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【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R6×Leica Mレンズ 編~

2022年12月15日、キヤノンから「あたらしいオールラウンダー」なミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が発売されました。
この時期になると新製品を購入しようか、既存のRシリーズを選ぼうか、どうしよう…と悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。

特にEOS R6 Mark IIの登場後は、前モデルからお買い換えされる方もたくさんいらっしゃいます。
同じくオールラウンダーに位置づけられるモデルでEOS R6やEOS Rのお求めやすい中古が豊富な在庫からお選びいただけるようになりお得。
新製品が登場した今が中古の買い時です!

そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているRシリーズのカメラにスポットを当てて、購入を検討されている方や今現在使用されている方にもお楽しみいただけるよう、キヤノンフロアスタッフが実際に触れて良かったおすすめ機材をさまざまな組み合わせ、使い方でご紹介いたします。

・・・

さて、今回ご紹介するおすすめ機材は
Canon EOS R6、 Leica アポズミクロンM 50mm F2 ASPH.とズマリットM 50mm F1.5 後期型です。
SHOTENのマウントアダプター ライカMレンズ/キヤノンRFボディ用 LM-CR IIを使用して取り付けています。
(マウントアダプターで使用する際、使用するレンズによってはボディやセンサーに干渉してしまう事がございますのでお試しの前には必ずご確認ください。)

今回はEOS R6のボディに合わせるレンズとして2本のライカMマウントレンズを使用しました。
M型ライカ向けにチューニングされているレンズということもあり、本来ならばM型ライカに合わせるのが一番だと思うのですが、
今回はCanonが誇るオールラウンダー、EOS R6ではどのような写りをするのか気になったため撮影をしてみました。

まずはアポズミクロンM 50mm F2 ASPH.からご紹介します。
アポズミクロンシリーズは現在ラインナップされているMマウント用Leicaレンズの中でも特に描写がシャープで解像感にあふれたレンズです。
ボケもかたくなりすぎることはなく、まさに銘玉と言えるレンズです。

解像感がありながらも、繊細な写りです。
ガラスから漏れる光は柔らかな印象を受けます。

AF機能は使用できませんが、遠景を撮る場合は無限遠付近で待機しておき、あとはピントを追い込んでいくというのが使い易いと感じました。
またR6のメニューのAFタブ2ページ目にある「MFピーキング設定」でお好みの色やレベルを設定することができMF使用時にも嬉しいポイントです。

こちらは根付というもので、江戸時代頃から印籠や巾着を着物の帯に吊るす際、ひっかける役目を担っていました。
子犬の愛らしい姿が見ていてとても癒されます。
自然なボケ味とシャープな写りからか、アポズミクロンを使用すると物の立体感がよく分かります。

高いコントラストをもち、紅葉や鮮やかな花々も忠実に描写されているように感じます。
R6との相性を心配したものの撮影が終わるころには使ってよかったと感じる組み合わせでした。

・・・

次はズマリット M50mm F1.5 後期をご紹介します。
ライカレンズの中ではいわゆる「オールドレンズ的描写」のレンズに位置付けられているレンズです。
シュナイダー社から生産されたクセノン 50mm F1.5の後継レンズで、当時としてはF1.5とシャッタースピードを稼ぐことのできる「ハイスピードレンズ」として重宝されたという過去があります。
今回使用した個体は1950~60年ごろのもの、味わい深い描写を愉しんでみたいと思います。

背景に吸い込まれてしまいそうなクセのある後ボケもたまりません。
花びらのにじみも綺麗です。

自分がきれいだと思ったものを思いのままに残せるのが写真の良さだと思います。
このレンズの発売された頃はフィルム、現在ではデジタルデータですが、自分のきれいだと思ったものがどんどん溜まっていき、後からそれを見返したり大切な人に見せ合ったり写真には無限の楽しみ方があります。
そんな写真はレンズとボディの組み合わせで描写の傾向が決まるものです。
自分に合った組み合わせはいったい何なのか、マウントアダプターや色々なレンズを使って探すのも楽しいことだと思います。

やさしい描写で冬の空に溶け込んでしまいそうです。
今回の組み合わせは冬にピッタリだと感じました。

今回は現代のミラーレスを使いながらも当時に思いを馳せ、主にモノクロで撮影しましたが、やわらかい描写とR6の広いダイナミックレンジが高相性だったと感じました。
Canonレンズはもちろんのこと、ミラーレスカメラとして様々な楽しみ方ができるのがEOS R6の良さであると思います。
II型が登場した今だからこそお求めやすい価格の中古品を豊富な在庫の中からお選びいただければ幸いです。

 

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

▼▼今回使用した“EOS R6”は、便利なズームレンズがついたキット販売もございます▼▼

[ Category:Canon Leica | 掲載日時:22年12月27日 16時30分 ]

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【Nikon】Z9とZ 24mm F1.8 Sで撮る紅葉の親水公園

夜の冷え込みだけでなく、日中の気温も下がってきた今日この頃。
冬至を迎え、日の長さも移ろいでいます。
この時期は多くの花々のシーズンが終わり、モミジの紅葉も落ち着いた頃。
冬が近づく空気感らしく、景色のコントラストが薄い季節となっております。
しかし、まだまだ紅葉のシーズンは終わりではありません。
今回はそんな紅葉を追い求めて水郷の風景を持つ水辺の大きな公園を散歩してまいりました。

持ち出したのはNikonの「Z9」と「NIKKOR Z 24mm F1.8 S」、レンズには可変NDフィルターのK&F Conceptの「NANO-X バリアブルNDフィルター NDX8-128」を装着しています。
そして、それらをまとめてDJIのジンバル「RS 2」に乗せて持ち運びました。

まずはこちらで撮影した動画をどうぞ。

気持ちの良い日差しの中、木漏れ日の差し込むメタセコイアの森を目指しました。

今回使用した24mmは広くを撮りながらも歪みが少なく、手ブレ補正を使用しても弛まない絶妙な画角となっています。
そのため、お散歩動画などでは雰囲気はもちろん、反転させて自撮りにも向いている広さです。
先の動画はZ9の手ブレ補正とジンバルの補正を使用し、ボディの電子手ブレ補正は使用せずに撮影を行いました。

さて、今回訪ねたメタセコイアは羽状の葉を持ち、新葉は明るい緑色で、秋に黄褐色に紅葉した後、落葉します。
元々メタセコイアは日本を含む北半球で6430万年前から260万年前までの新生代第三紀層に見られる化石として見つかった種でした。
化石として発見されたので絶滅したものと思われていましたが、1940年代に中国で自生しているものが見つかり、「生きた化石」として話題となったようです。
その後、1949年-1950年に種子や苗木が持ち込まれ、これらが日本各地へと広がっていったのでした。

全国各地の公園、並木道の街路樹、校庭などに植えられているメタセコイアですが、その佇まいや紅葉/落葉の様子のおかげで、その景観が名所となっている場所も多いです。
今回訪れた公園も都内で最大規模の植栽数で見応えはたっぷりでした。

さて、機材の方に話を戻しますと、「NIKKOR Z 24mm F1.8 S」は近接から無限遠までの撮影距離全域(特に中間域から無限遠)にかけて、解像感の高い画質を実現しています。
また、マルチフォーカス方式の採用により収差も大幅に改善されています。
そして動画撮影時のフォーカシング時にピント位置の移動にともなって画角が変化するフォーカスブリージングを抑制しており、違和感のない画角変化の映像が撮影できます。

