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【Canon】軽量なフルサイズ一眼レフで動物撮影

【Canon】軽量なフルサイズ一眼レフで動物撮影

今回はEOS 6D Mark II とEF70-200mm F2.8L IS II USMを持って動物園に行ってきました。
かわいい動物たちの写真を交えながら使用した感想を書かせていただきます。

私は普段軽さや持ち運びやすさを重視してカメラを選ぶので一眼レフカメラを持つのはとても久しぶりでした。
6D Mark IIはCanonのフルサイズ一眼レフの中では比較的軽量で、ボディのみの重さは約 685gほど。遠くの動物も撮るために望遠レンズを選んだため多少重たくはなりましたが、手持ちで撮影を楽しめる重量でした。

猿山の向こう側にメリーゴーランドが見えて不思議な光景でした。
6D Mark IIはフルサイズ一眼レフで唯一バリアングルの液晶を備えています。様々な角度から自由に撮影をすることが出来る点が便利です。

また、今回すべての写真が撮って出しなのですが、色が淡く出るような印象を受けました。

なんと、リスもいました。リスは私が去年1年間で撮った中で最も楽しかった被写体です。
リスの撮影のみの記事を以前書いているので合わせてお読みいただければ幸いです。
(→「【Canon】望遠ズームを使って撮りたい被写体、リス。」)

とにかく素早く動きつづけるリスですが、 6D Mark IIの高いAF性能のおかげで不満なくピントを合わせることができました。

逆光ではありますが、入り組んだ枝の中にいるリスを真下から狙ってもすぐにピントが合ったことが衝撃でした。
合わせたい場所に簡単にピントが合うのでストレスを感じずに撮影が出来ます。

手前にあった葉っぱの隙間から撮影したところ、葉がボケてふんわりとした写真になりました。
F2.8ではなくF4の70-200mmを選べばより軽量になるため出発前かなり悩んだのですが、撮影の幅が広がるためF2.8を選んでよかったと感じています。

水辺の動物も撮影いたしました。
くちばしから落ちる水と水紋が滑らかに描写されていると感じました。

Ⅰ型に比べ、より描写がシャープなEF70-200mm F2.8L IS II USM。細かいところまでしっかり写っているのが分かります。
手振れ補正も4段分あるのでシャッタースピードを無理に上げずに済みました。

今回は6D Mark II とEF70-200mm F2.8L IS II USMを使ってみました。
フルサイズ一眼レフでありながら軽量な6D Mark IIを選ぶことで、望遠レンズが必要な場合でも疲れずに手持ち撮影を楽しむことができました。写真もどれも綺麗に撮れていて大満足です。

みなさまもぜひ一眼レフカメラを持って動物園にでかけてみませんか?

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ぜひお早めに!

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月25日 17時00分 ]

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【SIGMA/Panasonic】C 28-70mm F2.8 DG DNで春探し

【SIGMA/Panasonic】C 28-70mm F2.8 DG DNで春探し

PanasonicのLUMIX S9とSIGMAのContemporary 28-70mm F2.8 DG DNを携えて、街を歩きながら撮影を楽しみました。
軽量なフルサイズボディと明るいズームレンズの組み合わせは、機動力と描写力のバランスが非常に良く、日常の風景を丁寧に写し取ってくれます。

被写体に寄って撮影したこちらの一枚。
金属の質感と経年による塗装の剥がれまでリアルに写し出されており、SIGMAレンズのシャープな描写力が際立ちます。F2.8の明るさとボケ味も相まって、背景が柔らかく溶けるように表現され、被写体がより際立ちます。

神社建築の細かな装飾も、LUMIX S9ならではの色再現力で鮮やかに描写。
オレンジや金、緑など、彩度の高い建材も自然な発色で収められ、肉眼で見た印象に近い仕上がりに。JPEG撮って出しでも満足できる画づくりが可能です。

小さな狛犬の像を真正面から撮影したこの一枚。
ピント面は非常にシャープで、背景は大きくとろけるようにボケてくれました。AFもスムーズで、迷いなく被写体に食いついてくれる印象です。


やや暗所となる屋内でも、ノイズを抑えつつしっかりと解像。センサーの感度性能と、開放F2.8の明るいレンズの組み合わせが、こうした場面でも力を発揮してくれます。

ミラーや鉄骨、カーブの曲線といった都会的な構造物も、階調豊かに描写してくれました。ハイライトからシャドウのグラデーションが柔らかく、その場の空気感まで写し出してくれます。



早咲きの桜が満開になってました。花びら一枚一枚の繊細な描写と、光の回り込みによる柔らかさが印象的です。SIGMAレンズらしい立体感と空気感がしっかりと伝わってきます。

このセットは、軽快なスナップからしっかりとした作品撮りまで幅広く対応可能です。荷物を軽くしたいけれど、画質には妥協したくない――そんな方にこそ、自信を持っておすすめできる組み合わせだと感じました。

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月24日 12時00分 ]

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【Leica】Come Waltz With Me~貴婦人とワルツを~

2025年の3月初頭に発売されたズミルックス M50mm F1.4 11714。
こちらのベースは2世代目と呼ばれるモデルに当たります。今回はそのベースレンズの更に1世代遡り、
初代ズミルックス M50mm F1.4、通称”貴婦人”と呼称されるモデルにスポットを当ててみました。

この”貴婦人”と呼ばれる所以をご存知でしょうか。実は鏡胴の仕上げの良さから呼ばれる様になった愛称です。
細かいローレットの刻みは工芸品と言ってもよい程で、最近話題のSIGMA BFとも通じる部分があると感じています。
最短撮影距離は1m。少し遠いのが好みの分かれるところ。

1stモデルは2種類。「ピントリングのギザの位置が山側にあるか谷側にあるか」で大きく分かれます。本来は谷側にギザがあるものは一般的な1st。山側にあるのは極初期に作られた逆ローレットという名称で呼ばれています。
今回使用したモデルは通常の1stモデル。柔らかさは逆ローレットが上とも言われますが、こちらの1stモデルも非常に軟玉です。
実は後期型も最初は1stとほぼ同じ形をしておりシリアルナンバーで見分けられます。1844001以降であれば後期、それ以前であれば
1stモデルと覚えていただければ簡単です。

開放の近接域での撮影。ご覧の通り非常に柔らかくもピントの芯はしっかりと残っています。
使用したボディはM11-Pという事もあり、高解像の後押しもあるのでしょう。描写のバランスは絶妙と言っても過言ではありません。
但し撮影条件によって、この性質が悪い方向にも回ってくることがあります。それも楽しんで付き合う事こそ貴婦人と踊る為に
必要な資質と呼んでも良いかもしれません。

光の環境によって、このレンズは非常に良い塩梅で写ってくれることもあれば却ってレンズの性質が
撮影者の意図と外れることがしばしばあります。例えばこのように一見滲みのある柔らかい描写ですが、
「ピントの部分をしっかり魅せたい」という意図とは反した写りになります。雰囲気としては満点ではあるものの
レンズの描く雰囲気と自分の個性にどう折り合いをつけていくか…という部分が重要なポイントになってくるのです。

F4まで絞ると上記の画像のように、しっかりした写りです。かといって解像感を強調するのではなく、素直な立体感を生み出します。
1stズミルックス50の写りの真骨頂は開放よりも実はこのF4から5.6辺りにあるのではないかというのが私なりの考えです。
オールドな雰囲気を味わうなら開放を、自身の撮影意図と絞りを適宜調節しながら探り合っていくのです。
そういった意味ではライカレンズはどのレンズも実は同じような探り合いをすることが大切になってきます。

こちらも少し絞っています。M11-Pのセンサーとの相乗効果でレンズの柔らかさによる情報量の低下を上手く補っています。
普段は私も絞って撮影する事が多く、あまりF1.4という開放値はそこまで使用しません。それでもたまにはちょっと「味変」を
する為にこのレンズの効果を利用することがあります。例えば人物撮影に於いて、優しさや暖かさといった雰囲気を添える為に
開放値を敢えて使用するという事も勿論あるのです。

ポートレートのような構図での撮影。雰囲気という部分では非常に開放撮影による効果が発揮されています。
これがファッション撮影になると服の情報量が低下する事から好ましくはありません。
しかし写っている人物を魅せるのであるなら、その人の雰囲気とマッチすればしっかり引き出してくれるとも言えます。
いわゆる職業的な写真ではNGであっても、作家的な写真と見るなら正解にする事もできそうです。

敢えて開放で撮影してみました。滲みと共に現れる湿度を感じる写り。所謂”貴婦人”の描写が人気である理由です。
ズマリットから改善され作られた本レンズ、先代程の開放の暴れっぷりは潜めたものの撮影条件によってはその顔が少し現れてきます。
撮影意図+レンズの性格+撮影条件が上手く重なった写真を撮れるとこれほどに快感にもなるレンズはやはり珍しいものです。
ズマールやズマリットはやや極端な性格に付き合う事になりますが、この貴婦人ことズミルックスM50mm F1.4初期型はそこまで
極端ではなく非常に良くまとまっています。ライカレンズ自体が全体的に上品に写るのはやはり特徴とも言えます。

光の方向によってこのようにゴーストもやはり発生します。先代ズマリットよりは比較的発生は抑えられているものの、
こちらも意図を持って発生させるのか否かで使いやすさの印象も変わるのではないでしょうか。
意外と自発的に発生させようと思うと角度に苦労します。こちらもライブビューで発生する角度を確認してから撮影。
そういった意味では年代を考えるとよく抑えている印象です。

画像の様に明暗が極端に重なった場所になると、先述したようにレンズの性質が裏目に出ることがあります。。
滲みやハロが発生する事で白飛びしてしまう箇所がどうしても出てしまい、フィルムであればまだ助けられるのですが…
デジタルともなるとハイライトが飛んでしまうとどうにも難しいところです。
測光モードを切り替えたりしてこの性質と上手く付き合っていく必要もあり、試していく過程から発見できる事が
この貴婦人と付き合う面白さの1つ。測光モード1つで実は写り方も大きく変わってきます。

こちらも開放F1.4、ほぼ最短での撮影です。
やはりこちらもレンズの性質からハイライトが本当に飛んでいるかいないかギリギリのライン。
測光モードはハイライト重点測光に切り替えています。これはM11シリーズのファームウェアのアップデートで実装された機能。
もしM11で撮影していて「白飛び多いなあ…」とお困りの場合はこのモードを使用してみるとなんとか耐えられることがあります。
是非挑戦してみてください!

