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【FUJIFILM】真田氏ゆかりの地「フジノン XF35mm F2 R WR」で信州上田を撮る

【FUJIFILM】真田氏ゆかりの地「フジノン XF35mm F2 R WR」で信州上田を撮る

連載中の「カメラを愉しむvol.62」は、『真田氏ゆかりの地 フジノン XF35mm F2 R WR で信州上田を撮る』をご紹介します。今までは撮影に行くたびに色々なレンズを持ち歩いておりましたが、今年の夏は「FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WR」があれば軽くてしあわせな写真が撮れることに気が付いてしまいました。

ということで、朝早くから車を走らせお気に入りの朝ごはんをたべるために行きつけの場所へ。

といっても豪華なバランスの取れた朝ごはんではありません。朝からコレ?と驚かれてしまいそうですが、とあるパン屋さんの「カスタードコロネ」。サックサクなのにクリーム周辺のパイの層だけに歯ごたえがあり絶妙な食感。シュワっとお口の中で溶けるカスタードクリームも絶品なのです。

このウッドチップが敷いてある陶器製の椅子に座りながらコロネを3個いただきました。あと2個は食べられそうですが、お昼ご飯のボリュームが多いためここは我慢しましょう!

信州上田といえば「お蕎麦」「あんかけ焼きそば」「やきとり(おろしニンニク醤油味)」が有名ですが、車の外気温計が示す温度は37度。こういう日はさっぱりお蕎麦を食べたい気分!ということで老舗のお店へ。

真田そばという名称ですが、何が違うのか?答えは「おつゆ」が違います。食に夢中で撮影するのを忘れてしまいましたが、甘いお味噌になめこ、鰹節、だし汁でいただくのです。

お蕎麦のボリュームが多いので、ほとんどの方が注文しないのですが天ぷらも山菜などバリエーションがあり美味しいです。お腹がいっぱいになったところで少しお散歩といきましょう。

「生島足島神社」という神社に来ました。「いくしまたるしまじんじゃ」と読むそうです。

平安時代中期に編纂された格式のひとつ、「延喜式」にも名が記されている由緒ある神社。

厳かな雰囲気がとても好きです。倒れた木は最近倒れたのか、長い年月この状態なのかはわかりませんが強い生命力を感じました。

ドライブをしていると気づいたら「松本城」が見えてきました。帰宅するつもりが、どうやら道を間違えて家から更に遠ざかってしまったようです。せっかくなので1枚パシャリ!

夜も深まって参りました。夕食を探すため車を走らせていると見たことの無いファミリーレストランを発見!看板を見るとどこかの大手ファミレスチェーンの様なネーミング。

関東では見たことの無い看板だったので、改めて調べてみるとあの大手ファミレスの創業者が昔開業したお店だとか。とても歴史を感じるとともに、筆者が小さな頃に見たファミリーレストランの形がそこにはありました。

定番メニューとのことでシーフードオムライスを注文。時が止まってしまったかと思うような懐かしさと優しさを感じるお味でした。このお店がオープンしたころは、デジタルカメラもオートフォーカスカメラもこの世に無い時代。地元の皆さまに愛されている理由がわかりました。

さて、風景撮影からテーブルフォトまでシーンを選ばず扱いやすい軽量な単焦点レンズ。「FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WR」を使ったことが無い!という方、ぜひ一度手に入れてみてはいかがでしょうか。

正直「フジノン XF 35mm F1.4 R」があれば良いとおもっていた私ですが、まったくの別世界。この引き締まった描写を開放からお楽しみください。





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月11日 12時06分 ]

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2022年6月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ6月ランキング
1位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ
5位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z9 ミラーレス一眼カメラ
8位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon Z6Ⅱ ミラーレス一眼カメラ
10位 RICOH THETA SC2 360度カメラ


Canon EOS R7

6月23日発売の注目機『Canon EOS R7』が、堂々初登場1位を獲得しました。
EOS Rシリーズとして、初のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載。有効画素数最大約3250万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」により、APS-CサイズのEOS史上で最高の解像性能を実現しました。
さらにメカシャッター/電子先幕による撮影時は、Rシリーズ最速のAF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッターによる撮影時は、最高約30コマ/秒の高速連写を可能にしました。
高速連写と高画質を両立させたカメラとして、発表されるやすぐに話題になり予約開始からご注文が殺到。開始直後にメーカーから納期遅延の可能性が報じられるという事態に。
昨今の情勢もあり大変心配されましたが、初回入荷としてまとまった数量が入り、今回の1位獲得となりました。
とはいえ、ご予約全てをまかなうには至らず… 現在はお取り寄せ状態になってしまっています。現状、納期未定の状況ですが、それでもお問い合わせ・ご注文は連日のようにあり、注目度の高さをうかがわせています。
なお、同じく新登場のレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、35mm判換算29-240mmという高倍率ズーム。このレンズとのキットも人気が高く、販売数の4分の1ほどを占めます。

初登場1位のEOS R7には大きく水を開けられてしまいましたが、2位には前回復活1位を獲得した『SONY α7IV』が続きます。
在庫も潤沢になり、一時の危機的状況は完全に脱した模様です。
そうなるとやはり人気・知名度ともに高いα7シリーズ。本格的なカメラは初めてという方、他メーカーからの乗り換えの方なども多く、幅広い層から支持を得ています。先代α7IIIに次ぐロングセラー機となる可能性を十分有しています。
ちなみにこちらは、レンズキットよりもボディ単体を選ばれる方が圧倒的に多い状況です。初めてαシリーズを使われる方はボディにお好みのレンズを組み合わせてご購入されていきますが、高画質レンズとして評価の高いFE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2なども多く選ばれているようです。

2位にまた少し差をつけられ、3位には最近人気の高さをしっかり印象付けている『Canon EOS RP』が入りました。
どうしても価格や小型軽量な点ばかり取り上げてしまいますが、最新鋭機が並ぶなかにあってこれだけの支持を得ているのは、勿論基本性能の確かさがあるからこそです。
フルサイズ機を始めるならEOS RP、安心しておススメできる機体です。

4位に『SONY VLOGCAM ZV-E10』。昨年12月以来、久しぶりのランクイン。
動画撮影も一般ユーザーにすっかり定着した現在において、SONYのなかでも柱になりえる存在でしたが…
全世界的な半導体不足などにより、昨年末から長くメーカーで注文受付を停止していました。この6月下旬にようやく再開。それに合わせて入荷もあり、今回のランクインにつながりました。
ですが店頭での問い合わせは意外と少なかったとか。品薄・注文停止期間が長すぎて受注再開がまだ浸透していないようです。
今後メーカーからの安定した供給があれば、ランキングの常連に名を連ねる可能性も大いにあります。

5位『EOS R6』、6位『EOS R5』とCanonの人気機種が揃ってランクイン。これで今回Canon勢は4機種がランクインしたことになります。Canon強し!
上位機種EOS R3は相変わらず入荷未定の状態が続いていますが、安定した人気を誇るEOS R6・EOS R5は在庫も潤沢。
そこに入門機EOS RP、さらに新鋭のAPS-C機EOS R7が加わり、ラインナップも充実しています。
かつてランキングを席捲したSONYを思わせる勢いが感じられます。

7位は『Nikon Z9』、やはりまだまだご注文いただいてから納品までかなりの時間を必要とする状態です。
ですが一定数の入荷はあり、ご予約いただいている方に順次お引き渡ししている状況で今回の順位となりました。
すでにご注文いただいている数が相当数にのぼり、かつ日々上乗せされています。ご検討中の方は、早めのご注文が得策かと…

Nikonはそのほか9位に『Z6II』を入れています。
こちらは在庫は潤沢にありますが、ライバルたちに比べると少し勢いに欠く印象を受けます。

また、ランク外になりますが13位にZ7II。
前回11位とあと一歩のところまできていました。メーカーのキャッシュバックキャンペーンが6月19日までだったので、駆け込み需要によりランクインもあるかと思ったのですが…
そして前回9位に入っていたZ fcも、今回14位とランクを落としてしまいました。どちらも在庫はあるのですが伸び悩んでいます。
Nikonに復調の兆しが、などと前回書いてしまいましたが、今回はどうにも盛り上がりに欠ける結果となってしまいました。
新たに発売が決定した新機種が、果たしてNikon復活の起爆剤となるでしょうか、動向を注視することとしましょう。

