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【Canon】非現実な世界を求めて選んだ広角ズームレンズ。RF15-35mm F2.8 L IS USM

【Canon】非現実な世界を求めて選んだ広角ズームレンズ。RF15-35mm F2.8 L IS USM

標準ズームレンズの次のステップとして単焦点レンズにするか、他の焦点距離のズームレンズにするか悩まれてる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は広角ズームレンズを選んだ場合の魅力についてお話していきたいと思います。

今回使用した機材はこちらです。

Canon EOS R6 MarkⅡ

Canon RF15-35mm F2.8 L IS USM

大三元レンズと呼ばれている、ズームをしても開放絞りがF2.8から変わらない当レンズ。
Canonが誇るオールラウンダーEOS R6 MarkⅡとの組み合わせでどのような写りを見せてくれるのか作例とともに確認していきましょう。

絞り:F9 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400 / 焦点距離:15mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

通常の広角ズームレンズの広角端は16mmから始まるものが多いのですが、当レンズは15mmからとなっております。
たった1mmの差と思われるかもしれませんが、広角側での1mmは通常よりも変化が大きく、旅行などで一歩後ろへ下がらないといけないようなシーンでもズームで解決できることもあるでしょう。

更に望遠端である35mmは最初の単焦点レンズとしても選ばれることも多く、筆者自身も家族と出かける際にはいつも35mm前後のレンズを持ち歩くことがほとんどです。
使いやすい画角だけでなく、2枚目の写真のようにF2.8による一眼カメラらしいボケ感も楽しめます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:15mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:320 / 焦点距離:15mm

レンズには広角になればなるほどボケ量が少なくなるという特徴があります。
しかし当レンズはF2.8の大口径により広角でありながら十分なボケ感を得ることができるのです。

そして広角レンズの醍醐味といえば肉眼では見ることできないダイナミックな景色を楽しめるというところではないでしょうか。
地面に近付けるとより強く感じることができますので筆者も良く利用する撮影方法です。

更に、絞り込むことで上の写真のような光芒も楽しめますので夜景などで長秒露光をしてみるのも良いでしょう。
その際に役立つのがEOS R6 MarkⅡの常用ISO感度102400高感度耐性の高さと強力なボディ内手ブレ補正です。
三脚を持っていなくても夜景撮影を楽しめますので是非お試しください。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:26mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:160 / 焦点距離:35mm

作例をご覧いただいて既にお気付きかもしれませんが当レンズはコントラストや発色、解像力が非常に優秀で、撮影していて流石CanonのLレンズであると改めて認識させられました。

もちろんRAW現像で調整できる部分もありますが、JPEG撮って出しでも問題なくすぐに共有できるメリットはかなり大きいでしょう。
プロの現場では即時納品も可能となりますし、一般の方も友人への共有が加工無しですぐに行えます。

更にモニターで画像チェックをする際も美しい描写を見せてくれるので撮影者も被写体もテンションが上がること間違いなしです。

絞り:F5 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

広角ズームレンズをお探しの方で動画利用を検討されている方もいらっしゃるかと思います。

EOS R6 MarkⅡ以降から被写体認識能力が大きく進化しており、高速・高精度・静音でありながら滑らかなAF性能を持ったRF15-35mm F2.8 L IS USMと組み合わせる事で狙った被写体を逃しません。

更にEOS R6 MarkⅡはブリージング補正機能に対応しており、ピント移動する際に画角が変わるブリージングと呼ばれる現象を抑えてくれるのです。

様々な方面から動画ユーザーをしっかりサポートしてくれるこの組み合わせを是非お試しいただければと思います。

絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:640 / 焦点距離:15mm

Canonが誇る光学技術を詰め込んだLレンズ。

Lレンズの証である赤ハチマキに憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人である事は言わずもがな。

所有欲だけではなく、撮影結果としても圧倒的な満足感を与えてくれるRF15-35mm F2.8 L IS USM。

是非、皆様もご体感ください。

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年05月05日 18時00分 ]

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【Kodak】フィルム写真のすゝめ ~カラーフィルム~

【Kodak】フィルム写真のすゝめ ~カラーフィルム~

 

為替の影響や輸送費の高騰、原材料の高騰等さまざまな要因が複合的に絡みあい、

度重なる値上げに悩まされるフィルム製品。

フィルム製品そのもの以外にも、需要減少から現像料金も値上げされていたり、

フィルムカメラ自体も製品の終息、部品の供給終了、修理技術者の減少などから、価格が高騰していっている機種もあります。

 

さて、そんな厳しい状況の中、フィルム製品は最盛期に比べ随分と各メーカーのラインナップが少なくなってしまいましたが、

それでもFUJIFLM、Kodakなどをはじめとし、多くのフィルム銘柄が存在します。

今回は個人的に大変よく使用しているKodakのカラーフィルムを中心に、その描写に焦点を当てご紹介いたします。

 


Kodakのカラーフィルムラインナップ


 

・GOLD 200 / ColorPlus 200 (カラーネガフィルム)

Kodak社製フィルムの中でもコストパフォーマンスに優れ、「とりあえずこの一本」という形でよく選ばれるフィルムです。

GOLD 200とColorPlus200は出荷先の国によって製品名がわけられているようで、基本的にはほとんど同一の仕様とのことです。

特徴的な描写として、その名前にもなっているハイライトのゴールドカラーの質感が魅力です。

晴天時の夕方など条件がハマると、このフィルムならではの描写を楽しむこともできます。

Kodak GOLD 200 (Nikon F5 + Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8)

 

Kodak ColorPlus 200 (Nikon S2 + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5)

 

Kodak ColorPlus 200 (Nikon S2 + W-NIKKOR (S) 35mm F2.5)

 

 


 

 

・UltraMAX400 (カラーネガフィルム)

GOLDやColorPlusと同じく、迷ったらこれ!という一本の一つです。

ブルー系の発色が美しく、晴天時の日中などでは透明感のある描写を楽しむことができます。

感度400のため、オールドレンズなどでレンズのF値が暗い場合などにも使いやすく重宝します。

Kodak UltraMAX400 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-S 5cm F1.4)

 

Kodak UltraMAX400 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-S 5cm F1.4)

 

Kodak UltraMAX400 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-S 5cm F1.4)

 


 

・PORTRA 160/400/800 (カラーネガフィルム)

ポートレートから名付けられたフィルムで、自然で柔らかい発色や、

抑えめのコントラストから、全体的に優しい印象の写真を撮影するのに向いています。

ISO 160 / 400 / 800の3種類が販売されていますが、ばら売りされているのは800のみで、他は5本パックで流通しています。

ポートレートはもちろんのこと、日常の一コマを撮影するのにも、優しい描写がゆえに生々しすぎない印象となり使いやすいフィルムです。

 

Kodak POTRA400 (RICOH GR1S)

 

Kodak PORTRA400 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-P 8.5cm F2)

 

Kodak POTRA400 (RICOH GR1S)

 



 

・Ektar 100 (カラーネガフィルム)

Kodakカラーフィルムのフラッグシップともいえる存在です。

フィルムにはその特性の評価の中に「粒状性」というものがあります。

これはフィルムにおける描写の緻密さが粒の粗さによって影響され、

その粒が細かければ細かいほど、より繊細に被写体を描写することができるというものです。

Ektar 100は超微粒子をうたっており、その言葉の通り、繊細な描写を得意とします。

美しく風景を残したい場合や、緻密な構造の物体を描写するのにうってつけです。

 

Kodak Ektar100 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-P 10.5cm F2.5)

 

Kodak Ektar100 (Nikon S3 Limited + NIKKOR-S 5cm F1.4)

 

Kodak Ektar100 (Nikon S2 + NIKKOR S.C 5cm F1.4)

 


 

・Ektachrome E100 (カラーリバーサルフィルム)

Kodakフィルムの中で唯一のカラーリバーサルフィルムです。

リバーサルフィルムらしく、ラチチュードがシビアなため、正確な露出が求められますが、

色カブりの少ないニュートラルな発色と粒状性の良さからくる緻密な描写により

適切に撮影ができれば、現像したフィルムをそのまま持ち歩きたくなるような美しい原版になります。

 

Kodak Ektachrome E100 (RICOH GR1S)

 

Kodak Ektachrome E100 (RICOH GR1S)

 

Kodak Ektachrome E100 (HASSELBLAD 503CX + CF 80mm F2.8)

 

 



 

以上、現在ラインナップされているカラーフィルムをご紹介いたしました。

それぞれのフィルムが持つ大まかな描写特性の一片でも、お届けできていれば幸いです。

ちなみに個人的にフィルム初心者の方に一番おすすめなのはGold / ColorPlus / UltraMAXですが、

EktarやPORTRA、さらにはEktachromeが持つポテンシャルもぜひ体感していただきたいです。

一番私の使用頻度が高いのはPORTRAで、お値段は少々しますが、日常を記録するのに唯一無二だと思っております。

 

今回はKodakのカラーフィルムに絞ってお届けしましたが

ゆくゆくはKodakのモノクロフィルムや、他社メーカーのフィルムもご紹介したいと思っています。

最終的には、この記事がフィルム選びの一助になれば幸いだと思っております。

 

それでは。

[ Category:etc. Nikon PENTAX & RICOH | 掲載日時:25年05月05日 11時00分 ]

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【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.1~REDとは?KOMODOとは?~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.1~REDとは?KOMODOとは?~

昨年Nikonによる子会社化が話題となったRED。
今年2月にZ CINEMAシリーズの第一弾として、REDからKOMODO-XとV-RAPTOR[X]にニコンZマウント仕様モデルが登場しました。
今回はその中でも、Super35センサーを搭載したKOMODO-X Z mountに焦点を当てて、ZマウントになったKOMODO-Xの真価に様々な角度から迫っていきます。

・・・

さて、第一回となる本記事では、「REDとは何か」「KOMODOとは何か」をわかりやすくお伝えしていきます。
まずREDとは、ミラーレス一眼での動画撮影が一般化した今なお、ひときわ輝く映像制作機器メーカーです。
デジタルシネマのパイオニアとして、2005年の創業以来映像制作に関わる人々から常に高い評価を得てきました。
アカデミー賞の受賞作品をはじめとした数多くの作品に使用されていることからも、その信頼性が見て取れます。

現在REDにはKOMODOシリーズ(Super35mmセンサー搭載)とV-RAPTORシリーズ(大型センサー搭載)の2ラインがあります。
今回ご紹介するKOMODO-XはKOMODOシリーズの最新機種で、拡張性の高い箱型のボディ(重量は約1.18Kg)に、「ロック機構付き※」のNikon Zマウントを採用しています。
(※通常のZマウント機と同じくバヨネットマウントなのですが、過酷な現場でも安心して撮影できるようロック機構が増設されています)

ZマウントならAFが効くのでは?と思われた方、その通りです!
何と顔認識に対応した像面位相差AFとコントラストAFが搭載されているため、Zレンズは勿論のこと、マウントアダプターFTZを組み合わせれば銘玉ぞろいのFマウントレンズをAFでオペレートすることも可能です。
画像のようにAi Nikkorを装着し、オールドレンズのルックを取り入れるのも自由自在!
(MFレンズを装着した場合AFは効きません)

そして気になる心臓部には、冒頭でも申し上げた通り27.03 mm x 14.26 mmのSuper 35mmセンサーを内蔵しています。
普段写真がメインの方にはなじみのないセンサーサイズではありますが、実は映画がフィルムで撮られていた頃から続く伝統的なサイズなのです。
(※厳密にはSuper 35mmの中でもいろいろなサイズがあります)
スチル機で言えばAPS-Cにほど近いサイズと言えるでしょう。

このセンサーは何とグローバルシャッターであるため、ローリングシャッター現象による歪みは存在しません!
読み出し速度が非常に速いため
6K 17:9 (6144 x 3240)の80fps
5K 17:9 (5120 x 2700)の96fps
4K 17:9 (4096 x 2160)の120fps
2K 17:9 (2048 x 1080)の240fpsに対応しています。
しかも全てRAW記録対応!!!
一昔前では考えられないスペックといえるでしょう。

その高速性を支えているRAWファイル自体にも特徴があり、R3Dという圧縮RAWファイル形式で動画が収録されます。
このファイルはAdobe Premiereをはじめとして、様々な動画編集ソフトで簡単に扱える上、ファイル容量も比較的軽く、色情報も豊富に残しています。
またダイナミックレンジは16.5段と信じられないほど広く、カラーコレクションをする際の扱いやすさはピカイチです。
ハイライトは清らかに粘り、シャドウは黒つぶれを知らないほど掘り起こせ、人肌はあるがままの色を再現します。

