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タムロン『SP 150-600mm Di VC USD G2 (Model:A022)』インタビュー 【Part 1】


2013年12月に発売し、大ヒットした「SP 150-600mm Di VC USD(Model:A011)」ユーザーの声をフィードバックし、さらなる進化を遂げたG2(Generation 2)へ

    まずは今回ご紹介する新製品について掘り下げる前に、前モデルSP 150-600mm Di VC USD(Model:A011)について改めて振り返らせて頂きます。 SP 150-600mm Di VC USD(Model:A011)は他社に先駆け手持ち撮影が出来るサイズを実現したテレ端600mmの超望遠ズームレンズとして登場し、パイオニアとなったレンズ。TIPAやEISAの受賞など、日本のみならず全世界で高い評価を頂くことができました。

    一時は市場の1割にも満たないと言われていた35mm判フルサイズ一眼レフユーザーもEOS 6DやD600、D610など10万円台前半に至るような製品も登場し、浸透してきたというのもヒットの理由にありそうですね。

    APS-Cで1.5~1.6倍、フォーサーズで2倍の望遠効果が得られていたものが、35mm判フルサイズとなるとなかなか超望遠には踏み込みづらい。実際に600mmクラスとなると100万円級の長玉か、テレコンバーターでどうにか実現といった具合でした。35mm判フルサイズでも600mmまでの画角が現実的な価格・サイズで市場に登場したことはとても有意義に感じております。

    この度発売をすることになりました後継モデル、SP 150-600mm Di VC USD G2(Mode:A022)につきましては、ユーザーの方に頂いたご意見、要望をフィードバックしさらなる性能向上を果たしたモデルとなっており、大きく5つの進化点がございます。

    光学設計と製造技術全般を改良しまして、解像性能とコントラスト性能が向上しております。

    レンズ構成をみる限りは最後部に1枚光学系が追加されているようであるが、大きく画質の向上を実現できたのはどういった要因でしょうか。

      

    単純にその1枚を加えたことが理由というわけではなく、それに伴って配置やバランスなども全て見直しする必要があり、総合的に性能が向上しております。

    なるほど、単純な仕組みではないですものね。理解致しました。

    また、嫌な質問かもしれませんが望遠端側で解像力が競合製品に劣るというユーザー意見を伺ったこともございます。新製品のA022ではその辺りの性能も向上しているのでしょうか。

    他社の厳密な設計がわからないので、MTF性能含め優劣については申し上げることは出来ませんが、AF性能の向上の個体差の調整・生産基準の向上を行っており、レベルは非常に高くなっております。

    以前から個体調整については行っておりますが、SP 35mm F1.8 Di VC USD(Model:F012)以降の新世代のSPシリーズについては個体調整の精度が急激に上がっております。 話を遡ることになりますが、タムロンとして初の大口径単焦点となるF1.8の開放F値を備えたシリーズは、被写界深度の問題もあり特にきちんと調整しないと設計基準を満たす精度が出せない。そのためそれ以降リリースされているレンズについては同等の高い基準での管理となっております。

    カメラメーカーの純正レンズに比較して、サードパーティ製レンズの悪い見方のされた方の例として、個体差やAF精度の心配がされることも多いのも事実です。個体調整の精度の高さをメーカーが示してくれると、ユーザー目線で非常に安心感が得られますね。

    私もこの9年間で100本以上のAFレンズを買い換えながら使用してきましたが、カメラメーカー製だから個体差がないという感覚は正直薄れています。 とはいえ期待して購入した交換レンズの描写力がイマイチ微妙…と感じるときには、きちんと調整して頂ける体制は各社備えていますし、タムロンさんも新型のSPシリーズではユーザー自身でのAF調整の可能な“Tap-in Console(タップ・イン・コンソール)”も発売されており、これもフォローが手厚くなってきているな、という実感が湧いております。

    最後に画質についての念押しのため、こちらの作例をご覧ください。

    おお…!フォーカスの合っている目元の解像力がものすごいですね!画作りがとてもクリアで立体感も素晴らしいです!

    カメラ本体の解像度が急激に上がってきたことも、レンズを次の世代へ進化させていく要因となっております。

PhotoPreview

[ Category:etc. | 掲載日時:16年09月23日 20時55分 ]
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