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797: コスパも描写も重視できる『Canon RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』

797: コスパも描写も重視できる『Canon RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』

2022年09月08日

焦点距離:30mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:500 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

『Canon RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』をご紹介します。15-30mmという風景や建築物、スナップ撮影を中心に活躍するフルサイズ対応超広角ズームレンズで、手ブレ補正はレンズ単体でも5.5段分ついた頼れる一本です。またクローズアップ撮影も得意としていて、MFでは12.8cmまで寄ることができ、最大撮影倍率0.52倍のハーフマクロ撮影が可能です。性能もさることながら、コストパフォーマンスに優れることにも注目しています。さっそく撮影してきましたので、フォトプレビューをどうぞご覧ください。

 

焦点距離:15mm / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

階段をのぼった先にあるカラフルなドアが素敵でシャッターを切ります。まるで海外のタウンハウスのようです。ひとりでニューヨークなどの都市部へ撮影に行くときは、ホテルは避けてこういうところで過ごすことにしています。せっかくならその街に住んでいる気分を味わうのがよいでしょう。ほかにも超高級マンションの一室が安く貸し出されていることがあるので探してみるのがおすすめです。

 

焦点距離:15mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:3200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

ミッション系の学校出身ということもあり、教会にふらりと立ち寄ることがあります。落ち着いていて開かれた空間である上に、建築物としても魅力があるものが多く居心地がよいと感じます。こちらの教会では窓際に設えられた仕切りにより、光が自然と祭壇へ向かうようコントロールされています。ステンドグラスのようなわかりやすい華やかさとはまた違い、その荘厳な印影が味わい深いです。

 

焦点距離:30mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

子どもの頃、ちょっとしたパーティーの招待状を作るときにはタイプライターを使いました。そしてサインを添えて蝋で封印し、わざわざ郵送するのです。ある日届いた封筒の裏に映画の登場人物の名が書かれていたときはとても感激したことをよく憶えています。今の子は郵送なんてなかなかしないでしょうが、スローな遊びもいいものです。

 

焦点距離:20mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

パーゴラの緑とスクーターの赤のコントラストが美しいです。よく見ればパーゴラは鉄パイプを組んだだけですし、スクーターもウインドシールドや荷物入れが付いていて実用的な仕様なので、そこまでおしゃれというわけではないはずなのです。しかし輝く葉やうねる枝、降り注ぐ光などによってとても素敵に感じられます。

 

焦点距離:30mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:2500 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

 

焦点距離:15mm / 絞り:F22 / シャッタースピード:1/5秒 / ISO:200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

 

焦点距離:15mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

よく通る場所を改めてじっくり見上げてみたら、光の種類や反射が実に複雑に絡み合っていることに気づきます。右側のガラス天井の向こうに見えるのは空で、この写真では少し白飛びしています。しかしながら左側のガラスにそれが映ると、空の青がよみがえり雲の形もはっきりとわかるのです。見慣れた景色もふと哲学的に感じられ面白いです。

 

焦点距離:15mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

影が気になって超広角15mmのレンズで撮る距離まで近づくと、奥から黄色い電車が顔を覗かせていました。電車との間にはいくつもの隔たりがあり、近くても遠い手の届かない存在です。

 

焦点距離:15mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:400 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

 

焦点距離:15mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:200 / 使用機材:Canon EOS R5 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

 

ビルの間から見える青空には形のハッキリした雲が浮かんでいます。やや光沢のあるビルの壁に、空や光が当たっている壁が反射して色付いています。地面に近づくほどに明度が落ちていき、その過程にある立体感のある描写が、実際に目で見たときよりも写真の方が印象的に感じられます。

 

コスパも描写も重視できる

素直な描写が魅力の1本です。広角は比較的に歪みが出やすいものですが、嫌なそれを感じさせず画作りもスッキリしています。15mmから30mmまでという焦点距離は、風景やスナップの撮影と相性がよいと感じます。超広角側では視界に入る全てを写すことができ、その場にいながら少し寄りたいと思う場合でも30mmまであるので重宝すること間違いありません。ISはレンズ自体に5.5段分ついており、R5と組み合わせることで7段分まで制御できます。
キヤノンからは『RF14-35mm F4 L IS USM』も発売されていいるので、どちらにするか迷う方もいらっしゃるかもしれません。当レンズより1年ほど早く発売されたそのレンズはズーム域が少し広く、そしてやや明るく、最高品質の証である“L”レンズです。一方当レンズはそれに迫る性能がありながらも非常にコストパフォーマンスに優れる一本に仕上がっています。1年新しいことに加え、ひとまわり小さく軽い点では両レンズが得意とする風景やスナップ撮影というシーンにおいてアドバンテージになるでしょう。ぜひお手に取っていただきたいです。

Photo by MAP CAMERA Staff
 

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