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827:見た目は小柄、視界は壮大『LAOWA 10mm F4 Cookie』

827:見た目は小柄、視界は壮大『LAOWA 10mm F4 Cookie』

2023年01月11日

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

カメラを持っている方なら「パンケーキレンズ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。喫茶店で出てくるパンケーキのような形状、鏡胴が短くコンパクトなレンズを主に指す言葉です。スナップ撮影や旅行のお供に。機材を大仰にしたくないときに大変重宝するもので、初めての単焦点として選ばれる方も多いです。先日LAOWAから発売されたレンズは、そんなパンケーキレンズよりもさらに親しみやすいように、という思いを込めて設計されているようです。

今回ご紹介するのは『LAOWA 10mm F4 Cookie』です。パンケーキよりも、さらに小さいことが「クッキー」という名前からわかります。長さはわずか2.5cm、直径約φ6cmという驚きのサイズ感を誇ります。この小ささながらレンズのビルドクオリティは非常に高く、質感の良い金属製鏡胴、スムーズなフォーカスリング、心地よいクリック感の絞りリングなどこだわりを感じます。そんな『LAOWA 10mm F4 Cookie』はどのような画を紡ぎ出してくれるのでしょうか。Eマウント版を『SONY α6600』に装着して、スナップ撮影に向かいました。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

外からのまばゆい光を受けて、鈍色に光る金属製の階段。妖しい魅力に思わずシャッターを切ります。フルサイズ換算15mmという超広角の単焦点、こういった被写体は度量が試されます。しっかりと線を画き、歪みも感じられません。どうやらクッキーという可愛らしい名前でも実力は侮れないようです。

 

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

ラオワのレンズは、特徴的な意匠が施されているものが多々あります。鏡胴をぐるりと囲うブルーリングもその一つで、一目でラオワとわかるインパクトと見た目のリッチさに花を添えています。そのおかげかどうかは分かりませんが、私はラオワレンズの青の色表現がとても好きです。やや硬質で、印象深い青。青空とコンテナの中にグラデーションを感じることができます。

 

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

とにかく身軽な今回の組み合わせ、ボディ+レンズで650gを切ります。移動や撮影時の負担を軽減してくれるだけでなく、しゃがんでローアングルを狙ったり『SONY α6600』のチルト式液晶を活かして手を伸ばして見下ろすようなアングルを試したりといろいろな画角に容易に挑戦することができます。普段はちょっと離れたところから撮ることが多い大きなマスト。大胆に近寄って、下から煽るように撮ってみました。

 

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

『LAOWA 10mm F4 Cookie』は広大な画作りはもちろん、近接撮影も得意です。被写体にググっと寄ってフォーカスするもよし、お散歩しながら目に飛び込んできたすぐそばのワンシーンをさっと撮ることも出来ます。少し路地に入った場所、壁に差し込んだ昼の光がとっても美しく、さっと構えてシャッターを切りました。広角スナップは大好物な筆者、よく使う画角よりも広めですが被写体との距離感で画角を調整できるようです。

 

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

 

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

超広角レンズを携えていると、自然と見上げるような構図をよく撮ってしまいます。フォトスポットとしてメジャーなとある道路の高架下。グーッと伸びてカーブしていく様を収めるべく、自分も上体を反らします。反らしきった後で「カメラを動かせば、自分が反る必要なかったな」と気付きちょっとだけはにかんでしまいました。しかし、そういった体験が写真の思い出として残るものでもあると思います。体とカメラ、構図の連携は撮っていかなければ覚えられないことです。

 

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α6600 + LAOWA 10mm F4 Cookie

 

 

見た目は小柄、視界は壮大

どんなカバンにもスッと入れることができ、ストラップで首から掛けても負担はありません。そんな軽量なシステムながらご覧いただいた通り壮大でワクワクするような写りを愉しめます。人間が自分で見ている世界より、もっと広く。そのちょっとした非現実さが超広角の面白い部分だと思います。パンケーキからクッキー、次はもっと小さいマカロンレンズが登場するのでしょうか。見た目も、名前も、そして描写も。遊び心とワクワクが凝縮された『LAOWA 10mm F4 Cookie』ぜひ一度お試しください。

Photo by MAP CAMERA Staff

 



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