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【Canon】いまAPS-C機を選ぶなら、圧倒的にEOS R7がおすすめな理由

【Canon】いまAPS-C機を選ぶなら、圧倒的にEOS R7がおすすめな理由

涼しくなるとカメラが欲しくなってまいります。
いかがお過ごしでしょうか。

今回は涼しくなってきたからこそおすすめしたいカメラをご紹介いたします。
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、現在発売されているデジタルカメラにはさまざまなセンサーの大きさのものがラインナップされています。
35mm判フィルムの1コマと同じ大きさで撮影することができる「フルサイズ」、それよりも一回り小さい「APS-C」、さらに一回り小さい「マイクロフォーサーズ」、他にも様々な規格が存在します。
ここでご説明すると枚挙にいとまがないので今回はシンプルにおすすめしたい「APS-C」センサーを搭載したカメラをご紹介いたします。
以前ご紹介した「マイクロフォーサーズ」のおすすめカメラもあわせてご覧ください。

Canonの系譜、そのナンバリングにはユーザーにとっても大切な意味が込められていると思っています。
今回ご紹介する「7」ですが、筆者にとって思い出深いのはEOS 7Dです。
APS-Cセンサーを有するこのボディには望遠レンズをつけて、その魅力を存分に使用したいというユーザーに愛されていました。
さらにAF性能や連写など、動物や鉄道、航空機など望遠レンズを使う場面でそろっていてほしい機能がしっかりと搭載されていたのです。

今回ご紹介する「EOS R7」にももちろんその役割が与えられており、発売されてすぐにEOS 7Dシリーズから乗り換えた方も多いのではないかと思います。

まずは外観からご紹介しましょう。

電源ボタンはON・OFF・動画を切り替えられるようになっています。
初めて見たときはそのままグッといってしまい動画モードになってしまうのではないかと思ったのですが、そんなことはなくしっかりとしたクリック感があるため誤って動画モードになってしまうということはありませんでした。
写真下部のサブ電子ダイヤルとマルチコントローラーが一体となっている部分が個人的にちからこぶのように盛り上がっていて好きです。

安心のダブルスロット、言うことがありません。

親指に全て集約したサブ電子ダイヤルとマルチコントローラー、他の機種には見られないデザインですがひまわりのようで良いと思っています。
操作がしやすく慣れてしまうと病みつきになる操作感です。
他の機種を使用するときに親指を回転する動作をしてしまうほど虜になっています。

EOS R7はグリップ感も素晴らしくハンドストラップを使用して握り込みながら散歩をしてみたのですが良い塩梅で疲れもストレスもなく持ち運ぶことができました。
またグリップの内側にはAFとMFの物理的な切り替えスイッチも搭載されており、直感的な操作を求める筆者にとっては嬉しいものでした。

さて、今回は軽量な望遠レンズとして「RF70-200mm F4 L IS USM」をチョイス。
実際に撮影した写真をご覧ください。

ハトのすみかを発見。
一緒に持ち出した「RF70-200mm F4 L IS USM」は695gとF4通しの望遠レンズとしては非常に軽量です。
手軽に持ち運べるレンズとボディだからこそ見つけたものをすぐに記録できます。
EOS R7には上位機種EOS R3譲りの早くて正確なAFを搭載しているため全くストレスなくなく撮りたいものを撮りたいように楽しむことができます。

瓶のインカコーラが売っていたのを見つけたので心を躍らせながら購入しました。
メキシコ料理店に行くときは必ず飲みます。
黄色い飲み物というジャンルの中では個人的ナンバーワンの飲み物です。
描写ですが、ビビットな黄色と青のパッケージを忠実に描き出してくれました。

曇ってきたためモノクロに切り替えました。
初期設定のモノクロのピクチャースタイルで撮影。


背景にそびえる建物があまりに日常からかけ離れたような、SF映画チックな建物でした。思わず撮影。

さて、今回ご紹介した「EOS R7」ですが具体的にどのような方におすすめかということを考えてみました。

望遠レンズをたくさん愛用したい。望遠レンズに興味がある。という方はすでにAPS-Cボディの魅力に気がついていると言っても過言ではありません。
フルサイズとの大きな違いであり、1.6倍の焦点距離となってしまうのはユーザーにとってメリットでもデメリットでもあります。
この部分をメリットと捉えて望遠をより楽しみたいという方には、APS-Cセンサーがフィットするはず。

そしてAPS-Cボディの中で被写体認識能力も優れ、グリップ時の親指周辺にダイヤルやコントローラーを集約した独自の操作性を持ち、手ぶれ補正も優秀、それが今回ご紹介した「EOS R7」の魅力です。

圧倒的に写真を撮影するのが楽しくなるはずです。ぜひ相棒にしてみてください。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月24日 17時01分 ]

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【SONY】旅行に持ち出したい軽量フルサイズ「α7C II」で撮影された旅写真

【SONY】旅行に持ち出したい軽量フルサイズ「α7C II」で撮影された旅写真

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。
 
特に現在『2023年以降に発売された新製品』で撮影された作品の募集を強化しております!風景写真、スナップ/モノクロ、ポートレート、ネイチャー、スポーツなど動体撮影まで、オールジャンルで募集中。今回ご紹介する「α7C II」も作品募集の対象となりますので、ぜひ奮ってご参加をお待ちしております。
 

 
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
 
30周年フォトコン
 
旅行や日常のスナップなど幅広いシーンで活躍するα7Cシリーズの第2世代モデル「α7C II」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
 
 



【作品名】千畳敷カール<投稿作品を見る

【投稿者】405様

【使用機材】SONY α7C II + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD
 
 



【作品名】丘の町、どこまでも広く<投稿作品を見る

【投稿者】Torachichi様

【投稿者コメント】「四季彩の丘」の一番高いところから美瑛のパッチワークを背景に花の絨毯

【使用機材】SONY α7C II + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD


 
 



【作品名】上色見熊野座神社<投稿作品を見る

【投稿者】shin様

【使用機材】SONY α7C II + SIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DN II


 
 



【作品名】大海原の朝日<投稿作品を見る

【投稿者】Mac様

【使用機材】SONY α7C II + FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2


 
 



【作品名】住吉大社で激写<投稿作品を見る

【投稿者】ヘッポコじじい様

【使用機材】SONY α7C II + TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD


 
 

【作品名】Pamukkale<投稿作品を見る

【投稿者】Zero様

【使用機材】SONY α7C II + Voigtlander HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical E-mount


 
 


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月23日 19時22分 ]

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【Leica】気になるレンズ撮り比べ。 -ズミルックス M50mm F1.4 編-

【Leica】気になるレンズ撮り比べ。 -ズミルックス M50mm F1.4 編-

“ライカMマウント”の“明るい”そして“50mm”である「ズミルックス50mmF1.4」は、数あるMマウントレンズの中でも特に汎用性が高く、かつ表現力に富んだ至高のラインナップ。『貴婦人』の異名を持つ第一世代の誕生から、約65年の時を経て生まれた記憶に新しい第五世代まで。たった5世代、されど5世代。明るさの代償とも言える描写の味わいと、金字塔50mmレンズに課せられた進化への期待によって各世代には個性が溢れ、選ぶものを惑わせます。

今回はそんな気になる5本を撮り比べ。
生産本数や市場の流通量の影響でなかなか前世代が揃うことは多くありませんが、今回は機会に恵まれた為徹底的に検証してきました。
レンズ選び、ズミルックス選びの参考になれば幸いです。

・5枚組の写真は全て、上から下へ順番に新しくなるようになっています。
・今回使用したレンズは古い順に「1st」「2nd」「3rd」「4th」「5th」と記載します。
・使用したカメラはLeica M10-Pです。レンズプロファイルオフ、絞り開放で行いました。






まずは比較できる最短焦点距離である1mから。
1stのにじみは言わずもがなですが、4thからぐっとコントラストが上がる感じも容易に見て取れます。






続いてはズミルックス50の一番旨味を感じると思っている中距離、およそ3m。
背景のボケ方で顕著に差を感じる事ができます。






校庭を思い出すバックネット裏。
前ボケの中のフェンスを良く見比べると、特に3rdで大きく樽状に歪んでいる事が分かるかと思います。
これは必ずしも悪影響ではなく、むしろ中心部を引き立たせる効果。印象的なポートレートなどにはうってつけ。





そして遠景、ほぼ無限遠まで回し切りました。
やはり4thあたりからしっかりと引き締まるような印象。
また、意外なことに手前にかかる前ボケの木々は4th,5thよりも3rdが健闘しています。





気になる逆光耐性の比較。
画角に光源を入れた構図でこそあれどの世代もなかなか耐えます。
この比較に限って言えば2ndが魅力的。よく見ると発生しているゴーストが憎い演出。





最短1mのボケ方にも注目。
どのレンズもそれぞれ個性があり、特に悩みそうなチェック項目であることは言うまでもありません。
1stのオールドレンズらしい滲みや歪みも、そして5thの端正なまとまりも、非常に心地よく表現されています。





硬質な表現では2nd以降ほぼ安定して描写が可能です。
つまりそれだけ古い時代から底力があったラインナップと言えるでしょう。

・・・

今回ご用意した撮り比べはここまで。
1stと2nd辺りまでは経過している時間も長いうえ、製造時期の差によってマイナーチェンジが行われている可能性もあり、一概に「この世代は全てこの写り」であると断言できるものではありませんが、あくまで各世代の傾向をお伝えすることはできたかと思います。

特に1stと2ndの差、また3rdと4thの差は顕著で、前者は技術進化の加速度が大きいこと、後者は非球面レンズの採用の影響が強いのではないかと予想しました。
年を経るごとに、世代を経るごとに、所謂オールドレンズ的な写りだったものが人が目で見る世界に近づいてきたたかと思えば、近年ではもう追い越さんばかり。ただ、どの世代のレンズにも間違いなく誰かを魅了する個性が備わっているラインナップだとお伝えできていれば幸いです。

まさにオールドレンズ、という雰囲気が欲しい方には1st「貴婦人」を。
1stだと必要以上にハイライトが滲んでしまって使いづらい、でも雰囲気は残したい、と言う方には2nd。
背景のゆがむようなボケと最短焦点距離0.7mが欲しい方には3rd。
間違いなくはっきりとした精密描写が欲しい、かつレンズが細い方が好み、という方には4th。
そして最高描写と0.45mの最短焦点距離を贅沢に味わうのなら最新型、5th一択という選択肢になります。

