StockShot

  • タグ一覧
  • 検索

【Canon】今買うべき!Rシリーズフルサイズ【4機種】~厳選比較~

【Canon】今買うべき!Rシリーズフルサイズ【4機種】~厳選比較~

 はじめに

 
流れゆくカメラ業界にて、様々なカメラが世に出る中
待望の新商品「EOS R5 Mark II」がこの度Canonから発売され、新しい仲間の追加となりました。
実際にこの手にして体感するまで、1人のユーザーとしても待ち遠しい限りです。

今ここでこそ、この素晴らしい瞬間の立ち合いと共に
歴代Canonより発売されて、時が経っても愛されているフルサイズボディの一部を厳選しました。

それぞれの特徴とおすすめポイントを解説していますので、是非ご覧ください!

目次
  1. EOS R5
    1. EOS R5のおすすめポイント
    2. EOS R5のワンポイント
    3. EOS R5の作例
  2. EOS R6
    1. EOS R6のおすすめポイント
    2. EOS R6のワンポイント
    3. EOS R6の作例
  3. EOS R3
    1. EOS R3のおすすめポイント
    2. EOS R3のワンポイント
    3. EOS R3の作例
  4. EOS R
    1. EOS Rのおすすめポイント
    2. EOS Rのワンポイント
    3. EOS Rの作例

 

 EOS R5

 
EOS R5
あらゆる機能を総なめ!Canonの高画素フルサイズ機といえばこれ!

 EOS R5のおすすめポイント

 
・『高画素機で高画質な写真が撮りたい』『最先端の動画撮影機能で本格的な映像作品を作ってみたい』…この一台を是非!
・長い歴史をもつカメラメーカーのノウハウを満遍なく発揮。今では主流になりつつある8K動画機能をいち早く搭載
・EVFがCanonトップクラスの解像度【約576万ドット!】のため滑らかであり見やすい。
 
花

EOS R5 + RF24-70mm F2.8 L IS USM

 
屋形船

EOS R5 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM

 
「5であることが、すべて。」

商品HPに飛ぶと、最初にこのかっこいい文面を目にします。当時少し早く「EOS R5」が発売され、追うように「EOS R6」が発売されました。
EOS「5Dシリーズ」と変わらないコンセプトである「画質・操作性・堅牢性これらすべてを兼ね備えた高性能機」として、
プロやハイアマチュアの方々に愛されています。
「EOS R5」はこの伝統を崩すことなく、継承されており次の時代を往く革新的なフルサイズ機であることに変わりありません。

目まぐるしく新旧の情報が交差し、日々進化する世の中ですが筆者は古い考えを敢えてもつことがあり、
昔から使っている「SDカード」を多用しながら生活しています。なるべく別種類を増やしたくないと考えています。
このような考えをなされている方も居ると思います。

とは言っても技術の更新は物凄く早いものです。スマートフォンの進化が良い例で、値段は高いけど「便利・手放せない・携帯必須」の現代です。
ではカメラとなると、「“高画素機”であるため、データ容量も必然と大きくなる。
RAW動画や8Kでの動画収録は必然とCFexpressカード TypeBが必要となる。」
やはり実際に使用してみると、書き込みの速度も高速なのでその効果にあっと魅了され、今では必需品となっています!
また用途ごとによって記録先が選べるのも画期的だといえます。

撮影のお供と言えば「1.6倍クロップ」も便利です。
「あと少し寄りたい!でもレンズの望遠側が足りずに寄れない・・・」という時、
APS-C機と同等の1.6倍にクロップした状態で撮影できます。(Canon製APS-C機のクロップ倍率による)
クロップしたら画素数が少なくなってしまうのでは?と不安な方もご安心ください。
高画素機ゆえクロップ状態でも「約1730万画素」と十分な画素を保てます。

そう、本機は高画素機。だから可能となる「細かい部分までしっかりと描写出来る」事により、より一層リアリティのある写真に仕上がります。
多くの撮影シーンで、満足のいく高画質な写真を得るための技術が詰まっている上、
兄弟機「EOS R6」には無い「EOS R5」のみの機能も搭載されております。
人物撮影に重宝する機能で、人物の光量不足を手動で調整できる「ポートレートリライティング」や
明るさを変えずに背景をくっきりさせる機能「背景明瞭度」といった、ユーザーが重宝する機能が備わっているのです。

 EOS R5のワンポイント

 
新星「EOS R5 Mark II」の発売も受け、価格が手に取りやすくなっております。
「EOS R5」発売当時の価格は約47万。物価高の影響を受けている現在、新品の発売当時との価格差は大きくはありません。
しかし中古相場の価格は発売当時の価格差で計算しても約13 ~14万円前後(2024.09掲載時)お求め安くなっており、“チャンスの時期”とも言えるでしょう。
 

 実際に使用した作例はこちらから

 



目次に戻る

 EOS R6

 
EOS R6
 

 EOS R6のおすすめポイント

 
手にして納得。万能機 Canonのフルサイズ機といえばこれ!
・『高画素機で高画質な写真が撮りたい』『最先端の動画撮影機能で本格的な映像作品を作ってみたい』…この一台を是非!
・長い歴史をもつカメラメーカーのノウハウを満遍なく発揮。今では主流になりつつある8K動画機能をいち早く搭載
・EVFがCanonトップクラスの解像度【約576万ドット!】のため滑らかであり見やすい。
 
あざらし

EOS R6 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM

 
カンガルー

EOS R6 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM

 
鷲

EOS R6 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM

  
「EOS R」の登場で新時代を切り拓いた数年後、「EOS R5」と「EOS R6」が発売されました。
立ち位置や役割を5Dシリーズからそのまま引き継いだ「EOS R5」に対し、「EOS R6」はEOS伝統の『6』のコンセプトと少し違っています。
多くのユーザーに親しまれてきた一眼レフの「6Dシリーズ」では、フルサイズ一眼の入門として位置していました。
「EOS R6」はフルサイズ入門者に加え、ハイアマチュアやプロなど幅広いユーザーにも愛される機材として銘打たれました。

イメージセンサーはフラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」由来のものを搭載しており、
初めてカメラを手にする方も十分に満足いく撮影が可能となっています。

EOS R5 約4500万画素
EOS R6 約2010万画素
EOS R 約3030万画素

数字というスペックだけを見ると、気になされた方もいるかもしれません。しかし画素数を抑えたメリットは連写にもあります。
「EOS R6」はCFexpress非対応ですがSDカード2枚差しとなります。画素数を抑えたことで「EOS R5」と同等の電子シャッターで約20コマ/秒、
メカシャッターで約12コマ/秒という高速連写が可能となっています。

初代「EOS R」との違いとして
デザインの一新がなされ、「EOS R5」「EOS R6」では従来のCanonらしいボタン配置となっています。
筆者が撮影時に無いと困るくらい愛用している「サブ電子ダイヤル」も搭載されており素早い選択のサポートをしてくれています。

EOS R6には今までEOS-1D系や5D・7D系等の高性能モデルにしか搭載されていなかった、
Canonユーザーに馴染み深い「マルチコントローラー」が搭載されていて、AFポイントの選択などがかなり良好になっています。
やはりマルチコントローラ有り無しの違いは大きく、従来の操作に慣れている方は大歓迎、これから使用されて体感する方はなんと便利!と感じる方も多いのかと思われます。

 EOS R6のワンポイント

 
「EOS R6 Mark II」の発売もあり、中古の価格も下がり傾向です。
「EOS R6」と「EOS R6 Mark II」の中古相場の価格差は約10万円前後【2024.09掲載時】
となっており、この金額の差で気になるレンズを購入される方やアクセサリーに充てる方がこれまで以上に増えていると体感します。
 

 実際に使用した作例はこちらから

 


目次に戻る

~ちょっとBreak~
これからカメラを始めたい!あるいは、お買い替えを検討されている方の切っても切れない縁である“予算 ”についてです。筆者もあれこれ欲しくなる症なので、予算との睨めっこは日常茶飯事です。

今までお持ちのEF時代のレンズや『RFレンズは少し高い。それならEFレンズを』とお考えの方。
これから手に取ってみたいと思っているレンズはマウントアダプターを使用することで、
Canonの武器である「レンズの豊富さ」をRシリーズにて活かすことができます。
Canon純正マウントアダプターにも種類がごさいますので、ご自身にしっくりくるお好みのものを手に取って撮影ライフを楽しまれてはいかがでしょうか!
 
Canonのカメラとレンズ 

 EOS R3

 
EOS R3
 
これでフラグシップ機でない?!今も愛されている“三”銃士 Canonのフルサイズ機といえばこれ!

