である明石の御方に贈られた着物がイメージされています。
知性と教養があり、和歌や音楽にも堪能であった明石の御方は気品に溢れた女性でした。
染め上がり前のイメージから想像以上に鮮やかな紫となったこのストラップは、存在感が魅力のストラップです。このストラップを使用することで使用カメラがしっかりと高級感を持って目立たせることが可能です。

目にも美しい紫は差し色としてコーディネートに取り入れるなどファッションアイテムとして楽しむのがおすすめです。
上品ながらも存在感がある紫は、Leica M11-Pをはじめとしたプレミアムなカメラや、PENTAX K-3markⅢなどのどっしりとした一眼レフカメラとの相性も良くご利用いただけます。

 4.山吹の細長

山吹の花のような美しい黄色は、光源氏のかつての恋人である夕顔の忘れ形見である玉鬘に贈られた着物がイメージされています。
多くの男性から求婚を受けた玉鬘は、美しく魅力あふれる女性でした。
完成品を手にしたときに「桜の細長」と並んで思わず可愛くて綺麗、と声が上がったのがこの「山吹の細長」です。鮮やかで楽しい橙色ですが和色ならではの落ち着きもあり目にも優しいカラーです。

持っているだけで元気になる色は、力をもらいたいときに手元に置いておきたいストラップです。他の色のストラップと合わせて使用した際の相性も良くリンクコーデでもおすすめです。
ビタミンカラーのオレンジは身に着けているだけで気持ちが明るくなり、カメラだけでなくスマートフォンのネックストラップとしてご利用いただくのもおすすめの使用方法です。

 5.柳の織物

風に揺らぐしなやかな柳の葉をイメージした深みのある緑色は、光源氏が出会う女性の一人である末摘花に贈られた着物をイメージしています。
他の登場人物と比べて和歌などの教養に乏しい部分もある末摘花ですが、光源氏を待ち続ける健気な一面もある女性です。

畳のように落ち着きのある緑は、洋装だけでなく和装で使用する際にも似合う色に仕上がりました。ストラップ自体の主張も激しすぎず、カメラの魅力をそっと際立たせてくれる縁の下の力持ち的存在の色であるように思います。
森林を思わせる深緑は、老若男女誰もが使いやすい色でフィルムカメラや、Nikon ZfやFUJIFILM X halfのような近年人気の高いレトロなカメラと合わせてシックにセットアップいただけます。

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 ストラップの楽しみ方






お持ちのカメラにつけて楽しむのはもちろんのこと、スマートフォン用のネックストラップやカバンのストラップ代わりにつけるなど使い方はカメラのストラップという使用用途を超えて多種多様に楽しむことが出来ます。

全5色のカラーバリエーションはカメラ仲間の友人同士や家族で色違いにして楽しんだり、その日の気分やコーディネートで使用するストラップを変えて楽しむなどファッションアイテムの一つとして楽しむこともおすすめです。
さらに1本で使用することが多いかとは思いますがストラップを保管する際はぜひ色違いのストラップを重ねて保管していただくのもおすすめです。まるで平安時代の装束である十二単のような色合いが楽しめます。
自分自身だけでなく、源氏物語の衣配りのように何かの記念日や新しいカメラやレンズを買ったお祝い等で、大切なあの人へのプレゼントとしてその人をイメージしながら贈るなどプレゼントとしても楽しめるストラップとなっております。

 2025年7月16日(水)12:00から発売予定


マップカメラ初のキングダムノートとのコラボレーション企画のストラップ。
発売は2025年7月16日(水)12:00から予定しております。特別なストラップをぜひ手に入れてみてください。

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月13日 12時12分 ]

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【Nikon】太陽光線を味方に!Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sで行く都会の避暑地

【Nikon】太陽光線を味方に!Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sで行く都会の避暑地

今回はNikon Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4 Sを持って、お出かけをして参りました。
目的地は緑豊かな都会の避暑地です。
到着次第沢山の木々に囲まれた鳥居がお出迎え、ビルの立ち並ぶ街並みとは違う非日常的な空間に引き込まれました。

今回の写真は全てマニュアルモードで撮影しています。

 