順番が前後してしまいましたが、8位に『OM SYSTEM OM-1』。
前回ランキングから姿を消してしまっていました。やはりメーカーからの供給不足が原因でしたが、今回返り咲き。
まだお取り寄せ状態ではありますが、入荷の頻度も増え、ご予約後お待ちいただく期間は格段に短くなっています。

最後に10位『RICOH THETA SC2』。そう、前回謎を呼んだカメラです。
4位からランクを落としたとはいえ、今回もランキングに名を連ねました。
やはり店頭での問い合わせは少なく、ネットからのご注文が圧倒的な割合を占めているようです。
次回、このままランキングに残るか、それともこのような伏兵が入る余地のないランキングになるか。

次回にも話題の新機種登場が控えています。
それらがどんな順位で現れるのか、今回上位のカメラたちがその行く手を阻むのか。
7月の新品ランキング、まさに熱い戦いが展開しそうです。

 

中古デジカメ6月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
4位 RICOH GR Ⅲ コンパクトデジタルカメラ
5位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon D750 デジタル一眼レフカメラ
10位 Canon EOS 5D Mark Ⅲ デジタル一眼レフカメラ


SONY α7III

『SONY α7III』が、なんと10ヶ月連続の1位獲得。今回は2位以下にかなりの数の差をつけ、抜け出た感じとなりました。
前回より中古価格が下がってきているのが大きな要因。
新品α7IVの供給が安定してきたことにより、下取交換などで増えたα7IIIの中古在庫の価格に見直しが入っている状況です。
新品商品の動向が、いろいろな形で中古ランキングに影響を与えることがうかがえます。

2位以下は混戦状態。
注目は前回7位からジャンプアップした2位の『FUJIFILM X-T4』。
新品が品薄である状況に加え、7月に新型機X-H2Sの発売を控え下取による中古数の増加と、中古購入を二重で後押しする形となりました。

FUJIFILMは、そのほか5位『X-S10』、8位『X-T3』、ランク外ですが11位X-E4と続いています。
新品ランキングでは、2ヶ月連続でランクインに届かないという危機的な状況が続いています。
X-T4同様、X-S10やX-E4などの人気機種も自ずと中古で手に入れるしかない状態です。
メーカーが新機種の生産に力を尽くしているのであれば、他商品の状況に変化は期待できないか。となると、これらの機種はまだ当分中古購入しか道はないということになってしまいます。
新製品の登場は勿論楽しみですが、既存の製品の生産も忘れてほしくないところ、メーカーの奮起に期待しましょう。
ところで、X-T3は最近動画撮影に使用したいという方のお問い合わせが増えているようです。高性能のAF機能を活用しながらジンバルに搭載して撮影、フルサイズ機よりも軽量なシステムが俄然注目を集めているとのこと。

新品ランキングと同じ3位に入った『Canon EOS RP』。
中古では10万円を切る価格になることも多く、少しでもお手頃にフルサイズ機を手に入れたいという方の格好のターゲットとなってます。

同じCanonの『EOS R』が6位に。こちらは新品が品薄なうえ、発売から時間が経っている分価格差が感じられることもあり、中古人気が再燃している模様。
約3030万画素という、EOS R5(約4500万画素)とEOS R6(約2010万画素)の中間をいく画素数も絶妙なところで、いいセールスポイントになっているようです。

順番があれこれ入れ替わってしまい申し訳ありませんが、説明の残っているものを挙げていきます。
4位の『RICOH GR III』は、前回同様新品の供給が不安定な時期があり、中古の販売数を増やす結果となりました。
オールシーズン、ポケットに忍ばせて持ち運べる高画質コンパクト、人気は衰えることがありません。

7位の『SONY α7C』、VLOGCAM ZV-E10同様に新品の受注を再開したのですが供給不足は変わらず。結果的に中古ご購入しか道がないという状況です。
ただ店頭でご購入される方は指名買いされることが多く、依然人気の高さは変わらないようです。

最後に9位『Nikon D750』、10位『Canon EOS 5D Mark III』と仲良く並んだ一眼レフ機をご紹介。
それぞれ上位機種や次世代機を抑えてのランクイン。10万円前後の価格帯がコストパフォーマンス的にも支持を集めているようです。
とはいえ新製品が出ることはほとんど考えられない一眼レフ機、状態の良いものは減っていく一方です。
ミラーの上下するあの感触が忘れられないという方は、今のうちに1台確保しておいてもよいかもしれません。

さて、気がつけば2022年も半分が経過し、折り返しを迎えることになりました。
長らくカメラ業界全体を苦しめている製品の供給不足ですが、そんななかにおいても新製品を開発し続けるメーカーの底力には頭が下がる限りです。
それぞれの戦略により、危機を脱しつつある感もしますが果たして…
2022年後半、カメラ業界に明るい話題が増え、たくさんの選択肢から愛機を選ぶ、あの悩ましくも楽しい時間をより多くの方が味わえますように。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月11日 10時53分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~ 七工匠 7Artisans 12mm F2.8 ~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。 本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『七工匠 7Artisans 12mm F2.8』です!
こちらの記事ではXマウントを使用したのでX-T4につけての撮影です。

 

フルサイズ換算でも16mmと広角のレンズなので広大な風景をバックに花などに焦点を合わせて撮影しようと、意気揚々とひたちなか海浜公園へ向かったのですが、到着早々に不穏な空気が流れておりました。

なんと入口が閉まっていたのです。
案内看板にあるカレンダーを見てみると「休園日」マークが記載されていました。
初めて訪れた公園でろくな下調べをしていなかったため休園日がある公園と知らず来てしまいました。

とはいえ、せっかく遠出したので近くの海へ撮影に向かいました。
なお掲載しております写真は全てF2.8で撮影しております。

周辺を散策していると県指定文化財「酒列磯前神社の樹叢(さかつらいそざきじんじゃのじゅそう)」という場所があったのでそちらにも足を運びました。

まさに「樹木のトンネル」。何とも不思議な雰囲気がありました。

道端に咲く花を被写体に木漏れ日のボケが際立つように撮影しました。

自転車に反射する光が点々とボケています。
非常に日差しが強く暑い日ではありましたが、こちらの扇子が活躍してくれました。

マニュアルレンズではありますが動画も撮影しましたのでご覧ください。
なお、動画に関しましてはNDフィルターの取り付けはできないため基本的にはF16での撮影でございます。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:22年07月10日 17時00分 ]

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【SONY】母艦機日記 Leica Summar L50mm F2

これはSONY α7RⅢを、軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したSummarは製作者を以てして「失敗作」と言わせしめた一本です。

前玉の硝材(ガラス)が非常に柔らかく拭くだけで傷ついてしまう点、そして開放ではおよそ使い物にならないボケ玉としてそう言われたそうです。

時は流れて21世紀、その”写らなさ”が良いのだと密かにブームが再燃しつつあると言う訳です。

バリエーションとしては通常のシルバークロームとニッケル鏡筒、鏡筒先端部のみ黒い通称「先黒」、固定鏡筒の「ひょっとこ」、前玉を1枚増やした南国仕様の「トロッペン(トロピカル)」等が存在します。

歴史的な視点から言うと、ライカの銘玉ズミクロンの先祖にあたります。

ライカで初めて50mm F2のレンズとして発売され、現代のアポズミクロンまで脈々とその系譜を紡ぎ続ける一本でもあります。

今回はそんなLeica Summar L50mm F2とお届けします。

思ったよりしっかり写る個体だな、というのが第一印象でした。

全体的にふんわりとはしているものの、ピントの芯ははっきりして開放のわりにボケも汚くないです。

この手のレンズの面白い所は個体により写りが全く違うというところでしょうか。

先述の前玉の傷の大小や経てきた年数故の内部の曇り、ガラスのヤケ等で千差万別十人十色。とにかく写りの質が違います。

パッキリした写りの物もあれば、ぼやぼやでどうしようもない個体もあったりします。

中には山崎光学研究所で再研磨とコーティングを行った、山崎ズマールという物も存在します。

詳しくはコチラからどうぞ。

中央部の解像力だけが異常に高く、そこから外れると一気にボケていく個体のようです。

前玉に傷一つない為素人の手でも入った再研磨個体かと思いましたが、それにしては像がしっかりしているのでただただ謎です。全体的にコントラストは低めでフレアが出やすいながらも周辺はそこまで暴れません。

