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『Canon EOS R6』 4K実写レビュー

2021年08月10日

使用機材:Canon EOS R6 + RF15-35mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

もう直ぐ発売から一周年を迎える『EOS R6』。発売後に静止画のKASYAPAを掲載しておりますが、今回は「動画機能」についてご紹介いたします。『EOS R6』は映像制作のプロ仕様「CINEMA EOS SYSTEM」で培ったテクノロジーを投入し5.1K動画オーバーサンプリングにより、通常よりも解像感の高い4K動画を実現。10bitの「Canon Log」や[HDR / PQ動画]など本格的な機能も搭載されていますが、動画を撮るのはまだまだ初心者な筆者。今回は「Canon Log」ではなくSDカードによる内部収録(4K UHD 59.94FPS)と4Kタイムラプス撮影をしました。初心者でもこれだけの映像が残せるのかと驚いた『EOS R6』の4K動画、ぜひご覧ください。

 

Canon EOS R6 | 4K MOVIE

PCでご視聴の方は、画質設定から4Kで視聴が可能です

 

今回の撮影スポットは秋川市・五日市町が合併して生まれたあきる野市。武蔵五日市駅を降りてバスや徒歩で巡ってきました。エリアが広いためごく一部しか足を運べませんでしたが、秋川渓谷や深沢エリアの山抱きの大樫をメインに撮影してきました。自然豊かなエリアならではの空気感を感じていただけたら幸いです。

 

 

『Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM』を筆頭に『Canon RF15-35mm F2.8 L IS USM』『Canon RF70-200mm F2.8L IS USM』といった大三元のレンズをチョイス。カメラと大三元レンズを持ち歩いても約20ℓのカメラバッグに収納出来たのは大きなメリット。中でも『Canon RF70-200mm F2.8L IS USM』のコンパクトなサイズには特に感動しました。しっかりと手振れを抑えるために大型の三脚で臨んだのですが荷物を最小限に抑えられたおかげで、ちょっとしたハイキングコースも難なく歩けました。そしてローアングルで撮影するときや自分より高い位置から撮影する際にバリアングルモニターが非常に活躍しました。

 

自然と共存する町。

使用機材:Canon EOS R6 + RF24-70mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

緑生い茂る秋川渓谷。秋川渓谷とはその名にある通り秋の紅葉と冒頭の石舟橋が有名ですが、この季節ならではの大自然をそれぞれに楽しむ人たちの様子が見えました。まだこの時期は夏本番前でしたが陽射しが強く、帽子がなければ大変な暑さ。筆者も水分補給が止まりません。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF24-70mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

4K動画からの切り出しの美麗さ

使用機材:Canon EOS R6 + RF15-35mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

今回はSDカードによる内部収録でより軽快に動画撮影を敢行。まず驚いたのは動画フレームの切り出しの解像感。葉っぱや岩肌の解像感に驚きました。アスペクト比は「16:9」ですが静止画で撮ったといっても見分けがつかないほど。『EOS R6』のセンサーとRFレンズによる動画の美しさを実感しました。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF70-200mm F2.8L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

動画内のスライダーのシーンでは『MOZA Slypod-E』を使用しました。携帯のアプリと連携することで電動のスライド操作を遠隔で操作でき、水平で4kgの重さに耐え、スライドもとても滑らかに移動します。筆者のようなスライダー初心者にも直感的でとても使いやすいスライダーでした。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF15-35mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

武蔵五日市駅から約一時間ほど歩き、少しの山道を登ったところで見えてくる山抱きの大樫(やまだきのおおかし)。樹齢300年といわれる樫の大木(ウラジロガシ)が大きな石灰岩に力強く根を張っている姿は圧巻です。この時期に道中を歩きで行くのならしっかりとした暑さ対策と水分確保、そして虫よけ対策をおすすめいたします。虫よけのおかげで刺されることはありませんでしたが、蚊はもちろん大きめの蜂までいたので十分にお気を付けください。クマ注意という看板と大きめな糞を見た時には少し背筋が寒くなりました。道中の苦労を差し引いても一度は見ていただきたいスポットです。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF70-200mm F2.8L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

陽が雲に隠れてコントラストが出ないシチュエーション。しっとりとした緑の世界は動画だからこそ伝えられる要素があるのではないでしょうか。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF24-70mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF24-70mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

かなり日差しが強く逆光の影響を心配しましたが、さすがはRFレンズ。夕暮れ時の逆光をフレアも入れながらシネマチックに写してくれました。虫が飛んでいてそれが前ボケになっているのですが、こういう動きが見えるのは動画ならではの表現。今回撮ったカットの中でも特にお気に入りのシーンです。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF70-200mm F2.8L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

川沿いを歩いていると後からやってきた少年少女達が服を着たまま突然川に入って水遊びを始めました。自然との距離感が近い町ならではの光景に衝撃をうけつつ、あんな風に遊ぶことは出来ないとヒグラシの鳴き声を聞きながら切なさが染みた日暮れ。都会では夏の終わりにしか聴けないと思っていたヒグラシの鳴き声が響き渡る世界がとても新鮮でした。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF15-35mm F2.8 L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 29.97FPS / ALL-I:約470Mbps

 

美しい夕暮れときの空をタイムラプスで撮影。『EOS R6』には4Kタイムラプス動画が標準機能として盛り込まれていて、枚数を設定することでどれだけ時間がかかるのかなどを撮影前から把握することが出来ます。今回は300枚で約15分間のタイムラプス撮影を行いました。カメラ内でタイムラプス動画が生成できるのでタイムラプス動画を初めて撮るユーザーにも優しい仕様だと思いました。

 

使用機材:Canon EOS R6 + RF70-200mm F2.8L IS USM / 3840×2160 / 4K UHD 59.94FPS / IPB:約230Mbps

 

世界により鮮明な解像感を。

昨今世の中に浸透してきた「4K」。とはいえ自宅のテレビが4Kテレビに変わっても4Kコンテンツを視聴する機会はあまりなく、映像の世界に足を踏み入れない限りまだまだ多くの人にとっては同じように縁遠い世界ではないかと思います。でもだからこそ実際に4K動画を撮ってその美しさを自分の目で確認した時に「なんでもっと前から興味を持たなかったのだろう」と後悔しました。写真と動画ではアプローチの仕方が異なり、最初はその違いに戸惑うことが多いのは事実です。しかしそのギャップを埋めつつ写真と動画両方で目の前の景色を伝えることが出来ればその情報量は何倍にもなるんだなと感動しました。「少し奮発して良いものにする」その体験が何倍もの大きなメリットとなって返ってくる経験というのは誰にしもあると思うのですが、4K動画の撮影はまさにその体験を感じさせてくれる出来事となりました。写真機として『EOS R6』を持っていても動画機能をあまり使う機会がなかったというユーザーにもぜひこの美しい4K動画の世界を体験していただけたらと思います。

 
Movie by MAP CAMERA Staff
  

 

 

▼ Photo Preview はこちらからご覧ください。

609:『Canon EOS R6』

 

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