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【RICOH】『私たちの28mm』~GRIII編~

【RICOH】『私たちの28mm』~GRIII編~

2022年夏。
MapCameraは28周年を迎えます。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。現在、28周年企画としてマップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズの魅力を皆様に紹介しておりますが、「28」と聞いて真っ先に思い浮かんだ「ニハチ」はRICOHの「GR」シリーズです。
そこで本ブログではRICOH担当フロアスタッフが「GR」の魅力を全7回にわたってお伝えさせていただきます。
それではご覧ください!

「GRを手に、日々を撮る。煌めきの瞬間を探し求めない イメージだけを追い求めない 平凡は平凡のままに心の動きに正直に 目の前のいまを切り撮る。」
メーカーコンセプトである究極のスナップシューターを目指して主要デバイスを一新したハイエンドコンパクトデジタルカメラRICOH GR III
今回の記事では、とある蚤の市のスナップ写真と共に魅力をご紹介いたします。

上記写真の個体は『オリジナル BLUEリングキャップ』付き
初回出荷6,000台限定(日本国内限定数)の同梱品になります。
ボディ装着のリングキャップGN-1(BK)と付け替えることで、自分好みにカスタマイズする事ができます。

限定品が手に入れられるのは中古ならではでないでしょうか。
既存のブラックと、別売りのダークグレー・ブロンズの2色のご用意も併せて通常販売もしております。

高級コンパクトデジカメに位置するGRIII
2019年に発売してから現在も高い人気を誇っております。

スナップ撮影というちょっとした撮影の中でも、妥協したくない方へオススメのカメラ。
GR IIIは、18.3mm (35ミリ判換算28mm相当)F2.8、4群6枚の薄型の光学系を採用。
28mmの画角は人間の視野よりも広く、空間を切り取るのにもってこい。

パッと撮ってパッとポケットにしまえる片手サイズ。
3軸・4段の手ぶれ補正機構のおかげで歩きながらの撮影でも全くぶれません。
一眼レフのように両手で支えファインダーを覗き設定を考え狙って撮る。というよりは瞬時にポケットから撮り出し片手で直感的にシャッターを押す。という使い方がしっくりきます。

サイズはGR II より一回り小さく、1/1.7型イメージセンサーを搭載したGR DIGITAL IVとほぼ同等です。
GRIIIは新たにタッチパネルが搭載され最短撮影距離はマクロ時:約6cm、標準時:約10cmに向上しています。
試しにマクロモードでタッチシャッターを使用し撮影。とても暑い日でしたが暑さがわかるような日差しと氷の溶ける様子がしっかり描写されています。
わざわざメニュー画面へ行かずマクロボタンを押すだけでAFによる近接撮影が可能です。

コントラストAF特有のピントの山を探る動作が減り、スナップシューターに求められる優れた速写性を発揮します。
蚤の市の入り口で売られていた色が多いドライフラワーを撮影。
入口は混みあっており、歩きながら画面もしっかりとは見ずに被写体に近づけて撮ってみました。
電源オンから約0.8秒の高速起動のおかげで立ち止まらずに撮影できました。色をしっかりとらえF2.8で綺麗にぼけています。

GRをマップカメラスタッフが熱く語るブログ
次回は今回紹介した一番新しいGRとは一変、1998年発売のフイルムカメラGR1sのご紹介です。
こうご期待下さいませ

使用機材はコチラ↓

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月17日 16時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica Elmarit M28mm F2.8 2nd~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica Elmarit M28mm F2.8 2nd~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は… 『Leica Elmarit M28mm F2.8 2nd』です!

・・・

今回ご紹介するレンズは28mmのエルマリート、その第二世代です。以前私が新旧世代の比較をした「旧」の方がこのレンズで、今回の写真と併せてお読みいただくとよりお楽しみいただけるかもしれません。こちらのリンクからどうぞ。【Leica】新旧ライカレンズくらべ ~Ermarit 28mm~

雨雲垂れ込める夏の午後と言えば、私の中では逗子に行くべしと、そう相場が決まっています。
エルマリート28mm2ndとM10で撮影するモノクロ写真でお楽しみください。










私の祖母は幼少期を和歌山で過ごしていました。その影響もあってか家族で週末に海へ足を向けることも多く、それは習慣として変わらず健在です。私にとっての海というと専ら東海道の辺りのことだけを指す事になってしまうのですが、行く先々、その狭い範囲でさえ海岸線の様相は大きく異なります。その結果「こんな日にはこの海が良いな」と思うための曖昧なモノサシが形成されたのです。

それなりの湿度を湛えた真夏日、海面に落とすまいとぎりぎりのところで踏ん張っている水蒸気を見上げるには、内海から相模湾を望むべきです。感度を上げず、絞り開放と速めのシャッタースピードで写せば、実際に見ているよりも僅かに涼しくその風景を閉じ込めることができます。そうして写した写真から感じ取れる印象は「暗く不気味」ではなく、土地と空気に抱かれた安心感。

・・・

今回の撮影では敢えてM10モノクロームではなくM10を使用しました。それは写りを追求する為の選択ではなく、もし雨粒が煩いことがあったとしてもシャッターの音を聞いていたいと思ったため。結局傘を開くことは無かったのですが、音もなく雨を垂らす空に花を添えることができました。
レンズのほうはもう少し緩く写すかと思っていたのですが、重箱の隅をつつくような粗探しをしない限りは気になる部分を見つけられませんでした。広角の画角で、なおかつ開放でもF2.8ですから、優しめのボケ感と懐の広い被写界深度が画の一体感をより演出してくれたようにも思います。いずれにせよ、機材選びも撮影地選びも及第点を大きく超えることが出来ました。

今年の梅雨は早々に明け、そしてまさか夏に被さってくるとは誰が予想できたでしょう。
気温も湿度も気圧も安定することを知りません。体調には十分注意して、良い夏をお過ごしください。
それでは。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:Leica | 掲載日時:22年07月17日 15時28分 ]

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【メーカー比較】夏の軽装にコンデジ!