個人的な好みで言うと2ndか3rdを選ぶでしょうか。
まさに上述したような背景のボケ感が素敵であることと、特に2ndでは逆光時にうっすらフレア、ゴーストが出ることが魅力的です。

また、古いラインナップの中では「ブラックペイント」また「逆ローレット」と呼ばれるものや「金目レンズ」と呼ばれるコーティングのレンズもごくわずかに流通しており、このほかにも貴重な少数生産ロットを挙げればキリがありません。もちろんそれらも“気になる”のがカメラ好き、レンズ好きの性というもの。今後検証の機会があれば改めてお伝えできればと思います。

それでは今回も最後に何枚か写真を掲載します。
ぜひそれぞれの写真がどの世代のレンズで撮られたものか予想しながらお楽しみください。






上から順番に3rd、2nd、3rd、4th、1st、5thでした。

次回もお楽しみに。


NDフィルター、あった方がいいです。特にM10以前のシリーズをお使いの方へ。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年09月23日 18時00分 ]

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【中一光学】”超”大口径レンズF0.95が魅せる非現実的な世界。SPEEDMASTER 50mm F0.95 III

【中一光学】”超”大口径レンズF0.95が魅せる非現実的な世界。SPEEDMASTER 50mm F0.95 III

F1.8やF1.4などの開放絞り値が小さい明るいレンズを”大口径レンズ”と呼び、一眼カメラらしいボケ量の多い写真を撮りたい方には外せないMUST BY LENSと言えるでしょう。
しかし、その”大口径レンズ”の名を超えるレンズが2019年に登場しているのです。

中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 III

F0.95という異次元の開放絞り値を実現した”超大口径レンズ”がどのような写りをしてくれるのか気になった筆者はSONY α7RⅤ ILCE-7RM5と共に撮影をしてみました。

シンプルに見た目の格好良さにも惹かれるこちらのレンズですが、F0.95という普通では体感できない被写界深度の浅さで見たことのない景色を見せてくれることでしょう。
そんな期待を胸に、まずは当レンズのスペックを確認しておきたいと思います。

上記の通りCanon-RF、NIKON-Z、SONY-E、ライカ-Lの4つのマウントで提供されているため、興味がある方は是非今回の作例などを参考にしていただければと思います。

そして絞りリングはクリック感のない無段階式となっているため動画撮影時に絞りリングの操作音を拾ってしまう心配がなく写真撮影だけでは留まらない設計となっております。
更にフォーカスリングのストロークは320度もあるため、今回の撮影でも細かくピント合わせしやすかったです。

そんなSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIがどんな写りをするのか、一緒に見ていきましょう。

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

早速、F0.95の写真でございますがこのボケ感いかがでしょうか。
人間の目では決して見ることができない圧倒的なボケを表現してくれています。

コップの写真に関しては背景に日用品がたくさん置かれている状態だったのですが、全くもって何が置いてあったか分からないほどの被写界深度の浅さを感じていただける1枚となっているかと思います。

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

「被写界深度が浅い」と聞くとやはり気になるのがポートレート撮影。

ガッツリとしたポートレートではありませんが子どもと買い物へ出掛けた道中で撮影してみました。

圧倒的なボケの破壊力にすっかりやられてしまった筆者。
ピント面から一気にとろけていくようなボケ感はF0.95でしか体験できない世界観があります。

ポートレート以外でも主題を際立たせたいなんて思おうものなら、倍以上の結果で要望に応えてくれる「仕事のできるレンズ」です。

絞り:F2 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

そんなボケに注目しがちな当レンズですが、少し絞ってあげると解像度がかなり上がります。

当レンズの特徴としてF0.95やF1.4まではソフトフォーカスがかかったような描写をしているのですが、F2くらいから急に描写が良くなりF4ではα7RⅤの約6010万画素にも負けない中央解像度を見せてくれます。

F0.95から考えるとF2でも2段以上絞ったことになるので絞り幅の堂々とした余裕を感じました。

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:1000 / 焦点距離:50mm
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:1250 / 焦点距離:50mm

上の写真はF0.95とF1.4の作例です。

こちらのレンズの特徴として円形絞りは対応しておりませんので少し絞ると玉ボケが11角形のボケになります。

ここは好みが分かれるところかもしれませんが、オールドレンズは皆等しく絞り開放以外は円形になりませんのでいい意味でオールドレンズ感を楽しんでいただければと思います。

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:250 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

今回撮影した作例を見ていて感じたのが発色の良さです。

作例は全てJPEG撮って出しですがもともと色乗りがこってりしているのでRAWであったとしても現像で色の追加処理をする必要もないくらいだと思うほどです。

そしてなにより発色が良いレンズは自然と撮るのも楽しくなります。
なぜなら撮影結果をカメラ側で確認した際に、ある意味作品として完成しているので見栄えがとても良いからです。
このような撮影体験をさせてくれるだけでも当レンズを使用する価値が生まれるのではないでしょうか。

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F2 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:1250 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1000 / 焦点距離:50mm

F0.95は単焦点レンズでよく見るF1.8よりも2段分も明るくなっており、ISO感度を下げたり、シャッタースピードを上げて撮影することが可能となっておりますので夜景などの暗所撮影にかなり向いているレンズなのです。

どうしても暗所撮影時はシャッタースピードを下げざるを得ない状況なので手ブレや被写体ブレの危険性が上がっていきます。
そういった場面でのF値の小さいレンズはヒーローと言っても過言ではないでしょう。

そして、自転車の写真のように絞り開放でも暗所撮影時の方がシャープネスが高いと感じました。
色収差がかなり大胆に出るレンズですが明暗差が大きくないため上手くフリンジなどが隠れてくれてとてもいい感じの画を出してくれます。

実はこの自転車の写真が当レンズを使用して初めての一枚となっており、こちらの描写も相まって個人的に一番思い出深いショットとなりました。

絞り:F2 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

光と影を見つけたらとりあえず撮りたくなるのが写真好きの共通認識だと勝手に思っている筆者ですが、こういったコントラストの出したい場面でも上手く表現してくれるのがSPEEDMASTER 50mm F0.95 III。

こちらは自転車で移動中に見つけて思わず撮影した2枚です。
この日は晴天で太陽光も強くコントラストがしっかりと出ており夏の強い日差しを感じるシーンです。

周辺減光比較

ではここで周辺減光のチェックもしておきましょう。

F0.95だと1/8000ではシャッタースピードが足りず露出オーバーになってしまいましたので明るさの調整を入れています。
そのため他の写真と比べてコントラストや色味の出方に違いがあることはご了承ください。

結果としては流石にF0.95だとかなり大きく周辺減光が出ております。
しかしF2以降からかなり落ち着いており、F4だと周辺減光は解消されている印象でした。
ただ絞り開放時の周辺減光を活かし中央の被写体に注目させることができますので上手く活用いただければと思います、

絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:2000 / 焦点距離:50mm
絞り:F0.95 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

中一光学も逆光耐性を高めたと謳っている当レンズですが、ゴーストは出るものの逆光時のフレアはかなり抑えられている印象です。
逆光に弱いレンズだと上の街灯のようなシーンでコントラストを失いがちですが、しっかりと描写してくれていることが分かります。

逆光時リングゴーストが出たりもしますのでポートレートなどで活用すると良い効果が生まれそうです。

絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm

F0.95の絞り値を体感しようと思うと100万円超えを覚悟しないといけないと思いがちですが、中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIは10万円以下で購入が可能です。

”超”大口径レンズF0.95が魅せる非現実的な世界を気軽に楽しむには最適のレンズとなっているかと思いますので、是非一度手に取ってお試しいただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年09月23日 17時30分 ]

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【SONY】ストロボ撮影の常識に革命を。SONY α9Ⅲ

【SONY】ストロボ撮影の常識に革命を。SONY α9Ⅲ

今までSONYというメーカーは常に革新的であり刺激的な製品を常に提供してくれており、このような印象を持たれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

・AIプロセッシングユニットによる被写体認識の向上
・シャッターを切る1秒前から記録できるプリ撮影
・秒間120コマの超高速連写
・ローリングシャッター歪みを完全に解消したグローバルシャッター

この素晴らしい機能を全て盛り込んだのが2024年に満を持して登場したSONY α9Ⅲ ILCE-9M3です。

SONYが今持つ技術を惜しみなく詰め込んだ当カメラですが、実はストロボと組み合わせた時に大きな力を発揮してくれるのです。

シンプルに言うと『大型のストロボが必要なくなった』ということです。

これはグローバルシャッターの恩恵なのですが、では何故そのような事が起きているのか詳しい理由を知らない方もいらっしゃるかと思いますので、今回はその解説とSONYのストロボのおすすめポイントについてお話していきたいと思います。

本記事の撮影セットはこちら。

α9Ⅲ
FE 35mm F1.4 GM

FE 85mm F1.4 GM
HVL-F60RM2(クリップオンストロボ)
FA-WRC1M(電波式ワイヤレスコマンダー)

ポートレート撮影でよく利用される35mm、85mmを使ってストロボの活用法も含めてお話ししていきたいと思います。

今回、大型のモノブロックストロボなどが必要なくなった理由についてお伝えするにあたって
『今までの撮影スタイルがどのような方式だったのか』
『これからの撮影スタイルはどうなっていくのか』
こちらも踏まえて順番にお伝えしていきます。

まず最初に知っておいていただきたいのがストロボを利用する際に付き纏う問題「ストロボ同調速度」というものです。
こちらはカメラによって限度は違いますが、シャッタースピードが1/200または1/250のものが昨今は多く、このシャッタースピードを越えると光がセンサーに届く前にシャッターが閉じ始めてしまい正しく露光が出来なくなります。

なので、こちらを解消するために基本的には3つの方法がとられていましたが、それぞれにデメリットがあります。

【従来のストロボ同調速度に合わせた設定】絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:250 / 焦点距離:85mm

