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657:『SIGMA Contemporary 35mm F2 DG DN L-Mount』

2021年02月09日

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:320 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

シグマの「I」シリーズ第1弾としてContemporaryラインに追加された3本。今回は少し遅れましたが『SIGMA Contemporary 35mm F2 DG DN』のご紹介をさせていただきます。常に持ち歩けるサイズ感でありながらガッチリとした金属製の外装と、どのカメラに装着しても似合うデザイン性の高さ。この品質を保ちつつ手頃な価格帯で揃えることが出来るというのはとても魅力的な製品だと思います。「35mmF2」というのはフィルム時代からずっと付けることが出来て風景もスナップもこなせる万能のレンズ。レンズ構成枚数9群10枚の中に非球面レンズがSLD1枚、非球面レンズ3枚。防塵防滴で絞りリングまで付いていて、マニュアル操作を好むユーザーにもしっかり刺さる仕上がり。ミラーレスカメラのスタンダードの基準点になりそうな今レンズの写り、どうぞご覧ください。

まだ紅葉が残っていた時期の1枚。冬になり山に行ってみると改めて紅く染まる葉の色のバランスの美しさに見惚れてしまいます。これから桃色や緑の美しい季節がやってきますが、その風景を撮るのが楽しみです。

 

絞り:F9.0 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:500 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

この画の主役ではないのですが、上から連なり垂れてきている花々の妙な存在感。だいぶ絞った画ではありますが、僅かな滲みもなく立体感もよく出ていて解像のキレの良さに驚きます。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:400 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

樹々の影模様と木漏れ日の明暗に美しさを感じ撮影しました。ハイライトもシャドウもしっかりデータが残ってくれていたおかげで思い通りに現像が出来ました。シャドウのトーンが特になだらかで気持ちがいいです。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

開放で撮影。被写体の立体感も良く、ボケも気になるような癖もありません。35mmといえばスナップ感覚で使うのにちょうど良い画角。少し拡がりのある画角は構図次第で「なんだか少し気持ちいい画角」か「なんだかぼんやりしてしまう画角」のどちらかになります。被写体との距離感はテーブルを挟んだ向かい側に2人なら35mmがピッタリで50mmでは少し狭い、という感覚。準広角に分類される35mmくらいの画角は常に持ち歩いていたいレンズなので、サイズも小さいこのレンズはまさにピッタリです。

 

絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

言ってしまうと撮り遅れたカットなのですが、画面隅に消えていく歩行者の写り込み感が意外に面白く感じました。一番上の階にピントを合わせていますが下の階に続くボケはとても綺麗ではないでしょうか。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:400 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

閉じた空間では「あ、ここで35mmで覗くと気持ちいいだろうな」と思うことがあります。誇張しすぎない拡がりは画角整理を必要とせずピッタリはまることが多いですし、この「ふわ」っと肩の力を抜いたような感覚は、使っていて気が楽になります。歪みも少ないので色んな線が気持ちよく写ります。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/6000秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

開放絞り最短撮影距離で真上から撮影したのですが、想像以上にピント面がスッキリ解像されました。最短撮影距離は約27cm。常に持ち歩き、常に撮るスタンスにおいてはこの焦点距離と最短距離は最も理想的ではないかなと思います。

 

絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:400 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

遠景もF8で絞って撮影してみましたが手前のタイルからドームのディテールまでしっかり解像してくれました。引きの写真を多めに撮るという方にもオススメ出来るレンズです。

 

絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

日があまり高くならないこの時期。周りが高い建物に囲まれた場所で僅かな光を受け存在感を出していた一頭の虎を捉えました。F2の開放値でもこれだけ立体感を出せるのは素晴らしいです。

 

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

今回撮った中で一番気に入っているカット、光陰のつき具合がたまりません。良い光だな、と思ったその気持ちをストレートに表現してくれた1枚です。とっさのスナップショットにもしっかりと応えてくれて信頼できるレンズです。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:320 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 35mm F2 DG DN

 

「I」シリーズレンズはどれもフレアゴーストが発生しますが、筆者としてはむしろ好意的に受け取りたい個性です。背筋がピンとしているレンズは恐れ多いというか、申し訳ない気持ちになってしまうのでこの脱力感にホッとしてしまうんです。いつでも一緒にいる存在というとこの「I」シリーズは本当にいいところに収まっているレンズ達だと思います。

 

いつでも”I”を

いつだって持ち歩いて、いつでも取り出して撮れる。写真の理想のスタイルの一つを体現できるのがこの「Iシリーズ」。いつもはリュックタイプのカメラバックで撮影する筆者もこのカメラで撮影する時にはスリングタイプで出掛けました。身軽さが生むシャッターチャンスというものを体感すればするほどに、小型であることの魅力を実感します。肌身離さぬスマートフォンのように、「離さないカメラ」であるというのはシグマが「Iシリーズ」で目指したものでもあるでしょう。自分の視界よりもほんの少しだけ拡がる『SIGMA Contemporary 35mm F2 DG DN』。あなたのもう一つの眼として1本いかがでしょうか。

 

Photo by MAP CAMERA Staff


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