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【OM SYSTEM】お得にお買い物!冬景色堪能キャンペーン開催中!

【OM SYSTEM】お得にお買い物!冬景色堪能キャンペーン開催中!

あまりの暑さにこのままずっとこの気候が続くのではないかと思いましたが、徐々に風が冷たく、空気が澄んできて冬の足音が聞こえてきました。
冬の気配と共に「OM SYSTEM 冬景色堪能キャンペーン」がスタートします。
対象の購入期間は、2024/11/1(金)から2025/1/15(水)までとなっております。
期間中にお客様ご自身でキャンペーンにお申込みいただくと、最大50,000円のVISAギフトカードでのキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンです。
対象商品は下記ページをご確認ください。

 

OM SYSTEMの魅力は数多くありますが、軽量なボディ・レンズと強力な手ブレ補正と防塵防滴性能です。
そのため、これから雪景色や澄んだ風景、お正月での帰省など多くのイベントがある冬にピッタリのカメラやレンズが豊富にございます。
今回は、そんな対象商品の中から厳選して、作例写真とともにご紹介いたします!

・・・

OM-1 Mark II


OM-1 Mark II +OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO


OM-1 Mark II + OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今年の2月、2024年の2月に発売されたOM-1 Mark IIも今回のキャンペーン対象商品となっています。
「OM-1」の後継機として、進化を遂げたこちらのカメラボディは手振れ補正もボディ単体でも8.5段分とどのようなシーンでも安心して使用できます。
筆者の体感ですが、10秒のシャッタースピードにしても手ブレをすることなく撮影可能でした。
野鳥撮影等、手持ちで遠くの被写体を捉えるシーンで使われることの多い OM SYSTEMユーザーの方には特に嬉しい性能の高さだと考えられます。
また、このような強力な手ブレ補正のおかげで夜間での長時間露光など様々な撮影を気軽に楽しむことが可能です。
また、AF性能も大幅に向上し特にトラッキングAFでの追従精度が上がり素早い被写体でもAFを逃すことはありません。
このような高性能なOM-1 MarkⅡは今回、10,000円のキャッシュバックキャンペーン対象となっております!
しかもボディ単体だけではなく、「OM-1 Mark II 12-40mm F2.8 PRO IIキット」・「OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」のレンズキットもそれぞれ20,000円のキャッシュバック対象となっております!

▼OM-1 MarkⅡの作例はこちら!▼

OM-5

OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

続いてご紹介するのは、OM-5です。
こちらは5,000円のキャッシュバック対象となっております。
OM-5の素敵なところは、まずフィルムカメラを彷彿とさせるクラシカルな外観です。
カメラを楽しむにはまず見た目の美しさ、持ち運びをしたいと思える外観であるかということも大切な要素ではないかと思います。
背面も使いやすいバリアングルディスプレイとなっているため、動画撮影やアングルを変更しての撮影がしやすくなっています。
今回ご紹介した2枚の作例写真はどちらもOM-5とM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで撮影しています。
「M.ZUIKO PRO」のシリーズはどんな状況下でも常に高画質を提供するOM SYSTEMが誇る高性能なレンズラインナップシリーズとなっています。
その中でも、このM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは換算24‐90mmとなっておりあらゆるシーンで使いやすい画角です。
また、全域で最大撮影倍率0.5倍のマクロ性能のためオールランドに活躍してくれるレンズとなっています。
鮮やかに発色する色の綺麗さがOM SYSTEMの大きな特徴になっていますが、この組み合わせでも存分にその魅力が発揮されていることがわかります。
また、こちらのレンズは10,000円キャッシュバック対象となっています。

▼OM-5の作例はこちら!▼

▼M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの作例はこちら!▼




M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO+M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO


OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ + M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO


OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

最後にレンズのご紹介をいたします。
こちらの2枚の作例写真はそれぞれ、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROとM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROで撮影された星景写真となっています。
空気が澄んでいくこれからの冬の季節は星空の撮影がしたくなるシーズンです。
そんな時におすすめしたいのがこれらの2本のレンズです。
まずはM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO。こちらはズームレンズのため様々な構図で風景写真を撮影することが可能です。F2.8通しの広角ズームですと、フルサイズだとかなり大きく重量もあるレンズのラインナップが多くなっています。
しかし、そこはマイクロフォーサーズならではのメリット。重量約534gとかなり軽量コンパクトなレンズ設計を可能としています。
センサーサイズが小さくなることで解像力が落ちるのではないかと心配される方もいるかもしれません。しかし、その心配は作例写真をご覧いただけば不要であることが分かっていただけるのはないかと思います。
次にM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROはFisheyeならではのダイナミックな風景写真が楽しめます。
フレアやゴーストも発生しにくいレンズのためこのような星景写真でぜひ一度使って頂きたいレンズです。
また、どちらのレンズもOM SYETEMがメーカーとして得意としている強固な防塵・防滴、堅牢性がありどのようなシーンでも安心して撮影が楽しめます。M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROに関しては-10℃の耐低温性能となりこれからの季節にますます安心して撮影ができる設計となっています。
それぞれM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは30,000円分、M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは10,000円分のキャッシュバック対象となっています。

▼M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROの作例はこちら!▼

▼M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROの作例はこちら!▼

今回のキャッシュバックキャンペーンは、対象のカメラ・レンズをご購入後、メーカーサイトでご応募いただくとVISAギフトカードにてキャッシュバックを行う、大変お買い得なキャンペーンとなっております。
また、キャンペーン期間中に対象カメラとレンズをそれぞれご購入された場合、単体でのキャッシュバックの他にプラス10,000円のキャッシュバックがございます。
例えば、「OM-1 Mark II」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」をご購入された場合、それぞれ10,000円と15,000円のキャッシュバック、追加で同時購入キャンペーンの10,000円のキャッシュバックで、合計35,000円が還元されます。

お申し込み方法など詳しい情報は下記メーカーサイトをご確認ください。

マップカメラではインターネットからのご購入で新品2年保証といった、さらに安心してカメラをお使いいただけるマップカメラだけのサービスも充実しています。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年11月02日 17時01分 ]

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【FUJIFILM】フジノンXF18-55mmF2.8-4R LM OISで旅を残す。

突然寒くなったりまた暑さが戻ったりとなかなか安定しない天気が続く10月から一気に秋から冬へ様変わりした11月。
夏の気だるさから解放され旅行のしやすい気候になりました。
今回は旅行にお勧めなコンパクトズームレンズをご紹介します。

使用機材はFUJIFILM X-S10 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
XF18-55mm F2.8-4 R LM OISはレンズキットとしても販売されているコンパクトなズームレンズです。
生産は完了し現在は新品は在庫限り、中古もリーズナブルな価格となっております。

撮影地は京都伏見。天気は曇りでしたので一部フィルムシミュレーションのクラシックネガを使用しております。

カメラをぶら下げ、まず訪れたのは伏見十石舟。
江戸時代の京都の町を支えた交通・流通の要は水運とされ、伏見と大坂を結び宇治川・淀川を行き交っていた船を再現したクルーズ船に乗ることができます。
江戸時代にタイムスリップした気分でゆったりと楽しむことができ、途中で下船して資料館で運河の仕組みを学ぶことができました。
一番後ろの席に座りましたが、ズームレンズのおかげで着席したまま自由に撮影ができました。

画角は35mm換算で27mmから84mmと初心者の方でも使いやすく上記のような風景全体から被写体に寄って撮ることができます。
コンパクトサイズでレンズが約310g、X-S10が約465gと合わせても775gととても軽くバランスも良いです。
旅行中もずっと首から下げておりましたが苦なく持ち運びができました。

次に訪れたのは知る人ぞ知る坂本龍馬襲撃事件、寺田屋騒動の寺田屋。
当時の建物は焼失してしまいましたが、現在その跡地には坂本龍馬の像や薩摩九烈士の碑など、幕末の動乱を現在に伝える史跡が残されています。
寺田屋跡地の隣には、かつての寺田屋を再現した「旅籠寺田屋」があり、刀傷が残る柱などが再現されていました。
薄暗い室内でも隅々までしっかり解像してくれており優秀さが伺えます。

続いては水の都で外してはならない酒蔵、今回のお目当てでもある月桂冠大倉記念館へ訪れました。
1637年に創業した当時の場所に位置し、酒造の歴史や、京都市有形民俗文化財に指定されている酒造用具類などを見ることができました。
室内での撮影でもキットレンズの枠に収まらない解像力とシャープさ、フジフイルムならではの銀色や透明な描写は折り紙付きです。

次に向かった先は伏見の名水スポットの一つ御香宮神社。
境内から“香りの良い水”が湧き出したことが社名の由来で、今も境内には名水「御香水」が湧き、“飲むとたちまち病が治る”という言い伝えがあるそうです。
私のように観光で来ている方以外にも地元の方々が談笑されたり湧き水を汲みに来られていたり、ゆっくりな時がそこには流れておりました。
フジフイルムのクラシカルな色合いととてもマッチする京都。ふとした町の描写をつかむのがとても上手いと実感しました。

使用したボディには6.0段分、レンズには3.5段分の手振れ補正が搭載されており、小型軽量ということもあり片手での撮影も楽々です。すべてAモードでも撮影ですがしっかりとAFが食いついてくれています。

旅先の思い出を残すためのカメラ。万能性とサイズ感を重視しつつキットレンズ顔負けの描写力を両立した私の旅レンズ
あなたの旅のお供になることでしょう。

 

 




[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年11月02日 17時00分 ]

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【Nikon】望遠で風景切り取り遊び

【Nikon】望遠で風景切り取り遊び

スナップや旅行などの普段の撮影では広角~標準くらいのレンズが常用。

望遠レンズの持ち出しは、自分の撮影においてはかなり限られているのですが、
そこを望遠に置き換えてみたら、いつもは見えない世界が見えてくるかもしれません。

「Nikon Z5」に「NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S」を連れて、
東京駅周辺を切り取ってみました。