開放F1.4。近接約1mで撮影しました。ズミルックス M50mm F1.4初期型の性格を理解するにはとても分かりやすいと思います。
ボケのクセや滲み方、やはり上品な写りは花を撮影する場合に雰囲気を添えることで独特な魅力を引き出してくれます。
写す物によっては妖艶さを引き出すこともあり、使えば使うほどに描写の変化を楽しめます。

M11-Pのデジタルズーム1.8倍を使用しました。高解像度の恩恵というのは大きく、疑似望遠として利用するならこのように
近接撮影の延長としても利用可能です。ボケ味は50mmのままとはいえ、近接でF1.4という開放値は私たちが考えているよりも
ボケ味としてはやはり大きめです。球面レンズ故の歪みもクロップする事で少し引いて撮影する等で対策をすれば人物撮影にも
少しは対応する事ができます。クロップズームは抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、使える機能はしっかり使ってあげると
撮影の幅も広がり今まで撮影できなかったような写真が撮影できるチャンスに出会う確率もやはり大きくなるものです。

2枚とも開放での撮影。光と影の状況に非常に敏感なレンズでもあり、微細な雰囲気をしっかりと掬い上げてくれます。
光の強い部分に滲みが発生しやすいのもこの貴婦人の特徴です。撮影していた日は快晴でISO64まで感度を下げてもF1.4では
電子シャッターに切り替わる場面もやはり多々あります。今回はそこまで激しく速い動きのものを撮影していない事から
電子シャッターでも問題なく撮影する事ができました。デジタルならではの利点がここでも大きく活きています。
フィルムになるとISO20(!)といった超低感度フィルムでなければ、なかなか大口径レンズの開放撮影というのは難しいものでした。
しかしデジタルでは簡単に撮影する事が可能です。

F1.4で撮影。

F4で撮影。印象が大分変化しています。同じ場面でも開放値によって大きく写真が変わるのです。
どちらが良いかというよりはどちらが好みか…という選択基準にはなりますが、私達が撮影するに当たって
「どのような意図で撮影をするか」によって基準が大きく変わるはずです。この場合は全体を魅せたいという意図があり、
F4で撮影したものがイメージに非常に近い写りです。

1つの対象を印象的に魅せるように撮影すると、貴婦人の機嫌がなんだか良く見えてきます。
使ってみると人物撮影等、1つの対象と向き合う写真を得意とするレンズです。ドキュメンタリー的な重い写真というよりは
芸術写真の域に近い考え方を持っている性質。「ズミクロンかズミルックスか」は初めにライカレンズを買う時に出会う大きな壁の1つ。
店頭でもご相談を受ける事が多い悩みでもあります。ドキュメンタリー的な重厚さを引き出すにはズミクロン、柔らかさや繊細さを
引き出すならズミルックスと覚えていただけるとレンズ選びの大きな指標となってくれる事でしょう。

実は世代問わずこの考え方はあまり大きく変化はしていません。アポズミクロンの登場でその考えが変化したのかといえば、
アポズミクロンは開放撮影の安定性を重視した造りである事からまた別の存在とも言えます。

撮影後にグレースケール化し、モノクロに仕上げてみました。
雰囲気という考え方では非常に上手く行っています。実は私もこのレンズを使う時はカラーよりもモノクロでの撮影が多く、
M11モノクロームやMモノクローム[Typ246]といったモデルとは非常に理想的な組み合わせとも考えています。
光と影に敏感なモノクローム撮影と光と影を微細に描くズミルックスM50mm F1.4初期型は正にベストパートナー。

先程開放で撮影したデータもこのようにモノクロに変化させるとまた印象が変化しました。
こちらもまた雰囲気という部分ではレンズの効果が発揮しているのではないでしょうか。1本のレンズの撮影でカメレオンのように
様々な表情を見せる貴婦人はさながら俳優のような存在です。私達撮影者の意図がしっかり伝われば、場面や気持ちに応じた演技を
しっかりと魅せてくれる…実は私の一番好きなライカレンズがこのズミルックスM50mm F1.4初期型だったりします。

反面この貴婦人が最も不得意とするのはこのような遠景の撮影です。
これはズミルックスに限った事ではなく、少し前までの大口径レンズ全てに言えることで近年のレンズは大幅に改善されました。
もはやここまで来ると何が映っているのかよく分からず「雰囲気を力押しした写真」と言えます。
絵画的と捉える事も勿論できますが、なかなかこの性格を上手く使用するのは熟練が必要とも言えるでしょう。
貴婦人の機嫌を損ねないように、長い付き合いと共に挑戦していく必要が感じられます。

「レンズの持つ性質を考えた上で撮影する」50mmレンズの奥深さというのはまさに上記の一言が全てです。
標準レンズという存在はカメラレンズの中でも恐らく最も多い焦点距離なのではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)。
その点、レンズの個性も非常に様々でどれが自分に合う50mmレンズなのか?という悩みもやはり尽きないものです。
その代わり個性を使い分ける事で同じ焦点距離でも様々な表情に出会うことができるのも50mmが持つ魔性の部分。

その中でもこのズミルックスM50mm F1.4初期型である貴婦人は、上品さと少し茶目っ気を持った往年の俳優のような存在です。
オールドレンズの中でも極端さは少し控え目でバランスを持った入門レンズとしても最適な選択肢になってくれます。
あなたも是非、貴婦人と共に写真のワルツを楽しんでみましょう。使いこなせれば写真の考え方も大きく変えてくれます。



[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月23日 19時30分 ]

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【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

伝統あるライカ。
その長く奥深い歴史を思うと、フルサイズミラーレス機SLシリーズはまだまだ歴史の浅いカメラです。
初代SL(Typ601)が登場したのが2015年11月ですから、まだ10年に満たないことになります。

ライカが作るフルサイズミラーレスカメラとして大注目を集めたSL(Typ601)。
新たに開発された高性能レンズ群を備え、ライカらしさをふんだんに盛り込んだ機体でした。しかし、当時何代も先行していた日本メーカーのミラーレス機に比べると、まだまだ物足りない部分も多くありました。

そんな劣勢を覆したのが、4年後の2019年11月に登場したSL2です。
画素数が2400万画素から4700万画素にまで引き上げられたのをはじめ、強力なボディ内手ブレ補正機構や防塵防滴性能を備えるなど、技術的に大きな改良が加えられました。
AF精度や速度、連写性能などの基本性能は勿論、ファインダーの高精細化や操作性にも大幅な改善が施されたSL2は、一躍ライカを象徴するカメラとして人々に認知されるようになりました。
2024年3月に後継機SL3が登場。2024年9月にSL2の生産完了が告知されましたが、その高い性能は見劣りすることなく、現在でも十二分に通用するものです。

今回はそのSL2を携えて撮影に出掛けました。
持ち出したのは、2023年7月とかなり後発で発売になったシルバーモデル。精悍なブラックボディより上品な雰囲気が加わった印象で、どこか気品すら感じさせるモデルに思えます。

アダプターを介して装着したレンズは、ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.シルバー。こちらも現行ズミルックスに対し、一世代前のモデルです。
登場は2004年ですから、実に20年以上が経過したことになります。
しかし現行のズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728 ブラックと11729 シルバーが発売された2023年4月まで、M型ライカレンズを代表するレンズとしてラインナップされていた超ロングセラーモデル。その実力たるや、推して知るべしといったところ。

シルバーモデルのレンズは外装が真鍮製で、ブラックモデルより100gほど重くなります。
M型ボディに装着した時はその違いが如実に手に伝わるのですが、大きなグリップを備えたSL2だと全く気にならず。むしろバランス的にも見た目的にもシルバーボディとの相性抜群でした。

というわけで、今回ボディ・レンズともに一世代前の組み合わせで街に繰り出すことに。
撮影者もこれまた20代30代の若手バリバリに対して一世代前の… いや、二世代か… とりあえず、上野界隈をそぞろ歩きしてみました。

3月中旬、上野周辺を歩くにしては梅の見頃はとうに過ぎ、桜はまだこれからという何とも中途半端な時期でしたが、三寒四温の「温」に当たったこの日、撮影散歩にはうってつけのお天気でした。

Leica SL2 + SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH.(以下、同じ。)

多くの参拝者に撫でられ光沢を放つ牛。絞り開放で目にピントを合わせたところ、前後が自然な感じにボケて目力(?)が強調されました。
今回のモデルは牛でしたが、人物ポートレートでも良い表現が出来そうです。
M型ライカのレンジファインダーでは中央部でしかピントが合わせられないので、シビアなピント合わせを求められるポートレート撮影では苦労します。その点自由な位置で画面拡大の可能なミラーレス機は有利。特にSL2の高精細なファインダーは、ストレスなくピント合わせが出来ました。

F5.6くらいまで絞ると、少し離れた背景でも形を残して写してくれます。
びっしり結ばれたおみくじの向こうで、熱心に参拝される人。お子さんの合格祈願か。私も何十年も昔、こちらにお参りしました…

もう少しおみくじに近づき、今度は逆に後ろにピントを持ってきました。すると50mmでありながら、思いのほか圧縮効果が。

境内を出て不忍池の方向へと進みました。途中ピザ屋さんらしき店の看板を。
逆光を「BW Nat モノクロ」モードで。
今回の撮影、カラーは「STD 標準」、モノクロは「BW Nat モノクロ」の2つのフィルムモードを使いました。
変に色味やコントラストを強調させず、カメラが標準とするものを楽しむことにしました。

ずらっと並んだ室外機が印象的な巨大なマンションの前で。
街路樹を絞りF4で撮影しましたが、マンションの外壁をバックに浮き上がるように描写されました。

近所にある明治時代に建築された洋館を訪れました。平日は撮影可能ということで、つい長居してしまいました。

洋館というとどこも階段がとても画になります。
手前のランプにピントを合わせ、背景は階段とわかるギリギリのところまでぼかしました。

階段の上から、今度は逆に精緻に。先の写真はISO 100でしたが、光が少なかったのでISO 800まで上げて。



落ち着いた色味はライカならでは。静寂が漂う空気感まで写し出せるような気がします。


モノクロモードも重厚感が出て、この場の雰囲気によく合いました。
暗部も沈み込まず、グラデーション豊かに。

離れがたかった洋館を後にし、ようやく不忍池に着いた頃には陽もだいぶ傾いていました。


雑多な色味が多かったので、モノクロモードを多用。春の斜陽に揺らめく水面を強調することが出来ました。

春とはいえ日が暮れ始めると途端に肌寒く… 昼間の陽気に合わせ薄着で来てしまったので、少し早めに帰途につくことにしました。

 

今回、現行機から一世代前のSL2とズミルックス M50mm F1.4 ASPH.という組み合わせ。
それでも物足りなさを感じるどころか、その描写力の高さをあらためて実感させられる結果となりました。
ダイヤル等の配置を含めた操作性も良く、数時間の撮影でも撮影枚数はかなりのものに。ストレスなく撮影を楽しめました。

 

そのSL2、今大変お買い得なことになっています。
僅かに残る新品もそうですが、中古品がとにかく狙い目!
シルバーボディが60万円台から、そしてブラックボディはなんと50万円を切る価格に。これはSL3の新品価格の半値以下!
終了間近となっている60回まで金利無料のショッピングクレジットや「中古 欲しいを応援 決算セール」を活用していただけば、よりお得にお求めやすく手に入れられます。
春の本格的な撮影シーズンもすぐそこまで。今年の春はライカを手に撮影に繰り出してみては。






[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月23日 17時15分 ]

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特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)レポート

特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)レポート

マップカメラ創業30周年を記念した特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)を2025年3月9日(日)に開催いたしました。
当日は晴天に恵まれ、多くの方がお越しくださりました。ご来場いただいたゲストの皆さまへ、心より御礼申し上げます。

イベントの様子を動画と写真にてご紹介いたします。
会場内の全てがお洒落な雰囲気につつまれた「TOP NOTCH」の世界観をお楽しみくださいませ。

ここでしか味わえない特別な空間をお楽しみいただきながら、「カメラはファッション」という新たなご提案スタイルに共感していただけたゲストの皆さまと特別なひとときを過ごすことができました。

今回開催した会場は、東京都渋谷区表参道にある「レストランCasita」です。
広々とした内装と落ち着いた雰囲気、バーカウンターを備えた高級感漂う空間で、洗練されたビュッフェ形式のお食事をお楽しみいただきました。

カメラに合わせたコーディネートを展示したハンズオンGallery。
「カメラを持ってお出かけするとき、どんな服を着よう」と感じていただけるような、洗練されたスタイルの中にカメラの魅力を最大限に引き出す工夫を詰め込んだ展示を行いました。

希少価値の高いビンテージカメラから最新モデルまで、幅広い機種を存分にお楽しみいただける空間でもございました。
実際にお手に取ってその魅力を体感していただきながら、会話に花が咲き、楽しいひとときを共有することができました。

コーディネートの中に自然とカメラを取り入れることで「カメラはファッション」として楽しむ新たな視点をご提案した空間となりました。

レストランCasitaのプロのバーテンダーとともに、オリジナルカクテルをご提供したカメラBarでは、カメラ用語からインスピレーションを得た味わいや色合いを表現したオリジナルカクテルをフリースタイルで心ゆくまでご堪能いただきました。

オリジナルカクテルは全部で5種類、中には全種類制覇されたというゲストの方も。
愛機でカクテルの写真を撮影されたり、カウンターやバックバーに置いてあるカメラ、ご自身の愛機を眺めたりしながらカクテルをお楽しみいただきました。

「カメラはファッション」を体現した展示のひとつとして、弊社系列である時計専門店GMTとのコラボレーションによる特別展示を実施いたしました。
洗練されたアイテムのひとつとして、カメラを装いに取り入れるという新たな楽しみ方をご提案いたしました。

