使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
10年以上の長きに渡り第一線で愛され続けている『FUJIFILM フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS』。実用的なレンズとして「最強」との呼び声も高く、よく写ると好評を博しています。APS-C専用で、焦点距離は35mm判換算で27-84mmという標準域に加え望遠側に少し長いレンズです。広角側で開放F値2.8と特に明るく、暗いシーンにおいても3.5段分の手振れ補正があり安心です。高画質と小型・軽量を両立させ、スナップ写真をはじめポートレートや風景もこれ一本でこなすことができます。その魅力を改めて確認すべく『FUJIFILM X-T4』と組み合わせて撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
埼玉県にある台湾・中国のお宮を訪れ、中庭を囲う回廊を撮影しました。赤い柱が印象的です。ボディはAPS-Cで、設定したF値も4.5ですが、回廊の奥行きが綺麗にボケています。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ツルツルした表面の椅子があり、外光を受けた背もたれが光っていました。光が当たっているところの一部は螺鈿(らでん)と呼ばれる貝の細工が施されており、木と貝の質感が如実に写し出されています。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
冬は花が少ないこともあり、自然界には明るい色味が失われがちですが、こんな可愛らしい実は冬でも見ることができるのでつい目を奪われます。小鳥が見つけたら啄むのかもしれません。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
古い街並みが広がる場所へやって来ました。ここは古い建物が多くレトロな雰囲気です。でも通行人は現代の服装なので、そのちぐはぐさが面白いと感じます。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
お皿を焼くには、その前に乾燥させる必要があります。今はお釜の順番待ち。どんな風に仕上がるのか想像するだけでも楽しいです。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
ここでは白狐のお面を多く見かけました。特に上半分だけ顔を隠す半面が多かったです。白狐は神の使いとされ、収穫した穀物を荒らすネズミから守ってくれると言われることから、この地域は農家が多いのかもしれないと思いましたが、実際はレンタル着物で散策する観光客向けのような気もします。
“定番”という王道の標準ズーム
長く愛される『フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS』が定番たる所以を感じることができた今回の撮影。このレンズを装着することが意図通り撮る近道であり、そのことが『フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS』の一番の魅力なのです。そして小型・軽量で手振れ補正が付いているので、初心者への門戸も開いています。この使いやすい“定番”レンズは、誰からも愛される要素をいくつも兼ね備えているからこそ長く第一線で活躍できています。ぜひお手にとってみてください。初めての方はもちろん、一度使ったことのある方も新しい発見が得られるかもしれません。
Photo by MAP CAMERA Staff