MAP TIMES | マップカメラのカメラ情報ブログ  
Select Language



プロカメラマンによるライカトーク『5人のライカ』~第一部『旅とライカ』Part.3~

[ Category:Leica|掲載日時:2016年10月05日 10時17分]


「5人のライカ」イベントレポート
第一部「旅とライカ Part.1」 第一部「旅とライカ Part.2」 第一部「旅とライカ Part.3」
第二部「ライカトークバトル Part.1」 第二部「ライカトークバトル Part.2」 第二部「ライカトークバトル Part.3」


◆先ほどまでお二人が撮影された写真を交えてトークを繰り広げて頂きましたが、
ここからは佐藤氏の写真と共に「旅とライカ」の魅力について更に深く語っていただきます。


私、この写真を見てライカSL(Typ601)が欲しくなりました!青の発色の良さと、ヌケの良さがすごく素敵だなって。
今までCCDのカメラばかり使ってきたんですけれど、CMOSのライカSL(Typ601)の色もすごく素敵だなって感じました。
 
どっちが良いって難しいですよね。昔撮ったライカM9の写真が良いなって思うこともあるし。

ライカはM8の頃から、露出が凄く腑に落ちるところがあって、それが好きで使っているんですけど。 だいたいシャドウがこのぐらいで出るだろうなってところに来て。こういうのって凄く撮るの楽しくないですか?薄暗い場所で、自然光で人が浮かび上がってるシチュエーションって。
 
やっぱりサイド光っていうのがすごくライカにマッチしますよね。陰影があって。
 
興奮しますよね。「あ、もう良いな。」って。 で、ここで大きい一眼とかだと向こうも変に照れて笑っちゃったりとかするから、こういう場所では本当にうってつけですよね。 アジアの僧院とかは自然光の薄暗いシチュエーションがあって、凄くライカ向きな気がします。 ちなみにこれはノクティルックスで撮りました。
 
すごい沢山レンズ持ってますよね。今は何本くらい持ってますか?
 
いや、そんなに多くないですよ。5本くらい。売って買っての繰り返しなので、コレクター気質は全くないです。
カメラもそんなに持ってなくて、フィルムを入れても5・6台ですかね。
〔その中でもライカはライカSL(Typ601)・ライカS(Typ007)・ライカM(Typ240)を所有しているとのこと。〕
ノクティルックスも3本目くらいで。最終的にE58…第2世代ですかね。それの凄くいい個体を見つけて。
 
私まだ(ノクティルックス)使ったことないんですよ!50mmがすごい好きなので、ノクティの50mmは使ってみたいです。
 
ノクティの凄く良いレビューがマップカメラさんのサイトに書かれていて、あれを書いた人は本当によく解っているなと。
僕も一時期0.95とどっちも持っていたんですけど、どっちがいいってすごく難しくて。
やっぱり周辺減光がある昔のタイプの方が味はあるなっていう。
 

◆と、ここでハイエナの写真がスクリーンに写し出されます「この後、ハイエナにズミルックスを噛まれました。」と佐藤氏。これにはコムロ氏含め会場一同爆笑でした。コムロ氏が「ハイエナに噛まれたズミルックスなんて、世界でこの1本だけでしょうね」とコメントし、会場一同うんうんと頷いていました。

さて、トークショーも終盤。最後はパプアニューギニアでの写真の紹介です。


オールドレンズで撮ると、良くも悪くもコントラストは浅いじゃないですか。ただ、それがいい面もあると思っていて。
現代のレンズってコントラストを強くする傾向にあると思うんですけど、オールドレンズってコントラストが浅いことで、黒くつぶれないし白く飛ばないからあとで補正の幅が広がるんです。強くするのはあとでも出来るじゃないですか。
 
ふり幅があるってことですよね。後からイメージに合わせて調整することが出来るという。
 
この時は某大手メーカーの一眼も一緒に持って行ってたんですけど、やっぱりライカの方が抜群によくて。
 
そうなんですよね。なんかここはすごく不思議なところで。
他のカメラで撮って出しでこの色味を出してみたいと思っても出ないんですよね。ライカだから撮れる色合いだったりとか、立体感ってありますよね。
 
カッコいいっていう理由だけだったら使ってないと思うんですよ。ただ、やっぱり画に説得力があるじゃないですか。


◆Q:ライカに気が向き始めたきっかけは

僕は凝り性なので、「何が一番いいんだろう」って一通り色々使うんですけど、 ライカは10年以上使ってて、それ以外にもいろんなメーカーを使って何を買ってもやっぱりユーザーが「好きな人が一番使っている」というところに行き着くんですよね。
持っている喜びとかも含めて一番ライカが楽しいなっていう感じですね。