 

この穏やかな周辺減光は刺さる人には刺さるのではないでしょうか。

大自然の中にポツンと一棟だけ建物があるのが気に入りシャッターを切ったのですが、後から見ると絵画的な描写も相まってお気に入りの一枚になりました。

 

写るズマール、というのも不思議なものです。

写るレンズが欲しければズミクロンを、とよくご案内するのですが、ここまで写る個体ならば味という面からズマールを選択肢に入れても良いかと思います。

 

フリンジもほぼ出ず、周辺もそこまで大きく流れはしません。

光の滲み方も品があり、個人的には結構好きな描写です。

 

最後は日陰で一休みする自転車を。

葉の解像感と前ボケの妖しさがお気に入りの一枚です。

 

さて、今回は製作者を以てして「失敗作」と言わせしめたライカ初のハイスピードレンズ、Leica Summar 50mm F2とお届けしました。

本数だけ写りに違いがあり、ズマールを売って別のズマールを買う方もいる程奥が深く面白い一本です。

是非皆様好みの一本を見つけてみてください。

 

 

[ Category:Leica SONY | 掲載日時:22年07月10日 12時00分 ]

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【Nikon】Z9で千葉散策

6月末、千葉駅側にある千葉公園で夏の花、ハスが見頃を迎えたとの情報を受け、撮影に出掛けてきました。
 

オオガハス

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S 露出:1/400秒、F3.0、ISO 64

千葉公園のハスは昭和26年、千葉市花見川区にある現、東京大学検見川総合運動場にあった落合遺跡の地下から発見された約2000年前の古代ハスの実から生長したもので、これを発見した大賀一郎博士の名をとってオオガハスと呼ばれています。以後他の品種と混ざらないよう系統保存が行われており、今でも太古から変わらぬ姿を見せてくれています。
実際、都内の公園等で見かけるハスと比べ1ヶ月以上早く咲くなど他のハスと違った特徴が見られます。
 

散り際

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S 露出:1/500秒、F3.0、ISO 64

ハスは開花から4日ほどで散ってしまうそうです。
また、開花直後は色の濃いピンク色をしているものの、徐々にその濃さが落ちていき、最後は薄いピンク色に変化します。

撮影の日は、厚い雲に覆われた生憎の空模様。日差しの厳しい猛暑日に比べればマシとも言えますが…。
その薄暗さを逆手にとって、淡い色の花が浮かび上がって見えるように撮ってみました。
派手さを抑え、質感描写に優れたニコン機は、私のイメージ通りの画を書き出してくれます。
 

Lotus

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S 露出:1/320秒、F3.0、ISO 64

ハスの葉には水を弾く特性があり、細かな水滴が残ることはありません。これにちなんで、Kenkoの撥水フィルターには「Lotus(蓮)」と名付けられたほど。
この日もくぼみに集まった水溜りを沢山見つけられました。これを傾けると他の葉へものすごいスピードで流れ落ちていきます。さらにそこから生まれた揺れから他の水溜りも連鎖的に動き出します。この不思議な水の動きが好きで、つい葉を揺らしてしまいます。そして予想外の所から自分の足元に水がかかり我に帰るのです。
 

紫陽花

使用機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S 露出:1/125秒、F3.0、ISO 64

公園内には紫陽花も残っており、いろんな色で目を楽しませてくれました。
 

千葉みなと

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/1000秒、F4.0、ISO 64

先日、待望の『Nikon Z9』を入手しました。
これまで「Nikon Z7」を使用していた筆者。AFや連写性能の強化に加え動画機能のパワーアップに魅力を感じつつも、機材の軽量化を重視していたため当初は見送る予定でしたが、次々に聞こえてくる高評価に我慢ができなくなってしまいました。

これまでは機材の出し入れ、レンズ交換のしやすさを重視して肩掛けバッグを愛用していましたが、Z9の新調に合わせてリュックタイプのバッグに変更。重さは増しましたが腰回りがスッキリしたおかげで移動がしやすくなりました。
気がつけば千葉みなと方面まで歩いていました。
 

千葉ポートタワー

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/1250秒、F5.6、ISO 64

千葉みなとのシンボル、ポートタワー。
背景の厚い雲と、外壁ガラスへの写り込みが影響してなんとも不気味な雰囲気に。
 

ポートタワーからの眺望

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/250秒、F8、ISO 64

せっかく訪れたので上まで登ったものの、この日の見晴らしはイマイチ。
空調の効いた室内で小休止をとって早々にその場を後にしました。
 

船

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/1000秒、F2.8、ISO 64

Z9の試し撮りを兼ねた千葉散策。
動体でAFや連写機能も試したかったのですが、空模様と自己都合の関係でまずは近間での撮影となりました。

シャッターを切っての第一印象は、本当にZ7(4575万画素)より少ない4571万画素なのかという疑問。
私の目にはZ9の方がより鮮明に写し出しているように見えたのです。これは嬉しい誤算でした。映像エンジン等を含め、画素数だけでは分からなかった進化が感じられます。

ボディはさすがに大きくなりました。手の小さな筆者にとっては肉厚になりすぎてグリップを握った際、指が届かないボタンも。
結果、指が届くボタンにどの機能を割り当てるか悪戦苦闘中です。マニュアルやレビューを見ながらカメラをカスタマイズすることになったものの、これが意外に楽しく感じています。
早く自分好みの仕様に仕上げて、この夏はいろんな写真に挑戦したいと思います。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年07月10日 10時31分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Carl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZE ~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Carl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZE ~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Carl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZE (キヤノンEF用)』です!

28mmのレンズと言えば、フィルム時代から広角レンズを代表する画角です。
そんな「ニハチ」の数あるレンズの中からCarl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZE (キヤノンEF用)を選びました。
いつか使ってみたいと思っていたレンズで、ボディは間違いない組み合わせと思い、EOS 5D Mark IVにしました。

ツァイスの膨大なノウハウが惜しみなく投入された、
さらに光学特性をひたすら追い求めたレンズが 「Otus」シリーズです。
他に並ぶもののない!傑出したレンズ。

レンズ自体1350gと、とても大きく、ずっしりと重量感があります。
そしてひと際輝く存在感。思わず2度見してしまうほどです。
また、黒い鏡筒に黄色の文字がとても印象的で、デザイン性においても存在感があります。

普段小さなカメラを持ち歩く筆者にはEOS 5D Mark IV × Otus 28mm F1.4は想像以上の重さでしたが、
最高の組み合わせとワクワクしながら、近くの庭園へ。

幸いにも雨が止んだあとの撮影でした。
雨上がりの植物たちがとても鮮やかにきれいな様を見せてくれて、
しっとりと落ち着いた仕上がりとなりました。

到着した時は、曇天で落ち込んでいましたが
Carl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZEで期待と予想を上回る鮮鋭度と解像力を見せてくれました。

開放F1.4の明るさを活かし、ボケが得られるのも魅力です。
何枚か開放で撮影しましたが、徐々に柔らかく溶け合ってくれました。

マニュアルフォーカスのみの撮影となるので、28mmの焦点距離で大口径となるとピントをファインダー上で厳密に送るのは難しかったのですが、落ち着いた場所ともあって、じっくりピントを合わせて撮るのが楽しかったです。

猛暑だったので、休憩がてらかき氷を食べました。
テーブルにカメラを置いて、食べていると
「立派なカメラだね~」と話しかけてくれました。それほど迫力あるレンズです。
大きなレンズですが、最短撮影距離は0.3mなので寄ることもでき、今年初のかき氷を思い出として撮ることができました。

いかがでしょうか。訪れた場所が歴史ある庭園だったので、レンズがマッチしていて重厚感と上品さをバランス良く表現してくれました。

なにか特別な日に使いたいなと思わせてくれるレンズです。

中判写真に匹敵する質感と描写力が味わえるOtusレンズの中から今回は、「ニハチ」ということでCarl Zeiss Otus 28mm F1.4 ZEを選びましたが、皆さんにもオススメしたいレンズの1本となりました。

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:22年07月09日 17時00分 ]

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フォクトレンダー究極の35mmが登場!「Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」を動画で紹介

フォクトレンダー究極の35mmが登場!「Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」を動画で紹介

今回紹介する商品は、2022年6月23日発売『Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical(ニコンZ用)』。外観や使用感、実際に撮影した写真を交えながら動画で魅力をお届けします。それでは、お楽しみください!