普段の常用レンズと比べ、日常レンズというにはちょっと大げさなくらいの大きさになり、
カメラ+レンズで2kgを超えてくるので、長時間持ち歩くとなると慣れない身体に堪えるかな、
などという心配もありましたが、撮影の面白さはそんな懸念も忘れさせてくれます。

肉眼で見ている視界から、カメラを通して切り抜かれる望遠の世界。
圧縮されて急に目前に現れる景色に気持ちが昂ります。

さすがはS-Lineレンズ。
ヌケのいい高画質な描写性能に加えて、手振れ補正の効きもよく、
手持ちの望遠撮影でも気分良くシャッターを切ることができます。

望遠ズームといえばその機動力で、動物やスポーツ、鉄道等、動きのあるものの撮影が主流ですが
あえてスナップとしての撮影に取り入れてみるのも、新たな発見があるかもしれません。

新品商品は今なら「Nikon Creators 応援 オータムキャンペーン2024」にて
メーカーキャッシュバックキャンペーン期間中です。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年11月02日 12時00分 ]

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【OLYMPUS/OM SYSTEM】~PEN E-P7(ペンを持って)~

筆者が欠かさず何処か離れている所へ行くときのお供に、
自分好みのボディは何だろうと考えることが多々あり何回も考えて結論、PENシリーズを持って出かけることが多いです。

そこから少しずつ使ってみては「良いな良いなぁ!」と愛着が沸いています。
ついまた絶対持って行こうと思わせるのが、PENシリーズです!

今回手に取ったのは、こちらのOLYMPUS(OM SYSTEM)の「PEN E-P7」で
レンズはキットとしても出ている「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を装着して今回の撮影準備を整えました。

皆さんもお気に入りのボディはどう見つけたり、出会いましたか。
まだ見つけれていない方も、気になっている方も少しばかりの参考になればいいなと思い書き始めました。

“相棒”と言うスタッフも居ますが、運命の出会いとも言えるものです。
筆者が今回紹介するPENシリーズに興味をもつようになったのが“バルナックライカ”です。
ブラックペイントも好きですが、発売当初の熱狂的なブームに乗るように筆者もクロームのカッコよさに惹かれてから似たようなデジタルカメラを探していた時に「PEN-F」と出会いました。

今回友人の「Leica IIIb」を借り、物撮りもしてみましたので限られてしまいますがご紹介できればと思います。

【Leica IIIb・PEN-F・PEN E-P7 全体図】

軍艦部の構造がよく似ているので、筆者はPENシリーズが大好きです。ただ一時期、Nikon「Z fc」ともかなり悩みましたが、ボディのデザインなど、ビビっときてから虜になっています。
上から並べると大きさがわかりやすく、一番小さくてコンパクトな「PEN E-P7」がより目立ちます。

【PEN-F・PEN E-P7 細部】

過去のブログで、「PEN-F」との比較の写真があまりなかったので、今回並べてみようと思います!
まずは正面からです。

正面での比較では、
・下段の「PEN E-P7」は握りやすいように“グリップ”が備わっています。それにより落下の心配が軽減し、安心して構え撮影ができます。また構えながら小指/薬指でコントロールスイッチを、“カチッ”と押すだけでCOLOR/MONOに切り替えられるのは、便利です。
・上段の「PEN-F」では親指と人差し指でコントロールスイッチを“捻る”ので、一度左手でボディを支える必要があります。
この些細な動作ありなしだけでも、かなり実用的な所であり、拘りの部分とも言えるでしょう!

裏面での比較では、ボタン配置についてはほとんど変わりがないですが
電源部分が両機種、配置が違っていたりします。
筆者のいち気持ちとして、レバーでも良し、切り替えダイヤルでも良しと大差ないと考えています。
・ボディ外見での一番の違いは、EVFがあるかないかで…これが大きな違いです!

横から見る二種類のボディは壮観です。名の通りずっしり構えているかのような軍艦部(銀色)は、手にした時のうっとり感とも魅力的すぎるとも言えるでしょうか。使用していても満足、眺めていても満足です。

筆者にとってのデザインの原点であるフィルムカメラ「Leica IIIb」
さらには大好きなシリーズ「PEN-F」・「PEN E-P7」を並べてみましたが、いかがでしたでしょうか。
どれもデザインでは甲乙つけられず、いつも迷いながら出掛けています!

・・・

次回は実際に「PEN E-P7」を使った作例を
さらにこの機会に撮り貯めてしまった「PEN-F」の作例も出来たらご紹介予定です!

今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

▼今なら中古がお買い得!▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年11月01日 18時53分 ]

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【BRIGHTIN STAR】MF 35mm F0.95 SONY E-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ

【BRIGHTIN STAR】MF 35mm F0.95 SONY E-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ


 
新発売のこちらのレンズ。
「この箱、あのレンズの箱に似ている……?」
そう思った方もいるかもしれません。
こちらは中国・深セン市のメーカー「BRIGHTIN STAR(ブライトイン・スター)」のレンズの箱です。
最近で言えば、魅力のあるレンズを短期間にいくつも発売したことで注目を集めているメーカーのものです。
コストパフォーマンスの高さが話題になることがありますが、メーカーとしてはそれよりもやりたいことをやっていることが大事であると語っています。
 
今回はその中から「MF 35mm F0.95」をご紹介します。
APS-Cサイズセンサーを搭載したソニーEマウントのカメラに対応しており、注目すべきはその絞り開放値「F0.95」でしょう。
よくF2.8のズームレンズを大三元と呼びそれが明るいとされていますが、本レンズの絞りリングを触りながら目盛りを見つめると、F0.95とF2.8の間にはF1.4やF2といった目盛りが5つもあり、F0.95という明るさがいかに異次元であるか感じ取ることができます。
しかしながらそれだけではないのが本レンズの魅力。

それではさっそく「MF 35mm F0.95」の写りをご覧ください。
組み合わせたボディは「SONY α6700」です。
 
 

街に出てまずはトンネル状のところへ。
開放で奥行きを感じられる一枚を撮りました。
色はよく発色してほしいとろころはしてくれて、そうでない部分は控えめという印象。
直線が多いですが、嫌な歪みはこれといってなさそうです。
 
 

こちらはハイキー長に調整して撮ったのですが、右上の葉のあたりを見ていると、ちょっぴりソフトフォーカスのような効果を得られているようにも思います。
ふんわりと光が乗っている、例えるならメイクをしているような美しいボケ味です。
今回は人物撮影をしていませんが、このまさに「Portrait Star」といった写りはポートレート撮影での活躍も期待できそうです。
 
 

外光が入ってくる室内での撮影。
これは実はいろいろな素材が写っています。
プチトマトとモッツアレラに水飴がかかり、アラザンなどでデコレーションされています。
水飴部分はテカテカしていて、銀色のアラザンは表面がゴツゴツしています。
そういった素材の違いがしっかり写っている、表現力を感じます。
 
 

 

サボテンの刺にピントを合わせて撮ったところ、背景がとろけています。
鉢に敷き詰めた小石すらも大きなボケ味によってその原型を留めていません。
そしてこの蛍光ピンクのまぶしいこと。
見た目以上にドラマチックな写りです。
 
 

 
 

 
 

最短撮影距離37cmまで近付くと、小さなオブジェを大き目に写すことができます。
たくさんの丸ボケが出ていますので、形をご覧いただけるかと思います。
円の中がグラデーションになっていて、本当にこんな街が存在しそうなリアリティがあります。
 
 

日が暮れてきたので、露出をアンダーにして天使のハシゴを撮りました。
オーバーにするとハシゴの線が見えにくくなってしまいます。
暗部が多い写真ですが、だからこそ光の部分が際立っており、まるで街の建物が太陽に向かって建っているかのようです。
 
 

 
 

反射面に置かれた香水の瓶が美しく、リフレクションや周囲の光を一緒に撮りました。
それでいて香水瓶の尖った部分は極めてシャープに写っています。
見た目以上に神々しく幻想的に写っています。
スマートフォンで撮るのと真逆の写りであり、カメラで撮った甲斐があります。
 
 

水に浮かぶ葉が色とりどりで綺麗なのは、反対側で光っているライトのお陰です。
それにより葉が透けて、葉脈やまだらな柄まで如実に表してくれました。
揺れる水の中ですから鮮明に写らなくても仕方ないはずですが、本レンズの素晴らしい描写力のお陰で美しく写すことができました。
 
 

開放F値0.95の世界は、現実をドラマチックに表現してくれました。
それは撮る者の心を躍らせ、撮れる作品はもちろんのこと撮影という体験自体を楽しむことができました。
そこまでの明るさを持ちながら370gと軽く、全長も62mmとコンパクトであるおかげです。
この個性的なこの大口径標準レンズ、ぜひお試しいただきたいです。
 
他の箱のレンズも気になるところかと思いますが、そちらも追って記事を公開しますので、続編をお楽しみに。
 
 
▼ 他の Brightin Star の記事はこちら ▼

【BRIGHTIN STAR】MF 50mm F1.4 II FUJIFILM X-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ

【BRIGHTIN STAR】MF 55mm F1.8 SONY E-Mount – それは現実をドラマチックに写すレンズ


 
 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年11月01日 17時25分 ]

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【Canon】光学ファインダー「EOS 5D Mark IV」で撮るポートレートは気持ちいい!

【Canon】光学ファインダー「EOS 5D Mark IV」で撮るポートレートは気持ちいい!

いよいよ山間部では紅葉がはじまるこの季節。紅葉撮影の準備はもうお済でしょうか。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではたくさんの作品が撮影場所と一緒に紹介されています。機材と撮影場所選びの参考にもなりますので、ぜひご活用ください!
 
