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714:物語をつくる楽しみを、たくさんの人に。『SONY VLOGCAM ZV-E10』

714:物語をつくる楽しみを、たくさんの人に。『SONY VLOGCAM ZV-E10』

2021年09月19日

使用機材:SONY ZV-E10 + E 16-55mm F2.8 G

 
近年、耳にする機会が増えてきた「Vlog」という言葉。Video blog=動画でつづるブログという意味で、SNSや動画配信サービスの普及に比例して新しい動画の楽しみ方としてユーザーが増えています。そんな時流の波を逃がさないのが、映像制作の現場で使われるプロフェッショナル向けのカメラを数々世に送り出してきたソニー。プロ・ハイアマチュアだけでなく一般層にもVlogを簡単かつ高いクオリティで楽しんでもらおうと開発されたのが「SONY ZV-1」です。コンパクトデジタルカメラながら、αシリーズで培ってきた撮影性能をしっかりと継承し使い勝手の良さで大きな評判を呼びました。
そんなVLOGCAMシリーズに新たな顔ぶれが登場。先日発売されたばかりの『SONY ZV-E10』をご紹介します。なんといっても最大の魅力はレンズ交換式のAPS-Cセンサー搭載機であること。センサーサイズが大きくなったことで画質や表現力が向上。そしてシチュエーションによってレンズを使い分けることで、より自由に、クリエイティブに撮影を楽しむことができるのです。有効約2420万画素CMOSセンサーの高い描写力を、カバンにスッと入れておけるコンパクトサイズに詰め込んだソニーの技術力の高さにも驚かされます。今回は『SONY ZV-E10』にいくつかのレンズを組み合わせて、待望の一台が映し出す世界を確認すべく撮影に行ってきました。ぜひご覧ください。
 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E 30mm F3.5 Macro

 

この日は晴れ間が見えたと思いきや数分後には雲に覆われてしまうという難しい天気でした。あいにくの曇天、コントラストが低くなり写真が眠たくなってしまいがちですが、この描写には驚きました。花の白は一色ではなく、花弁が薄い部分と厚い部分、重なっている部分、影になっている部分で微妙に違います。白の絶妙なグラデーションをしっかり描けているのはさすがの一言。俄然撮影が楽しみになってきました。

 

絞り:F11 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E PZ 18-105mm F4 G

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:200 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E PZ 18-105mm F4 G

 

トンボが飛んでいる様子を見て、秋の訪れを感じます。日中過ごしやすい日が増え、撮影欲も自然と高まる。芸術の秋とはよく言ったものです。ベンチでくつろいでいるシオカラトンボを驚かさないようにカメラをゆっくり構え、一枚。拡大してみると体の構造がしっかり見てとれます。子供のころ、トンボを捕まえるには指を顔の前でくるくる回してトンボが目を回したところに網をかけるという風に教わりました。トンボが本当に目を回すのかはわからないのですが、その姿は秋の風物詩だったように思います。

 

絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:800 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

 

場所を移して、水族館へやってきました。優雅に泳ぐクラゲに心を惹かれ、カメラを向けます。動きのある被写体でもリアルタイムトラッキング機能を用いれば、カメラ任せでフォーカスを合わせ続けてくれます。照明の少ない条件のため、ISO感度を800に設定していますがノイズはさほど感じられず、室内や夜のシチュエーションの撮影も安心して行えそうです。最近の水族館は巧みな照明演出で楽しませてくれるところが増えました。中でもクラゲは、うっすらと透き通る体に光と色が乗ってなんとも幻想的。水族館には一人で行く派ですが、家族連れやカップルが多い理由もうなづけます。

 

使用機材:SONY ZV-E10 + E 16-55mm F2.8 G

 

こちらは動画からの切り出しです。4K 30Pでの内部収録、非常に手軽ですがこの高画質。画像として切り抜いてもまったく違和感がありません。サンゴの枝に挟まって休憩しているフグのかわいらしい姿をしっかりとらえつつ、肌の質感などを損なうことなく繊細にとらえています。動画で撮影しておいて、編集の段階でここぞというフレームを静止画に切り抜くのも便利な使い方です。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

 

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E PZ 18-105mm F4 G

 

「水の描写が良い機材は信頼できる」と常々思っていて、今回も実力を図るべく水滴を見つけては撮影していました。ツヤのある水面や水滴の美しさがよく捉えられていると思います。ボディの性能はもちろん、組み合わせた『E PZ 18-105mm F4 G』の写りにも満足です。広角から望遠まで広い画角をカバーできGレンズらしいシャープな画作りも味わえるとあって、ズームレンズ一本でいろいろなシーンを撮りたいという方には非常にオススメ出来る組み合わせです。

 

使用機材:SONY ZV-E10 + E 16-55mm F2.8 G

 

こちらのカットも動画からの切り抜きです。水面に反射した夕日が建物の窓ガラスにさらに反射して、きらきらと光っている様子がとても美しく思わず撮影。シャドウからハイライトまで明暗差が大きい画ですがどちらも破綻なく見せてくれています。散歩をしたりただ移動しているときでも、いきなり目の前に感動的な風景が現れる時があります。些細なことでもワクワクしたのなら、すぐにカメラで収めてみる。心躍る体験というのは、日常に潜んでいるのです。

 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY ZV-E10 + E 16-55mm F2.8 G

 

使用機材:SONY ZV-E10 + E 16-55mm F2.8 G / 3840×2160 / 29.97p 100 Mbps(4:2:0, 8bit)

 

最後に、せっかくのVLOGCAMですので動画撮影にも挑戦しました。短いですがご覧ください。かくいう私も普段はスチル撮影がメインで動画には詳しくありません。なかなか難しくもありましたが、『SONY ZV-E10』は試行錯誤することすらも楽しみに変えてくれました。大好きな東京の街並みや水族館での出会い、動きがあるとより鮮明に撮影時のことが思い出せます。静止画と動画がシームレスに繋がっていることの魅力を存分に感じられました。

 

物語をつくる楽しみを、たくさんの人に。

 
『SONY ZV-E10』を使ってみて、まず最初に感じたのはバランスの良さ。歴代のα5000シリーズとα6000シリーズのちょうど良いとこ取りをしたサイズ感とデザインは手にすっぽりと収まりなじみます。必要なコマンドを直感的に引き出せる簡素なインターフェースは今までソニーが培ってきたカメラ造りの賜物でしょう。本格的な映画のような映像や凝った演出・脚本を基に作成するのではなく、日常を着の身着のまま収めることがVlogの良さ。普段の生活に気負うことなく+αできる『SONY ZV-E10』はまさにそんなユーザーの強い味方となるでしょう。純正からサードパーティー製までソニーEマウントには豊富なレンズ群が揃っていますから、どんなスタイルの方でも使っていただけると思います。使うほどにアイディアが溢れる一台、このカメラと紡ぐ物語の主人公はあなたです。ぜひ、お試しください。

Photo by MAP CAMERA Staff


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