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SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【建築写真編】

2022年11月25日に大注目の高画素モデルSONY α7RVが新発売されました。
今までα7R・α7RII・α7RIIIをお使いだった方はもちろん、その他の機種をお使いの方は、「α7RVに買い替えようか…それとも値段が下がってお得に買えるようになった前モデルα7RIVにするか…」とお悩みの方も多いと思います。
そんななかマップタイムズでは、マップカメラ2階SONYコーナーのスタッフで前モデルα7RIVの魅力を連載形式で投稿していきます。どうしても新製品に注目しがちですが、実は前モデルにもたくさんの良いところが詰まっているので、その魅力を再発見できること違いなし!
すでにα7RVを購入済みの方は、当時α7RIVを手にしたときの気持ちを振り返って読んでいただけると嬉しいです。

各スタッフが撮影する被写体を決め、みなさんにお届けしていきます。
今回は【建築写真編】でお送りします!


今回のテーマである建築写真。α7RⅣとは非常に相性のいい被写体です。
というのも、被写体ブレというものは建築写真においてはほとんど起こりえない問題だからです。α7RⅤが発売され改めてα7RⅣの魅力を伝えるのに持って来いの被写体です。

建築写真においてのα7RⅣとα7RⅤの差異を上げるとすれば色再現性の面でエンジンが新しい分、α7RⅤの方が有利に働く点でしょうか。
また、夜景の手持ち撮影で手ブレを抑制するには補正段数8.0段を持つα7RⅤはとても便利だと思います。


今回の撮影に組み合わせたレンズはSEL1224GMという超広角の12mmまで対応したズームレンズです。
超広角のおかげでこんな何気ないエスカレーターと階段もダイナミックにパースが付き立派な被写体になってくれます。

通常の撮影

ピクセルシフトマルチ撮影

α7RⅣをはじめとする一部の機種には「ピクセルシフトマルチ撮影」という機能が備わっています。
これはボディ内の手振れ補正機能を利用し画像を少しずつずらしながら4枚もしくは16枚撮影し、最大で2億4080万画素相当のデータを得ることが出来る機能です。
撮影後、Imaging Edgeを用いて合成をして最終的に完成となります。

上記二枚が通常撮影とピクセルシフトマルチ撮影を比較をした写真となります。


ある一部分を拡大した比較写真がこちら。
全体ですとリサイズされて小さくなってしまうので分かりにくいのですが、拡大してみると左側の方は右側と比べてシャープさや解像度に一目瞭然なほどの差が出ているのでどちらがピクセルシフトマルチで撮影したかが分かると思います。


ちなみに拡大しているのはこの赤い四角部分となります。ピクセルシフトマルチも凄いのですが、これほど引き延ばしてもあれだけ解像しているα7RⅣの6000万画素にも驚きです。




いかがでしょうか。
今回は建物の外観や内観をメインの被写体とした建築写真でお送りしました。
α7RⅤはこれらの機能に加え前述の通り歴代機種最高の8.0段のボディ内手ブレ補正を搭載したり、AIで被写体を自動認識したりと今あるSONYの素晴らしい技術が惜しみなく注ぎ込まれた最新機種で高画素機検討中の方にはオススメの一台です。
しかしα7RⅣの中古がかなりお買い得な今、撮影される被写体によってはα7RⅣでも素晴らしい結果をもたらしてくれる事は間違いありませんのでこちらも選択肢に入れるのもありだと思います。是非あわせてご検討ください。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年12月12日 15時15分 ]

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2022年11月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ11月ランキング
1位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
3位 Nikon Z9 ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-H2 ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ
7位 Nikon Z5 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY FX30 デジタルムービーカメラ
8位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ


FUJIFILM X-T511月25日発売の『FUJIFILM X-T5』が、2位に倍以上の大差をつけて初登場1位を獲得しました。
XシリーズのフラッグシップモデルX-H2と同じ裏面照射型約4020万画素「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載した、X-Tシリーズファン待望の高画素機です。
さらに高画素化だけでなく、ISO125を常用感度化、最速1/180000秒のシャッタースピード、手振れ補正機能の強化など、前モデルを大きく上回る高性能化を実現。それでいながら前モデルより約50g軽量化に成功し、約557gというコンパクトなボディに仕上がっています。
またX-Tシリーズのデザインの特徴ともいえる、シャッターダイヤルや露出補正ダイヤルなど3つのダイヤルは健在。往年のカメラファンからも愛されるクラシカルなフォルムは、撮影意欲をより一層駆りたててくれます。
販売数の内訳をみると、ブラックボディがシルバーの倍以上を占めています。またレンズキットよりボディ単体の方が圧倒的に多く、お買い替えの方が多いことをうかがわせます。
11月8日の予約開始から大変な反響を呼び、メーカーの生産が追いつかない恐れも出るほどに。
現在「お取り寄せ」となっておりますが、話題の注目機を手に入れたいとお考えの方には早めのご注文をお勧めします。

2位にこちらもX-T5と同じ11月25日に発売された『SONY α7RV』が。注目の同日対決は、数字上でみるとX-T5の圧勝ということになります。
とはいえ、α7RVも大変な数の販売であったことには変わりありません。3位を倍近い数で引き離しています。X-T5の存在がなければ、当然初登場1位を獲得していました。
35mmフルサイズセンサー搭載機としてクラス最高の約6100万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーと前モデル比最大約8倍の高速処理が可能な画像処理エンジンBIONZ XR(R)の組み合わせにより、被写体を高精細かつ忠実な質感で描写します。
また、従来のチルト式とバリアングル式両方の利便性を兼ね備えた新開発の4軸マルチアングル液晶モニターを搭載、縦位置でも横位置でもモニターの角度を自由に調整でき、撮影の自由度を高めています。
最大の進化は、そのAF性能。人物の姿勢を高精度に認識できるようになり、人物の瞳の認識精度が前モデル比で60%向上。認識できる被写体の種類も従来の人物、動物に加え、α7Rシリーズとしては新たに鳥、昆虫、車/列車、飛行機にも対応し、さらにはAIを活用した「リアルタイムトラッキング」により、それらをカメラ任せで自動追尾、撮影者は構図に集中できます。

3位には『Nikon Z9』。惜しい!今回も初登場組に上をいかれ、初の1位獲得を逃してしまいました。
通常なら十分1位を狙える販売数、4位とも差があったのですが… 如何せん上位2機種が凄すぎました。
依然として品薄状態になってしまっていますが、それまでに比べればはるかに安定した入荷があります。ただご注文も多く、人気の衰えを感じさせません。次回12月で発売から1年、1位獲得はなるでしょうか。

前回1位を獲得した『FUJIFILM X-H2』は今回4位に。前述の通り、3位までには少し差を開けられている状況です。
同じセンサー・画像処理エンジンを積んだX-T5の爆発的な売れ方に、まだ発売から3カ月弱でありながら早くも影が薄くなってしまったか… いえ、決してそういうわけではなく、お問い合わせはX-T5発売後も多く受けています。
ただX-T5同様、よりお客様のご希望が多いボディ単体が「お取り寄せ」状態に。標準ズームレンズXF16-80mmとのレンズキットは潤沢なのですが、やはりお買い替え希望の方が多くボディ単体に人気が集まっています。
今後供給が安定すればX-T5とのワン・ツーなんてことも。

そこで気になるのは、2機種それぞれの購買層の違い。X-T5は静止画撮影メインの方の支持が高く、X-H2は動画撮影を中心にされている方やその割合の高い方に支持を受けているようです。
かつてのフィルム一眼レフカメラを思わせるようなフォルムを身に纏ったX-Tシリーズ、静止画撮影向けと捉える方が多いようです。
それに対しX-H2は、より動画撮影に適したインターフェースを採用し、自在なアングルを可能とするバリアングル構造の背面液晶モニターや保持力の高い大きめのグリップを備えることで安定した動画撮影をサポート。
また、カスタムモードを上部ダイヤルで7つも設定できるなど、多彩な表現を必要とするクリエイターの要望にも応えています。
X-H1登場の頃よりさらに動画撮影のニーズが高まっている現在、こうした明確な住み分けを可能にしていることは、メーカーにとって大きな武器となりそうです。

