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Leica M11 「タッチ&トライ」レポート

Leica M11 「タッチ&トライ」レポート

2022年01月17日


2022年1月14日、東京・銀座『ライカプロフェッショナルストア東京』にて、新型のMデジタルである『LEICA M11』のタッチ&トライが行なわれました。『ライカブティック MapCamera Shinjuku』も正規店として招待されましたのでその模様を皆様にいち早くレポートしたいと思います。

まず初めに、『LEICA M11』についてライカカメラジャパン株式会社 プロダクトトレーナーの堀内氏におすすめポイントなど、お話を伺いました。是非ご覧ください。

続いては『LEICA M11』のタッチ&トライ。

ライカM11はブラックペイント(アルミニウム)、シルバークローム(真鍮)の2色展開。

まずは、ライカM10と比較していきながら紹介していきます。

手前が『Leica M11』 奥が『Leica M10』

 
ライカM11ブラックペイントペイントは、高品質なアルミニウムを使用し、シルバークロームよりも約20%軽いボディ(約530g・バッテリー含む)を実現しています。写真でお伝えするのが難しいですが、塗装がライカM10や過去のM型ボディとも異なります。ブラックはペイントとのことですが、クロームとペイントの間くらいの光沢感で、表面はややザラザラしています。ライカQ-Pのマットブラックに少し光沢をもたせたような印象です。

手前が『Leica M11』 奥が『Leica M10』

 
シルバーは気付きにくいですが、光沢感が僅かに違いました。ライカM10のシルバークロームがサテン系だとすると、ライカM11はそこに少しラメを落としたような印象です。もちろん大げさなわけではなく、光に反射させた際に僅かにキラキラと輝く部分があるといった程度です。

ボディの外観は、一見するとライカM10との違いは分かりません。

まずはライカM10にあったフロントのファンクションボタンが上面に移設されました。これにより、シャッターボタンから瞬時にファンクションボタンへとアクセスすることが可能になりました。M10では意図せず触れてしまうことがありましたが、そういった誤操作もなくなります。

左『Leica M11』 右『Leica M10』

 
また、光を反射させていた、白とグレーのシャッター幕(先幕)も黒一色に。そのため、レンズを外した姿はこれまでのM型デジタルライカを使ってきた方にとってはかなりスッキリした印象かと思います。

そして外観ではありませんが、マウント内部の測光センサー受光部がなくなりました。センサーでの測光が常時可能になった為、かなりスペースが空いた印象です。

従来と一番大きく異なるのはライカM11の底面です。ベースプレートがなくなり、バッテリーやSDカードへのアクセスもスムーズになりました。また、SDメモリーカードスロットに加えて64GBの内蔵メモリーも搭載。USB Type-C端子も備わったことで、USB充電・給電も可能です。

同梱のLeica FOTOS用のケーブルを使えばスムーズにiPhoneやiPadと接続することが可能です。

別売の外付けEVF「ライカ ビゾフレックス2」を装着してみました。こちらのビゾフレックス2は先代のビゾフレックス(Typ020)の240万ドットから370万ドットへと1.5倍超となりました。実際に覗いてみるとドット数以上に見やすくなった印象を受けます。ライカQ2のEVFがドット数的にも近いので、ライカQ2に触れたことがある方ならば、その良さがお分かりいただけるかと思います。

角度は3段階で、0度、45度、90度となっています。ロックの爪などはなく、銀色の丸いマグネットで固定しているようです。なお、2022年3月公開予定の最新版ファームウェアにアップデートすることで、「ビゾフレックス2」はライカM10シリーズの各モデル(ライカM10、ライカM10モノクローム、ライカM10-R、ライカM10-P、ライカM10-D)にも対応できるようになります。


会場では『Leica M11』を使用してモデル撮影をすることができ、実際の操作感や画質を確認することができました。この写真で使用したレンズは『ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH.』。約6000万画素のセンサーはライカレンズの描写力を余すことなく捉えてくれました。また、ノクティルックスのピント合わせはライブビュー撮影も便利です。タッチパネル対応の液晶は、約230万ドット、ライカM10の約104万ドットより高解像度化されており、被写体をリアルに確認する事が出来ました。

今回発表されたライカM11は「Mデジタルはこうあって欲しい」という多く願いを具現化した魅力的なカメラになっています。描写性能だけでなく、ユーザビリティも大幅に向上しているので、今までのMデジタルを使用してきた方も、M型フィルム機を使用してきた方も、これからM型を手にされる方も、すべての人が「M型ライカで撮影する楽しさ」を感じる事のできる一台だと実感しました。

『Leica M11』の発売日は2022年の1月21日を予定しています。ぜひマップカメラでのご予約をお待ちしております。

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