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2022年12月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ12月ランキング
1位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ
5位 FUJIFILM X-H2 ミラーレス一眼カメラ
6位 Nikon Z9 ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
10位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ


Canon EOS R6 Mark II

2022年の締めくくり12月のランキングとなります。

新品部門は予想通り、12月15日発売の『Canon EOS R6 Mark II』が2位以下を大きく引き離して初登場1位を獲得しました。
新開発の約2420万画素フルサイズCMOSセンサーと映像エンジンにより、高い解像感と高感度を両立。静止画撮影時に常用で最高ISO102400の高感度撮影を実現しました。
さらに追従性に優れた高速・高精度のAF機構を装備。新たに馬・鉄道・飛行機が被写体検出機能に追加され、「人物」「動物」「乗り物」のそれぞれで、全体・スポット検出に対応しています。トラッキング性能にも優れ、どんな被写体でもその決定的瞬間を逃すことなく捉えてくれます。
クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質4K/60P動画撮影を実現するなど、高品位かつ多様な動画撮影スタイルにも適応。高いクォリティを求める映像クリエーターからも、確かな支持が得られるようなポテンシャルを持った機体に仕上がっています。

店頭でのご購入者を見ると、その多くがEOS R6やEOS Rなどからのお買い替えの方だとか。
それまでお持ちのカメラの性能にも十分満足しつつ、より高速・高精度になったAF機能や充実した動画撮影機能に期待してのお買い替えのようです。
発売前から注目度の高かった機体だけに初登場1位獲得は当然、今後も新品ランキングで上位を牽引し、先に発売された新製品たちと熾烈なトップ争いを繰り広げることを期待したいのですが… なんと初回入荷以降はメーカーからの供給が僅かとなってしまいました。
現在、ボディ単体・レンズキットともに「お取り寄せ」状態。新規ご予約の場合、長期でお待ちいただく必要が出てしまっています。
こうなると頭をよぎるのが、2020年の夏。相次いで新発売された超目玉のEOS R5・EOS R6でしたが、その発売当初から供給不足に陥り、ご予約の方全てに行き渡るのに非常に長い時間を要してしまったという辛い過去があります。2023年という新たな年の幕開け、どうかあの時の再現だけは起こりませんように、そう切に願ってしまいます。

2位には、前回圧倒的強さで初登場1位を獲得した『FUJIFILM X-T5』が。
今回1位EOS R6 Mark IIには倍以上の大差をつけられる形となりました。また販売数だけで見ると前回からはかなり数を落としています。それでも3位を引き離しての2位、注目度の高さはまだ落ちてはいません。
X-Tシリーズファン待望の約4020万画素センサー搭載の高画素機。それでいてAPS-Cサイズ機の利点を最大限活かしたコンパクトなボディ、かつ撮影意欲をそそるようなクラシカルなフォルムを有した機体は、FUJIFILMユーザーのみならず新たなファンも獲得しているようです。
ただこちらもブラック・シルバー、ボディ単体・レンズキットともに現在「お取り寄せ」状態に。次回の新品ランキングの上位は、メーカーからの供給数で順位が決まってしまうような悪い予感が…

3位は『SONY α7RV』。X-T5同様にEOS R6 Mark II登場の分1つ順位を落とす形となりました。
X-T5と同じく、前回初登場の時より販売数が大幅に減ってしまうのは致し方ないところ。ただしこちらα7RVは、潤沢に在庫数があるのもかかわらずというのが気になります。
実際店頭SONYコーナーでも、既にα7RVを提げたお客様がレンズを検討しに来店されるケースが目立つとか。ご購入を考えていた方には全て行き渡ってしまったということでしょうか。今後の伸びに少し不安を覚えます。

4位には、前回6位から順位を上げた『SONY VLOGCAM ZV-E10』が。このところ好調で、販売数も前回より多く、α7RVに迫る勢いでした。
ただ今回は店頭でのお問い合わせは少なかった模様、ネットでご購入される方が大半を占めたようです。

5位には『FUJIFILM X-H2』。
X-T5と同じ高画素センサーを搭載したX-H2、圧倒的にファンの多いX-Tシリーズに圧され存在感を薄めてしまうかと思われましたが、さにあらず。
前回述べたようにX-T5は静止画撮影メインの方、X-H2は動画撮影に重きを置く方にと住み分けがはっきりしているようで人気を維持しています。
よりお問い合わせの多いボディ単体が品薄状態になってしまっているのが残念なところ。供給が安定すればもっと上も狙えそうです。

発売から1年、依然高い人気を誇る『Nikon Z9』が6位に入りました。信じられないことに、未だランキング1位を獲得していません。
思えば苦難の1年でした。発売当初から深刻な供給不足に陥り、予約開始から早い段階でご注文を入れた方も数ヶ月待ちという状況に。
雪だるま式にご予約者が増え、新たに入荷しても全てそちらに回るという状態が長く続きました。
それでも最近入荷数が安定して増え、ランキングもあと一歩まで上りつめた時期もありましたが、その度に新発売組に阻まれ、結局1位には届かず現在に至っています。
ようやく「お取り寄せ」から「在庫あり」の表記が出せるようにまできましたが、1年は長かったか… 2023年、念願の1位獲得はあるでしょうか?

7位に『FUJIFILM X-S10』。
お問い合わせの多いボディ単体もようやく入荷数が増え、「在庫あり」に。
しかし既に発売から2年以上が経過し、お客様の眼が新品から中古に流れてきているようにも感じます。今後価格差が広がれば、その傾向もより顕著なものになるでしょう。

8位『SONY α7IV』も、お客様の意識が新品より中古に流れている機体。
店頭では、新品のご購入者は始めから新品を買うことを決めていらっしゃる方がほとんどだとか。セール期間中も価格差が縮まり新品のご購入が増えますが、今後はやはり中古が主流になりそうです。

9位には『Canon EOS R7』。前回勢いの急降下が見られたCanon、新製品の登場で他の機種も再び勢いを取り戻すことを期待したのですが…
EOS R7はボディ単体の入荷数が増え、在庫も潤沢になっています。フルサイズ機のEOS R6 Mark II、APS-Cサイズ機のEOS R7でCanon勢の巻き返しを図ってもらいたいものです。

10位に『RICOH GR IIIx』、ランク外ですがGR IIIは14位に名を連ねています。
ランキング的には新品・中古ともGR IIIxの方がGR IIIを上回る順位になっていますが、店頭でのお問い合わせはGR IIIの方が多い印象だとか。
GRシリーズが初めての方はGR IIIを手にされることが多く、歴代シリーズを使用したことのある方がGR IIIxを選ばれるケースが多いということです。
いずれにせよ根強い人気を誇るGRシリーズですが、やはりメーカーからの供給が安定しません。
ご購入を希望される方はすぐに使いたいという方が多く(勿論、どんな機種でもそうですが)、新品在庫がある時は新品を、ない時はご注文されるより中古を選ばれていく方が多いそうです。

 
 

中古デジカメ12月ランキング
1位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7RIV ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
8位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ 
9位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
10位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ


Canon EOS R6

中古ランキングの1位は『Canon EOS R6』。新品・中古で新旧の2モデルがダブル受賞となりました。
11月初めに予約を開始したEOS R6 Mark IIのおかげで、お買い替えによりEOS R6の中古商品数が大幅にアップ。その結果価格も下がり、2ヶ月連続の中古1位獲得となっています。
EOS R6はまだ現行機種として新品も販売しているものですから、そこまで最新の機能がなくてもという方には狙い目の機種かもしれません。在庫が豊富で状態も選べる今がお買い時かと。

2位に『SONY α7IV』、3位に同じく『α7RIV』とSONY勢が続き、結局1位から3位までは前回と同じ並びとなりました。
しかし販売数は前回よりも圧倒的に多く、3機種合計で前回の1.5倍以上となっています。
3機種ともお買い替えにより中古在庫が豊富なうえに年末の大きなセールが重なったことが、販売数増加の大きな要因となりました。

新品・中古ともにランクインしているα7IV。販売台数的には新品の方が若干多いですが拮抗しています。先に述べたように購買者の眼は新品から中古に移りつつあるようです。
これまでのα7シリーズのように、SONY得意のキャッシュバックキャンペーンの対象になれば新品が勢いを取り戻すと思われますが、今後はEOS R6との中古ランキング争いの方が熾烈になりそうです。