①F値を絞る
背景のボケ量が薄れる。

②NDフィルターの使用
レンズのフィルター系に合わせるため複数枚の所持orステップアップリング所持が必要。
フィルターによっては画質劣化が起きる場合がある。

③ストロボ側でハイスピードシンクロ(HSS)の使用
光量が落ちる。
ストロボに負担がかかる。
バッテリーの消耗が激しくなる。
チャージに時間がかかる
複数回発光させるため発光ムラが出る場合がある

※①②はシャッタースピードをストロボ同調速度以下に下げる方法で、③はシャッタースピードをストロボ同調速度以上に上げて撮影する場合に使用する方法です。


上記のように今までは屋外やシャッタースピードを上げたい場面でストロボ撮影をしようとする際には何かを犠牲にしなければいけないという現状でした。

それを解決したのがα9Ⅲに搭載されたグローバルシャッターなのです。
同じ電子シャッターの分類ですが従来の上から順に記録していく電子シャッターとは全く違う方式で、センサーの全画素を同タイミングで露光し読み出しを行うことにより従来の方法を用いることなく、高速シャッターでもストロボとの同調をさせることが可能になりました。

しかし、このままの設定では撮影をしても光が届く前に露光を終えてしまいフラッシュの恩恵を受けられません。
ここで効果を発揮するのが『発光タイミング設定』です。
まず通常通り撮影したものと発光タイミングを合わせたものを見比べてみましょう。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:85mm

このように光のピークにシャッターを合わせてあげると明るく撮影することができます。

そのおかげでHSSで光量落ちするため大型のストロボが必要だったのが、クリップオンストロボで十分な光量が稼げるようになり、機材の軽量化や機材費の節約に繋がりました。

ただ発光タイミングに関しては上の写真のように「ストロボの種類」や「被写体までの距離(バウンスも含めて)」などにより変化してきますし、シャッタースピードを速くすると更に細かくピーク位置を模索する必要がありますので最初は慣れが必要になるかと思います。
しかし一度設定してしまえば大きく環境が変わらない限りそのまま流用したり必要であれば微調整をするのみなので、まずは自分の撮影機材を使用した際の基本設定を固めることをオススメいたします。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:85mm

今回は屋外での撮影でオフライティングを行ってみました。
SONY α9Ⅲは最速のシャッタースピードが1/80000となっておりますが、今回のようにF値が1.8より明るいF1.4で設定を撮影するとシャッタースピードが上限1/16000秒になります。

常用ISOが250〜25600となっておりますので、白飛びを防ぐためにもF1.8以上に絞って上げるのも大切かと思います。
解像力UPにも繋がりますので状況に合わせて設定してみてください。

【ストロボなし】絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:85mm

上の写真のようなストロボなしで撮影する場合は以下のような撮影することが多いかと思います。

①適正露出で撮影後、現像処理でシャドウを持ち上げる
②被写体に適正露出を持ってきて背景は白飛び覚悟撮影

しかしストロボ撮影では『背景の露出を決定してから被写体の露出をストロボで設定する』といった、上手く撮影するための順序があります。
ストロボ光はストロボの光が及ばない範囲の露出には影響を与えませんので、被写体を含めた全体的な露出に影響を与えるカメラ側の設定を先に行い、最終的に被写体に当たるストロボの光量や角度を調整し撮影を行うという事です。

これはどのカメラで撮影する際も同じことが言えますので、ストロボ撮影に慣れていない方やこれから挑戦したいと思っている方はこちらの撮影方法を行うと簡単にバランスの取れた写真が撮れますので日中シンクロ、スタジオ、物撮りなどで是非お試しください。

ちなみに今回はストロボの出力を1/128で撮影しておりますのでかなり出力が低いことをお分かり頂けるかと思います。

【背景の露出のみ設定】絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:35mm
【ストロボ光の調整後】絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:35mm

このように撮影すると白飛びせず背景の色味なども残した上で被写体を明るく撮影することができます。

ここまでα9Ⅲがグローバルシャッターを搭載したことによるストロボを使ったメリットについてお話をしてきましたが、SONYのストロボ関連の便利さはこれだけではありません。

HVL-F60RM2に関してはクイックシフトバウンスという機能が搭載されています。(終売しているHVL-F60RM、HVL-F60M、HVL-F43M、HVL-F58AMも対応)
通常クリップオンストロボはヘッドを横方向に捻って回転し照射方向を変更するのですが、クイックシフトバウンス搭載機は左右90°に発光部分を動かすことができ、発光部分の形や向きも基本変わらず迅速に縦・横位置の切り換えができます。

これ以外にも筆者が感じるSONYのストロボの良さがあります。

・色温度を5500Kで統一し安定した発光を実現
・専用電池ではなく単三、単四電池を採用しているため入手がしやすく電池切れ時も安心
・高いオーバーヒート耐性で長時間のフラッシュ撮影が可能

複数のストロボを所有している場合、多灯ライティング時に色温度が統一されていないと困ります。
更に専用電池だとチャージが早いメリットもありますが、電池切れ時に代わりのバッテリーが無ければ絶望です。

サードパーティー製のストロボも安価で利用できますが、こういった細かい部分が撮影時の安心感に繋がりますので失敗できないような現場では純正をオススメしたいところです。

【ストロボあり】絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:250 / 焦点距離:35mm
【ストロボなし】絞り:F2 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:250 / 焦点距離:35mm

グローバルシャッター搭載した事でストロボ撮影がかなり身近になり日常的なスナップでも利用しやすくなったと感じます。
HVL-F46RMのような比較的小さめのクリップオンストロボを持ち歩いておけば、上のような写真も設定を特に考えずに撮ることができます。

上の写真はFE 35mm F1.4 GMを装着し、あえてストロボの照射角を望遠の135mmにし撮影しました。
本来は二枚目のような通常の屋外の写真になるのですがストロボを使うことにより、夜にスポットライトを当てたような写真を撮ることも可能です。
この撮影手法はポートレート撮影でも活用されていますので興味のある方は是非お試しください。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/16000秒 / ISO:250 / 焦点距離:85mm

時代は進化し様々な機能が生まれ、ドンドン便利な機能が出てきております。

グローバルシャッターを搭載した事によりローリングシャッター歪みを無くし、ストロボ撮影にも革命を起こしたSONY α9Ⅲがその最たるものでしょう。

細かいところですがグリップ感が増していたり、4K120p動画をクロップなしで記録できたり、今までの機種を超える性能がたくさんありますので是非一度この手で体感してみていただければと思います。
そして、今までにない撮影体験を味わってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月22日 17時30分 ]

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【Nikon】高倍率ズームに夢中 ~NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR編~

【Nikon】高倍率ズームに夢中 ~NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR編~

高倍率ズームレンズと聞いて浮かぶイメージ、印象はどういったものでしょうか。

画角が固定された単焦点レンズはもちろんのこと、使いやすい標準的な焦点距離をカバーするズームレンズよりも更に幅広い焦点距離を網羅する高倍率ズームレンズは便利ズームとも呼ばれます。
レンズを交換する手間や時間から解放してくれる、複数のレンズを持ち運ぶ必要がなくなるといったメリットとともに、写りはそこそこなんてイメージを持たれがちです。

もちろん大口径単焦点レンズの描写などとは比ぶべくもありませんが、技術の進歩というべきか期待以上の描写や働きをしてくれる高倍率ズームレンズは数多くあります。
今回はスタッフが夢中になっている高倍率ズームレンズについて全3回にわたりご紹介いたします。

今回ご紹介するのは『Nikon NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR』

既に標準域をカバーするズームレンズが数多く登場しているNikonのZマウントレンズ群。その中でも本レンズは少し異質な雰囲気を醸し出しています。
焦点域は28-400mmとNikonZズームレンズの中でも最大の倍率を誇ります。レンジが広いだけでなくその大きさは全長約141.5mmに収まっており、ズーム倍率10倍以上のフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ用レンズにおいてクラス初のコンパクトさとレンジの広さを両立したレンズとなっています(発表2024年3月27日時点)。

基本的にどこに行く時もそうですが、カメラやレンズを持っていくには自分で担いで登らなければなりません。平地などではあれもこれもと多少無理して多く持ち出してもそこまで問題になりませんが、山行では勝手が異なります。体力の消耗は遭難、最悪の場合は帰らぬ人を意味しますから、自分の体力に合わせて持っていく荷物量を考えなければなりません。そうなると理想的なのは1カメラ、1レンズ。しかし筆者は風景だけでなく山行で出会う動植物も撮りたい。マクロレンズや望遠レンズも持って行けるのなら持っていきたいものです。しかしそんな時に活躍するのが『Nikon NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR』なのです。

北アルプスの3000mともなると8月を迎えても溶けない万年雪が存在します。中でも立山連峰雄山の斜面には大きな雪氷があり、国内初の現存する「氷河」と学術的に認められています。雄大な自然を相手にするには望遠レンズやマクロレンズに多い焦点域では足りません。広角端の28mmは超広角レンズに比べると見劣りしますが、被写体が小さくならず広く撮れるちょうど良い距離感であります。広角端から望遠端まで解像度が高いまま写真を撮ることが可能です。

広角端(28mm時)の最大撮影倍率は0.35倍、最短撮影距離0.2mと被写体に非常に近づくことが出来ます。レンズ全長が141.5mmですから、フードをつけると被写体に当たらないよう気を配らなければならないほどです。また、望遠端(400mm時)の最短撮影距離は1.2m。植物まで距離があってもぐっと引き寄せることが可能です。立山は連峰付近の高山植物はもちろんですが、その途中にはラムサール条約に登録されている弥陀ヶ原湿原などもあり高山植物をはじめ非常に多くの植物が群生しています。

辺りを見回すと至る所にライチョウの姿が。
『Nikon NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR』は望遠側が400mmまであるので、野鳥や遠くの景色など簡単に撮影することが出来ます。さらに今回組み合わせた『Z9』はカメラ内のDXクロップ(1.5倍クロップ)を使用しても、19.4M画素を確保でき、超望遠にも劣らない600mmという距離を精彩に写すことが可能です。

かと思えば登山道のすぐ脇から何やら音が聞こえ て目を落としてみると、ひょんなところにこれまたライチョウが。そういう出会いも人の少ない野生ならではではないでしょうか。

さらにこの日は下山途中に緊迫のシーンがありました。本来この周辺ではめったに出ることのないツキノワグマが登山道を横切ったのです。登山客の多い時間帯。クマが向かっていく先の登山道にいる人たちに危険を知らせたり、いつ方向を変えるかもわからない状況に周囲の緊張感が一気に高まりました。各機関に緊急の連絡が行きこの時は最悪の事態は起きなかったのですが、改めて自然の中に足を踏み入れる者の覚悟というものを考えさせられました。

焦点距離の幅が広がったことで複数のレンズを持ち歩かなくて良くなり、レンズ交換の必要も無くなったので、山行の良いお供になりました。今回は高画素センサーを搭載した『Z9』と共に撮影しましたが、広角から望遠端までシャープに写り、非「S-Line」とは思えない程の性能でした。改めてNikon Zマウントレンズの性能の高さが光りました。

いかがでしたでしょうか。

レンズ1本で何でも撮りたい方には是非ともおすすめの超高倍率ズームレンズ『Nikon NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR』。

次回をお楽しみに!