時計などのファッションアイテムと同様に、カメラも「魅せるもの」としての価値を持つことを再認識いただけるような展示となり、皆さま目を惹きつけておりました。

ブラウン管テレビを用いて創り上げたインスピレーションあふれるアート作品を展示したフォトSpotでは、「TOP NOTCH PHOTO CONTEST」にてご投稿いただいたお写真を投映し、インタラクティブなアート作品として完成させました。
本イベントのためだけに設計した特別なオブジェとしてお楽しみいただきました。

ご自身が投稿されたお写真を見つけて楽しまれているご様子が見受けられ、ゲストの皆さまにとって思い出のひとつとなったことでしょう。

イベント当日に「TOP NOTCH PHOTO CONTEST」のグランプリ受賞者を発表をいたしました。

事前にゲストの皆さまからご投稿いただいた300枚以上の写真の中から、厳選させていただいた8枚の作品を、会場内に額装して展示させていただきました。
これらの中から、グランプリにふさわしい1枚をご来場いただいたゲストの皆さまによる投票を通じて決定いたしました。

どのお写真も素晴らしい作品でございました。
グランプリに選ばれた作品はもちろんのこと、どれもお洒落で魅力的な作品ばかりで、ご来場されたゲストの皆さまも選ぶのに大変悩まれておりました。
改めて、素敵な作品をご応募いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。

本イベントの名前である「TOP NOTCH」は「最高品質で最もスタイリッシュな様」を意味する言葉です。
私たちカメラ専門店マップカメラが掲げる「最高を追求する姿勢」や「新たな可能性への挑戦」を体現する名前として、イベントタイトルとロゴに想いを込めました。

「TOP NOTCH」のロゴは、スタッフたちの情熱を込めて、一から作成しました。
想いが詰まったロゴをピンズとして製作し、ゲストの皆さまにはご来場の際にご着用いただきました。

カメラ専門店マップカメラは2024年8月13日に創業30周年を迎えましたが、こうして特別なイベントを開催することができましたのも、ひとえに皆さまのご愛顧の賜物と存じます。
これからも「カメラはファッション」の想いを追求し、新たな可能性を提供して参ります。

次回「TOP NOTCH」で皆さまとお会い出来ることをスタッフ一同、心より楽しみにしております。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年03月23日 11時30分 ]

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【Leica】100年目のライカA型、今もなお現役

【Leica】100年目のライカA型、今もなお現役

1925年に誕生したライカA型。世界初の35mmフィルムカメラとして、写真の歴史を大きく変えた名機です。

正式名称はI型ですが、本記事では一般的な呼び名のA型としてご紹介します。

100年を経た今、クラシックな佇まいとシンプルな機能美は多くの写真愛好家を魅了し続けています。

「100年前のカメラなんて、もう使えないのでは?」とは思うかもしれません。

しかし、適切なメンテナンスをしたライカA型は今でも十分に現役です。ただ”動く”というだけでなく、まるで現代のカメラで撮ったと錯覚するほど引けを取りません。

今回は、ライカA型を現代で使うための方法を紹介しつつ、その魅力や実際の使用感についてお話ししていきます。

100年前の名機が、今の光をどう写すのか——その答えを、一緒に探してみましょう。

私の手元にあるライカA型は、オリジナルの美しさを保ちつつ、現代のツールと組み合わせることで、今でも快適に撮影ができます。

その一例が、最新のデジタル露出計 AstrHori XH-2 との組み合わせです。

露出計を持たないライカA型にとって、XH-2 はまさに現代の「目」。これを使えば、最新のカメラと同じように、正確な露出設定を導き出すことができます。

真鍮製かつファインダーにも干渉せず、まさにこのカメラのための露出計だと感じました。

ライカA型はレンズ固定式で、当初はエルマックス(Elmax)やアナスチグマット(Anastigmat)といったレンズが搭載されていました。その後、改良が加えられ、エルマー(Elmar)5cm f/3.5が主流となりました。

1925年から1936年(ほとんどは1931年まで)の11年間にNo.130~No.71249 まで生産されています。上のカメラは新エルマー付きのメートル表記で最も多く生産されたシリーズです。

また、レンズ以外にも同一モデルの中で、『矢印のデザイン』『巻き上げノブ』『シャッターレリーズボタン』『底蓋』などのパーツが次々と変わっています。

現代のカメラでは個体によって見た目が異なるということありませんが、ライカA型では自分のカメラはどの世代のパーツが使われているのか?と調べていくとワクワクし、さらに愛着が湧いてくることでしょう。

ちなみに、エルマー(Elmar)5cm f/3.5には、19mmのレンズフィルターが使用できます。

パーツについては以前記事にもしておりますのでぜひご覧ください。

【Premium Collection】Leica A型 新・旧エルマー

 

ライカA型のもう一つの魅力は、その地金の美しさです。ブラックペイントの下に輝く真鍮や、長年の使用によって生まれる経年変化は、まさに時代を超えた風格を感じさせます。特に使い込まれたA型は、塗装が剥がれた部分から金属の質感が現れ、味わい深い表情を見せてくれます。

また、シャッターボタンやスピードダイヤルの表記は、製造年代や販売地域によって微妙な違いがあり、コレクターにとっては重要な識別ポイントとなっています。オリジナルのシャッターボタンには独特の良さがあり、現代のカメラと比べて柔らかく、機械式ならではの感触を楽しめます。コトっと鳴るシャッター音がたまりません。

それでは実際に撮影した写真を見ていきましょう。

[フィルム:FUJICOLOR 100  スキャナー:GT-X830]

朝の新宿らしい透明感のある光が印象的な写真が撮れました。

影が落ちて美しく、歩道の円形タイル模様,、光と影のコントラストが際立っています。階調も豊かで、柱の立体感や路面のテクスチャがしっかり残っています。バスの色もはっきりしており、色乗りも悪くはありません。

かなり昔のカメラですが、こうして現代の風景をしっかり捉えられるのが素晴らしいです。

ファインダーは小さく覗きづらいですが、とても明るくスカッと抜けています。

撮影中に強い陽射しが差し込むシーンに遭遇することはよくありますが、デジタルカメラではハイライトが飛んでしまったり、暗い部分が潰れてしまうことが多いです。フィルムが持つ自然な色調が、現代のデジタルカメラとは異なる多様な豊かな表現を可能にします。

ガラスに反射した海まで描写しており、とても100年前のカメラとは思えないです。

ライカA型には距離計がないため、ピント合わせは目測になります。自分の身長や腕の長さを目安にすることで、およその距離感を掴むことができますが、やはり慣れるまでは少し難しさを感じるかもしれません。

撮影のコツは、若干手前にピントを合わせて絞って撮影する方法です。これにより、被写界深度が広がり、ピントが合っていない部分が少なくなるため、失敗を減らすことができます。

とはいえ、絞りを開いてピントを合わせてみたくなるのがこのカメラの魅力。ピントが思っているように合っていると嬉しくなります。

フィルムカメラで撮影する際、特にライカA型のようなシンプルなカメラでは、撮影枚数が限られているため、1枚1枚に対する意識が非常に大きくなります。36枚撮影して、その中で「これだ!」と思える写真が1枚でも撮れれば、大成功です。

デジタルカメラであれば何度も撮り直しが可能ですが、フィルムカメラではその瞬間を逃すことなく、1枚1枚を大切にしながら撮影しなければなりません。そのため、シャッターを切る時には、光の加減、構図、ピントなど、すべてに集中します。限られた枚数だからこそ、撮影そのものがより意義深く、満足感が得られます。

写真を撮る行為そのものが、ただの記録ではなく、ひとつの体験になります。


昔のカメラは使い方が難しいと思うかもしれません。

でも、実は機能が少ないからこそ、意外と簡単に使えます。ピントは目測、露出は勘や露出計で決める。このシンプルな仕組みが、撮影をより楽しいものにしてくれます。

まずはカメラを手に取って、シャッターを切る楽しさを味わってみてください。

そして、これまでよりも写真を撮ることが楽しくなっていただけたら嬉しいです。



 


 


[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月22日 13時30分 ]

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【SONY】野鳥だけじゃない!超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」をもっと楽しむ視点。

【SONY】野鳥だけじゃない!超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」をもっと楽しむ視点。

3月も半ばの三寒四温の温の方、雪もちらつくような日もある中で恵まれた快晴の葛西臨海公園に「SONY α1」と「SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」の組み合わせで撮影に行ってきました。目的はそう「海辺の野鳥」と思われる方が大半かと思いますが実はその割合は低め。今回は純粋にスナップ撮影を主な目的としてこの超望遠ズームを使います。と言いますのも、目を付けたのは「最短焦点距離」がワイド端からテレ端まで変わらず2.4mというところ。どう使うかは写真を見てのお楽しみ。早速どうぞ。

まずは定番の野鳥撮影で肩慣らし。APS-Cクロップモードを使用すればテレコンバーター無しでも最大換算900mm相当まで寄れ、なおかつボディの画素数とAFの底力によって何不自由ない撮影が実現。
強いて言えば今回の撮影を野鳥メインで考えていたならばまだ望遠がもう少し欲しいところですが、そこは登場したばかりの「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」の出番となるのです。



上からヒヨドリ、オオバン、ハクセキレイ。街中でも見られる一般的な鳥たちですがここまで寄れればとても画になります。
私は普段野鳥を撮影する習慣はありませんが、ズームができることによって構図を整えやすいのでありきたりな写真になってしまうことを極力回避することができました。
今回はメインの被写体ではないにしても、寄れること、構図を作れること、そしてピントが気持ちよく合うこと、この感動は代え難い体験です。

さていよいよ本題。
超望遠スナップもご覧ください。











シャッターを押す手が止まりません。
「あ、いいな」と思ったテクスチャに対して一歩も動くことなくアプローチできる感覚と言いますか、それこそこの「世界から表現を盗み取っている」かのような心地よい錯覚に陥ります。語源こそ定かではないそうですが“steal(盗む)”から来る「スチル撮影」をはっきりと痛感する納得の瞬間が連続。趣味で制作しているイラストや作品にも転用できるような素材がこんなにもたくさん、簡単かつ完璧に手に入っていくので個人的にはなお中毒性バツグンの時間でした。

ちなみにスナップ撮影は最短2.4mの感覚を大体覚え、多くの写真をほぼ置きピンで行いました。普段最短焦点距離が1mのレンズを最短置きピンで使うことも多いため、単にその応用ということになります。さらにここで効いてくるのが全域で最短焦点距離が変わらないこと。欲しい構図までぐーっとズームしたり引いてみたり、その間にわざわざ自分が動く必要がないので最高です。この風景、自由自在に切り取り放題。

2.4m先の被写体に目が疲れてきたならば遠くにも目を向けて。
これまた圧縮の効いた良い望遠の景色が広がります。

・・・

いかがでしたでしょうか。
「超望遠!」と聞くと「何を撮るために?」という必然かのような問いが頭に浮かんでしまうところ、敢えて何も決めずに挑んでみるという選択肢。つまるところ何を撮ったとしても肉眼からは大きくかけ離れた非現実感が画を作り、そこから生まれる面白さは自ずと人々の目を引くことになるのです。「すごいレンズだ、でも必要ないしな」という思考に陥りがちな私ですが、特に望遠域に関しては何の目的もなく一つ良いものを。と改めて考え直すきっかけにもなりました。

冒頭でもお伝えしましたがもっと寄りたいあなたには待望の「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」が満を持して登場!
そこまでの望遠は必要でなかったり、解放値も5.6スタートくらいが使いやすそうと思われる方、そして何より世界から盗み取っている“steel”の感覚をとにかくまず体験したい方はぜひご検討ください。

[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月21日 18時50分 ]

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【FUJIFILM】1台2役!instax WIDE Evo