α7RIVは前回の時よりも中古価格が大きく下がり、新型機α7RVの半値くらいで購入できるようになりました。それでいてα7RVと同じく約6100万画素という高画素センサーを搭載しているのですから、大変お買い得感の強い機体です。
ただこちらも先に書いたようにα7RVへのお買い替えの方はひと段落ついた模様ですので、α7RIVの中古商品数も今後そこまで増えない可能性もあります。
状態の良いものをじっくり選んで購入したいという方は、購入のご検討をお早めにされることをおススメします。

SONYはその他に5位『α7RIII』、6位『α7III』の2機種、計4機種をランキング内に入れてきました。前回の6機種ランクインという圧倒的勢いには及びませんでしたが、好調を維持しています。

4位には『FUJIFILM X-T4』が。やはりX-T5の登場により、中古在庫が豊富になった結果といえます。
『X-T3』も前回ランク外15位から順位を上げ10位に。新製品の評価の高さが前モデル・前々モデルの再評価に繋がっているようです。

FUJIFILMは、新品ランキング7位の『X-S10』が中古ランキングでも8位に入りました。
人気がありながら長く新品の供給が不安定だったX-S10。その間は価格差が小さいながらも中古を購入される方の多い機種でした。
現在、新品の入荷は増えてきましたが、発売から時間が経ち徐々に購入者の眼が中古に移ってきている模様です。
中古は在庫も豊富なので、今後新品との価格差が広がれば益々中古人気が高まってくるかと。これからのランキングの動向に注目です。

順位を1つ戻して、7位『Canon EOS 5D Mark IV』。やりました、今回も一眼レフ機が堂々ランクイン。
2022年、一眼レフ機の灯が消えず続いたことに感謝の念が堪えません。これもファンの方々の根強い支持があったればこそ。
マップカメラはこれからも質の良い一眼レフ機を皆様にご提供させていただきます。

中古ランキング最後のご紹介は、9位『RICOH GR IIIx』。
GR IIIはランク外14位、新品ランキングと同じような傾向となりました。
メーカーからの供給が安定していれば新品の方が問い合わせの多い機種。新品ランキングでもっと上位に位置できるはずなのですが…
現在は中古の商品数も不足している状態。次回はどちらのランキングでランクインできるか、非常に厳しい状況のようです。

さて、2022年の締めくくり、12月のランキングはいかがでしたでしょうか。
皆様が新年を迎えるためにご購入されたカメラは何位にランクインしましたか。
新品ランキングは、ここ数ヶ月各メーカーから注目の新型機が登場し、目まぐるしく順位を変動させる結果となりました。
中古ランキングでも、それに伴い在庫数の増えた機体が上位に名を連ねるようになりました。
それらが2023年にはたしてどんな動きを見せるのか。勿論、新たなカメラの登場も楽しみです。

次回2023年1月のランキング、予想するのが難しいということがこんなにも嬉しいなんて… その幸せをしみじみと感じつつ、今回はここまでとさせていただきます。 

[ Category:etc. | 掲載日時:23年01月13日 12時03分 ]

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【Canon】EOS R6Mark IIと行く兎の神社

皆様こんにちは。本年もマップカメラならびにマップカメラスタッフがお送りしているブログ「THE MAP TIMES」をご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、元旦が過ぎ早くも10日以上が過ぎました。
新年が訪れて最初に撮る写真は何にしようかと思いを巡らせ、真っ先に思いついたのは今年の干支である“兎”です。
今回は神の使いとされる兎を祀る神社を訪れました。

この日お供にした撮影機材は12月に発売した最新機種EOS R6Mark IIとRF24mm F1.8 MACRO IS STMです。


神社に到着したらまずは手水舎で手をお清めします。

この神社の手水舎は兎の口から御水が流れています。
実際に触れてはいませんが、写真からでも伝わってくる石の艶やかさと年月が経ち苔むした部分がふと目に留まりました。
その場にいたときはゆっくり観察することはできませんでしたが、写真を通して見てみるといろいろな発見があります。


参拝を終えたあとは境内をすこし歩きました。
兎の石像や社殿に飾られた兎の彫物、兎の絵馬など至るところに兎の姿が視界に入ります。
この日はちょうど成人式の日で、華やかな振袖を着た人が兎の石像前で記念撮影する光景を目にしました。


境内のさらに奥に進むと池を発見。
観察してみるとなんと池の中にも兎の石像が置かれていました。
この兎も口から御水を流しています。


笹の葉が風に揺られて耳に心地良い音が響いていました。


木漏れ日の光に照らされて美しい模様の影がありました。
木目の模様も緻密に表現されて描写力の高さを実感します。


さすがにこの時期になると銀杏の葉も枯れ落ちていました。
池の水にたくさんの銀杏が浮かんでいて黒く見える水面に淡く変色した黄色が映えてちょっと綺麗だな、と感じました。


ここまでスナップ撮影を楽しみましたが、RF24mm F1.8 MACRO IS STMのマクロ機能に触れます。
最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が行える広角単焦点レンズとして、昨年8月に発売されました。
質量約270gの軽量型で気軽に持ち運びしやすく、今回のようなスナップ撮影にはうってつけのレンズです。


開放F値の撮影でもさすがの解像力です。
冷たい風が肌に突き刺さり堪える寒さですが、撮影に没頭してるときだけはこの寒さも忘れられる気がします。

従来のR6から画素数が2420万画素に上がり、さらに新シャープネス処理が加わったことで一眼レフの上位機種EOS 5D Mark IVの3040万画素を上回る解像性能が得られるようになりました。
またEOS R6 Mark IIは従来機と比較すると、AFシステムにキヤノンのミラーレスカメラではおなじみの「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用、電子シャッターが約40コマに向上、被写体検出AFに「馬」「鉄道・飛行機」が追加され、大幅に動体性能が強くなっております。
今回は石像の兎だったので、次の機会には本物の兎を撮影しようと心に決めました。

EOS R6 Mark IIは現在大好評つきお取り寄せ中となります。
マップカメラのウェブサイトからご注文いただくと安心の2年保証つき!
ぜひ当店でのご予約をお待ちしております。早めのお渡しを頑張ります!

◆ 今回使用した機材はこちら! ◆

[ Category:Canon | 掲載日時:23年01月12日 17時05分 ]

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SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【ナイトモノクロスナップ編】

SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【ナイトモノクロスナップ編】

2022年11月25日に大注目の高画素モデルSONY α7RVが新発売されました。
今までα7R・α7RII・α7RIIIをお使いだった方はもちろん、その他の機種をお使いの方は、「α7RVに買い替えようか…それとも値段が下がってお得に買えるようになった前モデルα7RIVにするか…」とお悩みの方も多いと思います。
そんななかマップタイムズでは、マップカメラ2階SONYコーナーのスタッフで前モデルα7RIVの魅力を連載形式で投稿していきます。どうしても新製品に注目しがちですが、実は前モデルにもたくさんの良いところが詰まっているので、その魅力を再発見できること違いなし!
すでにα7RVを購入済みの方は、当時α7RIVを手にしたときの気持ちを振り返って読んでいただけると嬉しいです。

各スタッフが撮影する被写体を決め、みなさんにお届けしていきます。
今回は【ナイトモノクロスナップ編】でお送りします!

