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SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE

SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


今回Kasyapaでご紹介するのは、7月に発売された『SAMYANG AF 35mm F2.8 FE』です。
本レンズは『AF50mm F1.4 FE』『AF14mm F2.8 FE』に次ぐサムヤンのオートフォーカス対応レンズ第3弾。そして現行のサムヤンレンズラインナップの中でも最軽量を誇るレンズです。

冒頭の写真は多摩川沿いの土手を撮影した1枚。日干しにされた色とりどりのボートたちが土手に生い茂る緑によく映えます。広々とした川沿いを切り取るのに、準広角である35mmはベストな焦点距離。広すぎず狭すぎず、広大な景色を印象的に切り取ってくれました。
左側がすこし歪んでいるようにも見えますが、これは柵がカーブを描いているからであって、実際には周辺の歪みはほぼゼロ。リーズナブルなレンズなので性能面で少し不安を感じていましたが、その心配は必要なかったようです。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


場所を変えて、今度は街中へ。
ガラス越しでピントが迷いがちな被写体であるのにも関わらず、スッと狙ったところにピントが合ってくれました。AF性能は想像以上に優秀。惜しむらくは、AF撮影時にチリチリと若干モーター音がすること。街中では全くと言っていいほど気にならないレベルの音ではありますが、気になる方はMFを併用しても良いかもしれません。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


左右で違う色の壁があったので、モノクロで仕上げてよりコントラストを強調した1枚に仕上げました。シャドウ部のしっとりとした描写が良い感じです。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


本レンズの最短撮影距離は35cm。ぎりぎりまで被写体に寄るとこんなにも大きく美しいボケを味わうことが出来ます。ピント面はしっかりと解像しながらも、どこかやわらかく優しい雰囲気のある写りが印象的ですね。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


今度は前ボケも入れて撮影をしました。手前のボケはもちろん奥のフェンスのボケもうるさくなく、すっきりとメインの被写体である電球を浮き立たせてくれました。
素直な描写をするレンズなので、後からRAW現像で調整がしやすいのも魅力のうちの1つです。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


ここで小休憩。近くにあったカフェへと立ち寄りました。35mmはテーブルフォトにもぴったりの焦点距離です。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F4/ シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


今回の撮影ではフルサイズセンサー搭載であるα7RIIを使用しましたが、α6500等のAPS-C機と組み合わせた場合は35mm判換算で焦点距離が約52mmとなり、準広角ではなく標準レンズとして撮影を楽しむこともできます。

何しろコンパクトなので、機動力は抜群。いくら軽量なミラーレスとはいえフルサイズ機ともなれば一日中肩からかけていると疲れを感じるものですが、本レンズは全く疲れを感じません。機動力重視のため普段はレンズを何本も持ち歩かない筆者ですが、このレンズならカメラバッグに常に入れておいても苦にならないと思いました。パンケーキレンズとまでは行きませんが、コートやジャケットのポケットにもすっぽりと収まってしまう驚きのサイズ感です。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE




SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F8/ シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


10月に入り、日照時間がじわじわと短くなってきたのを感じます。日中はまだ少し暑さを感じることもありますが、朝晩は涼しく過ごしやすいのが嬉しいですね。このぐらいの気候になるとぐっと写真を撮るのが楽しくなります。

秋の行楽シーズンは国内旅行の需要が高くなるのだそう。確かに、曼珠沙華、紅葉、一面に広がるススキ、イチョウ並木等、少し足を延ばすだけで思わずシャッターを切りたくなるような景色が色々なところに広がっています。秋を収めるための機材選びの時点で既にワクワクしかありませんが、中でも本レンズは旅行のお供にぜひおすすめしたい1本です。荷物のかさばる旅行にとって、小型・軽量な機材はマストといっても過言ではないでしょう。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F2.8/ シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE




SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE 絞り:F4/ シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7RII+ SAMYANG AF 35mm F2.8 FE


トンネルの入り口から撮影をした1枚。長く続く暗いトンネルが、奥の景色を切り取る額縁のように見えてきます。


SAMYANG(サムヤン) AF 35mm F2.8 FE

重量わずか85.6g。スナップレンズの決定版。



1日を通して『SAMYANG AF 35mm F2.8 FE』を使ってみて、やはりその「軽さ」に圧倒的な魅力を感じました。肩からぶら下げていても全く苦にならず、コンパクトなのでカバンへの出し入れも非常にスムーズです。
レンズフードはフジツボ型。フードなしの場合はフィルター径49mmで、フードありの場合はフィルター径40.5mmです。上の写真はレンズフードを装着した状態ですが、フジツボ型のフードは小さく威圧感が無いのが良いですね。

さて、ここで気になってくるのが同じ焦点距離である『SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA』との差ですが、正直言ってどちらのレンズもとても良く写ります。若干サムヤンの方が周辺の描写が甘い気もしますが、それも拡大してまじまじと見なければそれほど気になりません。開放からしっかりと解像しますし、逆光耐性も非常に高いです。むしろ「この値段で良いの?」と心配になってしまうほど。
また、どちらのレンズもコントラストが高くはっきりとした描写をしていますが、どちらかと言えばサムヤンの方がやわらかく、ソニーの方がこってりとした印象でしょうか。
作りの面ではやはりソニー純正の方が優勢。マウントはどちらも金属製ですが、ソニー純正は外装もアルミニウム素材の金属を採用。対してサムヤンの外装はプラスチックです。ただ、ソニー純正と比べて約35gも軽いので重量の面ではサムヤンに軍配が上がります。

…と、比べるようなことをつらつらと書いてしまいましたが、『SAMYANG AF 35mm F2.8 FE』は非常に優秀なスナップレンズであると感じました。
「これからフルサイズを始めたい」という方に1番におすすめしたいレンズであり、既に何本もレンズを所有している方にもぜひ一度お試しいただきたいレンズです。


Photo by MAP CAMERA Staff











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