5位以下は比較的僅差になります。その5位に『SONY α7IV』、6位に同じく『VLOGCAM ZV-E10』、さらには1つ置いて同数8位に『FX30』とSONY勢が続きます。
前回それまでの上位から一気に6位にまで順位を落としてしまったα7IV。今回も上位には水を開けられる形になっています。
新機種には座を譲りながらも常にその下に居座り、フィーバーが過ぎたところでまた上位に返り咲いていたα7IV。今回上にはハイクラスのα7RVもいます。
果たして以降の巻き返しはあるのか。中古の販売台数も伸びてきているようなので予測がつきません。

かつて店頭でα6400と比較される方の多かったVLOGCAM ZV-E10ですが、α6400が販売再開したにもかかわらずランキングから姿を消してしまっているのに対し、こちらは地道に人気をキープしています。
店頭では購入を既に決めた上でご来店される方が多いとのことです。

7位に『Nikon Z5』、2021年9月に9位に入って以来のランクインです。
実に久々の登場は、11月2日より開始されたメーカーのキャッシュバックキャンペーンが大きく起因しているようです。実は前回のランクインもキャッシュバック期間中でした。
さらに今回キャンペーンと時を同じくして販売価格が下がったことも後押しとなりました。
そのせいもあってか、現在は「お取り寄せ」に。キャンペーン自体は来年1月10日までのご購入が対象となります。ご検討中の方は早めのご注文をお勧めします。

SONY FX30と同数の8位には、『FUJIFILM X-S10』が入りました。
X-H2やX-T5など上位クラスに新機種登場が相次いだFUJIFILMにあって、中級クラスを支える1台として依然根強い支持を集めています。
ただX-H2のケースと同様、問い合わせの多いボディ単体やXF18-55mmとのレンズキットは相変わらず品薄の状況が続いています。
早くユーザーの希望に沿う形になればよいのですが…

最終10位にやっとCanonが登場、『EOS R7』です。
前回までランキングを独占していたCanon勢が嘘のような落ち込みよう… やはり11月4日からの価格改定による値上げが大きく響いてしまった模様です。
今回辛うじて唯一のランクインとなったEOS R7ですが、「お取り寄せ」状態が続いていました。
小型軽量で操作性の良いところが人気の理由のようです。店頭では野鳥や飛行機の撮影・スポーツ撮影など、望遠に強いAPS-C機の利点を活かしたいユーザーからの問い合わせも多いとのこと。
この後、話題機の登場が控えているCanonですが、それに伴う巻き返しがはかれるか注目です。

今回、2022年終盤カメラファンの大きな注目を集める新型機が2機種同日に発売されるという異例の事態となりました。
発売当日のマップカメラ店頭や前日の発送業務がどれほどのお祭り騒ぎとなったことか、皆様には想像もつかないことでしょう。 …ですが、私たちスタッフは痛感しました、お祭り大好きです。
いよいよ次回は2022年最後のランキング。まだまだ大きなお祭りの予感が!
寒さを吹き飛ばすような熱い盛り上がりに期待しましょう‼
 

中古デジカメ11月ランキング
1位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7RIV ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
4位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY VLOGCAM ZV-1 デジタルムービーカメラ
9位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
10位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ


Canon EOS R61位は『Canon EOS R6』。前回9位からジャンプアップです。
新製品の予約が始まり、早目のお買い替えにより中古商品数が潤沢になりました。さらに新品の価格改定により価格差も開き人気に火がついた模様。

Canonは新品ランキングでの落ち込みをこれで挽回と言いたいところですが、後が続きません。
前回2位に入ったEOS R5は、今回14位に沈んでしまいました。こちらも新品との価格差が開き中古に人気が集中、ところがEOS R6と異なり商品数に限りがあったため品薄になってしまいました。
現在も中古の問い合わせが連日のようにあり、ネットに掲載されるとすぐに販売に至る状況です。

2位の『α7IV』を筆頭にSONY勢が中古ランキングを占拠します。
3位『α7RIV』、同数4位に『α7III』、6位『α7C』、8位に『VLOGCAM ZV-1』、そして10位『α7RIII』、全部で6機種がランクインしました。
α7RVの登場による買い替えなどで、どの機種も中古商品数が充実しました。α7IVやα7RIVの上位進出は、特にその影響が強いと思われます。

新品部門では少し勢いを落としている感のあるα7IV。新品・中古の価格差はまだあまりない状況ですが、それでも中古が人気を集めています。
回転も速く、店頭よりネットでの販売が多いようです。

α7RIVは、前回14位からの大躍進。在庫数が増え、「美品」クラスでも22万円前後と価格が下がりご購入が増えました。
α7RVまでの超高機能を必要としない方にとってはまさに買い時。店頭では他機種と比較される方は少なく、ほとんどが指名買いされていかれるとのこと。

同数4位の『α7III』は中古価格帯が少し上がっています。新品との価格差がメーカーのキャッシュバックキャンペーンと弊社の交換値引きを併せるとほとんどなくなってしまうこともあり、以前より勢いは落ちているように感じます。

前回1位から6位まで順位を落とした『α7C』ですが、α7IIIとの差はごく僅か。店頭ではα7IIIより問い合わせが多いとのことです。
こちらは逆に中古価格が下がり、より小型軽量な点も評価され、女性や軽いレンズとの組み合わせでカメラを探されている方に選ばれています。

8位に入ったのは『VLOGCAM ZV-1』。後発のVLOGCAM ZV-E10がメーカーからの供給不足が続いていることもあり、中古商品数が多く価格もVLOGCAM ZV-E10と同程度まで下がった本機に注目が集まるようになりました。
動画撮影に特化したカメラの需要がますます高まるなか、中古在庫の豊富なVLOGCAM ZV-1が今後ランキングに定着する可能性もありそうです。

α7RIIIが前回15位から10位まで上がってきたのも、やはりα7RVの登場によるところでしょう。
まだまだ十分すぎる約4240万画素という高画素センサー搭載モデルが17万円前後という価格帯に。高画素機を手軽に使いたい方は選択肢に入れておきたい1台です。

α7RVと同様に新型機X-T5の登場による勢いを感じたいFUJIFILMでしたが、同数4位の『X-S10』と7位の『X-T4』という2機種にとどまりました。
X-S10は新品部門で紹介したように、人気の高いボディ単体のメーカー供給が安定していません。中古でもボディ単体の問い合わせが圧倒的に多く、新品とほとんど価格差がないにもかかわらず選ばれています。

X-T4は前回同数2位から順位を落としてしまいました。
新型X-T5が高画素・高機能でありながら、予想より価格を抑えて登場したことに起因しているのでしょうか。
在庫が豊富になったX-T4、今後の動向を見るうえでX-T5との価格差にも注目したいところです。

中古ランキング内最後のご紹介は、9位の『Canon EOS 5D Mark IV』。今回唯一の一眼レフ機です。
このランキングを毎回ご覧になってくださっている方ならご存知でしょうが、時代の主流が完全にミラーレス機に移行した現在でも、1~2機種の一眼レフ機が毎回ランキング10位以内に登場しています。
最近はどの機種という特定がありません。CanonであったりNikonであったりとメーカーもまちまち。
それでも必ず一眼レフ機がランキングに名を連ねるのは、カメラ愛好家のお客様が集うマップカメラならではのランキングとも言えます。
前出の2メーカーから今後新製品が出る可能性が極めて薄いなか、今のうちに状態の良い一眼レフ機を手元に残しておきたいというお客様からの問い合わせはいまだ多くあります。

これからも一眼レフ機の灯が消えることなくランキングに残り続けてくれれば… そんなことを思っていた矢先、なんと11月25日PENTAXからKFという新型一眼レフ機が登場。
残念ながら今回の新品ランキングに名を連ねることはできませんでしたが、新型機が出たということだけでも何か感慨深いものがあります。
今後はたしてどこまで順位を上げてくれるか、他の一眼レフ機の動向に何か影響を与えるようなことがあるか、注目したいところです。

さて、2022年のランキングも余すところ次回12月で終わりです。(勿論、その後もランキングは続きますが…)
2022年の締めくくりを飾るのは、はたしてどのカメラか?
12月発売の話題の新機種が圧倒的有利と思われますが、これまでに出た新型機の今後の勢力図を占ううえでも重要な月となります。
皆様が今年最後に手にしたカメラがどうランキングを盛り上げてくれるか、楽しみにお待ちください。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年12月12日 14時46分 ]

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【Leica】Noctilux M50mm F1.2 ASPH.を携えて