I/Oは、上からUSB Type-C、12G SDI※、モニタリング用の3.5mmイヤホンジャック、ミニ5ピンのオーディオ入力、タイムコード用のEXT端子、フルサイズのDC-INとなっております。
また、背面には大容量のマイクロVバッテリーをアダプターなしで直接装着できます。

ボディ側面には熱対策として排熱機構が搭載されているため、長回しも安心です。
この排熱機構は吸気と排気(ファン付き)で分かれ両側に付いていますので、使用の際はこの部分を手で塞がないように注意しましょう。
※シリアルデジタルインターフェース:映像信号を非圧縮のまま運用できる伝送技術。12Gの場合は4K/60P対応

プロ機ながらユーザーインターフェースはなじみやすく、外部モニターなしでも本体上部の2.9インチLCDに搭載されたタッチパネルを使用して、収録フレームレートの変更やISO感度変更といった多彩な設定が可能です。
ミラーレス一眼で動画を撮り慣れた方なら、それぞれの文言が何を表しているのかもすぐにわかるでしょう。


更にRED Controlというアプリを使えば、スマートフォンから各種設定が可能!
このアプリが非常によく出来ており、初見でも問題なく使えてしまいます。

外部モニターを使う場合、本機は「DSMC3 RED Touch 7.0」に対応しているため、USB-Cケーブル1本で映像信号と電力供給が可能です。
そのため専用のSmallHDモニターには電源ボタンが存在せず、KOMODO-X本体の電源と連動するようになっています。
過酷な撮影現場ではカメラを気にする(いたわる)事が出来ないシーンもあるので、引っ掛かりや断線といったリスクとなるケーブル類は1本でも少ないほうが安全です。

記録メディアはCFexpress Type Bを採用しており、転送速度は最大で560MB、スロットは1つです。
以前は非常に高価なイメージがありましたが、最近は価格も下がってきており入手しやすくなってきました。
また、ご購入は超低金利ショッピングクレジットがお勧めです。SMBCでの場合60回払いまで金利0%キャンペーン延長中です。

起動時にはドクロのアイコンが表示された後、INITIALIZING(初期化)されるようになっています。
センサーを適温にする(外気温と揃える)為に毎回必ず行われます。



それが完了するといよいよ撮影待機状態へ!
“本物”の動画マシンがどんな画を紡ぐのか、気になる作品は次回の記事でお送りいたします。

・・・

今回はREDとKOMODO-Xそれぞれの特徴や素晴らしい点についてご案内いたしました。
次回もお楽しみに。

 

ネット限定新品2年保証対象製品!安心してお使いいただけます。

 

▼KOMODO-X Z mountのご購入はこちらから。画像で装着していたレンズもご用意しております▼





[ Category:etc. | 掲載日時:25年05月04日 17時05分 ]

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【Nikon】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.1~Z50II編~

【Nikon】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.1~Z50II編~

GWを迎え、新生活にも慣れてきたこの頃。新しく趣味を始めるにはよい時期かと思います。
そこで今回は「初心者向けレンズキット特集」と題し、スタッフが各々お気に入りのアイテムで撮影に望みました。
これからカメラを始める方の参考になれば幸いです。


4月末の某日。すっかり春らしくなった天気の中、ひさびさのレンズキットを携えていつもの散歩コースへ。桜が咲く前に見ごろだった梅の木も、立派な梅の実がなっていました。

今回持ち出したのは、「Z50II ダブルズームキット」です。
2024年12月に発売されたNikon DXフォーマットの最新機種である本機は、上位機種で採用されている画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載し、前作「Z50」から多方面で大幅な進化を遂げつつも、比較的お買い求めしやすい価格で人気を博している機種です。

これからカメラを始めたい方にとって、性能や数値の比較をしてもイマイチ伝わりづらいと思いますので、今回は撮影中に筆者の感じたおすすめポイントをいくつかご紹介させていただきます。

【おすすめポイント① キットレンズの写りが良い】

ちょうど藤の花が見ごろを迎えていたので、1枚目は「Z16-50mm F3.5-6.3 VR」の広角側で、2枚目は「Z50-250mm F4.5-6.3 VR」の望遠側で撮り比べしてみました。同じ被写体でも、レンズを交換することで印象もガラリと変わります。

今も昔もダブルズームキットと呼ばれる物には、標準ズームと望遠ズームの2本のレンズが用意されています。最初についてくるレンズだから、単焦点レンズや高価なズームレンズより写りが悪いのでは、と思うかもしれません。

そこはさすがNikonと言うべきか、キットレンズの写りにも手を抜くことはありません。どちらのレンズもしっかりとした描写力を持ちながら、小型軽量で持ち運びも簡単。レンズ内手ぶれ補正も備わっており、使い手を選びません。

【おすすめポイント② ファインダー撮影が楽しい】

スマホと違い、ミラーレスカメラにはEVF(電子ビューファインダー)が搭載されている機種が多数あります。特にZ50IIはEVFがとても見やすくなっており、上の写真のような発色の良い被写体や明暗のはっきりした場面でも、見づらくなることはありません。

また望遠レンズをつけた際には、まるでスナイパーのように狙った被写体を切り取る体験ができます。軒下に隠れていたヤモリを望遠レンズを使って撮ってみましたが、近づいたら逃げてしまうような被写体でも大きく捉えることが可能です。

【おすすめポイント③ 誰でも失敗しない充実のオートフォーカス性能】

ところ変わって動物園にやってきました。じっとしている動物もいれば、あちこち動き回る動物もいる中、しっかりとフォーカスを合わせるのはなかなか骨が折れます。

Z50IIには9種類の被写体検出機能が備わっており、特に動物は「犬・猫・鳥」と細かく対応しています。上の写真はフラミンゴを撮影しましたが、柵越しでもカメラが被写体をしっかりと認識して自動でピントを合わせてくれています。

また、フォーカスモードを自動で切り替えしてくれる「AF-A」というモードが備わっているので、初心者の方も安心して撮影に集中することが出来ます。

【おすすめポイント④ 多彩なプリセットで自分好みの写真に】

最近のトレンドとして、カメラ内で自分好みの色味を設定して撮影する(スマホで言うところのフィルター機能)という流れが主流になってきています。特に有名なのはFUJIFILMの「フィルムシミュレーション」でしょうか。

Z50IIもこの流れに乗った「ピクチャーコントロールボタン」を搭載しており、撮影時にこのボタンを押すことで、色味をダイレクトに変更することが可能になりました。既存の色味はもちろん、Nikon Imaging Cloudを介して様々なプリセットを追加で登録することが出来ます。

今回の撮影では通しで「リッチトーンポートレート」を採用しました。派手すぎず、それでいて柔らかい質感の描写はかなり筆者の好みでした。

【おすすめポイント⑤ とにかく失敗しない!】

このカメラ、とにかく失敗することが少ない印象を受けました。カメラ本体の性能の高さに加え、優秀なレンズとの組み合わせもあってか、ピントを外したりブレてしまったカットがほとんどありませんでした。上位機種で培った技術がふんだんに盛り込まれているのも納得です。

筆者は10年以上前にカメラを始めましたが、当時と比べると初心者向けカメラもここまで来たかと、技術の進歩を感じました。

最後になりますが、カメラを始めた方が直面する問題として、一番多いと感じるのが「カメラを持ち出さなくなる」ことかと思います。大きく重いカメラはそれだけで荷物になってしまい、次第に持ち出さなくなってしまいますよね。

Z50IIはここまで機能が盛り込まれていながら、本体は550gと小型軽量に収まっているため、普段の持ち歩きにも難なく連れ出せるところが嬉しいポイントです。

『普段の街歩きにも、どこかへ遊びに行く時も。』

カメラを持ち出す楽しさを、このZ50IIでみなさまに感じていただきたいです。


第1弾はニコン機からお伝えさせていただきました。

これからの季節にお気に入りのカメラとお出かけしてみてはいかがでしょう。
次回もお楽しみに。

バックナンバーはこちらから。


▼今回使用した機材はこちら▼

▼ その他のレンズキットはこちら ▼

▼ 中古はこちらから ▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年05月03日 17時00分 ]

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【CONTAX】高騰し続けるフィルムで撮り続ける理由。 

【CONTAX】高騰し続けるフィルムで撮り続ける理由。 

今回持ち出したのはフィルムカメラでも非常に人気のある「CONTAX Aria」に「CONTAX Planar T*50mm F1.4 AE」を装着し撮影をしました。
Ariaは初心者の方にもオススメできるとても扱いやすいカメラとなります。
これからフィルムカメラにも手を出していきたい方にはもちろん、今フィルムカメラを持っている方も是非最後までご覧ください。
中古在庫状況は下記をご確認ください。
CONTAX Aria
CONTAX Aria D
CONTAX Planar T*50mm F1.4 AE
在庫状況は常に少ない状況となっております。
今回使用したフィルムはこちらです。
Kodak (コダック) Ektar 100 135/36枚撮り
Kodak (コダック) PORTRA 160 135 36枚撮り 5本パック
Kodak (コダック) UltraMAX 400 135 36枚撮り
では作例をご覧いただきながらカメラについての解説を少ししていきます。



このカメラはCR2というリチウム電池を2つ使用することで撮影することが可能です。
測光方式も評価測光、スポット測光、中央重点測光と三種類あるので撮影状況によって使い分けをすることができるため撮影者の意図に合わせた絵作りが可能です。



フィルムの装填、巻き上げも自動でカメラ内で行ってくれるので初心者の方でも安心して使えます。
初めての方はここで失敗する方が多いと思うのでカメラ側で行ってくれるのは非常に助かります。



ピント合わせではフォーカシングスクリーンFU-4が採用されており、ファインダー中央の水平スプリット部、マイクロプリズム部、周辺のマット部でピント合わせを行います。
水平スプリット部を確認して合わせる場合には中央にある上下に分割された像が一致するようにピントリングを回します。ピントが合っていない時は像がずれているということになります。
マイクロプリズム部、マット面でのピント合わせはマイクロプリズム部、マット面で像がはっきり見えるようにしてピントリングを合わせます。ピントが合っていない場合はマイクロプリズム部ではギザギザに、マット面ではボケて見えます。
撮影者の意図にあわせたピント合わせも簡単に行うことができます。


カメラ内部で多重露出撮影をすることも可能です。普段と違う雰囲気で撮影できますしデジタルとは異なりデータ化するまで時間がかかるのでどんな仕上がりかは出てきてからのお楽しみです。
試しに色々撮影してみるのも面白いと思います。



あまりに簡単に撮影できてしまうので撮りすぎてしまいます。昨今のフィルムはどんどん値上がりを続けていますがそれでもデジタルとは違った良さがフィルムカメラにはあります。
撮影後にすぐにデータを確認できないもどかしさやデータを待つ時間、届いた時の喜びはフィルムの醍醐味であると言えます。



これからもフィルムで撮り続けていきたい。
そう思わせてくれるカメラです。

今回ご紹介した以外のオススメのフィルムカメラも合わせて紹介します!

