
長く続いた雨もようやく落ち着き、秋らしい陽気が感じられる今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、開催を目前に控えた「川越まつり」にちなみ、昨年撮影した祭りの様子とともに機材をご紹介いたします。


今回使用した機材は『SONY α7 IV』と『SONY FE 24-105mm F4 G OSS』です。
川越は「小江戸」とも呼ばれ、江戸情緒を残す歴史的な町並みが魅力の観光地で当ブログでも、たびたび撮影地として登場しています。
そんな川越で毎年10月に開催されるのが「川越まつり」です。
2026年は10月17日(土)・18日(日)の2日間にわたって開催予定。
370年以上の歴史を持つ祭りで、「川越氷川祭の山車行事」として2005年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつとして登録されています。



今回掲載する写真は、昨年の川越まつりで撮影したものです。
使用した『SONY α7 IV』は、有効約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
レンズには、広角24mmから中望遠105mmまでを1本でカバーする『FE 24-105mm F4 G OSS』を組み合わせました。
昼過ぎに川越へ到着すると、すでに駅周辺から多くの人で賑わい、町全体がお祭りらしい活気に包まれていました。
人の多い祭りの撮影では、立ち位置を自由に変えることが難しい場面も少なくありません。そんなとき、広角から中望遠まで幅広くカバーできるズームレンズは非常に頼りになる存在です。
『FE 24-105mm F4 G OSS』は、最短撮影距離0.38m、最大撮影倍率0.31倍。 105mm側で被写体を大きく引き寄せることはもちろん、24mm側では手元やその場の空気感を含めて広く写すことができます。



ひとつの場所に立ったままでも画角を自在に変えられるのは、こうした混雑する祭りの撮影における標準ズームレンズの大きな強みだと感じます。
また、明るい屋外や逆光の場面で重宝したのが、約368万ドットの高精細Quad-VGA OLED電子ファインダーです。上位モデルのα1やα7S III同様に明るさと色温度の調整が可能で、周囲の環境に左右されにくく、ファインダーを覗きながら撮影に集中できます。
さらに、α7 IVには角度を自在に調整可能なバリアングルタイプの横開き背面モニターが搭載されています。
人混みの中でカメラを低く構えたり、少し高い位置から撮影したりと、無理な姿勢を取らずにさまざまなアングルを試せる点も祭り撮影では便利でした。



祭りを楽しみながら歩いていると、神輿の行列が目の前に現れました。
川越氷川神社の神幸祭では、神輿に乗った氷川の神様が町を巡行します。
現在の川越まつりへとつながる歴史を感じさせる伝統的な行事で、祭囃子とともに行列が進んでいく姿を眺めていると、それまでの賑やかな雰囲気から空気が一変したようにも感じられました。



思わず息をのむ、荘厳な光景です。 ここでは踊り手にピントを合わせて撮影してみました。 α7 IVの「リアルタイムトラッキング」を使用しています。
SONY独自の物体認識アルゴリズムにより、色、模様(輝度)、被写体距離(奥行き)からなる空間情報のリアルタイム高速処理を可能とし、フォーカス枠が被写体の状況に応じてシームレスに顔や瞳に変化していきます。



望遠側ではもちろん、広角側で人物を小さく捉えた場面でもしっかりと追従してくれました。
人が絶えず行き交い、被写体との距離も変化しやすい祭りの撮影では、この追従性能の高さを実感できます。 ひと通り祭りを楽しんだところで、帰る前に川越氷川神社へお参りに向かいました。
多くの参拝客で賑わいながらも、境内にはどこか落ち着いた空気が流れています。上の3枚はいずれもF4で撮影しています。
『FE 24-105mm F4 G OSS』は9枚羽根の円形絞りを採用し、球面収差の形状を最適化することで、高い解像性能と柔らかなぼけ描写を両立しています。
色とりどりの縄や浴衣の模様、紙の質感、そして水面のきらめき。細かな部分まで丁寧に描きながら、その場の空気感まで一枚の写真に閉じ込めてくれるような描写が印象的でした。

いかがでしたでしょうか。
広角から中望遠まで1本で対応できる『FE 24-105mm F4 G OSS』と、高いAF性能を備えた『α7 IV』の組み合わせは、次々と撮影シーンが変化する祭りとの相性も抜群です。
これから各地で秋祭りが開催される季節。
身軽な装備でさまざまな光景を撮影したい方は、ぜひ機材選びのひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
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