EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
CANON-EF BODY × CONTAX RTS LENS
Canon EOS6D × CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
Zeissの約150年の技術と伝統を凝縮し作られた究極レンズとして登場し、数多いCONTAXレンズの中でも“伝説”と呼ばれている1本である。ゾナータイプの9群11枚に超低分散ガラスを採用、大口径望遠レンズで補正するのが難しい色収差を極限まで取り除いたレンズだ。
その描写性能は開放から発揮され、薄いフォーカス部はシャープに解像し、アウトフォーカス部は滑らかで深いボケ味包み込む。 一度このレンズでシャッターを切れば“伝説”という言葉が納得できるはずだ。
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
様々なレンズを試写しているが、本レンズのような印象を受けるものは数少ない。 シャープやボケ味などとは違う、艶と言ったらいいのだろうか。写真を見る者を魅了する独特の力がこのレンズには感じられる。
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
EOS6D + RAYQUAL-Adapter + CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM
少し絞れば驚くほどシャープな描写だ。開放ではとろけるようなボケ味を、絞ればスキが無いほどシャープに解像してくれる。
黒塗りの大きな重量級レンズであるが、その描写は実に繊細で美しいものだった。 『良いレンズ』という基準は人それぞれ持っていると思うが、『CONTAX Apo-Sonnar T*200mm F2 MM』はその中の究極の1本かもしれない。 今後のレンズ史においてもその“伝説”は受け継がれていくことであろう。
Photo by MAP CAMERA Staff