【Leica】Noctilux M50mm F1.2 ASPH.を携えて

よく知っている街をまるで初めて降り立ったかのような気持ちで写真が撮れるレンズだと思いました。
Noctilux M50 F1.2 ASPH.です。

「ライカの復刻レンズ」の3本目として、1966年から1975年にかけて発売されたNoctilux M50mm F1.2 をベースに製造されたレンズです。
オリジナルは世界で初めて非球面レンズを採用したレンズとして注目を集めたそうです。
開放時の撮影ではそのオリジナルレンズに寄せた写りを、絞れば現代レンズのシャープさが顔を出す、そんなレンズだと言います。

合わせたボディはLeica M10。M10-P、M10-Rに続くシリーズの原点になるカメラです。
M10シリーズの中では一番優しい色で、「わざとらしすぎない」素直な写りをするカメラだと感じ、私は一番日常で使いたいカメラだと思っています。



そんなカメラを持って降り立ったのは、よく買い物をしたりご飯を食べたりした街です。
駅前には公民館があり、いつもは何気なく見ている景色でしたがよく見ると、外のベンチが白色ですが赤血球のような形です。
建物も窓が楕円型であまり見ないタイプの建物です。


規則正しく並んだ鳩です。
ピント面は確かにシャープですが、どこからかだんだんと柔らかくぼけていきます。
じんわりとぼけていく様子などは確かにオールドレンズのようです。
もう少し望遠のレンズで鳩にフォーカスした方が良かったかもしれない、と思いましたが50mmで撮ると鳩のポツンと整列している様子が強調され、これも良いかもしれないと思いました。


写真を撮りながらのんびり進んでいると、目の前に飛び出し注意の標識が。
背景のボケはノクティルックスらしく、背景をはじめにはっきり書いて水などで伸ばしたようなボケ味です。



冬になるとよく目にする片手手袋の落とし物です。
Leicaの他のボディやレンズを使うと、もっと色が鮮やかにこってりと写される印象があります。
M10もNoctilux M50mm F1.2 ASPH.もどっしりとした存在感を残しながら色味は自然な色合いです。
下の写真の、真ん中に手袋を据えた一枚は周りがぐるぐる回っているようです。


高架下を利用して公園やカフェなどが連なっているところを最近よく目にするような気がします。
この駅も隣駅まで公園や病院、カフェになっていて平日の昼間にも関わらず多くの人で賑わっていました。
高架下らしく、駅を模した公園がありました。
木でできた汽車が素材のぬくもりも残しつつ目の前まで走ってきそうな立体的な描写ができるのはNoctiluxらしいなと思いました。


駅のホームのようなベンチにピントを合わせて一枚撮ったはずなのに、輪郭がふんわりしています。
逆光だったのでベンチの輪郭には少しフリンジが出ています。
夏よりも冬の方がフリンジも穏やかな光になるような気がするのは気のせいでしょうか。


コーヒー豆を挽く香りに誘われてふらふらとコーヒーショップへ。
世界各国のコーヒー豆が多く取り揃えられ、それぞれのコーヒーの味の特徴が分かりやすく紹介されていました。
Noctiluxは高嶺の花。
そんなイメージがありました。
今日一日Noctilux M50 F1.2 ASPH.と一緒に写真を撮るとそのイメージはなくなり、親しみやすいレンズになりました。
親しみやすさの中にどこか、このレンズでしか出せない不思議な魅力のあるレンズです。


通り慣れたいつもの道でさえ、ここではないどこかのような
知らない街に初めて降り立った時の心の静けさを表現してくれる魅力的なレンズだと思いました。
次回は、きっと海をこえてまだ見ぬ異国で、このレンズを持って写真を撮ってみたいです。




[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月11日 19時30分 ]

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【Leica】M11でお祭りを楽しむ

11月の酉の日、各地で酉の市が開催されました。
今年は運よくお休みの日と重なったので、久しぶりに酉の市を見に行ってきました。

東京の酉の市と言えば、浅草の鷲神社や新宿の花園神社が有名ですが、毎日新宿まで通勤している身としてはお休みの日まで新宿に行くのに少々抵抗があり、前者の鷲神社へ向かいました。
 

酉の市

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/180秒 / ISO:125 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

福を呼ぶ縁起物を売る市と言うこともあり多くの人で賑わっていましたが、熊手購入時に行われる3本締めはご時世柄、少々控え目で少し物足りなさも感じる光景でした。
 

熊手

絞り:F2 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:160 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

それでも縁起物の熊手は金色をふんだんに使ったゴージャスな物から招き猫のぬいぐるみをあしらった可愛らしい物まで種類豊富で、長時間眺めていても飽きません。
 

酉の市

絞り:F2 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:250 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

会場では撮影を楽しむ方の姿も多く見かけました。
仕事柄どうしても気になってしまうのが他の方が使っている機材。普段はキヤノンやソニーなど様々なメーカーのカメラを見かけるのですが、今回はライカを使っている方を多く見かけました。M型はもちろん、Qシリーズを使っていた方も。
かく言う自分もM11を使用しましたが、このような混雑した場所ではコンパクトでサッと撮れる機材はとても便利なのです。
 

酉の市

絞り:F2 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:800 / 使用機材:Leica M11 + APO-Summicron M75mm F2 ASPH.

 

射的

絞り:F4 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:250 / 使用機材:Leica M11 + APO-Summicron M75mm F2 ASPH.

鷲神社から浅草駅の方へ向かう沿道には多くの屋台が並んでしました。
近年、お祭り的なものが少なくなっていたので、縁日的な光景が懐かしく感じられます。
たこ焼きやりんご飴。射的に金魚すくいなど、実際やらなくても思わず足が止まってしまいます。
 

飴細工

絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + APO-Summicron M75mm F2 ASPH.

可愛い飴細工。買っても勿体無くて食べる事ができません。
話題のアニメ等に詳しくない筆者ですが、知ってるキャラクターがあると少し嬉しくなります。
 

弘前ねぷた

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

浅草寺付近まで戻ってくると、ねぷた祭りの山車が置かれていました。
近年、弘前のねぷた祭りを浅草でも行っているようで、その準備をしていたようです。
1度に複数のお祭りを体感したようで得した気分になりました。
 

風鈴とスカイツリー

絞り:F8 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica M11 + APO-Summicron M75mm F2 ASPH.

カラフルな風鈴が飾られている場所からはスカイツリーも良く見えました。
 

隅田川

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/350秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Summicron M35mm F2.0 ASPH.(フードはめ込み式)

私のお休みの日としては珍しく好天に恵まれました。また寒さが厳しくなるにつれ、青空がより綺麗になっていく季節です。
最後は見晴らしの良い場所で綺麗な青空にカメラを向けると期待通りのクリアな画が書き出されました。旧型のズミクロンですがとても良く写ります。
改めて性能の高さとその人気を感じた1日でした。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月11日 10時31分 ]

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【Canon】中古EOS Rシリーズは今が買い時!~EOS R6と憧れのカールツァイス 編~

2022年12月15日、キヤノンから「あたらしいオールラウンダー」なミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が発売されます。
この時期になると新製品を購入しようか、既存のRシリーズを選ぼうか、どうしよう…と悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。

特にEOS R6 Mark IIの登場後は、前モデルからお買い替えされる方もたくさんいらっしゃいます。
同じくオールラウンダーに位置づけられるモデルでEOS R6やEOS Rのお求めやすい中古が豊富な在庫からお選びいただけるようになりお得。
新製品が登場した今が中古の買い時です!

そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているRシリーズのカメラにスポットを当てて、購入を検討されている方や今現在使用されている方にもお楽しみいただけるよう、キヤノンフロアスタッフが実際に触れて良かったおすすめ機材をさまざまな組み合わせ、使い方でご紹介いたします。

さて、今回ご紹介するおすすめ機材はこちらです!