「どのカメラを選べばいいかわからない…」

そんなお客様の声をよく聞きます。

このブログでは、同じテーマを違うカメラで撮影したらどのような違いが出るのか、毎月1つテーマを設けて比較。
カメラとレンズを組み合わせておすすめセットとしてご提案致します。

7月のテーマは「夏の軽装にコンデジ!」

夏に入り、旅行やお出かけが少しずつ増えてくる季節です。
大切な思い出の数々をキレイに残したい。
けれど軽やかになった服装と一緒に出来ればカメラも軽くしたい。
そんな思いに応えてくれるのがコンパクトデジタルカメラ。
このブログが、毎日を一緒に過ごしたい一台に出会うきっかけになれば幸いです。

・・・

小さめのコンデジにはハンドストラップを。片手に通すだけで落下を防げます。
さらに、オシャレなハンドストラップを選べば楽しさもより広がります。
お出かけに持っていっても傷がつかないように液晶保護フィルムを貼るのもおすすめです。
今回のブログでは作例として比較していただきやすいように、すべての写真をISO感度125・F値5.6・ホワイトバランス「太陽光」で撮影しています。

・・・

Panasonic担当スタッフがおすすめするコンパクトデジタルカメラはLUMIX DMC-TX1です。
手のひらに収まるコンパクトなサイズはもちろん、白と黒のシンプルでスタイリッシュなデザインが素敵です。
レンズはLeicaのバリオ・エルマリート。素直な写りをするレンズのため、見たままをまっすぐに写してくれることが期待できます。
ボディ右下のLはLUMIXのLです。さりげない主張がカッコいいなと思います。

35mm判換算25mm-250mmという広角から望遠まで幅広く対応しているところが魅力です。
まずはワイド側25mmで撮影しました。青と緑の色が鮮やかです。
隅々まで写りの良さを維持し、はっきり写るカメラだと思います。

次にテレ側250mmです。上の写真の中央部の木をズームしました。
ワイド側に比べるとどうしてもピントは甘くなり画質も荒く感じられますが、ここまでズームしても葉の一枚一枚が描写されています。
ズームの操作もカメラ上部のレバーを人差し指で左右に動かすだけで簡単に行えます。

マクロモードを選択して、思いきり寄って撮影しました。
マフィンのふわふわとバゲットのサクサク、ビニールの光沢の描き分けが見事です。
今にも目の前に出てきそうな立体感もあります。広角から望遠、マクロまで。器用でバランスの良いカメラです。



・・・

Canon担当スタッフがおすすめするコンパクトデジタルカメラは、PowerShot G1X Mark III です。
見た目は、一眼レフカメラ風のコンパクトデジタルカメラ。サイズ感は、女性の手でも持ちやすい小型なボディです。
前モデルのG1X Mark IIよりも軽量化されていて、普段の鞄に入れ持ち歩いて撮りたい時に撮ることが出来ます。
また、バリアングル液晶のためローアングル/ハイアングルの撮影がしやすい所もオススメポイントです。

G1X MarkIIIは、前モデルの1.5型のセンサーからAPS-Cサイズのセンサーに進化しています。
レンズは35mm判換算で24-72mmのズームレンズを搭載しています。日常のスナップ撮影はもちろんのこと、ボケ感を活かした写真も撮影できます。

木々の緑や青空を鮮やかに写し出しています。影になっている暗めの部分も黒つぶれすることなく写してくれています。
スマートフォンではズームすると画質が荒くなってしまいますが、G1X MarkIIIは光学ズームのため、画質の劣化もみられません。

G1X MarkIIIのマクロモードは、レンズ先端から10cmから50cmの位置にある被写体にのみピントが合うモードとなっています。
本格的なマクロ撮影というよりも、料理などのテーブルフォトで使いやすいモードであると感じました。


・・・

SONY担当スタッフがおすすめするコンパクトデジタルカメラは、Cyber-shot DSC-RX100M5 です。
「Cyber-shot DSC-RX100M5」は他のコンパクトデジタルカメラと比べるととっても小さいです。
また、全体的にフラットなデザインにまとまっているので、小さな鞄でも、また服によってはポケットにもすんなり入ります。
日差しが強い夏などは背面の液晶モニターで確認するのはなかなか難しいですが、RX100M5はEVFがカメラ上部に格納されていて必要な時にパッと出す事が出来ます。

レンズは カールツァイス バリオ・ゾナーT*レンズを搭載。35㎜判換算で24-70mm相当になります。
上の写真は広角24mmで、下は中望遠域70mmで撮影しました。
レンズの明るさも魅力の一つで、ワイドで開放F値1.8、テレ端でも開放F値2.8を実現しています。

望遠側でもボケをいかした撮影を楽しむ事ができるのが特徴です。
レンズ史に名を刻むツァイスレンズの描写を楽しめるSONY RXシリーズ。
コンパクトデジタルカメラで気軽に高画質を楽しめるのはとても魅力的です。

SONYのカメラは”青色が鮮やかに表現される”という印象があります。
青空の写真を見ていただくとわかるように、綺麗な青空を写し出してくれました。
また、高い解像度でより自然に立体感を出してくれます。

↓後継モデルのCyber-shot DSC-RX100M5Aはご予約受付中です↓


・・・

RICOH担当スタッフがおすすめするコンパクトデジタルカメラは、 GR IIIxです。

数あるコンパクトデジタルカメラの中でも特に名の知れたGRシリーズ。
GRの伝統ともいえる焦点距離28mmの広角レンズに変わり、今回標準域40mmのレンズを搭載した本機。
日常的な風景写真はもちろんのこと、ボケを活かしたポートレート等の人物をメインとした撮影も楽しめます。使いやすさは変わりなく、撮りたいと感じたものをすぐ撮れる。
まさに「スナップシューター」と呼ぶにふさわしい、速写性に優れた性能を誇るカメラです。

上記した通り、35mm判換算40mm相当の本機レンズは、GRIIIと比べより人間の視野に近いと言われている画角となりました。
自分の目で見た記憶をそのまま残すことができます。どんなシーンを通してもわざとらしくないナチュラルな印象を与える描写です。

クロップモードの搭載も大きな特徴の一つ。
50mm、そして71mm相当の中望遠と言われる画角での記録も可能で、こちらは71mmで撮影したものです。
2420万画素を持つ本機なら、クロップをしても画質に大きな劣化は見られません。

ボタン一つですぐに切り替えられるマクロモードでは、約12㎝~24㎝まで寄ることができます。
通常時でも最短撮影距離20㎝とかなり寄れるレンズではありますが、マクロモードの撮影なら気軽に、より迫力のある撮影への挑戦ができるのではないでしょうか。


・・・

いかがでしょうか。
一口にコンデジといっても、選ぶカメラによって個性は様々です。
今回のブログで、これは!という一台を見つけていただけたら幸いです。
ご紹介したボディとレンズの組み合わせは、マップカメラの「カメラ・アラカルト」からもお買い求めできます!ぜひご覧ください!

[ Category:Canon Panasonic PENTAX & RICOH SONY | 掲載日時:22年07月17日 12時00分 ]

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【Nikon】私の相棒、New FM2

【Nikon】私の相棒、New FM2

カメラを選ぶ基準、例えば、画質とか、連写性能とか、大きさとか、価格とか…

どこに比重を置くかは人それぞれに違います。

利便性や長期的なコストで考えれば、きっとデジタルカメラが選ばれるのだと思います。

私自身もデジタルカメラを使います。

でも、「相棒」といえるカメラはこの1台、「Nikon New FM2」以外にはありません。

このカメラはとにかくフットワークが軽い。

思い立っての旅行の際にも「いつでもお供にしてくれよ」と言わんばかりに待機していてくれます。

というのも、露出計以外は機械式なので、急に持ち出して動かないなんてことはない、

フィルムさえ用意すればいつでもシャッターが切れるのです。

万が一露出計の電池が切れてしまっていたとしてもシャッターは切れますから、

天候やその場の明るさから、おおよその露出を予想すれば写真は撮れます。

電気で制御されているものではないので壊れにくいというのもあります。

金属ボディの機械式でとにかく堅牢。ほかにもカメラはいくつか所持しておりますが、

過去、故障がなかったのは機械式のカメラばかりです。

荒っぽい使い方をしたりもしますが、なにくわぬ顔で付き合ってくれています。

なにより、自分で最初に買って、一番付き合いの長いカメラなので、

やっぱり「相棒」なんですね。

たくさんの景色を一緒に見てきた New FM2。

今回の旅も、付き合ってくれてありがとう。

今後ともよろしく頼むよ。

※「Nikon (ニコン) New FM2」の中古在庫はこちら



[ Category:Nikon | 掲載日時:22年07月17日 12時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in Aさんの庭