 本編映像


 

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:27 APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalについて
03:21 レンズ外観を確認
05:04 Nikon Z 7IIに装着(外観)
06:42 Nikon Z 9に装着(外観)
08:05 実写レポート
11:55 総評
13:14 エンディング

 ワンポイント解説

――そもそも、APO-LANTHAR(アポランター)とは

フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号です。『APO』の語源となっているのが、アポクロマート設計です。アポクロマート設計は、軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除するとともに、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求しています。

 

――玉ボケ表現を楽しめる12枚絞り

12枚からなる絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8とF5.6、F16でも円形になる特殊形状を採用。点光源などの“玉ボケ”を活かした作画が可能です。

――ニコンZマウント専用設計

本レンズはフルサイズに対応、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)の両方で使用できます。

電子接点によるボディとの情報通信も可能で、Exif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキングによるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)にも対応しています。MF専用レンズですが、専用設計だけあってニコン機との相性抜群です。

スペックだけでも気になる部分が盛りだくさんな「Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical」。まだ動画をご覧になっていない方は、ぜひ本編をご確認下さい。

▼動画内で紹介した写真の紹介はこちら▼

▼紹介レンズはこちら▼

▼使用機材はこちら▼

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:22年07月09日 12時00分 ]

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【etc.】ライトレンズラボ周八枚。作例と使用感レポート

【etc.】ライトレンズラボ周八枚。作例と使用感レポート

今回ご紹介するMapTimesで使用した機材はこちら。
Light lens lab(ライトレンズラボ)M35mmF2(周八枚)+UVフィルター+フード ヴィンテージブラック
使用したボディはLeica M10-Dです。

レンズの概要に関しては過去にもご紹介させて頂いておりますので、是非こちらの記事併せてもお楽しみ下さい。
【light-lens-lab】周八枚・ヴィンテージブラック-発売!
【復刻レンズの実力】leica伝説のレンズを完全再現

使用したヴィンテージブラックモデルはブラックペイントで、初めからエイジングが施されているモデルです。
同仕様のUVフィルターとフードも付属しており、エイジングに統一感があり風合いがマッチしていて嬉しいです。

さて、今回は梅雨明け前後をターゲットにした夏を感じられる作例と
レンズの使用感をお伝えさせて頂こうと思います。

使い始めてすぐに感じたこと、それは周辺減光量こそ多いものの開放からピント面が非常にシャープであるということです。
そのバランスがなんだか癖になりそうです。

F8、絞っても周辺減光は解消されることはないのですが、この雰囲気を楽しむのもレンズ道楽の醍醐味でしょう。

開放での1枚です。
反射してくる強い光にはストレートに反応し、角張っている輪郭がしっかり確認できます。
周辺部分での極端なレモン型のボケはみられず安定感すら感じられます。

開放でも気持ちの良いエッジ。

こういったもともと周辺が暗い場面においては、周辺減光を認識できないと言っても良いでしょう。
日の高さ、硬さから夏の日差しを感じます。
カラーバランスもとりやすく、RAW現象しやすい印象を受けました。

開放で、最短撮影距離70cmからの1枚。
結構寄れます。前後のボケ味もあってか、これまでの写真とはまた違う表情を見せてくれました。
普段私が使用しているLeicaズマロン L35mmF3,5前期は、最短撮影距離が1mなので30cm違うと
まるで違うレンズかのように撮影の幅が広がります。

立体感もしっかりと感じられ、写真を見返していても楽しいです。
爽やかハイキーな写真というよりは、落ち着いたシックな風合いを演出しやすいです。

とは言いつつも、ハイライト側も粘り強く緑の透け感も気持ちよく描写してくれます。

あまりの暑さにカメも水へ飛び込んでいました。

モノクロにしてもよし。

夏といえばひまわり。元気に太陽を浴びていました。
私は構図をそのままに絞りを変えて撮り比べをすることが多いのですが、
このレンズは絞りリングが細く尚且つフードよりも外径が小さい為、
ことカメラを構えながらという条件下においては、フードが干渉して操作しづらい場面が多かったです。

また、無限遠ロック機構を備えたフォーカスレバーが設けられていることもあり
フードを逆付けしての収納はできないという事と、無限遠付近での微妙な操作で
不意にカチッとロック位置まで回ってしまうという、少し煩わしさを感じる一面もありました。
些細な事ですが実際の運用に際しては重要な要素になり得ます。

ただし筐体の質感、高級感、操作感、描写性能とどれを取ってもハイクオリティで
満足度の高い1本であることは確かです。

最後は夕刻に1枚。夏の夕刻はどこか物寂しさを感じます。

さまざまなシチュエーションで撮影してみましたが、描写面において総じて扱いやすかったです。
そしてシックな風合いを楽しめる、そんなレンズでした。
エイジングが施されたルックスはかっこよさもありますが、綺麗すぎると持ち歩く時にどうもそわそわしてしまう、
そんな気持ちを和らげてくれる効果も少なからず感じました。

冒頭でもお伝えしましたUVフィルターとフードが付属するというのも非常に嬉しいポイントです。
お見逃しなく。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。
それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。








[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月09日 11時10分 ]

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【OLYMPUS】初夏の鎌倉 長谷寺へ

鎌倉の古刹、長谷寺のご本尊「十一面観世音菩薩」は、2021年造立1300年を迎えました。
それを記念した特別行事「御足参り(みあしまいり)」を体験するために、
梅雨入り直前の快晴の休日、OM-D E-M5 Mark Ⅲ + M.ZUIKO 12-45mm F4 PROを携えて、
初夏の鎌倉 長谷寺へ出かけました。

 

石段を上ると、緑色に輝く苔の中に佇む、小さな地蔵さまが出迎えてくれます。
その可愛らしい姿に、思わずにっこりです。

地蔵堂に立ち寄り、周囲に並べられた千体地蔵に手を合わせます。

そして、本堂にて、御足参りを行いました。

志納金を納め、手ぬぐいを頂きます。

1300年の時を経たご本尊、十一面観世音菩薩さまの大きな御足に、
先ほど頂いた手ぬぐい越しに直接手を触れて、
頭部から足先まで全身を拝観できる特別で貴重な体験です。
慈悲に溢れた十一面観世音菩薩さまを、真下から見上げます。
1300年という気の遠くなるような年月…。
圧倒的な存在感を放っています。
静かな堂内で、金色に光り輝くそのお姿をしっかりと瞼に焼き付けました。

観音ミュージアムで長谷寺の歴史に触れ、さらに境内を散策します。

眺望散策路へ。

まだ梅雨入り前だったので、紫陽花は満開ではありませんでしたが、
それでも健気に美しく咲いています。

散策路にも小さな石仏さまが佇んでいました。

鎌倉の街並みと由比ヶ浜を眺めます。
まさに、眺望散策路です。

卍池にも紫陽花が咲いていました。

洞窟内の壁面に、弁財天とその眷属である十六童子が彫られている弁天窟へ。
薄暗い迷路のような洞窟内に、
ろうそくのわずかな灯りの中、弁財天が浮かび上がる。
ここは、異界への扉でしょうか?
思わぬ所にこんな世界が存在するのです。