暑い日、寒い日がありますが、そろそろ秋本番と言えそうです。写真を撮るのにも気持ちのいい季節です! マップカメラでは一年を通じてフォトコンテストを開催しており、ただいま「秋を感じさせる写真」を大募集中です! 今年撮影されたものはもちろんのこと、過去の作品もご応募いただけます。一眼レフやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラなど、カメラであれば機材は問いません。「エビフォト」に投稿していただくだけで、世界中のみなさまに見ていただけますしコンテストへの応募にもなるのです! ぜひ下のバナーからご参加をお待ちしています!
 
  

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EP

▼▼▼ 紅葉PhotoContestの詳細はこちら ▼▼▼

紅葉フォトコン

 
今回は「Canon EOS 5D Mark IV」で撮られた皆さまの素敵な作品をご紹介します。2016年に発売され、今でも人気が絶えることなく現行モデルとして愛される名機です。それではどうぞご覧ください。
 


 



【作品名】Rose<投稿作品を見る

【投稿者】黒水 雪那様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM



【作品名】Autumn<投稿作品を見る

【投稿者】黒水 雪那様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM



【作品名】Steps<投稿作品を見る

【投稿者】黒水 雪那様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM



【作品名】視線<投稿作品を見る

【投稿者】黒水 雪那様

【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM



【作品名】TOKYO WOMEN<投稿作品を見る

【投稿者】ゆう

【使用機材】EOS 5D Mark IV + EF24mm F1.4L II USM



【作品名】***<投稿作品を見る

【投稿者】alex Roosso様

【使用機材】EOS 5D Mark IV


木々が赤や黄色に美しく染まる「紅葉」「黄葉」の季節も間近。そんな景色を撮った作品をぜひご応募ください。紅葉・黄葉ある風景はもちろんのこと、「紅葉とポートレート」を組み合わせた作品を募集しています! 秋を感じる作品のご投稿をお待ちしています!
 


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Canon | 掲載日時:24年11月01日 17時20分 ]

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【FUJIFILM】歪みのない世界へと誘うレンズ。XF14mm F2.8 R

【FUJIFILM】歪みのない世界へと誘うレンズ。XF14mm F2.8 R

11月に入り秋の気配も徐々に感じてきた今日この頃です。
本来であれば10月の中旬辺りで秋の空気になっているはずですが、今年も夏の空気が居座ったままでした。
これを残暑と表現していいのかもわからず毎年毎年を過ごしているように感じます。
木々が色づき、紅の葉に覆われた絨毯を写真に収めたいと思っていましたが、その想いが叶うのももう少し先になりそうです…

という訳で思考を変え、秋の魅力の一つである芸術にフォーカスしてみました。
「芸術の秋」とも言われ、アートを鑑賞をするには至高の季節です。
その中でも今回は建築美を中心に色とりどりの建物を撮ってきましたので、最後までお付き合いいただけると幸いです。

今回使用した機材
FUJIFILM (フジフイルム) X-T5
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF14mm F2.8 R

・・・

早朝のまだ人出の少ない東京駅をローポジションから撮影してみました。
3階建ての全長約335メートルにもなる、レンガと鉄筋造りによる駅舎は、近代の街並みにも引けを取らないどっしりとしたロー&ワイドな重厚感が大変印象的な建築です。
1914に竣工した中央停車場(現在の東京駅)の設計は辰野金吾。日本近代建築の父と評されている辰野は、工部大学校(現在の東京大学工学部)の1期生であり首席で卒業しています。
赤レンガを用いてそこに白い花崗岩で装飾を施し、屋根に塔や小屋を載せた建築デザインは「辰野式」と呼ばれています。
まさに東京駅に代表されるような重厚で趣のある外観は、多くの日本人の心に深く刻まれていることでしょう。

今回使用したXF14mm F2.8 Rは35mm換算で約21mmの画角になるため、建築や風景、室内の撮影に向いています。
そのため、東京駅のようなロー&ワイドな建築物もしっかりと画角に収めることができます。

ところ変わって旧岩崎邸庭園にお邪魔しました。
1896年に建てられたこちらの建物は、三菱財閥をつくりあげた岩崎彌太郎の長男である岩崎久彌の本邸として建てられました。
設計者はジョサイア・コンドルで、近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。
明治政府のお雇い外国人として来日したコンドルは工部大学校(現在の東京大学工学部)で教鞭をふるい、東京駅の設計で紹介した辰野金吾に西洋建築学を教えています。

焦点域が広角や望遠になる程、収差が出やすくなりますがこのレンズはそこに敢えてメスを入れています。
また、超広角レンズならではの独特なパースペクティブもしっかりと表現できており、建築空間に広がりを持たせています。

迎賓館赤坂離宮にも足を延ばしました。
1899年に東宮御所として建てられた赤坂離宮は、こちらもジョサイア・コンドルの直弟子である片山東熊の設計です。
こうして見ていくと、いかにコンドルが近代日本建築への貢献に寄与していたのかを垣間見ることができ感慨深くなります。
その後、赤坂離宮は1948年に東宮御所としての役割を終え、1968年には国賓を迎える迎賓館へと改修され現在に至っています。

XF14mm F2.8 Rは徹底して歪曲収差を抑えているため、このような横長の建物や縦長の高層ビルやタワーなどの建築写真を撮るときに大変活躍します。
現在では現像ソフトを使って収差をデジタル処理することも可能ですが、その処理を長年にわたり培ってきた光学技術で補正しているところにフジノンブランドの流儀を感じてしまいます。

XF14mm F2.8 Rは中心から周辺部に至るまで高い解像度を保っています。
また、諧調表現も実に豊かで写真右端の影が落ちている箇所のグラデーションもしっかりと描写できています。
このレンズの発売が2013年で、今から11年前ということを考慮すると大変優秀な写りのレンズだと言えそうです。

こちらは2011年に竣工したヨーロッパハウスです。
駐日欧州連合の代表部が入るこの建物はオフィスエリアと住居エリア、パブリックエリアから構成されています。
建物の外観が非常に個性的で、居住エリアのバルコニー部分が大小ランダムに突き出たファサード意匠となっています。
また、壁面に使われている外装材をメンテナンスがしやすく、100%リサイクル可能な銅板を採用することで、ヨーロッパらしい環境に配慮した建物になっています。

さて、こちらは南青山にあるスパイラルビルの中に広がる螺旋空間です。
この建物は槇文彦が設計し、1985年に完成しました。
「純粋幾何学体」を基本要素としてデザインされ、正方形や正三角形、円や円錐を多用しているのがこの建築の特徴です。
ロビーは円筒形のアトリウム(吹抜)になっているため、上から降り注ぐ光が空間全体を包み込み壮大な宇宙空間を創り上げているかのようです。

1938年に竣工した旧公衆衛生院(現在の港区郷土歴史館)です。
内田祥三が設計し、鉄骨・鉄筋コンクリート造、スクラッチタイルで覆われたゴシック調の外観が目を惹きます。
このようなスクラッチタイルを使ったファサード意匠は「内田ゴシック」とも呼ばれ、特徴的なデザインを誇っています。
現在では港区の郷土や歴史を伝える資料館や展示室、図書館、カフェなどが入っており、文化施設として利用されています。

建物内部は円形の吹き抜けエントランスで、シンメトリーの空間が広がっています。
薄紅色の壁面や天井の漆喰レリーフが特徴的で、風格のある佇まいになっています。

XF14mm F2.8 Rを使うと、こうした室内のシンメトリー空間をダイナミックかつ繊細に写し出すことができます。
超広角レンズの利点、隅々まで描き出す高い解像度、そして歪曲収差ゼロの利点とが上手くマッチした被写体に出会えたのもこのレンズの持っているポテンシャルが引き寄せてくれたのだと感じました。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様の好奇心を刺激し、そしてご購入のきっかけの一助となればと思います。
それではまたお会いしましょう。


▼ 今回使用した機材はこちら ▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年11月01日 11時11分 ]

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【Nikon】スナップ最強伝説「NIKKOR Z 40mm F2」と街を撮る

【Nikon】スナップ最強伝説「NIKKOR Z 40mm F2」と街を撮る

いよいよ山間部では紅葉がはじまるこの季節。紅葉撮影の準備はもうお済でしょうか。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではたくさんの作品が撮影場所と一緒に紹介されています。機材と撮影場所選びの参考にもなりますので、ぜひご活用ください!
 
暑い日、寒い日がありますが、そろそろ秋本番と言えそうです。写真を撮るのにも気持ちのいい季節です! マップカメラでは一年を通じてフォトコンテストを開催しており、ただいま「秋を感じさせる写真」を大募集中です! 今年撮影されたものはもちろんのこと、過去の作品もご応募いただけます。一眼レフやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラなど、カメラであれば機材は問いません。「エビフォト」に投稿していただくだけで、世界中のみなさまに見ていただけますしコンテストへの応募にもなるのです! ぜひ下のバナーからご参加をお待ちしています!
 
  

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EP

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紅葉フォトコン

 
今回は「NIKKOR Z 40mm F2」で撮られた作品をご紹介。ボケを活かした表現が気軽に楽しめて散歩やスナップにおススメの一本です。皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
 


 



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】Ko_ki様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】全てを吞み込むが如く<投稿作品を見る

【投稿者】レキ様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】サイクリング<投稿作品を見る

【投稿者】ひださん様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】茅ヶ崎写真<投稿作品を見る

【投稿者】山田分多様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】喫茶店の角<投稿作品を見る

【投稿者】ひださん様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】Ko_ki様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2


 
木々が赤や黄色に美しく染まる「紅葉」「黄葉」の季節も間近。そんな景色を撮った作品をぜひご応募ください。紅葉・黄葉ある風景はもちろんのこと、「紅葉と街並み」を組み合わせた作品を募集しています! 秋を感じる作品のご投稿をお待ちしています!
 


