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液晶プロテクター、どれを選べばいいの?

液晶プロテクター、どれを選べばいいの?

念願のカメラを購入したら、アクセサリーも必要不可欠です。
データを記録するためのSDカード、自分のお気に入りデザインのカメラストラップを購入したり…などなど。
その中でも、大切なカメラの液晶を守ってくれる「液晶プロテクター」は欠かせない存在です。
スマートフォンに貼るフィルムと同じような感覚です。

よく店頭で「液晶プロテクターを買いたいけど、どれを選べばいいか分からない」と聞かれることが多いです。
たしかに、様々なメーカーから販売されているのでどれを選べばいいのか分からなくなってしまう方も多いと思います。

そんな今回は店頭で人気の液晶保護フィルム・液晶保護ガラスをご紹介します!
私が感じたそれぞれのメリットも記述していきます。

・オススメ液晶保護フィルム
「Kenko 液晶プロテクター」

メリット
①気泡が残らない
伸縮性・弾力性に優れた特殊なシリコン層が、貼る時の気泡を入りにくくし、残った気泡は時間の経過とともに分散され見えなくなります。
おおよそ24時間経つと、気泡が分散されます。

②反射を抑え、映り込みを軽減
特殊なアンチリフレクション加工が光の映り込みを軽減し、高い視認性を実現します。

③貼りやすい・貼り直ししやすい

良くありがちなのが、フィルムを貼る際に、ホコリが混入してしまうこと。
そういう時は上の写真のように、セロハンテープでフィルムを持ち上げて剥がすことができます。こうすることで接着面に指紋を付けることなく、フィルムを剥がすことができるんです。跡が付きにくい和紙テープでホコリがついてしまったところをペタペタすれば、ホコリを綺麗に除去できます。

貼る位置がズレてしまったときにも貼り直しがしやすいです。

こんなに綺麗に貼ることができました。
フィルムが薄いので、まるで貼っていることを感じさせません。
フィルムを貼るのが苦手な方にも積極的に使っていただきたい商品です。

続いてはフィルムではなく、ガラスタイプをご紹介します。

・オススメ液晶保護ガラス
「GRAMAS Extra Glass」

メリット
①クリア感が強い
歪みがなく高透過率の特殊強化ガラスを使用。フィルムタイプに比べ、より液晶がクリアに見えます。

②高硬度
最高レベルの高硬度ガラスでスクラッチ傷を防止
使っててより安心感を感じられます

③クリーナーで拭きとりしやすい
業界最高レベルの防汚コート。クロスなどで拭きとりがしやすく、フィルムタイプと比べて拭き跡も残りにくい仕様です。
水滴や指紋の油汚れも簡単に拭き取れます。

唯一デメリットを上げるとするなら、
フィルムタイプに比べ貼るのが難しく、また剥がそうとするとガラス自体が欠けてしまうことがあり貼り直しが厳しいという点です。
それでも強度やクリアな高透過率に定評があり、お買い求めいただくお客様が非常に多いです。

皆様はフィルムタイプ、ガラスタイプどちらがお気に入りですか?
ちなみに私は、フィルムタイプを自分のカメラで使っています。貼るのが簡単という理由で選びました。
ちなみにどちらもタッチパネル対応で、安心してお使いいただけます。

今後、どの液晶プロテクターを買おうか迷ったら、こちらのブログを参考にしていただけると嬉しいです!

「Kenko 液晶プロテクター」はこちら↓
https://www.mapcamera.com/search?keyword=Kenko%20%E6%B6%B2%E6%99%B6%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC&igngkeyword=1

「GRAMAS Extra Glass」はこちら↓
https://www.mapcamera.com/search?keyword=GRAMAS%20Extra%20Glass&igngkeyword=1

[ Category:etc. | 掲載日時:23年02月05日 16時00分 ]

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【EP】PENTAX K-1 Mark IIで撮影された「印象的な冬景色の写真」をご紹介!

【EP】PENTAX K-1 Mark IIで撮影された「印象的な冬景色の写真」をご紹介!

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。「過去・現在・未来」をテーマとした特別なフォトコンテストを開催しております。

「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」では過去に撮影した作品はもちろん、これから未来に残したい写真まで幅広く募集。投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。Leica製品以外での参加もお待ちしております。

本日は「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「PENTAX K-1 Mark II」の作品の中から5作品をご紹介!ぜひご覧ください。


【作品名】足元は冬 <投稿作品を見る
【投稿者】D. 様
【投稿者様コメント】黄色い葉っぱに霜がいっぱいついて足元の冬の寒さを表現出来たかなと思います
【使用機材】PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100/2.8 ED AW


【作品名】羊蹄の前の鉄路<投稿作品を見る
【投稿者】S.Yasu Photography 様
【使用機材】PENTAX K-1 Mark II + HD D FA 15-30/2.8 ED SDM WR


【作品名】凍る輝き <投稿作品を見る
【投稿者】penTLeicaoly 様
【使用機材】PENTAX K-1 Mark II + HD D FA 28-105/3.5-5.6 ED DC WR


【作品名】八ヶ岳連峰を望む <投稿作品を見る
【投稿者】はるかず 様
【投稿者様コメント】山の陰影がハッキリでたので雪と木を手前に入れてシャッターを切りました。
【使用機材】PENTAX K-1 Mark II + HD D FA 70-210/4 ED SDM WR

【作品名】雲海ヲ背ニ佇ム山人 <投稿作品を見る
【投稿者】Jimny-Hiker 様
【投稿者様コメント】北アルプス・燕岳にて撮影。
この日は安曇野側は1日中雲海が広がる。
合戦尾根を下山される山人(やまんちゅ)のシルエットが印象的でした。
雲海の向こう、八ヶ岳・富士山・南アルプス。
【使用機材】PENTAX K-1 Mark II + HD D FA 28-105/3.5-5.6 ED DC WR


素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

ユーザーの作品づくりをサポートする多彩な機能、性能を備え、完成度を高めたKシリーズ最高級機「PENTAX K-1 Mark II」で撮影された作品をご紹介いたしました!

現在開催中のフォトコンテストはどの機種で投稿いただいてもかまいません。皆様のご投稿お待ちしております。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年02月05日 12時02分 ]

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【Nikon】Z9で撮り歩き in 城ヶ島

神奈川県の城ヶ島で水仙が見頃を迎えたと聞きつけ足を運んでみました。
城ヶ島は三浦半島の先にある小さな離島ですが、路線バスも走る大きな橋で結ばれているので気軽に渡る事ができます。
でも今回は敢えて渡し船で渡ることにしました。
理由は駅から港へ向かうバスの車窓から富士山が綺麗に見えたからです。きっと船で海上に出ればもっと綺麗に富士山が見えるはずと思い、途中のバス停で下車しました。
 

渡し船から見る富士山

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

港を出港するとすぐに富士山を拝む事ができました。
ただ城ヶ島までの乗船時間が意外と短く、道中他の船の横切りもあり、シャッターを切る機会が少なかった事が悔やまれます。
 

城ヶ島の絶壁

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S

城ヶ島上陸後は渡し船で渡った内海とは反対側、太平洋側を目指します。外海の荒波とその侵食から生まれた絶壁の景色を見に行きました。
デコボコの岩の上を進み強風の中、恐る恐る先端へ。下を覗き込む勇気はありませんでしたが、カメラがしっかりとその絶景を高精細に記録。自宅のPCでその臨場感を存分に味わうことができました。
 

