ーその手に、革新の知性と機動力を。次世代プレミアムAPS-Cモデル、誕生。ー
2023年7月28日、SONYのAPS-C機、6000シリーズについに最新機種「α6700」が発売されました。
今回は発売を記念し、我々カメラ専門店MapCameraのSONYコーナー担当スタッフがα6700にぜひ合わせて使いたいレンズをそれぞれ選び自由に撮影してきました。
また、ボディはα6700を使用する機会に恵まれましたので、今回はα6700と合わせた撮影となっております。
それぞれのレンズの個性が光る作例を紹介していきますので、ぜひレンズ選びの参考にしてみてください。
今回撮影に使用したのはSEL1655G、F2.8通しとなるAPS-C用の大三元レンズに相当します。
換算焦点距離にして24-82.5mmまでをカバーするレンズとなりますので、非常に使いやすい一本ではないでしょうか。
α6700と組み合わせた場合、ボディが約493g(バッテリーとメディア含む)、レンズが約494gとなりますので1kg未満の重量で撮影に臨む事が可能です。
SS1/25 F8.0 ISO100 換算焦点距離37mm クリエイティブルック:FL
まずは絞った画ではありますが、階調と質感表現を確認してみます。
タイル状に敷き詰められたガラスはそれぞれが波打つような模様を描いていますが、しっかりと描き込んでいます。
SS1/80 F2.8 ISO100 換算焦点距離51mm クリエイティブルック:FL
お次は絞りを開けてショーケース内の衣服にピントを置いてみます。
開放値がF2.8となるおかげで、ピント面を立たせてボケを生かした表現を行う事も出来ます。
ズームの中間域ではありますが、描写についてもあいまいになる事がなく、丹精な印象を受けました。
SS1/100 F2.8 ISO100 換算焦点距離40mm クリエイティブルック:FL
フルサイズαではすっかりお馴染みとなったクリエイティブルックも、今までのAPS-C機ではZV-E10やFX30といった
映像撮影をメインとする機種にのみ搭載されていたので、α6000番台の機種では初めてのクリエイティブルックに対応した機種となります。
今回は日中の撮影はクリエイティブルックの「FL」夕方以降の撮影には「IN」を用いています。
上のカットもややフラットな光の回り方をしているシーンだったのですが、「FL」の効果でコントラストを強めパキッとした画作りが実現できました。
SS1/30 F5.6 ISO100 換算焦点距離24mm クリエイティブルック:FL
ワイド端で開放から2段ほど絞った状態となりますが、足元のタイルから木々の葉に至るまでしっかりと解像しています。
またクリエイティブルック「FL」については青系や緑系の色において、落ち着いた発色をしつつ、渋みを感じる印象的な色で仕上げてくれます。
1つ前のカットでは青系のカラー、上のカットでは緑系のカラーが画を占める割合が多めになっておりますので、それらのカラーにも注目してみてください。
SS1/125 F2.8 ISO100 換算焦点距離45mm クリエイティブルック:IN
陽も沈み始めましたので、コントラストや彩度を抑え、全体的にシックな雰囲気となる事が特徴的なルックの「IN」にチェンジ。
また、NiSiのブラックミスト1/8を装着して少し柔らかい雰囲気を追加しています。
SS1/160 F2.8 ISO100 換算焦点距離82.5mm クリエイティブルック:IN
SS1/60 F8.0 ISO100 換算焦点距離40mm クリエイティブルック:IN
史沈みゆく西日を受けて印象的だった銀座和光。普通のルックならばもう少しシャドウが沈み込みそうなものですが、
やや抑えられたコントラストもあり、メランコリックな雰囲気に仕上げられました。
SS1/40 F2.8 ISO100 換算焦点距離78mm クリエイティブルック:IN
鏡面になったビルの窓に写りこむマジックアワーが印象的だった一枚。
先のカットもそうですが、今までのAPS-C機だとどうしてもこういったトーンはRAW現像をしないと引き出す事が難しかったように感じますが、
撮って出しでここまで良い雰囲気の写真が得られるようになった事が一番の驚きでした。
SS1/100 F2.8 ISO2500 換算焦点距離24mm クリエイティブルック:IN
陽が沈み切るとレンズの明るさがより頼もしく感じられます。
α7RVに続き、AIプロセッシングユニットを搭載したα6700。交通機関の中では比較的ゆったりとしたゆりかもめですが、もちろんトラッキングでの追従もしっかりと行ってくれました。
高感度ノイズについてはAPS-C機という事もあり、探せば粗は見えてしまいますが、以前ならばディティール感が潰れていたようなところもカラーノイズとの折り合いをつけつつ上手に描いている印象です。
SS1/25 F2.8 ISO320 換算焦点距離60mm クリエイティブルック:IN
VIDEO
ピクチャープロファイル:S-Cinetone
今回α6000番台の機種としては初めてピクチャープロファイルのS-Cinetoneに対応致しました。
Cinema Lineカメラで人気を博しているルックが使えるようになり、映像製作が必要なシーンでも活用しやすくなっています。
今回は手振れ補正のアクティブモードを使用しつつ、手持ちで撮影したいくつかのカットを簡単に繋ぎ合わせてみましたので宜しければご覧ください。
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α6700とE 16-55mm F2.8 Gの組み合わせで撮影を行ってまいりましたが、さすが大三元に相当するレンズ。
いずれのシーンでも無理がなく撮影ができ、何よりもAPS-C専用設計となるため軽量でフットワークが軽く撮影に臨めるのが魅力的でした。
また、α6700から写真、動画、S&Qのモード切替ダイヤルが軽快に行えるようになった事で、よりフレキシブルに撮影が出来るようになり、レンズの使いやすさと相まって軽快な撮影が行える組み合わせでした。
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