Canon EOS R6とCarl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZEです。

筆者は普段使いにEOS R6とRF24-105mm F4L IS USMという汎用性が高い定番の組み合わせを使用していますが、カーツァイスレンズの描写と金属鏡胴のマニュアルフォーカスレンズでじっくりとピントを合わせて撮影することに憧れを抱いておりました。
2022年12月現在、カールツァイスレンズにRFマウントはありませんが、EFマウントをマウントアダプター EF-EOS Rに装着することで使用することが可能です。


今回はカールツァイスレンズの数あるラインナップの中からPlanar T* 50mm F1.4 ZEを選びました。
1896年に天才的な数学者パウル・ルドルフが生み出した「プラナー」。
中でも代表格ともいえるPlanar T* 50mm F1.4 ZEは、カメラ好きなら誰しもが知る伝説的なレンズと言っても過言ではありません。


まずは絞り開放での撮影。あえて太陽の光を受けてフレア・ゴーストを発生させました。
最新設計のRFマウントは逆光耐性といったレンズ性能が優秀ゆえに、ふわっとした優しい雰囲気の画を撮りたい方にはPlanar T* 50mm F1.4 ZEやオールドレンズの使用がおすすめです。


朝顔の背景にあるフェンスがとろっと蕩けました。明るいレンズを開放で撮るとピントの山が掴みにくいところはありますが、よくボケるので撮っていてとても楽しいです。


このレンズの好きなところは光の表現力です。繊細で空気感を味わえる心地よい写りをします。


ふわっとした優しい写りも良いですが、絞るとしっかり解像感のある写真が撮れます。
収まりの良いコンパクトなサイズ感でお散歩カメラにも最適です。


カールツァイスレンズのOtusやMilvusといったシリーズでは数十万円する高価なものが多いです。
しかしその中でもClassicシリーズのPlanar T* 50mm F1.4 ZEは標準域の画角で明るいレンズでありながら低価格帯で手に入れられるところが魅力的です。
またEOS R6に装着して撮影するメリットとして、カメラ側に手ブレ補正が搭載されているので低速シャッターや動画撮影時の恩恵を受けられること。
そしてキヤノンの鮮やかさとカールツァイスレンズの高コントラストで美しい発色がきれいに調和していてとても相性が良いと感じられます。


今回は写りの比較として普段使いしているRF24-105mm F4L IS USMで撮影した写真を用意しました。
最新設計のレンズはやはり解像力が高く、被写体の細部がよく表現されています。

EOS R6は約2010万画素のセンサーを搭載しており、最新カメラのスペックに比べるとやや低画素に感じてしまうかもしれませんが、この画素数だからこそ1日中さまざまなシーンで活躍できるカメラです。
低ISO感度での良好な細部の描写、鮮やかな発色と自然な陰影表現はもちろんのこと、常用ISO感度で100~102400を実現するR6は夜景など暗所の撮影性能にも評判が高く低ノイズで高画質な写真を堪能できます。
またフラグシップと同等のセンサーを搭載し、高速連写、高速撮影も難なくこなす万能ボディとして安定した人気を誇るEOS R6ですが、ここ最近は中古が手に入れやすい価格帯になってきました。
まさに今が中古の買い時!
R6の購入を検討されている方はぜひ要チェックです。

キヤノンフロアスタッフが選ぶおすすめ機材、今後もさまざまな組み合わせでカメラやレンズをご紹介してまいります。
また次回もお楽しみに!

◆ 今回使用した機材はこちら ◆

◆ 今回使用した“EOS R6”は、便利なズームレンズがついたキット販売もございます ◆

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:22年12月10日 17時17分 ]

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【Kodak】昭和のカメラ小僧、令和で語る。

【Kodak】昭和のカメラ小僧、令和で語る。

昭和のカメラ小僧、令和で語る。
こんにちは、昭和のカメラ小僧です。
マップカメラの中では1番、変わったカメラを集めていると自負しています。

第2弾は「Kodak」。

「Kodak」、フィルムメーカーとして有名です。
当初はカメラも扱っていました。
そして、私が初めて使ったカメラも「Kodak」でした。

「Kodak INSTAMATIC CAMERA 50」。
子供の私にはとてつもない宝物でした。
50年位は経っているでしょうか。
現在でも素晴らしいデザインだと私は思います。

フィルムは「126フィルム」。
初めて聞くと言う方が多いと思います。
現在は販売してないフィルムです。
私の周りでもこのフィルムを知っている人は殆どいません。

カートリッジタイプのフィルムなので装填も簡単です。
子供の私でも楽々です。
フィルム等の話はまた次の機会にお話しします。

今回購入したのは「Kodak i60」。
形も名前も何だか似ています。
久しぶりに一目惚れしたカメラです。
「Kodak」がカメラを販売したのが何よりも嬉しいです。
懐かしさも有ったのでしょうね。

比較してもかなり似ています。
重さは「Kodak INSTAMATIC CAMERA 50」の方が少し重いです。

嬉しいのは「Kodak i60」にストロボが付いた事です。
「Kodak INSTAMATIC CAMERA 50」にはストロボは付いてませんので。
これで安心してストロボ撮影が出来ます。

フィルムは現在でも販売しているのでひとまず安心です。
「Kodak INSTAMATIC CAMERA 50」はもうフィルムが無く、撮影が出来ませんから。

まだ「Kodak i60」での撮影はしていませんがこれからが楽しみです。
あの頃の記憶と共に撮影の楽しさ、ドキドキ感が蘇りそうです。
「Kodak i60」で撮影した写真は次の機会で。

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. | 掲載日時:22年12月10日 13時13分 ]

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【PENTAX】KFの魅力を動画で紹介します

【PENTAX】KFの魅力を動画で紹介します

2022年11月25日発売『PENTAX KF』で実際に撮影した写真を交えながら、外観や使用感を紹介します。最後までお楽しみください!

 本編映像


 

  PENTAX KF

一眼レフカメラの本質的な価値にこだわり、高い基本性能を小型設計のボディに凝縮するとともに、防塵・防滴構造やマイナス10℃までの動作を保証する耐寒性能を備え、アウトドアの様々なシーンで天候に左右されることなく、撮影を快適におこなえるように開発されたモデル。スタンダードクラスでありながら視野率約100%でガラスペンタプリズムの光学ファインダー、シャッタースピード換算で4.5段分に相当するボディ内手ぶれ補正などを搭載。

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:20 「PENTAX KF」について
01:30 「PENTAX KF」外観撮影
05:03 実写レポート
10:33 総評
12:01 エンディング

上位機並みの機能・性能を備え、デジタル一眼レフ初心者の方でも本格的な一眼レフ撮影や、撮影のプロセスまで手軽に愉しめる一台。おススメです。

動画内で紹介した商品

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年12月10日 12時00分 ]

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【SIGMA】fpとゆく錦秋の山

11月の後半、紅葉を見に奥多摩に行ってきました。

今回選んだ相棒は「SIGMA fp」

これまで興味はあったものの実際に使う機会はなく、今回初めて使うことができました。

レンズは「35mm F2 DG DN Contemporary」です。

 

奥多摩で紅葉スポットは数多くありますが、今回は毎回必ず訪れる「鳩ノ巣渓谷」を撮影しました。

 

国道から脇道に入り古民家風カフェの横にある階段を降りていくと、鬱蒼とした雰囲気に変わります。

落差のある立派な滝があったので一枚。

 

 

撮影した画像を見て、水や岩の質感描写に驚きました。

普段APS-Cサイズのカメラを使っているため、よりそう思ったのかもしれませんが、写真に立体感が感じられます。

 

 

 

少し色づきがまだだった所もありますが、やはり山の紅葉は都心で見るよりも味わい深いです。

 

 

 

絞り開放での一枚。とても滑らかなボケです。

さらに進んでいくと吊り橋のある渓谷にたどり着きます。

 

 

 

唯一無二のスクエアなボディ、現行のフルサイズでは最軽量である点、動画撮影用としても対応できる高い拡張性など思っていた以上に良いカメラでした。

フルサイズの描写力は魅力だけど、持ち歩きやすいカメラが欲しいという方にオススメの一台かと思います。

山の空気と、SIGMA fpを存分に堪能した一日でした。

 

[ Category:SIGMA | 掲載日時:22年12月10日 12時00分 ]

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【Voigtlander】×E-mount ”NOKTON 40mm F1.2 Aspherical”

世界最古の光学メーカーVoigtlanderと、デジタル一眼カメラの最先端を走り続けるSONY。このブログでは、ソニー Eマウント用フォクトレンダーレンズをひとつずつご紹介していきます。