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/100秒 / 感度:1250

一般的に高画素機の弱点とされているのが「ノイズ耐性」です。
画素数が多くなるにつれて、画素ピッチと呼ばれる1画素あたりの面積が狭くなってしまいます。
画素の面積が小さくなると光が十分に届きづらくなります。
そうなると露出量の少ない時に感度をあげると乏しい光の量をさらに増幅することになるので
結果的にノイズが増えて、画が荒れてしまいます。

故に、高画素機は様々な工夫をすることによってノイズ耐性を身につけようとしています。
歴代のα7Rシリーズにおいても、世代によって裏面照射センサーの採用や、処理エンジンの向上によるノイズ耐性強化などがなされてきました。
α7RIVにおいても、高画素機とは思えないノイズ耐性を搭載しているので、すこしの感度増加においては十分クリアな画像が得られます。

しかし、根本的に低画素機と比べるとノイズを無視することができないのは変わりありません。
一般的には「嫌いたいもの、できれば出したくないもの」がノイズに対するイメージだと思います。

ですが今回は高画素機の弱点を逆手にとって、あえてノイズを出すことを目的に撮影をしました。
夜間のモノクロ撮影では明暗の差が激しくなります。いわゆるハードな硬い画の印象をつくりやすく、かつノイズを出すことによって、擬似的なフイルムの粒状感に近いものを再現しようと試みました。
様々ある写真表現の一部としてのチャレンジ。
そんな事を考えながら、夜の街をスナップしてみました。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/1600秒 / 感度:12800

かなりアンダーよりな画面構成ですが、路面にこぼれた街灯の光が被写体を印象的に浮かび上がらせています。
使用感度は12800。アンダー部分の黒はほぼ完全に潰れています。今回はJPEG撮って出しのデータとなります。RAWデータ収録で現像処理にてアンダーを持ち上げればもう少し階調が出たのかなとも思いましたが、はっきりと黒を潰してしまうのも個人的には好みなので、これはこれでよいと思えました。
ハイライト部のグレー階調の中にノイズを感じとることができます。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/1600秒 / 感度:12800

街灯の基礎部分に注目して撮影をしました。
平面状の均一な色の物体ではノイズは目立ちやすくなります。
オリジナルデータではもう少しザラっとした印象が画面全体に漂っています。
デジタルノイズはフイルムの粒状感とはまた違った雰囲気になりますが、モノクロ撮影との相性は良いように思えます。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/400秒 / 感度:5000

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/250秒 / 感度:1250

今回の使用レンズはVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount。
Eマウントのレンズラインナップにおいても高い解像力を誇る人気レンズです。
感度は低め、絞りは開放ですが、十分にシャープかつ質感表現がしっかりとできています。
夜の暗さは、このような白い被写体を捉えるのに非常に好都合です。しっかりと沈んだアンダー部が白い被写体を立体的に持ち上げます。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/60秒 / 感度:6400

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F4 / 露出時間:1/80秒 / 感度:3200

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F4 / 露出時間:1/250秒 / 感度:12800

街にスナップに出ると、行き交う人々の足下を撮影したくなります。
人によって歩き方に特徴があったり、急ぐ人、のんびりな人、複数人で歩く人など様々な表情が足下から見て取れます。
こういった撮影をする際には、フォーカス制御はマニュアルで置きピンをして、露出時間を長くしたり、短くしたりと表現に差をつけて撮影します。
格子状に並んだタイルにノイズがのって非常に印象的な画となっています。
今回撮影した写真の中で、一番ノイズを生かした画作りができたと気に入っている一枚です。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/640秒 / 感度:500

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F2 / 露出時間:1/250秒 / 感度:2500

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 / 絞り:F3.5 / 露出時間:1/250秒 / 感度:4000

質感をしっかり表現できるレンズとノイズによる有機的な雰囲気。
デジタル写真ではありますが、このような表現もできるのかと改めて写真表現の幅の広さを感じました。
普段は避けたいノイズですが、考え方を切り替えて、ノイズと友達になってみるのはいかがでしょうか。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:23年01月11日 15時00分 ]

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【RICOH】GRIIIで撮る冬の公園

ここ最近は雨も少なく、青空の日が続いています。
朝こそ寒いものの、昼辺りになれば出かけるにはちょうどいいぐらいの気温にはなっているので、筆者は愛機である『RICOH GR III』を持って健康のための散歩に赴きました。



道中、川辺の土手沿いを歩いていると川面に太陽がキラキラと反射している非常に美しい光景に遭遇しました。
一枚パシャリとしましたが良い感じで撮れたようです。反面、目がチカチカしてしまいました。

土手沿いでオナモミを発見。
気が付くと服に種が付いて家まで運ばれていつの間にかベッドの上などに落ちていたりする厄介ものですが、今回ははいていたズボンの生地が固かったのでくっつきもせず種を運ばずに済みました。


川沿いのそばには大きな調整池がありました。
大雨が降ったりしたときはここに水が流れて、見えているところは水の中に沈むのでしょう。


各所が錆びついてはいますが、まだ現役っぽい水門がありました。
年代を感じる大きな建造物というのはどこか惹かれるものがあります。

そして今回散歩ついでに寄ってみたかった目的地である野鳥の森に到着。
しかし残念ながら現在は鳥インフルエンザが流行っているため、一時的に閉園していました。
小さいカンガルー的な動物のワラビーもいるはずなのですが、同じ園内なので遭遇できず。
また開園したら見に行ってみましょう。





入れないのでは仕方ないので周囲をぐるりと一回り。
この季節ならではのつばきの花が綺麗に咲いておりました。



暗くなり始めたので帰ることにしましたが、道中に喫茶店を見かけたので入ってパンケーキを注文しました。
年をとるごとにスイーツを食べたいという欲求が薄くなってきている気がしますが、美味しいものは美味しいのでまだ食べられます。
ちなみにパンケーキの生地は甘さ控えめでクリームもあっさりしていて食べやすかったと感想を述べておきます。

こんな日常の一場面をしっかりと切り取ってくれたのはRICOHの名機GR III。いつでもどこでも使える頼りになる相棒です。
これからもこのGR IIIを日常使いとして使い続けていきたいと思います。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年01月11日 12時04分 ]

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【SIGMA】fpと、正月の終わり

気づけば正月も終わった今日この頃。

毎年ながら「今年は正月感ないな〜」と決まり文句を言いつつ
申し訳ない程度に餅や雑煮を食べて過ごすのが我が家の元日です。

実家に帰省したいところではありますが、大の寒さ嫌いである妻は冬の東北へ行きたがりません。
ワンコの散歩がてら近所の氏神様へ初詣をして、コンビニで肉まんでも買って帰るのが例年の流れです。

昔は正月準備で餅を作ったり、年末に市場へ買い出しに行ったり、初日の出を見に自転車で海へ行ったりもしました。
多少は“日本の正月”を感じて育ってきましたが、地元を離れ核家族となった今は子供たちもお正月を感じるのが難しくなっているのではないかなと思います。

正月は家の中でなんとなくカメラを触ってシャッターをパシャリ。
このブログでは「SIGMA fp」に「CONTAX Planar 50mm F1.4 AE」を組み合わせて撮りました。
まもなく50年経つレンズですが、やっぱり良いレンズ。

「正月に包丁を使うな」というのが古くからの習わしですが、今年も元日からがっつり料理をして始まりました。
その後、数本の包丁研ぎに2時間ほど費やし、妻からは「相変わらず鬼婆並みに包丁研いでるね」と言われる始末。

「趣味なら、本気で。」というキャッチコピーがキヤノンであったように、写真も釣りも料理も好きなことはとことんやっていきたい。まぁ、今年も妻に怒られない程度にですが。

今年もM9とfpに大好きなオールドツァイスを付けて楽しんでいきたいと思います。

今年は“後厄”を迎える私。
さっそくお祓い級の事が年末年始にかけて色々ありましたが、どうか今年も良い一年でありますように。

カメラのある日常に、ぜひ『SIGMA fp』を。

 


 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SIGMA | 掲載日時:23年01月10日 17時13分 ]

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【FUJIFILM】昼も夜も頼もしい「フジノン XF18-55mm F2.8-4」

【FUJIFILM】昼も夜も頼もしい「フジノン XF18-55mm F2.8-4」

新しいカメラボディが登場し続けるFUJIFILMのXマウント。
その中でも最新の「X-T5」は高画素センサーを備えながら程よいサイズ感で、APS-Cの良い所と性能の高さを両立しています。
そして同時にレンズキットも登場いたしました。
それまでのレンズキットは「フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR」が多く選ばれてきましたが、今回は「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」がセットになりました。

そこで今回は長く親しまれている「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を使ってみたいと思います。

撮影は「X-T4」に装着して行いました。
標準ズームレンズとして親しまれている「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」。
35mm判換算27-84mmをカバーする本レンズは、ワイド端開放F値がF2.8と明るく使い勝手の良い1本です。

絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:160 / 焦点距離:18mm

ワイド端の18mm(35mm判換算27mm)は歪まずに広くを撮れるレンズとして重宝します。
広いロケーションにも難なく対応することが出来ます。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:160 / 焦点距離:55mm

反対にテレ端の55mm(35mm判換算84mm)は望遠レンズとしては短いですが、このサイズ感では充分に感じます。
必要に応じてレンズが交換できるのもレンズ交換式カメラの良いところ。
それでも必要なところが1本で使えるのは大きいです。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/12秒 / ISO:1600 / 焦点距離:55mm

