Select Language

【FUJIFILM】X-T3「F-Log&外部収録のメリットとは?」

[ Category: FUJIFILM|掲載日時:2019年05月13日 11時00分]


前回のブログ【ATOMOS】FUJIFILM X-T3でF-Log・10bit外部収録を試すではF-Log&外部収録での撮影を行いました。
今回は前回詳しく紹介の出来なかった「F-Log」&外部収録のメリットを紹介いたします。



・センサーの持つダイナミックレンジを最大限引き出せる
「F-Log」はグレーディングが必須になるため、導入にハードルを感じる方も多いかもしれませんが、通常ガンマよりも広いダイナミックレンジを持つガンマカーブが使用できます。
※F-Logの仕様・詳細ついてはこちら(公式サイトが開きます)

上図のようにLogで撮影した映像は眠い色(コントラストの浅い映像)となり、そのままの再生には適しません。
しかし、Logは編集時に調整できるレンジが最大限保持されるように設計されており、カラーグレーディングに最適な映像として記録されます。自分好みに映像のルックをコントロールしたい方はぜひ活用してみてください。

F-Logでの高感度撮影


使用機材:FUJIFILM X-T3+XF16-55mm F2.8 R LM WR
撮影設定:ISO6400/ATOMOS NINJA INFERNO外部記録

暗部が潰れずにハイライト部までバランスよく記録されていますが、ノイズが目立つ映像となりました。
Log撮影全般に言える事ですが、F-Logのグレーディング前の映像は、ほかのガンマカーブに比べて広い階調を記録しているために暗部のノイズが目立ちやすくなっています。
※正しい露出での撮影後、編集で適切な明るさにグレーディングすることでノイズの少ない映像に仕上げることが出来ます。

グレーディング後

目立っていた暗部のノイズもグレーディング後には目立たなくなりました。
グレーディング後に「ノイズが気になる」といった結果にならないように、F-Log撮影する場合は、事前にテスト撮影を行い、グレーディングを含め最終の画質を確認するのがオススメです。
また、新機能「4Kフレーム間NR」や編集ソフト側でのノイズ処理を行うのも高感度ノイズ対策には効果的です。


・「ETERNA(エテルナ)」のLUTを適応できる

「F-Log」を使用するメリットの一つがこのLUTを使用できる点ではないでしょうか。
ETERNAは「永遠なるもの」を語源に持ち、 「永遠に残る傑作・名作を映像クリエーターの皆さまに創造していただきたい」との願いが込められ、今まで様々な映像作品に使用されてきました。
この映画用フィルムのルックを個人でも気軽に使えるのは大変魅力です。
使用は本体内のフィルムシミュレーションでも可能ですが、編集時にルックを決めたい場合にはとても便利です。


・「F-Log」4:2:2 10bit収録(ATOMOS)

SDカード収録時は「4:2:0 10bit」記録ですが、HDMIからは「4:2:2 10bit」出力が可能となり情報量が増えます。
4:2:2と4:2:0はモニターで再生するだけであれば、人間の視覚的にはほとんど違いが分からないレベルですが、色差情報には数値的な違いがあり、グレーディングなどの編集作業をされる方には大きなメリットとなります。

ProResDNxHRといった、編集に最適なコーデックで保存することで、画質や編集作業などポストプロダクションの面で有利な部分が多くなります。※Apple ProResの使用が承認されている製品(公式サイトが開きます)
今回はX-T3での収録を行いましたが、ATOMOSは様々なメーカーのカメラに対応しています。例えば、お問い合わせの多いSONY α7IIIでは一般的に下図の様なワークフローとなります。(X-T3も大まかなワークフローは同じです)