猛暑や大雨など、初夏の荒れた天候が本格的に始まった2022年の夏。
冷房の効いた部屋に閉じこもりがちですが、それもまた不健康ということで休日の散歩へ。

雨が降ったりやんだりのこの日ですが、炎天下よりは行動しやすく半袖サンダルで近所を散策。
筆者の自宅周辺は住宅街なので、大小様々な公園がありますが、その中でも少し毛色の違う場所があります。

遊具や砂場があるわけでもないこの公園は「Aさんの庭」と呼ばれる家と庭がある場所です。以前は大正時代に建築された普通の民家で、それが近年まで残り、昔ながらの雰囲気が本や著名人に紹介され話題となっていました。しかし持ち主が引き払う際、地域の人々の希望もあり、区が取得し保全したそうです。その住宅が一度焼失し、住宅の雰囲気を再現して生まれ変わったのがこの公園です。
旧住宅の跡には、ベンチなどもあり日陰でゆっくりすることもできます。260坪ほどの広さに家(実はトイレ兼地域防災倉庫)と広い庭という、一見普通の住宅のようですが、その庭は緑が生い茂っています。
庭にはたくさんの植物が植えられ、その合間を敷石の小道が縫うように走っており、季節によってさまざまな草花や昆虫、鳥などを見る事ができます。
広々とした公園もいいですが、こう言ったこじんまりとして散策を楽しむ場所も良いものです。かえって一つ一つのものをじっくり見て、いろいろ発見したりすることもできます。

ところで、この「Aさんの庭」の「Aさん」というのは、「公園に来る人」を指すそうで、ここで撮影していた時の筆者も「Aさん」という事になるようで、なかなかセンスのあるネーミングです。

 

▽今回撮影した機材はこちら▽

 

 

 

 

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月17日 11時09分 ]

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【marumi】わたしのアルプスレシピ!

【marumi】わたしのアルプスレシピ!

 

「解像度のいらない世界へ——。」

 

マルミから新たに発売されたフィルター「アルプスパンチ!」
あえて解像しないフィルターを作り、非現実のような幻想的な表現を可能とした本フィルター。

WBの設定や使うカメラ、レンズによってちょっとずつ仕上がりが変わっていくこのフィルターを使って私なりのアルプスパンチ!のカラーレシピをご紹介したいと思います。

α7RⅣ×Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF / 設定WB:色温度(5000K A-B:B3.5 G-M:G1.75) / Lightroomにてマゼンタとイエローを調整

最初のこの一枚は、試しにと近所で撮影してみたカットです。オートでホワイトバランスを撮るとこの緑被りを補正してしまい普通のソフトフィルターで撮影したような仕上がりになりますので、使う際はオート以外の任意のWBモードを使ってください(SONYの場合)


こちらがLightroomでレタッチする前の写真です。もともと装着して5000Kにすると全体的に黄色いイメージになりますが、それに青や緑を加えて中和する感じでやっていました。撮影中はこれくらいグリーンに振るのもありかと感じていたのですが、PC画面で確認すると少し緑入れすぎたな…と感じたのでレタッチにて黄色を戻すように調整しました。

α7RⅣ×Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF / 設定WB:色温度(5000K A-B:B3.5 G-M:G1.75)

フィルター特有の発色に少し緑と青を足すとティールアンドオレンジのようなかなり好みの発色となりました。こちらはレタッチは何もしていないお気に入りです。
先程のように花を被写体にしたときはだいぶ緑が強いなと感じた設定でしたが、空を写すとかなりいい感じでした。

α7RⅣ×Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF / 設定WB:色温度(5000K A-B:B3.5 G-M:G1.75) / Lightroomにてハイライトにイエローを追加

ハイライトにのみイエローを入れてレタッチしてみました。
光源からイエローのグラデーションが出来ているのが分かります。これも筆者の好きな色味です。

α7RⅣ×Carl Zeiss Batis 40mm F2 CF / 設定WB:色温度(5000K A-B:B3.5 G-M:G1.75) / Lightroomにてイエロー/マゼンタわずかに赤追加

最後は比較的自然な色合いに近づけた一枚です。
設定した黄色味と緑は残しつつ、全体的に青を残しあっさり気味に仕上げてみました。

 

いかがでしょうか。
解像度のいらない世界からは現代的な写真からは得られない独特の雰囲気を醸し出してくれます。もともと5000Kにするとアルプスパンチ!自体は黄色が強く出るようなフィルターです。
今回はそこから、筆者の好みになるように青と緑を加えて仕上げました。使用した機種はSONYのILCE-7RM4で色温度5000Kを基準にA-B(横軸)をB側に3.5、G-M(縦軸)をG側に1.75に設定し調整しました。個人的にはもう少し緑を抜いても良かったな、とも思っています。

アルプスパンチ!のレシピを紹介するアルプスレシピ!少しでも皆様の作品作りの参考になったら幸いです。

それではまた次回。

▼【鈴木さや香×マルミ光機】「なついろパンチ!」「アルプスパンチ!」スペシャル対談公開中!▼

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年07月16日 15時00分 ]

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【RICOH】GRシリーズが大好きです

【RICOH】GRシリーズが大好きです

こんにちは。
大好きな、RICOH (リコー) GR IIIx で撮影しました。
そして、本当いいカメラです。
GRシリーズ

本日ご紹介するMapTimesで使用した機材こちら
『RICOH (リコー) GR IIIx』

GR IIIxの焦点距離は、35mm判換算で40mm相当です。

個人的に、画角に迷う事なくシャッターを押せました。

 

GR IIIxのAFシステムは、像面位相差検出およびコントラスト検出のハイブリッド方式を採用しています。

鳩さんは予想以上に早い動きでしたが、助けられました。

 

GR IIIxでは、光学系を新規に開発した焦点距離 26.1mm(35ミリ判換算40mm相当)レンズを搭載しています。

絞り開放から画像全体でヌケがよく、キレのある描写が得られます。

 

サッカーボールをビルの屋上に発見しました。

個人的に、GRシリーズを持っていると新たな気づきを体験出来ます。

 

GR IIIxは小さくスリムなボディでありながら、SR(シェイクリダクション)を搭載しています。

角度ぶれと回転ぶれ、3軸方向の補正に対応しており、補正効果はシャッター速度換算で4段です。

鳩さんは本当早い動きでしたが、助けられました。

 

GR IIIxは高機能を搭載しながら、小型化を徹底的に追求したカメラです。ボタン・ダイヤルのレイアウトなど操作性にもこだわり、

軽快なワンハンドオペレーションを実現しています。

縦位置での撮影も、安定して撮影する事ができました。

 

GR IIIxは、クロップモードを搭載しています。

クロップモードでは、50mm/71mm相当の画角で撮影が可能です。(クロップするサイズによって、記録画素数が変わります)

個人的に、マクロモードを併用して使用する事が多いです。

40mm相当の画角(通常撮影モード+マクロモード)

 

50mm相当の画角(クロップモード+マクロモード併用)

 

71mm相当の画角(クロップモード+マクロモード併用)

 

GRを手に、日々を撮る。

【RICOH】GRシリーズが大好きです。

 

[ Category:etc. PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月16日 14時41分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon  RF70-200mm F2.8L IS USM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon  RF70-200mm F2.8L IS USM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Canon  RF70-200mm F2.8L IS USM』です!