今回はVoigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical とともに平日の上野へ。

開放F1.5以上のレンズに付けられるNOKTONの名称、「もう少し狭く」「もう少し広く」を叶える40mmという焦点距離を持ったマニュアルフォーカスレンズです。

このレンズを使うのはこの日が初めてでしたが、石段の質感をしっかりと拾いながらも全体的にやわらかな印象を持つ描写にさっそく胸が高鳴ります。

上野公園中央に建つ小松宮彰仁親王像。と言っても小松宮彰仁親王のお顔は見えない構図になってしまいました。

開放F1.2での撮影だと、柔らかくぼんやりとした線で像を描写します。雲一つない青空に周辺減光もまた、味のある写りです。

空を見上げるも良し、手元を取るも良し、屈んで足元を見てみるも良し。

まさにスナップ撮影に持って来いのこの1本は、紅葉の景色ひとつをとっても40mmという焦点距離の汎用性の高さを感じられます。

3つの写真は全てF2での撮影、少し絞ると途端にキリっと表情を変えます。

光芒の周りをぐるりと円を描くように散る複数のゴースト。オールドレンズライクな写りが好まれる本レンズらしい1枚です。

夕方頃、こんな時期に、と目を疑いましたが”フユザクラ”という総称で実際に10月から1月にかけて咲く桜があるそうです。寒い季節に咲く桜は春に見るのものとまた違った印象を受けます。

薄いピント面に全体的にしっとりとなめらかなボケが、冬特有の空気を表してくれているようです。

喫茶店で一息。

緑とブルーのクリームソーダに赤のさくらんぼで、目が楽しい。

片手に収まるサイズ感のコンパクトな本レンズは最長59.3mm重量420g、最短撮影距離35cmと短いためテーブル上での撮影もこなします。

中央からずれるとすぐに歪むレモン型の玉ボケ。

F1.2という明るさはノイズの出やすいα7Rシリーズのような高画素機での夜の撮影も苦ではありません。この1本で1日中どんなシチュエーションにも寄り添ってくれます。

 

いかがだったでしょうか。

NOKTON 40mm F1.2 Asphericalにはデクリック機能を排除しスチル撮影に特化した、SEモデルもございます。

ソニーEマウント用レンズとしてはまだ種類豊富と言えない40mmという数字、まさに今”熱い”焦点距離です。

その場の空気を雰囲気たっぷりに捉えてくれるような魅了を持つ本レンズ、スナップ撮影のお供にぜひお試しください。

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年12月09日 17時25分 ]

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【SONY】a7Ⅲと冬の朝

撮影に出かけようといつもより少し早起きをする休日。
前日の夜はバッテリーの充電だけ済ませて就寝してしまったので
まぶたをこすりつつ機材の準備に取り掛かります。

今回はまだまだ現役なSONY α7IIIと共に、冬の朝を感じつつ4K動画を撮影いたしました。
今回は三脚を使用してじっくり緩やかな時間を感じつつ撮影に挑みました。冬場の冷たい空気をひしひし感じながらセッティングをしていく時間が辛いようで、楽しいような。

寒くても、週末でも、早起きをして静かな空間の中でそれぞれの時間を過ごされている光景が印象的でした。私もその中の一人にカウントされることでしょう。

近くまで寄って来てもお互い干渉することなく、そこにはゆったりとした時間が流れます。

キラキラした水面に浮かび、鳥たちもそれぞれの時間を過ごしていました。
動画を撮る時は専ら50mm前後の単焦点レンズか広角ズームレンズを使用していますが、たまには望遠ズームレンズを使用するのも違った景色が見えて楽しいです。

静かに水面を見つめ近づいて行きます。何か餌となる生物がいるのでしょうか。

緩やかな雲の流れの中で、青空がわずかに見えました。

広角レンズを使ってダイナミックに。
ガラリと画角の変わる映像を交えるだけでメリハリがつくと感じています。
なるべく単調な映像にならないように心がけたいものです。

ある程度望遠であれば、絞りを開放にしなくても前後のボケを楽しめ、画角を狭めることで被写体の整理がしやすいです。意外と使い勝手が良く、動画撮影に今後も取り入れてみたくなりました。

曇り空の下でも鮮やかな自然。
悴む手を吐息で暖めながら冬の煌めきを垣間見たように感じます。

また晴れてる日に訪れたいなと思います。

それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。

▼今回使用した機材はこちら▼


▼関連する機材はこちら▼

[ Category:Canon SIGMA SONY | 掲載日時:22年12月09日 11時11分 ]

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【SONY】母艦機日記 MS-Optics Sonnetar 50mm F1.3

【SONY】母艦機日記 MS-Optics Sonnetar 50mm F1.3

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したのはMS-OpticsのSonnetar 50mm F1.3です。

MS-Opticsというメーカーを初めて聞く方も多いのではないでしょうか。

かつては宮﨑光学と呼ばれ、宮崎貞安氏がライカ系のレンズの改造を主として行っていました。

ゾナータイプを得意とし、非常に赴き深く味わいのあるレンズを生産しています。

 

過去にMS-Mode 50mm F1.3を開発し、Sonnetar 50mm F1.1として大径化させました。

そして今回、Sonnetar 50mm F1.3として絞り羽根の追加や軽量化を行い再度同スペックのレンズとして製品化したようです。

今回はそんなMS-Optics Sonnetar 50mm F1.3とお届けします。

 

まずは開放で一枚。

中央部の解像力と、周辺に行くにつれ強い滲みを伴ったボケ感が独特です。

ほぼ同一線上にあるものでも、球面収差で周辺部は像が崩れそうになっています。

 

1段絞って滲みとバランスをとります。

F2~4ではシャープさが向上、F4~5.6で最高レベルに達する、と説明にありますがまさにその通りです。

F2~4の間では滲みと収差の量を調整し、F4~5.6では解像力をめきめきと上げていく印象があります。

 

コーティングが良いのか色の出方が良く、筆者の好みです。

周辺減光は開放時から少ない反面、絞っていっても改善はしない印象です。

 

F8まで絞って遠景を。

非常にキッパリとした描写です。

 

開放とF2まで絞った時の比較です。

ゾナー型らしく背景のボケが少し騒がしいです。

色味の違いはAWBによるものです。

 

F値が小さい明るいレンズを使うたびに「ピントは面だ」ということを自分自身に言い聞かせます。

明るい単焦点を使うとピントを合わせたい物にしか注視せず、ただ周りがボケただけの写真ができることがあまりにも多かったからです。

ピントを面で捉えることで、自分の立ち位置は本当にここでいいのか、ここにもピントを合わせられるのではないか、そう自問自答します。

 

この一枚は窓ガラスとタイルにピントをあわせ、本来ピントを合わせたかった灯りから敢えてピントを少し外すことで滲みだけでなくぼやけ感を出しています。

こういった楽しみ方ができるのも、収差が出やすい本レンズの魅力のひとつです。

 

今回はライカレンズの改造者としてスタートし、ゾナー型に対する熱意から自らレンズを開発してしまった宮崎氏のブランド MS-Optics Sonnetar 50mm F1.3をご紹介しました。

レンズの製作は全て手作り、レンズ一本一本に特徴などを手作業で記した通称”カルテ”が付属。

こだわりの深さが非常に好印象なメーカーのしっとりとした味わい深い一本です。

見かけた際は是非お手に取ってみてください。

 

↓宮崎氏製作レンズカタログ「宮崎レンズの世界 Part2」もオススメです↓

 

 

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年12月08日 14時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 鎌倉

今年も残すところ4週間弱となり、そろそろこの一年を振り返ることも多くなってきました。

筆者のカメラライフで一番の出来事は、やはり新たなカメラを手に入れたことでしょうか。「E-M1 Mark II」を5年間使い続けたのち、今年の春先に登場した『OM-1』を発売と同時に購入しました。ブランドが「OLYMPUS」から「OM SYSTEM」へ変更された際の最初のフラッグシップ機であり、幼少のころ父親から譲り受けた最初のカメラ、フイルム一眼レフ「OM-1」からしても記念すべき機種となりました。
                                                                         
今回は紅葉シーズンよりも少し前に撮影した鎌倉の写真をご紹介。もともと人気のある場所でもありますが、某大河ドラマの影響でさらに人出が多くなったのか、平日の昼時でも多くの観光客でにぎわっています。

「鶴岡八幡宮」の赤社殿は、空の青と木々の緑に映えて美しいコントラストを表現してくれます。

こちらは、かつて鶴岡八幡宮のシンボルであった樹齢1000年に近いと言われていた大銀杏の残された幹(左)と、残った根から生えた若芽から成長したしめ縄に囲われた若木(右)。鎌倉幕府の滅亡などの歴史を見続けてきた大樹が、あらたな息吹を得て新しい歴史を見ながら成長していくさまはロマンがあります。
     
