使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
軽量パンケーキレンズ『FUJIFILM フジノン XF18mm F2 R』をご紹介します。重さわずか116gというこの小型大口径レンズは、35mm判換算で27mm相当です。いわゆるお散歩撮影にピッタリ。付けっぱなしにして持ち歩き、毎日スナップを撮るのにこれほど向いたレンズはなかなかなさそうです。開放F値がF2通しなので、暗い場面であってもばっちり撮影することができます。ポートレートや動物撮影でも、被写体にレンズを意識させずに撮影できるという面において重宝します。この薄いレンズの中には幾重にもガラスが連なっており、第5レンズは開放F値を明るくするために、第7レンズはレンズを薄くするのに役立っているガラスモールド非球面レンズです。最終レンズはセンサーの手前ギリギリまで近づけられていて、周辺減光などを抑えつつレンズの薄型化を実現しました。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
馬の運動場に行きました。何頭かいる馬が一頭ずつ順番に走るのですが、筆者が着いたときには最後の馬が運動していました。印象的だった脚元を、カメラを低く構えて撮影します。駆け抜ける馬の脚が宙に浮いた迫力ある一枚が撮れました。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
シャボン玉を飛ばす活動をしている人を泡師と呼ぶそうです。その泡師の方が公園でシャボン玉を飛ばしていらっしゃいました。一振りでたくさんのシャボン玉ができ、それを子供たちが追いかけます。シャボン玉を飛ばす方向を変えれば子どもたちが走る向きも変わります。まるで泡で操っているかのよう。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
犬の散歩を仕事にしていらっしゃる方に会いました。この日連れていたのはなんと14匹。1人と14匹の大移動は遠目にも目立ち、道行く人の注目の的でした。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
夕刻。夕陽が地下鉄の入口をまぶしく照らします。透明な壁についた見えない傷が、夕陽によって無数に浮かび上がります。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
おしゃれなレストランに立ち寄ります。ここのプリンは美味しそうで、いつか食べてみたいと思っていたのです。絶妙な硬さのプリンに、絶妙なほろ苦さのカラメルがかかり、なんとも大人っぽい気持ちになりました。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
プリンの上を見ると、ドーム状の天井に美しい模様が描かれていました。ドームの真下からは円に見えますが、少し外れると目のようなレモン型になり、模様も相まってまるで瞳のようです。
使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18mm F2 R
攻めたデザインの階段。これで公共施設だというのですから驚きます。螺旋階段の下には何もないことが多いですが、こちらには真っ赤なソファーがあり、見つめているとつい吸い込まれそうになります。
ボケ味を楽しめるパンケーキレンズ
お散歩撮影にぴったりなレンズです。邪魔にならず、威圧感もないので構えられてしまうこともなく、明るいためシャッタースピードを上げて狙うこともできます。視界に入る範囲を自然に写し取ることができ、素直な描写とたっぷりとしたボケ味が魅力です。いつでもそばに置いておきたい──。そんな気持ちにさせてくれるレンズです。
Photo by MAP CAMERA Staff