そして本レンズの特徴としては手ブレ補正機構が搭載されていることでしょう。
FUJIFILMもボディ内手ブレ補正機構が搭載されているカメラボディが増えてきましたが、
XFマウントの標準ズームレンズの中では本レンズのみが手ブレ補正機構(OIS)を搭載している貴重な存在。
F2.8から使える明るさと手ブレ補正が相まって夜間の撮影でも活躍してくれます。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/17秒 / ISO:1600 / 焦点距離:55mm

夜のちょっとしたお散歩でも明るく撮れるので昼夜問わず撮影を楽しむことが出来ます。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:1600 / 焦点距離:55mm

絞りF4であっても被写体と背景の距離を作ることでボケを作り出すことが出来ます。
焦点距離55mmでシャッタースピード1/25秒でもここまで撮れてしまうのです。

絞り:F10.0 / シャッタースピード:44秒 / ISO:400 / 焦点距離:28.9mm

ここからは三脚を用いて撮影を行っています。
レンズの重さはわずか約310g。
大きな三脚でなくても安心して載せられるサイズ感と重量です。
44秒もシャッターを開けていると、遠く離れた湾の向こう岸の工場の明かりもハッキリと写すことが可能です。

絞り:F13 / シャッタースピード:29秒 / ISO:250 / 焦点距離:30.2mm

そこから日が落ちて暗くなってくるとお祭りの時間です。
バルブモードにして、花火のタイミングを見ながらシャッターを開けたり閉じたりします。
手ブレ補正がありますが三脚に乗せているときはOFFが推奨です。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:13秒 / ISO:3200 / 焦点距離:18mm

ワイド端の開放F値がF2.8なので、星が線にならないシャッタースピードで十分な光量を得ることが出来ます。
APS-Cの小型なボディであってもしっかりと星を捉えているのが分かります。

絞り:F4.5 / シャッタースピード:45秒 / ISO:3200 / 焦点距離:55mm

ズーム機能があるのでぐっと寄ってみます。
ズームの望遠端の55mmまで伸ばすと開放F値はF4.0になってしまいます。
そうなってしまうとISO感度をある程度上げても十分な光量を得るにはシャッタースピードを長くするしかありません。
45秒もシャッターを開けていると地球の自転によって星は点像ではなく線となってしまいます。

1枚だけだと味気ないので、同じ撮影設定で複数枚連続撮影をしてみましょう。

絞り:F4.5 / シャッタースピード:45秒 / ISO:3200 / 焦点距離:55mm
上記設定で連続撮影した21枚をPhotoshopにて比較明合成

連続撮影した画像をPCに取り込んで比較明合成と呼ばれる、明るいところを重ねる合成をしてみました。
また、星が多く写っていると少し画面がうるさくなってしまいます。
そこで重ねた写真の透明度を徐々に上げるように設定をすると、ご覧のように線の片方側が細くなり星の軌跡に動きが付いたように見えます。
今回は合成をしましたが、もちろん約945秒(45秒×21枚)シャッターを開けていれば上記と同じ程度の線を描くことが出来ます。

レンズの「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」は標準域をカバーしながらコンパクトなサイズ感を実現しています。
今回は三脚も駆使しながら撮影を行いましたが、レンズ本体に手ブレ補正機構が搭載されているため手ブレ補正の付いていないボディでも活躍することが可能です。
APS-Cの良さを凝縮した「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」、おすすめの1本です。



最新モデルの「X-T5」ボディ単体と「XF18-55mm F2.8-4」のレンズキットはこちら↓










[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年01月10日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】年末年始をフジノンXF35mm F1.4Rとクラシックネガで撮る!

連載中の「カメラを愉しむ」vol.75 は、「年末年始をFUJIFILM フジノンXF35mm F1.4Rとクラシックネガで撮る!」をご紹介いたします。

実は年末に、禁断の領域へ足を踏み入れました。
フィルムシミュレーション「クラシックネガ」にグレイン・エフェクトを強めに設定。これはまさにフィルムカメラと思えるほどの雰囲気!

年末年始はゆっくりカフェで1年を振り返り、目標を立てるのが毎年恒例でした。しかしそんなことは言ってられません。
FUJIFILM X-S10に定番人気レンズでもあるフジノン XF35mm F1.4Rを装着、旅支度もろくにせず車に乗り込みました。

雪景色はいったいどのように写るのだろう。向かったのはJR SKI SKIの時代を思い出す苗場スキー場やガーラ湯沢の上越エリア。筆者の頭の中では広瀬香美とユーミンが流れておりますが、年末という事もあり多くのスキー客でにぎわっていました!

暗部のノイジーさがたまりません。敢えてハイキー目に撮影することでその魅力が際立ちます。

夏場にもよく通る道ですが、雪が積もるとその風景は更に美しく幻想的にみえます。

 

新潟の降雪は時々恐怖を感じることがあります。前が見えなくなるほどの吹雪と大粒な雪はみるみるうちに道路に積もり、自動車が前に進むことも難しくなります。4WDであれば力強く走破できるとは思いますが、ここは大人しく他県に移動しましょう。

行き先を考えていると「あるもの」が食べたくなり新潟県から静岡県へ。道中 両親も旅に参加するとの事でピックアップ!はるばる静岡県にやって参りました。

その目的はというと東海道を旅する方々が茶屋で食したとされる「安倍川餅」。年末ということでいつものお店は定休日。他のお店で購入し美味しくいただきました!

筆者の家族は昔から旅行は行き先を決めず「ノープランだから楽しい!」という少し変わった家族ルールがあり、一緒に旅をするのは22年ぶりですが今もそこは変わらず。

大晦日の除夜の鐘が鳴る頃、長野県飯田市で除夜の鐘をたたきながらスマホ片手にホテルを探し。私が幼少の頃は母がホテルのロビーで当日予約の価格交渉をしていたのを思い出しますが、今の時代は自動的に値下げされているので交渉せずとも最安値で宿泊することができました。

気の向くがままに走行していると名古屋に到着!商店街とクラシックネガの色味は本当によくマッチしており、新年早々 写欲が全開に。

大須の商店街は元旦の午前中とは思えない賑わいです。

昼間からバーでビールを楽しむ人も。飲みたい、世界のビール飲みたい!でも運転があるので我慢。

晴天よりも少し曇り空の方がグレイン・エフェクトの雰囲気が際立つ気がしました。

名古屋といえばういろう、干支にちなんだ可愛らしい包装紙。

どこか見覚えのあるロゴと奇抜なデザイン、名古屋ジョークがきいています。

本当はゆっくり名古屋観光をしたいところですが、大須観音で拝みつつ今回の旅を終えるとしましょう。「クラシックネガ × グレイン・エフェクト」の楽しさに、新年の目標もそっちのけで旅にでてしまいましたが、本当にこのカスタマイズは楽しい!FUJIFILMの機材を使ったことが無い方はもちろん、普段からご愛用されている方もぜひ「フィルムシミュレーション」のカスタマイズにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。






[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年01月09日 10時49分 ]

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【Leica】Q2でいただく「モノクロとマクロのデジタルフレーム添え」

【Leica】Q2でいただく「モノクロとマクロのデジタルフレーム添え」

お正月の空気感もなくなってきて、新たな日常が動き始めています。
子どもの頃はこの感じが寂しくて、学校が嫌とかではないのに切ない気持ちになったのを覚えています。

年末年始は仕事の方にとっても休みの方にとっても、おそらくあっという間だったと思います。
忙しかったり、楽しかったり、嬉しかったり、そんな毎日は短く感じてしまうものです。
そしてどんな毎日だったとしても、今頃が丁度それぞれリセットするタイミングなのかと思います。

先ずはコンディションを整えるために、美味しいものを食べて、しっかりと栄養を摂ることが大事です。
もちろんフィジカル面だけではなく、メンタル面もちゃんと栄養補給をしないと気分は上がりません。
そこで本日のメニューは『Leica Q2』でいただく「モノクロとマクロのデジタルフレーム添え」です。

昔使っていた音楽機材の一部を『Leica Q2』でモノクロ撮影しました。
モノクロはハイコントラストをチョイスして、ロック系の風味が出るようにしました。
あと素材の良さを味わっていただくために、最短撮影距離17cmのマクロモードで仕上げました。
更にデジタルフレームを添えることにより、味の変化も感じていただけるようにしました。
用意した焦点距離は28mm、35mm、50mm、75mmです。