そして、ボディのZ9に話を移しましょう。
発売以来、進化し続けるZ9ですが、2022年10月26日公開の「Z9」用ファームウェアVer.3.00で更にパワーアップを遂げました。
操作性や各種表示機能などの向上はもちろんのこと、動画関連ではレンズの望遠端を超えるズーミングが高画質のまま行える「ハイレゾズーム」が新登場しました。
4K動画の撮影時に最大8Kサイズで撮影しながらクロップをすることで、最大2倍までのズーミングが可能です。
一般的な電子ズームや撮影後の編集による拡大とは異なり、解像感を保ったまま拡大することができます。
そしてこの機能はZ9ボディ側での制御になるため、ズームレンズだけでなく単焦点レンズであっても「ハイレゾズーム」を使用できます。
すなわち、今回使用した「NIKKOR Z 24mm F1.8 S」を装着している場合、動画撮影時の焦点距離は24-48mm相当のレンズへと様変わりするのです。

「ハイレゾズーム」のズーミングでは絞りの変移がないため、大口径単焦点レンズ等の使用時は、浅い被写界深度を活かしながら撮影をすることができます。
ズームの調節はFn1ボタン/Fn2ボタンや、レンズのFnリング/コントロールリングに割り当てることも可能です。
撮影に使用したDJIの「RS 2」はジンバル側でZ9の録画開始/停止や絞り、シャッタースピードを調整できるのですが、この「ハイレゾズーム」は操作できませんでしたのでZ9のボディ側で調整する必要があるようです。

2021年12月24日の発売からちょうど1年が経過したNikon「Z9」。
プロフェッショナルの厳しいニーズに応える上位機種でありつつも、他メーカーに比べて抑えられた価格設定とNikonの一桁機ならではの過酷な状況でも存分に撮影できる操作性・信頼性の両立は唯一無二であります。
様々な被写体を確実に捉えるAF性能と約20コマ/秒の高速連続撮影、さらに「プリキャプチャ」機能により最高120コマ/秒の連写性能で申し分のないスチル性能。
それだけでなく、30分制限が撤廃され最長125分の連続記録や、8KやRAW動画の内部記録、そして「ハイレゾズーム」等のシネマ機能。
発売から1年を経た「Z9」からまだまだ目が離せません。







[ Category:Nikon | 掲載日時:22年12月27日 16時00分 ]

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【Leica】愛しのLeica Q TYP116と夜遊び

連載中の「カメラを愉しむ」vol.74 は、「愛しのLeica Q TYP116と夜遊び」をご紹介いたします。

わたしのフォトライフで最も好きなカメラベスト5に入るこの機種ですが、あまり昼間持ち出すことがありません。昼間の撮影ではFUJIFILMやRICOHのデジタルカメラを持ち出すことが多く、「Leica Q TYP116」は「夜の灯り」を撮るときに使いたくなるのです。

その理由はと問われれば、明確な理由はないものの「高次元のバランス性能を持った完璧すぎるカメラ」だからこそ昼間はちょっとどこかが尖ったカメラというのが使いたくなるのかもしれません。

という事で絞りのF値も明るく開放から使いやすい写りをご覧ください。まずは冬の東京スナップからスタート!雪だるまイルミネーションがお出迎えしてくれました。

適度なノイジーさと開放の優しさ。どこか温かみのある描写がとても好きです。

今年はあまりクリスマスという実感はありませんでしたが、このようなクリスマスツリーを見ると「ああ、クリスマスなんだ」とそんな気持ちにさせてくれます。クロップ撮影で50mm相当ですが、十分実用できる描写です。

植物にあわせた湿度と気温、そして外気温の寒さでショーウィンドゥが曇っていました。照明越しにモンステラであろう観葉植物がどこか嬉しそうです。

この通りを通るといつも気になる宇宙人たち。この日はイブ前日ということでクリスマスコスプレを!

筆者の好きな被写体の一つに「夜の酒場」があります。酒場の空気感が大好きなのですが、いろいろな事情でお酒を飲まないようにしているので撮影だけでもと十数年撮り続けています。

東京に雪!?ではなく、東京で撮影していたのですが、急に雪の撮影をしたくなり車を走らせました。到着すると群馬県榛名湖は多くの雪に覆われています。

普段は夜の榛名湖は人っ子一人いない場所ですが、沢山のクルマが停まっています。

偶然ではありますが、イルミネーションイベントが開催されていました。降ったばかりの白い雪に映るイルミネーションのカラフルな装飾は大人でもワクワクと心が高鳴ります。

「明るいレンズ」を搭載し、正確かつ素早いオートフォーカス性能とナチュラルな色再現は見たままの風景がそのまま写真に写る。簡単なようで実はこの様なカメラは中々ないものです。

せっかくなので少し動画でもご紹介。今回のブログは始まりは東京の雪だるま、そしておわりは群馬の雪だるまでお送りいたしました。ライカデビューの第一歩としても驚くほど操りやすいこの機種をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。


[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月26日 13時35分 ]

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【GoPro】驚くほど万能カメラ~GoPro HERO11~

【GoPro】驚くほど万能カメラ~GoPro HERO11~

様々なメーカーから発売されているアクションカム。
アクションカムといえばGoProを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アクションカムの代名詞とも言える存在です。
近年はテレビ番組でも採用されており、タレントが被っているヘルメットにGoProを取り付け、リアルな映像を撮影していたり、
YouTuberが愛用しているのをよく見かけます。

2022年9月にはついに待望のGoPro HERO11が発売されました。
筆者は旅行に行くのが好きなので手軽に動画を撮影出来るゴープロの存在はかなり大きく「私の一押し動画カメラ」です。
そんな今回、GoPro HERO11を持って撮影に行ってきました。

私のお気に入りポイントは「リニア+水平ロック」です。
なんと本体を振ったり、360度回転させても、水平を保てるようになりました。
こちらの機能は動画の最後の方でもご紹介しています!

「水平を保てるなんて一体どうなっているの!?」と驚きでした。アクション系メインの方にもおススメできる機能です。
画角などは背面の液晶モニターですぐに選択する事ができます。

手ブレ補正は「HyperSmooth 5.0」に進化しています。
Auto Boost機能も追加され、手ブレ補正のレベルを自動で判断し、最小限のクロップで最大のブレ補正を実現してくれます。
手振れ補正のレベルをどのくらいにしようか迷ったら、ひとまずこのAuto Boostを選んでおけば失敗がないので、
動画初心者にとっても嬉しい機能です。

さらにGoPro HERO11の注目すべき点はアスペクト比8:7の新型センサーになったことです。
これにより正方形に近い形で撮影ができます。このモードで撮影した後から、専用アプリ「Quik」でクロップすれば、
画質を損なうことなく切り出すことができます。

GoPro HERO11は上のように9:16のクロップにも対応していて、
撮影した動画を9:16にクロップすればインスタのリール動画、YouTubeのショート動画、TikTokにも投稿可能なのです。
これらを投稿しているユーザーにとってはかなり嬉しい機能なのではないでしょうか。
もちろん写真も同じくクロップすることができます。

写真を8:7で撮影しました。せっかくなのでこの場を借りてご紹介します。

室内だと若干ノイズが目立ちますが写真メインではなく動画メインで使われる方がほとんどだと思うので許容範囲ではないでしょうか。
逆に手のひらサイズの小型カメラでここまで綺麗に撮れるのは凄いと思いました。

そして新たにナイトモードが3つ搭載され、夜間に車のライトなどを利用して光跡を撮影できたりなど…今までにない楽しい機能も目白押しです。

私にとって、ゴープロは驚くほど万能カメラです。日常系の動画はもちろん、アクション系、保護ハウジングを使用すれば水深60mまでの防水性を保つことができ、ダイビング動画まで撮影出来てしまいます。こんなに多様性があり安心して使えるアクションカメラはGoPro HERO11ならではです。撮影の幅が広がる事、間違いなしの1台となっています。

是非この機会にお手に取ってみてはいかがでしょうか。
私もこれからGoPro HERO11をたくさん使っていこうと思います!