 EOS R3のおすすめポイント

 
・新たに自社開発した、裏面照射積層CMOSセンサーがなす超強力被写体認識!
・RFレンズ装着時、最高約8段分の手ブレ補正効果
・約415万ドットの超高精細モニターで、撮って出しの画像を迅速かつ綺麗に表示
 
砂浜

EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

 
花

EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM

 
小鳥

EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM

 
モータースポーツ

EOS R3 + EF-EOS R + EF600mm F4 L IS III USM

 
「プロスペックを実現したフルサイズミラーレスカメラ」
デジタルEOSとしては初の『3』を冠した、「EOS R3 」

動体撮影・動画撮影を好まれる方向けの機能を盛り込んでいます。
①キヤノンが新たに自社開発した「裏面照射積層CMOSセンサー」

発売当初驚いた方も多いと思われます。このセンサーの登場で、従来のセンサーよりも受光効率が向上しただけでなく、信号読み出しの高速化も実現しました。その結果、階調表現や解像感・連写速度など、撮影で重視される基本性能が底上げされています。

②最大30コマ/秒の高速連写
電子シャッター使用時に、最高で30コマ/秒の連写速度を実現しています。連写中もAF/AE追従により被写体を撮り逃しません。
動きの多いスポーツ競技や乗り物など、速い速度で移動する被写体に対して、ピントを合わせ続けながら高速連写できます。

③精度の高いAF性能
「デュアルピクセルCMOS AF II」による精度の高いAFトラッキングを可能にしています。
またフィルム時代からのノウハウも活かし、視線入力AFも登場。
AFエリアも画面のほぼ100%を占める物であるため、画面の隅で動く被写体を逃さず、一瞬の動きもとらえやすくなりました。
それだけでなく、AFスピードもEOS Rシリーズ最速(発売当時)の0.03秒を実現。

※少し横道に反れるかと思いますが
AFポイントの移動をする際に、フラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」と、
この「EOS R3」のみが搭載している「スマートコントローラー」の使用が便利です。
指の腹でなぞるだけで自由にAFフレームを動かすことが可能であり、その貴重な一瞬を逃さない強いメーカーの拘りを感じます。
似たような機能で「マルチコントローラー」が使われることが多く馴染みのあるものですが、実際撮影する際にかなり役に立つものです!
新開発のセンサー・30コマ/秒の高速連写・EOS Rシリーズ最高速(発売当時)AFを、ぜひその手で/眼で体感してみてはいかがでしょうか。

 EOS R3のワンポイント

 
「EOS R3」はこちらもEOS Rシリーズ初の縦位置グリップ一体型ボディとなっており、EOS-1D Xシリーズとの共通性を意識してます。
グリップ感もストレスなく、大口径レンズ・超望遠レンズを装着しても安定してカメラを構えることが可能です。
フラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」で無かった特徴として、
実は「EOS R3」は暗い所でも撮影しやすいように“バックライト対応”しているボタンが備わっており、撮影のサポートをしてくれます。
 

 実際に使用した作例はこちら

 


目次に戻る

 EOS R

 
 
価格重視!でも写りはしっかり。Canonミドル向けフルサイズ機といえばこれ!

 EOS Rのおすすめポイント

 
・キャノンが満を持して出した記念すべき初代Rシリーズボディ!
・外付けバッテリーグリップ対応!高級感のある造りの良いボディながら重量は660g
・「EOS RP」と比べ、倍の解像度を誇る背面液晶で写真が綺麗に見える。ピントチェックもやりやすい
 
海月

EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM

 
鳥

EOS R + RF100-400mm F5.6-8 IS USM

 
まず何といっても歴代EOS Rシリーズの中で唯一の採用、試行錯誤が見受けられる機能こそ
ファインダー右に配置されたマルチファンクションバー【M-Fnバー】です。
スマホやタブレットの急激な普及で慣れ親しみのある“画面タッチ”に似た操作を取り入れた目玉機能です。
撮影者が割り当てた機能の切り替えをスライドやタップ操作で行う事ができます。
 

 
さらに視認性に優れたサブ液晶も搭載されており、上位機種との差が感じれない程の性能を誇ります。
しかし初号機ゆえ、どうしても時代を感じる部分もあります。
昨今では「搭載されて当たり前」になっているボディ内手ブレ補正が未搭載だったり、サーボAF設定時には連写速度が大きく落ちてしまったり…。
それでも今なお人気が衰えないのは、ファインダーの見やすさや画面タッチ操作に対する反応の良さ、
画質の良さなどの「基本性能」がしっかりしているからに他ならないでしょう。

~ちょっとBreak その2~
「EOS R」と同時に候補に挙がることの多い兄弟機種「EOS RP」との比較
筆者が特に気にしている部分としてレンズ交換時のシャッター幕の有り無しの部分です。
「EOS RP」は幕無し、「EOS R」は幕があり、電源OFF時にシャッター幕が降りるためレンズ交換時も安心です。
些細なことかもしれませんが、手にした愛機を長く使用するためにこのような機能は大切だと考えます。

 EOS Rのワンポイント

 
「EOS R」は発売当時に比べ、価格がより手に取りやすくなっております。
また防塵防滴や剛性も備えており、「ちょうどいい」カメラとして旅行や風景での撮影に適していると考えます。
 

 実際に使用した作例はこちら

 



以上、Canonを愛してやまないスタッフが厳選した機種をご紹介しました。
ぜひご機材検討の参考になれば幸いです。

目次に戻る
[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月01日 18時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Nikon】Z7と工業地帯の港の公園を歩く

以前撮影したものになります。

茨城の工業地帯と言えば鹿島臨海工業地帯が有名です。
鹿嶋市から神栖市にわたって存在する茨城県最大の工業地帯です。
世界でも有数と言われる掘り込み式の港湾「鹿島港」を中心に存在するのですが
Y字型に掘り込まれた港の中心にみなと公園が存在します。
地元から銚子の犬吠埼灯台に向かうときには茨城を通ることがあるのですが、その途中にある公園になります。
工業地帯のど真ん中にある公園なので以前から気にはなっていたのですが、足を運ぶ機会がありませんでした。
今回、愛犬TOTOの散歩のついでに立ち寄ってみました。

旅の途中でふらりとその公園に立ち寄る人は、すこしだけ非日常的な光景に出会うことができるでしょう。

50mほどの高さの塔の上に円形の巨大な構造物が鎮座しています。
近くから仰ぎ見るとまさに写真のような光景を見ることができるのです。

近づいて横に回り込むまで一面が斜めになっている構造であることにも気づきませんでした。
こんなに高い塔なのに上端の構造物が大きく張り出しているので迫力のある見ごたえ十分な光景だと思います。

これは港公園展望塔です。聞いたところ1980年ごろに建設されたということで
残念ながら老朽化により構造物が落下する可能性が生じたために、下に見えるバリケード内には立ち入り禁止になっているそうです。
バリケードに近づいて上を仰ぎ見てみると、これだけ大きな構造物に一部とはいえ
落下の可能性があるというのは少し恐ろしい気がしますが、周囲から見るだけでもなかなか画になる建物ではないかと思います。
ランドマークという建物はこういうものであると思える展望塔です。
展望塔以外は広くてのんびりとできる景色の良い普通の公園です。

展望塔の脇をぬけて進むと鹿島港の中心に位置する岸壁から広大な湾内の景色を望むことができます。
左方、右方、前方の順に並べてみましたが巨大なタンカーが小さく見えるほど工場地帯が広がっておりこれだけでも見ごたえがあるかと思います。
この護岸では釣りもできるらしく釣り人も見かけました。

この公園は24時間開放されている公園ということなので夜間に工場を撮影に来るのにもいいのかもしれません。
掘込港を中心として北側に日本製鉄(旧:住友金属)鹿島製鉄所、南側に東京電力鹿島火力発電所・鹿島石油の石油プラントなどが
広がっており夜はまた、別の顔を見せてくれると思います。
ただ、工場地帯のど真ん中なので公園以外はほぼほぼ全部工場なので訪れる際には注意したほうがいいかもしれません。

護岸側を回り込んで塔を見てみるとしっかりとした展望台に見えます。
目前の工場地帯の光景の圧倒的な広さを見るにこの展望台から全景を望めたらどんなに良いものかと思います。
どうにかならないのだろうかといろいろ調べてみたところ、
「茨城県は、老朽化で2020年12月から利用を休止している港公園展望塔(同県神栖市東深芝)を大規模改修する方針を固めた。」
という2024年6月の記事を見つけました。
「本年度中に実施設計」するそうなので。この展望台を利用できる日も近いかもしれません。
もし、近くを通りかかることがあれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

公園に隣接してある鹿島港乗船所があります。
ここは港を周遊する遊覧船乗り場になっており「鹿島港遊覧船ユーリカ号」に乗って湾内を見学できるようです。
今度機会をつくり乗船してみたいと思います。

今回使用した機材は
「Nikon Z7」「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」

「Nikon Z7」は4575万画素のセンサーを搭載しておりローパスフィルターレス仕様で解像力が高いモデルです。
精細な描写を期待できるので、景色や建物などを撮影するにはとても向いている機種かと思います。

「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」はシャープな解像感のある風景写真やボケの柔らかい背景を活かすポートレートなど
スタンダードな被写体に広く対応します。
全域を通して、とても明るく、重量も約565g程度なのでカメラと組み合わせて気軽に撮影するにはもってこいのレンズです。
スナップ撮影などにも向いている、このレンズはお散歩がてらに持ち歩くのにはとても向いているレンズでしょう。
皆様もどこかにお出かけの際にはこのレンズをご検討いただくのもよろしいかと思います。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月01日 17時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

「夢中を創る」総集編

「夢中を創る」総集編

マップカメラの30周年創業祭も本日にて終了となります。
この夏は「スタッフが夢中になっているモノ」というテーマをもとに、24回に渡りスタッフの「夢中」をご紹介してきました。
夏の終わりにご紹介をした「夢中」のいくつかを、写真とともに振り返っていきたいと思います。

【Canon】Canonで一番綺麗な写真が撮れる、写真好きの夢を叶えてくれたフルサイズセンサー。

最初のスタートを切ったのは、10年以上のキヤノンユーザーのスタッフが、「撮影したその瞬間から自分だけの色」を求めて、
センサーの進化を考察しながら「自らの夢中とは何か」を語ってくれました。

【SONY】海をみて、過ごす夏の日

海を眺めることが好きなスタッフが、α6700とともに江の島を散歩しました。
肩の力を抜いて、気軽に撮れる夏の海を撮影しています。

【Motorsports photo】望遠レンズで楽しむ

モータースポーツが好きなスタッフが、自動車レースの躍動感のあるシーンを収めています。
様々なミラーレスとモータースポーツ撮影について、自らの経験をもとに語ってくれています。

【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。

Leica M10-Pユーザーのスタッフが、ユーザー目線から、取り回し、ボディ、センサー、描写など、
様々な角度を通して、M10-Pに凝縮された魅力をたっぷりと伝えてくれます。

【FUJIFILM / Panasonic】横長写真同好会 GFXシリーズとS9で65:24を楽しむ。

横長写真に見せらせたスタッフが、65:24というアスペクト比の魅力を語ります。
一般的なアスペクト比と異なった、フルパノラマ写真の世界に新たな発見を見出すことが出来ます。