焦点距離28mm

35mm、50mm、75mmの焦点距離で撮影した画像はそれぞれ3000万画素、1470万画素、660万画素のJPEG形式で記録されます。
28mmの撮影では、最大記録画素数4730万画素のJPEG形式とDNG形式の両方で記録されます。

焦点距離28mm

ギタリストが演奏中に足で何かを踏んでいる様子を見たことがあるかと思います。
その何かがこういうものです。

焦点距離35mm

両手塞がっているギタリストが足で踏んだりして操作する道具で、その用途によって沢山の種類があります。
こういうものや、他にもいろんなものを使って、自分だけのベストな音作りを目指しているわけです。

焦点距離35mm

そのひとつひとつをつなぐケーブルやプラグも重要で、すべて特注で作ってもらったものです。
音の鮮明さやノイズの量が違うわけですが、音の特徴も種類によって変わってきます。

焦点距離35mm

完璧なチューニングを維持するために、演奏中も頻繁にチューナーとにらめっこです。
自分の弾き癖に合わせることも必要なので、本当に神経を使う部分です。

焦点距離50mm

足で踏むものだけになかなかキレイにしておけなくて、正直なところお掃除は行き届いていません。
でもこういうものだからこそ少し汚れや使用感があった方が、リアルな雰囲気が出てくれてより良い気がします。

焦点距離50mm

ずっとほったらかしの古いものらしい味と言いますか、この薄汚れた鉄の感じがかなりロックしていると思います。
複数の配線を瞬時に切り替えるもので、ある程度複雑なセッティングをするタイプには絶対必要な存在です。

焦点距離75mm

これもノイズ対策に絶対必要な存在で、当時最も影響を受けていた人と同じものを入手しました。
音楽に限らず機材を選ぶときには、目指している人が使用しているものを参考にすることが大切だと思います。

焦点距離75mm

レコーディングなどではそうでもありませんが、ライヴとかになるともう蹴るように踏んでしまいます。
そんな衝撃にも負けない頑丈さと、ジャストなタイミングで必ず外さずに踏めるような設計がそのプレイを助けます。

焦点距離75mm

歪ませるのはアンプで空間系はラックマウントなので、ボードにはこのくらいしか置いていません。
ちょっと経験者しかわからない表現になってしまいましたが、それでもギターケースより大きくて重いボードです。
移動の時はこれも含めてすべての機材を運ぶので、時間的にも体力的にも非常に大変です。
当時ぎっくり腰もやってしまいました。

長い間続けてきて身にしみて感じたのは、音楽活動も体力勝負だということです。
ただきっと他のどんな活動においても同じことが言えると思うので、結局誰もが体力勝負をしています。
あらためて、美味しいものを食べて、しっかりと栄養を摂ることが大事です。

次はどんなメニューをいただこうか楽しみです。

[ Category:Leica | 掲載日時:23年01月08日 11時00分 ]

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SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【スナップ×APS-Cクロップ編】

SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【スナップ×APS-Cクロップ編】

2022年11月25日に大注目の高画素モデルSONY α7RVが新発売されました。
今までα7R・α7RII・α7RIIIをお使いだった方はもちろん、その他の機種をお使いの方は、「α7RVに買い替えようか…それとも値段が下がってお得に買えるようになった前モデルα7RIVにするか…」とお悩みの方も多いと思います。
そんななかマップタイムズでは、マップカメラ2階SONYコーナーのスタッフで前モデルα7RIVの魅力を連載形式で投稿していきます。どうしても新製品に注目しがちですが、実は前モデルにもたくさんの良いところが詰まっているので、その魅力を再発見できること違いなし!
すでにα7RVを購入済みの方は、当時α7RIVを手にしたときの気持ちを振り返って読んでいただけると嬉しいです。

各スタッフが撮影する被写体を決め、みなさんにお届けしていきます。
今回は【スナップ×APS-Cクロップ編】でお送りします!

メニュー画面を開き「APS-C/Super 35mm」という項目があるのでこれを「入」にすると、焦点距離が1.5倍になります。
いわゆるAPS-Cセンサーのカメラと同じ感覚で撮影ができ、テレコンバーターを使わずにクロップして撮影することができます。

今回、ご紹介している写真はすべてAPS-Cクロップして撮影をしています。もともとα7RIVは有効画素数が約6100万画素あり、
APS-Cクロップにすると約2,620万画素になります。ちなみにレンズはFE35mm F1.4GMを使用していますが1.5倍にクロップされているので、
52mmレンズとして撮影ができます。非常に使いやすい画角です。

SONYからはテレコンバーター1.4倍と2倍の2種類が発売されています。
ですが対応しているレンズはソニー純正レンズの一部のみでサードパーティなどには対応していません。
「自分が持っているレンズではテレコンバーターが非対応だった…」とショックな思いをした方もいるのではないでしょうか。
そんな悩みも、このAPS-Cクロップで解決です!

GMレンズならではの発色や、背景のボケ感も思う存分に味わうことが出来ました。
質量524gとGMレンズの中では割とコンパクトで、XDリニアモーターの搭載により、高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングが可能です。
このレンズは店頭でもお求めになるお客様が多く、人気な理由が良く分かりました。

クロップされているとは思えないほど高画質でシャッターを切るたびに驚かされました。
お値段も下がってお求めやすくなったためα7RVが発売されてからも、一世代前のα7RIVを購入される方がまだまだ増えています!
有効画素数約6100万画素はα7RV・α7RIVともに変わりありません。なのでとくに画素数重視の方はα7RIVでも満足してお使いいただけます。
店頭・ECサイトではショッピングクレジットを組むことも出来るので、分割払いでもお支払いが可能です。
(オリコ・セディナは36回まで金利手数料無料・ジャックスは60回まで金利手数料無料です)※2023年1月時点

ぜひこの機会にα7RIVを手にしてみてください!

[ Category:etc. | 掲載日時:23年01月07日 16時00分 ]

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【RICOH】GRシリーズが大好きです

こんにちは。
大好きな、RICOH (リコー) GR III で撮影しました。
そして、本当いいカメラです。
GRシリーズ

本日ご紹介するMapTimesで使用した機材こちら
『RICOH (リコー) GR III』

マクロボタンを押すだけでAFによる近接撮影が可能です。

撮影距離範囲はレンズ先端から6~12cmです。

接写による豊かなボケを生かした印象的な作品作りが手軽に楽しめます。

GR III の焦点距離は、35mm判換算で28mm相当です。

高屈折率低分散ガラス、高精度ガラスモールド非球面レンズをそれぞれのモデルの光学系に合わせて最適配置することで、

光学ディストーションや色収差を極限に近いレベルまで抑制し、高いシャープネスを実現しています。

絞り開放から画像全体でヌケがよく、キレのある描写が得られます。

GR IIIのAFシステムは、像面位相差検出およびコントラスト検出のハイブリッド方式です。

高速なピント合わせを実現する像面位相差AFと、ピント精度に優れたコントラストAF、それぞれの長所を融合。

コントラストAF特有のピントの山を探る動作が減り、スナップシューターに求められる優れた速写性を発揮します。

GR IIIxは高機能を搭載しながら、小型化を徹底的に追求したカメラです。ボタン・ダイヤルのレイアウトなど操作性にもこだわり、

軽快なワンハンドオペレーションを実現しています。

縦位置での撮影も、安定して撮影する事ができました。

個人的に、GRシリーズを持っていると新たな気づきを体験出来ます。

GR III は小さくスリムなボディでありながら、SR(シェイクリダクション)を搭載しています。

角度ぶれと回転ぶれ、3軸方向の補正に対応しており、補正効果はシャッター速度換算で4段です。

夕方の光まわりが厳しい条件でしたが、救われました。

 

GRを手に、日々を撮る。

【RICOH】GRシリーズが大好きです。

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年01月07日 15時09分 ]

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【Panasonic】話題の新製品 LUMIX S5IIを最速動画レポート!

【Panasonic】話題の新製品 LUMIX S5IIを最速動画レポート!

