
【Nikon】Zマウントユーザー全員持っている説!? レンズ選び終了の「神ズーム」はこちら!
~圧倒的な販売数~
《1》大人気の理由とは?
マップカメラ店頭スタッフの私は、趣味で撮影に出かけると、同じように写真を楽しんでいる方と話す機会が多々あります。
仕事柄相手が使っている機材をつい見てしまうのですが、ニコンユーザーの方が使用している機材を見ると毎回同じレンズが目に入るのです。
NIKKOR Z 24-120mm F4 Sです。
最初のうちは「F4通しで便利な標準ズームレンズだから人気なのだろう」と思っておりました。
しかし先日Nikonフロアへと異動になり、お客様と相対しご案内させていただく中でこの考えが変わりました。
とにかくこのレンズをご購入いただくことがずば抜けて多いのです。
「今日は〇本」「昨日も〇本」「あれ、先ほどのお客様も・・・」
その理由は何でしょうか。標準ズームレンズだから・・・?
確かにそうでしょう。実際他メーカーのフロアでご案内をしていた時も、標準ズームレンズは人気でした。
しかしその比ではないほどの数、いったいこれはどういうことなのでしょう。
不思議に思っていた時、別スタッフからこう言われました。
「このレンズは解像力が非常に高くて、シャープさに定評のある高級単焦点レンズを抜いているほどなんです」
・・・なるほど、理由がわかりました。これはチェックするしかありません。
早速試写用にZ7IIを用意し、その性能を試すために撮影してきました。
《2》 圧倒的な解像性能に迫る
ポイント①:ズームレンズのレベルを超えた解像力
さて、Z7IIは有効画素数4575万を誇る高画素カメラです。
当然レンズへ要求する性能も高く、生半可なレンズではその解像性能を発揮できません。
今回は解像力に定評があるレンズなので問題はないと思いますが、だからといっていきなり絞り解放の望遠端で月を狙うのは意地悪すぎたでしょうか。
(標準ズームのみならず、ズームレンズというものは押しなべて望遠端で画質が落ちる事が多いのです)
このままではただの点なので、ピクセル等倍に引き抜いた画像と5倍に拡大した画像をご用意いたしました。
月の暗い部分は玄武岩、明るい部分は斜長岩と、それぞれ別の岩石で構成されています。
そのコントラストに曖昧さはなく、かつ細かい模様の一つ一つまでしっかりと解像しきりました。
標準ズームでは見たことがないほどシャープな写りにただただ圧倒されるばかりです。
しかし・・・。いくら露出を切り詰めたとはいえ、夜空と月にはすさまじい輝度差があります。
それなのに月の輪郭ににじみが無いとは何という事でしょう!
もちろんアンシャープマスクなどはかけていません。俗に言う撮って出しの写真です。
つまりレンズの実力をストレートに見ている状態、お化粧はしていません。
中央の写りに驚いたそのあとは、周辺部の描写力をチェックしていきます。
先ほどは120mmの望遠端でしたが、今度は50mmをチョイスしてみました。
その理由は、「望遠端で性能が落ちないズームの場合、中間域で性能が落ちる」ことが多いからです。
絞りは開放、しかもわざわざ画面の周辺部に被写体を配置したので、レンズからしてみたら「勘弁してください」と言われそうな条件です。
ところが・・・。

思わず「これ、マクロレンズですか?」と聞きたくなるほどの解像感です。
間違えて少し絞ってしまったのかとExifを確認いたしましたが、ちゃんと絞り開放でした。
どこを見ても色収差が無く、ただひたすらにクリーンな描写が気持ちよくてたまりません。
・・・しかしここまでくると、むしろ何かしら苦手なことがないのか気になってきてしまいます。
他の項目についても調べてみましょう。
ポイント②:解像力以外の長所
次は67mmの写真です。
ピント位置は隅、手前には2線ボケしやすい落ち葉、挙句の果てに中央は濁った水と、レンズにとって非常に酷な被写体です。
通常の撮影では選ばない、「映えない」被写体ですが、性能テストと割り切って敢えて撮ってみました。
等倍の画像は次でご覧いただくとして、まず述べたいのは水面の描写です。
ほんの少しだけ水に流れがあり、わずかに波立っているのがしっかりと判るではないですか!
撮影現場で確認した時には、思わず声を上げてしまいました。
前ボケとして取り入れた落ち葉は、普通のレンズならもう少し歪曲して渦を巻きそうなものですが、こちらもかなり真っ直ぐです。
若干騒がしいボケ味に見えるかもしれませんが、これで済めば御の字でしょう。
(申し訳ありません。意地悪をしすぎました・・・。そうまでしないと何も出てこないレンズということです)
そしてピクセル等倍で切り抜いた写真です。
切り抜いた位置は左上の端なのですが、「中央の等倍です」と言われたら「はい、そうですか」と返事をしてしまいそうです。
少なくとも筆者はここまで隅がよく写るレンズを見たことがありません。
ズームのみならず単焦点レンズを含めても皆目見当もつきません。
それこそマニュアルフォーカスの超高級単焦点でも!
こちらは41mmです。
先程の写真と比較をしやすくするため、同じ被写体が続きますことご容赦ください。
20mmほど広角側にしたうえ、被写体との距離も大きくとったのでボケ味は少し固くなりました。
等倍を超えて拡大してみるとわずかに騒がしくも見えますが、それは重箱の隅をつつきすぎというもの。
それよりも見るべきは被写界深度内の立体感です。
右上の等倍画像です。
葉っぱ1枚1枚の立体感がしっかりと見て取れ、本レンズが解像力だけではなく立体感にも優れたレンズだということが分かります。
・・・さて、当然のように話をしていますが、本来写真の4隅というのは程度の大小こそあれど
①描写が流れる
②色ずれのせいで被写体が2重に見える
③そもそも全く解像せず何が写っているのか曖昧
というのが「普通」です。
何の問題もなくしっかりと写る時点で驚異的なのに、そこに立体感まで加わるとなるともはやレンズの常識を超えています。
特にこのレンズは、設計が難しい標準ズームなのです。
古くから「標準ズームに銘玉なし」と言われてきたことからもわかる通り、(超)広角~標準~(中)望遠を全て内包することにはやはり光学的に無理があるもの。
どこかしらにウィークポイントとなる所があって然るべき!・・・なのですが。
何で、何もないのでしょう・・・。
少し混乱してきました。冷静になって別の視点から深堀していきましょう。
ポイント③:高いビルドクオリティゆえの信頼性
描写力が素晴らしいのはわかりましたので、使い勝手も見ていきます。
このレンズはビルドクオリティが高いので、ズームしてレンズが伸びた状態でもがたつきがありません。
(造りの悪いレンズはがたつきのせいで描写が悪くなることがあるため、レンズを伸ばした時に気を遣うのです)
特に縦構図で構えるとがたつきのせいで突然甘い写りになるレンズもある中、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは全く問題がありませんでした。
今度はレンズが地面についた状態で撮影した写真です。
造りがしっかりしているので、「繰り出したレンズ先端が地面と当たったせいで動いてしまい、わずかに構図が変わってしまう」という様な事がありません。
こういった造りの良さは防塵防滴性能にも効いてきますので、安心感にも直結します。
基本的なところですが、意外とここが怪しいレンズは多いのです。
○ 癖のない素直なボケ・画像の隅ですら立体感がある
○ 造りが良いので安心して高画質を楽しめる
《3》 自由作例から見る長所
ここからは作例として撮影した写真をご覧ください。
ポイント①:高感度撮影でも冴え渡る解像力
昔の暮らしを再現した住居で見つけた大きな壺です。
室内は非常に暗く、ISO 22800というすさまじい高感度での撮影となりました。
しかしこういった悪条件の時でも本レンズは実力を発揮します。
立体感がなくなりべたっとしがちな超高感度での撮影なのに、壺の丸みがギリギリ感じ取れる。
床と壺の境界線の切り分けが素晴らしい。
ノイズがディテール再現を邪魔しているのにもかかわらず、人の手で作られた焼物の質感をちゃんと残している。
これらは全てレンズ性能の高さからくるものだと思います。
ポイント②:無機物との相性が良い高コントラスト
Zマウントのカメラ・レンズの写りはコントラストが高いイメージがあります。
これまでの作例でもその長所をしっかりと感じられましたが、無機物を撮影するとより一層際立つように感じました。
硬そう、冷たそう、強そう・・・。機械ならではの雰囲気をしっかりと出してくれています。
高コントラストが故に黒潰れしているように見える場所でも、元データではしっかり情報が残っておりました。更にハイライト側にも多少の余裕があったので、心強い限りです。
ソリッドなメッキの輝きやシボ加工されたホーンパッドの質感、本革巻ステアリングの滑らかさが見事です。
軸上色収差が全く見受けられないので、あるがままの素材感を再現できるのでしょう。
これに慣れてしまうと感覚が麻痺してしまいそうで逆に怖いです。
ちなみにこれはボディ側の長所なのですが、Nikonのホワイトバランスは白の精度が高いので、余計な色かぶりがなくあるがままの色を楽しめます。
ポイント③:接写能力の高さ
標準ズームレンズの最短撮影距離は、比較的短めな印象を持っております。
色々な被写体を様々なシーンで過不足なく撮るためのレンズなのでさもありなん・・・という感じですが、ほとんどのものは撮影倍率が高くありません。
そんな中にあって、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの120mm時の最大撮影倍率は0.39倍を誇ります。(上の写真は89mmで撮影しています)
もう少しでハーフマクロに届くほどの大きさで撮れるので、画面いっぱいに小さな被写体を写したい時も頼りになります。
しかも!
大口径ズームレンズは最短撮影距離付近でシャープネスが大きく低下する(=解像しない)のが常ですが、本レンズはかなり頑張ってくれます。
(もともとF4なので、そこまで超大口径!ではありませんが・・・)
上の写真のピクセル等倍切り抜きをご覧ください。
いかがでしょうか?
葉のエッジがしっかり立っており、産毛のようなものも確認できます。
蜘蛛の巣が写っていることに気づいたときは流石に驚きました。
もちろん今までの写真に比べれば柔らかい写りになっていますが、この程度で耐えてくれるというのは称賛に値します。
おまけにボケのスムーズさときたら!
思わず心の中で「あなたは本当にF4の標準ズームですか・・・?」とつぶやいてしまいました。
もうここまで来たら白状してしまいます。
筆者はCanonユーザーです。
このレンズが羨ましくてたまりません。。。
《4》 終わりに
レンズの性能や良さを評価するファクターは多々あると思いますが、その中でも解像力というのはポピュラーかつ重要視されがちなポイントだと思います。
特に近年は絞り解放から画面全域で最高(に近い)性能を発揮するレンズが多く、「それが普通」というような時代が来てしまいました。
だからこそその中で輝くには、とびぬけた特徴を持っていることが重要です。たとえば、このレンズのような・・・。
日進月歩の世界において、一足飛びに未来へとワープしたかのような感覚を味わえる究極の一本。
「神ズーム」という表現はいささか陳腐かもしれないと思いましたが、これ以上にこのレンズを表せる言葉は見つかりませんでした。
気になってNikonだけのレンズ販売数を確認したところ、2位と3位のレンズを足した数以上の差をつけてトップに輝いています。
それだけ愛されている、そして愛されるに足る性能を持っているレンズだと、今ならわかります。
どこまでもクリアで、素晴らしい解像力で、ハーフマクロに近い撮影倍率を持ち、しかもライバルの同スペックレンズと比べお求めやすい価格!
これがベストセラーにならないわけがありません。
今回ご紹介した機材も対象!
Nikonのキャッシュバックキャンペーン「Nikon Creators 応援 SUMERキャンペーン2025」終了迫る!
購入期間中に対象製品をご購入のうえキャンペーン応募受付期間内に応募すると、Z7IIは¥50,000-、NIKKOR Z 24-120mm F4 Sは¥10,000-のキャッシュバックが受けられます。
【キャンペーン期間】
2025年6月27日(金) ~ 2025年8月25日(月)

