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763: あの描写力を、Xで。『SIGMA Contemporary 16/30/56mm F1.4 DC DN X-Mount』

763: あの描写力を、Xで。『SIGMA Contemporary 16/30/56mm F1.4 DC DN X-Mount』

2022年05月16日

光学性能とコンパクトネスを高次元で両立。本格的な大口径レンズの楽しさを、手軽なミラーレスシステムで体験できるようにと設計され多くのユーザーに愛されているシグマの「Contemporary F1.4 DC DN シリーズ」。16 / 30 / 56mmの3つの焦点距離で、今までに「ソニーE用」「マイクロフォーサーズ用」「キヤノンEF-M用」「ライカSL/TL用」と沢山のマウントに向けてラインナップが増えていきました。そしてこの度、いよいよ「フジフイルムX用」が発売されたのです。APS-Cセンサー搭載機の中でも、独自の人気を誇るXFシリーズ。すでに純正・サードパーティーの素晴らしい単焦点がいくつも発売されていますが、「シグマの単焦点を使いたい」というユーザーは少なからずいたことでしょう。事実、開発発表がされた時は界隈が非常に盛り上がった印象があります。今回は、そんな「Contemporary F1.4 DC DN シリーズ」の3本のレンズを『FUJIFILM X-Pro3』と『FUJIFILM X-T4』という現行フジフイルムの両雄に装着して撮影してきました。それぞれの写真をご覧ください。

 


 

SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

絞り:F4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:250 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

まず撮影に連れ添ったのは『SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN』です。フルサイズ換算で約84mm相当となり、使いやすい中望遠にあたります。そして3本の中で最もコンパクトであるというのもポイントです。その長所を活かすべくボディにはX-Pro3をチョイス。コンパクトにまとまった組み合わせで、スナップ撮影にはもってこいです。

 

絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

 

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/5800秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

開放から非常にシャープな画を得られるのがContemporary DC DNシリーズの特徴です。そして、風景などを撮りたい場合はそこから絞ってあげるとシャープさに磨きがかかります。触ったら指が切れてしまいそうなほどに描写された波の形がたまりません。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

せっかくの中望遠ですから、ポートレートのような撮影にも挑戦してみます。モデルは鳩さんにお願いしました。凛々しい瞳にじっくりとピントを合わせての一枚。解像感と大きなボケ味のバランスは人物撮影を楽しみたい方にもきっと愛用して頂けるでしょう。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/300秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

 

FUJIFILM X-Pro3 + SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN

 

 


 

SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/6000秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

続いて、標準画角となる『SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN』を『FUJIFILM X-T4』との組み合わせで。握りやすいグリップも相まって撮影の取り回しはこの上ないほど楽なように感じます。建物の白い壁に影が降り、切れ間があることで模様のように見えるのがなんとも面白くカメラを向けました。シャドウとハイライトが隣り合うようなシチュエーションでも実にナチュラルに描き分けてくれるのはさすがのフジフイルム。色味やダイナミックレンジの広さ、私はとっても信頼しています。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/210秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

『SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN』の一番おいしいポイントを探ってみると、被写体から5歩ほど引いた場所でピークを見つけました。F4まで絞って不思議な熱帯植物のディティールを完璧にとらえています。前ボケ、後ボケも実に素直。被写体が立体的に浮かび上がってくるようです。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

歴史ある建築物の中を散策していると、窓から差し込むわずかな明かりが階段を照らしています。外はあいにくの雨、あえてアンダーめの露出に設定して撮影しましたがわずかばかりの明暗でもアンニュイな雰囲気を醸し出してくれています。

 

絞り:F14 / シャッタースピード:1/75秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

 

FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN

 

 


 

SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/3500秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

 

さて本記事の3本目はラインナップの中で最も広角な画角が楽しめる『SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN』です。フルサイズ換算24mmの広大な世界、そして広角でありながら開放F値は1.4、最短撮影距離は25cmと寄ることもできるためボケ味を活かせるのも長所でしょう。広角レンズを持つとついつい見上げたシチュエーションを撮りたくなってしまうのですが、天井には美しいステンドグラスが輝いておりそんな私を肯定してくれているようです。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/3800秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

 

雲一つない青空と新緑の緑が大変気持ちの良い一枚。この日は夏の到来を錯覚させるほどに暖かく、木や葉っぱも太陽光を浴びて喜んでいるようでした。インドア気質の私はというと少々おののいてしまった部分はあるのですが、目に栄養満点な景色とそれを見事に色再現してくれる写りを実感できたので撮影に出てよかったなと今になって思えました。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/900秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

 

Contemporaryレンズはパキッとしたコントラストの高い画作りが得意なように思います。シャドウが黒つぶれしてしまうギリギリを狙って露出を決めました。こってりとした影の表現、そして粘り強く描かれる木目など思い描いていた通りの一枚に。木造建築は時代に磨きをかけられて魅力を増していくのだなと思わせてくれます。

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/950秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

 

 

FUJIFILM X-T4 + SIGMA Contemporary 16mm F1.4 DC DN

 

あの描写力を、Xで。

APS-Cセンサーによる描写性能にこだわってきたフジフイルムと、APS-Cセンサー規格でもフルサイズに匹敵する写りのレンズを世に送り出してきたシグマ。機材への真摯な向き合い方でファンを獲得してきた二つのメーカーがいつか組み合わせられたらな…と期待していた方も多いことでしょう。そしていよいよ実現した今回の3本の単焦点は、小型軽量・高い描写性能・手にしやすい価格とAPS-Cの長所をより引き出せる魅力が詰まっており、相互に新しいファンを獲得する良い試金石になると思います。

「Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN」がすでに開発中とアナウンスされており、続くラインナップが非常に楽しみなところ。両雄のさらなるコンビネーションの妙に期待しましょう。

   

Photo by MAP CAMERA Staff

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