2023年1月5日(木)発表のフルサイズミラーレス一眼カメラLUMIX「S5II」「S5IIX」。前モデルの「S5」との外観比較を交えて、進化したポイントを一足先に動画で紹介します!最後までお楽しみください。

 本編映像


 

  LUMIX S5IIについて

2月16日(木)発売予定の新製品LUMIX「S5II」は、新開発センサーと新世代エンジンでLUMIXが拘り抜いてきた画質が向上。さらに、オートフォーカスや手ブレ補正といったアシスト性能も進化。オートフォーカスはLUMIXとして初めて像面位相差AFを搭載し追従性が向上しました。また、新搭載の「アクティブ I.S.」により歩き撮りなどの手ブレ補正性能を大幅に強化し、臨場感ある自然で滑らかな映像表現も可能にします。

「LUMIX S5」と比較するとやや大きくなったファインダー部には新たな放熱構造を採用。カメラのペンタ部へ放熱ファンとヒートシンクを搭載することで長時間(動画記録・時間制限なし)の撮影や配信で発生する熱を効率的に処理してくれます。

写真と動画ともに多様なシーンでオールラウンドに活躍するカメラとして、初めてフルサイズミラーレス一眼カメラの購入を検討される方から、さらにステップアップを目指すクリエイターまで、多くのユーザーにお楽しみいただけます。

今回紹介したPanasonic LUMIX 「S5II」と動画性能を強化した「S5IIX」のメーカーインタビューも近日公開予定ですので、公開を楽しみにお待ちください!

Panasonic LUMIX 「S5II」シリーズの購入はこちら

[ Category:Panasonic | 掲載日時:23年01月07日 13時12分 ]

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【Nikon】Z6Ⅱと河口湖散策

新年あけましておめでとうございます。

筆者は、その年の干支と関係のありそうな神社を参拝したりするのですが、2023年は卯年ということで調べてみると河口湖近くの「うさぎ神社」が目に留まり行ってみることにしました。

撮影機材はNikon Z6Ⅱ×NIKKOR Z 24-70mm F2.8 Sを持って、一段と冷え込む寒い日の朝、新宿駅より特急に乗り河口湖駅へ。

駅には9時半ごろ着いたのですが、旅行日和の天気と河口湖のバックにそびえ立つ富士山に圧倒され、非常にワクワクしながら駅からロープウェイ乗り場まで約20分ほど歩きました。

平日でありながらロープウェイにはたくさんの外国人観光客の方が並んでおり、富士山の観光地としての知名度を感じさせてくれました。

昔話「カチカチ山」の舞台とされる天上山山頂よりの絶景。焦点距離70mmで撮影しましたが富士山がちょうど良い感じの構図に収まってくれました。

山頂に鎮座するうさぎ神社。鳥居の額束が木目なのですがZ6Ⅱはそれをしっかりと描写してくれます。

うさぎ神社ということで狛犬ではなく狛うさぎが鎮座していました。

河口湖を散策していると白鳥が泳いでいたので眺めていたら岸の方に近づいてきました。随分と人懐っこい白鳥のようです。普段、川や海などにいる鳥は望遠レンズでないと撮影するのは難しいと思っているので、NIKKOR Z 24-70mm F2.8 Sの標準ズーム域のレンズで撮影できる滅多にない機会なのでそこで20分ほどシャッターを切っていました。

ちょうどお昼頃で、太陽光が湖に反射してできる光の粒と富士山と白鳥が一直線になった際に撮影しました。時間を計算して撮影しに行くことはしないものですからこれも滅多にない貴重な機会でした。

Nikon Z6Ⅱ×NIKKOR Z 24-70mm F2.8 Sの圧倒的な描写力で撮った富士山は家でデータの整理をしていても顔が綻んでしまいます。
広角域から中望遠域までを非常に高いレベルで描写してくれるので、旅行先のお供におすすめの1本です。

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年01月07日 12時05分 ]

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【Canon】EOS R6で撮影した「イルミネーション写真」をご紹介!

【Canon】EOS R6で撮影した「イルミネーション写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、CanonのEOS R6で撮影された「イルミネーション写真」を一挙ご紹介いたします。
それではみなさまのご投稿をご覧ください。

【作品名】ツリー <投稿作品を見る
【投稿者】yukiko 様
【使用機材】Canon EOS R6 + SIGMA A 50/1.4 DG HSM

【作品名】雪みるショーウィンドウ <投稿作品を見る
【投稿者】べっこう/harubeko 様
【投稿者コメント】全体的に撮ると何か新鮮味がないと感じたので色々歩いてこの画角を探しました。
【使用機材】Canon EOS R6 + RF24-105/4L IS USM

【作品名】美しいがあふれるパティオ。 <投稿作品を見る
【投稿者】Yuzurugima 様
【投稿者コメント】イルミネーションのイベントに行った時に撮った写真です。ファインダーを覗くと肉眼より美しく見えました。
【使用機材】Canon EOS R6 + RF100/2.8L MACRO IS USM

【作品名】無題 <投稿作品を見る
【投稿者】Non 様
【使用機材】Canon EOS R6

【作品名】竹灯籠 <投稿作品を見る
【投稿者】memories4103 様
【投稿者コメント】穂高神社で冬の風物詩となっている安曇野神竹灯(かみあかり)約10,000本の竹灯籠のあかりが彩り、神秘と幻想の世界に誘います。
【使用機材】Canon EOS R6 + RF24-105 / 4-7.1 IS STM



「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいたCanon EOS R6で撮影された素敵な写真をご紹介しました!
ただいま、「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では、どなたでも参加できる豪華賞品のフォトコンテストを開催中です。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:Canon | 掲載日時:23年01月06日 19時20分 ]

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【PENTAX】2022年買ってよかったカメラ

【PENTAX】2022年買ってよかったカメラ

あけましておめでとうございます。

2022年は12月に入ってからも暖かかったように感じておりましたが、ここにきて毎日体の芯から冷えるような寒さが続いております。
透き通るような雲一つない青空に撮影に出かけたい感情と、寒さで家でまったりしたい気持ちがせめぎ合います。

『2022年買ってよかったカメラ』と銘打ちましたが、私が選んだのは年の瀬に発売されたPENTAX KFです。
2022年11月25日に発売されたカメラはAPS-CサイズのKマウント。
合わせて使用したレンズは
PENTAX HD DA35mmF2.8Macro LimitedとPENTAX HD DA70mmF2.4Limitedです。

【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】

撮影地は北海道、旭川へ。
発売したばかりのカメラとそれに合わせたコンパクトなレンズを2本持っていきました。

天候は目まぐるしく変わり、飛行機で降り立った当初は雪が降りしきり真っ白に大地を覆っておりました。
午後にはカラッと晴れ、雪からの日差しの照り返しに目を細めておりました。

【PENTAX HD DA35mmF2.8Macro Limited】

私がPENTAXを選ぶ理由。

1番はやはりアウトドアに特化した防塵・防滴構造ボディです。
他メーカーにも防塵防滴対応はございますが、100点ものシーリング部材を液晶モニターを含めたボディ全体に使用し、水滴やホコリの侵入の防いでおり、突然の雨や雪でも耐環境性能を発揮します。
また氷点下10度以下という厳しい環境下でも通常動作を保証しております。

PENTAXだからこその安心感がございます。
実際に雪や雨の中、丸一日首から下げておりましたが全く問題ありませんでした。

【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】

動物園は氷点下。手袋をしていてもグリップが握りやすく、回しやすい高さを考慮したモードダイヤルなど細部まで作りこまれておりました。

メーカーHPを見ると『十字キーのボタンに稜線を作ることでより操作しやすい形状に。ファインダーから目を離さずに操作できるよう、露出補正はシャッターボタンの近くにボタンを配置し、ボタンを押しながら電子ダイヤルで設定値を素早く変更できるようにしています。』という記載もございます。

−10℃耐寒動作保証をしており雪の中でも問題なく動作しておりました。

通常使用には気が付かない細かな部分まで考え込まれております。

【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】
【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】
【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】

撮影は全て手持ちになります。小さな白いウサギにもしっかりAFが合い、動き回るクマが落とす雪もしっかりと捉えております。ボディ内手ぶれ補正 4.5段も撮影者の強い味方です。

また冒頭にも申し上げました通り、かなり眩しい日差しの中での撮影。
バリアングルモニターももちろん便利ですが、ガラスペンタプリズム採用の光学ファインダーが非常に素晴らしく、 視野のすみずみまで収差が少なく、肉眼と全く大差なく撮影ができます。

吹雪の中や日差しの強い室外でとても役に立ちました。

【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】
【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】