【SONY】旅行スナップがもっと自由に、美しくなる。
マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。
新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。
旅の記憶に、カメラは欠かせません。
スマホで手軽に記録できる時代だからこそ、“ちゃんと残したい瞬間”には、やはり信頼できる相棒が欲しい。
この夏、京都を歩きながら手にしたのは、SONY ZV-E10 II と E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II。
軽快で頼もしく、旅に寄り添ってくれるこの組み合わせの魅力を、京都で出会った光景とともに紹介したいと思います。
▍一瞬の「京都らしさ」も、逃さず写す

反射鏡に映るホームと線路、そして通りの先にある古建築。
移動と静けさが交錯する瞬間を、カメラはしっかりと捉えてくれました。
電車の接近も、構図の調整も、咄嗟のシャッターにも、ZV-E10 IIのレスポンスの良さは頼りになります。
バリアングルモニターのおかげで、しゃがんだ角度からの撮影も快適でした。
▍美しさは、直線に宿る

黒い屋根と白壁のバランスがとにかく綺麗で、気づけばシャッターを切っていました。
このレンズの広角側(16mm)は、思った以上に自然な描写。
建物のラインが歪まずに収まり、画面全体にピンと張った緊張感を与えてくれます。
旅先では「まっすぐで静かな風景」こそ、撮り逃したくない。
この軽量ズームは、ふいに訪れる“撮りたい”にすぐ応えてくれます。
▍喫茶店のレトロ感も、味わい深く

子どもの頃から変わらず好きなクリームソーダと、ひんやり甘いコーヒーフロート。
この写真は、F値開放で背景をふわりとぼかして撮影しました。
ガラスの透明感、バニラアイスの柔らかな質感。
APS-Cセンサーの描写力と自然な色再現があってこそ、ここまで美味しそうに写せるのだと思います。
ちょっとした休憩時間も、思い出の1シーンに変えてくれるのがZV-E10 IIの良さです。
▍静と動のあいだで──川と船を眺める

水面の反射、奥行きのある木々のグラデーション、
そして画面中央の船にスッとピントが合うのは、リアルタイムAFとトラッキング機能の力です。
軽快に構えてシャッターを押すだけで、動く被写体も確実に仕留められる。
旅先の“逃したくない”瞬間ほど、ZV-E10 IIが真価を発揮してくれるのを実感しました。
▍旅の終わりに、見下ろす町並み

遠くの山々、家々の屋根、街のざわめきが風に乗って聞こえてくるようで、しばらくファインダー越しに佇んでいました。
ZV-E10 IIは“撮ること”に集中できるカメラ。
モニターで露出を確認し、フレーミングを整え、軽くシャッターを押す。
それだけで、目の前の景色が一枚の物語になってくれるのです。
▍持ち歩きたくなる、風景を残したくなる

APS-Cの描写力と高速AFが「今」を逃しません。
SONY ZV-E10 II × E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは、
「いいカメラが欲しいけど重いのはちょっと…」という人にこそ勧めたい組み合わせです。
写真が好きになる。旅がもっと記憶に残る。
そんな出会いになる一台でした。

時折涼しい風が頬をなでるようになってきた今日この頃。
毎日気温は乱高下、あまりの暑さに辟易したかと思えば、ほんのりと感じる秋の尾ひれに喜んでみたり。
最後の夏行事や来たり来る運動会・彼岸花・紅葉の準備でレンズの刷新をお考えの方へ。
お買い替えにお勧めのレンズをご紹介いたします。

~画面全域でシャープ~
NIKKOR Z 20mm F1.8 S

ポイント①:広角レンズながら滑らかなボケと高い解像力
一般的に広角レンズのボケは硬めです。
絞り解放からシャープな像を結ぶレンズの場合は特にその傾向が強いのですが、本レンズは滑らかなボケ味を実現しています。
もちろん解像力の高さは言わずもがな。コマ収差も控えめなので星を撮りたい方にも安心してお勧めできます。
ポイント②:マルチフォーカスによる近距離描写の改善
被写体に寄ってパースをきかせ、背景を大きくぼかす。広角レンズならではのダイナミックな表現を楽しむ時の障害になる軸上色収差を抑制。
シャープネスの低下は最小限です。
ポイント③:軽量設計による持ち出しやすさ
素晴らしい高画質を誇りながら、重量僅か505gを実現。ペットボトル飲料と同程度の重さで軽々と持ち運べます。
○ 被写体に寄ってパースを強調した写真を撮りたい人
○ 機材を小型化して重量を軽くしたい方
~新たな価値を得る選択肢~
NIKKOR Z 17-28mm F2.8

ポイント①:インナーズームによる使い勝手の良さ
ズーミングした際、レンズの全長が変わらないインナーズームを採用しています。
鏡筒内部でレンズ群が動くので、レンズフィルターを装着すれば防塵・防滴性能も上がります。
ポイント②:最短撮影距離の短縮による、表現の広がり
17mmでの最短撮影距離は0.19mを実現。ズームするほどに最短撮影距離は伸びてしまいますが、最長でも0.26mまでです。
NIKKOR Z 14-24mm F2.8 Sはズーム全域で0.28mなので、「もうすこし寄りたい!」と感じていた方には魅力的な長所となります。
ポイント③:サイズの小型化による疲労感の軽減
全長約101mm・質量約450gと小型・軽量なので、「今日は広角レンズを使うかわからない」という時でも積極的にバッグへ詰められます。
○ 短い最短撮影距離によるダイナミックな広角表現を狙いたい方
○ 機材を小型化して重量を軽くしたい方
まとめ
「NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S」は素晴らしい画質を誇るZマウント広角ズームのマスターピースだとは思いますが、
更なる明るさと高画質を併せ持つレンズにするなら「NIKKOR Z 20mm F1.8 S」
近接撮影の能力を重視するなら「NIKKOR Z 17-28mm F2.8」
という2つの選択肢がおすすめとなります。
どちらも“次の一歩”として非常に魅力的なレンズです。
更に今なら、どちらのレンズもNikonのキャッシュバックキャンペーン対象‼
新品をお考えの方はよりお得にお乗り換え頂けます。
用途や被写体に応じて、あなたにぴったりの一本を見つけてください。
Nikonのキャッシュバックキャンペーン「Nikon Creators 応援 SUMERキャンペーン2025」終了迫る!
対象商品はこちらをクリック!
【キャンペーン期間】
2025年6月27日(金) ~ 2025年8月25日(月)
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!


夏の光が降り注ぐ日、ファインダー越しに見える景色が、心の中にある「あの夏」の記憶と重なる瞬間があります。そんなノスタルジックな風景を写真に閉じ込めるのが、marumiの個性的なレンズフィルター「なついろパンチ!」です。
今回は、このユニークなフィルターを、高解像度で人気の「SONY α7RIV」と、シャープな描写が魅力の「SONY FE 50mm F1.4 GM」という最強の組み合わせで徹底的にレビューします。写真家たちの間で話題の「パンチの効いた色彩術」とはどのようなものなのか、その魅力に迫ります。
1. 「なついろパンチ!」とは?
「なついろパンチ!」は、ただのフィルターではありません。光に影響を与えて、肉眼で見る景色とは異なる、感性に訴えかけるような色表現を生み出す特殊効果フィルターです。名前の通り、夏の風景をより印象的に、そして少し懐かしい雰囲気で表現することに特化しています。そのコンセプトは、「肉眼で見ている世界とは別の世界を作る、記憶の中にある心の画像を写す」というもの。単なる風景写真ではなく、見る人の心に響く一枚を生み出すことを目指して作られました。
主な特徴は以下の通りです。
- 青やシアンが強調された色調: フィルターを通すことで、全体的に青みがかった色調になります。この独特な色合いが、夏の空気の透明感や、少しひんやりとしたノスタルジックな雰囲気を生み出します。
- 美しいフレア・ゴーストを意図的に発生: 太陽などの強い光源が入る状況では、レンズの特性とは異なる、色鮮やかなフレアやゴーストが発生します。これにより、写真全体に幻想的でエモーショナルな雰囲気を加えることができます。
- ノスタルジックな描写: 少し彩度が高く、レトロな雰囲気になるのも特徴です。まるで昔のフィルムで撮ったかのような、どこか懐かしい、エモーショナルな写真表現を楽しめます。
- 夏の思い出をよりエモーショナルに残したい方。海辺や夕焼け、花火など、夏の特別な瞬間を、心に残る一枚として残しましょう!
- SNSで映える、個性的な写真を撮りたい方。他の人が撮った写真とは一味違う、オリジナリティあふれる写真で注目を集めましょう!
- いつもの撮影に飽きて、新しい表現に挑戦したい方。風景写真やポートレートを、マンネリ化せずに、新しい視点から楽しみましょう!
2. 作例:「なついろパンチ!」がもたらす夏の魔法
それでは実際に撮影した作例で、「なついろパンチ!」がもたらす夏の魔法を体験していきましょう。使用機材はSONY「α7RIV」「FE 50mm F1.4 GM」です。
「α7RIV」の高解像度が、親子の雰囲気や子どもが持つ竿まで鮮明に捉えています。「なついろパンチ!」の青みがかった色味が、夏の空気の透明感を際立たせ、どこか懐かしく、静かな時間を閉じ込めてくれました。「FE 50mm F1.4 GM」の美しいボケ味が、背景を優しくぼかし、二人の物語を際立たせています。
薄雲のかかった空の下でも、「なついろパンチ!」が像の肌に透明感を与え、まるでブルーで統一されたアート作品のような印象に。「FE 50mm F1.4 GM」のシャープな描写力とフィルターの柔らかな効果が融合し、神秘的な一枚に仕上がりました。
太陽に向かって撮ったことで、特徴的なハロが現れました。風になびく赤い旗が、フィルターの効果で鮮やかに際立ち、青みがかった色調とのコントラストが印象的です。夏の強い日差しの中、非現実的な雰囲気を生み出す一枚になりました。
提灯やカラフルな布の色に「なついろパンチ!」の色味のおかげで、夏の夜のお祭りが楽しみになるような雰囲気に。高解像度な「α7RIV」が、細部までしっかりと描写しています。
夏の強い日差しの中、バイクの白いボディが「なついろパンチ!」の効果でどこかひんやりとした色合いに。木漏れ日が生み出す光と影と相まって、暑さから一休みする様子が、一枚の物語として表現されました。
ローアングルからの撮影は「FE 50mm F1.4 GM」の開放F値が生み出す、とろけるような美しい前ボケが魅力です。そこに柔らかな「なついろパンチ!」が加わることで、雑草の色味に青みが加わり、青空とのコントラストが際立つ、爽やかで非日常的な一枚になりました。
複数のガラスに反射する景色が「なついろパンチ!」によって幻想的な色彩に染まりました。複雑な光の層が、夢の中のような非現実感を演出。高解像度な「α7RIV」が、光と影の繊細なディテールを逃さず捉えています。
晴れた日の撮影で通常なら潰れがちな暗部も、「なついろパンチ!」の特性でしっかりと階調が残っています。螺旋階段のモダンな造形と、フィルターがもたらすクールな光が、不思議な調和を生み出しました。
「なついろパンチ!」の独特な青みが、スローシャッターで滑らかに写し出された波に加わります。「FE 50mm F1.4 GM」のシャープな描写力で、波の動きが美しい線となり表現されています。
高速シャッターで切り取られた水しぶきのひとつひとつに、「なついろパンチ!」の透明感ある光が反射しています。まるで氷の粒のように輝く水滴が、夏の海辺のきらめきをクールに表現しています。
セーラー服の青とコーラの赤が、「なついろパンチ!」によって鮮やかに強調され、夏の青春の一コマを印象的に切り取っています。「FE 50mm F1.4 GM」の開放F値が、二人を柔らかく浮かび上がらせ、どこか懐かしくも爽やかな、エモーショナルなスナップです。
3. 「α7RIV」「FE 50mm F1.4 GM」との相性
今回の撮影では、高解像度で知られる「α7RIV」と、GMレンズならではのシャープな描写が魅力の「FE 50mm F1.4 GM」という組み合わせを選びました。この組み合わせが「なついろパンチ!」の魅力をさらに引き立ててくれます。
まずは、「α7RIV」の解像感とフィルター効果の融合です。「α7RIV」の持つ約6100万画素という圧倒的な解像感は、フィルターの微細な効果も鮮明に捉えます。しかし、フィルター自体がもたらす柔らかさや独特のノイズ感が、写真に程よい温かみを与え、シャープすぎない、どこか懐かしい描写を実現。両者の特性が絶妙にバランスを取り、これまでにない表現を生み出しました。
そしてGMレンズの光学性能がフィルターの効果を引き立ててくれます。GMレンズの持つ高い光学性能はフィルターの効果を邪魔することなく、むしろその良さを最大限に引き立てます。意図的に発生させる美しいフレアやゴーストも、GMレンズのクリアな描写力のおかげで、にごりなく美しく表現されます。これにより、フィルターの効果をコントロールしやすくなり、よりクリエイティブな撮影が可能になりました。
4. こんな人におすすめ
「なついろパンチ!」はさまざまな方にお試しいただきたいですが、特に以下のような写真表現を求めている方に強くおすすめしたいフィルターです。
「なついろパンチ!」は、ただ景色を写すだけでなく、その場の空気感や感情、そして撮る人の心までをも写真に閉じ込めてくれる特別なフィルターです。
今回のvol.1に続き、vol.2ではもう一つの個性的なフィルター「アルプスパンチ」についてレビューします。ぜひあわせてご覧ください!