SONY α7SII+ATOMOSの紹介記事はコチラ⇒【ATOMOS】 4K収録の強い味方、SHOGUN × α7SIIで4K収録を試す

マップカメラはATOMOS製品の正規販売店です。
新品・中古、純正アクセサリーも各種お取り扱いございますので、ご気軽に在庫状況・価格お問い合わせください。


・・・・・

少し前まで動画機能に強いメーカーと言えば"Panasonic"や"SONY"をイメージする方が多かったのではないでしょうか。
そんな中、FUJIFILMは4K/60P、10bitなどプロ仕様の動画性能を搭載した「X-T3」を発売。
また、専用のシネレンズ「MKシリーズ」をラインナップさせるなどFUJIFILMのミラーレス動画市場への本気度が伺えます。
同社のレンズは既に放送・映画界では「FUJINON」というブランドで広く知られており、憧れのシネレンズがマウントアダプター無しでネイティブに使えるのは魅力の一つです。
「X-T3」をはじめ、今後のXシリーズの4K動画は、新しいデジタルシネマの形を作る存在となっていくのではないでしょうか。

▼映像関連ブログのバックナンバーはこちら▼

null
null

▼おススメ機材▼



〓〓商品ピックアップ〓〓〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category: FUJIFILM|掲載日時:2019年05月13日 11時00分]

面白いと思ったらコチラをClick!39票


桜の季節。

【Canon】桜の季節[2020年03月29日]

少し前に桜の開花がニュースで流れた。 桜の前に立ち止まり、思い思いに写真を撮る人は多い。自分もそんな一人で、休日の空き時間に桜が咲いている場所へ足を運んだ。 使用機材:Canon EOS 5D Mark III + EF15mm F2.8フィッシュアイ 使用機材:Canon EOS 5D Mark III + EF15mm F2.8フィッシュアイ 使用機材:Canon EOS 5D Mark III + EF15...
続きを読む
日録新卒カメラvol6

日録新卒カメラvol.5 ~Nikon D800~[2020年03月28日]

「日録新卒カメラ」は、昨年の春に入社した新卒による短期連載ブログです。 マップカメラで働き始めてから早いものでもうすぐ1年。 入社前から大切に同じ機材を持ち続けている人。 初めて自分のカメラを購入した人。 システムがガラッと変わった人。 いろんなカメラをたくさん集めた人。 十人十色、様々なカメラへの向き合い方があった1年間です。 この連載では各々が持っている機材や、...
続きを読む
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

【OLYMPUS】お気に入りのレンズで根津神社・桜を撮る[2020年03月28日]

今回は東京都文京区にある根津神社に参拝と撮影に行ってまいりました。 いわゆる「谷根千」(谷中、根津、千駄木)と呼ばれる地域に行くのは今回が初めてです。 また、根津神社は特段、桜の名所というわけでもなく、境内に数本の桜があるだけなのですが、この時期に撮りたい被写体と言えばやはり桜。「桜の写真が撮りたい」「行ったとことのない所で撮影をしたい」という二つの動機から、行き当たりばった...
続きを読む
null

【Canon】日々の写真を覗いてみました[2020年03月28日]

だんたん暖かくなってきて外に出てのんびり歩きたいと感じておりますが それもなかなか難しい日々。 ふと手元のスマートフォンの画像を見返してみました。 毎日持ち歩き日々を一緒に過ごしておりますが、記録として撮って そのままで見返すことも少ないかもと気が付きました。 「Canon iNSPiC ZV-123」を持ち出してみました。 このカメラ、スマートフォンのプリンターとして使うことが...
続きを読む
Nikon F2

日録新卒カメラvol.4 ~Nikon F2~[2020年03月27日]

『日録 新卒カメラ』は、昨年の春に入社した新卒による短期連載ブログです。 マップカメラで働き始めてから早いものでもうすぐ1年。 入社前から大切に同じ機材を持ち続けている人。 初めて自分のカメラを購入した人。 システムがガラッと変わった人。 いろんなカメラをたくさん集めた人。 十人十色、様々なカメラへの向き合い方があった1年間です。 この連載では各々が持っている機材や...
続きを読む