見てください。
今にも大きな笑い声が聞こえてきそうな、この大国さまの豪快な笑顔を。

和み地蔵が大きなマスクを装着して立っています。
この和み地蔵のマスクが、一日も早く外せる日が訪れることを祈りながら、長谷寺を後にしました。

▼今回使用した機材はこちら▼

 

 

 

 

 

[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月09日 11時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO ~この季節に咲く花(54)

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO ~この季節に咲く花(54)

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)』です!
SONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A につけての撮影です。


1/4000 F2.8  ISO1000

今回の植物は、どこでも見られる「オオバコ・大葉子」です。

どこでも見られるのには、訳があります。

種子は風によって運ばれ、水に濡れると粘り気が出て、車輪や靴底に引っ付いて、どこでも運ばれます。

そして、荒地でも元気よく育ちます。


1/2000 F2.8  ISO1000

名前は葉が広く大きいことから由来してます。

この葉をアルミ箔などに包んで火にかけ、どろどろしたものを患部にあて包帯をして、おできの吸出しの治療に使います。

地方により、別名ガエルッパ、ゲーロッパ、オンバコともよばれ、弱ったカエルをこの葉陰におくと元気になるとか俗説からカエルバとも

いわれてます。


1/500 F5.6  ISO1000

1/4000 F2.8  ISO1000

この花穂の種子を煎じて飲むと、便秘、去痰、咳止めに効きます。

生薬名を車前子(シャゼンシ)と言います。

1/5000 F2.8  ISO1000

開花期の全草(ちょうど今ころ)を採取して乾燥させたものを生薬名、車前草(シャゼンソウ)と呼び利尿薬として用います。

そして、子供の頃、野原でこの花茎を絡ませて引っ張り合って、どちらが早く切れるか遊んだ、スモウトリバナ、スモトリグサとも言われてます。

遊んでいた草は、いろいろと調べると、役立つ漢方薬でも、あるのだと思いました。

ちなみに、オオバコダイエットに使われているものは「エダウチオオバコ」と言い同じ仲間ですが、このオオバコとは違います。

私は、今年の初め、SIGMAの Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)を手に入れました。

今まで、いろいろとマクロレンズを使いました。

基本的に絞り込んで使うレンズだと思っていましたので、最初は、F2.8の出番があるのかと思っておりました。

今回の様な植物は強調したい部分、開放F2.8にすることによって、見せたい部分、花穂を表現ができました。

マクロのF2.8のメリットは、そこにあるのではないかと思いました。

【参考文献】

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社

四季の雑草図鑑 稲垣 栄洋 (監修)出版社 : 宝島社

大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著)  朝日新聞出版

持ち歩き! 野草・雑草の事典532種 金田 洋一郎 金田 初代 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:22年07月08日 14時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~RICOH GR III~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~RICOH GR III~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『RICOH GR III』です!

いきなり一枚の写真を見て頂きましたが、このカットが『RICOH GR III』を購入して初めて撮った一枚です。
カメラが届いて、保護フィルムを貼って(グラマス派です)設定をいじって家の中を撮・・・るならやっぱりスナップがしたい!
という事で近所の公園でいてもたってもいられず撮った写真です。

そして初日に気付いたのが「28mmって、難しい!」という事。その思いは今でも変わりません。
思っていたより画が広く、スナップシューターという観点で見た時に画面の中の要素が多くなって目が散ってしまいます。

今回は、そんな『RICOH GR III』に段々と私がハマっていった理由などを写真を交えて少し語らせていただければと思います。
28mmかF2.8の機材を紹介しようという連載ブログですから、これほどうってつけの機材はありません。ぜひ皆様も、一家に一台GR。

『RICOH GR III』を購入してしばらく、本当にGRしか持ち歩かないという日が続きました。というよりは「何をするにも持ち歩いていた」と言った方が正しいでしょうか。ちょっとしたお出掛けやカメラ仲間との集まりにも、そしてコンビニに買い物に行くのもカメラが必要ではない日程でも必ずカバンかポケットに忍ばせていました。
自然と日常を「28mm」で見るようになったことで、難しいという思いを凌駕するチャレンジ精神が生まれます。自分なら、GRなら、28mmなら、この場面をどう収める?どこまで写す?どの画角が気持ちがいい?

画面内の要素を絞る方法の一つに「寄る」という選択肢があります。『RICOH GR III』にはマクロ撮影モードがあり、これがことのほか寄れます。
ご覧いただいているのは私が両親から授かった左手の甲。マクロモードを試しがてら、筋ばった荒野に雨が粒を成す様子を観察してみました。
このように、近接撮影を活かして被写体をダイナミックに扱うことが出来るというのが、最初に気付いた大きな魅力の一つです。

空を撮る事に関してはこの上ない一台です。広々とどこまでも青空が続く様子も良いですが、GRレンズの質感描写を愛するならやはり雲でしょう。
モクモクとしたもの、薄くたなびくもの、まっすぐに伸びる飛行機雲などを見事に捉えてくれます。
この日は風が強く、この景色を撮った数秒後には一面の曇天となっていました。刹那の美景を逃さない、スナップシューティングの醍醐味です。

GRレンズの描写は開放から非常にシャープ。破綻のない写りに自分で撮ったものですが引き込まれていきます。
ハッキリとした定義やルールに縛られないのがスナップ撮影の良いところ。なんとなくいいなぁと思ってカメラを向けたものが、形ある創作になる快感がたまらず、どんどんGRにハマっていきます。

GR IIIやGR IIIxを使ったことがある方なら、一度はこの「ハイコントラスト白黒」の世界にのめりこんだことでしょう。
普通のモノクロではない、パキッとしてざらっとした表現は撮影者のイメージをさらに尖らせてくれます。
11種類のイメージコントロールの中で、モノクロは何と4種類。色のない世界への、RICOHのただならぬこだわりを感じます。

広い画角の中で、散漫にならずどうメリハリをつけるのか。それにはやはり光の存在が欠かせません。
影を生み出してくれるような強い光を見つけ、記号的に捉えていくのが楽しく感じます。街を両断する光線が花形となり、シャドウの中で息づくバイプレイヤーが街の動きを担っています。

横はもちろん、縦構図も非常に楽しいのが28mmです。視界が開き、高さや奥行きをより豊かに感じられます。
これはつい先日の帰り道、いつもと違うコースで遠回りしてゆっくり帰った時の写真です。息苦しかった自粛期間が明けて夜の街にも活気が戻ってきているみたいですね。生き生きと仕事をしている提灯や看板、ちょっとレトロな街灯に後ろ髪をひかれながら一枚だけパシャリ。

『RICOH GR III』で良い写真が撮れたなと思った時を振り返って、大切な要素に気付けました。それは「衝動」です。日常のふとしたタイミングに突然現れる「あ!この景色撮りたい!」という気持ちを全部カメラに突っ込んであげるのです。GRには撮影者の衝動を受け止め、具現化する力があります。

衝動はいつやってくるのでしょう。憧れのカメラを買って箱を開けた時なのか。雨に濡れる自分の手に家族の面影を見た時なのか。光指す東京の街並みに慕情を覚えた時なのか。

まとまりのない話をしてしまいましたが、自分はまだまだ「28mmを使いこなす」という長い道のりの先端を覗いたにすぎません。
諸先輩方や著名な写真家の作品に憧れて私の手元にやってきた『RICOH GR III』。ニハチ×ニハチのさらなる深淵に、これからも挑んでいく所存です。

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[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年07月08日 13時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。

本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は… 『Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Aspherical』です!