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年10月31日 18時00分 ]

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【SONY】私が一番使いやすい高画素ミラーレス機

【SONY】私が一番使いやすい高画素ミラーレス機

高画素機と言っても様々な種類があります。
私のオススメはSONYの「α7RIII」です。画素数は約4240万画素。現行モデルは「α7RV」ですが、画素数がカメラ有効画素数約6100万画素となっており、高画質ではありますがデータ量は重く、それに付随してスペックの高いsdカードや編集環境が必要となります。
ですので私は気軽に高画質を楽しむことが出来る、SONY「α7RIII」が大好きです。

画素数が高いと手ブレが起きやすかったり、ノイズが入りやすかったり、描写性能も気にしてレンズを選ばなくてはいけなかったりと様々な懸念が存在します。
それ以上にメリットが多いのは間違いないのですが、気軽に楽しく持ち出すにはハードルが上がってしまうので、「α7RIII」ではそのような心配がなく、まさに気軽に楽しめるカメラでとても重宝しています。

レンズは「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」を使用しています。パープルフリンジがはっきり出てしまうという口コミはありますが、個人的にはあまり気になりません。実際に、光の向きや被写体を置く場所に少し注意をすれば全く気にならない事の方が多いです。
絞りを少し絞ればパキっとした写りも楽しめ、色収差などの対策にもなります。

開放で撮影すると、やはりパープルフリンジが出てしまいますが、写真を見ていて気になる程は出ていないのが分かります。

中望遠のレンズは縦位置で撮影するのが好きで、あおり構図に空と被写体を入れて撮影することが多いです。
適度な圧縮効果で手癖のように撮ってしまいます。

絞ったときの解像度や、ピント面からボケへのなだらかなつながりも推しポイントなのですが、開放の写真でも玉ボケに癖がなく素直な写りをしてくれており、これもまた推せるポイントです。F1.4で被写界深度の浅さを活かして独特な世界を表現できて飽きの来ないレンズです。

高画素機の良いところはクロップ撮影もできるというところです。こちらの写真はAPS-Cクロップをして撮影しています。50㎜の焦点距離なので約75㎜の画角で撮影できます。
本当はもう少し近づいて写真を撮影したかったのですが、怖がらせてはいけないと思い少し距離を置いて撮影しました。

高画素機だからこそアンティークな被写体との相性もバッチリです。
レトロブームでセンサーサイズの小さなカメラやオールドレンズが流行っていますが、被写体の繊細な質感を綺麗に写すなら高画素機がいいと私は思います。

ビンテージショップのショーウィンドウです。思わず足を止めてしまうレイアウトで、シャッターをボタンを押してしまいました。ショーウィンドウの空間づくりは目を見張るものがあります。奥行きや、雑多ながら作り出される統一感など私には真似できません。このような空間こそ、フルサイズのカメラで残しておきたいと思ってしまいます。

いかがでしたでしょうか。高画素ならではの撮影をノイズやデータ量を気にせず気軽に楽しめるカメラです。皆様のカメラ選びの参考にしていただければ幸いです。

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年10月31日 17時35分 ]

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【Thypoch】クラシカルなカメラにぴったりなレンズを見つけました。

【Thypoch】クラシカルなカメラにぴったりなレンズを見つけました。

Thypochから発売されているレンズシリーズ「Simera」。メーカー名のThypochは「あなたの時代」、シリーズ名のSimeraはギリシャ語で「今日」という意味がそれぞれあります。
金属製の鏡筒で質感が高く、手に持ってみると見た目よりもずっしりとしたレンズです。

このレンズの外観上最大の特徴は被写界深度スケール。往年の銘レンズを彷彿とさせるような表示で、アナログ式で被写界深度を指しています。
例えば画像の状態はF値を8に設定しており、無限遠から約3mまでが被写界深度に入っていることを意味します。
絞りリングを操作することで赤い点が出入りするのは、視覚的にも面白いです。

また絞り羽根は14枚で、どの絞り値でも円形絞りとなります。

今回使用したのは「Simera 28mm F1.4」のZマウント用。ボディはクラシカルな見た目で人気の「Nikon Zf」を組み合わせました。
外観は最初に見ていただいた通り非常によくマッチしています。今回使用したのはブラックですが、シルバーのレンズも似合いそうです。

ではこちらのレンズ、描写の方はどのようなものでしょうか。

まずはいわばレンズの素の姿、絞り開放で試してみました。
広角28mmでありながらF1.4と非常に明るく、独特の空気感が出ました。

F1.4で撮影
F2.8で撮影

続いて絞った際の描写の変化を見ていきます。大口径の広角レンズとしては開放から周辺減光も少なめな印象ですが、2段絞ってあげることで周辺部までよりシャープに写り、またボケの色づきも小さくなりました。

ハイライトからシャドウまで広い光を捉えられる印象です。またレンズの歪みもほとんど見られず、自由な構図づくりが可能です。
フィルター径は49mmと小さめですが開放でもピント面は非常にシャープで、洗濯機に書かれた小さな文字も判読できるほどです。
小さなサイズにも関わらず描写力も優れており、カメラにつけっぱなしにしておいてもよさそうです。

絞り開放で遠景を撮影しましたが、ピント面は変わらずシャープで周辺も解像しています。


続いては「FUJIFILM X-T5」に「Simera 28mm F1.4」と「Simera 35mm F1.4」のXマウント用2本を装着しました。
FUJIFILMはクラシカルなデザインのカメラが多く、今回使用したT一桁シリーズ以外でも、様々なボディと合わせて楽しむことができそうです。
まずは28mm F1.4から使用しました。
先ほど紹介したZマウント用と同じレンズですが、Z fのセンサーがフルサイズなのに対してX-T5はAPS-Cサイズなので、焦点距離は換算で1.5倍され、およそ42mmとなります。
標準域の50mmよりもわずかに広い画角は非常に汎用性が高いです。28mmという焦点距離はフルサイズとAPS-Cで”二度美味しい”焦点域です。

使用したフィルムシミュレーションはクラシックネガ。
カラーネガフィルムをイメージした色味で、落ち着いた色合いとコントラストが特徴です。
こちらはF5.6で撮影した写真ですが、ネガフィルムのような色からは想像もできないような写りの写真となりました。拡大するとリベットの一つまで判別できます。
4000万画素の高解像度センサーでも全く問題なく使用できます。

こちらは開放での撮影。F1.4と明るいため、APS‐Cセンサーでも大きなボケを得ることができます。主題を強調させるような表現もお手の物です。

逆光耐性を見たかったので、太陽を画面内に入れてみました。こちらは角度を調節してゴーストが最も大きくなった瞬間を撮影しています。
コントラストの低下は最小限で、陰になった部分もしっかりと写っています。

マニュアルフォーカスで動き回る鳩を狙ってみました。餌を集めているようでせわしなく動き回っていましたが、ほどよいトルク感のフォーカスリングは素早くピントを合わせることができ、MFでも問題なく撮影できました。

最後に、レンズをSimera 35mm F1.4に付け替えました。
焦点距離は換算で約53mmと、今度は50mmよりもわずかに飛び出ています。
28mmと35mmは焦点距離が近すぎて使い分けが難しいのではないか、と最初は思っていましたが、実際に使ってみると明確に35mmを使っているときのほうが、より切り取るような構図を無意識に狙っていると感じました。

こちらのレンズも28mm同様、開放から高い解像度を有しています。前ボケ・後ボケもなめらかです。

被写界深度スケールを基に、F8でスナップ撮影を楽しんでみました。こちらは2枚ともノーファインダーでの撮影です。カメラを首から提げるような形で撮影しているのですが、上からカメラを見ると被写界深度が視覚的に見やすく表示されており、実用性と共に撮影時のテンションも高めてくれます。

Thypochはシネレンズを中心に製造を行うメーカー。いずれのレンズも、映画のように、日常のワンシーンを華やかに切り取るような楽しみのあるレンズだと感じました。
クラシカルで質感の高い外観、使っていて楽しさを感じることのできる操作性、そして画質と、どこを取っても素晴らしいレンズとなっています。
見た目も撮れる写真もどちらも妥協したくない、という方にオススメしたいレンズです。

▼今回使用した機材はこちら▼






 

[ Category:etc. FUJIFILM Nikon | 掲載日時:24年10月31日 12時00分 ]

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【SONY】この季節に咲く花(88)この季節に咲いてる朝顔

 だいぶ、冷え込んだ日も訪れるようになりました。

猛暑を耐えて、この気温の変化で体調を崩されてる方も多いと聞きます。

今回は、新しく購入したレンズ、SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2をSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A につけて

撮影に出かけました。

テスト撮影は、この季節に咲く花(81)こちらで。

養生しながら、この秋を楽しみましょう。

この時期、公園に出かけると漂う香りの花「キンモクセイ(金木犀)」です。

詳しくは、この季節に咲く花(10)で。

これを書いている時は、もう香りもなくなって、散ってきてると思います。

そんな中、青々と咲いている花、巷では「琉球アサガオ」正式には「ノアサガオ・野朝顔」と言います。

蕾です。

朝顔独特の形です。

花です。

12月頃まで咲いていることがあります。

8~10cmの花径で青紫色です。

葉っぱです。

ハート型です。

花が終わるとしぼみ、そのまま落ちます。

原産地は、熱帯アジア、日本南部です。

草勢は非常に強く、沖縄では海岸付近に旺盛に繁茂しています。

そのため庭に植えて置くと例えば、この季節に咲く花(58)の葛に近い状態になります。

気安く植えない方がいいと思います。

アサガオは一年草ですが、「ノアサガオ・野朝顔」は多年草で種は出来ず、挿し木で増えます。

SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2のレンズは、近いところ、そして更に引き寄せて撮るに適したスペックを持っております。