八重水仙

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

城ヶ島に咲く水仙は八重水仙と呼ばれる品種で、花の中央部の副花冠が多弁化しているのが特徴だそうです。
確かによく見かける水仙と比べ、花がボリューミーに見えます。
 

天然氷

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

これだけ沢山の花が咲いていると温暖なイメージを受けますが、やはり海沿いの公園、日陰に入ると海風がとても冷たく感じます。
さらに最強寒波という言葉も聞かれた寒い日だったので、公園の水たまりには大きな氷もできていました。
近くにあった石で割ってみるとこの厚さ。水たまりの水が凍ったものでしたが、思いのほか綺麗な氷で驚きました。
 

鳶

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S (DXクロップ:157mm相当)

冷たい風が吹く日でも空には鳶が羽ばたいていました。
持参したレンズではちょっと届かなかったので、DXクロップを使用して鳶を追ってみました。
ピント範囲の広いマイクロレンズなので、被写体を捉えるまでAFは何往復もしたものの、捉えた後は流石の一言。強い逆光になってもしっかり追い続けてくれました。
 

展望所からの富士山

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

園内にある展望所に登ると、再び富士山を拝む事ができました。
吹き飛ばされそうな強い風でしたが、ここではゆっくり撮影できました。
 

伊豆大島と冬の海

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S

沖の方に目をやると伊豆大島の姿もはっきり望むことができました。
冬独特の空が、海を怪しい色に照らしていました。
 

綺麗な海水

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

そんな厳しい冬の海ですが、実際に水面まで近づいてみると海底の様子もはっきり見えるくらい水が透き通っており、時には魚の姿を見ることができました。
 

三崎港の夕暮れ

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S

再び船に乗り三浦半島側、三崎港まで戻ってきました。
水鳥が浮かぶ穏やかな海を見ていると、島の反対側の景色が嘘のようです。
 

鮪丼

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S

そして三崎港に来たら忘れてはいけないのが名物のマグロ料理。今回も存分に堪能させていただきました。
 

さて、奇しくも数日前に同じ場所、同じ被写体を撮影した記事が掲載されてしまいました。
なので今回はよりその雰囲気を感じてもらうべく動画も掲載させていただきます。
撮影の合間に撮った短い動画の繋ぎ合わせ。かつ、強風下での手持ち撮影ですが、Z9の高画質と手ブレ補正の優秀さが伝わると思います。
ぜひこちらもご覧ください。


3840×2160(4K UHD) / 使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S

 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年02月05日 10時34分 ]

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【Nikon】一眼レフという選択肢~D750編~

「感性を、解き放て。」

ミラーレス一眼カメラが台頭してきてEVF(電子ビューファインダー)が当たり前となりつつある昨今。
それまでのOVF(光学ビューファインダー)に比べると、ファインダー上で撮影した写真を目を離さず確認したり、ピーキング表示でMFレンズが使いやすくなったり便利な機能は多いものの、やはり表示はモニター。
合う/合わないは人によってまだまだ分かれるようです。
各メーカーで見やすさは代を重ねるごとに改善されていますが、OVFはそのような心配はありません。

また、何と言っても一眼レフならではのシャッターを切った時の衝撃。
あの振動が「写真を撮っている」と今でも実感させてくれるものです。
ミラーレスカメラになりレフがなくなったため、シャッターショックが少なくなり便利になったものの、
やはりどこかであの振動を求めてしまいます。

今回ご紹介するのはニコン、フルサイズ機のオールラウンダー「D750」です。
2014年9月に発売された本機は後継機が長いこと登場せず、いかに長く親しまれていたかがうかがい知れます。

さてD750ですが筆者も長く愛用しておりました。
フルサイズ機ながら収まりの良いボディサイズ。
様々なアングルに対応可能なチルト式液晶。
スマートフォンへ画像を送れるWiFi機能など一通りの機能を備えています。

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

有効画素数は2432万画素。
撮って出しのデータサイズはもちろんですが、RAWデータも軽すぎず重すぎずで画像編集をする場合や複数枚を重ねるスタックをしてもメモリーを圧迫しません。
それでいて画質は充分に満足のいくクオリティがあります。

Nikon D750 + Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8G

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

ISO感度はISO 100-12800。
オートフォーカスは-3EVまで対応し、少し薄暗い程度であればオートフォーカスを使うことが出来ます。
星空も多く撮影しますが、目立ったノイズが出にくくて暗所性能の高さが分かります。

Nikon D750 + Nikon AF-S DX NIKKOR 18-300mm F3.5-6.3G ED VR

Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

高速連続撮影は約6.5コマ/秒。
今のミラーレス一眼カメラと比べると見劣りするかもしれませんが、特別動体撮影をしない限りは充分に感じていました。
小鳥類の撮影や遡上するサケの様子などすべてD750で撮影することが可能です。

Nikon D750 + Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR

フルサイズ機に替えようと思ったのは、ダイナミックレンジの広さです。
APS-Cセンサー搭載のカメラはそのセンサーの小ささ故に小型ボディで持ち運びに便利ですが、
風景撮影などが多くなり、「三脚を構えてしっかりと撮る。」という機会が多くなってくると多少重くても階調性の豊かなフルサイズセンサーに惹かれてしまいました。
画像編集するときに、APS-Cだと黒つぶれしてしまう撮影設定でも、フルサイズに替えてからは現像ソフトで明るくしてあげればきちんとデータが残っており、
シビアな撮影設定でも臆することなくシャッターを切れることが多くなりました。

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

質量は約840g。
ボディサイズがある程度ありますが小指余りのないしっかりとしたグリップを備えているので、スペック程の重さを感じることは少ないです。
反対に重いからこその安心感や、何が何でも逃さないと言った覚悟を決めてくれます。
また堅牢性も高く、湖が氷る程の寒さや霜が降りるような夜間に一晩中撮影していてもエラーをはくことなく撮影し続けられます。

Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

バキバキの写真だけでなく温かみのある写真も本機なら撮影が簡単です。
そこで出てくる唯一の欠点としてはシャッタースピードの上限が1/4000秒というところではないでしょうか。
私自身撮影していてそこまで気になったことがありませんが、単焦点の開放絞りで多く撮影する場合はNDフィルターや撮影する時間帯・方角等、若干の工夫が必要かもしれません。

Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 A025N

Nikon D750 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N

遠い異国の地に持って行っても変わらずの安心感は健在です。
アクシデントの多い旅路でも多少のダメージは大したことではありません。

Nikon Fマウントの魅力はボディに限らず、レンズ群にも言えます。
豊富なNikonの純正レンズにバリエーションの多いサードパーティ製のレンズ群。
これらをそのまま付けられるFマウントのカメラは拡張性が非常に高いです。
価格帯も落ち着いてきており、「このクラスのカメラをこの価格帯で手に入るのか」と目を見張るほどです。
安心や性能は折り紙つき。

ミラーレスカメラが主流になりつつあるところですが、お手頃に一眼レフ機から始めるのもおすすめです。

Nikon D750のフォトプレビューサイト『Kasyapa』はこちら












[ Category:Nikon | 掲載日時:23年02月04日 17時30分 ]

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【オールドレンズの沼地】Leica HOLOGON M15mm F8とは?

【オールドレンズの沼地】Leica HOLOGON M15mm F8とは?