登山の様子はこちら↓

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月22日 17時00分 ]

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名機の予感!『Leica M11-D』をカメラ専門店スタッフが開封・動画で紹介します

名機の予感!『Leica M11-D』をカメラ専門店スタッフが開封・動画で紹介します

先日9/21に発売が開始された『Leica M11-D』。今回マップカメラスタッフがM型カメラの新機種を開封して、注目の見どころをご紹介します。
開封の瞬間や高品質な付属品、「Leica M10-D」との比較まで!ぜひ最後までご覧くさい。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:20 開封していきます
04:08 外観をチェック
06:43 M10-Dとの違い
08:39 まとめ
10:00 エンディング

 『Leica M11-D』を開封します


「Leica D-LUX8」から採用されている、環境に配慮されたシンプルかつ美しい新パッケージ。
モダンな黒の箱を開けると、待望の『Leica M11-D』が早速登場します。

取扱説明書や付属品も取り出していきます。
上質な質感の「Leica」ロゴが入ったストラップや、給電用のUSBケーブルなどが丁寧に梱包されていました。

ボディの外観を見ていきます。
大きな特徴の1つが背面液晶をなくして、ボディ背面にISO感度ダイヤルを搭載したところです。
そうすることで、デジタルでありながらフィルムのような楽しみ方ができ、より撮影に没頭することができます。
撮影画像の確認は専用のアプリ「Leica FOTOS」で行うことができるので、デジタルとフィルム・新旧のいいとこどりと言えるのではないでしょうか。

アナログの撮影スタイルをデジタルの世界に取り入れた『ライカM11-D』。
本動画ではより詳しく、外観や性能・他機種との比較についてご紹介していますので、ぜひお楽しみください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方はぜひチャンネル登録や高評価をお願いします!

[ Category:etc. Leica YouTube | 掲載日時:24年09月22日 15時51分 ]

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【Nikon】超広角も、超望遠も、Z6IIで。

Zマウントのスタンダードとして現在も人気の高い「Niko Z6II」。
今回はZ6IIに、超広角レンズと超望遠レンズを装着し撮影へと出かけました。

最初に使用したのはNikonの超広角レンズ、「NIKKOR Z 14-30mm F4S」です。

まずは広角寄りで撮影しました。空高くまで上がるスターマインを至近から撮影するには超広角レンズが必要です。空を見上げるような構図で、パースペクティブの効いた迫力ある写真になりました。
Z6IIは約2450万画素の裏面照射型センサーを採用しており、ハイライト部からシャドウ部まで幅広い階調の光を記録することができます。

続いてはこのレンズの望遠端、30mmでの撮影。豊かな色彩を持つ花火を忠実に捉えることができました。Zレンズの光学性能はいずれも優秀なものばかりで、そのスペックをフルに活かせるのはZマウントの特権です。ボディとレンズの両方が互いの長所を伸ばしあっているような印象です。


続いては場所を変え動物園へ。動物園と言えば望遠レンズということで、「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S」を装着しました。

スマトラトラがガラス越しにすぐそばまで近づいてきました。ガラスを隔てていると分かっていても、この距離で目線が合うとドキリとします。Z6IIのファインダー越しに見つめたトラは、まるで自分の目で覗いているかのよう。高精細で肉眼に限りなく近いEVFは、ピントピークが見やすく撮影がしやすいだけでなく、撮影時の楽しみにもつながります。レンズをズームすると素晴らしい解像度を保ったまま被写体に近づいていくので不思議な気分になります。

続いてサル山へ。岩と岩の間に架けられた鎖を渡るサルをコンティニュアンスAFで撮影しました。動いているサルの横顔にピントを合わせ続けるという状況でしたが、渡り始めてから向こう側に辿り着くまで追い続けてくれました。

徐々に訪れ始める冬に向けて、毛が伸びてきています。Z6IIの画素数は現代においてはスタンダードと言える2400万画素クラスで高画素機ではありませんが、広がった毛の1本1本も描写しています。

鳥の多くいるエリアへ移動しました。
鳥の撮影では目にピントを合わせたい場面が多いですが、Z6IIはフォーカスポイントが画面の端まで埋まっているため、構図を固定したまま狙った位置にピントを合わせることができます。

最後にキリン舎へ向かいました。閉園間際ということで既にキリンは屋内へ入っており、光量としてはかなり厳しい状況です。シャッタースピードを稼ぐためISO感度は25600に設定しましたが、高感度であることを感じさせない描写をしてくれました。キリンのまつ毛の部分など細かなディテールが潰れることもなく、また色も正確に表現できていると思います。できるだけ低いISO感度を使用したいものですが、高感度でも使えるというのは心の余裕につながります。
また蛍光灯の下での撮影でしたが、フリッカー低減機能のおかげで、高速シャッターでも光ムラのない写真が撮影できました。


低感度域での余裕のある描写と高感度域での粘りのある描写。どちらのよさも1台で享受できるのが、Z6IIの魅力だと思います。
また超広角でも超望遠でも、どんなレンズをつけても相性がいいことも、Z6IIをオールラウンダーたらしめる理由だと思いました。

後継機が発売されましたが、コンパクトなボディに優れたフルサイズセンサーを搭載しコストパフォーマンスもさらに向上した今は、むしろ手に入れるチャンスといえます。

▼今回紹介した機材はこちら▼




[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月22日 15時00分 ]

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【GoPro】HERO12と共に山を行く

【GoPro】HERO12と共に山を行く

アクションカメラの火付け役と言っても過言ではないGoPro。
先日、最新の『HERO13』が登場しましたが、そのひとつ前の『HERO12』もまだまだ現役。

今回は旅行ではないですが、登山という本来のアクティビティに『GoPro HERO12』を持っていきましたので、
その魅力をお伝えしていければと思います。

富山県が誇る北アルプス北部に位置する名山、「立山」。
主峰の雄山と大汝山、富士ノ折立の三峰からなる連峰の総称で、日本百名山に数えられる山の一つです。
今回は登山の拠点として賑わう室堂周辺の山小屋に一泊し、翌日早朝から雄山を目指しました。

『GoPro HERO12』の重さはたったの154g。大きさも従来と変わらず幅 71.8×高さ 50.8×奥行き 33.6 mmと非常にコンパクトです。
見た目は大きく変わりませんがGoPro HEROには強力なビデオブレ補正機能「HyperSmooth」が搭載されているのですが、『GoPro HERO12』から「HyperSmooth6.0」に進化し、従来モデル以上の強力なブレ補正性能を得ることが可能になりました。

スタートは室堂を少し進んだ雷鳥沢から。
四方を立山の美しい山々に囲まれた雷鳥沢は、見渡す景色やあちこちで咲き誇る高山植物など見どころが沢山です。

道中は、頭にヘッドストラップをつけてそこに『GoPro HERO12』を装着することで 両手が空いた状態で登山しながらでも撮影が可能でした。
ヘッドストラップにはフレームレスマウントを使って装着しますが『GoPro HERO12』からボディ本体の底面に新たに三脚設置用の1/4インチサイズネジ穴が設置されました。
フレームレスマウント用のアダプターやアクセサリーは数多く存在しますが、アダプターを介さずに本体に直接1/4インチネジをつけられるのはさらにその拡張性が増したように思います。
三脚はもちろんですがお持ちのカメラと気軽にアクセサリーを共有できるのは荷物の観点からもかなり便利になりました。

撮影中も手ぶらで行動できるので、カメラを出して行動するには難しいガレ場や急斜面でも難なく撮影が可能です。
頭に装着しているので直接画面を確認することは出来ませんが、アプリを介してスマートフォンで撮影画面を確認したり、本体音量をONにしておくことで電源ON・録画開始・録画終了・電源OFFと音で聞き分けることが可能なので、撮り漏れなどもなく直感的に撮影が可能でした。

『GoPro HERO12』から電源管理のシステムの見直しにより、バッテリーの持ちが向上しております。
5.3K 60pで撮影した場合、従来は約35分の連続撮影が可能でしたが、『GoPro HERO12』では約70分になり、約2倍ものバッテリー持ちが良くなっています。
また、5.3K/30pで95分以上、1080/30pで155分以上の連続録画に対応するようになりました。

雲の流れが速く、ガスに包まれたと思ったら青空が急に広がったり、天候の変化や眼下の景色に刺激され、疲労を忘れて頂きへと一直線。
立山は日本百名山だけでなく日本三霊山にも数えられる山の一つ。雄山の頂には雄山神社の峰本社が鎮座しています。
ここで神主様よりお祓いをうけ参拝者全員で万歳して登頂達成。石碑の奥には最高峰の大汝山が見えています。

世代変化の速いアクションカメラ、『GoPro HEROシリーズ』。
世代を重ねるごとに確実に進化を遂げており最新機種の性能はさることながら、旧世代のカメラは価格面でかなり魅力的になりました。
バッテリー持ちや暗所性能、ビデオブレ補正の強力さなど自分に合った性能で落ち着くことが出来れば、長年のお供になりその分旅費に回せたりもするかもしれません。
今回ご紹介した『GoPro HERO12』は上述のバッテリー持ちやビデオブレ補正機能の向上、三脚ネジのネジ穴追加だけでなく、「HDRビデオモード」が搭載され白飛びや黒つぶれを抑えて映像もキレイに残すことが可能です。

ぜひこの機会に『GoPro HERO12』、アクティビティはもちろん、バッテリー持ちが向上したので日常のお出掛けやVlogなどのちょっとした撮影でも大活躍間違いなしです。

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[ Category:etc. | 掲載日時:24年09月22日 12時00分 ]

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【SONY】相性抜群!α7CⅡ×FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!