【Rollei】中判フィルムがなくなったら、カメラはやめる… かもしれない

30年中判フィルムカメラを使い続けるスタッフが、フィルムカメラの使い続ける理由を紹介します。
フィルムについてから始まり、ローライやハッセルブラッドの正方形(スクエア)フォーマットの魅力を感じることが出来ます。

【スタッフが紹介する夢中の世界、「夢中を創る」はこちらから】

今回は総集編ということで、スタッフの「夢中を創る」の一部を紹介いたしました。
総集編では紹介しきれませんでしたが、ほかにも多くの魅力的な夢中を期間中に紹介することが出来ました。
この連載が皆さまにとって夢中になれるきっかけを作れたら幸いです。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年08月31日 19時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【FUJIFILM】X-E4といっしょ

突然の雨も多い今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今年の夏、筆者は避暑地でのんびり過ごす数日がありました。

 

久しぶりの連休を楽しむため、カメラは軽くて取り回しがよい X-E4を、

それからレンズを2本ほど持ち、宿へと向かいました。

宿、と言いましたがキャンプ場の中のコテージでの2泊です。

朝はカメラと、野鳥がいた時のために双眼鏡をもって、キャンプ場内を散策します。

細かな予定はノープランで、長野のどのあたりに向かうか、等話しながら朝ご飯を食べます。

 

ある一日は観光がてら上田へ向かいました。

それぞれのお店の前の蓮が植えられた鉢、 蓮というと遠くから見ることが多く、

近くで見れる機会が少ないため 物珍しく思い、蓮ばかりシャッターを切ってしまいました。 なんだか上から見る「蓮」というのは非常に新鮮な気持ちになります。

今回のおともは標準ズームの「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を使用していますが

淡い花びらのグラデーションも心地よく描写してくれています。

日傘を片手に、コンクリートからの照り返しにじりじり焼かれている感じを覚えながら、あたりを散策します。   コテージに  戻ってからはせっかく天気も良いので、外で食事をしました。

みんなであけよう、と出して頂いたマデイラ・ワイン。

一般的なワインとはすこしカテゴリが異なるようで、まるでお砂糖のような甘さが口に広がります。

これにはお酒に弱い筆者も、一口のんでまた一口・・・。

お酒をのんでいたせいか、焚火の写真も最初の方しかありません。

最終日はうっかり寝過ごし、起きてからはバタバタと荷造りをしてキャンプ場を後にしました。

 

休みとは早いもの。そして夏も始まってしまえば一瞬です。

きっと気づけば、入道雲も写真の中でしか見れなくなってしまうのでしょう。

そんな風に夏に思いを馳せながら、写真を見返すのも、カメラを持ち歩く楽しみであると筆者は思います。


[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月31日 11時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Voigtlander】VMレンズと歩く~SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III & APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type I~

【Voigtlander】VMレンズと歩く~SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III & APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type I~

レンジファインダー用レンズでもいきなりライカレンズは…とお思いの方に、
価格からは想像できない写りや独特の描写を見せる事で人気の高いVoigtlanderのレンズもおすすめです。
今回はLeica M11-Pと共に、新旧2本のVMレンズで撮影してみました。

1本目は優秀な超広角レンズの定番モデル。
SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III VM
ライカMシリーズ互換のVMマウントとSONYのEマウントでも販売されているロングセラーモデル。
レンズ構成も同じでEマウントが最短撮影距離0.3mとVMより少し寄れる程度の違いです。

Voigtlanderの超広角は3種類。
15mmの本レンズに加えて12mmのULTRA WIDE-HELIAR、10mmのHELIAR HYPER WIDEというラインナップ。
今回の15mmはこの3兄弟の中で一番画角が狭く、扱いやすいです。
開放で撮影をしていましたが線も真っすぐと伸び、歪みも殆ど見られません。

 

分かりやすく異世界のような写りをする超広角レンズは、手にしてみると初回は楽しくて
何枚も撮ってしまいますが…「何枚か撮り続けてると飽きてくる」という人も多いはず。
筆者も基本は超広角レンズは殆ど使用した事がありませんでした。
ただ現代ではスマートフォンで撮影する時に「広角モード」の設定にすると約14mmほど。
昔に比べるとこの画角に意外と慣れ親しんでいたおかげであまり違和感は感じません。

歪みも殆ど無い為、このように真正面から大きなものを撮るのも良し。
M11-PやM11の画はややマゼンタや赤に被る傾向が見られ、調整に少し苦労があります。
実際にこのレンズ自体も目を凝らすとM11クラスの高画素センサーには追従できていないのが
分かります。開放で撮影するとやはり年代なりの傾向があるものの、ボディの画作りのクセと
相まってなんだかポジフィルムで撮影したような印象です。

「色々なものを組み立てていき撮影する」という意味で場所によってはこんな撮り方も。
都市を写すには15mmという画角は思っていた以上に馴染みやすい焦点距離にも感じます。
ボディのファインダー内で画角は見えませんが、距離計連動のため、ピントを合わせてから背面の液晶で確認して撮影する
「作法」が必要です。勿論ビゾフレックス2等のEVFをお持ちの方ならそちらで確認しながら撮影できます。

なんだか撮影しながら「子どもの頃に空に手を伸ばしていた」時の事を思いだします。
子どもの時に遠くのものへ手を伸ばす時に「こんなに遠いんだな」と目に見えていたようなイメージが
そのままこの画角だったのではないかと、なんだか懐かしいような不思議な感情です。

お次はこちら、8/29発売の最新モデルAPO-LANTHAR 50mm F3.5 VMです。
まずこのデザインを見て「何か」を感じた方はなかなかのレンズ通ではないでしょうか。
“1950年代に登場したレンジファインダー用レンズを彷彿させる沈胴風デザイン”とはありますが
よく見るとこのレンズ、ニコンS/ライカL39マウントのMicro Nikkor 5cm F3.5によく似ています。
最短撮影距離が0.45mなのも同レンズと同じ。リスペクトに溢れた仕様です。
レンズ構成は全く異なり、6群8枚。異常部分分散ガラスを4枚使用しているという現代仕様。

まずこの写り。なんと開放での撮影。
データを見た時に流石にこれは驚きました。F2のAPO-LANTHARもかなりの写りですが、
F3.5という余裕のある設計に変化し、アポクロマート設計の恩恵を得たこのレンズは
令和に生まれた旧Micro Nikkor 5cmと言っても過言ではありません。

同じく開放、最短撮影距離での撮影です。
ボケの良さや立体感も良く、解像力だけでは語れない何かを持っているレンズです。

同じく開放、最短撮影距離での撮影。
解像力の高さから僅かな動きですぐにピントが動いてしまいます。
ここは先代のF2モデルと同様です。ボケにはクセがなく、F3.5ながら綺麗なボケ味です。

こちらも同様に開放で最短撮影距離での1枚。後ボケも綺麗なものです。
アポクロマート設計によりハイライトに収差が現れそうなこの場面でも全く見られません。

一見何を撮っているのか、本来なら分かりにくいところです。
飛んでいた鳥の群れにピントを置きました。主題もここまで解像力が高いとしっかりと見えるものです。

M11-Pのデジタルズーム機能を使ってみました。こちらは1.8倍。
約90mm相当にクロップしています。クロップなのでボケ感は50mmのまま。
しかし6,000万画素のM11-Pのセンサーなら十分に使える機能。
人によってはレンズ1本をこの機能でカバーする方もいる程、元々の性能の高さを物語ります。

またここでも少しレンズの力を試してみます。
撮影から戻ってきた時に見せたら「意地悪だなあ」と苦笑いされてしまった1枚。
しかし解像力は圧倒的です。10万円しない価格でこんなに優秀なレンズが手に入ってしまうのかと思うと、
当時CarlZeissのOtusと対抗して現れたSigma Art 50mm F1.4の事を想起させます。
日本のレンズメーカーの強い意志を使ってみると感じられる逸品です。

1本目のレンズで撮影したものを別の角度から撮影してみました。
レンズや場所によって同じものでも見方が少し変わります。開放で撮影しているおかげか、
草葉にジャギー等も無く立体感が上手く表現できていると思います。実は撮影中全て開放にしており、
個人的には意図が無い限りは開放で使っていく事にこのレンズの面白さや魅力が詰まっているとも言えます。

状況によってはこのように周辺減光がやや大きくなります。
減光部分のグラデーションはVoigtlanderのレンズによく見られる味の一つ。

あまりにレンズの出来がよく、今回はスナップというよりレンズ自体の能力を確かめたい欲求が湧いてきました。
しっかり応えてくれるAPO-LANTHAR 50mm F3.5は個人的にも同社の製品では屈指の出来と感じます。
50mmレンズのバリエーションが非常に多い事で有名なVMレンズにまた悩ましい選択肢が…

なんだかジオラマのように見えて撮影した1枚。このデータを見た時もレンズの性能の高さに驚きました。
破綻が殆ど無く、細かい線も乱れずにしっかりと写し撮ってくれます。

F3.5=所謂”サンハン”レンズというのは歴史を見ても優れたものが多いのは知っている方も多いはず。
LeicaにはElmarやSummaron、NikonのMicro Nikkor、OlympusのOM Auto W3.5シリーズ、
VoigtlanderのHELIARに続きサンハンレンズの新しい選択肢がここに現れました。
「暗い」の一言で片づけてしまうには勿体無い。むしろ現代のデジタル機であれば、F3.5という絞り値は
ボケを求めない限りは普段使いができる位の性能を今は各社持ち合わせています。

このAPO-LANTHAR 50mm F3.5は沈胴型デザインのTypeI、そして固定鏡胴型のTypeIIがあります。
デザインはお好みで。今回使用したのはTypeIのツートンモデル。重量は250gとなっており、
もう一つのマットブラックペイントはなんと150gという軽量さを実現しています。TypeIIもシルバーは250g、
ブラックは175g。TypeIIはより最短撮影距離が短くなり0.35mまで寄る事が可能です。
お値段はおよそ10万円、一般的な価値観からすれば「10万円!?」とはなるものの、
ここまで高性能なレンズを10万円で手に入れることができる事実は本当に嬉しいものです。

APO-LANTHARに限らず15mmという超広角レンズになるSUPER WIDE-HELIARも10万以下の価格にして
歪みを全く感じさせない写りとコンパクトな鏡胴は大きな魅力です。ちょっと迷っていたあなたも、
VMレンズの世界に踏み入れてみて下さい!