このレンズは24mmから120mmと幅広い焦点距離を抑えており、テーブルフォトや風景写真も撮れる万能なレンズになっています。

NIKKOR Z 24-120mm F4 Sは、レンズに対して斜めからの入射光の反射を抑えるナノクリスタルコートと、垂直に近い入射光の反射を抑えるアルネオコートが施されています。これにより逆光での撮影で写るゴーストやフレアを抑制することができます。

この写真は実際に鳥居の柱の下からあおりかつ逆光で撮影したものです。
垂直に近い入射光の反射を抑えるアルネオコートの効果を発揮できたと思います。

 

本殿に続く道の途中には酒樽とワイン樽の山がありました。

酒樽には様々なデザインがあり、遠くからその違いを眺めるだけで楽しいです。

酒樽同様にワイン樽は120mmで撮影してみました。縄や木目のディテールがしっかりと浮かび上がっておりS-Lineレンズならではの精緻な描写を実現しています。

奥へ進むと庭園がありました。鳥居や酒樽が置かれているエリアは大勢の観光客で溢れていましたが、こちらの庭園エリアは人通りが少なく静かで落ち着いた雰囲気が漂っていました。こちらの写真は庭園内の様子になります。

庭園の中は日陰も多く、まったりしながら撮影をする事ができました。また、道の途中は様々な植物で溢れていました。植物それぞれ緑の色味が異なっておりありのままの色を表現しています。Nikon Zシリーズの色の再現力が発揮されていると思います。

こちらは恐らく紅葉の葉です。恥ずかしながら秋以外の季節で紅葉を眺める習慣がないので赤く染まっていない紅葉はとても新鮮でした。F8で撮影しましたが紅葉のシャープな造形や欠けた部分も含めて綺麗に描写されています。改めて紅葉の魅力はその色味だけでなく葉の造形にもあるのだと感じました。

また、初夏の茹だる様な日の光に照らされた背景の紅葉と手前の紅葉が美しいコントラストを生み出しています。ボケた紅葉もまた美しい。

 

先程の紅葉エリアから抜けまして小さな湖にやってきました。湖には蓮の葉が沢山浮かんでおり、中には花が咲いている個体もありました。先程の紅葉とは違い今度はF13で撮影しました。花全体がシャープに描写されており、色のグラデーションもはっきりと分かります。

花だけでなく蓮の葉の葉脈や風に運ばれてきた植物の欠片もしっかり描写されており、そこにある実在感が表現されています。

 

湖のエリアは日差しが直に当たるので撮影中の熱量もあり、かなり汗をかいてしまいました。私の汗が直にカメラに直撃し危うしと思いきや特にこれといった異変は起こりませんでした。Nikon Z5とNIKKOR Z 24-120mm F4Sには各部にシーリング加工が施されています。レンズにもシーリング加工が施されるのはS-Lineの特徴であり、高い防塵防滴性能を誇るこの組み合わせからは私から滴る汗でも問題無いという信頼性を感じました。(今回は大丈夫でしたがいつでも大丈夫という確証はございません。撮影後は細心の注意を払ってお手入れしてあげて下さい。)

場所は変わり井戸にやってきました。都内有数の名湧水で一年中水が絶えないと言われているそうです。沢山の木々に囲まれており少し下の場所に位置していたので辺り一面深い緑に染まっていました。

水位は浅いですが周囲一面水が張られているのでファインダーを覗いての撮影は少々危険。なのでZ5のチルト式モニターを活用して撮影しました。
バリアングルとは違い、チルト式ならば横にモニターを展開し位置を調整する手間は無く、体の中心で構え感覚的にあおりで撮影することができます。NikonZ5のボディはグリップ部分が非常に握り易い為、この様な不安定な場所でも安心して撮影が可能です。

井戸の水面には写し鏡のように沢山の木々が映っていました。生い茂る木々から漏れ出た日差しがハイライトとなって非常に神秘的な空間を漂わせていました。

お昼時でしたので冷たいお蕎麦を頼みました。NIKKOR Z24-120mm F4 Sの最短撮影距離は「0.35m」ですのでテーブルフォトもこなせます。よく比較されるNIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VRは最短撮影距離「0.5m」と、焦点距離の差はあるもののテーブルフォトでの撮影のし易さにもフォーカスを当てるとNIKKOR Z 24-120mm F4Sは非常にマルチタイプなレンズと言えます。