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:4000 / 焦点距離:200mm

「70-200mm」という画角は持っておくと便利です。ですが、「大きな望遠レンズ」という印象をお持ちだった方も多いのではないでしょうか。確かに標準ズームよりかは少し長くなりキヤノンであれば所謂「白レンズ」と呼ばれるものになるために見た目的にも少しインパクトのあるものとなります。それが「F2.8」通しのズームであればなおさら。

ですがどうでしょう。ミラーレスが主流になり設計の自由度が高くなった結果、今回ご紹介するCanon  RF70-200mm F2.8L IS USMは今まででは想像がつかないほどコンパクトなものとなりました。今回はその実力をEOS R3と共に試してきました。

また、動きもののイメージがある70-200mmという焦点距離ですが、意外と日常でも使える画角です。

本レンズはいつもよりコンパクトになったことでよりおすすめですのでスナップを中心にしてみました!

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:172mm

街を歩いているとガラス張りの天井にイチョウの葉が残っていました。

秋~冬にかけて見事な紅葉だったなと思っていましたが、1年も半分が過ぎてもうすぐに次の秋がやってくるではありませんか。月日の経つスピードとは恐ろしいものです。

この写真、葉っぱに気を取られがちですが水滴の質感が素晴らしいのでそちらも注目です。

画素数だけでみると約2410万画素なのですが、それだけではない描写力・解像感を感じます。

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200 / 焦点距離:172mm

ボディのセンサー性能だけでなく絞り込んだ時のレンズ解像感も素晴らしいです。

またRAWを現像する際も現像耐性が強く画が破綻することは少なかった印象です。

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200 / 焦点距離:200mm

階調(色のグラデーション)も申し分なくこの写真のようにハイライトからシャドウまできれいに表現されています。F2.8というスペックのレンズですとどうしても開放F値で撮影したくなってしまいますが、F8くらいまで絞り込んでも今回のような望遠レンズであれば適度なボケ感(被写界深度)を残しつつキリッとした写真になるのでおすすめです。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200 / 焦点距離:200mm

少しトーンをいじりダークな印象にしています。

ハイライトからシャドウ部まで万遍なく表現されており驚くばかりです。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:400 / 焦点距離:200mm

夜のシーンでも撮影してみました。

EOS R3のボディ内手ブレ補正と相まって少し遅めのシャッタースピードと焦点距離200mmという撮影条件にも関わらずブレが抑えられています。

 

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1000 / 焦点距離:100mm

シャツの質感と色合いなどキヤノン機の出せる雰囲気だなと実感した一枚です。

柔らかなトーンに優しいボケ、キリッとした解像感。なんとも馴染みが良いなと感じました。

 

オススメの「ニハチ」レンズ、ぜひ皆様も試してみてください。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:Canon | 掲載日時:22年07月16日 11時30分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM SONY Eマウント』です!

まず、私が感じている28mmという画角に対するイメージとして真っ先に浮かぶのは標準とも広角ともとれない「難しさ」
しかし大人気カメラシリーズの一角であるRICOH GRはⅢxが出るまで28mmの画角で発売されてきました。「28mm」に触れて来なかった私にとってどのような使い勝手なのかどう写るのか非常に気になるところ。

なので、今回この創業祭のブログを通して28mmを体感してみたいと思います。

さて、私がこのレンズを選んだきっかけはソニーユーザーにとって28mmで一番画質の良さそうなレンズとは何だろう。そう思い立った時、真っ先に浮かんだのがこのSIGMA Art 28mm F1.4 DG HSMでした。
ずっしりとくる前玉の重さはEマウントの小型のカメラにはちょっと不釣り合いな大きさ…!よく写ってくれそうな気がします…!

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100

ここまで絵に描いたような快晴だと空も写真に収めてみたくなります。
28mmって難しい…そう考えていたのも束の間、実際に撮ってみると思っていたより気持ちよく写る癖のない画角ではないか、と感じました。
両方の眼で見た何気ない風景に対して、その場でそのままカメラを構えるとカメラに写る範囲がかなりありのままに近い状態写ってくれることに驚きました。
今まで風景は24mmを好んで使ってきた筆者にとって自身で撮る風景写真は少しパース効果の付いているものがスタンダードでした。
28mmという画角は、パース効果が控えめで自然な写りを求める時にはとても向いているレンズであると感じました。

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100

解像度を見るならここではないかと思い、有名なこちらに向かいました。
Artレンズの解像感と高画素のα7RⅣのおかげでパキッとした写真に仕上がりました。この解像力はさすがArtラインと言わざるを得ません。

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100

今まで自身で撮影してきた風景写真には広角特有の強いパース効果を付けたものがほとんどでした。実際筆者もそういった大きく演出されたような写真が好みでした。
しかしこの「28mm」はとにかく素直。歪みも少なく見たままを素直にありのまま写してくれているような印象でした。物足りなさを感じた反面、このシンプルさに心地よさの様なものを感じました。

聞くに、スマートフォンの内蔵カメラも一時期およそ28mm相当のレンズが使われていたとか。
使う人にとってはすごく馴染み深い画角と言えるのではないのでしょうか?スマートフォンからもっと画質のいいカメラへと買い替えようとしている方にとっては最初に買うレンズとして28mmはピッタリかもしれません。

Art 28mm F1.4 DG HSM / 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100

最後に、シーズンから少し外れた紫陽花を開放で撮影してみました。
淡い青と深い緑をしっかりと表現してくれた今回のお気に入りの一枚です。
F1.4なので強いボケ感であることは勿論ですが、ボケ方がとても綺麗でした。大口径単焦点特有のフリンジもなく、収差もほぼ見受けられないですし解像度もバッチリなレンズでした。

いかがでしょうか。
筆者は今までの28mmという画角に対する考えを大きく改めたいと思いました。パース効果の少ないシンプルさこそ、この画角の魅力であると。そしてArtレンズ故の高い解像力がこの画角での撮影を楽しくしてくれたのではないかと感じました。

オススメの「ニハチ」レンズ、ぜひ皆様も試してみてください。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:22年07月15日 12時15分 ]