ここ三回ほどトンボを載せてますが、やっと山から帰ってきました。

アキアカネです。


SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2をSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A に付けて飛んでいるところを撮りました。
秋の青空とアキアカネです。


三匹ではいかがでしょうか。

ここ三回、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5で撮っていまして、昆虫の認証機能を使っています。

その機能がないα7RIV ボディ ILCE-7RM4A ではどうでしょうか。

クリックすると拡大します。

ご覧ください。

【参考文献】

朝顔: 名前の由来と品種がわかる (色分け花図鑑)米田 芳秋 (著)出版社 ‏ : ‎ 学研プラス

増補改訂 日本帰化植物写真図鑑 第2巻: Plant invader 500種植村 修二 (著), 清水 矩宏 (著), 水田 光雄 (著), 廣田 伸七 (著), 森田 弘彦 (著), 勝山 輝男 (著), 池原 直樹 (著)出版社 :‎ 全国農村教育協会

持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 ‏ : ‎ 西東社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム

東京都のトンボ喜多 英人 (著), 須田 真一 (監修)出版社 ‏ : ‎ いかだ社

Theむし 昆虫図鑑4200種 田下昌志 (著), 丸山潔 (著), 降旗進一郎 (著), 福本匡志 (著), 横山裕之
(著)出版社 ‏ : ‎ 信濃毎日新聞社

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年10月30日 19時00分 ]

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【Leica】ファーストライカにSL2とズミクロンという選択

【Leica】ファーストライカにSL2とズミクロンという選択


M型ライカを始める時、最初のレンズにズミクロンを選んだ方も多いと思います。 かく言う私も、M3にズミクロン M50mm F2 固定鏡胴の組み合わせがファーストライカでした。
「ズミクロン」:ライカレンズの中で絞り開放の値がF2のレンズに付けられた呼称。
様々な焦点距離のズミクロンが存在しますが、中でも標準域の50mmと35mmは歴史も古く、何世代にもわたって改良が加えられ、各時代のライカを代表するレンズとして名を馳せています。

そのM型の頂点M11-Pと同じく6030万画素を誇る高画素センサーを搭載したSL3も登場し、今や伝統あるM型と双璧をなす存在となったのがSLシリーズです。
初代SL(Typ601)が発売されたのが2015年11月ですから、まだまだ歴史は浅いですが、それでもレンズラインナップはかなり充実したものとなっています。
特に、標準域50mmの画角をカバーするレンズは、「ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.」「アポズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」「ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」という3本の単焦点レンズと「バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.」「バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.」の2本のズームレンズが存在するという力の入れよう。
使用目的や描写の好みによって選ぶことが可能です。

今回ご紹介するのは、上記のラインナップの中で最も後発の「ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」。 SL2に装着して撮影に出ました。

なぜこの組み合わせにしたか、理由の第一はその取り回しの良さにあります。

「ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」の質量は約402g。 次に軽い「アポズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」でも約740g、大口径「ズミルックス SL50mm F1.4 ASPH.」にいたっては約1065gですから、重量級の揃うSLレンズ群の中にあって、その軽量さが際立ちます。
全長も約83mmとSLレンズ群の中では極めて小型で、ボディと並べてみるとそのコンパクトさは一目瞭然。
グリップが大きくホールド性の高いSL2に装着すると、合計約1240gという数値で表される質量を全く感じさせないくらい軽快なセットとなります。

そしてもう一つ、この組み合わせをおススメするポイントとして、その価格があげられます。

新型機SL3の登場により生産完了となったSL2。
在庫限りとなりますが、このブログが掲載される2024年10月30日の時点で新品の特価品が出ています。
ブラックボディは通常価格より9万円ほど、シルバーボディにいたってはおよそ10万円お安いお値段となっています。

さらにボディとレンズが予めセットになった「SL2 ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.セット」にいたっては、もっとすごいことに。
もともとセット品はそれぞれ単体で購入するより10万円以上お得なものだったのに、今回さらにブラックボディとのセットは20万円以上、シルバーボディとのセットでも10万円ほどお値引きが!
新品SL2のご購入を検討しているなら、断然ズミクロンとのセットがお得なのです。


*繰り返しますが、2024年10月30日時点で在庫限りです!
「これはっ!!」と思った方は、この後のブログを読むより先にクリックした方が良いかも…

また、新型機の登場でSL2の中古商品も在庫が豊富になり、こちらも価格帯が下がってきています。

残り少ない新品を手に入れるか、よりお安い中古品にするか、なんとも悩ましいところです。

…と、ここで話を戻し、「SL2」と「ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.」の組み合わせでの撮影をご覧ください。

・・・

10月下旬の某日、JR新橋駅から東京駅までを散策しました。
天気はあいにくの曇り空、予報では雨もあるかもと… でも、大丈夫! SL2には強力な防塵・防滴性能が備わっています。

新橋は駅周辺こそ昔ながらの雑多な雰囲気ですが、ちょっと汐留方面へ向かうと景色が一変。 ビル群のなかを縫うように頭上をゆりかもめ線が通る、どこか近未来的な風景になります。
風景撮影ではフィルムモードを「STD 標準」に設定しカラー撮影することが多いのですが、今回はあえて「BW Nat モノクロ」モードを多用。
曇り空の下の街を切り取るのに適した設定かと。

明暗差のある景色でしたが、露出補正なしで良い塩梅に。 黒も潰れず階調豊かに表現出来ました。

ガード下の風景は、撮影欲を掻き立てます。
絞り開放で。 合焦面である鉄柱の中に放り込まれた傘?らしきものは、撮影時には暗くて全く気付かず。

ISO感度 1250で。ザラツキは出ますが、逆にモノクロフィルムっぽくなりました。
まぁ、フィルムからの現像でここまでの階調を出すには、暗室作業が大変なことになりそうですが…

新橋から有楽町にかけての高架下は古いレンガ造りのまま。 外側に面して昔からの居酒屋が並んでいるのは知っていましたが、中もレンガ積みを残しながら綺麗に整えられ、たくさんの飲食店や雑貨店が軒を連ねていました。
こんなことになっているとは露知らず… まだ人はまばら、開いている店も数件でしたが、夜はかなり賑やかなことになるのでしょう。

高架の内側。 壁面はあえてレンガを露わにしながら、天井は綺麗に塗られていました。

有楽町駅横のガード下はレトロな感じの居酒屋に。 一面に古いポスターが貼られ、雰囲気を醸し出しています。

今回初めてのカラー撮影。 コカ・コーラの赤を出したくて「STD 標準」モードに。 渋い色味は見た目通りとなりました。

銀座方面に向かいました。 新橋より色を感じられる街です。 ということでカラーモードも多用。

鉄柱から葉っぱが生えているような角度で。 絞り開放、いい具合に浮き上がってくれました。

シックな洋品店のショーウィンドウを。 露出補正なしだと明るくなってしまったので、マイナス1段の補正をかけて。

そういえばハロウィン間近。 去年までより街中の飾りが少なめな気がします。
絞り開放で撮ったら、光沢のある部分が玉ボケになりました。

これもしゃれた洋品店。 厚いガラス越しでしたが、合焦面がスポットを当てたように浮き上がりました。

東京駅に着いた頃、雨粒が落ちてきました。 最初はポツポツという感じでしたが、すぐにサァーッという降りに。
大丈夫、SL2には強力な防塵・防滴性能が… でも、私にはその性能は備わっていませんでした… 建物内に避難します。

気が付くと、バッテリーの残量がほとんどなくなっていました。
ストラップを手首に巻き付け、撮影時以外は片手持ちの状態でしたが疲れることもなく…
やはりSL2とズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.の組み合わせは、軽快な街中スナップに最適。
M型に比べ、SLシリーズは重いからなぁ… という認識を改めなくてはいけないと感じました。
次はどこに撮影に行こうか…










[ Category:Leica | 掲載日時:24年10月30日 18時25分 ]

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【商品紹介】あの採光窓が復活!?「MAPCAMERA illuminating window sticker」をご紹介します!

【商品紹介】あの採光窓が復活!?「MAPCAMERA illuminating window sticker」をご紹介します!

M型ライカの歴史の中で姿を消していった「採光窓」。
ファインダー内のブライトフレームを表示させるために光を取り込む役割を担っていましたが、LEDに置き換わり姿を消していきました。
そんな採光窓を復活させる商品『MAPCAMERA illuminating window sticker』がマップカメラから登場しました!
本編では実際の使用例や制作秘話などをご紹介していますので、ぜひご覧ください!

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:10 Leicaの採光窓
01:59 こだわりの再現度
02:38 実物の採光窓
03:53 制作秘話
05:13 使用してみました
08:44 実際に貼ってみます
16:35 愛機をより魅力的に!
17:07 エンディング

 MAPCAMERA illuminating window sticker

M型フィルムカメラやM9まで搭載されていた採光窓はM(Typ240)以降非搭載になっていきました。
しかし、M型フィルムのデザインに欠かせなかった採光窓を再現したいと、MapCameraとムック本『Cameraholics』のコラボ企画として制作が実現しました。

本製品はM3(枠付き)M2(外ギザ)M6(外ギザ多め)の3種類3枚ずつをセットでご用意。
それぞれ凹凸を特殊な印刷技術によって再現しており、横から見てみるとしっかりとした立体感が感じられます。

商品開発担当者からの制作秘話を入手することができました。
開発の中で実際にあった出来事や開発担当者のこだわりポイントも次々と明らかになります。

本編内では、Leica M11-Pなどのデジタルカメラにそれぞれ装着した様子をご紹介しています。
商品のモデルとなったフィルムカメラ3台を用意して見た目の比較もしてみました。

『MAPCAMERA illuminating window sticker』はM型ライカ以外にも様々なカメラに貼り付けて楽しむことができます。
今回はLeica ゾフォート2とFUJIFILM X-Pro3の2機種に貼り付けてみた様子をご紹介。
『MAPCAMERA illuminating window sticker』はこれらのカメラをどのような見た目に変えてくれるのでしょうか。

 総評

M型ライカがデジタルになる過程で廃止された採光窓を再現するべく制作された『MAPCAMERA illuminating window sticker』。
デジタルカメラが主流になった今、採光窓は不要とされていますが、その不要なものをあえて取り付けて楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

『MAPCAMERA illuminating window sticker』のモデルになった商品はこちら!