元気に動き回るレッサーパンダ。スイスイと木のてっぺんまで登り、枝を咥えて降りてきました。
約2424万画素・14bitの高画質で、最高約6コマ/秒、最高40枚(JPEG)までの連続撮影が可能。
小型なカメラレンズなので、動物はもちろんですが遊びに来られている方を威圧することなく連写が切れました。

【PENTAX HD DA70mmF2.4Limited】

【PENTAX HD DA35mmF2.8Macro Limited】

【PENTAX HD DA35mmF2.8Macro Limited】

被写体にグッと寄り、もふもふの毛並みを写すことが動物園の楽しみ方の一つだと思っております。

約2424万画素の超高精細の描写力で細部まで写すことができます。

スタンダードクラスでありながら本格的な機能・性能を備えデジタル一眼レフが楽しめるカメラ。

是非いかがでしょうか。




 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:23年01月06日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】GFX50sⅡでデジタル中判デビュー

FUJIFILMのGFX50sⅡとGF50mmを持って友人と鎌倉を散策してきたので、使ってみた感想を交えながら撮影した写真を紹介していきます。

この日は私にとって初めてデジタル中判を手にした日。今まで気にはなっていた存在ですが、ボディの重さを考えると持ち出すのが大変なのかな…と思いなかなか手を出せずにいました。しかし意を決して手にしてみると、思いのほかコンパクトだという印象を受けました。

ボディ自体の厚みもあまり気にならず、レンズも小ぶりなものをチョイスしたので、1日撮影で歩き回っても疲れを感じずに過ごせました。グリップもしっかり握りやすい形状なので、撮影時も重さに負けることなく安定していました。

写真を撮ってみてまず驚いたのが、立体感がすごいということ。今回使用したレンズのF値が3.5ということで、ボケはあまり期待をしていなかったのですが、後ろが綺麗にボケて被写体を際立たせてくれました。

八幡宮で見かけたたくさんの旗。クラシックネガで撮ることで、より一層雰囲気が出ました。

お参り後の一枚。柔らかな描写が友人の雰囲気にぴったりで、お気に入りの一枚になりました。

海辺に移動をして撮影した写真を見てみると、写真の情報量が多いことに気が付きました。何気なく撮影した海の写真も、拡大してみると細かな波の動きまでしっかりと写っています。シルエット気味の写真もまつ毛の1本1本まで細かく描写されています。センサーサイズが違うと、写真の表情がここまで一気についてくるのかと思い知らされました。

今回GFX50sⅡを使ってみた感想は、とにかく楽しい!に尽きます。ラージフォーマットで撮ることで色々な楽しさが生まれるので、ぜひお試しください。重量については懸念していましたが、よくよく考えると昔使っていたフィルムの中判カメラに比べたら段違いに軽いので問題ありませんでした(笑)

 

↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年01月05日 11時11分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 筑波

新たな年を迎えて数日、仕事をしている多くの方が通常の日々に戻られる頃でしょうか。

今回は、年の撮り納として茨城県つくば市筑波にある筑波山神社へ。大晦日前日でしたが、意外と人は多くありませんでした。

バスを降りると神社への目印となる大きな鳥居が。雲の少ない穏やかな晴天のこの日、空には上弦の月も見ることができました。
                                                                  
参道に建てられている御神橋。特別な祭りの際にしか渡橋が許されない県指定文化財だそうです。
                                                                  
長い階段を登って山門へ。初詣の準備もされており、「謹賀新年」が掲げられています。そんな山門の入り口で行ったり来たりしている人が何人もいらっしゃいました。
                                                               
理由はこちらの「茅の輪くぐり」。作法にのっとってくぐると一年間の穢れのお祓いをしてくれるそうです。左右から3回ほどくぐるのですが、穢れがたまってそうなので筆者も清めてもらいました。
                                                                  
大晦日前日でもお参りをしてらっしゃる方も多く、ご利益が 縁結び、夫婦和合、家内安全などでカップルなんかも多いそうです。
                                                                  
帰り際に女体山頂から麓を撮影。画角の広い大口径単焦点「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」は小型軽量で山の撮影には重量負担が少なく、広大な風景を撮るのに適しています。

富士山と並び称される「神体山」の筑波山。こういった場所では、この時期になるとその年を振り返り、来年の抱負なんかも考えたりしてしまいます。
筆者くらいの年齢になると、なかなか大層な目標も掲げられません。頭に浮かんだのは「2023年こそ新しいレンズを買おう」でした。

 

▽今回撮影した機材はこちら▽

 

 

 

 

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:23年01月05日 11時02分 ]

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【SIRUI・FUJIFILM】1.25X アナモルフィックアダプターで撮る由比ヶ浜

本ブログでは2023年1月上旬にSIRUIから発売予定の「SIRUI (シルイ) 1.25X アナモルフィックアダプター」をご紹介させていただきます。

そもそもアナモルフィックレンズとは何か、ということを簡単に言ってしまうと「シネマチックな映像が撮れるレンズ」です。
ここではシネマチックな映像というのは上下に黒帯がある画面サイズ縦横比1:1.33、1:2.35などのアスペクト比である映像のことを指しています。

上記のようなアスペクト比の映像を作成するにはアスペクト比を調整して上下を黒帯で潰してしまうかアナモルフィックレンズを使用する必要があります。
そして映像を黒帯で潰さず、撮影した映像を損なうことなく編集するにはそれこそアナモルフィックレンズでなければいけません。

しかし、今回ご紹介するアナモルフィックアダプターはスチル撮影に使用するような既存のレンズの前側に取り付けることで、通常のレンズをアナモルフィックレンズに変えてしまうという代物です。

こちらがSIRUIのアナモルフィックアダプターです。

このようにレンズの前玉側にねじ込み式で取り付けます。今回は「XF33mm F1.4 R LM WR」を使用しています。
こちらのアナモルフィックアダプターは82mm口径なので58mm→82mmのステップアップリングを経由して取り付けています。

ねじ込み式の為、ただ取り付けるだけでは正位置にはならないため上記写真のアダプター上部に見えます赤いボタンを押しながら正位置に調整します。
細かくロック位置が設けられているため位置の微調整が可能で、基本的にはボタン部分が真上に来る位置に調整します。

正位置にすると正面から見ると上記写真のようにレンズ自体が縦長になっているように見えます。

この「縦長」がアナモルフィックの肝です。
こうすることで撮影した映像自体は縦長になりますが編集で正しいアスペクト比に変更することでシネマチックな映像に仕上がります。

今回のアダプターですと「1.25x」で「16×1.25:9=20:9」という横縦比なので、今回は4K画質を維持するために横は4Kを維持したまま縦の比率を変更し「3840:1728」に変更しております。
なお、よりシネマチックな「2.4:1」に変更しても大きな違和感はないかと存じます。

この辺りのご説明は過去に掲載させていただきました下記ブログでも記載しておりますのでよろしければご参照くださいませ。

【Nikon】Z fcとSIRUI 24mm F2.8 Anamorphicで撮る城ヶ島
【SIRUI・Nikon】SIRUI 50mm T2.9 AnamorphicとZ6IIで撮る手賀沼と川崎
※上記ブログはそれぞれ使用しているレンズと増加している視野のパーセンテージが異なるので編集時のアスペクト比も異なっております。

フォーカスに関してはマニュアルフォーカスのみでの操作となり、アダプター自体にもピントリングが付いているのでそちらでピントを合わせます。
レンズ本体はというとマニュアルフォーカスにしておき、無限遠に合わせ固定しておく必要があります。

それでは実際に撮影した動画をご覧いただければと存じます。

いかがでしたでしょうか。
SIRUIのアナモルフィックレンズらしいフレア・ゴーストは発生せず、基本的には取り付けているレンズそのものの特性が発揮されます。
ただ若干ではありますがSIRUIらしい色味になっているかと存じます。

通常SIRUIのレンズは元々独特な色味になるので、FUJIFILMであればフィルムシミュレーションを使用しての撮影が難しかったのですが、こちらのアダプターであれば基本的には元来のレンズ特性での撮影なのでフィルムシミュレーションの使用も可能となります。

今回は特にフィルムシミュレーションは使用せずに撮影しております。
ここからは動画の切り抜き写真をご紹介させていただきます。

逆光での撮影です。

ご覧の通りSIRUI特有のフレア・ゴーストは発生しておりませんが、色味は若干コントラストが低くなっているかと存じます。

多くのレンズでシネマチックな動画が楽しむことが出来る便利なアダプターです。

アナモルフィックレンズを使用するよりも重量も軽くなるのでジンバルなどで動画撮影をされる方には特にオススメのアダプターです。






[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:23年01月04日 17時00分 ]

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【実機レビュー】ZEISS ZX1「描写・操作感は?」日本未発売!幻のカメラを検証。【動画レポート】

【実機レビュー】ZEISS ZX1「描写・操作感は?」日本未発売!幻のカメラを検証。【動画レポート】

今回ご紹介するのはそのツァイスが設計したレンズ一体型のフルサイズデジタルカメラ『ZEISS ZX1』。国内販売されず幻とも言われたこのカメラのレビューです。撮影者もCP+2019のツァイスブースで展示されていた実機を見た時以来の再会、どの様な描写を見せてくれるのか・・・最後までお楽しみください!