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【Canon】G7X Mark IIIを持って古代蓮を撮りに行く

【Canon】G7X Mark IIIを持って古代蓮を撮りに行く

とある日の早朝、G7X Mark IIIを持って埼玉県行田市に降り立ちました。

目的地は「古代蓮の里」です。
蓮の中でも、遺跡などで発掘された種子から発芽した1400〜3000年前の形態も持った蓮のことを「古代蓮」というそうで、ここ「古代蓮の里」では約12万株の古代蓮を見ることができます。
6月下旬〜7月上旬が見ごろで、午前中しか開花せず午後は花が閉じてしまいます。
古代蓮の中にもさまざまな種類や色味があり、どれも撮りごたえがあります。
中央にある花托と呼ばれる部分は蓮の大きな特長です。
この部分が枯れると「蜂の巣」に似ていることから「蜂巣(はちす)→蓮(はす)」と言葉が変化していったそうです。
朝は早かったですが、天気にも恵まれてたくさん写真が撮れたので満足な一日でした。



[ Category:Canon | 掲載日時:22年07月15日 12時00分 ]

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【鈴木さや香×マルミ光機】「なついろパンチ!」「アルプスパンチ!」スペシャル対談

【鈴木さや香×マルミ光機】「なついろパンチ!」「アルプスパンチ!」スペシャル対談

『アルプスパンチ!』『なついろパンチ!』は、肉眼で見ている世界とは別の世界を作る、記憶の中にある心の画像を写す、そんなコンセプトのもと開発されました。マルミ独自のソフトフィルターを2枚使用し、変わった色合い、妙な懐かしさ、ぼやけた視界が織りなす個性的な色表現が特徴の製品です。今回は開発に携わった新進気鋭の写真家 鈴木さや香さんとマルミ光機開発者 北村貴司さんのお二人が開発秘話を語ります。

 本編映像


 

 マップカメラ限定!オリジナルギャラリー

今回の対談動画にご出演頂いた、鈴木さや香さん、北村貴司さんが「パンチ!」と使ってみたいカメラの組み合わせをマップカメラが用意!鎌倉「極楽寺」から「七里ヶ浜」までの道のりを散策しながら撮影を行いました。ここでしか見れないオリジナルギャラリーをお楽しみください

撮影:鈴木さや香さん

機材:RICOH GR IIIx + レンズアダプター GA-2 + アルプスパンチ!

スナップシューターとして非常に人気の高いGRシリーズ。歴代モデルの28mm GRレンズから一転、新しい画角として登場したGR IIIxは40mmという焦点距離。より「切り取り」を意識したスナップが可能です。鈴木さんの世界をどこまで表すことが出来るのか。それでは早速、作品の数々をご覧いただきましょう。

何気ない日常風景が淡く滲んでゆき、遠き日の思い出のように見る人の心に呼びかけます。

 


 

カメラの前にかざした手。光を遮ろうとしているのでしょうか。それとも、つかみ取ろうとしているのでしょうか。

 

偶然の出会いもスナップの醍醐味です。この日の客人は緊張したそぶりもなく、堂に入った立ち居振る舞い。

 


 

撮影:北村貴司さん(マルミ光機)

機材:Leica Q2 モノクローム + アルプスパンチ!

北村さんは、モノクロ専用センサーを搭載したライカの傑作コンパクトデジタルカメラ「Leica Q2 モノクローム」をチョイス。色味に特徴のあるパンチシリーズを敢えてモノクロで撮るという実験的な試みを、開発者である北村さん自ら行っていただきました。果たしてどのような作品が生まれたのでしょうか。

パンチ!の前に現れる光のいたずら。この描写を愉しむために、逆光をふんだんに取り入れたくなります。

 

驚きの江ノ島電鉄流し撮り、北村さんの探求心は撮影中にもどんどんと溢れてくるようです。迫力の一枚。

 


 

飛び跳ねる瞬間を捉えた一枚。太陽を受けるシルエットの美しさの中に、鈴木さんの中の大きなエネルギーを感じます。

 

霞がかった描写はこの日の天候にも恵まれたもの。色のない夏の世界が鮮やかに広がっています。

動画内では、今回紹介した内容より深堀りして「パンチ!」シリーズの魅力をお伝えしています。まだ動画をご覧になっていない方はぜひ本編をご確認下さい。

▼「なついろパンチ!」はこちら▼

▼「アルプスパンチ!」はこちら▼

▼動画内で登場したその他の機材はこちら▼

[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月14日 18時19分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力 ~Carl Zeiss Milvus 21mm F2.8 ZF.2~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力 ~Carl Zeiss Milvus 21mm F2.8 ZF.2~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Carl Zeiss Milvus 21mm F2.8 ZF.2(ニコンF用)』です!

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

本レンズの描写で最も気に入っているのが、この透明感と質感です。
硬すぎることも、柔らかすぎることもなく、その場の空気感をそのまま写す描写力。
本記事の写真はNikonの「FTZ」を介して、同じくNikonのミラーレスカメラである「Z6II」に装着して撮影を行っております。
その性能は2016年発売の一眼レフ用レンズながら、全く衰えを知らない銘玉と言えるでしょう。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

ピント面のシャープさはさることながら、開放絞りのF2.8がもたらすボケ味は落ち着きつつもしっかりとピント面と切り離してくれるのでF2.8での撮影が捗ります。玉ボケも開放から綺麗な円を描きます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

今回使用したMilvusは、デジタルカメラ向けに解像性能や光学性能を最適させたレンズ群。
中でも、Milvus 21mm F2.8 ZF.2はDistagonタイプのレンズ設計をしており、先代のCarl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF.2の系譜を継ぐレンズです。先代の高い描写力をさらに高めるだけでなく、レンズコーティングの進化によりゴーストやフレアに対する耐性を高めています。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm
ピクチャーコントロール:カーボン

豊かなコントラストも特徴の本レンズ。
カラーも良いのですが、モノクロにすることで、より描写の質感や艶っぽさを楽しめるような気がします

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

性能の良いレンズではありますが、フォーカスはマニュアルで合わせる必要があります。
全体の解像感はもちろんのこと、ピント面は非常にシャープなため、Nikonの優秀な電子ファインダーを通すことでピント合わせを容易に行うことができました。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

しっとりしつつ鮮やかな色彩を残すCarl Zeissのレンズと、色の出方が自然なNikonのカメラの組み合わせ。
一眼レフだけでなくミラーレスカメラとの組み合わせでもその良さは健在です。
使用して感じるのは、鮮やかといっても単純に彩度が高いのではなく、色の階調性が豊かで再現性が高いところです。
おかげで落ち着きのある描写が可能です。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

フレアとゴーストに耐性があるので積極的に逆光に向けることも多いですが、フレアとゴーストに加えてフリンジの抑制も向上しています。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

21mmは広角レンズでありながら変に歪むことのなく、目の前の景色をそのまま切り取ることのできる画角。狙った撮影だけでなく、日常的なシーンでも気軽に使いやすく感じます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:21mm

