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792:撮れば撮るほど深みにハマる『FUJIFILM フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』

792:撮れば撮るほど深みにハマる『FUJIFILM フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』

2022年08月30日

絞り:F4 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1250 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

GFレンズの豊富なラインナップの中から本日は『FUJIFILM フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』をご紹介します。5段分の手ブレ補正を搭載した焦点距離95mm相当(35mm判換算)最大倍率0.5倍の中望遠ハーフマクロレンズです。スタジオポートレートやライティングを使った物撮りなどで真価を発揮するであろうレンズですが、今回はスナップメインで撮影してまいりました。この世のあらゆる質感、ディテールに迫りたくなる一本。是非ご覧ください。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:3200 / フィルムシミュレーション:PRO Neg. Hi
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

室内の照明はあまりなく、外光だけが頼り。ISO感度も高めでレンズにとってもこんな状況で使ってくれるなという撮影環境でしたが、結果的に『GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』の写りの良さを実感するカットになりました。地面の凸凹や下駄も素晴らしい描きこみ。これで開放絞りというのですからちょっと衝撃的です。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:1250 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

絞り:F5 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

ふと目にとまった「ポール」を撮る、それだけで感動できてしまう。想像した通りの見事な「金属」の質感描写です。他にも畳、カーテン、陶器、木製家具など質感がそれぞれに異なる被写体を見つけては撮り続けていました。「よく写る」ことが楽しくてそれだけで楽しくなってしまうレンズです。

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:640 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:640 / フィルムシミュレーション:PRO Neg. Hi
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

水面に反射した夕日で目が眩むシーン、逆光耐性もとても優れています。夕日でライティングされているとはいえ、拡大してみると葉脈がくっきりと写っていてレンズの解像力を改めて思い知らされました。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:1000 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

田園地帯で電球などの灯りもなく、太陽の光も雲に遮られ満足に届きません。分かりにくい画で恐縮ですが、この条件でここまで撮れてくれるか!という個人的な感動が詰まった一枚です。僅かな光をしっかりと掬いあげてくれました。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400 / フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

ボケ味の綺麗さを見ていたら、このレンズでポートレートを撮ってみるのも面白いかもしれないと思いました。『フジノン GF110mm F2 R LM WR』や『フジノン GF80mm F1.7 R WR』という王道のレンズがありますが、その2つともまた違う表現ができるのではないでしょうか。

 

絞り:F16 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:1600 / フィルムシミュレーション:PROVIA
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

開放絞りでF4のレンズなので夜間の撮影は難しいかなと思いつつ、ISO感度はなるべく上げずに1/25秒でシャッターを切ってみましたが手振れ補正の効果もバッチリです。

 

絞り:F4 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:1600 / フィルムシミュレーション:ACROS
使用機材:FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro

 

夜間の照明の光を頼りに街路樹の葉を撮影。なんともアーティスティックな仕上がりになりました。滲んでいくような前ボケの表現やシャープすぎないピント面。『FUJIFILM フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』はシーンごとの光の特性を掴むのがとてつもなく上手いレンズなのではないでしょうか。

 

撮れば撮るほど深みにハマる。

撮影前は解像力を究極に突き詰めたレンズという凄みを感じる反面、「大きくて、重そう」という印象でした。しかし実際に撮った画を見てみると中望遠らしい圧縮効果やボケの綺麗さ、光の条件によっては柔らかな表現をするレンズにどんどんとのめり込んでいきました。解像力がすごいのはもはや言わずもがな。プロの仕事用レンズとして必須の一本であることは間違いなし、そうでなくともまずは他に必要な機材があるのに欲しくなってしまう一本でした。GFレンズ最高峰の解像性能を誇る『FUJIFILM フジノン GF120mm F4 R LM OIS WR Macro』。一度手にしてしまえば手放せない宝物をぜひ。

Photo by MAP CAMERA Staff

 



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