Zフルサイズミラーレスカメラの入門や、高性能なNIKKOR Zシリーズを試したい方にとってNikonZ5は非常におすすめです。

今回使用した機材はこちら

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月12日 17時00分 ]

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【Leica】Q3 43の魅力を探る – Apo-Summicronの底力 –

【Leica】Q3 43の魅力を探る – Apo-Summicronの底力 –

昨今カメラ業界ではコンパクトカメラブームが活気づいている中、注目を集めている機種の一つとしてLeica Q3 43があります。
ライカが展開するラインナップとしてLeica Q3が比較対象としてあげられますが、その違いと魅力がどこにあるのか確かめるべく撮影にでかけました。

Leica Q3と比較したときに、まず第一にあげられるのが搭載されているレンズです。
Q3では、初代のQから続く「ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」を搭載していますが、このLeica Q3 43では新設計の「アポ・ズミクロン 43mm F2 ASPH.」を搭載しています。
単に焦点距離が28mmから43mmに、そしてF1.7からF2.0に変わっただけでなく、Apochromat仕様の43mmレンズとなっており、パープルフリンジなど色の滲みの原因となる色収差を徹底的に抑制しているレンズを搭載しているところが大きく異なる点です。

この撮影では主に、Leica LooksのLeica Chromeを選択。
ライカ公式の解説では、「”Leica Chrome” は微妙なコントラストを際立たせる落ち着いたトーンが特徴です。タイムレスでエレガントな雰囲気で、クラシックな魅力を一層引き立てます。」と説明されています。



夜になりようやく夏の暑さも落ち着いた頃、Q3 43とLeica Chromeの組み合わせを試しながらあがってきた写真を見返すとアポ・ズミクロンの底力に驚きました。
開放F値2.0という明るさでありながら、絞り開放から画面全体で高い解像度。
特に、色収差を徹底的に補正し、細部まで鮮明に描写する能力には言葉を失いました。
また高速処理化と低ノイズ化に優れた新世代のMaestro IVエンジンと、ライカ独自の美しい色再現性を実現する6030万画素のフルサイズセンサーを搭載しています。

撮影時の環境は、湿気が多く霧が立ち込めるブリティッシュな雰囲気。
被写体の車と相まって、よりリッチなグラデーションで味わい深い写りをします。
「Leica Chrome」はコントラストがそこまで高くなく、落ち着いたトーンが印象的。
夜間に撮影した写真を見返すと、全体的に露出を上げようとする動きが見られます。
この雰囲気がクラシカルかつシネマチックにも感じて、撮って出しの写真で満足できる色味を持ち合わせているのは大きな注目要素なのかもしれません。



汎用性が高く歪みの少ない43mmの焦点距離は、デジタルフレームを活用することで43mmから150mmまでのクロップ撮影が可能です。
また、Q3同様にマクロモードを搭載し通常時では60cmまで寄れるところ、マクロモード時では最短撮影距離は26.5cmになります。
解像性能も非常に高く、画面周辺部での画質劣化もほとんど感じられません。
そしてこれだけ高解像レンズでありながらボケ味が異様に硬くなったりせず、ナチュラルで柔らかな印象な点も注目する要素としてあげられます。

高速道路を乗り移動の最中、滝のようなゲリラ豪雨に合う中撮影を無事終え帰路に。
今回使用したLeica Q3 43について振り返ると、非常に汎用性の高いカメラと位置付けられると感じました。
43mmのレンズは、人間の視野と非常に近く被写体を自然なまま捉えることができだけでなく、
フルサイズのレンズ一体型機でありながら様々なシチュエーションにも対応できるクロップ機能やAFスピード、Leica Looksでライカの監修した様々なカラールックが楽しめるのも魅力の一つです。
コンパクトでも頼れるLeica Q3 43を片手に撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月12日 11時00分 ]

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オリジナルイージーラッパー 「LIGHT LEAKS」7/11(金)発売開始!