「使用したフィルムは下記からご覧ください!」

[ Category:etc. 未分類 | 掲載日時:25年05月02日 18時30分 ]

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【HASSELBLAD】東京景~X2D 100Cで発見する都市の記録~

ストリートスナップという言葉を聞いて、皆様どんな写真を思い浮かべるでしょうか。
人物を主体とした荒々しいものか、人と瞬間のユニークなものか、それとも特定の共通した対象を集めたものなのか…
実は一言では言えても実際どんな写真なのかと定義が難しいカテゴリであるのは間違いありません。

今回HASSELBLAD X2D 100Cとレンズ2本を使用してみました。
1億画素の中判ミラーレス機ともなるとこれが適しているのかと一見考えてします。
しかしコンパクトだけど、ずっしりとした存在感。そしてファインダー越しに初めての街を見るような感覚。
使っていくうちに都市の風景と向き合うことに最適な1台であると感じました。

XCD28mm F4Pは換算22mmと非常に広角なレンズです。ただ使ってみると中判の広角レンズは従来の3:2の構図とは
少し印象が異なります。今回のX2Dは44×33、所謂4×3の対比で高さが変わるだけで建造物や空間を切り出す撮影方法では
非常使いやすい1本です。シャッター音も非常に静かな事やXCDレンズでも屈指のコンパクトさは中判レンズとは
思えない程に取り回しのしやすいモデルです。撮影地は新宿。特に南側の一体は新たに開発された商業ビル群の中に、
古くから存在する場所も残されています。

広角レンズの良さというのは周囲の情報を全て捉える事ができる。光と影、色彩のバランスが完全に一致した瞬間と思いました。
AFも流石にフルサイズ程はキビキビ動く…とはいかないものの、スッと合焦して正確なフィーリングは撮影していてなんだか
気持ちのよいものです。線もシャープネスの誇張感がなく、見たままの自然な描写がより撮影に集中させてくれます。

逆光と赤に惹かれて気が付いていたら撮影していた1枚。光と影のコントラストが際立っているのが分かります。
遠近感の強調効果を活かせるのも広角の面白さと言えるでしょう。普段は撮影しないような冒険を、少ししたくなるものです。

このような場面で空間を全て捉える。中判カメラのスナップは傍観するように全体を捉える撮影方法が一般的です。
場所と人の関係であったり、空間系の思考で撮影する。これは私も以前Makina67やPENTAX67等の中判機でも同じ事をしていました。
その感触をX2D100Cは使っていると思い起こさせてくれます。使ってて本当に気持ちが良いのです。

街の中を歩きながら町を見つけることがあります。昔から残り続けている風景が現在と混じりあう場所を求めて、
一路本郷まで足を運んでみました。ここには歴史と現在が交差する空間が歩いていると所々に点在しています。
東京という場所は「都心」と揶揄される事も確かではあるものの、歩いて見ると違うの時間の流れ方をする場所も多いのです。
その面白さを写真を通して感じた20代の時は1人で歩いて撮影し続けていました。

思わず赤の色と夕日の色で撮影をした1枚。データを見た時に大判のポジフィルムのような写りが現れてきた時に
感動した写真です。この深い赤と潰れないシャドーの階調はこのカメラでしか撮れない理由を感じさせてくれます。

此処はご存知の方も多いはず。樋口一葉旧居跡と呼ばれる場所です。
手前にあるのは「一葉の井戸」と呼ばれる井戸。現在もそのまま残されています。
なかなか探そうと思わないと見つけにくく、うっかり通りすぎてしまうことも…来訪の際は民家に囲まれている為、
節度を持って見学しましょう。周辺も歩いて見ると所々歴史を感じる場所を楽しむことができます。

中判や大判ならではの写真ともいえます。解像度の高さは歴史の刻印を写し取るには最適です。
石元泰博の「桂離宮」が頭に過って撮影したものです。長い年月を越えて存在し続けてきた時間の流れを1億画素のセンサーは
しっかりと記録してくれました。しかも一眼レフを扱うようにここまでの写真が撮影できてしまう事は、驚いてしまいます。

続いてはXCD90mm F2.5Vです。35mm換算71mmに相当する1本。
少しシャッター音が大きめなので、スナップというよりはポートレートや静物撮影が適しているかもしれません。

開放で撮影。見たままの忠実な色を再現したHNCS(Hasselblad Natural Colour Solution)によって、撮影されたものも
実物とほぼ同じ色で記録されています。開放でこの解像力は流石の一言。ボケ味もスムーズで安定した描写です。
静物撮影を目的とした方にはこの1本はとても魅力的ではないでしょうか。

歴史が残る場所と言えば銀座も同様です。
こちらはF3.5で撮影。ハイライトが一部飛んでいるのが確認できるものの、ここまで写れば大したものです。
シャッター速度は1/60秒。1億画素ともなると心配なところですが5軸7段手ブレ補正を内蔵しており、
レンズシャッター方式も相まって想像以上にスローシャッターも簡単に撮影する事が可能です。

ライカと同様にHASSELBLADのデジタルシステムも自動車撮影がやはり得意なのです。
金属の質感や艶のようなものを、撮影するとしっかり引き出してくれます。反射する黒の微細なニュアンスもご覧の通り。
今度はX2D 100Cでクラシックカーの撮影をしてみたい…と考えてしまうほど。

使ってみると非常にボディデザインが良く、カメラを持って撮影している事を忘れてしまう程、身体に馴染んでいました。
撮影するまでの一連の動作が非常にスムーズである事もX2Dの大きな特徴です。
「ファインダーを覗いてピントを合わせ、シャッターボタンを押して撮影する」という行為そのものを無意識に行えるように
余計な引っかかりやテンポを乱す要素が無いという体験は実はなかなか珍しいことなのではないかと感じます。
そのおかげで都市の中を歩いて、向き合えるとても紳士的なカメラなのかもしれません。

人の中をかきわけて一瞬を撮影する…という撮影スタイル以外にも「眺めていたら気付く違和感」を撮影する。
これもまたストリートスナップの1つだと思っています。そんな写真を撮りたい貴方に、このX2D 100Cはとても頼もしい存在
になってくれると思います。是非このカメラで様々な東京を探してみませんか。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年05月01日 19時11分 ]

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【SONY】α7IIIユーザー必見! 世界が変わる1本のレンズ

【SONY】α7IIIユーザー必見! 世界が変わる1本のレンズ

「SONY α7III」はその圧倒的な性能と使いやすさで、後継機が出た今もなお多くの人から愛されています。
その高い解像度、優れたダイナミックレンジ、そして優れた高感度耐性により、様々なシーンで素晴らしい写真を撮影できるのが魅力ですが、使い込むうちに「もっと表現の幅を広げたい」と感じることも多いのではないでしょうか。
特に、同じレンズで撮影していると、どこか物足りなさを感じたり、マンネリ化してしまうこともあります。
 
そんな時に大切なのが「レンズ選び」です。
レンズひとつで写真の表現が大きく変わり、撮影スタイルや撮る対象が一新されることも珍しくありません。
本記事では、そんな「α7III」ユーザーにこそおすすめしたい「世界が変わる1本のレンズ」をご紹介します。
 
今回ご紹介するのは描写がなんとも素敵な「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4」。
このレンズは被写体の魅力を引き出すだけでなく、視覚的に新しいインスピレーションを与えてくれると感じます。
焦点距離やF値といった数字だけではわからないものありますから、描写が気に入ったらそのレンズを手持ちのボディに付けてみることが大事です。
 
それでは作例をご覧ください。
 
 

東京都板橋区には、区名の由来とされる「板橋」という名前の橋があります。
その板橋に立つとこのような景色が見えます。
随分前にここを通った際、夕焼けに浮かびあがる高速道路のシルエットがとても美しかったので、また来たいと思っていたのでした。
夕方にはまだ早い時間でしたので露出をアンダーにして撮りました。
光条を出すために絞ったところ、高速道路の階段の手すりまで驚くほど精細に解像しました。
 
 

神社の一角に光が差し込んでいました。
ソフトフィルターなどは付けていませんが、なんともふんわりなめらかな描写です。
明るい部分は外側に滲み、この描写はブラックミストフィルターに似ているかもしれません。
 
 

神社を出て参道を歩くと、未知の生物を発見。
この毛深いイモムシはなんなのだろう、と近づいてみると、手袋でした。
あえて最初に見えたとおりに撮ってみました。
奥の方には玉ボケがたくさんできています。
 
 


よく学校の並びにある、ノートや体操着が売っているお店。
こういった文房具店のようなスポーツ用品店のようなお店のことを学校用品店と呼ぶようです。
初めて来ましたがなんだか懐かしい気持ちになるから不思議です。
手前の景色がガラスに映り、どんな場所にあるか感じられてより趣深いです。
 
 

アスファルトに凹みがあり、そこに草が生えています。
「とまれ」なのに前に飛び出してしまった、あわてんぼうの草。
そんな風に感じられてシャッターを切りました。
 
 


オールドな写りに似つかわしい被写体を発見。
看板が剥げていているのがいい味をだしています。
しかしよく見るとその剥げ方が滑らかではなく、ピクセルが抜けているようにガタガタしているのです。
まるでメタバースにある看板のよう。
 
 
いかがでしたでしょうか。
「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4 M」はピント面の優れた解像力と豊かなボケ味が魅力的です。
コンパクトで軽量ながら、建築物や風景など幅広い被写体に対応し、美しい描写を実現します。
特に明るいF2.4の開放値は、暗い環境での撮影や背景をぼかしたポートレート写真に最適です。
今回ご紹介したレンズは手持ちのボディの写真の表現を劇的に変えてくれる可能性を秘めています。
このレンズを手に入れることで、単なる「撮影」から「アート」に近い表現が可能になり、今まで見逃していた美しい瞬間を捉えられるようになるでしょう。
ぜひ次回の撮影ではこの1本を使い、未知の世界を切り取る楽しさを体験していただければと思います。
 
 

▼ 今回の使用機材はこちら ▼

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:25年04月30日 19時00分 ]

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【Canon】気軽にカメラを始めたい方におすすめのEOS R50

【Canon】気軽にカメラを始めたい方におすすめのEOS R50

Canonの新シリーズ「EOS V series」から、EOS R50 Vが2025年5月下旬に発売されます。
EOS R50 Vは、静止画性能ではR50を踏襲しながら、快適な動画撮影のための機能を搭載したモデルです。
そんな新製品の発売が控えている中、今回は改めてEOS R50の魅力を語りたいと思います。

EOS R50は2023年3月に発売されたAPS-Cセンサーのミラーレスカメラです。初心者の方でも使いやすいボディで、カメラをこれから始めたい方や、もっとコンパクトなカメラが欲しいとお考えの方にもおすすめです。

本体の重量はバッテリーやメモリーカードを入れた状態でブラックが約375g、ホワイトが約376gです。
撮影時の実際の重さはレンズ次第ですが、例えば既存のレンズキットと同様にRF-Sレンズを選択すればとても軽量な組み合わせにできます。手に収まりのいいサイズ感でなおかつ軽いので気軽に旅行などに持ち出すことが出来ます。
イージーラッパーなどを利用して日常遣いのバッグに入れて持ち歩けばカメラバッグ要らずです。

ホワイトかブラックを選べるのもR50の特徴の一つです。
カメラは圧倒的にブラックが多い中で、ボディがホワイトだとそれだけで目を引く魅力があるのではないでしょうか。ストラップなどアクセサリーを選ぶのもより一層楽しそうです。

R50はエントリーモデルでありながらバリアングルモニターを使うことが出来ます。
自撮りをする際や高い位置、低い位置からの撮影を楽しみたい際に活用できて便利です。
これは、R50よりもう少しお手頃な価格で手に入るR100との違いの一つでもあります。

R50はR10よりも少し易しい操作性です。これから操作を覚えていく方にとっては、たくさんのダイアルやボタンがあることは少しハードルになってしまうのではないでしょうか。R50の操作性は多すぎず少なすぎず、初めてカメラを使う方にもわかりやすく作られています。一眼レフ機時代の「EOS kiss」シリーズの後継と言われているR50ならではの長所であると思います。

R50とRF35mm F1.8 MACRO IS STMを使用して撮影したお花です。
エントリーモデルといえど、撮れる写真に遜色はありません。
スマートフォンでは撮ることのできない写真が確実に撮れるといえます。

 

今回はEOS R50 Vの発売に伴いR50について改めてご案内いたしました。
EOS R50 Vはトライポッドグリップを使用して縦位置動画を撮影できるようになっていたり、ファインダーが省略されていたりと、動画撮影向きの機能がたくさん施されています。
Vlogなど動画撮影を中心に楽しみたい方にはEOS R50 V、静止画を中心に気軽にカメラを持ちたいという方にはR50がおすすめです!