 

今回は私のベストスナップレンズ、Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 Asphericalについてお話させていただきます。

発売前から気になっていたレンズでもあり、サンプル品が届くや否やすぐに試写にでたことも記憶に新しい一本です。

本レンズはライカMマウント(VM)とL39スクリューマウントで発売されており、ライカMだけでなくバルナックや他社のボディでも楽しんでいただける仕様になっています。

また、Mマウントはブライトフレームが50/75mm枠が出ますが、L39マウントに35/135mmのLM変換リングを付けて使うというのも”オツ”な楽しみ方かと思います。

開放F値を欲張らずF2.8に収めたことで非常にコンパクトな鏡筒を実現し、40mmという広すぎず狭すぎない絶妙な画角で万能に使用できます。

Leica M10-Rに付けても解像負けしないシャープネス、そしてもう一歩踏み込みたくなったら高画素故いくらでもクロップがききます。

今回の作例は全て開放F2.8での撮影になります。開放からシャープでコントラストの高い描写をお楽しみください。

 

見たままを自然に切り取ってくれる画角としての40mmが好きです。

F2.8なのでとろけるようなボケなどはありませんが、どこまでいっても写実的にあるがままを捉えてくれる一本として、この先手放すことはないだろうと使うたびに確信を深めています。

肩肘張らずにのんびりと、そんな時におすすめです。

 

収差が全体的に少なく面を面としてしっかり捉えてくれます。

数種類の草が混ざっているのか、緑にも数種類ある事に後から気が付きました。

 

気分転換にモノクロに変更。

モノクロは色味という情報が抜け落ちているからか、物の質感や階調がより感じ取りやすい気がします。

陰影の美しさはボディ側の実力でもあるのでしょう。画素の粒が細かい高画素機では解像力ばかりが取りざたされますが、モノクロ時には画素数からくる緻密さで階調を豊かに表現してくれます。

 

レンジファインダー用レンズなので最短撮影距離は当然0.7m。

そう、40mmのレンズでこんなに寄った画は撮れません。

ほぼ最短で撮影してから現像時に思い切ってトリミングをした一枚です。

大胆なトリミングをしても解像感に無理が出ないのはレンズ性能が純粋に優れているからでしょう。

後ろボケのこぶりなざわつきも個人的には好きなポイントです。

 

異例の早さで梅雨が明けたと思ったら、7月に入りまた梅雨のような天気に逆戻りしてしまいました。

写真を撮っている間もいつ雨が降ろうかという重たい曇り空でしたが、気がつけば青空が顔を出していました。

質感表現に優れたレンズの楽しいところは固い物を固く、柔らかいものを柔らかく写し分けてくれるところです。

 

曇り空から一転、晴れ間が広がった事で一時は清々しい気持ちになりましたが日差しと暑さに負けカフェに避難。

M10シリーズはシャッター音が控え目なので店内でもサッと写真を撮れるのが嬉しいところ。

F値も2.8とちょうど良いので被写界深度を稼ぎやすく、テーブルフォト撮影の際でも、絞らねばボケすぎて何が何だか分からないということもありません。

全てが”ちょうどいい”レンズなのです。

 

来たるべき暑い夏へ向けて、軽量コンパクトで使い勝手の良いレンズをお探しの皆様におすすめの一本です。

 

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28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:22年07月08日 12時30分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~CONTAX Biogon T*28mm F2.8(G)~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~CONTAX Biogon T*28mm F2.8(G)~

ニハチ…にはち…28

「28」

そうです。マップカメラは8月で28歳になります。

こうして28周年を迎えることができるのは、皆様のおかげです!
これからも末長く皆様に愛されますようMAP TIMESではより魅力的な記事を掲載していきます!
今後ともマップカメラをよろしくお願いします!

さて、カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年とニハチをかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、それぞれ28人が「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『CONTAX Biogon T*28mm F2.8(G) 』です!

本レンズは「28mm」の「F2.8」。本編は28mm編のVol.1という位置づけとなりますが、「ニハチ」×「ニハチ」にてお届けいたします!

ほとんどの写真をF2.8の開放で撮影。28mmで撮影したF2.8をお楽しみ頂けましたら幸いです。

今回はCONTAX GマウントレンズであるBiogon T*28mm F2.8(G)にSHOTENのマウントアダプターを使用し、SONY α7Ⅲにてマップカメラがある新宿をスナップ撮影して参りました。

※後玉が出ているレンズとなります為、マウントアダプターを使用してカメラボディにつけるときは特に細心の注意を払って取り付けが必要な組み合わせとなりますのでご注意ください。マウントアダプターのご利用に関して弊社では一切責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

マップカメラ28周年を祝する為に28mmで撮影をすると決まった時、真っ先に街中スナップを撮りたいと感じました。

広角レンズで街中を撮影するのが好みな筆者。24mmだと広すぎてしまい余計な物が写り込みすぎてしまいます。28mmだからこそ雑多な街中を程よい広さで写すことができるのです。

忙しない街中をあえて幻想的な雰囲気で撮影したいと思い、CONTAX Biogon T*28mm F2.8(G)を持ち出しました。

現代的なはっきりとした写りではなく柔らかく優しい雰囲気で撮影することができ、まるでフィルムカメラで撮影したような雰囲気をα7Ⅲで使用できるのです。レンズの設計は対称型。広角レンズに分類しますが四隅の歪みは全くないのでスナップ撮影にピッタリです。

今回はSONY EマウントのボディにCONTAX Gマウントのレンズをつけるためマウントアダプターが必要となります。SHOTENから出ている電子マウントアダプター コンタックスGレンズ/ソニーEボディ用 GTEを使用しました。

こちらのマウントアダプターを使用すればAFで撮影を楽しむことができるのです。

ですが正直に申し上げますと、AFの動作が不安定な時が多々ありました。

ピントが合っていないのもご愛嬌…。という言い訳ではなく…あえてピントが合っていないことによって当初の目的である新宿の駅前の街を幻想的な雰囲気での撮影ができたと思っています。

もちろんピントを合わせればしっかりと写ってくれます。上記の写真は手前の自転車にピントを合わせ、しっかり写ってくれました。反対に奥側の横断歩道を渡っている方たちに注目すると、ボケの滲み方が特徴的です。

マウントアダプターを使用しない通常のSONY Eマウントレンズだったらこのような写りはしてくれないでしょう。はっきり写っているけれどどこか幻想的…。レンズの個性を存分に活かせたお気に入りの1枚です。

そしてこのレンズは周辺減光が出ます。これも味があって良いのではないでしょうか。

街で歩いている人を含めて写真を撮るスナップ撮影のスタイルが好きな筆者。街の雰囲気を表現するには人を入れなくては伝わらないと思っています。そのとき人の顔を出来るだけ大きく写さずに自然に溶け込むかのように撮影するのに必要なレンズは間違いなく広角レンズ、そしてそれが28mmという画角なのです。

筆者は28mmで街中スナップ撮影を強くおすすめします。カリッとした写りではなく優しい雰囲気にしたいとき、あえてマウントアダプターを使用し、CONTAX Biogon T*28mm F2.8(G)にて撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。


 


↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年07月08日 12時00分 ]

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【Nikon】オリジナルイージーラッパープレゼント

【Nikon】オリジナルイージーラッパープレゼント

おかげさまでマップカメラは2022年8月13日に創業28周年を迎えます。
これまでマップカメラをご利用いただきました多くのお客様にあらためて感謝申し上げます。

皆さまからのご愛顧に少しでもお返しをすることができればという想いから、プレゼント品をご用意しました。

マップカメラ創業28周年記念のオリジナル「イージーラッパー」になります。
ニコンとのコラボレーションの結果できあがったマップカメラ限定モデルとなっております。

イージーラッパーは表地と裏地の素材が特殊なものでできており、重ねた部分が貼りつく不思議なクロスです。
サイズが47cm×47cmと余裕のある大きさですので、フラッグシップ機はもちろんですが、望遠ズームレンズにも使用していただくことが可能です。

ニコンのカメラは非常にタフではありますが、持ち運ぶ際にボディやレンズを裸で持ち運ぶのはやはり危険です。
そこでカメラやレンズをイージーラッパーで包むことで愛機を守り、安心して撮影地へ出かけてみてはいかがでしょうか。

ニコンを猛烈に愛する弊社スタッフも企画に参画しており、様々な検討を経たうえでこのデザインとなりました。
ニコン「Z series」のオフィシャルロゴに、Zシリーズを象徴する代表的な3機種を対角線上に配置しております。
*ボディは「Z9」「Z7II」「Z fc」の3機種をプリントいたしました。

また縁のステッチを「ニコンイエロー」で忠実に再現した点も拘りポイントです。

ニコンファンにはたまらない、マップカメラだけの限定アイテムです。

 

弊社指定の新品ニコン製品をお買上のお客様で先着500名様にプレゼントいたします。
※ 1会計につき1枚までとさせていただきます。

従業員一同、ぜひ皆様にお使いいただければと願っております。

↓対象商品はこちら↓

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[ Category:Nikon | 掲載日時:22年07月08日 11時01分 ]

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【SONY】先着300名様限定!オリジナルイージーラッパープレゼント

【SONY】先着300名様限定!オリジナルイージーラッパープレゼント

皆様こんにちは。日頃よりマップカメラをご利用頂き誠にありがとうございます。

梅雨も明け、気温が高い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。今年の夏こそ外出して撮影を思いっきり楽しみたい…!そう思われている方は多いかと思います。

今回は外出時にピッタリなSONYユーザー必須アイテムのプレゼント品をご用意いたしました!