8月に入り、暑い夏も本番となります。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。
本日はSONY FE 24mm F2.8Gからステップアップにおすすめなレンズ2本をご紹介いたします。
SONY FE 24mm F2.8G は、小型・軽量設計でスナップ撮影や動画撮影用として人気が高い一本です。
その一方で、レンズの明るさが控えめなので「夜景をもっときれいに撮りたい、ズームでもう少し便利に」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そうしたお客様に向けて
CASE1:SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM
CASE2:SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM
この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。
SONY FE 24mm F2.8Gからステップアップにおすすめレンズ
CASE1:SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM
FE 24mm F2.8 Gをお使いで、「もっと背景をぼかしたい」「夜景や星空をクリアに撮りたい」と感じている方におすすめです。広角でも美しく大きなボケで被写体を際立たせ、夜景や星空は開放から画面の隅々までシャープに描写してくれます。
24mmの画角が好みの方はいつもの画角のまま、表現力だけを何ランクも引き上げることが可能に。日常のスナップをワンランク上の写真に仕上げてくれます。G Masterならではの体験をお楽しみください
_______________________
8月16日現在、SONY FE 24mm F2.8Gのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥52,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥5,200
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,560
最大買取見積合計金額:¥58,760
>SONY FE 24mm F1.4 GMへのお買い替え(新品・中古)はおおよそ¥133,300~¥91,040のお支払いで購入可能です!
_______________________
CASE2:SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM
撮影の時に壮大な景色が24mmの画角に収まりきらない、と感じたことはありませんか?このレンズが持つ12mmという異次元の超広角は、人間の視野を超えた圧倒的なスケール感を捉えてくれます。さらにF2.8通しのズームは、レンズ交換不要の利便性と、夜景や星空での撮影能力を両立。G Masterならではの解像力で、画面の隅々までシャープかつダイナミックに捉えます。表現力と機動性を最高レベルで叶える、究極の超広角ズームレンズです。
_______________________
8月16日現在、SONY FE 24mm F2.8Gのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥52,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥5,200
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,560
最大買取見積合計金額:¥58,760
>SONY FE 12-24mm F2.8 GMへのお買い替え(新品・中古)はおおよそ¥334,270~¥269,240のお支払いで購入可能です!
_______________________
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!


【P.Angenieux】A Piece of PREMIUM COLLECTION -28mm F3.5 Type R11-
MapCameraで取り扱う中古品の中で、流通数や生産数が少ない希少品や限定モデルなどに与えられる名称、「PREMIUM COLLECTION」。
本シリーズでは、A Piece of PREMIUM COLLECTIONと称し、そんな製品たちを一つずつ紹介いたします。
第三弾は、P.Angenieux 28mm F3.5 Type R11 (ライカLスクリュー)をご紹介します。
もしかすると、あまり聞きなれない方も多いメーカー名かと思いますが、ぜひ最後までご覧ください。
アンジェニューは、1935年にフランスでピエール・アンジェニューによって設立された光学機器メーカーです。
ピエール・アンジェニュー自身が映画製作者との邂逅から生まれた会社であったため、設立時より多くの革新的な映像向けレンズを供給してきたことで知られており、現在も映像向けレンズの供給を行っています。
中でも特筆すべきは、「レトロフォーカス」と呼ばれるレンズ設計を発明したことです。
レトロフォーカースは、フランス語では「レトロフォキュ」…レトロ(後退)フォキュ(焦点)という意味で、逆望遠型のレンズ構成の一つです。
レンズ内の構成レンズに凹玉が先行して配置されており、逆望遠という名称の通り、広角レンズ~標準域において現代も使用される画期的なレンズ構成になります。
余談ですが、独 ツァイス・オプトンのディスタゴンや、ツァイス・イエナのフレクトゴンはレトロフォーカスタイプのレンズ名称として用いられています。
1.ライカ向けレンズ
アンジェニューは、同じくフランスで1932年に創立されたkinoptic社や、ドイツのSchneider Kreuznach社などと同じように、他社カメラメーカー向けのレンズ供給を行っていました。
俗にL39と呼ばれるスクリューマウントのほか、後年には一眼レフのライカRマウントにも製品供給を行いました。
ライカ以外では、エクサクタマウントやアルパマウント等、ヨーロッパの幅広いカメラメーカーにレンズ供給を行っていました。
どのメーカーも嗜好を凝らしながらも高精度であったことから、そんなカメラに採用されるアンジェニュー製品が当時から一流レンズとして認知されていたことを物語ります。
ちなみに、アンジェニューのレンズ型番は、採用されるレンズタイプによって命名規則が決まっています。
タイプXがテッサータイプ、タイプSがガウスタイプ、タイプPは大口径エルノスタータイプ、Yタイプは小口径エルノスタータイプ、Zタイプはトリプレットタイプになります。
そして、今回ご紹介のRタイプは、前述したレトロフォーカスタイプのレンズ構成となっています。
左から28mm F3.5 R11、50mm F1.8 S1、90mm F2.5 Y1。
2.70年前の描写性能
近い時代の同焦点距離のレンズとしてヘクトール 28mm F6.3や、後発ではズマロン 28mm F5.6等のレンズがあり、いずれも時代を感じさせない解像力を誇る描写性能が魅力です。
一方で28mmでF3.5というスペックは70年近く前の当時としてはかなりのハイスピードレンズとなりますが、どのような描写なのでしょうか。
レトロフォーカスの短所を指摘した場合、主として歪曲収差が発生しやすいこと知られています。
特にこの歪曲は近接撮影において顕著になる傾向があり、後年のレンズではこの補正のためフローティングレンズなどが組み込まれ、近接撮影の描写性能を向上させる設計となっているものもあります。
フローティングレンズの市販製品への搭載が徐々に始まったのが1970年ごろであり、タイプR11にも搭載されておりませんので、近接では歪曲が大きくなる懸念がありますが、距離計連動の都合もありこのレンズの最短撮影距離は 3 1/2 feet ≒ 1mとなるため、歪曲収差はさほど感じません。
むしろ印象としてはよく補正されていると感じるほうで、中距離~遠距離ではきれいなパースペクティブを感じることができます。
また、当時のスペックとして比較的開放F値が明るいレンズではあるものの、特別描写が眠いと感じることもなく、やはりコントラストは今の時代のレンズと比べるとやや低めではありますが、想像以上の明瞭な描写をしてくれることに驚きます。
描写もさることながら、何よりこの時代のアンジェニューのレンズに特徴的なゼブラ風の鏡筒の作りが刺さる方には刺さりそうです。
時代的に当時発売していた Leica IIIfなどと組み合わせると、ややレンズが大柄なこともありバランス感がやや損なわれますが、バルナックだけでなく、M型デジタルやミラーレスカメラに変換リングなどを回押して取り付けるのが、いい時代になったと感じさせます。
S21などの人気の陰でひそかに人気が上昇しつつあるアンジェニューのレンズ群。その一端をその目で垣間見るのも、また一興かもしれません。
■今回ご紹介した機材はこちら↓