[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica | 掲載日時:24年08月30日 19時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Nikon】高品位画質とプロフェッショナルモデルに迫る本格仕様「D750」で撮影されたポートレート写真

【Nikon】高品位画質とプロフェッショナルモデルに迫る本格仕様「D750」で撮影されたポートレート写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

さて現在開催中の「人物部門」はいよいよ今週末 9/1(日)をもって応募が終了となります!モデルポートレート、家族ポートレート、お祭りポートレートなど人物ある光景を撮影した作品を奮ってご応募ください。みなさまのご参加愉しみにしております。

グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になって人物撮影をしましょう!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Nikon D750」で撮影された動体作品です!
一眼レフ機ならではのクリアな視野率約100%の光学ファインダー越しに見えるな像なら、被写体とのコンタクトもバッチリ!感情や息遣いも伝わる皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】少年から青年へ<投稿作品を見る

【投稿者】M 様

【使用機材】Nikon D750


 

【作品名】france 2015<投稿作品を見る

【投稿者】Terry_S 様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G


 

【作品名】奏る人<投稿作品を見る

【投稿者】G.K 様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm F4.5-5.6G IF-ED


 

【作品名】造る<投稿作品を見る

【投稿者】G.K 様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR


 

【作品名】廃墟の孤独<投稿作品を見る

【投稿者】k_ichiro 様

【投稿者コメント】スタジオ撮影

【使用機材】Nikon D750


 

【作品名】カラーフィルター<投稿作品を見る

【投稿者】かなかな 様

【投稿者コメント】緑色のすりガラス越しに撮影した写真。ガラスというフィルターを通すと、淡く優しい世界観になりました^^

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月30日 18時37分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【PENTAX】モノクロ専用機を使って。

【PENTAX】モノクロ専用機を使って。

PENTAXより発売されている、モノクローム専用機K-3 Mark III Monochrome。
モノクロで撮影することが多い私にとって非常に頼りになるカメラです。

普段は写真しか撮っていない筆者ですが、モノクロ専用機で動画を録ったらどうなるんだろうという疑問が湧きました。
思い立ったら吉日。ということで、モノクロ動画撮影にもチャレンジしてみました。

まずは写真の作例を

写真は言わずもがな非常に美しいモノクロの世界へ連れて行ってくれます。

今回使用したレンズは、PENTAX HD DA35mm F2.8 Macro Limited

軽量コンパクトでありながら、非常に切れ味のある描写をするレンズです。

またHDコーティングが施されており、逆光時の撮影にも重宝します。

Limitedの名に恥じぬ非常にかっこいいデザインのレンズです。

次に動画を。

さすがモノクロ専用機。動画でも非常に美しいグラデーションの白黒世界を描いてくれます。

普段見ている世界をモノクロで見ることで、五感がより研ぎ澄まされ、想像力を掻き立てられる。なんだか知らない世界に来たような感覚になります。

皆さんもモノクロ専用機での写真、動画の撮影いかがでしょうか。




[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年08月30日 18時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Canon】新登場!話題沸騰の「EOS R5 Mark II」をご紹介いたします。

【Canon】新登場!話題沸騰の「EOS R5 Mark II」をご紹介いたします。

本日8月30日(金)、Canonより待望の新製品「EOS R5 Mark II」が発売いたしました。

大量データの高速処理を実現する新エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載した本機は高画質×高速を両立し、EOS R5 Mark II に宿るさまざまな先進機能を実現しました。
従来の映像エンジンDIGIC Xに加え、瞬時に解析処理を行うもう一つの映像エンジン、DIGIC Acceleratorが新搭載。高度な分析が必要とされるAE/AFなどの処理能力が向上したことで、連続撮影速度の向上や電子シャッター時のブラックアウトフリー撮影、フリッカーレス撮影、ストロボ同調速度の高速化、さらには動画性能の大幅進化にも貢献する、EOS史上もっとも強力なエンジンシステムAccelerated Captureは大きな注目ポイントといえるでしょう。

今回はEOS R5 MarkIIの外観とともに、機能面での進化ポイントをおさらいしてまいります。
YouTubeでは今回の新製品について開封しながら解説しております。

今回の記事とあわせてぜひご覧ください。


カメラの質量は約746g(バッテリー、CFexpressカードを含む)、ボディサイズは約138.5(幅)×101.2(高さ)×93.5(奥行)mm。

カメラの心臓部となるセンサーはキヤノンが自社開発した裏面照射積層CMOSセンサー(画面サイズ:約36.0×24.0mm)を搭載。有効画素数最大約4500万画素の高画質と静止画常用最高ISO感度51200の高感度を両立しています。
さらにデータ処理部と画素部を分離・最適化する積層構造により回路領域を拡張し、読み出し速度の高速化と高機能化を実現。これにより、最高約30コマ/秒の高速連続撮影(電子シャッター撮影時)を達成し、EOS R5と比較してローリングシャッターの歪み量を約40%に低減。
動きの速い動体撮影により強くなったEOS R5 Mark IIで野球やテニス、電車などの撮影が捗ること間違いなしです。


EOS R5 Mark IIに搭載されたカメラ内アップスケーリングは、縦横の画素数をそれぞれ2倍、全画素数を4倍に変換し、約1億7900万画素まで画像の拡大が可能です。また新エンジンシステムAccelerated Captureにより測光演算が高速化。測光ブロックをEOS R5比16倍に細分化、6144分割とし、顔・肌・空の領域を検出することで、より細かく被写体輝度を的確に取得することが可能になりました。

ボディ内には5軸手ブレ補正機構を搭載。
広角側から望遠側まで、レンズ内手ブレ補正機構の有無に関わらず一部のレンズを除く、RF/EFレンズ使用時に適切な5軸手ブレ補正を行います。周辺協調制御にも対応しており、中心だけでなく広角特有の画面周辺の手持ち時のブレも抑制。幅広いシャッタースピードで高画質に撮影が可能です。


ファインダーのドット数は約576万ドット、画面サイズは0.5型、倍率/視野角は約0.76倍、視野率約100%。
液晶モニターはバリアングルを搭載。画面サイズは3:2型、約210万ドットです。


従来のAF性能が、新エンジンシステムAccelerated Captureとディープラーニング技術をベースに、デュアルピクセル Intelligent AFへと進化。センサーから得られる大量の情報を瞬時に解析し、多様なAF情報から高精度にAF。高速連写との両立を実現したほか、検出性能の向上やアクション優先・登録人物優先など、トラッキング性能も大幅に向上しました。
また「つかみ」と「追尾」が進化した新次元のトラッキング性能にも注目です。

さらにEOS R3に搭載されていた視線入力の機能が、EOS R5 Mark IIにも搭載されました。
トラッキングと組み合わせたすばやい被写体の切り替えも可能です。


カードスロットは2口搭載。
カード1:CFexpressメモリーカード(Type B / CFexpress 2.0、VPG400 対応) カード2:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II対応)に対応しています。

動画性能も進化を遂げています。さまざまな仕様をCINEMA EOS SYSTEMと共通化。ファイルサイズの軽いProxy動画のスロット2への同時記録など撮影をサポートする機能のほか、CINEMA EOS風のクイック設定画面を追加しています。CINEMA EOSシリーズを除く、EOSシリーズ初となるカスタムピクチャーも採用しました。
8K/60P RAW、4K/60P SRAWをカメラ本体だけで収録。フルHD/30P動画を記録しながら、約3320万画素の静止画を同時に記録できる動画撮影中静止画記録や、Canon Log 3に加えCanon Log 2を搭載するなど、機能も拡充されました。


EOS R5 Mark IIの底部には、「クーリングファン CF-R20EP」からの空気を取り込むダクトが設けられています。
クーリングファンを装着することで、外部から取り込んだ空気を、EOS R5 Mark IIの内部に送り、カメラ内部を冷却して温度上昇を抑制することにより、動画撮影可能時間を延長することができます。


デジタル端子はUSB Type-C。HDMI端子(タイプA)、Φ3.5mmステレオミニジャックに対応。
Type-C端子からの充電・給電が可能です。市販のモバイルバッテリーでは正しく充電されないことがありますので、キヤノン純正アクセサリー「USB電源アダプター PD-E1 / PD-E2」の使用をお勧めいたします。


付属のシューカバー「ER-SC3」もリニューアルされました。
EOS R3の同梱品「ER-SC1」からの進化点は操作ボタンがついたことです。
上部の▼マークがついた操作ボタンを押しながら、両脇のくぼみ、または前方のリブに指をかけてスライドさせることで、脱着が可能です。
従来のシューカバーと比べて着脱が固く、しっかりと固定されますので紛失の恐れや心配が解消されました。


対応バッテリーパックは「LP-E6P」です。電池容量は従来の「LP-E6NH」と同じ2,130mAhですが、「LP-E6P」を使用することで8K動画記録や動画撮影中の静止画記録、プリ連続撮影などの機能が利用できるようになります。
※LP-E6NH/LP-E6Nも使用可能ですが一部機能に制限あり
※LP-E6は使用不可


今回はボディ単体の他に、レンズキットがラインナップに登場しました。
キットレンズは「RF24-105mm F4L IS USM」。
画角全域で、高い描写性能を発揮する標準ズームレンズで、幅広いシーンをカバーしてくれるため手元に持っていると安心する、信頼性の高い1本です。