[ Category:etc. Leica YouTube | 掲載日時:24年10月30日 17時03分 ]

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【人気の秘密に迫る】頼れるオールラウンダー!『Canon EOS R6 Mark II』を動画でご紹介します!

【人気の秘密に迫る】頼れるオールラウンダー!『Canon EOS R6 Mark II』を動画でご紹介します!

発売から2年が経とうとしている『Canon EOS R6 Mark II』。ユーザーからの支持を得て、発売直後から現在まで高い人気を誇っています。
動画で『Canon EOS R6 MarkII』の人気の秘密をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
02:04 外観紹介
04:28 RF24-105mm F4 L IS USMで撮影していきます
07:22 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMで撮影していきます
09:28 進化した動画性能
11:08 RF35mm F1.8 マクロ IS STMで動画も撮影していきます
14:30 EOS R6 Mark IIにおすすめのレンズ1本目
15:40 EOS R6 Mark IIにおすすめのレンズ2本目
17:55 総評
19:25 エンディング

 外観紹介


初代の「Canon EOS R6」と比べると操作系統の配置に大きく変更がありました。電源スイッチが左肩から右肩に移動したり、静止画と動画の切り替えスイッチが新設されたりと、よりユーザーが使いやすいようにアップデートされました。
また、SDカードを2枚記録することができるデュアルカードスロットや、5軸対応協調制御で最大8.0段の手ブレ補正を発揮してくれたりと撮影者を手厚くサポートしてくれます。

 「RF24-105mm F4L IS USM」で撮影していきます


キットレンズである「Canon RF24-105mm F4 L IS USM」を使って撮影してみます。
こちらのレンズは広角~中望遠までの焦点域をカバーしているズームレンズなので、単焦点レンズとは違い被写体と距離を撮りながら撮影できます。
キャンプで焚火を撮影する際には、ちょうどいい距離で安全に撮影することができました。
また、『Canon EOS R6 Mark II』は高感度耐性が非常に高く常用ISO感度102400という驚きのスペックを持っています。

こちらの写真はISO10000で撮影したものになりますが、ノイズ感も目立たず綺麗に写してくれました。

 「Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」で撮影していきます


野鳥や動物など動きを予測するのが難しい被写体を撮影する時に使いたい、『Canon EOS R6 Mark II』の機能をご紹介します。
メニューの中からRAWバーストモードという項目を選択すると、RAW画像を高速で連続撮影することができます。
一瞬のシャッターチャンスを捉えたベストショットを選ぶことができるので、撮りたい瞬間を逃さずに撮ることができます。
さらに、シャッターボタンを半押してから押し込むと、押し込む少し前(最大約0.5秒前)から記録することができるプリ撮影という機能もあります。
この2つの機能で、撮影者をサポートしてより快適な撮影に導いてくれます。

 進化した動画性能

「Canon EOS R6」で動画撮影をする時にあった30分制限がなくなり、最大6時間まで連続撮影時間が拡大した『Canon EOS R6 Mark II』。
CINEMA EOSで使われている5種類のクリエイティブフィルターを搭載していたり、CINEMA EOSと同様の設定画面を表示することができたりと、CINEMA EOSカメラのサブ機として使うことも想定されています。
6Kオーバーサンプリング撮影もでき、写真性能だけではなく高い動画性能も持っているので本格的な動画撮影を楽しむことができます。
動画内では「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM」を使って、実際に動画を撮影している様子をご覧いただけます。

 スタッフおすすめレンズをご紹介



ボディ内手ブレ補正が搭載されているということで、マニュアルフォーカスのレンズを2本スタッフおすすめレンズとして動画内でご紹介しています。
レンズ側に手ブレ補正機能がなくても、ボディ側でしっかりと補正してくれるので安心して撮影に臨むことができます。
また、『Canon EOS R6 Mark II』はファインダーがとても見やすくピント合わせもしやすいという点も、マニュアルフォーカスのレンズをおすすめしたい理由のひとつとなっています。
2人のスタッフは、一体どんなレンズをおすすめしているのか!?ぜひ動画でご覧いただければと思います。

 総評


どんな場面でも撮影できるように高速ドライブ・高画質・手ブレ補正などたくさんの機能が詰め込まれた『Canon EOS R6 Mark II』。
写真動画問わずあらゆるシーンで活躍してくれる、頼りになる相棒です。
動画内でより詳しい機能紹介や、『Canon EOS R6 Mark II』で撮影した写真をご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Canon YouTube | 掲載日時:24年10月29日 17時03分 ]

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【FUJIFILM】三写三様 Vol.3 ~XF16-55mm F2.8 R LM WR編~
「三者三様」三者いれば三つの様、様子があるという意味。

FUJIFILMより発売を控えた『X-M5』『XF16-55mm F2.8 R LM WR II』『XF 500mm F5.6 R LM OIS WR』の3商材。
今回は新製品発表に合わせてコンパクトサイズのボディ、標準ズームレンズ、望遠レンズにフォーカスを当てて当社スタッフがオススメするアイテムをご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、「FUJIFILM X-S20」および「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」になります。

10月に撮影したものになります。

今回は動物とも身近に触れ合える距離で撮影もできる山の上にあるマザー牧場に足を延ばしてみました。
千葉県では有名な観光スポットであるマザー牧場は房総半島の中ほどにあるファミリー層に人気の牧場です。
動物好きならもちろん、家族連れでアクティブに楽しみたい方であれば訪れてみたい定番のスポットになります。
こちらはペットの同伴も可能なため、うちの愛犬TOTOを一緒に訪れました。

秋のマザー牧場の風は涼しく、木陰で過ごすには何とも快適な環境でした。
が、さすがに直射日光が当たる状況では購入したソフトクリームが勢いよく溶け出すほどには暑く
山の上とはいえ暑さからは逃れられない事を実感しました。

それでも、秋への歩みはしっかりと進んでいて、彼岸花は色が褪せて見納めに近づきつつあり
コキアはあと少しで紅葉の見ごろを迎える程度までは色づきを見せはじめていました。

改めてにはなりますが、今回撮影に用意した機材は「FUJIFILM X-S20」と「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」

「FUJIFILM X-S20」は行楽シーズンに家族や友人と楽しみながら携行しやすいサイズのカメラボディになり
コンパクトなカメラのボディなので家族で移動しながらの撮影でも邪魔にならず、他の荷物やカートを持ちながらでも取り回しが良いのはいいかと思います。

そして「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」は標準域のズームレンズの中では一番明るく画質にも妥協しないズームレンズの組み合わせとなります。
標準域のズームレンズとしてはフラッグシップにあたり、Xシリーズの中では初期の頃から存在した王道のレンズになります。
最上位のレンズだけあり存在感のある大きさですが最新のカメラボディと組み合わせても遜色なく実力を発揮できる性能を持っています。
今でもXシリーズユーザーを引き付ける魅力のある「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」ですが、今回次世代のレンズが発売されることになりました。

今回、新たに発売される「XF16-55mm F2.8 R LM WR II」は、小型軽量化のうえで、全般的に画質の向上となるそうで期待が高まります。
質量としては現行の「約655g」から「約410g」へと軽量化されており、外寸も「106mm」から「95mm」となるそうですので、
かなりの小型軽量化が図られたようです。
FUJIFILMのミラーレス機にはサイズ的にも相性が良くなり、よりフィット感が増すかと思います。

マザー牧場は行楽、すなわち山野をめぐり楽しむということを体感できる牧場です。
起伏にとんだ地形に折々の季節の植栽や景色が楽しむことができ、広い敷地には連絡用の乗り物もあるので余裕を持って楽しむことができます。
花の谷と名付けられた場所には季節の花が一面に植えられていました。
私が訪れた時期はペチュニアの見納めの時期ではありましたが、まだまだ楽しめる花付きをしているものが多くありました。
ふんわりと柔らかい雰囲気を醸し出す色合いの濃いピンクの花が特徴的で「桃色吐息」という千葉県にゆかりのある品種だそうです。

花畑にてこのレンズで撮影してみるとフラッグシップの実力が垣間見えるかと思います。
単焦点に匹敵する画質を誇るとされているだけあり、ピントの当たっている面の精細さと上品に柔らかくボケていくなだらかさが見てとれます。

「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」の最短撮影距離は標準では0.6m。
広角端になりますがマクロで30cm、望遠端では40cmとなります。

ふれあい牧場では柵内に入ることができるコーナーがあり動物と触れ合うことができます。
カピバラやマーラ、リクガメにヤギたちを間近で撮影でき、かなり近接での構図を狙うことができました。
こうしてみると、やはり単焦点に匹敵する解像力が確認できるかと思います。

立体感があり鮮明に被写体を浮かび上がらせることのできるこのレンズは行楽で身近のものを撮影したり、雄大な眺めなど全体の景色を撮影したりすることに向いています。
標準域のズームレンズは家族や友人で行く距離間での撮影に向いており景色や集合写真、その場の情景を全体的に切り取ったり、人や被写体を引き寄せて浮かび上がらせるポートレートなどの撮影など幅広い状況に対応できるレンズです。
その中でも上位に当たるこの「FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR」は行楽など旅行に携行するには向いており、高品位な撮影を得ることが可能かと思います。
次世代に当たる「XF16-55mm F2.8 R LM WR II」はさらに魅力的なレンズとなれるのではないでしょうか。

本連載を通じてフジフイルムの魅力が伝われば幸いです。
次回はどの機材が登場するのでしょうか。乞うご期待!