今回ご紹介する組み合わせは、「α7CⅡ(ILCE-7CM2)×FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)」

ILCE-7CM2、高性能かつコンパクトで大人気のカメラです。
はじめてカメラを買う方にも非常に人気のボディなので、そろそろ次のレンズが欲しいと考えている方もいらっしゃるかと思います。

そんな方にオススメしたいレンズが、SEL70200GM2です。

SEL70200GM2のように大きなレンズが、ILCE-7CM2に合うのか疑問に思われるかと思います。

前世代のα7C(ILCE-7C)と比べると、ILCE-7CM2は握りが深くなりグリップ感がよくなりました。
また、専用のグリップエクステンションにより、グリップを縦方向に拡張することも可能です。
それにより、重たいレンズを装着した際もバランスが取りやすくなり、選べるレンズの幅も広がりました。

そしてSEL70200GM2も前世代のモデルと比べると約435gも軽くなりました。
また、内部のレンズの配置も構えた時のバランスが取りやすいよう工夫されているので、実際の重さよりも軽く感じられます。

なので、大きく重い印象のある白レンズですが、SEL70200GM2に関しては、ILCE-7CM2と合わせてもバランスの悪さを感じない組み合わせだと思います。

 

なぜ、「次に買いたいレンズとしてSEL70200GM2をおすすめするか」ですが、まずこれは、皆さまが最初のレンズとして標準のズームレンズを選んでいる、という事を前提にしております。

そしてレンズを買い足す、となった場合、その理由は「今持っているレンズでは撮れない写真を撮りたいから」という理由がほとんどかと思います。
明確に撮りたい画が思い浮かんでいる方は、それに適したレンズを選ぶ必要がございます。
そうではなく、今撮れる描写以外を求められている方には、今使っているレンズの焦点距離と違う焦点距離を含むズームレンズを買うことをおすすめします。

カメラで「標準」とされる焦点距離は、大体35mm~50mmで、これは人間の視角や視野に近い画角です。
標準ズームレンズは大体24mm前後から70mm~105mmのレンズが多く、この35mm~50mmを挟むように作られているので、実際に人が見ている様に写真を撮ることができます。
なので、言ってしまえば標準ズームレンズだと見慣れた写真になることが多いということです。

FE 50mm F2.5G SEL50F25Gで撮影した写真。

これが、広角や望遠になると、人の目では見ることの出来ない画を撮ることが可能になるので、標準以外の画角のズームレンズを2本目のレンズとして選ぶと、より写真を撮ることが楽しくなるはずです。
様々な画角を網羅すると、それだけ撮れるものが増えたり、思った通りに撮れるようになるので、広角、標準、望遠のレンズが揃うとより楽しさも広がります。

では、広角と望遠、2つの選択肢がある中で、なぜ次のレンズとして広角ではなく望遠をおすすめするのか、それは広角レンズと望遠レンズの持つ特徴の違いにあります。

広角レンズは、人の目で見るよりも広い範囲を撮ることができます。
例えば広大な風景や、天の川を撮影したい場合に適しています。

また、広い範囲を捉えるだけでなく、広角になれば広角になるほど、パースペクティブ効果が現れます。
このパースペクティブ効果は、近くにあるものは大きく、遠くにあるものは小さく見えるという視覚効果で、簡単に言うと遠近感か強調される効果のことを言います。

FE 24mm F2.8G SEL24F28Gで撮影した写真

望遠レンズは、人の目で見るよりも狭い範囲を撮ることができます。
遠くにあるものを大きく写したい場合に適しています。

そして、望遠レンズは広角レンズのパースペクティブ効果の真逆の効果、圧縮効果が現れます。
遠くにあるものがグッと近づいて見える、という視覚効果です。

ここで注目すべきは、背景の違いによる画作りの違いです。

広角レンズは、より広い範囲が写り、かつパースペクティブ効果を活かす撮影となると、背景を含めて構図を考える必要があるので、場所を活かした撮影になります。
逆に望遠レンズは、背景がグッと近づいて見えるので、背景が写る範囲が狭く、被写体を引き立てやすいです。

望遠レンズの方が、場所を問わず一眼らしい表現が可能なので、気軽に作品作りができて楽しめると思います。
なので、次のレンズとして望遠ズームレンズがオススメです。

数ある望遠ズームレンズの中でも、SEL70200GM2は、軽く携帯性に優れ、高速なAF性能を持ち、高い解像力と滑らかなボケ味を両立した、非常に優れたレンズです。

重さは約1045g(三脚座別)と、他のEマウント用の70-200mm F2.8のレンズが1300g~1400gに対し非常に軽量です。
またAFに関しては、フローティングフォーカスを採用し、モーターには高推力なXDリニアモーターを4基搭載したことにより、前モデルに比べ最大約4倍のAF速度の高速化を実現しました。


画作りに関しては、実際に撮影した作例と共にご紹介いたします。

70-200mmは様々な被写体を魅力的に撮影できます。
ポートレートや、スナップのイメージが強い方ですが、風景写真やお花の撮影にも適しています。

まずは風景写真です。

圧縮効果により、より迫力のある風景の撮影ができます。
また、この時注目頂きたいのが周辺の解像力です。
端まで線のにじみなく、しっかり描写されていて、GMならではの解像力の高さを感じられます。

続いてお花です。

 

花の大きさが大体1~2cm程でしたが、前モデルに比べ最短撮影距離が短くなったので、小さくなりすぎることなく撮影できました。

解像力が高くなれば高くなるほど、ボケ味はどうしても固くなりがちなのですが、このレンズは滑らかなボケを実現しています。
突然ボケが大きくなることなく、徐々にボケが大きくなることによって、立体感のある表現になります。
背景に物が多い状態でもボケが柔らかいので、このように後ろのボケが邪魔にならず、被写体を際立たせることができます。

望遠を活かした動物の写真もオススメです。

レンズ自体のAF性能の向上と、ILCE-7CM2のAIプロセッシングユニットによる動体認識のおかげで、シャッターチャンスを逃さず撮影できます。

いかがでしょうか。
ILCE-7CM2に合わせたい、相性抜群な魅力的なレンズ、SEL70200GM2の魅力が少しでも伝われば幸いです。

今回使用したレンズはコチラから。



ショッピングクレジット60回まで無金利のお得なキャンペーンが9月30日で終了となります。
キャンペーン詳細は下のバナーからご確認いただけます。

他の相性抜群な組み合わせもご紹介しております。
ぜひご確認ください。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月22日 11時00分 ]

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【FUJIFILM】今おすすめのフジフイルムのリバーサルフィルム

【FUJIFILM】今おすすめのフジフイルムのリバーサルフィルム

皆さんはフジフイルムといったら、どんなイメージをお持ちでしょうか。

中にはデジタルカメラでおなじみのXシリーズやGFXシリーズカメラに搭載の
フィルムシミュレーション機能を連想する方も少なくないのではないでしょうか。
デジタルな時代、形は違えど今でもフジフイルムのフィルムへの熱意を感じます。

私は普段からフィルム写真を撮るので、やっぱりフィルムを一番に思い浮かべます。

今回はフジフイルムのリバーサルフィルムを紹介させていただきます。
ポジフィルムとも呼ばれており、フジフイルムからは次の2種類があります。

 

Provia 100F – とにかく自然な色彩再現

 

牛久大仏の足元

 

牛久大仏の足元

 

Provia 100Fは、ポジフィルムの中でも特に自然な色彩再現力が特徴です。
細かなディテールをしっかりと描写し、色の再現性に忠実なので、風景や自然の撮影にぴったりです。
特に、青や緑の自然な色合いが美しく、晴れた日の日中の撮影にこのフィルムの魅力が最大限に発揮されます。
今回は、室内、曇り空の下で撮影。
期待通りしっかり写してくれ、ISO100らしいドラマティックな色味となりました。
旅行先の風景をそのまま思い出に残したいという時におすすめです。

 

Velvia 100 – 鮮やかで力強いビビッドな色彩表現

 

白神山地の青池  

 

白神山地

 

 

 

初めてこのフィルムで撮った写真を見たとき、思わずデジタルカメラで撮影したものかとびっくりしたのを覚えています。
Velvia 100は、Proviaと並ぶフジフィルムの銘柄で、特に鮮やかな色を出したい時にこのフィルムが最適です。
彩度がとても高いので夕焼け、これからの紅葉シーズンなど、
色のコントラストがはっきりとした場面で、このフィルムを使いたいところです。
高い彩度ゆえに赤味が強く出る傾向があるのでポートレート撮影よりは、曇りの日や日陰などの風景メインの撮影に向いていると思います。

Provia 100Fのナチュラルな色再現、そしてVelvia 100の鮮やかな色彩表現。
これらのフジフイルムのフィルムを使って、さまざまなシーンで独自の表現を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

▼▼使用したリバーサルフィルムはコチラ▼▼

▼▼おすすめの中古フィルムカメラはこちら▼▼



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年09月21日 19時55分 ]

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【FUJIFILM】X-T4でキャンプを撮る。

8月も終わり涼しい秋の訪れを待つばかりの今日この頃。
西湖・湖畔キャンプ場へ訪れました。

今回の使用機材はFUJIFILM X-T4+フジノン XF16-80mm F4 R OIS WRです。

画角:16mm

富士五湖の1つ西湖の湖畔に位置する西湖・湖畔キャンプ場。
標高902m、マツや広葉樹の林に囲まれており湖畔が目の前と心落ち着くロケーション。
残暑の中ではありますが柳の木が木陰を作り涼しい風が通っておりました。
キャンプの設営をしながらふとした風景を写真に収めるのにはとてもいいサイズ感。手になじむグリップとバランスの良いレンズを選択しました。