オリジナルイージーラッパー 「LIGHT LEAKS」7/11(金)発売開始!

MAPCAMERA オリジナルイージーラッパー ライトリーク Mサイズ レッド / ブルー / グリーン / イエロー / グレー /

 

おかげさまでマップカメラは8月13日(水)に創業31周年を迎えます。
これまでマップカメラをご利用いただきました多くのお客様にあらためて感謝申し上げます。

このたび創業31周年を記念してマップカメラ限定オリジナルデザイン第四弾「オリジナルイージーラッパー LIGHT LEAKS」 を7/11(金)より発売開始いたします。
表地と裏地の異なる素材がくっつきあうので包んでいくだけでぴったりとくっついてくクロスです。
結ばない風呂敷で当店でも人気の高いカメラアクセサリーです。350×350mmのサイズでフルサイズミラーレスカメラ、交換レンズはもちろん毎日持ち歩くアイテムなど様々な用途でご使用いただけます。

 

レッド・ブルー・グリーン・イエロー・グレーの五色、裏地はダークグレーとなっております。

 

2017年に発売開始した第一弾オリジナルイージーラッパーが「カメラ」をイメージしたデザイン、
第二弾では「Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 MC VM ~MapCamera 25th Edition~」を模したイラストをワンポイントで配置した「レンズ」をイメージしたデザインでした。
第三弾は「 Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~」
今回、第四弾目のオリジナルイージーラッパーは写真を撮るうえで欠かせない「光」をイメージしたデザインで作成しました。

ライトリークとは写真用語で、いわゆる「光漏れ」といわれるものです。撮影前や撮影後にフィルムに光が当たってしまったり、フィルムの保管方法を失敗するなどして、フィルムの一部が感光したことによっておこる「失敗」ながら写真表現の一つとして好まれる現象です。

レンズを装着した状態でも包むことが可能です

 

SONY α7RV + FE 24-70mm F2.8 GM II の組み合わせでも包めます

 

幅広いアイテムに対応、使わないときは畳んで収納できます

 

クロスなのでかさばらず、ミニバッグにカメラを入れたいときなどにも便利です。今回はレッド・ブルー・グリーン・イエロー・グレーの5色のカラー展開にその「光漏れ」を色ムラとして表現してデザインしました。
どんな仕上がりで出てくるか分からない「ライトリーク」のように、開けて閉じて、使うたびに様々な色合いを見せてくれる、彩りのあるイージーラッパーになったと思います。

 

【オリジナルイージーラッパー仕様】
Mサイズ:350×350mm
素材:ポリエステル100%

【使用上の注意】
※防水仕様ではありません。※重ねた部分を持ち手にしてぶら下げないでください。
中身が落下する恐れがあります。※使用後は粘着テープ等でゴミを取り除いてください。
※汚れたら中性洗剤で手洗いし、陰干ししてください。
※洗濯機、ブラシ、アイロンは使用しないでください。※クリーニングには出さないでください。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月11日 18時02分 ]

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【SIGMA/FUJIFILM】世界を驚かせたF1.8通しズームが、ミラーレス専用設計になって帰ってきました。

【SIGMA/FUJIFILM】世界を驚かせたF1.8通しズームが、ミラーレス専用設計になって帰ってきました。

ついに本日、SIGMAから待望の最新レンズ「Art 17-40mm F1.8 DC」がソニーE用、ライカL用、そして富士フイルムX用の3マウントで発売されました。

目次
  1. 今回使用した機材
    1. 使用したレンズ「SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC」
    2. 使用したボディ「FUJIFILM X-T5」
  2. 作例
    1. SIGMA Art 17-40mm F1.8 DCの描写
    2. SIGMA Art 17-40mm F1.8 DCの描写力
  3. まとめ

 今回使用した機材

 

 使用したレンズ「SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC」

 