EOS R5 Mark IIと同時発売で、バッテリーグリップが2タイプ、さらに動画撮影時に使用するクーリングファンが登場しました。

「バッテリーグリップ BG-R20」…バッテリーを2個装填することで長時間連続撮影を可能にするアクセサリー。BG-R10の後継機です。
「バッテリーグリップ BG-R20EP」…バッテリーを2個装填することで長時間連続撮影を可能にしながら、高速通信規格の2.5GBase-Tに対応したEthernet端子を装備。有線での高速通信が可能です。
「クーリングファン CF-R20EP」…EOS R5 Mark IIの動画性能を最大限に引き出す、冷却ファン搭載モデルです。2本のバッテリーで連続撮影可能時間を延長。EOS R5 Mark IIの8K30P撮影において、120分以上の動画記録を実現しています。※縦位置での撮影機能は搭載されておりません。

撮影用途に合わせてご使用いただけます。
キヤノンの冠である「5」を受け継ぐバランスのとれた仕上がりとなっている「EOS R5 Mark II」をご紹介させていただきました。

▼ネットからのご注文は【マップカメラ2年保証対象】!ご予約を承っております!▼
※順次、出荷の予定ですが、新たにご注文いただく際は、お届けまでに半年以上かかる場合がございます。(2024年8月30日現在)

[ Category:Canon | 掲載日時:24年08月30日 17時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【FUJIFILM】私の「わがまま」に応えてくれるレンズ、XF16-55mmF2.8R LM WR。

【FUJIFILM】私の「わがまま」に応えてくれるレンズ、XF16-55mmF2.8R LM WR。

「もしもレンズを1本しか持てないのなら。」
カメラを愛する人間が一度は考えるであろう妄想。1本しかレンズを持つことが許されない、もしそんな世界が訪れてしまったら。
もちろんそんな世界は訪れてほしくありませんが、私なら、口では標準単焦点と言いつつ、実際に選ぶのはこのレンズだと思います。

FUJIFILMのズームレンズ、「XF 16-55mm F2.8 R LM WR」です。
今回はFUJIFILMの「X-H1」と共に様々な場所へ繰り出した思い出を振り返ってみます。

まずは山の中へ。バスを降りてからおよそ2時間のトレッキングコースです。
舗装された道とはいえ夏真っ盛りの山中を歩くのは想像以上に体力を奪われます。
さらに重いカメラを荷物に増やすのは遠慮したいような状況ですが、このレンズはスペックの割に軽量。
この大きさでF2.8通しを実現しているのは、APS-C専用設計であるXマウントだからこそです。

Xマウントのラインナップはどうしても単焦点レンズに目が行きがちですが、ズームレンズでも単焦点並みの優れたレンズ性能は健在です。

そしてFUJIFILMの強みである豊かな色彩表現も生かせます。
こちらの2枚はVelviaを使用。空の青と木々の緑が夏の力強さを感じさせます。

帰り道、田んぼでは稲刈りの真っ最中。APS-CでもF2.8の明るさがあればボケを活かして被写体を浮き上がらせるような撮影が可能です。前ボケ・後ボケともに綺麗に出ています。

シャッタースピードは1/6秒、手持ちで撮影しました。
このレンズには手ブレ補正が入っていません。もし手ブレ補正を使用した撮影がしたいのであれば、ボディ内手ブレ補正を搭載した機種と組み合わせるのがいいでしょう。

今度は海へと向かいました。台風が襲来した直後でテクスチャが多い画面ですが、上手く描いています。

海で撮影をする際に気になるのは、海水がカメラやレンズに与える影響だと思いますが、このレンズは防塵防滴性能も有しているので、過酷な環境でも安心して撮影が可能です。

夜はF2.8通しズームレンズの本領が発揮される瞬間。現代の海の安全を守る灯台と、かつて航海士が目印にした北極星を画面に収めました。海の近くということで光源はほとんど灯台から発される光のみですが、F2.8の明るさがあれば問題ありません。灯台から放たれた光の光跡まで写しています。

今度は動体撮影に挑戦してみました。餌を狙うユリカモメの動きは素早く、手のひらに置いた餌はあっという間になくなってしまいます。ユリカモメは動きを止めてくれませんが、それならば我々がカメラでその動きを捉えましょう。レンズに搭載されたリニアモーターとボディの被写体認識の優秀さを組み合わせればお手の物です。

非球面レンズを3枚使用した贅沢な光学系ですが、ボケもきれいに出ています。

もちろん家から出なくてもシャッターチャンスはたくさんあります。写真1枚だけで朝の光であることが分かるレンズの表現力。FUJIFILMの色をこの描写で、しかも便利なズームレンズで楽しめる。嬉しい限りです。

そしてレンズを所有する上では、レンズそのものの質感も重要なポイントです。このレンズは限られたレンズにのみつけられたレッドバッジを冠し、絞りのクリック感一つとっても高級感が伝わってきます。

これさえあれば何もいらない。そう思えるレンズは一握りですが、このレンズは私の撮りたいものすべてを、私の想像を超えた表現力で写真に収めてくれます。
ズームレンズ派の方はもちろん、単焦点レンズ派の方も、Xマウントユーザーの方は是非一度お試しいただきたい1本です。

▼今回の使用機材はこちら

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月30日 16時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【SONY】相性抜群!ZV-E10×E 55-210mm F4.5-6.3 OSS

SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!

これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!

今回ご紹介する組み合わせは、「ZV-E10×E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」

E 55-210mm F4.5-6.3 OSSとは、ダブルズームレンズキットを購入すると手に入れることができる望遠ズームレンズ。α6400のダブルズームレンズキットでも同じレンズを購入する事ができます。

重量約345gと軽めな設計のため楽々持ち運び可能!旅行先にもおすすめな望遠レンズです。

本レンズは遠くにいる被写体を写すレンズのため、自分の近くにいる被写体を撮影する事には向いておりません。

今回のような動物やスポーツ、演劇、ライブ等の自分が今いる場所から遠くにいる被写体の撮影が概ね想定される被写体でしょう。勿論、動体物撮影以外にも建物の一部分をアップしたり、圧縮効果を狙ったスナップ撮影等、使い方は多種多様に渡ります。

今回は動物園のパフォーマンスショーを撮影させていただきました。こういったシチュエーションだと席を動くことができない事が大半。

本レンズなら遠くの席に座っていても小さな被写体・プレーリードッグを撮影することができました。標準レンズだけではどの動物か分からない程の大きさだったでしょう。

フクロウのパフォーマンスでは客席内をカッコよく羽ばたいてくれました。

カメラのモニター内でフクロウと目が合った時の一瞬を逃さずシャッターボタンを押した事で、写真から飛び出てこちらへ飛んできそうな印象を持つ写真を撮ることができました。

キットレンズと聞くとキレイな写真が撮れないと想像されるユーザーもいらっしゃるかもしれません。しかし写真をご覧頂いてます通り、まるで目の前にオタリアがいるかのような立体感、濡れている質感までお分かり頂けるかと存じます。

このような写真はスマートフォンではなかなか撮れません。ましては今回のようなショーであれば尚更難しいでしょう。肉眼では感じることができない被写体の魅力を写真を撮ることで感じることができる、そういった役目もミラーレスカメラは担うことが出来るのです。

ご飯を貰っているシーン、一瞬の出来事でしたが、カメラ任せで撮れました。オートフォーカス性能が長けているおかげです。

ZV-E10は2021年7月メーカー発表時点ではAPS-Cセンサー搭載カメラとして世界最速0.02秒の高速AFを実現しております。カメラに絶大な信頼を置ける事でより安心して撮影に臨むことができます。

ZV-E10はVLOGCAMという名前であるため動画撮影を想像されるユーザーも多いかもしれませんが、本記事のように決してそうではありません。

似たような機種としてα6400等が候補として挙がるかと思います。ファインダーの有無や内蔵マイクの質の良さなどが主の違いとなりますが、写真の質に変わりはありません。ルックスから選んでいただいたりコストパフォーマンスで選んで頂いたりと、理由は様々。ZV-E10のカラー展開がブラックとホワイトがありますので、ホワイトカラーが欲しいユーザーはZV-E10がオススメです。

ZV-E10はレンズ交換式ミラーレスカメラですので、使用用途に分けてレンズを変更することができます。今回は望遠レンズでしたが、テーブルフォトや広々とした風景撮影などは標準レンズがオススメです。

E 55-210mm F4.5-6.3 OSSと2本持ちでも良いかもしれません。ぜひ下記バナーから他レンズもご覧頂き、自分に相性抜群なレンズを探していただくことが出来たら大変嬉しく感じます。最後までご覧いただきありがとうございました。






[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月29日 18時59分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Nikon】超望遠高倍率ズームレンズを使ってみた。

【Nikon】超望遠高倍率ズームレンズを使ってみた。

今回は、Nikonの超望遠高倍率ズームレンズ NIKKOR Z 28-400mm F4-8を使ってみました。
広角域の28ミリから超望遠域の400ミリまでをカバーした、まさしく超望遠高倍率ズームレンズです。

昨今のNikonでは珍しい、角形フードが付属しております。非常にコンパクトな設計になっております。逆付けもできるので、旅行などに持っていく際にもかさばることなく持ち運ぶことができます。
最短撮影距離は各焦点域によってことなりますが、広角端では20センチまで寄ることができ、テーブルフォトなどにも対応できます。近接から望遠までを収めることができる便利ズームの決定版といえるのではないでしょうか。
重量は725グラムと軽いとは言えないものの、400ミリの超望遠レンズとしては非常に軽くなっております。

今回はNikon Z8と組み合わせて撮影にでかけました。
それでは作例をどうぞ。

流石、超望遠高倍率ズームです。様々な距離から撮影することが可能です。
これまでの便利ズームでは全く届かなかった場所からでも思いのままに撮影することができます。

普段なら距離が足りなくて撮影を断念するような場面でも全く問題なく撮影が可能です。

こちらは望遠端の400ミリで撮影してみました。建物の模様や形をしっかりと描写してくれています。クロップをすることで、換算600ミリで使える点も非常に魅力的なレンズだなと感じました。

今回は、スナップ、植物、野鳥を撮影しましたが、この他様々な被写体にこのレンズ一本で対応できると感じました。普段の撮影はもちろん旅行など、なるべく荷物を減らしたい際にも大活躍間違いなしです。