マップカメラオリジナルデザインのイージーラッパーとなります!

縁のカラーはSONYではお馴染みのシナバーカラー。SONYユーザーには見覚えのあるデザインばかりかと思います。

弊社スタッフが書き起こした完全オリジナルデザインとなります!

下部にはSONY α1の軍艦部をイメージした線画を描き起こしました。

ポイントはマウント部のシナバーカラー。このシナバーカラーがちらっと見えることによって誰もがSONYのカメラだ!と一目瞭然でお分かり頂けるかと思います。

そしてイージーラッパー上部には「35mm FULL-FRAME CMOS IMAGE SENSOR」という文字が。

皆様、こちらの文字はSONYボディのどこに記載されているかご存じでしょうか…?

そうです!カメラボディ正面から見て右側、マウント部のシナバーカラー部分に小さく記載されております。

知る人ぞ知る、SONYの細かなデザインを取り入れました。

イージーラッパーとは、裏地と表地が触れるとくっつく便利な風呂敷です。大切な愛機をくるくると包むだけで簡単に守ることができます。

対象商品の一部であるSONY FE24-105mmF4、FE24-70mmF2.8GMは勿論どちらも綺麗に包むことができます。

使い方は簡単!裏側に機材を置いて…

包み込みます。どこでつけてもピタっとつくので、もっと乱雑に包んでも問題ありません!

あっという間に鞄に入れられる状態になりました!

今回こちらのイージーラッパーの大きさはMサイズ(350mm×350mm)となります。

基本はボディ・レンズ単体での使用になるかと思いますが、α7CにFE40mmF2.5Gをつけた状態でも包むことができました。(FE40mmF2.5Gはプレゼント対象製品ではありません。あくまで使用例となりますのでご了承ください。)

パンケーキレンズなどの薄めのレンズであればボディにレンズをつけたままでの収納で問題ございません!いつも使っている鞄にさっとカメラを忍ばせることができます。

長玉系は厳しいかと思いきや…FE70-200mmF4 G OSSも包むことができました!(本レンズはプレゼント対象製品ではありません。あくまで使用例となりますのでご了承ください。)

2本目のレンズ持ち運びにうってつけです。

弊社指定中古SONY製品お買い上げのお客様に先着300名様限定でプレゼントいたします。(※ 1会計につき1点までとさせていただきます。)

いつもSONYを使われているお客様へ、これからSONYを使おうとご検討されているお客様へ、SONYユーザーのために作られたマップカメラオリジナルデザイン!この機会を逃してしまうと手に入れることができません。

ぜひこの機会にご検討くださいませ!

▼対象商品はこちらのバナーからご確認ください!▼

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【marumi】Filter’s Note Vol.7 ~なついろパンチ!~

【marumi】Filter’s Note Vol.7 ~なついろパンチ!~

Filter’s Noteは、いつもより変化のある写真が撮りたい方や、現像には抵抗があるが写真にアクセントがつけたい方に向けて、マルミ光機(以下、marumi)の光学フィルターや角形フィルターを用いてその能力を紐解きながら、フィルターの重ね付けをメインに、様々な作例をできる限り紹介していきます。

 

Vol.7は、marumi オリジナルフィルター「なついろパンチ!」を紹介します。

 

!Main Note!~なついろパンチ!とは~

3枚のガラスフィルターで構成されており、特殊な透過性特性を持つ色ガラスを中央に、その前後をソフトフィルターで挟んだ特殊フィルターです。

「解像力のいらない世界へ」をキャッチコピーに、解像力がない新たな写真づくりを楽しめるフィルターです。

同じシリーズに「アルプスパンチ!」もございます。

 

!Plus Note!~なついろパンチ!の特性~

なついろパンチ!はフィルターを見ると一目瞭然ですが、その青色が特徴です。

薄枠フィルターが主流の昨今、フィルム時代のフィルターでも見たことない厚さをしております。

さらに、フィルターが3枚分重なっているだけあり、反対側がなんと見えません。

筆者の知る限り、フィルターで反対側が見えないのは、高濃度NDもしくはこのフィルターぐらいではないでしょうか。

 

それでは使用した写真をご覧いただきます。

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

ファインダーを覗いているときはハッキリ見ながら撮影ができても、実際に出てくる写真がイメージと全く違ったことには衝撃を受けました。

ソフトフィルター2枚分の描写は、筆者が思っていたよりも柔らかくオールドレンズにもない表現には新鮮さを感じました。

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

marumiのパンチシリーズは様々なホワイトバランスに設定することでよりそのフィルター効果を堪能することが出来ます。

ホワイトバランスの設定をオートで撮影してももちろん問題はありませんが、

オートの場合はカメラ側が検知した色に対して調整がかかりますので、

柔らかい描写はそのままですが、なついろパンチ!が得意とするより青を強調する表現は打ち消されてしまいます。

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

同系色の被写体を写すことで、より色の深みが出ながらもニュートラルな写りとは似て異なる独特な描写を楽しむことができます。

反対色の被写体を写すことで、反対色が締まったような表現をしながらも独特な描写はそのままに堪能することできます。

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

また、ソフトフィルター本来の特性として、光を強く受けているところほどぼかしの効果が大きく、光を発しているような表現を得ることできます。

特にこのなついろパンチ!は、2枚のソフトフィルターが1枚で装着している状態ですので、絞って撮影してみたり、もともと光を受けていないような場所でも強めのソフト効果を得ることできますので、明るい所での撮影する際、筆者は露出補正を-1段分にして撮影を行いました。

 

Nikon D5300 – AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

 

撮影に変化をつけるフィルターは、C-PLやND、光害カットフィルターからソフトフィルター、クローズアップフィルターなど、

フィルターを紹介するだけでも片手で収まらない程、様々なフィルターが数々のメーカーから発売されております。

 

その中でもこのなついろパンチ!は今まで無かった新しいカタチのフィルターでした。

解像力のいらない世界は、撮影を楽しむ人たちの新たな世界でした。

是非ともこのなついろパンチ!で新たな世界の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

▼【鈴木さや香×マルミ光機】「なついろパンチ!」「アルプスパンチ!」スペシャル対談公開中!▼

 

なついろパンチは予約受付中!