                                                                       
こちらは、「鶴岡八幡宮」から歩いて20分ほどにある「円覚寺」。「鶴岡八幡宮」ほどの華やかさではないですが、歴史を感じる落ち着いたたたずまいの禅宗寺院です。創建から740年、木や石が織りなす味わいと深みは、経年と言うアクセントを得て歴史を感じさせます。

かつては住職が居住する建物ということで方丈とされている場所は、現在では法要や講演会などに利用されています。そこには百観音霊場があり、一つ一つ姿かたちの違う観音石像が並び来訪者をむかえてくれます。

仏殿に祀られている宝冠釈迦如来坐像。冠を被っていらっしゃるので豪奢に見えます。

再建や修復を繰り返しながら、現代に残る日本ならではの寺社や仏像は千年を優に超えているものも多々あります。今回まわった鎌倉市内だけでも150もの神社仏閣があります。何回か訪れていますが、まだ十分の一も巡っていないことになります。季節などを含めると撮りどころは一市内だけなのにまさに無数です。神社や公園といった自然と人の手が融合され、歴史や人々の集いを撮り歩くのを趣味としてきましたが、この先も被写体は尽きる事がなさそうです。
そして、『OM-1』は従来機からイメージセンサーが「裏面照射積層型」に、画像処理エンジンは約3倍の画像処理能力となり、手持ちで高画質撮影をより楽しむことができます。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年12月08日 11時02分 ]

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【SONY】α7RVの8K動画で長瀞を撮る

2022年11月25日に発売された新機種『SONY α7RV』。最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を採用して大きく向上した動画性能で「8K動画」を撮影してきました。8Kならではの繊細な表現力をぜひお愉しみいただければと思います。

冒頭のカットではわざと少しだけ環境音を混ぜてみました。カメラ内の音声収録です。

綿あめみたいに千切れた雲がいくつも空を泳いでいました。撮影時はS-Cinetoneを用いて、簡単なグレーディングを行いました。S-Cinetone(ソニー独自のピクチャープロファイル)に関しては撮って出しで十分綺麗な画が出てくるのですが、癖が少なくLOG撮影に抵抗のある方はこのピクチャープロファイルを基準に好みのルックに調整してみるのもおすすめです。

長瀞の岩畳、足場の悪さにヒヤヒヤしながら三脚を抱えて移動しました。

この川を下っていけばいずれは海にいけると考えたらスケールの大きさに感動します。まだ船頭さんもいない時間帯、待機中の舟を撮っておきました。

実はこのクリップだけ動画編集ソフトのワープスタビライザーを使い風の影響で起きた微ぶれを修正しています。

せっかく長瀞まで行くのだから早起きしよう!と気合を入れてみたものの、早朝は思ったように光が当たらず、結局人で賑やかになる時間帯からだんだんと良いシチュエーションになってきました。紅葉の時期の長瀞岩畳は慌てなくても大丈夫、参考にしてください。少し時間軸が混ざりますが、このあとKasyapaのレビューへと続きます。長瀞~宝登山の大自然を体験してきましたのでそちらもぜひご覧ください。

▼ 本編の8K 実写レビューはこちら

『SONY α7RV』8K実写レビュー

 

▼ スチル撮影のレビューも公開中です

821: 明晰なるもの『SONY α7RV』

 

[ Category:SONY | 掲載日時:22年12月07日 18時45分 ]

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【FUJIFILM】X-T4×フィルムシミュレーションvol.4~ACROS編~

X-T5が発売となった今、再度注目したいのがやはり「X-T4」。
アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層を満足させてくれるのが「X-T4」です。
そんな「X-T4」を使って本連載ブログではFUJIFILM担当スタッフが「X-T4」とFUJIFILMの代名詞でもある「フィルムシミュレーション」を組み合わせて撮影した写真や動画をご紹介させていただきます。

今回ご紹介させていただくフィルムシミュレーションは「ACROS」です。

FUJIFILMの公式にて「ACROS」は下記のように説明されています。

“世界最高の粒状性 “と称賛されたモノクロフィルム「ACROS」がベース。
豊かなシャドウディテール、高精細なシャープネスに加え、高感度では粒状性が増し、モノクロフィルムのような質感が得られます。

------------------------

今回はFUJIFILM X-T4とフジノンXF35mmF1.4 Rを使用して撮影をしてきました。

神レンズとも言われるこのレンズとX-T4のACROSを使うとどのような写真が撮れるのでしょうか。

撮影をしてきた写真をご覧いただきたいと思います。

今回はスナップ撮影をしてきました。

パッとシャッターをきれるようにレンズの絞りはF16あたりに、シャッタースピードとISOはオートで撮影をしています。

一枚目は信号待ちをしていた時にACROSスタンダードで撮影をしたものになります。

横断歩道の白とタクシーの黒のコントラストがACROSで写すのにはピッタリでした。

日陰で暗かったため、シャッタースピードが遅めになり流し撮りでスピード感を出すこともできました。
しかし、かなりタクシーがブレてしまいました。

それはそれでよい雰囲気になったと思いますが、まだまだ練習が必要です。

二枚目は道端に佇む植物が壁に影を落としているところを撮影しました。

こちらもACROSスタンダードで撮影しています。

フィルムシミュレーションをACROSに設定していると、影などのコントラストが強いところに勝手に目が行ってしまうような気がします。

もう一つ撮影をしている中で感じたのは、撮影時にISOをオートにしていると感度が高くなり時々ノイズが乗るのですが、質感がフィルム寄りの雰囲気になることです。

ACROSは超微粒子のフィルムなので場合によっては若干異なる雰囲気なってしまいますが、それはそれで写真の楽しみ方としてはアリだと感じました。

また、ACROSにはスタンダードの他ACROS+Yeフィルター、ACROS+Rフィルター、ACROS+Gフィルターの3つタイプがあります。

イエローはコントラストがやや強調され、青空が少し濃くなります。

レッドはコントラストが強調され、青空が濃くなります。

グリーンは唇、肌の調子がよくなり、ポートレートに適しています。

大きな差があるわけではありませんが、コントラストの強さや空の色などに違いが出ます。

それぞれの色で同じような写真を複数撮影してきましたのでご覧ください。

こちらは道端のカーブミラーを撮影したものをシミュレーションごとに並べたものになります。

ミラーの縁に注目してみると少しですが違いがわかるかと思います。

アクロスグリーン
アクロスイエロー
アクロスレッド
いかがでしょうか。

一枚ごとに見ると違いがわかりにくいですが、比べてみるとコントラストの強さや空の色味に違いがあるのが分かります。
一枚目のグリーンから三枚目のレッドにかけてコントラストと空の青さが強くなっているのがよく分かります。


アクロスレッド
空を入れて撮影するときにACROSレッドを使うと空が引き締まった色味になりました。

かなり空の色が濃く出ますので天気との相談が必要です。

アクロスレッド
こちらもACROSレッドで撮影した写真です。地面から突き出している排気口を撮影してみました。

光を背負った姿が非常に魅力的です。

このような人工物とACROSの相性は抜群だと思います。

特に錆が出ているような構造物はカラーで撮影するよりもACROSのようなモノトーンで撮影すると渋みがあって味わいを演出できます。

スナップ撮影をしていると歩いているだけでも様々な被写体が至る所に散らばっていることに気づかされます。

今までどれほどのシャッターチャンスを逃していたのか。
もっと早くスナップ撮影の魅力に気づいていたらと少し後悔しました。

レンズを絞ってマニュアルフォーカスにしておけばピントを合わせることなくシャッターをたくさん切れるのでお勧めです。

では、その他の撮影してきた写真もご覧ください。

いかがでしたでしょうか。

X-T4は今も中古品として手に入れることも出来ますのでまだまだ注目していきたいカメラです。

スナップ用としても手にしていただきたいX-T4の紹介でした。

------------------------
「ACROS」

超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠した新しいフィルムシミュレーションです。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴です。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。

・ASTIA
・CLASSIC CHROME
・PRO Neg.(Hi/Std)
・モノクロ(+Ye/R/G)
・SEPIA
※ブログ掲載順は順不同でございます。

以下投稿済みのフィルムシミュレーションもご覧いただければ幸いです。

Velvia編

ETERNA シネマ / ETERNA ブリーチバイパス編

クラシックネガ編

本連載ブログにて各フィルムシミュレーションの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年12月07日 18時30分 ]

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【SONY】α7IVで撮影した「イルミネーション写真」をご紹介!