 

↓↓今回使用したレンズはこちら↓↓


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月29日 17時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Canon】やっぱりEOS RP。

マップカメラの30周年創業もいよいよ終盤!夏の終わりを感じさせる季節になってきました。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

 

・・・

 

私が夢中になっているのは、題名の通り「EOS RP」です。

色々なカメラをみて使ってみて、買い替えを検討したこともありました。

ただ、コンパクトでフルサイズで価格も良心的なEOS RPを手放すことができず

購入してから3年以上経っても大活躍しているカメラです。

近所の散歩や旅行など、どんな場面でも持って行きます。特に旅行では必ず持ち歩くようにしています。

上の写真のように濃くはっきりとした青ではなく柔らかな青で写してくれるのが好きで、晴天の日はよく空を撮ります。

レンズは常にRF50mm F1.8 STMをつけています。たまにズームレンズや広角レンズ、望遠レンズを使用してみますが、

やっぱりこの組み合わせが私にとっては一番です。

なるべくコンパクトにしたいという願いを叶えてくれるRF50mm F1.8 STMですが、
F1.8の丁度良いボケ感や広すぎず狭すぎない焦点距離で非常に使いやすくこちらも手放せません。


使いやすさを追求していて、フルサイズをもっと身近にという想いが込められているカメラですが、長く使用してみて本当にその通りだなと実感します。

撮りたいと思った瞬間をサクッと撮ることができて、さらに綺麗に撮れます。

持ち運びが苦ではなく万能なカメラなので、コンパクトフルサイズカメラで迷われている方にオススメしたいカメラです。

軽さを重視した製品ですが、2620万画素の常用ISO 100~40000と十分な性能です。

他の高感度カメラと比べると劣ってしまうかもしれませんが、暗いシーンもある程度は耐えてくれます。

また、他のボディに比べるとダイヤルやボタンが少なくすっきりしているのでわかりやすいのが特徴です。

 

 

先日、京都へ旅行に出かけましたがその時もこの組み合わせでもっていき、

カメラ未経験の友人に操作方法を教えてからすぐ写真を撮っていたので、抵抗なく撮影できる機種の一つだと思います。

海上タクシーに乗って景色をゆっくり見ていたところ急にカモメに餌やり体験が始まり、AF機能に関してなにも設定せずに撮影をしましたが、撮像面位相差AFが可能なデュアルピクセルCMOS AFを搭載されていたおかげで瞬時に被写体を追ってくれました。撮りたい気持ちに瞬時に応えてくれます。

色々なカメラを試してもやっぱりEOS RPと思わせてくれるほど夢中なカメラです。

これからも共にいろいろな思い出を作っていきたいです。

 

・・・

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年08月28日 16時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【Nikon】視野率約100%の光学ファインダーが最高「D750」で撮影されたネイチャーフォト

【Nikon】視野率約100%の光学ファインダーが最高「D750」で撮影されたネイチャーフォト

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

現在は、新製品部門、人物部門、動体部門、ネイチャー部門へのご応募を受付中。本記事掲載作品のようなネイチャーフォトも大募集しています! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!

グランプリ作品には「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Nikon D750」でご投稿頂いたネイチャーフォト! 高品位画質とプロフェッショナルモデルに迫る本格仕様を、機動力の高い小型・軽量、薄型ボディーに凝縮したカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】苔の庭<投稿作品を見る

【投稿者】G.K様

【使用機材】Nikon D750 + Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED



【作品名】赤い絨毯を駆けまわる白い犬<投稿作品を見る

【投稿者】M様

【使用機材】Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD



【作品名】紅葉と鹿<投稿作品を見る

【投稿者】ゆうべぇ様

【投稿者コメント】奈良 奈良公園の紅葉もすすみ早朝の鹿を追ってみました。

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 70-200mm F4 G ED VR



【作品名】みくりが池<投稿作品を見る

【投稿者】orion2601様

【投稿者コメント】この場から離れたくありませんでした。あまりの美しさに。

【使用機材】Nikon D750



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】senoo norikazu様

【使用機材】Nikon D750



【作品名】愛の花園<投稿作品を見る

【投稿者】M様

【使用機材】Nikon D750


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月28日 11時30分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【FUJIFILM】新品/中古指定商品をご購入でオリジナルレザーキーホルダーをプレゼント!

【FUJIFILM】新品/中古指定商品をご購入でオリジナルレザーキーホルダーをプレゼント!

おかげさまでマップカメラは2024年8月13日に創業30周年となりました。
これまでマップカメラをご利用いただきました多くのお客様にあらためて感謝申し上げます。

皆さまからのご愛顧に少しでもお返しをすることができればという想いから、プレゼント品をご用意しました。
マップカメラドットコムでフジフイルム新品・中古指定商品をご購入いただいたお客様にオリジナルレザーキーホルダーをプレゼントいたします!

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。

キーホルダーのデザインは「FUJINON LENS SYSTEM」ロゴを施しております。

今では誰もが知るフジフイルム「X」シリーズ。
Xシリーズの初代である「X100」の軍艦部に刻印されている「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴは、その後様々なXシリーズカメラに取り入れられてきました。
この「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴの使用を今回特別にメーカーより承諾頂き、キーホルダーのデザインとして取り入れました。
こちらはマップカメラ完全オリジナルとなっておりますので、他のお店では手に入れることが出来ないアイテムです。

表はフジフイルムをイメージするグリーンに箔押しのロゴの刻印をあしらいました。

裏はライトブラウン、ホワイトのステッチのアクセントで可愛らしく仕上げました。
手に馴染みやすい馬蹄型を採用。
革のエイジングにより貴方だけの色みや風合いに育ててみてはいかがでしょうか。

フジフイルムファンにはたまらない、マップカメラだけの限定アイテムです!
無くなり次第終了となりますので、お早めにご購入のご検討をよろしくお願い致します!

スタッフ一同、ぜひ皆様にお使いいただければと願っております。

※1会計につき1点までとさせていただきます。
※8月28日午前11時からのご注文が対象となります。
※二重リングが固く、リングを開いて装着される場合は指や爪を傷めないようにお気を付けください。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月28日 11時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【FUJIFILM】徳島旅をX-H2で撮る。

猛暑日が続く8月も終わりに近づいてまいりました。今年の夏の思い出は出来ましたでしょうか。

筆者は今回、お盆に徳島へ赴きました。

使用機材はFUJIFILM X-H2とFUJIFILM フジノン XF33mm F1.4 R LM WRとフジノン XF18-120mm F4 LM PZ WRになります。

使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR
使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR

まず初めに訪れたのが徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋の下に世界三大潮流の一つと言われている鳴門海峡。
間近で見るためにうずしお汽船に乗船しました。
見頃は春と秋ということで世界一といわれている直径20~30mにも達する渦潮を見ることは出来ませんでしたが、渦潮に接近し自然の凄さを体感することができました。

使用機材はボディレンズ共に防塵・防滴・-10 ℃の耐低温構造を採用しております。船上での撮影では水しぶきがかかる場面もありましたが安心して撮影ができました。

使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR

使用ボディのX-H2は、新開発の裏面照射型約 4020万画素「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサーと、高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、「Xシリーズ」史上最高画質を実現したフラッグシップモデルです。
APS-Cサイズセンサーを採用したミラーレスデジタルカメラで初めてとなる8K/30Pの動画撮影に対応。動物や鳥をAIで検出できる被写体検出AFや5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機構を搭載するなど、幅広いシーンで高画質撮影をサポートしてくれます。
他ボディとは異なりグリップがかなり出ているのでホールドしやすくどのレンズに合わせても手に馴染みます。

使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR

続いては、日本を代表する伝統芸能の一つ人形浄瑠璃を見るべく徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ赴きました。
現在活躍している人形座や太夫部屋の数、人形をつくる人形師の数も群を抜いて多いのが徳島なんだそうです。
太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術を見聞きしシャッターを切るのも忘れるほど見入ってしまいました。

屋敷内を撮るために使用したのがXF33mmF1.4 R LM WR
35mm判換算50mm相当の焦点距離を持つ大口径単焦点レンズ。標準画角で使いやすく開放F値1.4の明るさでより立体的に写すことができてスナップにぴったりなレンズです。

使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR

徳島と言えば今回の旅行のメインでもある阿波おどり
400年を超える歴史を持つといわれる徳島が世界に誇る伝統芸能の1つです。

上記の写真のようにズームレンズであれば広角で全体を撮影し望遠で人物に寄って撮影が可能です。
レンズ交換の時間を短縮し瞬時に切り替えることが出来るものこのレンズの良さです。
※縦写真はトリミングを行っております

使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR

今回の撮影でレンズをフジノン XF18-120mm F4 LM PZ WRにしたのはこのお祭りのためです。
高知のよさこい祭り、愛媛の新居浜太鼓祭りと並び「四国三大祭り」に数えられるほか、秋田県の「西馬音内の盆踊」、岐阜県の「郡上おどり」と並んで「日本三大盆踊り」の一つとされている最大規模を誇るのが本場・徳島県での「阿波おどり」。
参加者や主催者、そして観光客と場内は人で賑わいます。
万能レンズでできるだけ周りに迷惑を掛けないような小型軽量そしてインナーズームと言えばこのレンズです。
35mm判換算27mm-183mm相当の焦点距離をカバーした万能レンズ
質量460g、全長約123.5mm、フィルター径72mmと高い携帯性を誇り「トラベラーズーム」と呼ばれるほどです。

使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR

今回は徳島の魅力と共にオススメの旅カメラを紹介いたしました。

8月終わりは昔から少し寂しい気持ちになりますが、秋の旅に向けて新たな楽しみとカメラを探すことにしましょう。

使用機材はこちら↓



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月27日 17時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【SIGMA】DP2 Merrillと東京の夏

