【Nikon】D850 その進化に迫る <その1>
ついに発表された『Nikon D850』。従来機のみならず、今までの一眼レフの常識を覆すような凄まじい性能へと進化をしました。今回はその性能の中でも注目すべき特徴をピックアップ。正常進化だけでなく、一眼レフの利点とミラーレス機の利点を合わせたような新機能にも注目です。
4575万画素のローパスレス仕様で9コマ/秒の高速連続撮影を実現※マルチパワーバッテリーパック(Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL18b)使用時
有効画素4575万画素という超高画素センサーを搭載しながら、ボディ単体で最高約7コマ/秒、マルチパワーバッテリーパック MB-D18使用で約9コマ/秒連写を実現。D850は今まで不可能と思われてきた、超高画素と高速連写を両立させた次世代の一眼レフです。
裏面照射型CMOS採用により超高画素ながら卓越した高感度性能
従来のCMOSセンサーと比べ、より効率的に光を取り込むことのできる裏面照射型CMOSセンサーをニコンデジタル一眼レフカメラで初めて採用。それにより高感度でもノイズを抑えた画作りが可能です。
ニコンデジタル一眼レフ史上最高の光学式プリズムファインダー
ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラで史上最大のファインダー倍率約0.75倍を実現。このことにより、約1.15倍に広がった視野で撮影により集中できるだけでなく、EVFよりも高い解像度で被写体を詳細に視認可能です。
サイレントインターバルタイマー撮影シャッター耐久を気にせず、大量のコマ数の撮影が可能
【例えば】インターバル1秒、30分間のタイムラプスムービー用素材(静止画)を取得する場合。
・無音なので街中や夜間の撮影で周囲を気にせず撮影可能・メカ駆動によるブレが起きないのでよりシャープな描写が可能
MF時のピント位置をより明確に確認できるピーキング機能(フルHD/HD時)
ピントが合っている部分を、輪郭の着色で確認可能。表示色は被写体の色に応じて、赤、白、黄、青から選択可能できます。
・感度設定:3段階(高い、ふつう、低い)から選択可能
・動画ライブビュー時、静止画ライブビュー時、ライブビュー拡大時にも表示可能
・HDMI接続時の接続機器側には記録されないので非圧縮動画撮影にも便利
撮影可能コマ数が約50%上昇(対D810比)
デジタルカメラの性能が上がれば消費電力も増えるイメージですが、D850の場合は従来機と比べて撮影可能枚数がUPしています。しかもその差は約50%増という驚くべき数値。高画素機の中でも群を抜いてスタミナのあるカメラです。