
【FUJIFILM/SIGMA】純正レンズへの未練が消えた日。Contemporary 56mm F1.4 DC DN の描写力と、あの「付属ストラップ」が最適解な理由。
すっかりと冬も深まり寒い毎日が続いておりますが、こたつでネットサーフィンしているとカメラが欲しくなってくる季節です。
今回はFUJIFILM X-E5とSIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DNをご紹介します。
簡単に表すならば、痒い所に手が届く絶妙な組み合わせです。
まずは外観からご覧いただきましょう。

フルサイズ換算84mmの中望遠レンズながらもフィルター径は55mmと比較的小さめであり、手に収まるサイズ感です。
カメラバッグに空いているの隙間があればぜひ詰め込みたい大きさです。
そして今回声を大にしてお伝えしたいのがこの付属ストラップのクオリティの高さです。
X-E5の発売後、箱を開けた時にこのストラップは…!と驚きました。
GFX 100RFにも付属するロープタイプのストラップとなっています。

控えめながらもしっかりとFUJIFILMロゴが刻印されており非常に凝ったデザインです。

長さの調節は細かく行うことはできませんが個人的には結び目を作って対応するようにしています。
それでは写真をご覧いただきましょう。
カラーの写真はすべてフィルムシミュレーション「CLASSIC Neg.」で撮影しました。

料理人の友人が考案したエビのフリットに自家製のマヨネーズソースをかけたもの。
簡単に言えばエビマヨですが、ケールと共に食べると苦みと衣の甘みが交じりあい独特の味わいで非常においしかったです。
食事の時にもさっと取り出して撮影できるのはコンパクトなボディの特権だと感じます。
強力なボディ内手振れ補正のおかげで屋内でも難なく撮影が可能です。
この写真はシャッタースピード1/8秒で撮影しています。焦点距離の倍の数値のシャッタースピードは必要であると教えられてきた身として一昔前では考えられないことですが、こうした技術の発展で写真の表現方法が増えていくというのは非常にすてきなことだと思います。

個人的に都会のシャンデリアと呼んでいる街灯です。
今となっては見慣れた存在ですが、数年前に東京へ来た際は「都会は街灯もきれいなのか」と驚いたことをよく覚えています。
四角いガラスブロックの赤に輝く光がきれいでつい撮影してしまします。

柵越しに柵を撮影。
奥にピントを合わせようとした際、前の柵にピントが持っていかれてしまう事がなく、ノンストレスでAFを合わせることができました。
屋内の暗い状況でサードパーティレンズとの組み合わせでも難なくこなしてくれるというのが分かった瞬間でした。

シャッタースピード1/8秒で撮影。
流れるスピード、車種、色によって一期一会の光の帯を写すことができます。
手持ちで簡単に流れてゆく車を撮影できるのはやはり楽しいです。

フィルムシミュレーションを「ACROS」に変更して撮影。
X-E5に搭載されているフィルムシミュレーションダイヤルを回すことで簡単に変更することができ、窓の中で回るフィルムシミュレーションのマークが視覚的にも楽しいです。
中望遠レンズならではの柔らかなボケ味とピント面のシャープさが金属の光沢感を高めてくれています。

トーンとコントラストで魅せるモノクロ写真は薄暗くなってきたときこそ楽しむチャンスだと思っています。
FUJIFILMの4020万画素のすばらしいセンサーと強力な手振れ補正、そしてSIGMAの切れ味もありながらコンパクトなレンズが用意されていれば、あとは目を約85mmの画角にして被写体を探すだけです。何か撮るものはないかと写真欲にかられながらお散歩する時間はすばらしいひと時で幸せを感じます。そう感じさせてくれるのもこの組み合わせだからなのかもしれません。

道に咲く街路樹の花もヘッドランプの玉ボケで後光がさしているようです。
日常に潜むこのようなすてきな瞬間を切り取るのに最適なカメラだと思います。
この機会にぜひお手元にどうぞ。
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