 

なお、新品のR50を5月7日までにご購入いただくとキヤノン春のキャッシュバックキャンペーンの対象になります。
ボディのご購入で10,000円のキャッシュバックが受けられるチャンスですのでこの機会にぜひご検討ください!
その他の対象カメラ・レンズに関しましてはこちらをご確認ください。

 

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▼2025年5月下旬に発売のEOS R50 Vのご予約はこちらから!▼

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年04月29日 17時00分 ]

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今年の母の日は、最高の一枚をプレゼント。ポートレートにもおすすめのカメラ&レンズまとめ

今年の母の日は、最高の一枚をプレゼント。ポートレートにもおすすめのカメラ&レンズまとめ

もうすぐ母の日

母の日が近づくこの季節。
毎年つい直前まで何も用意していなかったなんていうことも多いことでしょう。
カーネーションもいいけれど、今年は「写真」をプレゼントして感謝を伝えるのも、よいのではないでしょうか。

ふと気がつくと、最近、お母さんの写真を撮ることが少なくなっている、というお話も耳にします。
写真はどこかで買えるものではなく、自分だけが贈ることができる素敵な贈りもの。
ぜひスマホではなかなか撮れない「お母さんの今」をおさめた“最高の一枚”をプレゼントしてみましょう。
自分の「お母さん」はもちろんのこと、「お母さん」になった奥さまや娘さまなど、さまざまな「お母さん」に気持ちを伝えるよい機会です。
写真という贈り物で、忘れられない母の日を演出しましょう。

ポートレートやスナップ撮影は母の日ギフトにぴったり

カメラを向けると照れたり構えたりしてしまうお母さんだからこそ、ナチュラルな表情を美しく引き出せる機材を使うことでぐっと自然で魅力的な一枚を撮ることができます。
何気ない日常の一コマ、趣味やおでかけの思い出の写真をまとめて、花束に添えてプレゼントするのはいかがでしょう。
そのために本記事では、お母さんを素敵に撮るためのカメラやレンズをご紹介します。

エビフォトには皆さまの素敵な作品があります!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へ日々たくさんのご投稿をいただきありがとうございます。
母の日に贈る写真の参考になる素晴らしい作品も多くご投稿いただいていますので、ぜひご覧ください。
エビフォトならどんな機材で撮られたかわかりますので、参考になるかもしれません。
それではどうぞご覧ください。

・・・


【作品名】母と娘<投稿作品を見る

【投稿者】砂利坊様

【投稿者コメント】ある冬の公園での一コマ。
愛する妻と笑顔の娘。
平和だなぁと感じる瞬間です。

【使用機材】SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



【作品名】母娘に抱かれた姉弟<投稿作品を見る

【投稿者】シェルティレイフ様

【投稿者コメント】昭和記念公園の菜の花畑の中で、お母様と娘さんに抱っこされた姉と弟のシェルティがとても美しかったので撮影させてもらいました。

【使用機材】Canon EOS R6



【作品名】お母さんの想い<投稿作品を見る

【投稿者】taisk様

【使用機材】FUJIFILM GFX 50R + フジノン GF63mm F2.8 R WR



【作品名】お母さんと読書<投稿作品を見る

【投稿者】村上 正幸様

【使用機材】SONY α6500 + FE 50mm F1.8 SEL50F18F



【作品名】母子の夏休み<投稿作品を見る

【投稿者】尾陽唯一様

【投稿者コメント】親子の夏休みの帰省中に撮影しました。

【使用機材】SONY α7RIII + SIGMA Art 85mm F1.4 DG DN

・・・

写真という「カタチに残る贈り物」を

母の日は、気持ちを伝える日。
そんな日にこそ、「写真に残す」という選択肢をぜひ取り入れてみてください。
その一枚をきっかけに、これから先も一緒に撮影する時間が増え、記録も自然と増えていくことでしょう。
なにより写真に写るお母さんの笑顔は、皆さまにとっても大切な宝物になるはずです!

▼ そのほかポートレートにおすすめのレンズはこちら ▼

[ Category:FUJIFILM Nikon Panasonic SONY | 掲載日時:25年04月29日 13時27分 ]

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【Under 900g/Canon】持ち運びに便利なEOS M5と旅に出よう

【Under 900g/Canon】持ち運びに便利なEOS M5と旅に出よう

突然ですが、リンゴ3個分の重さをご存知でしょうか。
種類にもよりますが一つ当たりおおよそ300g前後。つまり合計して約900g前後なのです。

今回ご紹介するのはCanon 『EOS M5』と『EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM』の組み合わせ。
Canon 『EOS M5』にキットレンズ『EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM』を装着した状態でも、合計わずか727g。
つまり、リンゴ3個分よりもさらに軽いのです。
普段重たい機材を持ち歩くことを避けたいという方や、気軽に撮影を楽しみたい方には理想的な重さと言えるでしょう。

軽量かつコンパクトで、ミラーレスカメラならではの手軽さを実感できます。
実際に使用して感じたリアルな使い心地や、このカメラならではの魅力を、写真とともにお伝えします。

【街歩きや旅行のお供に】

一日中首にかけて歩いても肩が凝ることはなく、非常に快適に撮影が楽しめました。また、このキットレンズEF-M18-150mmの広い焦点域(35mm判換算約29-240mm)は旅行中の様々なシチュエーションに柔軟に対応。例えば富士山を背景にした花畑の景色では広角端の描写力が際立ち、広々とした風景を鮮やかに捉えることができました。また一方で望遠端(35mm判換算240mm)は、遠くの被写体をぐっと引き寄せることが可能なので、咲き誇るネモフィラ一輪一輪を精細に大きく写すことが可能です。

【日常のさりげない風景に】

散歩の途中に見つけたオオイヌノフグリやたんぽぽなどの小さな花々も、非常に繊細な解像力で表現できることに驚きました。手持ちで気軽に撮影しても花びらや綿毛の細部まで鮮明に描写され、普段気づかない日常の美しさのようなものを改めて感じさせてくれました。

【暗所や夜間撮影にも】

夜間の撮影で特に印象的だったのが花火大会。通常暗いシーンではブレが心配になりますが、EOS M5とレンズに搭載された手ブレ補正機能(IS)が非常に優秀で、手持ち撮影でも安定したシャープな写真を撮ることができました。ISO感度を多少上げてもノイズが目立たず、暗所性能の高さを実感しました。明暗の描写もAPS-Cセンサーながら幅の広い階調で、色彩を表現できます。樹林帯に広がる色とりどりのルピナスの群生も余すことなく記録することができました。

【望遠撮影で野鳥も】

EF-M18-150mmの望遠端(35mm判換算240mm)は、気軽に持ち運べるサイズながら本格的な望遠撮影にも対応しています。例えば野鳥撮影では、近づくことが難しい鳥たちを遠くからでも捉えることができます。手には届かない木の上の様子や旅先で出会った動物たちもレンズ交換の煩わしさなく、レンズ一本で行うことができます。

【逆光にも強い描写】

逆光撮影にも強いのがこのレンズの特徴。木漏れ日を背景に撮影すると、多少のフレアやゴーストは出現しますが、大きく破綻させることなく、幻想的な演出を簡単に作り出すことができます。光の微妙なニュアンスを逃さず表現する描写力には驚かされました。

【拡張性も魅力の一部】

EOS M5は、Canonの主力ミラーレスカメラシリーズであるRFシリーズよりもお手頃な価格帯で、さらに小型軽量。さらにCanon純正のマウントアダプターを使用することで、流通量の多い一眼レフ用のEFレンズも装着可能です。これにより、ステップアップなどの拡張性も抜群で、撮影スタイルの幅を広げることが可能です。

実際に多くのカメラやレンズを手にしてきましたが、このキットレンズの描写性能はキットレンズの枠を超えていると感じます。ズームレンズ特有のボケ味も自然で柔らかく、背景が美しく溶け込んでおり、スマートフォンにはないプロ並みの撮影を手軽に楽しむことができます。

この軽さ、描写力、そして使いやすさのバランスはこれからカメラを始めてみようという方には特に理想的。これから本格的な写真撮影を始めたい方はもちろん、日常的に持ち運べる優秀な一台を探している方にも自信をもっておすすめします。

Canon 『EOS M5』と『EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM』のコンビをお供に、ぜひあなただけの素敵な瞬間を撮影しに出かけてみてはいかがでしょうか。軽量で快適な撮影体験が、あなたの毎日をもっと楽しく、鮮やかに彩ってくれるはずです。

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年04月28日 19時30分 ]

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【TAMRON】小型大三元ズームレンズの革命児。20-40mm F2.8 Di III VXD

【TAMRON】小型大三元ズームレンズの革命児。20-40mm F2.8 Di III VXD

ズームをしても開放絞りがF2.8から変わらない大三元ズームレンズ。
どうしても高価でなかなか手が出せず憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方々にオススメしたいのがTAMRON。

安価でありながらクオリティの高いズームレンズが広角から望遠まで様々な焦点距離でラインナップされており、一眼レフ時代からたくさんのユーザーに愛されてきたメーカーです。
その中で筆者が普段使いで使っていただきたいオススメのレンズがこちらになります。

TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD
Model A062S

外観写真をご覧いただくと分かるように大三元ズームレンズでありながら軽量コンパクト設計を実現しており、今回撮影で利用したSONY α7CRとの相性も抜群でした。

ではどのような描写をしてくれるのか作例と共に確認していきましょう。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:20mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm

まず、シンプルに解像力の高さに驚いたのが第一印象でした。

中央画質に関しては絞り開放でも非常に良く40mmで撮影すると主題と後景の乖離感もあり、程よくボケた写真になります。
フルサイズセンサーだからこそF2.8でも40mmで一眼カメラ感を楽しめるのも嬉しいポイントです。

もし絞り開放で周辺画質に物足りなさを感じるシーンがあれば、F5.6〜F8まで絞ると周辺画質もかなり改善され、今回使用したα7CRのような有効約6010万画素という高画素機でも風景写真などで十分使用できるようになります。

画質面でも様々なシーンで活躍してくれるレンズだと強く感じました。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm

実は今回家族で大阪に出かけた際に当レンズを使用したのですが、重量が約365g、長さが約86.5mmという軽量コンパクト設計のためα7CRの小ささも相まって気軽にカバンに忍ばせておくことができました。

この気兼ねなく持ち出せるというポイントはとても大切で、持ち出す事が億劫になるような事を心配されている方には非常にオススメできるレンズです。

ストラップは使用せず長時間右手で持ちながら撮り歩いていたのですが、撮影において疲労を感じることはなく使用できました。
スマートフォンより高画質で軽量コンパクトに持ち歩けるカメラをお探しの方にはとても良いセットと言えるでしょう。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:34mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm

今回撮影していて感じたのが発色の良さでした。

家族写真も撮りましたが、人肌も美しくJPEG撮って出しでも使いやすい画が出てくれます
RAW現像をせずすぐに使用できますので、共有が素早くを行えるのもメリットとなるでしょう。

更に当レンズは2段分のF5.6まで絞っても円形の玉ボケを維持できる円形絞りを採用しています。
筆者も背景が遠いことで玉ボケが大きくなりすぎる際にも少し絞って見やすくすることがあるのですが、そういった際も玉ボケが崩れませんし、更に絞ることで口径食を無くし写真全体で綺麗な玉ボケを写すことが可能となります。

絞り:F5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:125 / 焦点距離:40mm
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:500 / 焦点距離:40mm

TAMRONのほとんどのレンズは最短撮影距離を短く設計し、被写体に寄って撮影できるという特徴があります。

広角端で0.17m、望遠端で0.29mとなっており、目の前のご飯や花、動物など被写体の距離を気にせずに撮ることも容易です。

ピントが合わず距離を取る、という経験をした事がある方も多いのではないでしょうか。
そういったちょっとしたストレスも解消してくれるありがたいレンズです。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:40mm

昨今のレンズはどのメーカーもコーティング技術が向上し逆光にも強くなってきています。
もちろんTAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXDも同じでコントラストが低くなることもなく、状況としては一番悪い太陽に向けた状態での撮影でも被写体をしっかり写し取ってくれました。

非球面レンズや異常低分散レンズなどを効果的に配置することにより、フリンジなども良く抑えられ素晴らしい描写力を見せてくれます。

どのような環境下でも被写体をしっかり写せる、というのは写真はもちろんのこと動画撮影でも重要なことです。
当レンズはズームしても鏡筒の伸びが少なくジンバル運用も容易となっており、多方面のユーザーから求められる性能を有した万能レンズだと感じます。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 焦点距離:20mm

気軽に持ち歩ける絶妙なサイズ感、重量感で常用レンズとして抜群の性能を持っているTAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD。

ちょうどいい画角と最短撮影距離の短さで、風景・食事・記念撮影など様々な場面で活躍してくれること間違いなしでしょう。

F2.8通しのズームレンズでありながらコストパフォーマンスの非常に高い当レンズ。
過ごしやすくなったこの季節に是非手にしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:25年04月27日 18時45分 ]

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【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~総集編~

【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~総集編~

Nikonから待望の新製品「Z5ll」が発表されました。

Z5IIは、上位機種の優れた撮影機能・性能を継承しながら、暗所をはじめとした幅広い撮影シーンへの対応力がさらに向上したモデルです。
パワフルな撮影性能とフルサイズならではの豊かな表現力を楽しみながら、自分らしい表現に没頭できる1台です。