【FUJIFILM】1台2役!instax WIDE Evo

Evoシリーズの第2弾として登場した「instax WIDE Evo」

ミニフォーマットサイズの2倍の大きさのワイドフォーマットのサイズをプリントできます。

従来通りのチェキとしての使い方はもちろんのこと、スマホプリンターとしても使うことができる1台2役のカメラとなっております。

instax史上最も広角なレンズを搭載しています。「WIDE ANGLE」のスイッチを切り替えることで広角レンズならではの効果が生まれる1枚が撮影できます。

スイッチはボディ前面にありますので、素早く切り替えができます。

ワイドフォーマットのため、背面の液晶モニターも大きなサイズです。

フィルムエフェクト10種類、レンズエフェクト10種類を掛け合わせて100通りもの撮影エフェクトが使用できます。さらに新搭載のレンズエフェクトの度合い調整が100段階で選択可能なのでご自身の好みの具合に調整ができます。

どのように調整されているかはすべてモニター上で確認ができるので、失敗することもありません。


屋外とライトプリズムのレンズエフェクトの相性が良いと感じました。

こちらの2枚は、スマートフォン内の写真をダイレクトプリントした作例となります。

プリント前に画像を編集することもでき、風合いにあったフィルターに変更したり明るさやコントラスト、彩度の編集が可能です。

また画質モードは「INSTAX-Rich モード」「INSTAX-Naturalモード」の2種類から選択できます。

本体上部にあるこちらのボタンは、「Film Styles」を変更できるボタンとなります。

ノーマル、シネマティック、デートスタンプ、湿版印刷、コンタクトシート、フィルムストリップの計6種類が選択できます。

デートスタンプのフレームは、子供の頃に撮ったフィルムカメラの写真を想起させるデザインで特に好みでした。

ワイドフォーマットは広い範囲を映すことができるので、卒業式や入学式シーズンにも活躍するのではないでしょうか。

現在新品はご好評につき新規受注を一時停止中となります。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年03月21日 14時00分 ]

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【Panasonic】新発売したG99M2と撮影を楽しむ

【Panasonic】新発売したG99M2と撮影を楽しむ


2025年2月に発売された、Panasonic LUMIX DC-G99M2。
2019年に発売されたG99の後継モデルとなっています。今回はこちらの高倍率ズームレンズキットを持って撮影に出かけてまいりました。
高倍率ズームレンズキットに付属しているレンズはLUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.です。
35mm換算で28mmから280mmまでカバーしており、レンズ内手振れ補正も搭載。一本で何役もこなせる便利な高倍率ズームレンズです。
温泉街へ出かけた日に一緒に撮影してきましたので早速ご覧ください。


温泉が湧いているところは水がきれいなところが多いため、必然的にお蕎麦もおいしいところが多いです。
朝から4時間程度バスに揺られていたので、降り立った時にはすっかり空腹でした。
事前に調べていたお蕎麦屋さんにちょうど空席があったのですぐに飛び込みました。
お蕎麦と親子丼のセットに山のきのこの天ぷら盛り合わせを注文しました。LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.の最短撮影距離は焦点距離14-21mm時0.3m、焦点距離22-140mm時は0.5mです。
このように、テーブルに置かれた料理も楽々撮影できる嬉しい最短撮影距離です。きのこに紛れてリンゴの天ぷらがあり、柔らかい甘さがとても美味しくデザート感覚で食べました。
また、レンズの長さは約75mmととてもコンパクトです。これくらいの高倍率ズームでこの大きさはとても小回りがきくためマイクロフォーサーズのあらゆるカメラボディと使用しても使いやすいレンズであることは間違いありません。
天ぷらの写真を見てみても、しっかりシャープな描写になっているもののピント面がカリカリと立ちすぎていることなくちょうど歯ざわりのよいちょうど一番おいしそうに写る理想のピントの立ち方だと思いました。


思ったよりも満腹になったので、体を動かすことにしました。
レトロな温泉街にでよく見る射的ゲームがあったので、体験してみることにしました。
G99M2はAF方式にコントラストAFを採用しています。同じPanasonic製のカメラでもフルサイズではS5M2以降、像面位相差AFを使用していますが、G99M2では前モデルと同様コントラストAFとなっております。
コントラストAF=フォーカススピードが遅いというイメージを持っていたため、このカメラを使用するうえでAFスピードは少し心配していました。
しかし、歩きながら人物や風景にピントを合わせてもAFは迷うことなく瞬時にフォーカスにポイントを合わせてくれました。
メーカーホームページを確認してみると、Panasonic独自の「DFDテクノロジー」により、0.07秒の高速AFを実現している、とのことでした。長年多くのカメラでコントラストAFを採用しているPanasonicだからこそ実現できる高速かつ高性能なAF技術であることが分かります。


こちらは射的の景品となっていたアヒルです。
露出を少しアンダー気味にしすこしレトロで風情のある雰囲気を表現してみました。
しかし、アヒルのビビットな黄色は暗く設定しても鮮やかに映えています。
Panasonicのカメラは元来、他メーカーと比べても目を引くような色味が特徴の一つです。
加えて、今回の写真はすべてフォトスタイルを「ヴィヴィッド」に変更しています。
メーカーのHPによると「鮮やかでメリハリがあり、みずみずしく躍動的な表現を強調するフォトスタイル」と紹介されていました。
この黄色を見ても感じられるように明暗のはっきりとした鮮やかな色彩表現が可能であることがわかります。
射的は一本だけ的を倒すことが出来ましたが他は的を外し、アヒルをゲットすることは出来ませんでした。
参加賞としていただいた駄菓子が帰りのバスで楽しく食べました。
ヴィヴィットの他にも「L.モノクロームD」などカラー、モノクロ問わず多くのフォトスタイルがあるため、自分好みのフォトスタイルを見つけていくこともオススメです。


G99M2を実際に使ってみて、そのコンパクトさや軽量さの他に、ファインダーの写りがきれいであることも一つ大きく驚きました。
ファインダーは、約236万画素の有機ELディスプレイが採用され実際に目にしている通りにファインダー越しに確認可能です。
EVFがクリアで見やすいことは、ファインダーを覗いて撮影するうえで自分の思い通りの色や明るさとなっているかということをストレスなく確認できるためとても重要なことだと思っています。


また、約530gという軽量なボディ、大きさも約幅130.4mm×高さ93.5mm×奥行77.4mmと全体的にもコンパクトなカメラですがグリップの握りこみはしっかりしているため今回のような小さいレンズは勿論、サイズの大きい望遠ズームレンズをつけても持ちやすく撮影が可能です。
また今回は動画撮影は行っていませんが、4K30pで時間制限なく撮影可能であったり連写性能にも優れ秒間約9コマでの撮影が出来ます。
軽量でコンパクトなカメラであることやG99がもともとエントリー層に向けて作られたカメラであることを考えると機能に何か十分でない点があるのではないかと思うかもしれませんが、そのようなことはなく静止画ユーザーでも動画ユーザーでも幅広く高い性能で楽しめることが出来ます。


今回使用した、新製品のG99M2。
AFも素早く、ファインダーも見やすく思い通りの撮影がすぐに撮影可能です。
旅行で素敵な思い出をストレスフリーで楽しめる、カメラが新登場しました。

 

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年03月20日 15時05分 ]

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【終了しました】新品指定商品ご購入でオリジナルレンズキャップシールをプレゼント!

【終了しました】新品指定商品ご購入でオリジナルレンズキャップシールをプレゼント!

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

この度は普段からCanon製品をご愛顧いただいているお客様、Canon製品にご興味があり、これから使ってみたいとお考えのお客様へ、
マップカメラ限定の素敵なアイテムをご用意いたしました!
Canonの新品指定商品をお買い上げの方にオリジナルデザインのレンズキャップシールプレゼントいたします。
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。

今回ご紹介する「レンズキャップシール」はレンズリアキャップに貼り付けることでレンズ着脱時や鞄での持ち歩きなどの際にレンズを見分ける目印の役割を果たします。

普段持ち歩くレンズたち、このように並んでいれば一目で見分けがつきますが、カメラバッグで持ち運ぶときになかなかどちらのレンズかわからなくなることがあります。そんな時にこのシールをリアキャップに貼っておけばまさに一目瞭然です。
防湿庫などでの保管時にも大変おすすめです。

これで必要な時に迅速なレンズ交換が可能です。
シールはリアキャップの枠に合うようデザインされており簡単に貼り付けることが可能です。
表面はマットな感触でキャップの質感にもよくマッチします。

シールは10種のラインナップを1枚の台紙にまとめております。
レンズは下記のラインナップをご用意いたしました。

・RF14-35mm F4 L IS USM
・RF15-35mm F2.8 L IS USM
・RF24-70mm F2.8 L IS USM
・RF24-105mm F4L IS USM
・RF70-200mm F2.8L IS USM
・RF70-200mm F4 L IS USM
・RF100-400mm F5.6-8 IS USM
・RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
・RF200-800mm F6.3-9 IS USM
・RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

また、Canonではキャッシュバックキャンペーンを実施中!


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マップカメラでご購入いただくとダブルを超えてトリプルでお得です。
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[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月20日 11時00分 ]

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『CANON (L) 85mm F1.5』で写す穏やかな日差し

『CANON (L) 85mm F1.5』で写す穏やかな日差し

3月も後半に入り、春の気配が近付いてきました。
春服のコーディネートを考えたり、季節の花をどこに撮りに行こうかと計画したりとこれからますます筆者の気持ちも上がってきます。
カメラやレンズの組み合わせも服のコーディネートのように純正同士かアダプターを介して異なるメーカーで合わせようか、
考える時間もまた楽しいものです。
ミラーレス一眼カメラはフランジバックが短いマウントが多いので一眼レフカメラよりもアダプター遊びの選択肢がより多いのが特徴です。

LTMやL39マウントとも呼ばれるLeica スクリューマウントのレンズはMマウントに変換できます。
そこからさらにRFマウントに変換するアダプターを使ったダブルマウントの状態にして遊んでみました。
今回撮影に使用した機材は『EOS R1』と『CANON (L) 85mm F1.5』です。
現行フラッグシップカメラと70年以上前に発売されたレンズはどんな出会いになるのでしょうか。

今回、このレンズを使用して感じた印象は逆光時が特に個性的な描写をするということでした。
真逆光で太陽にレンズを向けて撮影すると大きな前玉に吸い込まれるように光を受け止めます。
松の先端もやわらかく写し、太陽の光にほんわりと包み込まれているように見えました。

逆光で絞り込んだ場合にはビーム光線のような強烈なゴーストが出ました。
現行レンズではお目にかかれない個性的な写りはクラシックレンズならではの味わい深さといえるでしょう。
夏の強い日差しの中での映像作品にも使えそうなが気がしました。

『EOS R1』のピクチャースタイルはスタンダードモードで設定しています。
『CANON (L) 85mm F1.5』は落ち着いた色乗りとコントラストが出るレンズで誇張をしない描写は
写真を見る人を落ち着かせ、飽きがこない仕上がりになりました。
85mmの焦点距離は人が時の注視した視界になり、被写体から距離がある場合でもスナップ的に切り取ることが容易な便利な画角です。
F1.5の絞りは被写界深度が浅くなるので、ボケ感を活かした構図が作りやすいです。

F11位まで絞り込むと遠景の線がしっかりとした描写になってきます。
しっかりとしたシャープな線ですが、目に優しい解像感なのでカリカリしすぎない写りが筆者は好みです。
空の色が淡く穏やかなコントラストで、現行のミラーレス一眼カメラでもクラシックレンズを組み合わせることにより、
どこか懐かしいオールドな描写が楽しめます。

85mmの画角はM型ライカで使うと90mmのブライトフレームで構図やピント合わせをするので少し慣れが必要なことがあるかもしれません。
外付けファインダーやライブビューを使う方法もありますが、
『EOS R1』の倍率0.9倍、944万ドットのEVFであればピント合わせもしやすく、一瞬のシャッターチャンスも逃しにくいです。
グリップのホールド感も良いので、オールドレンズの母艦機としてもおすすめしたい1台です。