バックナンバーはこちらから

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年10月29日 17時00分 ]

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【Canon】有効画素数約4500万画素フルサイズ「EOS R5」と感じる秋の気配

【Canon】有効画素数約4500万画素フルサイズ「EOS R5」と感じる秋の気配

いよいよ山間部では紅葉がはじまるこの季節。紅葉撮影の準備はもうお済でしょうか。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではたくさんの作品が撮影場所と一緒に紹介されています。機材と撮影場所選びの参考にもなりますので、ぜひご活用ください!
 
さて、これからの秋の行楽シーズンですが赤や黄色で風景を美しく染めてくれる「紅葉」「黄葉」など秋を感じさせる作品を募集いたします。紅葉・黄葉ある風景はもちろんのこと、「紅葉×ポートレート」「紅葉×乗り物」など組み合わせを愉しんだ作品もOK。作品の撮影時期は問いません。一眼レフやミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラで撮影したの作品を心行くまでご投稿お待ちしております。
 
 

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EP

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紅葉フォトコン

 
今回は約4500万画素と約20コマ/秒の高速連写を両立し紅葉撮影でもシャッターチャンスを逃さない「Canon EOS R5」で撮られた皆さまの素敵な作品をご紹介します。どうぞご覧ください。
 


 



【作品名】メタセコイヤの秋<投稿作品を見る

【投稿者】カルマグ様

【使用機材】Canon EOS R5 + EF16-35mm F2.8L II USM



【作品名】竜頭ノ滝<投稿作品を見る

【投稿者】Hasan Jakaria様

【使用機材】Canon EOS R5 + コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R + EF16-35mm F2.8L III USM



【作品名】秋色の白川郷<投稿作品を見る

【投稿者】カルマグ様

【投稿者コメント】ずっと見たかった景色がそこにありました。

【使用機材】Canon EOS R5 + EF24-70mm F2.8L II USM



【作品名】悠久の秋<投稿作品を見る

【投稿者】Gaogao様

【使用機材】Canon EOS R5 + RF24-105mm F4L IS USM



【作品名】就実の丘<投稿作品を見る

【投稿者】Hasan Jakaria様

【使用機材】Canon EOS R5 + RF70-200mm F4 L IS USM



【作品名】大地の書<投稿作品を見る

【投稿者】NT様

【使用機材】Canon EOS R5


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Canon | 掲載日時:24年10月28日 18時30分 ]

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【Panasonic】S5IIと歩く日暮れどきの日暮里

LUMIX S5IIを持って夕方から日暮里に向かった日の写真をご紹介いたします。
レンズは高倍率ズームレンズキットにも含まれているLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.です。

まずは日暮里駅西口を出て谷中銀座商店街に向かいました。
到着してすぐにちょうど日が落ち始めて、夕焼けを撮影することができました。
露出補正をマイナスに動かしてみると肉眼に近い色と明るさで撮れました。

谷中銀座商店街はねこの街。ねこモチーフの雑貨や食べ物がたくさん販売されています。
木彫りのねこもいたのでお手をしてもらいました。
S5IIは重量感のある見た目をしていますが持ってみると軽く、片手での撮影も可能です。

街のお地蔵さまに関する旗までもがねこでした。下町風情の残る街並みと夕暮れの雰囲気が素敵です。
ひとりで明確な行き先を決めずに歩く時間というのは無意味なようでとても有意義だと思います。
カメラは私のそのような時間をさらに楽しいものにしてくれます。

そんなねこだらけな街を歩いていた私ですが、雑貨屋さんでくまと出会いました。
この写真は焦点距離29mm、F5で撮影したわりに綺麗にボケていると感じます。
周りがとても暗かったため写真外右側にある自動販売機の光を利用して撮ってみました。

商店街を後にする頃には完全に日が暮れてしまいました。夕焼けも綺麗でしたが夜は夜で味のある風景です。

夜ご飯を食べに内装が可愛いカレー屋さんに行きました。フルーツのナンが甘くておいしかったです。
店内の黄色味の強い照明が色被りしていますが無理やりに修正するのも味気ないのでそのまま映しました。
広角側での撮影であれば0.14mまで寄れるレンズなのでテーブルフォトにも便利です。

最後に日暮里駅の外から線路を覗いた時の写真です。日暮里駅は駅舎の構造や外観に独特な魅力があります。

夕方から夜にかけての短い時間でしたが日暮里を満喫することができました。
みなさまもぜひS5IIと色々な街へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

中古商品はこちらからご覧ください!

 

新品は当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年10月28日 17時01分 ]

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【SONY】動画を撮るならフルサイズ?それともAPS-C?

動画制作を行う際に、何を一番重視するか。これを考えた時に筆者の場合は被写体がどれだけ綺麗に写せているか、でしょうか。
特にポートレート動画においてはここはしっかり意識をして撮影に臨んでいます。ポートレート動画の主役はもちろん人物。この人物をどれだけ綺麗に撮れるかで作品のクオリティに直結するような気がします。

では動画を綺麗に撮るときはどういった機材を選ぶべきなのでしょうか。

言わずもがな、それ以外にも動画の構成であったりBGMとの親和性であったり、意図しない無駄な手ブレを抑えたり、露出が極端にならないように、など動画には気にかけなければならないポイントがたくさん存在します。
今回はその中でも、凄く単純に”綺麗に撮るために何を選べばいいか”を中心に考えていきたいと思います。

「綺麗」という凄くざっくりとした表現で書いてしまいました。「綺麗」という定義は十人十色で答えは各々違ってくると思いますが今回の内容で定義するのであれば「ノイズの量が少ない」もしくは「ノイズが目立たない」こととさせてください。
ポートレート動画であれば、肌の色味なんかは綺麗に見せるうえではこだわってシビアにやるべきポイントかと思います。しかし、大前提としてノイジーであると見せたい肌の部分にもノイズがかかってしまい、せっかく綺麗に色を出せてもザラっとしてしまい色味や質感が分かりづらくなってしまいますので、今回はノイズが少ないというのを綺麗の定義にしました。



さて、前置きが長くなってしまいましたがこちらの以前に筆者が撮影した二本の動画の切り抜きを用いて比較をしていきます。上の切り抜きが「α7SⅢ×SEL2470GM2」で下の切り抜きが「FX30×SEL15F14G or SEL55F18Z」となっております。

α7SⅢはフルサイズセンサーを持つ有効1210万画素の高感度特化のカメラで、FX30はAPS-C(Super35)センサーの有効2600万画素のセンサーを搭載しております。
撮影設定はどちらも設定は共通のXAVC S-I 4K/24p+S&Q/60p | 4:2:2 10bit | S-Gamut3 /S-Log3で撮影を行い、シャッタースピードはフレームレートの倍にて設定。基準感度は高感度側にて固定。撮影後は編集ソフト(Adobe Premiere PRO)にてカラーグレーディングを行いました。

 

まずα7SⅢで撮影された動画のカットを見ていきます。

最初に載せた切り抜きの写真同様でノイズがゼロという事はあり得ないのですが、全体的にノイジーな印象はなく肌の質感が非常に綺麗に表現出来ております。周辺環境は車の往来こそありはしますが、街灯のような目立つ大きな光源が無いシチュエーションでした。こういった環境だからこそでしょうか、フルサイズセンサー故の優れた高感度耐性を目の当たりにすることが出来ました。

 

そしてこちらが、FX30で撮影されたカットの1枚。

全体を通して見てもどちらもしっかりノイズが抑えられているのが分かると思います。しかし細かいところを重箱の隅をつつく様に見ていくとやはりAPS-Cセンサーの方には上記のカットのようにノイズの目立つカットが散見されます。特に序盤のストリーム周辺で撮影されたカットはあまり環境光の多い場所では無かったのでどうしても暗くなっています。加えて上記のカットに関しては60fpsで撮っていたのでシャッタースピードが1/125の設定でアンダー気味に撮影していたのでそれもノイズの一因であると思います。

今回は10bitと色の情報量の多いデータで記録・編集しているため、編集への耐性はそれなりにあるのである程度強気に増感・減感処理を行っても破綻する事はありません。しかしS-Logの特性上明るめに撮る方が階調が豊かになるので、出来れば+0.7~+1.0のオーバー露出で撮りたいというのが正直なところです。

 


夜間の撮影で露光量をS-Log3の理想とする+0.7~+1.0の値まで持っていくのは難しいシチュエーションが多かったのは事実です。
しかし、α7SⅢのようなフルサイズの一部のモデルは基準感度のISO12800にすることで理想の露光量に近付けることが出来ました。FX30は基準感度の高感度側がISO2500なので、こういったシチュエーションでは理想の値には持っていくことが出来ずアンダーでの記録を余儀なくされます。
アンダーに出てしまうシチュエーションですと編集時に、増感処理を編集ソフト上で行うのですがその時にどうしても少しザラっと映像にノイズが乗ってしまいます。


こちらはFX30にて撮影されたカットです。
先程の寄りの画と比較をすると、明らかにノイズが少ないのが分かるかと思います。こういった環境光の多いシチュエーションであればAPS-Cセンサーでも充分に基準感度の範囲でS-Log3の理想とする+0.7~+1.0の値に近付けることが出来ました。加えてこのカットは24fpsでの撮影だったのでシャッタースピードが1/48の設定にして撮影を行っておりますので、なおのこと露光量が増えノイズを抑えているカットになりました。


こちらはα7SⅢにて撮影したカットになります。
このカットは、S-Log3が理想とする+0.7~+1.0以上オーバーになるシチュエーションで撮影されたカットです。真横のショーウィンドウから強烈な光が当たっており撮影中は肌が一部白飛びをしていたのですが、編集にて減感処理を行い白飛びを戻すような形で編集しました。
増感処理を施している他のカットと比較すると目に見えてノイズが少ないのが分かります。