【Canon】3年前に70万円のカメラでできなかったことを可能にした、約30万円のフルサイズミラーレス。
Canonの万能フルサイズ
EOS R6 Mark II にマウントアダプター EF-EOS R+EF24-70mm F4L IS USMで夏のとある1日を撮影してみました!
ちなみに筆者は、3年ほどCanon EOS R3を使っており、機動力重視でこのEOS R6 Mark IIを追加購入、現在は2台体制で撮影しております。
~EOS R6 Mark II~
有効画素数最大約 2420 万画素フルサイズ CMOS センサーと、映像エンジン「DIGIC X」により高い解像感と高感度を両立し、高画質を実現
ボディー内 5 軸手ブレ補正機構を搭載し、手ブレの発生しやすい環境でも快適な撮影を実現
「デュアルピクセル CMOS AF II」により、広範囲で追従性に優れた高速・高精度な AF を実現
新たに馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)が被写体検出機能に追加されたことで、「人物」では人の瞳・顔・頭部・胴体、「動物優先」では犬・猫・鳥・馬の瞳・顔・全身、「乗り物優先」ではモータースポーツの車とバイク・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)の全体・スポット検出に対応
。ディープラーニング技術を活用し、さらに進化した「EOS iTR AF X」により、優れた被写体検出性能とトラッキング性能を実現
~EF24-70mm F4L IS USM~
望遠端側でのマクロ切り替え操作をするだけで、本格的なマクロ撮影が可能
最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.7倍を実現しながら、マクロ撮影時特有の手ブレを補正するハイブリッドISを搭載したことで、手ブレを抑えた高画質な近接撮影が可能
9枚羽根の円形絞りの採用により、美しいボケ味を実現
全長93mm、質量約600gの小型軽量設計余談ですが、筆者はピークデザインのストラップを常用しており、今回はEOS R6 Mark IIの軽量ボディだったので、スライドライトを使用しました。
もう少しラフに使用したいときは、ハンドストラップタイプのカフ リストストラップ。
ネックストラップが細いと、重量によっては首が痛くなるので、幅が広いスライドへとストラップを変えることができます。
使うときのレンズや、気分によって太さや仕様、色なども変えられます。
また、保管時もストラップを本体から外せば、かさばらずおすすめです!
最大撮影倍率は0.7倍、より手軽に本格的なマクロ撮影を楽しむことができます。
寸断されたレール
そこに鉄道がもう来ないこと意味します・・・。橋梁も使われなくなり、そこには鉄道が走っていたことを色濃く残す遺構が残っています。
駅にも人手が入らなくなると草木が生い茂ります。
人工物も自然の力には抗えません。
自然の力はとても強く、いかに維持が難しいかがうかがえます。
・・・
さて、ここからは今回のブログのタイトルを決めるきっかけとなったできごとをお話しします。
もともと戦闘機の撮影がライフワークな筆者は、そのためにEOS R3を導入し3年間使用していました。
EF-EOS RとEF500mm F4L IS II USMとの組み合わせで数々の写真を撮ってきて、ほとんどの場合は問題なくピントを合わせてくれました。
しかし「ここぞ!」というところでピントが微ズレしたり、被写体検出枠が出ていても機首ではなく尾翼にピントが持っていかれたりと、悔しい思いをしたことがあったのも事実。
撮り直しがきかない現場でそういったことが起こると非常に残念な気持ちになります。
冒頭で「EOS R6 Mark IIは機動力重視で導入した」とお話ししましたが、実はここにも期待を込めていたのです。
新たな被写体検出として「馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)」が追加されたこともあり、その性能を試したく、戦闘機の撮影を行ってきました!
結果は・・・
上がりのカットですが、この画角であればコックピットへ被写体認識してくれます。
ミラーレスのAFは日進月歩だと感じた瞬間でした。
流石に電子シャッターでのローリング歪みは積層センサーのEOS R3に敵いませんが、喰らいついて離さないAFについては1段上だと感じます。
高速連写したカットを等倍で確認しても、ピントずれは見受けられません。
試しにバックアップとして持っていたEOS R3へ持ち替えてみると、やはり少しの差を感じます。
上の写真”だけ”を見るのであればもちろんEOS R3でも撮れますが、大量に撮影した時の歩留まり、戦闘機を追っているときの被写体認識の動きといった「トータルの性能」ではこちらがリード。
3年前の夏。
被写体の戦闘機と雲の雰囲気を撮影した際、AFが不安定になりピントが少し甘かったりした、あの時にこのカメラがあれば・・・。
更に驚いたのがこのカット。これだけの陽炎×被写体の小ささ×被写体より前の草が多い状況でも被写体認識でAFを合わせてくれます。
Canon EOS R3と撮り比べをしていましたが、このシーンではEOS R3では被写体認識はせず、手前の緑か奥の緑にAFが合ってしまいました。
実際に作品としても使用できないくらいな写真ですが、EOS R6 Mark IIのAF性能の高さを実感しました。鳥の被写体認識も良く、コントラストのある画角であっても雲などにピントを引っ張られることなく、ピントをしっかり合わせてくれます。
色の再現性も高く、画素数も約2420 万画素で画素数も大きすぎず、AF性能も高い。
筆者的にはベスト・オブ・ベストなカメラだと思います!
夏の旅行や趣味を謳歌するのに最高のパフォーマンスを出してくれる、EOS R6 Mark IIで素敵な撮影を楽しんでください!


先日約9年半ぶりに「RX1」シリーズの最新モデル「Cyber-shot RX1R III DSC-RX1RM3」が発売されました。ファインダーや記録マウント等様々な部分で進化をした最新モデルですが今回は約9半年前に発売された1個前の世代の「Cyber-shot RX1R Ⅱ DSC-RX1RM2 」を使って撮影を行いました。
撮影に向かったのは池袋。平日の午後でも人が多く賑わいを見せていました。個人的にこのカメラの好きな部分はボケやすさです。このカメラについているレンズはツァイス「ゾナーT*」35mm F2です。絞り機構は9枚羽円形絞りが使われておりF2-F11の域で円形絞りになるように設計されています、そのため綺麗なボケがいろいろなシチュエーションで出すことが出来ます。外で撮影をすると自然の多い場所ではより玉ボケが綺麗に出ます。そしてこのカメラ、動画撮影には電子式の手振れ補正機構が搭載されていますが、静止画撮影にはボディ内手ブレはついていません。しかしF2.0の非常に明るいレンズが付いています。レンズが明るいとその分少ない光でも十分な光を取り込めるのでシャッタースピードを速く上げることが出来るのでその結果手ブレが起こりにくくなります。
日も暮れ始めマンションの間から夕日がさしていたので撮りました。「RX1RⅡ」にはクリエイティブスタイルが搭載されていて13種類の中から選択することで自動的にカメラが最適な画像処理と調整を行ってくれるので、今回その中で「夕景」のモードを使いました。そのおかげでホワイトバランスを調整して夕焼けの赤みを残したままの撮影をすることが出来ます。又、ワンタッチでポップアップ収納が出来るファインダーが内蔵されています。こちらのファインダーは全てレンズガラスを使用しています。その為収納できる小型サイズにもかかわらず細かいところまで歪みの無い視認性を写しだしてくれます。そしてツァイス T*コーティングを採用し、外光の映り込みも低減しているので夕焼けなど日差しが強い環境でもリアルな被写体の様子をを映し出せるのです。
一通り池袋を歩いた後は、カフェに入りました。アンティークなカフェで店員さんの制服や店内の様子やシャンデリア、小物一つ一つもレトロ感が漂うとてもいいお店でした。固めのプリンが好きなので必ずと言っていいほどカフェに入るとプリンを注文してしまいます。少し苦めのカラメルと甘めの生クリームがとてもおいしく、コーヒーと合わせて頼むのが個人的なマストです。
そしてこのカメラ、レンズリングで絞り・フォーカス・マクロ切り替えが操作できます。マクロモードは最短撮影距離(撮影面)から20㎝、最大撮影倍率0.26倍とマクロ撮影も可能になっています。撮影すると、遠目ではあまり見えにくいさくらんぼの艶や生クリームのしわの感じまではっきりと写してくれます。
今回「RX1RⅡ」を持ち歩いてみて、フルサイズセンサーの付いたコンパクトカメラの魅力に引き付けられました。片手で収まるサイズなのにフルサイズならではの表現力の良さ、美しいボケ味、何よりこのサイズ感ならでは(ボディ重量約507g)の気軽にスナップ撮影のしやすさ。現在「RX1RⅢ」ではアイアンブラック塗装に変更されている外装。こちらのモデルではマグネシウム合金が使用されている艶のある高級感の感じるボディも撮影していてテンションの上がる魅力の一つです。
是非旅行や近くに出かける時に「RX1RⅡ」を使ってみてはいかがでしょうか。
今回使用したカメラはこちら!

8月に入り、いよいよ暑い夏も本番です。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。
本日はSONY E 20mm F2.8からステップアップにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
「 E 20mm F2.8」は、最薄・軽量のAPS-C用パンケーキレンズとしてとても人気のあるレンズです。
持ち歩きやすく、コンパクトにまとまったレンズは日常的に使いやすいレンズではありますが、「レンズはコンパクトでいいのだけれども、手振れ補正が使えるレンズがいい」「もう少し明るいレンズを使ってみたい」と思う方もいるかと思います。
今回は、そうしたお客様に向けて
CASE1:【SONY】 E 35mm F1.8 OSS
CASE2:【SIGMA】Contemporary 30mm F1.4 DC DN
この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。
【E 20mm F2.8】からステップアップにおすすめレンズ
CASE1:【E 35mm F1.8 OSS】
SONY E 35mm F1.8 OSSは、軽量・コンパクトなボディに明るい開放F値と光学式手ブレ補正を搭載し、美しいボケ味とシャープな描写を両立した汎用性の高いAPS-C用単焦点レンズです。画角は狭くなってしまいますが、35mmという焦点距離は、APS-Cセンサーのカメラに装着すると35mm判換算で約52.5mm相当となり、人間の視野に近い自然な画角となります。風景やスナップ、ポートレートまで、幅広いシーンで活躍します。
_______________________
8月14日現在、【E 20mm F2.8】のお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥21,300
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,130
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥639
最大買取見積合計金額:¥24,069
>E 35mm F1.8 OSS(新品・中古)へのお買い替えはおおよそ¥27,001~¥15,731のお支払いで購入可能です!
_______________________
CASE2:Contemporary 30mm F1.4 DC DN
SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DNは、F1.4という大口径による美しいボケ味と優れた解像感を両立しながら、小型・軽量で高い機動力を実現した、APS-C用ミラーレスカメラ向けの標準単焦点レンズです。開放F値が1.4と非常に明るいため、被写体を際立たせる大きなボケ表現が可能です。また、絞り開放からシャープで高い解像感のある描写を実現しており、ポートレートやスナップ撮影でその威力を発揮します。
_______________________
8月14日現在、【E 20mm F2.8】のお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥21,300
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥2,130
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥639
最大買取見積合計金額:¥24,069
>Contemporary 30mm F1.4 DC DN(新品・中古)へのお買い替えはおおよそ¥19,581~¥9,731のお支払いで購入可能です!
_______________________
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!


