「Distagon T*25mm F2.8」「Distagon T*28mm F2」など
銘レンズと言われるレンズに隠れて地味なレンズです。
地味なレンズと書きましたが他のメーカーの「28mm F2.8」レンズと較べると一回り大きく重いレンズです。
1978年発売。初期ラインナップから遅れること3年。
「Carl Zeiss」が納得するレンズが作れなかったでしょうか。
使ってみると分かるんですが、とにかく使い易いレンズです。
「Planar T*50mm F1.4」が「じゃじゃ馬」ならばこのレンズは「目立たないがしっかりもの」と感じがします。
開放でも周辺光量落ちもほとんどなく流れも気になることはありません。
当方の手持ちのレンズが初期製造品のだからなのかピントの立ち上がりが一気に来ます。
しかしピンが押さえられないわけではありませんのでピント拡大のお世話にはそれほどならないで済みました。
最短撮影距離45cmと短く広角レンズですが大きなボケが得られます。
マウントアダプター使用の際には無理やり装着などされないように注意して下さい。
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