[ Category:etc. | 掲載日時:22年12月25日 16時00分 ]

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【Voigtlander】クリスマスイルミネーションを楽しむ

【Voigtlander】クリスマスイルミネーションを楽しむ

12月25日はクリスマス。
子どもの頃は、朝目が覚めると枕元にサンタさんからのプレゼントが置いてあったのが嬉しかった思い出です。

大人になり、働き始めるとクリスマスも気を抜くとあっという間に終わってしまいそうです。
クリスマス気分を高めるべく、クリスマスイルミネーションを見にいきました。

選んだカメラはいつものNikon Z5、レンズはVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalです。
使う人が口をそろえて「良い」というレンズ。一度使ってみたかったので良い機会と思い使ってみることにしました。

このレンズは今年の11月にNikon Zマウント用でも発売されましたが、今回はあえてEマウント用。
Zマウント用も気になりますが、まずは元々販売されていたEマウントを使ってみたかったからという理由と、
EマウントレンズとZボディ用のマウントアダプターがあることに驚き使ってみたかったからです。


レンズをつけてみると中々の重厚感。
少し重さはありますが、その重さも心地良いです。
連なるリースや背景の光が見事な玉ボケになっています。


光の灯されたランタンが輝きます。
かつてこの地を訪れた宣教師が、クリスマスにランタンで街を照らして人々の幸せを祈ったことが由来だそうです。


遠くでウエディングフォトを撮っていました。
幸せをおすそ分けしてもらったような気持ちです。
イルミネーション、というと様々な色の光で彩るというイメージがありましたがオレンジの優しい光一色も良いなと思います。


ランタンがツリーのように吊るされていました。
幻想的な雰囲気は残しながらも一つ一つのランタンの描写は現代的です。


65mmのレンズはほとんど使ったことがありませんでしたが、思っていたよりも50mmの標準レンズのように使いやすい画角です。
これまでの写真のように、広めに撮影することも、この写真のようにツリーの一部をフォーカスして撮影することも出来ます。
こうしてみても、はっきりちゃんと写るレンズだと思います。


雨は夕方過ぎに雪へと変わりました。
私にとっては今年初めての雪です。
カメラを持つ手がかじかみ、マニュアルでフォーカスを合わせるのが難しくなってきました。
ランタンに近づいて一枚写真を撮りましたが、うっすらと周囲の草に雪が積もり始めています。
このレンズを使いながら、くせのないレンズだと思いました。
収差が気になる、ということやボケに癖がある、色味が少し特徴的、ということもありません。
見たままを高い解像度で写してくれます。
優等生レンズです。


中心にある、大きなツリーには人が集まっていました。
ツリーの眩い光から幸せがほのぼの広がっていくかのようで、皆幸せそうでした。
私もいつものボディと「良い」レンズと一緒に幸せなクリスマスになりました。

▼Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalに待望のZマウントも登場しました▼




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:22年12月25日 12時00分 ]

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【Leica】絞り操作が楽しいオールドレンズで冬の紅葉を撮る

【Leica】絞り操作が楽しいオールドレンズで冬の紅葉を撮る

12月になると通勤途中の車窓からの景色に楽しみが1つ増えます。
それは御茶ノ水駅側にある湯島聖堂の銀杏の木。
電車から見ると神田川を挟んだ高台の上にあるため、一際大きく立派に見えるのです。

今回はそんな紅葉を楽しむべく、御茶ノ水駅周辺を散策してきました。この界隈を散策する時は決まって神田須田町がスタート地点となります。
お気に入りのカレー屋さんや老舗のお蕎麦屋さん、ランチが狙い目の鍋料理屋さんなど散策前の腹ごしらえに最適なお店が沢山あるので、今回も朝食と昼食を兼ねた腹ごしらえからスタートです。
 

鴨そば

絞り:F4 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:3200 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

年末も近くなってきたので、今回は少し早い年越しそばという事で暖かいお蕎麦を選択しました。
数ヶ月前に入手した近接撮影が可能なオールドレンズ。独特の癖があり好みが分かれると言われていましたが、元々がニコン派だった私にとってはベストマッチ。近接撮影する機会も多いため手放せない一本になりました。
今までは席を立って少し離れないと撮れなかった食事のカットも、着席したまま簡単に撮れるようになったのは嬉しいポイントです。
お蕎麦は身体を温めるため、鴨南蛮蕎麦をセレクト。あっさりとしたお出汁と柚子の風味が朝食にピッタリでした。
 

湯島聖堂の銀杏

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2 ASPH(フードはめ込み式)

お腹が満たされたので早速、湯島聖堂へ。
大成殿を囲む塀に隠れるようにその大きな銀杏はありました。
50mmの画角ではとても収まらない大きさだったので35mmにレンズを交換しましたが、それでも収まらない大きな木です。
 

銀杏

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:80 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

高台を降りて大成殿の裏の方に回るも途中で行き止まり。その全貌を見ることは叶いませんでした。
 

楷の木

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:80 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

銀杏も見事でしたが、それ以上に鮮やかな紅葉を見せてくれていたのが楷の木です。
孔子の墓に植えられていたことから学問の聖木として湯島聖堂にも植えられたとのこと。
 

逆光

絞り:F4 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

寒い日が多くなってきましたが、日差しがとても気持ち良かったのでその様子を残すべく太陽を隅に入れてみました。
いかにもオールドレンズらしい発色とフレアが生じましたが、葉の色づき具合などをしっかり伝えてくれます。
そしてシャッタースピード1/4000秒を超えても自動で電子シャッターに切り替わり、より高速でシャッターが切れるようになるM11は、明るいレンズを使う上でとても便利なボデイです。
 

紅葉のつた

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

ツタも綺麗に紅葉していました。
順光で被写体を狙えば、良い色のりを見せてくれます。光の角度を意識しながらカメラを構えるという基本を復習しているかのようです。
 

水仙

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:250 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

一方日陰では冬の花、水仙が早くも咲き始めていました。
秋の代名詞でもある紅葉と冬の花が一緒に楽しめて少し得した気分です。
ここでも近接機能が威力を発揮。大きく綺麗なボケが楽しました。
 

小石川の紅葉

絞り:F8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン.C (L) 50mm F1.4

見事な紅葉を楽しんだ後でしたが、他の場所はどれくらい残っているのか気になったのですぐ側にある小石川後楽園にも足を運んでみました。
こちらでも日当たりの良い場所ではまだ紅葉が残っていました。
明るい日差しに合わせて絞りを絞ってみると、年代を感じさせないシャープな描写を披露してくれました。
 