さてこちらが「SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC」の姿です。今回使用したのは富士フイルムXマウント用です。
レンズ名の「DC」が示すように、こちらのレンズはAPS-Cフォーマット専用設計となっています。
SIGMAでF1.8通しのレンズといえば昨年発売の「Art 28-45mm F1.8 DG DN」が記憶に新しいですが、あちらはフルサイズフォーマットに対応する一方でズーム倍率が1.6倍と極めて低倍率であったのに対し、今回は17mmから40mmと、約2.3倍にズームレンジが大きく広がっています。35mm判換算ではおよそ25.5mmから60mmをカバーします。
実はSIGMAはおよそ10年前にAPS-Cフォーマットの一眼レフ向けに「Art 18-35mm F1.8 DC HSM」というレンズを発売しており、これがデジタル一眼レフ用交換レンズとして世界初のF1.8通しズームレンズです。この当時はわずかにズーム倍率が2倍に届かなかったのですが、今回は広角側、望遠側ともに焦点距離が伸びています。
また特筆すべきはその大きさで、重量は530g(富士フイルムXマウント用)と、一眼レフ用18-35mm F1.8から30%以上の軽量化に成功しています。

 使用したボディ「FUJIFILM X-T5」

 

今回そんなレンズと組み合わせたのは「FUJIFILM X-T5」。
有効画素数4020万画素の高画素センサーと第5世代の最新エンジン「X-Processor 5」を搭載し、露出系をダイヤル操作によって設定変更することが可能な、小型軽量モデルです。
F1.8通しのズームレンズということでかなりの大きさを想像していたのですが、実際に装着してみると、グリップが比較的小さめなX-T5との組み合わせでも問題なく構えることができました。レンズが小さく軽くなることでボディも小さなものでバランスが取れるようになるため、レンズ重量という数値以上にシステム全体を軽くすることができます。

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 作例

 

 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DCの画角

 

約2.3倍というズーム倍率は、やはり数値として見ると小さく感じてしまいます。
実際に撮影する際、どの程度このズームレンジを活用することができるのか、画角を変化させながら見てみます。

SIGMA Art 17-40mm F1.8の広角端での作例

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(17mm) SS1/320 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 
SIGMA Art 17-40mm F1.8の望遠端での作例

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(17mm) SS1/300 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

それぞれレンズの広角端、望遠端に設定し、同じ被写体を撮影してみました。
こうして並べてみると、広角側ではパースペクティブが強調され、望遠側では圧縮効果が出ています。標準画角である50mmを挟んで広角、望遠それぞれの効果を1本で得ることができます。

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(17mm) SS1/6400 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

特に、広角側がこれまでの18mmから1mm広い17mmになったことで、よりワイドな構図を楽しめるようになりました。広角側の1mmの違いは数値以上に大きく感じます。

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 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DCの描写力

 

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(40mm) SS1/180 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

まずF1.8というF値の明るさについて、APS-C用とはいえ被写界深度はかなり浅くなるためボケは大きく出ます。
このボケ感はまさに単焦点レンズを扱っているときの感覚そのものです。

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(40mm) SS1/4000 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

また解像度に関しても申し分ないものです。
F値開放での撮影ですが画面周辺部の枝まで克明に描ききっています。

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(40mm) SS1/900 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

最短撮影距離は28cmで、最大撮影倍率は40mm時に1:4.8となります。ピント面は鋭く、ボケは大きく表現することができます。

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(40mm) SS1/4000 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

このレンズで撮影していて最も驚いたカットがこちらです。
写真から透明感、抜けのよさを感じます。感覚的な評価になってしまうのですがこのような写りは高級単焦点レンズでのみ得られるものだと思っていたので、この写りがズームレンズで出てきたことを非常に嬉しく思います。11群17枚のレンズ構成を採用し構成枚数はむしろズームレンズとしても多い部類に入ると思いますが、それでこの透明感、SLDレンズを4枚使用した贅沢な光学系と高性能コーティングが成せる写真だと思います。

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(17mm) SS1/8000 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

また逆光耐性の高さにも驚かされました。太陽に思いきりカメラを向けてもゴーストやフレアの発生は皆無と言っていいです。
コントラスト低下もほとんど見られず、見たままありのままを捉えることができます。

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 まとめ

 

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(35mm) SS1/2900 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

FUJIFILM X-T5 SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(35mm) SS1/1600 F1.8 ISO125 フィルムシミュレーション:「REALA ACE」

 