ブログのタイトルを見て「おお!あのレンズ!」という方も居れば「ライカ?ツァイス?どっち??」と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。
今回のオールドレンズの沼地では番外編として、数奇な運命により純正ライカレンズとして発売されたツァイスレンズ頂点の1本『Leica HOLOGON(ホロゴン) M 15mm F8』にスポットを当てようと思います。

ライカとツァイス。カメラ好きなら誰しもが思う永遠のライバル関係の2社。車で言うならメルセデスとBMW、釣り具で言うならD社とS社といったところでしょうか。

その2社の名前を刻む今回のホロゴンというレンズ。
まず先にホロゴンとはなんぞや?というところから簡単にご説明したいと思います。

戦後、西と東の2つに分かれたドイツの光学機器メーカー、カール・ツァイス。ホロゴンはその西側ツァイスのレンズ設計者であるエルハルト・グラッツェルが発明した超広角レンズになります。

このエルハルト・グラッツェル氏という方は本当にすごい方で、コンピュータを用いてレンズ設計を行った第一人者でした。その設計方法は「グラッツェル法」と名前が付いているほどで、近代の光学設計方法の基礎を作った方とも言えます。
代表作と言えるのが有名な『ディスタゴン』。一眼レフ用の広角レンズに革命を起こし、現代のレンズにも多大な影響を与え続けている設計思想と言っても過言ではないでしょう。

そしてもう一つの代表作と言えるのが『ホロゴン』。元は西側ツァイスより発売された『ホロゴンウルトラワイド』というカメラに装着された特殊なレンズでした。

この『ホロゴンウルトラワイド』というカメラ、写真で見るとコンパクトカメラのような形をしていますが、ベースとなっているボディは西側ツァイスの最上級一眼レフ機『コンタレックス・スーパー』を使用しており、大きさも重さもそれなりにある一台です。

このカメラが発売されたのが1968年。しかし3年後である1971年に西側ツァイスはカメラ生産から撤退を発表します。その理由には高価なコンタレックスの販売不振に加え、躍進する日本のカメラメーカーに対抗できなかったとも言われています。

その翌年1972年にライカ純正レンズとしてMマウント化されたホロゴンが発売されました。
ここで気になるのが「もしかすると」というストーリー。
もし、西側ツァイスのカメラ販売が好調だったらライカ純正のホロゴンは誕生していなかったのでは?とも考えられます。実際どのような経緯でライカレンズとして採用されたのかは分かりませんが、レンズ沼に浸っている身としては想像を膨らませてしまいます。

さて、それでは本題である『Leica HOLOGON(ホロゴン) M 15mm F8』を見ていきましょう。
レンズは先に話した『ホロゴンウルトラワイド』と共通のものをMマウント化したもの。距離計連動の機構はなく、目測でピントを合わせて撮影をします。

そしてレンズにはライカ純正で「CARL ZEISS」の文字が刻まれています。

そのハス向かいには「LEICA-M」の文字。
この違和感、なんというか「メルセデス M3」のような不思議な文字の並びです。

「今でもツァイスからMマウントレンズを出しているじゃないか」という意見もありそうですが、ZMマウントはあくまでライカMと互換性のあるZMマウント用レンズという話。ライカ純正レンズとして採用された本レンズとは少し意味が変わってくるのです。

レンズの後ろは、見てくださいこの曲率!
前玉も同じように半球体で盛り上がっているのですが、この後玉のぷっくりとした感じがたまりません。

そして「Lens made in West Germany」の文字。
筆者が小学生の頃にベルリンの壁が崩壊し、ニュースを見ながら大人たちが騒いでいたのを思い出しました。オールドレンズの中にはこの「made in〜」でその時の歴史的な背景が見える物があります。

そして純正リアキャップには「Leitz(ライツ)」の文字。

付属品には15mmファインダーと中央部が黒く曇った特殊なフィルターが付いてきます。
このフィルターはNDフィルターで、周辺光量が激しく落ちるホロゴンの光を均一にするためのもの。
そのためレンズはF8でもフィルターを装着すると実質F16ほどの光量になるので、それに合わせて露出を決めなくてはなりません。

フィルターにも「LEICA-M-HOLOGON」と刻まれ…

反対側には「CARL ZEISS」の文字。なんというか、絶対的に譲れないツァイスレンズのプライドのようなものを本レンズから感じます。

この写真は数年前に『Leica HOLOGON(ホロゴン) M 15mm F8』で撮影した一枚。
カメラは『Leica MDa』に『Kodak Ektar 100』を入れて撮りました。
ホロゴンの大きな特徴は歪曲収差(ディストーション)がほとんどないということ。
周辺までしっかりと描き切り、中央部の解像力と抜けの良さは唯一無二だと言えます。

ホロゴンホロゴンと本ブログで語っていますが、ホロゴンと言えばこちらのレンズを思い浮かべる方も多いはずです。そう、CONTAX Gシリーズ用に作られた「Hologon(ホロゴン) T*16mm F8(G)」。少し内面反射の抑制材が劣化していますがご了承ください。

この個体はMマウント改造されたものになりますが、15mmのホロゴンと同様に後玉が半球体にせり出しています。

…美しい。

2本を並べて見ました。同じ35mm判フィルム用のF8なのですが前玉の大きさが全然違います。

一方、後玉はほぼ同じようなサイズ感です。

ではレンズ構成を見てみましょう。
左が1960年代に設計された15mm。右が1990年代に設計された16mmです。
半球体と言えるほどの曲率を持つ2枚でひょうたん型の両凸レンズを挟み込む3群3枚構成の15mmに対し、16mmは大きく違う設計の3群5枚。両レンズともドイツで設計されドイツで作られた生粋のツァイスレンズになります。

付属のアクセサリーも形は違えど同じ考えで作られたもの。新旧のホロゴンで撮り比べなんて贅沢な撮影もしてみたいものです。

最後は箱も一緒にパシャリ。元となった『ホロゴンウルトラワイド』の箱はインパクトのある超広角写真がプリントされたデザインに対して、ライカの箱は控えめで大人な印象です。

ライカにはシュナイダー設計のクセノンやスーパーアンギュロン、さらに突っ込むと初代21mmMエルマリート、Rマウントではクルタゴンやアンジェニューのズームレンズなど純正レンズとして存在していますが、それらとは一線を画すような存在に感じる『Leica HOLOGON(ホロゴン) M 15mm F8』。その生産本数も非常に少なく500本程度だと言われています。

ツァイスとライカの繋がりを感じられる希少な1本。そして今だにライカ純正Mレンズの中では最も広い画角を持つレンズになります。コレクターズアイテムとしてだけではなく、ぜひその描写を体感していただきたいレンズです。
  

↓こちらは「Mマウント改造」

↓こちらは「コンタックスGマウント」

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica | 掲載日時:23年02月04日 15時55分 ]

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【Canon】EOS R5を持って霧ヶ峰へ

節分が終わり、いよいよ春の到来を待ちわびる頃となりましたが、皆様お変わりございませんでしょうか。
1月の下旬にCanon EOS R5を持って霧ヶ峰に撮影に行ってまいりました。
朝日を見たかったので晴れることを祈り夜中から出発しました。しかし曇ってしまい風も強く気温は-6°程、体感はもっと寒く感じるような天気でした。

Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM

例年に比べて積雪量が少なかったためか草木が見える箇所が多く見受けられました。一面に広がる雪景色を見られなかったのは少し残念でした。

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

重量感あるレンズではありますが手持ち撮影でも強力な手振れ補正のおかげで手振れすることなく撮影できました。その効果はボディと組み合わせて最大6段分の手振れ補正効果が得られます。

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

この時間帯から少し雪が降り始めてきました。よく見ると写真にも写っています。このレンズでポートレートは撮影したことがありませんでしたが非常に撮りやすいと感じました。

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM

非常に風が強かったので車に逃げ込みながら撮影を行っていました。この標準ズームレンズは一本持っているだけで基本的な撮影はほとんどこなせるのでとても重宝しています。

Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

いかがでしょうか。今回ポートレート撮影ではあまり使用することのなかったCanon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを多く使用しました。こういった状況下の中ではできるだけレンズを交換することを避けたいので1本である程度何でも撮れると非常に助かります。
また、フルサイズからAPS-Cの画角にクロップして撮影してもこのCanon EOS R5なら画質劣化を気にすることなく撮影することができるので撮影の幅も大きく広がります。(約1700万画素)
今まで中望遠域ズームレンズを使用したことがない方にもおすすめできるレンズです。

[ Category:Canon | 掲載日時:23年02月04日 14時42分 ]

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【EP】Nikon D850で撮影された「風景写真」をご紹介!

