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【SONY】真夏の光と街を活かした、ファッション撮影の舞台裏

【SONY】真夏の光と街を活かした、ファッション撮影の舞台裏

マップカメラのカメラ×ファッション特別コンテンツ「LOOKBOOK」から、第2回「FUJIFILM×Fashion」の撮影の裏側をご紹介します。

今回の撮影には「SONY α1」と「TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」「SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」を使用しました。クリエイティブルックは「FL」に設定し、LOOKBOOK本編とは異なる、ほぼ撮って出しの作例で撮影時の光や描写を振り返ります。

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDで撮影

SONY α1とTAMRON 35-150mm F2-2.8で歩道橋上の人物を撮影

約50mmで撮影しました。歩道橋の上は立ち位置が限られ、後ろへ大きく下がることができません。35mmから使えるこのレンズなら、その場の広さに合わせて画角を調整しながら、人物と街並みを無理なく一枚に収められます。

背景には道路や建物の様子を残していますが、人物の後ろは大きくぼけているため、場所の雰囲気を伝えながら主役をしっかり見せることができました。看板や建物が多い街中では、明るい開放F値によるボケが背景整理にも役立ちます。

望遠側まで一本で対応できるだけでなく、50mm付近を選べることで、幅の限られた場所でも撮りやすい。このズーム域の広さは、撮影場所を選びにくいロケーションで大きな安心感につながりました。

SONY α1とTAMRON 35-150mm F2-2.8で光と影の中に立つ人物を撮影

壁に差し込んだ強い光と影を活かして撮影しました。斜めに伸びる光の境界に人物を置くことで、シンプルな背景の中でも自然に被写体へ視線が向かう構図にしています。

直射光を受けた白い服と暗く沈んだ壁には大きな明暗差がありますが、髪や服、壁面の細かな質感まで残り、硬い光ならではの立体感が出ました。光の形を見つけてから人物の位置を決める場面でも、撮影者が大きく動かずに画角を細かく調整できるため、人物と影のバランスを取りやすく感じました。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで撮影

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで前ボケ越しの人物を撮影

F4開放で、カメラを構える姿を少し離れた位置から切り取りました。手前の植栽をぼかして入れることで被写体との間に奥行きが生まれ、手前の手すりの曲線まで取り込んだ構図の中でも、人物へ自然に視線が向かいます。

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで空と高層ビルを背景に人物を撮影

次は、カメラを構える瞬間を少し低い位置から撮影しました。空と高層ビル、木々を背景に入れていますが、望遠域の狭い画角とやわらかなボケによって情報が整理され、人物とカメラがすっきり浮かび上がっています。

黒い服やグローブの質感を残しつつ、明るい空とのコントラストも自然にまとまりました。背景が散らかりやすい街中でも、必要な要素だけを引き寄せて主役を明確にできるのは、70-200mmを人物撮影で使うメリットです。

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで葉越しにカメラを構える手元を撮影

F4開放で手前の葉を大きくぼかし、カメラを構える手元にピントを合わせました。葉は輪郭を残さずやわらかく溶け、ピントの合った手元とカメラが自然に浮かび上がります。人物全体ではなく一部分を切り取る場面でも、前景と背景の距離を重ねることで画面に奥行きを作ることができました。

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIでベンチに並べた2台のFUJIFILMカメラを撮影

ベンチに並べた2台のカメラを撮影しました。ピントを合わせたボディやストラップの質感はしっかり残しながら、背景はやわらかくぼけています。人物撮影だけでなく、小物を周囲の雰囲気と一緒に見せたい場面でも、余計な情報を抑えながら主役を整理できました。

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで黄色い壁を背景にカメラを持つ人物を撮影

画角を50mm 絞り値をF5.6で撮影しました。黄色い壁を背景に、カメラを持つ姿を切り取りました。強い日差しが当たる場所だったため、人物だけでなく壁に落ちる影まで画面に入れ、黄色・白・黒の色面と影の形を意識して構図を決めています。

大きくぼかして人物だけを浮かせるのではなく、黄色い壁そのものを画面の要素として使えるのもこの作例のポイントです。白い服、黒いカメラ、鮮やかな黄色という色の対比に加えて、輪郭のはっきりした影まで写し込むことで、シンプルながらグラフィカルな一枚になりました。F5.6まで絞ることで、カメラだけでなく服やアクセサリー、壁に落ちた影まである程度しっかり見せることができます。直射光を受けた白い服と黒いカメラの明暗差が大きい場面でも、服の立体感やカメラのダイヤルまで確認できます。

SONY α1とFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIのハーフマクロでFUJIFILM X-E5を撮影

最後はカメラそのものにぐっと寄り、ボディ上面のダイヤルやレンズ周りを切り取りました。FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは、ズーム全域で最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影に対応しています。望遠ズームの画角を活かしたまま細部へ寄れるため、人物撮影の流れを止めずにディテールカットまで押さえられました。

左下から強い光を入れていますが、ピントを合わせたボディやダイヤルの輪郭はしっかり残り、そこから前後へなだらかにぼけています。一日の撮影で人物、引きの構図、小物のアップまで一本で対応できる点は、実際のロケーション撮影で便利に感じた部分です。

撮影を終えて

今回は、立ち位置が限られる場所で使いやすいTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDと、望遠らしい背景整理に加えてハーフマクロまで対応するFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIを使い分けました。

LOOKBOOKでは現像後の完成した写真を掲載していますが、この記事でご紹介したのは、ほとんどが撮って出しの作例です。仕上がったLOOKBOOKと見比べながら、撮影時の色や光、レンズによる切り取り方の違いもお楽しみください。

「Camera is Fashion」カメラと服は、どちらも自分の暮らしに寄り添うもの。お気に入りの装いで街へ繰り出し、心惹かれたものにシャッターを切る。マップカメラが魅せるLOOKBOOKシリーズを、ぜひご覧ください。


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[ Category:etc. | 掲載日時:26年09月07日 19時06分 ]

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