いかがでしょうか。

今回はポートレート動画を用いて、フルサイズセンサーのモデルとAPS-Cセンサーのモデルでノイズの部分に特化して比較を行ってきました。
当たり前ではありますがカメラごとにもともと持っている画素や基準感度の違いにより差はあるとは思いますが、やはりセンサーサイズの大きいフルサイズの方が映像のノイズを抑えて撮影を行う事が出来ます。そもそも比較してどうこう言うのが間違っているかもしれません。
では、すべてのシチュエーションにおいてフルサイズが優れているかと言われたらそうではありません。APS-Cセンサーを用いて撮影を行った際に感じたのはバッテリーの持ちの長さです。今回の撮影において両方とも実撮影時間は同じくらいでしたが、使用したバッテリーの数はフルサイズがおよそ3本、APS-Cは2本(厳密には1、2本くらい)
このバッテリーライフの差は撮影時間が増えていくほど少しずつ響いてくるポイントだと思います。特に長回しするようなシチュエーションであれば、APS-Cセンサーモデルの方が1本のバッテリーで撮れる時間は増えるので優れていると思います。また、夜間においてはノイズが出やすく画質に差が出やすいですが適切に露光量を調整したカットであればAPS-Cセンサーモデルでもしっかりノイズを抑制できるので、日中であれば特に極端な画質の差は感じないと思います。
また、使用するレンズもかなり軽くできるのもAPS-Cセンサーモデルの魅力です。上記動画ではレンズ2本持ち出しているのですが、どちらも小型なので携帯するうえで不便さを感じませんでした。

結論を書くとすれば、撮影されるシチュエーションにおいて撮影時間を優先するのであればAPS-C(熱への耐性も高いです)、シチュエーションに左右されず映像のクオリティを優先するのであればフルサイズといったところでしょうか。

カット単位で見ていくとノイズ感の違いは分かるかもしれませんが動画として流れている映像として見るとAPS-Cセンサーモデルもそこまでノイズが気にならないと思います。
最後に、もし今回この記事を読んだ方で動画機を検討している方がいましたら少しでも機材選びの参考になれば幸いです。ありがとうございました。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年10月27日 18時01分 ]

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【Canon】しあわせにズーム

【Canon】しあわせにズーム

やっと長袖Tシャツ一枚で出かけられるようになってきた10月中旬、

前日までジメジメと雨が降っていたのですが、すっかり雨があがったため、

「Canon EOS KissX7」と「Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」をお供に動物園へ出かけました。

 

十分過ごしやすくはなったものの、この日も気温は夏日を観測しており、

公園の木々は少しずつ色付いてはいますがまだまだ緑が優勢です。

 

園内マップを確認し、かなりの広さに回り切れるかの不安を感じながら、

カメラを手に久しぶりの動物園を楽しみました。

 

木の上に3匹いるコアラのうち2匹はぐっすり居眠り中でしたが、

この子は木の上を飛び移りアクティブに動き回っていました。

ちょっと休憩したところを撮影成功。

AFが早くガラス越しの撮影でも迷うことなくピントが合います。

 

 

ちょうど前を通りかかった時に、木に登り出したオオアリクイ。

「あっちだよ!」と言っていそうですが、目線の先にも、指差しの方向にも何もありませんでした。。

 

 

カンガルーや、ワラビー等の広場内は放し飼いになっており、

大きな動物に耐性がないため、急に飛び掛かられたら大声出してしまうかも。。と、少しおびえましたが、

どこの広場もみんな日陰で昼寝中だったため動物たちをびっくりさせることなく散策できました。

 

 

今回の一番のお目当て『クオッカ』にやっと会うことができました。

キュッとあがった口角が笑っているように見えることから

「世界一しあわせな動物」と言われている、カンガルー目の動物です。

思ったよりも小さい体で、ぴょんぴょんお庭の中を飛び回り、葉っぱをむしゃむしゃ食べ、

動き回る姿を見られて感無量です。

あまりの興奮で、せっかく手振れ補正機能や早いAF機能を搭載したレンズにもかかわらず

多くの写真がぶれてしまっており、もっとたくさん会いに行き、

落ち着いて写真におさめられるようになろうと心に決めました。

 

 

AF等の駆動音がとても静かなので、小さな垣根で区切られているだけの

動物たちに少し近づいて撮影をしても逃げられることなく目線をもらえます。

 

 

ボディが軽量なので、高倍率ズームレンズと組み合わせても重さを感じ疲れることなく、

午前中から閉園までたっぷりと楽しみました。

 

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年10月27日 10時26分 ]

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本日もまた写真日和。九日目。

本日もまた写真日和。九日目。

季節のグラデーションを感じにくくなったのは大人になったからか、それとも単に異常気象によるものなのか。
年を重ねれば重ねるほど人間は落ち着きを纏っていくものだと錯覚していましたが、若い頃はそう見えていただけ。その実、日々をまたぐ1歩が少し大きく、そしてさらに大きくなったがためにあくせく目移りしていた小さな時分からすればのんびり落ち着いているように見えただけなのでした。結局のところ日は、季節は、早々と過ぎ、焦り、あの思い描いていた余裕は、さほど生まれません。私だけでしょうか。誰だってそんなもんだと誰かが声を掛けてくれるといくばくかの安心は得られそうなものなのですが。かつて24節季の曖昧さを笑っていた私の1年が12色相環くらいになり、さっき始まったばかりの夏が終え、秋も既に過ぎ去ろうとしています。

さて、この蛇口を捻りすぎた流水のごとき日々。その絶え間ない時間の流れを何とか繋ぎ留める小さな小瓶がカメラであり、また産物の写真です。空気抵抗ならぬ“時間”抵抗に削ぎ落されて、磨かれて、私の手の中に残ったのはLeica M10-Pでした。カメラ噺のタネは無数に萌芽するのですが、特にこの芽は固く、そして鋭く私の時間を切り裂いては千切り蒐集してくれる代物。

メインレンズはエルマー35mmからズミクロン50mmへと変化しました。未だに35ミリを標準とする派でいるつもりですが、あえてこの50mmという自分にとっては狭い画角で切りとることが楽しく感じている頃合い。身体に染み付いた35mmブライトフレームは目を開けてさえいれば常時点灯で、まだまだ50mmフレームは明滅と言った感じ。新鮮さを噛みしめながら四苦八苦、七転び八起き。

去ってから振り返ることほど夏を寂しく感じる体験はこの上無く、その夏自体が日に日に短くなっていれば猶更。巷では「春と秋が夏に吸収されている」という表現もありますが、正しい夏は思い描くあの夏だけなので、ごくわずか十数日の間だけが正真正銘の夏なのです。クマゼミが鳴いているあの時間、うだる、を超えた熱の塊を身にうけるあの時間、それだけ。東京に来てからはめっきり無くなってしまいましたが。

勇ましいからこそ居なくなると寂しい、煩いからこそ黙ると寂しい。少し振り返ってみます。

7月、地元である京都へ。
宵山は高校生の時に友達と行ったのが最後でした。いつでも行けるし暑いから、とそれ以来結局上京するまでテレビ越しに見ていた光景を10年ぶりに。

不思議な街です。道は変わらないのに通りの表情は徐々に変わり、そうかと思えば100年以上変わらない建物もあちらこちら。
夏の京都、宵山。クマゼミが鳴くいつもの通りに影が差し、燦然と聳え立つ違和感たるや。

夏の本番は避暑地、嬬恋へ。
毎年訪れるのが恒例となっているこの高原の思い出は両手では足りぬほど。
人がわんさと溢れる軽井沢から浅間山を横目に1時間くらい、とにかく心地よい標高を体に感じながら。

セミよりも鳥のさえずりが占有するキャベツ畑のほとりで下界を忘れるひととき。
夏らしくない夏。夏休みの真っただ中に刷り込まれた、わずか1週間の涼しさ。

夏の締めくくりは三浦・城ヶ島。
平野では秋の気配など見つけられやしなくとも、海から吹き付ける風は既にどこか涼しげでした。

今思えばこの辺りからです、夏の猛威を感じなくなってきたのは。
らんらんと身の回りを埋める熱気がなりを潜め、見やれば目が合うほどに落ち着いてしまった夏。
若者のなんとやら、いつもこの時期は焦ってシャッターを切ることに。

・・・

些かコントラストが高く感じた今年の秋入り。ついこの間までは夏だったのにね、こんな会話もいつしか周回遅れで回ってくるのではとおびえる日々。ハードディスクの起動音とともに雪崩れ込んでくる瞬間の記憶の数々が、そんな不安を少し鈍化させてくれている気がしています。

28mmや75mm、果ては90mm、135mmにも手を出しては離し、また手を出しては離してきたここ数年。いよいよ今この2本があれば完結するような予感を秘めています。それもそのはず、私にとっての全広角レンズ代表選手「エルマー L35mm F3.5」はいざ知らず、固定鏡胴の方はああでもないこうでもないと数年悩み抜いて決断した1本なので、そう簡単に覆されては困るのです。とは言えここまで手に馴染むとも思っていなかったわけですが。

いくつか思い当たる要因として、前玉の直径や鏡胴の全長、写りでは前ボケ、後ボケの癖の残り方などを予想しています。ボケ方は写真で見て頂いた通りですが、不思議なことに写りに関係なく【自分が50mmだと認識するレンズの大きさ】があるらしく、その証拠に大きくサイズの異なる他の50mmは構えた時点で何かが“しっくりこない”のでした。

・・・

夏の次の季節、10月の気温、金木犀の匂い。まだ始まったばかりなはずの秋。
思い出の中ではもう少し長かった気がするのですが。

師でもないのにもう師走の忙しさ、冬将軍も待ってはくれないようです。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年10月26日 16時21分 ]

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