【SIGMA】DP2 Merrillと東京の夏

久しぶりにSIGMA DP2 Merrillを持ち出してみました。

このカメラを手に取ると都市を撮りたくなります。
夏の強い日差しがビル群に遮られて、街中に影と光がはっきりと浮かび上がる光景を写真におさめるのが楽しいです。


このカメラを使う理由はやっぱりFoveonセンサーの存在が大きいです。
3層に分かれたセンサーで光をキャッチすることで、高い解像度を持ちながらどこかフィルムライクな独特の空気感で映し出してくれます。

搭載されている30mmの固定焦点レンズは、35mm換算で約45mmの画角になります。
この画角がまた絶妙で、何でも自然に撮れる感じがお気に入りです。
レンズ自体の解像度も相当なもので、細部までクリアに余すことなく描いてくれるので写真に深みがでます。

こうして東京を歩いてみると意外と緑がたくさんあることに気が付きました。
都会的な風景と緑豊かな部分のギャップが東京の魅力の一つなのかもしれません。


あらめてDP2 Merrillは他では味わえない特別な1台だと感じました。
画質にこだわりがある人もそうでない人も一度は試していただきたい1台です。






[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年08月27日 12時14分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【FUJIFILM】いつものバッグに隙間が出来てしまう?! GFX 50S II + GF50mm の組み合わせ

【FUJIFILM】いつものバッグに隙間が出来てしまう?! GFX 50S II + GF50mm の組み合わせ

「暑い…」
このところ、外を歩いている時にはこの言葉しか出ません。
毎年夏の暑さにはうんざりしていましたが、やはり今年の暑さは格別です。
ニュースでも「不要不急の外出は避けましょう!」と連日のように呼びかけが。

…でも、大人しくクーラーの効いた部屋で1日を過ごしていると、夕方くらいに「やっぱり出掛ければよかった~」となるのが常です。
後悔とストレスを残さないためにも、カメラを持って出掛けることは決して「不要」ではありません。
汗拭きタオルとこまめな水分補給、塩飴も持った。なるべく日陰を歩き、途中涼しそうな建物内に身を寄せ休憩を。
万全な態勢を整え、いざ!

こんな時、撮影機材はなるべくシンプルにしたいもの。でも勿論、画質は妥協したくない。
今回選んだのは、FUJIFILM GFX 50 SIIとフジノン GF50mm F3.5 R LM WRの組み合わせです。

約5140万画素のラージフォーマットセンサーを搭載したGFX 50S II。
新品はこのブログ掲載時(2024年8月)、ボディ単体、フジノン GF35-70mmF4.5-5.6 WRとのレンズキットともに生産を完了しています。
レンズキットが在庫限りという状況で、価格が45万円弱。下取交換値引き5万円の対象となっています。
中古は、ボディ単体で35万円前後から。
35㎜判の中級高画素機と並ぶ価格帯で、よりセンサーサイズの大きな高画素機が手に入ります。

フジノン GF35-70mmF4.5-5.6 WRも35㎜判換算で28~55mm相当と使いやすい小型軽量な標準ズームレンズですが、今回はあえて単焦点レンズをチョイス。
単焦点ならではの明るさと画質、そして何よりそのコンパクトさを重視しました。
質量約355gとGF35-70mmより35g軽く、GFX 50S II 約900gとの組み合わせで1255g。これまた35㎜判一眼カメラ並みです。
そのうえレンズの全長48mmという大きさ。
普段35㎜判一眼カメラに標準ズームを付けたものを収納しているカメラバッグ、その中敷きの仕切りをより狭める必要にかられました。

 

・・・

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)

古本屋などをのんびり見て回るのは、学生時代以来何十年ぶりのことか。

昔は、このジャンルならどのお店が品揃えが豊富、なんていうのも把握していたのですが… 今はただ店先を眺めるばかり。

FUJIFILMカメラの特徴的機能である「フィルムシミュレーション」、今回のカラー撮影には「クラシックネガ」モードを多用しました。
スタンダードである「PROVIA」モードより落ち着いた色調で、少し古びた感のある情景を写すのに適していました。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)

画角は、35㎜判換算で40mm相当と使いやすい標準レンズ。
一歩寄ればアップ目に被写体が強調され、引けばその場の状況も写し出す、まさにスナップ撮影向きの1本です。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)

絞り開放で。開放値F3.5では大きくボカすのは難しいですが、形が崩れず残り自然な感じに。このあたりもスナップ撮影向きに感じるところです。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

モノクロモードの「ACROS」に切り替えて。シャープさとグラデーションの豊かさを兼ね備えていて、好きなモードです。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

門の奥の建物まで写すため1段以上アンダーに。それでも暗部も潰れることなく描写されています。
風景の一部として写った絵馬ですが、個人情報などが写り込んでいないか拡大して確認することに。そのくらい細密に写っています。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

カラーモードだと色が邪魔して雑多なだけの写真も、モノクロモードにした時その緻密な描写が際立ちます。

 

・・・

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(PROVIA)

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)

別の日の撮影。撮影の2時間ほど前まで土砂降りの雨が降っていたのですが、その後の強い日差しで地面はもうすっかり乾いていました。
それでも芝は瑞々しく、鮮やかな緑に。
「クラシックネガ」より「PROVIA」モードの発色のほうが、見た目に近い色味でした。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(PROVIA)

地面すれすれにカメラを構え、背面液晶をチルトさせての撮影。35mm判換算40mmでも、これだけの広がりを表現できます。
手前の柔らかなボケから奥の緻密な描写へ。背景の樹々の葉が非常に細かに表現されていて、立体感を生み出しています。

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

ここでは雑多な色が存在していたのでモノクロ「ACROS」モードに。煩雑さが消え、落ち着いた雰囲気に表現されました。

 

街中でのスナップ撮影に移行。上と同じ理由で「ACROS」モードを継続しました。

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

 

FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)

 

見た目はずんぐりと大柄に感じますが、軽量ボディなうえグリップがしっかりしているので取り回しがよく、中判カメラということを忘れてしまいそうに。
でも、できた写真はまさしく中判、高画質の画に気持ちが昂ります。

まだまだ残暑厳しいなか、GFX 50 SIIとフジノン GF50mm F3.5 R LM WRの組み合わせで軽快に撮影を楽しんでみては?!



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月26日 17時40分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【SAMYANG】V-AFって何?[後編]動画撮影のためのレンズと思いきや写真も撮れる万能レンズだった。

【SAMYANG】V-AFって何?[後編]動画撮影のためのレンズと思いきや写真も撮れる万能レンズだった。

『V-AF』…それはSAMYANGが個人のビデオクリエイターから小規模なプロダクション・映画製作者に向けて作成した小型・軽量のシネAFレンズ。

前編ではV-AFを使った動画撮影について&シネレンズとしての性能について深堀解説を行いました。
まだご覧になられていない方は是非下のリンクからご覧頂ければと思います。

【SAMYANG】V-AFって何?[前編]洗練された統一感でビデオクリエイターを導く

そして、後編はV-AFをあえて写真撮影で利用してみた所、素晴らしい結果をもたらしてくれましたので写真撮影に特化した徹底解説を行っていきたいと思います。

まずはV-AFの簡単なご紹介をさせていただきます。

2024年8月現在で全6種類提供されており、焦点距離は20mm、24mm、35mm、45mm、75mm、100mmがあります。

シネレンズなのでレンズ名はF値ではなく全てT値での表記となっておりますが、カメラ側ではF値で表示されますのでご安心ください。
念のためご説明しておくと、F値はレンズの透過率が100%と仮定した場合の明るさですが、T値は透過率を考慮して算出した正確な明るさを表してくれているので映像現場で露出を揃えるのに重要な数値になります。

そして前編と同じくSONY α7SⅢと共に以下の4本のレンズを使い写真の撮影を行いました。

・V-AF 24mm T1.9
・V-AF 35mm T1.9
・V-AF 75mm T1.9
・V-AF 100mm T2.3

V-AFは8Kにも対応したレンズ設計のため高画質な撮影が可能となっており、8Kは7680×4320の約3300万画素になるので通常の写真撮影にもしっかり使える解像力を持った万能レンズと言えます。

では、まずスペック表を確認しておきましょう。

もうお分かりかと思いますがV-AFシリーズは大きさ、重さなどほとんどの基本設計が統一されており、『ジンバル利用時にレンズ交換後のバランスの取り直し不要』『58mm径で統一しNDフィルターなど共有可』『スイッチ類、フォーカスリングの操作統一』といったメリットをたくさん与えてくれています。

では、ここから作例と共にV-AFシリーズの魅力に迫っていきましょう。


【V-AF 24mm T1.9】

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:125 / 焦点距離:24mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:125 / 焦点距離:24mm

まずは広角域の代表と言っても過言ではない焦点距離24mmで撮影した作例です。

広角になればなるほど空を撮りたくなるのは私だけではないはず。
ダイナミックな撮影が可能なので様々な景色で活躍してくれる事間違いなしです。

24mmなどの広角レンズはボケ量が少なくなりがちですがT1.9(F1.8)のおかげで背景ボケを活かした撮影も可能となっております。
更に最短撮影距離が19cmとかなり寄れるレンズなので、日常生活やテーブルフォトでも使いやすいレンズとなっています。

もう一点注目すべきはフォーカスブリージングがかなり少ない事です。
ピント位置によって画角が変わる現象の事を指すのですが、画角変動が少ない分構図を決めやすいメリットもありますので動画撮影だけではなく写真撮影でも役に立ってくれます。


【V-AF 35mm T1.9】

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

続いて標準的な焦点距離として知られている35mmの作例です。

ファインダーを覗かずに撮影することが増えた昨今では画角的にも50mmよりもちょうどいい切り取り方をしてくれるようになってきていると筆者は感じております。

実際に上の作例のほとんどがモニターを見て撮影をしたものとなっており、モミジの写真に関しては精一杯腕を上げて自分が寄れるだけ寄って撮影しました。
最短撮影距離も使いやすい29cmなので常用レンズとしても活躍してくれそうです。