先日、撮影した写真を取り込もうと『EOS R1』とスマートフォンをペアリングしたところ、
ファームウェアのアップデートのお知らせをCamera Connectアプリ上で受け取りました。
スマートフォンにファームウェアをダウンロードし、『EOS R1』とWi-fi接続し、いざアップデート。
カメラ上に「ファームアップ中は電源を切ったり、ボタンに触れないで下さい」の旨が全て英語で表記され、
更新状況のゲージが100%になることをしばし待ち無事更新完了。

筆者の今までの経験ではファームアップといえば初期化したメモリーカードを用意し、
PCにファームをダウンロードして、メモリーカードにコピーして、カメラに入れてやっとファームアップ開始。
という一連の作業に慣れきっていたので、最新のミラーレス一眼カメラの技術の進歩を改めて感じました。

いかがでしたでしょうか。
マウントアダプターを使えばオールドレンズの定番のライカスクリューマウントのレンズやMマウントのレンズでも遊べる『EOS R1』。
キヤノンやニコンはフィルムカメラ時代にレンジファインダーカメラやレンズを製造しており、
令和になった今でも、それらのレンズ資産を活かして写真や動画撮影を楽しめます。
これから訪れる春の季節を穏やかに写すのにぴったりな、オールドレンズとお気に入りのカメラと共に出かけてみてはいかがでしょうか。

 


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期間: 2/15(土)11:00 ~3/31(月)14:59

 

 

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年03月19日 18時30分 ]

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【Voigtlander】コンデジ感覚でレンズ交換式カメラを。

【Voigtlander】コンデジ感覚でレンズ交換式カメラを。

今日コンパクトデジタルカメラ「コンデジ」の人気が高まっております。
手にすることが難しいほど、どこにも在庫がないなんてこともしばしば
そんな方にお勧めする今回の機材。

Voigtlander ULTRON 27mm F2 X-mount(フジフイルムX用)
パンケーキレンズに合わせたのはこれまた手のひらサイズのカメラボディFUJIFILM X-E4です。

コンデジといえばスナップということで古着屋散策に下北へ行ってまいりました。
撮影日は春先のあたたかな心地の良い日。
メインはショッピング。今回は首から下げて持ち歩くのではなくポケットに入れてすぐ取り出せるようにしました。

ボディは約364gレンズは約120gと合わせて約484gととても軽く気軽に持ち運ぶことができます。
ボディの厚みはわずか32.7mmレンズは23.5mm冒頭にもお伝えした通りの手のひらサイズ
ついつい買ってしまい荷物が増えたとしてもカメラが負担になることはありません。

ゆったりと流れる時間の中で、ファインダーを覗きピントを合わせる楽しみがあるマニュアルレンズ。
ピント調節用のフォーカスリングには指がかりの良い形状のレバーを担っており、さらに総金属製ヘリコイドユニットと高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現しております。
またボディはフラットな軍艦部ではございますが約236万ドットの高精細な電子ビューファインダーを搭載しており微妙なピント調整を可能にしてくれます。

フルサイズ換算40mm相当の画角は一般的な標準レンズより少し広い範囲が写せスナップにより向いております。
町中を歩きながらふらりとお店に入るように、ふと足を止めシャッターを切る。
最短撮影距離は0.25m、気になる商品の全体を撮影したり、グッと被写体へ近づきアクセサリーや服の質感をしっかりととらえてくれました。

休憩で立ち寄ったカフェ。店内はそこまで広くはない中ではありますがそこで活躍するのがタッチパネル搭載180°チルト式LCDモニターです。
目立たずにいろいろなアングルで撮影ができます。
モニターは最大180°上方向に反転するため、セルフィー撮影も可能。友達と自撮りなどもできます。

一通り町中をめぐり夕暮れ時。薄暗い場面でも画像周辺部まで高い解像を保ちます。
照明などを撮影してもフレアゴーストは出にくく色被りなどの現象も全く気になりません。

レンズには電子接点を搭載しており、Exif情報・フォーカスチェック・撮影距離連動表示が可能となっているためより使いやすい仕様になっております。※電気通信ができるボディに一部制限がございます。公式サイトのボディリストをご確認ください。

X-E4のデザインとあったVoigtlanderレンズ、見た目も映りもクラシカルを大切にしたセット。
自由気ままな休日のお供にいかがでしょうか

↓今回の撮影機材は↓

 





[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:25年03月18日 17時00分 ]

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【SIGMA/Panasonic】数多の選択肢から選び取る、軽量カジュアルに野鳥まで撮れる組み合わせ

【SIGMA/Panasonic】数多の選択肢から選び取る、軽量カジュアルに野鳥まで撮れる組み合わせ

3月になって早々また雪が降るとは思いませんでした。
そろそろ上着も薄手の出番かと思っていた矢先、毎度のことながらのんびりとした衣替えの筆者ですが今回は仕舞い込まずにおいて救われた思いです。

一般的に立春から3月はじめを指すことが多い早春、温かく包み込んでくれる布団に暁を覚えずといきたいところ朝から電話がかかってきました。
「ニュースで梅が見頃だと流れていたから一緒に見に行こう!」という元気な第一声。三十年来の幼馴染とは定期的に交流を持ち、特に春には花見が定番なのですがまさか梅から誘われるとは思いませんでした。とはいえ遡ること奈良時代には花見といえば梅だったようです。

今回はがっつり撮影ではなくカジュアルに楽しみながら撮影しようと持ち出したのは 「SIGMA fp ボディ」、あわよくばウメジローが撮れないかと小型軽量高倍率ズームレンズの「Panasonic LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S. S-R28200 」を選択しました。

電車に揺られること約1時間弱、到着した広大な公園はお互い小学生以来に訪れることになりました。大きな案内看板を見上げつつ、お目当ての梅林はというと一番奥まった場所にあるようです。他に椿・山茶花園、ボートにも乗れる池があるようだったので、道中撮影したり昼食をとったりしつつのんびり散策することにしました。

まず向かったのはこれまた奥の方にある椿・山茶花園。緩やかな坂が見えた時点で嫌な予感はしていましたがちょっとした丘を登るように向かい、椿・山茶花園自体も傾斜した曲がりくねった小道となっていました。もっと整備された歩きやすい道もありましたが、小道にある花の方が見頃だったのと、ちょっと童心にかえったような気持ちでした。望遠レンズの圧縮効果もあってか秘密基地にでも続いていそうです。

あたたかみを意識して撮影した1枚。なかなか見ない種類だと思いつつシャッターをきりましたが後から調べてみればここが誕生したのは1971年、元は個人所有だったものを企業が買い取り、寄贈されてきたそうです。現在では合わせて約600種、7,000本ほどあるのだとか。

歩きにくい斜面を撮影しつつ近況など話し合っていたら少し疲れたので小休憩。あちこちベンチやテーブルがあり、家族連れが多いのも頷けます。ふと上を見上げてみたら不思議な形の木の実がありました。小さな松ぼっくりのような硬そうな実です。

椿と山茶花を存分に楽しんだあとは池へ向かいます。日曜だからかボートに乗る人たちの姿も多かったです。太鼓橋やいかだ橋があったのでそちらを渡りつつ、少し離れた池へ向かえば白鳥の姿がありました。飼育されているようで白鳥注意の看板が。うかつに手を伸ばせば噛まれるようです。こんなに優美な姿の白鳥ですがなかなか気性が荒いのかもしれません。もちろんそんなことはせずここでも望遠ズームレンズが役立ちます。

そうこうしている間に1時間ほど経過したでしょうか。やっとお目当ての梅林に到着しました。少し離れたところからでも梅の良い香りがしてきます。満開の梅林を広角側で撮影。

ふと花びらが落ちてきたので見上げるとメジロも梅の花を楽しんでいました。あちこち短距離を飛んだり跳ねたりしつつ蜜を吸っているようです。

撮影できたら良いなくらいの気持ちでしたが今日選択したレンズはこの時のためです。梅に夢中なメジロは思ったより近くにきてくれることも多く、ぴょんぴょん動き回る小柄な姿をフレームに収めようとひたすらシャッターを切っていました。

ここまで気付けば2時間半ほど、椿や山茶花、梅にメジロと想像以上に撮影するものが多く旧交をあたためつつも楽しんで散策することができました。

2018年結成時のライカ、シグマ、パナソニック3社に加え、現在では全8社がLマウントアライアンスに参入しています。
ボディ、レンズと幅広い選択肢から自分に合った組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月17日 19時00分 ]

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【SONY】α7C IIとクリエイティブルック!優しい印象の写真を楽しむ

【SONY】α7C IIとクリエイティブルック!優しい印象の写真を楽しむ

今回撮影に使用したSONY「α7CII」には「クリエイティブルック」と呼ばれる機能が搭載されています。「クリエイティブルック」はカメラにプリセットされている10種類の個性的なルック(色味など画像の雰囲気のこと)です。カメラ側で設定できるので、撮影後にすぐにSNSにアップロードしたい方にもおすすめです。
まず、クリエイティブルックが分かりやすいように通常撮影の写真と比較してみます。

クリエイティブルック未使用

カメラ側では適正露出でしたが室内撮影だったので、のっぺりとした写真となってしましました。同じ設定のまま、クリエイティブルック「SH」で撮影してみます。レンズはSEL50F14GMを使用しました。

クリエイティブルック「SH」

一気に雰囲気が変わり、明るい印象となりました。色味がパステルカラーで可愛らしい印象です。SNSやブログなど撮って出しでも十分に楽しめます。

このルックは空や海などの青が水色に変化するので可愛らしい印象の写真となります。シャドウ部も持ちあがるので明るい雰囲気です。

曇り空での撮影でも試してみました。曇りだと雰囲気が暗くなってしまうので撮影時の露出や編集が難しいのですがこのルックはとてもいい雰囲気に仕上げてくれました。晴天から曇り、室内など幅広く楽しむことができました。

被写体や天候、ユーザーによっても好みが分かれると思いますがクリエイティブルックは現在10種類あるので、きっと好みの色味が見つかると思います。また、コントラスト、シャープさ等は調整可能なのも自由度が高く扱いやすいポイントだと思いました。

ちなみに、今回使用したα7CIIはキャッシュバック金額¥20,000円となります。これから写真を本格的に始めたい方、フルサイズデビューなど多くのユーザーの方へオススメできる一台となっています。今回紹介したクリエイティブルックを活用して楽しい写真ライフをお過ごしください!

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▼キャッシュバックについてはこちら▼


今回ご紹介したカメラ・レンズ以外にもたくさんの魅力的な対象商品があり、レンズの他いマイクもキャッシュバックを受けていただく事ができます。
さらに対象ボディとの同時購入であれば、バッテリーを購入いただいた場合、バッテリーもキャッシュバックを受けることが出来るようになっております。
上のバナーリンクから対象商品一覧を確認していただきお求めの商品があるかご確認下さい。

更にマップカメラではインターネットからのご購入で安心の新品2年保証サービスをご用意しています。
お買い得なメーカーキャッシュバックは2025年5月7日まで!ぜひこの機会をお見逃しなく!

[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月16日 12時00分 ]

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【Canon】誰もが待っていた理想のカメラ。実現したのはCanonでした。

【Canon】誰もが待っていた理想のカメラ。実現したのはCanonでした。

目次
  1. はじめに
    1. 冒頭文
    2. ファインダーについて
  2. 画質について
    1. GDローパスフィルターによる、画素数以上の解像感
    2. グラデーションや色の話
    3. コントラストについて
  3. 動体撮影で実感する、「誰もが待っていた理想のカメラ」たる性能
    1. 冒頭文
    2. プリ連続撮影
    3. ピントチェックと画像選定の素早さ
    4. カメラ内アップスケーリングで超高画素化
    5. AF性能の向上
  4. まとめ
    1. おわりに

 

 はじめに

 

 冒頭文

2024年11月29日。
カメラメーカーの巨匠Canonが、フラッグシップミラーレス EOS R1を発売しました。
プロの方はもちろん、写真を趣味として楽しむ方にも好評いただいている本機。
いつ触れるかウズウズしていましたが、その機会が訪れたため数日間にわたり試用してきました!
 