【EP】Nikon D850で撮影された「風景写真」をご紹介!

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。「過去・現在・未来」をテーマとした特別なフォトコンテストを開催しております。

「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」では過去に撮影した作品はもちろん、これから未来に残したい写真まで幅広く募集。投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。Leica製品以外での参加もお待ちしております。

本日は「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「Nikon (ニコン) D850」の作品の中から5作品をご紹介!ぜひご覧ください。


【作品名】目覚めの朝 <投稿作品を見る
【投稿者】カズさん 様
【投稿者様コメント】靄と朝焼け。
【使用機材】NIKON D850 + SIGMA A 24-70/2.8 DG OS HSM


【作品名】夜が明け朝陽差し込む静岡市街と富士山 <投稿作品を見る
【投稿者】Mischabel 様
【使用機材】NIKON D850 + SIGMA S 70-200/2.8 DG


【作品名】志賀高原の朝 <投稿作品を見る
【投稿者】NEONEO 様
【使用機材】NIKON D850 + TAMRON 28-300/3.5-6.3Di VC PZD


【作品名】三原の海霧 <投稿作品を見る
【投稿者】? 様
【投稿者様コメント】三原市須波稲荷神社まえは夜明け前から少しずつ霧が湧きだしていたが、まだ暗い中では釣り船はいない。そして朝日が昇る前の薄暗いなかから釣り船が現れたので撮ることができました。このように海霧と漁船と朝日が一緒に撮れることは滅多に無いので最高に嬉しかったです。
【使用機材】NIKON D850 + AF-S 80-400/4.5-5.6G ED VR

【作品名】稲妻 <投稿作品を見る
【投稿者】あげまんじゅう 様
【使用機材】NIKON D850 + AF-S 24-70/2.8E ED VR


素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

有効画素数4575万画素と最高約9コマ/秒の高速連写性能、現役で活躍する一眼レフ
「Nikon (ニコン) D850」で撮影された作品をご紹介いたしました!

現在開催中のフォトコンテストはどの機種で投稿いただいてもかまいません。皆様のご投稿お待ちしております。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:Nikon SIGMA TAMRON | 掲載日時:23年02月04日 12時05分 ]

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【Nikon】キットレンズの底力・マクロ撮影

 はじめてのメーカーでシステムを組む上で手軽で便利なのが、各社が取り揃えているレンズキット。レンズ単体でのお値段も、大口径レンズなどと比べるとかなりお手頃ではありますが、その実力は必要にして充分なものを秘めています。
 今回は試しに最短撮影で、どれだけ寄れるか撮影してみました。
 試したのはNikon Z50のダブルレンズキット、付属するのはZ DX 16-50mm F3.5-6.3 VRと、Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VRの2本です。

 

 

 被写体はこちらです。下に置いてある黄色い箱(4×5インチ判フィルムの箱)が、だいたいハガキと同じくらいの大きさです。

 

 まずは、Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRの50mm側での最短撮影。メーカー公称で0.3m、最大撮影倍率0.2倍とのことです。

 

 続いて、Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VRです。250mm側での最短撮影で、距離1.0 m、最大撮影倍率 0.23倍とのことです。

 

 どちらもスペックで見ると撮影倍率0.2倍前後、写る大きさもほぼ同じとはなっていますが、35mmフィルムの缶がこの大きさで写るのであれば、不足を感じる場面は少ないのではないでしょうか。ちなみに、フルサイズ用のマクロレンズ、Z MC 105mm F2.8 VR Sでの最短撮影も比較のため撮ってみました。最短撮影距離は撮像面から0.29mとのこと。

 比較するのはちょっと野暮かも知れませんが…。

 「先ず隗より始めよ」ということわざがありますが、お手軽レンズとして思われがちなキットレンズを、まずはじっくり試してみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:23年02月04日 12時00分 ]

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【SONY】冬の夜もα7Sとともに

みなさん、こんにちは。
今年も早くも1ヶ月が経過し、時の移ろいの早さを実感せずにはいられません。
また、今期の冬は厳しい寒さで、寒がりの筆者は外出する機会が減ったため、仕事終わりの時間を狙って写真を撮りに行ってきました。
という訳で、今回は半年前に記事にした「夏の夜はα7Sとともに」の続編として、冬の夜の風景を切り撮ってきましたので、その様子をお楽しみ下さい。
なお、α7Sの詳しい説明は前回の記事で紹介していますので、まだご覧になっていない方がいましたら、そちらも併せてお楽しみ頂ければと思います。
それでは短い時間ではありますが、お付き合い下さい。

 


 

今回使用した機材

SONY (ソニー) α7S ボディ ILCE-7S

SONY (ソニー) FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G

SIGMA (シグマ) Contemporary 45mm F2.8 DG DN (ソニーE/フルサイズ対応)

 

・・・

 

F5.6 , 1/60sec , ISO3200 (Contemporary 45mm F2.8 DG DN

 

まず1枚目は、α7Sのお家芸ともいえる広いダイナミックレンジが特徴的な写真です。
温かなハイライト部の光からシャドウ部の冷徹な陰に至るまでのグラデーションが見事に再現され、1220万画素のカメラで撮ったとは思えない奥行きを感じられます。
加えて、この様な光の乏しい環境下にも関わらず、水面の不規則な揺らぎまでもが忠実に描写されており、階調表現にこだわり抜いたα7Sの特徴がしっかりと出ています。

 

F4.0 , 1/80sec , ISO6400 (FE 70-200mm F4 G OSS SEL

 

次の写真もライトアップされた欄干のハイライト部とその影に沈むシャドウ部のコントラストが目を惹きます。
実はこの写真、大胆にもトリミングを施しています。
実際の写真では欄干と分かるように、もう少し広めに写していましたが、アール・ヌーヴォ調の曲線が美しかったため、欄干のバラスター部分だけをクローズアップしてみました。
そこで、1220万画素でトリミングしても解像感は保たれるのかと疑いの目を向ける方も多いと思います。
無論、高画素機には敵いませんが、階調性に優れるα7Sということもあり、被写体の立体感を損なわずにトリミングすることができているかと思います。

 

F4.0 , 1/100sec , ISO6400 (FE 70-200mm F4 G OSS SEL

 

こちらの写真も前の写真と同様にトリミングしています。
厳密に言えば、シャドウ部に少し粒状感が目立っているように感じますが、ハイライト部の光の表現や金属の質感、滑らかさといった部分は流石だと言えます。

 

F4.0 , 1/50sec , ISO12800 (FE 70-200mm F4 G OSS SEL

 

この写真も照明に反射した金属の質感と剥げ落ちた塗装が妙にリアリティを感じさせ、写真に物語を生んでいます。
そして忘れてはいけないのが、これが日中の明るい時間帯ではなく、夜の暗い中で撮られたということです。
ISO12800で撮影していますが、α7Sの高感度耐性への強さを遺憾なく発揮しています。
光の情報量が少ない環境下にも関わらず、これだけ想像力の広がる画を写し出せることに改めて驚かされました。

 

F4.0 , 1/50sec , ISO12800 (FE 70-200mm F4 G OSS SEL

 

さて、東京の夜景と言えばこの建築物を取り上げないわけにはいきません
東京タワーは古くから東京のイメージとして定着し、日本人は元より世界各国のツーリストの定番撮影スポットとなっています。
特に冬の時期は空気が澄みわたり、クリアな視界で光豊かな東京の夜景が撮れるため、ツーリストの多くがその雄姿を写真に収めています。