 本編映像


 

  ZEISS ZX1について

Androidを搭載することで、撮影から編集(Adobe Lightroomインストール済み )、SNSでのシェアまでカメラ一台で完結するユニークな存在。有効約3,740万画素の35mmフルサイズセンサーと「ZEISS Distagon T*35mm f/2」のレンズ一体型の設計となっており、背面には4.3インチ(1280 x 720px)タッチ操作対応の液晶パネルを採用している。重量は837g(バッテリーを含む)

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:58 撮影前説明
02:48 写真紹介
07:10 写真紹介(高感度について)
03:57 最速シャッター × 大口径レンズ
09:02 編集機能について
12:20 シェア機能について
13:57 総評
15:22 エンディング

「Kasyapa」にてフォトプレビューも公開中です!

824:ツァイスが作り上げた珠玉の一台「ZEISS ZX1」

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander 未分類 | 掲載日時:23年01月04日 15時33分 ]

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【SONY】α7R Vで高感度スナップ撮影に挑戦してみました!

【SONY】α7R Vで高感度スナップ撮影に挑戦してみました!

高画素機は夜に撮影するとノイズが出やすい…。そのため多くのユーザーはα7S IIIを検討したり、薄暗い場所で撮影をするからSONY Rシリーズは避けるなど、高画素機に対するノイズの恐れはお持ちではないでしょうか。

ですがSONY最新機種・α7R V は数年前では想像ができないほどノイズ耐性が強化され、高感度での撮影でも問題ないほど進化しました。

f3.2 1/125 ISO 10000

ボディは前述通りα7R V、レンズは最近II型の発売により中古の販売価格が落ち着き、新品はキャッシュバックを行っていて狙い目であるFE 24-70mm F2.8 GMにて撮影を行いました。果たして実際にどの程度ノイズが乗りにくいのでしょうか。夜間に街中スナップを行いました作例をご覧くださいませ。

※高感度ノイズ低減の設定項目は標準で統一をしております。また、ブログに掲載する写真はすべてリサイズしておりますので実際の解像度と異なります。ご了承下さい。

f4 1/500 ISO 25600

まず筆者が驚いた上記の写真。灯りに灯されているイチョウの木、あえて高感度であるISO 25600で撮影してみました。

ライト本体周辺のノイズが多少目立ちますが、その他光が当たっていない暗い箇所や光が当たっているイチョウの葉などのノイズは少なく、ISO 25600で撮影した画像かを疑ってしまう程のナチュラルさに感動を抱きました。

 

f2.8 1/160 ISO 10000

上記の写真は自転車中央部にピントを合わせました。薄暗い街灯の明るさしかない環境でしたが、目立つノイズなく、自転車の細部、立体感などしっかり描写してくれています。お見事です。

 

続きまして、同一被写体・環境下にてISO感度を変更し、ノイズの乗り方を比較してみました。

ISO 2000

 

ISO 6400

 

ISO 10000

 

ISO 16000

 

ISO 25600

いかがでしょうか。こちらもほとんど光が無く薄暗い状況。一般的には高画素機で苦手な環境となります。ISOが上がるにつれ、ピント面は勿論、前ボケ・後ボケに着目し比較すると、ノイズが乗っていることが分かりやすいかと思います。多少のノイズは仕方ないととらえたとしても、著しく目立つノイズはなく、キレイであることがお分かり頂けるかと思います。

拡大して比較すると差を確認しやすいですが、パッと1枚の写真として全体を見たときは違いがわからない程です。スマートフォンの大きさで見ると尚更著しい差を感じません。どれもピントを合わせた花の立体感をしっかり表現してくれております。感度が高くなっても有効画素数約6100万画素を生かせていると筆者は思います。

 

f2.8 1/320 ISO 32000

α7R Vで静止画撮影時を行う際の「常用ISO感度」の上限値とされるISO 32000でも撮影してみました。大きいモニターで確認するとさすがに今までの写真と比較すると立体感がかけているという印象を受けました。ですがそれでもISO 32000でここまで描写してくれるのであれば、手持ちであってもほとんどの環境を8.0段光学式5軸ボディ内手ブレ補正と共に設定をすれば撮影ができるのではないでしょうか。

 

F2.8 1/200 ISO 10000

上記の写真はあえてアンダー気味で撮影をしてみました。暗所部分・明るい部分共にノイズが目立ちづらい事がわかります。また暗所部分の描写性能も素晴らしく、ハイライトからシャドウまでしっかり写ってくれました。撮影したかった雰囲気そのままを写真に収めることができました。

 

f2.8 1/30 ISO 3200

個人的にはISO 3200以下の値は著しくノイズが乗らない印象を受けました。上記の写真も難しい光源ですがノイズがほとんど見受けられません。まるで高画素機である事を忘れるかのような快適さ。AFが迷うこともほとんどなく、夜間でも軽快にスナップ撮影を楽しむことができました。

 

f2.8 1/80 ISO 10000

 

f2.8 1/500 ISO 8000

高画素機にて撮影をするには様々なリスクが伴いますが、そのひとつが高感度性能への不安ではないでしょうか。これらの写真を見ていただくとお分かり頂けますように高画素機ゆえのあからさまなノイズの乗り方は一切ありません。

α7RⅤは前モデルから大きく進化しました。高感度撮影を検討される皆様もα7R Ⅴを視野に入れ、高画素機・高解像度・高感度撮影を楽しんでみてください。皆様の機材選びの手助けができていましたら嬉しく思います。最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。

 

▼α7R Vと今回使用したFE 24-70mm F2.8 GMを期間中に新品にて購入すると¥20,000のメーカーキャッシュバックを実施中!▼

▼レンズ単体での購入を検討されているお客様はこちらのメーカーキャッシュバックが対象となります。締切間近!▼

▼1/2現在 中古は新春特価実施中!数量限定ですのでお早めにご検討くださいませ!▼

[ Category:SONY | 掲載日時:23年01月02日 16時59分 ]

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【Nikon】D850で撮影したカテゴリー「日の出」の写真をご紹介!

【Nikon】D850で撮影したカテゴリー「日の出」の写真をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ニコンのD850で撮影されたカテゴリー「日の出」写真を一挙ご紹介いたします。
2023年の日の出はどのように撮れましたでしょうか。筆者は撮れているでしょうか。それではみなさまのご投稿をご覧ください。

【作品名】蒼に耽美す <投稿作品を見る
【投稿者】Hide0187 様
【使用機材】Nikon D850 + Milvus 15/2.8 ZF.2

【作品名】江ノ島と紅富士 <投稿作品を見る
【投稿者】森kei 様
【使用機材】Nikon D850 + AF-S 24-120/4G ED VR

【作品名】無題 <投稿作品を見る
【投稿者】けだま 様
【使用機材】Nikon D850

【作品名】明星セメント糸魚川工場越しに朝陽が上る <投稿作品を見る
【投稿者】Mischabel 様
【使用機材】Nikon D850 + S 70-200/2.8 DG

【作品名】Sky Tree <投稿作品を見る
【投稿者】Hiroshi 様
【投稿者コメント】今年の初日の出は、人が集まる所なのでキャンセルしました。
【使用機材】Nikon D850 + AF-S 200-500/5.6E ED VR



「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいたNikon D850で撮影されたカテゴリ「日の出」写真をご紹介しました!
ただいま、「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では、どなたでも参加できる豪華賞品のフォトコンテストを開催中です。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年01月02日 11時12分 ]

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