8月に入り、いよいよ暑い夏も本番です。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。

今回ご紹介するのは、RFの広角ズームレンズ「RF16-28mm F2.8 IS STM」からのお買い替えおすすめレンズ二本です。
~手ブレ補正搭載の広角大三元~
RF15-35mm F2.8 L IS USM

ポイント①:画面の隅々まで高画質を実現
ガラスモールド非球面レンズ3枚とUDレンズを2枚を使用し、諸収差を高度に補正することにより、クリアな高画質を実現しています。
ポイント②:広角ズームでありながら、手ブレ補正を搭載
光学ISの制御アルゴリズムの見直しと、デュアルセンシングISにより、静止画撮影時の手ブレ補正効果が最大5段分に向上。暗いシーンでも、シャッタースピードを遅くできるため、手持ち撮影の可能性が広がります。
ポイント③:「ナノUSM」搭載により快適な静止画・動画撮影を実現
キヤノン独自開発の超音波モーター「ナノUSM」を搭載し、AFの高速化を実現。「EOS Rシステム」のミラーレスカメラに搭載している各画素が撮像と位相差AFの両機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」との組み合わせにより、静止画撮影時における高速・高精度なAFと動画撮影時における滑らかなAFが可能。
○ Lレンズを所有してみたいと思っている方
~世界初の超広角ズーム~
RF10-20mm F4 L IS STM

ポイント①:世界初の焦点距離10mmを実現した小型軽量な超広角ズームレンズ
世界初の超広角ワイド端10mmズームレンズ。ファインダーを覗いた瞬間にわかる、圧倒的な世界の広がり。
寄る、引く、見上げる、見下ろす。撮り手の想像力次第で、映像表現の可能性はどこまでも広がります。
ポイント②:約570g、全長約112mmの小型・軽量設計
RFマウントを活かした光学設計、部品レイアウト、基板の見直しにより、大幅な小型・軽量化を実現。
従来モデルの超広角ズームレンズであるEF11-24mm F4L USMと比較して、レンズ本体の質量約1/2に軽量化しています。
ポイント③:広角レンズ特有の周辺ブレを改善する「周辺協調制御」を初搭載
広角レンズの原理上、手ブレ発生の際には正対撮影時とあおり撮影時のパース差による周辺ブレが大きく出現してしまいます。このブレを改善するため、新しい制御アルゴリズムを開発。レンズ内ISとボディー内ISの協調制御に「周辺協調制御」を組み込み、手ブレによる周辺変形を軽減します。。
○ AFが使えてとにかく広角に写るレンズを探している方
○ 建築物や風景の撮影がメインの方
まとめ
「RF16-28mm F2.8 IS STM」は小型・軽量で16mmスタートで広角レンズとしては申し分なく非常に使い勝手のいいレンズだとは思いますが、
さらに画質に特化させるなら「RF15-35mm F2.8 L IS USM」
もっと広く画角を切り取りたいなら「RF10-20mm F4 L IS STM」
という2つの選択肢がおすすめとなります。
どちらも“次の一歩”として非常に魅力的なレンズです。
用途や被写体に応じて、あなたにぴったりの一本を見つけてください。
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!


【Leica】フィルムが存在する限り、これからもフィルムカメラで撮り続けたい。
マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。
新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。
——————————————————————
今回ご紹介するBEST BUYは「フィルムカメラ」
フィルムの生産量が年々少なくなっているにもかかわらず、筆者のフィルム消費量は右肩上がりに増えています。
筆者が撮影した写真をご紹介しながら、「デジタル全盛の今、どうしてフィルムカメラを選ぶのか」について、その魅力を掘り下げていきたいと思います。


筆者がカメラを始めたのは、Nikon D5500が発売された頃。すでにデジタルカメラが主流の時代でした。
そんな筆者がフィルムカメラと出会ったのは、友人が使うNikon F3の写真を見たことがきっかけです。京都の鴨川で撮影されたその写真は、どこか懐かしくもありながら、筆者にとっては、新鮮にも映りました。
そこからフィルムカメラに興味を持ち始め、いろいろ調べているうちに「Rollei 35」が欲しくなりました。しかし、大学生だった筆者には手が届かず、代わりに手に入れたのが「Zeiss Ikon Contessa 35」。この運命的な出会いがあったからこそ、今があるのです。

数あるフィルムカメラのうち筆者が最も高頻度で使っているのが「Leica M6」です。
このカメラと出会ってからは、良い意味でさらにフィルムの魅力にのめり込んでいきました。シンプルで洗練されたデザイン、そして露出計が内蔵されている使い勝手の良さ。筆者にとって、まさに最高のフィルムカメラと言えます。
私が所有しているのは現行モデルではなく、オリジナルの古いモデルです。現行機と比べると、シャッタースピードダイヤルの大きさや露出計の表示など、細かな違いがあります。
M6を初めて使ったとき、シャッタースピードダイヤルの刻印がデジタルライカと逆向きで、正直「使いにくいな」と感じました。しかし、それを忘れさせてくれるほど、撮影体験が充実していたのです。フィルムの巻き上げ、ピント合わせ、シャッターを切る。どの動作もとても気持ちが良く、夢中になりました。



デジタルカメラにはない、フィルムカメラならではの魅力といえば、巻き上げやフィルム装填の動作です。
特に巻き上げは、撮影に独特のテンポ感を生み出してくれます。シャッターを切った後に巻き上げを行うことで、次の撮影への準備が自然とできる。この一連のルーティンが私はとても好きです。
人それぞれだと思いますが、筆者は撮影後すぐに巻き上げを行います。おかげでバッグに入れている間にシャッターが切られてしまうこともありますが、「撮影を終えたら次の撮影のために巻き上げる」という自分なりのルーティンが、今、自分は写真を撮っているんだ、という実感を与えてくれ、より一層撮影を楽しむことができるのです。







撮影した写真をすぐに確認できない、現像やスキャンといった手間がかかる。それがフィルム撮影です。
しかし、その分、写真を確認した時の喜びはひとしお。現像から戻ってくるまでの時間も、フィルムカメラの大きな魅力ではないでしょうか。撮影時の思い出も、普段より鮮明に残っている気がします。
フィルムが入っているのを忘れて裏蓋を開けてしまい、感光させてしまうこともあります。しかし、それすらも一つの思い出として見ることができ、偶然生まれたその写真が気に入ってしまうことさえあります。これこそ、フィルムの面白さだと思います。
フィルム本体の値段や現像代の高騰など、気軽に撮影することが難しくなってきているのも事実です。それでも、筆者はこの素晴らしい体験をさせてくれるフィルムが販売されている限り、フィルムカメラで写真を撮り続けたいと思います。

ぜひ、フィルムカメラでの撮影をお楽しみください。
↓↓新品で買える!おすすめのフィルムカメラはこちら↓↓
↓↓おすすめのKodak製フィルムはこちら↓↓
↓↓おすすめのFUJIFILM製フィルムはこちら↓↓