画角:16mm

画角:80mm

今回選んだ機材X-T4はコンパクトながらボディ内手ブレ補正機構や豊富なフィルムシミュレーションが内蔵しております。
レンズはフジノン XF16-80mm F4 R OIS WR、35mm判換算24-122mm相当をカバーする5倍ズームレンズです。
上記写真のように広角で風景全体から望遠寄りで遠くに見える富士山の頭を高解像で撮影することができます。
時の流れを感じられるような色を写してくれるFUJIFILMはキャンプの撮影にぴったりです。

画角:16mm

画角:16mm

ボディは最大6.5段、レンズは6.0段の手ブレ補正が内蔵され、夕暮れ時や朝日などでも手持ちで撮影ができます。
※5軸・6.5段の対応レンズはこちらから参照ください
X-T4は視野率約100%の約369万ドット、暗闇や朝日の強い光の中でもクリアな画で写真を撮ることが可能です。

画角:63mm

更には日が落ちてからAFの優秀さに気が付かされました。-7.0EVの低輝度環境でもAFが駆動。
夜間の撮影でも位相差AFを使用することができ、揺らぐ炎や夜景などを正確且つ素早く捉えミスなく撮ることができました。
更にLCD/EVFブーストモードを使用していれば低照度優先にし暗所での撮影時に被写体を明るく表示し撮影しやすくします。
解像度優先にすれば被写体の細かいディテールをしっかりと捉えることができ、フレームレート優先にすればEVFに動いている被写体をなめらかに表示でき撮影場面により対応しております。
今までキャンプメシや冬キャン、キャンプ指南書などキャンプ関連の動画をお送りしてまいりましたが今回は夏の終わりをイメージして撮影をしてまいりました。

画角:41mm

画角:36mm

動画は三脚を使用して撮影しております。
こういったときに必須になってくるのがバリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニターです。
自分で作業をしながら画面を確認することができ、片手でタッチモニターでAFを合わせることができます。
レンズはブリージングも少なく、動画撮影にも適した設計になっております。

画角:16mm

画角:47mm

もちろんキャンプで注意すべき防塵防滴機構も配慮されており小雨や埃が舞うアウトドアの環境下でも、安心して撮影ができます。
これから秋から冬とキャンプシーズンが目白押し。今から次の休日が楽しみです。

 





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年09月21日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】MFレンズでいつもと違う撮影体験を。

今回はFUJIFILM X-E4とVoigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mountを持って公園にスナップを撮りに行きました。
このレンズはMFでのみ使用可能かつコンパクトで、クラシカルな見た目のX-E4ともとても相性がよいレンズです。
撮影モードは全て絞り優先オートです。

公園の真ん中には大きな池があり、その周りをぐるっと囲むように遊歩道があります。
緑も多いのでまだ夏の日差しが残っていますが心地よく歩くことができました。

少し歩くと小さな神社があり、祠を守るように松の木が生えているのが印象的でした。
このレンズは背景などの線を柔らかく出すことができるように感じます。

道端に咲いていたのはキバナコスモス。
上はPROVIA、下はクラシックネガで撮影しました。
クラシックネガで撮影すると緑に深みが出るのが特徴的で花びらの色がより映えて見えます。
F値も最小が1.2なため、ボケも大きく綺麗に出ます。

住宅街の中に佇む洋風の建物が目に留まったので撮影しました。

池に鴨がいました。
日が傾き始め、鏡のようになっている水面の質感がとてもいいです。

MFで動く鯉にピントを合わせるのは苦労しましたが、そこまで早い動きを追うのでなければ写真に収めることができました。
狙った通りに撮影ができるとかなり達成感があります。

普段AFで撮影しがちな筆者ですが、MFでの撮影ではより自分自身で写真を撮っているという実感がありました。
フォーカスリングの他に絞りリングもレンズについているため、2つのリングをくるくると回しながら撮影するのは楽しく、また使いたい組み合わせになりました。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年09月21日 13時00分 ]

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【Canon】Nikonユーザーから見たEOS R5の魅力

Canonの中で「5」は特別輝きを放つ数字。
デジタルカメラでのその系譜は、フルサイズ機として圧倒的な低価格を実現したEOS 5Dから始まり、一眼動画の新時代を切り開いたEOS 5D Mark II、全性能をブラッシュアップしたMark III、熟成のMark IVと着実に進化していきました。
そうして全ての時代で多くのカメラユーザーを魅了してきた「5シリーズ」は、Canonの中核をなす機体として、なくてはならないものとなったのです。
2020年、満を持して登場したEOS R5。
5Dシリーズを大きく超えるハイスペックなカメラの登場によって、世界は沸き立ちました。
Canonの「本気」を感じられるミラーレスは、発売以来ベストセラー機として君臨し続けています。
EOS R5 Mark IIも発売され注目も高まる中で、R5の魅力を語ります。

・・・

実は、普段から使用しているカメラメーカーはNikonです。
そのため、「R5の魅力を教えてください!」と言われても人から聞いた話や調べてみて凄いな!と思ったことばかりで
自分の言葉としてはまだ実感したことがありませんでした。
しかし、一度使った人からはR5は凄いと聞くばかり。
百聞は一見に如かずともいいます。一度じっくり使ってみようと思い、R5を持って撮影に出かけてみました。


今回、R5と一緒に使ったレンズは「RF50mm F1.2L USM」です。
普段から、ズームレンズよりも単焦点レンズの方が好みでその中でも一番見たままに近い画角で撮影できる50mmが好みです。
また、Canonのレンズ名の中に「L」と入っており、レンズ鏡筒部に赤いラインが一本走っているものは「Lレンズ」と呼ばれ描写性能と操作性能両者において高い性能を誇るレンズとなっています。
F1.2ということもあり、気になるのはボケ感です。
葉にピントを当てて背景をしっかりぼかしました。とろけるようなボケが広がっています。


このボケはポートレートで映えるのではないかと思い、道端で物思いにふけっていた河童にピントを合わせてみました。
思った通り、背景がしっかりとボケてくれました。まるで河童が取り留めのないふわふわとした考え事をしているかのようでした。

また、河童を撮影しながら感じた点はR5のファインダーが見やすいということです。
R5のファインダーはとにかく見やすく、視界に映るままの色味でファインダー撮影が出来ました。
ファインダーのドット数は約576万。ドット数がすべてではありませんが、クリアな見え方も納得できます。



R5の特徴は、有効画素数約4500万の高画素モデルであるということです。
道を歩いていると、小首をかしげてこちらを見ていた鳩に出会いました。可愛らしさに思わず一枚撮らせてもらいました。
しかし、50mmの単焦点レンズということもあり、少し鳩が遠くなってしまいました。
もっと鳩に近寄りたいのですが、びっくりさせてしまうと飛び立ってしまうかもしれません。
少し考えて、高画素を活かして撮影画像をクロップしてみることにしました。
ボディ内のメニューからクロップを行います。撮影した時にすぐ処理が完了するため、簡単にクロップが出来ました。
鳩にフォーカスしてクロップを行いましたが、画像を見ても画質の乱れは感じられません。
もう少しズームがしたい、被写体にフォーカスしたい、そんなあと少しの願いを叶えてくれる痒い所に手が届く頼もしいカメラだと思いました。


冒頭の話に戻りますが、普段はNikonを使用しています。
なぜ、Nikonを愛用しているのかと言えばNikonの出す鮮やかで濃い色味が好きだからです。
そのため、R5を使ってみようと思った時にこのような思いがありました。
「AFは確かに速いと聞くけど色味はNikon好きの私には合わないのではないのか?」

カメラの色味を見たい時に、一番に撮影するのは青空と決めています。
青に一番メーカーの出す色の特徴が出るような気がしているからです。
小さい本屋さんの看板を見つけたので若干オーバー露出を取り撮影します。
この日はまだ夏が尾を引く残暑の厳しい日でしたが、抜けるような青空となりました。
Nikonであればもう少し色が濃く、青がしっとりと描写されるものですが、R5は水彩画のようなクリアな描写です。

以前から、Nikonは建物や風景写真が得意でCanonは人物写真が得意だと言われることがあります。
今、NikonとCanonの両方を使って考えてみました。
私の印象の話にはなってしまいますが、Nikonは黒の画用紙をベースに色を乗せているのに対し、Canonは白の画用紙をベースに色を乗せているように感じます。
そのため、Nikonはどちらかと言えばしっとりとした色の濃い描写で、深々とした黒が持ち味です。
対してCanonはクリアな抜けるような明るい色味です。人の肌が映えるのもうなずける明るい色味が持ち味です。
どちらが悪い、ということではなく好みがどちらかというお話になります。
Nikonの色味が好きな私ですが、Canonのクリアな色味はポートレートやテーブルフォトで使ってみたい色だと思いました。


Canonのクリアな色味ですがアンダーにして撮影したらどうなるのかが気になります。
味のある和菓子屋さんの和傘を見つけたので、露出を下げて撮影しました。
暗めにしてもスッキリとした描写はそのままに深みのある赤になっています。
明るめにしても暗めにしても人気の高いCanonの色味が味わえます。

【ISO100】

さて、次に気になったのは高感度耐性です。
休憩と合わせて入ったカフェで、シュークリームを被写体に様々なISO感度で撮影しました。F値は全てF9で統一しています。
まずは、最低ISO感度であるISO100。言わずもがな、ノイズもない綺麗な描写です。
やはり白が輝くように描写されとても美味しい写真が撮影出来ました。

また、高感度耐性から一度離れてみてみるとF9で撮影したこともあり、こちらはシャッタースピードが1/8で撮影しています。
特段手ブレしないように、という意識はせず背面液晶を見ながら撮影しました。
それでも手ブレが起こっていることはありません。R5は5軸の手振れ補正を搭載しています。
今回使用したレンズには手振れ補正機能が搭載されていませんでしたのでまぎれもなくボディ内手ブレ補正の実力となります。
強固な手ブレ補正は様々な撮影シーンで活躍してくれるに違いありません。

【ISO400】

【ISO1600】

【ISO12800】

さらにISO感度を上げていきました。
ピントを当てているシュークリームのクリームはISO感度を上げてもしっかりツノが立っていて美味しいまま撮影出来ています。
ISO12800となると、背景のボケにはノイズが出始めていますがシュークリーム部分では目立っておりません。