広角で絞り開放がF2.8のため、光量落ちはどうしても出てしまっています。しかし、周辺部分が甘くなるということはなく解像しているので全体で見たときそこまでマイナスに感じませんでした。むしろ、周辺減光があるおかげで視線が自然と中心に向き、散乱しやすい広角の構図を周りから固めてくれるような効果があります。そのため、構えて使わなくともその場の空気感を切り取るレンズとして使いやすいのかもしれません。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:8.0秒 / ISO:640 / 焦点距離:21mm
Kenko PRO1D プロソフトン クリア(W)

また広角の明るいレンズですから、日が落ちた後の夜景や星の撮影にも強い味方です。21mmの画角は超広角レンズと比べてしまうとやはり狭いものの、ある程度の星を絞って写すことができるため、星座や意図した星の組み合わせが狙いやすいです。天の川なども全体とまではいきませんが、濃い部分がちょうどぴったり収まるような画角となっています。写真は2022年7月7日に撮影した「夏の大三角」です。絶え間なく雲が流れてくる天候でしたが僅かな切れ間から織姫と彦星を見ることができました。今回は大三角を強調する目的でKenkoのPRO1D プロソフトン クリア(W)というフィルターを装着していますが、装着していない素の状態も周辺のサジタルコマフレア(コマ収差)が絞り開放であっても出現せず、星撮り用のレンズとしての性能の高さも備えています。

単焦点レンズのF2.8
大口径ズームレンズの中にもF2.8が見受けられますが、ズーミング機構がない分限りなく追及された最高の光学性能を楽しむことができます。それでいて現代においてもオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカス。必ずしも便利とはいきませんが、それでもあえてこのレンズを持ち出したくなるのはその描写の虜になったからでしょうか。また、大口径レンズであっても広角だとボケにくいと言われますが全くそんなことはなくF2.8のボケ味を楽しむことができます。

まだまだこれからも広角レンズの雄として活躍してくれそうです。
ぜひ一度、Carl Zeissの広角レンズMilvus 21mm F2.8 ZF.2を体験していただければと思います。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:22年07月14日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】「クラシックネガ」と夏の昼下がり

十分に暑さ対策をして、散歩に行こうと思い立つ物好きです。
なぜかというと、「クラシックネガ」を使って強い日差しと風景を撮影してみたかったから。

写真を撮るときに日差しの強さとか、角度とかってみなさまは気にされたことがあるでしょうか。
太陽が作る影は絵作りのエッセンスになることがあります。

ということで、今日の写真はすべてフィルムシミュレーション「クラシックネガ」です。
カメラはFUJIFILM X-Pro3。レンズは今大人気のすごく薄くてX-Pro3がかっこよく見える27mmのレンズ。
フジノン XF27mm F2.8 R WRを使って撮影していきます。

全体がこういった景観になっている町を散策していきます。

住宅街に行くまでの傾斜がきついため、エスカレーターやエレベーターが設置されています。
斜めに上るエレベーターというのは、珍しいと思います。
ここは、斜めに上がるエレベーターの2F乗り場。
屋根の隙間から差し込む日差しを避けながら進みたいと思うくらいには、夏日です。

エレベーターを抜けると大きな団地にでました。
団地というのは、整理されて規則的に並んでいるところに魅力を感じてしまいます。
沢山の人々が住んでいるはずですが、とても無機質な感じがするのが不思議です。

区画ごとに建物のデザインが違うようです。
ここから見る限りでも、左右で建物のデザインが全く違うことがわかりました。
団地と団地のあいだが遊歩道でつながっているので、町全体が公園のなかにあるような雰囲気があり
ところどころにデザイン性のあるモニュメントや壁の装飾が施されているのが印象的でした。

壁のような並びの建物にカメラを向けて1枚。
規則性のある窓の配置が好みです。
団地撮影と「クラシックネガ」なかなかの相性だなあと感じてしまいました。

葉の隙間から落ちてくる日差しが地面に模様を描き出します。

「クラシックネガ」が作る優しい緑色が好きです。
ここは桜並木なので、春になればピンク色ですし、夏になるとこうして葉の屋根を作り、少しばかりの涼を与えてくれます。

所用で散策の最後に近所の小学校に立ち寄ると、夏休みに入るときに持って帰った記憶がある鉢植えを見つけました。
私たちの時は朝顔だったけれど…今はミニトマト作るの?と並んでいた鉢植えに植えてあるものを眺めてトマト好きの私はちょっと羨ましくなりました。

休日の小学校で行っている少年野球チームの練習が終ると、校庭は閑散としていました。

子供の頃にはこの校庭がすごく広く見えて、端から端まで行くのはすごく大変な気分でしたが
こうして大人になって来てみると、そこまで広くないんだな…と思いました。

影の描写もさることながら、「クラシックネガ」の独特な色合いがノスタルジーな気分に浸れる写真の色としてもぴったり。
夏休みの思い出だとかを残すときに、ぜひ使ってほしいフィルムシミュレーションです。

みなさんもぜひ、お試しください。

使用機材はこちらです!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月14日 09時59分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica アポズミクロンSL28mm F2.0 ASPH.~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Leica アポズミクロンSL28mm F2.0 ASPH.~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

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本日ご紹介する「ニハチ」は… 『Leica アポズミクロンSL28mm F2.0 ASPH.』です!

 

・・・

 

10群13枚という贅沢なレンズ構成、そのほとんどに異常部分分散特性のある特殊ガラスを採用した本レンズ。
色収差を限りなく低減したアポクロマート設計は、ありのままを極めて完璧に再現することが可能です。
ライカ・SLシリーズの単焦点レンズはそのほとんどがアポズミクロンの名を冠しており、
プロフェッショナルからも絶大な信頼を得ています。

今回はそんなSLシリーズの「ニハチ」を贅沢にも、
「Panasonic S1」・「SIGMA fp」にマウントして試してまいりました。

2018年に誕生し注目を浴びた『Lマウントアライアンス』
ライカ・パナソニック・シグマの3社が共通のマウントを採用したことで写真・映像製作の可能性を広げた画期的な試みです。
国境を越えた夢の組み合わせ、作例は全てJPEG撮って出しでお楽しみください。

 

・・・

 

Panasonic S1

筆者の散策はまず緑から。パナソニックといえばナチュラルな発色というイメージでしたが、想像以上に自然で驚きました。静止画のみならず動画撮影においても編集のしやすい色味です。描写はというとやはりアポズミクロン、隙なくあるがままを写し取ることができています。

最短撮影距離は24cm、傘につく雨粒に28mmでここまで迫ることが可能です。自然なボケはさすがライカ、この写りを様々なメーカーのカメラで楽しむことができるというのは贅沢なことです。

何気なく足元を撮影してみましたが開放でいとも簡単にここまで写ります。散策に持ち出すには大柄かもしれませんが、どんな瞬間も確実に克明に捉えるのであれば決して間違った選択肢ではありません。

夕暮れ時の空はいつ見ても綺麗なものです。1枚目はフォトスタイル『スタンダード』、2枚目は『シネライクD』で撮影。並べてみると違いは大きく、スタイルを変更するだけで幅広い写真を撮れることがわかります。