2025年7月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ7月ランキング | |||
1位 | FUJIFILM | X half X-HF1 | コンパクトデジタルカメラ |
2位 | SONY | α7C II | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | Nikon | Z5II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | RICOH | GR IIIx | コンパクトデジタルカメラ |
5位 | FUJIFILM | X-M5 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | FUJIFILM | X-S20 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | OM SYSTEM | OM-5 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | Canon | EOS R6 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | Nikon | Z50II | ミラーレス一眼カメラ |
『FUJIFILM X half X-HF1』が、前回に引き続き今回も2位以下に圧倒的大差をつけて2ケ月連続1位を獲得しました。本当に強い!
発売前から大変な話題になり関心を集めていましたが、6月発売にあたり初回入荷数を大きく上回るご注文を承ったため、残念ながらご予約された方全員に行き渡ることができませんでした。
特にチャコールシルバーモデルの人気が高く、ブラック・シルバー両モデルを合わせた数より多いご予約を承ったことは前回ご紹介しました。
7月に入り全色まとまった数の入荷があったのですが、それでもチャコールシルバーに関しては追いつかず、現在ご注文を承れない状況となってしまっています。
一刻も早く手に入れたい方のなかには、ブラック・シルバーがご注文可能となっているのでそちらに切り替えるという方も多くいらっしゃるようです。
これまで多くの人気機種が、供給不足により入手困難な状況に陥ってしまった経緯を持つFUJIFILM。今回のX half X-HF1も同様の運命を辿ってしまうのか、メーカーの奮起により1位を維持できるか、その動向に注目です。
1位に大差をつけられてしまいましたが、2位に『SONY α7C II』が前回7位からジャンプアップ。久々の上位進出となりました。
発売開始は2023年10月。結構時間は経っていますが、SONY勢の中核をなす存在としてランキングに定着しています。
今回の2位躍進は、7月28日まで続いていたメーカーのキャッシュバックキャンペーンに依るところが大きいようです。それまでより額が上がり3万円のキャッシュバックが受けられるとあり、中古購入から新品購入に移った方も多くいらっしゃいます。
同様の理由で、このところランク外が続いていた『α7IV』も8位にランクイン。こちらはなんと6万円のキャッシュバックが組まれていました。
ただ、どちらも発売から時間が経ち、中古購入に流れが傾いている機体。キャンペーン終了後は苦しい闘いが予想されます。
3位以降は僅差となります。
3位に『Nikon Z5II』。前回4位から1つ順位を取り戻しました。
他メーカーと異なり、発売開始から潤沢な供給を続けているNikon。フラッグシップ機Z9やZ8といった上位機の性能を受け継ぐ中級機として、メーカーの力の入れ様がうかがえます。
このままNikon人気を支える1台として、ランキング上位での定着を期待しましょう。
同じくZ9の高性能を詰め込み、APS-Cサイズ/DXフォーマット機としては異例ともいえるハイスペックを誇る『Z50II』は、今回同数10位でした。
発売開始からかなり早い段階で下位に沈むようになってしまいましたが、しぶとく10位以内をキープしています。
早くも中古ランキングの中位に定着しつつあるのが気になるところですが、兄貴分Z5IIとともにNikonを盛り上げてほしいところです。
4位には『RICOH GR IIIx』。前回から1つ順位を上げました。
供給不安定は相変わらず。入荷数だけ注文を承る形が続いていますが、その入荷数が比較的多くランキングに名を連ねています。
新型機の登場までこのままの状況が続いてしまうか、何か変化があるのか、全く先の展開が読めない状態です。
なお、兄弟機GR IIIは今回ランク外12位。
今秋発売予定の新型機GR IVのメーカー発表の際、GR IIIは7月中の出荷分をもって製造完了となる見込みと告知がなされました。
となると、GR IIIの新品ランキング登場もついに終了か。
2019年3月発売以来、本当に長きに渡ってこの新品ランキングを盛り上げてきてくれたGR III。終盤はずっと供給不安定に陥ってしまっていましたが、それでも入荷すればたちまち完売という人気ぶり。
その人気は中古でも全く変わりませんから、今後は中古ランキングでの動向に着目していくことにしましょう。
そして登場が待たれるGR IV、いったいどんな嵐を巻き起こしてくれるでしょうか。
ランキングに戻ります。
5位に『FUJIFILM X-M5』。
前回3位から順位を落としてはいますが、人気の高さは相変わらずです。7月終盤にまとまった入荷があり、たちまち完売となりました。
と、ここで嬉しいニュース。これまで他製品同様、入荷数だけご注文を承る形式でしたが、ここにきて変化が。
現在、X-M5は「お取り寄せ」表記になっています。そう、新規のご予約を承れるようになったのです。これまでタイミングが合わず入手できなかった方にも、確実にお届けすることが可能になりました。
はたして、そのことが次回以降の順位にどのような影響を与えるか。8月発売予定とされるX-E5との共生? あるいは共食い? も興味深いところです。
続いて6位もFUJIFILM、しかも驚きの1台です。
なんと『X-S20』が、本当に久しぶりのランキング復活です。調べたところ、2023年7月に同数7位に入って以来のことでした。
発売開始は2023年6月29日。センサーこそ約2610万画素ですが、X-T5と同じ高速画像処理エンジンを搭載し動画機能も充実しているとあって、発売前から大変話題となりました。ご予約も多く承ったのですが、早々にメーカーが供給不足を発表。結局初登場3位と、事前の話題の大きさから考えると、なんとも不本意な結果となってしまいました。
その後も供給不足は解消されず、翌7月に同数7位に後退すると、次の8月にはまさかのランク外に。新規の注文を承ることができないまま、ランキングからもずっと姿を消していました。
今回、XC15-45mmとのレンズキットのみの販売ですが、以前あったように、いつの間にか生産が終わっていたというパターンを想像していた方も多かったようで、その突然の復活は本当に驚きでした。
(ちなみに、ボディの言語設定は他の機種同様2言語版に変更になっています。)
お値段的にも、先のX-M5と上級機X-T5の間くらい。中級機としてお手頃な価格帯となっています。
これまたX-E5との住み分けがどうなるか楽しみなところ。次回のランキング、FUJIFILMの台頭も大いにあり得ます。
7位には今回唯一の新製品、7月18日発売の『OM SYSTEM OM-5 Mark II』が入りました。
質量約418gと小型軽量ながら、フラッグシップ機OM-1 Mark IIと同等の防塵・防滴性能を備え、オールラウンドに撮影を楽しめる中級機に仕上がっています。
販売の内訳をみると、ボディ単体より12-45mm F4.0 PRO レンズキットの数が大きく上回っています。
通常こういう場合、そのシステムに対して新規の購入者が多いということになるのですが、今回はキットレンズがM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROというこれまでのキットと異なるPROレンズであったため、既にユーザーである方が改めてレンズキットをご購入されたケースも多かったとのこと。
また店頭では、3色展開の中でもサンドベージュの問い合わせが多く、実際に店頭でそのカラーリングを見てご購入を決めた方もいるそうです。
8位の『SONY α7IV』に続き、9位には『Canon EOS R6 Mark II』、前回と変わらず。
メーカーのキャッシュバックキャンペーン対象となっていて、3万円のキャッシュバックという新品・中古の価格が逆転するくらいの額なのですが…
この手のキャンペーンは、期間終盤になるほど効果が表れてくるもの。他メーカーより長いキャンペーン期間(2025年10月1日購入まで)が、逆に仇となっているか。
同数10位に、『FUJIFILM X-T5』と『Nikon Z50II』。
FUJIFILMは、今回4機種をランクイン。
これに次回、X-E5が期待通りの活躍を果たせば、FUJIFILM向かうところ敵なしといった状態に。
さらにさらに、今回こそ名が挙がりませんでしたが、X100VIも入荷数次第では再び上位に。
また4月に初登場3位を獲得したGFX 100RFも、ここにきて供給不足が解消されています。ランキング返り咲きも大いに可能性あり。
はたして次回の新品ランキング、どんな結果が待ち受けていることでしょう。
中古デジカメ7月ランキング | |||
1位 | Nikon | Z f | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | RICOH | GR IIIx | コンパクトデジタルカメラ |
3位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
6位 | Nikon | Z50II | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SONY | α7C II | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | Nikon | Z fc | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | Nikon | D750 | デジタル一眼レフカメラ |
『Nikon Z f』が、2ケ月連続で1位を獲得。
6月末からメーカーのキャッシュバックキャンペーンがスタート(8月25日購入まで)。Z fもボディ単体で3万円のキャッシュバック対象ということで、7月以降予測不能と前回述べました。
結果として、Z fは前回より新品の販売数を伸ばしたものの、ランキングは14位。中古は前回とほぼ同じくらいの販売数で2位以下を引き離していますから、キャンペーンによる新品購入への移行はそれほど強く感じられないということに。
次回も同様の結果となれば、Z fが中古ランキングの新たな王者となる可能性も。
そんなZ fの対抗馬として最も有力なのが、RICOHのGRシリーズ。
今回2位に『GR IIIx』、5位に『GR III』が入りました。
特にGR IIIは、新型機GR IVの登場を控え、今後下取に出される方も増えることが予想されます。新品・中古とも商品があれば売れるという今現在の状況を考えると、中古商品数の増加により順位も自ずと上がってくることでしょう。
それがはたしていつになるのか、「今秋発売予定」というGR IVの正式な発売日がカギとなりそうです。
3位に『SONY α7III』、前回同数8位から再び上位に。
やはりお値段が最大の魅力。15万円を切るフルサイズ機は、サブ機として、また本格的な一眼機の入門用としても高い支持を受けています。
そろそろ世代交代ではと何度も言っている2機種『α7C II』は今回7位、『α7IV』は9位となりました。なかなかα7IIIを抜くことはできません。
とはいえ、今回はキャッシュバックキャンペーンの駆け込みもあり、新品購入にかなり流れたと考えられます。
次回それが中古購入に向けられたら、はたして…
『FUJIFILM X-T5』が4位に。
新品ランキングでは他を席捲しつつあるFUJIFILMですが、中古ランキングではX-T5の孤軍奮闘ぶりが目立ちます。
多くの機種で新品の供給不足が続いたせいで、中古商品数も増えていないことが原因かと。
新品の供給が回復しつつあるので、今後中古ランキングにも多くの機種が名を連ねてくれることを期待しましょう。
6位に『Nikon Z50II』。先にも触れましたが、早くもランキング中位に定着した感があります。
フルサイズ/FXフォーマット機Z5II発売(2025年4月)の翌月から突如中古ランキングにランクインしてきたことを考えると、Z50IIを新品で買われた方が早々にZ5IIに切り換えたケースも多々あったと思われます。
超ハイスペックなAPS-Cサイズ/DXフォーマット機、狙い目と感じている方も多いのでは。
同じくNikonのAPS-Cサイズ/DXフォーマット機、『Z fc』が8位に入りました。前回2位からランクダウン。
前回は兄弟機Z fと仲良くワン・ツーを飾ったZ fcですが、その分中古在庫数を減らしてしまいました。
より高性能なZ50IIがそれほど価格差もなく、かつ潤沢に品揃えしていることも要因か。
二者選択となった時、ノスタルジックなデザインを選ばれる方も一定数いるかと思いますが、最新鋭のZ50IIが断然有利であるとは言えます。
そして今回、私がどうしても語りたかった1台が、10位に入った『Nikon D750』。
そう、フルサイズ一眼レフ機が久々にランキングに帰ってきました。
2023年11月9位に入ったCanon EOS 5D Mark IV以来、Nikonでは2023年8月同数10位だったD850以来ということになります。およそ2年ぶりのカムバックです。
こんなことが起こるのは、カメラ専門店マップカメラのランキングならではとも言えるでしょう。
ミラーレス機が当たり前となってしまった昨今。それでも光学ファインダーの見えを手放せないという方は結構いらっしゃいます。
今回のランキングを見て、自分も少しでも程度が良いものを手元に残したいと思われた方、今のうちです。
と、今回のランキング、いかがだったでしょう。
毎月のように話題の新製品が登場する新品ランキングは勿論ですが、それに影響を受ける中古ランキングも毎回波乱の展開を見せています。
先に、カメラ専門店マップカメラならではなどとお話ししましたが、そのマップカメラは8月13日に創業31周年を迎えました。
これも一重に、日頃からの皆様のご愛顧があってこそ。誠にありがとうございます。
振り返れば、この『新品・中古デジタルカメラ人気ランキング』も長い年月を重ねてきました。
貴方の思い出のカメラは、登場した時何位でしたか?
就職した時欲しかったカメラ、何だったかなぁ?
あの子が生まれた時、どんなカメラがあったっけ?
検索をかけて、過去のランキングに当時の記憶を重ねてみていただくのも一興かと。
また、31周年を記念しての特別企画、『【2025年前半】新品デジタルカメラ人気ランキング』 『【2025年前半】中古デジタルカメラ人気ランキング』もございます。
普段のランキングと異なり、価格帯別のランキングとなっています。
これから新たな相棒を手にされるという方も、ご購入の参考にしていただけると思いますので、是非ご覧ください!

【終了しました】MapCamera創業31周年を記念したオリジナルスカーフを対象商品ご購入でプレゼント!
平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまでマップカメラは2025年8月13日に創業31周年を迎えることとなります。
これもひとえに、ご利用いただいた皆様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げます。
これからも末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
今年はマップカメラ31周年を記念し、日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、「Camera is Fashion」をテーマとして、憧れのカメラやレンズをファッションと掛け合わせて楽しめる「創業31周年オリジナルスカーフ」をお贈りさせて頂きます。
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。
※2025年8月13日 午前11時以降のご注文が対象です。
どうしても黒が多くなりがちなカメラやレンズ、そしてカメラバッグたち。そんなシーンに差し色となるカラーのオリジナルスカーフです。
使い方は首に巻いたり、カメラバッグにワンポイントだったり、ストラップに巻き付けてもご使用いただけます!
様々なオマージュが施された絵柄も魅力の一つ!
どんなカメラをイメージしているのか、是非、お手に取って想像を膨らませてみてください。
初めてスカーフをお手に取られる方も多いと思います。
マップカメラYouTubeチャンネルでは、カメラ専門店スタッフがご紹介する「スカーフのアレンジ術」も公開中です。
巻き方や結び方のバリエーションを知れば、より一層スカーフを楽しんでいただけます。ぜひご覧ください。
こちらのスカーフに関してはマップカメラドットコムで対象商品ご購入いただいたお客様を対象に、先着順で今回限定となるオリジナルデザインのスカーフをプレゼントいたします。なくなり次第終了となりますので、是非お早めにご検討ください。
皆さまのご注文をお待ちしております。



新製品の最新情報や連携している方限定でお得な情報などを発信しております!


【Canon】マップカメラ数量限定!オリジナル「CAMERA・LENS TAG」プレゼント!
平素はマップカメラをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまでマップカメラは、2025年8月13日(水)をもちまして創業31周年を迎えることができました。
これもひとえに、お客様の温かいご支援の賜物と、従業員一同心より感謝いたしております。
この度、日頃のご愛顧に感謝を込めまして、Canon製品をご使用のお客様、またはこれからCanon製品のご購入をご検討されているお客様へ、マップカメラ限定のプレゼントをご用意いたしました。
この度、ご準備いたしましたプレゼントは『CAMERA・LENS TAG』です。
Canonのフラッグシップレンズにのみ冠される『Lレンズ』を象徴する赤いラインをあしらった、こだわりのデザインです。
Canonの新品対象製品をmapcamera.comでお買い上げの方へプレゼントいたします。
※数量限定のため気になる方はお早めにご検討ください!
※楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承ください。
大きさは20mm x 83mm で、厚さ1mmのPET製になります。
付属のボディ・レンズ名シールを貼り付けることで、お手持ちの機材を分かりやすく管理できます。
ポーチに入れたレンズやボディなど、中身が見えない状態でも一目で判別でき、大切な機材を丁寧に管理できる一品です。
また、カメラボディにも取り付けることで使用機材が一目で分かるような目印にすることも出来ますし、ご自身の使用機材をアピールすることも可能です!
同封されているシールには以下のラインナップがまとめられています。
【カメラボディ】
EOS R1 / EOS R3 / EOS R5 Mark II / EOS R6 Mark II(※)
【ズームレンズ】
RF 10-20mm F4 L IS STM / RF 14-35mm F4 L IS USM / RF 15-35mm F2.8 L IS UMS / RF 16-28mm F2.8 IS STM(※)
RF 24-70mm F2.8 L IS USM / RF 24-105mm F2.8 L IS USM Z / RF 24-105mm F4 L IS USM / RF 28-70mm F2 L USM
RF 28-70mm F2.8 IS STM(※) / RF 70-200mm F2.8 L IS USM / RF 70-200mm F2.8 L IS USM Z / RF 70-200mm F4 L IS USM
RF 100-400mm F5.6-8 IS USM(※) / RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM / RF 200-800mm F6.3-9 IS USM(※)
【単焦点レンズ】
RF 20mm F1.4 L VCM / RF 24mm F1.4 L VCM / RF 35mm F1.4 L VCM / RF 50mm F1.4 L VCM
RF 100mm F2.8 L MACRO IS USM / RF 135mm F1.8 L IS USM
※各種ボディ単品、EOS R6 Mark II RF24-105 IS STMレンズキット、一部の製品にはレンズポーチが同梱されておりません。別売となりますので、あらかじめご了承ください。
今回、こちらのCAMERA・LENS TAGはmapcamera.comにて対象製品をご購入いただいたお客様から先着で300名のお客様にプレゼントさせていただきます。
なくなり次第終了となりますので対象製品をご検討中のお客様はこの機会をぜひお見逃しなく!


マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。
今回ご紹介するのは、私が主力として使っています。
望遠ズームレンズTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)です。
カメラは、SONY α7RV を使っております。
近くの都市公園の池で撮りました。
「ガマ・蒲・香蒲」です。
ただ、このガマは普通より穂が短いので、私は「コガマ」と判別しました。
穂です。
ここから出る花粉は、生薬、蒲黄(ハオウ)や全草は香蒲(コウホ)と言われ花粉は切り傷に付けておくと止血し、全草は利尿薬になります。
葉っぱです。
細長い線形: 細長い形をしており、長さは1〜2メートルほどになります。
ガマより細いです。
「古事記」に登場する「因幡の白兎」の物語にも,その用法が描写されています。
古くからの生薬になる在来種の植物です。
コガマを撮っていると足元に止まっていました。
ショウジョウトンボです。
真っ赤です。
別名イチゴトンボとも言います。
ここで、このレンズの最短撮影距離は、広角側150mmで0.6m、望遠側500mmで1.8mが威力を発揮します。
更に見上げるとオナガの幼鳥が親を呼んでおりました。
それを横目にワカケホンセイインコが姫りんごの実を食べてました。
もちろん、望遠レンズですので、突然現れた野鳥にも対応します。
通常、直進ズームは高いところを見上げると、鏡筒が下がってしまいますが、フレックスズームロック機構のおかげで難なく撮れました。
このレンズはフィールドでのあらゆる被写体、状況に対応する万能レンズです。
いろんなものを撮りたいとレンズで悩んでる方、ぜひ、おすすめです。
【参考文献】
持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 : 西東社
持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 : 西東社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版
なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版
フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草 監修: 矢野 亮 出版社: 学研
身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社
日本の水草 (ネイチャーガイド) 角野 康郎 (著)出版社 : 文一総合出版
くらべてわかる トンボ (くらべてわかる図鑑) 尾園 暁 (著)出版社 : 山と渓谷社
東京都のトンボ喜多 英人 (著), 須田 真一 (監修)出版社 : いかだ社
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スタッフおすすめの「BEST BUY」お楽しみいただけましたでしょうか。
次回もぜひ期待ください。

照りつける太陽が肌を焼き、通りにはセミの声が溢れる8月。皆様いかがお過ごしでしょうか。
時はまさに夏本番!海や山ではレジャーが、街へ繰り出せばお祭りが待っています。
何を撮ろうか迷ってしまうほど被写体が豊富な夏、この機会にレンズのお買い替えを考えている方へご案内です。
本日は「XF27mm F2.8 R WR」からステップアップにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
「XF27mmF2.8 R WR」は、卓越した解像性能とコンパクト設計を実現した薄型・軽量のパンケーキレンズとしてとても人気のあるレンズです。
持ち歩きやすく、コンパクトにまとまったデザインはすっきりとしており、スマートに持ち歩けるものかと思います。
日常的に使いやすいレンズではありますが、「もう少し描写性能やAF性能に優れたレンズを使ってみたら面白いかもしれない」「レンズのサイズはコンパクトに保ちたいけれども、もう少しだけ広い画角を変えてみたい」と思う方もいるかと思います。
今回は、そうしたお客様に向けて
CASE1:XF23mm F1.4 R LM WR
CASE2:XF18mm F2 R
この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。
XF27mm F2.8 R WRからお買い替えにおすすめのレンズ
CASE1:XF23mm F1.4 R LM WR
「XF23mmF1.4 R LM WR」は、非球面レンズ2枚とEDレンズ3枚を含む10群15枚のレンズ構成により、解像性能が素晴らしい大口径広角単焦点レンズです。
23mm(35mm 判換算: 35mm相当)のレンズなので、「XF27mmF2.8 R WR(35mm判換算:41mm相当)」より少し広めの画角となります。
汎用性の高い画角で風景撮影やスナップ撮影に最適です。
最短撮影距離約19cmなので被写体に驚くほど近寄れるのもまた、魅力といえます。最大撮影倍率0.2倍 (35mm 判換算:約0.3倍相当)を実現しているため、被写体をクローズアップしながら背景を大きく取り入れたダイナミックな写真撮影を楽しめます。
_______________________
8月11日現在、XF27mm F2.8 R WRのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥40,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥4,000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,200
最大買取見積合計金額:¥45,200
>XF23mm F1.4 R LM WRへのお買い替えはおおよそ¥52,707~¥51,507のお支払いで購入可能です!
_______________________
CASE2:XF18mm F2 R
このレンズは「XF27mm F2.8 R WR」のようにコンパクトで薄いパンケーキタイプのデザインになっています。そして『軽い!』その重量はなんと116g。
小さくて軽いので「XF27mm F2.8 R WR」と同じ感覚で装着できるタイプのレンズになります。
35mm判換算で27mm相当なので、「XF27mmF2.8 R WR(35mm判換算:41mm相当)」に比して相当広い画角となります。
大きいレンズより身近で軽量コンパクトのレンズが好みのかたであれば、きっと気に入るお散歩レンズになるかと思います。
邪魔にならず、威圧感もないので構えられてしまうこともなく、明るいためシャッタースピードを上げて狙うこともできます。視界に入る範囲を自然に写し取ることができ、素直な描写とたっぷりとしたボケ味が魅力です。
_______________________
8月11日現在、XF27mm F2.8 R WRのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥40,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥4,000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,200
最大買取見積合計金額:¥45,200
>XF18mm F2 Rへのお買い替えはおおよそ¥40,350~¥39,150のお支払いで購入可能です!
_______________________
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!


8月に入り、いよいよ暑い夏も本番です。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。
本日はズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.からステップアップにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.は、軽量・コンパクトながらも中距離で撮影した際の立体感が素晴らしく人気があります。
しかし中には、「描写性能に優れたワンランク上のレンズに買い替えたい!」または
「35mmという画角がしっくりこなかったのでもう一度ズームレンズへ立ち返りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そうしたお客様に向けて
CASE1:アポズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.
CASE2:バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.
この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。
ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.からステップアップにおすすめレンズ
CASE1:アポズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.
アポズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.は11群13枚にも渡る贅沢な光学設計により、Apochromat仕様となっている超高性能単焦点レンズです。
解像力、歪みの少なさもさることながらApochromatによる色滲みの無さがクリアでヌケの良い描写に磨きをかけています。
最短から無限遠まで破綻無く描き続けるその描写力で写せないものなどないかもしれません。究極の1本です。
_______________________
8月5日現在、ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.のお買い換え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥158,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥15,800
買取優待チケットお持ちの方は見積金額3%UP:¥4,740
最大買取見積合計金額:¥178,540
>アポズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.へのお買い換えはおおよそ¥248,260~¥573,860のお支払いで購入可能です!
_______________________
CASE2:バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.
バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.静止画・動画を問わず、あらゆる撮影シーンで最高のパフォーマンスを発揮する、まさに「オールマイティ」な一本。
F2.8という明るさを持ち合わせつつ、広角24mmから中望遠70mmまで、使用頻度の高い焦点域をカバー。風景、建築、スナップ、ポートレート、さらには旅先の記録まで、このレンズ一本で多彩な表現が可能です。
35mmという枠から一度解き放たれて、自分の好みと思える画角をズームレンズで再確認してみるのも良いのではないでしょうか。
_______________________
8月5日現在、ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.のお買い換え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥158,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥15,800
買取優待チケットお持ちの方は見積金額3%UP:¥4,740
最大買取見積合計金額:¥178,540
>バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.へのお買い換えはおおよそ¥250,260~¥260,360のお支払いで購入可能です!
_______________________
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!


最高峰のコンパクトデジタルカメラ『GFX 100RF / RX1R III / Q3』徹底比較
FUJIFILMFUJIFILM GFX seriesLeicaLeica Q seriesSONYYouTube動画撮影
コンパクトデジタルカメラの垣根を越える最高峰の3台。『FUJIFILM GFX 100RF』『SONY Cyber-shot RX1R III』『Leica Q3』を、様々な角度で徹底検証しました。特に『SONY Cyber-shot RX1R III』はまだ発売されたばかり、新進気鋭の一台です。比較することで見えてくるその魅力や、それぞれのカメラがどんなユーザーにおすすめなのかを動画内で紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
01:40 外観の特徴
04:26 解像性能
08:11 AF性能
10:12 熱耐性
13:22 こんな方におすすめ
16:09 エンディング
メーカーを代表する最高峰のコンパクトデジタルカメラ
まずは3台の概要や、外観上の特徴をご紹介します。コンパクトデジタルカメラとは言えど、フルサイズセンサーや中判センサーを搭載し性能面に関してもミラーレス一眼モデルの上位機種と同等のスペックを誇ります。それだけでなく、やはりそれぞれにメーカーが培ってきた「画作り」という部分すらも最大化されているのが共通の魅力と言えるでしょう。
描写性能は今申し上げた通り最高なのですが、デザインの面でも秀でているのがさらに素晴らしい部分です。この小さな芸術品たちをぜひご覧ください。
比較して見えてくる魅力
続いて、さまざまな項目で3台を比較・検証していきます。「解像性能 / AF性能 / 熱耐性」という観点で見ていきましたが、それぞれの良さやメーカーの思想なども感じられる結果となりました。最も大きなセンサーを搭載している『FUJIFILM GFX 100RF』に対して、フルサイズセンサー搭載の2台がどれほどくらいついたのか?その結果はぜひ動画内でご確認ください。
スチル撮影に力を入れている3台ではありますが、もちろんその描写力や画作りの素晴らしさを活かして「動画撮影」でも活躍します。その際に気になってくるのが熱耐性の部分。カメラの温度をサーモグラフィーで確認し、その点も検証してみました。
あなたにとっての「最高の1台」
スペック・価格・プロダクトデザイン。そのどれをとっても甲乙のつけ難い3台を、大胆にも徹底比較した今回の動画。
どのカメラも根底にある「メーカーの揺るぎないこだわり」を感じることのできる名機だということが分かりました。
持つ人の撮影スタイルや選ぶ被写体、使うシチュエーションによって「最高」の基準は変わってくると思います。
ぜひ、あなたにとっての最高の1台を決めるひとつのきっかけになれば幸いです。
動画本編では、こちらで紹介しきれなかった魅力なども紹介しておりますので是非ご覧ください。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いします!
【動画内で紹介した商品はこちら】