 ファインダーについて

 
ボケの綺麗な大口径高級ズームの写真

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 焦点距離:35mm

 
EOSのミラーレスカメラの中でもずば抜けて大きいファインダーは、上質な撮影体験を与えてくれます。
シルクのように清らかな大デフォーカスの中、視線入力でモニュメントにカーソルを合わせる。
シャッターを半押しすればリングUSMが強烈なトルクでフォーカスレンズを動かし、瞬く間に合焦。
制振の聞いたメカシャッターがシャコンと切れて、あとには思い描いた通りの写真が残る・・・。
普段は背面ディスプレイで撮影画像のチェックをするのですが、このカメラはファインダーでそのまま確認してしまいます。
なぜなら、画質が美しいから。
「アフタービューをファインダー内に表示したくなる」カメラはこれが初めてでした。
 

 画質について

 

 GDローパスフィルターによる、画素数以上の解像感

さて、画質を見ていきましょう。
搭載されたセンサーは約2420万画素の為、高画素化が進む昨今においては決して大きな数字ではありません。
しかしこのセンサーには「GDローパスフィルター」が搭載され、モアレや偽色の抑制と高解像を高いバランスで両立しています。
今まで一眼レフのEOS-1D X Mark IIIにしか採用されていなかったものですが、とうとうミラーレス機にも搭載されました。
以前EOS-1D X Mark IIIを試写した際、それまでのEOSとは違う、まるでヴェールを1枚取り去ったかのような写りに感銘を受けたのですが、今回もしっかりと効果が感じられ、ミラーレス機の中でも一段とクリアな写りが楽しめました。

大口径高級ズームで撮られた奥行き感のある写真

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 焦点距離:49mm

 
組み合わせたレンズの力によるところも大きいとは思いますが、このヌケ、この立体感!
ボート付近のロープやシャフトがしっかり分離し、被写界深度内なのにも関わらず手前と奥がしっかり判るのです。
圧縮された画像しかご覧いただけないのが悔しくなるくらいの高画質。
ただシャープなだけではこうはなりません。
 

 グラデーションや色の話

 
EOS R1は白の再現性に優れる

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 焦点距離:38mm

 
グラデーションを見るために狙ってみたカットですが、非常にきれいです。
普段EOS R6 Mark IIを使っている筆者からするとナチュラル寄りの色味かつ高コントラストに感じ、「ああ、EOS-1Dシリーズの頃も下位機種と比べると少し彩度が低めでコントラストが高めの画作りだったなあ」と懐かしくなりました。スポーツフォトの現場で「撮って出し」納品をする場合は非常に良い塩梅です。
また、EOS R1はどのピクチャースタイルを選んでも色ごとのつながりが良くなった気がします。

EOS R1は色の再現に優れる

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:400 / 焦点距離:41mm

 
この撮影は寒さの堪える2月でしたが、それでも海は少しずつ春めいてきていました。
真冬の透き通るような透明感・・・というよりは少しだけ眠さを感じる色味の渚、掛値なしにきれいです。
以前のEOSシリーズなら色相を調節して水色を強調したものですが、もうそんな必要もないのだな・・・と少しばかり寂しくなりました。
本当に進化している。それはもう、嬉しいほどに。
 

 コントラストについて

 
EOS

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 焦点距離:70mm

 
ここで少し仕様のお話をさせてください。
以前からCanonが採用し続けてきた表面照射型CMOSは、白の表現が得意なイメージがありました。
自動車メーカーそれぞれのパールホワイトの色味の違い(青っぽい白や黄色っぽい白)や、白い服の影になっている部分と日の当たっている部分の描きわけが上手いのです。
他社の裏面照射型CMOS機と比べると結構なアドバンテージを感じていたこともあり、「R1の裏面照射CMOSはどうかな・・・」と少し不安に思っていたのもまた事実。
しかし上のユリカモメを見ると、まったくの杞憂だったと判りました。
様々な白をちゃんと描いてくれているのですから。

EOS R1はコントラストの表現が上手い

RF 28-70mm F2L USM / 絞り:F2 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:100 / 焦点距離:28mm

 
ひとしきり海を練り歩き、日が暮れてからも感動は止まりません。
何とはなしに撮った1枚に再び驚かされてしまいました。
今までのEOSでは暗くなりすぎるか、過剰に明るく補正されてコントラストの低い眠い画になりがちなシーンにもかかわらず、ちょうど良い塩梅のコントラストに仕上げてきたからです。
オートライティングオプティマイザの制御上手くなったか?と言葉に漏れてしまいました。

ーさすがのフラグシップ機だ。
この日は大満足で帰路に就き、ルンルン気分で車を運転して・・・。
「あ、動きもの撮るの忘れた」

そんなわけで後日改めて動きものを撮りに行ってきました。

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・・・

 

 動体撮影で実感する、「誰もが待っていた理想のカメラ」たる性能

 

 冒頭文

EOS R1は縦線検出と横線検出のフォトダイオードを規則的に配置し、クロスAFを実現しています。
もともとCanonのAFは高速・高精度でしたが、それが更にレベルアップしているわけで、それ相応に難しいものを撮りたいと考えました。
そこで「枝や草がいっぱいで縦線と横線まみれの茂みや物陰」など、一筋縄ではいかない場所にいる小鳥を狙いに川へと出かけたのです。
レンズはRF200-800mm F6.3-9 IS USMを選びました。

野鳥撮影で大切なことは、
①まず目当ての鳥に出会うこと(一番難しい)
②プリ連写系の機能があること
③被写体認識が高性能なこと
だと思っておりますが、今回はカメラが高性能なので②と③は余裕でクリアしています。
行ってみましょう!

小型の野鳥を逃さない補足能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
ここでタイトル回収をさせていただきます。
「誰もが待っていた理想のカメラ」それはR1だと。
順番に理由をお話しさせていただきます。
 

 プリ連続撮影

 
急激な動きも逃さない補足力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:2000 / 焦点距離:800mm

 
本ブログに登場する野鳥の写真は、すべて「プリ連続撮影」を使用しています。
EOS R5 Mark IIから搭載されているこの設定は、以前の「RAWバースト」と違いJPEGで記録ができる目玉機能。
連写したカット1枚1枚が独立した普通のJPEGなので、RAWバーストとは扱いやすさが段違いなのです。
シャッターボタンを押したタイミングよりも、最大20コマ分さかのぼって記録ができるので、鳥が飛び立ってからシャッターを押せば飛翔の瞬間が撮れます。
JPEGで撮影しているので、DLO(デジタルレンズオプティマイザ)が適用された状態なのも嬉しいポイントです。

 ピントチェックと画像選定の素早さ

 
飛び立つ瞬間の小鳥の画像

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:1000 / 焦点距離:800mm

 
この次に活躍するのが「プロテクト」と「この画像を含む連写画像全てを消去」です。
プリ連続撮影で撮影した後に、メイン電子ダイヤル(背面の大きなダイヤル)を回して1番良いカットを選んだら、すかさずプロテクト。
そのあとは削除ボタンを押して「この画像を含む連写画像全てを消去」を選ぶと、プロテクトした画像以外の1連の連写画像が一瞬で全部消せるのです。
他メーカーでも搭載されている機能ではありますが、これは凄まじい作業効率化です。
画像のピント確認がしたければ、あらかじめシャッターボタン脇のM-Fnボタンに等倍拡大を割り当てておけば一瞬でピント位置を等倍拡大。
これらを組み合わせれば選定から削除までわずか3~4秒で終わりました。

この流れで選び出された、川の中から様々なものを引っ張りだすセグロセキレイ君をご覧ください。

野鳥の決定的瞬間の画像

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:6400 / 焦点距離:800mm

 
野鳥の決定的瞬間の画像

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 

 カメラ内アップスケーリングで超高画素化

さて、まだまだ終わりません。
上記一連の流れが終わったら次の鳥を探しに行くわけですが、歩いている間にカメラ内アップスケーリングをかけておけば9600万画素相当の画像が生成されます。
1枚10秒程度で仕上がるので、移動中にすぐ終わります。
アップスケーリングをすれば、「フルサイズ機なのでマイクロフォーサーズ等のように焦点距離が稼げない」という弱点をしっかりカバー。
大きくトリミングしても画素数をキープできるので好きな構図を作ることが可能です。

EOS R1で撮られた、美しいカワセミの画像

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:6400 / 焦点距離:800mm

 
元画像を大きくトリミングしても・・・この通り!

EOS R1のカメラ内アップスケーリングで9600万画素にアップスケーリングされたカワセミの写真

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:6400 / 焦点距離:800mm

 

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 AF性能の向上

そして当然のように被写体認識AF性能も上がっており、以前の機種でよくあった「カワセミを見つけてロックしたが、待っている間に緩やかにピントがずれていく」といった事は大幅に減りました。
飛翔の瞬間を待つ間はずっとAFを喰いつかせているわけですが、そこで外れないという事は決定的瞬間を逃さないという事につながります。
下のカットはどれも待ちからの飛翔なのですが、全くのストレスフリーで撮れました。

突然飛び立つ小鳥を追従できる被写体補足能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
突然飛び立つ小鳥を追従できる被写体補足能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
突然飛び立つ小鳥を追従できる被写体補足能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:2000 / 焦点距離:800mm

 
ダイブから帰ってきて、水を振るい落とすためにブルブル。
目が瞬膜で覆われた瞬間もこの通り。

カワセミの瞬幕が下りた瞬間をとらえる連射能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:2500 / 焦点距離:800mm

 
そしてそして、今回一番感動した写真がコチラ。

へたくそなカメラマンでも飛翔中のカワセミを捉えられる補足能力

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
のんびり歩いていたところ、突如目の前をカワセミが横切ったことに気づき、大慌てで腰だめでカメラを構えて(本当に余裕がなかったのです)連写したら写っていました。
しかもピントがちゃんと来ている!
若干緩い描写なのは私の腕のなさが原因ですが、それにしたってこんなに酷い構え方・振り方でこんな写真が撮れるだなんてあり得ませんでした。
少なくとも今までは。

この次の写真ではとうとうダイブの瞬間に立ち会えたのですが・・・

大失敗

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
流石にご覧の有様です。
もちろんこれは私の技量不足。
秒間40コマ連写ですら2カットほどしかカワセミが写っていないので、どれだけブレながらカメラを振っているかが良くわかります。
(本来はドットサイトを装着しビデオ雲台付き三脚に据え、ひたすらに練習をして撮るべきものなのです。。。)

オスのカワセミが力強く羽ばたく写真

RF200-800mm F6.3-9 IS USM / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:4000 / 焦点距離:800mm

 
今回モデルを務めてくれたカワセミ君。
嘴の下部が黒いのでオスでしょうか?(自信がありませんが・・・)
凛々しい顔に反して鳴き声は「チーーーー☆」。
そのギャップに何度も癒されました。

 まとめ

 

 おわりに

そろそろまとめに入ります。
総括すると
①プリ連続撮影が便利
②メイン電子ダイヤルを活用した画像選定が一瞬
③カメラ内アップスケーリングで超高画素化
④そもそもAF性能が圧倒的
となります。
これ以外にも
⑤縦位置グリップ一体型のボディなので握りこみやすく、超望遠を長い時間構えても疲れにくい
⑥長いバッテリーライフで安心
⑦ピント位置の等倍確認がシャッターボタン脇のM-Fnボタンですぐできる
⑧キヤノンならではの温かみのある鮮やかな色味
⑨JPEGで撮影しているので、DLO(デジタルレンズオプティマイザ)が適用される。(対応の純正レンズならすべて高画質化されている状態で撮影できる)
⑩読み出し速度が速いためローリングシャッターがほぼ皆無
という特徴が合わさり、非常に快適に撮影ができるのです。
1つ1つの特徴は他メーカーでも当てはまるものがありますが、すべてを合わせたトータルバランスがとにかく高く、使っていて夢のようでした。

撮影を便利にする各機能がてんこ盛りで、AFが速くて、高画質で、使いやすい。
少し前には夢物語だったような事が現実になったことに嬉しさを隠せません。
これぞ誰もが望んだ理想のカメラだと思うのは、きっと大げさではないでしょう。

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中古商品も見逃せません。




[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月15日 18時13分 ]

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【Canon】『キヤノン春のキャッシュバック2025』スタート!