【SONY】α7IVで撮影した「イルミネーション写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、SONYのα7IVで撮影された「イルミネーション写真」を一挙ご紹介いたします。
街の中が美しいイルミネーションで飾られると、クリスマス前だなという気分が一層高まります。
それではみなさまのご投稿をご覧ください。

【作品名】エモいひととき <投稿作品を見る
【投稿者】えもどら 様
【使用機材】SONY ILCE-7M4/SIGMA 85mm f1.4 DG DN Art

【作品名】玉ボケ <投稿作品を見る
【投稿者】naoki 様
【投稿者コメント】あしかがフラワーパーク
【使用機材】SONY ILCE-7M4/TAMRON 28-200/2.8-5.6 DiIII RXD

【作品名】黒川温泉 湯の光 <投稿作品を見る
【投稿者】yutakameron 様
【使用機材】SONY ILCE-7M4

【作品名】無題 <投稿作品を見る
【投稿者】M.Ito 2021 様
【使用機材】SONY ILCE-7M4

【作品名】光の中のKing <投稿作品を見る
【投稿者】TOSHI13137 様
【投稿者コメント】丸の内イルミネーションに現れた巨大なチェス
【使用機材】SONY ILCE-7M4/SIGMA 35mm F2.0 DG DN Contemporary

【作品名】そろそろ出番 <投稿作品を見る
【投稿者】ami 様
【投稿者コメント】チビサンタのかっこでイルミネーションを楽しんだ思い出
【使用機材】SONY ILCE-7M4/SONY Planar T* FE 50/1.4 ZA



「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいたSONY α7IVで撮影した素敵な写真をご紹介しました!
ただいま、「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では、どなたでも参加できる豪華賞品のフォトコンテストを開催中です。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

[ Category:SONY | 掲載日時:22年12月06日 18時40分 ]

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【Canon】EF135mm F2Lとブラックミストで紅葉撮影

暖かな陽射しが嬉しい11月初旬頃の話です。
ぽっかりと時間が空いた、とある休日。
洗濯、掃除に猫の世話をし終えて時刻は昼下がり頃。
何も予定がない自由気ままな時間を満喫すべく、お気に入りのレンズ「Canon EF135mm F2L」を持って出かけました。


以前ならば予定がない日は真面目にぐうたらすることに全力を注いでいたものですが、環境が変われば何とやら。
四季折々の自然が近場になったことで、積極的に写真撮影を楽しむことができています。
この日は丁度見頃を迎えていた紅葉が眼前に広がっていました。


中望遠レンズには使い勝手が難しいイメージがつきまといます。
ですが写し出された写真を見返してみると、その写りは美麗。
見慣れた焦点距離域のレンズとは違った美しさを感じる事ができます。
被写体にもレンズにも魅せられるもの。
筆者の中で中望遠レンズにはそのようなイメージがあります。


「Kenko ブラックミスト No.05」をつけての一枚。
その効果もあり、何とも柔らかい雰囲気がレンズ越しにも感じられました。
渓谷の中は気紛れな陽射しが反射して、辺り一面が秋の色を帯びていくかのようです。


歩いていると山間に住宅が見えました。
大自然の中で生活するのは楽な事ばかりではないだろうな、とも思いますが確実に地に足のついた生活をされているはず。
勝手な想像ばかりではありますが、地域に根付いた暮らしというのはとても憧れがあります。
仕事も住居もフラフラと根無し草のように変えてきた筆者にとってその光景は、眩しいばかりでした。


この日はミラーレス機「EOS R5」と組み合わせて写真と動画を撮りました。
拙い動画ではありますが、機材の力に助けられ綺麗な紅葉をおさめることができたと思います。

フィルムカメラ機が全盛だった時代に作られた「EF135mm F2L」ですが、開発当初は動画での使用は想定していたのかとても気になるところ。
長い月日が経とうとも愛され続けるレンズ。
更にはそれを手中に収め使い続けることができる幸せ。
「EF135mm F2L」はこれからも大切に使っていきたいレンズです。

 
 

▼『RF135mm F1.8 L IS USM』好評発売中です▼




[ Category:Canon | 掲載日時:22年12月06日 10時23分 ]

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SONYコーナースタッフが語るα7RIVの魅力【イルミネーション編】

2022年11月25日に大注目の高画素モデルSONY α7RVが新発売されました。
今までα7R・α7RII・α7RIIIをお使いだった方はもちろん、その他の機種をお使いの方は、「α7RVに買い替えようか…それとも値段が下がってお得に買えるようになった前モデルα7RIVにするか…」とお悩みの方も多いと思います。
そんななかマップタイムズでは、マップカメラ2階SONYコーナーのスタッフで前モデルα7RIVの魅力を連載形式で投稿していきます。どうしても新製品に注目しがちですが、実は前モデルにもたくさんの良いところが詰まっているので、その魅力を再発見できること違いなし!
すでにα7RVを購入済みの方は、当時α7RIVを手にしたときの気持ちを振り返って読んでいただけると嬉しいです。

各スタッフが撮影する被写体を決め、みなさんにお届けしていきます。
今回は【イルミネーション編】でお送りします!

12月に入り、街はクリスマスムードに変わってきました。この時期になると毎年撮影したいと思うのがイルミネーション。丸ボケを生かした写真を撮影したくなります。

最新機種α7RⅤが発売され、前モデルを今更購入する理由はないのでは…と思われるかもしれませんが、イルミネーションをスチルで撮影する目的であれば、α7RⅣを使用しても問題なく楽しめるかと思います。

コストパフォーマンスがよいこともあり店頭ではα7RⅣの問い合わせが非常に多くなっており、再度注目を浴びている機種のひとつ。その魅力をお伝えいたします!

今回筆者がお供として使用したレンズはSONY FE 24mm F1.4 GM。高画素機を使用する際は、レンズも高画素機に対応できるほどのスペックがなくては性能をフルに発揮できない可能性があります。

G Masterレンズは有効画素数約6100万画素をしっかり写すことが出来る信頼性の高いレンズです。

カメラボディを予算ギリギリで買って、レンズはとりあえず安めのレンズで撮影しています!…というお声を時折頂きます。

高画素機・α7Rシリーズを使用するにあたり、解像力重視ではなく、コストパフォーマンス重視のレンズで撮影すると全く解像していない写真が撮れてしまい、これではα7シリーズと同じではないか…なんてこともあったりします。でもボディはコストが高くて手が出せない…。そんな皆様に強くオススメしたいのが、α7RⅣ。α7RⅤの性能まで求めない環境であれば、同じ有効画素数約6100万画素のα7RⅣを中古でお安く購入するというメリットがあります。

実はα7RⅣには「ILCE-7RM4A」「ILCE-7RM4」という2つの機種があり、何が違うの?と疑問に思うかと思いますが、マイナーチェンジモデルとなりますので、性能に違いはほとんどありません。画質などは何一つ変わらず、Aがついているモデルはモニターのドット数が向上しましたが、バッテリー性能がAでない到来モデルと比べ、液晶モニター使用時が10枚程度下がってしまっているという変更点のみとなります。

特段大きなこだわりがなければ「ILCE-7RM4」で良いと思いますが、新品で購入するには「ILCE-7RM4A」でないと購入ができません。筆者はモニターの解像力の違いを比べたことはありますが、顕著に差が分かるほどではないほどの変化でしたので、中古で安く手に入れたい方は「ILCE-7RM4」をおすすめします。

上記のような難しい光源下でも大きく迷うことなくAFピントを合わせることができました。ブログに掲載している写真はリサイズしている為実際のα7RⅣで撮影した解像力ではありませんが、それでも解像力が素晴らしい事がわかります。ちなみに上記の写真は開放F1.4で撮影した写真。開放とは思えない解像力です。さすがG Masterレンズ。