◆また、質疑応答のシーンで

皆さんもしかしたらライカを買うの悩んでいるのかもしれないですけど、私がライカを買うきっかけになったのが「ライカを買うためにお金を2年間貯めて撮れない2年間を過ごすよりは、もう買っちゃえ」と。「買っちゃえばどうにかなるんだから」と言われて買ったんですね。
それでマップカメラの地下に行きました。(笑)
 
若い人だからこそ無理をして海外に行けるわけですから、僕は借金をしてでもライカを買って、足が動くうちに良い機材で良い場所を撮ったほうが絶対良いって学生とかには言いますね。

◆最後のお二人からの言葉には、まさに目から鱗。
一度きりの人生、せっかく旅に出かけるのだったら、自分が思う最高の機材で最高の景色を撮りたいものです。

◆◆◆お二人とも、貴重なお話をありがとうございました!◆◆◆




[ Category:Leica|掲載日時:2016年10月05日 10時17分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

【PENTAX】不忍池での蓮撮影を楽しむ 【PENTAX】不忍池での蓮撮影を楽しむ 2018年08月16日
F5.6 / 1/2000 / ISO100 / AWB /カスタムイメージ:雅(彩度-1) PENTAX K-1 MarkII + HD D FA*50mm F1.4 SDM AW 蓮の見ごろは7~8月。早朝に咲き、昼には閉じるという独特の性質を持つ蓮の花を撮るため、早朝に機材を抱えて上野にある不忍池へとやってきました。 今回使用した機材は『PENTAX K-1 Mark II』『HD D FA*50mm F1.4 SDM AW』『HD DFA150-450mmF4.5-5.6ED DC AW』の3点です。まずは不忍池の遊歩道の近くにある蓮の花を、50mmを使ってぐっと寄って撮影を...
続きを読む
ROUTE YOKOSUKA 【Canon】ROUTE YOKOSUKA 2018年08月16日
台風が来ては去り、来ては去りを繰り返す平成最後の夏ですが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 8月某日。 私はこの日「Canon EOS Kiss M」と「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」をもってドライブに繰り出しました。 ミラーレスカメラにもかかわらず約2410万画素を誇るKiss M。 他のKissシリーズの一眼レフに引けを取りません。 それなのに、コンパクトで手が小さい筆者にも構えやすい形をしています。 この日はお台場と横須賀へ向かいました。 夏休みということもあり、観光客で賑わうお台場...
続きを読む
Nikon D750+AF-S NIKKOR 85mm F1.4G 【Nikon】都会の日常 2018年08月15日
『Nikon D750 + AF-S NIKKOR 85mm F1.4G』 -言葉を写真に- 日常で思うことを言葉ではなかなか伝えることが難しい。だから写真に写す。 今回、Nikonで小型・軽量約750gを実現しているFXフルサイズボディ、D750と ポートレートで使われることが多い85mm、 そして夜の雰囲気を撮りたかったため、憧れのF1.4を… "スナップ写真"を撮るにはあまり想像しにくい単焦点85mmですが、 撮りたい光景を思い浮かべ、自分の撮影スタイルで機材を考えた末、このセットを選んでみました。 ...
続きを読む
Leica M8 + Summicron M35mm F2(6枚玉) + UV/IRフィルターE39 【Leica】M8という選択 2018年08月14日
8月もお盆に差し掛かり、平成最後の夏も気がつけばあと僅か。 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、まだまだ酷暑が収まらない今夏。 皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回ご紹介するのはLeica M8。 「M8、今はもうM10でしょう?」と思われる方も多いと思います。 しかしこのM8には多くの魅力があると共に、ライカのデジタルM機の中では最も お買い得。それなりの理由はありますが…「デジタルのライカを何としてでも使ってみたい!」 という方には選択肢として十分検討範囲になるモデル...
続きを読む
片岡三果写真展『No Photo,No Life, 〜 Live in the moment 〜 』 写真展のご案内 〜 片岡三果写真展『No Photo,No Life, 〜 Live in the moment 〜 』 2018年08月14日
マップカメラでは写真展のご案内を致しております。 本日ご紹介するのは - 片岡三果写真展『No Photo,No Life, 〜 Live in the moment 〜 』 - です。 是非足をお運び下さい。
続きを読む

[↑TOPへ戻る]