そこで本連載はNikonフロアスタッフが選ぶオススメカメラを紹介してまいります。

今回は総集編をお送りいたします。


1.「Z6

Zマウント初号機であるZ6。オールマイティに使える2400万画素台のボディにZ5IIでもレンズキットとしてご用意があるNIKKOR Z 24-50mm F4-6.3を使用しています。夜間でもノイズ感の出にくい2400万画素台のセンサーのため、F値の暗いキットレンズとの組み合わせでもZマウントの良さを体感することができます。



2.「Z50II

2024年12月に発売されたZマウントDXフォーマットの最新機種であるZ50II。上位機種と同等の画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載しています。被写体検出モードに鳥が追加され、APS-Cセンサーを生かした野鳥撮影にもおすすめの1台です。



3.「Zf

こちらも同じく、画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載しているZ f。フィルムライクなデザインは持っているだけで写真を撮りたくなるような1台です。合わせたレンズはNIKKOR Z 35mm F1.4。開放F1.4でありながら、コストパフォーマンスの高いレンズです。



4.「Z5

Z5IIの前モデルであるZ5。フルサイズエントリー機種として人気の1台となります。エントリーモデルですが、ボディ内手振れ補正の搭載や、防塵防滴のシーリングを施しています。



今回は総集編をご紹介いたしました。

Nikonの名機たち、あなたにピッタリの1台が見つかるかもしれません。

 

一部商品はNikonのキャッシュバックキャンペーン対象商品となっております。
バックナンバーはこちらから。

▼Z5IIはこちらから▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年04月27日 17時00分 ]

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【SONY】単焦点レンズに迫る大口径望遠ズーム「FE 50-150mm F2 GM」先行レポート

【SONY】単焦点レンズに迫る大口径望遠ズーム「FE 50-150mm F2 GM」先行レポート

 

ポートレート、ブライダルなどの撮影で活躍間違いなし、50-150mmまでのズーム全域で開放F値2のレンズが登場しました。
今回はSONYストア銀座にて『SONY FE 50-150mm F2 GM』が先行展示をしているという事で実際にハンズオンして参りました。先行レポートをぜひご覧ください。

 

目次
  1. 外観について
  2. 撮影レポート
  3. まとめ

 外観について

 

 FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIとの大きさ比較

 

早速外観をご覧いただきましょう。
合わせて簡単にレンズの主な性能をご紹介します。

SONY FE50-150mm

レンズ構成:17群-19枚
最短撮影距離:0.4(W)-0.74(T)F
最大撮影倍率:0.2倍
フィルター径:95mm
手ブレ補正:-(ボディ側対応)
外形寸法:最大径102.8×長さ200mm
質量(約):1340g(三脚座別)
※テレコンには対応していません。

FE70-200とFE50-150比較

望遠レンズである「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と比較すると手ブレ補正が搭載されていないためスイッチが減っているくらいで大きな差はありませんがスイッチの場所が変更されています。
「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」では三脚座の上あたりにスイッチがあったのですがスイッチの量が減ったからかボタンと同じ位置になっています。
全長は200mmとなっており「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と同じ長さとなっております。
重さに関しては約300gほど差がありますがこのクオリティでこの大きさ、重量は正直驚きました。
レンズの全長を変えないインナーズーム方式を搭載しているのでジンバルを使用した際にも負荷がかかりにくく動画撮影でも使用しやすい設計になっています。
三脚座部分に製品名が付き見た目もかっこよくなっていました。

FE50-150操作感

ズームリングの操作感も良く滑らかであると感じました。
カスタムボタンなども押しやすい位置にあり操作性も良かったです。
全長が「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と同じなのですが口径が大きいのでかなり太く最初実機を見たときには相当重そうに感じました。
ですが実際に手に持った感覚としては見た目に反して軽く感じ持ちやすかったです。

 撮影レポート

 

 ポートレート撮影

 

今回SONYストア銀座にて撮影イベントにてポートレートの撮影を行うことができましたのでいくつか作例をご紹介させていただきます。

焦点距離50mm

焦点距離70mm

焦点距離100mm

焦点距離150mm

ズーム全域でよく映ります。「α1II」との組み合わせでも画質を損なうことはなく高画質で高画素を映し出すことが可能です。
AFの速さも非常に早く正確で静か、動画撮影でも使用しやすいレンズになると思います。
ポートレートの撮影では使用用途が多く一本でこなせる撮影が多く増えそうで筆者自身も発売が楽しみなレンズです。

焦点距離98mm F2.8

焦点距離150mm F2.8

焦点距離150mm F4

絞り込むことでボケもより綺麗になります。そこも大口径レンズのメリットとして挙げられる点です。
絞り一段分猶予があることで明るさ、画質にもゆとりが持てるのはこのレンズを使用していくうえで大きなアドバンテージになってくれます。

 まとめ

 

重量、価格共に高い数値とはなりますがF2の高い性能を持ち合わせている単焦点レンズをいくつか備えていると思えば利点は大いにあると感じました。
レンズ交換の回数が減ることで撮影も間違いなくスムーズに進みますし今回の体験だけでも大口径レンズの恩恵を肌に感じることができました。
今後マップカメラでも作例を公開していく予定ですので楽しみにしていただければ幸いです。
また、マップカメラでは今回ご紹介した新製品のご予約をウェブサイトから決済していただくと2年保証になりますので併せて下記からご確認ください。
(※ご配送のみ)

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:25年04月27日 11時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-3と人気レンズのオリジナルセットを開始いたしました!

【OM SYSTEM】OM-3と人気レンズのオリジナルセットを開始いたしました!

4/25(金)から5/31(土)までの期間、マップカメラではOM SYSTEMの人気カメラであるOM-3と、人気レンズの組み合わせでリーズナブルにお求めいただけるセットをご用意いたしました。

気になるラインナップはこちらです。

1.OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 ブラック
2.OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
3.OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II

それぞれのセットは下記バナーをクリックいただくとご確認いただけます。

2025年3月1日に発売された注目の新製品であるOM-3。
こちらと、人気単焦点レンズを合わせたセットとなっております。
今回、こちらのThe Map TimesではOM-3の魅力を改めてお伝えするとともに、セット展開しておりますレンズの魅力もそれぞれご紹介したいと思います。

・・・


OM SYSTEMと名を変えてから、OM-1シリーズとOM-5が展開されていました。それぞれOM SYSTEMのフラグシップとして高い手振れ補正と連写性能を備えたOM-1。アウトドア利用まで想定し、軽量コンパクトさと強い防塵防滴性能を備えたOM-5 。その間のラインナップとして販売されたのがOM-3です。街中でのスナップ撮影から、OM SYSTEMがOLYMPUSの名で合った時から得意としていたアウトドアシーン撮影まで幅広い用途で使用しやすいカメラとなっております。

性能はさることながら、ボディの外観もクラシカルで以前のフィルムカメラを彷彿とさせるものとなっております。手に持って実際に歩くだけで心が華やぐような、所有する歓びを与えてくれるカメラであるといえます。グリップ部もなくクラシカルな見た目ということで、今回のセット展開しておりますコンパクトな単焦点レンズと組み合わせてお使いいただくことが人気であるように感じます。

・・・

OM-3の特徴の一つは、カメラ前面にあるクリエイティブダイヤルです。
モノクロ・カラーの撮影切り替えや、アートフィルターの切り替えを行うことが可能です。
前面にあることで、ファインダーを覗き構図を確認しながら写真の色味を自分好みに変更することが可能です。

さらに、OM SYSTEMが得意とする高いコンピュテーショナル フォトグラフィの技術もOM-3に継承されております。
NDフィルターの役割をカメラ内部に搭載したライブGND撮影。
帰り道、ふと空を見上げると夕暮れの空の紫がかったようなきれいな夕焼けに思わず足が止まった経験を持つ方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ライブGND撮影モードを使用し撮影することで黒つぶれや白飛びなく明暗差の大きいシーンでも全域で美しい風景を残すことが可能です。

このように、OM-3は持ち運ぶ歓びを満たしてくれる美しいデザインと撮影シーンを問わず高い性能を内蔵した最新鋭のカメラとなっております。

気になるOM-3の作例はこちらのKasyapaをご覧ください。

・・・

続きまして3つのオリジナルセットを、レンズを中心にご紹介をさせていただきます。

1.OM-3+M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

2024年に発売が開始された35mm換算で24mmの広角単焦点レンズです。
重さがわずか130gと広角レンズの中でも群を抜いて軽量、コンパクト。OM-3につけてみると、総重量約630g。レンズの重さでバランスが傾くこともなく一日持ち運んでも疲労感なくお使いいただける組み合わせです。
こちらのレンズは鏡胴部分を前後にスライドすることでMF/AFの切り替え可能、という点も注目のポイントです。
細部をシビアにピント合わせをしたいなどAFを使用していてもMFで撮影したい際に、素早くフォーカスを変更することが可能です。
換算24mmのため旅行などで出会った広大な風景をスケールも大きく撮影するのがおすすめです。
これからの行楽シーズン、広大な自然をダイナミックに残したい。
そんな方におすすめのセットがOM-3+M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0です。

2.OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II

2025年3月1日、OM-3と同時に発売されたM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II。
35mm換算で34mmの撮影シーンを選ばずに使用できる単焦点レンズです。2012年に発売された「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」の後継モデルです。
Ⅱ型となりIPX1の防滴性能と防塵に配慮した設計となりました。雨の中や水しぶきのかかる環境でも心配なく撮影を行えるため、アウトドア等アクティブな撮影シーンでも安心です。
換算34mmのため広い範囲での風景撮影から視界に映る様々なシーンを映しとるスナップ撮影まで広く活躍してくれるレンズです。
この一本をOM-3につけて出かければ出会ったあらゆる心に残るシーンを写真に残せる万能なセットです。

3.OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II

先ほどご紹介したM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIと同時に発売されたM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II。
こちらは35mm換算で50mmと標準レンズとしてイメージいただく方が多い画角のレンズです。
Ⅱ型となりパワーアップした点はやはり、防塵防滴性能。IPX1の防滴性能と防塵に配慮した設計です。
GWの先に訪れる梅雨のシーズンでも心配なく外での撮影を楽しむことが可能です。
これまでご紹介してきた2つのセットの他のレンズと比較して、一番ボケを楽しむことができるレンズです。
そのため、スナップ撮影はもちろんポートレート撮影でおすすめしたいレンズです。
背景が柔らかく癖のないすっきりとした素直なボケはOM-3のビビットで明るい発色と相性もよく春の陽気の空気を感じられるセットです。
ボケを楽しむ写真を楽しんでみたい方におすすめのセットとなっております。


持ち運びも楽しく、かつ最新性能で様々な写真撮影を楽しみたい。
そのようなカメラをお探しの方にまずご検討いただきたいカメラが、OM SYSTEM OM-3です。
ダイナミックな風景を軽快に撮影できるM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0。
万能にどんなシーンも撮影できるM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II。
柔らかいボケをより楽しめるM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II。
撮影してみたい写真やシーンに応じてお選びいただける3つのセットが今ならよりお得にご購入いただけます。
ぜひこれからの行楽シーズン、OM-3と思い出に残る写真と撮影体験を。

▼マップカメラはインターネットからご購入で新品2年保証!安心してご利用いただけます▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年04月26日 14時30分 ]

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【Rollei】新しさと古さが同居する、Rollei 35AF

【Rollei】新しさと古さが同居する、Rollei 35AF

1966年に発売されたフィルムコンパクトカメラ「Rollei 35」。
特徴的なデザインを持つそのカメラは、クラシックカメラファンなら誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
発売当時35mm判カメラとしては世界最小を実現したボディは、この中に本当にフィルムが収まっているのか、と疑うくらいギリギリのサイズ感。
ドイツが誇る世界的レンズメーカー、カール ツァイス社やシュナイダー社の銘玉を搭載し、ゴッセン社製の露出計まで内蔵しています。
そのレンズは沈胴式で、両側に備わった絞りダイヤルとシャッタースピードダイヤルともども、なんとも愛らしいデザインを形成しています。
コンパクトカメラの元祖とも言える銘機。当時から大変な人気を集め、派生モデルもさまざま登場しました。
その人気は現代にも続いていて、Map Cameraでもいまだにお問い合わせの多いカメラです。