【Canon】『キヤノン春のキャッシュバック2025』スタート!

日中の日の暖かさや、肌をなでる優しい風に春の足音を確かに感じる今日この頃。
春の気配とともに、『キヤノン春のキャッシュバック2025』がスタートしました!
こちらは、2025年3月14日(金)~2025年5月7日(水)の期間内に対象商品をご購入しご応募いただくと最大5万円のキャッシュバックを受けられるという大変お得なキャンペーンです。
気になる対象商品は下のバナーをクリックしてご確認ください。

数多くの対象商品の中からオススメのカメラとレンズを、魅力の伝わるMapTimesの記事とともにご紹介いたします。
※画像をクリックしていただくと、該当の記事にジャンプします。

1.EOS R3

2021年に発売されたR3。今回のこのキャンペーンでは最大額である50,000円のキャッシュバック対象となっております。
R3より搭載された「視線入力」。フォーカスを合わせたい箇所に視線を向けるとフォーカスポイントがその場に移動するため、一瞬も見逃せないシーンで最高の瞬間を逃すことなく撮影することが可能です。
さらに、ハイエンド機の名にふさわしい高速連写にも対応。電子シャッター撮影時において、AF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立しています。
静止画はもちろんのこと、動画性能も6K/60PのRAW動画内部記録や、4K/120Pハイフレームレート動画撮影を実現。さらにクロップなしのオーバーサンプリングによる4K/60P動画撮影も可能です。
動画も静止画も最高ランクのカメラです。

こちらのMapTimesでは、R3と一緒にRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMで動物園でアニマルフォトを撮影した記事となっております。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMも今回のキャッシュバックキャンペーンで45,000円のキャッシュバック対象ですのでこのセットですと95,000円のキャッシュバックとなります。
動物の毛の質感の違いや鮮やかな色彩の細部までしっかり描写するCanonの力に驚きが隠せません。

RF200-800mm F6.3-9 IS USMと共に逗子の海岸沿いにて撮影を行ったこちらのMapTimes。
RF200-800mm F6.3-9 IS USMもこちらのキャンペーンで40,000円のキャッシュバック対象商品となっております。
水面から今まさに飛び立とうとしている瞬間もR3の高性能なAFでしっかりと捉えられている写真は必見です。

2.EOS R6 MarkⅡ

続いて紹介しますのはEOS R6 MarkⅡです。今回のこちらのキャンペーンでは30,000円のキャッシュバック対象となっております。
優れた被写体検出性能とトラッキング性能を持つこのカメラ。人物や動物はもちろんのこと飛行機や鉄道もAF検出対象となっているため撮影したいものは何でもフォーカスを合わせることが可能です。一度検出したAFはしっかり追従するため途中でフォーカスが被写体を見失う心配もありません。
Canonのカメラの中でも屈指のオールラウンダー。日常の撮影から作品撮りまでなんでも任せられるすべての人にお勧めしたいカメラです。

こちらのMapTimesでは、Canon RF24-70mm F2.8 L IS USMを組み合わせて、春の陽気の中で動画撮影を行いました。
Canon RF24-70mm F2.8 L IS USMも今回のキャッシュバック40,000円の対象レンズとなっています。
さらに春が待ち遠しくなる柔らかい河津桜の動画は見たら動画に挑戦したくなります。

RF28mm F2.8 STMと組み合わせ、冬のある日に撮影に出かけたこちらのMapTimes。
RF28mm F2.8 STMは今回のキャッシュバックで5,000円の対象レンズとなっております。
駅前のイルミネーション動画は見ているだけでほのぼのとした気持ちになります。

3.PowerShot V10

2023年に発売されたVlog カメラであるPowerShot V10も今回のこちらのキャンペーンではキャッシュバック対象商品です。ブラック・シルバー・ホワイトの3色展開されており、すべてのカラーで5,000円のキャッシュバック対象となっております。
近年ますます人気の高まり、旅行の思い出で動画を残す方も多くなってきました。そのようなユーザーに向けてキヤノンが新たに立ち上げた、『PowerShot V シリーズ』。
その第1弾として発表、発売されたVlog カメラです。
写真撮影も快適でポケットサイズでいつでも持ち運び可能です。さらにマイクの品質は高く、綺麗な音を残すことが出来るためコンパクトなボディの中に高い性能を詰め込んだ機種となっています。


先ほど簡単に記載したPowerShot V10ですが、このMapTimesを読めば魅力が存分に感じられ、一度PowerShot V10を使用してみたいと感じられます。
ぜひご一読ください。

4.RF24-105mm F4 L IS USM

ここからはレンズのご紹介となります。まずはRF24-105mm F4L IS USMです。20,000円のキャッシュバック対象のこちらのレンズは、R6MarkIIでキット販売されている標準ズームレンズです。
広角から中望遠域までF4通しでカバーしているこのレンズは、どんなときでも「持っていれば安心」なLレンズです。
RFレンズで最初に持つレンズを迷っている方にまず候補として挙げたい万能レンズです。


いわゆる「小三元標準ズーム」と呼ばれることもあるこちらのレンズ。
こちらのMapTimesでは、ミラーレスカメラとともに携帯することを考えたときになぜこのRF24-105mm F4L IS USMをおすすめ出来るのかという理由を多くの作例写真とともに紹介しております。
Lレンズらしい収差のほとんど見られない隙のない描写と論理的に展開されるRF24-105mm F4L IS USMの素晴らしさは必読です。

5.RF100-400mm F5.6-8 IS USM

続いてご紹介するレンズはRF100-400mm F5.6-8 IS USMです。今回のキャンペーンでは10,000円のキャッシュバック対象となっております。
このレンズの魅力はなんといっても小型軽量、高画質であること。400mmまでの望遠ズームレンズでありながらその重さは約635gです。
手持ちで一日撮影を行っていも苦にならず快適に撮影が可能です。また軽量であるため、どのボディで使用しても重量のバランスが良いこともストレスフリーで撮影できる理由です。
更に高速AFで撮影したい瞬間を逃すことはありません。携帯性と性能。2つの妥協できない点をクリアしている大人気望遠ズームレンズです。


手持ち撮影が快適に行えるRF100-400mm F5.6-8 IS USMが活躍する場面の1つに野鳥撮影が挙げられます。
こちらのMapTimesではR6MarkIIとともに野鳥撮影に挑みました。カワセミをはじめとするたくさんの野鳥の表情も魅力的ですが、それだけでなく
R6MarkIIで撮影しクロップしても確認できる解像力の高さはレンズの性能の高さを表しています。

 

6.RF70-200mm F2.8 L IS USM

最後にご紹介するレンズはRF70-200mm F2.8 L IS USMです。40,000円のキャッシュバック対象レンズとなっています。
F2.8通しの望遠ズームレンズであるこのレンズは大三元の常識を覆すコンパクトさを誇ります。70mmから200mmまで全域でピント面はシャープに高い解像度を、ボケは柔らかくとろけるような描写のため結婚式など人物撮影があるシーンで特におすすめしたいレンズです。
レンズ内に手振れ補正も搭載されているため手ブレの心配もなく使用できます。


F2.8の明るさを持つ望遠ズームレンズ=重い。
そのイメージを覆すRF70-200mm F2.8 L IS USMをこのMapTimesではスナップ撮影で使用しています。
R6MarkIIと合わせて使用しても20cm程度で収まるため、用途を問わず様々なシーンで持ち出したくなります。

今回のこちらのキャッシュバックキャンペーンでは、対象期間内に対象商品をご購入後、
2025年5月21日(水)までにご応募いただいた方全員に銀行振込でのキャッシュバックとなります!
また、今回ご紹介いたしましたカメラ、レンズのほかにもまだまだ多くのキャッシュバック対象商品がございます。
心機一転、新たな環境で新しい生活を始める方もそうでない方も、背筋が伸びる思いがする季節、春。
何か新しいことや、以前から気になっていたことを始めたい。そんな思いのする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな背中を押してくれるようなキャンペーンが始まります。
カメラを始めてみたい。気になっていたカメラやレンズに買い換えたい。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
また、マップカメラのインターネットからご購入いただくと新品2年保証!さらに安心してご利用いただけます。
詳しいキャンペーン内容に関しましては下記メーカーサイトからご確認ください。

[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月14日 18時00分 ]

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【FUJIFILM】XF35mm F1.4 王道レンズが王道たる理由

【FUJIFILM】XF35mm F1.4 王道レンズが王道たる理由

今回はFUJIFILM X-T4とXF35mm F1.4 Rを使用して撮影いたしました。
X-T4は画素数約2610万画素でフジフイルムのX-Tシリーズの中では初めて手振れ補正が搭載されたボディになります。フジフイルムらしいクラシカルな見た目で持っているだけでも楽しいです。
レンズのXF35mm F1.4 Rはコンパクトかつ明るさのあるレンズで、発売されたのは2012年ですが今もなお多くの方に親しまれているレンズです。

そんな組み合わせを持って伊豆のシャボテン公園に行ってまいりました。

まだ冬の寒さの残るこの日は温泉にはたくさんのカピバラが集まって入っておりました。
今でこそ、様々な場所で温泉に入る姿が見られますが、この場所は元祖カピバラ温泉としても有名なようです。

XF35mmのレンズはフルサイズ換算で約50mmくらいの画角になります。
動物を撮影するのには少し足りないのではないかと不安でしたが、ここは動物との距離感がかなり近かったため満足のいく撮影ができました。AFもきちんと捉えてくれ、被写体をしっかりと描写してくれます。

眠っているフェネックを撮影しました。
ガラス越しでしたが反射もあまりなく綺麗に抜くことができました。
趣を変えてフィルムシミュレーションをクラシックネガに。

シャボテン公園のシャボテンとはサボテンのことです。
園内には大小たくさんのサボテンがありましたが、鉢に植えられているものは可愛らしく目に留まりました。

フクロウがじっと一点を見つめていました。
逆光でしたがあえて光をいれ、露出を高めに設定しました。背景のボケと相まって柔らかい写りになっています。

XF35mm F1.4 Rのレンズは、使いやすい画角と安定した写りで人気の理由がよく分かりました。
スナップに向いている一本あるとたくさんのシーンで活躍するレンズです。
レンズキットのズームレンズからのステップアップでの初めての単焦点としてもおすすめです。

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年03月14日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】白い月と大空を見上げて – 「OM-1」で紡ぐ空の物語

【OM SYSTEM】白い月と大空を見上げて – 「OM-1」で紡ぐ空の物語

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「OM SYSTEM OM-1」×「空がある風景」です。

空は、私たちのすぐ頭上にありながら、その姿を留めることなく常に変化し続ける存在です。
広がる空の下には無数の風景があり、飛行機が大空を横切り、白い月が静かに佇む瞬間が存在します。
そんな一瞬の美しさを切り取るために「OM-1」があります。

「OM-1」は、コンパクトでありながらプロフェッショナルな性能を備えたミラーレスカメラです。
その最大の魅力のひとつは、高性能な有効約2037万画素裏面照射型Live MOSセンサーを搭載している点にあります。
このセンサーは、広いダイナミックレンジを持ち、明暗差の大きい風景でも細部まで鮮明に描写することが可能です。
空のグラデーションや雲の柔らかな質感、そして飛行機が残す飛行機雲の一本一本まで、緻密に捉えることができます。

また「OM-1」のオートフォーカス性能は驚くべき速さと正確さを誇ります。
特に、動体を認識するAI被写体認識AFは、飛行機の撮影においても大きな力を発揮します。
高速で移動する飛行機も瞬時に捉え、シャープな描写でその存在感を際立たせることができます。

「OM-1」は優れた防塵・防滴性能を備えており、天候の変化が予測しにくい屋外撮影にも最適です。
空を主題にした撮影では、突然の雨や風に遭遇することも珍しくありません。
しかし、このカメラならばそうした環境でも安心してシャッターを切ることができます。

空が広がる風景、飛行機が飛ぶ瞬間、白い月の静寂——それらはどれも一瞬の出来事であり、見逃してしまえば二度と同じ光景には出会えません。
「OM-1」とともに空の美しさを感じながらその一瞬を残された、皆さまによる素敵な作品をどうぞご堪能ください。

現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では「OM SYSTEM OM-3」の発売を記念したフォトコンテストを開催中!
「OM-3」だけでなく、「OM SYSTEM または OLYMPUSのマイクロフォーサーズ」を使って撮影された作品すべてが対象となります。
エビフォトに投稿していただくだけでフォトコンテストへのエントリーも完了となります。
何枚でも応募可能ですので、ぜひ下のバナーからご投稿ください!