【ISO51200】

最後に最高ISOであるISO51200で撮影を行いました。
背景部分やナイフとフォークにはノイズが出ています。
PCで見るとはっきりノイズが出てしまっていますが、スマホでは拡大して確認できる程度となっていました。
明るい昼間の店内でもノイズが発生しているため夜間でのノイズが予想されます。
そのため、使用はISO12800までがノイズが少なく使いやすいのではないかと思います。


R5を使ってみながら考えたことは、普段使っているNikonのカメラとは操作性や見た目の違いの他に色味で個性が分かれる、ということでした。
色味の他にもAF性能は優秀で狙った被写体は間違いなく認識してくれます。
グリップもしっかりホールドされて無理なく握ることが出来ました。
クロップも高画質のまま出来るため、撮影の幅も広がります。
どんな使用用途で持ったとしても、極上の撮影体験を提供してくれるのがEOS R5の魅力ではないかと思います。

▼これまでの記事はコチラからご覧ください!▼

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月21日 12時00分 ]

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【中間発表】マップカメラ2024年 人気商品ランキング(カメラ編)

【中間発表】マップカメラ2024年 人気商品ランキング(カメラ編)

2024年も9月となり、折り返しを過ぎた頃となりました。月一で配信しております「新品・中古デジタルカメラ人気ランキング」ですが、今回は特別編!「中間発表」と題しまして2024年を盛り上げてくれた人気商品ランキングをカメラ編、レンズ編と分けて動画と併せて配信いたします。
2024年もすでに様々なカメラ・レンズが新製品として発表されました。どの商品が注目を集めたのか。また、中古のカメラ・レンズで人気があったのはどんなアイテムなのでしょうか。

前回のレンズ編に続いて、カメラ編をご覧ください。

新品 2024年カメラランキング 中間発表
1位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
2位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
3位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
4位 Nikon Z6III ミラーレス一眼カメラ
5位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
6位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
8位 Nikon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7IV ILCE-7M4 ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α7RV ILCE-7RM5 ミラーレス一眼カメラ

2024.1.1~2024.9.15時点

新品のランキングは以上のような結果となりました!
5位以上は動画内にて触れておりますので、是非ご覧ください。
このブログでは6位以下の商品をご紹介します!

6位 FUJIFILM X-T5
美しい描写とクラシカルなデザインが素晴らしい、Xシリーズの第5世代機。

7位 Nikon Z8
フラッグシップモデル「Z9」と同等の性能を、使いやすいボディサイズに凝縮しました。

8位 Canon EOS R6 Mark II
人気ミラーレス「EOS R6」からさらなる進化を経て登場した後継機。

9位 SONY α7IV ILCE-7M4
ソニーが示す新しい時代のミラーレスベーシックモデルです。

10位 SONY α7RV ILCE-7RM5
高画素モデルとして地位を確立してきた「α7R」シリーズの5世代目。

中古 2024年カメラランキング 中間発表
1位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
2位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
3位 ??? 動画をチェックした後に!! ???
4位 SONY α7C ILCE-7C ミラーレス一眼カメラ
5位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
6位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
7位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7C II ILCE-7CM2 ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α7RIII ILCE-7RM3 ミラーレス一眼カメラ

2024.1.1~2024.9.15時点

中古のランキングは以上のような結果となりました。
6位以下をご紹介します。

6位 RICOH GR III
新品は手に入りずらかったカメラですが、中古の取り扱いがあるマップカメラだからこそ堂々の6位にランクイン。

7位 Nikon Z6
Z6II、IIIと後継が出ている中で価格面の魅力や素養の高さが人気になっている理由です。

8位 FUJIFILM X-T5
新品でも中古でもランク入りするのはさすがの一言。

9位 SONY α7C II
新品では第9位にランクインしているα7IVと同等の性能も持ちながらコンパクトに仕上がっているのが人気の理由です。

10位 SONY α7RIII
すでに第5世代まで登場しているα7Rシリーズですが、その高い性能と価格面が人気でランクインしています。

————————————

以上が2024年 9月15日現在までの新品・中古 カメラ売上ランキングでした。

話題の新製品はもちろん、中古に関しては発売から今日まで長らく愛されてきたカメラ等もランキングに入っています。
2024年も残すところあとわずか!どんな新製品が発表されるのか、中古カメラの販売動向はどのように変化していくのか。
これからもマップカメラの新品・中古デジタルカメラ人気ランキングにてお伝えして参りますので、是非ご期待ください!

[ Category:YouTube | 掲載日時:24年09月21日 12時00分 ]

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【Canon】EOS Rと触れ歩き【日本最大規模!よこはま動物園ズーラシア】

【Canon】EOS Rと触れ歩き【日本最大規模!よこはま動物園ズーラシア】

残暑が厳しすぎるくらいの蒸し暑い日が続いてます。

今回も筆者は思いつき決行で、前日に少し調べてそれから(現地で)は何とかなれ!の精神で向かいました。
※別記事にて掲載している一部の写真はこの時撮ったものを使用しました。
Canonのフルサイズ機のすゝめとして紹介したものです。宜しければこちらもご覧ください!

さて今回は『EOS R』をメイン機として使用し
レンズはカメラバッグに入るだけ詰め込んで電車とバスの乗り継ぎで行ってきました。

アクセスですが
相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口、相鉄線「三ツ境」駅北口下車、各駅から「よこはま動物園行き」のバスで約15分、

JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口下車、「よこはま動物園行き」のバスで約18分。【HP抜粋】

広すぎます!
メインの入り口(正門)が左下にあります。それを目印にしていただき、HPの“よくある質問”より以下全抜粋します。

Q.園内を1周するのにどのくらいの時間がかかりますか?
A.休憩や食事の時間を除いて3〜4時間程度です。

>改めて広大な敷地なんだなと、思っていただけたと感じます。では実際にどうだったかと言うと、
正門から時計回り。12時半から入園して閉園16時半までの4時間で、半分しか見れませんでした。
※地図で示すなら「アマゾンの密林」が印刷されている場所近くで、閉園のアナウンスが流れ始めました。

撮影をしながらですと、ペース配分が難しいと率直に感じましたが
オススメは開園時間の9時半からor筆者のようにまた別日に行こう!とするスケジュールが良いのかもしれません。

・・・

横道にそれましたが、正門から入園し時計回りに進むと
いきなりゾウエリアになり、迫力あるお出迎えです!

【アジアの熱帯林】

「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」

「インドゾウ」が砂遊びをしていたので狙ってみました。

「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」

「インドライオン」の肉球です。横になって寝ているようでした。
この暑さで横になっている動物が多く、人間と同じく力強い動物も暑さには参ってしまうのでしょう。

「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」

撮って動いて、止まってまた撮って動く
の繰り返しです。
こちらは新しいエリアへの移動時に、トンネル内にあった傘型セードライトです。

・・・

【亜寒帯の森 その1】~ウォークインバードケージ~

ウォークインバードケージという場所もあり、出入り自由ですがゲージから鳥たちを逃がさないようにする必要があります。
ゆっくり音を立てないようにしながらすぐ近くにいる鳥たちを目の前で撮影できるので魅力的です。
筆者はここでの貴重な体験が癒しの時間がとなっていたようで、かなり長い時間撮影していました。“長閑で落ち着ける空間”ということです。

「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」

「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」

檻やガラスに覆われているので、距離感を確かめる意味合いでも「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」は適しているように感じ、改めて万能なレンズだと感じました。
なんと言っても軽い・コンパクトで有難いです。必要であればテレコンを使用して超望遠ズームを楽しめます。

静かで落ち着ける空間に入って、レンズ交換をと思い、次に取り出したのは「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」
こちらを使用してみます。

・・・

ゲージの扉をしっかり閉め、進み続けます。
凄い態勢で寝ているんだろうなと思いつつシャッターを切りました。ご覧ください、「ユーラシアカワウソ」です。
太陽がギラついていたので家に帰って見返してみると、このような表情が出てきました。

「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」

涼しい場所で、暑さしのぎをしながら、シャッターを切ってました。ちょうど気持ちよさそうに泳いでいる瞬間を収めていました。
カメラバックからスッと取り出しやすい「RF16mm F2.8 STM」、最短撮影距離も0.13mでかなり接近して撮影できるのと、単焦点レンズでありながら様々な場面で対応できます。

「RF16mm F2.8 STM」

・・・

【亜寒帯の森 その2】

「フンボルトペンギン」
筆者が周っている際、飼育員の方が餌やりをしていたので観察しながら撮影してみました!

オールラウンダー「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」
その中でも気になるペンギンたちがこちら!

「RF16mm F2.8 STM」

「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」

「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」

こちらも先ほどの「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」同様、軽量化がなされており
重さ1kgしないでいて、広角から望遠領域までカバーしているので複数持ち運ばないで済むのは、
このようにふっと思いつきで撮影や旅行などの遠方にお出かけの際に、適しているレンズと言えます。

「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」

筆者は「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」の描写力も好きなのですが、「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」も好みでいて、今回両方持って行くことに決めました。色んな動物に対して、レンズを交換しながら今回撮影が行えたのは大変良かったです。

・・・

残念ながら【日本の山里】エリアを速足で見るだけして、今回は終わってしまいました。
周り切れていないという気持ちより、久々に動物園に来て「色んな動物を撮りながら歩く面白さ」を認識でき、
且つ規模が大きい動物園では様々な動物が居るのでお持ち頂いているカメラ・レンズそれぞれの性能確認にうってつけの場所であると思いましたので、また“残り半分”もいずれか撮影して、記事を書ければ良いなと思っております。

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月20日 18時30分 ]

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【Nikon】世界初の部分積層型CMOSセンサーを採用「Z6III」で撮影された夏の思いで

【Nikon】世界初の部分積層型CMOSセンサーを採用「Z6III」で撮影された夏の思いで

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中! 夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。
 
特に現在『2023年以降に発売された新製品』で撮影された作品の募集を強化しております!風景写真、スナップ/モノクロ、ポートレート、ネイチャー、スポーツなど動体撮影まで、オールジャンルで募集中。今回ご紹介する「Nikon Z6III」も作品募集の対象となりますので、ぜひ奮ってご参加をお待ちしております。
 

 
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
 
30周年フォトコン
 
世界初の部分積層型CMOSセンサーを採用し、小型ボディーにフラッグシップモデル同等の高性能や新機能を搭載した「Z6III」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。
 
 