オールドレンズの紅葉

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1500秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

薄暗い木々の深い場所から高いところを絞り開放で狙うと今度は、周辺減光と甘い描写のいかにもオールドレンズらしい写りに。この二面性の使い分けがとても楽しいレンズです。

目線の紅葉

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:125 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

目線の枝の葉は、絞り開放と近接撮影でソフトに仕上げ、

水辺の紅葉

絞り:F4 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:2000 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

水辺の紅葉は水の中の様子も分かるよう少しだけ絞ってみました。

水に浮かぶ千両

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Nikon (ニコン) NIKKOR-S.C (L) 50mm F1.4

手水鉢に浮かぶ千両の実も波紋と一緒に綺麗に捉える事ができました。

絞りを少し変えるだけで様々な表現を披露してくれるオールドレンズ。改めて絞りを操作する楽しさも教えてもらいました。
まだまだ手に余るじゃじゃ馬レンズですが、手の内に入れる事ができれば、最高の相棒になってくれる気がします。これからも少しずつ慣らしていきたいと思います。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Leica Nikon | 掲載日時:22年12月25日 10時31分 ]

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【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R×RF-S 編~

2022年12月15日、キヤノンから「あたらしいオールラウンダー」なミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が発売されました。
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さて、今回ご紹介するおすすめ機材はこちらです!

「Canon  EOS R」と「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」 です。


普段はRF50mm F1.8 STMを使用しています。

しかしもう少し遠くの被写体をアップで撮りたいと思った時、単焦点だと難しいこともあります。

そのようなときに持っておきたい!レンズがRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMです。

RF-Sは質量約310gと、とてもコンパクトなレンズ。

「Canon  EOS R7 」や「Canon  EOS R10」など、APS‐Cセンサーサイズ用として開発された新たなレンズシリーズとしても話題です。

またAPS‐Cセンサーサイズ用ですがフルサイズカメラにも装着できます。

今までCanonから出ている一眼カメラにはAPS-C専用のレンズが付けられないなど制限がありましたが、

EOS Rシステムから使用できるようになり、レンズの幅が広がりました。

※フルサイズカメラに装着する際は、撮影画面の中央部がAPS-Cサイズ相当の画角にクロップされます。

ということで、今回はEOS Rにつけて撮影してみました。

先ほどもお話ししたようにEOS RとRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの組み合わせだとAPS-Cサイズ相当の画角(約1.6倍)に自動的にクロップされます。

なので、実際の焦点距離(35mm換算)は約29mm-240mmまで撮影することが可能です。

撮影に訪れたのは横浜港の風景が楽しめる山下公園。

一枚目の写真は広角側、2枚目の写真は望遠で撮影した「氷川丸」です。このようにレンズ1本で

約29mm-240mm(35mm換算)と広角も望遠も楽しむことが出来ます。

APS-Cサイズ相当の画角(約1.6倍)にクロップされてしまうので、その分画素数も落ちてしまいます。

しかし今回使用したボディ「EOS R」は、約3030万画素と画素数が高いため

クロップ撮影時でも約1160万画素となり、クロップした場合でも画質を保ったままの状態を維持できます。

1160万画素まで下がると少し不安になってしまいますが、写真をみても解像度は気にならなく安心して撮影できました。

RF-SをEOS Rに装着するとフルサイズのセンサーサイズの中心部のみを使用しているので勿体ないと感じてしまいますが、普段はRFレンズを使用して旅行などでコンパクトに収めたいという時におすすめの組み合わせです。

[ Category:Canon | 掲載日時:22年12月24日 17時24分 ]

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【Leica】Q2を連れて夜の東京へ

【Leica】Q2を連れて夜の東京へ

今年も残りわずかとなって参りました。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

この記事が上がるのはちょうどクリスマスイブ。街中にはクリスマスの飾り付けやクリスマスソングが流れたり、あぁもうそんな時期かと。

子供の頃はクリスマス前になるとソワソワして、あと何日と数えていました。大人になってからは、日々の生活に追われてクリスマスをちゃんと楽しめていなかったなぁと思うこの頃。

せめてカメラを持ち出して、この街の雰囲気を納めておこう。

そう思い立って『Leica Q2』を片手に夜の東京に向かいます。

 

 

東京駅周辺ではイルミネーションが街を彩っていました。イルミネーションを撮る経験が少なかったからか、どの角度から撮っていいかかなり悩みました。

最初は28mmをメインに撮っていましたが、試しにQ2のクロップ機能を使って撮影したところ、35mm~75mmの歪みの少ない描写が自分の中でしっくりきたため、その後の撮影では、ほぼクロップしっぱなしに。

 

通りがけにスナップ。夜の人物撮影ではシルエットを意識して撮るようにしています。

 

後ろのツリーを玉ボケにしたら面白いかなと狙って一枚。Q2に付いているのはズミルックス 28mm f1.7 のレンズ。多少絞っても綺麗な玉ボケが作れます。

 

店先のショーウィンドウに季節感あふれる被写体が。右下のシャドウ部分の階調もしっかりと残っているあたり、フルサイズセンサーの恩恵を感じます。

 


ツリーの周りには人だかりが。皆それぞれ記念写真を撮ったり、感慨に耽ったりと、様々な楽しみ方がそこにはありました。

 

こちらは見た目のインパクトを重視して28mmにて撮影。この時点で撮影開始から3時間ほど経っていましたが、寒い中使用してもバッテリーはほぼ減っておらず。『Leica Q』と比べ大型になったバッテリーのおかげです。

 

イルミネーションと共に人々が集まっていたのはホットドリンクなどの出店でした。暖かな光と北欧雑貨のようなポップな色合いの屋台が見た目通りに描写されています。

 

いかがでしたでしょうか。

今回筆者は初めてLeicaのカメラを使用させて頂いたのですが、スナップ撮影においてノイズとなる操作性の煩わしさなどが全く感じられず、撮影に没頭することが出来ました。

必要な機能に最短のアプローチで手が届く、というのは楽を通り越して快感ですね。

ぜひ皆様にも一度体験して頂きたい、そんなカメラです。

 

 

▼ 今回の使用機材 ▼


[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月24日 14時00分 ]

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【Peak Design Tokyo】アジア初の直営店にマップカメラが潜入!【動画レポート・前編】

【Peak Design Tokyo】アジア初の直営店にマップカメラが潜入!【動画レポート・前編】

2010年、アメリカのキックスターターで資金募集を成功させ、一躍その名を世界の写真業界に轟かせた「Peak Design(ピークデザイン)」。今回は2021年3月26日、アジア初の直営店としてオープンした「Peak Design 東京店」にマップカメラが初取材。ストアマネージャー 後藤冬樹さんに製品のおすすめポイントなど伺いました。最後までお楽しみください!