上記の写真も木の質感がよく伝わってくる写真です。後ろのイルミネーションの丸ボケが美しい1枚となりました。

※リサイズしていない写真一例をご確認頂きたい方は下記KASYAPAよりお楽しみくださいませ。拡大しても劣ることを知らない画質に感動します。※

534:『SONY α7R IV』

勿論イルミネーションはボケを活かした写真ばかりが醍醐味ではありません。

24mmという広角レンズであればイルミネーション全体を写した写真が楽しめます。

高画素機はノイズが乗りやすいイメージがあり、イルミネーションという環境でしたらα7SⅢが良いのでは?と思われがちですが、ご覧いただいている通り、α7RⅣでも充分と思えてしまう程ノイズ耐性はしっかりとしています。

上記の写真はISO4000で撮影した写真。メリーゴーラウンド、付近の建物、空付近…どれもノイズはほとんどありません。高画素機はノイズがのりやすい!という筆者の偏見はα7RⅣの世代から覆されているようです。

レンズの開放F値がF1.4ですので、暗い環境でもF値でカバーできることもできます。上記の写真はISO3200。バラ自体は光に当たっていなかった為薄暗い環境でしたが、画質を落とさず明るく撮影することができました。

近づいて写真を撮るまで造花だと分からず本物の花かと思っていた筆者。α7RⅣの解像力のおかげですぐに造花だと分かりました。ピント面含め、ノイズがほとんどありません。お見事です。

木々の至る所にイルミネーションが飾られており、広角レンズでどう切り取るか悩みました。広角でスナップ撮影は難しい、イルミネーションを撮影するのは中望遠を使用すべきでは?と思われがちですが、筆者はイルミネーションだけでなく周りの風景・雰囲気を写せるので好みです。

単焦点レンズだからこそ、パースを効かした写真や、被写体をアップにした構図などを工夫する楽しさがあります。そしてFE24mmF1.4 GMのおかげで開放で撮影してもピントの解像力が素晴らしい。高画素機とG Masterの組み合わせはやはり最強です。

高画素機で写真も動画も楽しみたい!となると、α7RⅤをおすすめします。また被写体を認識するのが難しい環境での撮影があるようでしたらα7RⅣでの追従では間に合わない事も。

今回のように被写体とじっくり向き合う時間が取れ、急ぎの場面ではないこと、写真がメインで動画は撮影されない方はα7RⅣで充分かと思います。α7RⅤには予算の関係で手が届かない、α7RⅤを購入してしまったらレンズを買う予算が無くなってしまう…。そんなお客様はα7RⅣで有効画素数約6100万画素の世界をぜひお楽しみくださいませ。最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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[ Category:SONY | 掲載日時:22年12月05日 17時29分 ]

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【OLYMPUS】Tough TG-6とちょっとそこまで

【OLYMPUS】Tough TG-6とちょっとそこまで

とある休日、神奈川県の箱根の方へ原付でツーリングに行ってきました。

旅の初めは小田原漁港からスタートです。
この日のお供は防水・防塵、耐衝撃を備えたOLYMPUS Tough TG-6をポケットに忍ばせて出発ました。

海沿いに進み湯河原方面を目指します。途中のパーキングで車両を止めて海を眺めると、曇り空の合間に差す光が海をキラキラと輝かせていました。

湯河原まで到着すると山間部に向かって進んで行きます。「オレンジライン」の愛称が付けられた道の両側にはミカン畑が広がります。

くねくねとした山道を進み大観山を過ぎると富士見峠に到着しました。天気がいいと芦ノ湖や富士山を一望できるスポットですが、この日は残念ながら曇り空。
そして出発をする頃にが雨が降り始めたため、本日の最終目的地、大涌谷に一気に向かいました。

大涌谷に到着する頃には、ぽつぽつと降り始めていた雨も、本格的に降り始めています。
防水性能のあるTough TG-6はこのような状況でも安心して使うことが出来ます。

お昼ご飯を食べて外に出ると雨が雪に変わっていました。

雪がうっすらと積り、いよいよ本格的な冬の訪れを感じます。

この日は、晴れ・曇り・雨・雪と様々な天候の一日でした。
そのような状況でも、Tough TG-6は安心して撮影することが出来ました。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、冬の訪れを写真に残してみませんか。


[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年12月05日 17時00分 ]

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【Leica】M10/M10-Pで撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

【Leica】M10/M10-Pで撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ライカ『M10/M10-P』 で撮影した「秋の紅葉写真」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】希望 <投稿作品を見る

【投稿者】art6d 様

【投稿者様コメント】世の中がコロナで悲しみに包まれていますが
美しい季節は変わることなくきて
その一瞬を切り撮って残していくことが
未来への希望につながると思い撮影しました。

 

【作品名】もみじ <投稿作品を見る

【投稿者】裏稼業 様

【投稿者様コメント】使用機材:Leica M10 + APO-Summicron 75mm/f2.0 ASPH.

立川
昭和記念公園

 

【作品名】紅葉と鳥居<投稿作品を見る

【投稿者】まさ 様

 

【作品名】優雅に泳ぐ白鳥と紅葉<投稿作品を見る

【投稿者】にゃち 様

 

【作品名】光あふれる紅葉路<投稿作品を見る

【投稿者】Masahiko Kita 様

【投稿者様コメント】京都、南禅寺の朝。とても眩しい瞬間でした。タンバールでふんわり撮影できました。

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいたライカ『M10/M10-P』 で撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介しました!今年も紅葉フォトコンテストを開催中!過去に撮った写真でもOKですのでぜひご参加ください!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

秋の紅葉作品を大募集!過去に撮影した紅葉写真でももちろんOKです!

 

[ Category:Leica | 掲載日時:22年12月05日 13時15分 ]

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【Voigtlander】NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

Nikonのカメラが好きです。
レンズの中ではVoigtlanderが好きです。
Zマウント用のVoigtlanderをNikonのボディに付けたら、それはもう大好きな組み合わせになるに違いありません。
そんな思いで、Z6ⅡにNOKTON 40mm F1.2をつけて写真を撮りに出かけました。



まずは公園へ。
少し歩いていくと大きな池に出ました。
穏やかな池を見ながらお弁当を食べる人の姿もあり、のんびりとした時間が流れていました。


しばらく池のまわりを散歩していると滝が。
「白糸の滝」という名前の滝で、その名の通り細い水が静かに流れていました。


天気は曇天で、寒い日でした。
太陽がでてほしいと仰ぎ見ると、頭上にはもみじの葉。
先程までは少し暗い写真ばかりになってしまいましたが、思い切って+に露出補正をしました。
すっきりとした透明感のある一枚です。
背景もしっかりボケて、さすがはNOKTON。



このレンズの最短撮影距離は0.3mです。
寄って撮影してみました。上の写真は、F1.2で撮りました。松の葉をクローズアップして一枚。
ピントの合った葉の周りがぽやぽやした幻想的な写真になりました。
色味もふんわりしています。

下の写真は、公園のベンチにおいてあった巾着に近づいて撮った一枚です。
さきほどの写真が思いのほかソフトな写りになったので、F4まで絞りました。
すると、シャープな一枚になりました。
シャープで柔らかい。Voigtlanderの好きな理由の一つです。


公園を出て、古書店が多く立ち並ぶ街へ。
たくさんの本に囲まれてわくわく歩いていると、ガードレールも本のマークがついていることに気が付きました。
Nikonははっきりとした色合いが特徴ですが、NOKTONではあっさりとした写りになることもあるようです。


書店によって、得意なジャンルが様々です。
工学書が多くある書店もあれば、アートの本が多いお店、人文書が豊富なお店。
軒先を一つ一つ冷やかしながら歩くのも楽しいです。
気がつくと、アジアに関する本が豊富で学生の頃にたまに立ち寄った書店が。
店先の自転車がレトロに見えて面白く写真を撮りました。



書店も多いですが、ご飯屋さんも多いように思いました。
光にピントを合わせて開放で撮影しましたが、フレアやゴーストなどは出ていません。
近くのお店では、ショーウィンドウで人形が食事をしているかのように展示されていました。
ビールにパスタにハンバーグ。かなり豪華で羨ましいです。



本を読みながら珈琲を飲むのも幸せです。
好きでよく飲みますが、器や挽き方にあまりこだわりはありません。
ショーケースに並んだアンティーク調のカップやミルを見ていると、こだわりを持って淹れてみるのも良いなと思いました。


たくさんのワイングラスをこの角度でまじまじと見ることはなく、面白くて写真に撮りました。
NOKTONはふんわりとした写りとはっきりとしたピントが両立するレンズだと思いました。
一本あれば広い使い方のできる頼もしいレンズです。




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:22年12月04日 15時00分 ]

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