かく言う私自身、実はRollei 35ユーザーです。その愛らしいフォルム、凝った造りに魅了され、10数年前に手に入れました。
しかし、残念ながらここ数年フィルムを通していません。なんとも勿体ない…
理由としては、やはり扱いの難しさでしょうか…
この「Rollei 35」、究極の小ささゆえ距離計を搭載していません。ピント合わせは目測となります。
さらに露出計内蔵ですが、完全マニュアル露出。絞りとシャッタースピードを設定して撮影します。
オートフォーカス・オート露出が当たり前となってしまった身としては、撮影に持ち出すのに二の足を踏んでしまい、防湿庫の片隅に…

ところが昨年、そんな私にぴったりなカメラが登場しました。それが、この「Rollei 35AF」です。
名前の通り、オートフォーカス機能を搭載。さらに絞り優先AEも備わっています。
Rollei 35ファン(使っていないのにファンを名乗るのは、大変おこがましいですが…)にとって、まさに願ったりなカメラです。

特徴的なフォルムは、とてもよく再現されています。サイズはひと回り大きくなっていますが、AF機構などを組み入れていることを思えば致し方ないところ。
レンズは、Rollei Lens 35mm F2.8。沈胴式でなく固定式なのも、オートフォーカスの駆動を考慮に入れての設計でしょう。

よく見ていくと、細部のいたる所に思わずニヤリとしてしまう箇所が…

フィルム巻き上げレバーや巻き戻しクランク、底蓋開閉スイッチなど、Rollei 35の特徴あるパーツが見事に再現されています。
さらにさらに、あまりに外れやすくユーザーにとっては正直困った存在であったカブセ式のレンズキャップも、外れやすさがそのまま再現されています…

よくまぁここまで… と思ってしまうところですが、新たな機能も見逃してはいけません。
フラッシュやセルフタイマーといったRollei 35にはなかった機能が搭載されたのは、単にクラシックカメラの復刻というのではなく、現代のカメラとして使用することを考えてのことでしょう。
絞り優先AEでの撮影時、露出補正が簡単に出来るのもうれしいところ。

そんな「Rollei 35AF」を持ち出し、向かったのは浅草。なんかこのカメラに似合う撮影場所に思えてのお出掛けです。

Rollei 35AF(Kodak Color Plus 200)

まずはドーンと雷門。
午前10時前と少し早めの時間ですが、すでにかなりの人出。それも外国人観光客の方ばかりでした。
写っていませんが、大提灯の下、人だらけです…

コンパクトなボディゆえ、片手でパシャリ、といきたいところですが、そこは注意が必要。
デジタルカメラのような手ブレ補正機構は備わっていません。シャッターレリーズのストロークも深めなので、きっちり両手で構えて撮ることが大事です。

「Rollei 35」ではボタンの半押しという状態はなく、パチンと小気味よくシャッターが切れていました。
この「Rollei 35AF」は半押しからさらに押し込むとシャッターが切れるのですが、その後ボタンは押し込まれたまま上がってきません。
フィルムを巻き上げるとボタンが上がってくるのですが、説明書を見ずに操作を行った時は最初壊れたのかと思って焦りました。
しばらく慣れなかったのですが、枚数を重ねるうちに押し込む、巻き上げる、押し込む、という具合にリズムよく撮影できるようになりました。

雷門すぐのお土産店で。

シャッターボタン半押しでAF作動。レンズの駆動音は大きめですが、ここ浅草では喧噪の中それほど気になりませんでした。

この後、仲見世のお店をひやかしながら撮影をと思っていたのですが、人を避けるのに精いっぱい。

一息つきたくて伝法院通りの方へ。まだ開店前のお店も多く、なんとなくのんびりした雰囲気。

宝蔵門の大わらじに括りつけられたわらじを。

おみくじの所にも外国人の方々が。いつもなら必ず引くのですが、今回は見送りました。

と、ここでフィルムを入れ替え。
フィルムの巻き戻し、装填の操作は「Rollei 35」と同じ。なんか懐かしくなりました。

(Kodak Gold 200)

もう一度宝蔵門に戻って。こんな感じに団体の方々もあちこちに。お参りの仕方なんかも説明していました。

絞りF11まで絞って。

太陽を幹で隠れる位置にして逆光で。それでも強い日差しだったので、盛大にハレーションが出るかと思ったのですが…
フィルムカメラなので、現像が上がるまで撮影結果は分からず。それがまた楽しい。

Gold 200らしい色味に。

絞りf5.6で。なだらかにボケてくれました。

こちらもF5.6で。背景も自然な感じです。


どちらも最短撮影距離である70cmくらいで。ピントが合うのにちょっと手間取ります。

明暗差が大きく、露出的にはかなり厳しい状況でしたが、暗部も潰れずに表現出来ました。

最近フィルムカメラで撮影すると36枚撮りきるのに苦労することが多かったのですが、「Rollei 35AF」ではあっという間に撮影終了。
もう1本フィルム持ってくれば良かった…

今回撮影を続けていくうちに、この「Rollei 35AF」は、古いカメラに新しさが詰まっているのか、新しいカメラに古さを宿しているのか、よく分からなくなってきました。
古さの中に新しさが、新しさの中に古さが同居する、なんとも稀有なカメラです。






[ Category:etc. | 掲載日時:25年04月25日 17時15分 ]

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2024年度 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2024年度 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

いつも『新品・中古デジタルカメラ人気ランキング』をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。
毎回、月ごとの販売数でランキングの掲載をしていますが、今回はそのまとめとして2024年度(令和6年度)、2024年4月から2025年3月末までの1年間のランキングをお伝えいたします。
通常、年間のランキングというと1月から12月という区切りが常套ですが、Map Cameraではお仕事や学業など生活の節目となる年度に着目。
昨年度どのようなカメラが皆様の支持を集めたか、ご自分がお求めになった相棒が何位に入ったか、この1年を振り返るつもりでご覧いただければと思います。

2024年度 新品デジカメ販売数ランキング
1位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
3位 FUJIFILM X-T50 ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
5位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R5 Mark II ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z6III ミラーレス一眼カメラ
8位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
9位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
11位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ
12位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
13位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
14位 FUJIFILM X-M5 ミラーレス一眼カメラ
15位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
16位 Panasonic LUMIX S9 ミラーレス一眼カメラ
17位 DJI Osmo Pocket 3 デジタルムービーカメラ
18位 OM SYSTEM OM-1 Mark II ミラーレス一眼カメラ
19位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
20位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ


FUJIFILM X100VI

2024年度の新品部門を制したのは、なんと『FUJIFILM X100VI』。2位以下に大差をつけての1位獲得です。
…と、ここで「なんと」と表現してしまったのは、毎月この『新品・中古デジタルカメラ人気ランキング』をご覧いただいている方ならお分かりになるかと。
2024年3月28日発売のX100VIですが、現在もメーカーからの供給が安定せず、入荷があった段階でその数だけご注文を承るという状況が続いています。
そんな状況下にありながらの年間1位獲得は、正直伝える私達にとっても複雑な思いがあります。
ただ、それだけ多くの方からの支持を集め、1年経った今でも全く人気が衰えていないことには本当に驚かされます。このカメラがいかに優れたものであるかを裏付ける結果とも言えます。
新年度に入り、一日でも早く供給が安定することを願うばかりです。

そのX100VIに次いで年間2位に入ったのは、『SONY α7C II』。
この1年、月間ランキングで1位を獲得することはありませんでしたが、ずっと10位以内に名を連ねていました。それも上位にランキングされることが多く、常に安定した人気ぶりを示してくれました。
発売は2023年10月、同月発売のNikon Z fに初登場1位こそ譲りましたが、その後は3ヶ月連続で1位を獲得。2023年度年間ランキングでは3位を獲得しました。
そして2024年度は、それを上回る2位を獲得。
兄弟機α7IVより小型軽量なボディの中に、上位機α7RVと同じAIプロセッシングユニットを搭載するなど、その高性能ぶりが支持を集め、α7IVに代わりSONYスタンダードモデルの主力として活躍しました。
また、年間を通して安定した供給を続けたSONYの頑張りも特筆ものです。他メーカーが軒並み人気機種の供給不足に陥るなか、常に安定した供給数を誇りユーザーの手に製品を送り続けたことが、今回の2位獲得に大きく貢献したのは確かでしょう。

3位は『FUJIFILM X-T50』。2024年6月28日発売、2024年度に発売されたモデルのなかでの最上位となりました。
搭載するセンサーや画像処理エンジンは上位機X-T5と同等、機能面ではより進化した部分も持つX-T50。発売前からかなりの話題となり、発売月は当然の如く初登場1位を獲得。翌月も2位と好調な滑り出しを果たしたのですが、8月にそれまで品薄状態が続いていたX-T5の供給数が増えランキング1位に返り咲くと、なんと6位まで急降下する事態に。我々を驚かせました。
価格の上で上位機X-T5と大きな差がないためX-T5の購入に流れたのでは、と当時分析しました。
その後、更に後発のX-M5(2025年11月発売、今回14位)と3機がランキングに共存する月もあれば、突然姿を消してしまう月もあり、かなり変動の激しい機体でした。
結果的にはX-T5よりも上位を獲得することとなり、多くの注目を集めた1台ということがいえます。

4位には、『Nikon Z f』が入りました。2023年10月の発売。
前年度は1位Z8、2位Z fとNikonがワン・ツー、それも3位以下を大きく引き離しての圧倒的な勝利を飾りました。
同時期発売のα7C II同様、コンスタントにランキング10位以内を維持していましたが、ほとんどの月でα7C IIより下位に位置することとなり、販売総数的にも少し差をつけられてしまいました。
とはいえ、フィルム一眼カメラを思わせるレトロなフォルムに上位機Z9・Z8に引けを取らない性能を組み込んだ機体は、Nikonユーザーのみならず幅広い層から注目を集めました。今後も息の長いモデルとなることが予想されます。

続く5位は、『FUJIFILM X-T5』。2022年11月に発売され、2022年度の年間ランキングで3位、2023年度7位、そして今回5位にランキングしました。
ですが、このカメラの人気ぶりをご存知の方なら、これらの順位を意外に感じることでしょう。本来ならこれまでのランキングでも、もっと上位に位置していてもおかしくない機体です。
メーカーからの供給の不安定な状態が、本当に長く続いてしまった1台です。2022年度・2023年度どちらの解説にも「もし供給が安定していたら…」という内容のコメントがあります。
X-T50のところで述べたように、2024年8月にようやく供給が安定化。発売から2年近く経過するというのに、見事ランキング1位に返り咲く人気ぶりを示してくれました。
FUJIFILMが「原点回帰」として、静止画撮影に重点を置き開発を進めたカメラ。今後のランキングの推移が気になるところです。

6位は『Canon EOS R5 Mark II』、2024年8月発売。
待ちに待ったCanonの新型機ということで、大変な数のご予約をいただきました。しかし早々にメーカーから供給不足の告知があり、初回入荷はご予約数に到底満たない数となってしまいました。結果、その月は初登場3位どまりに。
その後も供給不安定な状態が続きましたが、それでも一定数の入荷があり翌9月から3ヶ月連続1位を獲得。ユーザーが如何に待ち焦がれた機体であったかを、我々に強く印象づけてくれました。
供給不安定な状況が解消されたのは12月に入ってから。ようやくご予約された方全員に行き渡り「在庫あり」の状態になったのですが、そこで一息ついてしまったか、その後ランク外に落ちてしまうこともありました。
Canonユーザー待望の1台とはいえ、高価格帯の機種ゆえランキング上位を維持するのは難しいようです。
2024年11月に発売されたフラッグシップモデルEOS R1がより深刻な供給不足に陥っている今、Canonを支える機体として勢いを取り戻せるかが今後の鍵です。

7位は『Nikon Z6III』。2024年7月に発売され、こちらも大変な注目を集めた機体ですが、全く予想外の動向を示した1台となりました。
発売月、2位以下を圧倒する大差で首位を獲得したZ6III。メーカーの頑張りにより懸念された供給不足もなく、高い人気を維持していたZ8・Z fともどもこれでまたNikonの台頭が始まるか思われましたが… なんと翌9月、Z6IIIが10位とまさかの急降下。その後も3ヶ月ランキング内ギリギリに位置し続けると、12月以降姿を消してしまいました。
これまで長くランキングを見てきましたが、供給不足以外で主力メーカーの話題機がこうも急激な動向を示したことは記憶にありません。
発売月にとにかく売れ過ぎてしまった、Z8・Z fとの住み分けが上手くいかずユーザーを迷わせてしまった… 当初このような分析もしましたが、はたしてその真相は…
上位機と同等、さらにはそれ以上の性能も有しているZ6III。キャッシュバックキャンペーンなども展開されていますので、再び機体に注目が集まりランキングに復活してくれるのを待ちましょう。