ズームレンズの利便性に単焦点レンズの写りを持ち合わせた、まさにズームと単焦点の良いとこ取りをしたようなレンズです。
筆者自身このレンズと試写をして、約10年前にSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMが発売されたときの、あの衝撃と感動が帰ってきたような感覚になりました。
SIGMAが世に送り出すレンズ群は唯一無二のラインナップばかり。そのラインナップの一角としてまた新たな選択肢が生まれたこと、そして撮れる世界が広がったこと、是非新たなる視点を手に入れてみてはいかがでしょうか。

▼その他のマウント用はこちら▼

[ Category:Nikon SIGMA | 掲載日時:25年07月11日 18時01分 ]

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【SONY】 FE 35mm F1.8の魅力 「スナップ撮影に最適!小型軽量の実力派」

【SONY】 FE 35mm F1.8の魅力 「スナップ撮影に最適!小型軽量の実力派」

日常撮影など、普段使いに人気の高いSONYのFE 35mm F1.8。プレミアムレンズシリーズの「G」「G Master」シリーズといった高級ラインに比べるとやや控えめな存在と思われると思いますが、その実力は確かなもの。今回、α7CRとの組み合わせで実際に撮影を行い、写りや使い心地を確かめてみました。特に、小型・軽量なデザインが魅力的で、携帯性の高さから日常的に使いやすいレンズです。

また、個人的に気になっていたのは、同じく35mmの焦点距離を持つ「FE 35mm F1.4 GM」との違い。どちらが自分の撮影スタイルによりマッチするのかを比較しながら、実際の使用感を紹介したいと思います。

旅先に持ち出すカメラ・レンズは小さければ小さいほうがいい、でも画質は妥協したくない。そんな方におすすめのレンズがFE 35mm F1.8。
解像感や色のりなど、実際に使用してみて不満点は一切ありませんでした。AF速度に関してもGMレンズと遜色なく、スナップ撮影も快適に行えました。

緑の深みやシャドウ部の捉え方も綺麗で艶感があります。掲載の写真はカメラからの撮って出しで編集は加えていません。未編修でも綺麗な画を出してくれるのには驚きました。巷では隠れGレンズとも呼ばれる高評価レンズなだけあって期待以上の描写力でした。

明るい単焦点レンズ、F1.8の開放で使いたくなります。実際に撮影するとF1.8でも中央部分は十分シャープ。F2.8以降は周辺画質もまとまり、画面全域で解像感の高い写真を撮影することが出来ました。約6100万画素の高画素機でもセンサーの解像力に負けることなく、GMやGレンズではないですが様々なシーンで活躍してくれる実用性の高いレンズです。

このレンズの魅力の一つが高い近接撮影能力です。最短0.22mなので被写体にぐっと寄った撮影も楽しむことが出来ます。描写力の高いレンズだからこそ、気になるのがGMレンズとの違いです。簡易的ではありますが同じ被写体で取り比べてみました。両方ともF1.8での比較となります。

SONY FE 35mm F1.8 + α7CR : F1.8

SONY FE 35mm F1.4 GM + α7CR : F1.8

中央部を切り出して横並びで比較してみます。どちらのレンズも描写に大きな違いはないように見えますが、花びらの輪郭部分を拡大して見るとFE 35mm F1.8の方には色収差が出ています。GMレンズの方はすっきりとした描写で色収差は感じられませんでした。

次に遠景での比較です。F2.8での比較ですが、中央部の解像感はどちらも優秀なのでチャートなどで比較を行わないと違いは分からないと感じました。もちろん、GMレンズは画像周辺部の描写など総合的な描写バランスは優れていますが、気軽な撮影を楽しむ日常撮影にはベストな選択肢だと思います。

小型のα7シリーズとも相性が良く、AF速度・描写面と携帯性のバランスがとても良いレンズです。GMレンズやGシリーズの陰に隠れてしまいがちですが、実力もしっかりと備えた初めての単焦点にもおすすめのレンズです。ぜひチェックしてみてください。

▼ SONY α7C R 【キャッシュバック¥20,000-対象】 ▼

▼ おすすめの中古品はこちら! ▼

[ Category:SONY | 掲載日時:25年07月11日 17時00分 ]

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