▼▼▼ 新規会員登録と投稿はこちら ▼▼▼
EP

▼▼▼ OM-3 発売記念 OM SYSTEM フォトコンテストの詳細はこちら ▼▼▼



【作品名】大都会の空から<投稿作品を見る

【投稿者】ninoran様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】じゅんいち様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO



【作品名】BLUE IMPULSE<投稿作品を見る

【投稿者】kurapon2様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO



【作品名】雨上がりの朝の羽田第2ターミナル C滑走路から離陸。スカイツリーを添えて。ANA787<投稿作品を見る

【投稿者】cattyspring様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7



【作品名】朝7時過ぎの月(10/24)<投稿作品を見る

【投稿者】SHIGERU様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】cou様

【使用機材】OM SYSTEM OM-1 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年03月13日 19時32分 ]

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【CONTAX/RICOH】TVS IIIと、これからのコンパクトフィルムカメラ

【CONTAX/RICOH】TVS IIIと、これからのコンパクトフィルムカメラ

つい先日、フィルムカメラ TVS IIIを伴って、雪の降る温泉街を旅しました。

その時の事を、これまでの、そしてこれからのフィルムカメラに対する雑感を交え、お伝えしたいと思います。

 


コンパクトフィルムカメラは、後どれくらい使うことができるだろうか。

原材料費の高騰や、ユーザーの減少により、フィルムそのものも値段が上がる今、

多くの方にとって、フィルムカメラは、より趣味性の高い道具として認知されているかもしれない。

中でもコンパクトフィルムカメラは、その利便性や携帯性も相まって、簡単にフィルムの雰囲気を味わうことに最適だ。

その結果か、コンパクトフィルムカメラ全体の相場がここ数年で顕著に引きあがってきている。

とはいえ、コンパクトフィルムカメラの課題は、それだけではない。

フィルムカメラ全体にも言える話だが、修理保守期間が終了した機種も多くなってきた。

つまり、修理ができる機種もあれば、できない機種もあるということだ。

 

去年の暮れに、使っていたGR1S デートが故障し、レンズバリアの開閉ができなくなってしまった。

GR1Sは、以前はシルバーを使ってたが、その後一度手放して、縁があり、今度はデート付のブラックを購入した2代目であった。

使用頻度こそ、そこまで多くはなかったものの、どこへ行くにもとりあえず伴うような、正に愛機だった。

 

RICOH GR1S デート + Kodak GOLD200

【Nikon/RICOH】Z fとオールドニッコール、尾道と倉敷(時々GR1S)

 

普段飽き性で、すぐにカメラを買い替えてしまう私だが、GR1Sは、随分使った。

私が手にした時は既に中古で、カウンター表示不良の難有品だったが、1990年代も後半の発売のカメラである。

むしろよく、複雑な電子部品を内包しながら、20年間も動き続けてくれたと思う。

ちょうど、GR1Sのデート機能は、2024年末をもって、内部に記録されたカレンダーが終端になってしまい、

2025年からは日付が初期設定まで戻ってしまうという。

日付機能は使用しないまま、使い続けようと考えていたが、本体の不具合も重なり、

何とか修理できないかと、見積もとってみたが、部品払底の為不可とのことだったし、

活用方法が見つかる方に手放した方が良いのかもしれないと感じ、放出したのだった。

 

しかし、GR1Sがない生活は、思っていたよりさみしいものだった。

私にとってGR1Sは、他人に見せる様な写真を撮るカメラではなく、

肩の力を抜き、仲の良い家族や友人を撮り、みんなに見せて笑いあうような、日常に根差したカメラであったのだ。

その穴を埋めるため、同じように日常に根差すカメラを代わりを探し始めたが、中々見つからない。

コンパクトカメラで、広角が使えて、日付が焼き込めて…。

一つ一つの要素を満たすカメラはそこそこあるものの、しっくりくるものが見つからず、時間が流れていった。

それだけ、私にとって、GR1Sは完成されたカメラだった。今もなお、中古を探してしまう自分がいる。

 

RICOH GR1S + Kodak PORTRA 400

【RICOH】今日も今日とて、GR1S

 

そんなある日、見つけたのが、うってかわって、CONTAX TVS IIIだった。

1999年に発売された、ズームレンズを搭載したコンパクトカメラ CONTAX TVS シリーズの3代目に当たる機種だ。

偶然見つけたTVS IIIは、2000年を記念したミレニアムモデルである。

ミレニアムモデルにはいくつかカラーバリエーションがあるが、私が購入したのはきらびやかなマーブル塗装が目を引くモデルだった。

GR1シリーズを買い戻すのではなくCONTAXを選んだ理由は、その美しいルックスと、

当時Tシリーズなど名立たる名機を発売していたCONTAXブランドの描写力を、この目で見たくなったためである。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

余談だが、このカメラ、現在大変な人気を誇るCONTAX T2やT3シリーズと比較し、当時は不人気の機種だったようだ。

その理由とは、このクラスでは当時めずらしかったボタン押下式の電動ズームを採用していた事や、

毎回起動時にフラッシュ発光設定がリセットされてしまうなどいった操作系の煩雑さなどから来ているようだったが、

実際のところ、使用してみると、この辺りの操作がやや撮影のテンポの悪化を招いていることは否めないが、

コントラストが高く明瞭な、30-60mmという絶妙な焦点距離のレンズや、愛くるしくも洗練された筐体を触っていると、些末な問題に思えてくる、大変よいカメラである。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

何より魅力的なのは、日付の焼き込みが2099年頃までメモリーされているということだった。

その時まで自分が生きて使っているかはさておき、日付の焼き込みは私にとってかなり重要な機能だ。

何故か、と言葉にするのは難しいが、例えば、日付が焼き込まれることで、現像し、仕上がったフィルムが

まるで思い出がそのまま形になったような、不思議な感覚になることが、一つの理由だったりする。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

ところで、デート(日付焼き込み)機能のあったフィルムカメラには、2019年問題と呼ばれるものがあった。

多くのカメラが有するデート機能のメモリーが、2019年末を境に終端を迎え、それ以上の日付を記録することができないというものである。(機種によって終端はまちまちで、例外も沢山ある)

日付機能を使用さえしなければ写真は問題なく撮影することから、差し支えないユーザーも多くいるものの、

光でフィルムに直接写真を焼き込むというのは、デジタルで日付を後処理で記録するのとは異なるように、私は感じる。

使う事ができるなら、ぜひ使いたい機能だ。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

このCONTAX TVS IIIも、はたしていつまで使うことができるだろう。

いまはまだありがたい事に、修理などに対応ができる機種ではあるが、

全体として、コンパクトだけではなく、多くのフィルムカメラは、当然ながら長い年月を経て、徐々に数を減らしていっている。

点検や清掃であればまだしも、ヴィンテージのクルマと同じで、修理部品がなくなってしまうと、修理を行う事が出来ない。

特に、電子基板を内包するカメラは、その難易度が飛躍的に上がってしまうと聞く。

技術発展と共に、今後願わくば、このような製品の修理対応が再開されたりしないものかと

淡い期待を抱いてしまうこともあるが、難しいというのが現状だ。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

そんな状況の中、昨年にはPENTAXから17というハーフ判のコンパクトフィルムカメラが発売されたりもした。

よもや2024年にコンパクトフィルムカメラの新製品など、10年前なら誰が想像できたであろうか。

聞けば、様々な同社の名機の設計者に話を聞き、考えを織り交ぜ、開発されたそうだ。

まさに、フィルムカメラを作りたいという熱意が、一つのカメラを、本当に作り上げたのだ。


 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 

このような動きは局所的かもしれないが、新製品が発売したということには大変意味があると思う。

新製品が発売すれば、市場にその分新たなユーザーが生まれ、

フィルムカメラを取り巻く環境に、新しい循環が発生する。

徐々に数を減らしていくフィルムカメラ市場に、新しい機種が誕生するのは、

それだけ、素晴らしい意味があると、私は考えている。

 

古いスキャナーで、ネガを取り込みながら、待ち時間にそんな雑感を並べ立てながら、取り込まれた写真を眺めてみる。

雪の降りしきる温泉地は、硫黄のにおいと湯気が立ち込めていて、

多くの人で賑わい、皆一様に滑りやすい足元に気をしながら歩いていた。

行の特急列車や、バスでのこと。その日に食べた食事のこと。泊まった宿のこと。

ここに載せていない写真も沢山写ったネガが、思い出を形にしたまま、手元に残っている。

いまもなおフィルムカメラを使えることに感謝をしながら、

出会ったCONTAX TVS IIIこれからも大切に使いたいと、改めて感じた。

 

CONTAX TVS III + Kodak PORTRA 800

 


 

修理面などのリスクはあるものの、それをなげうってでも使いたい魅力が、コンパクトフィルム機にはあります。

こぢんまりとしたボディに凝縮された、当時の最先端技術の粋。

そしてそこから写し出される、形の残る写真達。フィルムでしか出せない色。

しかし操作は簡単で、どこでも、誰でも使う事が出来る利便性。

私が手にしたカメラは、CONTAX TVS IIIという一つの機種ではありますが、

皆様にもベストマッチする素晴らしいカメラがこの世界のどこかに眠っているかもしれません。

 

皆様も是非、ライフスタイルにマッチしたコンパクトフィルムカメラを探してみてはいかがでしょうか。

 

■中古コンパクトフィルムカメラはこちら↓

 






[ Category:etc. PENTAX & RICOH | 掲載日時:25年03月13日 19時00分 ]

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【Panasonic/SIGMA】この季節に咲く花(93)春、先ずは咲く花

【Panasonic/SIGMA】この季節に咲く花(93)春、先ずは咲く花

だいぶ日が、長くなりました。

屋外で撮影していると時間を忘れさせる季節となってきました。

ただ気候は突然、4月の中旬くらいの暖かさになったり、次の日は7~10度くらい低くなり体調が優れない

季節でもあります。

十分、対策をして撮影に臨みましょう。

撮影カメラ・レンズは、Panasonic LUMIX S5IIX ボディ DC-S5M2X ブラックに

SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ライカSL/TL用)をつけて春を撮りに行きました。

前回、この季節に咲く花(92)で咲いていなかった。

枝垂れ梅もこの通り。

ほぼ、満開となりました。

最初の「枝垂れ梅」とは、違って地味ですが、「マンサク・満作・万作」と言います。

花弁です。

まるで、インスタントラーメンの麺の様です。

あまり知られていないですが、良い香り(無香のものもあります)がします。

名前の由来は、山で最初に咲くのが「先ず咲く」の言葉が転じたとされてます。

又は、「真っ先」、また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれることから「万年豊作」、

花がたくさん咲くから「満咲き」からだとする説があります。

先ずは、春の良い香りをお楽しみください。

私個人は、春と言うとこの植物。

「ホトケノザ・仏の座」です。

咲くのが遅いと思っていたのですが、今が本当の季節なのです。

【SONY】この季節に咲く花(43)で掲載した時は、特別早かった様です。

今年は桜の開花が早いと聞きます。

皆様の春をお楽しみ下さい。

【参考文献】

改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

フィールド・ガイドシリーズ23 葉で見わける樹木 増補改訂版林 将之 (著)出版社 ‏ : ‎ 小学館

フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 西田 尚道 (監修) 学研

ウメハンドブック 大坪 孝之 (著), 亀田 龍吉 (写真)出版社 : 文一総合出版

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

持ち歩き! 野草・雑草の事典532種 金田 洋一郎 金田 初代 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月12日 18時45分 ]

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