また余談ですが、前回の記事でも東京タワーを写した写真を掲載しました。
比べてみると夏と冬ではライトアップの仕方が変わっているのに気が付くと思います。
夏は涼しげな白を基調とした「メタルハライドランプ」、冬は温かなオレンジを基調とした「高圧ナトリウムランプ」を使って光を演出しています。
現代では主流となったLEDライトを使用していないのには少々驚かされましたが、古くから東京の街を包んできた光を大事にしている証なのでしょう
こう考えてみると、その土地の歴史を大切にしながら光のデザインに尽力されている石井幹子氏の照明デザインの凄さを実感するとともに、森羅万象全ての事には意味があるという深い真理に行きつきました

 

F4.0 , 1/40sec , ISO12800 (FE 70-200mm F4 G OSS SEL

 

余談が長くなってしまいましたが、この辺りで話を戻したいと思います。
写真は東京の街を縦横無尽に貫いている首都高速道路です。
首都高速道路は東京の狭い土地空間を縫うように走っており、カーブが多いため、夜に撮影するとまるで光の川のようです。
筆者はRAWデータで撮影した上で、現像を行なっているのですが、1220万画素のRAWデータは12~16MB程度の軽い容量で構成されるため、現像処理もスムーズに行うことが可能です。
加えて、α7Sの撮影データはハイライト、シャドウともに粘りがあり、各露出パラメーターを動かしても極端な白飛びや黒潰れが生じにくいため、RAW現像が初めての方にとってもうってつけのカメラだと思います。

※処理速度はパソコンの性能により左右されるため、ここではあくまでデータサイズが小さく扱いやすいという意味合いで記載させていただいてます。

 

・・・

 

F5.6 , 1/60sec , ISO4000 (Contemporary 45mm F2.8 DG DN

 

2枚目の写真では綺麗な流線型を描いたアール・ヌーヴォ調の欄干を紹介しましたが、今度は直線と幾何学的模様が特徴的なアール・デコ調の壁面がありました。
こちらの壁は部材と部材との間にLEDライトが縦に配置されており、間接照明としてダイナミック且つ柔らかな光で壁面を包み込んでいました。
また、室内ではメカニカルシャッターの大きな音は少しはばかられることもありますが、α7Sはサイレントシャッターが搭載されているため、周りの目を気にせずに撮影を楽しむことが可能です。

 

F2.8 , 1/60sec , ISO3200 (Contemporary 45mm F2.8 DG DN

 

冬の夜の楽しみといえばイルミネーションでしょうか、それともライトアップでしょうか。
そうした議論が毎年繰り広げられているのをよく耳にします。
イルミネーションは樹木や建物などにLEDライトを直接取り付け、そのものの姿かたちを照らしますが、一方でライトアップは樹木や建物などを上下左右から照らし、そのものの輪郭を浮かび上がらせます。
どちらも闇に幻想的な景観を浮かび上がらせますが、みなさんはどちらが好みでしょうか。
ちなみに筆者はというと後者のライトアップの方が好みです。
理由はライトアップの方が光と影とのグラデーションがきれいに映し出され、非日常的な空間へと誘ってくれるからです。
そして、α7Sも階調豊かな描写を得意としており、筆者好みの画を意図したように写し出してくれるところにまた惹きつけられます。

 

F5.6 , 1/40sec , ISO12800 (Contemporary 45mm F2.8 DG DN

 

最後は満月とオブジェです。
満月の夜にオブジェが月に照らされているかのようにライトアップされ、幻想的な空間が広がっていました。
この場所は屋外ですが、見方を変えると室内の展示室のような場所でピンホールライトが展示作品を照らしているかのようにも見え、色々な想像が膨らむ面白い写真に仕上がりました。
こうしたライトアップやイルミネーション、そして空気の澄んだ日の夜景を堪能できるのも冬の夜の醍醐味です
そして、その夜の強い味方になってくれるのがα7Sなのです。

前回の記事でも紹介しましたが、α7Sはフルサイズセンサーを搭載したカメラとしては小型軽量なので、仕事のバックなどにも忍ばせておくことができます。
筆者のように仕事帰りや学校の帰りに気軽に夜景撮影を楽しむのもいいかもしれません。
是非みなさまもこの冬の夜をα7Sとともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事がみなさんの好奇心を刺激し、そして購入のきっかけの一助となれば幸いです。

それではまたお会いしましょう。

 


 

▼ 今回使用した機材はこちら ▼


[ Category:SONY | 掲載日時:23年02月04日 12時00分 ]

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【EP】Canon EOS 5D Mark IV で撮影された「人物写真」をご紹介!

【EP】Canon EOS 5D Mark IV で撮影された「人物写真」をご紹介!

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。「過去・現在・未来」をテーマとした特別なフォトコンテストを開催しております。

「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」では過去に撮影した作品はもちろん、これから未来に残したい写真まで幅広く募集。投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。Leica製品以外での参加もお待ちしております。

本日は「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「Canon (キヤノン) EOS 5D Mark IV」の作品の中から5作品をご紹介!ぜひご覧ください。


【作品名】桜風 <投稿作品を見る
【投稿者】MYQP 様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV


【作品名】桜の下で、いないいない… <投稿作品を見る
【投稿者】misaki 様
【投稿者様コメント】長女と次女の「いないいないばあ」。
小さな手で顔を隠しながらくすくす笑い合っていたのが微笑ましかったです。
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV


【作品名】光をあびて <投稿作品を見る
【投稿者】IMAIZUMI HAYATO 様
【投稿者様コメント】月齢フォトを撮られ疲れて眠ってしまった我が子です。
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA A 35/1.4 DG HSM


【作品名】連続洞門 <投稿作品を見る
【投稿者】yumakomo 様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + TAMRON SP 70-200/2.8 Di VC USD

【作品名】怒り <投稿作品を見る
【投稿者】TJ 様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF24-70/2.8L II USM


素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

「Canon (キヤノン) EOS 5D Mark IV」で撮影された作品をご紹介いたしました!
瞬間を捉えられるレスポンスの良さ、最新機種にも引けを取らない画質の良さ。一眼レフの魅力が詰まった一台です。

現在開催中のフォトコンテストはどの機種で投稿いただいてもかまいません。皆様のご投稿お待ちしております。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:Canon SIGMA TAMRON | 掲載日時:23年02月03日 18時15分 ]

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【Leica】マップカメラが選ぶライカレンズ10~APO SUMMICRON M35mm F2.0 ASPH.~

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。マップカメラのブログサイトであるTHE MAP TIMESでは、よりライカの世界を楽しんでいただけますよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。ぜひお楽しみください。

さて、マップカメラが選ぶライカレンズ10ということでスタッフ一押しのレンズをご紹介させていただきます。

「APO SUMMICRON M35mm F2.0 ASPH.」
泣く子も黙る(?)、究極のレンズ・アポズミクロン待望の35mmレンズです。その特徴はレンジファインダーの限界を超えた最短撮影距離0.3mを実現し、撮影距離・絞りを問わず常に高次元の写りを撮影者に提供する点にあります。以前4台のM型デジタルライカに装着してレビューした『【Leica】最高のM35mm』、その時の感動をもう一度!と意気込んで撮影を行いました。今回は「M11」で新たに撮影したものを追加しております。作例は全てJPEG撮って出し、ライカの現在地をどうぞご覧ください。

 

・・・

 

 

先ずは簡単にレンズの外観をご紹介。最短撮影距離0.3mまで繰り出し、フードを装着してもこのサイズ感。よくもこの鏡筒にあれだけの写りを閉じ込めたものだと心底感心してしまいます。だからなのか、だからこそなのか、予約開始から2年が経とうとしている現在も目にする機会は非常に稀な1本。アポクロマート設計かつフローティング機構搭載、スペックだけ見てもこれ以上求めるものはないレンズとなっています。