 

・・・

 

SIGMA fp

21:9の縦横比率、通称シネマスコープ。fpを使うときに最も多用する比率です。今回はカラーモードを「FOVクラシックブルー」に固定して山道を撮影してみます。

「SIGMA fp」と「Leica アポズミクロンSL28mm F2.0 ASPH.」の組み合わせ。撮影前はオートフォーカスの精度や速度、解像力の相性など心配な点がいくつかありましたが、数カットで全く問題のないことがわかります。『Lマウントアライアンス』、恐るべし。

普段50mm以上のレンズを使うことが多い筆者にとって28mmは難敵。比率を横長にすることで自分の目線の先をより象徴的に写すことができるため、アスペクト比の変更は非常に有効です。この日は結局9割近くを21:9で撮影していた様です。

スポットライトのように光が注ぐ場所ばかりを探して数時間。山中は涼しく、鳥たちの囀りと木々の間を通り抜ける風の音に癒されながらの撮影。熱中症対策・虫除け対策をしっかりして、皆さんも是非楽しんでみてください。

 

 

・・・

 

「Panasonic S1」・「SIGMA fp」という2台の国内メーカーの代表機に、ドイツの名門・ライカのレンズを付けて撮影。近年流行りのオールドレンズとミラーレスカメラという組み合わせではなく、マウントを共有する非常に魅力的なコラボレーションとなりました。それぞれの色や機能の特色を生かしながら自分だけのシステムを構築していく。実に夢のある、未来のある話ではないでしょうか。

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[ Category:Leica Panasonic SIGMA | 掲載日時:22年07月13日 18時00分 ]

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【OLYMPUS】夏こそすすめる高倍率ズームレンズ !ーM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3ー

【OLYMPUS】夏こそすすめる高倍率ズームレンズ !ーM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3ー

相変わらずの夏真っ盛り、撮影には行きたいけど歩き回るのに大変な時期のうえ、荷物も出来る限り少なくしたいと考えた筆者は、この日悩むまでもなく「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」をお供にすることにしました。ボディは愛機の「OM SYSTEM OM-1」です。1本で広角から望遠まで撮影できる高倍率ズームレンズはなるべく荷物を少なくしたい時、歩き回れない時にも最適だと思います。

電車とバスを乗り継いで向かった先は夏の植物園です。ここの植物園は様々な種類のバラが植えてあり、色も多種多様。真っ赤なバラは情熱的な反面、この暑さでは近寄りがたいほどです。
ネームプレートに記載された名前を興味深く読みつつ、気付いたら撮影していたのは目に優しい色合いのバラたちでした。

バラ園に続くようにイングリッシュガーデンになっている一角には長方形の大きな噴水が設置されていました。近くには彫像なども配置されていて撮影するには良さそうでしたが、なんといっても入口から最も遠くにあります。あそこまで行ってまた戻ることを考えると気も遠くなりそうなほど。しかしここでもレンズは大活躍してくれました。換算24-400mm のレンズは右手でズームリングを回転させるだけで涼し気な噴水が撮影できてしまいました。

しばらくは外での撮影を楽しみましたが、頭上から容赦なく降りかかる直射日光を避けるため屋内へ。ここでは様々なスイレンを鑑賞できます。撮影していて気付いたのですが水中には魚の姿も見えました。赤い魚は金魚だとして小型の魚はなんだったのか。メダカかと思いましたがヒレが大きくひらひらして見えたので、もしかしたらグッピーの可能性もあるかもしれません。
屋内に作られた池の全体にスイレンがありましたが、葉は近くとも花は遠かったのでこのあたりは全て換算400mmで撮影しています。

平たくツルツルした葉が多い中で異彩を放つ裏がトゲトゲの葉。葉の縁が反っていてお皿のような形です。花の姿はなかったのですが特徴的な姿に思わず撮影していた1枚です。

スイレンの空間を通り過ぎたら次は多肉植物やサボテンのある空間へ続いていました。
バラなどの花も好きですが変わった姿をしたものが多く、お水をあげる頻度が少なくてすむ多肉植物に一時期はまっていた筆者としては興味深いものが多い場所でした。自分の所持している植物がないかなどと思わず探してみつつ、思い出したようにシャッターをきります。

2019年3月に発売したこちらのレンズ、35mm判換算24-400mm相当の便利な高倍率ズームレンズながら質量は約455gと軽さと携行性の高さが魅力です。撮影最短距離も広角側で0.22m、望遠側で0.7mとなり広角側でならテーブルフォトも可能なほどです。もうひとつおすすめな点が「M.ZUIKO PRO」シリーズと同等の防塵防滴性能を持つこと。歩き回るのに辛い夏、思わずカフェで涼みがちな夏、天候が崩れやすい夏のお供にいかがでしょうか。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼


▼▼関連機材はコチラ▼▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月13日 17時12分 ]

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【RICOH】GR IIIを持って水族館に行けなかった日の散歩

【RICOH】GR IIIを持って水族館に行けなかった日の散歩

梅雨も過ぎ、夏真っ盛りの青空の日。
こんな日は水族館に行こうと思い立った筆者は愛機のRICOH GR IIIを持って外に出ました。



しかし、いざ目的の水族館がある駅から外に出てみると停まっている自動車は少なく、人もまばらで噴水は干上がっております。
たどり着いた水族館は門が固く閉じられており、中に入ることもできません。
それは世の中には定休日というものがあることを筆者が失念していたために起きた悲劇でした。
そんなわけで、その日は予定を変更して水族館の近くにある海岸をテキトーに散歩することにしたのです。






道中で見かけるお花が大変綺麗です。紫陽花もまだギリギリ咲いていました。

日本に8ある「海ナシ県」のひとつ埼玉県に住む筆者にとって海は普段見ないもので、どこまでも続くかのように見える水平線を目にすると感動を覚えます。

途中、林の中を歩いている小さな蟹を発見しました。
近づくと逃げてしまうのでGR IIIではこれが精いっぱい。何枚か撮っていると小柄ながらなかなかのスピードで林の中に逃げていってしまいました。


そしてお昼には駅の下にあったレストランで、この濃厚味噌のたまご乗せチーズラーメンに味噌の定番であるバターとコーンをトッピングして食べました。
濃い味噌と粉チーズの上に乗せた卵の黄身を絡めて食べるラーメンは最高でした。
出かけた先で食べたことのない美味しいものを食べる。これも散策の醍醐味のひとつです。

ともあれ、これはこれで充実した日でしたが、この次はちゃんと定休日を確認してから水族館に行こうと心に誓い、その日は帰路についたのでした。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月13日 12時01分 ]

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【Canon】「EOS R7」で撮影された作品を一挙ご紹介!