↓使用したカメラはこちら↓

[ Category:etc. | 掲載日時:22年07月07日 13時00分 ]

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【Voigtlander】Z5で使う2つのAPO-LANTHAR

APO-LANTHER。
Voigtlanderのレンズの中でも特に高性能のレンズに与えられる称号です。
軸上色収差など、収差を徹底的に抑えたレンズです。

同じAPO-LANTHERでもマウントの違う場合、写りはどれくらい違うだろう…ふと思いました。
いつものようにZ5にMマウントのAPO-LANTHERを付けてみようと思いましたが、今回は今年の5月に発売されたZマウントAPO-LANTHERでも撮影してみます。

それぞれ別の日に撮影しているため厳密な比較にはなりませんが、ISOはどちらも200固定、開放F2で撮影しています。
同じ名前の2本のレンズをZ5に付けた時の雰囲気の違いをお楽しみいただけたらと思います。

・・・


まずは、APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical(ニコンZ用)です。
まさかここまで梅雨が早くあけるとは思ってもいなかった6月中旬。紫陽花を見に出かけました。
紫陽花の花びらがすこしシワシワしているところや、葉のザラザラしているところ、2つの違いがはっきりと表れています。
隅の隅まで見ればすこしレモン型にはなっていますが、背景の玉ボケもほとんどきれいな丸をしています。
これがAPO-LANTHAR。


寒色系の紫陽花も写真を撮りました。
どんな色でもはっきりした鮮やかな発色です。
紫陽花、とひとくくりにしても花びらに見える部分の大きさによって品種が違います。
確かに一枚目の紫陽花の方が花びらが大きいように思います。ただし、色の違いは土壌の成分の違いで変わるようです。


紫陽花に少し詳しくなりながら進んでいくと、花手水がありました。
この時期に合わせて色とりどりの紫陽花が浮かび綺麗でした。不動明王も心なしか穏やかに見えます。
紫陽花のカラフルさと不動明王のモノクロのコントラストの鮮やかさにまず驚かされました。
そして、彫刻の立体感もあります。


規則正しく並んだ鳥居が圧巻でした。
このレンズを使ってみて一番に思った事は発色の鮮やかさです。
もともとどんな色でも素直な発色になることがNikonの持ち味だと思いましたがAPO-LANTHERを使うとより鮮やかになるように思いました。

・・・


またあくる日、APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMをZ5につけてみました。
どちらかというと、Zマウントのものに比べてZ5で使用した場合は落ち着いた発色になるように思います。
特に、黒がZ用のアポランターと比べるとしっとりとした味わいがあるように思います。


次にこのレンズらしいところだと思ったところは、周辺減光です。四隅が大きく減光しているのが分かります。
この日は青空の広がる晴れの日でしたが、見たよりもあっさりとした色味になっていました。
壁のレンガの色が部分部分によって異なるのは、レンガの年代の違いです。
黒くなっているレンガはこの建物が建てられた当時に使用されていたままのものです。
昔と今に明確な線引きをせず、一緒になっているところが良いなと思いました。

この建物は、日本で最初の近代下水道施設です。
今からちょうど100年前の大正11年の3月に運用が開始されました。
中の見学も可能で当時の下水道処理の様子を学ぶことができます。


若干ではありますが、VMのアポランターの方が、ザワザワするようなボケになっているように感じます。
他のVMレンズではそのままピント面も柔らかったり、ゴーストやフリンジが出てくるレンズもありますが、そのようなことはありません。
また、ボケているところ以外はパッキリと写り、コンクリートのざらざらした段差などの描写も細かくできています。

・・・

同じ名称で異なるマウントのレンズ2つを同機種で撮り比べてみました。
色味の鮮やかなAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical(ニコンZ用)と、
落ち着きのある穏やかなAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
2つのレンズで性格の違いがでて面白いと思いました。
次回はどのレンズをつけようか今からワクワクしています。








[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:22年07月07日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】「フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」で撮影された作品を一挙ご紹介!

【FUJIFILM】「フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」で撮影された作品を一挙ご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、フジフイルムの「フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】菜々花畑で <投稿作品を見る

【投稿者様コメント】菜々花畑で、背景が寂しかったので友達2人に立ってもらいました

【投稿者】 kimiaki_n 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】躍動する朝 <投稿作品を見る

【投稿者様コメント】函館山からの雲海です

【投稿者】S.TAKAHASHI 様 <投稿者マイページを見る

 

【作品名】白亜の貴婦人 <投稿作品を見る

【投稿者】Petra 様 <投稿者マイページを見る
 

【作品名】No title <投稿作品を見る

【投稿者】 Tasuku Yamaya 様 <投稿者マイページを見る

 

【作品名】今日は荒川河川敷で <投稿作品を見る

【投稿者】 Mjihage 様 <投稿者マイページを見る

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」の素敵な写真をご紹介しました!手振れ補正機構がないかわりに圧倒されるほどの高精細な画が撮れます。ボディ内手振れ補正のあるカメラと一緒にぜひ素晴らしい瞬間を!

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年07月06日 17時00分 ]

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【OLYMPUS】OM-1と45mmF1.8でボケを楽しむ

夏を感じる日もあれば、雨が降り肌寒さに上着を引っ張り出すこともある近頃です。

それと同時にふと周囲を見渡せば春の草花から夏の草花へと緩やかに変化してきています。

普段の撮影ではズームレンズを使用することが多く、手持ちのレンズもズームレンズばかりの筆者ですが最近は単焦点レンズを使用してみたいと思うことが増えてきました。単焦点レンズといっても数ある中、今回使用したレンズは35mm判換算で90mm相当の中望遠レンズである「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」です。


開放F値1.8の明るさと約116gという軽さが同居したこのレンズはカバンの隙間どころかポケットにも入るほどの小型レンズです。それでいて被写体が浮き上がるような描写、滑らかなボケ味を手軽に味わえてしまいます。今回は「OM SYSTEM OM-1」に装着し、ひたすら開放で撮り歩いてみました。


意識して前ボケを入れつつ瑞々しい葉を撮影してみましたが、溶けるようなボケはとても自然に感じます。
木々の隙間に差し込んだ光がちょうど小枝にかかっていた部分、綺麗に丸くなった玉ボケがふんわり重なり合ってきらきらと輝いているようでした。



バラ園のようになっている一画、取り囲むフェンスにひと際目立つ紫やピンク色の花が咲いていました。近くの名札を見てみるとクレマチスというようです。つる性植物でちょうど手元の高さに咲いていてくれたので、ほぼ最短撮影距離の0.5mまで近づいて撮影してみました。


せっかくなので紫色つながりの花を続けてみます、まずは通常のラベンダー。

そしてウサギの耳のようにぴょこっとした葉が可愛らしいフレンチラベンダーです。調べてみるまで花びらだと思っていましたが花穂を守るための葉が変異したものだそうです。

普段はズームレンズを装着しっぱなし、稀に単焦点レンズを使用する時は広角よりのレンズかもしくはマクロレンズを使うことが多いので中望遠の単焦点レンズで切り取る世界は新鮮なものでした。

ものすごく寄れるわけではないレンズですが、だからこそちょうどよい距離感で撮れるものがあると思います。



今回は植物や自然を撮影して楽しみましたが主役が際立つ描写に思わずポートレートが撮りたくなるレンズでした。メーカーページの「ファミリーポートレートレンズ」の文言にも頷けます。手のひらに収まるほどのサイズ感で場所をとらず、手を伸ばしやすい価格である点も魅力的だと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼



[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月06日 11時00分 ]

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【OLYMPUS】コンパクトなマクロレンズを持って

【OLYMPUS】コンパクトなマクロレンズを持って

2016年に発売されたオリンパスのマイクロフォーサーズ用レンズ
『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro』を使用してマクロ撮影を楽しみました。

手のひらに収まるサイズのコンパクトなレンズは、
撮影時もホールドしやすく、小さなボディと相性バツグンです。

E-M1 MarkIIに装着して撮影しておりましたが、
使用して驚いたのはオートフォーカスのスピードと、
被写体に当たるのではないかと思ってしまうほど寄ってピントを合わせられるところ。

以下の写真はキーボードのキーを撮影したものですが、
レンズの先端下部がキーボードに接触しています。
思っている以上に近づけますので、念のために保護フィルターを付けた方が安全です。

レンズの重さは128gと非常に軽量。
E-M1 MarkIIの重さが約570gで、
装着した際の大きさはボディとレンズのバランスが良く、長時間の撮影でも疲れにくいです。

コケにギリギリまで近づいて撮影。
しっかり形が分かります。

人工物も細かなスレまで確認できます。

じっくり見ることの少ない小さな欠けた部分の岩肌。

今まで気にかけていなかった所も、
近付いて撮影するだけで、どのように撮影するのか悩みます。
新たな発見を体験できるレンズです。

かなり被写体に寄れるのと、
オートフォーカスが合うスピードが速いため、
カメラを始めた初心者の方も扱いやすいレンズです。

パンケーキレンズと比較するとやや大きめに感じますが、
軽量である事と、形もスマートなため、バックに入れやすいです。
そのため、サブレンズとしても活躍します。

ぜひとも持っておきたい一本です。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年07月05日 17時00分 ]

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