 

 

・・・

 

 

M9-P

M10 monochrom

M10-R

M11

 

先ずは『【Leica】最高のM35mm』で未掲載だったカットを用意しました。CCDセンサーに現代のキレを与え、白と黒の中に無いはずの色を見出し、高画素のメリットを最大限活かす。記事の中で他に何もいらないと記載していましたが、今でもその思いは変わりません。

 

 

・・・

 

 

さて、追加の作例のために与えられた時間は正午から日没までの約5時間。動植物の撮影が多い筆者ですが、ここは王道のスナップをということで街に繰り出します。

 

 

 

日の傾きとともに皆さんの背中をお借りしながらスナップ。今だ!という瞬間にこのレンズがある、安定感と安心感は現代随一だと感じます。背景との距離があることもありより奥行を実感、全て絞り開放ですが言うまでもなく解像力も抜群です。

 

 

・・・

 

 

 

克明に写しながらも硬すぎない、そんなしなやかさを備えたレンズです。絞り開放時の周辺減光は意識を被写体に向けるアクセント、水面の反射も好印象。

 

・・・

 

 

 

新しい世界を見に行こう。そんな気持ちにしてくれる本レンズ。間違いなく現代最高のブレイクスルーであり、答えに辿り着く最短距離となっています。全てを意のままに写したい、あらゆる悩みから解放されたいあなたのための1本です。

10周年を迎えるLeica Boutique MapCamera Shinjuku。魅力的なコンテンツの発信に努めてまいりますので、今後もよろしくお願いいたします。

 

 

新しいアポ・ズミクロン、ご予約だけでもいかがでしょう。

 

最新のM型ライカ・M11、この組み合わせで写らなければ諦めましょう。

 

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:23年02月03日 18時00分 ]

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【Nikon】一眼レフという選択肢~D5編~

【Nikon】一眼レフという選択肢~D5編~

ミラーレス機が勢いを増す中で、私はレフ機の良さについて考えることが多くなったような気がします。

光学ファインダ―から覗く世界

シャッターを切った時の振動

ミラーレス機に乗り換えたときは、電子ビューファインダーやシャッター音の静かさにあんなに感動していたのに、今となっては一眼レフ機の感触が恋しくなってきました。

ということで今回はNikonのレフ機のフラッグシップであるD5を使って人物撮影に出掛けてきました。

一緒に使用したレンズは

AF-S NIKKOR 35mm F1.4G
AF-S NIKKOR 58mm F1.4G
AF-S NIKKOR 105mm F1.4E ED

の3本です。
どれもポートレートには最適のレンズなので、人物撮影をする方にはオススメです。

ではレンズごとに撮影してきた写真をご覧ください。

AF-S NIKKOR 35mm F1.4Gを装着した様子です。
開放F1.4なので少し大きめのレンズになっています。

こちらが35mmで撮影した写真になります。
35mmという画角は、景色と被写体を両立して表現するのに最適な画角です。
特に、街中では被写体との距離が撮れないことがあるので必須の画角といえます。

こちらも35mmで撮影したものになります。
シャッタースピードを遅めに設定し被写体以外の人物はブレるように撮影してみました。
二人だけの時間がそこに顕在化したかのような一枚になりました。
道行く人々を程よく画角に収めながらの撮影がしやすかったです。

筆者は最近ブレを用いた表現が気にいっています。
人物の動きが表現できるだけでなく、記憶の中にぼんやりと浮かんでくる映像にも何となく近いような気がします。

続いてAF-S NIKKOR 58mm F1.4Gを装着した様子です。
焦点距離は標準域になりますが、中望遠が苦手な方でもポートレートに気軽で使うことのできる画角です。
筆者は135mmなどの中望遠をよく使うのであまり普段は使用しない画角なのですが、結論から言うととても使いやすかったです。

焦点距離58mmと開放F1.4を掛け合わせるととても美しいボケ感が得られました。
この焦点距離を使用する時は被写体に寄って表情を丁寧に収めるのが良い使い方だと感じます。

アスペクト比をシネマスコープのようにしてみました。
右側の植物から左の奥にかけて綺麗にボケが広がっていきます。
密度と抜け感を同時に表現出来ました。

こちらも58mmで撮影しました。
街中で撮影するときに苦労することの一つは画角内に情報が多く入りすぎてしまうことです。
58mmで撮影することで、余分な情報が排除でき非常にシンプルで分かりやすい写真にできます。

最後にAF-S NIKKOR 105mm F1.4E EDを装着した様子です。
大口径のレンズは見た目も魅力的です。

この焦点域では圧縮効果や前ボケを使って撮影するのが筆者のお気に入り。
かなり離れて撮影をすることになりますので、撮影者の存在感を写真に出したくない時などにうってつけのレンズです。

開放で撮影をすると特徴的なボケ感が見てとれます。
周辺がやや円状にながれ、いわゆるぐるぐるボケの様な雰囲気になっています。
これはこれで筆者は気に入っております。

いかがでしたでしょうか。

今回はNikon D5とレンズ3本を持って人物撮影をしてきました。
D5はスペック的に動体撮影に着目されがちで、連写性能などの機能は人物撮影には必要ないかもしれません。

しかし、最高峰の機材で撮影をすると何にも代えられない興奮がありワクワクします。

是非ミラーレスカメラが主流になりつつある今、レフ機も撮影手段の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

Nikon D5のフォトプレビューサイト『Kasyapa』はこちら






[ Category:Nikon | 掲載日時:23年02月03日 17時30分 ]

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【Nikon】お手頃レンズを楽しむ・中編

「撒き餌レンズ」という単語をご存じでしょうか。
長年カメラを楽しんでいる方なら聞いたことがある単語です。
「撒き餌」とは魚や鳥を呼び寄せるための餌の事で、安価な餌が多いです。

「撒き餌レンズ」とはこの「撒き餌」になぞられたレンズで手ごろな価格でありながら性能が良く、
初心者ユーザーに交換レンズの楽しさを知ってもらうためのレンズの事です。
大体は50mm前後の単焦点レンズで、3万円前後の価格である事が多いです。

本記事では数回にわたり、ミラーレス機用の撒き餌レンズを使って撮影を楽しみたいと思います。

 

 

今回使用したレンズはニコンのミラーレス機用レンズ「NIKKOR Z 40mm F2」です。

単焦点の標準レンズといえば35mmか50mmのイメージがあります。
35mmは被写体や景色の全体を見ようとするときの人の視覚と近く、
50mmは被写体や景色を凝視しようとするときの人の視覚に近いです。
好みがわかれる2つの画角ですが、
いずれも「1本で撮影をカバーできる汎用性が高いレンズ」といえます。

40mmという画角はこの中間に値し、
35,50mmと同様に視覚に近く、使いやすい画角になります。
35mmだと広く感じるけど、50mmだと狭く感じる。といった方は
40mm付近の画角のレンズを使うとしっくりくるかもしれません。

今回はZ7Ⅱに装着して撮影を楽しみました。

小型で軽く、レンズ側での複雑な操作や設定は特にないため、
気軽にシャッターを切れます。
ボディの軽さもあり、撮影中に重さのストレスを感じる事はありませんでした。

 


最短撮影距離は0.29m
被写体にかなり寄れるため、被写体との距離で不自由を感じることはありません。
最短撮影距離を活かしたテーブルフォト等でも活躍します。

 


水面の一部に氷が張る寒さで、手袋を装着したまま撮影を行っていましたが、
レンズの操作で不自由を感じる事はありませんでした。

 

 


ミラーレス機に装着すると丁度良いサイズと重さで、
身軽な撮影を楽しむことが出来ました。
リーズナブルな価格のレンズではありますが、
価格以上の満足感を得られるレンズで、初心者から上級者まで楽しめる万能レンズです。