【Canon】「EOS R7」で撮影された作品を一挙ご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、「Canon EOS R7」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】 夏空 <投稿作品を見る

【投稿者】 Baruch 121 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】 眼光 <投稿作品を見る

【投稿者】 田邊良夫 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】 汗っかきの向日葵 <投稿作品を見る

【投稿者様コメント】 燃えるような暑い夏に向日葵も思わず汗をかく

【投稿者】 a-kichi 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】 公園の仲間261-⑨ <投稿作品を見る

【投稿者様コメント】 公園で出会いました(カワセミ)。

【投稿者】 ichiishi 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】 まるで星空 <投稿作品を見る

【投稿者】 Alice 様 <投稿者マイページを見る
 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「Canon EOS R7」の素敵な写真をご紹介しました!「7」を引き継ぐミラーレス機として登場したAPS-C最高峰の一台。最高30コマ/秒の連写性能を活かした動体撮影はもちろん、約3250万画素の解像力が全ての撮影シーンで美しい写真を写し出してくれるカメラです。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:Canon | 掲載日時:22年07月12日 17時40分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM』です!

『Canon EOS R』との組み合わせで自宅にて「ニハチ」の魅力を満喫しました。

f/2.8 1/100秒 ISO-320

先ずこの「ニハチ」の魅力として感じたのはこの立体感です。
色彩的にもとても鮮やかでキヤノンらしいという印象でした。
綺麗なものや可愛いものを撮るのに向いていると思います。

f/2.8 1/100秒 ISO-100

次にこの「ニハチ」の魅力として感じたのはこのボケ感です。
これだけボケてくれると撮る状況によって何かと助かります。
見方によっては残像のように見えなくもない・・・?

f/2.8 1/1000秒 ISO-100

「この多肉植物もまた実にマクロで撮りたくなる被写体である。」

どこかで聞いたようなことを思いながら撮りました。
寄れば寄るほど本当に独特な表情だなと改めて実感しました。

f/2.8 1/100秒 ISO-500

「ピスタチオです。」

これもどこかで聞いたような響きですが・・・。
味も食感も少し手間がかかるところも全部が大好物です。

f/2.8 1/125秒 ISO-200

これとの組み合わせが最強です。

f/2.8 1/125秒 ISO-200

マップカメラが今年で28歳ということで自分のそのころを思い出してみました。
いろいろ思い浮かんだ中のひとつがまさにこれでした。

ちょうど28歳の頃この組み合わせにハマっていました。
そして現在も変わることなく最強の大好物として毎晩のようにいただいています。

f/2.8 1/125秒 ISO-640

モノクロでも一枚。

今回の現場は自宅でしたがすべて自然光で撮りました。
天気が良かったので逆光を使ったりもして・・・。

結果この「ニハチ」の魅力にハマってしまいました。

『Canon (キヤノン) EOS R』そして『Canon (キヤノン) RF100mm F2.8 L MACRO IS USM』でまた楽しみたいです。
次は散歩に連れて行きたいです。

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SONY FE 28mm F2~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SONY FE 28mm F2~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。

本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

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本日ご紹介する「ニハチ」は… 『SONY FE 28mm F2』です!


今回ご紹介する28mmはソニーEマウントにおいて古参のレンズになります。
発売日は2015年と2022年現在から数えると約7年前に発売されました。
2015年時点では単焦点ラインナップの中で空席となっていた28mm、開放F2と明るくかつコンパクト。
さらに今回の企画上撮影はしておりませんが、2種類のコンバージョンレンズを装着することによってウルトラワイドコンバーターが21mm、フィッシュアイコンバータ―が16mmの画角を実現してくれます。
使い勝手のよい1本、コンパクトで広角と言えば思いつく撮影方法は「スナップ」ですね。
梅雨明け前ではありましたが、真夏のように暑い日、公園散歩スナップのお供にα7Ⅳにつけて持ち出しました。

梅雨明け発表前の紫陽花の名残が公園に咲いていました。
開放F2での描写はコンパクトなレンズと思えないほどピント面はシャープでした。ボケの雰囲気も個人的にはスッキリとしていて好みでした。

開放だとどうしても周辺減光はある程度出てしまいます。ですが、F2という値を考えると仕方ないところもあります。むしろ広角での周辺減光は構図を工夫すると一種の効果として生かせるので積極的に使っていきたいですね。F2という浅い被写界深度ですが、広角なのでゆるやかなボケにまとまっています。広角レンズ特有の遠近効果と相まって独特な雰囲気となります。

F8くらいまで絞ると周辺部までよく解像してくれます。28mmといえば古くから広角レンズの代名詞のような焦点距離でした。ですが、近年は標準ズームのカバー範囲が24-70mm前後に落ち着き、広角の入口は24mmという風に変化してきています。パースや遠近感のデフォルメを感じやすく分かりやすい広角である24mmが使いやすくウケがよいのもうなずけます。ですが、今回28mmという画角を今一度意識して使用してみるとまた違った世界が見えてきました。


公園の中央に1本でぽつんと生えている木がありました。
同じ28mmですが撮影距離や絞り、構図を変えて撮影してみると、様々な表現ができることに気づきました。
中距離から部分を狙って撮影すると35mmや50mmのような撮り方ができ、遠距離からでも24mmほどパースのつかない緩やかな広角で全体を撮る事ができ、尚且つ最短距離まで近づき開放で狙ってみると豊かなボケを活かした撮影ができました。
普段は35mmでスナップ撮影をすることがほとんどである私は、35mmこそが様々な撮り方が出来る万能画角だと今まで思って愛用していました。
ところが今回28mmを使用してみると、35mmとはまた違った魅力を感じました。35mmでスナップ撮影する時よりも、被写体との撮影距離が近づいたり遠のいたり、と様々に動く事がとても楽しく感じたのです。これも広角でかつ広すぎないという28mm画角がもつ絶妙な魅力だと思います。


 
緩やかな広角レンズは縦に長い被写体がある時には縦構図にて遠近感を強調することができます。
極端な広角レンズを使用すると、近景となる被写体の歪みが強調されて気になってしまいますが、28mmであればほどよく収まります。標準的なスマートフォンに搭載されているレンズ画角もおよそ28mmである事が多く、広くスマートフォンが普及した現代においてはある意味「見慣れた画角」と言えるかもしれません。
ともすると見慣れてしまった画角ゆえに改めて写真を撮ると決めた時に「いつも見ている光景と同じ」と思ってしまい、もっと強調された表現をしたいと思ってしまうかもしれません。今回の撮影で最初にファインダーを覗いた時にもある種の「物足りなさ」を感じた事は事実です。しかし、ファインダーを覗き、被写体と向き合い、撮影距離による表現の仕方を工夫し、自分の足で動き、シャッターを切る。
シャッターを切れば切るほど28mmという画角の奥深さに驚かされました。35mmや50mmでは得られない広角感、緩やかな遠近感の強調。F2という開放値により中距離から近接時にボケを活かした撮影ができる。コンパクトで速写性も高く、リーズナブル。風景・人物・テーブルフォトとジャンルを選ばない万能画角。
もしかするとこれからカメラを始めるという時、最初の1本として選ぶレンズに一番適当と言えるかもしれません。

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[ Category:SONY | 掲載日時:22年07月11日 17時35分 ]

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