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690:『SONY FE 14mm F1.8 GM』

690:『SONY FE 14mm F1.8 GM』

2021年05月30日

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

ソニーのフルサイズミラーレス用単焦点レンズで最も広角となる『SONY FE 14mm F1.8 GM』がいよいよ登場しました。これまで純正レンズで14mmの画角を得るには『SONY FE 12-24mm F2.8 GM』もしくは『SONY FE 12-24mm F4 G』というズームレンズを使う必要がありました。二本のうち明るい方でも開放F値は2.8で、その重さは847g。ところが当レンズは開放F値1.8とより明るく、重さもわずか460gしかありません。超広角レンズファンには堪らない一本です。14mmでF1.8で460gのGMレンズとくれば、あれも撮れるこれも撮れるとワクワクすることでしょう。筆者は長年舞台写真を撮ってきたので、かぶりつきで撮るのによいとまず思いました。今回は街を歩いて撮影してきましたので、どうぞご覧ください。

 

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

舞台写真を撮るのによいと考えていたところ、ちょうどステージのような場所が現れました。14mmなら出演者がたくさんいても余すことなく画面に入れることができます。また開放F値1.8ですから薄暗いダンスシーンでも被写体ブレすることなく撮れます。次の舞台撮影の機会にはぜひ当レンズを持ち出そうと思います。

 

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

この公園も数日前までバラが咲き誇っていたのに、もう紫陽花が咲き始めたことに驚きます。超広角レンズですが25cmまで寄れますので、このように紫陽花を大きく写すことができました。自然なボケの美しさに見とれます。色がたっぷりと詰まっており、ピントが合っていないにもかかわらず質感が伝わってくるのです。

 

絞り:F5 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

小高い丘の中腹に観音菩薩を見つけました。緑の中に銀色の仏像があるので目立ちはしますが参道の横側にあるので、お参りをしようと気が急いていると見逃してしまうかもしれません。調べたところ東北の方を向いていて、震災犠牲者の慰霊と被災地復興を祈ってくれているのだそうです。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

 

絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

 

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

ローカル線に乗って10分足らず。ホームに降り立つと眼前に海が広がりました。遠くには大きな橋や工場などが見え、手前を小舟が行きかいます。ホームの横が海という駅はこのあたりではなかなか見ない珍しい光景です。天気がよければ夕陽が綺麗な時間でしたが、この日は残念ながら曇り。雲のディテールが残るよう注意してシャッターを切ります。

 

絞り:F5 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

諦めずに夕陽を待っていると、かろうじて空が染まりました。ほんの一瞬の出来事でした。非現実的な世界から離れて、そろそろ街へ戻ることとします。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

 

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:1000 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

どこまでも続く長い廊下。今回はカメラを頭上に掲げ、高い位置から撮ってみました。超広角レンズは少しでも角度がずれると特に気になるものです。『SONY α7R IV』の画面をチルト状態にして、よく確認しながら撮影しました。手前のドアに角度がついてちょっぴり不思議な空間になりました。

 

絞り:F11 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:12800 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 14mm F1.8GM

 

近くのビルの隙間に点光源を見つけたので、光芒を出して写真のポイントとしました。立ち位置から見て正面の景色も頭上の景色も一画面に収めることができるのは、超広角レンズならではの表現です。大きなビルを下から上まで入れることで、その隙間の狭さを強調できたように思います。

 

これがG Masterブランドの超広角

『SONY FE 14mm F1.8GM』は機動力にも描写力にも優れた魅力的なレンズです。重さや大きさから解放されると気分も軽くなり、敏捷なAFも相まって撮影を心から楽しむことができるようになるのだと実感しました。G Masterらしい緻密な描写、うっとりするような滑らかなボケ味も素晴らしいの一言。個人的には特にボケ味の美しさが気に入っています。超広角レンズはボケにくいものですが、開放F値1.8ですからボケ味を活かすことも可能です。また前玉がやや半球状に出ているため前面にフィルターを付けることができませんが、後部にシートタイプのフィルターを付けられる箇所があるのでご安心ください。大口径であることとフィルターを組み合わせた作品づくりは、まさしく当レンズならではの表現となるでしょう。気軽に持ち歩ける超広角レンズでありつつも、作品づくりのよき相棒でもあるのです。ぜひお手に取っていただきたい一本です。

Photo by MAP CAMERA Staff

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