8位に入ったのは、『RICOH GR IIIx』。1位のX100VI同様、このランキングにとって悩ましい存在がこの位置にきました。
こちらも長らく供給不安定の状態が続いていて、新規のご予約受付が出来ない状況。入荷した分だけ、都度ご注文を承っています。
最近はまとまった数の入荷もあり、2025年1月にランキング1位を獲得したのは記憶に新しいところ。発売は2021年10月ですから、本当に息の長いモデルです。
同じく超ロングセラー機、2019年3月発売の『GR III』も15位に入るなど、相変わらずの人気ぶりを示しているGRシリーズ。問い合わせも連日のようにあるのですが…
X100VI同様、供給が安定する日が1日でも早くくることを望みます。

9位は『SONY α7IV』、2021年12月発売。
SONYスタンダードクラスの主力機も、先に述べたように後発のα7C IIにその座を譲って久しいことに。それでも年間ランキングに名を連ねるところは流石です。
月間ランキングでも、「もはや中古購入に流れが移ったか」と述べた後に再びランキング上位に顔を出すこともありました。
SONYお得意のキャッシュバックキャンペーンの効用が、今後も続くでしょうか。

10位に入ったのは、2022年12月発売の『Canon EOS R6 Mark II』。
EOS R5 Mark II登場まで、長い間孤軍奮闘でCanon勢を支えてきた機体です。
2023年度の年間ランキングでは4位。2024年度に入っても、ランキング内に留まり続けました。
8月EOS R5 Mark IIが発売されると、翌9月には1位EOS R5 Mark II、2位EOS R6 Mark IIといったCanonによるワン・ツーも達成しました。
ただ、2025年に入ってからはランク外が続いています。
まだまだ魅力の衰えない中級機だけに、EOS R5 Mark IIともどもランキングに名を残して欲しいところです。

11位以下にも注目機が名を連ねています。
11位『Nikon Z50II』は、2024年12月発売。発売月は断トツで1位を獲得しました。今回のベスト20の中で最も新しい機体、もう少しでベスト10入りでした。

14位の『FUJIFILM X-M5』は、2024年11月発売。供給不安定な状況に苦しみながらもこの位置に。

16位に入った『Panasonic LUMIX S9』は、2024年6月発売。初登場2位という好成績を残しました。

このように年度内に発売された機体が、ベスト20までで6機種となった2024年度の新品ランキング。いかがでしょうか。
今後も活躍が予想される機体も多くありますが、発売間近の注目機も控えている状況。
2025年度も激しいランキング争いが期待できそうです。

 
 

2024年度 中古デジカメ販売数ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
3位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
4位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
5位 Nikon Z50 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
7位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
8位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ
11位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ
12位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
13位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
14位 Nikon Z5 ミラーレス一眼カメラ
15位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
16位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
17位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
18位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
19位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
20位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III

2024年度の中古ランキング1位を獲得したのは、『SONY α7III』。
この年度ランキングの集計を始めた2020年度から、なんと5期連続で中古ランキング1位となりました。
2024年4月から10月まで7ヶ月連続で1位を獲得。さらに2025年3月にも1位になり、計8回1位の座につきました。前回2023年度は6回でしたから、それを上回る成績を収めたことになります。
さらに言うと、1年間の販売台数において、2位となった機体との差が前回とほぼ同じ。かなりの差をつけています。
発売は2018年3月、実に7年が経過したことになるのですが… 全くもって「驚異」としか言いようがありません。

時間は経過していますが、もともとα7シリーズのスタンダードモデル、つまりSONYの主力機として発売された機体。機能面や性能はとても充実したものです。それが使用感の少ない「美品」クラスでも15万円ほどの価格に。
これから本格的に一眼カメラを始めようという方や、上位機のサブカメラを欲している方にとって、まさにうってつけの1台と言えます。

また、中古商品数の圧倒的豊富さも、その強さの要因です。
2024年10月から4ケ月ほど首位を他機種に奪われている期間がありました。その時はさすがにα7IIIの王座もここまでか、と記しましたが、2025年3月に再び1位に返り咲き、まだまだ健在というところを示してくれました。
その4ヶ月間で首位に立った機体は、そこで在庫数を減らしてしまうことになり、長く首位に居続けることが出来なかったのです。
それに対し、α7IIIはどれだけ売れても中古在庫が底をつくことはありませんでした。
新品発売時、とにかく膨大な数が販売され、その後次世代機等へのお買い替えが順調に進んだ結果と言えます。
はたして6期連続なんてことがあるのか… あるかもしれません…

α7IIIには差をつけられてしまいましたが、2位に『Canon EOS R5』が入りました。月間ランキングで3回、1位を獲得しています。
年度の最初は、全くランキングに名前が出てきていません。それが8月に7位に入ったのを皮切りに、翌月はα7IIIに次ぐ2位にジャンプアップ。そして11月に、ついにα7IIIを抜いて1位に立つことに。
EOS Rシリーズの高画素機として、価格はα7IIIの倍という高価格帯のモデルですが、王者α7IIIに次ぐところまで販売数を伸ばしました。
これは勿論、8月30日に発売されたEOS R5 Mark IIの影響に他なりません。そのお買い替えで中古商品数が一気に増加。価格も下がり、よりお買い得となり支持を集めました。
ただ先に述べたように、爆発的に売れたことでここに来て商品数が減少してしまっています。常に潤沢な在庫数を誇るα7IIIに今後どこまで立ち向かえるか、その商品数がカギを握ることとなりそうです。

3位には『Z f』、次いで4位に『Z fc』とNikon勢が並びました。
クラシカルなフォルムで人気を博している2機。ともに今期、月間のランキングで1位を獲得することはありませんでしたが、コンスタントに支持を集め、順位を維持していました。
年度の前半は、Z fcの方が上位に位置していました。4月から4ヶ月連続で2位を獲得するなど、α7IIIの牙城を崩す最有力候補として挙げられるくらいの存在でした。
後半になると、Z fの方が上位につくことが多くなり、結果として非常に僅差でしたが、Z fがZ fcを上回ることになりました。
今後も人気を維持していくであろう2機。α7IIIの動向次第では、次の王者となる可能性も大いにありそうです。

5位にもNikonが。 4位から少し差がつきましたが、『Z50』が入りました。
それまでずっと、同じDXフォーマット機であるZ fcの影に隠れるような存在でしたが、2024年12月に新型機Z50IIが発売されると俄然注目が集まるように。翌2025年1月の中古ランキングでは、なんと1位を獲得するまでになりました。
Z50IIがその後も新品ランキングで上位の人気を保っていますから、Z50も中古ランキングの常連となるかもしれません。

6位に『α7IV』、1つ置いて8位に『α7C II』となり、SONYは計3機種を10位以内に入れてきました。
前回2023年度は、1位α7III、2位α7IV、3位α7Cとワン・ツー・スリーを独占。さらに10位α7RIIIと計4機種を10位以内に入れ、圧倒的強さを見せつけたSONY。ですが、今期はそこまでの力を示すことは出来ませんでした。
α7IIIに代わるであろう2機ですが、メーカーのキャッシュバックキャンペーン開催時には新品購入に流れることもあり、そこまで中古の販売数を伸ばせていません。
スタンダードクラスの次世代機が発表になれば、一気に様相も変わってくるのでしょうが、はたして…

順位を戻し、7位『RICOH GR III』。兄弟機『GR IIIx』は16位でした。
新品の供給不安定が続くなか、中古もずっと品薄状態となっています。
入荷してもネットに掲載されるや即販売。先に述べたように外国人観光客の方からの問い合わせも多いのですが、店頭に並ぶ前に売れてしまっている現状です。
やはりメーカーからの供給が安定しない限り、事態の変化は難しいと言えるでしょう。

9位は『FUJIFILM X-T5』。
こちらも新品が供給不安定な間、中古商品数が減ってしまい、順位を上げることが出来ませんでした。
新品の供給はここに来てようやく安定することに。今後中古在庫数が増え新品との価格差が広がれば、人気の高い機体だけに中古ランキングでも上位につくことが予想されます。

10位『Nikon Z6』、11位に同じく『Nikon Z6II』と2世代が並びました。
前回2023年度は、Z6が6位、Z6IIが8位でした。2024年度も前半は調子良かったのですが、後半は影が薄く感じられました。
ただ、話題のZ5II発売が間近に迫っています。価格的にお手頃な2機にも注目がいくことでしょう。今後再びランキングを賑わせる可能性も十分考えられる機体です。

中古ランキングは、1年を通してやはりα7IIIの強さが際立っていました。
新型機が出たタイミングで先代機にも注目が集まり販売数を伸ばすケースが何度も見られましたが、年間を通して売れ続けたα7IIIには敵わず…
この情勢ははたしていつまで続くのか、どんな機体がα7IIIに代わって中古ランキングの王座に君臨するのか、新年度その瞬間を目撃できるでしょうか。

さて、ここまで2024年度の年間ランキングをご覧いただきました。
皆様がこの1年で新たに相棒としたカメラは、ランキングのどの位置に来ましたでしょうか。
また、今回のランキングに登場したカメラをこれから購入されようとしている方もいらっしゃることでしょう。そのご購入の参考にしていただけたなら幸いです。

すでに新年度2025年度が始まっています。
そして話題の新型機の登場も続々と控えている状況です。
はたしてどんなカメラがランキングを賑わせてくれるのか、2025年4月からの『新品・中古デジタルカメラ人気ランキング』も是非ご注目ください。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年04月25日 11時20分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1 Mark IIと超望遠ズームレンズで野鳥に迫る!!

【OM SYSTEM】OM-1 Mark IIと超望遠ズームレンズで野鳥に迫る!!

今回は野鳥撮影です。経験自体はまだ浅いものの、私にとって野鳥は動体撮影において、最も面白いと感じさせてくれる被写体です。被写体の動きが読めないこともあり、はずすことも多々ありますがその分、良い場面に遭遇したときのわくわく、どきどき感は何度味わっても良いものです。今回はOM SYSTEM OM-1 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIの組み合わせで野鳥の表情に迫ってみたいと思います。「今日は会えるかな?、撮れるかな?」という期待と不安が入り混じった気持ちで自宅近くの公園に向かいます。

生い茂る大きな木々を見上げながら歩いていると、立派なアオサギがいました。この日に最初に撮った鳥です。アオサギは「幸運を引き寄せる縁起の良い鳥」と言われているようです。ということは、この日の撮影も良い結果を期待したいところです。

OM-1 Mark IIはマイクロフォーサーズ規格のカメラで、センサーサイズはフルサイズカメラのそれの約半分です。そのためレンズの焦点距離も換算で2倍になります。つまりM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIを組み合わせた時は実質200-800mmの超望遠レンズになります。これだけのコンパクトなサイズ感で、しかも手持ちで距離のある被写体を狙えるのがマイクロフォーサーズ規格の大きな強みのひとつです。

この公園に行った日は3月の末日。桜も5割くらい咲いていたと思います。天気はたまに日差しがある程度で、少し肌寒い日でした。平日にもかかわらず春休み中ということもあり、多くの人が訪れていました。ズームレンズなので画角を変えて写り具合の違いを楽しむことができます。

桜並木のある池に視線を向けると多くのカモがでゆったりとくつろいでいました。その中で最もカラフルで写真栄えしそうなコガモを撮ってみました。

ヒヨドリを見て、この鳥の飛び立つ瞬間はまだ撮ったことがないことにふと気づきました。試しにやってみたら自分でも驚くほど上手く撮れました。OM-1 Mark IIのAF精度、レンズとボディの組み合わせによる強力な5軸シンクロ手振れ補正、そしてタイミングが見事に噛み合ったと思える1枚となりました。どこでも見られる鳥でもこんな瞬間を収められると嬉しいです。

この後、歩いてきた道を引き返し野鳥を求めて森の中に入っていきます。

森の中を歩いているとウグイスの鳴き声が頻繁に聞こえます。この辺りにいれば何か野鳥が現れるかもしれないと思い、水辺沿いで待つことにしました。待つこと約10分、10~20メートルくらい先に現れたのがこの鳥。キセキレイです。初めて見る鳥です。黄色いボディがとてもきれいで印象的でした。初めて見るキセキレイに夢中になった数分間でした。