 本編映像


 

  Peak Designについて

ユニークでスタイリッシュな撮影用品を数多く生み出してきたピークデザイン。そのプロダクトとして世に登場した「キャプチャー」は、創業者 Peter Dering(ピーター デアリング)がアウトドアでの撮影時の不満を解消するための画期的なものでした。その後も、高い品質とアイデアが冴えるカメラストラップやカメラバッグなど、高みを目指し革新を続けるピークデザインは、トラベルバッグシリーズやスマートフォン向けアイテムなど、常にその世界を広げています。

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:34 エブリデイバックパック 30L V2
01:48 トラベルダッフル35L
03:14 エブリデイトート 15L
06:29 エブリデイバックパック 30L V2(詳細)
09:40 トラベルバックパック45L
13:05 エンディング

高い品質とデザイン、機能を追求した画期的な製品が多い「Peak Design」。アウトドアから普段使いまで、多くの方におススメです。

▼▼【Peak Design Tokyo】アジア初の直営店にマップカメラが潜入!【動画レポート・後編】も公開中です。▼▼

【Peak Design Tokyo】アジア初の直営店にマップカメラが潜入!【動画レポート・後編】

動画内で紹介した商品

[ Category:etc. | 掲載日時:22年12月24日 11時00分 ]

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【RICOH】GRIIIxと由比ヶ浜

RICOHのGR IIIxを持って鎌倉の由比ヶ浜に訪れた時のことです。

日中は太陽が出ていて暖かい日でしたが、海沿いの夕方はかなり冷えました。

幻想的な海辺の様子を収めることが出来ました。

寒い時期なので海沿いに訪れる人は多くはありません。

波の音がより一層耳に届いて心地良い時間を過ごすことができました。

波間にサーフィンをしている方達を見つけました。

コントラストが薄く雲も厚いので少し暗さを感じますが、冬の海らしい一枚です。

由比ヶ浜に向かう道中の写真も何枚かありますのでご覧ください。

筆者は、見たままを切り取ることのできる40mmのほうがGR IIIの28mmより扱いやすく好みです。

こちらは海と対極の緑を収めました。夕暮れ時ですこし曇っておりましたが、緑は生き生きと写っているように感じます。

生憎、電車が通っているところに巡り合えなかったものの、踏切だけでも風情が漂います。

いかがでしょうか。

ポケットサイズのGR IIIxを持って冬のスナップも撮影したいと思います。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年12月23日 12時00分 ]

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【Leica】M10-Dとズマロン L35mm F3.5 前期で朝を歩く

【Leica】M10-Dとズマロン L35mm F3.5 前期で朝を歩く

文字通り雲ひとつない青空が広がる朝。晴れた休日は気持ちが良いものです。
さあ、ほんの少しだけ早起きをして出発の準備です。
堂々と建つマンション、目線を下げると一本だけ派手に色付く木が目にとまります。
今回はLeica M10-DとLeica ズマロン L35mm F3.5 前期の組み合わせ、変換アダプターを介して使用しています。周辺減光は後処理で強調したものではありません。
RAWデータではもうすこし緩やかでしたが同時記録のJPEGではこのように顕著な仕上がりとなりました。

この日のスタートは芝公園駅から。芝公園といえば東京タワーが思い浮かびます。

ほんの数分歩くと増上寺が見えてきます。すぐ背後に東京タワーがそびえ立ち印象的な佇まいでした。

シャッタースピードを早めて水滴を止めるように撮影。水面に広がる波紋がきらっと美しいです。

とても立派な鐘もありました。鐘といえば、108つ鳴らす音を聞く夜がもう間もなくやってきます。

敷地内で見つけたきらびやかとも言えるほどの紅葉。今年はこれで見納めとなるでしょう。

ひと息いれようと、朝食も兼ねてカフェテラスへ。ふんわりした生地とほのかなバターの香り、暖かいコーヒーが冷えた身体に染み渡りました。

テラスでは飼い主を待つ小型犬がこちらを見つめていました。なんとも可愛らしい瞳についつい1枚。さらに食べ物につられてか、雀が寄ってきました。こちらもシャッターチャンスを逃すまいと1枚。

道中見つけた冬の代名詞ともいえる霜柱。東京でもこれだけ冷え込んでいるということです。
この日の最低予想気温はマイナス1度。霜柱ができるのもうなずけます。

広い庭園内に差し込む光と透明度の高い池が清らかな気持ちにさせてくれました。

風が無く、まるで鏡かのように反射する水面。もう少し早く訪れていれば一面紅葉の反射が見られたのかもしれません。

この日は移動して小休憩、また移動して小休憩と食べてばかりでしたが、動いたらエネルギー補給が必要ということで良しとしましょう。
晴れた日は明暗差がきつくなるので窓際でのテーブルフォトでは撮る位置、光の具合に気をつかいます。

帰り際に出会った石像。池に硬貨を投げ入れる風習かのようにバランスよく硬貨が置かれています。頭部は安定感がありますが背中の部分はバランス感覚が求められそうです。少しの風でも落ちてしまいそうです。

目線を落とすと、小さな命が力強く育っていました。このレンズが写し出す立体感とマッチした1枚になりました。

どうしたって食べ物に気を取られてしまう日のようです。店内に入るのをグッと堪え、1枚だけ納めて帰路につきました。

ミニマルなデザインでコンパクトなM型Leicaボディ、取り回しがしやすくお出かけのお供として重宝します。
小型で軽量なLeica ズマロン L35mm F3.5 前期、開放で描写の味を楽しむも良し、絞って描写の安定感を楽しむも良し。
相性の良い組み合わせで非常に楽しい朝でした。

最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。

▼レンズ装着に必要なレンズアダプター▼

[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月23日 11時11分 ]

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【SONY】母艦機日記 Nikon Auto-Nikkor 55mm F1.2

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したレンズはニコンが苦難の末作り上げたハイスピードレンズです。

レンジファインダーからレフレックスにカメラの主役が移り変わっていた1960年代。

レンジファインダー機ではマウント面からシャッター幕までの空間が比較的自由だった為レンズ後端を伸ばすことが可能でした。

しかし、レフ機ではそこにミラーボックスが入ったことで設計の自由度が一気に落ち、各社レンズの再設計を余儀なくされました。

50mmでレンジファインダー用レンズと同じ明るさ・焦点距離レンズを作るのが難しく、各社55mmや58mmという今から見れば中途半端な焦点距離のレンズを作成します。

1962年にCanonが発売した58mm F1.2に追いつけ追い越せで発売された本レンズが55mm F1.2です。Canonより3年の歳月がかかりましたが、より50mmに近い焦点距離で同じ明るさを達成しました。

今回はそんな各社がしのぎを削っていた時代の一本、Auto Nikkor 55mm F1.2とお送りいたします。

 

まずは開放で一枚。

しっとりとした雰囲気のレンズです。

解像感は全域でそこそこ高く、ボケは輪郭が強め。お手本のようなオールドレンズです。

 

オーバーに振ると滲みが発生します。

これは良いレンズ、とぽつり。

こういった味わい深い描写をするレンズを見つけた時の感動、プライスレス。

買えるものは魔法のカードで。MapCameraは店舗・ECサイトでも各種魔法のカードをご利用いただけます。

 

ハイライトが滲みやすく、白飛びするギリギリのところまで明るめに撮影しました。

背景のぞわぞわとしたボケ味は好き嫌いが分かれるところです。

 

筆者は絵心も絵の知識も全くないのですが、絵と写真は似ていると感じることが時々あります。

目の前の風景に対してどの角度で描写するのか、どのように描写するのか、それを考える過程が似ているからでしょうか。

F1.2の圧倒的な立体感が気持ち良いです。

 

