Select Language
FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/75秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R



フジフイルムXマウントのカメラを購入した際の最初の一本に、この35mmを選択した方は割と多いのではないかと思う。
その使いやすい標準的な画角、十分な明るさ、軽量小型な佇まい。様々な要因から選ぶに足るレンズとして多くのフジフイルムユーザーが愛用しているのではないだろうか。

今回は、発売当初と比較してレンズのラインナップが賑やかになったこともあり、多様化するレンズ選びの参考になればとの思いから、標準単焦点の良さを認識すべく試写に訪れた。


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1500秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R

やや、ハイキー気味に光を意識した一枚。被写体が持つ立体感をありのままに感じさせてくれる描写力が素晴らしい。


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/170秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-E1+ XF 35mm F1.4 R

この日は風が強く、噴水から流れ落ちる水が空を舞っていた。
非日常的な光景に目を奪われて思わずカメラを向けたが、いつ風が止むとも知らず、このレンズはそんな一瞬をもしっかりと記録してくれる。


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/750秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/420秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R


標準レンズとして日頃使い続ける上では、このレンズが持つf1.4という明るさは非常に重宝する。
また、あたかも中判フォーマットで撮影したかの如くボケてくれる一方で、非常にクセがなく落ち着いた写りを見せてくれる。これはフジノンレンズ全般に言えることでもあるが、狙った被写体を純粋に際立たせてくれる素直さはさすがの一言だ。


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/75秒 / ISO:400 / 使用機材:FUJIFILM X-E1+ XF 35mm F1.4 R


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/220秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-E1+ XF 35mm F1.4 R


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/300秒 / ISO:800 / 使用機材:FUJIFILM X-E1+ XF 35mm F1.4 R

無機質な被写体にもこのレンズは無類の強さを発揮する。
様々な素材ごとの異なる質感を、使い手の意のままに切り取ってくれるので、撮影していても気分が高揚し非常に心地よい。
あたかも自らが作り上げたい世界観を、機材がすべて認識してくれているかのようだ。


FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro1+ XF 35mm F1.4 R

このレンズの性能と相まって強い味方となるのが、ボディに搭載された「フィルムシュミレーションモード」の存在だ。
かつて被写体や環境に合わせて、使うフィルムを交換していたように、意図する物語を自らの意思で作り上げることが出来る。
また、カスタムモードでの幾多の項目から階調の微調整を行えば、フィルム現像を自分でこなすように細かく作品の幅を広げていける。
こうしたボディ側の機能が有効活用できるのも、信頼のおけるレンズ性能があるからではないだろうか。



今回試写に出たことで、このレンズの高い性能を再認識することが出来た。
高級感を感じさせる金属の造りと、小型でスマートな外観。適度な質量が持つ者に喜びを与えてくれる。もちろん写りの良さは折り紙付きである。
当初やや気になったAFの精度も、ファームウェアのバージョンアップで改善され、現在では合格点を与えられるところまで高まっていると言っていいだろう。

冒頭私は「ボディを手に入れた際の最初の1本に」と述べたが、実際には「この35mmを使うために」Xシリーズのボディを買う。それだけの価値が見出せるレンズとも言えるかもしれない。
皆様もこのXF 35mm/f1.4で、自分の世界に一つの物語を紡いでみてはいかがだろうか。
ありとあらゆる自己表現に最適なポテンシャルが、このレンズには備わっている。


Photo by MAP CAMERA Staff


お買い物はこちら

Kasyapaトップへ戻る





[Category: FUJIFILM|掲載日時:2014年05月13日 06:00:00 PM]

面白いと思ったらコチラをClick!206票


FUJIFILM (フジフイルム) X-Pro3

553:カメラとしてのこだわりと本質『FUJIFILM X-Pro3』[2019年12月05日]

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:400 / フィルムシミュレーション:クラシッククローム使用機材:FUJIFILM X-Pro3 + フジノン XF23mm F2 R WR FUJIFILMX-Pro3 Xシリーズのフラッグシップ機として登場したX-Proシリーズ。デジタル表示を見ながらダイヤルやファンクションボタンを駆使してカメラとレンズを操作する時代に、あえてフィル...
続きを読む
FUJIFILM XF16-80mm F4 R OIS WR

542:XFレンズの新しいスタンダード『FUJIFILM XF16-80mm F4 R OIS WR』[2019年10月25日]

焦点距離:16mm / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:640 / フィルムシミュレーション:Velvia 使用機材:FUJIFILM X-T3 + XF16-80mm F4 R OIS WR FUJIFILMXF16-80mm F4 R OIS WR 焦点域で選ぶのか、明るさで選ぶのか、多くの方が直面するズームレンズ選びのテーマだと思います。フジフイルムのXFレンズで言えば、通称・大三元レンズに相...
続きを読む
FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR

520:軽快な撮影が楽しめる広角レンズ『FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR』[2019年04月16日]

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200 / 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mm F2.8 R WR FUJIFILMXF16mm F2.8 R WR 富士フイルムからコンパクトな広角単焦点レンズ『フジノンレンズ XF16mm F2.8 R WR』が発売されました。 16mm単焦点レンズといえば既に「XF16mm F1.4R WR」がリリースされていますが、新レンズは開放F値をF2.8に抑...
続きを読む
FUJIFILM X-T30

517:小さな巨人『FUJIFILM X-T30』[2019年03月20日]

焦点距離:35mm(35mm換算:53mm)/ 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:160 / 使用機材:FUJIFILM X-T30 + XF35mm F1.4 R FUJIFILMX-T30 今回のKasyapaは富士フイルムから発売された「X-T30」を紹介いたします。 昨年9月に発売されたX-Tシリーズのフラッグシップ機である「X-T3」と同じ、新開発の第4世代の新イメージセンサーと画像...
続きを読む
FUJIFILM GFX 50R

502:気軽に使える最高画質『FUJIFILM GFX 50R』[2018年11月28日]

絞り:F8 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400 / フィルムシミュレーション:Velvia 使用機材:FUJIFILM GFX 50R + フジノン GF45mm F2.8 R WR FUJIFILM GFX 50R 次々と注目度の高いミラーレス機が発表される昨今、改めて自身が所有しているカメラシステムを見直されている方も多いのではないでしょうか。巷の話題がフルサイズミラーレス...
続きを読む