8月に入り、暑い夏も本番となります。
花火や夏祭り、旅行先の風景など、あなたの大切な思い出や今しか撮影できない景色を、新しいレンズで楽しむことはいかがでしょうか。
今年の夏は一度きり!新しい機材ならこれまで撮れなかった感動の瞬間も逃さず収められます。
本日はSONY FE 50mm F2.8 Macroからステップアップにおすすめなレンズ2本をご紹介いたします。
SONY FE 50mm F2.8 Macroは、使いやすい画角で初めてのマクロレンズとして人気があります。
そんな標準マクロレンズだからこそ「ステップアップで新しい画角やより良い描写に変えたい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そうしたお客様に向けて
CASE1:SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS
CASE2:Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。
SONY FE 50mm F2.8 Macroからステップアップにおすすめレンズ
CASE1:SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS
FE 50mm F2.8 Macroで初めてのマクロレンズを楽しんでいる方は「もう少し被写体から離れて撮りたい」「もっと背景を大きくぼかしたい」と感じた方も多いと思います。その理想を叶えるのが、このSONY FE 90mm F2.8 Macro G OSSです。
50mmよりも長い90mmという焦点距離は、ワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)を十分に確保できるのが最大の魅力。近づくと逃げてしまう蝶やトンボ、水滴に映り込む自分を気にすることなく、理想の構図で撮影に集中できます。
そして、Gレンズの称号が与えられたこのレンズは、単に大きく写せるだけではありません。開放F2.8から得られる、息をのむほど滑らかで美しいぼけ味は、ざわつきがちな背景を整理し、被写体だけが浮かび上がるような幻想的なシーンを創り出します。
マクロ撮影はもちろん、ポートレートまでこなすこの一本で、作品作りをお楽しみください。
_______________________
8月11日現在、SONY FE 50mm F2.8 Macroのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥30,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥3,000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥900
最大買取見積合計金額:¥33,900
>SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSSへのお買い替え(新品・中古)はおおよそ¥121,530~¥64,900のお支払いで購入可能です!
_______________________
CASE2:Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
フォクトレンダーの最高性能レンズに与えられる「APO-LANTHAR」の称号を冠したアポクロマート設計を採用。一般的なレンズで発生しがちな、輪郭部分のわずかな「色のにじみ」を徹底的に排除。ガラスの透明感、金属の輝きなど、被写体が持つ質感を余すことなく描き出します。
本レンズの最大撮影倍率は0.5倍、つまり「ハーフマクロ」と呼ばれるレンズ。被写体を実際の半分の大きさにしてセンサーに写すことが出来ることを意味します。中古であれば10万円以下で手に入るレンズとは到底思えないクオリティ。マクロ撮影をする場合はもちろん、初めてのマニュアルフォーカス単焦点にもおススメの1本です。
_______________________
8月11日現在、SONY FE 50mm F2.8 Macroのお買い替え時の買取見積金額!
ワンプライス買取価格:¥30,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥3,000
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥900
最大買取見積合計金額:¥33,900
>Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalへのお買い替え(新品・中古)はおおよそ¥75,621~¥31,900のお支払いで購入可能です!
_______________________
本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!


カメラを始めたての頃、フルサイズ一眼はあこがれの対象でした。 部活の先輩が使っていたカメラを触らせてもらったり、カメラ屋に行って実機を試したりと、学生の頃の私には手の届かない価格帯だったこともあり、今でもあの頃の気持ちは鮮明に覚えています。時は流れ、時代はミラーレス一眼の環境になったとしてもそれは変わりません。
今回はNikonから発売されている「D780」を使用して、これまたあの頃にあこがれだった「AF-S NIKKOR 35mm F1.4G」と「AF-S NIKKOR 58mm F1.4G」をつけて撮影させていただきました。ミラーレスに慣れ親しんだ今の私にとって、一眼レフで覗く世界の景色はどう見えたのか、是非ご覧いただければと思います。
今回の撮影地は小江戸の愛称で親しまれる川越です。もう何度となく訪れているこの地も、一眼レフを通して見たら、普段とは違った見え方がするのかと思い選びました。
途中にある商店街ののれんやショーケースのミニチュアに風情を感じて撮影。氷川神社までの道中は「AF-S NIKKOR 35mm F1.4G」を使用しています。ピントの合った部分からなだらかにボケていく描写が特徴的で、被写体をより際立たせてくれます。最短撮影距離も30cmと寄れるため、より大きなボケを作ることができ、こうして道端で気になった被写体にクローズアップすることが可能です。一眼レフでの撮影ではファインダーを覗いて撮影することが多いため、つい距離感を忘れて近づきすぎてしまうこともしばしば。気を付けて撮影します。
道端になぜか梅干しの入った壺がありました。梅干しづくりの工程には詳しくないのですが、天日干しの最中でしょうか。梅の実に入ったしわまでしっかりと描写しています。
掲示板に貼られたラジオ体操の案内に、幼い頃の夏のにおいを感じました。ガラスに写りこんだ木漏れ日がキラキラしていて、その場の雰囲気を再現してくれており、光の捉え方が巧妙だと思います。
町行く人のスナップ撮影では、2~3m前の被写体を浮かび上がらせるように絞り開放で撮影してみました。周辺減光も相まって、独特な雰囲気を醸し出してくれています。
この日は強い日差しが差し込んでくる日でしたが、Nikonの誇る「ナノクリスタルコート」のおかげで絞り開放でもコントラストの低下やフレア・ゴーストの発生を防いでくれています。日中でも安心して絞りの表現を追求することができ、撮影により集中できる一因となっています。
こちらはF2~2.8辺りの作例です。木材や金属といった異なる質感の被写体でも、しっかりと描き分けるあたりレンズの素性の良さを感じます。少しにじむようなボケも、夏の空気感とマッチしていてより臨場感を増してくれています。
大通りから路地に入るところで、とっさに撮ったスナップです。惜しくも背景にピントが合ってしまいましたが、旅行に来たであろう方の可愛らしいポーズを収めることができました。一眼レフはミラーレス機と比べて「大きい・重い」イメージが先行して、こういったスナップには不向きかとお思いの方もいるでしょう。
ミラーレス機でのEVFを使った撮影では、シャッターを押す瞬間わずかにブラックアウトしてしまうため、一瞬を切り取る感覚にわずかなズレが生じてしまいます。慣れてしまえば問題ないのですが、個人的にはそのほんのわずかな一瞬がスナップ撮影では重要だと感じているため、一眼レフのOVFでの撮影がしっくりくるのです。もしかすると上の写真も、ミラーレス機で撮っていたらまた違った写真になっていたかもしれません。
目的地に近付くにつれて、風鈴の音が聞こえ始めてきました。カフェの軒先に風鈴が一つ、短冊には「おいでませ」と書かれています。なんだか風鈴に呼ばれて来たみたいです。
今回使用した「D780」は、2020年に発売された、現状Nikon最後の一眼レフです。とはいえ、画像処理エンジンは「EXPEED 6」が搭載されており、ミラーレス機の「Z6・Z7」と同等の性能となっております。特に進化したのがWBで、新たに「自然光オート」を搭載しました。上の写真でも使用しましたが、日差しの強い中で青空の正確な色味を捉えています。またライブビュー撮影に切り替えることで、位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ハイブリッドAF」が使用でき、タッチパネルでの操作を含めてミラーレス機と遜色ない快適な操作性を実現しています。
そんな中ミラーレス機との明確な違いは、やはりバッテリーの持ちでしょう。1回の充電における撮影可能枚数は、CIPA基準で2260枚とミラーレス機を大きく引き離しています。旅行や1日を通した撮影の際はなるべく荷物を減らして行きたいため、スナップ派の私には強い味方となってくれました。実際に今回の撮影でも400枚程度撮影して、メモリは1つも減りませんでした。
氷川神社に着くと、多くの風鈴たちが出迎えてくれました。色とりどりの風鈴たちが風に揺られて、見ているだけでも涼しげな気分にさせてくれます。
こちらは最短まで近づいて撮影したもの。さすがに盛大なボケ量となっていますが、表現によってはこれも上手く作品に生かすことができそうです。
Nikon Zマウントは解放からシャープな描写のレンズが多いので、絞りや被写体との距離で描写が変わる本レンズもまだまだ活躍の場がありそうです。
ここからは「AF-S NIKKOR 58mm F1.4G」での撮影です。銘玉Noct Nikkor 58mm F1.2を引き継いだ、58mmという標準と中望遠の間をとったような絶妙な焦点距離。そして三次元の被写体を限りなく再現するという「三次元ハイファイ(高再現性)」を設計思想とした、ピントの合掌部分からアウトフォーカス部へのなだらかなボケの連続性。Fマウントを使用していた身としては、まさに憧れのレンズでした。
被写体はたまたま通りがかった木に吊るされていた鯛みくじ。開放で撮影したところ、背景から被写体が大きく切り離されるようなボケが生まれ、まさにとろけるような描写に思わず感嘆してしまいました。
先ほども撮影した氷川神社の夏の風物詩、縁結び風鈴を「AF-S NIKKOR 58mm F1.4G」でも撮影してみました。「AF-S NIKKOR 35mm F1.4G」の広角特有のパースを感じる絵作りとは打って変わって、一つの風鈴をピックアップするようなポートレート的な写りに。後から見返してみると、もう少し絞っても良かったと思うくらいです。後ろの木漏れ日も玉ボケとなって、全体の雰囲気づくりに一役買っています。
モノクロでの撮影もしてみました。ファインダーを覗いた瞬間から光をきれいに捉えるレンズだとは思っていましたが、色を無くすことでアンダーからハイライトまでの微妙なコントラストの移り変わりを写真に落とし込むことができました。デジタルデータなのに、妙になまめかしさを感じるこの写りは、ミラーレス全盛期の今でも十分通用すると思います。
58mmという焦点距離、個人的にはスナップ撮影にも向いている焦点距離だと思います。人物を写すのはもちろんのこと、こういった立体感のある被写体を収める場合に、50mmよりも中望遠よりになることで生まれる圧縮効果が上手く働き、写真にまとまりが出やすいと感じました。
いかがでしたか。
最後は帰り道に暑さに負けて買ったジェラートを一枚。皆さんも熱中症にはお気を付けください。
ミラーレス機に慣れ親しんでしまった今だからこそ、一眼レフを使ったらどんな景色が見えるかと思い立って撮影した今回。露出や色味がリアルタイムで反映されるEVFとは違い、見える景色から仕上がりを想像して撮影するという、一見不便に感じるOVFの撮影スタイル。ですが、撮影に没頭する、より集中して撮影するという意味合いでは、今でもOVFに分があるように今回の撮影を通して実感しました。
実は今回使用したD780は、キャッシュバックキャンペーン対象商品で50,000円のキャッシュバックがございます。以前一眼レフを使用していて、お手持ちのFマウントレンズを再利用されたい方や、ミラーレス機から始められた方で、一眼レフに興味のある方などにぜひご利用いただきたく思います。またレンズの方も、中古商品の値段がかなり落ち着いてきたため、あの頃手が出せなかった筆者のような方にはぜひご一考いただければと思います。
▼ 今回の使用機材 ▼
「新品はキャッシュバック対象でさらにお得に!」
▼ 中古はこちらから ▼