サムネイルにも使用した一枚。

F1.2という非常に薄い被写界深度ながらもピントが合ったところはしっかりと解像してくれます。

薄くかかった滲みの奥で葉の上の水滴が輝いています。

 

輝度差が少ない場面では特別クセの強い描写をすることもなく優等生です。

どのように使うかで出してくる画が変わってくる、使う方に合わせて色々な引き出しを持っているような懐の深い一本です。

見かけた際は是非お手に取ってお試しください。

 

 

 

 

 

[ Category:Nikon SONY | 掲載日時:22年12月22日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 光の祭典

12月も中旬を過ぎると街中はクリスマスの雰囲気につつまれます。
夜になれば、そこかしこで煌めくイルミネーションを見るとまさに年末といった感じです。

そんなイルミネーションは各地で催しとしても実施されており、今回は東京足立区にある元渕江公園で開催された「光の祭典」へ足を向けてみました。機材は「O-M1」と、暗がりの撮影ということで明るい単焦点「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」を用意。

この時期、17時になればすでにあたりは暗くなり、イルミネーションの明かりも映えます。池の中に浮かぶライトボールが水面に映り込み、良い雰囲気を出しています。

動物のオブジェもそこかしこにあり、公園中が光とファンタジーであふれています。意外と光が強く、ホワイトバランスや設定を変えながらいろいろ試しています。

イルミネーションも池のライトボールの色がかわったり、大きな樹が並ぶ場所ではレーザーなどを利用したライティングショーなどの様々な動きを見せてくれます。

こちらはアートフィルターの「ファンタジー」モードで撮影。より幻想的な画像となります。こういったイルミネーション撮影ではホワイトバランスやアートフィルターなどの画像エフェクトを変えるだけで、印象の違った画像が作れるのも楽しみの一つです。

暗がりで人出も多い場所ですので、今回の撮影は動画も含めてすべて手持ち撮影でしたが、画角が広く明るい「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」と高性能な手ぶれ補正と高画質の「OM-1」で安定した撮影が可能となりました。

 

▽今回撮影した機材はこちら▽

 

 

 

 

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年12月22日 11時04分 ]

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【SONY】総重量744g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.8~

【SONY】総重量744g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.8~

もっと自由なフルサイズへ。

 

本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C

そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!

そして今回ご紹介するカメラレンズは“SAMYANG (サムヤン) AF 35mm F1.8 FE”です。

 

 

SAMYANGと言えば、低価格帯、そしてなにより軽い。

α7Cを使ってスナップ撮影にで出かけるにはぴったりのレンズだと思います!

 

 

今回は代々木公園にスナップに出掛けました。ペットと一緒にお散歩や、ピクニックをしていたり、楽器の練習をしていたりとても賑やかな公園です。

まだいちょうが黄色く色ずく少し前、一番暖かい気温で20度近くあがるのでスナップ撮影にはぴったりの日です。

この時期は花や鳥も多いので、カメラや三脚を担いだ方々を沢山見かけました。

 

 

上を向くと、青空と黄緑色のイチョウの葉が風になびいて揺れていました。

何も考えず「いいな」と思った瞬間の風景をカメラに収めて、スナップ撮影開始です。

 

色々な花がたくさん咲いていていて浮足立ってしまいます。

 

 

AF 35mm F1.8 FEで撮影すると、SONY純正のレンズで撮るよりもほんの少し彩度が高く写りました。

ソニーの色は若干ではありますが青みのある色の写真が出来上がり、透明感や冷たさが少し他メーカーより秀でていると思います。

先程、SAMYANGは彩度高めと記述しましたが、そんなSONYの写りともしっかりとも相性が良く、写りに不満はありませんでした。

しかもAFの速さも素晴らしいです。この価格帯でこの操作性なら全く文句はありません。

 

 

わざと淡い色を出すために逆光から撮影します。フレアも変に主張をせずフワッとした写りになり、柔らかな写真になりました。

 

 

こちらの薔薇の写真は逆光下で絞りF4で撮影しました。

F4にすると茎の産毛も鮮明に映っています。低価格帯のレンズで撮影すると発生しやすい紫フリンジや、ぼやけてしまいがちな輪郭なども気にならず、このレンズはほんの少し絞るだけでもこんなに鮮明に被写体が映ります。

 

下の写真はAF-Cで撮影しました。細い木の枝の先に葉が何枚か生えていて、風で上下にバネのように揺れていました。

移動範囲が大きくないこともあるとは思いますが、AF半押し状態でほぼ外れることなくピントを合わせてくれました。風でなびく植物や、動きが滑らかなポートレート撮影などではストレスなく撮影に挑めると思います!

 

 

正直、AF速度に関してはあまり期待をしていなかったのですが、純正と比べても遜色のないスピードだと思いました。

無限から最短に移動させてもほとんど迷いがなくピッピッとAFが合ってくれます。

 

 

薔薇の生垣の柵で休憩中のトンボを発見。逃げられないようにサッと近寄って撮影します。

今回の撮影でもお気に入りの1枚です。35mmの画角らしい写真が撮れました。

F1.8の開放にボケ具合に関しては、GMやGラインと比べると、だいぶはっきりと写っていています。これはユーザーの好みも出ると思いますが、私の場合、この個性的なボケは撮っていて楽しいので好きです。

 

 

浅い被写界深度と彩度の高さが模型やおもちゃを撮っているようで、なかなか面白い写りです。飽きずに撮影を続けられます。

 

 

落ち葉に反射する陽の光が玉ボケになり周辺に行くにつれ大きな楕円を描いています。

開放の玉ボケの量と分かりやすく発生している口径食で奥行き感のより強い写真になりました。

なかなか明暗差の激しい木漏れ日を見たままで撮影するのは難しいところですが、逆にレンズの個性を利用して面白い写真が撮影できたと思います。

 


いかがでしたでしょうか。

このSONYのα7CとSAMYANGの AF 35mm F1.8 FEのセットであればずっと手の中にあってもストレスにならない重量、純正にも負けず劣らずなAF速度。目についたもの、気になったものには思わずカメラを向けてしまう私としては、とても満足度の高い撮影となりました。

今回コストパフォーマンスの良さならダントツで名前を挙げたいレンズに出会えました。ぜひ皆様も手に取ってお試しください!

 

[ Category:SONY | 掲載日時:22年12月21日 17時20分 ]

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【FUJIFILM】建築見学のおとも≪フジノン XF18mm F1.4 R LM WR≫

【FUJIFILM】建築見学のおとも≪フジノン XF18mm F1.4 R LM WR≫

雑司ヶ谷のいりくんだ住宅街の中にある『雑司が谷旧宣教師館(旧マッケーレブ邸)』を訪れました。

古い建築物を見るのが好きな筆者が記録用に持ち歩いているレンズをご紹介します。
風景撮影から近接撮影まで一本で対応できる【フジノン XF18mm F1.4 R LM WR】です。

明治40年にアメリカから来た宣教師J.M.マッケーレブが建て、34年間住んでいました。
豊島区に現存する最古の近代木造洋風建築だそうです。

※室内は許可を得て撮影しています。



19世紀後半のアメリカ郊外住宅がもとに建てられ、パッと見はメルヘンチックな洋館に見えますが内装からうかがえる生活ぶりは質素です。


置かれている家具は当時使用していた物だそう。傷や擦れの様子からも大切に使われていたのがよくわかります。
マッケーレブ氏は100年以上前の人物ですが、こういったところからも人柄や当時の暮らしぶりがうかがえて面白かったです。


今回使用した【フジノン XF18mm F1.4 R LM WR】

筆者のように記録用に使用するもよし、コンパクトなのでスナップに持ち出すのもオススメの一本です。



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年12月21日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】マップカメラ限定 オリジナルデザイン 美濃焼マグカッププレゼント

【FUJIFILM】マップカメラ限定 オリジナルデザイン 美濃焼マグカッププレゼント

日頃よりマップカメラをご利用いただき誠にありがとうございます。
今年も残すところあと僅かですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始を迎えるにあたり、新しいカメラが欲しいな…と想いを巡らせている方も多いのではないかと思います。

普段からフジフイルム製品をご愛顧頂いているお客様、フジフイルム製品にご興味がありこれから使ってみたいとお考えのお客様へ
フジフイルム公認で製作しました、この季節にピッタリのプレゼント品をご用意いたしました!