こちらのレンズにはZfcにピッタリな外装の「NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition)」もございます。
ご注意点として、ZfcはDXフォーマットですので、
40mmの本レンズを装着すると60mm相当の画角になります。
Zfc等のDXフォーマットのカメラに装着する前提で40mm相当の画角をご希望の方は、
装着すると42mm相当になる「NIKKOR Z 28mm F2.8」が最も40mmに近いお勧めのレンズです。


[ Category:Nikon | 掲載日時:23年02月03日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】ラージフォーマットと共に北の大地へ

東京でも雪が散らついた1月の暮れ。
雪国出身ではない筆者にとっては少しの雪でもテンションが上がってしまいます。
そんな私ですが、ここ近年は雪の美しさに魅入られ足繁く北の大地へと通っております。
特に何をする訳でもないのですが、辺り1面の白銀の世界で深呼吸をする時がとても心地よいのです。

今回のお供はFUJIFILMのラージフォーマットセンサー搭載のカメラ「GFX50SII」と「フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR」です。

フルサイズ機を常用している筆者ですが、以前より高画素機が欲しいと思っていました。
所有しているカメラの同メーカーの高画素モデルも検討しましたが、
夜間撮影も多いことからノイズの懸念が払拭できず、ラージフォーマットのセンサー機が選ばれました。

「GFX 50S II」は先代のGFX50Sに比べると、ボディー内5軸補正が搭載され、
最大6.5段分の手ぶれ補正を得ることができ、薄暗いシーンでもシャッタースピードを気にせずに撮影を行うことができます。
日の出前の薄明の時刻、肉眼ではうっすらと見える遠くの山々もカメラを通せばご覧の通り。
ハッキリと稜線を捉えることが出来ます。

ラージフォーマットはフルサイズセンサーの約1.7倍のサイズですので、ピクセルピッチ当たりに受ける光の量は多くなります。
そしてFUJIFILMの色再現性。
空の絶妙なグラデーションをしっかり捉え、白飛びや黒潰れをコントロール出来ていることがわかります。
これもダイナミックレンジが広いが故になせる技です。

日の出前から船に乗ったものの気がつけば太陽は高く上がっています。
風は冷たいですが太陽が出てきて空気が少しづつ温まっているのを感じます。
カメラのホールド感が強いので手袋をはめた状態でもしっかり掴むことが可能です。

地面や山には雪が積もり、木々の色を除いては1面白銀の世界。
しかし、実際には空や雪原ひとつとっても同じ色ではなく明暗やコントラストによって様々な色があることがわかります。
それまでのカメラだとそこまで捉えられませんでしたがGFX 50S IIで撮ることで後からでもその光景を容易くイメージすることが出来ます。

北海道と言っても広大な土地なのでエリアは様々。
その中でも道東の知床羅臼の周辺や道央の美瑛辺りが個人的に好みです。
東京にいながら流氷がまだかまだかと情報を集めています。
レンズの「GF35-70mmF4.5-5.6 WR」は、焦点距離35mm-70mm(35mm判換算:28mm-55mm相当)をカバーするレンズ。
ワイド端は35mm判換算28mmなので広角レンズとしても、ズームをして標準レンズとしてもお使いいただけます。

先ほどまで晴れていたにも関わらず突然空が白くなっていき雪が舞いだす。そのような光景を北海道にいるとよく体験します。
そこでストロボを持っていたので発光させてみます。
辺りの色も同系色なので分かり難いですが雪の一部が玉ボケとして写っているのが綺麗です。

かと思えば1時間もしないうちに晴れに変わる。なんてこともよくあります。
雪が舞う光景も綺麗ですが、青い空と雪の白さのメリハリの効いた光景もどちらも綺麗です。

暗所にも強い「GFX 50S II」。
暖をとるために立ち寄った喫茶店の室内でもしっかりと写っております。
望遠端の70mmでF5.6で撮影しました。シャッタースピードを稼ぐのにISOを1600まで上げていますが、
目立ったノイズは出てきません。
また、F値が可変で望遠側F5.6ですがボケ感も得られております。

メニュー表は誘惑の塊。
珈琲だけのつもりがついつい食事メニューを開いてしまいました。
卵にかかった濃厚なソースが口の中で広がり、冷えた身体をゆっくり温めていきます。
こちらもF値はF5.6 。
ズームレンズながらテーブルフォトを撮ってみても、そのボケ感に魅了されます。

昨今のカメラの流行はセンサーの高画素化のように感じます。
多くのカメラメーカーで高画素センサーを取り入れ、処理速度を向上させたモデルが多く登場しています。
価格帯も上がってきており、今まで遠い存在だと思っていたラージフォーマットも近い存在となってきました。
フルサイズセンサーの約1.7倍のサイズを誇るラージフォーマット。
センサーピッチが上がるので、センサーに取り込む光量が多くなりノイズの耐性も上がっております。
今なら交換お値引きもありますので、さらに近い存在となったように感じます(2023年2月1日現在)。
一度触っていただくと、他のカメラを使用した時に自然と比較してしまうような不思議な魅力があります。
是非この機会に体感ください。




[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年02月02日 12時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 城ヶ島

1年で最も寒い時期とも呼ばれる1月下旬、今回は神奈川県三浦半島最南端の城ヶ島へ。
この日は冷たい強い風と、足の速い大きな雲の影響で青空と曇り空が安定しませんでした。


この時期は八重咲水仙が見頃なはずでしたが、すこしピークが過ぎたのかややしおれ気味。

公園の入り口から松林を抜けると、いきなり開けた風景に。空と海が目の前に広がり視界が広がります。

三浦大根をモチーフとした安房埼灯台。上下逆にしたような見た目とういことで、なるほど根元が緑になっていて葉っぱにつながってる感じです。

公園を抜けると海岸へでます。空と海と岩の世界が広がり、冷たい潮風と広がるパノラマ風景が圧巻です。

自然が作り出す岩肌の複雑な造形は不思議で、岸壁側を見ていると違う星の風景にも見えてきます。
海岸東側の崖にはウミウの生息地があり、展望台から見ることができます。さすがに「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」ではここまでが限界。鳥の姿をはっきり映し出すなら「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」クラスが欲しいところです。

こちらは「馬の背洞門」。荒波や雨風の浸食によって作り出された、自然の造形による海食洞穴です。

真冬の海は風が強くとても寒いことが多いのですが、空気の澄んでいて激しい波の動きもあり、筆者的には夏の海よりも好きな風景となります。潮風、海水とカメラには過酷な撮影になるので、防塵防滴のOLYMPUS & OM SYSTEMのシステムは頼りになります。もちろん帰宅時のクリーニング&メンテナンスは欠かせませんが。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:23年02月02日 11時02分 ]

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【EP】Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。「過去・現在・未来」をテーマとした特別なフォトコンテストのご紹介です。

「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」では過去に撮影した作品はもちろん、これから未来に残したい写真まで幅広く募集。投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。Leica製品以外での参加もお待ちしております。

本日は「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた作品の中から5作品をご紹介!ぜひご覧ください。


【作品名】春の朝霞 <投稿作品を見る
【投稿者】Samohang 様
【投稿者様コメント】早朝の花見にて
【使用機材】NIKON Df + AF 85/1.4D IF


【作品名】落ち葉みーつけた <投稿作品を見る
【投稿者】XION 様
【使用機材】LEICA SL (Typ 601) + Vario-Elmarit SL24-90/2.8-4.0


【作品名】cosmos road <投稿作品を見る
【投稿者】そーや 様
【使用機材】Canon EOS R5 + SIGMA A 14-24/2.8 DG HSM

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【作品名】突然 <投稿作品を見る
【投稿者】runa 様
【使用機材】OLYMPUS E-M1MarkIII + ZUIKO ED 12-60 F2.8-4 SWD