【作品名】花火<投稿作品を見る

【投稿者】のやさん様

【使用機材】Nikon Z6III + NIKKOR Z 24mm F1.8 S


 
 



【作品名】掬星台(神戸)からの夜景<投稿作品を見る

【投稿者】SC93Trojan様

【投稿者コメント】神戸の掬星台というところから有名な神戸の夜景を撮ってみました。掬星台からの神戸の夜景は左右の広い角度に亘って続いているので、その魅力を伝えるにはパノラマ撮影をしなくてはなりませんが、私はそのような技術は持ち合わせていませんので、とりあえず六甲アイランド方面を撮ったものです。もっと広角のレンズでも撮りましたが、空が大きくなりすぎて構図としてイマイチでした。(その代わりに動画で端から端まで画面を動かしながら撮ったのですが、これはいい感じで撮れました~。)なかなか難しい・・・。

【使用機材】Nikon Z6III + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S
 
 



【作品名】透明感<投稿作品を見る

【投稿者】SC93Trojan様

【投稿者コメント】嵐山の祐斎亭にて

【使用機材】Nikon Z6III + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S



【作品名】雨上がり<投稿作品を見る

【投稿者】NEONEO様

【投稿者コメント】滋賀県彦根市内にて

【使用機材】Nikon Z6III + NIKKOR Z 24-120mm F4 S



【作品名】ひまわり<投稿作品を見る

【投稿者】のやさん様

【使用機材】Nikon Z6III + NIKKOR Z 70-180mm F2.8



【作品名】JUMP<投稿作品を見る

【投稿者】まっくん様

【投稿者コメント】ラリー北海道陸別SSS
このコースのジャンピングスポット、猛スピードで駆け抜けるラリーカー、迫力満点!

【使用機材】Nikon Z6III + TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Nikon TAMRON | 掲載日時:24年09月20日 12時20分 ]

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【PENTAX】話題の現行ハーフフィルムカメラを使ってみた

【PENTAX】話題の現行ハーフフィルムカメラを使ってみた

PENTAX から魅力的なフィルムカメラが発売されました。
その名もPENTAX  17(ペンタックス イチナナ)
PENTAX FILM PROJECT が発表された当初から非常に楽しみにしていました。
実際にプロダクトが出来上がる過程が見えるように開発が進められており、発表を待つ間もわくわくが途切れることはありませんでした。

まずは外観からご覧ください。

独特な見た目ながら、とても引き込まれる魅力的なデザインになっています。

軍艦部にはシャッターボタンはもちろんのこと、露出補正やモードダイヤルといったデジタルカメラでも馴染みのあるパーツも並びますが、手動巻き上げ用巻き上げレバーや巻き戻しクランク、フィルムカウンターといったフィルムカメラ独特のパーツも目立ちます。

フォーカス方法はゾーンフォーカスを採用しており、簡単にピント合わせができます。
また、ゾーンフォーカスリングにはわかりやすいアイコンが印字されており、より直感的な撮影が可能です。

今回はそんな最新フィルムカメラを使って撮影に行ってきました。

撮影を開始してすぐその取り回しの良さに驚きました。片手で違和感無く撮影ができました。
先述したように、フォーカスはゾーンフォーカスを採用しています。また撮影モードをAUTOモードに設定しておくことでフォーカスはパンフォーカスになり、被写体から1m離れることでカメラ任せに撮影することができます。
またフラッシュもカメラの判断で発光するので、より手軽な撮影可能にしています。

ファインダーはアルバダ式ブライトフレームファインダーを採用しており、非常にクリアで見やすいファインダーとなっております。また選択したゾーンフォーカスを確認することもできます。

ハーフサイズカメラということもあり、撮影可能枚数は2倍となります。フィルムカメラでここまでバシバシ撮影した経験は今までないかもしれません。
かなり沢山撮ったなと感じてフィルムカウンターを確認すると、「え、まだこんなに撮れる!?」と驚きました。

フィルムで撮影したいけど、枚数を気にしてシャッターを気軽に切れないという方に非常にオススメの機種だと思います。
また非常にコンパクトなカメラなので小さなカバンにも収まります。
現像やフィルム代など敷居の高さを少し和らげてくれる存在なのではないでしょうか。

 

[ Category:etc. PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年09月20日 12時00分 ]

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【先行レポート】気軽に開放F値2.8を楽しめるレンズが登場!『Canon RF28-70mm F2.8 IS STM』の体験を動画で紹介します

【先行レポート】気軽に開放F値2.8を楽しめるレンズが登場!『Canon RF28-70mm F2.8 IS STM』の体験を動画で紹介します

小型・軽量ながら開放F値2.8を楽しむことができる『Canon RF28-70mm F2.8 IS STM』が発表されました。
焦点距離やF値が近い他のレンズともサイズ感などを比較しているのでぜひ最後までご覧ください。

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:20 外観紹介
03:43 気になる描写力
05:43 動画性能について
07:42 3つのポイントを見て
08:16 エンディング

 新製品の先行体験

まずは外観から見ていきます。
すでに発売されている『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』と比べてみました。
サイズ感はほぼ同じで側面に搭載されているスイッチには「フォーカス/コントロール切り替えスイッチ」ではなく「AF/MF/コントロール切り替えスイッチ」が搭載され、より素早くフォーカス操作の切り替えを行うことができるようになりました。
重量は約495gとサイズ感にあった重さになっているので気軽に持ち出すことができます。

次に描写力を見ていきます。
最短撮影距離は28mmAF時は0.27m、28mmMF時には0.24mになります。
最適な光学設計により描写力も申し分なく、Lレンズに迫る描写を楽しむことができます。

動画性能も見ていきます。
『RF28-70mm F2.8 IS STM』は動画性能にも配慮されており、レンズ単体で5.5段分の手ブレ補正機構が搭載されており、ボディ内手ブレ補正機構が搭載されたボディであればさらに強力な手ブレ補正効果を得ることができます。
STM(ステッピングモーター)により高速・高精度かつ静かで滑らかなAF、フォーカスブリージングも抑制されているので動画撮影での活躍も期待できます。

軽量・コンパクトながら開放F値2.8の明るいレンズに仕上がった『RF28-70mm F2.8 IS STM』。
動画ではより詳しく外観や描写性能について話しておりますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方はぜひチャンネル登録や高評価をお願いします!

[ Category:Canon YouTube | 掲載日時:24年09月20日 11時01分 ]

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【Leica】M11モノクロームで都市巡り

東京で賑やかな街といえば、渋谷や新宿が真っ先に浮かびます。
無数の高層ビルが立ち並び、昼間は日光がガラスに反射してきらきらと輝き、夜には窓の中から光が漏れ出します。

9月も下旬に差し掛かろうとしていますが、暑さは8月とほとんど変わらず、昼間は猛烈な日差しと暑さに外を歩くのも一苦労。
夕方の16時頃にようやくカメラを持って出かけました。

今日はLeica M11 MonochromとVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F2とF3.5の2本を持っていきました。

2012年、ライカは世界で唯一の白黒撮影専用センサーを搭載したカメラ「Leica M Monochrom」を発表しました。

11年後、ライカはその経験を活かし、第四世代の白黒センサーを搭載した「Leica M11 Monochrom」を新たに発売し、Leica M11シリーズの派生モデルとして、高画素、高感度、繊細な粒子を持っています。現代のデジタル写真がカラーが大半を占める中、ライカは白黒写真への情熱を貫いています。

現代のデジタルカメラでは、撮影したカラー画像は簡単に白黒に変換できますが、M11 Monochromをはじめとしたモノクロームシリーズにはどのような価値があるのでしょう。

この疑問を解決するためには、まずモノクロームの仕組みを理解する必要があります。

モノクロームのセンサーには色フィルターがないため、色彩情報を補完する必要がなく、純粋な光の階調を直接捉えることができます。これにより、高いシャープネスを実現し、高コントラストの環境でも繊細なディテールをキャッチすることができます。

また、モノクロームは特別なニーズを考慮して設計されおり、通常モデルよりも高いダイナミックレンジや高いISO感度、そして低ノイズという特徴があります。

先程も触れた通り、より多くのディテールと深い階調を捉えることができます。

もちろん、カラー写真を後処理で白黒に変換し、さまざまなパラメータを調整することも可能ですが、モノクロセンサーで撮影した写真のディテールや明瞭さ、オリジナルの効果を再現することはできません。
この過程で、特に明暗差の大きいシーンではノイズや色の歪みが生じることがあります。
後処理では、目に見える豊かなディテールを再現することが難しいのです。

・・・

カメラの話のあとは、レンズについても話しましょう。
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMとVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5(Type I)です。

Voigtlander(フォクトレンダー)がライカMマウント用に作った二つのApoレンズです。
50mm F3.5(Type I)は50mm F2よりも後に発売されましたが、どちらも傑作だと思います。

外観として、今年発売されたAPO-LANTHAR 50mm F3.5(Type I)は、まるで沈胴レンズのようなデザインです。
実際には沈胴はできません。最初は少し残念に思いましたが、実際に手に取ると非常に良いデザインだと感じました。
以前の沈胴レンズは、ライカのデジタルカメラに使用する際にセンサーに傷をつけるのではないかと心配でしたが、このデザインは安全性を考慮しており、ユーザーへの配慮が感じられます。

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Asph.VMは、ややオールドレンズ風なレンズデザインです。
サイズ感も重さも程よく、ライカMシリーズのどのカメラでもバランスが取れます。

両方のレンズは、フォクトレンダーの現代技術が結集されたAA(ApoとAsph)レンズで、M11シリーズの6000万画素にも十分対応しています。
開放からとてもシャープでもちろん絞っても素晴らしい性能を発揮します。

APO-LANTHAR50mm F3.5(Type I)の最短撮影距離は0.45mで、APO-LANTHAR 50mm F2の0.7mよりもかなり近いです。

夜間、F2のという明るさは小さくないメリットがあります。
Leica M11 MonochromはISO125〜200,000の高感度範囲を活かして、夜間でも自由に作品を撮影できます。

正直なところ、どちらを選ぶかは難しいですが、自分が「何を・何処で・何時」撮りたいかを踏まえて選ぶことで、よりその性能を楽しむことが出来ると思います。

 


 



 




[ Category:Leica | 掲載日時:24年09月19日 18時45分 ]

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