(※こちらのプレゼント品はご好評につき2022/12/31 正午にて終了しております)

「FUJINON LENS SYSTEM」ロゴ入りの美濃焼マグカップです。
こちらはマップカメラ完全オリジナルとなっておりますので、他のお店では手に入れることが出来ないアイテムです。

今では誰もが知るフジフイルム「X」シリーズ。
Xシリーズの初代である「X100」の軍艦部に刻印されている「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴは、その後様々なXシリーズカメラに取り入れられてきました。
この「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴの使用を今回特別にメーカーより承諾頂き、マグカップのデザインとして取り入れました。
こちらの限定アイテムを当社指定のフジフイルム 新品/中古商品をご購入いただいたお客様へ、先着200名様にもれなくプレゼントいたします。

こちらのマグカップは日本有数の焼き物の産地、岐阜県 東濃地方にて製作されている伝統工芸品の美濃焼となっております。
一つ一つ丁寧に創り上げられており、非常に高級感のある逸品に仕上がりました。

「FUJINON LENS SYSTEM」ロゴは平面な印刷ではなく、特殊な技術を用いて立体的な加工を施しています。
浮き上がるリアルな質感を是非お楽しみください。

「FUJINON LENS SYSTEM」の反対面には「MADE IN MINO」の刻印を施しました。
日本が誇る美濃地方で製造されたことを明記し、国産ならではの品質の高さを実感いただけたら幸いです。

寒い季節にはコーヒーや紅茶など暖かい飲み物を入れていただき
ホッとしたブレイクタイムに使って頂くことはもちろんのこと

冬場はコーンスープやミネストローネスープなど
お食事でも楽しめるよう大きめのカップとなっていますので
スープカップとしても是非ご活用ください。

こちらのオリジナルデザイン 美濃焼マグカップを、弊社指定の新品/中古フジフイルム製品をお買上のお客様 先着200名様にプレゼントいたします。

↓対象商品はこちらから↓

スタッフ一同、ぜひ皆様にお使いいただければと願っております。

(※こちらのプレゼント品はご好評につき2022/12/31 正午にて終了しております)

※1会計につき1点までとさせていただきます。
※12月21日午前11時からのご注文が対象です。
※発送順で先着200名様となります。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年12月21日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】なついろパンチ!で柴又探訪

【FUJIFILM】なついろパンチ!で柴又探訪

東京もついに冬到来という感じでかなり寒くなってきました。

休日で天気も良かったのでこんな日は散歩だということで久しぶりに柴又の方に向かいます。柴又と言えばやっぱり「男はつらいよ」です。昭和を代表する映画なので、解像度が低い昭和的な写真を取りたいなと思い、「フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」に「marumi なついろパンチ!」のフィルターを装着して撮影してきました。ボディはまだまだ現役で愛用しているX-T2です。

帝釈天 題経寺へと続く参道は名物の「お団子屋」や「手焼きせんべい屋」、「飴屋」など魅力が満載です。向こうから寅さんが歩いてきそうです。

帝釈天の二王門前です。映画でもよく映るシーンですし、観光客の皆さん写真をたくさん撮られていました。

左下をご覧ください。ちゃんと寅さんもいました。さすがは人気者の寅さんです、観光客に囲まれて楽しそうにお話しをしていました。

帝釈堂でお参りを済ませた後、周りを見てみると獅子や牛など彫刻された柱や扉が目に飛び込んできます。一つ一つの彫刻がとても繊細で美しいものばかり。一見の価値ありです。

境内を散策して御朱印をいただき二王門から参道に戻ろうとしたら寅さんはまだ観光客に囲まれていました。さすがです!映画のワンシーンみたいです。

ちょっと寒くなってきたのでお団子屋でおしるこをいただきます。おしるこの甘味とおしんこの塩味がたまりません。

せっかくなので江戸川のほとりを歩いてみました。元気に野球をやる少年たち。若さがまぶしいです。

昭和を代表するちあきなおみの名曲でも有名な「矢切の渡し」。まさかこんな手書きな柱が一本あるだけとは思いませんでした。

川のほとりにはきれいな水仙も咲いていました。

片づけ忘れられたのでしょうか。ベースが3個積まれていました。

「矢切の渡し」に少し乗ってみたかったですが、向こう岸に行っても特に用事もなかったので見届けました。風情があってとてもいい景色でした。ずっと残っていってほしい景色です。

映画で有名な柴又帝釈天。なついろパンチ!で撮影すると静止画もまるで映画の切り抜きみたいな作品を生み出すことができます。


▼【鈴木さや香×マルミ光機】「なついろパンチ!」「アルプスパンチ!」スペシャル対談公開中!▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年12月21日 11時00分 ]

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【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R6と四半世紀愛され続ける中望遠レンズ 編~

【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R6と四半世紀愛され続ける中望遠レンズ 編~

2022年12月15日、キヤノンから「あたらしいオールラウンダー」なミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が発売されました。
この時期になると新製品を購入しようか、既存のRシリーズを選ぼうか、どうしよう…と悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。

特にEOS R6 Mark IIの登場後は、前モデルからお買い換えされる方もたくさんいらっしゃいます。
同じくオールラウンダーに位置づけられるモデルでEOS R6やEOS Rのお求めやすい中古が豊富な在庫からお選びいただけるようになりお得。
新製品が登場した今が中古の買い時です!

そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているRシリーズのカメラにスポットを当てて、購入を検討されている方や今現在使用されている方にもお楽しみいただけるよう、キヤノンフロアスタッフが実際に触れて良かったおすすめ機材をさまざまな組み合わせ、使い方でご紹介いたします。

さて、今回ご紹介するおすすめ機材はこちらです!