天気が下り坂でどんよりとした雲が空を覆う中、シャッタースピードを1/1000に設定して撮っていたらISO感度が6400~12800に上がっていました。カメラのセンサーサイズ、レンズのF値を考えると画質的に少々厳しい環境になってきたので、ここで撮影を切り上げるにはちょうど良いタイミングでした。

ちょうどその時、近くの木に私の大好きなコゲラが飛んできました。木をつついたり、木の穴に顔をうずめたりせわしなく動く姿がとてもかわいい鳥です。もちろん撮影続行です。多少画像がざらついていますが、かわいい仕草、表情をいくつか収めることができました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIレンズをカメラにつけて、望遠端にズームすると、被写体の表情や動きがより近く感じられる場面が格段に増えます。撮影範囲が広ければシャッターチャンスも増えます。OM-1 Mark IIにM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIレンズの組み合わせることで、楽しい野鳥撮影がさらに楽しくなります。

 

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年04月24日 19時05分 ]

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【Under 900g】OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II

【Under 900g】OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II

春は新しいことを始めるのにうってつけの季節。この春は写真を始めてみるのはいかがでしょうか。

本格的な一眼カメラはスマートフォンより重くて使いにくいというイメージがあるかもしれませんが、その描写力はスマートフォンとは全く別の物です。
今回からスタッフがリンゴ三個分(900g)より軽い、おすすめのボディとレンズ組み合わせを6回に渡って紹介していきます。

【Under 900g】OM-5(366g)+ M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II (285g)=651g

第四回目にご紹介するのは、旅にぴったりな機材「OM SYSTEM OM-5」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」の組み合わせ。旅先で撮った写真と一緒に紹介してみます。

この組み合わせは軽い上にコンパクト、レンズ交換をせずとも広角から望遠まで1本でカバーでき、特に旅先では重宝します。またOM-5ボディは手ブレ補正がとにかく優秀で、足場の悪い山道や夜でも頼もしく安心感があります。

旅先で出会った馬を撮ったこの1枚、遠くからそっと近づいてシャッターを切りましたが、毛並みの質感やまつ毛の細かな部分までしっかり描写されていて驚きました。
背景も自然にボケて、いい雰囲気になってくれています。F5.6というスペックから想像していたより、ずっと柔らかいボケ味です。

別の日には、ふと立ち寄った森の中で、うねる木の根っこたちに出会いました。
少し湿った空気と木漏れ日のコントラストが美しく、夢中でシャッターを切りました。
このような細かなディテールまでしっかり写るのも、このレンズとOM-5の相性の良さだと感じます。

街中では、何気ない光景が絵になることがあります。
夕方近く、影のかたちがあまりにも綺麗で思わず撮った一枚。
白い椅子の影や、赤い壁に映る葉の影など、光の面白さがよく出てくれて嬉しかったです。
広角端の14mmでぐっと寄ると、パースも効いて印象的な写真になります。

それから、旅の途中で出会った海。
木々の間からふと現れる景色は、なんだか物語の入り口のようで好んでいるシチュエーションのひとつです。
OM-5は青の発色がとても自然で、空と海のグラデーションをそのまま写しとってくれるため、JPEG撮って出しでほとんど手を加えずとも十分だと感じます。

最後に紹介したいのが、この水辺の景色。
葉っぱの隙間から覗いた橋が印象的で、望遠側でぐっと引き寄せて撮影しました。
背景のボケも柔らかく、ちょっと幻想的な雰囲気に仕上がっていてお気に入りの一枚です。
こういう“覗き見る”ような構図も、軽いカメラとレンズならサッと構えられて助かります。

いかがでしたでしょうか。
「OM-5」と「14-150mm F4-5.6 II」の旅カメラセット、本当に頼れる相棒です。
荷物を減らしたいけど、写真はしっかり撮りたい。そんなときにこそ使ってほしいおすすめの組み合わせです。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年04月24日 19時00分 ]

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【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~Z5編~

【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~Z5編~

Nikonから待望の新製品「Z5ll」が発表されました。

Z5IIは、上位機種の優れた撮影機能・性能を継承しながら、暗所をはじめとした幅広い撮影シーンへの対応力がさらに向上したモデルです。
パワフルな撮影性能とフルサイズならではの豊かな表現力を楽しみながら、自分らしい表現に没頭できる1台です。

そこで本連載では発売日に先駆けNikonフロアスタッフが選ぶオススメカメラを紹介してまいります。


今回紹介するのは「Nikon Z5」と「NIKKOR Z 85mm F1.8 S 」の組み合わせです。
2020年 8月28日 に発売された「Nikon Z5」は「Nikon Z5II」の前モデルにあたる機種です。
Zシリーズとしては3台目にあたり、Zシリーズのフルサイズとしては基礎的な初級機に当たります。

「Nikon Z5」はシャッタースピード5.0段分のボディ内手ブレ補正を搭載し、防塵防滴のシーリングもしっかりと施されています。
この機種以降から給電対応が可能になったので長時間の運用に不安がなくなっているのもよい点かと思います。
また、それまでのZ6/Z7がSDカードを使用できなかった面もあり、Nikonのミラーレスカメラに興味を持っていた方には導入しやすい点であったのではないでしょうか。

「NIKKOR Z 85mm F1.8 S 」は中望遠領域の中でもポートレートなど被写体を浮かび上がらす描写に優れ、光学性能に不足なくボケや逆光耐性にも良好な魅力的なレンズになります。

撮影地は「佐倉ふるさと広場」になります。「佐倉チューリップフェスタ2025」が開催されていたので足を延ばして見ました。
関東最大級の規模で約100種類60万本程のチューリップが広大な敷地一面に咲き誇る光景に出会うことができます。
この会場である「佐倉ふるさと広場」には、佐倉市制40周年となる1994年に風車「リーフデ」が建てられました。
オランダ人技師によって設計された本格的なオランダ風車となるそうです。
風車が季節ごとの花畑と重なり合う景観は素晴らしく、夏にはひまわり、秋にはコスモスが広い敷地に見渡す限り楽しむことができます。

「Nikon Z5」はZシリーズのフルサイズ機種の中で一番コストパフォーマンスに優れた機種であり高価になりがちなフルサイズ機の中でも価格を抑えて運用できるのがこの機種の魅力となります。
最新の機種の性能を比較してみると一世代前の内容になるのですが、実際に撮影してみると豊富な光量が得られる大口径Zマウントのメリットを活かした高画質が期待できる機種となり、「NIKKOR Z 85mm F1.8 S 」のような高品位のレンズの臨場感あふれる解像感や被写体を際立てる大きなボケ味を楽しむことができます。
有効画素数は2432万画素であり、基礎的な初級機にあたる「Nikon Z5」でも明るさ、解像度、ピント精度、ボケの美しさを十分に堪能できるのは魅力です。

Zシリーズの特長の一つともいえる光学ファインダーに迫るほどのビューファインダーの自然な見えやすさは「Nikon Z5」でも健在です。
一眼レフカメラから乗り換えられる方にもお勧めできるクオリティーがあるかと思います。

今回のチューリップフェスタはとても広い会場で広角のレンズで撮影することも考えましたが、中望遠レンズにあたる「NIKKOR Z 85mm F1.8 S 」を使用してみました。
圧縮効果による花々の密集感と被写体を浮かび上がらせる描写は華やかなチューリップの撮影にはとても向いているかと思います。
至近距離から遠景にかけての解像性能は目に見えて素晴らしく、撮影距離に関わらず滑らかなボケ質が魅力的です。
逆光耐性もかなり良好ですので日の傾く夕景などでも、ためらわず撮影できるでしょう。

コストパフォーマンスに優れながらも、Zレンズのパフォーマンスを損なわず素晴らしい画質を得られる機体であるのが「Nikon Z5」であるかと思います。

Nikonのミラーレスカメラの世界に踏み出す一歩として、「Nikon Z5」をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年04月23日 17時00分 ]

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【特別企画】春のカメラファッションをご紹介

【特別企画】春のカメラファッションをご紹介

今回は特別ゲスト「GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI」のみなさんをお招きして、カメラに似合う春のコーディネートをご紹介します!
「ファッションを愉しむ」をテーマに30代メンズコーデを中心としたファッション企画を展開する「GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI」のみなさんには、事前にご用意したカメラに似合うコーディネートを身に纏ってお越しいただきました。
どのようなカメラ、どのようなファッションなのかぜひ最後までお楽しみください。

 本編動画

 スタッフのコーディネート

我々マップカメラスタッフも春のカメラファッションをコーディネートいたしました。
全体をネイビーで統一しつつホワイトやクリアなど軽やかな色で春を意識。カメラは「Leica M10-D + Leica ズマロン L35mm F3.5 前期」。シルバーのレンズにシルバーのアクセサリーを合わせました。

一方、全体をベージュでまとめつつカメラストラップにスカーフでワンポイント。カラーのアクセントとしても、質感のアクセントとしても春らしさを感じられるコーディネートとしました。カメラは「FUJIFILM X100VI」、ストラップは「YOSEMITE CAMERA STRAP PRO」です。






 Leica D-LUX7 A BATHING APE × STASH

それでは皆さんのスタイリングをご紹介いただきましょう。
土屋さんにご用意したカメラは「Leica」がストリートファッションブランド「A BATHING APE」そしてグラフィティアーティスト「STASH」とコラボレーションした特別モデル「Leica D-LUX7 A BATHING APE × STASH」。
その確かな存在感を活かしつつ、2025年春夏トレンドでもあるデニムセットアップ(EYELIM)で魅せるスタイリングを披露してくださいました。
このデニムセットアップ、実はLeicaとの共通点があるとか・・・?!ぜひ動画をご覧ください!
足元にはJ.M.WESTONの革靴を合わせ、カジュアルながら上品さも感じさせる絶妙なバランスが光ります。
コンパクトなカメラでありながら、35mm判換算で約24~75mm相当の焦点距離をカバーする大口径ズームレンズ「ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載する「Leica D-LUX7」。ストリートでの速写はもちろん、ゆったりとしたテーブルフォトやスナップも楽しめる1台です。




 OLYMPUS PEN-F + Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.

伏貫さんには、フイルムカメラのような佇まいとこだわり抜かれたデザイン性で、根強い人気を誇る「OLYMPUS PEN-F」をご用意しました。
クラシカルなデザインと春らしい軽やかさとアクティブさを感じさせるスタイリングを組んでいただきました。
爽やかなグリーンのJ.CrewジャケットにベージュのDickiesパンツ、白シャツ×白Tのレイヤードで抜け感を演出。Polo Ralph Laurenの品のあるアクセントと、Roberuのレザーストラップが絶妙に馴染み、日常に溶け込むような洒落感が魅力でした。
レンズは「Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」。写りに定評があり、こちらも長年人気のレンズです。
マイクロフォーサーズ規格を活かし、デザイン性も損なわないおすすめの組み合わせです。
本レンズは35mm判換算約30mm相当と、スマートフォンカメラの画角に似ていてビギナーの方でも扱いやすいのもおすすめポイントです。









 HASSELBLAD 907X & CFV 100C + XCD 55mm F2.5 V

田代さんには唯一とも言える独特なデザインを誇る「HASSELBLAD 907X & CFV 100C」をご用意。フイルム時代から受け継がれたクラシカルな佇まいに最新テクノロジーを融合した本カメラ。その“ミックス”をファッションでも体現していただきました。
古着のミリタリーパンツに、新品のcantateのジャケットを合わせ、ヴィンテージと現代的な上質さをミックス。濃色インナーで奥行きを加えつつ、レザーストラップとリンクしたRENDOの革靴が品を添え、春らしい柔らかさと大人のこだわりが光るコーディネートに。
独特な撮影スタイルで撮影を楽しむことができる本カメラ、フイルムボディと組み合わせることも可能です。
ひと味もふた味も違う感触に思わず笑みがこぼれます。
ぜひ動画本編にて、その操作と音も一緒にお楽しみください。






 Camera is Fashion

写真や動画を楽しむことはもちろんのことカメラもファッションアイテムとしてトータルコーディネートに組み入れる楽しさがありました。
あのカメラにはこんな服を合わせてみよう、あのコーディネートで楽しんでみようなど、想像しながら楽しんでいただけたら幸いです。

動画内でより詳しくご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

[ Category:etc. FUJIFILM Leica OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic YouTube | 掲載日時:25年04月23日 15時30分 ]

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