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【モノクロ道】その6 暗室でプリントに挑戦!ベタ焼きも♪

[ Category: 文と写真|掲載日時:2012年08月11日 18時25分]

モノクロード、それはモノクロ撮影・現像・プリントを極める道・・・!

過去の記事はこちらからどうぞ!

【モノクロ道】その1 モノクロ始めます!プロローグ

【モノクロ道】その2 モノクロフィルムをつめて撮影!

【モノクロ道】その3 モノクロフィルムで浅草撮影! つづき

【モノクロ道】その4 インタビュー!魅力、カラーとの違いとは

【モノクロ道】その5 ダークレス現像に初挑戦!

ゼロからのモノクロ挑戦シリーズ、
今回は暗室でのプリントに挑戦です。
貸し暗室にスタッフ3人でいってきました!

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薬剤などは今回はレンタル暗室で用意されているので、
ナツコ先輩から「印画紙」だけ用意してね、と言われました。

印画紙には、大きく分けて、
”RCペーパー”と、”バライタ”があるそうです。

簡単にいうと、RCペーパーは、透明な樹脂皮膜をした印画紙のこと。
水洗処理を手早く済ませることが出来るので初心者にはこちらが良いとのこと。

バライタは、豊かな諧調と、キメの細かい描写の美しさが特徴ですが、
樹脂皮膜はないため現像液や定着液などの薬液を吸収してしまうので、
水洗に時間がかかり、平面性を保って乾燥するのが難しいそうです。
マップカメラのモノクロードの先輩も、作品ならバライタがおすすめとのこと。
どれを買ったらいいかおすすめを聞いたら、
「印画紙は最近買って無いんですよね、自分で作ります」という凄いお話が聞けました・・・
どう作るのかも聞いてみたいですが、また今度に。。

今回は、RCペーパーの多階調を使うことになりました!

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さて、ナツコ先輩とY先輩と暗室へ行きました!

初めてみる暗室や、引き伸ばし機などにドキドキです。
今回はフィルム4個分のネガを持っていきました。
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引き伸ばし作業は、その人その人のやり方があるようです。
ナツコ先輩とY先輩でも、ゆらして攪拌させるか、
そのまま置いておくかなど細かい違いが多々ありました。
今回はあくまで1例です。
基本的な流れを書きますので、
使う液剤の適正時間を参考にしたり、
教えてくれる方の方法でどうぞ楽しんでくださいね!



まずはどれをプリントすればいいかよくわからないため、
インデックスプリント、いわゆるベタ焼きをして
プリントするコマを選ぶことにしました。
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準備
さて、引き伸ばし機です。
実物を見るの、初めてでした。

ベタ焼き用のコンタクトプリンターを引き伸ばし機に置き、
引き伸ばし機のランプを点けます。
コンタクトプリンターとは、ネガをはさみ、
ガラス板で押さえるベタ焼き用の暗室用品です。
引き伸ばし機を上下に動かし、光がコンタクトプリンターに当たるように大きさを合わせます。

引き伸ばしタイマに露光時間をセットします。
セットした露光時間で自動で点灯・消灯してくれるなんて便利なんですね。

ネガの濃さや大きさによって、時間はセットします。
先輩方に聞いて、今回はまずは8秒にしてみました。
レンズの絞りは、全体にピントが合うようにF8にセットしました。

だいたいの時間で試してみて、出来上がりを見て
秒数を変えてベストを探ります。

引き伸ばし機のランプを消します。




露光
セーフライト以外は消して暗室にします。
さて、ここで印画紙を出します。
印画紙は感光しますからお気をつけ下さいね!

印画紙をセットして、上にフィルムを並べてガラス板で固定します。
タイマのスイッチをオンにすると、
セットした秒数だけ引き伸ばし機のランプが点いて露光されます。

初めてのときは、短いような長いようなドキドキの時間です。


さて、これからバットに入った液に印画紙をつけていきます。
引き伸ばし作業は、その人その人のやり方があります。
今回はあくまで1例です。

現像
印画紙を、現像液のバットに下に向けて入れます。
しっかりひたしたら、30秒はそのままにします。
30秒経ったら表に返してみます。
あと60秒攪拌します。
表に返したとき、像が浮かび上がってきていて感激します。


停止
印画紙を取り出し、すぐに停止液の入ったバットに付けます。
30秒。
時計の針を見ながらどんどん進めます。

定着
停止液をよく切って定着液に入れ攪拌します。
印画紙によっても時間に違いがあり、今回は5分しました。

水洗
バットにホースで水を流しながら水洗します。
水洗時間は5分から10分程度。

水洗が終わったら、印画紙を乾かします。
今回は乾燥機があったので、すぐに乾燥させることができました。

じゃーん。
初めてのベタ焼きが完成です!
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ベタ焼きってとってもおしゃれ!

ベタ焼きをみて、その中から良さそうなものを
1枚ずつプリントしていきます。

ネガキャリアにネガを入れて、引き伸ばし機にセットします。
ネガの光っているほうを上にします。
また上下逆にセットするとイーゼル上で上下がきちんとみえます。

ランプを点灯すると、下にネガの写真が投影されます。
下に置いたイーゼルのサイズを使う印画紙のサイズとあわせます。
そのサイズに投影された画像が合うように引き伸ばし機を上下して調整します。

これから露光→現像液→停止液→定着液→水洗→乾燥は先程と同じ手順です。

こちらが出来上がった写真です。
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白い枠を均等な幅にするのが難しかったけれど、
初めてでも何とかできました・・!

手順は覚えれば、思ったより簡単です。
上手なプリントを極めるには、技術と経験が必要な
奥深さもあると感じました。

自分で撮ったものがこうして紙に焼き付けられているのは
感動しますね。

10時から入ったのですが、
あっというまに終わりの17時でした!
(その間のランチに数時間か使っていますが。。)
また暗室に行きたいです!

是非、チャレンジしてみて下さい!

[ Category: 文と写真|掲載日時:2012年08月11日 18時25分]

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