そして、V-AFは全て絞り羽根が9枚と奇数枚数のため2倍の18本のダイナミックな光芒を表現することもできますので、作例のように光芒を活かした写真も楽しみ方の一つとなります。

更にAPS-C機につけると約52.5mmというこれまたちょうどいい画角として利用できますのでAPS-Cユーザーにもオススメしたいレンズとなります。


【V-AF 75mm T1.9】

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm
絞り:F2 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:75mm

次は中望遠好きの筆者にはたまらない75mmの作例をチェックしていきましょう。

歪みが少ない事もありポートレート撮影で出番の多い中望遠レンズですが、スナップでも使いやすいので主題を際立たせたい時には効果的です。
適度な収差補正で絞り開放からピント面はシャープですがボケ味も柔らかく素晴らしい描写を見せてくれます。

そしてV-AFシリーズ全体でオートフォーカスが静かで高速であるという特徴がありますのでポートレート撮影であったり、風が強い日の花などの動き物にもAF-Cでしっかり食いついてくれますので安心して利用できるのも高評価ポイントです。

派手な発色をするわけはないのですが統一感のある色味のため現像なども行いやすいバランスの取れたレンズだと感じました。


【V-AF 100mm T2.3】

絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:100mm
絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:100mm
絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:125 / 焦点距離:100mm
絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 焦点距離:100mm
絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:100mm
絞り:F2.2 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:100mm

最後にご紹介するのがV-AFの中で一番焦点距離の長い100mmです。

V-AFの中で100mmのみT2.3(F2.2)となっておりF値の違いが出てきますので動画での利用時には露出の違いに注意が必要になってきますが、写真撮影の場合は特に気にせず利用可能です。

圧縮効果が得られる焦点距離なので動画撮影でも特徴的なクローズアップを撮影することもできますし、写真撮影でも風景をガッツリ切り取る事ができるのでスマートフォン撮影で見慣れた写真ではない画を提供してくれます。

最短撮影距離も75mmよりも1cm遠いだけなので100mmの方が最大撮影倍率も大きくなっており、更に望遠になればなるほどボケ量が大きくなりますので被写界深度の浅さを活かした撮影にも利用できます。

V-AFの魅力について前編と後編に分けてお話していきましたがいかがでしょうか。

上のレンズを並べた写真を見ると「ここまで見た目が同じだとレンズの見分けがつきにくくなってしまうのではないか…」と思うかもしれませんがご安心ください。
レンズの側面に大きくレンズ名を記載しているのであらゆる方向から焦点距離の確認が可能なので逆に判別がしやすいと言ってもいいでしょう。

更に基本設計を統一にすることによりレンズとしての実用性と完成度を高めた上で、20mmの296gを除いて280gを一貫して採用し軽量コンパクトに設計されていますのでカメラバッグの省スペース化にも一役買ってくれます。

V-AFという名前からも分かるようにビデオクリエイターに向けて最適化されたレンズシリーズではありますが、写真撮影にも問題なく利用できるレンズである事は間違いありませんので、このような多種多様な利用価値があるV-AFシリーズを是非、皆様のレンズ群に加えてみてはいかがでしょうか。

【SAMYANG】V-AFって何?[前編]洗練された統一感でビデオクリエイターを導く

▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼






[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年08月26日 17時00分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【SONY】ツァイスレンズの魅力をAFで「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」 で撮影されたポートレート写真

【SONY】ツァイスレンズの魅力をAFで「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」 で撮影されたポートレート写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

システム障害に伴い、8/25(土) 夜間帯にフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に作品を新規アップロードいただけない事象が発生いたしました。システム障害発生中にご投稿いただきましたご投稿者様に深くお詫び申しあげます。

本障害に伴い「人物部門」の応募期間を9/1(日)までに延長いたします。残り1週間夏の終わりまでポートレート撮影を存分にお愉しみいただき、ぜひフォトコンテストへのご参加をお待ちいたしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」でご投稿頂いたポートレート! 明るいので背景をボカして人物が浮き上がるような写真を撮れるうえに、コンパクト・軽量・よく写る!と三拍子揃う一本で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】Mature flowers<投稿作品を見る

【投稿者】nabecam様

【使用機材】SONY α7II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



【作品名】その先へ<投稿作品を見る

【投稿者】ju-c-様

【使用機材】SONY α7IV + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



【作品名】忍び込む<投稿作品を見る

【投稿者】ひださん様

【使用機材】SONY α7RIII + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



【作品名】緑<投稿作品を見る

【投稿者】Hiro-photo様

【使用機材】SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



【作品名】幻想的な世界へ<投稿作品を見る

【投稿者】Eiju様

【使用機材】SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月26日 16時42分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

【SONY】ライブ撮影とミラーレス機の付き合い方

【SONY】ライブ撮影とミラーレス機の付き合い方

マップカメラの30周年創業祭もいよいよ終盤!夏の終わりを感じさせる季節になってきました。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

今回の「夢中」はライブアイドルの写真です。

筆者自身がライブアイドルに夢中になっているというわけではなく、今回はこの活動に身をささげている友人の「夢中」をカメラスタッフとして撮影させて頂いた時のお話をさせていただこうと思います。

SONY α7IV +  SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

今回は特別に掲載許可も頂いております。

使用した機材は「SONY α7IV」と「SONY α7CII」
レンズは「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」「TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD」

機材選びの際に意識していることは『感度をある程度高くしてもノイズが少ない事』『フリッカー対策が出来るようにメカシャッターを搭載している事』『瞳AFや動体認識の精度が高い事』『レンズが高速モーターを搭載している事』です。
激しい動きが伴うライブではありますが、連写は1秒間に10コマから11コマ撮影ができればシャッターチャンスは逃す事は無いと考えており、連写性能には特別こだわりはもっていません。

SONY α7CII + TAMRON 35-150mm F2-2.8 VXD

連写の性能にこだわってしまうとボディだけでなくレンズも高速連写に対応したレンズを選ばなくてはいけません。
サードパーティー製のレンズではSONY α1の最高約30コマ/秒やSONY α9IIの最高約20コマ/秒に対応が出来ない事が概ねですが、初めて行くライブハウスや、動員数が全く読めない時は「TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD」を使用しています。
写りも良く、リニアモーターが搭載されているのでAFの反応も速いです。
絞りもF2-2.8なので、暗いステージでもシャッタースピードを速めに設定でき、被写体のブレや手振れも抑えられます。
なにより35mmから150mmという高倍率!様々な撮影が出来るので、グループ全体を1枚収めたり、あおり構図で臨場感を演出することも可能です。

SONY α7CII + TAMRON 35-150mm F2-2.8 VXD

今回のようなステージ上にいる人物の撮影では、データ量を気にせず撮影できる方が良いと私は考えています。なので連写で撮影をし続けるよりも、ここぞという見せ場でシャッターを押す方が容量も抑えられるのでオススメです。
さらに連写にこだわってしまうとシャッター方式も縛りが出てしまうのでこのような照明が多い室内では電子シャッターは向きません。

SONY α7IV + SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

実は私が初めてライブアイドルの現場に足を踏み入れたのも、この友人の応援カメラマンとして参加させていただいた時になります。
周りの迷惑になってはいけないと思い、音を消すため電子シャッターを使い、フリッカー対策はシャッタースピードで補おうと考えていました。
しかし、様々な種類の照明が交互に点灯しているので、なかなか防げるものではなく、せっかくいい写真であってもお蔵入りとなってしまうことも・・・。
さらに、想像した以上にライブの熱気がすごい!メカシャッターの音なんて全く気にならないぐらいの爆音と声援で全くもって不要な気遣いだったと感じました。

もう一つ、電子シャッターを使うデメリットとしては「ローリングシャッター現象」が起きてしまう可能性が高いという事です。「こんにゃく現象」とも呼ばれています。腕を上げたり下げたり横に跳ねたり回転したり、様々な動きが伴うパフォーマンスでは電子シャッターを使うと被写体が歪んでしまいます。

上記の写真は、縦位置で撮影したもので、フリッカーとローリングシャッター現象が両方出てしまっています。せっかく躍動感の伝わる写真でも台無しです。
「SONY α9III」はグローバルシャッター方式が採用されているため全画素で同時露光が可能です。そのためローリングシャッター現象を防ぐことが出来ますが、他の機種で完全に無くすためにはメカシャッターで対策をするしかありません。

SONY α7CII + TAMRON 35-150mm F2-2.8 VXD

シャッター方式などでしっかり対策すれば、思いっ切り手を振り上げた場面でも問題ありません。楽しく動き回るパフォーマーを歪みなく撮影できます。

SONY α7CII + TAMRON 35-150mm F2-2.8 VXD

スタッフとしてライブハウスに立たせていただいているので、観客の邪魔にならないように場所を決めてほとんど定点で撮影させていただきました。
自由に動き回ることは難しかったのですがα7IVもα7CIIも画素数は約3300万画素です。APS‐Cクロップしても約1400万画素ですので、画質に大きな影響はないように感じました。
撮って出しということもあり、ノイズがのってしまっているのが分かりますが、むしろ薄暗いライブハウスでよく耐えてくれているなという印象です。

SONY α7IV + SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

お酒を飲んで盛り上がっている方がいました。ライブ中にお酒を飲めるのもライブハウスの醍醐味です。
この日は3時間ほど腕を持ち上げて撮影していました。「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」は望遠レンズF2.8通しでありながら、約1045gです。以前のモデル「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」では前側に重心が傾いてしまっていたため、新型モデルは持った時のバランスが改善されており腕への負荷をだいぶ軽減できました。

SONY α7IV + SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

出演メンバーも他のグループが歌っている時はフロアに立ち、観客と共に歓声を送っていました。
パフォーマーのこのような姿が見られるのもライブアイドルの素晴らしい所です。

今回は特別に撮影と掲載許可を頂いています。
グループやスタジオによっても撮影には細かなルールが設けられていることが多いので、参加されるライブのルールをしっかりご確認ください。

撮影協力:「sommeil sommeil」


夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 





[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月25日 18時35分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古ポイント3倍 決算セール

PAGE TOP