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684:『SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount』

684:『SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount』

2021年05月13日

絞り:F4 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

シグマから新しい「Art 35mm F1.4」が発売されます。2012年に誕生した『SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM』をもとにミラーレス専用として新たに設計されたのが今回ご紹介する『SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN』です。こちらのレンズの一番の特長はなんと言っても高い光学性能。Artラインは「光学性能最優先」を掲げており、そのコンセプトの具現化がまさに当レンズなのです。先達て発売された『SIGMA fp L』は約6100万画素の高画素機ですが、それを活かすには光学性能の高いレンズこそが相応しいです。硝材は最新のものを採用することで、ボディで補正しきれない収差を中心に徹底的な補正を実現しました。開放からフレアを抑えたクリアで精細な画質を得られるので、大口径ならではのナチュラルなボケ味も思う存分楽しむことができます。AFは素早いだけでなく動体追従性も高いです。ミラーレス専用設計としたことで小型化を図り、防塵防滴機構や撥水防汚コートと相まって使用シーンを選びません。『SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN』のラインナップはL-MountとE-Mountがあり、当記事ではL-Mountの写真をご覧いただきます。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

まずは腹ごしらえをしようと、カフェでチキンのガレットを注文。ソースはトマトベースでスパイスが効いています。具材によってお皿の色が違い、本来チキンはピンクのお皿に乗っているのですが、写真に映えるようグリーンのお皿にしてもらいました。トマトの赤とのコントラストが美しいです。ドリンクはいつものデトックスティー。Kasyapaマニアの方は以前の記事でも見たことがあるかもしれません。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

道端に大きなアロエがありました。アロエの棘を改めてまじまじと見つめてみると、葉先に向かっていることに気付きました。ウニやヤマアラシなどは棘に返しがついており、寄ってくる者を傷つけようとする意図を感じます。その点アロエは単純に他者を拒んでいるだけですから、どこか憎めないと思うのです。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

ハーバーにたくさんのヨットが停泊しています。撮影している少しの間にも、ヨットのオーナーと思われる人が次々とやってきて海へ出ていきました。驚くのはみなさん体幹が鍛えられていること。筆者はしっかりしたコンクリートの上でも海が近いだけで心細さに歩みが遅くなりますが、慣れている人は狭く不安定な足場でもヒョイヒョイと進んでいきます。ヨットへの憧れはあるものの残念ながら向いていなそうです。

 

絞り:F2 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

次の撮影のことを考えながら歩いていると、歩道の看板と同じポーズの親子が目に入り、急いでシャッターを切りました。看板と親子を交互に見やり、見本通りに交通ルールをしっかり守るご家族を素晴らしいと感じました。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

小径の奥に点光源があったので、開放F値1.4でたくさんの丸ボケを作ってみました。ボケ味の美しさもさることながら、ピントがあった葉の葉脈も精細に写し出されており、芯のしっかりした描写に嬉しいため息が漏れます。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

誰もいない窓辺。まるでモノクロのような世界が静寂に包まれます。ここは地上150mなので窓の外を見ても誰かと目が合うこともありません。眼下に広がるミニチュアのような街とここは別世界。現実から離れ考え事をするのに最適な場所です。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

そしてその眼下には駐車場がありました。普通はシンプルな枠線があるだけですが、よく見ると何重にも描かれており試行錯誤の跡が見受けられます。地上150mから35mmのレンズではこの大きさでは写りませんが『SIGMA fp L』のクロップ機能を使い35mm換算86mm相当で撮影しました。

 

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 使用機材:SIGMA fp L + Art 35mm F1.4 DG DN L-Mount

 

写真右上にいつもは別の場所にいる大型客船が着岸しています。調べたところ初めてこちらに着岸したとか。せっかくなので、みなとみらいらしい景色と共に収めました。近くの歩道の模様、遠くにある東京タワーやスカイツリーも見ることができ、描写性能の高さに唸ります。

 

光学性能と携帯性が好バランス

Artラインのコンセプトである「光学性能最優先」、そして快適なAFや携帯性に至るまでバランスよくまとまっています。それらのどれが欠けてもいけないという完成度の高さが魅力だと思いました。2012年生まれの『SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM』から大きな進化を遂げ、最新のカメラの能力を遺憾なく発揮できるポテンシャルに溢れています。ボディにつけっぱなしにしたくなる1本です。ぜひお試しください。

Photo by MAP CAMERA Staff

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