「Canon EOS R6」「Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R」「Canon EF135mm F2L USM」です。

1996年に発売した中望遠レンズである「EF135mm F2L USM」は開放F値2という明るさを誇り、発売当初から屋内でのスポーツ撮影やポートレート撮影に最適なレンズとして重宝されてきました。発売から約26年と四半世紀を過ぎた現在でも優れた描写性能や美しいボケ味から購入されるお客様が多いレンズです。

筆者は普段お散歩スナップが多く、小さいものを大きく写せるマクロレンズが好きなので「RF85mm F2 マクロ IS STM」をよく使用しています。
ただ最近はポートレート撮影に興味が出てきたところで、いくつかのレンズを比較している中で気になったレンズである「EF135mm F2L USM」を組み合わせてみました。


冬晴れのなか太陽の光をいっぱいに浴びた小さな花を続けて2枚。

冬の色味の少なさのなか鮮やかなイエローがパッと目をひきます。

1枚目が開放F2、2枚目が少し絞り込んでF5での撮影ですが、ピントの合った部分の解像力の高さに驚かされた1枚です。


光の当たる部分を探しながらシャッターを切っていきます。


しばらく訪れていなかった近所の公園に木製の遊具が何種類か。

周囲に人気はなく、公園ながらも静かな空間となっていました。


どんぐりから芽が出たのか落ち葉の中から生命力溢れる若木が顔を出していました。

日当たりもよい環境でしたが管理された公園のなかでこのまま成長するのは難しそうです。


ターザンロープの滑車部分も背景から見事に浮かび上がります。


F4まで絞って撮影した1枚ですが、縄の毛羽立ちや金属の質感、金具上部の蜘蛛の糸まで描きだしてくれています。


公園からすぐ近くを流れる川は増水していなければ下まで降りることができます。

なかなか透明度が高く周囲に植物もあったのでもしかしたら水鳥の姿を見ることができる川なのかもしれません。


最後の1枚は思い切り逆光の中での撮影。

最新設計のレンズと比較すれば盛大なフレアやコントラストの低下が窺えますが、そこがかえってノスタルジックな雰囲気を感じさせ、あえてこういった条件下でポートレート撮影をしてみたい気持ちになります。

使いやすい画角とピントが合った部分の高い解像力、ふわっとしたとろけるようなボケ味、最新設計やコーティングでないからこそ得られる絵に、四半世紀が経過した今でも現役であり”指名買い”のお客様がいるほど愛されている理由が分かるレンズでした。

来年1月には気になる存在である「Canon RF135mm F1.8 L IS USM」が発売となりますが、こちらもずっと愛されるレンズになってほしいものです。

さて、ここからは写りの比較として普段使いの「RF85mm F2 マクロ IS STM」を使用して撮影した画像を何枚か続けます。
それぞれ最短撮影距離0.35mで撮影した蝶、たくましい植物、仕事を終えたミニショベルカー、秋の名残りです。

筆者の好きな中望遠レンズでの撮影ということもあり、普段よりも作例多めでご紹介しました。

改めて EOS R シリーズの前モデルの魅力を伝えたい!と連載ブログとして様々な時間帯や被写体でおすすめの組み合わせを提案していますが、II型が登場した今だからこそお求めやすい価格の中古品を豊富な在庫の中からお選びいただければと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

▼▼今回使用した“EOS R6”は、便利なズームレンズがついたキット販売もございます▼▼

[ Category:Canon | 掲載日時:22年12月20日 17時20分 ]

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【FUJIFILM】1億画素の世界を動画で!~GFX100S~

今回は私の動画おすすめセットについてお話させてください。

私のおすすめセットはFUJIFILM GFX100SとGF45-100mm F4,GF20-35mm F4です。

以前よりGFX100SとGF45-100mm F4で写真を撮っていましたが、今回は先日発売されたGF20-35mm F4を使用する機会に恵まれたので、動画でも試していきたいと思います。

まずは撮影した動画をご覧ください。

 

慣れ親しんだGF45-100mmの写りでも、動画という形で見るとなんだか普段と違うように見えてきます。

GFXでは100と100Sのみ4K、50シリーズでは最大FHDまで撮影が可能です。

美しい諧調・描写で動画を撮りたい、そんな方には迷わずGFX100Sをおすすめします。

富士フイルムらしい日本人の心にすっと入り込む色味が非常に好印象です。

 

スローモーションにも挑戦してみます。

4K30PとFHD60Pで撮影し、後ほどスローに編集。

半分の速度という目では見られないところまでラージフォーマットで残せるというのは魅力的です。

1億画素と言うとついビル群など細々としたものを撮りたくなってしまいますが、水の”透明感”を表現するのが非常に上手です。

 

葉の透けた質感表現から後ボケの美しさまで完璧なレンズです。

GF45-100mm F4はGFXを所有するなら必携の一本だと考えています。

標準ズームとしての画質も申し分なく、ボディの性能を十二分に引き出してくれます。

GF45-100mm F4を便利ズームとして、GF80mm F1.7やGF110mm F2など明るい単焦点との組み合わせが特におすすめです。

 

今回初めて使用したGF20-35mm F4ですが、撮影時モニター越しでもレンズの実力が分かります。

ズームレンズでありながら解像力・描写力・歪み、全ての面でGF23mm F4より上の次元にあります。

このレンズを使うためにGFXを導入しても十分採算が取れる一本です。

手前の噴水はアーチを描いているので歪みでありません。ビルという直線物を歪みなく綺麗に描いてくれています。

 

広角レンズを持つとついつい上を撮ってしまいます。

都内はどうしても色々と写り込んでしまうため、広さの象徴として空を見上げてしまうのかもしれません。

広角レンズは遠近感が無くのっぺりとした画になりがちですが、左の紅葉と右の大木でしっかりと遠近感を表現できています。

 

最後はひらひらと落葉が舞うカットでお別れです。

広角と落葉という組み合わせは細かすぎて何が何だか分からない描写になってしまう可能性もありました。

しかしながら、GFX100Sの1億画素とそれに負けないGF20-35mm F4の解像力が画を潰さず描写しきってくれました。

 

今回はGFX100SとGF45-100mm F4、GF20-35mm F4で4K動画を撮影してみました。

写真のみでなく動画でも持ち前の描写力を活かしてくれるGFX100S、標準ズームとして余裕の解像力をみせるGF45-100mm F4、広角でありながら歪みが無く非常に自然な描写してくれるGF20-35mm F4。

非常におすすめの組み合わせです。是非お試しください。

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年12月20日 12時00分 ]

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【Canon】EOS R6 Mark II 三脚なしの動画作例

発売されたばかりの『Canon EOS R6 Mark II』で動画を撮影してきました。

この日は動画を撮るつもりがなく、三脚を持っていきませんでした。

でも出先で気が変わって撮ることにしたので、全て三脚なしでの作例になります。

どうぞご覧ください。

 

 

ものすごい砂嵐。

防塵防滴を信じて、砂浜に置いたバッグに乗せて撮ります。

 

遠足中らしき小学生を望遠レンズで撮ります。

水飲み場を三脚代わりにしました。

まるでミニチュアの人形のようです。

 

動きがあると撮りたくなります。

そんなに荒々しく噴き上げなくても……と言いたくなるような勢いで水が舞います。

手前の水面が大きく揺れていることからその勢いが伝わるかと思います。

 

一方こちらはわずかな揺れ。

窓からの風ではなく、エアコンの風でカーテンが揺れています。

勢いのある噴水との対比が面白いです。

カメラはテーブルの上に置いています。

 

こちらはバスケットボールのゴール下の地面に薄いカメラケースを置き、その上にカメラを乗せて撮りました。

社会人になると意外と見ない角度のような気がします。

 

最後は夕陽のシーン。

別の橋の手すりを三脚の代わりに使います。

一日の終わり。

撮影もこれにて終了です。

 

『Canon EOS R6 II』は動画撮影でも使いやすかったです!

 

▼ 使用機材はこちら ▼

[ Category:Canon | 掲載日時:22年12月20日 11時02分 ]

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