【作品名】ある日の漁港 <投稿作品を見る
【投稿者】イザナミ 様
【投稿者様コメント】ある日の漁港
【使用機材】SONY α7R III + Planar T* FE 50/1.4 ZA


素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

皆様の「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」へのご投稿お待ちしております。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM SONY | 掲載日時:23年02月01日 19時09分 ]

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【SIGMA】Canon  EOS M5×Contemporary 56mm F1.4 DC DN

【SIGMA】Canon EOS M5×Contemporary 56mm F1.4 DC DN

小型軽量で、手軽に持ち運びしやすくマニュアル要らずの操作で人気のあるEOS Mシリーズ。

EF-Mマウントの現行品のレンズは下記のとおり。

単焦点レンズ
・EF-M22mm F2 STM
・EF-M32mm F1.4 STM
・EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

ズームレンズ
・EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
・EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
・EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

このように、Canon純正のEF-Mマウントレンズは、EFマウントに比べるとあまりレパートリーが多いとはいえません。
もっとレンズの幅を広げたいという方はマウントアダプター「EF-EOSM」を使用するとEFレンズを装着することができます。
レンズの種類は豊富になりますが、マウントアダプターによってサイズ感が大きくなってしまうので、
組み合わせによっては小型軽量の魅力を発揮できない場合もあります。
せっかくの小さなボディには小型のレンズをつけたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ということで今回は、EOS M専用としてSIGMAから出ている小型軽量の単焦点レンズ「Contemporary 56mm F1.4 DC DN」についてご紹介いたします。
今回、撮影で使用したボディはCanon EOS M5です。


SIGMAからは現在、「C16mm F1.4 DC DN」、「C30mm F1.4 DC DN」
そして今回ご紹介する「C56mm F1.4 DC DN」が発売されています。
Contemporaryシリーズなので、小型軽量を重視していて気軽に持ち出せるのがポイント。
また、レンズの重量は280gと片手で持てるほどの大きさです。


センサーサイズがAPS-Cのため、フルサイズ換算すると90mm相当の中望遠レンズになります。
上記の通りEF-Mレンズの単焦点が3本しか出ていないのと、焦点距離が広角から標準のため
C56mm F1.4 DC DNでひと味違う撮影ができます。

被写体と遠すぎず、近すぎず程よい撮影距離を保ことができ、自然な圧縮効果も期待できます。
そしてなんといっても絞り開放F1.4と明るく、上の写真のようにボケを楽しむことができるのもこのレンズの魅力の1つです。
前後が綺麗にボケてくれて、逆光の中でピントが合うのが難しいところ、中央の細い葉は高い解像力で写し出してくれました。


逆光時でもコントラストの高い描写力を実現していますが、強い逆光のなかの撮影となると、フレア・ゴーストが出てしまいます。
しかしふんわりと優しい雰囲気で個人的には好きな写真の1つになりました。



中望遠の圧縮効果とF1.4 の明るさを実現した上でコンパクト。これはSIGMAのContemporaryシリーズだからできたことです。
主にポートレート撮影など、様々なシチュエーションで重宝されるレンズではないかと思います。

ぜひ、EOS Mシリーズを購入検討している方は、
SIGMAの「Contemporary 56mm F1.4 DC DN」にも注目していただきたいです。

[ Category:Canon SIGMA | 掲載日時:23年02月01日 17時17分 ]

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【ライカアクセサリー特集】スタッフ愛用!厳選アイテムを紹介します

【ライカアクセサリー特集】スタッフ愛用!厳選アイテムを紹介します

2023年2月20日、Leica Boutique MapCamera Shinjuku は10周年を迎えます。
マップカメラのブログサイトであるStockShotでは、よりライカの世界を楽しんでいただけますよう、専門店スタッフによる関連記事や動画コンテンツを順次掲載してまいります。ぜひお楽しみください。

今回紹介するのは、豊富な種類を誇るLeicaアクセサリーについてです。
事前にマップカメラスタッフ内でLeicaアクセサリーの使用状況についてアンケートを行い、様々な愛用Leicaアクセサリーをリサーチしました。
どんなストラップを使用しているのか、撮影に便利なアクセサリーはなにか、それぞれのスタッフのこだわりが感じられました。
動画で詳しく紹介します。それでは、お楽しみください!

 本編映像


 

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:00 スタッフの使用ストラップについて
01:28 レザー ストラップ
02:58 ロープ ストラップ
05:08 サムレスト
06:26 グリップ
07:15 フィンガーループ
10:14 カメラポーチ
13:41 ホルスター
15:58 スタッフの気になるアイテム
16:45 エンディング

 ストラップのご紹介

 

▲Leica レザーキャリングストラップ

 

ストラップの1番人気はレザータイプでした。カタログ上だと長さの表記だけしかありませんが、首から下げてみるとこのような長さになります。本体とストラップの境目である【当て革】部分もしっかりしているので、金具で大事な本体を傷つけることを極力さけることができます。

 

▲ロープストラップ

次に人気のストラップはロープタイプでした。装着感は御覧の通りです。ロープタイプは縛ることにより長さを気軽に調節することができます。首から下げたり、たすき掛けにしたり、極端に短くして手に巻き付けることもできます。状況によってスタイルを変えることができるのが人気の理由です。

 

▲ロープストラップ装着時の襟元

 

ロープタイプは丸い形状をしていますので、首元への食い込みも少なく、長時間の撮影にも向いています。

動画では、さらに沢山のLeicaアクセサリーの魅力をお伝えしています。まだ動画をご覧になっていない方は本編をお愉しみください!

▼今回紹介した商品はこちら▼

[ Category:Leica | 掲載日時:23年02月01日 17時02分 ]

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【予告】ハービー・山口氏 × 小山薫堂氏 スペシャルコンテンツ

【予告】ハービー・山口氏 × 小山薫堂氏 スペシャルコンテンツ

2023年2月20日にLeica Boutique MapcameraShinjukuは10周年を迎えます。

これを記念いたしましたスペシャルコンテンツとして、ライカM型カメラをご愛用されているハービー・山口氏と小山薫堂氏による対談動画を公開予定です。

ライカとの出会い、何故ライカM型カメラをご使用になられているのか、ライカで撮影する愉しみ、ライカとのエピソードなどライカの魅力について語り合っていただきました。

 

 
ハービー・山口氏

【プロフィール】
大学卒業後1973年からロンドンに10年間在住。
写真のテーマを常に「生きる希望」とし、内外のアーティストから市井の人々をスナップポートレートというスタイルで幅広い年代層から支持されている。
写真の他エッセイ執筆、ラジオのパーソナリティー(インターFM」で毎週金曜日昼12時35分からのコーナー、「渋谷のラジオ」で毎月2週目の火曜日13時~13時30分にレギュラー出演)。
さらにはギタリスト布袋寅泰のアルバムに数曲の歌詞を提供している。

小山薫堂氏

【プロフィール】
放送作家。脚本家。1964年熊本県生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。
「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。
映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。
執筆活動の他、京都芸術大学副学長、地域・企業のプロジェクトアドバイザー、下鴨茶寮主人、日本国際博覧会では、テーマ事業プロデューサーを務める。
「くまモン」の生みの親でもある。

テーブルの上には3台ものM型ライカが並んでいます。一番右は…あのモデルでしょうか。

対談動画の公開は2月20日頃を予定しております。

【ハービー・山口 × 小山薫堂 特別対談】ライカM型カメラを愛する二人が語る「ライカ“M”の魅力」

ぜひYouTube公式チャンネルの登録をしてお待ちいただければと思います!

乞うご期待。

[ Category:Leica | 掲載日時:23年02月01日 11時00分 ]

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