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【SONY】RX0 II「手のひらサイズの本格派4Kカメラ」

手のひらサイズの1.0型センサー搭載カメラ「RX0」が更に進化してII型として新登場しました。

今回撮影した映像(4K再生可能です)

撮影設定:PP7「S-Gamut/S-Log2」/ATOMOS SHOGUN収録
カラーグレーディング済み

新たに可動式液晶4K動画の本体内記録電子手振れ補正などに対応。外観レビューや使い方は既にメーカーサイトや様々なメディアで取り上げられているので、今回はRX0 IIの4K性能を最大限引き出すべく、外部レコーダーを使用して4Kのテスト撮影を行いました。
小型が魅力のカメラで外部収録をするのは矛盾しているようにも思えますが、この拡張性も魅力の一つです。


4K撮影素材より切り出し
←グレーディング後・グレーディング前→

小型軽量のカメラですが、S-Log2ガンマ・HDMIクリア出力に対応しており、周辺機器を揃えれば本格的な撮影も可能で、幅広い撮影ニーズに応えてくれそうです。
今回外部収録に使用した、ATOMOS SHOGUNでは問題なくRECトリガーも連動していました。

▼S-Log2ガンマ&カラーグレーディング、ATOMOS SHOGUNについては下記の記事で紹介しています▼
【SONY】 “α” movies vol.02 「Log撮影とNDフィルター」
【ATOMOS】 4K収録の強い味方、SHOGUN × α7SIIで4K収録を試す


4K撮影素材より切り出し

専用設計の24mmレンズは解像感は十分。
ゆがみも良好に補正されており、小型ボディを活かして様々な撮影シーンで活躍してくれそうです。
F値はF4.0固定となるので、フィルターアダプターキット「VFA-305R1」があると便利です。


4K撮影素材より切り出し

この画像のように前後のフレームで動きの激しい被写体では圧縮により映像にノイズが出やすい為、外部収録を行うことで破綻の少ない繊細な映像を収録できます。

4K撮影素材より切り出し

S-Log2ガンマ収録時には基準感度がISO1000~スタートとなり、暗部にノイズが目立ちやすくなるので注意が必要です。
しかし、通常ガンマでは得られない広いダイナミックレンジで収録できるので、編集時にノイズリダクションを使うなど制作用途によって使い分けるといいでしょう。
αシリーズや業務用カメラのサブ機としても使える本格的な動画機能を手のひらサイズのカメラに詰め込む技術力はSONYならでは。
これからカメラを始める方からプロの方まで、使い方次第で様々なシーンで活躍出来るポテンシャルを秘めた一台です。

▼映像関連ブログのバックナンバーはこちら▼

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[ Category:SONY | 掲載日時:19年04月14日 11時00分 ]

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